JPH0939635A - アシストグリップの支持構造 - Google Patents
アシストグリップの支持構造Info
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- JPH0939635A JPH0939635A JP19629495A JP19629495A JPH0939635A JP H0939635 A JPH0939635 A JP H0939635A JP 19629495 A JP19629495 A JP 19629495A JP 19629495 A JP19629495 A JP 19629495A JP H0939635 A JPH0939635 A JP H0939635A
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- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 手を離すとリテーナーの両端が除々に収納さ
れ、アシストグリップの引き出し時又は収納時に異音が
発生しないようにする。 【解決手段】 アシストグリップのリテーナー46の両
端に、長手方向に沿って長孔50が形成されている。ま
た、台座12はボルト24で車内に固定され、このボル
ト24へ長孔50が挿通され、リテーナー46がボルト
24に保持された状態で長手方向に沿ってスライドす
る。長孔50とボルト24との摺動部分には、樹脂カバ
ー56が取付けられている。このため、リテーナー46
の両端を台座12から引き出したとき、あるいは、リテ
ーナー46の両端を台座12に引き戻したとき、樹脂カ
バー56がボルト24と当たる。このように、長孔50
とボルト24の衝突(金属同士)でなく、樹脂と金属と
の衝突であるので、異音が発生しない。
れ、アシストグリップの引き出し時又は収納時に異音が
発生しないようにする。 【解決手段】 アシストグリップのリテーナー46の両
端に、長手方向に沿って長孔50が形成されている。ま
た、台座12はボルト24で車内に固定され、このボル
ト24へ長孔50が挿通され、リテーナー46がボルト
24に保持された状態で長手方向に沿ってスライドす
る。長孔50とボルト24との摺動部分には、樹脂カバ
ー56が取付けられている。このため、リテーナー46
の両端を台座12から引き出したとき、あるいは、リテ
ーナー46の両端を台座12に引き戻したとき、樹脂カ
バー56がボルト24と当たる。このように、長孔50
とボルト24の衝突(金属同士)でなく、樹脂と金属と
の衝突であるので、異音が発生しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車内に取付けられ
る引出し式のアシストグリップの支持構造に関する。
る引出し式のアシストグリップの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、車内のルーフ枠10
には、安定した乗車姿勢を確保できるように、可撓性の
アシストグリップ44が設けられており、使用時には両
端の台座102に支持されたアシストグリップ44を引
き出して把持できるようになっている。
には、安定した乗車姿勢を確保できるように、可撓性の
アシストグリップ44が設けられており、使用時には両
端の台座102に支持されたアシストグリップ44を引
き出して把持できるようになっている。
【0003】ところで、図8及び図9に示すように、ア
シストグリップ44は、金属製のリテーナー46と、こ
のリテーナー46を被覆し乗員が把持するカバー(図示
省略)とで構成されている。リテーナー46の両端に
は、長孔104が形成されており、この長孔104へ台
座102をルーフ枠10に固定するボルト22が挿通さ
れている。
シストグリップ44は、金属製のリテーナー46と、こ
のリテーナー46を被覆し乗員が把持するカバー(図示
省略)とで構成されている。リテーナー46の両端に
は、長孔104が形成されており、この長孔104へ台
座102をルーフ枠10に固定するボルト22が挿通さ
れている。
【0004】このような構成によって、台座102から
リテーナー46を引き出すことができ、また、手を離す
とリテーナー46の弾性復元力によって、リテーナー4
6の両端が台座102内に収納される。
リテーナー46を引き出すことができ、また、手を離す
とリテーナー46の弾性復元力によって、リテーナー4
6の両端が台座102内に収納される。
【0005】ところが、従来のアシストグリップ44で
は、強く引き出すと長孔104の孔縁がボルト22に衝
突して、異音を発生させることがある。また、リテーナ
ー46の弾性復元力によって、リテーナー46の両端が
台座102に収納される際、長孔104の反対側の孔縁
がボルト22に衝突し、異音を発生させることもある。
は、強く引き出すと長孔104の孔縁がボルト22に衝
突して、異音を発生させることがある。また、リテーナ
ー46の弾性復元力によって、リテーナー46の両端が
台座102に収納される際、長孔104の反対側の孔縁
がボルト22に衝突し、異音を発生させることもある。
【0006】さらに、止め板70と台座102との間に
は、リテーナー46の撓みを考慮して一定のクリアラン
スSが設けられているため、リテーナー46の両端が収
納されるとき、バタついて異音を発生させることがあ
る。
は、リテーナー46の撓みを考慮して一定のクリアラン
スSが設けられているため、リテーナー46の両端が収
納されるとき、バタついて異音を発生させることがあ
る。
【0007】また、リテーナー46の弾性復元力で一気
にリテーナー46の両端が引き戻されてしまうため、高
級感がない。
にリテーナー46の両端が引き戻されてしまうため、高
級感がない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、手を離すとリテーナーの両端が除々に収納され、
アシストグリップの引き出し時又は収納時に異音が発生
しないアシストグリップの支持構造を提供することを目
的とする。
慮し、手を離すとリテーナーの両端が除々に収納され、
アシストグリップの引き出し時又は収納時に異音が発生
しないアシストグリップの支持構造を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のアシス
トグリップの支持構造では、車内への露出部分が把持用
のカバーで被覆されたリテーナーの両端に、長手方向に
沿って長孔が形成されている。また、台座はボルトで車
内に固定されており、このボルトへ長孔が挿通され、リ
テーナーがボルトに保持された状態で長手方向に沿って
スライドする。
トグリップの支持構造では、車内への露出部分が把持用
のカバーで被覆されたリテーナーの両端に、長手方向に
沿って長孔が形成されている。また、台座はボルトで車
内に固定されており、このボルトへ長孔が挿通され、リ
テーナーがボルトに保持された状態で長手方向に沿って
スライドする。
【0010】この長孔とボルトとの摺動部分には、樹脂
カバーが取付けられている。このため、リテーナーの両
端を台座から引き出したとき、あるいは、リテーナーの
両端を台座に引き戻したとき、樹脂カバーがボルトに当
たる。このように、長孔とボルトの衝突(金属同士)で
なく、樹脂と金属との衝突であるので、異音が発生しな
い。
カバーが取付けられている。このため、リテーナーの両
端を台座から引き出したとき、あるいは、リテーナーの
両端を台座に引き戻したとき、樹脂カバーがボルトに当
たる。このように、長孔とボルトの衝突(金属同士)で
なく、樹脂と金属との衝突であるので、異音が発生しな
い。
【0011】請求項2に記載のアシストグリップの支持
構造では、保持部材と台座に設けられたストッパーとの
間に樹脂カバーが摺動可能に保持されている。ここで、
ストッパーは、樹脂カバーを保持部材に向かって付勢し
ているので、保持部材との間にクリアランスがなくな
り、リテーナーを収納するときのバタ付きがなくなる。
構造では、保持部材と台座に設けられたストッパーとの
間に樹脂カバーが摺動可能に保持されている。ここで、
ストッパーは、樹脂カバーを保持部材に向かって付勢し
ているので、保持部材との間にクリアランスがなくな
り、リテーナーを収納するときのバタ付きがなくなる。
【0012】請求項3に記載のアシストグリップの支持
構造では、樹脂カバーの裏側に摺動面が形成されてお
り、この摺動面がストッパーと摺動可能となっている。
ここで、リテーナーが弾性復帰力で台座に引き戻される
とき、摺動面の摺動抵抗でブレーキが掛かり除々に引き
戻されるので、高級感を与える。
構造では、樹脂カバーの裏側に摺動面が形成されてお
り、この摺動面がストッパーと摺動可能となっている。
ここで、リテーナーが弾性復帰力で台座に引き戻される
とき、摺動面の摺動抵抗でブレーキが掛かり除々に引き
戻されるので、高級感を与える。
【0013】請求項4に記載のアシストグリップの支持
構造では、板ばねが樹脂カバーと一体成形されている。
この板ばねは、保持部材に当接し樹脂カバーを常に台座
へ押し付けている。このため、リテーナーを収納すると
きのバタ付きがなくなる。また、板ばねを一体成形しス
トッパーを使用しないことで、部品点数の削減が図れ
る。
構造では、板ばねが樹脂カバーと一体成形されている。
この板ばねは、保持部材に当接し樹脂カバーを常に台座
へ押し付けている。このため、リテーナーを収納すると
きのバタ付きがなくなる。また、板ばねを一体成形しス
トッパーを使用しないことで、部品点数の削減が図れ
る。
【0014】請求項5に記載のアシストグリップの支持
構造では、台座に樹脂カバーの端部が当接可能な緩衝部
材が設けられている。この緩衝部材でリテーナーの弾性
復元力が吸収されるので、リテーナーがゆっくりと引き
戻される。
構造では、台座に樹脂カバーの端部が当接可能な緩衝部
材が設けられている。この緩衝部材でリテーナーの弾性
復元力が吸収されるので、リテーナーがゆっくりと引き
戻される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示すように、第1形態に係
るアシストグリップの支持構造は、ルーフ枠10(図7
参照)へ取付けられるブロック状の台座12を備えてい
る。この台座12の取付面には、挿入片14が突設され
ており、ルーフ枠10へ取付けるときの位置決め用とな
っている。
るアシストグリップの支持構造は、ルーフ枠10(図7
参照)へ取付けられるブロック状の台座12を備えてい
る。この台座12の取付面には、挿入片14が突設され
ており、ルーフ枠10へ取付けるときの位置決め用とな
っている。
【0016】台座12の車内側には、ベース面18が形
成されている。ベース面18の中央は切下げされてお
り、ストッパー16を収納する矩形状の収納部20とな
っている。
成されている。ベース面18の中央は切下げされてお
り、ストッパー16を収納する矩形状の収納部20とな
っている。
【0017】この収納部20の底面20Aには、挿通孔
22が穿設されており、ボルト24が挿通されるように
なっている。このボルト24で、台座12がルーフ枠1
0へ取付けられる。また、挿通孔22の回りには、環状
溝26が形成されており、スプリング30の下端が収納
される。
22が穿設されており、ボルト24が挿通されるように
なっている。このボルト24で、台座12がルーフ枠1
0へ取付けられる。また、挿通孔22の回りには、環状
溝26が形成されており、スプリング30の下端が収納
される。
【0018】一方、収納部20に収納されるストッパー
16は、角部が丸まった矩形状の板材で中央にボルト挿
通用の孔32が形成されている。ストッパー16の表側
には、孔32を横断するように溝部34が形成されてい
る。また、ストッパー16の一端は、削ぎ落とされて薄
肉となっている。
16は、角部が丸まった矩形状の板材で中央にボルト挿
通用の孔32が形成されている。ストッパー16の表側
には、孔32を横断するように溝部34が形成されてい
る。また、ストッパー16の一端は、削ぎ落とされて薄
肉となっている。
【0019】さらに、ストッパー16の裏側には、孔3
2の回りに環状溝28が形成されている。この環状溝2
8へスプリング30の上端が収まり、ストッパー16を
収納部20から押し出す方向へ付勢する。
2の回りに環状溝28が形成されている。この環状溝2
8へスプリング30の上端が収まり、ストッパー16を
収納部20から押し出す方向へ付勢する。
【0020】また、台座12の幅方向の両端には、ガイ
ド壁36が設けられている。このガイド壁36の両端に
は、突起38が突設されており、この突起38の間にボ
ルト孔68が穿設された止め板70が嵌まり込むように
なっている。
ド壁36が設けられている。このガイド壁36の両端に
は、突起38が突設されており、この突起38の間にボ
ルト孔68が穿設された止め板70が嵌まり込むように
なっている。
【0021】さらに、ストッパー16の側面からは、爪
40が突設されており、収納部20の側壁に形成された
長孔42へ挿入され、ストッパー16の上下方向への移
動を担保すると共に、ストッパー16が収納部20から
抜け出さないようにしている。
40が突設されており、収納部20の側壁に形成された
長孔42へ挿入され、ストッパー16の上下方向への移
動を担保すると共に、ストッパー16が収納部20から
抜け出さないようにしている。
【0022】一方、アシストグリップ44は、薄板状で
金属製のリテーナー46と、このリテーナー46を被覆
し乗員が把持する可撓性を持った合成樹脂製のカバー4
8とで構成されている。リテーナー46の両端には、長
円状の長孔50が形成されている。この長孔50より外
側には、矩形状の係止孔52が穿設されている。
金属製のリテーナー46と、このリテーナー46を被覆
し乗員が把持する可撓性を持った合成樹脂製のカバー4
8とで構成されている。リテーナー46の両端には、長
円状の長孔50が形成されている。この長孔50より外
側には、矩形状の係止孔52が穿設されている。
【0023】このリテーナー46は、樹脂カバー56で
覆われるようになっている。この樹脂カバー56は、ガ
イド壁36の間をスライド可能な板幅を持った樹脂板
で、一端から、長孔50の孔幅より狭い幅のU字状の開
口54が切り開かれている。
覆われるようになっている。この樹脂カバー56は、ガ
イド壁36の間をスライド可能な板幅を持った樹脂板
で、一端から、長孔50の孔幅より狭い幅のU字状の開
口54が切り開かれている。
【0024】また、樹脂カバー56を板厚を2分するよ
うに、取付溝58が一端側から切り込まれている。この
取付溝58の溝幅は、リテーナー46の幅と略同一で、
また、溝の高さはリテーナー46の板厚と略同一となっ
ている。さらに、取付溝58の奥行きは、リテーナー4
6の端部が取付溝58の奥壁58Aに当たった状態で、
開口54の孔縁54Aが長孔50の孔縁50Aより孔内
へ突出するように設定されている。このため、長孔50
の孔縁50Aとボルト24は衝突しない。
うに、取付溝58が一端側から切り込まれている。この
取付溝58の溝幅は、リテーナー46の幅と略同一で、
また、溝の高さはリテーナー46の板厚と略同一となっ
ている。さらに、取付溝58の奥行きは、リテーナー4
6の端部が取付溝58の奥壁58Aに当たった状態で、
開口54の孔縁54Aが長孔50の孔縁50Aより孔内
へ突出するように設定されている。このため、長孔50
の孔縁50Aとボルト24は衝突しない。
【0025】また、樹脂カバー56の他端は、コ字状に
切り抜かれており、取付溝58内へ入り込む片持ち状の
爪片60が形成されている。この爪片60がリテーナー
46の係止孔52へ係止され、樹脂カバー56がリテー
ナー46にワンタッチで取付けられる。
切り抜かれており、取付溝58内へ入り込む片持ち状の
爪片60が形成されている。この爪片60がリテーナー
46の係止孔52へ係止され、樹脂カバー56がリテー
ナー46にワンタッチで取付けられる。
【0026】さらに、樹脂カバー56の下面には、湾曲
して窪んだ摺動面62が形成されており、この摺動面6
2と連続して一端側には平坦部64が、また、他端側に
は凸部65が形成されている。この摺動面62から平坦
部64に至る範囲が、ストッパー16の上面と摺動して
樹脂カバー56にブレーキ力を付与する。
して窪んだ摺動面62が形成されており、この摺動面6
2と連続して一端側には平坦部64が、また、他端側に
は凸部65が形成されている。この摺動面62から平坦
部64に至る範囲が、ストッパー16の上面と摺動して
樹脂カバー56にブレーキ力を付与する。
【0027】次に、アシストグリップの取付け手順を説
明する。先ず、台座12の環状溝26へスプリング30
の下端を嵌め込み、スプリング30の上端をストッパー
16の環状溝28に押し込みながら、ストッパー16を
収納部20へ嵌める。このとき、爪40が側壁に形成さ
れた長孔42へ係止されるので、ストッパー16は収納
部20から抜け出さない。次に、ルーフ枠10に形成さ
れた位置決め孔(図示省略)に挿入片14を挿入し、台
座12を仮止めする。
明する。先ず、台座12の環状溝26へスプリング30
の下端を嵌め込み、スプリング30の上端をストッパー
16の環状溝28に押し込みながら、ストッパー16を
収納部20へ嵌める。このとき、爪40が側壁に形成さ
れた長孔42へ係止されるので、ストッパー16は収納
部20から抜け出さない。次に、ルーフ枠10に形成さ
れた位置決め孔(図示省略)に挿入片14を挿入し、台
座12を仮止めする。
【0028】一方、リテーナー46の端部を取付溝58
へ押し込むと、係止孔52が爪片60に係止され、樹脂
カバー56がリテーナー46へ取付けられる。次に、樹
脂カバー56の凸部65をストッパー16の溝部34へ
押し当て、止め板70をガイド壁36の上に載せ突起3
8の間に嵌め込む。ここで、ワッシャー72を介在して
ボルト24を挿入し、台座12をルーフ枠10へ固定す
る。このようにして、アシストグリップ44がルーフ枠
10に取付けられる。
へ押し込むと、係止孔52が爪片60に係止され、樹脂
カバー56がリテーナー46へ取付けられる。次に、樹
脂カバー56の凸部65をストッパー16の溝部34へ
押し当て、止め板70をガイド壁36の上に載せ突起3
8の間に嵌め込む。ここで、ワッシャー72を介在して
ボルト24を挿入し、台座12をルーフ枠10へ固定す
る。このようにして、アシストグリップ44がルーフ枠
10に取付けられる。
【0029】ここで、図2に示すように、乗員がアシス
トグリップを把持すると、樹脂カバー56の上面が止め
板70と、また樹脂カバー56の摺動面62がストッパ
ー16と摺動し矢印A方向へリテーナー46が引き出さ
れる。このとき、スプリング30でストッパー16が樹
脂カバー56を止め板70に向かって押し付けているの
で、バタ付くことなく、リテーナー46が台座12から
引き出される。このように、樹脂材同士が摺動するの
で、操作フィーリングが極めてよい。
トグリップを把持すると、樹脂カバー56の上面が止め
板70と、また樹脂カバー56の摺動面62がストッパ
ー16と摺動し矢印A方向へリテーナー46が引き出さ
れる。このとき、スプリング30でストッパー16が樹
脂カバー56を止め板70に向かって押し付けているの
で、バタ付くことなく、リテーナー46が台座12から
引き出される。このように、樹脂材同士が摺動するの
で、操作フィーリングが極めてよい。
【0030】また、通常の力でリテーナー46が引き出
される場合は、樹脂カバー56の摺動面62及び平坦部
64とストッパー16との摺動抵抗、及び溝部34と凸
部65との係合力で、リテーナー46は図2に示した状
態以上には、引き出されない。しかし、大きな力でリテ
ーナー46が引き出されると、開口54の孔縁54Aが
ボルト24に衝突する。ところが、金属同士(リテーナ
ー46の長孔50とボルト24)の衝突でないので、異
音は発生しない。
される場合は、樹脂カバー56の摺動面62及び平坦部
64とストッパー16との摺動抵抗、及び溝部34と凸
部65との係合力で、リテーナー46は図2に示した状
態以上には、引き出されない。しかし、大きな力でリテ
ーナー46が引き出されると、開口54の孔縁54Aが
ボルト24に衝突する。ところが、金属同士(リテーナ
ー46の長孔50とボルト24)の衝突でないので、異
音は発生しない。
【0031】次に、乗員がアシストグリップから手を離
すと、図3に示すように、リテーナー46が弾性復帰力
で台座12に収納されるが、樹脂カバー56の摺動面6
2及び平坦部64とストッパー16との摺動抵抗でブレ
ーキが掛かり除々に引き戻されるので、高級感を出すこ
とができる。また、スプリング30の付勢力によって、
ストッパー16が樹脂カバー56を止め板70へ押し当
てクリアランスをなくしているので、バタ付きがなくな
る。
すと、図3に示すように、リテーナー46が弾性復帰力
で台座12に収納されるが、樹脂カバー56の摺動面6
2及び平坦部64とストッパー16との摺動抵抗でブレ
ーキが掛かり除々に引き戻されるので、高級感を出すこ
とができる。また、スプリング30の付勢力によって、
ストッパー16が樹脂カバー56を止め板70へ押し当
てクリアランスをなくしているので、バタ付きがなくな
る。
【0032】なお、長孔50は、リテーナー46を引き
戻したとき、孔縁50Bがボルト24に衝突しない長さ
に設定されている。また、上述した取付け手順は一例に
過ぎず、これに限定されるものではない。
戻したとき、孔縁50Bがボルト24に衝突しない長さ
に設定されている。また、上述した取付け手順は一例に
過ぎず、これに限定されるものではない。
【0033】次に、第2形態に係るアシストグリップの
支持構造を説明する。図4に示すように、第2形態で
は、台座88のベース面18に半円状の横溝76が形成
されている。樹脂カバー78がこのベース面18に載せ
られたとき、この横溝76へ樹脂カバー78の端部に設
けられた膨出部80が係合し、あるいはスライドしたと
き、膨出部80が横溝76からベース面18へ乗り上げ
可能となっている(図5及び図6参照)。
支持構造を説明する。図4に示すように、第2形態で
は、台座88のベース面18に半円状の横溝76が形成
されている。樹脂カバー78がこのベース面18に載せ
られたとき、この横溝76へ樹脂カバー78の端部に設
けられた膨出部80が係合し、あるいはスライドしたと
き、膨出部80が横溝76からベース面18へ乗り上げ
可能となっている(図5及び図6参照)。
【0034】また、台座88の他端には、樹脂カバー7
8がベース面18から脱落しないように、止め壁90が
立設されている。この止め壁90の中央には、だるま形
状の止め孔92が形成されている。この止め孔92に
は、ゴムブッシュ94の側面から突設された首部96が
嵌め込まれる。首部96の先端には、円形状のストッパ
ー98が設けられており、ゴムブッシュ94が抜け落ち
ないようになっている。
8がベース面18から脱落しないように、止め壁90が
立設されている。この止め壁90の中央には、だるま形
状の止め孔92が形成されている。この止め孔92に
は、ゴムブッシュ94の側面から突設された首部96が
嵌め込まれる。首部96の先端には、円形状のストッパ
ー98が設けられており、ゴムブッシュ94が抜け落ち
ないようになっている。
【0035】このゴムブッシュ94は菱形の中空体で、
図6に示すように、撓みながら樹脂カバー78との衝撃
力を吸収するようになっている。
図6に示すように、撓みながら樹脂カバー78との衝撃
力を吸収するようになっている。
【0036】一方、樹脂カバー78には、第1形態と同
様な爪片60が形成されている。また、樹脂カバー78
の取付溝80を構成する上片は、略中央から上斜め方向
へ折り曲げられ、さらに水平に延出する板ばね82とな
っている。この板ばね82には、開口84が形成されて
おり、挿入されるボルト24によって、樹脂カバー78
の移動が干渉されないようになっている。また、取付溝
80を構成する下片にも長孔86が穿設され、樹脂カバ
ー78の移動を干渉しないようになっている。
様な爪片60が形成されている。また、樹脂カバー78
の取付溝80を構成する上片は、略中央から上斜め方向
へ折り曲げられ、さらに水平に延出する板ばね82とな
っている。この板ばね82には、開口84が形成されて
おり、挿入されるボルト24によって、樹脂カバー78
の移動が干渉されないようになっている。また、取付溝
80を構成する下片にも長孔86が穿設され、樹脂カバ
ー78の移動を干渉しないようになっている。
【0037】さらに、リテーナー46の端部には、長孔
100が形成されている。この長孔100の孔縁100
Aは平坦に、孔縁100Bは円形に加工されている。こ
の孔縁100Aが爪片60を係止するようになってい
る。
100が形成されている。この長孔100の孔縁100
Aは平坦に、孔縁100Bは円形に加工されている。こ
の孔縁100Aが爪片60を係止するようになってい
る。
【0038】次に、アシストグリップの取付け手順を説
明する。先ず、リテーナー46の端部を取付溝80へ押
し込むと、長孔100の孔縁100Aが爪片60に係止
され、樹脂カバー78がリテーナー46へ取付けられ
る。次に、樹脂カバー56の膨出部80を台座88の横
溝76へ係合させる。また、ゴムブッシュ94をベース
面18に置き、首部96を止め孔92へ嵌め込む。
明する。先ず、リテーナー46の端部を取付溝80へ押
し込むと、長孔100の孔縁100Aが爪片60に係止
され、樹脂カバー78がリテーナー46へ取付けられ
る。次に、樹脂カバー56の膨出部80を台座88の横
溝76へ係合させる。また、ゴムブッシュ94をベース
面18に置き、首部96を止め孔92へ嵌め込む。
【0039】ここで、板ばね82を押し下げながら止め
板70を突起38の間に嵌め込み、ボルト24を挿通し
て、台座88をルーフ枠10へ固定する。
板70を突起38の間に嵌め込み、ボルト24を挿通し
て、台座88をルーフ枠10へ固定する。
【0040】ここで、図5に示すように、乗員がアシス
トグリップを把持したとき、樹脂カバー78の板ばね8
2が止め板70と、樹脂カバー78の膨出部80がベー
ス面18と摺動し矢印A方向へリテーナー46が引き出
される。このとき、板ばね82が樹脂カバー78をベー
ス面18に向かって押し付けているので、バタ付くこと
なく、リテーナー46が台座88から引き出される。こ
のように、樹脂材同士が摺動するので、操作フィーリン
グが極めてよい。
トグリップを把持したとき、樹脂カバー78の板ばね8
2が止め板70と、樹脂カバー78の膨出部80がベー
ス面18と摺動し矢印A方向へリテーナー46が引き出
される。このとき、板ばね82が樹脂カバー78をベー
ス面18に向かって押し付けているので、バタ付くこと
なく、リテーナー46が台座88から引き出される。こ
のように、樹脂材同士が摺動するので、操作フィーリン
グが極めてよい。
【0041】また、通常の力でリテーナー46が引き出
される場合は、樹脂カバー78の板ばね82と止め板7
0との摺動抵抗、及び横溝76と膨出部80との係合力
で、リテーナー46は図2に示した状態以上には、引き
出されない。しかし、大きな力でリテーナー46が引き
出されると、開口84、86の孔縁がボルト24に衝突
する。ところが、金属同士(リテーナー46の長孔10
0とボルト24)の衝突でないので、異音は発生しな
い。
される場合は、樹脂カバー78の板ばね82と止め板7
0との摺動抵抗、及び横溝76と膨出部80との係合力
で、リテーナー46は図2に示した状態以上には、引き
出されない。しかし、大きな力でリテーナー46が引き
出されると、開口84、86の孔縁がボルト24に衝突
する。ところが、金属同士(リテーナー46の長孔10
0とボルト24)の衝突でないので、異音は発生しな
い。
【0042】次に、乗員がアシストグリップ44から手
を離すと、図6に示すように、リテーナー46が弾性復
帰力で台座88に収納されるが、樹脂カバー78の板ば
ね82と止め板70との摺動抵抗、及びベース面18と
膨出部80との摺動抵抗でブレーキが掛かり除々に引き
戻されるので、高級感を感じさせることができる。
を離すと、図6に示すように、リテーナー46が弾性復
帰力で台座88に収納されるが、樹脂カバー78の板ば
ね82と止め板70との摺動抵抗、及びベース面18と
膨出部80との摺動抵抗でブレーキが掛かり除々に引き
戻されるので、高級感を感じさせることができる。
【0043】ここで、一気にリテーナー46が引き戻さ
れても、樹脂カバー78の端部がゴムブッシュ94に当
たって衝撃力を吸収される。
れても、樹脂カバー78の端部がゴムブッシュ94に当
たって衝撃力を吸収される。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、手を離す
とリテーナーの両端が除々に収納され、アシストグリッ
プの引き出し時又は収納時に異音が発生しない。このた
め、高級感を演出することができる。
とリテーナーの両端が除々に収納され、アシストグリッ
プの引き出し時又は収納時に異音が発生しない。このた
め、高級感を演出することができる。
【図1】第1形態に係るアシストグリップの支持構造を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】第1形態に係るアシストグリップの引き出し状
態を示した側断面図である。
態を示した側断面図である。
【図3】第1形態に係るアシストグリップの引き戻し状
態を示した側断面図である。
態を示した側断面図である。
【図4】第2形態に係るアシストグリップの支持構造を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図5】第2形態に係るアシストグリップの引き出し状
態を示した側断面図である。
態を示した側断面図である。
【図6】第2形態に係るアシストグリップの引き戻し状
態を示した側断面図である。
態を示した側断面図である。
【図7】一般的なアシストグリップの取付状態を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来のアシストグリップの引き出し状態を示し
た側断面図である。
た側断面図である。
【図9】従来のアシストグリップの引き戻し状態を示し
た側断面図である。
た側断面図である。
12 台座 16 ストッパー 24 ボルト 34 溝部 46 リテーナー 50 長孔 56 樹脂カバー 62 摺動面 70 止め板(保持部材) 82 板ばね 94 ゴムブッシュ(緩衝部材)
Claims (5)
- 【請求項1】 車内への露出部分が把持用のカバーで被
覆されたリテーナーと、前記リテーナーの両端に長手方
向に沿って形成された長孔と、前記長孔へ挿通され前記
リテーナーを長手方向に沿ってスライド可能に保持する
と、共に台座を車内に固定するボルトと、を備えたアシ
ストグリップに用いられ、 前記長孔と前記ボルトとの摺動部分に樹脂カバーを取付
けたことを特徴とするアシストグリップの支持構造。 - 【請求項2】 前記樹脂カバーの表側に配置され前記台
座との間に樹脂カバーを保持する保持部材と、前記台座
と前記樹脂カバーとの間に配設され樹脂カバーを前記保
持部材に向かって付勢するストッパーと、を有すること
を特徴とする請求項1に記載のアシストグリップの支持
構造。 - 【請求項3】 前記樹脂カバーの裏側に前記ストッパー
と摺動して摺動抵抗を付与される摺動面が形成されたこ
とを特徴とする請求項2に記載のアシストグリップの支
持構造。 - 【請求項4】 前記樹脂カバーの表側に配置され前記台
座との間に樹脂カバーを保持する保持部材と、前記樹脂
カバーと一体成形され前記保持部材と摺動可能に当接し
樹脂カバーを前記台座に付勢する板ばねと、を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のアシストグリップの支
持構造。 - 【請求項5】 前記台座に前記樹脂カバーの端部が当接
可能な緩衝部材を設けたことを特徴とする請求項1〜請
求項4に記載のアシストグリップの支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19629495A JP3595382B2 (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | アシストグリップの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19629495A JP3595382B2 (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | アシストグリップの支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939635A true JPH0939635A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3595382B2 JP3595382B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=16355419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19629495A Expired - Fee Related JP3595382B2 (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | アシストグリップの支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3595382B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014077128A1 (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-22 | いすゞ自動車株式会社 | 車体のフロントピラー部組み付け構造 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19629495A patent/JP3595382B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014077128A1 (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-22 | いすゞ自動車株式会社 | 車体のフロントピラー部組み付け構造 |
| JP2014097747A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Isuzu Motors Ltd | 車体のフロントピラー部組み付け構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3595382B2 (ja) | 2004-12-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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