JPH0934715A - 組み合わせ最適化処理方法 - Google Patents
組み合わせ最適化処理方法Info
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- JPH0934715A JPH0934715A JP18117395A JP18117395A JPH0934715A JP H0934715 A JPH0934715 A JP H0934715A JP 18117395 A JP18117395 A JP 18117395A JP 18117395 A JP18117395 A JP 18117395A JP H0934715 A JPH0934715 A JP H0934715A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】計算機を用いた組み合わせ最適化処理方法に関
し,スケジューリング問題のような大規模な組み合わせ
最適化問題について高速に準最適解を求めることを可能
とする。 【解決手段】グリーディアルゴリズム1を用いて,まだ
値の決まっていない変数集合の一部分の変数の値を決
め,その部分解2の部分集合を対象として近傍探索3に
よる部分解2の改善を行う。その結果の部分解4をもと
に,さらにグリーディアルゴリズム1による部分解2の
生成と,その一部分に対する近傍探索3とを繰り返し,
最終解5を決定する。
し,スケジューリング問題のような大規模な組み合わせ
最適化問題について高速に準最適解を求めることを可能
とする。 【解決手段】グリーディアルゴリズム1を用いて,まだ
値の決まっていない変数集合の一部分の変数の値を決
め,その部分解2の部分集合を対象として近傍探索3に
よる部分解2の改善を行う。その結果の部分解4をもと
に,さらにグリーディアルゴリズム1による部分解2の
生成と,その一部分に対する近傍探索3とを繰り返し,
最終解5を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,計算機を用いてス
ケジューリング問題などの組み合わせ最適化問題の解を
求める組み合わせ最適化処理方法に関するものである。
ケジューリング問題などの組み合わせ最適化問題の解を
求める組み合わせ最適化処理方法に関するものである。
【0002】組み合わせ最適化問題はいろいろなところ
で利用されており,計算機応用技術の一つとして,近
年,ますます重要になってきている。例えば,スケジュ
ーリングは製造業全般に必要な作業であり,人手で行う
のが困難であることから自動処理化のニーズが高い。ス
ケジューリング問題の定式化としては,ジョブショップ
モデルが汎用的であり,広く用いられている。
で利用されており,計算機応用技術の一つとして,近
年,ますます重要になってきている。例えば,スケジュ
ーリングは製造業全般に必要な作業であり,人手で行う
のが困難であることから自動処理化のニーズが高い。ス
ケジューリング問題の定式化としては,ジョブショップ
モデルが汎用的であり,広く用いられている。
【0003】ジョブショップスケジューリングの例を図
6に示す。各ジョブは複数のオペレーション(作業)か
らなっており,各オペレーションを実行する機械と処理
時間は予め与えられている。利用する機械の順番はジョ
ブごとに異なっていてもよい。図6(A)に示す例で
は,ジョブ1〜3があり,各ジョブはそれぞれ3オペレ
ーションからなる。例えば,ジョブ1は,オペレーショ
ン1,2,3の順序で作業が進められること,オペレー
ション1は機械M1で5時間,オペレーション2は機械
M2で8時間,オペレーション3は機械M3で4時間か
かることなどが問題の条件として与えられる。
6に示す。各ジョブは複数のオペレーション(作業)か
らなっており,各オペレーションを実行する機械と処理
時間は予め与えられている。利用する機械の順番はジョ
ブごとに異なっていてもよい。図6(A)に示す例で
は,ジョブ1〜3があり,各ジョブはそれぞれ3オペレ
ーションからなる。例えば,ジョブ1は,オペレーショ
ン1,2,3の順序で作業が進められること,オペレー
ション1は機械M1で5時間,オペレーション2は機械
M2で8時間,オペレーション3は機械M3で4時間か
かることなどが問題の条件として与えられる。
【0004】このようなジョブショップスケジューリン
グ問題は,与えられた目的関数を最適にするように,各
機械におけるオペレーションの実行順序を決めることで
ある。この目的関数としてはいろいろなものが用いられ
るが,代表的なものとして,総所要時間(全てのジョブ
の実行が終了する時間)を最小にするものがある。
グ問題は,与えられた目的関数を最適にするように,各
機械におけるオペレーションの実行順序を決めることで
ある。この目的関数としてはいろいろなものが用いられ
るが,代表的なものとして,総所要時間(全てのジョブ
の実行が終了する時間)を最小にするものがある。
【0005】図6(B)は,図6(A)に示す条件のジ
ョブショップスケジューリング問題の解の一例を示す。
機械M1は,オペレーション1,5,9の順序で作業を
行い,機械M2は,オペレーション4,2,8の順序で
作業を行い,機械M3は,オペレーション7,6,3の
順序で作業を行い,総所要時間は30時間となってい
る。なお,この解は最適解ではない。
ョブショップスケジューリング問題の解の一例を示す。
機械M1は,オペレーション1,5,9の順序で作業を
行い,機械M2は,オペレーション4,2,8の順序で
作業を行い,機械M3は,オペレーション7,6,3の
順序で作業を行い,総所要時間は30時間となってい
る。なお,この解は最適解ではない。
【0006】
【従来の技術】組み合わせ最適化問題を処理する方法と
しては,大きく分けて,(1) 厳密解法,(2) グリーディ
アルゴリズム,(3) 近傍探索法がある。
しては,大きく分けて,(1) 厳密解法,(2) グリーディ
アルゴリズム,(3) 近傍探索法がある。
【0007】厳密解法は,全ての組み合わせを網羅的に
探索していく処理方法で,厳密な最適解を発見すること
が保証されているが,ある規模以上の問題に対しては,
処理時間が膨大となり,実際的な時間内で厳密解を発見
することは困難である。
探索していく処理方法で,厳密な最適解を発見すること
が保証されているが,ある規模以上の問題に対しては,
処理時間が膨大となり,実際的な時間内で厳密解を発見
することは困難である。
【0008】グリーディアルゴリズムは,ある基準に従
って順番に変数の値を決めていく処理方法で,探索を行
わないで解を求める方法である。この方法によれば,一
度決まった変数の値を変更しないために,最適性は保証
されないものの非常に高速に処理することができる。こ
のため大規模な問題に対しては広く用いられている。ス
ケジューリング問題においては,この基準はディスパッ
チング・ルール(dispatching rule)と呼ばれ,いろい
ろなルールが提案されている。
って順番に変数の値を決めていく処理方法で,探索を行
わないで解を求める方法である。この方法によれば,一
度決まった変数の値を変更しないために,最適性は保証
されないものの非常に高速に処理することができる。こ
のため大規模な問題に対しては広く用いられている。ス
ケジューリング問題においては,この基準はディスパッ
チング・ルール(dispatching rule)と呼ばれ,いろい
ろなルールが提案されている。
【0009】近傍探索法は,限られた時間で,できるだ
け最適な解を求めるための処理方法で,暫定的な初期解
を生成し,その後に解の改善を行っていく。この近傍探
索法として,山登り法,シミュレーテッドアニーリン
グ,タブーサーチなどの方法がある。
け最適な解を求めるための処理方法で,暫定的な初期解
を生成し,その後に解の改善を行っていく。この近傍探
索法として,山登り法,シミュレーテッドアニーリン
グ,タブーサーチなどの方法がある。
【0010】例えば,山登り法による近傍探索の場合,
現在の解を少し変更して新しい解を生成し(これを近傍
と呼ぶ),解が改善されたときに新しい解に移ることが
行われる。近傍探索法は,大規模な問題に対して有効な
処理方法であるが,それでも問題の規模が大きくなると
近傍の数が増え,急速に効率が悪くなるという問題点が
あった。
現在の解を少し変更して新しい解を生成し(これを近傍
と呼ぶ),解が改善されたときに新しい解に移ることが
行われる。近傍探索法は,大規模な問題に対して有効な
処理方法であるが,それでも問題の規模が大きくなると
近傍の数が増え,急速に効率が悪くなるという問題点が
あった。
【0011】よく用いられる従来の方法は,前述したグ
リーディアルゴリズムと近傍探索法とを組み合わせて最
終解を求める方法である。図7は,その従来技術の説明
図である。この従来の方法は,まずグリーディアルゴリ
ズム11を用いて全ての変数の値を決め,次にこれを近
傍探索法における初期解12として,この初期解12に
対して近傍探索13を適用することにより解を改善し,
最終解14を求めるものである。この方法によれば,比
較的良好な初期値からの探索が可能であるが,やはり問
題の規模が大きくなると近傍の数は増加し,依然として
効率が悪くなるという問題点があった。
リーディアルゴリズムと近傍探索法とを組み合わせて最
終解を求める方法である。図7は,その従来技術の説明
図である。この従来の方法は,まずグリーディアルゴリ
ズム11を用いて全ての変数の値を決め,次にこれを近
傍探索法における初期解12として,この初期解12に
対して近傍探索13を適用することにより解を改善し,
最終解14を求めるものである。この方法によれば,比
較的良好な初期値からの探索が可能であるが,やはり問
題の規模が大きくなると近傍の数は増加し,依然として
効率が悪くなるという問題点があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点の
解決を図り,スケジューリング問題のような大規模な組
み合わせ最適化問題に対して,近傍の数を減らした効率
のよい近傍探索を行うことができるようにし,高速に最
適解もしくはそれに近い準最適解を求めることができる
ようにすることを目的とする。
解決を図り,スケジューリング問題のような大規模な組
み合わせ最適化問題に対して,近傍の数を減らした効率
のよい近傍探索を行うことができるようにし,高速に最
適解もしくはそれに近い準最適解を求めることができる
ようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め,本発明では,グリーディアルゴリズムによって変数
の集合の一部分の変数の値を決めながら,その部分解に
対して近傍探索を適用することによって部分解を改善
し,効率的に(準)最適解を求めるようにしている。
め,本発明では,グリーディアルゴリズムによって変数
の集合の一部分の変数の値を決めながら,その部分解に
対して近傍探索を適用することによって部分解を改善
し,効率的に(準)最適解を求めるようにしている。
【0014】図1は,本発明の原理説明図である。図1
(B)のステップS1では,問題のデータが与えられる
と,グリーディアルゴリズム1を用いて,まだ値の決ま
っていない変数の集合の一部分の変数の値を決め,それ
を部分解2とする。グリーディアルゴリズム1は,ある
基準に従って順番に変数の値を決める処理方法であり,
ここで用いるディスパッチング・ルールとしては,通常
用いられる種々のルールが適用できる。
(B)のステップS1では,問題のデータが与えられる
と,グリーディアルゴリズム1を用いて,まだ値の決ま
っていない変数の集合の一部分の変数の値を決め,それ
を部分解2とする。グリーディアルゴリズム1は,ある
基準に従って順番に変数の値を決める処理方法であり,
ここで用いるディスパッチング・ルールとしては,通常
用いられる種々のルールが適用できる。
【0015】ステップS2では,既に値の決まった変数
集合(部分解2)の部分集合を対象として,近傍探索3
を適用し部分解2の改善を行う。近傍探索3により部分
解2を改善したものを部分解4とする。近傍探索3とし
て,例えば山登り法,シミュレーテッドアニーリング,
タブーサーチなどの方法のいずれも適用できる。
集合(部分解2)の部分集合を対象として,近傍探索3
を適用し部分解2の改善を行う。近傍探索3により部分
解2を改善したものを部分解4とする。近傍探索3とし
て,例えば山登り法,シミュレーテッドアニーリング,
タブーサーチなどの方法のいずれも適用できる。
【0016】ステップS3では,全ての変数の値が決ま
ったかどうかを判定し,全ての変数の値が決まるまでス
テップS1,S2の処理を繰り返す。次のステップS1
では,部分解4をもとに,再度,部分的なグリーディア
ルゴリズム1による部分解2の生成を行う。さらに部分
解2に対して近傍探索3を繰り返していく。全ての変数
の値が決まった場合には,それを最終解5として処理を
終了する。
ったかどうかを判定し,全ての変数の値が決まるまでス
テップS1,S2の処理を繰り返す。次のステップS1
では,部分解4をもとに,再度,部分的なグリーディア
ルゴリズム1による部分解2の生成を行う。さらに部分
解2に対して近傍探索3を繰り返していく。全ての変数
の値が決まった場合には,それを最終解5として処理を
終了する。
【0017】以上の方法をジョブのスケジューリング問
題に適用する場合,例えば以下のように行う。 現時刻tを初期化する。 現時刻tに所定の第1の時間assigntimeを加えた値
を,現時刻tとする。 グリーディアルゴリズム1を用いて,現時刻tまで
ジョブを配置する。それを部分解2とする。 部分解2における,現時刻tと所定の第1の時間as
signtimeと所定の第2の時間margintime,または現時刻
tと所定の第1の時間assigntimeと所定の第2の時間ma
rgintimeと所定の第3の時間rescheduletimeとによって
定まる時間について,近傍探索3を適用し,スケジュー
ルの改善を行う。その結果を部分解4とする。 部分解4において,現時刻tと所定の第1の時間ma
rgintimeとによって定まる時刻以後のジョブを削除す
る。
題に適用する場合,例えば以下のように行う。 現時刻tを初期化する。 現時刻tに所定の第1の時間assigntimeを加えた値
を,現時刻tとする。 グリーディアルゴリズム1を用いて,現時刻tまで
ジョブを配置する。それを部分解2とする。 部分解2における,現時刻tと所定の第1の時間as
signtimeと所定の第2の時間margintime,または現時刻
tと所定の第1の時間assigntimeと所定の第2の時間ma
rgintimeと所定の第3の時間rescheduletimeとによって
定まる時間について,近傍探索3を適用し,スケジュー
ルの改善を行う。その結果を部分解4とする。 部分解4において,現時刻tと所定の第1の時間ma
rgintimeとによって定まる時刻以後のジョブを削除す
る。
【0018】以後,処理〜を繰り返し,全てのジョ
ブの配置が終了したならば,その結果を最終解5とし
て,処理を終了する。
ブの配置が終了したならば,その結果を最終解5とし
て,処理を終了する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態とし
て,本発明をジョブショップスケジューリング問題に適
用した場合について説明する。なお,ジョブショップス
ケジューリング問題以外の組み合わせ最適化問題にも,
同様に本発明を適用することが可能である。
て,本発明をジョブショップスケジューリング問題に適
用した場合について説明する。なお,ジョブショップス
ケジューリング問題以外の組み合わせ最適化問題にも,
同様に本発明を適用することが可能である。
【0020】図2は,本発明をジョブショップスケジュ
ーリング問題に適用した場合の動作例を説明する図,図
3は,本実施の形態における処理フローチャートであ
る。処理のパラメータとして,assigntime,margintim
e,rescheduletimeを用いる。これらは予め用意された
定数であっても,外部から値が与えられる変数であって
もいずれでもよい。assigntimeは,1回分のグリーディ
アルゴリズムと近傍探索によって,ジョブが配置される
範囲を定める時間である。margintimeは,近傍探索の実
行結果に対して,ジョブの削除対象となる範囲を定める
時間である。rescheduletimeは,既に近傍探索が行われ
て値が定まった変数値のうち,再度近傍探索の対象とな
る範囲を定める時間である。
ーリング問題に適用した場合の動作例を説明する図,図
3は,本実施の形態における処理フローチャートであ
る。処理のパラメータとして,assigntime,margintim
e,rescheduletimeを用いる。これらは予め用意された
定数であっても,外部から値が与えられる変数であって
もいずれでもよい。assigntimeは,1回分のグリーディ
アルゴリズムと近傍探索によって,ジョブが配置される
範囲を定める時間である。margintimeは,近傍探索の実
行結果に対して,ジョブの削除対象となる範囲を定める
時間である。rescheduletimeは,既に近傍探索が行われ
て値が定まった変数値のうち,再度近傍探索の対象とな
る範囲を定める時間である。
【0021】ステップS11では,時刻tをt=margin
timeに初期化する。ステップS12では,時刻tからma
rgintimeを引いた時刻(t−margintime)または時刻0
のいずれか遅いほうの時刻以後のジョブを削除する。初
回の場合は,時刻t=margintimeであり,削除すべきジ
ョブはない。
timeに初期化する。ステップS12では,時刻tからma
rgintimeを引いた時刻(t−margintime)または時刻0
のいずれか遅いほうの時刻以後のジョブを削除する。初
回の場合は,時刻t=margintimeであり,削除すべきジ
ョブはない。
【0022】ステップS13では,時刻tにassigntime
を加え,現時刻を(t+assigntime)に進める。ステッ
プS14では,グリーディアルゴリズムを用いて,時刻
tまでのジョブの配置を行う。最初,図2(A)に示す
時刻tまでの配置区間G1 について,所定のディスパッ
チング・ルーチンによりジョブが配置されることにな
る。
を加え,現時刻を(t+assigntime)に進める。ステッ
プS14では,グリーディアルゴリズムを用いて,時刻
tまでのジョブの配置を行う。最初,図2(A)に示す
時刻tまでの配置区間G1 について,所定のディスパッ
チング・ルーチンによりジョブが配置されることにな
る。
【0023】ステップS15では,時刻(t−marginti
me−assigntime−rescheduletime)または時刻0のいず
れか遅いほうの時刻から,時刻(t−margintime)また
は時刻0のいずれか遅いほうの時刻までの区間につい
て,近傍探索を適用してジョブの再配置を行う。最初,
図2(B)に示すように,時刻0から時刻(t−margin
time)までの区間N1 について, 近傍探索によるジョブ
の再配置が行われることになる。なお,ここで近傍探索
の対象となるジョブは,区間N1 にその一部分でも含ま
れるジョブである。
me−assigntime−rescheduletime)または時刻0のいず
れか遅いほうの時刻から,時刻(t−margintime)また
は時刻0のいずれか遅いほうの時刻までの区間につい
て,近傍探索を適用してジョブの再配置を行う。最初,
図2(B)に示すように,時刻0から時刻(t−margin
time)までの区間N1 について, 近傍探索によるジョブ
の再配置が行われることになる。なお,ここで近傍探索
の対象となるジョブは,区間N1 にその一部分でも含ま
れるジョブである。
【0024】ステップS16では,全てのジョブが配置
されて,かつ,最終ジョブの実行終了時刻が時刻(t−
margintime)より早いかどうかを判定する。全てのジョ
ブが配置されて,かつ,最終ジョブの実行終了時刻が時
刻(t−margintime)より早い場合には処理を終了す
る。全てのジョブの配置が完了していないか,または,
最終ジョブの実行終了時刻が時刻(t−margintime)よ
り遅い場合にはステップS12の処理へ戻る。
されて,かつ,最終ジョブの実行終了時刻が時刻(t−
margintime)より早いかどうかを判定する。全てのジョ
ブが配置されて,かつ,最終ジョブの実行終了時刻が時
刻(t−margintime)より早い場合には処理を終了す
る。全てのジョブの配置が完了していないか,または,
最終ジョブの実行終了時刻が時刻(t−margintime)よ
り遅い場合にはステップS12の処理へ戻る。
【0025】図2の例では,図2(B)の状態の後,ス
テップS12へ戻り,時刻(t−margintime)以降の暫
定的に配置された部分,すなわち図2(C)に示す削除
区間について,ジョブの削除が行われる。この後,ステ
ップS13,S14の実行により,図2(D)に示す新
しい時刻tまでの配置区間G2 について,グリーディア
ルゴリズムのディスパッチング・ルールを用いたジョブ
の配置が行われる。
テップS12へ戻り,時刻(t−margintime)以降の暫
定的に配置された部分,すなわち図2(C)に示す削除
区間について,ジョブの削除が行われる。この後,ステ
ップS13,S14の実行により,図2(D)に示す新
しい時刻tまでの配置区間G2 について,グリーディア
ルゴリズムのディスパッチング・ルールを用いたジョブ
の配置が行われる。
【0026】続いてステップS15により,図2(E)
に示すように,探索区間N1 のうちrescheduletimeに相
当する区間と配置区間G2 のうちassigntimeに相当する
区間を合わせた探索区間N2 について,近傍探索を適用
してジョブの配置の改善が行われる。このとき,resche
uduletime 分の区間については,前回の近傍探索が行わ
れた区間について,もう一度近傍探索が行われることに
なる。
に示すように,探索区間N1 のうちrescheduletimeに相
当する区間と配置区間G2 のうちassigntimeに相当する
区間を合わせた探索区間N2 について,近傍探索を適用
してジョブの配置の改善が行われる。このとき,resche
uduletime 分の区間については,前回の近傍探索が行わ
れた区間について,もう一度近傍探索が行われることに
なる。
【0027】次に,ステップS16を経て,ステップS
12により,図2(F)に示すように,配置区間G2 の
うちmargintimeに相当する区間のジョブが削除され,以
下,同様にグリーディアルゴリズムによるジョブの配置
と近傍探索とが繰り返される。
12により,図2(F)に示すように,配置区間G2 の
うちmargintimeに相当する区間のジョブが削除され,以
下,同様にグリーディアルゴリズムによるジョブの配置
と近傍探索とが繰り返される。
【0028】
【実施例】図4および図5は,本発明の実施例によるジ
ョブショップスケジューリングの具体例を説明する図で
ある。以下,図4および図5に従って,図6(A)に示
すジョブショップスケジューリング問題について,本発
明を適用した場合の処理を説明する。
ョブショップスケジューリングの具体例を説明する図で
ある。以下,図4および図5に従って,図6(A)に示
すジョブショップスケジューリング問題について,本発
明を適用した場合の処理を説明する。
【0029】まず,図4(A)に示すように,時刻0か
ら時刻t(t=margintime+assigntime)までの区間に
ついて, グリーディアルゴリズムにより,ジョブをオペ
レーションの実行順序に従って,各機械(M1〜M3)
に配置する。ディスパッチング・ルールとしては,例え
ば,空き機械においてすぐに実行可能なオペレーション
のうち,処理時間が長いものを優先して配置する,とい
うような基準を用いる。
ら時刻t(t=margintime+assigntime)までの区間に
ついて, グリーディアルゴリズムにより,ジョブをオペ
レーションの実行順序に従って,各機械(M1〜M3)
に配置する。ディスパッチング・ルールとしては,例え
ば,空き機械においてすぐに実行可能なオペレーション
のうち,処理時間が長いものを優先して配置する,とい
うような基準を用いる。
【0030】ここでは,機械M1に対して,オペレーシ
ョン1,オペレーション5の順でジョブを配置し,機械
M2に対して,オペレーション4,オペレーション2,
オペレーション8の順でジョブを配置し,機械M3に対
して,オペレーション7,オペレーション6の順でジョ
ブを配置している。
ョン1,オペレーション5の順でジョブを配置し,機械
M2に対して,オペレーション4,オペレーション2,
オペレーション8の順でジョブを配置し,機械M3に対
して,オペレーション7,オペレーション6の順でジョ
ブを配置している。
【0031】続いて,図4(B)に示すように,assign
time分の区間に対して, 近傍探索を実行し,オペレーシ
ョンの配置を改善する(この例では,簡単な例を扱って
いるため,図4(A)から図4(B)においては近傍探
索による改善は行われていないが,通常の問題ではオペ
レーションの並べ替えにより配置が改善されることにな
る)。改善されたかどうかは,探索区間のオペレーショ
ンを実行可能な範囲で並べ替えたとき,最終オペレーシ
ョンの終了時刻が早くなったかどうかで判断する。この
例では,図4(A)の状態から,オペレーション1,
5,4,2,7,6に対する近傍探索が行われている
が,これ以上の改善はできないので,図4(B)の結果
が図4(A)と同じ状態で,次へ進む。
time分の区間に対して, 近傍探索を実行し,オペレーシ
ョンの配置を改善する(この例では,簡単な例を扱って
いるため,図4(A)から図4(B)においては近傍探
索による改善は行われていないが,通常の問題ではオペ
レーションの並べ替えにより配置が改善されることにな
る)。改善されたかどうかは,探索区間のオペレーショ
ンを実行可能な範囲で並べ替えたとき,最終オペレーシ
ョンの終了時刻が早くなったかどうかで判断する。この
例では,図4(A)の状態から,オペレーション1,
5,4,2,7,6に対する近傍探索が行われている
が,これ以上の改善はできないので,図4(B)の結果
が図4(A)と同じ状態で,次へ進む。
【0032】次に,図4(C)に示すように,配置済み
ジョブの削除を行う。削除区間は,時刻(t−marginti
me)から時刻tまでの区間であり,この区間にかかって
いるオペレーション2,6,8が削除されることにな
る。
ジョブの削除を行う。削除区間は,時刻(t−marginti
me)から時刻tまでの区間であり,この区間にかかって
いるオペレーション2,6,8が削除されることにな
る。
【0033】その後,図5(A)に示すように,グリー
ディアルゴリズムによるジョブの配置を行う。ジョブを
配置する区間は,元の時刻tにassigntimeを加えた新し
い時刻tまでとする。ここでは,図4(C)に示す状態
から,さらに機械M2に対してオペレーション2,機械
M3に対してオペレーション6,機械M2に対してオペ
レーション8,機械M3に対してオペレーション3,機
械M1に対してオペレーション9を順に配置している。
ディアルゴリズムによるジョブの配置を行う。ジョブを
配置する区間は,元の時刻tにassigntimeを加えた新し
い時刻tまでとする。ここでは,図4(C)に示す状態
から,さらに機械M2に対してオペレーション2,機械
M3に対してオペレーション6,機械M2に対してオペ
レーション8,機械M3に対してオペレーション3,機
械M1に対してオペレーション9を順に配置している。
【0034】次に,図5(B)に示すように,近傍探索
を実行する。近傍探索の適用区間は,時刻(t−margin
time−assigntime−rescheduletime)から時刻(t−ma
rgintime)までである。rescheduletime分の区間につい
ては,前回の近傍探索が行われた区間についてもう一度
近傍探索が行われることになる。図5(B)では,機械
M2において,オペレーション8とオペレーション2の
実行順序が入れ替わり,これによって全ジョブの実行終
了時刻の改善がなされている。
を実行する。近傍探索の適用区間は,時刻(t−margin
time−assigntime−rescheduletime)から時刻(t−ma
rgintime)までである。rescheduletime分の区間につい
ては,前回の近傍探索が行われた区間についてもう一度
近傍探索が行われることになる。図5(B)では,機械
M2において,オペレーション8とオペレーション2の
実行順序が入れ替わり,これによって全ジョブの実行終
了時刻の改善がなされている。
【0035】これにより,すべてのジョブの配置とその
改善が行われたことになるので,図5(B)に示す結果
を最終解として出力する。
改善が行われたことになるので,図5(B)に示す結果
を最終解として出力する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
スケジューリング問題のような大規模な組み合わせ最適
化問題に対して,近傍の数を減らした近傍探索を行うこ
とができるので,高速に最適解もしくはそれに近い準最
適解を求めることができる。
スケジューリング問題のような大規模な組み合わせ最適
化問題に対して,近傍の数を減らした近傍探索を行うこ
とができるので,高速に最適解もしくはそれに近い準最
適解を求めることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明をジョブショップスケジューリング問題
に適用した場合の動作例を説明する図である。
に適用した場合の動作例を説明する図である。
【図3】本実施の形態における処理フローチャートであ
る。
る。
【図4】本発明の実施例によるジョブショップスケジュ
ーリングの具体例を説明する図である。
ーリングの具体例を説明する図である。
【図5】本発明の実施例によるジョブショップスケジュ
ーリングの具体例を説明する図である。
ーリングの具体例を説明する図である。
【図6】ジョブショップスケジューリングを説明する図
である。
である。
【図7】従来技術の説明図である。
1 グリーディアルゴリズム 2 部分解 3 近傍探索 4 部分解 5 最終解
Claims (3)
- 【請求項1】 計算機を用いて組み合わせ最適化問題を
処理する方法において,グリーディアルゴリズムを用い
て,まだ値の決まっていない変数集合の一部分の変数の
値を決め,部分解を定める第1の過程と,既に値の決ま
った変数集合の部分集合を対象として近傍探索を適用
し,部分解の改善を行う第2の過程とを有し,最終解が
定まるまで前記第1の過程と第2の過程とを繰り返すこ
とを特徴とする組み合わせ最適化処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の組み合わせ最適化処理方
法において,前記第2の過程と,次の繰り返しにおける
前記第1の過程との間に,近傍探索によって新たに値の
決まった変数集合の一部分の値を削除する過程を有する
ことを特徴とする組み合わせ最適化処理方法。 - 【請求項3】 計算機を用いてジョブのスケジューリン
グに関する組み合わせ最適化問題を処理する方法におい
て,現時刻を初期化する過程と,現時刻に所定の第1の
時間を加えた値を,現時刻とする過程と,グリーディア
ルゴリズムを用いて,現時刻までジョブを配置する過程
と,現時刻と前記所定の第1の時間と所定の第2の時
間,または現時刻と前記所定の第1の時間と所定の第2
の時間と所定の第3の時間とによって定まる時間につい
て,近傍探索を適用し,スケジュールの改善を行う過程
と,現時刻と前記所定の第2の時間とによって定まる時
刻以後のジョブを削除する過程とを有し,最終解が定ま
るまで前記現時刻を初期化する過程を除く過程を繰り返
すことを特徴とする組み合わせ最適化処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18117395A JPH0934715A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 組み合わせ最適化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18117395A JPH0934715A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 組み合わせ最適化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0934715A true JPH0934715A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16096168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18117395A Withdrawn JPH0934715A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 組み合わせ最適化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0934715A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003204624A (ja) * | 2002-01-08 | 2003-07-18 | Mitsubishi Electric Corp | 離散値を含む最適化問題の解法 |
| JP2007084201A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Jfe Steel Kk | スラブヤードの置場管理方法および装置 |
| US8195496B2 (en) * | 2008-11-26 | 2012-06-05 | Sap Aktiengesellschaft | Combining multiple objective functions in algorithmic problem solving |
| WO2013133366A1 (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-12 | 新日鐵住金株式会社 | ヤード管理装置、ヤード管理方法およびコンピュータプログラム |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP18117395A patent/JPH0934715A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003204624A (ja) * | 2002-01-08 | 2003-07-18 | Mitsubishi Electric Corp | 離散値を含む最適化問題の解法 |
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| US8195496B2 (en) * | 2008-11-26 | 2012-06-05 | Sap Aktiengesellschaft | Combining multiple objective functions in algorithmic problem solving |
| WO2013133366A1 (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-12 | 新日鐵住金株式会社 | ヤード管理装置、ヤード管理方法およびコンピュータプログラム |
| JP5365759B1 (ja) * | 2012-03-09 | 2013-12-11 | 新日鐵住金株式会社 | ヤード管理装置、ヤード管理方法およびコンピュータプログラム |
| US10032128B2 (en) | 2012-03-09 | 2018-07-24 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Yard management apparatus, yard management method, and computer program |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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