JPH0934024A - 画像検出装置及び画像検出方法 - Google Patents

画像検出装置及び画像検出方法

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JPH0934024A
JPH0934024A JP18574695A JP18574695A JPH0934024A JP H0934024 A JPH0934024 A JP H0934024A JP 18574695 A JP18574695 A JP 18574695A JP 18574695 A JP18574695 A JP 18574695A JP H0934024 A JPH0934024 A JP H0934024A
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Application number
JP18574695A
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English (en)
Inventor
Toshinari Sasano
俊成 笹野
Tsutomu Kimura
力 木村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像後において所定長の先後端に未露光のベ
ース濃度領域が存在する写真フィルムにおける画像を迅
速且つ適正に得る。 【解決手段】 光学センサ部において各件毎のネガフィ
ルムのスプライス部分を検出して、ベース濃度領域の濃
度を濃度測定センサ部で測定して、最小値をベース濃度
として設定し、これに基づいてしきい値を設定する。次
いで各画像コマをパーフォレーションで特定して、透過
濃度の測定を同様に各チャネル毎に行い、ベース濃度と
透過濃度との差である濃度測定値をしきい値と比較し
て、予め設定された判断規定値を越えてしきい値以下で
ある場合に画像有りと判断し、測光処理を行うように指
示する。判断規定数を越えない場合には濃度測定値を加
算して累積値を求め、濃度規定数と比較して判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像検出装置及び画
像検出方法に関し、特に現像済みの写真フィルムの画像
を検出する画像検出装置及び画像検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、写真フィルム上の画像を画像読
取装置(スキャナ)で測光して読み取りビデオカラーア
ナライザで露光補正データを得て、これをLSIカード
等に記録している。これを迅速且つ大量に行うため、数
件のネガフィルムをスプライサ(接合機)により接合し
てロール状にしている。ロール状にされたネガフィルム
は、その後ロール状のままで後続の工程に提供され、一
連の処理が施されて最終的にカッタで切断されて、1件
分のネガフィルムに戻される。
【0003】ところで、1件分のネガフィルムには複数
の画像コマが形成されて、各画像コマに画像が記録され
ているが、中には画像が記録されていない画像コマもあ
る。このような画像コマに対して測光を行っても意味が
なく、迅速処理が要求されているときにこのような意味
のない測光処理は、時間の無駄になる。
【0004】そのため、画像が記録されていない部分に
ついて濃度(ベース濃度)を測定し、各画像コマに対し
て画像が記録されているか否かを判断して測光処理を行
っている。従来のネガフィルムでは、スプライスを検出
した直後のフィルムの先頭部分をベース濃度として利用
できる画像の無記録部分として利用しようすることがで
きるが、この部分はネガフィルムの引出し部分であるた
め、ネガフィルム毎に異なっている。そこで、基準とな
るベース濃度を予め設定して記録し、この記録値を用い
て画像の有無を判断していた。
【0005】しかし、設定された記録値を用いて正確に
判断するためには、フィルムの種類やメーカー毎に記録
値を設定する必要がある。特に、上述のようにロール状
にされたネガフィルムに対して行う場合には、種類の異
なるネガフィルムを接合していた場合には処理が煩雑に
なることがある。
【0006】また、近年、カメラにより撮影された画像
に関する撮影情報(例えば、ストロボの有無、被写体ま
での距離、フォーカス、被写体照明光の色温度、撮影時
の日付、ユーザIDの各情報)等の情報は、プリントや
ディスプレイ表示をするために有効であり、この情報の
活用が所望されている。このため、写真フィルム、特に
ネガフィルムに情報を記録する方法として、ネガフィル
ムへ透明磁性体を塗布して、このネガフィルムを特定す
る情報及びネガフィルムに焼付けられた画像を特定する
情報を磁気記録することが提案されている(一例とし
て、国際公開番号WO 90/04205 公報参照)。
【0007】これによれば、画像コマにそれぞれ対応し
て情報を記憶させることができ、更に、ラボでは、印画
紙への焼付時に画像コマ毎に焼付時の露光量等を記録し
ておくこともできる。また、ネガフィルムの先後端に未
露光部分(現像後においてベース濃度となる領域)が存
在しており、パーフォレーションが画像コマ毎に付され
ているのでコマ位置を認識することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して成されたもので、現像後において所定長の先後端
に未露光のベース濃度領域が存在する写真フィルムにお
ける画像を迅速且つ適正に得ることができる画像検出方
法及び画像検出装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像検出
装置は、現像後において所定長の先後端に未露光のベー
ス濃度領域が存在する写真フィルム上における画像の有
無を検出する画像検出装置において、前記写真フィルム
を搬送する搬送手段と、前記写真フィルムの幅方向に沿
って複数配列された測定部を備え、前記写真フィルムの
搬送時に所定間隔毎に前記写真フィルム上の濃度を測定
する測定手段と、前記測定手段による測定を前記写真フ
ィルムの前記ベース濃度で行って得られた結果を基準値
として設定する基準値設定手段と、前記ベース濃度領域
以外の前記測定手段による測定結果を濃度測定値として
記憶する記憶手段と、前記基準値と前記濃度測定値との
差に基づいて画像の有無を判断する判断手段と、を有す
ることを特徴としている。
【0010】これによれば、幅方向に複数の測定部を備
えた測定手段によって、写真フィルム上のベース濃度領
域の濃度を測定して基準値を設定し、ベース濃度領域以
外の濃度を測定して濃度測定値とし、判断手段によって
基準値と濃度測定値との差に基づいて画像の有無を判断
する。このため、画像コマにおける画像の有無を濃度差
を用いることによって簡便に判断することができる。
【0011】従って、画像コマの画像の有無を判断して
画像が記録されていない画像コマに対する所定の処理例
えば測光処理を省略することができ、迅速に且つ効率的
に処理を進めることができる。
【0012】請求項2記載の画像検出装置は、請求項1
において、前記基準値と前記濃度測定値との大小のいず
れかをカウントしてカウント数に基づいて画像の有無を
検出することを特徴としている。
【0013】これによれば、画像の有無の判断を基準値
及び濃度測定値のいずれかを基準とした大小により判断
することができる。即ち、判断基準を基準値としても濃
度測定値としてもよく、規定される条件を満たす測定数
をカウントして画像の有無を判断することができ、適
宜、カウント基準を選択して一層適切な条件を設定する
ことができる。
【0014】請求項3記載の画像検出装置は、請求項1
又は2において、前記写真フィルムが、各画像コマが記
録されるべき領域に対応して、パーフォレーションが設
けられており、このパーフォレーションの検出によって
画像コマの位置を認識することを特徴としている。
【0015】これによれば、パーフォレーションを検出
することによって画像コマの位置を認識することがで
き、簡便に1つの画像コマを特定して画像の有無を検出
することができる。
【0016】請求項4記載の画像検出装置は、請求項1
乃至3において、前記測定手段が、各測定部毎に前記基
準値に基づいて濃度補正を行うと共に、補正後の測定手
段により前記画像コマに対する測定を行うことを特徴と
している。
【0017】これによれば、測定手段に備えられた複数
の測定部毎に基準値に基づいた濃度補正が行われて、補
正後の測定手段により各画像コマに対する濃度測定を行
うので、画像コマに対する濃度測定を一層適切に行うこ
とができる。
【0018】請求項5記載の画像検出方法は、現像後に
おいて所定長の先後端に未露光のベース濃度領域が存在
する写真フィルム上における画像の有無を検出する画像
検出方法において、前記ベース濃度領域の濃度を測定し
て基準値を設定し、前記ベース濃度領域以外の前記写真
フィルムの画像領域に対して濃度を測定して濃度測定値
を得て、前記基準値と前記濃度測定値との差に基づいて
画像の有無を検出すること、を特徴としている。
【0019】これによれば、ベース濃度領域に対する基
準値とベース濃度領域以外に対する濃度測定値との差に
基づいて画像の有無を容易に検出する。ベース濃度領域
には画像が露光されていないため、ベース濃度領域以外
即ち、画像が露光されるべき領域に画像が露光されてい
れば透過濃度に差が生じているため、この差に基づいて
画像の有無を容易に検出する。これにより、画像が記録
されていない画像コマを特定することができ、画像が記
録されていない画像コマに対して測光等の処理を省略す
ることができる。
【0020】請求項6記載の画像検出方法は、請求項5
において、前記基準値に基づいてしきい値を設定し、前
記基準値と前記濃度測定値との差を、該しきい値と比較
して画像の有無を検出し、画像無しと判断された場合に
前記濃度測定値を累算して累算値を得て、前記累算値に
基づいて画像の有無を更に検出すること、を特徴として
いる。
【0021】これによれば、しきい値に基づく判断によ
り画像無しと判断された画像コマに対して累算値に基づ
いて更に判断するので、しきい値を越えない濃度を有す
る画像に対して画像無しと判断することがなく、的確に
画像の有無を判断することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0023】図1には本発明が適用可能なスキャナ10
が示されている。スキャナ10には、測光専用の光源部
20と、ネガフィルム12上に記録された画像の画像情
報を読取解析するセンサ部30と、ネガフィルム12を
搬送する搬送部42とが備えられている。図1左側に備
えられた供給リール44には、軸44Aに沿って層状に
巻き取られ、数件分を接合して得られたロール状ネガフ
ィルム12が装填されている。このネガフィルム12が
搬送部42を搬送し、搬送部42途中に設けられたネガ
キャリア48を通過して図1右側に備えられた巻取リー
ル46の軸46Aに層状に巻き取られるようになってい
る。
【0024】図2に示されるように、スキャナ10に適
用可能なネガフィルム12は、後述するベース濃度領域
に続いて長手方向に沿って所定間隔で画像が記録された
多数の画像コマ12Aが設けられている。このネガフィ
ルム12は、幅方向の所定の一端に各画像コマ12Aの
位置に合わせてパーフォレーション14が形成されてお
り、これによってネガフィルム12の表裏と画像コマ1
2Aの位置とを判別することができるようになってい
る。従って、最初のパーフォレーション14が検出され
るまでの領域には、画像コマ12Aが形成されていな
い。
【0025】それぞれのパーフォレーション14の間で
画像コマ12Aに隣接する位置には、磁気情報が記録さ
れる磁気トラック16が設けられている。
【0026】この磁気トラック16は、巻き取られた状
態で外側となるネガフィルム12の裏面に形成されてお
り、各画像コマ12Aに記録された画像の撮影時の情
報、プリント処理を行うときのプリントサイズ、露光条
件等の種々の情報が記録される。なお、パーフォレーシ
ョン14と反対側の端部に設けられている磁気トラック
16には、主にカメラ等の撮影装置によって撮影時の情
報が記録されている。またネガフィルム12には、パー
フォレーション16が形成された側と反対側の端部にD
Xコードを示すバーコード18が記録され、ネガフィル
ム12を特定できるようになっている。
【0027】スキャナ10に備えられた測光専用の光源
部20には、ハロゲンランプ、リフレクタによって構成
される光源22が備えられている。光源22から照射さ
れる光線の光軸Lの下方に、C(シアン)、M(マゼン
タ)、Y(イエロー)の各色のカットフィルタ及び光量
の調節に用いられるNDフィルタから構成されるフィル
タ部24と光拡散筒28とがこの順で配設されている。
フィルタ部24の各フィルタは、ドライバ26からの信
号に応じて、光軸L上へ挿入又は離脱する。
【0028】光軸Lの図1下方には、ネガキャリア48
を挟んで、センサ部30が配設されている。センサ部3
0には、露光演算部33に接続された露光演算用センサ
32が配置されている。露光演算用センサ32により撮
像された画像のデータは演算されて、露光演算部33に
接続された画像情報処理部74へ入力するようになって
いる。
【0029】ネガキャリア48と露光演算用センサ32
との間には、光軸Lに沿って移動し引伸倍率を変更する
ことができるレンズ34と、ネガフィルム12の透過画
像を通過及び反射させるハーフミラー36とが配置され
ている。
【0030】ハーフミラー36により反射された光軸L
上には、画像処理部39に接続されたビデオセンサ38
が配設され、ネガフィルム12上の画像を撮像するよう
になっている。画像処理部39は、図示しないキーボー
ドが接続されたモニタ40に接続されており、キーボー
ドから入力された補正値により画像情報を補正すること
ができるようになっている。また、画像処理部39は画
像情報処理部74に接続されており、補正された画像情
報が画像情報処理部74へ入力するようになっている。
【0031】センサ部30と光源部20との間には、ネ
ガキャリア48が配設されている。ネガキャリア48
は、長尺状のネガフィルム12を、所定位置に位置決め
すると共に搬送ローラ52及びこれの対向する抑えロー
ラ54によって挟持するようになっている。また搬送ロ
ーラ52は、画像コマ12A検出後、供給リール44か
ら巻取リール46へ向かう往路搬送時には間欠搬送を行
い、巻取リール46から供給リール44へ向かう復路搬
送時には定速搬送するようになっている。
【0032】図3に示されるように、ネガキャリア48
の中央部には、光源部20の光軸Lが通過する位置に開
口部50が設けられ、光軸Lがネガキャリア48を通過
する際に開口部50に位置決めされたネガフィルム12
の画像コマ12Aを透過して、センサ部30に到達でき
るようになっている。また、ネガキャリア48上には搬
送路56が配設され、ネガフィルム12の画像コマ12
Aを開口部50に順次案内できるようになっている。
【0033】ネガキャリア48の開口部50よりもネガ
フィルム12の搬送方向上流側の搬送路56上の幅方向
両端部に各々一対の読取ヘッド58が備えられ、搬送路
56上にネガフィルム12が配置されて搬送されたとき
に、ネガフィルム12の磁気トラック16(図2参照)
と各々摺接して、磁気トラック16に記録された磁気情
報を読み取るようになっている。
【0034】読取ヘッド58は、測光用の開口部50に
画像コマ12Aが位置決めされたとき、隣接する2つの
画像コマ12Aの間に配置される。これによりネガフィ
ルム12が、往路搬送時において画像コマ12Aの測光
のために供給リール44から巻取リール46へ向けて間
欠搬送する場合には、測光終了後の1画像コマ分の搬送
によって、1画像コマ分の磁気情報を読み取ることがで
きるようになっている。
【0035】ネガキャリア48の搬送路56の略中央の
端部に、画像情報処理部74に接続された記録ヘッド6
0が配置されている。記録ヘッド60はネガフィルム1
2が復路搬送時において定速搬送するときに、ネガフィ
ルム12の磁気トラック16と摺接して、測光により得
られた露光補正データを記録するようになっている。
【0036】ネガキャリア48の読取ヘッド58よりも
更にネガフィルム搬送方向上流側の搬送路56上には、
複数のセンサ62により構成された光学センサ部64が
備えられている。センサ62は、ネガフィルム12の接
合部分であるスプライス部分を検出してネガフィルム1
件分を特定し、他のセンサ62は、ネガフィルム12に
形成されたパーフォレーション14を検出して画像コマ
12Aを特定すると共に、各々の画像コマ12Aを正確
に開口部50へ配置させるようになっている。また、更
に他のセンサ62はネガフィルム12上のバーコード1
8を検出してネガフィルム12を特定し、記録されてい
る画像コマ12Aの画像濃度を測定して画像コマ12A
のサイズと先頭画像コマ12A及び最終画像コマ12A
を検出することができるようになっている。
【0037】図1及び図3に示されるように、光学セン
サ部64と読取ヘッド58との間には、濃度測定センサ
部80が備えられ、後述する画像検出方法に基づくネガ
フィルムNの濃度を測定するようになっている。
【0038】図4に示されるように、濃度測定センサ部
80は、投光器82及び受光器84とその間に配設され
ているガラススリット板86とから構成され、投光器8
2から矢印P(図4(B)参照)に沿って検出光が放出
されて、ネガフィルム12を透過するようになってい
る。ネガフィルム12を透過した検出光(矢印Q)はガ
ラススリット板86を通過して、受光器84に到達する
ようになっている。
【0039】受光器84のガラススリット86側には、
ガラススリット86のスリット86Aの間隔に適合した
複数のチャネル88が所定距離離間して配列されている
(図4(A)参照)。ネガフィルム12が搬送路56
(図3参照)上を搬送すると、これに伴って受光器84
がネガフィルム12上の複数箇所を相対的に走査し、各
チャネル88毎に、所定間隔で透過濃度を測定するよう
になっている。またチャネル88は、後述するベース濃
度の決定により各々で濃度補正を行って、より一層的確
な測定ができるようになっている。
【0040】図3に示されるように、開口部50よりも
ネガフィルム12の搬送方向下流側の搬送路56上に
は、搬送ローラ52が配置されており、対向する抑えロ
ーラ54と共にネガフィルム12を挟持して所定の搬送
量で搬送するようになっている。搬送ローラ52は、搬
送制御部55(図5参照)に接続されており、往路搬送
時には画像コマ12Aが開口部50に位置決めできるよ
うにネガフィルム12を間欠搬送し、復路搬送時には、
1巻分のネガフィルム12を定速搬送するようになって
いる。
【0041】図5に示されるように、濃度測定センサ部
80及び搬送制御部55は、光学センサ部64と共に画
像検出制御部90に接続されている。
【0042】画像検出制御部90では、光学センサ部6
4におけるセンサ62からの信号が入力することにより
ネガフィルム12上のスプライス部位及びパーフォレー
ション14を検出して無画像記録部分及び画像コマ12
の範囲を特定するようになっている。
【0043】また、画像検出制御部90には、搬送ロー
ラ52の駆動を制御する搬送制御部55が接続されてお
り、濃度測定センサ部80により得られた濃度値から設
定された基準値に基づいて、画像が記録されていないと
判断したときには、この画像コマ12Aを開口部50で
位置決めすることなく通過させるようになっている。
【0044】これにより、ネガキャリア48では、ネガ
フィルム12が供給されると、往路時にネガフィルム1
2を搬送ローラ52により間欠搬送して画像コマ12A
を開口部50に位置決めし、位置決めされた画像コマの
画像に対して光源部20からの光線による測光を行う。
また、間欠搬送の際には他の画像コマ12Aについて光
学センサ部64により各種の光学情報を読み取ると共に
読取ヘッド58により磁気情報を読み取るようになって
いる。一方、復路時には巻取リール46に回収された1
巻のネガフィルム12が搬送路56上を定速搬送して、
一定速度で記録ヘッド60と摺接して磁気トラック16
に測光で得られた情報を記録するようになっている。
【0045】図1に示されるように、ネガフィルム12
を搬送する搬送部42には、複数の固定ローラ66と複
数のリザーバローラ68とが備えられている。リザーバ
ローラ68は、固定ローラ66間に配置されて、図示し
ないローディング制御部からの指示に従い所定の移動路
上を移動してループ70を形成し、供給リール44及び
巻取リール46とネガキャリア48とにおけるネガフィ
ルム12の搬送速度の差を調整して、ネガフィルム12
にかかる張力を一定にするようになっている。
【0046】次に画像検出方法について説明する。ネガ
フィルム12上の画像コマ12Aにおいて画像が記録さ
れているか否かの判断は、画像が記録されていないベー
ス濃度領域(図2参照)における透過濃度を測定して基
準値を設定し、これに基づいて各画像コマ12Aに対し
て判断するようになっている。
【0047】即ち、画像が記録されていないベース濃度
領域における透過濃度を、複数のチャネル88(図4参
照)を走査して1のチャネル88が所定間隔で複数箇所
測定し、各チャネル88毎に独立して基準となる濃度
(ベース濃度)を記録する。
【0048】ベース濃度領域は、センサ62によるスプ
ライスの検出から最初のパーフォレーション14の検出
までの所定範囲に存在するため、ベース濃度はスプライ
ス部位から所定時間に行われる測定により設定されるよ
うになっている。
【0049】ベース濃度は、チャネル88毎に濃度の最
小値として決定される。各チャネル88は、各々ベース
濃度を記録して、各々画像の有無を検出するための目安
となるしきい値を設定すると共に、各チャネル88毎に
補正を行い適正が測定ができるようになっている。
【0050】しきい値は、各チャネル88による濃度測
定値とベース濃度との差分に基づいて設定され、画像が
ない部分におけるベース濃度に対して画像があると判断
するために適正な範囲で設定される。
【0051】濃度測定値は、画像検出制御部90におい
てベース濃度との濃度差が求められ濃度値として記憶さ
れ、この濃度差としきい値と比較することによって画像
の有無を判断される。しきい値との比較のために判断規
定数が設定され、各チャネル88毎にしきい値以下の透
過濃度の測定データ数をカウントして、判断規定数を越
えた場合には画像があると判断するようになっている。
【0052】判断規定値を越えない場合には、ベース濃
度領域としきい値を越えない濃度測定値を有する画像と
を区別するための濃度規定値を設け、濃度値を画像コマ
12A毎に累積して、得られた累積値と濃度規定値とを
比較し、濃度規定値を越える場合には、しきい値を越え
ない透過濃度を有する画像があると判断するようになっ
ている。
【0053】透過濃度の測定間隔は、画像コマ12Aに
おいて適正に画像の有無を検出できる程度の画像コマ1
2A上の距離間隔で測定が行われるように設定される。
また測定結果を利用する場合には、より細かく間隔を設
定することが好ましい。
【0054】これにより、各画像コマ12Aの濃度値と
しきい値とを比較すると共に、各チャネル88において
しきい値以下の濃度差となる測定データ数をカウントし
て、予め設定された判断規定数を越えるしきい値以下の
濃度差となる透過濃度を測定した画像コマ12Aに対し
ては画像有りと判断することができるようになってい
る。
【0055】従って、搬送部42途中に設けられたネガ
キャリア48において、光学センサ部64におけるセン
サ62により各件毎のネガフィルム12であることを示
すスプライス部分を検出してから最初のパーフォレーシ
ョン14を検出するまでをベース濃度領域として濃度を
濃度測定センサ部80で測定する。測定を濃度測定セン
サ部80における各チャネル毎に独立して行い、各々測
定値のうち最小値となるベース濃度を設定し、これに基
づいてしきい値を設定する。次いで各画像コマ12Aを
パーフォレーション14で特定して透過濃度の測定を同
様に各チャネル毎に行ってベース濃度と濃度測定値との
差である濃度値を求め、予め設定された判断規定値を越
えてしきい値以下の濃度値となる測定データがカウント
された画像コマ12Aと、判断規定値を越えない場合で
あっても画像コマ12Aの濃度値を累算して得られた累
積濃度値が濃度規定値を越えた画像コマ12Aとを画像
ありと判断し、ネガフィルム12の搬送方向下流側の開
口部50における測光処理の実行を指示するようになっ
ている。
【0056】次に本実施の形態の作用を説明する。スキ
ャナ10の一端に設けられた供給リール44に長尺状の
現像済みのネガフィルム12を装填し、オートローディ
ング機構により搬送経路にネガフィルム12が通され、
ループ70が形成されてオートローディングが完了しス
タンバイ状態となる。
【0057】ネガフィルム12を搬送して光学センサ部
64及び濃度測定センサ部80により、後述する画像検
出方法により各画像コマ12Aにおける画像の有無を判
断する。
【0058】画像なしと判断された画像コマ12Aに対
しては、測光処理を行わない。一方画像ありと判断され
た画像コマ12Aに対しては、搬送ローラ52によって
間欠搬送(往路)が行われ、読取ヘッド58によって画
像コマ12Aに対応する磁気トラック16上に記録され
た磁気情報の読取が行われる。
【0059】磁気情報を読み取られた画像コマ12A
は、ネガキャリア48の開口部50に位置決めされて測
光が行われる。測光は、光源22による画像コマ12A
上の画像の透過画像を、露光演算用センサ32及びビデ
オセンサ38を介して各々露光演算部33及び画像処理
部39に入力することによって行われる。これにより、
適正な露光が行われるように露光補正値が演算される。
【0060】1件分全ての画像コマ12Aに対する測光
が完了すると、読み取られた磁気情報及び測光の結果に
基づいて、露光補正値が決定される。1巻のネガフィル
ム12における全てのネガフィルム12に対して各件毎
に露光補正値が決定されると、搬送方向の反転が指示さ
れ、ネガフィルム12がネガキャリア48の搬送路56
上を定速搬送(復路)し、記録ヘッド60によって、各
画像コマ12Aに対応する露光補正値が磁気ヘッド16
に記録され、供給リール44に巻き取られる。
【0061】次に図6を参照して画像検出処理について
説明する。ステップ100においてネガフィルム12を
供給リール44に装填し、ネガフィルム12の搬送を開
始すると、ステップ102において、センサ62により
スプライスを検出したか否かが判断され、スプライスを
検出するまで判断は否定される。
【0062】スプライスを検出して判断が肯定される
と、ステップ104において、ベース濃度領域に対する
濃度測定センサ部80による所定時間の濃度測定を行
う。濃度測定センサ部80は幅方向に所定の距離離間し
た複数のチャネル88を備え、ネガフィルム12が搬送
することによりネガフィルム12上の所定の間隔で各チ
ャネル88がネガフィルム12上の透過濃度を測定す
る。従って、ネガフィルム12の幅方向においては複数
設けられたチャネル88により、搬送方向においては各
チャネル88により所定間隔で測定してネガフィルム1
2上の透過濃度が測定される。
【0063】ベース領域に対する濃度測定が行われる
と、ステップ106において、測定結果に基づいてベー
ス濃度を設定する。ベース濃度としては、測定結果のう
ちの最小値が設定されるようになっている。
【0064】ベース濃度が設定されると、ステップ10
8において、設定されたベース濃度に基づいてしきい値
が決定される。
【0065】しきい値が決定されると、ステップ110
において、適正に画像の有無を判断できるように各チャ
ネル毎に補正が行われる。
【0066】各チャネルの補正が行われると、ステップ
112において、搬送方向先頭側のパーフォレーシン1
4を検出したか否かが判断され、パーフォレーション1
4を検出するまで判断は否定される。各画像コマ12A
はパーフォレーション14によって位置を認識できるよ
うになっており(図2参照)、搬送方向先頭側のパーフ
ォレーション14の検出は画像コマ12Aが濃度測定セ
ンサ部80に到達することを示している。
【0067】先頭側のパーフォレーションが検出される
と、ステップ114において、パーフォレーション14
により特定される各画像コマ12Aに対する透過濃度が
測定される。透過濃度の測定は、濃度測定センサ部80
における各チャネル88によって、特定された1つの画
像コマ12Aにおける所定の間隔(例えば100〜20
0の測定箇所となるように設定)で行われる。
【0068】画像コマ12Aに対する濃度が測定される
と、ステップ116において、後ろ側のパーフォレーシ
ョン14が検出されたか否かが判断される。パーフォレ
ーション14が検出されない場合には、ステップ114
に戻り、画像コマ12Aに対する所定の濃度の測定を継
続する。
【0069】パーフォレーション14が検出されると判
断は肯定されて、ステップ118において、濃度測定値
とベース濃度との濃度差(測定データ)を算出して、ス
テップ108において決定されたしきい値と比較し、し
きい値以下の測定データをカウントする。
【0070】しきい値以下の測定データをカウントする
と、ステップ120において、しきい値以下の測定デー
タ数が判断規定数を越えるか否かが判断される。判断規
定数は適正と思われる数に予め設定されている。
【0071】判断規定数を越える場合には判断は肯定さ
れ、ステップ122において「画像あり」と判断してス
テップ124に移行し、この画像コマ12Aに対して測
光処理を実行するように指示してステップ134に移行
する。
【0072】一方、しきい値以下の測定データ数が判断
規定数を越えない場合には判断は否定されて、ステップ
126に移行し、画像コマ12Aにおける全ての測光デ
ータを加算して累積値を算出する。
【0073】累積値を算出すると、ステップ128にお
いて、累積値が所定の濃度規定値を越えたか否かが判断
される。濃度規定値は予め設定されており、しきい値以
下となる透過濃度を有する画像を選別するための値であ
る。累積値が濃度規定値を越えている場合には判断は肯
定されてステップ122に移行し、「画像あり」と判断
される。
【0074】一方、濃度規定値を越えない場合には判断
は否定されて、ステップ130において「画像なし」と
判断し、ステップ132においてこの画像コマ12Aに
対して測光処理を行わないように指示してステップ13
4に移行する。
【0075】ステップ134では、濃度測定が行われて
画像コマ12Aが最終画像コマ12Aか否かが判断され
る。最終画像コマ12Aか否かは最終であることを示す
パーフォレーション14の検出により行うことができる
ようになっている。
【0076】最終のパーフォレーション14を検出しな
い場合にはステップ112に移行して、次の画像コマ1
2Aに対して一連の画像検出処理を行う。一方、最終の
パーフォレーション14を検出した場合には、一連の処
理を終了する。
【0077】これにより、画像がない部分において設定
されたベース濃度に基づいて画像コマ12Aおいて測定
された透過濃度との差により、画像の有無を容易に検出
することができる。
【0078】従って、画像が記録されていない画像コマ
12Aに対して測光処理を省略して次の画像コマ12A
に対する測光を開始することができるので、効率よく測
光処理を行うことができる。
【0079】また、濃度測定センサ部80により得られ
た透過濃度データを用いて、ネガフィルムの濃度に応じ
て測光部の光量を制御して、適正な測光を行うことがで
きる。
【0080】なお、ベース濃度は、ベース濃度領域にお
ける濃度測定値のうち最小値としたが、平均値であって
もよい。また、画像の有無は磁気情報として対応する磁
気トラック16に記録することができる。
【0081】また、本実施の形態に加えて異常値、即ち
予め設定された範囲外の濃度測定値が得られた場合に対
応できるように、異常値処理工程を設けることができ
る。この場合には、ベース濃度から所定の範囲外透過濃
度の場合に、適当な記憶値を用いて画像を測光表示し、
オペレータが目視にて画像の有無を指定する。
【0082】なお、濃度測定センサ部80の利得調整
は、発熱による変動を吸収するために1ロール終了後に
自動的に行うようにすることができる。
【0083】本実施の形態では、往路搬送時において各
画像コマ12Aにおける画像の有無を検出した後に測光
処理を行っているが、往路搬送時において1件分のネガ
フィルム12の全ての画像コマ12Aに対して画像の有
無を検出した後に、復路搬送時において、これに基づい
て測光処理を行ってもよく、同様の効果を得ることがで
きる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、現
像後において所定長の先後端に未露光のベース濃度領域
が存在する写真フィルムにおける画像を迅速且つ適正に
得ることができる画像検出方法及び画像検出装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキャナの概略構成図である。
【図2】本発明に適用可能なネガフィルムの平面図であ
る。
【図3】(A)は、ネガキャリアの搬送路周辺の平面
図、(B)はネガキャリアの搬送路周辺の断面図であ
る。
【図4】(A)は本発明に係る濃度測定センサ部の略正
面図、(B)は濃度測定センサ部の概略断面図である。
【図5】本発明に係るスキャナの画像検出処理における
制御構成図である。
【図6】本発明に係る画像検出処理を説明するフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 スキャナ 12 ネガフィルム 48 ネガキャリア 52 搬送ローラ(搬送手段) 55 駆動制御部 64 光学センサ部 80 濃度測定センサ部(測定手段) 88 チャネル(測定部) 90 画像検出制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像後において所定長の先後端に未露光
    のベース濃度領域が存在する写真フィルム上における画
    像の有無を検出する画像検出装置において、 前記写真フィルムを搬送する搬送手段と、 前記写真フィルムの幅方向に沿って複数配列された測定
    部を備え、前記写真フィルムの搬送時に所定間隔毎に前
    記写真フィルム上の濃度を測定する測定手段と、 前記測定手段による測定を前記写真フィルムの前記ベー
    ス濃度で行って得られた結果を基準値として設定する基
    準値設定手段と、 前記ベース濃度領域以外の前記測定手段による測定結果
    を濃度測定値として記憶する記憶手段と、 前記基準値と前記濃度測定値との差に基づいて画像の有
    無を判断する判断手段と、 を有する画像検出装置。
  2. 【請求項2】 前記基準値と前記濃度測定値との大小の
    いずれかをカウントしてカウント数に基づいて画像の有
    無を検出することを特徴とする請求項1記載の画像検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記写真フィルムが、各画像コマが記録
    されるべき領域に対応して、パーフォレーションが設け
    られており、このパーフォレーションの検出によって画
    像コマの位置を認識することを特徴とする請求項1又は
    2記載の画像検出装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段が、各測定部毎に前記基準
    値に基づいて濃度補正を行うと共に、補正後の測定手段
    により前記画像コマに対する測定を行うことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像検出装置。
  5. 【請求項5】 現像後において所定長の先後端に未露光
    のベース濃度領域が存在する写真フィルム上における画
    像の有無を検出する画像検出方法において、 前記ベース濃度領域の濃度を測定して基準値を設定し、 前記ベース濃度領域以外の前記写真フィルムの画像領域
    に対して濃度を測定して濃度測定値を得て、 前記基準値と前記濃度測定値との差に基づいて画像の有
    無を検出すること、 を特徴とする画像検出方法。
  6. 【請求項6】 前記基準値に基づいてしきい値を設定
    し、 前記基準値と前記濃度測定値との差を、該しきい値と比
    較して画像の有無を検出し、 画像無しと判断された場合に、前記濃度測定値を累算し
    て累算値を得て、 前記累算値に基づいて画像の有無を更に検出すること、
    を特徴とする請求項5記載の画像検出方法。
JP18574695A 1995-07-21 1995-07-21 画像検出装置及び画像検出方法 Pending JPH0934024A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171529A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Noritsu Koki Co Ltd フィルムのベース濃度検出方法
US7613339B2 (en) 2004-11-24 2009-11-03 Noritsu Koki Co., Ltd. Method and an apparatus for detecting the base concentration of a photographic film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613339B2 (en) 2004-11-24 2009-11-03 Noritsu Koki Co., Ltd. Method and an apparatus for detecting the base concentration of a photographic film
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