JPH0935975A - 磁石粉末の円筒成形体成形装置 - Google Patents
磁石粉末の円筒成形体成形装置Info
- Publication number
- JPH0935975A JPH0935975A JP20839695A JP20839695A JPH0935975A JP H0935975 A JPH0935975 A JP H0935975A JP 20839695 A JP20839695 A JP 20839695A JP 20839695 A JP20839695 A JP 20839695A JP H0935975 A JPH0935975 A JP H0935975A
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- JP
- Japan
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- magnet powder
- die
- cylindrical
- core rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラジアル異方性磁石を作製するための寸法精
度の優れた磁石粉末円筒成形体を成形するための装置を
提供する。 【解決手段】 通常の磁石粉末の円筒成形体成形装置に
おいて、ダイ7の上面に非磁性材の板12を張り付け、
さらに下コアロッド5の端部エッヂ部分に非磁性材のリ
ング13を張り付けてなる。
度の優れた磁石粉末円筒成形体を成形するための装置を
提供する。 【解決手段】 通常の磁石粉末の円筒成形体成形装置に
おいて、ダイ7の上面に非磁性材の板12を張り付け、
さらに下コアロッド5の端部エッヂ部分に非磁性材のリ
ング13を張り付けてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ラジアル異方性
磁石を作製するための寸法精度の優れた磁石粉末の円筒
成形体を成形するための装置に関するものである。
磁石を作製するための寸法精度の優れた磁石粉末の円筒
成形体を成形するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁石粉末を円筒成形体に成形する装置
は、図2および図3に示されるように、非磁性超硬から
なり円筒形状を有する上パンチ2および下パンチ3、上
コアロッド4、下コアロッド5、上磁場コイル6、下磁
場コイル6′、ダイ7などで構成されている。
は、図2および図3に示されるように、非磁性超硬から
なり円筒形状を有する上パンチ2および下パンチ3、上
コアロッド4、下コアロッド5、上磁場コイル6、下磁
場コイル6′、ダイ7などで構成されている。
【0003】この装置を用いて磁石粉末をプレス成形し
成形体を作製するには、図2に示されるように、磁石粉
末8を充填したフィーダーカップ9を、下コアロッド
5、非磁性超硬からなり円筒形状を有する下パンチ3で
構成されたキャビティ11の上に移動させ、キャビティ
11内に磁石粉末8を充填する。キャビティ11内に磁
石粉末8を充填したのち、フィーダーカップ9は、残り
の磁石粉末8を内蔵したままダイ7の表面に沿って水平
移動する。
成形体を作製するには、図2に示されるように、磁石粉
末8を充填したフィーダーカップ9を、下コアロッド
5、非磁性超硬からなり円筒形状を有する下パンチ3で
構成されたキャビティ11の上に移動させ、キャビティ
11内に磁石粉末8を充填する。キャビティ11内に磁
石粉末8を充填したのち、フィーダーカップ9は、残り
の磁石粉末8を内蔵したままダイ7の表面に沿って水平
移動する。
【0004】磁石粉末8をキャビティ11内に充填した
のち、上コアロッド4および上パンチ2を同時に押し上
げて磁石粉末8が充填されているキャビティ11を上パ
ンチ2により封止する。この時、充填される磁石粉末8
は圧縮されないように上パンチ2を押し下げることが必
要である。このキャビティ11に磁石粉末8を非圧縮状
態に保持したまま、上記上磁場コイル6および下磁場コ
イル6′に通電し、それぞれ磁力線AおよびA′を発生
させると、磁力線Aと磁力線A′は反撥し、ダイ7に沿
って流れる。この際、磁石粉末はラジアル方向に配向す
る。この配向を終了したのち、図3に示されるように上
磁場コイル6および下磁場コイル6′に通電しながら、
磁石粉末8をプレス成形し、円筒成形体1を作製する。
作製した円筒成形体1には上磁場コイル6および下磁場
コイル6′に逆通電して逆磁場をかけ、消磁したのち取
り出す。
のち、上コアロッド4および上パンチ2を同時に押し上
げて磁石粉末8が充填されているキャビティ11を上パ
ンチ2により封止する。この時、充填される磁石粉末8
は圧縮されないように上パンチ2を押し下げることが必
要である。このキャビティ11に磁石粉末8を非圧縮状
態に保持したまま、上記上磁場コイル6および下磁場コ
イル6′に通電し、それぞれ磁力線AおよびA′を発生
させると、磁力線Aと磁力線A′は反撥し、ダイ7に沿
って流れる。この際、磁石粉末はラジアル方向に配向す
る。この配向を終了したのち、図3に示されるように上
磁場コイル6および下磁場コイル6′に通電しながら、
磁石粉末8をプレス成形し、円筒成形体1を作製する。
作製した円筒成形体1には上磁場コイル6および下磁場
コイル6′に逆通電して逆磁場をかけ、消磁したのち取
り出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ダイ7および下コアロ
ッド5は磁力線AおよびA′の通路となっているので磁
化されやすく、ダイ7および下コアロッド5に磁化が残
留すると、図4に示されるように、磁化が残留している
下コアロッド5の端部およびダイ7の開口端部に磁石粉
末8が吸着し、棚14を形成してキャビティ11の開口
部の隙間が狭くなり、キャビティ11内部に磁石粉末8
が均一に安定して供給されず、プレスして得られた円筒
成形体1の高さ寸法および密度にバラツキが生じる。
ッド5は磁力線AおよびA′の通路となっているので磁
化されやすく、ダイ7および下コアロッド5に磁化が残
留すると、図4に示されるように、磁化が残留している
下コアロッド5の端部およびダイ7の開口端部に磁石粉
末8が吸着し、棚14を形成してキャビティ11の開口
部の隙間が狭くなり、キャビティ11内部に磁石粉末8
が均一に安定して供給されず、プレスして得られた円筒
成形体1の高さ寸法および密度にバラツキが生じる。
【0006】そのため、下コアロッド5およびダイ7の
残留磁化を交番磁界を印加して消磁する方法も知られて
いるが、プレスする毎に完全に消磁するには時間がかか
り、円筒成形体1の成形時間が長くなってコストが高く
なる。
残留磁化を交番磁界を印加して消磁する方法も知られて
いるが、プレスする毎に完全に消磁するには時間がかか
り、円筒成形体1の成形時間が長くなってコストが高く
なる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
磁石粉末を円筒成形体に成形する装置において、ダイ7
の表面および下コアロッド5端部エッヂ部に、図1に示
されるように、それぞれ非磁性鋼(例えば、オーステナ
イト系ステンレス鋼)板12および非磁性鋼リング13
を張り付けると、ダイ7の表面および下コアロッド5の
端部エッヂ部における残留磁化がなくなって磁石粉末8
の吸着がなくなり、したがって図4に示されるような棚
14の生成がないのでダイ7および下コアロッド5の消
磁を行う必要もなく、さらにフィーダーカップ9から磁
石粉末8をキャビティ11に安定して供給することがで
き、その後のプレスにより得られた円筒成形体1の高さ
寸法および密度分布のバラツキもなくなるという知見を
得たのである。
磁石粉末を円筒成形体に成形する装置において、ダイ7
の表面および下コアロッド5端部エッヂ部に、図1に示
されるように、それぞれ非磁性鋼(例えば、オーステナ
イト系ステンレス鋼)板12および非磁性鋼リング13
を張り付けると、ダイ7の表面および下コアロッド5の
端部エッヂ部における残留磁化がなくなって磁石粉末8
の吸着がなくなり、したがって図4に示されるような棚
14の生成がないのでダイ7および下コアロッド5の消
磁を行う必要もなく、さらにフィーダーカップ9から磁
石粉末8をキャビティ11に安定して供給することがで
き、その後のプレスにより得られた円筒成形体1の高さ
寸法および密度分布のバラツキもなくなるという知見を
得たのである。
【0008】この発明は、かかる知見に基いてなされた
ものであって、開口部を有するダイ7の上方に上下動可
能な円筒形状を有する上パンチ2および上パンチ2に内
接し上下動可能な上コアロッド4を設け、開口部を有す
るダイ7の下方に上下動可能な円筒形状を有する下パン
チ3および下パンチ3に内接し上下動可能な下コアロッ
ド5を設け、上記上パンチ2の周囲に上磁場コイル6を
設け、上記下パンチ3の周囲に下磁場コイル6′を設
け、さらにダイ7の表面をスライドするフィーダーカッ
プ9を設けてなる磁石粉末の円筒成形体成形装置におい
て、上記開口部を有するダイ7の上面に非磁性材の板1
2を張り付け、さらに下コアロッド5の端面のエッヂ部
分に非磁性材のリング13を張り付けてなる磁石粉末の
円筒成形体成形装置に特徴を有するものである。
ものであって、開口部を有するダイ7の上方に上下動可
能な円筒形状を有する上パンチ2および上パンチ2に内
接し上下動可能な上コアロッド4を設け、開口部を有す
るダイ7の下方に上下動可能な円筒形状を有する下パン
チ3および下パンチ3に内接し上下動可能な下コアロッ
ド5を設け、上記上パンチ2の周囲に上磁場コイル6を
設け、上記下パンチ3の周囲に下磁場コイル6′を設
け、さらにダイ7の表面をスライドするフィーダーカッ
プ9を設けてなる磁石粉末の円筒成形体成形装置におい
て、上記開口部を有するダイ7の上面に非磁性材の板1
2を張り付け、さらに下コアロッド5の端面のエッヂ部
分に非磁性材のリング13を張り付けてなる磁石粉末の
円筒成形体成形装置に特徴を有するものである。
【0009】上記ダイ7の上面に張り付ける板12およ
び下コアロッド5の端面に張り付けるリング13を構成
する非磁性材は、オーステナイトステンレス鋼、ステラ
イト(C:2.5〜2.6%、Co:45〜46%、C
r:25〜30%、W:15〜20%、Fe:0〜5
%)、アクリット(C:1.5〜5%、Co:30〜5
5%、Cr:15〜35%、W:10〜20%、Fe:
0〜5%)などの非磁性材を使用することができる。
び下コアロッド5の端面に張り付けるリング13を構成
する非磁性材は、オーステナイトステンレス鋼、ステラ
イト(C:2.5〜2.6%、Co:45〜46%、C
r:25〜30%、W:15〜20%、Fe:0〜5
%)、アクリット(C:1.5〜5%、Co:30〜5
5%、Cr:15〜35%、W:10〜20%、Fe:
0〜5%)などの非磁性材を使用することができる。
【0010】なお、この発明の作用については、従来の
磁石粉末の円筒成形体成形装置と同じであるからその説
明を省略する。
磁石粉末の円筒成形体成形装置と同じであるからその説
明を省略する。
【0011】
【発明の実施の形態】従来の磁石粉末の円筒成形体成形
装置および上記従来の磁石粉末の円筒成形体成形装置の
ダイ7の上面に厚さ:5mmのSUS302ステンレス鋼
板を張り付けさらに下コアロッド5の上端部エッヂ部に
ステライト(C:2%、Co:48%、Cr:28%、
W:20%、Fe:2%)製リングを張り付けた本発明
の磁石粉末の円筒成形体成形装置を用意した。
装置および上記従来の磁石粉末の円筒成形体成形装置の
ダイ7の上面に厚さ:5mmのSUS302ステンレス鋼
板を張り付けさらに下コアロッド5の上端部エッヂ部に
ステライト(C:2%、Co:48%、Cr:28%、
W:20%、Fe:2%)製リングを張り付けた本発明
の磁石粉末の円筒成形体成形装置を用意した。
【0012】実施例1 本発明の円筒成形体成形装置のフィーダーカップ9に平
均粒径:100μmのNd−Fe−B系磁石粉末を充填
し、このフィーダーカップ9を非磁性鋼のSUS302
製板12の上面をスライドさせてキャビティ11の真上
で停止させ、キャビティ11に磁石粉末8を充填したの
ちフィーダーカップ9をもとに戻し、上パンチ2および
下パンチ3によりキャビティ11内に磁石粉末8を封入
し、上磁場コイル6および下磁場コイル6′に通電して
15KOeの磁場を印加し、さらにこの磁界を印加しな
がら、上パンチ2および下パンチ3により5ton/cm2 の
圧力にて圧縮成形し、圧縮成形後、上下磁場コイル6,
6′に今までと逆の通電を行って目標高さ:5mmの円筒
成形体1を取り出した。
均粒径:100μmのNd−Fe−B系磁石粉末を充填
し、このフィーダーカップ9を非磁性鋼のSUS302
製板12の上面をスライドさせてキャビティ11の真上
で停止させ、キャビティ11に磁石粉末8を充填したの
ちフィーダーカップ9をもとに戻し、上パンチ2および
下パンチ3によりキャビティ11内に磁石粉末8を封入
し、上磁場コイル6および下磁場コイル6′に通電して
15KOeの磁場を印加し、さらにこの磁界を印加しな
がら、上パンチ2および下パンチ3により5ton/cm2 の
圧力にて圧縮成形し、圧縮成形後、上下磁場コイル6,
6′に今までと逆の通電を行って目標高さ:5mmの円筒
成形体1を取り出した。
【0013】かかる本発明の円筒成形体成形装置を用い
て同様にして100個の円筒成形体1を作製したのち、
円筒成形体1の高さを測定したところ、この発明の成形
装置により得られた円筒成形体1はいずれも±0.05
mmの公差範囲内にあった。
て同様にして100個の円筒成形体1を作製したのち、
円筒成形体1の高さを測定したところ、この発明の成形
装置により得られた円筒成形体1はいずれも±0.05
mmの公差範囲内にあった。
【0014】従来例1 一方、従来の円筒成形体成形装置のフィーダーカップ9
に平均粒径:100μmのNd−Fe−B系磁石粉末を
充填し、通常のダイ7の表面をスライドさせてキャビテ
ィ11の真上で停止させ、以下、実施例1と同様にして
100個の円筒成形体を作製したのち、円筒成形体1の
高さを測定したところ、100個の円筒成形体1の内で
±0.05mmの公差範囲外のものが90個あった。
に平均粒径:100μmのNd−Fe−B系磁石粉末を
充填し、通常のダイ7の表面をスライドさせてキャビテ
ィ11の真上で停止させ、以下、実施例1と同様にして
100個の円筒成形体を作製したのち、円筒成形体1の
高さを測定したところ、100個の円筒成形体1の内で
±0.05mmの公差範囲外のものが90個あった。
【0015】
【発明の効果】上述のように、この発明円筒成形体成形
装置を用いると、従来よりも一層寸法精度の優れた磁石
粉末の円筒成形体を作製することができる。
装置を用いると、従来よりも一層寸法精度の優れた磁石
粉末の円筒成形体を作製することができる。
【図1】この発明の磁石粉末の円筒成形体成形装置の断
面概略図である。
面概略図である。
【図2】従来の磁石粉末の円筒成形体成形装置に磁石粉
末を充填した状態の断面概略図である。
末を充填した状態の断面概略図である。
【図3】従来の磁石粉末の円筒成形体成形装置に充填し
た磁石粉末を圧縮成形した状態を示す断面概略図であ
る。
た磁石粉末を圧縮成形した状態を示す断面概略図であ
る。
【図4】従来の磁石粉末の円筒成形体成形装置を用いた
場合に生ずる課題を説明するための説明図である。
場合に生ずる課題を説明するための説明図である。
1 円筒成形体 2 上パンチ 3 下パンチ 4 上コアロッド 5 下コアロッド 6 上磁場コイル 6′ 下磁場コイル 7 ダイ 8 磁石粉末 9 フィーダーカップ 10 膜 11 キャビティ 12 非磁性材の板 13 非磁性材のリング 14 棚
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を有するダイの上方に上下動可能
な円筒形状を有する上パンチおよび上パンチに内接し上
下動可能な上コアロッドを設け、開口部を有するダイの
下方に上下動可能な円筒形状を有する下パンチおよび下
パンチに内接し上下動可能な下コアロッドを設け、上記
上パンチの周囲に上磁場コイルを設け、上記下パンチの
周囲に下磁場コイルを設け、さらにダイの上面をスライ
ドするフィーダーカップを設けてなる磁石粉末の円筒成
形体成形装置において、 上記開口部を有するダイの上面に非磁性材の板を張り付
け、さらに下コアロッドの端部エッヂ部分に非磁性材の
リングを張り付けてなることを特徴とする磁石粉末の円
筒成形体成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20839695A JPH0935975A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 磁石粉末の円筒成形体成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20839695A JPH0935975A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 磁石粉末の円筒成形体成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935975A true JPH0935975A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16555568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20839695A Withdrawn JPH0935975A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 磁石粉末の円筒成形体成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0935975A (ja) |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP20839695A patent/JPH0935975A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |