JPH0940320A - エレベータガイドレールの芯出し装置 - Google Patents
エレベータガイドレールの芯出し装置Info
- Publication number
- JPH0940320A JPH0940320A JP18711495A JP18711495A JPH0940320A JP H0940320 A JPH0940320 A JP H0940320A JP 18711495 A JP18711495 A JP 18711495A JP 18711495 A JP18711495 A JP 18711495A JP H0940320 A JPH0940320 A JP H0940320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- centering
- guide rail
- hoistway
- holding
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業者の熟練度に左右されずに、ガイドレー
ルを短時間で精度良く芯出しすることができるエレベー
タガイドレールの芯出し装置を提供する。 【構成】 ベース部材30に伸長装置331,332を
介して保持装置63a,63bを設け、この保持装置6
3a,63bによって昇降路壁に設けられている中間ビ
ーム61などの鉄骨部材に装置全体を保持させ、ベース
部材30に第一の位置調整装置42および第二の位置調
整装置481,482を介して把持装置45a,45b
を設け、保持装置63a,63bによる支持状態で、把
持装置45a,45bにレール部材4a,4bを把持さ
せ、第一の位置調整装置42および第二の位置調整装置
481,482を操作しながらレール部材4a,4bを
変位させて芯出しを行なう。
ルを短時間で精度良く芯出しすることができるエレベー
タガイドレールの芯出し装置を提供する。 【構成】 ベース部材30に伸長装置331,332を
介して保持装置63a,63bを設け、この保持装置6
3a,63bによって昇降路壁に設けられている中間ビ
ーム61などの鉄骨部材に装置全体を保持させ、ベース
部材30に第一の位置調整装置42および第二の位置調
整装置481,482を介して把持装置45a,45b
を設け、保持装置63a,63bによる支持状態で、把
持装置45a,45bにレール部材4a,4bを把持さ
せ、第一の位置調整装置42および第二の位置調整装置
481,482を操作しながらレール部材4a,4bを
変位させて芯出しを行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータガイドレール
の芯出し装置に関する。
の芯出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータガイドレールの芯出し
装置として、特開昭61−127583号公報に記載さ
れたものが知られており、これを図12乃至図14を用
いて説明する。先ず、図7および図9に示すように昇降
路3内に一対のピアノ線1a,1bを張設し、一方のピ
アノ線1aを基準として同側の複数のレール部材4a〜
4nを昇降路3の全長に渡って順次立設し、これら間を
互いに連結して一体化したガイドレール4とし、同様
に、他方のピアノ線1bを基準として他側の複数のレー
ル部材5a,5bを昇降路3の全長に渡って順次立設
し、これら間を互いに連結して一体化したガイドレール
5としている。
装置として、特開昭61−127583号公報に記載さ
れたものが知られており、これを図12乃至図14を用
いて説明する。先ず、図7および図9に示すように昇降
路3内に一対のピアノ線1a,1bを張設し、一方のピ
アノ線1aを基準として同側の複数のレール部材4a〜
4nを昇降路3の全長に渡って順次立設し、これら間を
互いに連結して一体化したガイドレール4とし、同様
に、他方のピアノ線1bを基準として他側の複数のレー
ル部材5a,5bを昇降路3の全長に渡って順次立設
し、これら間を互いに連結して一体化したガイドレール
5としている。
【0003】このガイドレール4,5の立設作業は、図
8に示すフローチャートに従って行なっており、まずス
テップS1で図示しない建屋の所定位置を基準として一
対のピアノ線1a,1bを機械室2から昇降路3内に垂
下し、ステップS2でピアノ線1aを基準にしながら昇
降路3の下部に最下部レール部材4nを芯出しし、その
状態で最下部レール部材4nを図示しないレールブラケ
ットを介して固定する。同様に、他方のガイドレール5
の最下部レール部材を立設し、ピアノ線1bを基準にし
ながら芯出しして固定する。次いで、ステップS3で、
図7に示すようにレール部材4aをウインチ6の駆動に
より吊上げて、このレール部材4aの下端に他のレール
部材4bの上端を連結し、さらに、これら連結したレー
ル部材4a,4bを吊り上げ、レール部材4bの下端に
他のレール部材4cの上端を連結することを繰返し、昇
降路3の全長に渡ってレール部材を順次接続した後、ス
テップS4で連結したレール部材の下端を最下部レール
部材4nの上端に連結して一体のガイドレール4とし、
ステップS5で一体化したガイドレール4の上端、すな
わちレール部材4aの上端を機械室2の床2aで保持す
る。同様に、他方側のレール部材についても一体化した
ガイドレール5とし、その上端を機械室2の床2aに保
持する。次いで、ステップS6で、ガイドレール4の最
下部レール部材4nおよびガイドレール5の最下部レー
ル部材5nに係合するかご枠7および作業床8を機械室
2内の図示しない巻上機の駆動により上昇させ、ステッ
プS7で作業床8上に乗った作業者がガイドレール4お
よびガイドレール5を芯出しして固定している。
8に示すフローチャートに従って行なっており、まずス
テップS1で図示しない建屋の所定位置を基準として一
対のピアノ線1a,1bを機械室2から昇降路3内に垂
下し、ステップS2でピアノ線1aを基準にしながら昇
降路3の下部に最下部レール部材4nを芯出しし、その
状態で最下部レール部材4nを図示しないレールブラケ
ットを介して固定する。同様に、他方のガイドレール5
の最下部レール部材を立設し、ピアノ線1bを基準にし
ながら芯出しして固定する。次いで、ステップS3で、
図7に示すようにレール部材4aをウインチ6の駆動に
より吊上げて、このレール部材4aの下端に他のレール
部材4bの上端を連結し、さらに、これら連結したレー
ル部材4a,4bを吊り上げ、レール部材4bの下端に
他のレール部材4cの上端を連結することを繰返し、昇
降路3の全長に渡ってレール部材を順次接続した後、ス
テップS4で連結したレール部材の下端を最下部レール
部材4nの上端に連結して一体のガイドレール4とし、
ステップS5で一体化したガイドレール4の上端、すな
わちレール部材4aの上端を機械室2の床2aで保持す
る。同様に、他方側のレール部材についても一体化した
ガイドレール5とし、その上端を機械室2の床2aに保
持する。次いで、ステップS6で、ガイドレール4の最
下部レール部材4nおよびガイドレール5の最下部レー
ル部材5nに係合するかご枠7および作業床8を機械室
2内の図示しない巻上機の駆動により上昇させ、ステッ
プS7で作業床8上に乗った作業者がガイドレール4お
よびガイドレール5を芯出しして固定している。
【0004】実際の芯出し作業に際しては、図9の要部
を拡大して示す平面図である図10に示す芯出し装置9
が用いられる。この芯出し装置9は、作業床8上に設置
されて水平方向に延設した棒状の基部10と、この基部
10の一端に設けられた把持装置11および基準部12
と、基部10の他端に設けられた把持装置13および基
準部14とから構成されている。把持装置11はガイド
レール4を構成するレール部材4aを挟さむ固定部材1
1aおよび可動部材11bと、これら間を締め付けてレ
ール部材4aを把持するボルト11cとから成り、また
基準部12はその一端に図10の左右方向であるX方向
に基準面12aが形成されると共に、基準部12の上面
に図10の上下方向であるY方向の基準線12bが付さ
れて構成されている。把持装置13および基準部14も
同様に、ガイドレール5を構成するレール部材5aを挟
さむ固定部材13aおよび可動部材13bと、これら間
を締め付けてレール部材5aを把持するボルト13cと
から成り、また基準部14はその一端に図10の左右方
向であるX方向に基準面14aが形成されると共に、基
準部14の上面に図10の上下方向であるY方向の基準
線14bが付されて構成されている。
を拡大して示す平面図である図10に示す芯出し装置9
が用いられる。この芯出し装置9は、作業床8上に設置
されて水平方向に延設した棒状の基部10と、この基部
10の一端に設けられた把持装置11および基準部12
と、基部10の他端に設けられた把持装置13および基
準部14とから構成されている。把持装置11はガイド
レール4を構成するレール部材4aを挟さむ固定部材1
1aおよび可動部材11bと、これら間を締め付けてレ
ール部材4aを把持するボルト11cとから成り、また
基準部12はその一端に図10の左右方向であるX方向
に基準面12aが形成されると共に、基準部12の上面
に図10の上下方向であるY方向の基準線12bが付さ
れて構成されている。把持装置13および基準部14も
同様に、ガイドレール5を構成するレール部材5aを挟
さむ固定部材13aおよび可動部材13bと、これら間
を締め付けてレール部材5aを把持するボルト13cと
から成り、また基準部14はその一端に図10の左右方
向であるX方向に基準面14aが形成されると共に、基
準部14の上面に図10の上下方向であるY方向の基準
線14bが付されて構成されている。
【0005】このような芯出し装置9を用いたレール部
材4a,5aの芯出し固定作業は次のようにして行な
う。先ず、レール部材4aの案内部41aを把持装置1
1により把持し、この状態でレール部材4aの固定部4
2aをレールクリップ15aによってかご側ブラケット
15bに仮固定する。このレールクリップ15aはかご
側ブラケット15bに結合されており、このかご側ブラ
ケット15bは、図示しないアンカーボルトにより昇降
路壁16に固設された昇降路側ブラケット15cにボル
トで結合されている。同様に、レール部材5aの案内部
51aを把持装置13により把持し、この状態でレール
部材5aの固定部52aをレールクリップ16aにて仮
固定することにより、かご側ブラケット16bおよび昇
降路側ブラケット16cを介して昇降路壁17にレール
部材5aを仮固定する。その後、作業者は図示しないハ
ンマーでかご側ブラケット15bを叩きながらX方向に
レール部材4aを移動させてピアノ線1aから基準部1
2の基準面12aまでの距離を所定寸法になるようにす
ると共に、図示しないハンマーで昇降路側ブラケット1
5cを叩きながらY方向にレール部材4aを移動させて
ピアノ線1aから基準部12の基準線12bまでの距離
を所定寸法となるようにする。この作業と同様に、作業
者は図示しないハンマーでかご側ブラケット16bを叩
きながらX方向にレール部材5aを移動させてピアノ線
1bから基準部14の基準面14aまでの距離を所定寸
法になるようにすると共に、ハンマーで昇降路側ブラケ
ット16cを叩きながらY方向にレール部材5aを移動
させてピアノ線1bから基準部14の基準線14bまで
の距離を所定寸法となるようにする。こうして、レール
部材4a,5aの芯出しをした後、かご側レールブラケ
ット15b,16bおよび昇降路側ブラケット15c,
16cの固定ボルトを本締めし、レール部材4a,5a
を昇降路壁16,17に本固定する。
材4a,5aの芯出し固定作業は次のようにして行な
う。先ず、レール部材4aの案内部41aを把持装置1
1により把持し、この状態でレール部材4aの固定部4
2aをレールクリップ15aによってかご側ブラケット
15bに仮固定する。このレールクリップ15aはかご
側ブラケット15bに結合されており、このかご側ブラ
ケット15bは、図示しないアンカーボルトにより昇降
路壁16に固設された昇降路側ブラケット15cにボル
トで結合されている。同様に、レール部材5aの案内部
51aを把持装置13により把持し、この状態でレール
部材5aの固定部52aをレールクリップ16aにて仮
固定することにより、かご側ブラケット16bおよび昇
降路側ブラケット16cを介して昇降路壁17にレール
部材5aを仮固定する。その後、作業者は図示しないハ
ンマーでかご側ブラケット15bを叩きながらX方向に
レール部材4aを移動させてピアノ線1aから基準部1
2の基準面12aまでの距離を所定寸法になるようにす
ると共に、図示しないハンマーで昇降路側ブラケット1
5cを叩きながらY方向にレール部材4aを移動させて
ピアノ線1aから基準部12の基準線12bまでの距離
を所定寸法となるようにする。この作業と同様に、作業
者は図示しないハンマーでかご側ブラケット16bを叩
きながらX方向にレール部材5aを移動させてピアノ線
1bから基準部14の基準面14aまでの距離を所定寸
法になるようにすると共に、ハンマーで昇降路側ブラケ
ット16cを叩きながらY方向にレール部材5aを移動
させてピアノ線1bから基準部14の基準線14bまで
の距離を所定寸法となるようにする。こうして、レール
部材4a,5aの芯出しをした後、かご側レールブラケ
ット15b,16bおよび昇降路側ブラケット15c,
16cの固定ボルトを本締めし、レール部材4a,5a
を昇降路壁16,17に本固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エレベータガイドレールの芯出し装置は、レール部材4
a,5aをレールクリップ15a,16aで把持し、か
ご側ブラケット15b,16bを介して昇降路側ブラケ
ット15c,16cに仮固定させた後、ピアノ線1a,
1bを基準として、基準部12,14を所定位置に配置
するようにかご側ブラケット15b,16bおよび昇降
路側ブラケット15c,16cを叩きながら、それぞれ
X方向およびY方向にレール部材4a,5aを移動させ
て芯出ししてから本固定する必要があるため、その位置
調整作業には多大な時間を要し、作業効率を悪化させて
いた。更に、ピアノ線1aから基準面12aおよび基準
線12bまでの距離、またピアノ線1bから基準面14
aおよび基準線14bまでの距離を、作業者は目視によ
り確認しながら、かご側ブラケット15b,16bおよ
び昇降路側ブラケット15c,16cを叩いて位置調整
を行なっているため、微妙な調整作業となり、作業者の
熟練度に応じて芯出しにばらつきが生じ、芯出し精度が
低下する懸念があった。
エレベータガイドレールの芯出し装置は、レール部材4
a,5aをレールクリップ15a,16aで把持し、か
ご側ブラケット15b,16bを介して昇降路側ブラケ
ット15c,16cに仮固定させた後、ピアノ線1a,
1bを基準として、基準部12,14を所定位置に配置
するようにかご側ブラケット15b,16bおよび昇降
路側ブラケット15c,16cを叩きながら、それぞれ
X方向およびY方向にレール部材4a,5aを移動させ
て芯出ししてから本固定する必要があるため、その位置
調整作業には多大な時間を要し、作業効率を悪化させて
いた。更に、ピアノ線1aから基準面12aおよび基準
線12bまでの距離、またピアノ線1bから基準面14
aおよび基準線14bまでの距離を、作業者は目視によ
り確認しながら、かご側ブラケット15b,16bおよ
び昇降路側ブラケット15c,16cを叩いて位置調整
を行なっているため、微妙な調整作業となり、作業者の
熟練度に応じて芯出しにばらつきが生じ、芯出し精度が
低下する懸念があった。
【0007】本発明の目的とするところは、作業者の熟
練度に左右されずに、ガイドレールを短時間で精度良く
芯出しできるエレベータガイドレールの芯出し装置を提
供するにある。
練度に左右されずに、ガイドレールを短時間で精度良く
芯出しできるエレベータガイドレールの芯出し装置を提
供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、昇降路内に垂下したピアノ線を基準として
レール部材を昇降路内の所定位置に芯出しするエレベー
タガイドレールの芯出し装置において、ベース部材の両
端部に、上記昇降路側に伸長可能な伸長装置を介して上
記昇降路の鉄骨部材に上記ベース部材を取外し可能に支
持する保持装置を設け、上記ベース部材に、位置調整可
能な位置調整装置を介して支持すると共に、上記レール
部材を把持可能な把持装置を設けたことを特徴とする。
するために、昇降路内に垂下したピアノ線を基準として
レール部材を昇降路内の所定位置に芯出しするエレベー
タガイドレールの芯出し装置において、ベース部材の両
端部に、上記昇降路側に伸長可能な伸長装置を介して上
記昇降路の鉄骨部材に上記ベース部材を取外し可能に支
持する保持装置を設け、上記ベース部材に、位置調整可
能な位置調整装置を介して支持すると共に、上記レール
部材を把持可能な把持装置を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によるエレベータガイドレールの芯出し
装置は、上述の如く昇降路壁に設けられている鉄骨に保
持装置を固定し、この保持装置によってベース部材を取
外し可能に支持し、この支持したベース部材に対して、
例えばX方向およびY方向に位置調整可能な位置調整装
置を介してレール部材を把持する把持装置を設けたた
め、昇降路の構造を何等変えることなく昇降路壁に装置
全体を安定して保持させることができ、この状態で、位
置調整装置を操作して把持装置を変位させると共に、レ
ール部材の芯出しを行なうことができるので、作業者の
熟練度に左右されずに容易かつ短時間で高精度の芯出し
を行なうことができ、従来のようにレール部材を仮固定
した状態のかご側ブラケットおよび昇降路側ブラケット
を叩きながら芯出しする作業が不要となり、芯出し固定
作業の作業効率を大幅に向上することができる。
装置は、上述の如く昇降路壁に設けられている鉄骨に保
持装置を固定し、この保持装置によってベース部材を取
外し可能に支持し、この支持したベース部材に対して、
例えばX方向およびY方向に位置調整可能な位置調整装
置を介してレール部材を把持する把持装置を設けたた
め、昇降路の構造を何等変えることなく昇降路壁に装置
全体を安定して保持させることができ、この状態で、位
置調整装置を操作して把持装置を変位させると共に、レ
ール部材の芯出しを行なうことができるので、作業者の
熟練度に左右されずに容易かつ短時間で高精度の芯出し
を行なうことができ、従来のようにレール部材を仮固定
した状態のかご側ブラケットおよび昇降路側ブラケット
を叩きながら芯出しする作業が不要となり、芯出し固定
作業の作業効率を大幅に向上することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例によるエレベータガイドレ
ールの芯出し装置の斜視図であり、図2はエレベータガ
イドレールの芯出し装置を作業床の手摺上に配置した状
態を示す平面図である。筒状のベース部材30の両端部
には、このベース部材30の軸方向に伸長可能な伸長装
置331,332がそれぞれ構成されている。一方の端
の伸長装置331は、図2に示すようにベース部材30
に対して軸方向にスライド可能に取り付けられた伸長部
材33aと、適当な長さに伸長した伸長部材33aをベ
ース部材30に釈放可能に固定する保持機構32aを有
している。また、ベース部材30の他方端に設けられた
伸長装置332は、図2に示すようにベース部材30に
対して軸方向にスライド可能に取り付けられる伸長部材
33bと、適当な長さに伸長した伸長部材33bをベー
ス部材30に釈放可能に固定する保持機構19を有して
構成されており、この保持機構19は、伸長部材33b
に連結された押出しクランプ35と、この押出しクラン
プ35に押出し力を与えるレバー35aと、押出しクラ
ンプ35およびレバー35aを取付けたベースプレート
34と、このベースプレート34をベース部材30に固
定するレバー32bとから構成されている。
る。図1は本発明の一実施例によるエレベータガイドレ
ールの芯出し装置の斜視図であり、図2はエレベータガ
イドレールの芯出し装置を作業床の手摺上に配置した状
態を示す平面図である。筒状のベース部材30の両端部
には、このベース部材30の軸方向に伸長可能な伸長装
置331,332がそれぞれ構成されている。一方の端
の伸長装置331は、図2に示すようにベース部材30
に対して軸方向にスライド可能に取り付けられた伸長部
材33aと、適当な長さに伸長した伸長部材33aをベ
ース部材30に釈放可能に固定する保持機構32aを有
している。また、ベース部材30の他方端に設けられた
伸長装置332は、図2に示すようにベース部材30に
対して軸方向にスライド可能に取り付けられる伸長部材
33bと、適当な長さに伸長した伸長部材33bをベー
ス部材30に釈放可能に固定する保持機構19を有して
構成されており、この保持機構19は、伸長部材33b
に連結された押出しクランプ35と、この押出しクラン
プ35に押出し力を与えるレバー35aと、押出しクラ
ンプ35およびレバー35aを取付けたベースプレート
34と、このベースプレート34をベース部材30に固
定するレバー32bとから構成されている。
【0011】伸長部材33a,33bの両端部にはそれ
ぞれ同一構造の保持装置63a,63bが構成されてお
り、ここでは保持装置63aを例にその拡大平面図であ
る図5と拡大側面図である図6を用いて説明する。同図
に示すように保持装置63aは、伸長部材33aに対し
てその垂直方向に変位可能に嵌合した軸部64aと、こ
の軸部64aを伸長部材33aに釈放可能に係止させた
ダイヤルストッパ66aと、軸部64aの上部に設けら
れて鉄骨構造の建屋の構成部材である中間ビーム61ま
たはファスナープレート62等の鉄骨部材を把持するク
ランプ80aとから構成されている。このクランプ部8
0aは、軸部64aの上部に対向して結合した上受け部
81aおよび下受け部69aと、上受け部81aに複数
の連結具82aを介して垂直方向に変位可能に取り付け
た押さえ板70aと、上受け部81aに螺合すると共に
その下端部を押さえ板70aに当接したねじ体68a
と、このねじ体68aに結合されてこれを回転させるこ
とによりねじ体68aを垂直方向の移動に変換する保持
レバー67aとから構成されている。ここで、中間ビー
ム61とは建屋の構成部材であるH鋼などの鉄骨でなる
構成部材あり、またファスナープレート62とは、この
中間ビーム61に溶接されてレール部材4aを固定する
レールブラケットが溶接固定される構成部材である。
ぞれ同一構造の保持装置63a,63bが構成されてお
り、ここでは保持装置63aを例にその拡大平面図であ
る図5と拡大側面図である図6を用いて説明する。同図
に示すように保持装置63aは、伸長部材33aに対し
てその垂直方向に変位可能に嵌合した軸部64aと、こ
の軸部64aを伸長部材33aに釈放可能に係止させた
ダイヤルストッパ66aと、軸部64aの上部に設けら
れて鉄骨構造の建屋の構成部材である中間ビーム61ま
たはファスナープレート62等の鉄骨部材を把持するク
ランプ80aとから構成されている。このクランプ部8
0aは、軸部64aの上部に対向して結合した上受け部
81aおよび下受け部69aと、上受け部81aに複数
の連結具82aを介して垂直方向に変位可能に取り付け
た押さえ板70aと、上受け部81aに螺合すると共に
その下端部を押さえ板70aに当接したねじ体68a
と、このねじ体68aに結合されてこれを回転させるこ
とによりねじ体68aを垂直方向の移動に変換する保持
レバー67aとから構成されている。ここで、中間ビー
ム61とは建屋の構成部材であるH鋼などの鉄骨でなる
構成部材あり、またファスナープレート62とは、この
中間ビーム61に溶接されてレール部材4aを固定する
レールブラケットが溶接固定される構成部材である。
【0012】伸長装置331,332の側部には、図2
に示すようにベース部材30の適当な位置に固定した案
内部材18に沿って移動可能に並置されたゲージ部材3
8があり、このゲージ部材38は第一の位置調整装置4
2によってその軸方向に移動調整されるように構成され
ている。この第一の位置調整装置42は、ベース部材3
0に結合する雌ねじ部36と、この雌ねじ部36と螺合
するx方向調整ねじ部37とを連結する連結部42b
と、x方向調整ねじ部37に取り付けられて回転するこ
とによりゲージ部材38を連結部材42bを介してその
軸方向、すなわち伸長装置331,332がスライドす
る方向であるx方向に変位させるダイヤル部42aと、
ゲージ部材38の両端にそれぞれ結合された保持部38
a,38bとから構成されている。
に示すようにベース部材30の適当な位置に固定した案
内部材18に沿って移動可能に並置されたゲージ部材3
8があり、このゲージ部材38は第一の位置調整装置4
2によってその軸方向に移動調整されるように構成され
ている。この第一の位置調整装置42は、ベース部材3
0に結合する雌ねじ部36と、この雌ねじ部36と螺合
するx方向調整ねじ部37とを連結する連結部42b
と、x方向調整ねじ部37に取り付けられて回転するこ
とによりゲージ部材38を連結部材42bを介してその
軸方向、すなわち伸長装置331,332がスライドす
る方向であるx方向に変位させるダイヤル部42aと、
ゲージ部材38の両端にそれぞれ結合された保持部38
a,38bとから構成されている。
【0013】この保持部38a,38bには、上述した
x方向に対して直角な方向であるy方向に変位可能な第
二の位置調整装置481,482がそれぞれ構成されて
いる。第二の位置調整装置481は、拡大図である図3
に示すように保持部38aに固定した連結部72aと、
この連結部72aに図1のy方向に延びて嵌合したy方
向調整ねじ部47aと、y方向調整ねじ部47aの手前
側端に結合されたダイヤル部48aと、y方向位置調整
ねじ部47aの他端側で螺合した雌ねじ部46aと、こ
の雌ねじ部46aの下部に結合されると共に保持部38
aに対してスライド可能に支持されたベースプレート7
1aとから構成されており、このダイヤル部48aを回
転させることにより、ベースプレート71aを伸長装置
331,332がスライドする方向と直角な方向である
y方向に変位させることができる。このベースプレート
71a上には、レール部材4aをそれぞれ釈放可能に把
持する把持装置45aが構成されている。この把持装置
45aは、レール部材4aの背面に当接する背面当接部
39aと、レール部材4aのガイド面と当接するガイド
面当接部40aと、レール部材4aを挟圧保持するため
の引っ張りクランプ44aとから構成され、背面当接部
39aと、ガイド面当接部40aと、後述する基準面4
1aとで囲まれた領域内にレール部材4aを配置し、引
っ張りクランプ44aを操作するとレール部材4aを挟
持するように構成されている。また、ベースプレート7
1aの上部には基準部材411がそれぞれ固定結合され
ており、これら基準部材411は、把持装置45aとの
間でレール部材4aを挟圧保持する基準面41aと、昇
降路内を垂下したピアノ線1aの垂下位置とエレベータ
ガイドレールの芯出し装置との相対位置の基準となる基
準板43aとから構成されている。またゲージ部材38
の反対側の端部には第二の位置調整装置482と、把持
装置45bと、基準部材412等が構成されているが、
これらは、第二の位置調整装置481、把持操作45a
および基準部材411と左右対象の同一構造と成ってお
り、詳細な説明を摺接省略する。
x方向に対して直角な方向であるy方向に変位可能な第
二の位置調整装置481,482がそれぞれ構成されて
いる。第二の位置調整装置481は、拡大図である図3
に示すように保持部38aに固定した連結部72aと、
この連結部72aに図1のy方向に延びて嵌合したy方
向調整ねじ部47aと、y方向調整ねじ部47aの手前
側端に結合されたダイヤル部48aと、y方向位置調整
ねじ部47aの他端側で螺合した雌ねじ部46aと、こ
の雌ねじ部46aの下部に結合されると共に保持部38
aに対してスライド可能に支持されたベースプレート7
1aとから構成されており、このダイヤル部48aを回
転させることにより、ベースプレート71aを伸長装置
331,332がスライドする方向と直角な方向である
y方向に変位させることができる。このベースプレート
71a上には、レール部材4aをそれぞれ釈放可能に把
持する把持装置45aが構成されている。この把持装置
45aは、レール部材4aの背面に当接する背面当接部
39aと、レール部材4aのガイド面と当接するガイド
面当接部40aと、レール部材4aを挟圧保持するため
の引っ張りクランプ44aとから構成され、背面当接部
39aと、ガイド面当接部40aと、後述する基準面4
1aとで囲まれた領域内にレール部材4aを配置し、引
っ張りクランプ44aを操作するとレール部材4aを挟
持するように構成されている。また、ベースプレート7
1aの上部には基準部材411がそれぞれ固定結合され
ており、これら基準部材411は、把持装置45aとの
間でレール部材4aを挟圧保持する基準面41aと、昇
降路内を垂下したピアノ線1aの垂下位置とエレベータ
ガイドレールの芯出し装置との相対位置の基準となる基
準板43aとから構成されている。またゲージ部材38
の反対側の端部には第二の位置調整装置482と、把持
装置45bと、基準部材412等が構成されているが、
これらは、第二の位置調整装置481、把持操作45a
および基準部材411と左右対象の同一構造と成ってお
り、詳細な説明を摺接省略する。
【0014】次に、上述したエレベータガイドレールの
芯出し装置を用いてレール部材4a,4bの芯出し作業
を説明する。今、エレベータガイドレールの芯出しを行
なう場合、図2に示すように乗りかごに設けられた作業
床8の手摺り50上に、当接装置331,332が昇降
路壁に接触しないようにベース部材30に対して縮めた
状態で設置するが、このとき、把持装置45a,45b
は、引っ張りクランプ44a,44bによってレール部
材4a,4bを引き込んだ位置でなく、図3に示すよう
に開放した状態としておく。この状態で、乗かごを作業
床8がレール部材4a,4bの所定の据付固定位置にく
るように移動させて停止させるが、この乗りかごの移動
中に基準部材411,412とレール部材4a,4bが
接触してエレベータガイドレールの芯出し装置全体がバ
ランスを崩すのを防止するために、保持部38a,38
bにそれぞれバランスプレート51a,51bを設け、
バランスプレート51a,51bを手摺り50上に係合
させている。
芯出し装置を用いてレール部材4a,4bの芯出し作業
を説明する。今、エレベータガイドレールの芯出しを行
なう場合、図2に示すように乗りかごに設けられた作業
床8の手摺り50上に、当接装置331,332が昇降
路壁に接触しないようにベース部材30に対して縮めた
状態で設置するが、このとき、把持装置45a,45b
は、引っ張りクランプ44a,44bによってレール部
材4a,4bを引き込んだ位置でなく、図3に示すよう
に開放した状態としておく。この状態で、乗かごを作業
床8がレール部材4a,4bの所定の据付固定位置にく
るように移動させて停止させるが、この乗りかごの移動
中に基準部材411,412とレール部材4a,4bが
接触してエレベータガイドレールの芯出し装置全体がバ
ランスを崩すのを防止するために、保持部38a,38
bにそれぞれバランスプレート51a,51bを設け、
バランスプレート51a,51bを手摺り50上に係合
させている。
【0015】その後、図5に示すように伸長部材33a
を、保持装置63aのクランプ部80aが中間ビーム6
1もしくはファスナープレート62を把持可能な位置ま
で水平にスライドさせ、保持装置63aによってファス
ナープレート62を保持する場合は、この保持装置63
aのダイヤルストッパ66aを回転させて緩め、保持装
置63aのクランプ部80aがファスナープレート62
を把持可能な位置まで軸部64aを垂直方向に移動さ
せ、クランプ部80aの押さえ板70aと下受け部69
aとの間にファスナープレート62を挟み込み、この状
態で今度はダイヤルストッパ66aを回転させて締め付
け、軸部64aを伸長部材33aに固定する。次いで、
保持レバー67aを回転させてねじ体68aを下部に移
動させ、押さえ板70aに下方向への押し圧力を与え
て、ファスナープレート62を押え板70aと下受け部
69aとの間で一定の把持力を加えて把持させる。この
把持作業は、保持レバー67aのねじ体68aが把持力
として効果的に作用するようファスナープレート62が
クランプ部80aの奥に十分入っていることを確認して
から行なう。その後、クランプ部80aによってファス
ナープレート62を把持した状態で、図2に示したレバ
ー32aを回動させて伸長部材33aをベース部材30
に固定する。他方の保持装置63bについても保持装置
63aと同様に操作することにより、ベース部材30を
中心とする芯出し装置全体を昇降路に固定する。
を、保持装置63aのクランプ部80aが中間ビーム6
1もしくはファスナープレート62を把持可能な位置ま
で水平にスライドさせ、保持装置63aによってファス
ナープレート62を保持する場合は、この保持装置63
aのダイヤルストッパ66aを回転させて緩め、保持装
置63aのクランプ部80aがファスナープレート62
を把持可能な位置まで軸部64aを垂直方向に移動さ
せ、クランプ部80aの押さえ板70aと下受け部69
aとの間にファスナープレート62を挟み込み、この状
態で今度はダイヤルストッパ66aを回転させて締め付
け、軸部64aを伸長部材33aに固定する。次いで、
保持レバー67aを回転させてねじ体68aを下部に移
動させ、押さえ板70aに下方向への押し圧力を与え
て、ファスナープレート62を押え板70aと下受け部
69aとの間で一定の把持力を加えて把持させる。この
把持作業は、保持レバー67aのねじ体68aが把持力
として効果的に作用するようファスナープレート62が
クランプ部80aの奥に十分入っていることを確認して
から行なう。その後、クランプ部80aによってファス
ナープレート62を把持した状態で、図2に示したレバ
ー32aを回動させて伸長部材33aをベース部材30
に固定する。他方の保持装置63bについても保持装置
63aと同様に操作することにより、ベース部材30を
中心とする芯出し装置全体を昇降路に固定する。
【0016】一方、ファスナープレート62がクランプ
部80aの奥に十分入らない場合は、図5の矢印65で
示すように軸部64aを中心にしてクランプ部80aを
適宜回転させて、ファスナープレート62を把持した
り、あるいは中間ビーム61を把持することにより、上
述の場合と同様に、ベース部材30と伸長部材33a,
33bとを一体にし、建屋に対して芯出し装置全体を固
定することができる。
部80aの奥に十分入らない場合は、図5の矢印65で
示すように軸部64aを中心にしてクランプ部80aを
適宜回転させて、ファスナープレート62を把持した
り、あるいは中間ビーム61を把持することにより、上
述の場合と同様に、ベース部材30と伸長部材33a,
33bとを一体にし、建屋に対して芯出し装置全体を固
定することができる。
【0017】次に、図1に示したレバー35aを矢印方
向に倒すことにより、図2に示した押し出しクランプ3
5および伸長部材33bに押圧力を与えることになり、
この伸長装置332と一体的に保持された状態の伸長装
置331にも逆方向に反力が発生し、例えば伸長部材3
3a,33bを昇降路壁3a,3bに当接させることに
よってベース部材30を昇降路壁3a,3bに対し一定
の突っ張り力によりしっかりと保持することもできる。
向に倒すことにより、図2に示した押し出しクランプ3
5および伸長部材33bに押圧力を与えることになり、
この伸長装置332と一体的に保持された状態の伸長装
置331にも逆方向に反力が発生し、例えば伸長部材3
3a,33bを昇降路壁3a,3bに当接させることに
よってベース部材30を昇降路壁3a,3bに対し一定
の突っ張り力によりしっかりと保持することもできる。
【0018】このようにエレベータガイドレールの芯出
し装置が昇降路壁3a,3bに対して保持されたなら、
次に、図4の平面図に示すように把持装置45a,45
bによりレール部材4a,4bを挟圧保持するが、現時
点では図3の平面図に示すように開放した状態となって
いる。そこで、把持装置45aの引っ張りクランプ44
aのレバー部55aを引くと、図4に示すように背面当
接部39aにてレール部材4aを引き込み、背面当接部
39a、ガイド面当接部40aおよび基準部材411の
基準面41aとの間にレール部材4aを挟圧保持した状
態となる。この引き込み時に、レール部材4aが傾いた
り、引っ張りクランプ44aに無理な力が加わらないよ
うに、レール部材4aを矢印56の方向、すなわちレー
ル部材4aの重心位置57の方向に引き込み力がかかる
ように引っ張りクランプ44aの角度が設定されてい
る。また、把持装置45bも同様に構成されており、レ
ール部材4bを挟圧力保持した状態とする。
し装置が昇降路壁3a,3bに対して保持されたなら、
次に、図4の平面図に示すように把持装置45a,45
bによりレール部材4a,4bを挟圧保持するが、現時
点では図3の平面図に示すように開放した状態となって
いる。そこで、把持装置45aの引っ張りクランプ44
aのレバー部55aを引くと、図4に示すように背面当
接部39aにてレール部材4aを引き込み、背面当接部
39a、ガイド面当接部40aおよび基準部材411の
基準面41aとの間にレール部材4aを挟圧保持した状
態となる。この引き込み時に、レール部材4aが傾いた
り、引っ張りクランプ44aに無理な力が加わらないよ
うに、レール部材4aを矢印56の方向、すなわちレー
ル部材4aの重心位置57の方向に引き込み力がかかる
ように引っ張りクランプ44aの角度が設定されてい
る。また、把持装置45bも同様に構成されており、レ
ール部材4bを挟圧力保持した状態とする。
【0019】次に、把持装置45a,45bで把持され
た状態のレール部材4a,4bの芯出し位置への位置調
整作業について説明する。先ず、図1に示すゲージ部材
38に取り付けられた第一の位置調整装置42のダイヤ
ル部42aを回転させて、ゲージ部材38をx方向に変
位させ、このゲージ部材38の両端に結合した保持部材
38a,38bをx方向に変位させる。この保持部材3
8a,38bの上部には、レール部材4a,4bを把持
した把持装置45a,45bが設けられているため、レ
ール部材4a,4bの位置も第一の位置調整装置42の
ダイヤル部42aの回転により変位し、ピアノ線1a,
1bと基準板43a,43bの間隔、すなわち図4に示
すx寸法を左右とも等しくすることができる。このため
レール部材4a,4bの昇降路内におけるx方向の位置
の芯が出された状態に保持される。
た状態のレール部材4a,4bの芯出し位置への位置調
整作業について説明する。先ず、図1に示すゲージ部材
38に取り付けられた第一の位置調整装置42のダイヤ
ル部42aを回転させて、ゲージ部材38をx方向に変
位させ、このゲージ部材38の両端に結合した保持部材
38a,38bをx方向に変位させる。この保持部材3
8a,38bの上部には、レール部材4a,4bを把持
した把持装置45a,45bが設けられているため、レ
ール部材4a,4bの位置も第一の位置調整装置42の
ダイヤル部42aの回転により変位し、ピアノ線1a,
1bと基準板43a,43bの間隔、すなわち図4に示
すx寸法を左右とも等しくすることができる。このため
レール部材4a,4bの昇降路内におけるx方向の位置
の芯が出された状態に保持される。
【0020】次いで、図4に示した第二の位置調整装置
481,482のダイヤル部48a,48bを回転させ
て、ベースプレート71a,71bをy方向に変位させ
る。このベースプレート71a,71bの上部にはレー
ル部材4a,4bを把持した把持装置45a,45bが
支持されているため、レール部材4a,4bも一体のま
ま変位することになる。レール部材4a,4bをy方向
に変位させながら、ピアノ線1a,1bと基準板43
a,43bに付したケガキ線58a,58bの間隔、す
なわち図4のY寸法が許容値内に入るようにしてダイヤ
ル部48a,48bの操作を中止すると、レール部材4
a,4bの昇降路内におけるy方向の位置の芯が出され
た状態に保持される。このように、レール部材4a,4
bの取り付けるべき所定の芯出し位置が決まったら、レ
ール部材4a,4bに合わせてレールブラケットを組み
立てて、このレールブラケットをファスナープレート6
2もしくは中間ビーム61に結合することによって、建
屋に芯出しした状態でレール部材4a,4bを本固定を
することができる。建屋への本固定が終わったなら、図
6に示した保持レバー67a,67bおよびダイヤルス
トッパ66a,66bを緩め、保持装置63a,63b
を回転させるなどして保持装置63a,63bによるフ
ァスナプレート62もしくは中間ビーム61の把持状態
から解放する。また引っ張りクランプ44a,44bを
戻して、把持装置45a,45bによるレール部材4
a,4bの保持を開放し、押し出しクランプ35のレバ
ー35aを矢印51と逆の方向に戻し、更にレバー32
a,32bを元の位置に戻し伸長部材33a,33bを
内側に引き込んで図2に示した作業開始前の状態とす
る。次に、図1に示したレバー32a,32bを緩めて
伸長部材33a,33bを内側に引き込むことにより、
作業開始前の状態となり、次の芯出し箇所へ乗かごと共
に移動することが可能となる。
481,482のダイヤル部48a,48bを回転させ
て、ベースプレート71a,71bをy方向に変位させ
る。このベースプレート71a,71bの上部にはレー
ル部材4a,4bを把持した把持装置45a,45bが
支持されているため、レール部材4a,4bも一体のま
ま変位することになる。レール部材4a,4bをy方向
に変位させながら、ピアノ線1a,1bと基準板43
a,43bに付したケガキ線58a,58bの間隔、す
なわち図4のY寸法が許容値内に入るようにしてダイヤ
ル部48a,48bの操作を中止すると、レール部材4
a,4bの昇降路内におけるy方向の位置の芯が出され
た状態に保持される。このように、レール部材4a,4
bの取り付けるべき所定の芯出し位置が決まったら、レ
ール部材4a,4bに合わせてレールブラケットを組み
立てて、このレールブラケットをファスナープレート6
2もしくは中間ビーム61に結合することによって、建
屋に芯出しした状態でレール部材4a,4bを本固定を
することができる。建屋への本固定が終わったなら、図
6に示した保持レバー67a,67bおよびダイヤルス
トッパ66a,66bを緩め、保持装置63a,63b
を回転させるなどして保持装置63a,63bによるフ
ァスナプレート62もしくは中間ビーム61の把持状態
から解放する。また引っ張りクランプ44a,44bを
戻して、把持装置45a,45bによるレール部材4
a,4bの保持を開放し、押し出しクランプ35のレバ
ー35aを矢印51と逆の方向に戻し、更にレバー32
a,32bを元の位置に戻し伸長部材33a,33bを
内側に引き込んで図2に示した作業開始前の状態とす
る。次に、図1に示したレバー32a,32bを緩めて
伸長部材33a,33bを内側に引き込むことにより、
作業開始前の状態となり、次の芯出し箇所へ乗かごと共
に移動することが可能となる。
【0021】このように、鉄骨構造の建屋であっても、
レール部材4a,4bを建屋に対して安定して固定した
状態にすることができるので、容易に精度よく芯出し本
固定することができる。またエレベータガイドレールの
芯出し装置を伸長装置331,332や保持装置63
a,63bによって昇降路壁に釈放可能に支持し、これ
に対してガイド部材4a,4bを位置調整可能に設けた
ため、従来のようにガイド部材4a,4bを仮固定して
全体を支持する必要がなくなり、また仮固定するために
ハンマーなどによる位置調整作業を行なう必要がなくな
り、昇降路壁に支持したベース部材30に対して第一の
位置調整装置42および第二の位置調整装置481,4
82を操作しながらガイド部材4a,4bを変位させ
て、その芯出しを容易に行なうことができる。
レール部材4a,4bを建屋に対して安定して固定した
状態にすることができるので、容易に精度よく芯出し本
固定することができる。またエレベータガイドレールの
芯出し装置を伸長装置331,332や保持装置63
a,63bによって昇降路壁に釈放可能に支持し、これ
に対してガイド部材4a,4bを位置調整可能に設けた
ため、従来のようにガイド部材4a,4bを仮固定して
全体を支持する必要がなくなり、また仮固定するために
ハンマーなどによる位置調整作業を行なう必要がなくな
り、昇降路壁に支持したベース部材30に対して第一の
位置調整装置42および第二の位置調整装置481,4
82を操作しながらガイド部材4a,4bを変位させ
て、その芯出しを容易に行なうことができる。
【0022】尚、上述した実施例におけるガイド部材4
a,4bを把持する把持装置45a,45bや、把持装
置45a,45bをx方向およびy方向に位置調整する
位置調整装置42,481,482の具体的な構成は、
図示のものに限定することなく使用することができる。
a,4bを把持する把持装置45a,45bや、把持装
置45a,45bをx方向およびy方向に位置調整する
位置調整装置42,481,482の具体的な構成は、
図示のものに限定することなく使用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエレベータ
ガイドレールの芯出し装置は、ベース部材に設けた保持
装置によって昇降路壁の鉄骨部材に支持し、このベース
部材に位置調整装置を介してガイド部材を把持する把持
装置を設けたため、従来のようにガイド部材を仮固定し
て全体を支持する必要がなくなり、また仮固定後にハン
マーなどによる位置調整作業を行なう必要がなくなり、
作業者の熟練度に左右されることなく、昇降路壁に支持
したベース部材に対して位置調整装置を操作しながらガ
イド部材を変位させて、短時間で精度良く芯出しを行な
うことができる。
ガイドレールの芯出し装置は、ベース部材に設けた保持
装置によって昇降路壁の鉄骨部材に支持し、このベース
部材に位置調整装置を介してガイド部材を把持する把持
装置を設けたため、従来のようにガイド部材を仮固定し
て全体を支持する必要がなくなり、また仮固定後にハン
マーなどによる位置調整作業を行なう必要がなくなり、
作業者の熟練度に左右されることなく、昇降路壁に支持
したベース部材に対して位置調整装置を操作しながらガ
イド部材を変位させて、短時間で精度良く芯出しを行な
うことができる。
【図1】本発明の一実施例によるエレベータガイドレー
ルの芯出し装置を示す斜視図である。
ルの芯出し装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示したエレベータガイドレールの芯出し
装置を作業床上に配置した状態を示す平面図である。
装置を作業床上に配置した状態を示す平面図である。
【図3】図2に示したエレベータガイドレールの芯出し
装置の要部を拡大した平面図である。
装置の要部を拡大した平面図である。
【図4】図2に示したエレベータガイドレールの芯出し
装置の異なる状態にある要部を拡大した平面図である。
装置の異なる状態にある要部を拡大した平面図である。
【図5】図1に示したエレベータガイドレールの芯出し
装置の取付け状態を示す要部拡大平面図である。
装置の取付け状態を示す要部拡大平面図である。
【図6】図5に示したエレベータガイドレールの芯出し
装置の要部拡大側面図である。
装置の要部拡大側面図である。
【図7】従来のエレベータガイドレールの芯出し時の昇
降路の断面図である。
降路の断面図である。
【図8】従来のエレベータガイドレールの芯出し作業の
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図9】図7に示した昇降路の要部を拡大して示す斜視
図である。
図である。
【図10】従来のエレベータガイドレールの芯出し装置
の平面図である。
の平面図である。
1a,1b ピアノ線 3 昇降路 3a,3b 昇降路壁 4a,4b レール部材 33a,33b 伸長部材 42 第一の位置調整装置 45a,45b 把持装置 61 中間ビーム 62 ファスナプレート 63a,63b 保持装置 331,332 伸長装置 481,482 第二の位置調整装置
Claims (3)
- 【請求項1】 昇降路内に垂下したピアノ線を基準とし
てレール部材を昇降路内の所定位置に芯出しするエレベ
ータガイドレールの芯出し装置において、ベース部材の
両端部に、上記昇降路側に伸長可能な伸長装置を介して
上記昇降路の鉄骨部材に上記ベース部材を取外し可能に
支持する保持装置を設け、上記ベース部材に、位置調整
可能な位置調整装置を介して支持すると共に、上記レー
ル部材を把持可能な把持装置を設けたことを特徴とする
エレベータガイドレールの芯出し装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記位置
調整装置は、上記伸長装置の伸長方向に位置調整可能な
第一の位置調整装置と、上記伸長装置の伸長方向と同一
平面内で直交する方向に位置調整可能な第二の位置調整
装置とから構成したことを特徴とするエレベータガイド
レールの芯出し装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記伸長
装置は、その伸長状態を釈放可能に保持する保持機構を
有することを特徴とするエレベータガイドレールの芯出
し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18711495A JPH0940320A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | エレベータガイドレールの芯出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18711495A JPH0940320A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | エレベータガイドレールの芯出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940320A true JPH0940320A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16200356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18711495A Pending JPH0940320A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | エレベータガイドレールの芯出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0940320A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0861615A2 (en) | 1997-02-25 | 1998-09-02 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Depilator |
| CN118992758A (zh) * | 2024-10-23 | 2024-11-22 | 广东联合富士电梯有限公司 | 一种用于电梯导轨支架的间距调节装置 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP18711495A patent/JPH0940320A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0861615A2 (en) | 1997-02-25 | 1998-09-02 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Depilator |
| CN118992758A (zh) * | 2024-10-23 | 2024-11-22 | 广东联合富士电梯有限公司 | 一种用于电梯导轨支架的间距调节装置 |
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