JPH0935867A - 複合加熱調理器 - Google Patents
複合加熱調理器Info
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- JPH0935867A JPH0935867A JP7179839A JP17983995A JPH0935867A JP H0935867 A JPH0935867 A JP H0935867A JP 7179839 A JP7179839 A JP 7179839A JP 17983995 A JP17983995 A JP 17983995A JP H0935867 A JPH0935867 A JP H0935867A
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇圧トランスの2次高電圧側が、何らかの理
由で放電等の異常状態となった場合に、その異常状態を
検知してインバータ回路を停止できる複合加熱調理器を
提供すること。 【構成】 入力電流検出手段14とコレクタ電圧検出手
段15の出力を比較して異常を判定する異常判定手段1
6を設け、その出力を出力制御部11に入力することに
より、昇圧トランス4の2次高電圧側が放電等の異常状
態となった場合にインバータ回路2を停止させる。
由で放電等の異常状態となった場合に、その異常状態を
検知してインバータ回路を停止できる複合加熱調理器を
提供すること。 【構成】 入力電流検出手段14とコレクタ電圧検出手
段15の出力を比較して異常を判定する異常判定手段1
6を設け、その出力を出力制御部11に入力することに
より、昇圧トランス4の2次高電圧側が放電等の異常状
態となった場合にインバータ回路2を停止させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱コイルによる誘導
加熱と、マグネトロン発振によるマイクロ波加熱を併用
して加熱調理を行う複合加熱調理器に関するものであ
る。
加熱と、マグネトロン発振によるマイクロ波加熱を併用
して加熱調理を行う複合加熱調理器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下に従来の複合加熱調理器について図
6に基づいて説明する。
6に基づいて説明する。
【0003】商用電源を整流して得られる単方向電源1
と、スイッチングによって発生するノイズの電源ライン
への重畳を防止する機能を持つ平滑回路を含むインバー
タ回路2の一端は加熱コイル3と、マグネトロン5へ高
電圧を印加する昇圧トランス4に切換スイッチ6を介し
て接続されている。また、昇圧トランス4の二次側はコ
ンデンサとダイオードによって倍電圧整流されマグネト
ロン5に約4kVの高電圧を印加する。昇圧トランス4
の出力電流は、第1の電流トランス8及びその出力を整
流する第1の整流回路9によって構成される出力電流検
出手段10で検出され、また商用電源からの入力電流
は、第2の電流トランス12及びその出力を整流する第
2の整流回路13によって構成される入力電流検出手段
14で検出される。さらに、出力電流及び入力電流の検
出値は出力制御部11に入力され、インバータ回路2の
スイッチング素子7の必要導通時間を制御する。また、
スイッチング素子7のコレクタ・エミッタ間電圧はコレ
クタ電圧検出手段15を介して出力制御部11に入力さ
れ、誘導加熱時には入力電流検出手段14とコレクタ電
圧検出手段15の出力を比較して、被加熱物の有無や負
荷として適正であるかどうかを判定している。なお、出
力制御部11ではコレクタ電圧検出手段15の出力が一
定になるようにスイッチング素子7の導通時間を制御す
ることも可能である。
と、スイッチングによって発生するノイズの電源ライン
への重畳を防止する機能を持つ平滑回路を含むインバー
タ回路2の一端は加熱コイル3と、マグネトロン5へ高
電圧を印加する昇圧トランス4に切換スイッチ6を介し
て接続されている。また、昇圧トランス4の二次側はコ
ンデンサとダイオードによって倍電圧整流されマグネト
ロン5に約4kVの高電圧を印加する。昇圧トランス4
の出力電流は、第1の電流トランス8及びその出力を整
流する第1の整流回路9によって構成される出力電流検
出手段10で検出され、また商用電源からの入力電流
は、第2の電流トランス12及びその出力を整流する第
2の整流回路13によって構成される入力電流検出手段
14で検出される。さらに、出力電流及び入力電流の検
出値は出力制御部11に入力され、インバータ回路2の
スイッチング素子7の必要導通時間を制御する。また、
スイッチング素子7のコレクタ・エミッタ間電圧はコレ
クタ電圧検出手段15を介して出力制御部11に入力さ
れ、誘導加熱時には入力電流検出手段14とコレクタ電
圧検出手段15の出力を比較して、被加熱物の有無や負
荷として適正であるかどうかを判定している。なお、出
力制御部11ではコレクタ電圧検出手段15の出力が一
定になるようにスイッチング素子7の導通時間を制御す
ることも可能である。
【0004】以上の構成で必要に応じて切換スイッチ6
を切り換えて、インバータ回路2からの高周波電力を加
熱コイル3を介して被加熱物を誘導加熱するか、または
マグネトロン5からマイクロ波を発生させて被加熱物を
マイクロ波加熱することができる。ここで、誘導加熱時
は入力電流検出手段14の出力で、マイクロ波加熱時は
昇圧トランス4の出力電流検出手段10の出力で入力電
力を一定制御しているものである。
を切り換えて、インバータ回路2からの高周波電力を加
熱コイル3を介して被加熱物を誘導加熱するか、または
マグネトロン5からマイクロ波を発生させて被加熱物を
マイクロ波加熱することができる。ここで、誘導加熱時
は入力電流検出手段14の出力で、マイクロ波加熱時は
昇圧トランス4の出力電流検出手段10の出力で入力電
力を一定制御しているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
の複合加熱調理器では、次のような問題があった。すな
わち、マグネトロン5の使用時はモーディングといわれ
る異常発振防止のため、アノード電流の一定制御を行う
必要があるが、この時インバータ回路2は入力電流検出
手段14に優先して、出力電流検出手段10の出力によ
ってスイッチング素子7の導通時間が制御されているた
め、ここで昇圧トランス4の2次高電圧側が何らかの理
由で放電した場合、マグネトロン5に電力は供給され
ず、入力電流は小さくなるが、2次高電圧側には電流が
流れ続ける。したがって、出力制御部11では異常が発
生したとは認識されずに出力電流検出手段10からの出
力に応じてインバータ回路2は動作し続ける。そのた
め、2次高圧側が放電し続けやすいという課題を有して
いた。
の複合加熱調理器では、次のような問題があった。すな
わち、マグネトロン5の使用時はモーディングといわれ
る異常発振防止のため、アノード電流の一定制御を行う
必要があるが、この時インバータ回路2は入力電流検出
手段14に優先して、出力電流検出手段10の出力によ
ってスイッチング素子7の導通時間が制御されているた
め、ここで昇圧トランス4の2次高電圧側が何らかの理
由で放電した場合、マグネトロン5に電力は供給され
ず、入力電流は小さくなるが、2次高電圧側には電流が
流れ続ける。したがって、出力制御部11では異常が発
生したとは認識されずに出力電流検出手段10からの出
力に応じてインバータ回路2は動作し続ける。そのた
め、2次高圧側が放電し続けやすいという課題を有して
いた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、加熱コイルによる誘導加熱時においては入力電流一
定制御を行い、マグネトロンの正常動作時にはアノード
電流の一定制御を行うことで電力を供給し、また昇圧ト
ランスの2次高電圧側が何らかの理由で放電した異常時
においては、その異常を検知してインバータ回路を停止
させる複合加熱調理器用制御装置を提供することを第1
の目的としている。
で、加熱コイルによる誘導加熱時においては入力電流一
定制御を行い、マグネトロンの正常動作時にはアノード
電流の一定制御を行うことで電力を供給し、また昇圧ト
ランスの2次高電圧側が何らかの理由で放電した異常時
においては、その異常を検知してインバータ回路を停止
させる複合加熱調理器用制御装置を提供することを第1
の目的としている。
【0007】また、本発明の第2の目的は、異常判定手
段及びその周辺回路の設計自由度を広げた状態で、昇圧
トランスの2次高電圧側の放電異常を検出可能とするこ
とである。
段及びその周辺回路の設計自由度を広げた状態で、昇圧
トランスの2次高電圧側の放電異常を検出可能とするこ
とである。
【0008】また、本発明の第3の目的は、昇圧トラン
スの2次高電圧側での放電等の異常時を、より精度良く
検知可能とすることである。
スの2次高電圧側での放電等の異常時を、より精度良く
検知可能とすることである。
【0009】さらに、マグネトロン非発振状態において
も、昇圧トランスの2次高電圧側での放電等の異常を、
より精度よく検知することを第4の目的としている。
も、昇圧トランスの2次高電圧側での放電等の異常を、
より精度よく検知することを第4の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は商用電源をスイッチング素子を用い
て高周波電力に変換するインバータ回路と、被加熱物を
誘導加熱する加熱コイルと、マイクロ波を発生させるマ
グネトロンと、前記マグネトロンに高圧電力を発生させ
る昇圧トランスと、前記インバータ回路からの電力供給
を前記加熱コイルと前記昇圧トランスの間で切換える切
換スイッチと、前記商用電源からの入力電流を検出する
入力電流検出手段と、前記昇圧トランスの出力電流を検
出する出力電流検出手段と、前記スイッチング素子のコ
レクタ電圧を検出するコレクタ電圧検出手段と、少なく
とも前記出力電流検出手段の出力に応じて前記スイッチ
ング素子の導通時間を制御する出力制御部とを備え、前
記出力制御部は前記入力電流検出手段と前記コレクタ電
圧検出手段の比較出力に応じてインバータ回路を停止し
てなるものである。
るために、本発明は商用電源をスイッチング素子を用い
て高周波電力に変換するインバータ回路と、被加熱物を
誘導加熱する加熱コイルと、マイクロ波を発生させるマ
グネトロンと、前記マグネトロンに高圧電力を発生させ
る昇圧トランスと、前記インバータ回路からの電力供給
を前記加熱コイルと前記昇圧トランスの間で切換える切
換スイッチと、前記商用電源からの入力電流を検出する
入力電流検出手段と、前記昇圧トランスの出力電流を検
出する出力電流検出手段と、前記スイッチング素子のコ
レクタ電圧を検出するコレクタ電圧検出手段と、少なく
とも前記出力電流検出手段の出力に応じて前記スイッチ
ング素子の導通時間を制御する出力制御部とを備え、前
記出力制御部は前記入力電流検出手段と前記コレクタ電
圧検出手段の比較出力に応じてインバータ回路を停止し
てなるものである。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は商用電源をスイッチング素子を用いて高周波電
力に変換するインバータ回路と、被加熱物を誘導加熱す
る加熱コイルと、マイクロ波を発生させるマグネトロン
と、前記マグネトロンに高圧電力を発生させる昇圧トラ
ンスと、前記インバータ回路からの電力供給を前記加熱
コイルと前記昇圧トランスの間で切換える切換スイッチ
と、前記商用電源からの入力電流を検出する入力電流検
出手段と、前記昇圧トランスの出力電流を検出する出力
電流検出手段と、少なくとも前記出力電流検出手段の出
力に応じて前記スイッチング素子の導通時間を制御する
出力制御部とを備え、前記出力制御部は前記入力電流検
出手段と所定の基準電圧の比較出力に応じてインバータ
回路を停止してなるものである。
本発明は商用電源をスイッチング素子を用いて高周波電
力に変換するインバータ回路と、被加熱物を誘導加熱す
る加熱コイルと、マイクロ波を発生させるマグネトロン
と、前記マグネトロンに高圧電力を発生させる昇圧トラ
ンスと、前記インバータ回路からの電力供給を前記加熱
コイルと前記昇圧トランスの間で切換える切換スイッチ
と、前記商用電源からの入力電流を検出する入力電流検
出手段と、前記昇圧トランスの出力電流を検出する出力
電流検出手段と、少なくとも前記出力電流検出手段の出
力に応じて前記スイッチング素子の導通時間を制御する
出力制御部とを備え、前記出力制御部は前記入力電流検
出手段と所定の基準電圧の比較出力に応じてインバータ
回路を停止してなるものである。
【0012】また、上記第3の目的を達成するために、
本発明の出力制御部は、特に入力電流検出手段と出力電
流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導通時間
を制御してなるものである。
本発明の出力制御部は、特に入力電流検出手段と出力電
流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導通時間
を制御してなるものである。
【0013】さらに、マグネトロンのアノード電圧検出
手段としての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出
力制御部を、インバータ起動時におけるマグネトロン非
発振状態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記
アノード電圧検出手段を比較出力の入力対象とするよう
にして第4の目的を達成せんとしている。
手段としての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出
力制御部を、インバータ起動時におけるマグネトロン非
発振状態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記
アノード電圧検出手段を比較出力の入力対象とするよう
にして第4の目的を達成せんとしている。
【0014】
【作用】本発明は上記構成により、マグネトロンに電力
を供給している際に、昇圧トランス2次高電圧側が何ら
かの理由で放電した場合、コレクタ電圧検出手段及び入
力電流検出手段の出力により、インバータ回路の動作を
停止するように作用し、高電圧回路を構成する部品等の
安全性を大幅に向上させることができるものである。
を供給している際に、昇圧トランス2次高電圧側が何ら
かの理由で放電した場合、コレクタ電圧検出手段及び入
力電流検出手段の出力により、インバータ回路の動作を
停止するように作用し、高電圧回路を構成する部品等の
安全性を大幅に向上させることができるものである。
【0015】また、アノード電圧検出手段及び入力電流
検出手段と比較する基準電圧を設けることにより、特
に、誘導加熱時及びマイクロ波加熱時のコレクタ電圧の
変化を考慮しないで、異常を検知できることから、異常
判定手段及びその周辺回路の設計自由度を広げることが
できる。
検出手段と比較する基準電圧を設けることにより、特
に、誘導加熱時及びマイクロ波加熱時のコレクタ電圧の
変化を考慮しないで、異常を検知できることから、異常
判定手段及びその周辺回路の設計自由度を広げることが
できる。
【0016】また、出力制御部を、入力電流検出手段と
出力電流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導
通時間を制御するように構成することで、昇圧トランス
の2次高電圧側での放電等の異常を、より精度良く検知
することができる。
出力電流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導
通時間を制御するように構成することで、昇圧トランス
の2次高電圧側での放電等の異常を、より精度良く検知
することができる。
【0017】さらに、マグネトロンのアノード電圧検出
手段としての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出
力制御部は、インバータ起動時におけるマグネトロン非
発振状態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記
アノード電圧検出手段を比較出力の入力対象とすること
により、インバータ起動時におけるマグネトロン非発振
状態時の、昇圧トランスの2次高電圧側での放電等の異
常について、精度良く検知することができる。
手段としての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出
力制御部は、インバータ起動時におけるマグネトロン非
発振状態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記
アノード電圧検出手段を比較出力の入力対象とすること
により、インバータ起動時におけるマグネトロン非発振
状態時の、昇圧トランスの2次高電圧側での放電等の異
常について、精度良く検知することができる。
【0018】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図
1、図2を参照しながら説明する。図1において、商用
電源と整流ブリッジからなる単方向電源1は、スイッチ
ングによる電源ラインノイズを防止する平滑回路を含む
インバータ回路2に接続されている。インバータ回路2
の一端は加熱コイル3とマグネトロン5へ高電圧を印加
する昇圧トランス4に切換スイッチ6を介して接続され
ている。また、昇圧トランス4の二次側はコンデンサと
ダイオードによって倍電圧整流され、マグネトロン5に
約4kVの高電圧を印加する。マグネトロン5の動作時
によるマイクロ波加熱時において昇圧トランス4の出力
電流は、第1の電流トランス8及びその出力を整流する
第1の整流回路9によって構成される出力電流検出手段
10で検出される。さらに、出力電流の検出値は出力制
御部11に入力され、マグネトロン5のアノード電流が
一定になる様にインバータ回路2のスイッチング素子7
の必要導通時間を制御する。また、スイッチング素子7
のコレクタ・エミッタ間電圧はコレクタ電圧検出手段1
5を介して出力制御部11に入力され、コレクタ電圧検
出手段15の出力が一定となる様に、インバータ回路2
のスイッチング素子7の必要導通時間を制御する。さら
に商用電源の入力電流検出手段14の出力は、第2の電
流トランス12及びその出力を整流する第2の整流回路
13によって構成される入力電流検出手段14で検出さ
れ、コレクタ電圧検出手段15の出力と共に異常判定手
段16で比較され、出力制御部11にインバータの動作
または停止の信号を出力する。
1、図2を参照しながら説明する。図1において、商用
電源と整流ブリッジからなる単方向電源1は、スイッチ
ングによる電源ラインノイズを防止する平滑回路を含む
インバータ回路2に接続されている。インバータ回路2
の一端は加熱コイル3とマグネトロン5へ高電圧を印加
する昇圧トランス4に切換スイッチ6を介して接続され
ている。また、昇圧トランス4の二次側はコンデンサと
ダイオードによって倍電圧整流され、マグネトロン5に
約4kVの高電圧を印加する。マグネトロン5の動作時
によるマイクロ波加熱時において昇圧トランス4の出力
電流は、第1の電流トランス8及びその出力を整流する
第1の整流回路9によって構成される出力電流検出手段
10で検出される。さらに、出力電流の検出値は出力制
御部11に入力され、マグネトロン5のアノード電流が
一定になる様にインバータ回路2のスイッチング素子7
の必要導通時間を制御する。また、スイッチング素子7
のコレクタ・エミッタ間電圧はコレクタ電圧検出手段1
5を介して出力制御部11に入力され、コレクタ電圧検
出手段15の出力が一定となる様に、インバータ回路2
のスイッチング素子7の必要導通時間を制御する。さら
に商用電源の入力電流検出手段14の出力は、第2の電
流トランス12及びその出力を整流する第2の整流回路
13によって構成される入力電流検出手段14で検出さ
れ、コレクタ電圧検出手段15の出力と共に異常判定手
段16で比較され、出力制御部11にインバータの動作
または停止の信号を出力する。
【0019】上記のように構成された複合加熱調理器に
ついて、以下にその動作を説明する。被加熱物を誘導加
熱する場合、第1の切換スイッチ6によってインバータ
回路2は加熱コイル3に接続されるが、第1の電流トラ
ンス8には出力電流が流れないためコレクタ電圧検出手
段15の出力が優先され、コレクタ電圧検出手段15の
出力が一定となる様にインバータ回路2のスイッチング
素子7の必要導通時間を制御する。なお、コレクタ電圧
検出手段15の出力を一定に制御することで、入力電流
検出手段14の出力は一定となる。また、被加熱物をマ
イクロ波加熱する場合、切換スイッチ6によってインバ
ータ回路2は昇圧トランス4に接続され、出力制御部1
1ではコレクタ電圧検出手段15の出力に優先してマグ
ネトロン5のアノード電流と等価である第1の電流トラ
ンス8で検出される出力電流が一定となる様に、インバ
ータ回路2のスイッチング素子7の必要導通時間が制御
され、一定の出力でマグネトロン5が発振する。この
時、入力電流検出手段14の出力はコレクタ電圧検出手
段15の出力に比べて大きく設定されている。ここで昇
圧トランス4の2次高電圧側が何らかの理由で放電した
場合でも、図2(b)に示した出力電流検出手段10の
出力のように、正常時(図2(a))と比較して、電流
トランス8にはほぼ同等の電流が流れて、インバータ回
路2は動作し続けようとするため、コレクタ電圧検出手
段15の出力は正常時とほぼ同等の約700Vに達す
る。しかし、昇圧トランス4の2次高電圧側はマグネト
ロン5の発振開始電圧に達しないため、マグネトロン5
には電力が供給されないことから、第2の電流トランス
12に流れる商用電源の入力電流検出手段14の出力
は、図2(b)に示すように、正常時に比べて小さくな
り、これに伴って入力電流検出手段14の出力はコレク
タ電圧検出手段15の出力に比べて小さくなり、異常判
定手段16は正常時に対して出力が反転し、出力制御部
11にインバータ回路2の動作停止信号を送る。
ついて、以下にその動作を説明する。被加熱物を誘導加
熱する場合、第1の切換スイッチ6によってインバータ
回路2は加熱コイル3に接続されるが、第1の電流トラ
ンス8には出力電流が流れないためコレクタ電圧検出手
段15の出力が優先され、コレクタ電圧検出手段15の
出力が一定となる様にインバータ回路2のスイッチング
素子7の必要導通時間を制御する。なお、コレクタ電圧
検出手段15の出力を一定に制御することで、入力電流
検出手段14の出力は一定となる。また、被加熱物をマ
イクロ波加熱する場合、切換スイッチ6によってインバ
ータ回路2は昇圧トランス4に接続され、出力制御部1
1ではコレクタ電圧検出手段15の出力に優先してマグ
ネトロン5のアノード電流と等価である第1の電流トラ
ンス8で検出される出力電流が一定となる様に、インバ
ータ回路2のスイッチング素子7の必要導通時間が制御
され、一定の出力でマグネトロン5が発振する。この
時、入力電流検出手段14の出力はコレクタ電圧検出手
段15の出力に比べて大きく設定されている。ここで昇
圧トランス4の2次高電圧側が何らかの理由で放電した
場合でも、図2(b)に示した出力電流検出手段10の
出力のように、正常時(図2(a))と比較して、電流
トランス8にはほぼ同等の電流が流れて、インバータ回
路2は動作し続けようとするため、コレクタ電圧検出手
段15の出力は正常時とほぼ同等の約700Vに達す
る。しかし、昇圧トランス4の2次高電圧側はマグネト
ロン5の発振開始電圧に達しないため、マグネトロン5
には電力が供給されないことから、第2の電流トランス
12に流れる商用電源の入力電流検出手段14の出力
は、図2(b)に示すように、正常時に比べて小さくな
り、これに伴って入力電流検出手段14の出力はコレク
タ電圧検出手段15の出力に比べて小さくなり、異常判
定手段16は正常時に対して出力が反転し、出力制御部
11にインバータ回路2の動作停止信号を送る。
【0020】以上の様に本実施例によれば、加熱コイル
3による誘導加熱時において間接的ながら入力電流検出
手段14の出力一定制御を実現しつつ、マグネトロン5
の正常動作時にはアノード電流一定制御を行うことで、
マグネトロン5の温度上昇に伴うアノード電流の増加が
引き起こすモーディングといわれる異常発振を防止し、
また昇圧トランス4の2次高電圧側が何らかの理由で放
電した異常時においては、入力電流検出手段14の出力
とコレクタ電圧検出手段15の出力の比較によりその異
常を検知してインバータ回路2を停止させることができ
る。
3による誘導加熱時において間接的ながら入力電流検出
手段14の出力一定制御を実現しつつ、マグネトロン5
の正常動作時にはアノード電流一定制御を行うことで、
マグネトロン5の温度上昇に伴うアノード電流の増加が
引き起こすモーディングといわれる異常発振を防止し、
また昇圧トランス4の2次高電圧側が何らかの理由で放
電した異常時においては、入力電流検出手段14の出力
とコレクタ電圧検出手段15の出力の比較によりその異
常を検知してインバータ回路2を停止させることができ
る。
【0021】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図3を参照しながら説明する。図において図1
の回路構成と異なるのは、第2の電流トランス12の出
力を複数にして、第2の整流回路とは別に第3の整流回
路27を設けて、この出力を出力電流検出手段10と結
線し、共に出力制御部11に入力するような構成とした
点である。上記以外の構成要素は第1の実施例と同等で
あり説明を省略する。
について図3を参照しながら説明する。図において図1
の回路構成と異なるのは、第2の電流トランス12の出
力を複数にして、第2の整流回路とは別に第3の整流回
路27を設けて、この出力を出力電流検出手段10と結
線し、共に出力制御部11に入力するような構成とした
点である。上記以外の構成要素は第1の実施例と同等で
あり説明を省略する。
【0022】上記の様に構成された複合加熱調理器につ
いて、以下にその動作を説明する。本実施例では、マイ
クロ波発振時における昇圧トランス4の2次高電圧側の
放電等の異常を検知してインバータ回路2を停止させる
と共に、加熱コイル3による誘導加熱の際、被加熱物が
置かれていなかったりアルミ鍋であったりした場合にお
いても、確実にこれを検知してインバータ回路2を停止
させるものである。したがって、マイクロ波加熱による
マグネトロン5の正常動作時において、出力制御部11
では、入力電流検出手段24に優先して、マグネトロン
5のアノード電流と等価である第1の電流トランス8で
検出される出力電流が一定となる様に、また、加熱コイ
ル3による適正な被加熱物の誘導加熱の際は、第2の電
流トランス12で検出される入力電流検出手段14の出
力が一定となる様に、インバータ回路2のスイッチング
素子7の必要導通時間が制御される。ここで、マグネト
ロン5の動作時に、昇圧トランス4の2次高電圧側で放
電等の異常が発生した場合、昇圧トランス4の2次高電
圧側はマグネトロン5の発振開始電圧に達しないため、
マグネトロン5には電力が供給されないことから、第2
の電流トランス12に流れる商用電源の入力電流検出手
段14の出力は正常時に比べて小さくなり、これに伴っ
て入力電流検出手段14の出力はコレクタ電圧検出手段
15の出力に比べて小さくなり、異常判定手段16は正
常時に対して出力が反転し、出力制御部11にインバー
タ回路2の動作停止信号を送る。また誘導加熱の際に、
被加熱物が無かったりアルミ鍋であったりといった不適
正な負荷の場合、負荷に電力が供給されないため、入力
電流検出手段14の出力が小さくなり、コレクタ電圧検
出手段15の出力との比較で負荷が何であるかを検出す
る。
いて、以下にその動作を説明する。本実施例では、マイ
クロ波発振時における昇圧トランス4の2次高電圧側の
放電等の異常を検知してインバータ回路2を停止させる
と共に、加熱コイル3による誘導加熱の際、被加熱物が
置かれていなかったりアルミ鍋であったりした場合にお
いても、確実にこれを検知してインバータ回路2を停止
させるものである。したがって、マイクロ波加熱による
マグネトロン5の正常動作時において、出力制御部11
では、入力電流検出手段24に優先して、マグネトロン
5のアノード電流と等価である第1の電流トランス8で
検出される出力電流が一定となる様に、また、加熱コイ
ル3による適正な被加熱物の誘導加熱の際は、第2の電
流トランス12で検出される入力電流検出手段14の出
力が一定となる様に、インバータ回路2のスイッチング
素子7の必要導通時間が制御される。ここで、マグネト
ロン5の動作時に、昇圧トランス4の2次高電圧側で放
電等の異常が発生した場合、昇圧トランス4の2次高電
圧側はマグネトロン5の発振開始電圧に達しないため、
マグネトロン5には電力が供給されないことから、第2
の電流トランス12に流れる商用電源の入力電流検出手
段14の出力は正常時に比べて小さくなり、これに伴っ
て入力電流検出手段14の出力はコレクタ電圧検出手段
15の出力に比べて小さくなり、異常判定手段16は正
常時に対して出力が反転し、出力制御部11にインバー
タ回路2の動作停止信号を送る。また誘導加熱の際に、
被加熱物が無かったりアルミ鍋であったりといった不適
正な負荷の場合、負荷に電力が供給されないため、入力
電流検出手段14の出力が小さくなり、コレクタ電圧検
出手段15の出力との比較で負荷が何であるかを検出す
る。
【0023】以上のように本実施例によれば、加熱コイ
ル3による誘導加熱時において入力電流一定制御を実現
しつつ、マグネトロン5の正常動作時にはアノード電流
一定制御を行うことで、マグネトロン5の温度上昇に伴
うアノード電流の増加が引き起こすモーディングといわ
れる異常発振を防止し、また昇圧トランス4の2次高電
圧側が何らかの理由で放電した異常時においては、入力
電流検出手段14の出力とコレクタ電圧検出手段15の
出力の比較によりその異常を検知してインバータ回路2
を停止させ、高電圧回路が放電し続けることを防止する
ことができると共に、誘導加熱時においても入力電流検
出手段14の出力とコレクタ電圧検出手段15の出力の
比較により、負荷が適正であるかどうかを判断する複合
加熱調理器を提供することが可能である。
ル3による誘導加熱時において入力電流一定制御を実現
しつつ、マグネトロン5の正常動作時にはアノード電流
一定制御を行うことで、マグネトロン5の温度上昇に伴
うアノード電流の増加が引き起こすモーディングといわ
れる異常発振を防止し、また昇圧トランス4の2次高電
圧側が何らかの理由で放電した異常時においては、入力
電流検出手段14の出力とコレクタ電圧検出手段15の
出力の比較によりその異常を検知してインバータ回路2
を停止させ、高電圧回路が放電し続けることを防止する
ことができると共に、誘導加熱時においても入力電流検
出手段14の出力とコレクタ電圧検出手段15の出力の
比較により、負荷が適正であるかどうかを判断する複合
加熱調理器を提供することが可能である。
【0024】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図4を参照しながら説明する。図において図3
の回路構成と異なるのは、マグネトロン5のアノード電
圧検出手段28として昇圧トランス4の2次側に数ター
ン程度の検出巻線を設けて、その出力を入力電流検出手
段24と結線し、共に異常判定手段16に入力するよう
な構成とした点である。上記以外の構成要素は第一の実
施例と同等であり説明を省略する。
について図4を参照しながら説明する。図において図3
の回路構成と異なるのは、マグネトロン5のアノード電
圧検出手段28として昇圧トランス4の2次側に数ター
ン程度の検出巻線を設けて、その出力を入力電流検出手
段24と結線し、共に異常判定手段16に入力するよう
な構成とした点である。上記以外の構成要素は第一の実
施例と同等であり説明を省略する。
【0025】上記の様に構成された複合加熱調理器につ
いて、以下にその動作を説明する。本実施例ではマイク
ロ波加熱時の、マグネトロン5の定常発振時に加えて、
特にインバータ回路2の起動時における、マグネトロン
5の非発振状態で発生する昇圧トランス4の2次高電圧
側の放電等の異常を検知して、インバータ回路2を停止
させるものである。マグネトロン5は、カソードが十分
に加熱されていない場合、高インピーダンス特性を示し
て非発振状態が続き、この時アノード電流は流れないこ
とから、リーケージインダクタンスを大きくした漏洩型
の昇圧トランス4の2次高電圧側を検出するマグネトロ
ン5のアノード電圧検出手段28にはインバータ回路2
の起動開始からカソードが十分に加熱されるまでのしば
らくの間は、マグネトロン5の発振時に比べて大きい出
力が発生する。マグネトロン5の非発振状態においても
インバータ回路2は動作しているため、コレクタ電圧検
出手段15の出力は正常時とほぼ同等の電圧になるが、
この期間においてはほとんど零になる入力電流検出手段
の出力に代わってアノード電圧検出手段28の出力がコ
レクタ電圧検出手段と比較され、インバータ回路2の起
動時においても、異常判定が可能になる。そこで起動時
において、昇圧トランス4の2次高電圧側で放電等の異
常が発生した際に、昇圧トランス4の2次高電圧側はマ
グネトロン5の発振開始電圧に達しないため、アノード
電圧検出手段28の出力は下がり、コレクタ電圧検出手
段15の出力に比べて小さくなる。そこで異常判定手段
16は正常時に対して出力が反転し、出力制御部11に
インバータ回路2の動作停止信号を送る。
いて、以下にその動作を説明する。本実施例ではマイク
ロ波加熱時の、マグネトロン5の定常発振時に加えて、
特にインバータ回路2の起動時における、マグネトロン
5の非発振状態で発生する昇圧トランス4の2次高電圧
側の放電等の異常を検知して、インバータ回路2を停止
させるものである。マグネトロン5は、カソードが十分
に加熱されていない場合、高インピーダンス特性を示し
て非発振状態が続き、この時アノード電流は流れないこ
とから、リーケージインダクタンスを大きくした漏洩型
の昇圧トランス4の2次高電圧側を検出するマグネトロ
ン5のアノード電圧検出手段28にはインバータ回路2
の起動開始からカソードが十分に加熱されるまでのしば
らくの間は、マグネトロン5の発振時に比べて大きい出
力が発生する。マグネトロン5の非発振状態においても
インバータ回路2は動作しているため、コレクタ電圧検
出手段15の出力は正常時とほぼ同等の電圧になるが、
この期間においてはほとんど零になる入力電流検出手段
の出力に代わってアノード電圧検出手段28の出力がコ
レクタ電圧検出手段と比較され、インバータ回路2の起
動時においても、異常判定が可能になる。そこで起動時
において、昇圧トランス4の2次高電圧側で放電等の異
常が発生した際に、昇圧トランス4の2次高電圧側はマ
グネトロン5の発振開始電圧に達しないため、アノード
電圧検出手段28の出力は下がり、コレクタ電圧検出手
段15の出力に比べて小さくなる。そこで異常判定手段
16は正常時に対して出力が反転し、出力制御部11に
インバータ回路2の動作停止信号を送る。
【0026】以上の様に、マグネトロン5のアノード電
圧検出手段28として昇圧トランス4の2次側に数ター
ン程度の検出巻線を設けて、その出力を入力電流検出手
段24と結線し、共に異常判定手段16に入力して、コ
レクタ電圧検出手段15と比較することによって、マイ
クロ波加熱時におけるインバータ回路2の起動時のマグ
ネトロン5非発振状態での昇圧トランス4の2次高電圧
側で発生する放電等の異常を検出して、インバータ回路
2を停止することが可能な、複合加熱調理器を提供する
ことができる。
圧検出手段28として昇圧トランス4の2次側に数ター
ン程度の検出巻線を設けて、その出力を入力電流検出手
段24と結線し、共に異常判定手段16に入力して、コ
レクタ電圧検出手段15と比較することによって、マイ
クロ波加熱時におけるインバータ回路2の起動時のマグ
ネトロン5非発振状態での昇圧トランス4の2次高電圧
側で発生する放電等の異常を検出して、インバータ回路
2を停止することが可能な、複合加熱調理器を提供する
ことができる。
【0027】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について図5を参照しながら説明する。図において図4
の回路構成と異なるのは、抵抗で分圧した基準電圧29
を設け、これをアノード電圧検出手段28及び入力電流
検出手段14と比較して異常判定手段16に入力する構
成とした点である。
について図5を参照しながら説明する。図において図4
の回路構成と異なるのは、抵抗で分圧した基準電圧29
を設け、これをアノード電圧検出手段28及び入力電流
検出手段14と比較して異常判定手段16に入力する構
成とした点である。
【0028】上記のように構成された複合加熱調理器に
ついて、以下にその動作を説明する。本実施例では、ア
ノード電圧検出手段28及び入力電流検出手段14の大
きい方の出力が基準電圧29に比べて小さい場合、昇圧
トランス4の2次高電圧側が放電等の異常を起こしたと
判断して、インバータ回路2を停止させるものである。
マイクロ波加熱の際、インバータ回路2の起動時におけ
るマグネトロン5の非発振状態では、アノード電圧検出
手段28の出力と基準電圧29を比較し、マグネトロン
5の定常発振状態においては入力電流検出手段14の出
力と基準電圧29を比較して、共に基準電圧29の方が
大きい場合、これを異常と判断してインバータ回路2を
停止する。
ついて、以下にその動作を説明する。本実施例では、ア
ノード電圧検出手段28及び入力電流検出手段14の大
きい方の出力が基準電圧29に比べて小さい場合、昇圧
トランス4の2次高電圧側が放電等の異常を起こしたと
判断して、インバータ回路2を停止させるものである。
マイクロ波加熱の際、インバータ回路2の起動時におけ
るマグネトロン5の非発振状態では、アノード電圧検出
手段28の出力と基準電圧29を比較し、マグネトロン
5の定常発振状態においては入力電流検出手段14の出
力と基準電圧29を比較して、共に基準電圧29の方が
大きい場合、これを異常と判断してインバータ回路2を
停止する。
【0029】以上の様に、基準電圧29をアノード電圧
検出手段28及び入力電流検出手段14と比較すること
によって、誘導加熱時及びマイクロ波加熱時のコレクタ
電圧検出手段15の出力の変化を考慮しないで異常判定
レベルを設定できることから、異常判定手段16とその
周辺回路の設計自由度が広がる複合加熱調理器用制御装
置を提供することが可能となると同時に、コレクタ電圧
検出手段15を独立に設計することができる。
検出手段28及び入力電流検出手段14と比較すること
によって、誘導加熱時及びマイクロ波加熱時のコレクタ
電圧検出手段15の出力の変化を考慮しないで異常判定
レベルを設定できることから、異常判定手段16とその
周辺回路の設計自由度が広がる複合加熱調理器用制御装
置を提供することが可能となると同時に、コレクタ電圧
検出手段15を独立に設計することができる。
【0030】なお、第1〜第4の実施例において切換ス
イッチ6はトランスファー型接点構成としたが、メイク
接点を持つ切換スイッチを2個使って、それぞれ必要な
加熱方式に合わせてインバータ回路2と加熱コイル3及
び昇圧トランス4を接続、分離してもよいことは言うま
でもない。
イッチ6はトランスファー型接点構成としたが、メイク
接点を持つ切換スイッチを2個使って、それぞれ必要な
加熱方式に合わせてインバータ回路2と加熱コイル3及
び昇圧トランス4を接続、分離してもよいことは言うま
でもない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、出力制御部が入
力電流検出手段とコレクタ電圧検出手段の比較出力に応
じてインバータ回路を停止するように構成されたことに
より、マグネトロンに電力を供給している際に、昇圧ト
ランス2次高電圧側が何らかの理由で放電した場合、コ
レクタ電圧検出手段及び入力電流検出手段の出力によ
り、インバータ回路の動作を停止するように作用し、高
電圧回路を構成する部品等の安全性を大幅に向上させる
ことができるものである。
力電流検出手段とコレクタ電圧検出手段の比較出力に応
じてインバータ回路を停止するように構成されたことに
より、マグネトロンに電力を供給している際に、昇圧ト
ランス2次高電圧側が何らかの理由で放電した場合、コ
レクタ電圧検出手段及び入力電流検出手段の出力によ
り、インバータ回路の動作を停止するように作用し、高
電圧回路を構成する部品等の安全性を大幅に向上させる
ことができるものである。
【0032】また、アノード電圧検出手段及び入力電流
検出手段と比較する基準電圧を設けることにより、特
に、誘導加熱時及びマイクロ波加熱時のコレクタ電圧の
変化を考慮しないで、異常を検知できることから、異常
判定手段及びその周辺回路の設計自由度を広げることが
できる。
検出手段と比較する基準電圧を設けることにより、特
に、誘導加熱時及びマイクロ波加熱時のコレクタ電圧の
変化を考慮しないで、異常を検知できることから、異常
判定手段及びその周辺回路の設計自由度を広げることが
できる。
【0033】また、出力制御部を、入力電流検出手段と
出力電流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導
通時間を制御するように構成することで、昇圧トランス
の2次高電圧側での放電等の異常を、より精度良く検知
することができる。
出力電流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導
通時間を制御するように構成することで、昇圧トランス
の2次高電圧側での放電等の異常を、より精度良く検知
することができる。
【0034】さらに、マグネトロンのアノード電圧検出
手段としての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出
力制御部は、インバータ起動時におけるマグネトロン非
発振状態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記
アノード電圧検出手段を比較出力の入力対象とすること
により、インバータ起動時におけるマグネトロン非発振
状態時の、昇圧トランスの2次高電圧側での放電等の異
常について、精度良く検知することができる。
手段としての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出
力制御部は、インバータ起動時におけるマグネトロン非
発振状態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記
アノード電圧検出手段を比較出力の入力対象とすること
により、インバータ起動時におけるマグネトロン非発振
状態時の、昇圧トランスの2次高電圧側での放電等の異
常について、精度良く検知することができる。
【図1】本発明の第1の実施例における複合加熱調理器
の回路図
の回路図
【図2】同、複合加熱調理器の各部の波形図
【図3】本発明の第2の実施例における複合加熱調理器
の回路図
の回路図
【図4】本発明の第3の実施例における複合加熱調理器
の回路図
の回路図
【図5】本発明の第4の実施例における複合加熱調理器
の回路図
の回路図
【図6】従来の複合加熱調理器の回路図
1 単方向電源 2 インバータ回路 3 加熱コイル 4 昇圧トランス 5 マグネトロン 6 切換スイッチ 7 スイッチング素子 8 第1の電流トランス 9 第1の整流回路 10 出力電流検出手段 11 出力制御部 12 第2の電流トランス 13 第2の整流回路 14 入力電流検出手段 15 コレクタ電圧検出手段 16 異常判定手段 27 第3の整流回路 28 アノード電圧検出手段 29 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷江 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井口 潤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 商用電源をスイッチング素子を用いて高
周波電力に変換するインバータ回路と、被加熱物を誘導
加熱する加熱コイルと、マイクロ波を発生させるマグネ
トロンと、前記マグネトロンに高圧電力を発生させる昇
圧トランスと、前記インバータ回路からの電力供給を前
記加熱コイルと前記昇圧トランスの間で切換える切換ス
イッチと、前記商用電源からの入力電流を検出する入力
電流検出手段と、前記昇圧トランスの出力電流を検出す
る出力電流検出手段と、前記スイッチング素子のコレク
タ電圧を検出するコレクタ電圧検出手段と、少なくとも
前記出力電流検出手段の出力に応じて前記スイッチング
素子の導通時間を制御する出力制御部とを備え、前記出
力制御部は前記入力電流検出手段と前記コレクタ電圧検
出手段の比較出力に応じてインバータ回路を停止してな
る複合加熱調理器。 - 【請求項2】 商用電源をスイッチング素子を用いて高
周波電力に変換するインバータ回路と、被加熱物を誘導
加熱する加熱コイルと、マイクロ波を発生させるマグネ
トロンと、前記マグネトロンに高圧電力を発生させる昇
圧トランスと、前記インバータ回路からの電力供給を前
記加熱コイルと前記昇圧トランスの間で切換える切換ス
イッチと、前記商用電源からの入力電流を検出する入力
電流検出手段と、前記昇圧トランスの出力電流を検出す
る出力電流検出手段と、少なくとも前記出力電流検出手
段の出力に応じて前記スイッチング素子の導通時間を制
御する出力制御部とを備え、前記出力制御部は前記入力
電流検出手段と所定の基準電圧の比較出力に応じてイン
バータ回路を停止してなる複合加熱調理器。 - 【請求項3】 出力制御部は、入力電流検出手段と出力
電流検出手段の出力に応じてスイッチング素子の導通時
間を制御してなる請求項1または2記載の複合加熱調理
器。 - 【請求項4】 マグネトロンのアノード電圧検出手段と
しての検出巻線を有する昇圧トランスを備え、出力制御
部は、インバータ起動時におけるマグネトロン非発振状
態時に、入力電流検出手段の出力に優先して前記アノー
ド電圧検出手段を比較出力の入力対象としてなる請求項
1〜3のいずれか1項に記載の複合加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179839A JPH0935867A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 複合加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179839A JPH0935867A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 複合加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935867A true JPH0935867A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16072807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7179839A Pending JPH0935867A (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 複合加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0935867A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008004416A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
| CN117590276A (zh) * | 2023-11-07 | 2024-02-23 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 异常检测方法、装置、可读存储介质和烹饪设备 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP7179839A patent/JPH0935867A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008004416A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
| CN117590276A (zh) * | 2023-11-07 | 2024-02-23 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 异常检测方法、装置、可读存储介质和烹饪设备 |
| WO2025097858A1 (zh) * | 2023-11-07 | 2025-05-15 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 异常检测方法、装置、可读存储介质和烹饪设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |