JPH0940773A - ポリアミノトリアジン組成物 - Google Patents

ポリアミノトリアジン組成物

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JPH0940773A
JPH0940773A JP7194496A JP19449695A JPH0940773A JP H0940773 A JPH0940773 A JP H0940773A JP 7194496 A JP7194496 A JP 7194496A JP 19449695 A JP19449695 A JP 19449695A JP H0940773 A JPH0940773 A JP H0940773A
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carbon atoms
formula
composition
hydrogen
piperidyl
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JP7194496A
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Kenji Kimura
健治 木村
Shinya Tanaka
慎哉 田中
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/34Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
    • C08K5/3467Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
    • C08K5/3477Six-membered rings
    • C08K5/3492Triazines
    • C08K5/34926Triazines also containing heterocyclic groups other than triazine groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L79/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性樹脂などの有機材料に配合したとき
に高い耐候性能を示すポリアミノトリアジン組成物を提
供する。 【解決手段】 本質的に、次式(I): 〔式中、Aは などの末端基、Bは水素またはトリアジン系の末端基、
nは2〜20であり、X1 、X2 、X3 およびX4
合計の75モル%以上100モル%未満は、2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジルであり、残りは
水素であり、Rはアルキレンなどの脂肪族2価基、Qは
アルコキシ、モノ−又はジ−置換アミノなどである〕の
ポリアミノトリアジンからなる組成物であって、該組成
物1kg中のハロゲン含量が1000mg以下である組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機材料、特に合
成樹脂の耐候剤として有用なポリアミノトリアジンの組
成物に関するものである。さらに詳しくは、次式(I)
で示されるポリアミノトリアジンを含む組成物に関する
ものである。
【0002】
【0003】式中、Aは、式:
【0004】
【0005】で示される基、ハロゲン、Qおよび水酸基
から選ばれる末端基を表し;
【0006】Bは、水素または次のいずれかの式:
【0007】
【0008】(式中、Halはハロゲンを表す)で示さ
れる末端基を表し;
【0009】nは2から20の数を表し;
【0010】X1 、X2 、X3 およびX4 はそれぞれ独
立に、水素または次式(Ia):
【0011】
【0012】(式中、R1 は水素、水酸基、炭素原子数
1から12のアルキル、炭素原子数1から18のアルコ
キシ、炭素原子数3から8のアルケニル、炭素原子数7
から11のアリールアルキルまたは炭素原子数3から5
のアルケニルオキシを表す)で示されるピペリジルを表
すが、X1 、X2 、X3 およびX4 の合計の少なくとも
75モル%は該ピペリジルであり、かつすべてが該ピペ
リジルであることはなく;
【0013】Rは炭素原子数2から12のアルキレンを
表し、該アルキレンは−O−または−NR2 −(式中、
2 は水素、炭素原子数1から12のアルキル、炭素原
子数3から12のシクロアルキル、または前記式(Ia)
のピペリジルを表す)で中断されていてもよく、または
Rは炭素原子数6から15の2価の脂環式基を表し;そ
して
【0014】Qは式−OR3 または−NR45(式中、
3 は炭素原子数1から12のアルキル、炭素原子数5
から12のシクロアルキル、ベンジル、フェニル、トリ
ルまたは前記式(Ia)のピペリジルを表し、R4 は水
素、炭素原子数1から12のアルキルまたはシクロヘキ
シルを表し、そしてR5 は炭素原子数1から12のアル
キル、総炭素原子数3から12のアルコキシアルキル、
総炭素原子数4から12のN,N−ジアルキルアミノア
ルキル、炭素原子数3から5のアルケニル、シクロヘキ
シル、ベンジル、フェニル、トリルまたは前記式(Ia)
のピペリジルを表すか、 またはR4 およびR5 は、そ
れらが結合する窒素原子と一緒になって、−O−または
−NH−を途中に含んでもよい5員または6員のヘテロ
環を形成する)で示される基を表す。
【0015】
【従来の技術】ポリエチレンやポリプロピレンをはじめ
とする合成樹脂などの有機材料は、日光や雨など、使用
される環境条件下で劣化し、軟化、脆化、変色などの現
象を伴って、その物性が低下することが知られている。
かかる劣化を防止する目的で、従来から各種の耐候剤が
用いられている。前記式(I)で示されるポリアミノト
リアジンは、このような耐候剤として知られているもの
である。
【0016】特開昭 52-71486 号公報(=USP 4,086,204)
には、前記式(I)に含まれるいくつかのポリアミノト
リアジンが、耐候剤としての用途とともに開示されてい
る。しかしながら、近年、合成樹脂などの耐候性能に関
する要求レベルが高くなるにつれ、さらに高性能な耐候
剤の開発が期待されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、化合
物としては公知である前記式(I)で示されるポリアミ
ノトリアジンの耐候性能をさらに改善することにある。
【0018】本発明者らは、式(I)で示されるポリア
ミノトリアジンを合成樹脂などの有機材料に配合した場
合の耐候性能について研究を続けてきた結果、このポリ
アミノトリアジン中に残存するハロゲンの量が耐候性能
に大きく影響することを見出し、そしてハロゲン含量を
特定量以下に低減させた組成物を用いれば、それを配合
した有機材料の耐候性能が顕著に向上することを見出
し、本発明に至った。
【0019】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、本質
的に前記式(I)で示されるポリアミノトリアジンから
なり、組成物1kg中のハロゲン含量が1000mg以下で
あるポリアミノトリアジン組成物を提供するものであ
る。
【0020】本発明の特長とするところは、本質的に前
記式(I)で示されるポリアミノトリアジンからなる組
成物中に含まれる原料由来の残存ハロゲン量を、この組
成物1kgあたり1000mg以下に制御した点にある。
すなわち、この組成物1kgあたりの残存ハロゲン量を1
000mg以下に低減させたものは、残存ハロゲン量が1
000mgを越える組成物に比べて、有機材料に配合した
場合に格段の耐候性能の向上を示すことが見出された。
ここでいうハロゲンとは、フッ素、塩素、臭素およびヨ
ウ素から選ばれる原子であり、無機物の形でも有機物の
形でも、この組成物中に含まれるすべてのハロゲン原子
をいい、元素分析によって検出される。原料構成からす
ると、ハロゲンは、典型的には塩素である。
【0021】
【発明の実施の形態】前記式(I)において、X1 、X
2 、X3 および/またはX4 が式(Ia)のピペリジルで
ある場合のR1 で表示されるアリールアルキルは、典型
的にはフェニルアルキルであることができる。式(I)
においてRで表示される2価の脂環式基は、シクロアル
カン環を有するものであることができ、例えばシクロア
ルキレン、メチレンジシクロアルキレン、シクロアルキ
レンメチレンなどを包含し、これらは、先に定義した炭
素原子数の範囲内でアルキルにより置換されていてもよ
い。
【0022】式(I)で示されるポリアミノトリアジン
のなかでも、Rが炭素原子数4から12の直鎖または分
枝アルキレンのもの、特にヘキサメチレンであるものが
好ましい。また、Qが基−NHR5 (ここにR5 は前記
の意味を表す)またはモルホリノであるもの、特に1,
1,3,3−テトラメチルブチルアミノであるものが好
ましい。そしてR1 は、水素またはメチルであるのが好
ましい。
【0023】式(I)のポリアミノトリアジンは、例え
ば、次式(II):
【0024】
【0025】〔式中、HalおよびQは前記の意味を表
す〕で示されるジハロトリアジンおよび、次式(III) :
【0026】 X−NH−R−NH−X5 (III)
【0027】〔式中、Rは前記の意味を表し、Xは前記
式(Ia) のピペリジルを表し、X5は水素または前記式
(Ia) のピペリジルを表す〕で示され、X5 が水素であ
るものとX5 が前記式(Ia) のピペリジルであるものの
混合ジアミンを反応させることにより、製造することが
できる。
【0028】出発物質の一つである式(II)のジクロロ
トリアジンは、公知の方法、例えば特開昭 52-71486 号
公報(=USP 4,086,204)に記載される方法により、製造す
ることができる。具体的には、ハロゲン化シアヌルおよ
び、単官能価の式QH(ここにQは前記の意味を表す)
で示される化合物から、製造することができる。反応後
の溶液は、式(II)のジクロロトリアジンを単離するこ
となく、式(I)のポリアミノトリアジンを製造するた
めに使用することができる。もちろん式(II)のジクロ
ロトリアジンを、再結晶法のような公知の方法で単離し
てから使用してもよい。
【0029】式(II)において、Qが−NR4 5 であ
り、ここにR4 が水素であり、R5が炭素原子数4から
8の直鎖または分枝アルキルであるもの、またはR4
よびR5 が結合して窒素原子とともにモルホリン環を形
成したものが有用である。また、式(II)においてHa
lで表示されるハロゲンは、フッ素、塩素、臭素または
ヨウ素であることができるが、とりわけ塩素であるもの
が有用である。好ましく用いられる式(II)のジハロト
リアジンの具体例としては、2,4−ジクロロ−6−
(1,1,3,3−テトラメチルブチルアミノ)−1,
3,5−トリアジン、2,4−ジクロロ−6−モルホリ
ノ−1,3,5−トリアジンなどが挙げられる。
【0030】もう一つの出発物質である式(III) のジア
ミンも、公知の方法、例えば特開平1-50858号公報(=EP-
A-302,020) に記載される方法により、製造することが
できる。具体的には、次式(IIIa):
【0031】
【0032】〔式中、R1 は前記の意味を表す〕で示さ
れるテトラメチルピペリドンおよび、次式(IIIb):
【0033】 NH2−R−NH2 (IIIb)
【0034】〔式中、Rは前記の意味を表す〕で示され
るアルキレンジアミンを原料とする水素添加アミノ化反
応によって、製造することができる。
【0035】この際、式(IIIb)のアルキレンジアミン1
モルに対して、式(IIIa)のテトラメチルピペリドンを2
モル以下の範囲、さらには1.5モル以上2モル未満の範
囲で用いるのが好ましい。このようなモル比に設定する
ことにより、式(III) において、X5 が式(Ia)のピペ
リジルであるジアミンと、X5 が水素であるジアミンの
混合物となる。反応後の溶液は、式(III) のジアミン混
合物を単離することなく、式(I)のポリアミノトリア
ジンの製造に使用するのが好ましい。このような混合物
を式(II)のジハロトリアジンと反応させることによ
り、式(I)中、X1 、X2 、X3 およびX4 の一部が
水素であるポリアミノトリアジンを製造することができ
る。X1 、X2 、X3 およびX4 の一部が水素である式
(I)のポリアミノトリアジンは、式(IIIa)および式(I
IIb)で示される原料から出発して、一貫したプロセスで
効率的に製造することができるとともに、着色のない高
品位の製品となる。
【0036】なお、蒸留や再結晶などの方法により精製
された式(IIIa)のテトラメチルピペリドンを用いた場合
でも、副生成物として、例えばN−(イソプロピル)−
N′−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミンなどが、少量含まれること
がある。このような副生成物も、式(II)のジハロトリ
アジンと反応できる官能基を持っていれば、式(I)の
ポリアミノトリアジンのユニットとして含まれてくる
が、こうした副生成物由来のユニットが入っていても、
通常の反応条件で生成する程度の量であれば、本発明に
係る組成物は、その耐候性能上なんら影響を受けない。
【0037】式(III) においては、Rが炭素原子数2か
ら12、特に4から12の直鎖または分枝アルキレンで
あるものが有用である。また、Xおよび/またはX5
形成する式(Ia)のピペリジルにおけるR1 が水素また
はメチルであるものが、特に有用である。式(III) のな
かでも特に有用なジアミンの具体例としては、次のよう
なものが挙げられる。
【0038】N−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンおよびN,N′
−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミンの混合物、N−(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ヘキサメ
チレンジアミンおよびN,N′−ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレ
ンジアミンの混合物など。
【0039】以上に示した出発原料を用いて、公知の方
法、例えば特開昭 58-201820号公報(=USP 4,492,791)に
記載される方法に準じて、式(I)のポリアミノトリア
ジンを製造することができる。しかしながら、公知の方
法に忠実に従うと、出発原料由来のハロゲン、具体的に
は例えば、塩化シアヌルを原料とした場合に有機塩素お
よび/または無機塩素が残存し、こうしたハロゲンの少
なくない残存は、耐候性能に悪影響を与える。そこで、
残存ハロゲン量を低減させるために、例えば、主反応の
終了時に式QH(ここにQは前記の意味を表す)で示さ
れる化合物を添加して引き続き反応を行い、トリアジン
上に残る未反応ハロゲンと化合物QHとを反応させる方
法、反応の後処理工程において十分に水洗を行う方法な
どを採用するのが好ましい。もちろん、残存ハロゲン量
を低減させられるなら、いかなる方法を採用してもよい
が、本質的に前記式(I)で示されるポリアミノトリア
ジンからなる組成物中の残存ハロゲン量を、その組成物
1kg中1000mg以下とする。また、この組成物1kg中
の残存ハロゲン量を500mg以下、さらには400mg以
下とするのが一層好ましい。
【0040】以上説明した反応および必要な後処理によ
り、本質的に式(I)のポリアミノトリアジンからなる
組成物が得られ、式(I)中のAおよびBは、通常、先
に定義した範囲の末端基が各種混じり合った状態となる
が、末端基の異同は、本発明においてなんら差し支えな
い。したがって、末端基にハロゲンが含まれることも当
然ありうるが、組成物1kg中のハロゲン含量が1000
mg以下の範囲で許容される。
【0041】このようにして得られる残存ハロゲン量の
低減されたポリアミノトリアジン組成物の具体例として
は、例えば以下に示すものが挙げられる。
【0042】N−(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンおよびN,N′
−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミンの混合物と2,4−ジクロ
ロ−6−(1,1,3,3−テトラメチルブチルアミ
ノ)−1,3,5−トリアジンとの重縮合物、またはこ
の重縮合物をさらに1,1,3,3−テトラメチルブチ
ルアミンで処理した組成物、N−(1,2,2,6,6
−ペンタメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジア
ミンおよびN,N′−ビス(1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンの
混合物と2,4−ジクロロ−6−(1,1,3,3−テ
トラメチルブチルアミノ)−1,3,5−トリアジンと
の重縮合物、またはこの重縮合物をさらに1,1,3,
3−テトラメチルブチルアミンで処理した組成物、N−
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘ
キサメチレンジアミンおよびN,N′−ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレ
ンジアミンの混合物と 2,4−ジクロロ−6−モルホ
リノ−1,3,5−トリアジンとの重縮合物、またはこ
の重縮合物をさらにモルホリンで処理した組成物など。
【0043】こうして得られるポリアミノトリアジン組
成物を有機材料に添加して、屋外雰囲気に暴露したとき
の耐候性能を評価すると、残存ハロゲン量の多いポリア
ミノトリアジン組成物を用いた場合に比較して、残存ハ
ロゲン量の低減されたポリアミノトリアジン組成物の方
が、はるかに良好な結果を与える。すなわち、ポリアミ
ノトリアジン組成物1kg中の残存ハロゲン量が1000
mg以下のものが有効であり、その量を少なくするほど、
さらに良好な結果を与える。
【0044】本発明のポリアミノトリアジン組成物を用
いて安定化することができる有機材料としては、例えば
次のようなものが挙げられ、それぞれ単独のもの、ある
いは2種以上の混合物を安定化することができるが、こ
れらの有機材料に限定されるものではない。
【0045】(1) ポリエチレン、例えば低密度ポリエチ
レン(LD−PE)、高密度ポリエチレン(HD−P
E)、リニアー低密度ポリエチレン(LLD−PE)、
(2) ポリプロピレン、(3) エチレン/プロピレン共重合
体、(4) メチルペンテンポリマー、(5) EEA(エチレ
ン/アクリル酸エチル共重合)樹脂、(6) EVA(エチ
レン/酢酸ビニル共重合)樹脂、(7) エチレン/ビニル
アルコール共重合樹脂、(8) ポリスチレン類、例えばポ
リスチレン、ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(α−
メチルスチレン)、(9) AS(アクリロニトリル/スチ
レン共重合)樹脂、(10) ABS(アクリロニトリル/
ブタジエン/スチレン共重合)樹脂、(11) AAS(特
殊アクリルゴム/アクリロニトリル/スチレン共重合)
樹脂、(12) ACS(アクリロニトリル/塩素化ポリエチ
レン/スチレン共重合)樹脂、(13) 塩素化ポリエチレ
ン、ポリクロロプレン、塩素化ゴム、(14) ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、(15) メタクリル樹脂、(1
6) フッ素樹脂、(17) ポリアセタール、(18) グラフト
化ポリフェニレンエーテル樹脂およびポリフェニレンサ
ルファイト樹脂、(19) ポリウレタン、(20) ポリアミ
ド、(21) ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、(22) ポリカーボネート、(23) ポリア
クリレート、(24) ポリスルホン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリエーテルスルホン、(25) 芳香族ポリエ
ステル樹脂、(26) エポキシ樹脂(27) ジアリルフタレー
トプリポリマー、(28) シリコーン樹脂、(29) 不飽和ポ
リエステル樹脂、(30) アクリル変性ベンゾグアナミン
樹脂、(31) ベンゾグアナミン/メラミン樹脂、(32) ユ
リア樹脂、
【0046】(33) ポリブタジエン、(34) 1,2−ポリ
ブタジエン、(35) ポリイソプレン、(36) スチレン/ブ
タジエン共重合体、(37) ブタジエン/アクリロニトリ
ル共重合体、(38) シリコーンゴム、(39) エピクロルヒ
ドリンゴム、(40) アクリルゴム、(41) 天然ゴム、
【0047】(42) 塩素ゴム系塗料、(43) ポリエステル
樹脂塗料、(44) ウレタン樹脂塗料、(45) エポキシ樹脂
塗料、(46) アクリル樹脂塗料、(47) ビニル樹脂塗料、
(48) アミノアルキド樹脂塗料、(49) アルキド樹脂塗
料、(50) ニトロセルロース樹脂塗料、(51) 油性塗料、
(52) ワックス、(53) 潤滑油など。
【0048】これらのなかでも、本発明の組成物により
安定化するのに特に適した有機材料は、低密度ポリエチ
レン(LD−PE)、高密度ポリエチレン(HD−P
E)およびリニアー低密度ポリエチレン(LLD−P
E)を包含するポリエチレン、さらには、ポリプロピレ
ン、EVA樹脂、エチレン/プロピレン共重合体などの
合成樹脂である。
【0049】本発明のポリアミノトリアジン組成物を有
機材料に配合するにあたり、その配合量は、有機材料1
00重量部に対して通常0.01から5重量部の範囲であ
る。このポリアミノトリアジン組成物を配合した有機材
料は、必要に応じてさらに他の添加剤、例えばフェノー
ル系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、リン系酸化防止
剤、紫外線吸収剤、式(I)以外のヒンダードアミン系
光安定剤、滑剤、可塑剤、ハロゲン系またはリン系の難
燃剤、造核剤、金属不活性化剤、帯電防止剤、顔料、無
機充填剤、エポキシ化合物、吸着防止剤、脱色剤などを
含有することもできる。これらの添加剤はもちろん、式
(I)のポリアミノトリアジンと同時に配合することも
できるし、また、このポリアミノトリアジンとは別の段
階で配合することもできる。
【0050】式(I)のポリアミノトリアジン、あるい
は任意に使用されるその他の添加剤を有機材料に配合す
るにあたっては、均質な混合物を得るための公知のあら
ゆる方法および装置を用いることができる。例えば有機
材料が固体ポリマーである場合は、ポリアミノトリアジ
ンあるいはさらに任意の添加剤を、その固体ポリマーに
直接ブレンドすることもできるし、またポリアミノトリ
アジンあるいはさらに任意の添加剤をマスターバッチの
形で、固体ポリマーに配合することもできる。有機材料
が合成ポリマーである場合はその他、重合途中または重
合直後のポリマー溶液に、ポリアミノトリアジンあるい
はさらに任意の添加剤の溶液または分散液の形で配合す
ることもできる。一方、有機材料が油などの液体である
場合は、ポリアミノトリアジンあるいはさらに任意の添
加剤を直接添加して溶解させることもできるし、またポ
リアミノトリアジンあるいはさらに任意の添加剤を液状
媒体に溶解または懸濁させた状態で添加することもでき
る。
【0051】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明の内容を詳細
に説明するが、これらは本発明をなんら限定するもので
はない。例中にある%および部は、特にことわらないか
ぎり重量基準である。
【0052】実施例1 (a) 中間体の調製 オートクレーブに、2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリドン358g(2.3モル)、 ヘキサメチレン
ジアミン139g(1.2モル)、 メタノール700g
および5%白金/炭素2gを仕込み、60℃、水素圧9
〜10気圧で4時間保温した後、さらに70℃で1時間
保温した。反応終了後、反応液を濾過して触媒を除去
し、さらに減圧下でメタノールを留去して、濃縮マス4
60gを得た。このマス中には、N,N′−ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメ
チレンジアミンが92.4%およびN−(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジア
ミンが5.4%含まれていた。
【0053】(b) ジクロロトリアジンの調製 フラスコに、水110g、塩化シアヌル202g(1.1
モル)およびキシレン507gを仕込み、10℃に保ち
ながら、1,1,3,3−テトラメチルブチルアミン1
45g(1.1モル)をゆっくり滴下し、次に20%水酸
化ナトリウム水溶液231gをゆっくり滴下した。反応
終了後は油水分離を行い、水層を除去した。
【0054】(c) ポリアミノトリアジンの製造 ディーンスタークトラップを備えたフラスコに、 上記
(a) で得られた中間体の濃縮マス全量および粉末水酸化
ナトリウム110g(2.75モル)を仕込み、160℃
に昇温した。次に、上記(b) で調製したジクロロトリア
ジンのキシレン溶液全量を、前記中間体と水酸化ナトリ
ウムを含む混合物中へ4時間かけて滴下した。一部のキ
シレンおよび反応で生成する水を留去しながら、160
℃で5時間保温した。 反応終了後、水を加えて、反応
で生成した塩化ナトリウムを溶解し、そして水層を除去
した。キシレン溶液を濾過して副生成物を除去したあ
と、さらに十分水洗してから濃縮した。残存する溶融体
を冷却して631gの固体樹脂を得、これを粉砕した。
【0055】 数平均分子量 5600 残存塩素量 360mg/kg
【0056】実施例2 (a) 中間体の調製 オートクレーブに、2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリドン362g(2.3モル)、 ヘキサメチレン
ジアミン139g(1.2モル)、 メタノール700g
および5%白金/炭素2gを仕込み、60℃、水素圧9
〜10気圧で4時間保温した後、さらに70℃で1時間
保温した。反応終了後、反応液を濾過して触媒を除去
し、さらに減圧下でメタノールを留去して、濃縮マス4
64gを得た。このマス中には、N,N′−ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメ
チレンジアミンが92.4%およびN−(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジア
ミンが5.5%含まれていた。
【0057】(b) ジクロロトリアジンの調製 実施例1の(b) と同様にして、ジクロロトリアジンのキ
シレン溶液を得た。
【0058】(c) ポリアミノトリアジンの製造 ディーンスタークトラップを備えたフラスコに、 上記
(a) で得られた中間体の濃縮マス全量および粉末水酸化
ナトリウム110g(2.75モル)を仕込み、160℃
に昇温した。次に、上記(b) で調製したジクロロトリア
ジンのキシレン溶液全量を、前記中間体と水酸化ナトリ
ウムを含む混合物中へ4時間かけて滴下した。一部のキ
シレンおよび反応で生成する水を留去しながら、160
℃で5時間保温した。その後140℃まで冷却したとこ
ろで、キシレン400gを加え、さらに1,1,3,3
−テトラメチルブチルアミン15g(0.12モル)を加
えて、この温度で2時間保温した。反応終了後、水を加
えて、反応で生成した塩化ナトリウムを溶解し、そして
水層を除去した。キシレン溶液を濾過して副生成物を除
去したあと、さらにもう1度水洗してから濃縮した。残
存する溶融体を冷却して634gの固体樹脂を得、これ
を粉砕した。
【0059】 数平均分子量 4400 残存塩素量 70mg/kg
【0060】比較例 (a) 中間体の調製 オートクレーブに、2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリドン283.8g(1.8モル)、ヘキサメチレン
ジアミン111.9g(0.96モル)、メタノール600
gおよび5%白金/炭素1.6gを仕込み、65℃、水素
圧9〜10気圧で3時間保温した後、さらに70℃で1
時間保温した。反応終了後、反応液を濾過して触媒を除
去し、さらに減圧下でメタノールを留去して、濃縮マス
367gを得た。このマス中には、N,N′−ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘ
キサメチレンジアミンが94.4%およびN−(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレ
ンジアミンが5.4%含まれていた。
【0061】(b) ジクロロトリアジンの調製 フラスコに、水90g、塩化シアヌル156.9g(0.8
5モル)およびキシレン390gを仕込み、10℃に保
ちながら、1,1,3,3−テトラメチルブチルアミン
112.5g(0.87モル)をゆっくり滴下し、次に20
%水酸化ナトリウム水溶液174gをゆっくり滴下し
た。反応終了後は油水分離を行い、水層を除去した。
【0062】(c) ポリアミノトリアジンの製造 ディーンスタークトラップを備えたフラスコに、上記
(a) で得られた中間体の濃縮マス全量および粉末水酸化
ナトリウム85g(2.1モル)を仕込み、160℃に昇
温した。次に、上記(b) で調製したジクロロトリアジン
のキシレン溶液全量を、前記中間体と水酸化ナトリウム
を含む混合物中へ4時間かけて滴下した。一部のキシレ
ンおよび反応で生成する水を留去しながら、160℃で
5時間保温した。反応終了後、水を加えて、反応で生成
した塩化ナトリウムを溶解し、そして水層を除去した。
キシレン溶液を濾過して副生成物を除去したあと濃縮
し、残存する溶融体を冷却して499gの固体樹脂を
得、これを粉砕した。
【0063】 数平均分子量 4900 残存塩素量 1800mg/kg
【0064】応用例:ポリアミノトリアジンを配合した
ポリエチレンの耐候性能評価 《配 合》 LLD−PE 100 部 (住友化学工業(株)製 スミカセン FS150A ) ポリアミノトリアジン組成物 0.2部
【0065】上に示す配合で、ポリエチレン樹脂に、前
記実施例1または比較例で製造したポリアミノトリアジ
ン組成物(固体樹脂粉末)を添加してタンブラーミキサ
ーで混合し、これをインフレーション加工機にて、厚さ
20μm のフィルムに製膜した。得られたポリエチレン
フィルムを屋外に展張し、そして引張試験による引張伸
び率が初期値の半分になるまでの日数で、耐候性能を評
価した。結果を表1に示す。
【0066】
【表1】
【0067】
【発明の効果】本発明による残存ハロゲン量が低減され
たポリアミノトリアジン組成物を用いることにより、そ
れを配合した有機材料の耐候性能が向上する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/14 251 C07D 401/14 251

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に、次式(I): 〔式中、Aは、式: で示される基、ハロゲン、Qおよび水酸基から選ばれる
    末端基を表し;Bは、水素または次のいずれかの式: (式中、Halはハロゲンを表す)で示される末端基を
    表し;nは2から20の数を表し;X1 、X2 、X3
    よびX4 はそれぞれ独立に、水素または次式(Ia): (式中、R1 は水素、水酸基、炭素原子数1から12の
    アルキル、炭素原子数1から18のアルコキシ、炭素原
    子数3から8のアルケニル、炭素原子数7から11のア
    リールアルキルまたは炭素原子数3から5のアルケニル
    オキシを表す)で示されるピペリジルを表すが、X1
    2 、X3 およびX4 の合計の少なくとも75モル%は
    該ピペリジルであり、かつすべてが該ピペリジルである
    ことはなく;Rは炭素原子数2から12のアルキレンを
    表し、該アルキレンは−O−または−NR2 −(式中、
    2 は水素、炭素原子数1から12のアルキル、炭素原
    子数3から12のシクロアルキル、または前記式(Ia)
    のピペリジルを表す)で中断されていてもよく、または
    Rは炭素原子数6から15の2価の脂環式基を表し;そ
    してQは式−OR3 または−NR45(式中、R3 は炭
    素原子数1から12のアルキル、炭素原子数5から12
    のシクロアルキル、ベンジル、フェニル、トリルまたは
    前記式(Ia)のピペリジルを表し、R4 は水素、炭素原
    子数1から12のアルキルまたはシクロヘキシルを表
    し、そしてR5 は炭素原子数1から12のアルキル、総
    炭素原子数3から12のアルコキシアルキル、総炭素原
    子数4から12のN,N−ジアルキルアミノアルキル、
    炭素原子数3から5のアルケニル、シクロヘキシル、ベ
    ンジル、フェニル、トリルまたは前記式(Ia)のピペリ
    ジルを表すか、 またはR4 およびR5 は、それらが結
    合する窒素原子と一緒になって、−O−または−NH−
    を途中に含んでもよい5員または6員のヘテロ環を形成
    する)で示される基を表す〕で示されるポリアミノトリ
    アジンからなる組成物であって、該組成物1kg中のハロ
    ゲン含量が1000mg以下であることを特徴とする組成
    物。
  2. 【請求項2】R1 が水素またはメチルであり、Rが炭素
    原子数4から12の直鎖または分枝アルキレンであり、
    そしてQが基−NHR5 (式中、R5 は請求項1で定義
    したとおりである)またはモルホリノである請求項1記
    載の組成物。
  3. 【請求項3】R1 が水素であり、Rがヘキサメチレンで
    あり、Qが1,1,3,3−テトラメチルブチルアミノ
    である請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】該組成物1kg中のハロゲン含量が500mg
    以下である請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のポリアミ
    ノトリアジン組成物の有機材料用耐候剤としての使用。
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