JPH0937154A - 赤外線撮像素子 - Google Patents

赤外線撮像素子

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JPH0937154A
JPH0937154A JP7178703A JP17870395A JPH0937154A JP H0937154 A JPH0937154 A JP H0937154A JP 7178703 A JP7178703 A JP 7178703A JP 17870395 A JP17870395 A JP 17870395A JP H0937154 A JPH0937154 A JP H0937154A
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transistor
current
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bias
voltage
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JP7178703A
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Kiyoshi Iida
飯田  潔
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイアス電流を蓄積させない回路を設けるこ
とで、バイアス電流を増加可能にし、その結果ノイズを
低減し、S/Nを向上させる。 【構成】 赤外線の検出器1で発生する信号電圧を電流
に変換するトランジスタ2を有し、前記検出器1には、
トランジスタ2の動作点を決めるためバイアス電圧が印
加されている。さらに、トランジスタ2に重畳されてい
るバイアス電流を相殺するように電流を発生させる特性
のそろったトランジスタ3,4,5を設ける。これによ
り蓄積容量6にはほとんどバイアスを蓄積させなくでき
るので、本来のバイアスそのものを増加させトランジス
タで発生するノイズを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線撮像素子に関し、
特に、高S/N、広ダイナミックレンジな赤外線撮像素
子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線撮像素子の等価回路として
は、例えば図3に示されるよう構成をしていた。このよ
うな構成は、アンクールド インフラレッド フォーカ
ル プレーン アレイ ハビング 128×128 サ
ーモパイル デテクター エレメンツ「Uncoole
d infrared focal plane ar
ray having 128×128 thermo
pile detector elements」(S
PIE vol.2269 P.455 1994)の
論文に記載されている。
【0003】本図において、サーモパイル1を赤外線検
出器に使用し、その出力に読み出しトランジスタ2を接
続している。具体的には、赤外線の強度を温度差に変換
しその温度差を電圧に変換するサーモパイル又はサーモ
カップルを使った検出器1と、発生した電圧を電流に変
換する変換トランジスタ2と、トランジスタ2のドレイ
ン端子に接続されてこの電流を蓄積する蓄積容量CINT
6で一つの画素が構成される。また、変換トランジスタ
の動作点を決めるために、検出器1に直列にバイアス電
圧VBIASが印加されている。
【0004】蓄積容量6に蓄積された電荷はCCD又は
MOSスイッチ機構を介して外部へ読出されるが、CC
Dを使う場合には、蓄積容量6を垂直CCD20と併用
することもでき、図3はその場合を示している
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3において、装置の
S/Nを左右するノイズは、検知器1の等価的な抵抗に
発生するジョンソンノイズと変換トランジスタ2のチャ
ネル抵抗に発生するジョンソンノイズでほぼ決ってい
た。周知のように抵抗Rに発生するジョンソンノイズV
R は、
【0006】
【数1】 となる。
【0007】一方、MOSトランジスタのチャネル抵抗
に発生するノイズの入力(ゲート側)換算値VD は、M
OSトランジスタを弱い反転領域で動作させた場合、
【0008】
【数2】 となる。図3においては、検出器1の出力電圧が非常に
小さいため、ID はバイアス電圧VBIASで自由に決める
ことができる。ID を大きくすれば、ノイズVDを小さ
くできるが、そのID は所定の時間に渡って、蓄積容量
6 CINT に蓄積できる値のために限界を有している。
すなわち、CINT はその面積、厚み、材料などで容量や
耐圧に制限を受けており、通常用いられる数値として、
容量2pF、耐圧10Vを使った場合、33ms(TV
信号の1フレーム時間に相当)の時間において、蓄積で
きる最大電流を求めると600pAとなり、(2)式に
よるとノイズVD =950nV/√Hzとなる。
【0009】また、検出器の等価抵抗Rを200kΩと
すると、(1)式によりノイズVR=58nV/√Hz
となり、変換トランジスタのノイズが図3に示した回路
全体を支配していることになる。
【0010】これは、検知器性能を最大限に引出してい
るとは言えず、変換トランジスタのためにS/Nの劣化
を発生するという問題を有していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線撮像素子
は、赤外線の強度に応じた電圧信号を生成する検出器と
その電圧信号にバイアス電圧を加えた上で電流に変換す
る変換トランジスタと、バイアス電圧のみを電流に変換
する変換トランジスタと、この電流と前記信号電流との
差分を求め蓄積容量へ蓄積させる回路を備えている。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の赤外線撮像素子の一画素部分の一実
施例である。赤外線の強度を電圧信号に変換する検出器
1の一方が変換トランジスタ2のゲートに接続され、他
方にはバイアス電圧VBIASが加えられる。この結果変換
トランジスタ1のドレインには、IB +IS (バイアス
分+信号分)の電流が流れる。また、バイアス電圧はそ
のまま変換トランジスタ3のゲートにも印加されてお
り、そのドレインにIB1を発生させる。IB1はカレント
ミラー用トランジスタ4,5でIB2に変換され、蓄積容
量6にはIS +ΔB(ΔB=IB −IB2)が蓄積される
ことになる。
【0013】上記4個のトランジスタ2〜5のそれぞれ
の特性をそろえることにより、バイアス電流をキャンセ
ルでき、ΔBを十分小さくすることができる。4個のト
ランジスタをそれぞれ特性をそろえることは、集積回路
においては、比較的容易に実現できる。
【0014】ここで、ε=ΔB/IB =(IB −IB2
/IB とすると、このεを1%以下に抑えたとすると、
S は非常に小さいので、IB を従来の100倍にする
ことが可能になる。このとき前記ノイズVD は95nV
/√Hzとなり、ノイズを1/10にできる。さらに、
εを0.1%にできた場合、VD は30nV/√Hzと
なり、ほぼ検出器1のノイズ量と等価にできる。
【0015】
【数3】 よって、図1の構成を用いると、S/Nは、VD
D ′=14.5となるため、約23dBも改善される
こととなる。
【0016】図2は、図1の赤外線撮像素子を用いて、
2次元画像用CCD撮像デバイスを構成した図を表わし
ている。
【0017】2次元の画像情報を時系列の信号として取
り出す方式には、種々あるが、本図はいわゆるフレーム
転送(FT)方式を用いている。
【0018】すなわち、FT方式は、水平CCDと垂直
CCDのアレイを構成する。このアレイは、チャネルス
トップ拡散層によって電荷転送のチャネルを垂直方向に
分割し、水平画素数に対応する画素列を形成する。
【0019】一方、このチャネルストップに直交して転
送電極群を配列する。この電極群は上下二つにグルーピ
ングされ、上半分を受光CCD、下半分を信号電荷を一
時蓄積するCCDとして使われる。水平CCDでは、蓄
積領域から信号電荷を時系列の形で出力端に導くもので
ある。
【0020】具体的には、本図において、2次元状に配
列された本発明の赤外線撮像素子(画素)7と、垂直C
CD8、蓄積部9、水平CCD10、出力アンプ11か
ら構成される。画素毎の蓄積容量は垂直CCDと併用さ
れている。
【0021】φRは蓄積容量6をリセットするタイミン
グを決めるパルスで、VR はリセット電圧である。前記
ΔIB はトランジスタ4,5のバラツキにより正負のい
ずれにもなりうるのでVR は、蓄積容量6をΔIB の正
負のどちらにおいてもリセットできるよう例えば、VDD
の中心電圧VDD/2にしておかなければならない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の赤外線撮
像素子は信号電圧を電圧−電流変換するトランジスタの
バイアス分をキャンセルし、極力蓄積させないため、本
来のバイアス電流を増やすことができ、S/Nを大幅に
向上できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一画素の等価回路を示す図
である。
【図2】図1の赤外線撮像素子を用いた2次元画像用C
CD撮像デバイスの構成を示す図である。
【図3】従来の赤外線撮像素子の一画素の等価回路を示
す図である。
【符号の説明】 1 検出器 2 信号用変換トランジスタ 3 バイアス用変換トランジスタ 4,5 カレントミラー 6 蓄積容量 7 画素 8 垂直CCD 9 蓄積部 10 水平CCD 11 出力アンプ 20 CCD

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線強度に対応した電圧を発生する検
    出器と、前記電圧を電流に変換する第1のトランジスタ
    と、前記第1のトランジスタの電流信号を蓄積する蓄積
    容量とを一つの画素とする赤外線撮影素子において、前
    記検出器に印加されるバイアス電圧による前記第1のト
    ランジスタに流れるバイアス電流を相殺する電流制御手
    段を設けたことを特徴とする赤外線撮影素子。
  2. 【請求項2】 前記検出器は、サーモパイル若しくはサ
    ーモカップルを使用することを特徴とする請求項1記載
    の赤外線撮影素子。
  3. 【請求項3】 前記電流制御手段は、 前記バイアス電圧をゲート端子に印加される第2のトラ
    ンジスタと、 前記第1のトランジスタのドレイン端子に接続された第
    3のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのドレイン端子に接続された第
    4のトランジスタとを有し、 前記第3、第4のトランジスタとをカレントミラー接続
    したことを特徴とする請求項1記載の赤外線撮影素子。
  4. 【請求項4】 前記第1から第4のトランジスタは、特
    性がそろっていることを特徴とする請求項1記載の赤外
    線撮影素子。
  5. 【請求項5】 前記赤外線撮像素子の画素に励起された
    電荷は、2次元状に配列され、 垂直方向に転送する垂直CCDと、 一時蓄積する蓄積CCDと、 水平方向に読み出す水平CCDとにより時系列の形で出
    力されることを特徴とする請求項1記載の赤外線撮像素
    子。
  6. 【請求項6】 前記時系列の出力信号のリセット電圧
    は、前記第1から第4のトランジスタに印加される電源
    電圧の中心電圧とすることを特徴とする請求項5記載の
    赤外線撮像素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000106651A (ja) * 1999-10-01 2000-04-11 Nec Corp Fpn補正デ―タ作成方法及びそれを用いた撮像装置
US7361899B2 (en) 2005-12-27 2008-04-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Infrared sensor, infrared camera, method of driving infrared sensor, and method of driving infrared camera

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