JPH0939596A - ハブクラッチ - Google Patents
ハブクラッチInfo
- Publication number
- JPH0939596A JPH0939596A JP19983895A JP19983895A JPH0939596A JP H0939596 A JPH0939596 A JP H0939596A JP 19983895 A JP19983895 A JP 19983895A JP 19983895 A JP19983895 A JP 19983895A JP H0939596 A JPH0939596 A JP H0939596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub clutch
- housing
- hub
- confirmation window
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部から内部のクラッチ作動状態を確認する
ことができ、かつ内部への異物の侵入を防止できるハブ
クラッチの提供を課題とする。 【解決手段】 車両のホイールハブ3に固定されたハウ
ジング24とアクスルシャフト1とを連結する連結位置
と該連結を解除する連結解除位置とに移動可能なスライ
ドギヤ25と、手動又は自動的にスライドギヤ25を前
記両位置のいずれかに移動させるカム部材4等とを備え
てなるハブクラッチであって、ハウジング24に、スラ
イドギヤ25が前記両位置のいずれに位置しているかを
外部から確認可能な確認窓24bを設けたことを特徴と
する。
ことができ、かつ内部への異物の侵入を防止できるハブ
クラッチの提供を課題とする。 【解決手段】 車両のホイールハブ3に固定されたハウ
ジング24とアクスルシャフト1とを連結する連結位置
と該連結を解除する連結解除位置とに移動可能なスライ
ドギヤ25と、手動又は自動的にスライドギヤ25を前
記両位置のいずれかに移動させるカム部材4等とを備え
てなるハブクラッチであって、ハウジング24に、スラ
イドギヤ25が前記両位置のいずれに位置しているかを
外部から確認可能な確認窓24bを設けたことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパートタイム四輪
駆動車(パートタイム4WD車)等に用いられる駆動車
軸と車輪間の断続を行うハブクラッチに関する。
駆動車(パートタイム4WD車)等に用いられる駆動車
軸と車輪間の断続を行うハブクラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフロントエンジン、リアドライブ
(FR)ベースのパートタイム4WD車において、単に
二輪駆動走行をする場合は、前車輪側のプロペラシャフ
ト、デファレンシャル装置、車軸などの動力伝達系は前
車輪の回転に伴って回転する。そして、これに伴って発
生する騒音,燃費の低下、動力伝達系各部の寿命低下な
どを軽減するために、ハブクラッチを用いて前車輪とそ
の動力伝達系との切離しを行なっている。
(FR)ベースのパートタイム4WD車において、単に
二輪駆動走行をする場合は、前車輪側のプロペラシャフ
ト、デファレンシャル装置、車軸などの動力伝達系は前
車輪の回転に伴って回転する。そして、これに伴って発
生する騒音,燃費の低下、動力伝達系各部の寿命低下な
どを軽減するために、ハブクラッチを用いて前車輪とそ
の動力伝達系との切離しを行なっている。
【0003】このハブクラッチの連結/切離し手段には
動力を用いたものがあり、例えば特開昭61−2385
16号公報に記載されたようなものがある。
動力を用いたものがあり、例えば特開昭61−2385
16号公報に記載されたようなものがある。
【0004】このハブクラッチは、図8に示すように、
車軸201はスピンドル203内にベアリング205を
介して回転可能に支持され、その端部には外周に歯部2
07を有する駆動用リング歯車209がスプライン連結
されている。スピンドル203の外周にはハウジング2
11がベアリング213,215を介して回転可能に支
持されている。
車軸201はスピンドル203内にベアリング205を
介して回転可能に支持され、その端部には外周に歯部2
07を有する駆動用リング歯車209がスプライン連結
されている。スピンドル203の外周にはハウジング2
11がベアリング213,215を介して回転可能に支
持されている。
【0005】ハウジング211は、前記駆動用リング歯
車209を囲繞するカップ状のキャップ部217とホィ
ールハブ部219とからなり、両者はホイール221と
共にボルト223及びナット225により固定されてい
る。
車209を囲繞するカップ状のキャップ部217とホィ
ールハブ部219とからなり、両者はホイール221と
共にボルト223及びナット225により固定されてい
る。
【0006】キャップ部217内には外周と内周にそれ
ぞれ歯部227,229を有するクラッチリング231
が配置され、歯部227をキャップ217の内周に設け
られた歯部233に噛合させると共に、歯部229を駆
動用リング歯車209の歯部207に噛合させて軸方向
に摺動自在となっており、歯部229が駆動用リング歯
車209の歯部207とは係合しない連結解除位置と歯
部229が駆動用リング歯車209の歯部207と係合
する連結位置との間で移動可能である。
ぞれ歯部227,229を有するクラッチリング231
が配置され、歯部227をキャップ217の内周に設け
られた歯部233に噛合させると共に、歯部229を駆
動用リング歯車209の歯部207に噛合させて軸方向
に摺動自在となっており、歯部229が駆動用リング歯
車209の歯部207とは係合しない連結解除位置と歯
部229が駆動用リング歯車209の歯部207と係合
する連結位置との間で移動可能である。
【0007】駆動用リング歯車209の内端部外周には
支持リング235が固定されており、この支持リング2
35とクラッチリング231との間には、該クラッチリ
ング231を連結解除位置に付勢するスプリング237
が設けられている。
支持リング235が固定されており、この支持リング2
35とクラッチリング231との間には、該クラッチリ
ング231を連結解除位置に付勢するスプリング237
が設けられている。
【0008】また、車軸201とキャップ部217の側
壁239との間には、クラッチリング231と連結され
軸方向に移動可能なプレート241が設けられている。
ダイヤフラム243は外縁部を保持リング245により
内包した可撓性の隔膜であり、この保持リング245に
よりキャップ部217の内周に気密に装着されると共
に、この内縁側をプレート241に気密接着されてい
る。
壁239との間には、クラッチリング231と連結され
軸方向に移動可能なプレート241が設けられている。
ダイヤフラム243は外縁部を保持リング245により
内包した可撓性の隔膜であり、この保持リング245に
よりキャップ部217の内周に気密に装着されると共
に、この内縁側をプレート241に気密接着されてい
る。
【0009】シール247,249とダイヤフラム24
3との間に真空室251が画成され、ダイヤフラム24
3とキャップ217側壁239の間に大気室253が画
成されている。車軸201の外周とスピンドル203の
内周との間には、一端において真空室251と連通し、
他端においてスピンドル203に設けたオリフィス25
5と連通する空気流路257が形成され、オリフィス2
55は空気管路259から制御弁261を経てエンジン
の吸気マニフォールド(図示省略)と大気圧管路に接続
されている。
3との間に真空室251が画成され、ダイヤフラム24
3とキャップ217側壁239の間に大気室253が画
成されている。車軸201の外周とスピンドル203の
内周との間には、一端において真空室251と連通し、
他端においてスピンドル203に設けたオリフィス25
5と連通する空気流路257が形成され、オリフィス2
55は空気管路259から制御弁261を経てエンジン
の吸気マニフォールド(図示省略)と大気圧管路に接続
されている。
【0010】キャップ部217の側壁239には、大気
開放用の通気孔263と、ステンレス鋼の粉末で形成し
たフィルター265が設けられ、制御弁261の操作
時、あるいは温度変化時に大気室253に空気が出入り
できるようにされている。
開放用の通気孔263と、ステンレス鋼の粉末で形成し
たフィルター265が設けられ、制御弁261の操作
時、あるいは温度変化時に大気室253に空気が出入り
できるようにされている。
【0011】このようなハブクラッチによれば、制御弁
261の操作により吸気マニフォールドの真空に対して
閉じ、大気圧に対して開くと、スプリング237の付勢
力によってクラッチリング231を駆動用リング歯車2
09との連結解除位置に移動させる。これにより、車輪
は車軸201から切り離されてフリーで回転する。
261の操作により吸気マニフォールドの真空に対して
閉じ、大気圧に対して開くと、スプリング237の付勢
力によってクラッチリング231を駆動用リング歯車2
09との連結解除位置に移動させる。これにより、車輪
は車軸201から切り離されてフリーで回転する。
【0012】他方、制御弁261の操作により吸気マニ
フォールドの真空に対し開き、大気圧に対して閉じる
と、真空室251内に負圧を生じる一方、大気室235
には通気孔263及びフィルター265を経て大気圧が
生じ、この圧力の不均衡でスプリング237の付勢力に
抗してダイヤフラム243を軸方向内側へ撓ませ、クラ
ッチリング231を駆動用リング歯車209との連結位
置に移動させる。これにより、車輪は車軸201に連結
される。
フォールドの真空に対し開き、大気圧に対して閉じる
と、真空室251内に負圧を生じる一方、大気室235
には通気孔263及びフィルター265を経て大気圧が
生じ、この圧力の不均衡でスプリング237の付勢力に
抗してダイヤフラム243を軸方向内側へ撓ませ、クラ
ッチリング231を駆動用リング歯車209との連結位
置に移動させる。これにより、車輪は車軸201に連結
される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のハブクラッチは、車両出荷時の検査やその
後の故障診断時において、外部から内部のクラッチの作
動状態を確認することができないため、故障部位を見つ
けだすことが極めて困難であった。
ような従来のハブクラッチは、車両出荷時の検査やその
後の故障診断時において、外部から内部のクラッチの作
動状態を確認することができないため、故障部位を見つ
けだすことが極めて困難であった。
【0014】そこでこの発明は、ハウジングの外部から
内部のクラッチの作動状態を確認でき、かつハウジング
内部への異物の侵入を防止できるハブクラッチの提供を
目的とする。
内部のクラッチの作動状態を確認でき、かつハウジング
内部への異物の侵入を防止できるハブクラッチの提供を
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のハブクラッチは、車両のホイールハ
ブに固定されたハウジングと駆動車軸とを連結する連結
位置と該連結を解除する連結解除位置とに移動可能な連
結部材と、手動又は自動的に連結部材を前記両位置のい
ずれかに移動させる付勢手段とを備えてなるハブクラッ
チであって、前記ハウジングに、連結部材が前記両位置
のいずれに位置しているかを外部から確認可能な確認窓
を設けたことを特徴とする。
に、請求項1記載のハブクラッチは、車両のホイールハ
ブに固定されたハウジングと駆動車軸とを連結する連結
位置と該連結を解除する連結解除位置とに移動可能な連
結部材と、手動又は自動的に連結部材を前記両位置のい
ずれかに移動させる付勢手段とを備えてなるハブクラッ
チであって、前記ハウジングに、連結部材が前記両位置
のいずれに位置しているかを外部から確認可能な確認窓
を設けたことを特徴とする。
【0016】したがって、付勢手段により手動又は自動
で連結部材を連結解除位置又は連結位置に移動させ、駆
動車軸とホイールハブ間の駆動の断続がなされる。そし
て、車両出荷時の検査やその後の故障診断時等において
は、確認窓から覗いて連結部材の位置を確認することに
より、ハブクラッチが連結状態にあるか否かを容易に確
認することができる。
で連結部材を連結解除位置又は連結位置に移動させ、駆
動車軸とホイールハブ間の駆動の断続がなされる。そし
て、車両出荷時の検査やその後の故障診断時等において
は、確認窓から覗いて連結部材の位置を確認することに
より、ハブクラッチが連結状態にあるか否かを容易に確
認することができる。
【0017】請求項2記載のハブクラッチは、請求項1
に記載のハブクラッチであって、前記付勢手段は、ダイ
ヤフラムの隔壁を有し圧力供給を受けたときのダイヤフ
ラムの撓みによって連結部材を前記両位置の一方へ移動
させる圧力室と、連結部材を前記両位置の他方へ付勢す
る付勢部材とを備えることを特徴とする。
に記載のハブクラッチであって、前記付勢手段は、ダイ
ヤフラムの隔壁を有し圧力供給を受けたときのダイヤフ
ラムの撓みによって連結部材を前記両位置の一方へ移動
させる圧力室と、連結部材を前記両位置の他方へ付勢す
る付勢部材とを備えることを特徴とする。
【0018】したがって、圧力室に空気圧が供給される
と、ダイヤフラムの撓みによって連結部材を連結解除位
置へ移動させ、駆動車軸とホィールハブ側のハウジング
との連結が解除される。他方、圧力室の空気圧が抜かれ
ると、付勢部材の付勢力により連結部材を連結位置へ移
動させ、駆動車軸とホィールハブ側のハウジングとが連
結される。そして、車両出荷時の検査やその後の故障診
断時等においては、ホイールハブ側のハウジングに確認
窓が設けられているので、この確認窓から覗いて連結部
材の位置を確認することにより、ハブクラッチが連結状
態にあるか否かを容易に確認することができる。すなわ
ち、ハブクラッチに故障が生じた場合、その故障部位が
ハブクラッチ自体の故障か、圧力供給部等その他の部位
の故障なのかの判断を容易に行うことかできる。
と、ダイヤフラムの撓みによって連結部材を連結解除位
置へ移動させ、駆動車軸とホィールハブ側のハウジング
との連結が解除される。他方、圧力室の空気圧が抜かれ
ると、付勢部材の付勢力により連結部材を連結位置へ移
動させ、駆動車軸とホィールハブ側のハウジングとが連
結される。そして、車両出荷時の検査やその後の故障診
断時等においては、ホイールハブ側のハウジングに確認
窓が設けられているので、この確認窓から覗いて連結部
材の位置を確認することにより、ハブクラッチが連結状
態にあるか否かを容易に確認することができる。すなわ
ち、ハブクラッチに故障が生じた場合、その故障部位が
ハブクラッチ自体の故障か、圧力供給部等その他の部位
の故障なのかの判断を容易に行うことかできる。
【0019】請求項3記載のハブクラッチは、請求項2
に記載のハブクラッチであって、前記確認窓は、ハウジ
ングの空気室を画成する部位に大気と連通するように設
けられた通気孔と、前記通気孔の内側に設けられ内部を
確認可能な多孔部材とからなることを特徴とする。
に記載のハブクラッチであって、前記確認窓は、ハウジ
ングの空気室を画成する部位に大気と連通するように設
けられた通気孔と、前記通気孔の内側に設けられ内部を
確認可能な多孔部材とからなることを特徴とする。
【0020】したがって、請求項2記載のハブクラッチ
による作用に加え、通気孔と多孔部材とからなる確認窓
により確認ができると共に、多孔部材により空気室内へ
の大きな泥のかたまり等の異物の侵入を防止できる。
による作用に加え、通気孔と多孔部材とからなる確認窓
により確認ができると共に、多孔部材により空気室内へ
の大きな泥のかたまり等の異物の侵入を防止できる。
【0021】請求項4記載のハブクラッチは、請求項2
又は3に記載のハブクラッチであって、前記確認窓をカ
バーの外周部に設けたことを特徴とする。
又は3に記載のハブクラッチであって、前記確認窓をカ
バーの外周部に設けたことを特徴とする。
【0022】したがって、請求項2または3記載のハブ
クラッチによる作用に加え、カバーの外周部に設けた確
認窓によりダイヤフラム等の可動部の作動状態を一層容
易に確認することができる。
クラッチによる作用に加え、カバーの外周部に設けた確
認窓によりダイヤフラム等の可動部の作動状態を一層容
易に確認することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施形態を図1〜
図4により説明する。
図4により説明する。
【0024】図1は本実施形態のハブクラッチの全体断
面図であり、図2、図3はハブクラッチの作動を説明す
る説明図である。図4はハブクラッチの連結(ロック)
時、連結解除(フリー)時の各確認窓部を示す図であ
る。
面図であり、図2、図3はハブクラッチの作動を説明す
る説明図である。図4はハブクラッチの連結(ロック)
時、連結解除(フリー)時の各確認窓部を示す図であ
る。
【0025】このハブクラッチは、例えば、パートタイ
ム四輪駆動車のパートタイム駆動車輪側に備えられるも
のである。パートタイム駆動車輪と同車軸間の連結及び
解除を自動的に行うオート機構と手動により行うマニュ
アル機構とを併せ持ったハブクラッチであり、つぎのよ
うな構成を有する。
ム四輪駆動車のパートタイム駆動車輪側に備えられるも
のである。パートタイム駆動車輪と同車軸間の連結及び
解除を自動的に行うオート機構と手動により行うマニュ
アル機構とを併せ持ったハブクラッチであり、つぎのよ
うな構成を有する。
【0026】図1に示すように、アクスルシャフト(駆
動車軸)1の先端外周上にドライブギヤ2がスプライン
結合にて固定され、ドライブギヤ2は外周にクラッチ結
合用のギヤ部2aとスプライン部2bとを有する。この
スプライン部2bにはカム部材4が軸方向移動自在にス
プライン結合され、カム部材4には軸方向内側(図の左
方側)端縁にV突型のカム部4a(図3参照)が突出形
成されている。
動車軸)1の先端外周上にドライブギヤ2がスプライン
結合にて固定され、ドライブギヤ2は外周にクラッチ結
合用のギヤ部2aとスプライン部2bとを有する。この
スプライン部2bにはカム部材4が軸方向移動自在にス
プライン結合され、カム部材4には軸方向内側(図の左
方側)端縁にV突型のカム部4a(図3参照)が突出形
成されている。
【0027】一方、ブレーキアウタ8が固定系(スピン
ドル)の先端部に固定されて回転を止められ、その軸方
向外側端縁に複数個設けられたV溝型のカム部8aが上
記カム部材4のカム部4aの外径側肉厚部分に嵌合して
いる。また、このブレーキアウタ8の内径側には、ワイ
ヤーブレーキ16(後述)を介してブレーキアウタ8の
内周面C(図2(b)参照)と摺動し制動力を発生する
ブレーキインナ9が配置され、ブレーキインナ9はその
軸方向外側端縁にV型溝状の第1のカム部9aとその第
1のカム部9aの両側に位置する第2のカム部9bとを
有する。カム部材4のカム部4aの内径側肉厚部分がカ
ム部9aに嵌合する。
ドル)の先端部に固定されて回転を止められ、その軸方
向外側端縁に複数個設けられたV溝型のカム部8aが上
記カム部材4のカム部4aの外径側肉厚部分に嵌合して
いる。また、このブレーキアウタ8の内径側には、ワイ
ヤーブレーキ16(後述)を介してブレーキアウタ8の
内周面C(図2(b)参照)と摺動し制動力を発生する
ブレーキインナ9が配置され、ブレーキインナ9はその
軸方向外側端縁にV型溝状の第1のカム部9aとその第
1のカム部9aの両側に位置する第2のカム部9bとを
有する。カム部材4のカム部4aの内径側肉厚部分がカ
ム部9aに嵌合する。
【0028】ワイヤーブレーキ16は、略C字形状でブ
レーキアウタ8の内周面と接触してブレーキインナ9と
の間に配設され、両端部に内径側に屈曲された一対の屈
曲部16a,16aが合口スキマ10(図2(a)参
照)を持って配設され、ブレーキトルクを発生する。ド
ライブギヤ2のスプライン部2bにはリリースプレート
11が連結されてサークリップ12によって位置決めさ
れ、アーム11aがワイヤーブレーキ16の屈曲部16
aと係合可能である。
レーキアウタ8の内周面と接触してブレーキインナ9と
の間に配設され、両端部に内径側に屈曲された一対の屈
曲部16a,16aが合口スキマ10(図2(a)参
照)を持って配設され、ブレーキトルクを発生する。ド
ライブギヤ2のスプライン部2bにはリリースプレート
11が連結されてサークリップ12によって位置決めさ
れ、アーム11aがワイヤーブレーキ16の屈曲部16
aと係合可能である。
【0029】また、ブレーキインナ9には、その内端側
に突起部9dが形成され、この突起部9dはワイヤーブ
レーキ16の屈曲部16aと係合してワイヤーブレーキ
16を拡開させる。ブレーキインナ9の外周面には凹所
9cが形成されている一方、ブレーキアウタ8の内周面
にも溝42が形成され、凹所9cと溝42とにCリング
40が係着されて両ブレーキ部材をユニット化して、ブ
レーキインナ9の軸方向外方への移動の限界を定めてい
る。
に突起部9dが形成され、この突起部9dはワイヤーブ
レーキ16の屈曲部16aと係合してワイヤーブレーキ
16を拡開させる。ブレーキインナ9の外周面には凹所
9cが形成されている一方、ブレーキアウタ8の内周面
にも溝42が形成され、凹所9cと溝42とにCリング
40が係着されて両ブレーキ部材をユニット化して、ブ
レーキインナ9の軸方向外方への移動の限界を定めてい
る。
【0030】こうして、上記のカム部材4、ブレーキア
ウタ8、ワイヤーブレーキ16、及びブレーキインナ9
が後述のリターンスプリング27、シフトスプリング2
8と共に、連結部材(後述)を移動させる付勢手段を構
成している。
ウタ8、ワイヤーブレーキ16、及びブレーキインナ9
が後述のリターンスプリング27、シフトスプリング2
8と共に、連結部材(後述)を移動させる付勢手段を構
成している。
【0031】ハウジング24は、ホイールハブ3にボル
ト20によって固定され、内周面にスプライン部22を
有すると共に外側端面に開口部23が設けられている。
また、ハウジング24の外周部には穴24aが設けら
れ、穴24aの外側口元に透明材からなる確認窓24b
が液密に固定されている。この確認窓24bによりハウ
ジング24の内部を外部から目視確認できるようになっ
ている。
ト20によって固定され、内周面にスプライン部22を
有すると共に外側端面に開口部23が設けられている。
また、ハウジング24の外周部には穴24aが設けら
れ、穴24aの外側口元に透明材からなる確認窓24b
が液密に固定されている。この確認窓24bによりハウ
ジング24の内部を外部から目視確認できるようになっ
ている。
【0032】スライドギヤ(連結部材)25は、その外
周にハウジング24のスプライン部22と軸方向に移動
自在に係合するスプライン25aを有すると共に、内周
にドライブギヤ2のギヤ部2aと連結するギヤ部25b
を有する。スライドギヤ25の外側に配置されたリテー
ナ26は、ハウジング24のスプライン部22によって
回転不能にされたリテーナアーム26a及びリテーナア
ーム26aの軸方向内側に内径方向へ屈曲された屈曲部
26bを有する。断面L字状のスプリングホルダ50
は、その外周部でリテーナ26の屈曲部26bの内周を
支持し、軸方向内側でカム部材4と接触している。リタ
ーンスプリング27がドライブギヤ2外周の段部2cと
スプリングホルダ50との間に張設され、シフトスプリ
ング28がリテーナ26の屈曲部26bとスライドギヤ
25の軸方向内側壁面間に張設されスライドギヤ25を
軸方向外側(連結方向)へ付勢している。そして、リタ
ーンスプリング27は、シフトスプリング28よりも強
い拡開力を有している。
周にハウジング24のスプライン部22と軸方向に移動
自在に係合するスプライン25aを有すると共に、内周
にドライブギヤ2のギヤ部2aと連結するギヤ部25b
を有する。スライドギヤ25の外側に配置されたリテー
ナ26は、ハウジング24のスプライン部22によって
回転不能にされたリテーナアーム26a及びリテーナア
ーム26aの軸方向内側に内径方向へ屈曲された屈曲部
26bを有する。断面L字状のスプリングホルダ50
は、その外周部でリテーナ26の屈曲部26bの内周を
支持し、軸方向内側でカム部材4と接触している。リタ
ーンスプリング27がドライブギヤ2外周の段部2cと
スプリングホルダ50との間に張設され、シフトスプリ
ング28がリテーナ26の屈曲部26bとスライドギヤ
25の軸方向内側壁面間に張設されスライドギヤ25を
軸方向外側(連結方向)へ付勢している。そして、リタ
ーンスプリング27は、シフトスプリング28よりも強
い拡開力を有している。
【0033】また、ハウジング24の開口部23には、
ノブ30が手動によって回動可能に取り付けられ、ノブ
30の内側中央部にはボス部31が突出形成されてい
る。アクスルシャフト1の先端部にはセンタリング部材
60が配設されており、ドライブギヤ2の先端はこのセ
ンタリング部材60により内周を支持されている。セン
タリング部材60の外周面とノブ30のボス部31の内
周面との間にはベアリング29が取り付けられ、ハウジ
ング24とアクスルシャフト1とのセンタリングがなさ
れている。
ノブ30が手動によって回動可能に取り付けられ、ノブ
30の内側中央部にはボス部31が突出形成されてい
る。アクスルシャフト1の先端部にはセンタリング部材
60が配設されており、ドライブギヤ2の先端はこのセ
ンタリング部材60により内周を支持されている。セン
タリング部材60の外周面とノブ30のボス部31の内
周面との間にはベアリング29が取り付けられ、ハウジ
ング24とアクスルシャフト1とのセンタリングがなさ
れている。
【0034】リテーナ26のリテーナアーム26aの軸
方向外側端部は、内径側へ折り曲げられた爪部26cと
なっている。ノブ30のボス部31の外周面上にはカム
面31aが形成されている(図3参照)。このカム面3
1aは、軸方向内側から外側へ連続的に傾斜した面であ
り、リテーナ26の爪部26cが係合可能に構成されて
いる。カム面31aの軸方向内側は、爪部26cの進入
離脱が可能となるように開放され、カム面31aの軸方
向外側には手動による連結位置としての凹所31bが形
成されている。ノブ30の回動操作によってリテーナ2
6の爪部26cがカム面31aに沿って軸方向内方へ移
動して爪部26cがカム面31aと非係合状態となった
ときにはオート状態(図1及び図3)になり、爪部26
cがカム面31aに沿って軸方向外方へ移動して凹所3
1bに位置したときに手動による連結状態となる。な
お、ハウジング24の開口部23とノブ30との係合面
32はシール部材33により液密に保持されると共にセ
ンタリングされている。
方向外側端部は、内径側へ折り曲げられた爪部26cと
なっている。ノブ30のボス部31の外周面上にはカム
面31aが形成されている(図3参照)。このカム面3
1aは、軸方向内側から外側へ連続的に傾斜した面であ
り、リテーナ26の爪部26cが係合可能に構成されて
いる。カム面31aの軸方向内側は、爪部26cの進入
離脱が可能となるように開放され、カム面31aの軸方
向外側には手動による連結位置としての凹所31bが形
成されている。ノブ30の回動操作によってリテーナ2
6の爪部26cがカム面31aに沿って軸方向内方へ移
動して爪部26cがカム面31aと非係合状態となった
ときにはオート状態(図1及び図3)になり、爪部26
cがカム面31aに沿って軸方向外方へ移動して凹所3
1bに位置したときに手動による連結状態となる。な
お、ハウジング24の開口部23とノブ30との係合面
32はシール部材33により液密に保持されると共にセ
ンタリングされている。
【0035】こうして、上記のノブ30及びリテーナ2
6がリターンスプリング27、シフトスプリング28と
共に、手動操作によるスライドギヤ25の付勢手段を構
成している。
6がリターンスプリング27、シフトスプリング28と
共に、手動操作によるスライドギヤ25の付勢手段を構
成している。
【0036】つぎに、このハブクラッチの作用について
説明する。
説明する。
【0037】ノブ30の回動操作によってリテーナ26
の爪部26cがカム面31aに沿って軸方向内方へ移動
して爪部26cがカム面31aと非係合状態のオート状
態(図1及び図3の状態)において、図示しないエンジ
ンからの駆動力がアクスルシャフト1に伝達されると、
ドライブギヤ2とカム部材4とがアクスルシャフト1と
一体に回転を開始する。このとき、それ以前の二輪駆動
状態においてカム部材4のカム部4aはブレーキアウタ
8のカム部8a及びブレーキインナ9の第1のカム部9
a内に同時に嵌入係合しているが、この回転開始に伴い
各カム面に生ずる軸方向外方へのスラスト力によってカ
ム部4aは各カム部8a,9aのカム面に沿って軸方向
外方へ変位する。このとき、ブレーキインナ9はカム部
材4により軸方向内方へ押圧されながら、カム部材4と
共に回転する。ブレーキインナ9が回転することによっ
てブレーキインナ9の突起部9dは、ワイヤーブレーキ
16の屈曲部16aと係合して、ワイヤーブレーキ16
を拡開させることにより、ワイヤーブレーキ16(ブレ
ーキインナ9)とブレーキアウタ8の内周面Cとの間で
ブレーキトルクが発生する。このブレーキトルクによっ
て、カム部4aは溝状カム部8a,9aを乗り越え、つ
ぎにブレーキインナ9の第2のカム部9bに乗り上げて
これに沿って軸方向外方へ変位する。カム部材4の軸方
向移動によってリターンスプリング27が撓められる
と、スライドギヤ25はシフトスプリング28によって
軸方向外方へ変位し、ギヤ部25bとギヤ部2aとが完
全に噛み合う。こうして、完全な噛合状態になると、リ
リースプレート11のアーム11aは、ワイヤーブレー
キ16の屈曲部16aと係合してワイヤーブレーキ16
を直接に回すことにより制動力を解除しながら回転トル
クを伝達する(図2(a))。これにより四輪駆動状態
が達成される。このとき、スライドギヤ25のスプライ
ン25aの外側端部は図1及び図4(b)に示すロック
位置にあり、ハウジング24の確認窓24bからスプラ
イン25aの外側端部が見えるので、容易に連結状態に
あることを確認できる。
の爪部26cがカム面31aに沿って軸方向内方へ移動
して爪部26cがカム面31aと非係合状態のオート状
態(図1及び図3の状態)において、図示しないエンジ
ンからの駆動力がアクスルシャフト1に伝達されると、
ドライブギヤ2とカム部材4とがアクスルシャフト1と
一体に回転を開始する。このとき、それ以前の二輪駆動
状態においてカム部材4のカム部4aはブレーキアウタ
8のカム部8a及びブレーキインナ9の第1のカム部9
a内に同時に嵌入係合しているが、この回転開始に伴い
各カム面に生ずる軸方向外方へのスラスト力によってカ
ム部4aは各カム部8a,9aのカム面に沿って軸方向
外方へ変位する。このとき、ブレーキインナ9はカム部
材4により軸方向内方へ押圧されながら、カム部材4と
共に回転する。ブレーキインナ9が回転することによっ
てブレーキインナ9の突起部9dは、ワイヤーブレーキ
16の屈曲部16aと係合して、ワイヤーブレーキ16
を拡開させることにより、ワイヤーブレーキ16(ブレ
ーキインナ9)とブレーキアウタ8の内周面Cとの間で
ブレーキトルクが発生する。このブレーキトルクによっ
て、カム部4aは溝状カム部8a,9aを乗り越え、つ
ぎにブレーキインナ9の第2のカム部9bに乗り上げて
これに沿って軸方向外方へ変位する。カム部材4の軸方
向移動によってリターンスプリング27が撓められる
と、スライドギヤ25はシフトスプリング28によって
軸方向外方へ変位し、ギヤ部25bとギヤ部2aとが完
全に噛み合う。こうして、完全な噛合状態になると、リ
リースプレート11のアーム11aは、ワイヤーブレー
キ16の屈曲部16aと係合してワイヤーブレーキ16
を直接に回すことにより制動力を解除しながら回転トル
クを伝達する(図2(a))。これにより四輪駆動状態
が達成される。このとき、スライドギヤ25のスプライ
ン25aの外側端部は図1及び図4(b)に示すロック
位置にあり、ハウジング24の確認窓24bからスプラ
イン25aの外側端部が見えるので、容易に連結状態に
あることを確認できる。
【0038】つぎに、四輪駆動状態から二輪駆動状態に
する場合は、アクスルシャフト1への駆動力の伝達を遮
断してから車体を今までの進行方向と逆方向にわずかに
移動させることにより、リターンスプリング27の拡開
力によってカム部材4のカム部4aがカム部9bに沿っ
て軸方向内方へ変位し、最後にはブレーキアウタ8のカ
ム部8a及びブレーキインナ9のカム部9a内に落ち込
む。カム部材4の軸方向内方への変位の過程でスライド
ギヤ25のギヤ部25bはギヤ部2aと噛合解除され、
二輪駆動状態が達成される。このとき、スライドギヤ2
5のスプライン25aの外側端部は図1及び図4(a)
に示すフリー位置にあり、ハウジング24の確認窓24
bからスプライン25aの外側端部が見えないので、容
易に連結解除状態にあることを確認できる。
する場合は、アクスルシャフト1への駆動力の伝達を遮
断してから車体を今までの進行方向と逆方向にわずかに
移動させることにより、リターンスプリング27の拡開
力によってカム部材4のカム部4aがカム部9bに沿っ
て軸方向内方へ変位し、最後にはブレーキアウタ8のカ
ム部8a及びブレーキインナ9のカム部9a内に落ち込
む。カム部材4の軸方向内方への変位の過程でスライド
ギヤ25のギヤ部25bはギヤ部2aと噛合解除され、
二輪駆動状態が達成される。このとき、スライドギヤ2
5のスプライン25aの外側端部は図1及び図4(a)
に示すフリー位置にあり、ハウジング24の確認窓24
bからスプライン25aの外側端部が見えないので、容
易に連結解除状態にあることを確認できる。
【0039】一方、手動操作により四輪駆動状態にする
場合は、ノブ30の回動操作によってリテーナ26の爪
部26cがカム面31aに沿って軸方向外方へ移動して
手動による連結位置としての凹所31bに位置すると手
動によるロック状態となり、四輪駆動状態を得ることが
できる。このときも上記と同様に、確認窓24bにより
容易に連結状態にあることを確認できる。
場合は、ノブ30の回動操作によってリテーナ26の爪
部26cがカム面31aに沿って軸方向外方へ移動して
手動による連結位置としての凹所31bに位置すると手
動によるロック状態となり、四輪駆動状態を得ることが
できる。このときも上記と同様に、確認窓24bにより
容易に連結状態にあることを確認できる。
【0040】こうして、本実施形態によれば、ハウジン
グ24の外周部に確認窓24bが設けられているので、
車両出荷時の検査やその後の故障診断時において、この
確認窓24bから覗いてスライドギヤ25のスプライン
25aの外側端部位置を確認することにより、ハブクラ
ッチが連結状態にあるか否かを容易に確認することがで
きる。なお、確認窓24bは、ハウジング24に液密に
固定されているので、ハウジング24内部へ異物が侵入
する恐れはない。
グ24の外周部に確認窓24bが設けられているので、
車両出荷時の検査やその後の故障診断時において、この
確認窓24bから覗いてスライドギヤ25のスプライン
25aの外側端部位置を確認することにより、ハブクラ
ッチが連結状態にあるか否かを容易に確認することがで
きる。なお、確認窓24bは、ハウジング24に液密に
固定されているので、ハウジング24内部へ異物が侵入
する恐れはない。
【0041】つぎに、この発明の第2実施形態を図5〜
図7により説明する。
図7により説明する。
【0042】図5は本実施形態のハブクラッチの全体断
面図であり、その上半分はハブクラッチが連結(ロッ
ク)した状態を示し、下半分は連結解除(フリー)した
状態を示す。図6、図7はそれぞれハブクラッチの連結
時、連結解除時の確認窓部を示す図である。
面図であり、その上半分はハブクラッチが連結(ロッ
ク)した状態を示し、下半分は連結解除(フリー)した
状態を示す。図6、図7はそれぞれハブクラッチの連結
時、連結解除時の確認窓部を示す図である。
【0043】このハブクラッチは、例えば、パートタイ
ム四輪駆動車のパートタイム駆動車輪側に備えられるも
のであり、つぎのような構成を有する。
ム四輪駆動車のパートタイム駆動車輪側に備えられるも
のであり、つぎのような構成を有する。
【0044】図5に示すように、アクスルシャフト10
3(駆動車軸)は車体側の中空スピンドル105内にベ
アリング107を介して回転可能に支持されている。ア
クスルシャフト103の外方(図の右方)の端部にはド
ライブギヤ109がスプライン連絡されると共に、後述
するハウジング111の内周側に支持部材113を介し
て回転可能に支持されている。また、内方の端部は等速
継手115と連結されている。アクスルシャフト103
とスピンドル105との間にはオイルシール117が装
着されている。支持部材113の内端はスナップリング
119,121によりドライブギヤ109の外周をハウ
ジング111の内周に位置決めされている。
3(駆動車軸)は車体側の中空スピンドル105内にベ
アリング107を介して回転可能に支持されている。ア
クスルシャフト103の外方(図の右方)の端部にはド
ライブギヤ109がスプライン連絡されると共に、後述
するハウジング111の内周側に支持部材113を介し
て回転可能に支持されている。また、内方の端部は等速
継手115と連結されている。アクスルシャフト103
とスピンドル105との間にはオイルシール117が装
着されている。支持部材113の内端はスナップリング
119,121によりドライブギヤ109の外周をハウ
ジング111の内周に位置決めされている。
【0045】ハウジング111はカバー123を螺着し
て袋状にした頂部125とホィールハブ127を有する
底部129とからなり、これらはボルト131で一体に
されている。ホィールハブ127にはホイール133が
ボルト135とナット137により固定されると共に、
ブレーキディスク139がボルト141により固定され
ている。
て袋状にした頂部125とホィールハブ127を有する
底部129とからなり、これらはボルト131で一体に
されている。ホィールハブ127にはホイール133が
ボルト135とナット137により固定されると共に、
ブレーキディスク139がボルト141により固定され
ている。
【0046】ハウジング111はスピンドル105の外
周側にベアリング143,145によって回転可能に支
持されている。スピンドル105の先端部外周にはベア
リング143,145のスラスト調整用ナッ147が螺
着され、溝149に係合した回り止め151がナット1
47、ボルト153で固定されている。スピンドル10
5の先端は止め輪155とスナップリング157とで位
置決めされている。また、スピンドル105とハウジン
グ111との間には、ハウジング111の内端側にオイ
ルシール159が装着されている。
周側にベアリング143,145によって回転可能に支
持されている。スピンドル105の先端部外周にはベア
リング143,145のスラスト調整用ナッ147が螺
着され、溝149に係合した回り止め151がナット1
47、ボルト153で固定されている。スピンドル10
5の先端は止め輪155とスナップリング157とで位
置決めされている。また、スピンドル105とハウジン
グ111との間には、ハウジング111の内端側にオイ
ルシール159が装着されている。
【0047】ハウジング111内にはリング状のスライ
ドギヤ161(連結部材)が設けられている。スライド
ギヤ161は頂部125に設けられたスプライン部16
3により軸方向移動自在に連結されている。
ドギヤ161(連結部材)が設けられている。スライド
ギヤ161は頂部125に設けられたスプライン部16
3により軸方向移動自在に連結されている。
【0048】ドライブギヤ109の外周とスライドギヤ
161の内周には互いに係脱可能なギヤ部165,16
7が設けられている。スライドギヤ161が図5上半部
に示す連結位置へ移動するとギヤ部165,167が係
合し、また、スライドギヤ161が図1下半部に示す連
結解除位置へ移動するとギヤ部165,167が離脱さ
れる。
161の内周には互いに係脱可能なギヤ部165,16
7が設けられている。スライドギヤ161が図5上半部
に示す連結位置へ移動するとギヤ部165,167が係
合し、また、スライドギヤ161が図1下半部に示す連
結解除位置へ移動するとギヤ部165,167が離脱さ
れる。
【0049】アクスルシャフト103とカバー123と
の間には複数本の腕169をもったプレート171が配
設されている。この腕169はスプライン部163に設
けられた欠歯部173を移動自在に挿通すると共にスラ
イドギヤ161に連結されている。
の間には複数本の腕169をもったプレート171が配
設されている。この腕169はスプライン部163に設
けられた欠歯部173を移動自在に挿通すると共にスラ
イドギヤ161に連結されている。
【0050】ダイヤフラム175は外縁部に保持リング
177を内包した可撓性の隔膜であり、この保持リング
177により頂部125の内周に気密に装着されると共
にプレート171とこれに支持されたプレート179と
の間にその内縁側を気密に挾み込まれている。
177を内包した可撓性の隔膜であり、この保持リング
177により頂部125の内周に気密に装着されると共
にプレート171とこれに支持されたプレート179と
の間にその内縁側を気密に挾み込まれている。
【0051】プレート179とカバー123との間に
は、スライドギヤ161を連結位置に付勢するスプリン
グ181(付勢部材)が配設されている。
は、スライドギヤ161を連結位置に付勢するスプリン
グ181(付勢部材)が配設されている。
【0052】オイルシール117,159とダイヤフラ
ム175によりハウジング111内に圧力室183が画
成され、ダイヤフラム175とカバー123との間に空
気室185が画成されている。前記支持部材113には
複数の連通孔187が設けられれている。
ム175によりハウジング111内に圧力室183が画
成され、ダイヤフラム175とカバー123との間に空
気室185が画成されている。前記支持部材113には
複数の連通孔187が設けられれている。
【0053】アクスルシャフト103の外周とスピンド
ル105の内周との間には、一端側において圧力室18
3と連通し、他端側においてスピンドル105に設けた
オリフィス189と連通する空気流路191が形成され
る。オリフィス189は図示しないエアホースを介して
エアポンプに接続されている。上記のダイヤフラム17
5、圧力室183及びスプリング181がスライドギヤ
161を移動させる付勢手段を構成している。
ル105の内周との間には、一端側において圧力室18
3と連通し、他端側においてスピンドル105に設けた
オリフィス189と連通する空気流路191が形成され
る。オリフィス189は図示しないエアホースを介して
エアポンプに接続されている。上記のダイヤフラム17
5、圧力室183及びスプリング181がスライドギヤ
161を移動させる付勢手段を構成している。
【0054】カバー123の外周部には、大気に連通す
る通気孔193が設けられ、通気孔193の内側にはカ
バー123の内部を確認することができる程度の目の大
きさで形成された多孔部材195がホルダー196を介
して固定されている。上記通気孔193と多孔部材19
5とが、カバー123(ハウジング111)の外部から
内部のダイヤフラム175の作動状態、すなわち、スラ
イドギヤ161の連結位置と連結解除位置とへの移動状
態(ハブクラッチの作動状態)を確認することができる
確認窓197を構成している。
る通気孔193が設けられ、通気孔193の内側にはカ
バー123の内部を確認することができる程度の目の大
きさで形成された多孔部材195がホルダー196を介
して固定されている。上記通気孔193と多孔部材19
5とが、カバー123(ハウジング111)の外部から
内部のダイヤフラム175の作動状態、すなわち、スラ
イドギヤ161の連結位置と連結解除位置とへの移動状
態(ハブクラッチの作動状態)を確認することができる
確認窓197を構成している。
【0055】また、通気孔193の内側に設けた多孔部
材195によって、空気室185内への大きな泥のかた
まり等の異物の侵入を防止することができる。
材195によって、空気室185内への大きな泥のかた
まり等の異物の侵入を防止することができる。
【0056】つぎに、このハブクラッチの作用について
説明する。
説明する。
【0057】四輪駆動/二輪駆動の切換操作によって二
輪駆動に切換えらると、これに連動してエアポンプから
エアがオリフィス189、空気流路191を経て圧力室
183に供給される。この空気圧により圧力室183と
空気室185との圧力バランスがくずれ、これに伴って
ダイヤフラム175をスプリング181の付勢力に抗し
て軸方向外側へ撓ませ、スライドギヤ161をドライブ
ギヤ109との連結解除位置へ移動させる。これによ
り、スライドギヤ161とドライブギヤ109との係合
が離脱され、ハブクラッチを連結解除(フリー)状態と
し、アクスルシャフト103とハウジング111との連
結を解除する。この状態で二輪駆動走行が可能となる。
このとき、ダイヤフラム175は図5下半部に示す位置
にあり、図7に示すように、ハウジング111の確認窓
197からプレート179(ダイヤフラム175)が見
えるので、容易に連結解除状態にあることを確認でき
る。
輪駆動に切換えらると、これに連動してエアポンプから
エアがオリフィス189、空気流路191を経て圧力室
183に供給される。この空気圧により圧力室183と
空気室185との圧力バランスがくずれ、これに伴って
ダイヤフラム175をスプリング181の付勢力に抗し
て軸方向外側へ撓ませ、スライドギヤ161をドライブ
ギヤ109との連結解除位置へ移動させる。これによ
り、スライドギヤ161とドライブギヤ109との係合
が離脱され、ハブクラッチを連結解除(フリー)状態と
し、アクスルシャフト103とハウジング111との連
結を解除する。この状態で二輪駆動走行が可能となる。
このとき、ダイヤフラム175は図5下半部に示す位置
にあり、図7に示すように、ハウジング111の確認窓
197からプレート179(ダイヤフラム175)が見
えるので、容易に連結解除状態にあることを確認でき
る。
【0058】また、切換操作よって四輪駆動に切換えら
れると、これに連動して圧力室183内の空気圧が抜か
れて大気圧に戻り、空気室185と圧力室183との圧
力はバランスする。これに伴ってスプリング181の付
勢力によってダイヤフラム175を軸方向内側へ撓ま
せ、スライドギヤ161をドライブギヤ109との連結
位置へ移動させる。これにより、スライドギヤ161が
ドライブギヤ109と係合してハブクラッチを連結(ロ
ック)状態とし、アクスルシャフト103にハウジング
111を連結する。この状態で四輪駆動走行が可能とな
る。このとき、ダイヤフラム175は図5上半部に示す
位置にあり、図6に示すように、ハウジング111の確
認窓197からプレート179(ダイヤフラム175)
が見えないので、容易に連結解除状態にあることを確認
できる。
れると、これに連動して圧力室183内の空気圧が抜か
れて大気圧に戻り、空気室185と圧力室183との圧
力はバランスする。これに伴ってスプリング181の付
勢力によってダイヤフラム175を軸方向内側へ撓ま
せ、スライドギヤ161をドライブギヤ109との連結
位置へ移動させる。これにより、スライドギヤ161が
ドライブギヤ109と係合してハブクラッチを連結(ロ
ック)状態とし、アクスルシャフト103にハウジング
111を連結する。この状態で四輪駆動走行が可能とな
る。このとき、ダイヤフラム175は図5上半部に示す
位置にあり、図6に示すように、ハウジング111の確
認窓197からプレート179(ダイヤフラム175)
が見えないので、容易に連結解除状態にあることを確認
できる。
【0059】また、確認窓197を構成する多孔部材1
95によって空気室185内への泥のかたまり等の異物
の侵入が防止される。
95によって空気室185内への泥のかたまり等の異物
の侵入が防止される。
【0060】なお、この四輪駆動/二輪駆動の切換操作
は、運転席からの手動操作か、または、路面条件や操舵
条件などに応じての自動操作により行われる。
は、運転席からの手動操作か、または、路面条件や操舵
条件などに応じての自動操作により行われる。
【0061】こうして、本実施形態によれば、カバー1
23の外周部に確認窓197が設けられているので、車
両出荷時の検査やその後の故障診断時において、この確
認窓197から覗いてハブクラッチが連結状態にあるか
否かを容易に確認することができる。さらに、多孔部材
195によって空気室185内への泥のかたまり等の異
物の侵入が防止される。
23の外周部に確認窓197が設けられているので、車
両出荷時の検査やその後の故障診断時において、この確
認窓197から覗いてハブクラッチが連結状態にあるか
否かを容易に確認することができる。さらに、多孔部材
195によって空気室185内への泥のかたまり等の異
物の侵入が防止される。
【0062】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載のハブクラッチによれば、ホイールハブに固定さ
れたハウジングに確認窓が設けられているので、車両出
荷時の検査やその後の故障診断時等において、この確認
窓から覗いて連結部材の位置を確認することにより、ハ
ブクラッチが連結状態にあるか否かを容易に確認するこ
とができる。
1記載のハブクラッチによれば、ホイールハブに固定さ
れたハウジングに確認窓が設けられているので、車両出
荷時の検査やその後の故障診断時等において、この確認
窓から覗いて連結部材の位置を確認することにより、ハ
ブクラッチが連結状態にあるか否かを容易に確認するこ
とができる。
【0063】請求項2記載のハブクラッチによれば、圧
力室と付勢部材とからなる付勢手段を備えるハブクラッ
チにおいて、ホイールハブ側のハウジングに確認窓が設
けられているので、車両出荷時の検査やその後の故障診
断時等において、この確認窓から覗いて連結部材の位置
を確認することにより、ハブクラッチが連結状態にある
か否かを容易に確認することができる。すなわち、ハブ
クラッチに故障が生じた場合、その故障部位がハブクラ
ッチ自体の故障か、圧力供給部等その他の部位の故障な
のかの判断を容易に行うことかできる。
力室と付勢部材とからなる付勢手段を備えるハブクラッ
チにおいて、ホイールハブ側のハウジングに確認窓が設
けられているので、車両出荷時の検査やその後の故障診
断時等において、この確認窓から覗いて連結部材の位置
を確認することにより、ハブクラッチが連結状態にある
か否かを容易に確認することができる。すなわち、ハブ
クラッチに故障が生じた場合、その故障部位がハブクラ
ッチ自体の故障か、圧力供給部等その他の部位の故障な
のかの判断を容易に行うことかできる。
【0064】請求項3記載のハブクラッチによれば、請
求項2記載のハブクラッチによる効果に加え、確認窓を
ハウジングの空気室を画成する部位に設けた通気孔と、
該通気孔の内側に設けた内部確認可能な多孔部材とによ
り形成して大気と連通し、この多孔部材はハウジングの
内部が確認できる程度の目の大きさで形成されているの
で、空気室内への大きな泥のかたまり等の異物の侵入を
防止できる。
求項2記載のハブクラッチによる効果に加え、確認窓を
ハウジングの空気室を画成する部位に設けた通気孔と、
該通気孔の内側に設けた内部確認可能な多孔部材とによ
り形成して大気と連通し、この多孔部材はハウジングの
内部が確認できる程度の目の大きさで形成されているの
で、空気室内への大きな泥のかたまり等の異物の侵入を
防止できる。
【0065】請求項4記載のハブクラッチによれば、請
求項2または3記載のハブクラッチによる効果に加え、
確認窓をカバーの外周部に設けてあるので、ダイヤフラ
ム等の可動部の作動状態を一層容易に確認することがで
きる。
求項2または3記載のハブクラッチによる効果に加え、
確認窓をカバーの外周部に設けてあるので、ダイヤフラ
ム等の可動部の作動状態を一層容易に確認することがで
きる。
【図1】第1実施形態のハブクラッチの断面図である。
【図2】第1実施形態のハブクラッチの作動を説明する
説明図である。
説明図である。
【図3】第1実施形態のハブクラッチの作動を説明する
説明図である。
説明図である。
【図4】(a)は第1実施形態のハブクラッチの連結時
の確認窓部を示す図であり、(b)は同連結解除時の確
認窓部を示す図である。
の確認窓部を示す図であり、(b)は同連結解除時の確
認窓部を示す図である。
【図5】第2実施形態のハブクラッチの断面図である。
【図6】第2実施形態のハブクラッチの連結時の確認窓
部を示す図である。
部を示す図である。
【図7】第2実施形態のハブクラッチの連結解除時の確
認窓部を示す図である。
認窓部を示す図である。
【図8】従来例のハブクラッチの断面図である。
1,103 アクスルシャフト(駆動車軸) 2,109 ドライブギヤ 2a,25b,165,167 ギヤ部 2b スプライン部 3,127 ホィールハブ 4 カム部材(付勢手段) 4a,8a,9a,9b カム部 8 ブレーキアウタ(付勢手段) 9 ブレーキインナ(付勢手段) 9d 突起部 11 リリースプレート 16 ワイヤーブレーキ(付勢手段) 16a,26b 屈曲部 22,163 スプライン部 24,111 ハウジング 24b,197 確認窓 25,161 スライドギヤ(連結部材) 25a スプライン 26 リテーナ(付勢手段) 26a リテーナアーム 26c 爪部 27 リターンスプリング(付勢手段) 28 シフトスプリング(付勢手段) 30 ノブ(付勢手段) 31a カム面 31b 凹所 123 カバー 175 ダイヤフラム(付勢手段) 181 スプリング(付勢手段、付勢部材) 183 圧力室(付勢手段) 185 空気室 193 通気孔 195 多孔部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和義 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内 (72)発明者 仲田 友幸 栃木県栃木市大宮町2388番地 栃木富士産 業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 車両のホイールハブに固定されたハウジ
ングと駆動車軸とを連結する連結位置と該連結を解除す
る連結解除位置とに移動可能な連結部材と、手動又は自
動的に連結部材を前記両位置のいずれかに移動させる付
勢手段とを備えてなるハブクラッチであって、 前記ハウジングに、連結部材が前記両位置のいずれに位
置しているかを外部から確認可能な確認窓を設けたこと
を特徴とするハブクラッチ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のハブクラッチであっ
て、 前記付勢手段は、ダイヤフラムの隔壁を有し圧力供給を
受けたときのダイヤフラムの撓みによって連結部材を前
記両位置の一方へ移動させる圧力室と、連結部材を前記
両位置の他方へ付勢する付勢部材とを備えることを特徴
とするハブクラッチ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のハブクラッチであっ
て、 前記確認窓は、ハウジングの空気室を画成する部位に大
気と連通するように設けられた通気孔と、前記通気孔の
内側に設けられ内部を確認可能な多孔部材とからなるこ
とを特徴とするハブクラッチ。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載のハブクラッチで
あって、 前記確認窓をカバーの外周部に設けたことを特徴とする
ハブクラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19983895A JPH0939596A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ハブクラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19983895A JPH0939596A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ハブクラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939596A true JPH0939596A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16414494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19983895A Pending JPH0939596A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ハブクラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0939596A (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19983895A patent/JPH0939596A/ja active Pending
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