JPH09331419A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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Publication number
JPH09331419A
JPH09331419A JP8150610A JP15061096A JPH09331419A JP H09331419 A JPH09331419 A JP H09331419A JP 8150610 A JP8150610 A JP 8150610A JP 15061096 A JP15061096 A JP 15061096A JP H09331419 A JPH09331419 A JP H09331419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
ink
holder
marking
Prior art date
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Pending
Application number
JP8150610A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Idenawa
弘行 出縄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8150610A priority Critical patent/JPH09331419A/ja
Publication of JPH09331419A publication Critical patent/JPH09331419A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済み用紙を給紙する場合に、この使用済
み用紙の使用済み面に特定の文字やパターンをマーキン
グする機構を、簡単な構造で安価なものとする。 【解決手段】 使用済み用紙3を使用済み面3aを上向
き状態で積載する用紙積載部4と、使用済み面3aに接
触して回転することにより使用済み用紙3を給紙する給
紙コロ5と、用紙積載部4に設けた保持部15に揺動自
在に連結されたホルダ11と、このホルダ11に取付け
られて用紙積載部4に積載された使用済み用紙3の使用
済み面3aに接触するマーキング部材12とを設けた。
給紙コロ5を駆動させて使用済み用紙3を給紙すると、
マーキング部材12により使用済み面3aに対してマー
キングが行われる。従って、使用済み面3aへのマーキ
ングを、センサやソレノイド等を用いずに簡単な機構に
より行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙する用紙の片
面に対してマーキングする機能を備えた給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、紙コストの低減と紙資源の有効利
用とを図るという観点から、用紙の両面に画像を形成す
るということが頻繁に行われている。例えば、複写機や
プリンタでは、一方の面に既に画像が形成されている使
用済み用紙を給紙トレイや給紙カセットなどの用紙積載
部に積載し、この使用済み用紙の他方の面に新たな画像
を形成する。また、ファクシミリで送信する原稿におい
ても、両面に画像が形成されている場合がある。
【0003】しかし、片面に画像が形成されている使用
済み用紙を用いて画像形成を行った場合、どちらの面に
形成された画像が新しい画像であるかが不明になる場合
がある。また、両面に画像が形成された原稿の片面をフ
ァクシミリで送信した場合、送信した面がどちらである
かが不明になる場合がある。
【0004】そこで、使用済み用紙を用いて画像を形成
する場合には、既に画像が形成されている面(使用済み
面)に対して特定の文字やパターンをマーキングするこ
とや、両面に画像が形成されている原稿の片面のみをフ
ァクシミリ送信する場合には送信しないほうの面(使用
済み面)に対して特定の文字やパターンをマーキングす
ることが提案されている。例えば、ソレノイドなどで駆
動されるスタンプ機構を用紙搬送経路上に設け、用紙積
載部から給紙された使用済み用紙の使用済み面に対して
スタンプ機構でマーキングする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したスタ
ンプ機構を用紙搬送経路上に設ける場合には、ソレノイ
ド、使用済み用紙が給紙されたことを検出するセンサ、
ソレノイドの駆動タイミングを制御する制御機構等が必
要となり、構造が複雑になる。そして、このようなスタ
ンプ機構を既存の画像形成装置などに設けようとすれ
ば、大幅な設計変更が必要となる。
【0006】また、このようなスタンプ機構を用紙搬送
経路上に設けると、搬送される用紙がこのスタンプ機構
に干渉してジャムを発生する場合がある。
【0007】そこで本発明は、使用済み用紙を給紙して
画像形成を行う場合、使用済み用紙の使用済み面へのマ
ーキングを簡単で安価な構造により行える給紙装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
使用済み用紙を使用済み面を上向き状態で積載する用紙
積載部と、使用済み面に接触して回転することにより使
用済み用紙を給紙する給紙コロと、前記用紙積載部に設
けた保持部に揺動自在に連結されたホルダと、このホル
ダに取付けられて前記用紙積載部に積載された使用済み
用紙の使用済み面に接触するマーキング部材とを有す
る。従って、使用済み用紙の給紙時に使用済み面にマー
キング部材により文字やパターン等がマーキングされ、
使用済み面に既に形成されている画像と新たに形成した
画像との識別を確実に行える。このマーキングを行う機
構は構造が簡単であり、既存の給紙装置に対して簡単に
追加取付けすることができる。さらに、保持部に対して
ホルダが揺動自在に連結されているため、用紙積載部に
積載された使用済み用紙の量が変化してもマーキング部
材は使用済み面に確実に接触し、給紙に伴うマーキング
が確実に行われる。尚、使用済み用紙とは、複写機やプ
リンタで使用する用紙の場合には一方の面に既に画像が
形成されている用紙を意味し、ファクシミリで使用する
用紙の場合には両面に画像が形成されている用紙を意味
する。また、使用済み面とは、複写機やプリンタで使用
する使用済み用紙の場合には既に画像が形成されている
面を意味し、ファクシミリで使用する使用済み用紙の場
合には送信しない側の面を意味する。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、マーキング部材は、外周面に文字やパター
ンを形成した回転自在なスタンプローラであり、このス
タンプローラの外周面を使用済み用紙の使用済み面とイ
ンク含浸部材とに接触させた。従って、使用済み用紙の
給紙時には使用済み用紙との摩擦力でスタンプローラが
回転し、この回転に伴いインク含浸部材との接触部にお
いてスタンプローラにインクが塗布され、このインクに
よりスタンプローラに形成された文字やパターン等が使
用済み用紙の使用済み面にマーキングされる。スタンプ
ローラが回転しない非給紙時にはインクはスタンプロー
ラに塗布されず、スタンプローラが使用済み用紙の使用
済み面に接触した状態に維持されても、インクが使用済
み用紙に対して付着過多となることが防止される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、インク含浸部材は、内部にインクを含浸し
たスポンジ状のインクローラであり、このインクローラ
をスタンプローラを保持するホルダに着脱自在に取付け
た。従って、インクローラのインクが無くなった場合の
新しいインクローラへの交換や、マーキングするインク
の色を変更する場合のインクローラの交換を簡単に行え
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、外周部にインク吸収部を備えたインク吸収
ローラを、スタンプローラと給紙コロとの間に配置して
使用済み用紙の使用済み面に接触させた。従って、スタ
ンプローラによるマーキングによって使用済み用紙の使
用済み面に付着したインクのうち使用済み用紙に染み込
んだり乾燥したりせずに使用済み面に残ったインクはイ
ンク吸収ローラにより拭き取られ、マーキングのインク
が給紙コロや用紙搬送経路の内面等に付着することが防
止される。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、インクローラと外周部にインク吸収部を備
えたインク吸収ローラとを一つの保持ケースに一体に取
付け、この保持ケースをスタンプローラを保持する他の
保持ケースに着脱自在に連結し、連結した二つの保持ケ
ースによりホルダを形成した。従って、インクローラと
インク吸収ローラとの交換は、これらのローラを保持し
た保持ケースごと行うため、インクで手や衣類を汚すこ
となく交換作業を行える。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、マーキング部材は、鉛筆やクレヨン等の芯
材である。従って、用紙積載部に積載した使用済み用紙
が給紙されると、使用済み用紙の使用済み面に対して芯
材により線状のパターンがマーキングされる。この芯材
によるマーキングは経時変化や温度変化を受けず、常に
安定したマーキングを行える。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、保持部が、エンドフェンスである。従っ
て、用紙積載部に積載する使用済み用紙のサイズの変更
に伴ってエンドフェンスをスライドさせたときには、ホ
ルダやマーキング部材も一体にスライドする。このた
め、積載する使用済み用紙のサイズを変更した場合で
も、マーキング部材は使用済み用紙の使用済み面に接触
する状態を維持され、使用済み用紙の使用済み面に対す
るマーキングが確実に行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図7に基づいて説明する。図1は、本発明の給紙
装置を用いた複写機の全体図である。この複写機には、
両面とも未使用状態である用紙を積載する給紙トレイ
1,2とともに、一方の面に既に画像が形成されている
使用済み用紙3を積載する用紙積載部である給紙トレイ
4が着脱自在に取付けられている。これらの給紙トレイ
1,2,4にはそれぞれ給紙コロ5が設けられており、
給紙トレイ1,2,4の上方部には作像部6と定着部7
とが設けられている。使用済み用紙3は、既に画像が形
成されている面である使用済み面3aを上向き状態にし
て前記給紙トレイ4に積載されている。また、この給紙
トレイ4には、使用済み用紙3の給紙時にその使用済み
面3aに特定の文字“ウラ”をマーキングするためのマ
ーキング機構8が設けられている。図2は、給紙トレイ
4から給紙された使用済み用紙3に対し、その使用済み
面3aにマーキング機構8で“ウラ”の文字を印字する
とともに、他方の面3bに作像部6で新たな画像を形成
したものである。
【0016】図3は前記給紙トレイ4と前記マーキング
機構8とを示す平面図、図4はその縦断側面図である。
このマーキング機構8は、取付金具9と、アーム部材1
0と、ホルダ11と、マーキング部材であるスタンプロ
ーラ12と、このスタンプローラ12に対してインクを
補給するインク含浸部材であるインクローラ13、イン
ク吸収ローラ14とにより形成されている。
【0017】前記取付金具9は断面形状を略コの字型に
形成されている。この取付金具9は、前記給紙トレイ4
に設けられて使用済み用紙3の給紙方向に沿ってスライ
ド自在なエンドフェンス15に被せられ、固定つまみ1
6で締付固定されている。前記アーム部材10はその一
端が前記取付金具9に上下方向揺動自在に連結され、ア
ーム部材10の他端には前記ホルダ11が上下方向揺動
自在に連結されている。前記ホルダ11には、前記スタ
ンプローラ12と前記インクローラ13と前記インク吸
収ローラ14とが互いに平行な軸芯回りに回転自在に保
持されている。
【0018】図5は前記ホルダ11と前記ローラ12〜
14とを示す分解図、図6はその組立図である。前記ホ
ルダ11は、着脱自在に連結した上下一対の保持ケース
11a,11bからなり、下側の保持ケース11bには
前記ローラ12〜14の軸を保持するための保持用溝1
7,18,19が形成されている。保持用溝18,19
には、その下端部に側方に屈曲したロック用溝部18
a,19aが形成されている。上側の保持ケース11a
には、前記保持用溝17〜19に対応する押え用溝2
0,21,22が形成されている。前記保持用溝17〜
19にそれぞれローラ12〜14の軸を保持し、保持ケ
ース11a,11bを連結したときに、ローラ13,1
4の軸をロック用溝部18a,19aに押し込むように
上側の保持ケース11aをスライドさせる板バネ23が
下側の保持ケース11bに取付けられている。
【0019】前記スタンプローラ12は図7に示すよう
に、ローラ本体12aと、ローラ本体12aの外周面に
巻付けられたゴム製又はプラスチック製の文字形成シー
ト12bと、ローラ本体12aの両端部に固定された摩
擦係数の大きいゴム製リング12cとにより形成されて
いる。文字形成シート12bの外周面には、上述したよ
うに“ウラ”の文字が刻印されている。前記文字形成シ
ート12bの外周面は前記給紙トレイ4に積載された使
用済み用紙3の使用済み面3aと前記インクローラ13
とに接触し、前記ゴム製リング12cの外周面は前記給
紙トレイ4に積載された使用済み用紙3の使用済み面3
aに接触し、前記インクローラ13には非接触である。
前記インクローラ13は、発泡ゴムによりスポンジ状に
形成され、内部にインクを含浸している。スタンプロー
ラ12がインクローラ13と接触したときに、含浸され
ているインクが文字形成シート12bの外周面に塗布さ
れる。前記インク吸収ローラ14の外周部にはインク吸
収部であるインク吸収シート14aが巻付けられてい
る。このインク吸収ローラ14は前記スタンプローラ1
2と非接触に設けられ、かつ、スタンプローラ12と前
記給紙コロ5との間に位置して使用済み用紙3の使用済
み面3aに接触するように配置されている。
【0020】このような構成において、給紙トレイ4に
使用済み用紙3を積載し、マーキング機構8のホルダ1
1を図4の実線で示すように使用済み用紙3の上に移動
させると、スタンプローラ12が最上位の使用済み用紙
3の使用済み面3aに圧接される。ホルダ11を図4の
実線で示す位置に移動させた後、給紙コロ5を駆動させ
て使用済み用紙3を給紙し、使用済み用紙3における画
像が形成されていない他方の面3bに対して画像形成を
行う。
【0021】この画像形成時において、使用済み用紙3
が給紙されるとスタンプローラ12が使用済み用紙3と
の摩擦力で回転し、スタンプローラ12の回転時に文字
形成シート12bの外周面がインクローラ13と接触
し、インクローラ13に含浸されているインクが文字形
成シート12bの外周面に塗布される。そして、インク
を塗布された文字形成シート12bが使用済み面3aに
押圧されることにより、使用済み面3aには図2に示す
ように“ウラ”の文字がマーキングされる。
【0022】従って、画像形成が終了した使用済み用紙
3が排紙部に排紙されたとき、既に画像が形成されてい
た使用済み面3aには“ウラ”の文字がマーキングされ
ているため、使用済み面3aに既に形成されていた画像
と新たに形成した画像との識別を確実に行える。また、
このマーキング機構8は構造が簡単であり、既存の給紙
装置に対して簡単に追加取付けすることができる。
【0023】アーム部材10の両端部はともに上下方向
に揺動自在に連結されているため、給紙トレイ4に積載
された使用済み用紙3が減少した場合には、ホルダ11
は図4において二点鎖線Aで示すように水平状態を維持
したまま下降する。このため、給紙トレイ4に積載され
た使用済み用紙3の量が変化しても文字形成シート12
bの使用済み面3aに対する押圧状態は一定に維持さ
れ、スタンプローラ12による使用済み面3aへのマー
キングが安定して行われる。
【0024】給紙トレイ4に使用済み用紙3を補給する
場合、又は、スタンプローラ12によるマーキングを行
わない場合には、ホルダ11を図4において二点鎖線B
で示す位置へ移動させる。これにより、給紙トレイ4へ
の使用済み用紙3の補給を簡単に行えるようになり、ま
た、スタンプローラ12によるマーキングを停止するこ
とができる。
【0025】給紙トレイ4に積載する使用済み用紙3の
サイズを変更する場合には、そのサイズに応じてエンド
フェンス15をスライドさせる。エンドフェンス15を
スライドさせると、このエンドフェンス15に取付けら
れているマーキング機構8が一体にスライドする。従っ
て、使用済み用紙3のサイズを変更した場合でもスタン
プローラ12の文字形成シート12bが使用済み用紙3
の使用済み面3aに押圧される状態が維持され、使用済
み面3aに対するマーキングを確実に行うことができ
る。
【0026】さらに、マーキング機構8をエンドフェン
ス15に取付けることにより、このマーキング機構8を
給紙トレイ4に積載した使用済み用紙3の横幅方向の略
中央部に位置させることができる。これにより、スタン
プローラ12やインク吸収ローラ14が給紙される使用
済み用紙3に対して負荷を作用させる点と給紙コロ5に
よる搬送力の作用点とが同一直線上に位置することにな
り、使用済み用紙3のスキューを防止することができ
る。
【0027】スタンプローラ12による使用済み面3a
へのマーキング時において、スタンプローラ12と給紙
コロ5との間に配置したインク吸収ローラ14が使用済
み面3aに接触している。このため、スタンプローラ1
2によるマーキングによって使用済み面3aに付着した
インクのうち、使用済み用紙3に染み込んだり乾燥した
りせずに使用済み面3aに残ったインクは、インク吸収
ローラ14のインク吸収シート14aにより拭き取られ
る。従って、マーキングに用いられたインクが給紙コロ
5や用紙搬送経路の内面等に付着することが防止され
る。
【0028】インクローラ13とインク吸収ローラ14
とは、保持ケース11a,11bを分離することにより
ホルダ11から簡単に取り外すことができる。従って、
インクが無くなったインクローラ13を新しいものに交
換する場合、マーキングの色を代えるために異なる色の
インクを含浸したインクローラ13に交換する場合、イ
ンクの吸収性能が低下したインク吸収ローラ14を新し
いものに交換する場合等において、その交換を簡単に行
うことができる。
【0029】図8は、スタンプローラ24の変形例を示
すものである。このスタンプローラ24は、リング部2
4aを文字形成シート24bと一体に形成したものであ
る。文字形成シート24bの文字面の高さとリング部2
4aの高さとを等しくすることができ、文字形成シート
24bに形成した文字のマーキング圧を安定させること
ができる。さらに、部品点数が少なくなり、製造コスト
を下げることができる。
【0030】図9は、ホルダ25へのローラ12〜14
の取付構造の変形例を示すものである。このホルダ25
は、上下一対の保持ケース25a,25bを着脱自在に
連結することにより形成されている。スタンプローラ1
2は下側の保持ケース25bに対して着脱自在に取付け
られている。インクローラ13とインク吸収ローラ14
とは上側の保持ケース25aに一体に取付けられてい
る。従って、インクローラ13とインク吸収ローラ14
との交換は、これらのローラ13,14を保持した保持
ケース25aごと行うため、インクで手や衣類を汚すこ
となく交換作業を行える。
【0031】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図1
0ないし図14に基づいて説明する。なお、図1ないし
図7において説明した第一の実施の形態と同じ部分は同
じ符号を用いて説明する(以下、同様)。図10は、使
用済み用紙3を積載する給紙トレイ4と、この使用済み
用紙3の使用済み面3aに対して特定のパターンをマー
キングするマーキング機構26とを示す平面図、図11
はその縦断側面図である。このマーキング機構26は、
取付金具9と、アーム部材10と、ホルダ27と、マー
キング部材である鉛筆やクレヨン等の芯材28とにより
形成されている。
【0032】前記アーム部材10はその一端が前記取付
金具9に上下方向揺動自在に連結され、アーム部材10
の他端は前記ホルダ27に上下方向揺動自在に連結され
ている。前記ホルダ27は、上下で対向する芯ホルダ部
27a,27bと、この芯ホルダ部27a,27bを保
持するホルダ本体27cとにより形成されている。芯ホ
ルダ部27a,27bは、芯材固定ねじ29を締付ける
ことにより芯材28を挾持固定する。
【0033】前記ホルダ27には、図12及び図13に
おいて拡大して示すように、使用済み用紙3の給紙方向
と略直交する軸芯を有するコロ軸30が設けられ、コロ
軸30の両端部は前記ホルダ本体27cの側板に軸支さ
れている。このコロ軸30にはコロ31a,31bが回
転自在に取付けられ、これらのコロ31a,31bは使
用済み用紙3の使用済み面3aに接触している。一方の
コロ31aは、偏心カム32を介してコロ軸30に取付
けられ、偏心カム32とコロ31aとは一体に回転す
る。
【0034】下側の前記芯ホルダ部27bは、垂直方向
の軸芯を有する揺動軸33により前記コロ軸30中央部
に水平方向揺動自在に連結されている。この芯ホルダ部
27bの側板には水平方向長穴34が形成され、この水
平方向長穴34に前記コロ軸30が挿通されている。
【0035】前記芯ホルダ部27bにおける前記偏心カ
ム32が設けられている側の側板には、偏心カム32の
回転に伴ってこの偏心カム32と交互に接離する二個の
カム従節コロ35a,35bが取付けられている。
【0036】このような構成において、給紙トレイ4に
使用済み用紙3を積載し、マーキング機構26のホルダ
27を図12の実線で示すように使用済み用紙3の上に
移動させると、芯材28の先端部が最上位の使用済み用
紙3の使用済み面3aに圧接される。ホルダ27を図1
1の実線で示す位置に移動させた後、給紙コロ5を駆動
させて使用済み用紙3を給紙し、使用済み用紙3におけ
る画像が形成されていない他方の面3bに対して画像形
成を行う。
【0037】この画像形成時において、使用済み用紙3
が給紙されるとコロ31a,31bが使用済み用紙3と
の摩擦力でコロ軸30の回りに回転し、コロ31aは偏
心カム32と一体に回転する。偏心カム32が回転する
と、この偏心カム32がカム従節コロ35a,35bに
対して交互に接離し、この接離により芯ホルダ部27
a,27bは揺動軸33を中心として図12において二
点鎖線で示すように水平方向へ揺動する。そして、芯ホ
ルダ部27a,27bが揺動軸33を中心ととして揺動
するとともに芯ホルダ部27a,27bに挾持された芯
材28の先端部が使用済み面3aに圧接されるため、使
用済み面3aには図14に示すように蛇行線パターンが
マーキングされる。
【0038】従って、画像形成が終了した使用済み用紙
3が排紙部に排紙されたとき、既に画像が形成されてい
た使用済み面3aには蛇行線パターンがマーキングされ
ているため、使用済み面3aに既に形成されていた画像
と新たに形成した画像との識別を確実に行える。また、
このマーキング機構26は構造が簡単であり、既存の給
紙装置に対して簡単に追加取付けすることができる。
【0039】アーム部材10の両端部はともに上下方向
に揺動自在に連結されており、さらに、芯ホルダ部27
a,27bはコロ軸30と共にコロ軸30の軸芯回りに
回動自在である。このため、給紙トレイ4に積載された
使用済み用紙3が減少した場合には、ホルダ27は図1
1において二点鎖線Aで示すように移動し、使用済み面
3aに対して芯材28の先端部は圧接状態を維持され
る。従って、給紙トレイ4に積載する使用済み用紙3の
量が変化しても、芯材28による蛇行線パターンのマー
キングを確実に行える。
【0040】給紙トレイ4に使用済み用紙3を補給する
場合、又は、芯材28によるマーキングを行わない場合
には、ホルダ27を図11において二点鎖線Bで示す位
置へ移動させる。これにより、給紙トレイ4への使用済
み用紙3の補給を簡単に行えるようになり、また、芯材
28によるマーキングを停止することができる。
【0041】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図1
5及び図16に基づいて説明する。図15は、使用済み
用紙3を積載する給紙トレイ4と、この使用済み用紙3
の使用済み面3aに対して特定のパターンをマーキング
するマーキング機構36とを示す平面図、図16はその
縦断側面図である。このマーキング機構36は、取付金
具9と、アーム部材37と、ホルダ38と、マーキング
部材である鉛筆芯などの芯材39とにより形成されてい
る。
【0042】前記アーム部材37はその一端が前記取付
金具9に上下方向揺動自在に連結されている。アーム部
材37の他端にはシャープペンシル型の前記ホルダ38
が固定され、このホルダ38には芯材39が締付固定さ
れている。
【0043】このような構成において、給紙トレイ4に
使用済み用紙3を積載し、マーキング機構36のホルダ
38を図16の実線で示すように使用済み用紙3の上に
移動させると、芯材39の先端部が最上位の使用済み用
紙3の使用済み面3aに圧接される。ホルダ38を図1
6の実線で示す位置に移動させた後、給紙コロ5を駆動
させて使用済み用紙3を給紙し、使用済み用紙3におけ
る画像が形成されていない他方の面3bに対して画像形
成を行う。
【0044】この画像形成時において、給紙される使用
済み用紙3の使用済み面3aに対して芯材39の先端部
が圧接されており、使用済み面3aには直線パターンが
マーキングされる。
【0045】従って、画像形成が終了した使用済み用紙
3が排紙部に排紙されたとき、既に画像が形成されてい
た使用済み面3aには直線パターンがマーキングされて
いるため、使用済み面3aに既に形成されていた画像と
新たに形成した画像との識別を確実に行える。また、こ
のマーキング機構36は構造が簡単であり、既存の給紙
装置に対して簡単に追加取付けすることができる。
【0046】アーム部材37の一端は取付金具9に上下
方向揺動自在に連結されており、給紙トレイ4に積載さ
れた使用済み用紙3が減少した場合には、ホルダ38は
図16において二点鎖線Aで示すように移動し、使用済
み面3aに対して芯材39の先端部は圧接状態を維持さ
れる。従って、給紙トレイ4に載置する使用済み用紙3
の量が変化しても、芯材39による直線パターンのマー
キングを確実に行える。
【0047】給紙トレイ4に使用済み用紙3を補給する
場合、又は、芯材39によるマーキングを行わない場合
には、ホルダ38を図16において二点鎖線Bで示す位
置へ移動させる。これにより、給紙トレイ4への使用済
み用紙3の補給を簡単に行えるようになり、また、芯材
39によるマーキングを停止することができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、使用済み
用紙の給紙時における使用済み面へのマーキングを簡単
な機構で行うことができ、このマーキングを行う機構を
既存の給紙装置に対して簡単に追加取付けすることがで
き、さらに、保持部に対してホルダが揺動自在に連結さ
れているため、用紙積載部に積載された使用済み用紙の
量が変化してもマーキング部材を使用済み面に確実に接
触させることができ、給紙に伴うマーキングを確実に行
うことができる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、スタンプロ
ーラが回転しない非給紙時にはインクはスタンプローラ
に塗布されず、スタンプローラが使用済み用紙の使用済
み面に接触した状態に維持されてもインクが使用済み用
紙に対して付着過多となることを防止できる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、インクロー
ラのインクが無くなった場合やマーキングするインクの
色を変更する場合のインクローラの交換を簡単に行うこ
とができる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、スタンプロ
ーラによるマーキングによって使用済み用紙の使用済み
面に付着したインクのうち使用済み用紙に染み込んだり
乾燥したりせずに使用済み面に残ったインクをインク吸
収ローラで拭き取ることができ、マーキングのインクが
給紙コロや用紙搬送経路の内面等に付着することを防止
できる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、インクロー
ラとインク吸収ローラとの交換は、これらのローラを保
持した保持ケースごと行うため、インクで手や衣類を汚
すことなく交換作業を行える。
【0053】請求項6記載の発明によれば、マーキング
部材として鉛筆やクレヨン等の芯材を用いているため、
マーキングを行う機構をさらに安価にすることができ、
さらに、経時変化や温度変化を受けずに安定したマーキ
ングを行うことができる。
【0054】請求項7記載の発明によれば、用紙積載部
に積載する使用済み用紙のサイズの変更に伴ってエンド
フェンスをスライドさせたときには、ホルダやマーキン
グ部材も一体にスライドするため、使用済み用紙のサイ
ズを変更した場合でもマーキング部材を使用済み用紙の
使用済み面に接触する状態に維持することができ、サイ
ズの異なる各種の使用済み用紙に対するマーキングを確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における複写機の全
体構造を示す縦断正面図である。
【図2】使用済み面に特定の文字をマーキングして新た
な画像形成を行った使用済み用紙を示す斜視図である。
【図3】給紙トレイとマーキング機構とを示す平面図で
ある。
【図4】その縦断側面図である。
【図5】ホルダに対するローラの取付構造を説明する分
解図である。
【図6】ローラをホルダに取付けた状態を示す側面図で
ある。
【図7】スタンプローラを示す縦断正面図である。
【図8】スタンプローラの変形例を示す縦断正面図であ
る。
【図9】ホルダに対するローラの取付構造の変形例を示
す分解図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態における給紙トレ
イとマーキング機構とを示す平面図である。
【図11】その縦断側面図である。
【図12】マーキング機構を一部を破断して示す拡大平
面図である。
【図13】その側面図である。
【図14】使用済み面に特定のパターンをマーキングし
て新たな画像形成を行った使用済み用紙を示す斜視図で
ある。
【図15】本発明の第三の実施の形態における給紙トレ
イとマーキング機構とを示す平面図である。
【図16】その縦断側面図である。
【符号の説明】
3 使用済み用紙 3a 使用済み面 4 用紙積載部 5 給紙コロ 11,25,27,38 ホルダ 12,24 マーキング部材,スタンプローラ 13 インク含浸部材,インクローラ 14 インク吸収ローラ 14a インク吸収部 15 保持部,エンドフェンス 25a,25b 保持ケース 28,39 マーキング部材,芯材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済み用紙を使用済み面を上向き状態
    で積載する用紙積載部と、使用済み面に接触して回転す
    ることにより使用済み用紙を給紙する給紙コロと、前記
    用紙積載部に設けた保持部に揺動自在に連結されたホル
    ダと、このホルダに取付けられて前記用紙積載部に積載
    された使用済み用紙の使用済み面に接触するマーキング
    部材とを有することを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 マーキング部材は、外周面に文字やパタ
    ーンを形成した回転自在なスタンプローラであり、この
    スタンプローラの外周面を使用済み用紙の使用済み面と
    インク含浸部材とに接触させたことを特徴とする請求項
    1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 インク含浸部材は、内部にインクを含浸
    したスポンジ状のインクローラであり、このインクロー
    ラをスタンプローラを保持するホルダに着脱自在に取付
    けたことを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 外周部にインク吸収部を備えたインク吸
    収ローラを、スタンプローラと給紙コロとの間に配置し
    て使用済み用紙の使用済み面に接触させたことを特徴と
    する請求項2記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 インクローラと外周部にインク吸収部を
    備えたインク吸収ローラとを一つの保持ケースに一体に
    取付け、この保持ケースをスタンプローラを保持する他
    の保持ケースに着脱自在に連結し、連結した二つの保持
    ケースによりホルダを形成したことを特徴とする請求項
    2記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 マーキング部材は、鉛筆やクレヨン等の
    芯材であることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 保持部が、エンドフェンスであることを
    特徴とする請求項1記載の給紙装置。
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