JPH0937385A - コーン型スピーカ - Google Patents
コーン型スピーカInfo
- Publication number
- JPH0937385A JPH0937385A JP7178513A JP17851395A JPH0937385A JP H0937385 A JPH0937385 A JP H0937385A JP 7178513 A JP7178513 A JP 7178513A JP 17851395 A JP17851395 A JP 17851395A JP H0937385 A JPH0937385 A JP H0937385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- cone type
- slit
- resonance
- cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高域の大きなピークディップあるいは中域の
周波数特性上の大きなうねりを低く抑え、不快な共振音
のないコーン型スピーカを提供する。 【構成】 振動板1の内周と外周のほぼ中間あるいは外
周付近に、円弧の内角がおよそ70゜から110゜のス
リット4を設け、シール材5あるいは粘弾性材料で塞ぐ
構成とする。スリット4により非軸対称共振モードを励
起し、共振を分散させることによって高域における大き
なピークディップあるいは中域の周波数特性上のうねり
を低く抑える。
周波数特性上の大きなうねりを低く抑え、不快な共振音
のないコーン型スピーカを提供する。 【構成】 振動板1の内周と外周のほぼ中間あるいは外
周付近に、円弧の内角がおよそ70゜から110゜のス
リット4を設け、シール材5あるいは粘弾性材料で塞ぐ
構成とする。スリット4により非軸対称共振モードを励
起し、共振を分散させることによって高域における大き
なピークディップあるいは中域の周波数特性上のうねり
を低く抑える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中高域特性の改善を図
ったコーン型スピーカに関するものである。
ったコーン型スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型ステレオやラジカセなどの音響機器
においては、スペースやコストの制約上、1個のフルレ
ンジスピーカで広帯域を再生することが望まれている。
ところが一般に、1個のフルレンジスピーカで低域から
高域までを一様に再生することは難しい。低域を再生す
るためには振動面積が大きい方が有利であるが、振動面
積が大きいと高域において分割共振が発生し、周波数特
性上大きなピークディップを生じてしまうためである。
においては、スペースやコストの制約上、1個のフルレ
ンジスピーカで広帯域を再生することが望まれている。
ところが一般に、1個のフルレンジスピーカで低域から
高域までを一様に再生することは難しい。低域を再生す
るためには振動面積が大きい方が有利であるが、振動面
積が大きいと高域において分割共振が発生し、周波数特
性上大きなピークディップを生じてしまうためである。
【0003】従来、ごく一般的に用いられているコーン
型スピーカの振動板、エッジおよびダストキャップ部分
の説明断面図の一例を図18に示す。また図19に図1
8のコーン型スピーカを正面から見た図を示す。振動板
1は磁気回路からの駆動力を伝達するボイスコイルボビ
ン6に接着され、振動板1の内周部にはダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはエッジ3が、それぞれ接着
されている。
型スピーカの振動板、エッジおよびダストキャップ部分
の説明断面図の一例を図18に示す。また図19に図1
8のコーン型スピーカを正面から見た図を示す。振動板
1は磁気回路からの駆動力を伝達するボイスコイルボビ
ン6に接着され、振動板1の内周部にはダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはエッジ3が、それぞれ接着
されている。
【0004】このような構造のコーン型スピーカの周波
数特性を図20に示す。このコーン型スピーカは口径1
2cmであり、振動板1およびダストキャップ2はパル
プの抄紙によるものであり、エッジ3はウレタン材から
なっている。1.5kHzから2kHzにかけて大きな
周波数特性上のうねりがあるが、これはエッジ3の共振
によるものであり、3kHz以上の大きなピークディッ
プは振動板1の高次共振によるものである。
数特性を図20に示す。このコーン型スピーカは口径1
2cmであり、振動板1およびダストキャップ2はパル
プの抄紙によるものであり、エッジ3はウレタン材から
なっている。1.5kHzから2kHzにかけて大きな
周波数特性上のうねりがあるが、これはエッジ3の共振
によるものであり、3kHz以上の大きなピークディッ
プは振動板1の高次共振によるものである。
【0005】図21にコンピュータシミュレーションに
よる振動板1の4次共振モード(周波数約12kHz)
の4分割モデル図を示す。変形は実際の5000倍に拡
大して表示している。図21に示すようにスピーカの軸
に対称な共振となっている。このように軸対称なコーン
型スピーカでは、図21のような軸対称の共振モードが
発生しやすい。このように軸対称のみの共振の場合、2
次共振、3次共振といった整数倍の共振モードに共振が
集中するため、各々の共振モードで非常に大きなピーク
ディップを生じてしまう。振動板1のこれらの高次共振
によるピークディップは聴感上非常に耳障りであり、で
きるだけ高いピークが生じないことが望ましい。
よる振動板1の4次共振モード(周波数約12kHz)
の4分割モデル図を示す。変形は実際の5000倍に拡
大して表示している。図21に示すようにスピーカの軸
に対称な共振となっている。このように軸対称なコーン
型スピーカでは、図21のような軸対称の共振モードが
発生しやすい。このように軸対称のみの共振の場合、2
次共振、3次共振といった整数倍の共振モードに共振が
集中するため、各々の共振モードで非常に大きなピーク
ディップを生じてしまう。振動板1のこれらの高次共振
によるピークディップは聴感上非常に耳障りであり、で
きるだけ高いピークが生じないことが望ましい。
【0006】また、図22にコンピュータシミュレーシ
ョンによるエッジ共振モード(周波数約1.4kHz)
の4分割モデル図を示す。変形は実際の1000倍に拡
大して表示している。エッジ3の内周付近が折れ曲が
り、軸対称共振が発生していることがわかる。このエッ
ジ3の共振が2kHz付近の周波数特性上のうねりの原
因となっている。この中域に起こるエッジ3の共振によ
る周波数特性のうねりは音質上ないほうが望ましいこと
は言うまでもない。
ョンによるエッジ共振モード(周波数約1.4kHz)
の4分割モデル図を示す。変形は実際の1000倍に拡
大して表示している。エッジ3の内周付近が折れ曲が
り、軸対称共振が発生していることがわかる。このエッ
ジ3の共振が2kHz付近の周波数特性上のうねりの原
因となっている。この中域に起こるエッジ3の共振によ
る周波数特性のうねりは音質上ないほうが望ましいこと
は言うまでもない。
【0007】これらの周波数特性上の大きなピークディ
ップやうねりは、その共振が軸対称モードしかなく、特
定の周波数に集中して発生することに起因している。
ップやうねりは、その共振が軸対称モードしかなく、特
定の周波数に集中して発生することに起因している。
【0008】このようなことから、高域におけるピーク
ディップを低減する方法として、図23のようなコーン
型スピーカ用振動板が提案されている(特願平4−23
9099合公報)。図23の振動板11の斜線部12
は、振動板11の他の部分に比べて材料のヤング率を高
くし、内部損失を高くしている。これは抄紙したパルプ
をプレスするときに、斜線部12の部分のプレス圧を低
くし、他の部分のプレス圧を高くすることによって実現
できる。
ディップを低減する方法として、図23のようなコーン
型スピーカ用振動板が提案されている(特願平4−23
9099合公報)。図23の振動板11の斜線部12
は、振動板11の他の部分に比べて材料のヤング率を高
くし、内部損失を高くしている。これは抄紙したパルプ
をプレスするときに、斜線部12の部分のプレス圧を低
くし、他の部分のプレス圧を高くすることによって実現
できる。
【0009】図23の振動板を用いたコーン型スピーカ
では、高域において非軸対称の共振が励起され、軸対称
の共振と併せて共振が分散するため、各々のピークディ
ップは小さく抑えられ、聴感上耳障りな音が減少する。
では、高域において非軸対称の共振が励起され、軸対称
の共振と併せて共振が分散するため、各々のピークディ
ップは小さく抑えられ、聴感上耳障りな音が減少する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
の振動板構造で非軸対称共振モードを励起するためには
図23の振動板の斜線部12とそれ以外の部分で大きく
ヤング率および内部損失が変わらなければならない。し
たがって、振動板に使用するパルプ量やプレス圧の加減
によっては十分にヤング率、内部損失の格差がとれず、
十分な効果が得られない場合が起こる。また、プレスを
行わない振動板においては製造が難しい。
の振動板構造で非軸対称共振モードを励起するためには
図23の振動板の斜線部12とそれ以外の部分で大きく
ヤング率および内部損失が変わらなければならない。し
たがって、振動板に使用するパルプ量やプレス圧の加減
によっては十分にヤング率、内部損失の格差がとれず、
十分な効果が得られない場合が起こる。また、プレスを
行わない振動板においては製造が難しい。
【0011】また、この方法によると、非軸対称共振モ
ードは比較的高い周波数でしか励起されず、エッジ共振
による中域の周波数特性上のうねりなどを防ぐことがで
きない。
ードは比較的高い周波数でしか励起されず、エッジ共振
による中域の周波数特性上のうねりなどを防ぐことがで
きない。
【0012】本発明は、大きなピークディップの発生す
る高域において、確実に非軸対称共振モードを励起し、
共振を分散させてピークディップを低く抑えたコーン型
スピーカを提供すること、または、エッジ共振の発生す
る中域において、エッジに非軸対称共振モードを励起
し、中域の周波数特性上のうねりを低く抑えたコーン型
スピーカを提供することを目的とする。
る高域において、確実に非軸対称共振モードを励起し、
共振を分散させてピークディップを低く抑えたコーン型
スピーカを提供すること、または、エッジ共振の発生す
る中域において、エッジに非軸対称共振モードを励起
し、中域の周波数特性上のうねりを低く抑えたコーン型
スピーカを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のコーン型スピーカは、振動板の外周と内周
のほぼ中間で、内周側と外周側の面積比をおよそ1対4
から1対2に分割する円周上に、円弧の内角がおよそ7
0゜から110゜の範囲であるスリットを複数個設け、
振動板材料より柔軟な材料、あるいは粘弾性材料によっ
てスリットを塞ぐ構成とする。
め、本発明のコーン型スピーカは、振動板の外周と内周
のほぼ中間で、内周側と外周側の面積比をおよそ1対4
から1対2に分割する円周上に、円弧の内角がおよそ7
0゜から110゜の範囲であるスリットを複数個設け、
振動板材料より柔軟な材料、あるいは粘弾性材料によっ
てスリットを塞ぐ構成とする。
【0014】また、振動板の外周半径のおよそ8割から
9割程度の半径の円周上に、円弧の内角がおよそ70゜
から110゜の範囲であるスリットを複数個設け、振動
板材料より柔軟な材料、あるいは粘弾性材料によってス
リットを塞ぐ構成とする。
9割程度の半径の円周上に、円弧の内角がおよそ70゜
から110゜の範囲であるスリットを複数個設け、振動
板材料より柔軟な材料、あるいは粘弾性材料によってス
リットを塞ぐ構成とする。
【0015】また、上記構成を合わせ持つ構成とする。
【0016】
【作用】上記構成をとることにより、スリットより外側
にはスリットとスリットの間からのみ駆動力が伝達さ
れ、スリットのある円弧の外側の振動板部分はスリット
により分割されているため、スリットとスリットの間か
ら伝達されてきた駆動力が側方から加わり、また、スリ
ットより内側とは独立して振動することができるため高
域においては非軸対称共振モードが確実に発生する。
にはスリットとスリットの間からのみ駆動力が伝達さ
れ、スリットのある円弧の外側の振動板部分はスリット
により分割されているため、スリットとスリットの間か
ら伝達されてきた駆動力が側方から加わり、また、スリ
ットより内側とは独立して振動することができるため高
域においては非軸対称共振モードが確実に発生する。
【0017】まず、スリットを振動板の外周と内周のほ
ぼ中間で、内周側と外周側の面積比をおよそ1対4から
1対2に分割する円周上に設けており、振動板のほぼ中
央にスリットがあるため振動板に分割共振が発生する高
域において非軸対称共振モードが発生し、高域における
ピークディップが低く抑えられる。
ぼ中間で、内周側と外周側の面積比をおよそ1対4から
1対2に分割する円周上に設けており、振動板のほぼ中
央にスリットがあるため振動板に分割共振が発生する高
域において非軸対称共振モードが発生し、高域における
ピークディップが低く抑えられる。
【0018】また、スリットを振動板の外周半径のおよ
そ8割から9割程度の半径の円周上に設けた時、エッジ
の分割共振が発生する中域において、振動板の外周部分
もエッジの共振に励起され、スリットの外側の部分のみ
がエッジの共振で大きく振動やすくなり、エッジの非軸
対称共振モードが励起される。よって、エッジ共振モー
ドが分散し、中域の周波数特性上のうねりを低く抑える
ことができる。
そ8割から9割程度の半径の円周上に設けた時、エッジ
の分割共振が発生する中域において、振動板の外周部分
もエッジの共振に励起され、スリットの外側の部分のみ
がエッジの共振で大きく振動やすくなり、エッジの非軸
対称共振モードが励起される。よって、エッジ共振モー
ドが分散し、中域の周波数特性上のうねりを低く抑える
ことができる。
【0019】さらに、上記2種のスリットを合わせ持つ
構成をとることにより、高域におけるピークディップ及
び中域の周波数特性上のうねりを低く抑えることができ
る。
構成をとることにより、高域におけるピークディップ及
び中域の周波数特性上のうねりを低く抑えることができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0021】本実施例では口径12cmのパルプ材抄紙
による振動板を用いたコーン型スピーカを例にとってい
る。
による振動板を用いたコーン型スピーカを例にとってい
る。
【0022】図1において、振動板1は磁気回路からの
駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、振
動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3が、
それぞれ接着されている。そして振動板1の内周側と外
周側の面積比をおよそ1対4に分割する円周上に、幅が
約0.5mmのスリット4が設けられている。スリット
4は図2に示すように円弧の内角が約90゜であり、2
ヶ所対称な位置に設けられている。キャビネットに装着
したときの密閉を確保するため、スリット4には裏側か
らウレタン材質のシール材が張り付けられている。
駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、振
動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3が、
それぞれ接着されている。そして振動板1の内周側と外
周側の面積比をおよそ1対4に分割する円周上に、幅が
約0.5mmのスリット4が設けられている。スリット
4は図2に示すように円弧の内角が約90゜であり、2
ヶ所対称な位置に設けられている。キャビネットに装着
したときの密閉を確保するため、スリット4には裏側か
らウレタン材質のシール材が張り付けられている。
【0023】以上のように構成されたコーン型スピーカ
について、その動作を説明する。振動板1が分割共振し
ない中低域においてはスリット4の外側と内側は同じ位
相でピストン振動するが、分割共振が発生する高域にお
いては、振動板1のスリット4の外側の部分は、2つの
スリットの間を振動板1の内側から伝達してきた力が両
脇から加わり、しかもスリット4によって振動板1の内
側と外側が分割されているため、スリット4の外側は内
側と違う位相で共振を起こすため、結果的に非軸対称共
振モードが発生する。
について、その動作を説明する。振動板1が分割共振し
ない中低域においてはスリット4の外側と内側は同じ位
相でピストン振動するが、分割共振が発生する高域にお
いては、振動板1のスリット4の外側の部分は、2つの
スリットの間を振動板1の内側から伝達してきた力が両
脇から加わり、しかもスリット4によって振動板1の内
側と外側が分割されているため、スリット4の外側は内
側と違う位相で共振を起こすため、結果的に非軸対称共
振モードが発生する。
【0024】図3にコンピュータシミュレーションによ
る振動板1の4次共振モード(周波数約12kHz)の
4分割モデル図を示す。変形は実際の5000倍に拡大
して表示している。スリット4の外周側と内周側で振動
板の変形の位相が異なっており、非軸対称共振モードが
励起されていることがわかる。
る振動板1の4次共振モード(周波数約12kHz)の
4分割モデル図を示す。変形は実際の5000倍に拡大
して表示している。スリット4の外周側と内周側で振動
板の変形の位相が異なっており、非軸対称共振モードが
励起されていることがわかる。
【0025】図4に本実施例のコーン型スピーカの周波
数特性を示す。従来スピーカの周波数特性(図20)に
比べ2次共振以上の共振モードが多くの周波数に分散し
ピークディップが低く抑えられていることがわかる。
数特性を示す。従来スピーカの周波数特性(図20)に
比べ2次共振以上の共振モードが多くの周波数に分散し
ピークディップが低く抑えられていることがわかる。
【0026】なお、スリット4の円弧の内角は70゜か
ら110゜の間に設定すると効果が得られるが、本実施
例のコーン型スピーカにおいては特に70゜から90゜
に設定し、線対称に2ヶ所設けると最も効果があった。
ら110゜の間に設定すると効果が得られるが、本実施
例のコーン型スピーカにおいては特に70゜から90゜
に設定し、線対称に2ヶ所設けると最も効果があった。
【0027】また、スリット4を設ける円弧の半径は、
コーン型振動板の外周と内周のほぼ中間で、内周側と外
周側の面積比をおよそ1対4から1対2に分割する円周
上に設けると効果が得られる。スリット4を設ける円弧
の半径を大きめにすると、非軸対称共振モードの得られ
る周波数が下がり、小さめにすると、非軸対称共振モー
ドの得られる周波数が上がる。本実施例では7kHz以
上の周波数で非軸対称共振モードを得るため、内周側と
外周側の面積比を1対4と、円弧の半径をやや小さめに
設定すると、最も効果が得られた。
コーン型振動板の外周と内周のほぼ中間で、内周側と外
周側の面積比をおよそ1対4から1対2に分割する円周
上に設けると効果が得られる。スリット4を設ける円弧
の半径を大きめにすると、非軸対称共振モードの得られ
る周波数が下がり、小さめにすると、非軸対称共振モー
ドの得られる周波数が上がる。本実施例では7kHz以
上の周波数で非軸対称共振モードを得るため、内周側と
外周側の面積比を1対4と、円弧の半径をやや小さめに
設定すると、最も効果が得られた。
【0028】また、スリット4は本実施例では0.5m
mの幅を設けたが、単に切断されているだけでも十分効
果がある。もちろん0.5mmより幅が広くても良い。
mの幅を設けたが、単に切断されているだけでも十分効
果がある。もちろん0.5mmより幅が広くても良い。
【0029】図5は本発明の第2の実施例におけるコー
ン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説明
断面図である。図6は本実施例の振動板を正面から見た
図である。本実施例では第1の実施例と同じく口径12
cmのパルプ材抄紙による振動板を用いたコーン型スピ
ーカを例にとっている。
ン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説明
断面図である。図6は本実施例の振動板を正面から見た
図である。本実施例では第1の実施例と同じく口径12
cmのパルプ材抄紙による振動板を用いたコーン型スピ
ーカを例にとっている。
【0030】構成はほぼ第1の実施例と同様であるが、
キャビネットに取り付けたときの密閉を確保するため、
第1の実施例ではスリット4にシール材5を張り付けて
いたが、本実施例では粘弾性材料7を塗布しスリット4
を粘弾性材料で埋めることによって密閉を確保してい
る。粘弾性材料7は塗布後、振動板1よりも柔軟な状態
がつづき、密閉が保たれる材料であれば何でも良い。本
実施例では、ゴム系の塗料を使用している。
キャビネットに取り付けたときの密閉を確保するため、
第1の実施例ではスリット4にシール材5を張り付けて
いたが、本実施例では粘弾性材料7を塗布しスリット4
を粘弾性材料で埋めることによって密閉を確保してい
る。粘弾性材料7は塗布後、振動板1よりも柔軟な状態
がつづき、密閉が保たれる材料であれば何でも良い。本
実施例では、ゴム系の塗料を使用している。
【0031】本実施例の動作は第1の実施例とほぼ同様
である。本実施例のように、スリット4を塞ぐ手段とし
て粘弾性材料の塗布という方法をとれば、シール材を張
り付けるという作業に比べて簡単に済み、生産性を向上
させることが出来る。
である。本実施例のように、スリット4を塞ぐ手段とし
て粘弾性材料の塗布という方法をとれば、シール材を張
り付けるという作業に比べて簡単に済み、生産性を向上
させることが出来る。
【0032】図7は本発明の第3の実施例におけるコー
ン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説明
断面図である。図8は本実施例の振動板を正面から見た
図である。本実施例では口径12cmのパルプ材抄紙に
よる振動板を用いたコーン型スピーカを例にとってい
る。
ン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説明
断面図である。図8は本実施例の振動板を正面から見た
図である。本実施例では口径12cmのパルプ材抄紙に
よる振動板を用いたコーン型スピーカを例にとってい
る。
【0033】図7において、振動板1は磁気回路からの
駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、振
動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3が、
それぞれ接着されている。そして振動板1の外周半径の
およそ8割程度の半径の円周上に、幅が約0.5mmの
スリット4が設けられている。スリット4は図8に示す
ように円弧の内角が約90゜であり、2ヶ所対称な位置
に設けられている。キャビネットに装着したときの密閉
を確保するため、スリット4には裏側からウレタン材質
のシール材が張り付けられている。
駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、振
動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3が、
それぞれ接着されている。そして振動板1の外周半径の
およそ8割程度の半径の円周上に、幅が約0.5mmの
スリット4が設けられている。スリット4は図8に示す
ように円弧の内角が約90゜であり、2ヶ所対称な位置
に設けられている。キャビネットに装着したときの密閉
を確保するため、スリット4には裏側からウレタン材質
のシール材が張り付けられている。
【0034】以上のように構成された本実施例のコーン
型スピーカについて、その動作を説明する。
型スピーカについて、その動作を説明する。
【0035】本実施例では、第1および第2の実施例と
同じくスリット4によって非軸対称共振モードを励起
し、そのメカニズムも第1および第2の実施例での説明
とほぼ同様である。本実施例では振動板1の外周付近に
スリットを設けているため、振動板1の分割共振、ある
いはエッジの共振の起こり始める中域において、非軸対
称共振モードが励起される。
同じくスリット4によって非軸対称共振モードを励起
し、そのメカニズムも第1および第2の実施例での説明
とほぼ同様である。本実施例では振動板1の外周付近に
スリットを設けているため、振動板1の分割共振、ある
いはエッジの共振の起こり始める中域において、非軸対
称共振モードが励起される。
【0036】図9にコンピュータシミュレーションによ
るエッジ共振モード(周波数約1.4kHz)の4分割
モデル図を示す。変形は実際の1000倍に拡大して表
示している。スリット4の外周側と内周側で振動板の変
形の位相が異なっており、エッジにおいて非軸対称共振
モードが励起されていることがわかる。
るエッジ共振モード(周波数約1.4kHz)の4分割
モデル図を示す。変形は実際の1000倍に拡大して表
示している。スリット4の外周側と内周側で振動板の変
形の位相が異なっており、エッジにおいて非軸対称共振
モードが励起されていることがわかる。
【0037】図10に本実施例のコーン型スピーカの周
波数特性を示す。従来スピーカの周波数特性(図20)
に比べ2kHz付近の周波数特性上の大きなうねりが緩
和されていることがわかる。
波数特性を示す。従来スピーカの周波数特性(図20)
に比べ2kHz付近の周波数特性上の大きなうねりが緩
和されていることがわかる。
【0038】なお、スリット4の円弧の内角は70゜か
ら110゜の間に設定すると効果が得られるが、本実施
例のコーン型スピーカにおいては特に90゜から110
゜に設定し、線対称に2ヶ所設けると最も効果があっ
た。
ら110゜の間に設定すると効果が得られるが、本実施
例のコーン型スピーカにおいては特に90゜から110
゜に設定し、線対称に2ヶ所設けると最も効果があっ
た。
【0039】また、スリット4は本実施例では0.5m
mの幅を設けたが、単に切断されているだけでも十分効
果がある。もちろん0.5mmより幅が広くても良い。
mの幅を設けたが、単に切断されているだけでも十分効
果がある。もちろん0.5mmより幅が広くても良い。
【0040】図11は本発明の第4の実施例におけるコ
ーン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説
明断面図である。図12は本実施例の振動板を正面から
見た図である。本実施例では第3の実施例と同じく口径
12cmのパルプ材抄紙による振動板を用いたコーン型
スピーカを例にとっている。
ーン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説
明断面図である。図12は本実施例の振動板を正面から
見た図である。本実施例では第3の実施例と同じく口径
12cmのパルプ材抄紙による振動板を用いたコーン型
スピーカを例にとっている。
【0041】構成はほぼ第3の実施例と同様であるが、
キャビネットに取り付けたときの密閉を確保するため、
第3の実施例ではスリット4にシール材5を張り付けて
いたが、本実施例では粘弾性材料7を塗布しスリット4
を粘弾性材料で埋めることによって密閉を確保してい
る。粘弾性材料7は塗布後、振動板1よりも柔軟な状態
がつづき、密閉が保たれる材料であれば何でも良い。本
実施例では、ゴム系の塗料を使用している。
キャビネットに取り付けたときの密閉を確保するため、
第3の実施例ではスリット4にシール材5を張り付けて
いたが、本実施例では粘弾性材料7を塗布しスリット4
を粘弾性材料で埋めることによって密閉を確保してい
る。粘弾性材料7は塗布後、振動板1よりも柔軟な状態
がつづき、密閉が保たれる材料であれば何でも良い。本
実施例では、ゴム系の塗料を使用している。
【0042】本実施例の動作は第3の実施例とほぼ同様
である。本実施例のように、スリット4を塞ぐ手段とし
て粘弾性材料の塗布という方法をとれば、シール材を張
り付けるという作業に比べて簡単に済み、生産性を向上
させることが出来る。
である。本実施例のように、スリット4を塞ぐ手段とし
て粘弾性材料の塗布という方法をとれば、シール材を張
り付けるという作業に比べて簡単に済み、生産性を向上
させることが出来る。
【0043】図13は本発明の第5の実施例におけるコ
ーン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説
明断面図である。図14は本実施例の振動板を正面から
見た図である。本実施例では第3の実施例と同じく口径
12cmのパルプ材抄紙による振動板を用いたコーン型
スピーカを例にとっている。
ーン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説
明断面図である。図14は本実施例の振動板を正面から
見た図である。本実施例では第3の実施例と同じく口径
12cmのパルプ材抄紙による振動板を用いたコーン型
スピーカを例にとっている。
【0044】図13において、振動板1は磁気回路から
の駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、
振動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャッ
プ2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3
が、それぞれ接着されている。そして振動板1の外周半
径のおよそ9割程度の半径の円周上に、幅が約0.5m
mのスリット4が設けられている。スリット4は図14
に示すように円弧の内角が約90゜であり、2ヶ所対称
な位置に設けられている。また、スリット4は振動板と
エッジの接着部8によって裏側から覆われている。
の駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、
振動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャッ
プ2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3
が、それぞれ接着されている。そして振動板1の外周半
径のおよそ9割程度の半径の円周上に、幅が約0.5m
mのスリット4が設けられている。スリット4は図14
に示すように円弧の内角が約90゜であり、2ヶ所対称
な位置に設けられている。また、スリット4は振動板と
エッジの接着部8によって裏側から覆われている。
【0045】本実施例の動作は第3の実施例とほぼ同様
である。上記のように、スリット4を振動板1とエッジ
3との接着部8で塞いでいるため、第3あるいは第4の
実施例のようにスリット4を塞ぐ別の手段を必要としな
いため、より生産性を向上させることが出来る。
である。上記のように、スリット4を振動板1とエッジ
3との接着部8で塞いでいるため、第3あるいは第4の
実施例のようにスリット4を塞ぐ別の手段を必要としな
いため、より生産性を向上させることが出来る。
【0046】図15は本発明の第6の実施例におけるコ
ーン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説
明断面図である。図16は本実施例の振動板を正面から
見た図である。本実施例では口径12cmのパルプ材抄
紙による振動板を用いたコーン型スピーカを例にとって
いる。
ーン型スピーカの振動板、エッジ、ダストキャップの説
明断面図である。図16は本実施例の振動板を正面から
見た図である。本実施例では口径12cmのパルプ材抄
紙による振動板を用いたコーン型スピーカを例にとって
いる。
【0047】図15おいて、振動板1は磁気回路からの
駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、振
動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3が、
それぞれ接着されている。そして振動板1の内周側と外
周側の面積比をおよそ1対4に分割する円周上に、幅が
約0.5mmのスリット4aが設けられている。また、
振動板1の外周半径のおよそ9割程度の半径の円周上
に、幅が約0.5mmのスリット4bが設けられてい
る。スリット4a、4bは図16に示すように円弧の内
角が約90゜であり、スリット4a、4bとも2ヶ所ず
つ対称な位置に設けられている。キャビネットに装着し
たときの密閉を確保するため、スリット4aには裏側か
らウレタン材質のシール材が張り付けられている。ま
た、スリット4bは振動板とエッジの接着部8によって
裏側から覆われている。
駆動力を伝達するボイスコイルボビン6に接着され、振
動板1の内周部にはパルプの抄紙によるダストキャップ
2が、振動板1の外周部にはウレタン材のエッジ3が、
それぞれ接着されている。そして振動板1の内周側と外
周側の面積比をおよそ1対4に分割する円周上に、幅が
約0.5mmのスリット4aが設けられている。また、
振動板1の外周半径のおよそ9割程度の半径の円周上
に、幅が約0.5mmのスリット4bが設けられてい
る。スリット4a、4bは図16に示すように円弧の内
角が約90゜であり、スリット4a、4bとも2ヶ所ず
つ対称な位置に設けられている。キャビネットに装着し
たときの密閉を確保するため、スリット4aには裏側か
らウレタン材質のシール材が張り付けられている。ま
た、スリット4bは振動板とエッジの接着部8によって
裏側から覆われている。
【0048】本実施例のコーン型スピーカは、第1の実
施例と第5の実施例の動作を併せもつものである。即
ち、高域においては振動板1の内周と外周のほぼ中間の
位置にあるスリット4aによって非軸対称共振モードが
励起され大きなピークディップを低く抑える。一方、中
域においては振動板1の外周付近にあるスリット4bに
よって非軸対称共振モードが励起され、周波数特性上の
うねりが緩和される。
施例と第5の実施例の動作を併せもつものである。即
ち、高域においては振動板1の内周と外周のほぼ中間の
位置にあるスリット4aによって非軸対称共振モードが
励起され大きなピークディップを低く抑える。一方、中
域においては振動板1の外周付近にあるスリット4bに
よって非軸対称共振モードが励起され、周波数特性上の
うねりが緩和される。
【0049】図17に本実施例のコーン型スピーカの周
波数特性を示す。従来スピーカの周波数特性(図20)
に比べ2次共振以上の共振モードが多くの周波数に分散
しピークディップが低く抑えられており、2kHz付近
の周波数特性上の大きなうねりが緩和されていることが
わかる。
波数特性を示す。従来スピーカの周波数特性(図20)
に比べ2次共振以上の共振モードが多くの周波数に分散
しピークディップが低く抑えられており、2kHz付近
の周波数特性上の大きなうねりが緩和されていることが
わかる。
【0050】なお、本発明の全ての実施例ではスピーカ
として12cmのコーン型フルレンジスピーカを例にと
ったが、本発明はマルチウェイスピーカのウーハやミッ
ドレンジなど、あるいはもっと小口径のフルレンジスピ
ーカ、コーン型ツィータなど、コーン型スピーカ全てに
おいて、ピークディップの低減、周波数特性上のうねり
の低減効果が得られることは言うまでもない。
として12cmのコーン型フルレンジスピーカを例にと
ったが、本発明はマルチウェイスピーカのウーハやミッ
ドレンジなど、あるいはもっと小口径のフルレンジスピ
ーカ、コーン型ツィータなど、コーン型スピーカ全てに
おいて、ピークディップの低減、周波数特性上のうねり
の低減効果が得られることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】第1または第2の実施例におけるコーン
型スピーカによれば、2次以上の高次共振の発生する周
波数帯域において非軸対称共振モードを励起できるた
め、軸対称共振モード以外に共振を分散させることがで
きるため、共振がある特定のモードに集中することによ
る大きなピークディップの発生を低く抑えることがで
き、共振による耳障りな共振音を防ぐことができる。
型スピーカによれば、2次以上の高次共振の発生する周
波数帯域において非軸対称共振モードを励起できるた
め、軸対称共振モード以外に共振を分散させることがで
きるため、共振がある特定のモードに集中することによ
る大きなピークディップの発生を低く抑えることがで
き、共振による耳障りな共振音を防ぐことができる。
【0052】第3、第4または第5の実施例におけるコ
ーン型スピーカによれば、エッジ共振の発生する周波数
帯域において、エッジおよび振動板外周部に非軸対称共
振モードを励起できるため、軸対称共振モード以外に共
振を分散させることができ、共振がある特定のモードに
集中することによる大きな周波数特性上のうねりを低く
抑えることができ、音質低下を防ぐことができる。
ーン型スピーカによれば、エッジ共振の発生する周波数
帯域において、エッジおよび振動板外周部に非軸対称共
振モードを励起できるため、軸対称共振モード以外に共
振を分散させることができ、共振がある特定のモードに
集中することによる大きな周波数特性上のうねりを低く
抑えることができ、音質低下を防ぐことができる。
【0053】第6の実施例におけるコーン型スピーカに
よれば、2次以上の高次共振の発生する周波数帯域とエ
ッジ共振の発生する周波数帯域において、振動板および
エッジに非軸対称共振モードを励起できるため、軸対称
共振モード以外に共振を分散させることができ、共振が
ある特定のモードに集中することによる大きなピークデ
ィップ、大きな周波数特性上のうねりを低く抑えること
ができ、耳障りな共振音を防ぎ音質低下を防ぐことがで
きる。
よれば、2次以上の高次共振の発生する周波数帯域とエ
ッジ共振の発生する周波数帯域において、振動板および
エッジに非軸対称共振モードを励起できるため、軸対称
共振モード以外に共振を分散させることができ、共振が
ある特定のモードに集中することによる大きなピークデ
ィップ、大きな周波数特性上のうねりを低く抑えること
ができ、耳障りな共振音を防ぎ音質低下を防ぐことがで
きる。
【0054】また、第2または第4の実施例におけるコ
ーン型スピーカによれば、スリットをシール材の張り付
けのかわりに粘弾性材料の塗布によって塞ぐため、作業
が簡単化され、生産性の向上がはかれる。
ーン型スピーカによれば、スリットをシール材の張り付
けのかわりに粘弾性材料の塗布によって塞ぐため、作業
が簡単化され、生産性の向上がはかれる。
【0055】また、第5の実施例におけるコーン型スピ
ーカによれば、スリットを振動板とエッジの接着部を利
用して塞ぐため、スリットを塞ぐ余分な作業を増やすこ
となく生産できる。
ーカによれば、スリットを振動板とエッジの接着部を利
用して塞ぐため、スリットを塞ぐ余分な作業を増やすこ
となく生産できる。
【図1】本発明の第1の実施例のコーン型スピーカの断
面図
面図
【図2】同正面図
【図3】本発明の第1の実施例のコーン型スピーカの高
域における4次共振モードのコンピュータシミュレーシ
ョン図
域における4次共振モードのコンピュータシミュレーシ
ョン図
【図4】本発明の第1の実施例のコーン型スピーカの周
波数特性図
波数特性図
【図5】本発明の第2の実施例のコーン型スピーカの断
面図
面図
【図6】同正面図
【図7】本発明の第3の実施例のコーン型スピーカの断
面図
面図
【図8】同正面図
【図9】本発明の第3の実施例のコーン型スピーカの高
域におけるエッジ共振モードのコンピュータシミュレー
ション図
域におけるエッジ共振モードのコンピュータシミュレー
ション図
【図10】本発明の第1の実施例のコーン型スピーカの
周波数特性図
周波数特性図
【図11】本発明の第4の実施例のコーン型スピーカの
断面図
断面図
【図12】同正面図
【図13】本発明の第5の実施例のコーン型スピーカの
断面図
断面図
【図14】同正面図
【図15】本発明の第6の実施例のコーン型スピーカの
断面図
断面図
【図16】同正面図
【図17】同周波数特性図
【図18】従来のコーン型スピーカの断面図
【図19】同正面図
【図20】同周波数特性図
【図21】従来のコーン型スピーカの高域における4次
共振モードのコンピュータシミュレーション図
共振モードのコンピュータシミュレーション図
【図22】従来のコーン型スピーカの高域におけるエッ
ジ共振モードのコンピュータシミュレーション図
ジ共振モードのコンピュータシミュレーション図
【図23】非軸対称共振モードを励起させる従来のコー
ン型スピーカの振動板の正面図
ン型スピーカの振動板の正面図
1 振動板 2 ダストキャップ 3 エッジ 4、4a、4b スリット 5 シール材 6 ボイスコイルボビン 7 粘弾性材料 8 振動板−エッジ接着部
Claims (6)
- 【請求項1】 コーン型振動板の外周と内周のほぼ中間
で、内周側と外周側の面積比をおよそ1対4から1対2
に分割する円周上に、円弧の内角がおよそ70゜から1
10゜の範囲であるスリットを複数個設け、前記コーン
型振動板の表側または裏側から前記スリットを塞ぐよう
に前記コーン型振動板よりも柔軟な材質のシール材を張
り付けたことを特徴とするコーン型スピーカ。 - 【請求項2】 前記シール材の張り付けに変えて粘弾性
材料を塗布したことを特徴とする請求項1記載のコーン
型スピーカ。 - 【請求項3】 コーン型振動板の外周半径のおよそ8割
から9割程度の半径の円周上に、円弧の内角がおよそ7
0゜から110゜の範囲であるスリットを複数個設け、
前記コーン型振動板の表側または裏側から前記スリット
を塞ぐように前記コーン型振動板よりも柔軟な材質のシ
ール材を張り付けたことを特徴とするコーン型スピー
カ。 - 【請求項4】 前記シール材の張り付けに変えて粘弾性
材料を塗布したことを特徴とする請求項3記載のコーン
型スピーカ。 - 【請求項5】 コーン型振動板の外周半径のおよそ8割
から9割程度の半径の円周上に、円弧の内角がおよそ7
0゜から110゜の範囲であるスリットを複数個設け、
前記コーン型振動板の外周部に取り付けられたエッジと
前記コーン型振動板との接着部が前記スリットを覆い、
エッジ材料によってスリットを塞ぐよう構成したことを
特徴とするコーン型スピーカ。 - 【請求項6】 コーン型振動板の外周と内周のほぼ中間
で、内周側と外周側の面積比をおよそ1対4から1対2
に分割する円周上に、円弧の内角がおよそ70゜から1
10゜の範囲であるスリットを複数個設けた第1のスリ
ット群と、前記コーン型振動板の外周半径のおよそ8割
から9割程度の半径の円周上に、円弧の内角がおよそ7
0゜から110゜の範囲であるスリットを複数個設けた
第2のスリット群を備え、第1のスリット群は前記コー
ン型振動板材料よりも柔軟な材質のシール材の張り付
け、あるいは粘弾性材料の塗布によって塞がれ、第2の
スリット群は前記コーン型振動板材料よりも柔軟な材質
のシール材の張り付け、あるいは粘弾性材料の塗布、あ
るいは前記コーン型振動板の外周部に取り付けられたエ
ッジの前記コーン型振動板との接着部によって塞がれた
ことを特徴とするコーン型スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7178513A JPH0937385A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | コーン型スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7178513A JPH0937385A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | コーン型スピーカ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0937385A true JPH0937385A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16049794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7178513A Pending JPH0937385A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | コーン型スピーカ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0937385A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6832106B2 (en) | 2002-05-21 | 2004-12-14 | Foster Electric Co., Ltd. | Electroacoustic transducer |
| JP2006196962A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Foster Electric Co Ltd | 電気音響変換器用振動板 |
| JP2009089301A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | デジタル増幅装置 |
| CN102118672A (zh) * | 2011-03-28 | 2011-07-06 | 苏州上声电子有限公司 | 扬声器振动膜片及扬声器 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7178513A patent/JPH0937385A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6832106B2 (en) | 2002-05-21 | 2004-12-14 | Foster Electric Co., Ltd. | Electroacoustic transducer |
| JP2006196962A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Foster Electric Co Ltd | 電気音響変換器用振動板 |
| JP2009089301A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Panasonic Corp | デジタル増幅装置 |
| CN102118672A (zh) * | 2011-03-28 | 2011-07-06 | 苏州上声电子有限公司 | 扬声器振动膜片及扬声器 |
| EP2506599A2 (en) * | 2011-03-28 | 2012-10-03 | Suzhou Sonavox Electronics Co., Ltd. | A diaphragm used in a loudspeaker and a loudspeaker |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8135164B2 (en) | Speaker | |
| US10334367B2 (en) | Electroacoustic transducer | |
| JP4407229B2 (ja) | スピーカ用振動板およびこれを用いたスピーカ | |
| JP3930126B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH10257589A (ja) | 振動板及びこの振動板を備えるマイクロホン装置 | |
| JPH0937385A (ja) | コーン型スピーカ | |
| JPS5912699A (ja) | 複合型スピ−カ | |
| JP2004312599A (ja) | スピーカ | |
| JP3985627B2 (ja) | スピーカ | |
| JP2009130666A (ja) | 電気音響変換器 | |
| JPH05316590A (ja) | 楕円形スピーカ | |
| JP3089863B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH09327088A (ja) | スピーカ | |
| JP3962135B2 (ja) | 逆ドーム型スピーカ | |
| JPH10126882A (ja) | スピーカ | |
| JPH10336790A (ja) | スピーカ | |
| JP3807039B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH08140175A (ja) | ダブルコーンスピーカ | |
| JP3136822B2 (ja) | スピーカ及びその製造方法 | |
| JPH0241988Y2 (ja) | ||
| JP3125519B2 (ja) | スピーカ | |
| JPH09312897A (ja) | 電気音響変換器 | |
| JP2568682Y2 (ja) | 複合型スピーカ | |
| JPH08116583A (ja) | ダブルコーンスピーカ | |
| JPH0984180A (ja) | スピーカ |