JPH0934992A - オンライン手書き文字列切り出し装置 - Google Patents
オンライン手書き文字列切り出し装置Info
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- JPH0934992A JPH0934992A JP7180102A JP18010295A JPH0934992A JP H0934992 A JPH0934992 A JP H0934992A JP 7180102 A JP7180102 A JP 7180102A JP 18010295 A JP18010295 A JP 18010295A JP H0934992 A JPH0934992 A JP H0934992A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 3
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- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力文字列の密度に応じた縦横比率を計算し
て、文字の認識率を向上させる。 【構成】 座標入力手段11であるタブレットから入力
されたN本のストローク列は、基本セグメント分割手段
12に入力されて、基本セグメントに分割される。文字
列密度計算手段13は、基本セグメント分割手段12に
より分割された基本セグメント間の隙間と入力文字列の
最初の文字から最後の文字までの距離から文字列密度を
計算する。縦横比率計算手段14は、文字列密度から、
その密度に応じた最適な縦横比率の閾値を求める。候補
文字生成手段15は、文字の候補となる候補文字を生成
する。候補文字認識手段16は、相違度が最小となる標
準文字の名称とその相違度を検出する。最適文字列手段
17は、入力ストローク列に対して、相違度の総和を最
小とする文字名称の系列を割り当てる。
て、文字の認識率を向上させる。 【構成】 座標入力手段11であるタブレットから入力
されたN本のストローク列は、基本セグメント分割手段
12に入力されて、基本セグメントに分割される。文字
列密度計算手段13は、基本セグメント分割手段12に
より分割された基本セグメント間の隙間と入力文字列の
最初の文字から最後の文字までの距離から文字列密度を
計算する。縦横比率計算手段14は、文字列密度から、
その密度に応じた最適な縦横比率の閾値を求める。候補
文字生成手段15は、文字の候補となる候補文字を生成
する。候補文字認識手段16は、相違度が最小となる標
準文字の名称とその相違度を検出する。最適文字列手段
17は、入力ストローク列に対して、相違度の総和を最
小とする文字名称の系列を割り当てる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書き文字列の文字認
識等を行う文字認識装置に用いられるオンライン手書き
文字列切り出し装置に関するものである。
識等を行う文字認識装置に用いられるオンライン手書き
文字列切り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献;特公平4−10671号公報 手書き漢字入力による良好なマン・マシンインターフェ
ースを実現するために、筆記者に負担が掛からない文字
枠の無い白紙上に記載された文字列を認識する方法が望
まれている。これにより、筆記者の負担が軽減される。
ペンの動きの時間的変化を利用したオンライン手書き文
字認識において、文字枠フリーの手書き文字に対応する
ために、前記文献にはオンライン手書き文字列認識方式
が開示されている。即ち、前記文献のオンライン手書き
文字列認識方式は、ストローク列を複数のセグメントに
分離し、分離された基本セグメントを組み合わせて候補
文字を作成する。そして、それらの候補文字と標準文字
群とを照合し、最適文字列を求めて切り出している。
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献;特公平4−10671号公報 手書き漢字入力による良好なマン・マシンインターフェ
ースを実現するために、筆記者に負担が掛からない文字
枠の無い白紙上に記載された文字列を認識する方法が望
まれている。これにより、筆記者の負担が軽減される。
ペンの動きの時間的変化を利用したオンライン手書き文
字認識において、文字枠フリーの手書き文字に対応する
ために、前記文献にはオンライン手書き文字列認識方式
が開示されている。即ち、前記文献のオンライン手書き
文字列認識方式は、ストローク列を複数のセグメントに
分離し、分離された基本セグメントを組み合わせて候補
文字を作成する。そして、それらの候補文字と標準文字
群とを照合し、最適文字列を求めて切り出している。
【0003】図2は、前記文献に記載された従来のオン
ライン手書き文字列認識方式を実施するオンライン手書
き文字列切り出し装置を示す構成ブロック図である。図
2に示すように、このオンライン手書き文字列認識装置
は、一定の時間間隔で筆点の座標値を読取り、逐次筆記
されるストローク列の各ストロークの位置情報を生成す
る線図形情報入力装置1と、線図形情報入力装置1を介
して逐次入力されるストローク列に対して複数のセグメ
ントに分割する基本セグメント分割装置2と、基本セグ
メント分割装置2から送出された各基本セグメントを組
み合わせて候補文字を作成する候補文字生成装置3と、
候補文字と標準文字群との相違度を計算し、相違度が最
小となる標準文字の名称とその相違度を検出する候補文
字認識装置4と、入力ストローク列に対して相違度の総
和を最小とする文字名称の系列を割り当てる最適文字列
装置5とを備えている。
ライン手書き文字列認識方式を実施するオンライン手書
き文字列切り出し装置を示す構成ブロック図である。図
2に示すように、このオンライン手書き文字列認識装置
は、一定の時間間隔で筆点の座標値を読取り、逐次筆記
されるストローク列の各ストロークの位置情報を生成す
る線図形情報入力装置1と、線図形情報入力装置1を介
して逐次入力されるストローク列に対して複数のセグメ
ントに分割する基本セグメント分割装置2と、基本セグ
メント分割装置2から送出された各基本セグメントを組
み合わせて候補文字を作成する候補文字生成装置3と、
候補文字と標準文字群との相違度を計算し、相違度が最
小となる標準文字の名称とその相違度を検出する候補文
字認識装置4と、入力ストローク列に対して相違度の総
和を最小とする文字名称の系列を割り当てる最適文字列
装置5とを備えている。
【0004】次に、図2のオンライン手書き文字列切り
出し装置の動作の説明をする。基本セグメント分割装置
2は、線図形情報入力装置1から入力された各ストロー
クの座標情報に基づき、該ストローク列を複数の基本セ
グメントに分割する。即ち、基本セグメント分割装置2
は、各ストロークの高さを求め、その高さと横軸上に投
影された各ストロークの影の隙間間隔とに基づき、該ス
トローク列を複数の基本セグメントに分割する。候補文
字生成装置3は、各基本セグメントは隣接する基本セグ
メントと組み合わされ、その結果、文字の候補となる候
補文字が生成される。候補文字認識装置4は、候補文字
と予め設定された標準文字群との相違度を計算すると共
に、相違度が最小となる標準文字の名称とその相違度を
検出する。最適文字列装置5は、入力ストローク列に対
して、相違度の総和を最小とする文字名称の系列を割り
当てる。これにより、手書き漢字入力に対する文字列が
認識される。
出し装置の動作の説明をする。基本セグメント分割装置
2は、線図形情報入力装置1から入力された各ストロー
クの座標情報に基づき、該ストローク列を複数の基本セ
グメントに分割する。即ち、基本セグメント分割装置2
は、各ストロークの高さを求め、その高さと横軸上に投
影された各ストロークの影の隙間間隔とに基づき、該ス
トローク列を複数の基本セグメントに分割する。候補文
字生成装置3は、各基本セグメントは隣接する基本セグ
メントと組み合わされ、その結果、文字の候補となる候
補文字が生成される。候補文字認識装置4は、候補文字
と予め設定された標準文字群との相違度を計算すると共
に、相違度が最小となる標準文字の名称とその相違度を
検出する。最適文字列装置5は、入力ストローク列に対
して、相違度の総和を最小とする文字名称の系列を割り
当てる。これにより、手書き漢字入力に対する文字列が
認識される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オンライン手書き文字列認識装置においては、候補文字
生成装置3に次のような課題があった。候補文字生成装
置3は、基本セグメント分割装置2から送出された基本
セグメントを組合わせ、候補条件を全て満たした場合、
候補文字としている。ここで、候補条件として、候補文
字の横幅は文字列の縦方向の幅Hに比較してα・H以下
(αは適宜設定する定数)であり、かつ候補文字を囲む
長方形の長辺はβ・H以上(βは適宜設定する定数)で
あることを利用している。しかし、α、βが定数である
ので、入力文字列によってはリジェクトされてしまう可
能性がある。図3(a),(b)は、固定閾値による候
補文字リジェクト例を示す図である。一般に、文字は正
方形であるとか、文字の縦横比率は2.0ぐらいである
といわれているので、図3(a)のように文字間が狭い
場合、α=2では文字が結合する可能性があり、図3
(b)のように文字間が広い場合、α=1では文字が切
り出せなくなってしまう。したがって、α=1,2のい
ずれの場合においても、文字間によっては、正確に切り
出せなくなる。
オンライン手書き文字列認識装置においては、候補文字
生成装置3に次のような課題があった。候補文字生成装
置3は、基本セグメント分割装置2から送出された基本
セグメントを組合わせ、候補条件を全て満たした場合、
候補文字としている。ここで、候補条件として、候補文
字の横幅は文字列の縦方向の幅Hに比較してα・H以下
(αは適宜設定する定数)であり、かつ候補文字を囲む
長方形の長辺はβ・H以上(βは適宜設定する定数)で
あることを利用している。しかし、α、βが定数である
ので、入力文字列によってはリジェクトされてしまう可
能性がある。図3(a),(b)は、固定閾値による候
補文字リジェクト例を示す図である。一般に、文字は正
方形であるとか、文字の縦横比率は2.0ぐらいである
といわれているので、図3(a)のように文字間が狭い
場合、α=2では文字が結合する可能性があり、図3
(b)のように文字間が広い場合、α=1では文字が切
り出せなくなってしまう。したがって、α=1,2のい
ずれの場合においても、文字間によっては、正確に切り
出せなくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、逐次筆記入力される文字列の各筆点
の位置情報を2次元の座標データで表されるストローク
列として検出する座標入力手段と、前記ストローク列を
1つの座標軸に投影したときの隣接する前記各ストロー
クの隙間の距離を求め、その隙間の距離が設定の閾値よ
りも小さいとき前記隙間の両側のストロークを1つに結
合し、前記隙間の距離が前記閾値よりも大きいとき前記
隙間の両側のストロークを別々のものとして分割し、そ
の結合または分割したストロークを基本セグメントとす
る基本セグメント分割手段と、隣接する前記基本セグメ
ントを組合わせて候補文字を順次発生する候補文字生成
手段とを備え、前記文字列に対する文字列候補を切出す
オンライン手書き文字列切り出し装置において、以下の
手段を設けている。すなわち、前記基本セグメント分割
手段により結合または分割された複数の基本セグメント
に基づき、入力された文字列の文字の密度を計算し、そ
の文字の密度によって文字の特徴量を決定する最適特徴
量決定手段を設けている。さらに、前記候補文字生成手
段は、前記特徴量に基づき候補文字を順次発生する構成
にしている。
を解決するために、逐次筆記入力される文字列の各筆点
の位置情報を2次元の座標データで表されるストローク
列として検出する座標入力手段と、前記ストローク列を
1つの座標軸に投影したときの隣接する前記各ストロー
クの隙間の距離を求め、その隙間の距離が設定の閾値よ
りも小さいとき前記隙間の両側のストロークを1つに結
合し、前記隙間の距離が前記閾値よりも大きいとき前記
隙間の両側のストロークを別々のものとして分割し、そ
の結合または分割したストロークを基本セグメントとす
る基本セグメント分割手段と、隣接する前記基本セグメ
ントを組合わせて候補文字を順次発生する候補文字生成
手段とを備え、前記文字列に対する文字列候補を切出す
オンライン手書き文字列切り出し装置において、以下の
手段を設けている。すなわち、前記基本セグメント分割
手段により結合または分割された複数の基本セグメント
に基づき、入力された文字列の文字の密度を計算し、そ
の文字の密度によって文字の特徴量を決定する最適特徴
量決定手段を設けている。さらに、前記候補文字生成手
段は、前記特徴量に基づき候補文字を順次発生する構成
にしている。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにオンライン
手書き文字列切り出し装置を構成したので、最適特徴量
決定手段により、基本セグメント分割手段により結合ま
たは分割された複数の基本セグメントに基づき、入力さ
れた文字列の文字の密度を計算し、その文字の密度によ
って文字の特徴量を決定する。候補文字生成手段は、特
徴量に基づき候補文字を順次発生する。そのため、文字
列の文字間に応じて、候補文字を生成することが可能と
なる。従って、前記課題を解決できるのである。
手書き文字列切り出し装置を構成したので、最適特徴量
決定手段により、基本セグメント分割手段により結合ま
たは分割された複数の基本セグメントに基づき、入力さ
れた文字列の文字の密度を計算し、その文字の密度によ
って文字の特徴量を決定する。候補文字生成手段は、特
徴量に基づき候補文字を順次発生する。そのため、文字
列の文字間に応じて、候補文字を生成することが可能と
なる。従って、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示すオンライン手書き
文字列切り出し装置の構成ブロック図である。本第1の
実施例のオンライン手書き文字列切り出し装置が従来の
オンライン手書き文字列切り出し装置と異なる点は、手
書き文字列の文字列密度を計算する文字列密度計算手段
13と文字列密度によって縦横比率の閾値を計算する縦
横比率計算手段14を設けて、文字列密度に応じた縦横
比率に基づいて、候補文字を生成するようにしたことで
ある。
文字列切り出し装置の構成ブロック図である。本第1の
実施例のオンライン手書き文字列切り出し装置が従来の
オンライン手書き文字列切り出し装置と異なる点は、手
書き文字列の文字列密度を計算する文字列密度計算手段
13と文字列密度によって縦横比率の閾値を計算する縦
横比率計算手段14を設けて、文字列密度に応じた縦横
比率に基づいて、候補文字を生成するようにしたことで
ある。
【0009】図1に示すように、本第1の実施例のオン
ライン手書き文字列切り出し装置は、逐次筆記入力され
る文字列に対して、一定の時間間隔で各筆点を2次元の
座標データで検出するタブレット等の座標入力手段11
を有している。座標入力手段11の出力側には、座標デ
ータからストローク列を複数の基本セグメントに分割す
る基本セグメント分割手段12が接続されている。基本
セグメント分割手段12の出力側には、入力された文字
間が狭いのか広いのかを計算する文字列密度計算手段1
3が接続されている。文字列密度計算手段13の出力側
には、文字列の密度によって文字の縦横比率の閾値を計
算する縦横比率計算手段14が接続されている。文字列
密度計算手段13と縦横比率計算手段14は最適特徴量
決定手段である。縦横比率計算手段14の出力側には、
基本セグメント分割手段12から送出された各基本セグ
メントを組み合わせて、縦横比率計算手段14で計算さ
れた閾値を用いて、候補文字を作成する候補文字生成手
段16が接続されている。候補文字生成手段15の出力
側には、候補文字と予め設定された標準文字群との相違
度を計算するとともに、相違度が最小となる標準文字の
名称とその相違度を検出する候補文字認識手段16が接
続されている。候補文字認識手段16の出力側には、入
力ストローク列に対して相違度の総和を最小とする文字
名称の系列を割り当てる最適文字列手段17が接続され
ている。
ライン手書き文字列切り出し装置は、逐次筆記入力され
る文字列に対して、一定の時間間隔で各筆点を2次元の
座標データで検出するタブレット等の座標入力手段11
を有している。座標入力手段11の出力側には、座標デ
ータからストローク列を複数の基本セグメントに分割す
る基本セグメント分割手段12が接続されている。基本
セグメント分割手段12の出力側には、入力された文字
間が狭いのか広いのかを計算する文字列密度計算手段1
3が接続されている。文字列密度計算手段13の出力側
には、文字列の密度によって文字の縦横比率の閾値を計
算する縦横比率計算手段14が接続されている。文字列
密度計算手段13と縦横比率計算手段14は最適特徴量
決定手段である。縦横比率計算手段14の出力側には、
基本セグメント分割手段12から送出された各基本セグ
メントを組み合わせて、縦横比率計算手段14で計算さ
れた閾値を用いて、候補文字を作成する候補文字生成手
段16が接続されている。候補文字生成手段15の出力
側には、候補文字と予め設定された標準文字群との相違
度を計算するとともに、相違度が最小となる標準文字の
名称とその相違度を検出する候補文字認識手段16が接
続されている。候補文字認識手段16の出力側には、入
力ストローク列に対して相違度の総和を最小とする文字
名称の系列を割り当てる最適文字列手段17が接続され
ている。
【0010】以下、図1のオンライン手書き文字列切り
出し装置の動作の説明をする。座標入力手段11である
タブレットから入力されたN本のストローク列STR1
〜STRN の位置情報は、基本セグメント分割手段12
に入力される。基本セグメント分割手段12は、ある値
K(1≦K≦N−1)に対して、第1ストロークSTR
1 から第KストロークSTRK までのX座標の最大値X
1、及び第K+1ストロークSTRK+1 から第Nストロ
ークSTRN までのX座標の最小値X2をそれぞれ検出
し、(X2−X1)が正となる場合(K+1ストローク
目で右に離れる)に限り、第KストロークSTRK と第
K+1ストロークSTRK+1 との間で分割する。この操
作がK=1〜N−1まで順次行われ、入力ストローク列
が基本セグメントに分割される。即ち、基本セグメント
分割手段12は、ストローク列を1つの座標軸に投影し
たときの各ストロークの隙間の距離をそれぞれ求め、そ
の隙間の距離が存在しない場合に両側のストロークを結
合し、また、その隙間の距離が存在する場合に両側のス
トロークを分割し、入力ストローク列を基本セグメント
に分割する。この分割に際し、筆記方向に対して、逆向
きに隙間が生じた場合には、1つの基本セグメントとす
る。
出し装置の動作の説明をする。座標入力手段11である
タブレットから入力されたN本のストローク列STR1
〜STRN の位置情報は、基本セグメント分割手段12
に入力される。基本セグメント分割手段12は、ある値
K(1≦K≦N−1)に対して、第1ストロークSTR
1 から第KストロークSTRK までのX座標の最大値X
1、及び第K+1ストロークSTRK+1 から第Nストロ
ークSTRN までのX座標の最小値X2をそれぞれ検出
し、(X2−X1)が正となる場合(K+1ストローク
目で右に離れる)に限り、第KストロークSTRK と第
K+1ストロークSTRK+1 との間で分割する。この操
作がK=1〜N−1まで順次行われ、入力ストローク列
が基本セグメントに分割される。即ち、基本セグメント
分割手段12は、ストローク列を1つの座標軸に投影し
たときの各ストロークの隙間の距離をそれぞれ求め、そ
の隙間の距離が存在しない場合に両側のストロークを結
合し、また、その隙間の距離が存在する場合に両側のス
トロークを分割し、入力ストローク列を基本セグメント
に分割する。この分割に際し、筆記方向に対して、逆向
きに隙間が生じた場合には、1つの基本セグメントとす
る。
【0011】図4は、筆記方向に対して逆向きのマイナ
ス方向に生じた隙間を考慮した基本セグメント分割の例
を示す図である。図4に示すように、「小」は、筆順1
と2のストローク間に逆向きの隙間が生じているが、こ
の場合、筆順1と2のストロークは、同一の基本セグメ
ントとされる。図5は、文字列密度計算概要を示す図で
ある。以下、図5を参照して文字列密度計算手段13の
動作を説明する。文字列密度計算手段13は、図5に示
す様に、基本セグメント分割手段12により分割された
基本セグメントGk と隣接する基本セグメントGk+1 間
の距離(ドット数)Sk (k=1〜n−1)と入力スト
ローク列の最初の基本セグメントG1 の最小のX座標値
(ドット位置)Xmin-1 と入力ストローク列の最後の基
本セグメントGn の最大のX座標値(ドット位置)X
max-n から式(1)で示される入力文字列の密度を求め
る。
ス方向に生じた隙間を考慮した基本セグメント分割の例
を示す図である。図4に示すように、「小」は、筆順1
と2のストローク間に逆向きの隙間が生じているが、こ
の場合、筆順1と2のストロークは、同一の基本セグメ
ントとされる。図5は、文字列密度計算概要を示す図で
ある。以下、図5を参照して文字列密度計算手段13の
動作を説明する。文字列密度計算手段13は、図5に示
す様に、基本セグメント分割手段12により分割された
基本セグメントGk と隣接する基本セグメントGk+1 間
の距離(ドット数)Sk (k=1〜n−1)と入力スト
ローク列の最初の基本セグメントG1 の最小のX座標値
(ドット位置)Xmin-1 と入力ストローク列の最後の基
本セグメントGn の最大のX座標値(ドット位置)X
max-n から式(1)で示される入力文字列の密度を求め
る。
【0012】
【数1】 式(1)中には、結合される基本セグメント間の距離が
含まれているが、文字間距離と比較して、その距離は小
さいので、式(1)により、入力文字列の密度が計算さ
れる。式(1)中の(Xmax-n −Xmin-1 +1)は、最
初の基本セグメントG1 から最後の基本セグメントGn
までのドット数である。文字間が広い時には、文字列密
度が大きくなり、文字間が狭い時には、文字列密度が小
さくなる。そのため、式(1)により示される文字列密
度により、この文字列密度に応じた文字の縦横比率の閾
値の設定(つまり、文字列密度が小さく、文字間が狭い
時は、文字の縦横比率の閾値を小さく、文字列密度が大
きく、文字間が広い時には、文字の縦横比率の閾値を大
きくすること)ができる。
含まれているが、文字間距離と比較して、その距離は小
さいので、式(1)により、入力文字列の密度が計算さ
れる。式(1)中の(Xmax-n −Xmin-1 +1)は、最
初の基本セグメントG1 から最後の基本セグメントGn
までのドット数である。文字間が広い時には、文字列密
度が大きくなり、文字間が狭い時には、文字列密度が小
さくなる。そのため、式(1)により示される文字列密
度により、この文字列密度に応じた文字の縦横比率の閾
値の設定(つまり、文字列密度が小さく、文字間が狭い
時は、文字の縦横比率の閾値を小さく、文字列密度が大
きく、文字間が広い時には、文字の縦横比率の閾値を大
きくすること)ができる。
【0013】図6は、文字列密度と閾値との関係を示す
図である。この図は、様々な入力文字列と文字間を設定
して、これらの入力文字列の文字列密度と設定すべき最
適な文字の縦横比率の閾値との関係をシミュレーション
により求めたものである。縦横比率計算手段14は、図
6に示す文字列密度と文字の縦横比率の閾値との関係に
基づいて、入力文字列の文字列密度に対応する最適な縦
横比率の閾値を計算する。候補文字生成手段15は、縦
横比率計算手段14により求められた縦横比率の閾値を
用いて、各基本セグメントと隣接する基本セグメントを
組み合わせ、その結果、文字の候補となる候補文字を生
成する。候補文字認識手段16は、候補文字と予め設定
された標準文字群との相違度を計算すると共に、相違度
が最小となる標準文字の名称とその相違度を検出する。
最適文字列手段17は、入力ストローク列に対して、相
違度の総和を最小とする文字名称の系列を割り当てる。
これにより、手書き漢字入力に対する文字列が認識され
る。以上説明したように、本第第1の実施例のオンライ
ン手書き文字列切り出し装置では、文字列密度計算手段
13と縦横比率計算手段14を設け、候補文字生成手段
15は文字間に応じて設定された縦横比率の閾値を用い
るようにしたので、文字間を離して大きく記入された横
長の文字や、文字間を狭めて記入された縦長の文字に
も、文字の縦横比率の閾値を効果的に設定することが可
能となり、文字の認識率が向上する。
図である。この図は、様々な入力文字列と文字間を設定
して、これらの入力文字列の文字列密度と設定すべき最
適な文字の縦横比率の閾値との関係をシミュレーション
により求めたものである。縦横比率計算手段14は、図
6に示す文字列密度と文字の縦横比率の閾値との関係に
基づいて、入力文字列の文字列密度に対応する最適な縦
横比率の閾値を計算する。候補文字生成手段15は、縦
横比率計算手段14により求められた縦横比率の閾値を
用いて、各基本セグメントと隣接する基本セグメントを
組み合わせ、その結果、文字の候補となる候補文字を生
成する。候補文字認識手段16は、候補文字と予め設定
された標準文字群との相違度を計算すると共に、相違度
が最小となる標準文字の名称とその相違度を検出する。
最適文字列手段17は、入力ストローク列に対して、相
違度の総和を最小とする文字名称の系列を割り当てる。
これにより、手書き漢字入力に対する文字列が認識され
る。以上説明したように、本第第1の実施例のオンライ
ン手書き文字列切り出し装置では、文字列密度計算手段
13と縦横比率計算手段14を設け、候補文字生成手段
15は文字間に応じて設定された縦横比率の閾値を用い
るようにしたので、文字間を離して大きく記入された横
長の文字や、文字間を狭めて記入された縦長の文字に
も、文字の縦横比率の閾値を効果的に設定することが可
能となり、文字の認識率が向上する。
【0014】第2の実施例 図7は、本発明の第2の実施例のオンライン手書き文字
列切出し装置の構成図であり、図1中の要素と共通の要
素には共通の符号を付してある。本発明の第2の実施例
が第1の実施例と異なる点は、孤立セグメント結合手段
21により、孤立セグメント結合条件にしたがって、孤
立セグメントと隣接する基本セグメントを結合して、基
本セグメントの数を減らし、その孤立セグメン結合手段
21により結合された基本セグメントから文字列密度を
計算して、縦横比率の閾値を求め、分離文字結合手段2
2により、その閾値を分離文字結合条件に用いて、分離
文字を結合して文字を切り出すようにしたことである。
図7に示すように、基本セグメント分割手段12の出力
側には、少なくとも一方が1つのストロークから成り立
っている基本セグメントと隣接する基本セグメントを結
合するための孤立セグメント結合手段21が接続されて
いる。孤立セグメント結合手段21の出力側には、文字
列密度計算手段13が接続され、さらに文字列密度計算
手段13の出力側には、縦横比率計算手段14が接続さ
れている。縦横比率計算手段14の出力側には、「偏と
旁からなる漢字」、「“た”などのひらがな」を結合す
るための分離文字結合手段22が接続されている。
列切出し装置の構成図であり、図1中の要素と共通の要
素には共通の符号を付してある。本発明の第2の実施例
が第1の実施例と異なる点は、孤立セグメント結合手段
21により、孤立セグメント結合条件にしたがって、孤
立セグメントと隣接する基本セグメントを結合して、基
本セグメントの数を減らし、その孤立セグメン結合手段
21により結合された基本セグメントから文字列密度を
計算して、縦横比率の閾値を求め、分離文字結合手段2
2により、その閾値を分離文字結合条件に用いて、分離
文字を結合して文字を切り出すようにしたことである。
図7に示すように、基本セグメント分割手段12の出力
側には、少なくとも一方が1つのストロークから成り立
っている基本セグメントと隣接する基本セグメントを結
合するための孤立セグメント結合手段21が接続されて
いる。孤立セグメント結合手段21の出力側には、文字
列密度計算手段13が接続され、さらに文字列密度計算
手段13の出力側には、縦横比率計算手段14が接続さ
れている。縦横比率計算手段14の出力側には、「偏と
旁からなる漢字」、「“た”などのひらがな」を結合す
るための分離文字結合手段22が接続されている。
【0015】以下、図7の動作の説明をする。座標入力
手段11であるタブレットから入力されたN本のストロ
ーク列STR1 〜STRN の位置情報は、基本セグメン
ト分割手段12に入力される。基本セグメント分割手段
12は、ストローク列を1つの座標軸に投影したときの
各ストロークの隙間の距離をそれぞれ求め、その隙間の
距離が存在しない場合に両側のストロークを結合し、ま
た、その隙間の距離が存在する場合に両側のストローク
を分割し、入力ストローク列を基本セグメントに分割す
る。この分割に際し、筆記方向に対して、逆向きに隙間
が生じた場合には、1つの基本セグメントとする。孤立
セグメント結合手段21は、まず少なくとも一方が1つ
のストロークから成り立っている基本セグメントと隣接
する基本セグメントを結合する。これは、「川、州、
り、は、刺」などの1つのストロークからなる基本セグ
メントである孤立セグメント(例えば、「川」は、3個
の基本セグメントに分割されるが、各基本セグメントが
孤立セグメントである)が存在する時に、孤立セグメン
トの数が多い時には、文字間がつまっていても、式
(1)の文字列の密度として大きな値がでてしまうこと
がある。そこで、孤立セグメントを隣接する基本セグメ
ントと結合して、基本セグメントの数を減らしてから文
字列の密度を求めることにより、より正確な密度を求め
ることが可能となる。
手段11であるタブレットから入力されたN本のストロ
ーク列STR1 〜STRN の位置情報は、基本セグメン
ト分割手段12に入力される。基本セグメント分割手段
12は、ストローク列を1つの座標軸に投影したときの
各ストロークの隙間の距離をそれぞれ求め、その隙間の
距離が存在しない場合に両側のストロークを結合し、ま
た、その隙間の距離が存在する場合に両側のストローク
を分割し、入力ストローク列を基本セグメントに分割す
る。この分割に際し、筆記方向に対して、逆向きに隙間
が生じた場合には、1つの基本セグメントとする。孤立
セグメント結合手段21は、まず少なくとも一方が1つ
のストロークから成り立っている基本セグメントと隣接
する基本セグメントを結合する。これは、「川、州、
り、は、刺」などの1つのストロークからなる基本セグ
メントである孤立セグメント(例えば、「川」は、3個
の基本セグメントに分割されるが、各基本セグメントが
孤立セグメントである)が存在する時に、孤立セグメン
トの数が多い時には、文字間がつまっていても、式
(1)の文字列の密度として大きな値がでてしまうこと
がある。そこで、孤立セグメントを隣接する基本セグメ
ントと結合して、基本セグメントの数を減らしてから文
字列の密度を求めることにより、より正確な密度を求め
ることが可能となる。
【0016】そこで、孤立セグメント結合手段21は、
孤立セグメントが孤立セグメント結合条件を満たしてい
るか否かを調べて、満たしていれば、孤立セグメントと
隣接する基本セグメントと結合し、満たしていなけれ
ば、孤立セグメントを1個の基本セグメントとして分離
する。次に、孤立セグメント結合条件の説明をする。孤
立セグメント結合条件としては、入力文字列のオンライ
ン的特徴量であるストローク数とストロークコードと、
入力文字列のオフライン的特徴量である各基本セグメン
ト幅と高さの比率などを用いる。図8は、孤立セグメン
ト結合条件における特徴量の一例を示す図である。図9
は、孤立セグメント結合条件の一例を示す図である。本
実施例では、示す8個のパラメータが用いられ、図9に
示すものを用いている。
孤立セグメントが孤立セグメント結合条件を満たしてい
るか否かを調べて、満たしていれば、孤立セグメントと
隣接する基本セグメントと結合し、満たしていなけれ
ば、孤立セグメントを1個の基本セグメントとして分離
する。次に、孤立セグメント結合条件の説明をする。孤
立セグメント結合条件としては、入力文字列のオンライ
ン的特徴量であるストローク数とストロークコードと、
入力文字列のオフライン的特徴量である各基本セグメン
ト幅と高さの比率などを用いる。図8は、孤立セグメン
ト結合条件における特徴量の一例を示す図である。図9
は、孤立セグメント結合条件の一例を示す図である。本
実施例では、示す8個のパラメータが用いられ、図9に
示すものを用いている。
【0017】(str0)直前の基本セグメントのスト
ローク数を表す。 (str1)注目している基本セグメントのストローク
数を表す。 (strcode0)直前の基本セグメントのストロー
クコードを表す。 (strcode1)注目している基本セグメントのス
トロークコード (Space01)直前の基本セグメントと注目してい
る基本セグメントとのX座標軸上での隙間 (Space12)注目している基本セグメントと直後
の基本セグメントとのX座標軸上での隙間(ただし、直
後の基本セグメントが存在しない場合には、Space
12=0Xffff(隙間の最大値) とする) (CharRate0)直前の基本セグメントの幅を高
さで除算した比率x0 /y0 (x0 :X座標軸上に投影
した直前の基本セグメントの幅、y0 :Y座標軸上に投
影した直前の基本セグメントの高さ) (CharRate1)注目している基本セグメントの
幅を高さで除算した比率x1 /y1 (x1 :X座標軸上
に投影した注目している基本セグメントの幅、y1 :Y
座標軸上に投影した注目している基本セグメントの高
さ) (CharRate01)直前の基本セグメントと注目
している基本セグメントを1つの基本セグメントとした
時の、文字幅を文字高さで除算した比率 文字列密度計算手段13は、孤立セグメント結合手段2
1により結合された基本セグメントに対して、式(1)
を適用して、文字列密度を求める。ここでは、基本セグ
メントは、孤立セグメント結合手段21により孤立セグ
メント結合条件を満足する孤立セグメントは結合され、
基本セグメントの数が少なくなっているので、より正確
に文字列密度が正確に求められる。縦横比率計算手段1
4は、文字列密度計算手段13により計算された文字列
密度に応じて、例えば、図6に示すグラフにしたがっ
て、縦横比率W/Hの閾値を求める。分離文字結合手段
22は、後述するように、「偏と旁からなる漢字」や
「“た”などのひらがな」を分離文字結合条件にしたが
って、分離結合する。
ローク数を表す。 (str1)注目している基本セグメントのストローク
数を表す。 (strcode0)直前の基本セグメントのストロー
クコードを表す。 (strcode1)注目している基本セグメントのス
トロークコード (Space01)直前の基本セグメントと注目してい
る基本セグメントとのX座標軸上での隙間 (Space12)注目している基本セグメントと直後
の基本セグメントとのX座標軸上での隙間(ただし、直
後の基本セグメントが存在しない場合には、Space
12=0Xffff(隙間の最大値) とする) (CharRate0)直前の基本セグメントの幅を高
さで除算した比率x0 /y0 (x0 :X座標軸上に投影
した直前の基本セグメントの幅、y0 :Y座標軸上に投
影した直前の基本セグメントの高さ) (CharRate1)注目している基本セグメントの
幅を高さで除算した比率x1 /y1 (x1 :X座標軸上
に投影した注目している基本セグメントの幅、y1 :Y
座標軸上に投影した注目している基本セグメントの高
さ) (CharRate01)直前の基本セグメントと注目
している基本セグメントを1つの基本セグメントとした
時の、文字幅を文字高さで除算した比率 文字列密度計算手段13は、孤立セグメント結合手段2
1により結合された基本セグメントに対して、式(1)
を適用して、文字列密度を求める。ここでは、基本セグ
メントは、孤立セグメント結合手段21により孤立セグ
メント結合条件を満足する孤立セグメントは結合され、
基本セグメントの数が少なくなっているので、より正確
に文字列密度が正確に求められる。縦横比率計算手段1
4は、文字列密度計算手段13により計算された文字列
密度に応じて、例えば、図6に示すグラフにしたがっ
て、縦横比率W/Hの閾値を求める。分離文字結合手段
22は、後述するように、「偏と旁からなる漢字」や
「“た”などのひらがな」を分離文字結合条件にしたが
って、分離結合する。
【0018】図10は、図1中の分離文字結合手段の動
作フローを示すフローチャートである。以下、図10を
参照しつつ、分離文字結合手段の動作の説明をする。分
離文字結合手段22は、ステップS11において、注目
している基本セグメントが最初のセグメントかどうかを
調べる。最初の基本セグメントでなければ、ステップS
12に進み、最初のセグメントであれば、直前の基本セ
グメントがないので、ステップS17に進む。ステップ
S12において、注目する基本セグメントのストローク
数と直前の基本セグメントのストローク数の加算値が2
5画以下(漢字は25画以下で構成されるため)を調べ
る。25画以下であれば、ステップS13に進み、25
画を越える場合には、ステップS17に進む。ステップ
S13において、注目する基本セグメントと直前の基本
セグメントのストローク数がともに2画以上(基本セグ
メントが1画(孤立セグメント)の場合に、孤立セグメ
ント結合手段21によって結合できるものは既に結合さ
れているため)であるかどうか判断する。ともに2画以
上の場合、ステップS14に進み、少なくともどちらか
一方が2画以上でなければ、ステップS17に進む。
作フローを示すフローチャートである。以下、図10を
参照しつつ、分離文字結合手段の動作の説明をする。分
離文字結合手段22は、ステップS11において、注目
している基本セグメントが最初のセグメントかどうかを
調べる。最初の基本セグメントでなければ、ステップS
12に進み、最初のセグメントであれば、直前の基本セ
グメントがないので、ステップS17に進む。ステップ
S12において、注目する基本セグメントのストローク
数と直前の基本セグメントのストローク数の加算値が2
5画以下(漢字は25画以下で構成されるため)を調べ
る。25画以下であれば、ステップS13に進み、25
画を越える場合には、ステップS17に進む。ステップ
S13において、注目する基本セグメントと直前の基本
セグメントのストローク数がともに2画以上(基本セグ
メントが1画(孤立セグメント)の場合に、孤立セグメ
ント結合手段21によって結合できるものは既に結合さ
れているため)であるかどうか判断する。ともに2画以
上の場合、ステップS14に進み、少なくともどちらか
一方が2画以上でなければ、ステップS17に進む。
【0019】ともに2画以上の場合、ステップS14に
おいて、注目する基本セグメントか直前の基本セグメン
トのどちらかのストローク数が11画以下(漢字の場
合、偏と旁はそれぞれ11画以下であり、そのような偏
と旁を結合するため)の場合、ステップ15に進み、そ
うでなければ、ステップS17に進む。ステップS15
において、注目している基本セグメントと直前の基本セ
グメントが分離文字結合条件(後述するように、縦横比
率計算手段14によって計算された閾値W/Hが用いら
れる)を満たすかどうかを判断する。分離文字結合条件
を満たす場合には、ステップS16に進み、満たさない
場合には、ステップS17に進む。ステップS17にお
いて、注目している基本セグメントが最後の基本セグメ
ントであるかを調べる。最後の基本セグメントでない場
合、ステップS18に進み、最後の基本セグメントの場
合、終了する。ステップS18において、基本セグメン
トを1つ進めて、ステップS12に戻る。以上の処理を
すべての基本セグメントに対して行われて、基本セグメ
ントの結合処理を終了する。
おいて、注目する基本セグメントか直前の基本セグメン
トのどちらかのストローク数が11画以下(漢字の場
合、偏と旁はそれぞれ11画以下であり、そのような偏
と旁を結合するため)の場合、ステップ15に進み、そ
うでなければ、ステップS17に進む。ステップS15
において、注目している基本セグメントと直前の基本セ
グメントが分離文字結合条件(後述するように、縦横比
率計算手段14によって計算された閾値W/Hが用いら
れる)を満たすかどうかを判断する。分離文字結合条件
を満たす場合には、ステップS16に進み、満たさない
場合には、ステップS17に進む。ステップS17にお
いて、注目している基本セグメントが最後の基本セグメ
ントであるかを調べる。最後の基本セグメントでない場
合、ステップS18に進み、最後の基本セグメントの場
合、終了する。ステップS18において、基本セグメン
トを1つ進めて、ステップS12に戻る。以上の処理を
すべての基本セグメントに対して行われて、基本セグメ
ントの結合処理を終了する。
【0020】次に、分離文字結合条件を説明する。分離
条件としては、入力文字列のオンライン的特徴量である
ストローク数と入力文字列のオフライン的特徴量である
各基本セグメントの幅、高さの比率などが用いられる。
図11は、分離文字結合条件の例を示す図である。本実
施例では、分離文字結合条件は、図11に示す10個の
パラメータが用いられ、判定値は、図11に示されたも
のを用いている。孤立セグメント結合条件以外に用いる
パラメータは、以下の通りである。 (cnt−space)基本セグメント間の隙間の個数
であり、n個の基本セグメントが存在する場合には、n
−1である。 (ave−space)基本セグメント間の隙間距離の
相加平均であり、n個の基本セグメントが存在する場合
には、次式(2)により示される。
条件としては、入力文字列のオンライン的特徴量である
ストローク数と入力文字列のオフライン的特徴量である
各基本セグメントの幅、高さの比率などが用いられる。
図11は、分離文字結合条件の例を示す図である。本実
施例では、分離文字結合条件は、図11に示す10個の
パラメータが用いられ、判定値は、図11に示されたも
のを用いている。孤立セグメント結合条件以外に用いる
パラメータは、以下の通りである。 (cnt−space)基本セグメント間の隙間の個数
であり、n個の基本セグメントが存在する場合には、n
−1である。 (ave−space)基本セグメント間の隙間距離の
相加平均であり、n個の基本セグメントが存在する場合
には、次式(2)により示される。
【0021】
【数2】 ただし、n=1の時、ave−space=0 (CharRate012)直前の基本セグメントと注
目している基本セグメントと直後の基本セグメントを1
文字とした時の幅を高さで除算した比率。 (SpaceRate)直前の基本セグメントと注目し
ている基本セグメントとのX座標軸上の隙間の基本セグ
メントと注目している基本セグメントを1文字とした時
の幅で除算した値。 (y_max)Y座標軸上に投影した直前の基本セグメ
ントの高さと注目している基本セグメントの高さの大き
い方の値 これらのパラメータが、図11に示す条件を満たすか否
かか判定されて、分離・結合される。縦横比率計算手段
14によって計算された縦横比率の閾値W/Hは、Ch
arRate01、CharRate012との比較に
おいて結合条件として使用され、他の結合条件を満たす
場合に、注目する基本セグメントが直前の基本セグメン
トと結合される。ここで、CharRate012につ
いても、縦横比率の閾値W/Hと比較するのは、注目す
る基本セグメント、直前の基本セグメント、直後の基本
セグメントと3個の基本セグメントを1つに結合する場
合を考慮したためである。
目している基本セグメントと直後の基本セグメントを1
文字とした時の幅を高さで除算した比率。 (SpaceRate)直前の基本セグメントと注目し
ている基本セグメントとのX座標軸上の隙間の基本セグ
メントと注目している基本セグメントを1文字とした時
の幅で除算した値。 (y_max)Y座標軸上に投影した直前の基本セグメ
ントの高さと注目している基本セグメントの高さの大き
い方の値 これらのパラメータが、図11に示す条件を満たすか否
かか判定されて、分離・結合される。縦横比率計算手段
14によって計算された縦横比率の閾値W/Hは、Ch
arRate01、CharRate012との比較に
おいて結合条件として使用され、他の結合条件を満たす
場合に、注目する基本セグメントが直前の基本セグメン
トと結合される。ここで、CharRate012につ
いても、縦横比率の閾値W/Hと比較するのは、注目す
る基本セグメント、直前の基本セグメント、直後の基本
セグメントと3個の基本セグメントを1つに結合する場
合を考慮したためである。
【0022】以上説明したように、本第2の実施例によ
れば、孤立セグメント結合手段22を設けて、基本セグ
メントの数を少なくしたので、より正確に文字列密度が
求めらる。しかも、分離文字結合手段の分離文字結合条
件に、その文字列密度に応じて設定された縦横比率の閾
値を用いているので、効果的に分離文字などからなる文
字列にも効果的に文字を切り出すことができる。なお、
本発明は、上記実施例に限定されず種々の変形が可能で
ある。その変形例としては、例えば次のようなものがあ
る。文字列の密度によって文字の縦横比率の閾値を計算
したが、文字の縦横比率にこだわらず幾何学的な他の特
徴量を用いてもよい。
れば、孤立セグメント結合手段22を設けて、基本セグ
メントの数を少なくしたので、より正確に文字列密度が
求めらる。しかも、分離文字結合手段の分離文字結合条
件に、その文字列密度に応じて設定された縦横比率の閾
値を用いているので、効果的に分離文字などからなる文
字列にも効果的に文字を切り出すことができる。なお、
本発明は、上記実施例に限定されず種々の変形が可能で
ある。その変形例としては、例えば次のようなものがあ
る。文字列の密度によって文字の縦横比率の閾値を計算
したが、文字の縦横比率にこだわらず幾何学的な他の特
徴量を用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第4
の発明によれば、最適特徴量決定手段により、文字列の
文字の密度によって、文字の特徴量を決定して、その特
徴量に基づいて、文字を切り出すようにしたので、文字
を正確に切り出すことができる。
の発明によれば、最適特徴量決定手段により、文字列の
文字の密度によって、文字の特徴量を決定して、その特
徴量に基づいて、文字を切り出すようにしたので、文字
を正確に切り出すことができる。
【図1】本発明の第1の実施例のオンライン手書き文字
列切り出し装置の機能ブロック図である。
列切り出し装置の機能ブロック図である。
【図2】従来のオンライン手書き文字列切り出し装置の
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図3】固定閾値により候補文字リジェクト例を示す図
である。
である。
【図4】マイナス方向への隙間を考慮した基本セグメン
ト分割の例を示す図である。
ト分割の例を示す図である。
【図5】文字列密度計算概要を示す図である。
【図6】文字列密度と閾値との関係を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例のオンライン手書き文字
列切り出し装置を示す機能ブロック図である。
列切り出し装置を示す機能ブロック図である。
【図8】孤立セグメント結合条件における特徴量を示す
図である。
図である。
【図9】孤立セグメント結合条件の一例を示す図であ
る。
る。
【図10】分離文字結合手段の動作フローを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】分離文字結合条件を示す図である。
11 座標入力手段 12 基本セグメント分割手段 13 文字列密度計算手段 14 縦横比率計算手段 15 候補文字生成手段 16 候補文字認識手段 17 最適文字列選出手段 21 孤立セグメント結合手段 22 分離文字結合手段
Claims (4)
- 【請求項1】 逐次筆記入力される文字列の各筆点の位
置情報を2次元の座標データで表されるストローク列と
して検出する座標入力手段と、 前記ストローク列を1つの座標軸に投影したときの隣接
する前記各ストロークの隙間の距離を求め、その隙間の
距離が設定の閾値よりも小さいとき前記隙間の両側のス
トロークを1つに結合し、前記隙間の距離が前記閾値よ
りも大きいとき前記隙間の両側のストロークを別々のも
のとして分割し、その結合または分割したストロークを
基本セグメントとする基本セグメント分割手段と、 隣接する前記基本セグメントを組合わせて候補文字を順
次発生する候補文字生成手段とを備え、 前記文字列に対する文字列候補を切出すオンライン手書
き文字列切出し装置において、 前記基本セグメント分割手段により結合または分割され
た複数の基本セグメントに基づき、入力された文字列の
文字の密度を計算し、その文字の密度によって文字の特
徴量を決定する最適特徴量決定手段を設け、 前記候補文字生成手段は、 前記特徴量に基づき候補文字を順次発生する構成にし
た、 ことを特徴とするオンライン手書き文字列切り出し装
置。 - 【請求項2】 逐次筆記入力される文字列の各筆点の位
置情報を2次元の座標データで表されるストローク列と
して検出する座標入力手段と、 前記ストローク列を1つの座標軸に投影したときの隣接
する前記各ストロークの隙間の距離を求め、その隙間の
距離が設定の閾値よりも小さいとき前記隙間の両側のス
トロークを1つに結合し、前記隙間の距離が前記閾値よ
りも大きいとき前記隙間の両側のストロークを別々のス
トロークとして分割し、前記ストローク列を複数の基本
セグメントに分割する基本セグメント分割手段と、 前記基本セグメントの隣接する基本セグメントのうち、
少なくとも一方が1つのストロークとなっているとき
に、その孤立セグメントのストロークコードの特徴、そ
の孤立セグメントと隣の基本セグメントとの位置関係、
及びその孤立セグメントと隣りの基本セグメントの形状
に基づき、その孤立セグメントが孤立セグメント結合条
件を満たすかどうかを判別し、満たす場合はその孤立セ
グメントと隣接した基本セグメントを1つの基本セグメ
ントとして結合する孤立セグメント結合手段と、 前記孤立セグメント結合手段により結合された注目する
基本セグメントと隣接する基本セグメントを、注目する
基本セグメントと隣接する基本セグメントが偏や旁から
構成される漢字や分離文字を結合するための分離文字結
合条件を満たすかどうかを判別し、満たす場合はその注
目する基本セグメントと隣接する基本セグメントを1つ
の基本セグメントとして結合する分離文字結合手段とを
備え、 前記文字列に対する文字列候補を切り出すオンライン手
書き文字列切り出し装置において、 前記孤立セグメント結合手段により結合された複数の基
本セグメントに基づき、入力された文字列の文字の密度
を計算し、その文字の密度によって文字の特徴量を決定
する最適特徴量決定手段を設け、 前記分離文字結合手段は、 前記分離文字結合条件に、前記最適特徴量決定手段によ
り決定された特徴量を用いる構成にした、 ことを特徴とする手書きオンライン文字列切り出し装
置。 - 【請求項3】 最適特徴量決定手段は、 前記複数の基本セグメントに基づき、入力された文字列
の密度を計算する文字列密度計算手段と、 前記文字列の密度から文字の幾何学的な特徴の閾値を計
算する閾値計算手段とを、 備えたことを特徴とする請求項1、又は2記載のオンラ
イン手書き文字列切り出し装置。 - 【請求項4】 閾値計算手段は、 文字の縦横比率の閾値を計算することを特徴とする請求
項3記載のオンライン手書き文字列切り出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180102A JPH0934992A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | オンライン手書き文字列切り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7180102A JPH0934992A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | オンライン手書き文字列切り出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0934992A true JPH0934992A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16077471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7180102A Withdrawn JPH0934992A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | オンライン手書き文字列切り出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0934992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006072639A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Ricoh Co Ltd | 手書き情報分割装置、手書き情報分割方法、手書き情報分割プログラム及び記録媒体 |
| US9042641B2 (en) | 2012-10-31 | 2015-05-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Character recognition apparatus, character recognition method, and computer-readable medium |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP7180102A patent/JPH0934992A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006072639A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Ricoh Co Ltd | 手書き情報分割装置、手書き情報分割方法、手書き情報分割プログラム及び記録媒体 |
| US9042641B2 (en) | 2012-10-31 | 2015-05-26 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Character recognition apparatus, character recognition method, and computer-readable medium |
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