JPH0933265A - 光ファイバジャイロ - Google Patents

光ファイバジャイロ

Info

Publication number
JPH0933265A
JPH0933265A JP18936495A JP18936495A JPH0933265A JP H0933265 A JPH0933265 A JP H0933265A JP 18936495 A JP18936495 A JP 18936495A JP 18936495 A JP18936495 A JP 18936495A JP H0933265 A JPH0933265 A JP H0933265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
light
waveguide
fiber gyro
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18936495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniyoshi Watanabe
邦芳 渡邉
Shigeru Nakamura
茂 中村
Takeshi Hojo
武 北條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokimec Inc filed Critical Tokimec Inc
Priority to JP18936495A priority Critical patent/JPH0933265A/ja
Publication of JPH0933265A publication Critical patent/JPH0933265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源と光集積回路とを有する光ファイバジャ
イロにおいて、Y分岐に発生する1次モードの光に起因
した誤差を除去することを目的とする。 【解決手段】 光集積回路の導波路の端面にビームスプ
リッタ機能を設ける。光源からの光はビームスプリッタ
を通過して光集積回路の導波路を伝播する。斯かる導波
路を反対方向に伝播した干渉光はビームスプリッタにて
反射し受光器によって検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は角速度を測定するた
めの光ファイバジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバジャイロは光のサグナック効
果(サニャック効果)を利用して角速度を計測するよう
に構成されており、高い信頼性を有し装置を小型化する
ことができる利点がある。
【0003】図5は従来の干渉型光ファイバジャイロの
うち位相差変調方式の光ファイバジャイロの例を示す。
この光ファイバジャイロは、半導体レーザ、発光ダイオ
ード等の光源101と入射光を電流に変換する受光器1
02と1本の光ファイバを複数回巻いて形成された光フ
ァイバループ103と偏光子104と光ファイバを伝播
する光を合成し又は分岐するカプラ105、106とを
有する。
【0004】光源101より出力された光は第1のカプ
ラ105及び偏光子104を経由して第2のカプラ10
6に導かれる。第2のカプラ106で光は分岐され、斯
くして分岐された2つの光は光ファイバループ103を
互いに反対方向に伝播する。即ち、一方は光ファイバル
ープ103を右周りに伝播し、他方は左周りに伝播す
る。
【0005】光ファイバループ103に角速度Ωが加わ
ると、サグナック効果によって、光ファイバループ10
3内を互いに反対方向に伝播する光に位相差Δφが生ず
る。斯かる位相差Δφは角速度Ωに比例し、次の式で表
される。
【0006】
【数1】Δφ=(2πLD/λC)Ω
【0007】ここに、Ωは光ファイバループ103の中
心軸線周りの角速度、Dは光ファイバループ103のル
ープ径、Lは光ファイバループ103の長さ、λは光源
101から出力される光の波長、Cは光速を表す。
【0008】この光ファイバジャイロは、更に、電流・
電圧変換器107と位相変調器108と信号発生器10
9と同期検波器110とを有する。受光器102より出
力された電流は電流・電圧変換器107によって電圧に
変換され電圧として出力される。位相変調器108は光
ファイバループ103の一端に配置されており、信号発
生器109から供給された基準信号によって作動され
る。位相変調器108によって光ファイバループ103
内を互いに反対方向に伝播する光が位相変調される。信
号発生器109から供給される信号の角周波数をωP
すれば、電流・電圧変換器107の出力電圧Vは、次の
式によって表される。
【0009】
【数2】I=K[1+cosΔφ・{J0 (z)−2J
2 (z)cos2ωP t+・・}−sinΔφ・{2J
1 (z)cosωP t−・・・}]
【0010】ここで、zは位相変調度、J0 、J1 、J
2 、・・・はベッセル関数、Kは比例定数、tは時間で
ある。
【0011】同期検波器110には信号発生器109か
ら角周波数ωP の信号が供給され、斯かる基準信号によ
って出力電圧Vの角周波数nωP 成分のうち角周波数成
分ω P が同期検波され、sinΔφに比例する出力2K
1 (x)sinΔφが出力される。こうして、Δφを
求めて、数1の式より角速度Ωが求められる。
【0012】位相差変調方式の光ファイバジャイロを改
良したものとしてセロダイン方式の光ファイバジャイロ
が知られている。斯かるセロダイン方式では位相変調器
108の他に更にセロダイン位相変調器108’が設け
られている。尚、セロダイン方式の光ファイバジャイロ
の詳細については本願出願人と同一の出願人による特願
平4−306975号を参照されたい。
【0013】図6に従来の光ファイバジャイロの他の例
を示す。この例では光集積回路115が使用されてい
る。図6Aに示す光ファイバジャイロでは、2つのY分
岐118、118、偏光子104、位相変調器108及
びセロダイン位相変調器108’が単一の光集積回路1
15に組み込まれている。図6Bに示す光ファイバジャ
イロでは、偏光子104、1つのY分岐118、位相変
調器108及びセロダイン位相変調器108’が単一の
光集積回路115に組み込まれている。
【0014】光集積回路115の両端には接続装置11
6が装着されており、斯かる接続装置116によっては
光集積回路115の導波路の端部は光ファイバ131に
接続されている。
【0015】光集積回路115はフォトリソグラフィ技
術を使用して基板の上面にY分岐118と位相変調器1
08、108’を形成することによって製造される。基
板として例えばニオブ酸リチウム(LiNbO3 )又は
タンタル酸リチウム(LiTaO3 )が使用される。Y
分岐118、118は導波路によって構成されている。
導波路の形成方法には熱拡散法、プロトン交換法等があ
る。
【0016】光源101より出力された光は互いに直交
する偏光面を有し強度が等しい2つの偏光TE及びTM
偏光を含む。光ファイバジャイロでは、高い測定精度を
得るために、単一の偏光面を有する偏光が使用される。
従って、通常、光ファイバジャイロには光源101から
の光より偏光を得るための偏光分離機能が備えられてい
る。図5に示す光ファイバジャイロでは、光路に偏光子
104が設けられている。図6に示す光ファイバジャイ
ロでは、光集積回路115に偏光分離機能が備えられて
いる。
【0017】プロトン交換型の光集積回路では導波路が
偏光子の機能を果たすので偏光子104を特に設ける必
要はない。しかしながら、チタン拡散型の光集積回路1
15では導波路は偏光子の機能を有さないから、光集積
回路115に偏光子104を形成する必要がある。斯か
る偏光子104は金属装荷型に形成されてよい。
【0018】図7及び図8を参照して従来の光ファイバ
ジャイロの他の例を説明する。この例は、本願出願人と
同一の出願人によって平成5年12月24日付で出願さ
れた特願平5−327971号に記載されたものであ
る。尚、詳細については同出願を参照されたい。
【0019】この光ファイバジャイロは光源11と受光
器13と光集積回路21と接続装置35とを有する。接
続装置35には光ファイバループ19が装着されてい
る。光源11はサブキャリヤ15に支持されており、斯
かるサブキャリヤ15は第1の支持部材17の上面に取
り付けられている。
【0020】受光器13は第2の支持部材31の内端面
上に取り付けられており、光集積回路21は第2の支持
部材31の上面に取り付けられている。第2の支持部材
31は第1の支持部材17に1対のボルト33によって
取り付けられているが、第1の支持部材17と第2の支
持部材31とを一体に形成してもよい。
【0021】光集積回路21は図示のように台形の板状
であり光源11に面した前端面は長手方向に対して垂直
だが反対側の後端面は長手方向に対して傾斜している。
【0022】光集積回路21の上面には導波路23が形
成されており、導波路23は2つのY分岐25、26を
含む。第1のY分岐25の一方の分岐25Aの先端は光
源11に向かっており、第1の分岐25の他方の分岐2
5Bは受光器13に向かっている。第2のY分岐26の
各分岐26A、26Bの両側には位相変調器27、28
が配置されている。第2の位相変調器28はセロダイン
位相変調器であってよい。
【0023】光源11からの光は第1のY分岐25の一
方の分岐25Aに入射され、第1のY分岐25を経て第
2のY分岐26に導かれる。第2のY分岐26にて光は
2つに分岐され、一方の光は一方の分岐26A及び接続
装置35を経由して光ファイバループ19を右周りに伝
播し、他方の光は他方の分岐26B及び接続装置35を
経由して光ファイバループ19を左周りに伝播する。
【0024】光ファイバループ19を右周りに伝播する
光と左周りに伝播する光の両者は、第2のY分岐26の
各分岐26A、26Bに沿って配置された位相変調器2
7、28によって位相変調される。
【0025】こうして、位相変調された右周りの伝播光
と左周りの伝播光は第2のY分岐26にて合成され、干
渉光は第1のY分岐25を経由して受光器13によって
受光される。受光器13は干渉光の強さ及び位相を指示
する電流信号を出力する。図示のように、第2の支持部
材31には1対の終端抵抗器47、47及び電流電圧変
換器49が設けられ、終端抵抗器47、47の各々は位
相変調器27、28に接続され、電流電圧変換器49は
受光器13に接続されている。
【0026】上述のように光集積回路21がチタン拡散
型の場合には、導波路23、25、26が偏光子の機能
を供えないから、光集積回路21に偏光子29を形成す
る必要がある。
【0027】図8は光ファイバジャイロの断面構成を示
す。図示のようにこの光ファイバジャイロには温度調節
装置が設けられている。斯かる温度調節装置は第1の支
持部材17に装着された温度センサ41と第1の支持部
材17の下面に配置された加熱冷却装置43とを有す
る。加熱冷却装置43は例えばペルチエ素子を含むもの
であってよい。加熱冷却装置43は基台39の上に配置
されていてる。
【0028】温度センサ41の感温部は好ましくは光源
11に近接して配置される。温度センサ41によって光
源温度が検出され、斯かる光源温度を指示する信号は加
熱冷却装置43に供給される。こうして、加熱冷却装置
43は光源11付近の温度が常に一定となるように調節
される。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した例では光
集積回路115を使用するが、光ファイバループ103
以外の部分にも光ファイバを使用するため、接続部分に
て光軸を整合させる作業が必要であり、光軸を正確に整
合させる作業は煩雑であった。
【0030】図7に示した例では、光ファイバジャイロ
のうち光ファイバループ19の部分を除いて、光ファイ
バを使用しない光ファイバジャイロモジュールが構成さ
れる。従って光ファイバを接続する工程を必要としな
い。しかしながら、次のような欠点を有する。
【0031】導波路25Aを伝播した0次モード(シン
グルモード)の光のうち半分は第1のY分岐25にて1
次モード(マルチモード)光となる。1次モード光は、
光強度分布が光軸に対して非対称であるため、導波路2
3の外側の光集積回路21の基板内に放射され、斯かる
放射光の一部は第2のY分岐26まで伝播する。従って
第2のY分岐26にて、導波路23を経由した光と導波
路23の外側を経由した光が再結合する。それによって
2つの導波路26A、26Bに分岐された光の間に位相
差が生じ、それがジャイロ信号の雑音となるという欠点
があった。
【0032】本発明は、斯かる点に鑑み、光軸を整合さ
せる必要がなく、従って、光軸の不一致に起因する誤差
がない光ファイバジャイロを提供することを目的とす
る。
【0033】本発明は、斯かる点に鑑み、2つのY分岐
を有する光集積回路において、第1のY分岐25にて生
じた1次モード光が第2のY分岐26にて再結合するこ
とに起因してジャイロ信号に雑音が生ずることがない光
ファイバジャイロを提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によると、導波路
を有する光集積回路と該導波路の端面に対して配置され
た光源と上記導波路に接続された光ファイバループとを
有する光ファイバジャイロにおいて、上記導波路の端面
にビームスプリッタが設けられ、上記光源からの光は上
記ビームスプリッタを通過して上記光集積回路の導波路
を伝播し、上記導波路を反対方向に伝播した光は上記ビ
ームスプリッタにて反射するように構成されていること
を特徴とする。
【0035】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光源と上記光集積回路とは1つの支持部材に
支持され光ファイバを含まない一体的な構成部品として
形成されていることを特徴とする。
【0036】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記ビームスプリッタは上記導波路の端面に形成
された多層膜より構成されていることを特徴とする。
【0037】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光源からの光は上記導波路の端面に対して所
定の入射角にて入射されるように構成されていることを
特徴とする。
【0038】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光集積回路の導波路は上記導波路の端面を通
過した上記光源からの光の出射方向に沿って形成されて
いることを特徴とする。
【0039】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光源は半導体発光素子よりなり、該半導体発
光素子からの光はその出射側端面に対して上記所定の入
射角に対応した角度にて傾斜して出射されることを特徴
とする。
【0040】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記半導体発光素子は基板と該基板に形成された
発光層導波路を含み、該発光層導波路は上記基板の出射
側端面に対して傾斜して配置されていることを特徴とす
る。
【0041】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光集積回路は上記導波路の端面を含む上記光
集積回路の端面に対して傾斜した第2の端面を有し、該
第2の端面に向かい合う位置に上記光源が配置されてい
ることを特徴とする。
【0042】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記導波路を反対方向に伝播し上記導波路の端面
にて反射した光の経路に受光器が設けられていることを
特徴とする。
【0043】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光集積回路の側面に上記受光器を配置するた
めの切り欠きが設けられ、該切り欠きは上記導波路を反
対方向に伝播し上記ビームスプリッタにて反射した光の
経路に直交する面を有することを特徴とする。
【0044】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光集積回路は上記導波路に接続されたY分岐
と該Y分岐の分岐に沿って設けられた位相変調器を有す
ることを特徴とする。
【0045】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記光源に近接して温度調節装置が設けられ、そ
れによって上記光源は常に一定の温度に維持されるよう
に構成されていることを特徴とする。
【0046】本発明によると、光ファイバループ19の
部分以外は光ファイバを含まないから、光ファイバジャ
イロの製造において、光源11と光ファイバを接続する
作業を必要としない、また光源11と光ファイバの光軸
を整合させる作業を必要としない。
【0047】本発明によると、光集積回路21の前端面
の導波路23Aの端面にビームスプリッタ機能が設けら
れており、光集積回路21の2つのY分岐のうち光源側
のY分岐を必要としないから、上記Y分岐にて発生する
1次モードの光に起因したジャイロ信号の誤差が発生し
ない。
【0048】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明による光フ
ァイバジャイロの例を説明する。本例の光ファイバジャ
イロは光源11と光集積回路21とを有する。光源11
はサブキャリヤ15に支持されており、斯かるサブキャ
リヤ15は第1の支持部材17の上面に取り付けられて
いる。
【0049】光集積回路21は第2の支持部材31の上
面に取り付けられている。第2の支持部材31は第1の
支持部材17に図示しない1対のボルトによって取り付
けられているが、第1の支持部材17と第2の支持部材
31とを一体に形成してもよい。
【0050】光集積回路21の上面には導波路23と導
波路よりなるY分岐26が形成されている。導波路23
は光集積回路21の前端面21Bに近い前端部23Aと
中央部分23Bとを有し、中央部分23Bは光集積回路
21の長手方向に沿って延在しているが、前端部23A
は光集積回路21の長手方向に対して傾斜して延在して
いる。尚、導波路23の前端部23Aの先端部は、拡大
した断面積を有するように構成してよい。Y分岐26の
各分岐26A、26Bの両側には位相変調器27、28
が配置されている。
【0051】本例によると、光集積回路21の前端面2
1Bには、導波路23の前端部23Aの先端の位置に
て、ビームスプリッタ22が装着されている。斯かるビ
ームスプリッタ22は、例えば多層膜よりなるハーフミ
ラーであってよい。尚、ハーフミラー以外であっても、
薄い寸法のものであればよい。
【0052】光集積回路21の一方の側面には切り欠き
21Aが設けられ、斯かる切り欠き21Aに受光器13
が配置されている。斯かる切り欠き21Aは反射光の光
路23Cに対して直交する面を有し、それによって反射
光が光集積回路21の側面にて全反射することが防止さ
れる。
【0053】光集積回路21の後端面には接続装置35
が装着されており、斯かる接続装置35には光ファイバ
ループ19の両端が接続されている。こうして、光ファ
イバループ19の両端は接続装置35を介してY分岐2
6の各分岐26A、26Bに接続されている。
【0054】光源11からの光はビームスプリッタ22
を経由して導波路23に導かれ、Y分岐26に達する。
伝播光はY分岐26にて2つに分岐される。一方の光は
一方の分岐26A及び接続装置35を経由して光ファイ
バループ19を右周りに伝播し、他方の光は他方の分岐
26B及び接続装置35を経由して光ファイバループ1
9を左周りに伝播する。
【0055】光ファイバループ19を右周りに伝播する
光と左周りに伝播する光の両者は、Y分岐26の各分岐
26A、26Bに沿って配置された位相変調器27、2
8によって位相変調される。第2の位相変調器28はセ
ロダイン位相変調器であってよい。
【0056】こうして、位相変調された右周りの伝播光
と左周りの伝播光はY分岐26にて合成され、干渉光は
導波路23を経由してビームスプリッタ22に達する。
干渉光はビームスプリッタ22にて反射し、破線23C
にて示す経路を伝播し、受光器13によって受光され
る。
【0057】受光器13は干渉光の強さ及び位相を指示
する電流信号を出力する。図示のように、第2の支持部
材31には1対の終端抵抗器47、47及び電流電圧変
換器49が設けられ、終端抵抗器47、47の各々は位
相変調器27、28に接続され、電流電圧変換器49は
受光器13に接続されている。
【0058】上述のように光集積回路21がチタン拡散
型の場合には、導波路23及びY分岐26が偏光子の機
能を供えないから、光集積回路21に偏光子を形成する
必要がある。
【0059】図2を参照して本例の光集積回路21の詳
細を説明する。図2には、図示しない光源11からの光
線201がビームスプリッタ22を経由して導波路23
の前端部23Aに導かれ、逆に干渉光が導波路23の前
端部23Aよりビームスプリッタ22に導かれ、そこで
反射し、反射光203が経路23Cに沿って伝播し、図
示しない受光器13によって検出される状態が示されて
いる。
【0060】光線201のビームスプリッタ22上の入
射点をOとし、斯かる入射点Oを通り、光集積回路21
の長手方向に沿って基準線をとり、それをO−Oとす
る。光集積回路21の前端面21Bに対する法線をN−
Nとする。基準線O−Oに対する導波路23の前端部2
3Aの角度をA、基準線O−Oに対する光集積回路21
の前端面21Bの傾斜角をαとする。
【0061】光線201の入射角、即ち、法線N−Nに
対する光線201の角度をθA 、その出射角、即ち、法
線N−Nに対する導波路23の前端部23Aの角度をθ
L とする。スネルの法則は次のように表される。
【0062】
【数3】nA ・sinθA =nL ・sinθL
【0063】nA 、nL はそれぞれ空気及び導波路23
の屈折率である。干渉光の入射角とその反射角は等し
い。即ち、法線N−Nに対する導波路23の前端部23
Aの角度θL は、法線N−Nに対する反射光203の角
度θLOに等しい。
【0064】基準線O−Oに対する光集積回路21の前
端面21Bの傾斜角αは次の式によって求められる。
【0065】
【数4】α=90°−(θL +A)
【0066】本例によると、光源11からの光線201
の入射角θA と基準線O−Oに対する導波路23の前端
部23Aの角度Aを設定することによって、基準線O−
Oに対する光集積回路21の前端面21Bの傾斜角αが
得られる。
【0067】例えば、光源11からの光線201の入射
角θA =45°とすると、数3の式によって、光線20
1の出射角θL はθL =18°となる。次に、例えば、
基準線O−Oに対する導波路23の前端部23Aの角度
A=10°とすると、数4の式によって、基準線O−O
に対する光集積回路21の前端面21Bの傾斜角はα=
62°となる。
【0068】基準線O−Oに沿った導波路23の前端部
23Aの長さをLとし、基準線O−Oから導波路23の
中央部23Bまでの距離をyとすると、斯かる距離yは
次の式によって表される。
【0069】
【数5】y=LtanA
【0070】例えば、A=10°、L=10mmとする
と、距離y=1.763mmとなる。
【0071】次に光源11について説明する。本発明の
光源11は、次の条件を満たす必要がある。 (1)法線N−Nに対して入射角θA にて入射する光を
生成する。 (2)光源11の出射端面と光集積回路21の前端面2
1Bの間は数10μmの距離にて隔置されて配置される
ことができる。光源11の発光部の先端と光集積回路2
1の導波路23の前端部の間の距離が数10μmより大
きいと、光の損失が大きくなるからである。
【0072】図3を参照して本例による光源11の例を
説明する。図3には光源11が破線にて示す光集積回路
21の前端面21Bに配置された状態が示されている。
本例の光源11はサブキャリア15に支持された半導体
発光素子よりなり、斯かる半導体発光素子は基板11A
とその上面に形成された発光層導波路11Bとを含む。
図示のように、半導体発光素子の外側端面11Cが光集
積回路21の前端面21Bに接触しているが、実際には
発光層導波路11Bの先端面と光集積回路21の前端面
21Bは数10μの距離にて隔置されている。
【0073】図2と同様に、光集積回路21の前端面2
1Bにおける光の入射点をOとし、光集積回路21の前
端面21Bに対する法線をN−Nとする。発光層導波路
11Bの中心軸線をOMとする。
【0074】発光層導波路11Bの中心軸線OMは法線
N−Nに対して傾斜角度θB だけ傾斜している。発光層
導波路11Bによって生成された光線201は発光層導
波路11Bの中心軸線OMに対して傾斜している。従っ
て傾斜角度θB ≠0の場合には、次の式が成り立つ。
【0075】
【数6】θB ≠θA
【0076】例えば、θA =45°の場合には、それを
満たす適当な発光層導波路11Bの傾斜角度θB を求め
ることができる。こうして本例によると上述の光源11
の2つの条件を満たすことができる。
【0077】図4を参照して本発明による光ファイバジ
ャイロの他の例を説明する。本例の光ファイバジャイロ
は、図1に示した例と比較して、光源11と光集積回路
21の前端面の形状が異なり、光集積回路21の配置状
態が異なる。それ以外の点は図1の例と同様であってよ
い。
【0078】本例によると光源11は図7に示した如き
従来の例と同様である。例えば、光源11として半導体
発光素子を使用する場合、発光層導波路11Bの中心軸
線OMは半導体発光素子の出射端面11Cに垂直になる
ように構成する。即ち、数6の式の代わりにθB =θA
=0を満たすように構成する。
【0079】光源11からの光はその出射端面11Cに
対して垂直に伝播するから、上述の条件(1)を満たす
ためには、光源11の先端面が入射光201の光路に垂
直になるように配置される。しかしながら、光集積回路
21の前端面21Bは傾斜しているから、条件(2)を
満たすことができない。
【0080】そこで本例では、光集積回路21の前端面
21Bを更に切断して傾斜面21Cが形成されている。
斯かる傾斜面21Cは図3の破線21Cにて示すよう
に、光源11からの入射光201の光路に対して垂直に
配置されている。斯かる傾斜面21Cは入射点Oの近傍
まで延在している。
【0081】光集積回路21の前端面21Bに傾斜面2
1Cを設け、斯かる傾斜面21Cに向かう合う位置に光
源11を配置することによって、上述の2つの条件を満
たすことができる。
【0082】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0083】本例の光ファイバジャイロに図8を参照し
て説明した温度調節装置が設けられてよい。それによっ
て、光源11付近の温度は常に一定に維持されれる。
【0084】
【発明の効果】本発明によると、光ファイバループ19
の部分以外は光ファイバを含まないから、光源11と光
ファイバを接続する作業なしに光ファイバジャイロを製
造することができる利点がある。
【0085】本発明によると、光ファイバループ19の
部分以外は光ファイバを含まないから、光源11と光フ
ァイバの光軸を整合させる作業なしに光ファイバジャイ
ロを製造することができる利点がある。
【0086】本発明によると、光集積回路21の前端面
の導波路23Aの端面にビームスプリッタ機能が設けら
れており、2つのY分岐のうち光源側のY分岐を必要と
しない利点がある。
【0087】本発明によると、光集積回路21の2つの
Y分岐のうち光源側のY分岐を必要としないから、Y分
岐にて1次モードの光が発生しない利点があり、従って
斯かる1次モードの光に起因したジャイロ信号の誤差が
発生しない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバジャイロの第1の例の平面
構成を示す図である。
【図2】本発明の光集積回路の一部詳細を示す図であ
る。
【図3】本発明の光源の例を示す図である。
【図4】本発明の光ファイバジャイロの第2の例の平面
構成を示す図である。
【図5】従来の光ファイバジャイロの例を示す図であ
る。
【図6】従来の光ファイバジャイロの他の例を示す図で
ある。
【図7】従来の光ファイバジャイロの更に他の例を示す
図である。
【図8】図7の光集積回路の断面構成を示す図である。
【符号の説明】
11 光源 13 受光器 15 サブキャリア 17 支持部材 19 光ファイバループ 21 光集積回路 22 ビームスプリッタ 23 導波路 25、26 Y分岐 27、28 位相変調器 29 偏光子 31 支持部材 33 ボルト 35 接続装置 39 基台 41 温度センサ 43 加熱冷却装置 47 終端抵抗器 49 電流電圧変換器 101 光源 102 受光器 103 光ファイバループ 104 偏光子 105、106 カプラ 107 電流電圧変換器 108、108’ 位相変調器 109 信号発生器 110 同期検波器 115 光集積回路 116 接続装置 117 接続部 118 Y分岐 131 光ファイバ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波路を有する光集積回路と該導波路の
    端面に対して配置された光源と上記導波路に接続された
    光ファイバループとを有する光ファイバジャイロにおい
    て、 上記導波路の端面にビームスプリッタが設けられ、上記
    光源からの光は上記ビームスプリッタを通過して上記光
    集積回路の導波路を伝播し、上記導波路を反対方向に伝
    播した光は上記ビームスプリッタにて反射するように構
    成されていることを特徴とする光ファイバジャイロ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバジャイロにお
    いて、 上記光源と上記光集積回路とは1つの支持部材に支持さ
    れ光ファイバを含まない一体的な構成部品として形成さ
    れていることを特徴とする光ファイバジャイロ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光ファイバジャイ
    ロにおいて、 上記ビームスプリッタは上記導波路の端面に形成された
    多層膜より構成されていることを特徴とする光ファイバ
    ジャイロ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の光ファイバジ
    ャイロにおいて、 上記光源からの光は上記導波路の端面に対して所定の入
    射角にて入射されるように構成されていることを特徴と
    する光ファイバジャイロ。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の光ファイ
    バジャイロにおいて、 上記光集積回路の導波路は上記導波路の端面を通過した
    上記光源からの光の出射方向に沿って形成されているこ
    とを特徴とする光ファイバジャイロ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の光ファイバジャイ
    ロにおいて、 上記光源は半導体発光素子よりなり、該半導体発光素子
    からの光はその出射側端面に対して上記所定の入射角に
    対応した角度にて傾斜して出射されることを特徴とする
    光ファイバジャイロ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の光ファイバジャイロにお
    いて、 上記半導体発光素子は基板と該基板に形成された発光層
    導波路を含み、該発光層導波路は上記基板の出射側端面
    に対して傾斜して配置されていることを特徴とする光フ
    ァイバジャイロ。
  8. 【請求項8】 請求項4又は5記載の光ファイバジャイ
    ロにおいて、 上記光集積回路は上記導波路の端面を含む上記光集積回
    路の端面に対して傾斜した第2の端面を有し、該第2の
    端面に向かい合う位置に上記光源が配置されていること
    を特徴とする光ファイバジャイロ。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7又は
    8記載の光ファイバジャイロにおいて、 上記導波路を反対方向に伝播し上記導波路の端面にて反
    射した光の経路に受光器が設けられていることを特徴と
    する光ファイバジャイロ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の光ファイバジャイロに
    おいて、 上記光集積回路の側面に上記受光器を配置するための切
    り欠きが設けられ、該切り欠きは上記導波路を反対方向
    に伝播し上記ビームスプリッタにて反射した光の経路に
    直交する面を有することを特徴とする光ファイバジャイ
    ロ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項記載の
    光ファイバジャイロにおいて、 上記光集積回路は上記導波路に接続されたY分岐と該Y
    分岐の分岐に沿って設けられた位相変調器を有すること
    を特徴とする光ファイバジャイロ。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
    光ファイバジャイロにおいて、 上記光源に近接して温度調節装置が設けられ、それによ
    って上記光源は常に一定の温度に維持されるように構成
    されていることを特徴とする光ファイバジャイロ。
JP18936495A 1995-07-25 1995-07-25 光ファイバジャイロ Pending JPH0933265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18936495A JPH0933265A (ja) 1995-07-25 1995-07-25 光ファイバジャイロ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18936495A JPH0933265A (ja) 1995-07-25 1995-07-25 光ファイバジャイロ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0933265A true JPH0933265A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16240092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18936495A Pending JPH0933265A (ja) 1995-07-25 1995-07-25 光ファイバジャイロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0933265A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107678107A (zh) * 2017-11-10 2018-02-09 西安飞秒光纤技术有限公司 一种集成化耦合模块

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107678107A (zh) * 2017-11-10 2018-02-09 西安飞秒光纤技术有限公司 一种集成化耦合模块

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112485863B (zh) 光模块
US6163632A (en) Integrated optical circuit
US20210240050A1 (en) Integrated Modulator Structure for In-situ Power Balancing in Photonic Fiber Optic Gyroscopes
US5686990A (en) Optical source isolator with polarization maintaining optical fiber and aspheric collimating and focusing lens
US7190462B2 (en) Fiber optic gyroscope having optical integrated circuit, depolarizer and fiber optic coil
JPH09318367A (ja) 光ファイバジャイロ及び光集積回路
US7228022B1 (en) Polymer integrated optical transceiver
RU2762530C1 (ru) Интерферометрический волоконно-оптический гироскоп
US5327214A (en) Optical interferometric gyro having reduced return light to the light source
JPH08226822A (ja) 光ファイバジャイロ及び光集積回路
JPH07181045A (ja) 光集積回路及び光ファイバジャイロ
JPH0933265A (ja) 光ファイバジャイロ
JPH0979861A (ja) 光ファイバジャイロ及び光集積回路
JPH10293223A (ja) 光導波路素子
JPH0447214A (ja) 光ファイバジャイロスコープ
JP2004309466A (ja) 光ファイバジャイロ
JP2000338154A (ja) 反射型光変調器及び電界測定装置
JPH0933264A (ja) 光ファイバジャイロ
JPH08297218A (ja) 光集積回路及び光ファイバジャイロ
JPH08297219A (ja) 光集積回路及び光ファイバジャイロ
JPH08297220A (ja) 光集積回路及び光ファイバジャイロ
JPH07181046A (ja) 光ファイバジャイロ
JPS59166873A (ja) 光応用電圧・電界センサ
JPH08261768A (ja) 光集積回路及び光ファイバジャイロ
JPH08285611A (ja) ジャイロ用光集積回路