JPH0933308A - 超音波流量計 - Google Patents
超音波流量計Info
- Publication number
- JPH0933308A JPH0933308A JP7185622A JP18562295A JPH0933308A JP H0933308 A JPH0933308 A JP H0933308A JP 7185622 A JP7185622 A JP 7185622A JP 18562295 A JP18562295 A JP 18562295A JP H0933308 A JPH0933308 A JP H0933308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- transmitter
- signal
- receiver
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シングアラウンド法を用いた超音波流量計の
計測精度を改善する。 【構成】 流れの順方向に超音波を発射して伝搬時間t
1 を計測するときのタイムチャートを図に示す。先ずス
タート時に駆動パルスP1で送波器を駆動する。送波器
は振動して超音波を受波器に向けて発射すると同時に電
気信号S11を生じる。S11の第3波を検知回路で検
知して信号P11を得る。受波器の電気信号S21の第
3波を検出した信号P21で駆動パルスP2を送波器に
印加する。これをくり返しN回目の信号P2Nまでの時
間T1 と、遅れ時間τの平均から伝搬時間t1 を求め
る。同様にして逆方向の伝搬時間も求め、これらから流
量を演算する。
計測精度を改善する。 【構成】 流れの順方向に超音波を発射して伝搬時間t
1 を計測するときのタイムチャートを図に示す。先ずス
タート時に駆動パルスP1で送波器を駆動する。送波器
は振動して超音波を受波器に向けて発射すると同時に電
気信号S11を生じる。S11の第3波を検知回路で検
知して信号P11を得る。受波器の電気信号S21の第
3波を検出した信号P21で駆動パルスP2を送波器に
印加する。これをくり返しN回目の信号P2Nまでの時
間T1 と、遅れ時間τの平均から伝搬時間t1 を求め
る。同様にして逆方向の伝搬時間も求め、これらから流
量を演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシングアラウンド法
を用いた超音波流量計の改良に関する。
を用いた超音波流量計の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ただ1つのシングアラウンド系を時間的
に切替えるタイムシヤリングの方式を用いた超音波流量
計が公知である。
に切替えるタイムシヤリングの方式を用いた超音波流量
計が公知である。
【0003】タイムシヤリング方式を用いたシングアラ
ウンド法の原理を図3を用いて説明する。図3におい
て、1は流管、2、3は距離Lだけ離れて流管1の上流
部と下流部に設けた1組の送受波器である。Vは流体の
流れの流速を示す。
ウンド法の原理を図3を用いて説明する。図3におい
て、1は流管、2、3は距離Lだけ離れて流管1の上流
部と下流部に設けた1組の送受波器である。Vは流体の
流れの流速を示す。
【0004】まず送波器2から順方向に超音波パルスを
発射し、受波器3でこれを受信する。この受信信号に基
いて送波器2に駆動パルスを加えると送波器2からは再
び超音波パルスが発射され、以後このくり返しが行なわ
れる。このくり返しの周期、つまり順方向のシングアラ
ウンド周期t1 は、静止流体中の音速をC、流体の流れ
の速さをVとすると t1 =L/(C+V) となる。
発射し、受波器3でこれを受信する。この受信信号に基
いて送波器2に駆動パルスを加えると送波器2からは再
び超音波パルスが発射され、以後このくり返しが行なわ
れる。このくり返しの周期、つまり順方向のシングアラ
ウンド周期t1 は、静止流体中の音速をC、流体の流れ
の速さをVとすると t1 =L/(C+V) となる。
【0005】また、順方向のシングアラウンド周波数f
1 は周期t1 の逆数で、 f1 =1/t1 =(C+V)/L となる。
1 は周期t1 の逆数で、 f1 =1/t1 =(C+V)/L となる。
【0006】次に、超音波の向きを流れと逆方向に切替
え、送波器3から逆方向に超音波パルスを発射し、受波
器2でこれを受信する。この受信信号に基いて送波器3
に駆動パルスを加えると送波器2からは再び超音波パル
スが発射され、以後このくり返しが行なわれる。このく
り返しの周期、つまり逆方向のシングアラウンド周期t
2 は、 t2 =L/(C−V) となる。
え、送波器3から逆方向に超音波パルスを発射し、受波
器2でこれを受信する。この受信信号に基いて送波器3
に駆動パルスを加えると送波器2からは再び超音波パル
スが発射され、以後このくり返しが行なわれる。このく
り返しの周期、つまり逆方向のシングアラウンド周期t
2 は、 t2 =L/(C−V) となる。
【0007】また、逆方向のシングアラウンド周波数f
2 は周期t1 の逆数で f2 =1/t2 =(C−V)/L となる。
2 は周期t1 の逆数で f2 =1/t2 =(C−V)/L となる。
【0008】f1 とf2 の差Δfは Δf=f1 −f2 =(1/t1 )−(1/t2 )=2V
/L となり、これから、流体の流れの速さVを V=L・Δf/2 として、音速に関係なく求めることができる。
/L となり、これから、流体の流れの速さVを V=L・Δf/2 として、音速に関係なく求めることができる。
【0009】ところで、送受波器2、3のうちの一方2
を送波器として用い、他方3を受波器として用いる順方
向の場合について、送波器2を短かい駆動パルスP1 で
励振すると、送波器2から超音波パルスが発射され、こ
れが受波器3で受信され、図4に示す受信波が電気信号
として生じる。
を送波器として用い、他方3を受波器として用いる順方
向の場合について、送波器2を短かい駆動パルスP1 で
励振すると、送波器2から超音波パルスが発射され、こ
れが受波器3で受信され、図4に示す受信波が電気信号
として生じる。
【0010】受信波は符号イで示す先頭では小さな信号
で、第1波、第2波、第3波、第4波、第5波と次第に
そのピーク値が大きくなり、その後は次第に信号が小さ
くなる。
で、第1波、第2波、第3波、第4波、第5波と次第に
そのピーク値が大きくなり、その後は次第に信号が小さ
くなる。
【0011】送波器2から受波器3に超音波が到達する
順方向の伝搬時間は本来図4の時間t1 であるが、先頭
のイ点を検知するのはS/Nの関係もあって不正確とな
るため、実際には第3波又は第5波のゼロクロスポイン
トを検知している。図4では、この検知を第3波の終了
時点のゼロクロスポイントで行なっており、検知点を符
号ロで示している。
順方向の伝搬時間は本来図4の時間t1 であるが、先頭
のイ点を検知するのはS/Nの関係もあって不正確とな
るため、実際には第3波又は第5波のゼロクロスポイン
トを検知している。図4では、この検知を第3波の終了
時点のゼロクロスポイントで行なっており、検知点を符
号ロで示している。
【0012】そのため、超音波の実際の伝搬時間t1 よ
り、符号イからロまでの時間τだけ遅れて検知すること
になり、このτが流量計の計測誤差の一因となる。τ
は、超音波の周波数をfとすると、およそ〔3/(2
f)〕+αとなり、αはゼロクロスポイント「ロ」を検
知するための増幅回路や比較回路の遅れによる値であ
る。
り、符号イからロまでの時間τだけ遅れて検知すること
になり、このτが流量計の計測誤差の一因となる。τ
は、超音波の周波数をfとすると、およそ〔3/(2
f)〕+αとなり、αはゼロクロスポイント「ロ」を検
知するための増幅回路や比較回路の遅れによる値であ
る。
【0013】図4は順方向の伝搬時間t1 について説明
しているが、送波器として送受波器3を用い受波器に送
受波器2を用いる逆方向の伝搬時間t2 についても同じ
ようなことが言える。
しているが、送波器として送受波器3を用い受波器に送
受波器2を用いる逆方向の伝搬時間t2 についても同じ
ようなことが言える。
【0014】なお、上記伝搬時間t1 やt2 は、流量計
に求められる精度から、nsec(ナノセコンド)オー
ダの測定精度が要求されるが、nsecオーダの周期の
クロックの発生が困難なため、前述のように順方向と逆
方向について複数回(N回)のくり返しを行なうこと
で、Nt1 、Nt2 を測定し、これらの測定値を1/N
することでなるべく正確なt1 、t2 を算出するように
している。
に求められる精度から、nsec(ナノセコンド)オー
ダの測定精度が要求されるが、nsecオーダの周期の
クロックの発生が困難なため、前述のように順方向と逆
方向について複数回(N回)のくり返しを行なうこと
で、Nt1 、Nt2 を測定し、これらの測定値を1/N
することでなるべく正確なt1 、t2 を算出するように
している。
【0015】順方向のくり返し動作を行なう場合の、こ
のタイムチャートを図5に示す。P1、P2、P3、P
4…PNは送波器2を励振する駆動パルスである。送波
器2が駆動パルスP1で励振されて超音波を発射する
と、その超音波が伝搬時間t1 だけ経過して受波器3に
到達し、図5に示すように受信波を生じる。この受信波
は図示されてない第3波検知回路に入力されて、受信波
の第3波の終了時のゼロクロスポイントが検知される。
のタイムチャートを図5に示す。P1、P2、P3、P
4…PNは送波器2を励振する駆動パルスである。送波
器2が駆動パルスP1で励振されて超音波を発射する
と、その超音波が伝搬時間t1 だけ経過して受波器3に
到達し、図5に示すように受信波を生じる。この受信波
は図示されてない第3波検知回路に入力されて、受信波
の第3波の終了時のゼロクロスポイントが検知される。
【0016】このゼロクロスポイントが検出されると同
時に駆動パルスP2で送波器2を励振し、送波器2は再
度超音波を発射する。この超音波は受波器3に伝播時間
t1 だけ遅れて到達し、受信波の第3波のゼロクロスポ
イントが検知され、同時に次の駆動パルスP3で送波器
2を励振する。これをN回くり返し、駆動パルスPNで
励振された送波器2からの超音波の受信波の第3波のゼ
ロクロスポイントを検出することで順方向のくり返し動
作を終了する。
時に駆動パルスP2で送波器2を励振し、送波器2は再
度超音波を発射する。この超音波は受波器3に伝播時間
t1 だけ遅れて到達し、受信波の第3波のゼロクロスポ
イントが検知され、同時に次の駆動パルスP3で送波器
2を励振する。これをN回くり返し、駆動パルスPNで
励振された送波器2からの超音波の受信波の第3波のゼ
ロクロスポイントを検出することで順方向のくり返し動
作を終了する。
【0017】この間の駆動パルスP1から、最後の受信
波の第3波のゼロクロスポイントまでの時間T1 を測定
し、順方向の伝搬時間T1 を t1 =(T1 −Nτ)/N で算出する。
波の第3波のゼロクロスポイントまでの時間T1 を測定
し、順方向の伝搬時間T1 を t1 =(T1 −Nτ)/N で算出する。
【0018】なお、遅れ時間τはほぼ前述の値〔3/
(2f)〕+αになるが実際の条件で測定した値を記憶
しておいて使うものである。また、一般的に受信波の第
m波のゼロクロスポイントを検出するときには遅れ時間
τはほぼ〔m/(2f)〕+αとなる。
(2f)〕+αになるが実際の条件で測定した値を記憶
しておいて使うものである。また、一般的に受信波の第
m波のゼロクロスポイントを検出するときには遅れ時間
τはほぼ〔m/(2f)〕+αとなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
Nを大きな値例えば1000にすれば、時間Tを計測す
るときのクロックをnsecオーダからμsecのオー
ダにしても計測精度が悪くならない利点が生じるが、遅
れ時間τが不確実なもので、流量計測誤差の要因となっ
ていた。
Nを大きな値例えば1000にすれば、時間Tを計測す
るときのクロックをnsecオーダからμsecのオー
ダにしても計測精度が悪くならない利点が生じるが、遅
れ時間τが不確実なもので、流量計測誤差の要因となっ
ていた。
【0020】遅れ時間τは前述のようにほぼ〔m/(2
f)〕+αであり、受信波の立上り時のfが不確かで、
かつαが第m波検知回路を構成する増幅回路や比較回路
等の電子回路の素子の違いや、温度の違いによって左右
され、理論的に計算で求められるものではなく、ばらつ
く。
f)〕+αであり、受信波の立上り時のfが不確かで、
かつαが第m波検知回路を構成する増幅回路や比較回路
等の電子回路の素子の違いや、温度の違いによって左右
され、理論的に計算で求められるものではなく、ばらつ
く。
【0021】このばらつきが、流量計測誤差の要因とし
て無視できないという問題点があった。また、口径が小
さく、距離Lが小さい流量計では、伝搬時間t1 又はt
2 に対する遅れ時間τの値が無視できない程度の大きな
誤差を生む原因ともなり、小型の流量計の実用化をさま
たげるという問題点でもあった。
て無視できないという問題点があった。また、口径が小
さく、距離Lが小さい流量計では、伝搬時間t1 又はt
2 に対する遅れ時間τの値が無視できない程度の大きな
誤差を生む原因ともなり、小型の流量計の実用化をさま
たげるという問題点でもあった。
【0022】更に又、電子回路による遅れαを小さくす
るには、高性能で高速の電子素子を採用しなければなら
ず、高価で消費電流も大きくなるという問題点もあっ
た。そこで、本発明は、時間計測のクロックの周期をn
secオーダという実用的に実現しにくい値を不要とす
る複数のN周期のくり返しを用いたシングアラウンド法
の良さを残したままで、これらの問題点を解消できる超
音波流量計を提供することを目的とする。
るには、高性能で高速の電子素子を採用しなければなら
ず、高価で消費電流も大きくなるという問題点もあっ
た。そこで、本発明は、時間計測のクロックの周期をn
secオーダという実用的に実現しにくい値を不要とす
る複数のN周期のくり返しを用いたシングアラウンド法
の良さを残したままで、これらの問題点を解消できる超
音波流量計を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、1組の送受波器(2)(3)を
有し、一方の送受波器(2)を送波器として流れの順方
向に超音波を発射するとともにこの超音波を他方の送受
波器(3)を受波器として受信することを複数(N)回
くり返し、次に前記他方の送受波器(3)を送波器とし
て流れの逆方向に超音波を発射するとともにこの超音波
を他方の送受波器(2)を受波器として受信することを
複数(N)回くり返して、超音波の順方向と逆方向の伝
搬時間から流体の流速を測定するシングアラウンド法を
用い、流体中を流れと平行あるいは斜め方向に超音波の
送受をする超音波流量計において、送波器として用いる
ときは、その振動により流体中に超音波を発射するとと
もに、振動に応じた電気信号を出力する送受波器(2)
(3)と、送受波器(2)(3)の電気信号を入力し
て、その第m波を検知して検知信号を出力する唯一の第
m波検知回路(5)と、第m波検知回路(5)から出力
される前記複数(N)回の検知信号のうち、送波器より
の最初の電気信号の第m波検知信号(P11)から、受
波器よりのN番目の電気信号の第m波検知信号(P2
N)までの時間(T1 又はT2 )を測定する第1のタイ
マ(6)と、受波器の電気信号の第m波検知信号(P2
1、P22、…、P2(N−1))から、それに続く送
波器の電気信号の第m波検知信号(P12、P13、
…、P1N)までの遅れ時間(τ)の平均値を測定する
第2のタイマ(7)と、受波器のN番目の第m波検知信
号(P2N)を検知して、N番目の受信終了信号を出力
するカウンタ(8)と、送受波器(2)(3)のうちの
送波器をスタート信号で駆動するとともに、その後は第
m波検知回路(5)から出力される受波器の第m波検知
信号(P21、P22、…、P2(N−1))ごとに送
波器を駆動する送波器駆動回路(10)と、送波器駆動
回路(10)にスタート信号を出すとともに、カウンタ
(8)からの前記N番目の受信終了信号を受けて、第1
のタイマ(6)の測定値(T1 )(T2 )と第2のタイ
マ(7)の測定値である遅れ時間(τ)の平均値とから
流量を演算する演算制御回路(9)とを具備したことを
特徴とする超音波流量計である。
に、請求項1の発明は、1組の送受波器(2)(3)を
有し、一方の送受波器(2)を送波器として流れの順方
向に超音波を発射するとともにこの超音波を他方の送受
波器(3)を受波器として受信することを複数(N)回
くり返し、次に前記他方の送受波器(3)を送波器とし
て流れの逆方向に超音波を発射するとともにこの超音波
を他方の送受波器(2)を受波器として受信することを
複数(N)回くり返して、超音波の順方向と逆方向の伝
搬時間から流体の流速を測定するシングアラウンド法を
用い、流体中を流れと平行あるいは斜め方向に超音波の
送受をする超音波流量計において、送波器として用いる
ときは、その振動により流体中に超音波を発射するとと
もに、振動に応じた電気信号を出力する送受波器(2)
(3)と、送受波器(2)(3)の電気信号を入力し
て、その第m波を検知して検知信号を出力する唯一の第
m波検知回路(5)と、第m波検知回路(5)から出力
される前記複数(N)回の検知信号のうち、送波器より
の最初の電気信号の第m波検知信号(P11)から、受
波器よりのN番目の電気信号の第m波検知信号(P2
N)までの時間(T1 又はT2 )を測定する第1のタイ
マ(6)と、受波器の電気信号の第m波検知信号(P2
1、P22、…、P2(N−1))から、それに続く送
波器の電気信号の第m波検知信号(P12、P13、
…、P1N)までの遅れ時間(τ)の平均値を測定する
第2のタイマ(7)と、受波器のN番目の第m波検知信
号(P2N)を検知して、N番目の受信終了信号を出力
するカウンタ(8)と、送受波器(2)(3)のうちの
送波器をスタート信号で駆動するとともに、その後は第
m波検知回路(5)から出力される受波器の第m波検知
信号(P21、P22、…、P2(N−1))ごとに送
波器を駆動する送波器駆動回路(10)と、送波器駆動
回路(10)にスタート信号を出すとともに、カウンタ
(8)からの前記N番目の受信終了信号を受けて、第1
のタイマ(6)の測定値(T1 )(T2 )と第2のタイ
マ(7)の測定値である遅れ時間(τ)の平均値とから
流量を演算する演算制御回路(9)とを具備したことを
特徴とする超音波流量計である。
【0024】請求項2の発明は、請求項1の超音波流量
計において、スタート時は送波器からの電気信号を第m
波検知回路に入力し、スタート時の送波器からの超音波
が受波器に到達するまでに受波器を第m波検知回路
(5)に切替接続し、第m波検知回路(5)が受波器か
らの電気信号の第m波を受けたら送波器を第m波検知回
路(5)に切替接続し、その後送波器からの超音波が受
波器に到達するまでに再び受波器からの電気信号が第m
波検知回路(5)に入力されるように切替接続すること
をくり返す信号切替器(4)を具備したことを特徴とす
るものである。
計において、スタート時は送波器からの電気信号を第m
波検知回路に入力し、スタート時の送波器からの超音波
が受波器に到達するまでに受波器を第m波検知回路
(5)に切替接続し、第m波検知回路(5)が受波器か
らの電気信号の第m波を受けたら送波器を第m波検知回
路(5)に切替接続し、その後送波器からの超音波が受
波器に到達するまでに再び受波器からの電気信号が第m
波検知回路(5)に入力されるように切替接続すること
をくり返す信号切替器(4)を具備したことを特徴とす
るものである。
【0025】請求項3の発明は、請求項1又は2の超音
波流量計において、第m波検知回路(5)はmが3又は
5であることを特徴とするものである。そして、請求項
4の発明は、請求項1、2又は3の超音波流量計におい
て、第m波検知回路(5)は第m番目の電気振動の終了
時点のゼロクロスポイントを検知することを特徴とする
ものである。
波流量計において、第m波検知回路(5)はmが3又は
5であることを特徴とするものである。そして、請求項
4の発明は、請求項1、2又は3の超音波流量計におい
て、第m波検知回路(5)は第m番目の電気振動の終了
時点のゼロクロスポイントを検知することを特徴とする
ものである。
【0026】
【作用】流体の流れの順方向に超音波を発射するとき
は、1組の送受波器(2)(3)のうち、上流側の送受
波器(2)を送波器として用い、下流側の送受波器
(3)を受波器として用いる。
は、1組の送受波器(2)(3)のうち、上流側の送受
波器(2)を送波器として用い、下流側の送受波器
(3)を受波器として用いる。
【0027】最初、演算制御回路(9)からのスタート
信号を受けて、送波器駆動回路(10)が送波器(2)
を駆動して振動させる。送波器(2)はこの振動で超音
波を受波器(3)に向けて発射するとともに、振動に応
じた電気信号を生じる。送受波器(2)(3)を圧電振
動子のような超音波振動子で構成することで、このよう
に、振動子(送波器)の振動に応じた電気信号を生じさ
せることができ、この電気信号は送波器駆動回路(1
0)からの短かい駆動パルスがなくなった後も、送波器
が振動しているしばらくの間だけ発生する。
信号を受けて、送波器駆動回路(10)が送波器(2)
を駆動して振動させる。送波器(2)はこの振動で超音
波を受波器(3)に向けて発射するとともに、振動に応
じた電気信号を生じる。送受波器(2)(3)を圧電振
動子のような超音波振動子で構成することで、このよう
に、振動子(送波器)の振動に応じた電気信号を生じさ
せることができ、この電気信号は送波器駆動回路(1
0)からの短かい駆動パルスがなくなった後も、送波器
が振動しているしばらくの間だけ発生する。
【0028】第m波検知回路(5)は、このときの送波
器(2)からの電気信号を受けて、その第m波を検知し
て検知信号を出力する。この第m波検知信号を受けて第
1のタイマ(6)が計時を開始する。
器(2)からの電気信号を受けて、その第m波を検知し
て検知信号を出力する。この第m波検知信号を受けて第
1のタイマ(6)が計時を開始する。
【0029】送波器(2)から発射された前記超音波は
順方向の伝搬時間だけ経過して受波器(3)に到達し、
受波器(3)はこの超音波を受信して受信波としての電
気信号を発生する。
順方向の伝搬時間だけ経過して受波器(3)に到達し、
受波器(3)はこの超音波を受信して受信波としての電
気信号を発生する。
【0030】この電気信号を受けた第m波検知回路
(5)は受信電気信号の第m波を検知してその検知信号
を第1、第2のタイマ(6)(7)とカウンタ(8)に
入力する。
(5)は受信電気信号の第m波を検知してその検知信号
を第1、第2のタイマ(6)(7)とカウンタ(8)に
入力する。
【0031】この第m波検知信号を受けて送波器駆動回
路(10)が送波器(2)を駆動し、2回目の超音波を
順方向に発射する。同時に送波器(2)はその振動に応
じた電気信号を発生する。
路(10)が送波器(2)を駆動し、2回目の超音波を
順方向に発射する。同時に送波器(2)はその振動に応
じた電気信号を発生する。
【0032】送波器(2)からのこの2番目の電気信号
は第m波検知回路に入力されて、その第m波が検知さ
れ、検知信号が第1と第2のタイマ(6)(7)に入力
する。この第m波検知信号は、第2のタイマ(7)に入
力されて、この第m波検知信号直前の受波器(3)から
の前記受信電気信号の第m波検知信号とともに後述する
遅れ時間(τ)の平均値を算出するのに活用される。な
お、この平均値の算出はカウンタ(8)の計数値とは関
係なく、任意の回数の遅れ時間(τ)から算出されるも
のである。
は第m波検知回路に入力されて、その第m波が検知さ
れ、検知信号が第1と第2のタイマ(6)(7)に入力
する。この第m波検知信号は、第2のタイマ(7)に入
力されて、この第m波検知信号直前の受波器(3)から
の前記受信電気信号の第m波検知信号とともに後述する
遅れ時間(τ)の平均値を算出するのに活用される。な
お、この平均値の算出はカウンタ(8)の計数値とは関
係なく、任意の回数の遅れ時間(τ)から算出されるも
のである。
【0033】遅れ時間(τ)はほぼ一定であって、その
変化の要因の最大のものは温度である。従って、温度が
一定とみなすことができる時間、例えば一時間程度かけ
て遅れ時間(τ)の平均値を測定して更新するようにす
ることができる。
変化の要因の最大のものは温度である。従って、温度が
一定とみなすことができる時間、例えば一時間程度かけ
て遅れ時間(τ)の平均値を測定して更新するようにす
ることができる。
【0034】受波器(3)の受信電気信号の第m波検知
信号毎に送波器(2)を駆動して超音波を発射すること
をくり返し、所定の複数(N)回の超音波の発射をし、
N番目の受信電気信号の第m波検知信号が出力された時
点で、第1のタイマ(6)は、送波器(2)からの最初
の電気信号の第m波検知信号からN番目の受信電気信号
の第m波検知信号(P2N)までの時間(T1 )の測定
を終了し、演算制御回路(9)に入力する。
信号毎に送波器(2)を駆動して超音波を発射すること
をくり返し、所定の複数(N)回の超音波の発射をし、
N番目の受信電気信号の第m波検知信号が出力された時
点で、第1のタイマ(6)は、送波器(2)からの最初
の電気信号の第m波検知信号からN番目の受信電気信号
の第m波検知信号(P2N)までの時間(T1 )の測定
を終了し、演算制御回路(9)に入力する。
【0035】また、カウンタ(8)は受波器(3)のN
番目の第m波検知信号(P2N)を検知してN番目の受
信終了信号を演算制御回路(9)へ入力する。演算制御
回路(9)は、順方向の測定が所定の複数(N)回まで
完了したことを認識して、逆方向の測定を行なうように
1組の送受波器(2)(3)のうち、(3)を送波器
に、(2)を受波器に用いるように切替えて、逆方向の
測定を所定の複数(N)回行なうようにシステムを制御
する。
番目の第m波検知信号(P2N)を検知してN番目の受
信終了信号を演算制御回路(9)へ入力する。演算制御
回路(9)は、順方向の測定が所定の複数(N)回まで
完了したことを認識して、逆方向の測定を行なうように
1組の送受波器(2)(3)のうち、(3)を送波器
に、(2)を受波器に用いるように切替えて、逆方向の
測定を所定の複数(N)回行なうようにシステムを制御
する。
【0036】逆方向の測定は前記順方向の測定の場合と
同じようにくり返されるので、詳細説明は省略するが、
この逆方向の測定でもスタート時(1番目)の送受器
(3)の電気信号の第m波検知信号から所定の複数
(N)番目の受波器(2)の受信電気信号の第m波検知
信号までの時間(T2 )が第1のタイマ(6)で測定さ
れる。
同じようにくり返されるので、詳細説明は省略するが、
この逆方向の測定でもスタート時(1番目)の送受器
(3)の電気信号の第m波検知信号から所定の複数
(N)番目の受波器(2)の受信電気信号の第m波検知
信号までの時間(T2 )が第1のタイマ(6)で測定さ
れる。
【0037】演算制御回路(9)は、超音波の順方向伝
搬時間(t1 )を、時間(T1 )と遅れ時間(τ)の平
均値と、くり返し回数(N)とから、例えば、 t1 =〔T1 −(N−1)・(Nの平均値)〕/N として算出するとか、 t1 =(T1 /N)−(τの平均値) で算出する。
搬時間(t1 )を、時間(T1 )と遅れ時間(τ)の平
均値と、くり返し回数(N)とから、例えば、 t1 =〔T1 −(N−1)・(Nの平均値)〕/N として算出するとか、 t1 =(T1 /N)−(τの平均値) で算出する。
【0038】また、逆方向の伝搬時間(t2 )を時間
(T2 )と遅れ時間(τ)の平均値と、くり返し回数
(N)とから、順方向の伝搬時間(t1 )を算出した場
合と同様に、例えば、 t2 =〔T2 −(N−1)・(τの平均値)〕/N として算出するとか、 t2 =(T1 /N)−(τの平均値) で算出する。
(T2 )と遅れ時間(τ)の平均値と、くり返し回数
(N)とから、順方向の伝搬時間(t1 )を算出した場
合と同様に、例えば、 t2 =〔T2 −(N−1)・(τの平均値)〕/N として算出するとか、 t2 =(T1 /N)−(τの平均値) で算出する。
【0039】請求項2の発明では、少なくとも送波器の
電気信号の第m波を検知するに必要な期間の間送波器の
電気信号を第m波検知回路(5)に入力し、少なくとも
受波器の電気信号の第m波を検知するに必要な期間の間
受波器の受信電気信号を第m波検知回路(5)に入力す
るように、信号切換器(4)が切替接続をくり返すの
で、送波器の電気信号の第m波と、受波器の受信電気信
号の第m波とを唯一の第m波検知回路(5)を用いて互
に干渉することなく正確に検知する。
電気信号の第m波を検知するに必要な期間の間送波器の
電気信号を第m波検知回路(5)に入力し、少なくとも
受波器の電気信号の第m波を検知するに必要な期間の間
受波器の受信電気信号を第m波検知回路(5)に入力す
るように、信号切換器(4)が切替接続をくり返すの
で、送波器の電気信号の第m波と、受波器の受信電気信
号の第m波とを唯一の第m波検知回路(5)を用いて互
に干渉することなく正確に検知する。
【0040】請求項3の発明では、第3波又は第5波を
検知するので、ノイズの影響を受け易い波形の先頭を避
けて、S/Nの大きい部分で検出した信号に基いて時間
(T 1 )(T2 )や遅れ時間(τ)を測定することがで
きる。
検知するので、ノイズの影響を受け易い波形の先頭を避
けて、S/Nの大きい部分で検出した信号に基いて時間
(T 1 )(T2 )や遅れ時間(τ)を測定することがで
きる。
【0041】請求項4の発明では、ゼロクロスポイント
で検出するので、第m波検出回路(5)の増幅度の変化
の悪影響を受けることがない。
で検出するので、第m波検出回路(5)の増幅度の変化
の悪影響を受けることがない。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は本発明の超音波流量計の実
施例を、図2は図1の実施例における流れの順方向に超
音波を発射する場合のタイムチャートである。
施例を、図2は図1の実施例における流れの順方向に超
音波を発射する場合のタイムチャートである。
【0043】これらの図において、2は図示されてない
流路(例えば図3の流路1)の上流部に設けた送受波
器、3は同じ流路の下流部に設けた送受波器で、互に対
向して周知のように配置されている。
流路(例えば図3の流路1)の上流部に設けた送受波
器、3は同じ流路の下流部に設けた送受波器で、互に対
向して周知のように配置されている。
【0044】なお、これら1組の送受波器2、3は、超
音波が流れと平行あるいは斜め方向に送受されるように
設置される。また、これらの送受波器2、3は、圧電振
動子のような超音波振動子で構成されている。従って、
これらの送受波器2、3は送波器として用いられるとき
には、短い駆動パルスが印加されて、この駆動パルスが
無くなったあと、しばらくの間その固有振動数で振動し
て超音波を発射すると共に、圧電効果により、振動に応
じた電気信号を発生する。
音波が流れと平行あるいは斜め方向に送受されるように
設置される。また、これらの送受波器2、3は、圧電振
動子のような超音波振動子で構成されている。従って、
これらの送受波器2、3は送波器として用いられるとき
には、短い駆動パルスが印加されて、この駆動パルスが
無くなったあと、しばらくの間その固有振動数で振動し
て超音波を発射すると共に、圧電効果により、振動に応
じた電気信号を発生する。
【0045】この電気信号の波形を図2のBに示す。な
お、図2のA、B、C及びDは、図1それぞれ符号A、
B、C及びDを付した部分の電圧波形を示す。4は信号
切替器で、一方の送受波器2と他方の送受波器3の電気
信号を選択的に切替えて第m波検知回路5に接続・入力
する。
お、図2のA、B、C及びDは、図1それぞれ符号A、
B、C及びDを付した部分の電圧波形を示す。4は信号
切替器で、一方の送受波器2と他方の送受波器3の電気
信号を選択的に切替えて第m波検知回路5に接続・入力
する。
【0046】第m波検知回路5は、実施例では、送受波
器2又は3の電気信号の第3波の終了時のゼロクロスポ
イントを検出して、その検出信号を第1のタイマ6と第
2のタイマ7とカウンタ8と信号切替器4と後述する送
波器駆動回路10へ入力する。
器2又は3の電気信号の第3波の終了時のゼロクロスポ
イントを検出して、その検出信号を第1のタイマ6と第
2のタイマ7とカウンタ8と信号切替器4と後述する送
波器駆動回路10へ入力する。
【0047】また、第m波検知回路5は、信号切替器4
を介して入力された送受波器2又は3の電気信号を増幅
する増幅回路5aと、増幅回路5aの出力信号の第3波
の終了時のゼロクロスポイントを検出して検出信号を出
力する比較回路5bとからなる。
を介して入力された送受波器2又は3の電気信号を増幅
する増幅回路5aと、増幅回路5aの出力信号の第3波
の終了時のゼロクロスポイントを検出して検出信号を出
力する比較回路5bとからなる。
【0048】9は演算制御回路で、第1のタイマ6、第
2のタイマ7及びカウンタ8等の信号に基いてシステム
を制御したり、流量を演算する。10は送波器駆動回路
で、順方向測定時には送受波器2を、逆方向測定時には
送受波器3に周期的に短かい駆動パルスを印加して振動
させて流体14に超音波を発射させる。
2のタイマ7及びカウンタ8等の信号に基いてシステム
を制御したり、流量を演算する。10は送波器駆動回路
で、順方向測定時には送受波器2を、逆方向測定時には
送受波器3に周期的に短かい駆動パルスを印加して振動
させて流体14に超音波を発射させる。
【0049】11は送受切替スイッチで、一方の送受波
器2を送波器として活用する順方向測定時には図示の位
置に切替スイッチが位置しており、他方の送受波器3を
送波器として活用する逆方向測定時には図示と逆の位置
に切替えられる。
器2を送波器として活用する順方向測定時には図示の位
置に切替スイッチが位置しており、他方の送受波器3を
送波器として活用する逆方向測定時には図示と逆の位置
に切替えられる。
【0050】送波器駆動回路は、図1の順方向測定時に
は、演算制御回路9からのスタート信号を受けて図2の
最初の駆動パルスP1を送波器2に印加する。次に図2
のタイムチャートを参照して図1の実施例における順方
向測定時の作用を説明する。
は、演算制御回路9からのスタート信号を受けて図2の
最初の駆動パルスP1を送波器2に印加する。次に図2
のタイムチャートを参照して図1の実施例における順方
向測定時の作用を説明する。
【0051】スタート時に、演算制御回路9からのスタ
ート信号により、送波器駆動回路10が短かい駆動パル
スP1を送波器2に印加して、送波器2の圧電振動子
(超音波振動子)を駆動させる。
ート信号により、送波器駆動回路10が短かい駆動パル
スP1を送波器2に印加して、送波器2の圧電振動子
(超音波振動子)を駆動させる。
【0052】送波器2はこの振動で超音波を受波器3に
向けて流体中に発射するとともに、振動に応じた電気信
号S11を発生する。この電気信号は信号切替器4を介
して第m波検知回路5に入力され、その第3波の終了時
のゼロクロスポイントが検出される。図2のP11はこ
のときの第3波検出信号であって、この第3波検出信号
P11の時点から第1のタイマ6が時間T1 の測定を開
始する。
向けて流体中に発射するとともに、振動に応じた電気信
号S11を発生する。この電気信号は信号切替器4を介
して第m波検知回路5に入力され、その第3波の終了時
のゼロクロスポイントが検出される。図2のP11はこ
のときの第3波検出信号であって、この第3波検出信号
P11の時点から第1のタイマ6が時間T1 の測定を開
始する。
【0053】駆動パルスP1による送波器2からの超音
波が受波器3に到達するまでの間に信号切替器4が図示
の状態から切替えられており、受波器3の受信電気信号
S21は信号切替器4を介して第m波検知回路5に入力
され、その第3波の終了時のゼロクロスポイントで第3
波検知信号P21が出力される。
波が受波器3に到達するまでの間に信号切替器4が図示
の状態から切替えられており、受波器3の受信電気信号
S21は信号切替器4を介して第m波検知回路5に入力
され、その第3波の終了時のゼロクロスポイントで第3
波検知信号P21が出力される。
【0054】送波器駆動回路10は、この第3波検知信
号P21を受けて、駆動パルスP2を送波器2に印加
し、2番目の超音波を発射する。また、前記第3波検知
信号P21を受けて信号切替器4が図示の状態に切替え
られているので、送波器2が2番目の超音波を発射する
ときの、送波器2の振動による電気信号S12が信号切
替器4を介して第m波検知回路5へ入力され、その第3
波終了時のゼロクロスポイントで第3波検知信号P12
が出力される。
号P21を受けて、駆動パルスP2を送波器2に印加
し、2番目の超音波を発射する。また、前記第3波検知
信号P21を受けて信号切替器4が図示の状態に切替え
られているので、送波器2が2番目の超音波を発射する
ときの、送波器2の振動による電気信号S12が信号切
替器4を介して第m波検知回路5へ入力され、その第3
波終了時のゼロクロスポイントで第3波検知信号P12
が出力される。
【0055】第3波検知信号P21とP12の間隔、つ
まり遅れ時間τは第2のタイマ7で計数されて、遅れ時
間τの平均値の測定に活用される。このようにして、そ
の後、送波器2に駆動パルスP3、P4、…、PNが周
期的に印加されてN回例えば1000回の順方向測定を
終了する。
まり遅れ時間τは第2のタイマ7で計数されて、遅れ時
間τの平均値の測定に活用される。このようにして、そ
の後、送波器2に駆動パルスP3、P4、…、PNが周
期的に印加されてN回例えば1000回の順方向測定を
終了する。
【0056】受波器3からのN番目の受信電気信号の第
3波検知信号P2Nがカウンタ8に入力されると、カウ
ンタ8はカウントアップして、順方向測定がN回完了し
たことを演算制御回路9に知らせる。
3波検知信号P2Nがカウンタ8に入力されると、カウ
ンタ8はカウントアップして、順方向測定がN回完了し
たことを演算制御回路9に知らせる。
【0057】そこで、演算制御回路9は送受切替スイッ
チ11を図1の状態から切替えて、送受波器3を送波器
に、送受波器2を受波器として用いて、逆方向の測定を
行なう。
チ11を図1の状態から切替えて、送受波器3を送波器
に、送受波器2を受波器として用いて、逆方向の測定を
行なう。
【0058】逆方向の測定は前記順方向の測定と類似で
あるので、その説明を省略する。こうして測定した時間
T1 、T2 及び遅れ時間τの平均値から順方向と逆方向
の伝搬時間t1 とt2 を前述の作用説明の記述のように
して求め、これらの数値に基づいて、従来技術と同様に
流体の速さや流量を求める。
あるので、その説明を省略する。こうして測定した時間
T1 、T2 及び遅れ時間τの平均値から順方向と逆方向
の伝搬時間t1 とt2 を前述の作用説明の記述のように
して求め、これらの数値に基づいて、従来技術と同様に
流体の速さや流量を求める。
【0059】
【発明の効果】本発明の超音波流量計は上述のように構
成されているので、温度差による遅れ時間(τ)の変動
が相殺されるため、伝搬時間(t1 )(t2 )が精度良
く測定できるため、流量計の精度を向上できる。
成されているので、温度差による遅れ時間(τ)の変動
が相殺されるため、伝搬時間(t1 )(t2 )が精度良
く測定できるため、流量計の精度を向上できる。
【0060】また、遅れ時間(τ)の悪影響が少なくな
るので、伝搬時間(t1 )(t2 )が小さい小型の流量
計を良い精度で実用化できる。更にまた、遅れ時間
(τ)に影響する第m波検知回路に用いる電子回路素子
に高性能、高速のものを要しないため、省電力とコスト
低減に役立つ。
るので、伝搬時間(t1 )(t2 )が小さい小型の流量
計を良い精度で実用化できる。更にまた、遅れ時間
(τ)に影響する第m波検知回路に用いる電子回路素子
に高性能、高速のものを要しないため、省電力とコスト
低減に役立つ。
【0061】更に、請求項2の発明では、唯一の第m波
検知回路(5)が、送波器と受波器の各電気信号の第m
波を干渉することなく正確に検出でき、システムを安定
に作動させることができる。
検知回路(5)が、送波器と受波器の各電気信号の第m
波を干渉することなく正確に検出でき、システムを安定
に作動させることができる。
【0062】又、請求項3の発明では、ノイズの影響を
少なくして、より高精度の流量計測を実現できる。そし
て、請求項4の発明では、第m波検知回路の電気的な増
幅度等の変動を受けにくく、この面からも流量計の精度
向上に寄与する。
少なくして、より高精度の流量計測を実現できる。そし
て、請求項4の発明では、第m波検知回路の電気的な増
幅度等の変動を受けにくく、この面からも流量計の精度
向上に寄与する。
【図1】 本発明の実施例のブロック図である。
【図2】 図1の実施例のタイムチャートである。
【図3】 シングアラウンド法を用いた超音波流量計の
原理を説明する略図である。
原理を説明する略図である。
【図4】 従来技術の第m波検知回路の動作を説明する
ための電気信号波形を示す線図である。
ための電気信号波形を示す線図である。
【図5】 従来技術のタイムチャートである。
2、3 送受波器(超音波振動子) 4 信号切替器 5 第m波検知回路 6 第1のタイマ 7 第2のタイマ 8 カウンタ 9 演算制御回路 10 送波器駆動回路 11 送受切替スイッチ P1 、P2 、…、PN 駆動パルス S11、S12、…、S1N 送波器からの電気信号 S21、S22、…、S2N 受波器からの電気信号 P11、P12、…、P1N 送波器からの電気信号
の第3波検知信号 P21、P22、…、P2N 受波器からの電気信号
の第3波検知信号 T1 、T2 時間 t1 、t2 伝搬時間 τ 遅れ時間
の第3波検知信号 P21、P22、…、P2N 受波器からの電気信号
の第3波検知信号 T1 、T2 時間 t1 、t2 伝搬時間 τ 遅れ時間
Claims (4)
- 【請求項1】 1組の送受波器(2)(3)を有し、一
方の送受波器(2)を送波器として流れの順方向に超音
波を発射するとともにこの超音波を他方の送受波器
(3)を受波器として受信することを複数(N)回くり
返し、次に前記他方の送受波器(3)を送波器として流
れの逆方向に超音波を発射するとともにこの超音波を他
方の送受波器(2)を受波器として受信することを複数
(N)回くり返して、超音波の順方向と逆方向の伝搬時
間から流体の流速を測定するシングアラウンド法を用
い、流体中を流れと平行あるいは斜め方向に超音波の送
受をする超音波流量計において、 送波器として用いるときは、その振動により流体中に超
音波を発射するとともに、振動に応じた電気信号を出力
する送受波器(2)(3)と、 送受波器(2)(3)の電気信号を入力して、その第m
波を検知して検知信号を出力する唯一の第m波検知回路
(5)と、 第m波検知回路(5)から出力される前記複数(N)回
の検知信号のうち、送波器よりの最初の電気信号の第m
波検知信号(P11)から、受波器よりのN番目の電気
信号の第m波検知信号(P2N)までの時間(T1 又は
T2 )を測定する第1のタイマ(6)と、 受波器の電気信号の第m波検知信号(P21、P22、
…、P2(N−1))から、それに続く送波器の電気信
号の第m波検知信号(P12、P13、…、P1N)ま
での遅れ時間(τ)の平均値を測定する第2のタイマ
(7)と、 受波器のN番目の第m波検知信号(P2N)を検知し
て、N番目の受信終了信号を出力するカウンタ(8)
と、 送受波器(2)(3)のうちの送波器をスタート信号で
駆動するとともに、その後は第m波検知回路(5)から
出力される受波器の第m波検知信号(P21、P22、
…、P2(N−1))ごとに送波器を駆動する送波器駆
動回路(10)と、 送波器駆動回路(10)にスタート信号を出すととも
に、カウンタ(8)からの前記N番目の受信終了信号を
受けて、第1のタイマ(6)の測定値(T1 )(T 2)
と第2のタイマ(7)の測定値である遅れ時間(τ)の
平均値とから流量を演算する演算制御回路(9)とを具
備したことを特徴とする超音波流量計。 - 【請求項2】 スタート時は送波器からの電気信号を第
m波検知回路に入力し、スタート時の送波器からの超音
波が受波器に到達するまでに受波器を第m波検知回路
(5)に切替接続し、第m波検知回路(5)が受波器か
らの電気信号の第m波を受けたら送波器を第m波検知回
路(5)に切替接続し、その後送波器からの超音波が受
波器に到達するまでに再び受波器からの電気信号が第m
波検知回路(5)に入力されるように切替接続すること
をくり返す信号切替器(4)を具備したことを特徴とす
る請求項1記載の超音波流量計。 - 【請求項3】 第m波検知回路(5)はmが3又は5で
あることを特徴とする請求項1又は2記載の超音波流量
計。 - 【請求項4】 第m波検知回路(5)は第m番目の電気
振動の終了時点のゼロクロスポイントを検知することを
特徴とする請求項1、2又は3記載の超音波流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7185622A JPH0933308A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 超音波流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7185622A JPH0933308A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 超音波流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0933308A true JPH0933308A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16174019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7185622A Pending JPH0933308A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 超音波流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0933308A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004325169A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体の流れ計測装置 |
| JP2005172556A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波流量計 |
| US6925891B2 (en) | 2002-04-30 | 2005-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic flowmeter and method of measuring flow volume |
| JP2020180814A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 超音波流量計 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP7185622A patent/JPH0933308A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6925891B2 (en) | 2002-04-30 | 2005-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ultrasonic flowmeter and method of measuring flow volume |
| JP2004325169A (ja) * | 2003-04-23 | 2004-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 流体の流れ計測装置 |
| JP2005172556A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波流量計 |
| JP2020180814A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 超音波流量計 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2922000A (en) | Method and device for measuring propagation time of a signal, in particular a ultrasonic signal | |
| JP2003014515A (ja) | 超音波流量計 | |
| JPH0933308A (ja) | 超音波流量計 | |
| JP2866332B2 (ja) | 超音波流量計 | |
| JP2000213971A (ja) | 超音波流量計 | |
| JP3422100B2 (ja) | 流量計測装置 | |
| JPH0926341A (ja) | 超音波流量計 | |
| JP2000338123A (ja) | 超音波流速測定方法 | |
| JPH0148994B2 (ja) | ||
| JP4485641B2 (ja) | 超音波流量計 | |
| JPH1090029A (ja) | 超音波流量計 | |
| JP4008741B2 (ja) | 超音波流速測定方法および装置 | |
| JPH1019619A (ja) | 超音波流速測定方法 | |
| JP4133237B2 (ja) | 超音波流量計 | |
| JP2001165764A (ja) | 超音波の伝搬時間測定方法 | |
| JP4671481B2 (ja) | 超音波流量計 | |
| JP3772428B2 (ja) | 超音波流速計 | |
| JP4774618B2 (ja) | 流量計測装置 | |
| JPH10253413A (ja) | 超音波流量計 | |
| JPH11108717A (ja) | 超音波伝搬時間の測定方法とそれを用いた超音波流量計測装置 | |
| JPH1073462A (ja) | 超音波流速測定方法 | |
| JPH01100414A (ja) | 超音波流速測定装置 | |
| JP2000321105A5 (ja) | ||
| JP3883093B2 (ja) | 超音波流量計 | |
| KR0119925B1 (ko) | 초음파를 이용한 거리 측정 장치 및 방법 |