JPH093781A - 接着布 - Google Patents
接着布Info
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- JPH093781A JPH093781A JP17557795A JP17557795A JPH093781A JP H093781 A JPH093781 A JP H093781A JP 17557795 A JP17557795 A JP 17557795A JP 17557795 A JP17557795 A JP 17557795A JP H093781 A JPH093781 A JP H093781A
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- acrylonitrile
- adhesive
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- alkyl acrylate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、接着剤の粒子を一定の大きさに
することにより、基布、とくに芯地の繊維の間に滲み込
まない、高い接着力を有する接着芯地を提供することを
目的とする。 【構成】 この発明は、粒子径10〜80μmのアクリ
ロニトリル−アルキルアクリレート系共重合体粒子から
なる接着剤を有する接着布に関する。
することにより、基布、とくに芯地の繊維の間に滲み込
まない、高い接着力を有する接着芯地を提供することを
目的とする。 【構成】 この発明は、粒子径10〜80μmのアクリ
ロニトリル−アルキルアクリレート系共重合体粒子から
なる接着剤を有する接着布に関する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は、粒子径10〜8
0μmのアクリロニトリル−アルキルアクリレート系共
重合体粒子を含むペーストを芯地基布に付着し、乾燥、
焼結した接着芯地に関する。
0μmのアクリロニトリル−アルキルアクリレート系共
重合体粒子を含むペーストを芯地基布に付着し、乾燥、
焼結した接着芯地に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、接着布、とくに接着芯地は、粒子
径が0.1〜1μmのアクリロニトリル−アルキルアク
リレート系共重合体粒子を含むペーストを、芯地基布に
付与した後、乾燥、焼結することにより製造されてい
る。¬しかし、この芯地は、共重合体が乾燥、焼結時に
増粘効果が失われて低粘度化すると、共重合体粒子が芯
地内に滲み込むため、表地との接着力が得られないとい
う問題があった。また、特公昭48−1981号、特公
昭50−22634号、特公昭51−24618号等に
開示されているアクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト系共重合体の粉体は、粒子径が100〜1000μm
と大きく、ペースト化できないという問題があった。
径が0.1〜1μmのアクリロニトリル−アルキルアク
リレート系共重合体粒子を含むペーストを、芯地基布に
付与した後、乾燥、焼結することにより製造されてい
る。¬しかし、この芯地は、共重合体が乾燥、焼結時に
増粘効果が失われて低粘度化すると、共重合体粒子が芯
地内に滲み込むため、表地との接着力が得られないとい
う問題があった。また、特公昭48−1981号、特公
昭50−22634号、特公昭51−24618号等に
開示されているアクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト系共重合体の粉体は、粒子径が100〜1000μm
と大きく、ペースト化できないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この出願発明者等は、
接着剤の粒子を一定の大きさにすることにより、基布、
とくに芯地の繊維の間に滲み込まないことを見いだしこ
の出願発明を完成したものであり、この出願発明は、こ
れらの従来の接着芯地の持つ問題点を解消した高い接着
力を有する接着芯地を提供することを目的とする。
接着剤の粒子を一定の大きさにすることにより、基布、
とくに芯地の繊維の間に滲み込まないことを見いだしこ
の出願発明を完成したものであり、この出願発明は、こ
れらの従来の接着芯地の持つ問題点を解消した高い接着
力を有する接着芯地を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、粒子径
10〜80μmのアクリロニトリル−アルキルアクリレ
ート系共重合体粒子を含むペーストを基布、とくに芯地
基布に付着し、乾燥、焼結した接着布、とくに接着芯地
に関する。
10〜80μmのアクリロニトリル−アルキルアクリレ
ート系共重合体粒子を含むペーストを基布、とくに芯地
基布に付着し、乾燥、焼結した接着布、とくに接着芯地
に関する。
【0005】粒子径10〜80μmのアクリロニトリル
−アルキルアクリレート系共重合体は、懸濁重合あるい
は大きい粒子を粉砕することにより得られるが、懸濁重
合物が好ましい。アクリロニトリル−アルキルアクリレ
ート系共重合体としては、アクリロニトリル−エチルア
クリレート共重合体、スチレン−アクリロニトリル−ア
ルキルアクリレート共重合体、グリシジルアクリレート
−アクリロニトリル−アルキルアクリレート共重合体、
グリシジルメタクリレート−アクリロニトリル−アルキ
ルアクリレートなどが適している。
−アルキルアクリレート系共重合体は、懸濁重合あるい
は大きい粒子を粉砕することにより得られるが、懸濁重
合物が好ましい。アクリロニトリル−アルキルアクリレ
ート系共重合体としては、アクリロニトリル−エチルア
クリレート共重合体、スチレン−アクリロニトリル−ア
ルキルアクリレート共重合体、グリシジルアクリレート
−アクリロニトリル−アルキルアクリレート共重合体、
グリシジルメタクリレート−アクリロニトリル−アルキ
ルアクリレートなどが適している。
【0006】アクリロニトリル−エチルアクリレート共
重合体において、アクリロニトル及びエチルアクリレー
トと共重合可能な単量体としては、スチレン、アクリル
アミドとその誘導体、酢酸ビニル、アクリル酸、アルキ
ルメタクリレート、他のアルキルアクリレート等があ
り、それらを共重合してもよい。
重合体において、アクリロニトル及びエチルアクリレー
トと共重合可能な単量体としては、スチレン、アクリル
アミドとその誘導体、酢酸ビニル、アクリル酸、アルキ
ルメタクリレート、他のアルキルアクリレート等があ
り、それらを共重合してもよい。
【0007】アクリロニトリル−エチルアクリレート共
重合体は、アクリロニトリルとエチルアクリレートとの
組成割合はアクリロニトリル含量が20〜65重量%及
びエチルアクリレート含量が80〜35重量%が好まし
い。アクリロニトリル含量20重量%以下及びエチルア
クリレート含量80重量%以上になれば、耐水性、耐ア
ルカリ性及び耐溶剤性が悪くなることがあり、これを用
いた融着芯地は布地との接着の耐性、特に耐洗濯性及び
耐ドライクリーニング性が劣ることがある。またアクリ
ロニトリル含量65重量%以上及びエチルアクリレート
含量35重量%以下になれば、融解温度が150℃以上
の高温となり、これを用いた融着芯地は布地との接着性
不良となることがあり、無理に高温で融着すると布地を
損傷または変質させることがある。なお、アクリロニト
リル−エチルアクリレート共重合体の固有粘度(30℃
のジメチルホルムアミド溶媒を用いて)は0.3〜0.
8で、融解温度は80〜150℃であるのが好ましい。
重合体は、アクリロニトリルとエチルアクリレートとの
組成割合はアクリロニトリル含量が20〜65重量%及
びエチルアクリレート含量が80〜35重量%が好まし
い。アクリロニトリル含量20重量%以下及びエチルア
クリレート含量80重量%以上になれば、耐水性、耐ア
ルカリ性及び耐溶剤性が悪くなることがあり、これを用
いた融着芯地は布地との接着の耐性、特に耐洗濯性及び
耐ドライクリーニング性が劣ることがある。またアクリ
ロニトリル含量65重量%以上及びエチルアクリレート
含量35重量%以下になれば、融解温度が150℃以上
の高温となり、これを用いた融着芯地は布地との接着性
不良となることがあり、無理に高温で融着すると布地を
損傷または変質させることがある。なお、アクリロニト
リル−エチルアクリレート共重合体の固有粘度(30℃
のジメチルホルムアミド溶媒を用いて)は0.3〜0.
8で、融解温度は80〜150℃であるのが好ましい。
【0008】スチレン−アクリロニトリル−アルキルア
クリレート三元共重合体の構成成分としてのアルキルア
クリレートは、そのアルキル基の炭素数が1〜4のもの
で、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピ
ルアクリレート及びブチルアクリレートがあるが、この
出願発明の芯地用熱溶融接着剤としては、得られる共重
合体の加工性、接着強度及びその耐性等の観点より特に
エチルアクリレートが好適である。
クリレート三元共重合体の構成成分としてのアルキルア
クリレートは、そのアルキル基の炭素数が1〜4のもの
で、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピ
ルアクリレート及びブチルアクリレートがあるが、この
出願発明の芯地用熱溶融接着剤としては、得られる共重
合体の加工性、接着強度及びその耐性等の観点より特に
エチルアクリレートが好適である。
【0009】スチレン、アクリロニトリル及びアルキル
アクリレートと共重合可能なコモノマーとしては、アク
リルアミドとその誘導体、酢酸ビニル、メタクリロニト
リル、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、アクリル
酸、グリシジルメタクリレート、他のアルキルアクリレ
ート等があり、それらを共重合してもよい。スチレン−
アクリロニトリル−アルキルアクリレート共重合体は、
固有粘度(30℃ジメチルホルムアミド溶媒)が0.3
〜0.7で、且つ60℃〜150℃の融解温度を有する
ことが望ましい。また、スチレン−アクリロニトリル−
アルキルアクリレート三元共重合体は、スチレンとアク
リロニトリルとアルキルアクリレートとの組成割合はス
チレン含量3〜30重量%、アクリロニトリル含量20
〜50重量%及びアルキルアクリレート含量20〜77
重量%が好ましい。
アクリレートと共重合可能なコモノマーとしては、アク
リルアミドとその誘導体、酢酸ビニル、メタクリロニト
リル、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、アクリル
酸、グリシジルメタクリレート、他のアルキルアクリレ
ート等があり、それらを共重合してもよい。スチレン−
アクリロニトリル−アルキルアクリレート共重合体は、
固有粘度(30℃ジメチルホルムアミド溶媒)が0.3
〜0.7で、且つ60℃〜150℃の融解温度を有する
ことが望ましい。また、スチレン−アクリロニトリル−
アルキルアクリレート三元共重合体は、スチレンとアク
リロニトリルとアルキルアクリレートとの組成割合はス
チレン含量3〜30重量%、アクリロニトリル含量20
〜50重量%及びアルキルアクリレート含量20〜77
重量%が好ましい。
【0010】スチレン含量が3重量%以下になれば、耐
水性、耐アルカリ性が悪くなることがあり、これを用い
た接着芯地は布地との接着の耐洗濯性が劣ることがあ
り、スチレン含量が30重量%以上になれば、耐溶剤性
が悪くなることがあり、これを用いた接着芯地は耐ドラ
イクリーニング性が劣ることがある。アクリロニトリル
含量20重量%以下またはアルキルアクリレート含量が
77重量%以上になれば、耐水性、耐アルカリ性及び耐
溶剤性が悪くなることがあり、これを用いた接着芯地は
布地との接着の耐性、特に耐洗濯性及び耐ドライクリー
ニング性が劣ることがある。またアクリロニトリル含量
が50重量%以上またはアルキルアクリレート含量が2
0重量%以下であれば、融解温度が150℃以上の高温
となり、これを用いた接着芯地は布地との接着が不良と
なることがあり、無理に高温で融着すると布地を損傷ま
たは変質させることがある。なお、とくに、接着芯地を
表地などと接着した後の接着剤の耐性が要求され場合に
は、接着剤に熱架橋性のグリシジルアクリレート−アク
リロニトリル−アルキルアクリレート共重合体またはグ
リシジルメタアクリレート−アクリロニトリル−アルキ
ルアクリレート共重合体を用いるとよい。
水性、耐アルカリ性が悪くなることがあり、これを用い
た接着芯地は布地との接着の耐洗濯性が劣ることがあ
り、スチレン含量が30重量%以上になれば、耐溶剤性
が悪くなることがあり、これを用いた接着芯地は耐ドラ
イクリーニング性が劣ることがある。アクリロニトリル
含量20重量%以下またはアルキルアクリレート含量が
77重量%以上になれば、耐水性、耐アルカリ性及び耐
溶剤性が悪くなることがあり、これを用いた接着芯地は
布地との接着の耐性、特に耐洗濯性及び耐ドライクリー
ニング性が劣ることがある。またアクリロニトリル含量
が50重量%以上またはアルキルアクリレート含量が2
0重量%以下であれば、融解温度が150℃以上の高温
となり、これを用いた接着芯地は布地との接着が不良と
なることがあり、無理に高温で融着すると布地を損傷ま
たは変質させることがある。なお、とくに、接着芯地を
表地などと接着した後の接着剤の耐性が要求され場合に
は、接着剤に熱架橋性のグリシジルアクリレート−アク
リロニトリル−アルキルアクリレート共重合体またはグ
リシジルメタアクリレート−アクリロニトリル−アルキ
ルアクリレート共重合体を用いるとよい。
【0011】グリシジルアクリレート、又はグリシジル
メタクリレート、アクリロニトル及びアルキルアクリレ
ートと共重合可能なコモノマーとしては、酢酸ビニル、
スチレン、ビニルトルエン、アクリル酸、メタクリル
酸、アルキルメタクリレート、他のアクリルアクリレー
ト等があり、それらを共重合させてもよい。グリシジル
アクリレート−アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト三元共重合体又はグリシジルメタクリレート−アクリ
ロニトリル−アルキルアクリレート三共重合体は、グリ
シジルアクリレート又はグリシジルメタクリレート含量
1〜20重量%、アクリロニトリル含量20〜50重量
%及びアルキルアクリレート(アルキル基の炭素数は1
〜4)含量30〜79重量%からなり(モノマー混合全
量は100重量%)、固有粘度(30℃ジメチルホルム
アミド溶媒)が0.2〜0.8で、且つ50℃〜150
℃の融解温度を有するグリシジルアクリレート−アクリ
ロニトリル−アルキルアクリレート三元共重合体又はグ
リシジルアクリレート−アクリロニトリル−アルキルメ
タクリレート三元共重合体を得ることができる。
メタクリレート、アクリロニトル及びアルキルアクリレ
ートと共重合可能なコモノマーとしては、酢酸ビニル、
スチレン、ビニルトルエン、アクリル酸、メタクリル
酸、アルキルメタクリレート、他のアクリルアクリレー
ト等があり、それらを共重合させてもよい。グリシジル
アクリレート−アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト三元共重合体又はグリシジルメタクリレート−アクリ
ロニトリル−アルキルアクリレート三共重合体は、グリ
シジルアクリレート又はグリシジルメタクリレート含量
1〜20重量%、アクリロニトリル含量20〜50重量
%及びアルキルアクリレート(アルキル基の炭素数は1
〜4)含量30〜79重量%からなり(モノマー混合全
量は100重量%)、固有粘度(30℃ジメチルホルム
アミド溶媒)が0.2〜0.8で、且つ50℃〜150
℃の融解温度を有するグリシジルアクリレート−アクリ
ロニトリル−アルキルアクリレート三元共重合体又はグ
リシジルアクリレート−アクリロニトリル−アルキルメ
タクリレート三元共重合体を得ることができる。
【0012】グリシジルアクリレート−アクリロニトリ
ル−アルキルアクリレート三元共重合体又はグリシジル
メタクリレート−アクリロニトリル−アルキルアクリレ
ート三共重合体に於いて、グリシジルアクリレート又は
グリシジルメタクリレートとアクリロニトリルとアルキ
ルアクリレートとの組成割合は、グリシジルアクリレー
ト又はグリシジルメタクリレート含量1〜20重量%、
アクリロニトリル含量20〜50重量%、アルキルアク
リレート含量が3〜79重量%が好ましい。グリシジル
アクリレート又はグリシジルメタクリレート含量が1重
量%以下になれば架橋硬化による耐水性及び耐熱性が悪
くなることがあり、これを用いた接着芯地は布地との接
着の耐高温洗濯性が劣ることがある。一方、グリシジル
アクリレート又はグリシジルメタクリレート含量が20
重量%以上になれば、安定性が悪くなることがあり、こ
れを用いた接着芯地は貯蔵寿命がやや劣ることがある。
アクリロニトリル含量が20重量%以下またはアルキル
アクリレート含量が79重量%以上になれば、耐水性、
耐アルカリ性及び耐溶剤性が悪くなることがあり、これ
を用いた接着芯地は布地との接着の耐性、特に耐洗濯性
及び耐ドライクリーニング性が劣ることがある。またア
クリロニトリル含量が50重量%以上またはアルキルア
クリレート含量が30重量%以下になれば、融解温度が
150℃以上の高温となり、これを用いた接着芯地は布
地との接着が不良となることがあり、無理に高温で接着
すると布地を損傷または変質させることがある。
ル−アルキルアクリレート三元共重合体又はグリシジル
メタクリレート−アクリロニトリル−アルキルアクリレ
ート三共重合体に於いて、グリシジルアクリレート又は
グリシジルメタクリレートとアクリロニトリルとアルキ
ルアクリレートとの組成割合は、グリシジルアクリレー
ト又はグリシジルメタクリレート含量1〜20重量%、
アクリロニトリル含量20〜50重量%、アルキルアク
リレート含量が3〜79重量%が好ましい。グリシジル
アクリレート又はグリシジルメタクリレート含量が1重
量%以下になれば架橋硬化による耐水性及び耐熱性が悪
くなることがあり、これを用いた接着芯地は布地との接
着の耐高温洗濯性が劣ることがある。一方、グリシジル
アクリレート又はグリシジルメタクリレート含量が20
重量%以上になれば、安定性が悪くなることがあり、こ
れを用いた接着芯地は貯蔵寿命がやや劣ることがある。
アクリロニトリル含量が20重量%以下またはアルキル
アクリレート含量が79重量%以上になれば、耐水性、
耐アルカリ性及び耐溶剤性が悪くなることがあり、これ
を用いた接着芯地は布地との接着の耐性、特に耐洗濯性
及び耐ドライクリーニング性が劣ることがある。またア
クリロニトリル含量が50重量%以上またはアルキルア
クリレート含量が30重量%以下になれば、融解温度が
150℃以上の高温となり、これを用いた接着芯地は布
地との接着が不良となることがあり、無理に高温で接着
すると布地を損傷または変質させることがある。
【0013】ペーストは、懸濁重合により得られたアク
リロニトリル−アルキルアクリレート系共重合体粒子を
含む重合物溶液、特に50%程度の溶液に、アクリル
酸、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸アンモニウムな
どの増粘剤、分散剤、水を加えてペーストにすることが
好ましい。とくに、懸濁重合により得られたアクリロニ
トリル−アルキルアクリレート系共重合体粒子を、分散
剤や増粘剤と共に水に加えてペーストにすることが好ま
しい。
リロニトリル−アルキルアクリレート系共重合体粒子を
含む重合物溶液、特に50%程度の溶液に、アクリル
酸、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸アンモニウムな
どの増粘剤、分散剤、水を加えてペーストにすることが
好ましい。とくに、懸濁重合により得られたアクリロニ
トリル−アルキルアクリレート系共重合体粒子を、分散
剤や増粘剤と共に水に加えてペーストにすることが好ま
しい。
【0014】基布としては、不織布、織布、編布、これ
らの複合布が使用されるが、芯地基布が好ましい。とく
に、点状の熱接着部を多数形成した部分熱接着不織布
(ポイントシール不織布)、水流絡合不織布、またはこ
れらの不織布にチェーンステッチやデンビステッチなど
により編み構造を複合したものがよい。
らの複合布が使用されるが、芯地基布が好ましい。とく
に、点状の熱接着部を多数形成した部分熱接着不織布
(ポイントシール不織布)、水流絡合不織布、またはこ
れらの不織布にチェーンステッチやデンビステッチなど
により編み構造を複合したものがよい。
【0015】ペーストは、スクリーンなどを用いて、基
布上にドット状などの模様状に付着させるか、あるいは
一旦離型紙又はフィルム上などに付着した後、基布に転
写する方法等により行うことかできるが、ペーストをス
クリーンなどにより基布上に付着することが好ましい。
なお、1個のドットの面積は0.1〜3mm2で、ドッ
トの数は10〜200個/cm2であることが好まし
い。
布上にドット状などの模様状に付着させるか、あるいは
一旦離型紙又はフィルム上などに付着した後、基布に転
写する方法等により行うことかできるが、ペーストをス
クリーンなどにより基布上に付着することが好ましい。
なお、1個のドットの面積は0.1〜3mm2で、ドッ
トの数は10〜200個/cm2であることが好まし
い。
【0016】ペーストは基布、とくに、芯地基布にドッ
ト状、線状、格子状などの模様状に付与することができ
るが、芯地基布へドット状に付与することが好ましい。
ドット状の付与としては、通常の方法が使用されるが、
スクリーンによるものが好ましい。なお、1個のドット
の面積は、0.1〜3mm2で、ドットの数は10〜2
00/cm2であることが望ましい。
ト状、線状、格子状などの模様状に付与することができ
るが、芯地基布へドット状に付与することが好ましい。
ドット状の付与としては、通常の方法が使用されるが、
スクリーンによるものが好ましい。なお、1個のドット
の面積は、0.1〜3mm2で、ドットの数は10〜2
00/cm2であることが望ましい。
【0017】基布、とくに、芯地基布上にドット状に付
与されたペーストは、ドライヤーで加熱され、乾燥、焼
結される。加熱によりドット状の形態でペーストは水が
蒸発して乾燥し、更に共重合体が共重合体粒子と共重合
体粒子の間及び共重合体粒子と基布との間で融着して焼
結する。
与されたペーストは、ドライヤーで加熱され、乾燥、焼
結される。加熱によりドット状の形態でペーストは水が
蒸発して乾燥し、更に共重合体が共重合体粒子と共重合
体粒子の間及び共重合体粒子と基布との間で融着して焼
結する。
【0018】乾燥、焼結は共重合体粒子と共重合体粒
子、及び基布と共重合体粒子を融着させる手段であれば
よいが、とくに、熱風や赤外線等による加熱が好まし
い。
子、及び基布と共重合体粒子を融着させる手段であれば
よいが、とくに、熱風や赤外線等による加熱が好まし
い。
【0019】この出願発明により、共重合体粒子は、繊
維の間に滲み込むことがないので、塗布した接着剤を有
効に使用することができ、また、余分な接着剤が繊維の
間に含まれていないので、基布が本来の柔軟性を保ち、
とくに、芯地基布の場合には、表地と裏地の性質をその
まま発現することができる。
維の間に滲み込むことがないので、塗布した接着剤を有
効に使用することができ、また、余分な接着剤が繊維の
間に含まれていないので、基布が本来の柔軟性を保ち、
とくに、芯地基布の場合には、表地と裏地の性質をその
まま発現することができる。
【0020】以下、具体的に実施例によりこの出願発明
を説明する。
を説明する。
実施例1 懸濁重合により製造した粒子径が10〜80μmのアク
リロニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アク
リロニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート
含量53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶
媒中での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含
む懸濁重合物溶液に、ポリアクリル酸と界面活性剤とア
ンモニア水と水を加えてペーストを形成した。なお、こ
のペーストの乾燥時の各成分の重量割合は、共重合体1
00重量部に対して、界面活性剤1.3重量部、ポリア
クリル酸3.5重量部であった。このペーストを、繊維
長38mm、繊度1デニールのポリエステル繊維からな
るウェブを水流絡合した目付25g/m2の不織布製の
芯地用基布の上に、ランダムパターンのスクリーンを使
用してドット状に付着させた。なお、ドットの数は37
個/cm2で、1個のドットの面積は0.36mm2であ
った。次に、ペーストの付着した基布を120℃の温度
でドライヤーにより1分間加熱することにより、乾燥、
焼結して、接着剤が14g/m2付着した接着芯地を得
た。このようにして作製した接着芯地は、繊維の間にア
クリロニトリル−エチルアクリレート共重合体の接着剤
がほとんど滲み込んでいなかった。この接着芯地をウー
ル100%ギャバジン布に、プレス機により温度140
℃で接着した後、「JIS L 1086 接着しん地
試験方法 6.19はく離強さ」に準じて、引張試験機
により剥離強度を測定したところ、1.8kg/5cm
幅と良好な接着力を示した。
リロニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アク
リロニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート
含量53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶
媒中での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含
む懸濁重合物溶液に、ポリアクリル酸と界面活性剤とア
ンモニア水と水を加えてペーストを形成した。なお、こ
のペーストの乾燥時の各成分の重量割合は、共重合体1
00重量部に対して、界面活性剤1.3重量部、ポリア
クリル酸3.5重量部であった。このペーストを、繊維
長38mm、繊度1デニールのポリエステル繊維からな
るウェブを水流絡合した目付25g/m2の不織布製の
芯地用基布の上に、ランダムパターンのスクリーンを使
用してドット状に付着させた。なお、ドットの数は37
個/cm2で、1個のドットの面積は0.36mm2であ
った。次に、ペーストの付着した基布を120℃の温度
でドライヤーにより1分間加熱することにより、乾燥、
焼結して、接着剤が14g/m2付着した接着芯地を得
た。このようにして作製した接着芯地は、繊維の間にア
クリロニトリル−エチルアクリレート共重合体の接着剤
がほとんど滲み込んでいなかった。この接着芯地をウー
ル100%ギャバジン布に、プレス機により温度140
℃で接着した後、「JIS L 1086 接着しん地
試験方法 6.19はく離強さ」に準じて、引張試験機
により剥離強度を測定したところ、1.8kg/5cm
幅と良好な接着力を示した。
【0021】比較例1 乳化重合により製造した粒子径が0.1〜1μmのアク
リロニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アク
リロニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート
含量53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶
媒中での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含
むペーストを、繊維長38mm、繊度1デニールのポリ
エステル繊維からなるウェブを水流絡合した目付25g
/m2の不織布製の芯地用基布の上に、ランダムパター
ンのスクリーンを使用してドット状に付着させた。な
お、ドットの数は37個/cm2で、1個のドットの面
積は0.36mm2であった。次に、ペーストの付着し
た基布を120℃の温度でドライヤーにより1分間加熱
することにより、乾燥、焼結して、接着剤が14g/m
2付着した接着芯地を得た。このようにして作製した接
着芯地は、繊維の間にアクリロニトリル−エチルアクリ
レート共重合体の接着剤が滲み込んでおり、風合が硬い
感触となっていた。この接着芯地をウール100%ギャ
バジン布に、プレス機により温度140℃で接着した
後、引張試験機により剥離強度を測定したところ、0.
3kg/5cm幅と接着力が実施例1と比べて劣ってい
た。
リロニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アク
リロニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート
含量53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶
媒中での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含
むペーストを、繊維長38mm、繊度1デニールのポリ
エステル繊維からなるウェブを水流絡合した目付25g
/m2の不織布製の芯地用基布の上に、ランダムパター
ンのスクリーンを使用してドット状に付着させた。な
お、ドットの数は37個/cm2で、1個のドットの面
積は0.36mm2であった。次に、ペーストの付着し
た基布を120℃の温度でドライヤーにより1分間加熱
することにより、乾燥、焼結して、接着剤が14g/m
2付着した接着芯地を得た。このようにして作製した接
着芯地は、繊維の間にアクリロニトリル−エチルアクリ
レート共重合体の接着剤が滲み込んでおり、風合が硬い
感触となっていた。この接着芯地をウール100%ギャ
バジン布に、プレス機により温度140℃で接着した
後、引張試験機により剥離強度を測定したところ、0.
3kg/5cm幅と接着力が実施例1と比べて劣ってい
た。
【0022】実施例2 繊維長38mm、繊度1デニールのナイロン繊維からな
るウェブを部分熱融着した目付20g/m2の不織布
(ポイントシール不織布)にチェーンステッチを施した
芯地用基布の上に、粒子径が10〜80μmのアクリロ
ニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アクリロ
ニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート含量
53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶媒中
での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含むペ
ーストを、ランダムパターンのスクリーンを使用してド
ット状に付着させた。なお、ドットの数は37個/cm
2で、1個のドットの面積は0.36mm2であった。ま
た、ペーストの乾燥時の各成分の重量割合は、共重合体
100重量部に対して、界面活性材1.3重量部、ポリ
アクリル酸3.5重量部であった。次に、ペーストの付
着した基布を120℃の温度でドライヤーにより1分間
加熱することにより、乾燥、焼結して、接着剤が12g
/m2付着した接着芯地を得た。このようにして作製し
た接着芯地は、繊維の間にアクリロニトリル−エチルア
クリレート共重合体の接着剤がほとんど滲み込んでいな
かった。この接着芯地をウール100%ギャバジン布
に、プレス機により温度130℃で接着した後、引張試
験機により剥離強度を測定したところ、1.5kg/5
cm幅と良好な接着力を示した。
るウェブを部分熱融着した目付20g/m2の不織布
(ポイントシール不織布)にチェーンステッチを施した
芯地用基布の上に、粒子径が10〜80μmのアクリロ
ニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アクリロ
ニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート含量
53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶媒中
での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含むペ
ーストを、ランダムパターンのスクリーンを使用してド
ット状に付着させた。なお、ドットの数は37個/cm
2で、1個のドットの面積は0.36mm2であった。ま
た、ペーストの乾燥時の各成分の重量割合は、共重合体
100重量部に対して、界面活性材1.3重量部、ポリ
アクリル酸3.5重量部であった。次に、ペーストの付
着した基布を120℃の温度でドライヤーにより1分間
加熱することにより、乾燥、焼結して、接着剤が12g
/m2付着した接着芯地を得た。このようにして作製し
た接着芯地は、繊維の間にアクリロニトリル−エチルア
クリレート共重合体の接着剤がほとんど滲み込んでいな
かった。この接着芯地をウール100%ギャバジン布
に、プレス機により温度130℃で接着した後、引張試
験機により剥離強度を測定したところ、1.5kg/5
cm幅と良好な接着力を示した。
【0023】比較例2 繊維長38mm、繊度1デニールのナイロン繊維からな
るウェブを部分熱融着した目付20g/m2の不織布
(ポイントシール不織布)にチェーンステッチを施した
芯地用基布の上に、粒子径が0.1〜1μmのアクリロ
ニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アクリロ
ニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート含量
53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶媒中
での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含むペ
ーストを、ランダムパターンのスクリーンを使用してド
ット状に付着させた。なお、ドットの数は37個/cm
2で、1個のドットの面積は0.36mm2であった。次
に、ペーストの付着した基布を120℃の温度でドライ
ヤーにより1分間加熱することにより、乾燥、焼結し
て、接着剤が12g/m2付着した接着芯地を得た。こ
のようにして作製した接着芯地は、繊維の間にアクリロ
ニトリル−エチルアクリレート共重合体の接着剤が滲み
込んでおり、風合が硬い感触となっていた。この接着芯
地をウール100%ギャバジン布に、プレス機により温
度130℃で接着した後、引張試験機により剥離強度を
測定したところ、0.2kg/5cm幅と接着力が実施
例2と比べて劣っていた。
るウェブを部分熱融着した目付20g/m2の不織布
(ポイントシール不織布)にチェーンステッチを施した
芯地用基布の上に、粒子径が0.1〜1μmのアクリロ
ニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子(アクリロ
ニトリル含量46.8重量%、エチルアクリレート含量
53.2重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶媒中
での固有粘度0.491、融解温度119℃)を含むペ
ーストを、ランダムパターンのスクリーンを使用してド
ット状に付着させた。なお、ドットの数は37個/cm
2で、1個のドットの面積は0.36mm2であった。次
に、ペーストの付着した基布を120℃の温度でドライ
ヤーにより1分間加熱することにより、乾燥、焼結し
て、接着剤が12g/m2付着した接着芯地を得た。こ
のようにして作製した接着芯地は、繊維の間にアクリロ
ニトリル−エチルアクリレート共重合体の接着剤が滲み
込んでおり、風合が硬い感触となっていた。この接着芯
地をウール100%ギャバジン布に、プレス機により温
度130℃で接着した後、引張試験機により剥離強度を
測定したところ、0.2kg/5cm幅と接着力が実施
例2と比べて劣っていた。
【0024】実施例3 粒子径が10〜80μmのスチレン−アクリロニトリル
−エチルアクリレート共重合体粒子(スチレン含量1
2.5重量%、アクリロニトリル含量34.8重量%、
エチルアクリレート含量52.7重量%、30℃のジメ
チルホルムアミド溶媒中での固有粘度0.406、融解
温度122℃)を含む懸濁重合物溶液に、ポリアクリル
酸と界面活性剤とアンモニア水と水を加えてペーストを
形成した。なお、このペーストの乾燥時の各成分の重量
割合は、共重合体100重量部に対して、界面活性剤
1.3重量部、ポリアクリル酸3.5重量部であった。
このペーストを、繊維長38mm、繊度1デニールのポ
リエステル繊維からなるウェブを水流絡合した目付25
g/m2の不織布製の芯地用基布の上に、ランダムパタ
ーンのスクリーンを使用してドット状に付着させた。な
お、ドットの数は37個/cm2で、1個のドットの面
積は0.36mm2であった。次に、ペーストの付着し
た基布を120℃の温度でドライヤーにより1分間加熱
することにより、乾燥、焼結して、接着剤が14g/m
2付着した接着芯地を得た。このようにして作製した接
着芯地は、繊維の間にスチレン−アクリロニトリル−エ
チルアクリレート共重合体の接着剤がほとんど滲み込ん
でいなかった。この接着芯地をウール100%ギャバジ
ン布に、プレス機により温度140℃で接着した後、引
張試験機により剥離強度を測定したところ、1.6kg
/5cm幅と良好な接着力を示した。
−エチルアクリレート共重合体粒子(スチレン含量1
2.5重量%、アクリロニトリル含量34.8重量%、
エチルアクリレート含量52.7重量%、30℃のジメ
チルホルムアミド溶媒中での固有粘度0.406、融解
温度122℃)を含む懸濁重合物溶液に、ポリアクリル
酸と界面活性剤とアンモニア水と水を加えてペーストを
形成した。なお、このペーストの乾燥時の各成分の重量
割合は、共重合体100重量部に対して、界面活性剤
1.3重量部、ポリアクリル酸3.5重量部であった。
このペーストを、繊維長38mm、繊度1デニールのポ
リエステル繊維からなるウェブを水流絡合した目付25
g/m2の不織布製の芯地用基布の上に、ランダムパタ
ーンのスクリーンを使用してドット状に付着させた。な
お、ドットの数は37個/cm2で、1個のドットの面
積は0.36mm2であった。次に、ペーストの付着し
た基布を120℃の温度でドライヤーにより1分間加熱
することにより、乾燥、焼結して、接着剤が14g/m
2付着した接着芯地を得た。このようにして作製した接
着芯地は、繊維の間にスチレン−アクリロニトリル−エ
チルアクリレート共重合体の接着剤がほとんど滲み込ん
でいなかった。この接着芯地をウール100%ギャバジ
ン布に、プレス機により温度140℃で接着した後、引
張試験機により剥離強度を測定したところ、1.6kg
/5cm幅と良好な接着力を示した。
【0025】実施例4 粒子径が10〜80μmのグリシジルメタクリレート−
アクリロニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子
(グリシジルメタクリレート含量4.5重量%、アクリ
ロニトリル含量29.9重量%、エチルアクリレート含
量65.6重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶媒
中での固有粘度0.439、融解温度103℃)を含む
懸濁重合物溶液に、ポリアクリル酸と界面活性剤とアン
モニア水と水を加えてペーストを形成した。なお、この
ペーストの乾燥時の各成分の重量割合は、共重合体10
0重量部に対して、界面活性剤1.3重量部、ポリアク
リル酸3.5重量部であった。このペーストを、繊維長
38mm、繊度1デニールのポリエステル繊維からなる
ウェブを水流絡合した目付25g/m2の不織布製の芯
地用基布の上に、ランダムパターンのスクリーンを使用
してドット状に付着させた。なお、ドットの数は37個
/cm2で、1個のドットの面積は0.36mm2であっ
た。次に、ペーストの付着した基布を120℃の温度で
ドライヤーにより1分間加熱することにより、乾燥、焼
結して、接着剤が14g/m2付着した接着芯地を得
た。このようにして作製した接着芯地は、繊維の間にグ
リシジルメタクリレート−アクリロニトリル−エチルア
クリレート共重合体の接着剤がほとんど滲み込んでいな
かった。この接着芯地をウール100%ギャバジン布
に、プレス機により温度140℃で接着した後、引張試
験機により剥離強度を測定したところ、1.5kg/5
cm幅と良好な接着力を示した。
アクリロニトリル−エチルアクリレート共重合体粒子
(グリシジルメタクリレート含量4.5重量%、アクリ
ロニトリル含量29.9重量%、エチルアクリレート含
量65.6重量%、30℃のジメチルホルムアミド溶媒
中での固有粘度0.439、融解温度103℃)を含む
懸濁重合物溶液に、ポリアクリル酸と界面活性剤とアン
モニア水と水を加えてペーストを形成した。なお、この
ペーストの乾燥時の各成分の重量割合は、共重合体10
0重量部に対して、界面活性剤1.3重量部、ポリアク
リル酸3.5重量部であった。このペーストを、繊維長
38mm、繊度1デニールのポリエステル繊維からなる
ウェブを水流絡合した目付25g/m2の不織布製の芯
地用基布の上に、ランダムパターンのスクリーンを使用
してドット状に付着させた。なお、ドットの数は37個
/cm2で、1個のドットの面積は0.36mm2であっ
た。次に、ペーストの付着した基布を120℃の温度で
ドライヤーにより1分間加熱することにより、乾燥、焼
結して、接着剤が14g/m2付着した接着芯地を得
た。このようにして作製した接着芯地は、繊維の間にグ
リシジルメタクリレート−アクリロニトリル−エチルア
クリレート共重合体の接着剤がほとんど滲み込んでいな
かった。この接着芯地をウール100%ギャバジン布
に、プレス機により温度140℃で接着した後、引張試
験機により剥離強度を測定したところ、1.5kg/5
cm幅と良好な接着力を示した。
【0026】
【発明の効果】アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト系共重合体粒子の粒子径が10〜80μmであるの
で、ペースト化でき、しかも、乾燥、焼結時に低粘度化
しても芯地基布に滲み込まないので、芯地基布を汚染す
ることがなく、風合いがよく、しかも、表地との高い接
着力のある接着芯地とすることができる。
ト系共重合体粒子の粒子径が10〜80μmであるの
で、ペースト化でき、しかも、乾燥、焼結時に低粘度化
しても芯地基布に滲み込まないので、芯地基布を汚染す
ることがなく、風合いがよく、しかも、表地との高い接
着力のある接着芯地とすることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 粒子径10〜80μmのアクリロニトリ
ル−アルキルアクリレート系共重合体粒子からなる接着
剤を有することを特徴とする接着布。 - 【請求項2】 アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト系共重合体が、アクリロニトリル−エチルアクリレー
ト共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の接
着布。 - 【請求項3】 アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト系共重合体が、スチレン−アクリロニトリル−アルキ
ルアクリレート共重合体であることを特徴とする請求項
1に記載の接着布。 - 【請求項4】 アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト系共重合体が、グリシジルアクリレート−アクリロニ
トリル−アルキルアクリレート共重合体またはグリシジ
ルメタクリレート−アクリロニトリル−アルキルアクリ
レート共重合体であることを特徴とする請求項1に記載
の接着布。 - 【請求項5】 粒子径10〜80μmのアクリロニトリ
ル−アルキルアクリレート系共重合体粒子を含むペース
トを基布に付着し、乾燥、焼結したことを特徴とする請
求項1〜4に記載の接着布。 - 【請求項6】 ペーストがアクリロニトリル−アルキル
アクリレート系共重合体の懸濁重合物を増粘したペース
トであることを特徴とする請求項5に記載の接着布。 - 【請求項7】 基布が芯地基布であることを特徴とする
請求項1〜6に記載の接着布。 - 【請求項8】 粒子径10〜80μmのアクリロニトリ
ル−アルキルアクリレート系共重合体粒子を含むペース
トからなることを特徴とする(基布用)接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17557795A JPH093781A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 接着布 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17557795A JPH093781A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 接着布 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093781A true JPH093781A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15998523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17557795A Pending JPH093781A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 接着布 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH093781A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146610A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-22 | Seiren Co Ltd | 接着芯地及びその製造方法 |
| JP2011503371A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | カール・フロイデンベルク・カー・ゲー | 融着性織布 |
| JP2011503372A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | カール・フロイデンベルク・カー・ゲー | 熱融着性織布 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP17557795A patent/JPH093781A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002146610A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-22 | Seiren Co Ltd | 接着芯地及びその製造方法 |
| JP2011503371A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | カール・フロイデンベルク・カー・ゲー | 融着性織布 |
| JP2011503372A (ja) * | 2007-11-09 | 2011-01-27 | カール・フロイデンベルク・カー・ゲー | 熱融着性織布 |
| US8500942B2 (en) | 2007-11-09 | 2013-08-06 | Carl Freudenberg Kg | Fusible textile fabric |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050719 |