JPH09330909A - 表面処理装置およびこれを用いた表面処理方法 - Google Patents
表面処理装置およびこれを用いた表面処理方法Info
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- JPH09330909A JPH09330909A JP14928896A JP14928896A JPH09330909A JP H09330909 A JPH09330909 A JP H09330909A JP 14928896 A JP14928896 A JP 14928896A JP 14928896 A JP14928896 A JP 14928896A JP H09330909 A JPH09330909 A JP H09330909A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高度の真空排気能力を必要とすることなく、
高速で信頼性の高い表面処理を実現する。 コンパクト
かつ低コストであって信頼性の高い表面処理をおこなう
ことのできる表面処理装置を提供する。 【解決手段】 本発明の第1の特徴は、処理室内に設け
られた被処理基体の表面に反応性ガスを噴射することに
より前記被処理基体の表面処理を行う表面処理装置にお
いて、前記処理室内を所望の圧力に真空排気する真空排
気手段と、ガス導入部と、ガス噴射部とを有し、前記ガ
ス噴射部から、前記処理室内に反応性ガスを噴射するよ
うにガス流路を形成するノズルと、前記ノズルの前記ガ
ス導入部に、所望のデューティ比を有するパルスとし
て、前記反応性ガスを間欠的に供給するパルスガス供給
手段と、前記被処理基体の表面に沿って高圧の清浄化用
ガスを噴射することにより前記被処理基体表面の残留ガ
スを除去する清浄化手段とを具備し、前記洗浄化ガス供
給手段は、前記パルスガス供給手段のパルスのタイミン
グに応じて間欠的に駆動せしめられることにある。
高速で信頼性の高い表面処理を実現する。 コンパクト
かつ低コストであって信頼性の高い表面処理をおこなう
ことのできる表面処理装置を提供する。 【解決手段】 本発明の第1の特徴は、処理室内に設け
られた被処理基体の表面に反応性ガスを噴射することに
より前記被処理基体の表面処理を行う表面処理装置にお
いて、前記処理室内を所望の圧力に真空排気する真空排
気手段と、ガス導入部と、ガス噴射部とを有し、前記ガ
ス噴射部から、前記処理室内に反応性ガスを噴射するよ
うにガス流路を形成するノズルと、前記ノズルの前記ガ
ス導入部に、所望のデューティ比を有するパルスとし
て、前記反応性ガスを間欠的に供給するパルスガス供給
手段と、前記被処理基体の表面に沿って高圧の清浄化用
ガスを噴射することにより前記被処理基体表面の残留ガ
スを除去する清浄化手段とを具備し、前記洗浄化ガス供
給手段は、前記パルスガス供給手段のパルスのタイミン
グに応じて間欠的に駆動せしめられることにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面処理装置およ
びこれを用いた表面処理方法に係り、特に反応性ガスの
供給方法に関する。
びこれを用いた表面処理方法に係り、特に反応性ガスの
供給方法に関する。
【0002】
【従来技術】インダクションプラズマ法やDCプラズマ
ジェット法により、ガスをプラズマ化して、活性化し反
応性を高めた状態で、このプラズマ化されたガスを被処
理基体表面に向けて高速で噴射させることにより、薄膜
形成あるいはエッチングなどの表面処理を行うという技
術は既に公知であり、半導体薄膜の形成あるいはエッチ
ング等に広く利用されている。
ジェット法により、ガスをプラズマ化して、活性化し反
応性を高めた状態で、このプラズマ化されたガスを被処
理基体表面に向けて高速で噴射させることにより、薄膜
形成あるいはエッチングなどの表面処理を行うという技
術は既に公知であり、半導体薄膜の形成あるいはエッチ
ング等に広く利用されている。
【0003】ところで、プラズマを用いた薄膜形成を行
う場合には、プラズマ化され反応性が高められたガス
を、処理対象である被処理基体まで、超音速で短時間に
到達するように導く必要がある。これは次のような理由
による。プラズマ化されたガスを短時間で被処理基体ま
で導くことができないと、励起状態(活性状態)を維持
することができず、被処理基体と反応生成物との密着性
が低下し、反応生成物の剥離等の不都合が生じたり、ま
た、成膜速度が低下し、作業効率が低下することになる
からである。また、エッチングの場合にはエッチング速
度が低下するなどの不都合が生じることもある。
う場合には、プラズマ化され反応性が高められたガス
を、処理対象である被処理基体まで、超音速で短時間に
到達するように導く必要がある。これは次のような理由
による。プラズマ化されたガスを短時間で被処理基体ま
で導くことができないと、励起状態(活性状態)を維持
することができず、被処理基体と反応生成物との密着性
が低下し、反応生成物の剥離等の不都合が生じたり、ま
た、成膜速度が低下し、作業効率が低下することになる
からである。また、エッチングの場合にはエッチング速
度が低下するなどの不都合が生じることもある。
【0004】また、プラズマ化されたガスは、非常に温
度が高いため、ガスが被処理基体上に到達した時点で
は、被処理基体が耐えられる温度まで降温された状態と
なっていなければならない。仮に高温のまま到達する
と、被処理基体表面が損傷を受けるのみならず、成膜不
良が生じることもある。
度が高いため、ガスが被処理基体上に到達した時点で
は、被処理基体が耐えられる温度まで降温された状態と
なっていなければならない。仮に高温のまま到達する
と、被処理基体表面が損傷を受けるのみならず、成膜不
良が生じることもある。
【0005】また、プラズマ化された反応性ガス中への
不純物の混入を防ぐことも要求される。不純物の混入
は、膜質低下の原因となるからである。
不純物の混入を防ぐことも要求される。不純物の混入
は、膜質低下の原因となるからである。
【0006】そこで本発明者らは、上記要求を満たし、
作業効率の向上、膜質およびエッチング特性の向上をは
かることを企図した、改良構造の表面処理装置を提案し
ている。
作業効率の向上、膜質およびエッチング特性の向上をは
かることを企図した、改良構造の表面処理装置を提案し
ている。
【0007】この装置は、図5に示すように、ラバール
ノズル(末広ノズルともいう)1に高周波誘導コイルを
巻回したものである。このラバールノズルは、断面積が
徐々に小さくなるように構成されたガス導入部2と、ガ
ス導入部2に接続され、ノズル全体で最小の断面積 A
1(直径d1)となるように構成されたスロート部(喉
部)3と、該スロート部3に接続され、所定の広がり角
をもって断面積が徐々に拡大し、最大断面積A2(直径
d2)となるように構成されたガス噴射部4とから構成
されている。そして、ガス導入部2の開口端のガス導入
口2aから反応性ガス6が導入されると、ガス導入部2
内では、ガスの進行に伴い断面積が徐々に小さくなり、
スロート部で安定化された後、ガス噴射管4で断熱膨張
により加速され、音速よりも大きい流速をもってプラズ
マ化された反応性ガスが、ノズル出口4aに対向するよ
うに設けられた被処理基体Sに対して噴射されるように
したものである。
ノズル(末広ノズルともいう)1に高周波誘導コイルを
巻回したものである。このラバールノズルは、断面積が
徐々に小さくなるように構成されたガス導入部2と、ガ
ス導入部2に接続され、ノズル全体で最小の断面積 A
1(直径d1)となるように構成されたスロート部(喉
部)3と、該スロート部3に接続され、所定の広がり角
をもって断面積が徐々に拡大し、最大断面積A2(直径
d2)となるように構成されたガス噴射部4とから構成
されている。そして、ガス導入部2の開口端のガス導入
口2aから反応性ガス6が導入されると、ガス導入部2
内では、ガスの進行に伴い断面積が徐々に小さくなり、
スロート部で安定化された後、ガス噴射管4で断熱膨張
により加速され、音速よりも大きい流速をもってプラズ
マ化された反応性ガスが、ノズル出口4aに対向するよ
うに設けられた被処理基体Sに対して噴射されるように
したものである。
【0008】ここで、スロート部3の外周には、誘導コ
イル5が巻き付けられており、該誘導コイル5に高周波
電流が通電され得るようになっている。このため、誘導
コイル5に通電がなされるとスロート部3内に誘導電磁
場が形成され、高密度化されてスロート部3を通過する
ガスが加熱され、プラズマ励起される。そしてプラズマ
励起された高密度ガスは、下流側のガス噴出管4のノズ
ル径の広がりによって膨張して加速され、ガス噴射口4
aから超音速プラズマジェット7となって噴射される。
イル5が巻き付けられており、該誘導コイル5に高周波
電流が通電され得るようになっている。このため、誘導
コイル5に通電がなされるとスロート部3内に誘導電磁
場が形成され、高密度化されてスロート部3を通過する
ガスが加熱され、プラズマ励起される。そしてプラズマ
励起された高密度ガスは、下流側のガス噴出管4のノズ
ル径の広がりによって膨張して加速され、ガス噴射口4
aから超音速プラズマジェット7となって噴射される。
【0009】いま、ガス導入口2aからラバールノズル
内部に被処理基体Sに噴射すべき高密度の混合ガス6が
供給されたものとする。すると、上述したようにスロー
ト部電磁場が発生し、この場のエネルギーによって高密
度のガスが、プラズマ励起される。
内部に被処理基体Sに噴射すべき高密度の混合ガス6が
供給されたものとする。すると、上述したようにスロー
ト部電磁場が発生し、この場のエネルギーによって高密
度のガスが、プラズマ励起される。
【0010】そして、プラズマ化された高密度ガスは、
下流側のガス噴出管4によるノズルの広がりのために膨
張加速され、ガス噴射口4aから超音速プラズマジェッ
ト7となって被処理基体に向けて噴射される。
下流側のガス噴出管4によるノズルの広がりのために膨
張加速され、ガス噴射口4aから超音速プラズマジェッ
ト7となって被処理基体に向けて噴射される。
【0011】このような表面処理装置を用いることによ
り、作業効率の向上、膜質およびエッチング特性の向上
をはかることが可能となる。
り、作業効率の向上、膜質およびエッチング特性の向上
をはかることが可能となる。
【0012】ところで、気体力学の理論によれば、導入
された反応性ガス6のよどみ圧P0と噴射口4aの下流
の圧力Pchとの比Pch/P0が十分に小さく、また
スロート部3の断面積A1と噴射口4aの断面積A2の比
(末広比)A2/A1が1を越える場合に、ガスが断熱膨
張されて、噴射流速が超音速、つまり音速aよりも大き
い流速uとなる。従って、反応性ガス6のよどみ圧P0
と噴射口4aの下流の圧力Pchとの比Pch/P0は
要求されるマッハ数から指定される条件値以下に保つ必
要がある。これは言い換えると使用するガスをある規定
流量以上に設定することと、チャンバーのバックを真空
引きする真空ポンプの排気能力をある規定能力以上に選
択することが必要となる。また、流量をあげればあげる
ほどその分だけさらに真空のポンプの排気能力に対する
要求は深刻となる。これは超音速ノズルを用いたプラズ
マ表面処理のみならず、高速ガス流を噴射して表面処理
をおこなう表面処理全般についてもいえることである。
された反応性ガス6のよどみ圧P0と噴射口4aの下流
の圧力Pchとの比Pch/P0が十分に小さく、また
スロート部3の断面積A1と噴射口4aの断面積A2の比
(末広比)A2/A1が1を越える場合に、ガスが断熱膨
張されて、噴射流速が超音速、つまり音速aよりも大き
い流速uとなる。従って、反応性ガス6のよどみ圧P0
と噴射口4aの下流の圧力Pchとの比Pch/P0は
要求されるマッハ数から指定される条件値以下に保つ必
要がある。これは言い換えると使用するガスをある規定
流量以上に設定することと、チャンバーのバックを真空
引きする真空ポンプの排気能力をある規定能力以上に選
択することが必要となる。また、流量をあげればあげる
ほどその分だけさらに真空のポンプの排気能力に対する
要求は深刻となる。これは超音速ノズルを用いたプラズ
マ表面処理のみならず、高速ガス流を噴射して表面処理
をおこなう表面処理全般についてもいえることである。
【0013】また、反応性ガスを供給して表面処理を行
う場合、反応生成物が表面に残留し、膜質が低下した
り、エッチング速度が低下したりするなどの問題が生じ
ることがある。
う場合、反応生成物が表面に残留し、膜質が低下した
り、エッチング速度が低下したりするなどの問題が生じ
ることがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の高速
ガス噴射を用いた表面処理においては極めて高度の排気
能力を有する真空ポンプが必要とされており、これが装
置の大型化およびコストの高騰を招く原因となってい
た。また表面処理に際し、被処理基体の表面に反応生成
物が残留し、膜質の低下やエッチング速度の低下の原因
となったりするなどの問題があった。
ガス噴射を用いた表面処理においては極めて高度の排気
能力を有する真空ポンプが必要とされており、これが装
置の大型化およびコストの高騰を招く原因となってい
た。また表面処理に際し、被処理基体の表面に反応生成
物が残留し、膜質の低下やエッチング速度の低下の原因
となったりするなどの問題があった。
【0015】本発明は、前記実情に鑑みてなされたもの
で、高度の真空排気能力を必要とすることなく、高速で
信頼性の高い表面処理を実現することを目的とする。ま
た、コンパクトかつ低コストであって信頼性の高い表面
処理をおこなうことのできる表面処理装置を提供するこ
とを目的とする。
で、高度の真空排気能力を必要とすることなく、高速で
信頼性の高い表面処理を実現することを目的とする。ま
た、コンパクトかつ低コストであって信頼性の高い表面
処理をおこなうことのできる表面処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の第1の特
徴は、処理室内に設けられた被処理基体の表面に反応性
ガスを噴射することにより前記被処理基体の表面処理を
行う表面処理装置において、前記処理室内を所望の圧力
に真空排気する真空排気手段と、ガス導入部と、ガス噴
射部とを有し、前記ガス噴射部から、前記処理室内に反
応性ガスを噴射するようにガス流路を形成するノズル
と、前記ノズルの前記ガス導入部に、所望のデューティ
比を有するパルスとして、前記反応性ガスを間欠的に供
給するパルスガス供給手段と、前記被処理基体の表面に
沿って高圧の清浄化用ガスを噴射して、前記被処理基体
表面の残留ガスを除去する清浄化手段とを具備し、前記
清浄化手段は、前記パルスガス供給手段のパルスのタイ
ミングに応じて間欠的に駆動せしめられることにある。
徴は、処理室内に設けられた被処理基体の表面に反応性
ガスを噴射することにより前記被処理基体の表面処理を
行う表面処理装置において、前記処理室内を所望の圧力
に真空排気する真空排気手段と、ガス導入部と、ガス噴
射部とを有し、前記ガス噴射部から、前記処理室内に反
応性ガスを噴射するようにガス流路を形成するノズル
と、前記ノズルの前記ガス導入部に、所望のデューティ
比を有するパルスとして、前記反応性ガスを間欠的に供
給するパルスガス供給手段と、前記被処理基体の表面に
沿って高圧の清浄化用ガスを噴射して、前記被処理基体
表面の残留ガスを除去する清浄化手段とを具備し、前記
清浄化手段は、前記パルスガス供給手段のパルスのタイ
ミングに応じて間欠的に駆動せしめられることにある。
【0017】本発明の第2の特徴は、処理室内に設けら
れた被処理基体の表面にガスプラズマを噴射することに
より前記被処理基体の表面処理を行う表面処理装置にお
いて、前記処理室内を所望の圧力に真空排気する真空排
気手段と、断面積が徐々に小さくなるように構成された
ガス導入部と、前記ガス導入部に接続され、ノズル全体
で最小の断面積をもつように構成されたスロート部と、
前記スロート部に接続され、所定の広がり角をもって断
面積が徐々に拡大せしめられ、最大断面積をとるように
構成されたガス噴射部とからなり、該ノズル内を通過す
るガスを断熱膨張せしめ、ガス噴射部から、前記処理室
内に音速よりも大きい流速で噴射するように、加速する
ガス流路を構成する超音速ノズルと、前記超音速ノズル
の前記ガス導入部に、所望のデューティ比を有するパル
スとして、前記反応性ガスを間欠的に供給するパルスガ
ス供給手段と、前記超音速ノズルの流路の一部でノズル
内を通過するガスをプラズマ励起するプラズマ生成手段
と、前記被処理基体の表面に沿って清浄化用ガスを噴射
して、前記被処理基体表面の残留ガスを除去する清浄化
手段とを具備し、前記清浄化手段は、前記パルスガス供
給手段のパルスのタイミングに応じて、間欠的に駆動せ
しめられることにある。
れた被処理基体の表面にガスプラズマを噴射することに
より前記被処理基体の表面処理を行う表面処理装置にお
いて、前記処理室内を所望の圧力に真空排気する真空排
気手段と、断面積が徐々に小さくなるように構成された
ガス導入部と、前記ガス導入部に接続され、ノズル全体
で最小の断面積をもつように構成されたスロート部と、
前記スロート部に接続され、所定の広がり角をもって断
面積が徐々に拡大せしめられ、最大断面積をとるように
構成されたガス噴射部とからなり、該ノズル内を通過す
るガスを断熱膨張せしめ、ガス噴射部から、前記処理室
内に音速よりも大きい流速で噴射するように、加速する
ガス流路を構成する超音速ノズルと、前記超音速ノズル
の前記ガス導入部に、所望のデューティ比を有するパル
スとして、前記反応性ガスを間欠的に供給するパルスガ
ス供給手段と、前記超音速ノズルの流路の一部でノズル
内を通過するガスをプラズマ励起するプラズマ生成手段
と、前記被処理基体の表面に沿って清浄化用ガスを噴射
して、前記被処理基体表面の残留ガスを除去する清浄化
手段とを具備し、前記清浄化手段は、前記パルスガス供
給手段のパルスのタイミングに応じて、間欠的に駆動せ
しめられることにある。
【0018】本発明の第3の特徴は、処理室内を所望の
圧力に真空排気する真空排気工程と、前記処理室内に噴
射口が設置されたノズルのガス供給口から、反応性ガス
を間欠的に供給するガス供給工程と、前記ノズルの流路
に電場を形成し、前記ガスをプラズマ励起することによ
り、ガスプラズマを生成する工程と、前記ガスプラズマ
を断熱膨張させて音速よりも大きい流速となるように所
望の方向に加速すると共に、前記噴射口の近傍に配設さ
れた被処理ガス表面に高速のガスプラズマを導くことに
より前記被処理基体表面を表面処理する表面処理方法に
おいて、前記ガス供給工程が所望のデューティ比と所望
のパルス数とを有するパルスとして間欠的に前記反応性
ガスを供給する工程であり、前記反応性ガスの供給タイ
ミングに同期して、前記被処理基体の表面に沿って洗浄
用ガスを噴射し前記被処理基体表面の残留ガスプラズマ
を除去する洗浄工程を含むようにしたことにある。
圧力に真空排気する真空排気工程と、前記処理室内に噴
射口が設置されたノズルのガス供給口から、反応性ガス
を間欠的に供給するガス供給工程と、前記ノズルの流路
に電場を形成し、前記ガスをプラズマ励起することによ
り、ガスプラズマを生成する工程と、前記ガスプラズマ
を断熱膨張させて音速よりも大きい流速となるように所
望の方向に加速すると共に、前記噴射口の近傍に配設さ
れた被処理ガス表面に高速のガスプラズマを導くことに
より前記被処理基体表面を表面処理する表面処理方法に
おいて、前記ガス供給工程が所望のデューティ比と所望
のパルス数とを有するパルスとして間欠的に前記反応性
ガスを供給する工程であり、前記反応性ガスの供給タイ
ミングに同期して、前記被処理基体の表面に沿って洗浄
用ガスを噴射し前記被処理基体表面の残留ガスプラズマ
を除去する洗浄工程を含むようにしたことにある。
【0019】なお、本発明の装置および方法において、
厳密には「断熱」状態は作り得ないが、熱の出入りを極
めて少なくした状態という意味で「断熱」という語を用
いている。
厳密には「断熱」状態は作り得ないが、熱の出入りを極
めて少なくした状態という意味で「断熱」という語を用
いている。
【0020】本発明によれば、反応性ガスをパルス状を
なすようにして供給しているため、実際の流量は少なく
し、瞬間的に、反応性ガス6のよどみ圧 P0と噴射口4
aの下流の圧力Pchとの比 Pch/P0を小さくする
ことができ、大きなマッハ数を得ることができる。従っ
てこの高速粒子を効率良く被処理基体上に導き表面処理
をおこなうようにすれば、 チャンバーの排気に多大な排
気能力を必要とすることなく極めて効率良く高速ガス流
を形成することができる。これは、パルスとして瞬間的
にガス流量をある規定流量以上に設定するのみで、全体
の流量としては小さいためであり、従って、チャンバー
のバックを真空引きする真空ポンプの排気能力はそれ程
要求されない。
なすようにして供給しているため、実際の流量は少なく
し、瞬間的に、反応性ガス6のよどみ圧 P0と噴射口4
aの下流の圧力Pchとの比 Pch/P0を小さくする
ことができ、大きなマッハ数を得ることができる。従っ
てこの高速粒子を効率良く被処理基体上に導き表面処理
をおこなうようにすれば、 チャンバーの排気に多大な排
気能力を必要とすることなく極めて効率良く高速ガス流
を形成することができる。これは、パルスとして瞬間的
にガス流量をある規定流量以上に設定するのみで、全体
の流量としては小さいためであり、従って、チャンバー
のバックを真空引きする真空ポンプの排気能力はそれ程
要求されない。
【0021】従って、流量を瞬間的にあげても全体流量
はそれ程増えないため、より大きな流量に設定すること
ができる。
はそれ程増えないため、より大きな流量に設定すること
ができる。
【0022】これは超音速ノズルを用いたプラズマ表面
処理のみならず、高速ガス流を噴射して表面処理をおこ
なう表面処理全般についてもいえる。
処理のみならず、高速ガス流を噴射して表面処理をおこ
なう表面処理全般についてもいえる。
【0023】また本発明の第1、第2および第3によれ
ば、噴射工程の噴射タイミングに合わせて、前記被処理
基体の表面近傍に、前記被処理基体の表面に沿って高圧
の洗浄用ガスを噴射し前記被処理基体表面の残留ガスプ
ラズマ等の残留成分を良好に除去することにより、不純
物などの混入もなくより良好な表面処理をおこなうこと
が可能となる。 本発明では成膜、エッチングなどの表
面処理は間欠的に行われるため、処理のなされていない
間を利用して、残留成分除去をおこなうことにより効率
良く信頼性の高い表面処理をおこなうことが可能とな
る。
ば、噴射工程の噴射タイミングに合わせて、前記被処理
基体の表面近傍に、前記被処理基体の表面に沿って高圧
の洗浄用ガスを噴射し前記被処理基体表面の残留ガスプ
ラズマ等の残留成分を良好に除去することにより、不純
物などの混入もなくより良好な表面処理をおこなうこと
が可能となる。 本発明では成膜、エッチングなどの表
面処理は間欠的に行われるため、処理のなされていない
間を利用して、残留成分除去をおこなうことにより効率
良く信頼性の高い表面処理をおこなうことが可能とな
る。
【0024】なお洗浄用ガスとしては、アルゴン、ヘリ
ウムなどの不活性ガスでもよいが、わずかに水素などの
還元性のガスを添加するなど適宜選択可能である。
ウムなどの不活性ガスでもよいが、わずかに水素などの
還元性のガスを添加するなど適宜選択可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しつつ詳細に説明する。本発明実施例の表面処
理装置は、図1に示すように、ラバールノズルを用いて
被処理基体Sに対して成膜をおこなうに際し、このラバ
ールノズルのガス導入部2Pに、所望のデューティ比と
所望のパルス数とを有するパルス状をなすように間欠的
に供給するパルスバルブ8を配設し、高圧の反応性ガス
を間欠的に供給すると共に排気を間欠的に行うようにし
たことを特徴とする。
面を参照しつつ詳細に説明する。本発明実施例の表面処
理装置は、図1に示すように、ラバールノズルを用いて
被処理基体Sに対して成膜をおこなうに際し、このラバ
ールノズルのガス導入部2Pに、所望のデューティ比と
所望のパルス数とを有するパルス状をなすように間欠的
に供給するパルスバルブ8を配設し、高圧の反応性ガス
を間欠的に供給すると共に排気を間欠的に行うようにし
たことを特徴とする。
【0026】この装置では、ラバールノズルの噴射口4
aは真空排気可能なチャンバー1内に配設され、このチ
ャンバー1は、メカニカルブースターポンプ9aとロー
タリーポンプ9bとからなる真空ポンプ9によって所望
の圧力Pchとなるように真空排気される。そしてこの
真空ポンプ9とパルスバルブ8とは制御手段10によっ
て駆動制御がなされている。また被処理基体は基板支持
台に設けられたヒータHによって所望の温度に維持され
ている。さらにこの装置では、ノズルは、内部を通過す
る反応性ガスが断熱膨張せしめられてノズル出口4aか
ら音速 aよりも大きい流速uで噴射されるように、後述
する条件の下で、超音速ノズルを構成するラバールノズ
ル(末広ノズルともいう)である。
aは真空排気可能なチャンバー1内に配設され、このチ
ャンバー1は、メカニカルブースターポンプ9aとロー
タリーポンプ9bとからなる真空ポンプ9によって所望
の圧力Pchとなるように真空排気される。そしてこの
真空ポンプ9とパルスバルブ8とは制御手段10によっ
て駆動制御がなされている。また被処理基体は基板支持
台に設けられたヒータHによって所望の温度に維持され
ている。さらにこの装置では、ノズルは、内部を通過す
る反応性ガスが断熱膨張せしめられてノズル出口4aか
ら音速 aよりも大きい流速uで噴射されるように、後述
する条件の下で、超音速ノズルを構成するラバールノズ
ル(末広ノズルともいう)である。
【0027】ラバールノズルは、図2に示すように中細
のノズルであり、被処理基体Sの表面に噴射すべき反応
性ガス6(例えばCH4とH2の混合ガス)がガス導入部
2P(50mmΦ)から導入され、ガス進行に伴い断面
積が徐々に小さくなるよう構成されたガス導入管2と、
ノズル全体で最小の断面積A1(直径d1:16mmΦ)
をなすスロート部(喉部)3 と、所定の広がり角をも
って断面積が徐々に拡大し、 最大断面積 A2(直径d
2:40mmΦ)のガス噴射口4aからプラズマ流7が
噴射されるガス噴射管4とから構成されている。そし
て、被処理基体Sは、ラバールノズルの噴射口4aから
噴射されるプラズマ流7に対向するように基板支持台上
に載置されている。
のノズルであり、被処理基体Sの表面に噴射すべき反応
性ガス6(例えばCH4とH2の混合ガス)がガス導入部
2P(50mmΦ)から導入され、ガス進行に伴い断面
積が徐々に小さくなるよう構成されたガス導入管2と、
ノズル全体で最小の断面積A1(直径d1:16mmΦ)
をなすスロート部(喉部)3 と、所定の広がり角をも
って断面積が徐々に拡大し、 最大断面積 A2(直径d
2:40mmΦ)のガス噴射口4aからプラズマ流7が
噴射されるガス噴射管4とから構成されている。そし
て、被処理基体Sは、ラバールノズルの噴射口4aから
噴射されるプラズマ流7に対向するように基板支持台上
に載置されている。
【0028】スロート部3の外周には、プラズマ生成手
段として誘導コイル5(コイル径:16mm、コイル巻
き数:5)が巻き付けられており、該誘導コイル5に高
周波電流(500W、13.56MHz)が通電される
とスロート部3内に誘導電磁場が形成され、スロート部
3を通過するガスが、プラズマ励起される。
段として誘導コイル5(コイル径:16mm、コイル巻
き数:5)が巻き付けられており、該誘導コイル5に高
周波電流(500W、13.56MHz)が通電される
とスロート部3内に誘導電磁場が形成され、スロート部
3を通過するガスが、プラズマ励起される。
【0029】そして、プラズマ化された高密度ガスは、
下流側のガス噴出管4によるノズルの広がりのために膨
張加速され、ガス噴射口4aから超音速のプラズマ流7
となって噴射される。
下流側のガス噴出管4によるノズルの広がりのために膨
張加速され、ガス噴射口4aから超音速のプラズマ流7
となって噴射される。
【0030】ここで、スロート部3の前後の広がり角
は、あまり大きいと壁面で境界層の剥離が発生するの
で、適切な大きさ、たとえば15°程度とする必要があ
る。
は、あまり大きいと壁面で境界層の剥離が発生するの
で、適切な大きさ、たとえば15°程度とする必要があ
る。
【0031】スロート部3において、プラズマ化された
高密度の反応性ガスは、その熱によって反応性の高い、
つまり被処理基体上において反応し易い状態に励起され
る。ただし、この反応性ガスは、温度が非常に高く、場
合によっては1万数千度にも達するため、これを被処理
基体上に噴射した場合には、被処理基体自体がこの温度
に耐えられないことがある。
高密度の反応性ガスは、その熱によって反応性の高い、
つまり被処理基体上において反応し易い状態に励起され
る。ただし、この反応性ガスは、温度が非常に高く、場
合によっては1万数千度にも達するため、これを被処理
基体上に噴射した場合には、被処理基体自体がこの温度
に耐えられないことがある。
【0032】しかしながら、ラバールノズルは、上述す
るように内部を通過する反応性ガスが断熱膨張せしめら
れるように設計されているため、この断熱膨張過程にお
いて急冷され、被処理基体表面に達するまでには基板の
劣化を生じない程度の適切な温度になる。このときの温
度は、上記末広比A2/A1によって決まるので、ノズル
の設計条件によって任意の温度を得ることができる。
るように内部を通過する反応性ガスが断熱膨張せしめら
れるように設計されているため、この断熱膨張過程にお
いて急冷され、被処理基体表面に達するまでには基板の
劣化を生じない程度の適切な温度になる。このときの温
度は、上記末広比A2/A1によって決まるので、ノズル
の設計条件によって任意の温度を得ることができる。
【0033】一次元流体力学の理論によれば、完全気体
の断熱流れにおける流体温度と流速の関係は次式により
表される。
の断熱流れにおける流体温度と流速の関係は次式により
表される。
【0034】 T0=T+(1/2)・{(γ―1)/(γ・R)}・(u)2 …(1) あるいは、 T0/T=1+{(γ―1)/2}・(M)2 …(2) ここに、 T0:流れの全温度(加熱部であるスロート部3の温度
にほぼ等しい) T:流れの静温度(いわゆる温度) γ:ガスの比熱比 R:ガス定数 u:流れの流速 M:マッハ数 である。
にほぼ等しい) T:流れの静温度(いわゆる温度) γ:ガスの比熱比 R:ガス定数 u:流れの流速 M:マッハ数 である。
【0035】上記(2)式は、上記(1)式をマッハ数
(u/a、a:音速)を用いて書き換えたものである。
また、マッハ数 Mは、末広比 A2/A1の関数として一
義的に決定される。
(u/a、a:音速)を用いて書き換えたものである。
また、マッハ数 Mは、末広比 A2/A1の関数として一
義的に決定される。
【0036】上記(1)式より断熱膨張過程では、全温
度T0の値が一定に保たれるため、流速uの増加ととと
もに、静温度Tの低下が起こることがわかる。つまり、
流れの速度が大きいほど、急速な温度低下が起こる。
度T0の値が一定に保たれるため、流速uの増加ととと
もに、静温度Tの低下が起こることがわかる。つまり、
流れの速度が大きいほど、急速な温度低下が起こる。
【0037】たとえば、ここで、1vol.%CH4とH2と
の混合ガスを用いた場合このガスの比熱比の正確な値は
不明であるが比熱比γ=1.38と仮定した。そして、
ここで末広比 A2/A1は6.25とした。この値はマ
ッハ数 M=5を実現するように設計されたものであ
る。このとき、チャンバー圧力Pchとよどみ圧P0の
比、すなわち臨界圧力比は、Pch/P0<0.39の関
係を満たさなければならない。パルスバルブを完全開放
状態にして、 Pch/P0<0.39の関係を満たすため
には、前記反応性ガスの流量を100sccmとした場
合には真空ポンプの排気能力として24000L/mi
n.を必要とすることになる。このため莫大なサイズの
真空ポンプが必要であった。
の混合ガスを用いた場合このガスの比熱比の正確な値は
不明であるが比熱比γ=1.38と仮定した。そして、
ここで末広比 A2/A1は6.25とした。この値はマ
ッハ数 M=5を実現するように設計されたものであ
る。このとき、チャンバー圧力Pchとよどみ圧P0の
比、すなわち臨界圧力比は、Pch/P0<0.39の関
係を満たさなければならない。パルスバルブを完全開放
状態にして、 Pch/P0<0.39の関係を満たすため
には、前記反応性ガスの流量を100sccmとした場
合には真空ポンプの排気能力として24000L/mi
n.を必要とすることになる。このため莫大なサイズの
真空ポンプが必要であった。
【0038】一方パルスバルブのデューティ比を1/1
0に設定すると、反応ガスの流量は開放状態のときの
み、100sccmとなる。実質クローズ状態も含めた
時間平均としては10sccmとなる。この流量は真空
ポンプの排気能力として、2400L/min.でよい
ということになる。
0に設定すると、反応ガスの流量は開放状態のときの
み、100sccmとなる。実質クローズ状態も含めた
時間平均としては10sccmとなる。この流量は真空
ポンプの排気能力として、2400L/min.でよい
ということになる。
【0039】このようにパルスバルブを使用することに
より瞬間的にマッハ条件を満たしつつ、真空ポンプにか
ける負担を下げることができ、真空ポンプあるいはその
占有面積からくる制限をなくすことができる。
より瞬間的にマッハ条件を満たしつつ、真空ポンプにか
ける負担を下げることができ、真空ポンプあるいはその
占有面積からくる制限をなくすことができる。
【0040】さらにまた、本発明の表面処理装置を用い
た表面処理方法によれば、高密度で反応性の高いガス
を、任意の温度にまで低下させて、被処理基体S上に導
くことでき、この結果作業効率のみならず膜質を大幅に
向上することができる。
た表面処理方法によれば、高密度で反応性の高いガス
を、任意の温度にまで低下させて、被処理基体S上に導
くことでき、この結果作業効率のみならず膜質を大幅に
向上することができる。
【0041】なお、この実施例では、プラズマ励起のた
めのコイル5をスロート部3に配設しているが、これに
限定されることなくノズルの任意の場所に設けることが
できる。 また、ここではパルスバルブのデューティ比
を1/10に設定したが、デューティ比は、0.05〜0.5
程度とするのが望ましく、この範囲の中で適宜変更可能
である。
めのコイル5をスロート部3に配設しているが、これに
限定されることなくノズルの任意の場所に設けることが
できる。 また、ここではパルスバルブのデューティ比
を1/10に設定したが、デューティ比は、0.05〜0.5
程度とするのが望ましく、この範囲の中で適宜変更可能
である。
【0042】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。この表面処理装置は図3に示すように、パルスバ
ルブ8によってガスを間欠的に供給することにより、高
速プラズマ流7を間欠的に形成するとともに、この高速
プラズマ流の噴射後、次の噴射に先立ち、チャンバー内
の被処理基体S表面に沿って、高速のガス流を形成し、
被処理基体表面に残留するガスプラズマ等を除去する高
速ガス供給手段13を配設したことを特徴とする。この
高速ガス供給手段はパルスバルブの駆動タイミングに同
期して、たとえば図4に示すようにパルス駆動され、ヘ
リウム、アルゴンガスなどの不活性ガスを間欠的に供給
するように構成されている。また、チャンバー1内の圧
力Pchおよびラバールノズルのガス導入管のよどみ部
2sの圧力P0をそれぞれ測定するように構成された第
1および第2の圧力センサ11、12が配設されてい
る。そして、これら第1および第2の圧力センサ11、
12の出力はそれぞれ制御手段10に伝達され、制御手
段10はチャンバー1内の圧力Pchおよびラバールノ
ズルのガス導入管のよどみ部2sの圧力P0を考慮しつ
つ、パルスバルブ8、高速ガス供給手段13、および真
空ポンプ9の駆動を調整するつように構成されている。
する。この表面処理装置は図3に示すように、パルスバ
ルブ8によってガスを間欠的に供給することにより、高
速プラズマ流7を間欠的に形成するとともに、この高速
プラズマ流の噴射後、次の噴射に先立ち、チャンバー内
の被処理基体S表面に沿って、高速のガス流を形成し、
被処理基体表面に残留するガスプラズマ等を除去する高
速ガス供給手段13を配設したことを特徴とする。この
高速ガス供給手段はパルスバルブの駆動タイミングに同
期して、たとえば図4に示すようにパルス駆動され、ヘ
リウム、アルゴンガスなどの不活性ガスを間欠的に供給
するように構成されている。また、チャンバー1内の圧
力Pchおよびラバールノズルのガス導入管のよどみ部
2sの圧力P0をそれぞれ測定するように構成された第
1および第2の圧力センサ11、12が配設されてい
る。そして、これら第1および第2の圧力センサ11、
12の出力はそれぞれ制御手段10に伝達され、制御手
段10はチャンバー1内の圧力Pchおよびラバールノ
ズルのガス導入管のよどみ部2sの圧力P0を考慮しつ
つ、パルスバルブ8、高速ガス供給手段13、および真
空ポンプ9の駆動を調整するつように構成されている。
【0043】他の部分については図1に示した前記第1
の実施例と同様に構成されており、同一構成要素には同
一番号を付した。
の実施例と同様に構成されており、同一構成要素には同
一番号を付した。
【0044】なお、前記実施例では、ラバールノズルに
ついて説明したが、 直管構造のノズルを用いてもよいこ
とはいうまでもない。
ついて説明したが、 直管構造のノズルを用いてもよいこ
とはいうまでもない。
【0045】加えて、前記実施例では、成膜方法につい
て説明したが、成膜に限定されることなく、エッチング
にも適用可能であることはいうまでもない。
て説明したが、成膜に限定されることなく、エッチング
にも適用可能であることはいうまでもない。
【0046】例えば、5vol.%CF4とO2との混合ガス
を用い基板温度を196℃に設定しレジストパターンの
形成されたシリコン基板表面のエッチングをおこなった
結果アスペクト比100の急峻なプロファイルをもつ高
精度のトレンチを形成することができた。
を用い基板温度を196℃に設定しレジストパターンの
形成されたシリコン基板表面のエッチングをおこなった
結果アスペクト比100の急峻なプロファイルをもつ高
精度のトレンチを形成することができた。
【0047】また反応性ガスとしてアンモニアガスを用
いプラズマ励起してチタン表面に導くことにより表面は
良好な窒化チタンに改質された。
いプラズマ励起してチタン表面に導くことにより表面は
良好な窒化チタンに改質された。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、チャンバーの排気に多大な排気能力を必要とするこ
となく極めて効率良く高速ガス流を形成し、残留ガスに
よる不純物の混入もなく高効率で信頼性の高い表面処理
を行うことが可能となる。
ば、チャンバーの排気に多大な排気能力を必要とするこ
となく極めて効率良く高速ガス流を形成し、残留ガスに
よる不純物の混入もなく高効率で信頼性の高い表面処理
を行うことが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例の表面処理装置を示す図
【図2】本発明の第1の実施例の表面処理装置で用いら
れるノズルを示す説明図
れるノズルを示す説明図
【図3】本発明の第2の実施例の表面処理装置を示す図
【図4】同装置の駆動タイミングを示す図
【図5】従来例の表面処理装置を示す図
1 チャンバー 2 ガス導入管 3 スロート部(喉部) 4 ガス噴射管 5 誘導コイル 6 ガス 7 プラズマ流 8 パルスバルブ 9 真空ポンプ 9a メカニカルブースターポンプ 9b ロータリーポンプ 10 制御手段 11 第1のセンサ 12 第2のセンサ 13 高速ガス供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/28 301 H01L 21/28 301R 21/31 21/31 B 21/3205 21/88 M
Claims (3)
- 【請求項1】 処理室内に設けられた被処理基体の表面
に反応性ガスを噴射することにより前記被処理基体の表
面処理を行う表面処理装置において、 前記処理室内を所望の圧力に真空排気する真空排気手段
と、 ガス導入部と、ガス噴射部とを有し、前記ガス噴射部か
ら、前記処理室内に反応性ガスを噴射するようにガス流
路を形成するノズルと、 前記ノズルの前記ガス導入部に、所望のデューティ比を
有するパルスとして、前記反応性ガスを間欠的に供給す
るパルスガス供給手段と、 前記被処理基体の表面に沿
って清浄化用ガスを噴射して、前記被処理基体表面の残
留ガスを除去する清浄化手段とを具備し、 前記清浄化手段は、前記パルスガス供給手段のパルスの
タイミングに応じて間欠的に駆動せしめられることを特
徴とする表面処理装置 - 【請求項2】 処理室内に設けられた被処理基体の表面
にガスプラズマを噴射することにより前記被処理基体の
表面処理を行う表面処理装置において、 前記処理室内を所望の圧力に真空排気する真空排気手段
と、 断面積が徐々に小さくなるように構成されたガス導入部
と、前記ガス導入部に接続され、ノズル全体で最小の断
面積をもつように構成されたスロート部と、前記スロー
ト部に接続され、所定の広がり角をもって断面積が徐々
に拡大せしめられ、最大断面積をとるように構成された
ガス噴射部とからなり、該ノズル内を通過するガスを断
熱膨張せしめ、ガス噴射部から、前記処理室内に音速よ
りも大きい流速で噴射するように、加速するガス流路を
構成する超音速ノズルと、 前記超音速ノズルの前記ガス導入部に、所望のデューテ
ィ比を有するパルスとして、前記反応性ガスを間欠的に
供給するパルスガス供給手段と、 前記超音速ノズルの流路の一部でノズル内を通過するガ
スをプラズマ励起するプラズマ生成手段と、 前記被処理基体の表面に沿って高圧の清浄化用ガスを噴
射して、前記被処理基体表面の残留ガスを除去する清浄
化手段とを具備し、 前記清浄化手段は、前記パルスガス供給手段のパルスの
タイミングに応じて間欠的に駆動せしめられることを特
徴とする表面処理装置 - 【請求項3】 処理室内を所望の圧力に真空排気する真
空排気工程と、 前記処理室内に噴射口が設置されたノズルの、ガス供給
口から、反応性ガスを間欠的に供給するガス供給工程
と、 前記ノズルの流路に電場を形成し、前記ガスをプラズマ
励起することにより、ガスプラズマを生成する工程と、 前記ガスプラズマを断熱膨張させて音速よりも大きい流
速となるように所望の方向に加速すると共に、前記噴射
口の近傍に配設された被処理ガス表面に高速のガスプラ
ズマを導くことにより前記被処理基体表面を表面処理す
る表面処理方法において、 前記ガス供給工程が所望のデューティ比を有するパルス
として間欠的に前記反応性ガスを供給する工程であり、 前記反応性ガスの供給タイミングに同期して、前記被処
理基体の表面近傍に、前記被処理基体の表面に沿って清
浄化用ガスを噴射し前記被処理基体表面の残留ガスプラ
ズマを除去する清浄化工程を含むようにしたことを特徴
とする表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14928896A JPH09330909A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 表面処理装置およびこれを用いた表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14928896A JPH09330909A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 表面処理装置およびこれを用いた表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09330909A true JPH09330909A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15471915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14928896A Pending JPH09330909A (ja) | 1996-06-11 | 1996-06-11 | 表面処理装置およびこれを用いた表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09330909A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002090776A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Sharp Corp | 電子部品の製造方法 |
| JP2012516945A (ja) * | 2009-02-05 | 2012-07-26 | ズルツァー・メットコ・アクチェンゲゼルシャフト | 基材を表面被覆又は表面処理するためのプラズマ被覆装置及び方法 |
| JP2014179329A (ja) * | 2010-07-07 | 2014-09-25 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | プラズマ照射処理装置の作動方法 |
| JP2016111899A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-20 | 朗 村上 | 磁性流体発電装置 |
-
1996
- 1996-06-11 JP JP14928896A patent/JPH09330909A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002090776A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Sharp Corp | 電子部品の製造方法 |
| JP2012516945A (ja) * | 2009-02-05 | 2012-07-26 | ズルツァー・メットコ・アクチェンゲゼルシャフト | 基材を表面被覆又は表面処理するためのプラズマ被覆装置及び方法 |
| JP2014179329A (ja) * | 2010-07-07 | 2014-09-25 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | プラズマ照射処理装置の作動方法 |
| JP2016111899A (ja) * | 2014-12-01 | 2016-06-20 | 朗 村上 | 磁性流体発電装置 |
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