JPH0940941A - 防曇剤組成物 - Google Patents

防曇剤組成物

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JPH0940941A
JPH0940941A JP7195365A JP19536595A JPH0940941A JP H0940941 A JPH0940941 A JP H0940941A JP 7195365 A JP7195365 A JP 7195365A JP 19536595 A JP19536595 A JP 19536595A JP H0940941 A JPH0940941 A JP H0940941A
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JP
Japan
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antifogging
weight
acrylic resin
film
agent composition
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JP7195365A
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English (en)
Inventor
Kazutomi Ishimaru
一臣 石丸
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農業用合成樹脂フィルムに対して優れた密着
性を有する塗膜を形成し、且つ、該塗膜の防曇性の持続
性を向上せしめた防曇剤組成物に関する。 【構成】 結晶三層構造で無制限層膨脹型クレー粘土鉱
物と、酸基含有ビニル単量体を1〜10重量%及び水酸
基含有ビニル単量体を5〜30重量%を共重合体成分と
し、ガラス転移温度が40℃〜75℃のアクリル系樹
脂、及び、非イオン系界面活性剤の3成分を主成分と
た液状分散液に分散せしめた防曇組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂からなる基材フ
ィルムに塗布して防曇性を付与する防曇剤組成物に関
し、特に該防曇剤を塗布した農業用合成樹脂フィルムの
防曇性の持続性を向上せしめた防曇剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、農作物の短期育成または季節外育
成を目的として農業用合成樹脂フィルムなどの農業用フ
ィルムの被覆下で有用作物を栽培するいわゆる“ハウス
栽培”や“トンネル栽培”が広く行なわれている。これ
らに使用される合成樹脂フィルムとして、軟質塩化ビニ
ールフィルムは光線透過性、保温性、防曇性に優れてい
る為、広く使用されていたが、近年、塩化ビニール樹脂
/アクリル樹脂、或いはポリエチレン/エチレン・酢酸
ビニル共重合体/ポリエチレンのような二層あるいは三
層に積層した多層フィルムも使用されるようになった。
しかし、軟質塩化ビニールフィルムや多層フィルムは、
何れも本来疎水性であるため被覆した地表面や農作物よ
り蒸発した水蒸気の一部がフィルム表面で凝縮して水滴
を生じ、これによって太陽光線の透過が妨げられ、農作
物の成育を悪くし、またフィルム表面に生じた水滴が落
下して農作物の幼芽を痛め、病害の原因となる等の問題
点があった。
【0003】この問題点を解決するため、フィルム原料
に防曇剤を練り込んだり、或いはフィルム表面に防曇剤
を塗布してフィルム表面の曇りを防止することが行われ
ている。しかしながら、フィルム原料に防曇剤を練り込
んだ場合、練り込んだ防曇剤が表面へふき出し、水滴に
より流出する為、長期間にわたってフィルムに防曇性を
付与する事は出来ない。
【0004】フィルムの表面に防曇剤を塗布する場合、
その防曇剤組成物として種々のものが提案されている。
たとえば、特公昭64−5078号公報にはアルミナゾ
ルとシリカゾルとが混合された無機質コロイドゾルと非
イオン系界面活性剤と水からなる防曇剤組成物が記載さ
れているが、この組成物では基材に対するぬれ性及び初
期の防曇性はすぐれているものの、基材との密着性が弱
く防曇性の持続に問題がある。また、密着性を改良する
ため、例えば、特公昭64−2158では水酸基含有ビ
ニル単量体を主成分とし、酸基含有ビニル単量体を少量
含有する共重合体と、アルミナゾルとシリカゾルとが混
合された無機質コロイドゾル、及び、非イオン系界面活
性剤とからなる防曇剤組成物について記載されている。
この防曇剤は酸基含有ビニル単量体(例えばアクリル
酸)を重合成分中に含有されているため密着性は向上し
たものの共重合体の主成分が水酸基含有ビニル単量体で
あるため、耐水性が劣り十分な防曇性を持続出来ない。
さらに、特公平6−47668では疎水性アクリル樹脂
エマルジョンとシリカゾル又はアルミナゾルからなる防
曇剤組成が提案されているが、この組成の液では基材に
対するぬれ性が悪く、工業的塗布する場合作業性が悪
く、機械の選択・条件が非常に困難である。さらに、防
曇性そのものも十分でない。そして、この防曇組成物に
界面活性剤を配合した場合、フィルムの透明性、防曇性
の持続が低下する不都合が生じた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、上記の欠
点を解決し、基材フィルムへのぬれ性、塗膜の密着性、
耐水性を改良し、長期の防曇性を付与する防曇組成物を
提供する為、種々検討した結果、本発明を完成したもの
で、本発明は、基材フィルムに長期間にわたり防曇性を
付与し、また、基材フィルムに対して良好な密着性を有
する塗膜を形成する防曇組成物を提供することを目的と
するのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の要旨は、結晶
三層構造で無制限層膨脹型クレー粘土鉱物と、ガラス転
移温度40℃〜75℃のアクリル樹脂、及び、非イオン
系界面活性剤の3成分を主成分とし水又は/及びアルコ
ール系溶剤からなる液状分散液に分散せしめた防曇組成
物である。即ち、本願発明では無機質コロイドゾルとし
て結晶三層構造で膨脹する格子を持つ無制限層膨脹型ク
レー粘土を使用することによって従来から知られている
コロイド状シリカ、コロイド状アルミナに比べ、基材と
の密着性に優れているばかりでなく、界面活性剤との相
溶性が良いので防曇剤塗布液中で沈降しにくく、更に、
樹脂成分としてガラス転移温度40℃〜75℃のアクリ
ル樹脂を使用することによって加水分解されにくい塗膜
を形成することができる。
【0007】次に本願発明について詳細に述べる。本発
明における結晶三層構造で膨脹格子をもつ無制限層膨脂
型クレー粘土鉱物にはトリオクタヘドラルやジオクタヘ
ドラル等が属し、スメクタイトとも称され、具体的には
モンモリロナイト鉱物群がこれに属する。この鉱物群に
属するものとしては、次のようなものがある。 モンモリロナイト (OH)4Si3(Al3.34Mg0.66)O20・Na0.66 バイデライト (OH)4(Si6.34Al1.66)Al4.34)O20・Na0.66 ノントロナイト (OH)4(Si1.34Al0.66)Fe4)O20・Na0.66 ヘクトライト (OH)4Si8(Mg5.34Li0.66)O20・Na0.66 サボナイト (OH)4(Si7.34Al0.66)Mg6O20・Na0.66 本発明ではこの結晶三層構造で膨脹格子をもつ無制限層
膨脂型クレー粘土鉱物の径が20〜30nmで厚さ0.
5〜2nmのタブレット状(薄板状)の粒子として使用
するのが好ましい。即ちこのような薄板状とすることに
より球状のような乱反射しないので透明性を有し、その
結果アクリル系重合体溶液に添加しうる量を増加するこ
とができる。無制限層膨脂型クレー粘土粒子の配合量は
アクリル系樹脂固形分100重量部に対して100〜4
00重量部であって、特に150〜250重量部程度が
好ましい。アクリル系樹脂固形分100重量部に対し1
00重量未満では合成樹脂フィルムに付与する防曇性が
充分でなく、また、400重量部以上を使用すると防曇
性は向上するが、合成樹脂フィルムの透明性が低下して
好ましくない。
【0008】本発明で使用するアクリル樹脂は、アクリ
ル酸エステル及びメタクリル酸エステルモノマーのそれ
ぞれの単独重合物、もしくはこれらの共重合物、或いは
アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルと共重合
可能なビニル系モノマーとの共重合物である。アクリル
酸エステル及びメタクリル酸エステルモノマーとして
は、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、メチ
ルメタクリレート、エチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシメタクリレート等のアクリレート類があげられる。
また、これらのモノマーと共重合可能なビニル系モノマ
ーとしては、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、アクリロニトリル、スチレン、酢酸ビニ
ル等があげられる。そして、本発明で使用するアクリル
樹脂のガラス転移温度Tgは40℃〜75℃であること
が必要である。即ち、Tgが40℃未満のアクリル樹脂
は、密着性は優れているものの耐久性が劣り、経時とと
もに、防曇性が低下し、Tgが75℃を超えるものは、
密着性に劣り、又、防曇性そのものにも悪影響をあた
え、好ましくない。本発明ではアクリル樹脂組成物が酸
基含有ビニル単量体1〜10重量%、水酸基含有ビニル
単量体が5〜30重量%のものを使用することが好まし
い。
【0009】本発明における非イオン系界面活性剤は、
防曇剤組成物の分散性向上及び表面処理時のぬれ性の向
上、処理後の防曇性の向上等の効果をもたらす。使用し
うる非イオン系界面活性剤の種類としては、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキンエチ
レンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル類、シュガーエステル類、フッ素系界
面活性剤等があげることができるが、これらの種類の非
イオン系界面活性剤に限定されるものではない。非イオ
ン系界面活性剤の添加量は、アクリル樹脂100重量部
に対して、2重量部以上、10重量部以下が好ましく、
2重量部以下では防曇剤組成物の基材に対するぬれ性、
防曇性が悪く、また、10重量部以上では塗膜成型後の
塗膜強度が低下し、その結果、防曇性が持続できない。
また、非イオン系界面活性剤と水との混合比は水100
重量部に対し0.5重量部以下の割合となる量で使用す
ることが好ましい。
【0010】更に、本発明においては、組成物へ架橋剤
を配合することが好ましい。つまり、架橋剤を配合する
事により、アクリル樹脂の架橋が進み、耐水性を向上さ
せる事ができる。架橋剤としてはイソシアネート系架橋
剤やエポキシ系架橋剤が使用できる。その他、必要に応
じて顔料、分散剤、消泡剤等の慣用の添加剤を添加して
も良い。本発明の防曇剤組成物の調製方法としては、特
に規定されるものは無く、任意の順序で、或いは同時に
水又は/及びアルコール系溶剤からなる分散液中に添加
すれば良い。
【0011】本発明の防曇剤組成物を塗布する基材とし
ては、EVA、ポリエチレン、ポリプロピレ等の熱可塑
性樹脂の単層フィルムあるいはこれらの熱可塑性樹脂フ
ィルムを積層した多層フィルムの何れでも良く、特に、
近年農業用の分野で広く使用されているエチレン・酢酸
ビニル共重合体とポリエチレンとからなる多層フィルム
に対して好適に使用される。基材に防曇組成物を塗布す
る場合、コロナ放電による処理、或いはプラズマ処理等
の予備処理を行うことが非常に好ましい。
【0012】本発明にかかる防曇剤組成物を基材に塗布
する場合は、グラビアコート、ロールコート、スプレー
コート、バーコート、ナイフコート等いかなる方法でも
よく、塗布後の付着量は0.1〜3g/m2が好まし
い。塗布後の乾燥は、熱風乾燥が一般的であるが、基材
展張後日光による自然乾燥等も可能である。熱風乾燥の
場合は、50℃〜120℃の温度範囲の温度が好まし
い。本発明の防曇組成物を塗布、熱風乾燥後形成された
塗膜は、疎水性を示し、加水分解しにくい。
【0013】
【実施例】次に実施例をもって本発明を説明する。本実
施例で使用するアクリル樹脂組成物(AC−1〜AC−
14)を表1に示す。表1における名前の略称は次の通
りである。 MMA メチルメタアクリレート BMA ブチルメタクアリレート EHA 2−エチルヘキシルアクリレート HEMA 2−ヒドロキシメタクリレート AA アクリル酸 MAA メタクリル酸 Tg アクリル酸系樹脂のガラス転移温度 IPA イソプロピルアルコール
【0014】
【表1】
【0015】実施例1〜10 表1に示したアクリル樹脂組成物の溶液及びヘクトライ
トの4%分散液を使用し、表2に示す割合の防曇剤組成
物を作成、該防曇剤組成物をコロナ放電処理したポリエ
チレンフィルムにスプレーコート法により固型分で0.
8g/m2塗布し、熱風90℃で5分間乾燥した。この
ようにして得られたポリエチレンフィルムを図1に示す
ような恒温水槽上に張り時間経過による防曇性を調査し
た。その結果を表2に示す。尚、表2中のヘクトライト
4%分散液は、径が20〜30nmで厚さ0.5〜2n
mのタブレット状のヘクトライト4重量部をイソプロパ
ノール48重量部及び水48重量部との分散媒中に分散
させたものである。表4中の他のタルク、モンモリロナ
イト、バイデライト、ノントロナイト、ヘクトライト、
サボナイトの4%分散液も同様に調整される。これらの
鉱物粉の粒径は20〜30nmである。また、AC−1
〜14の溶液は固形量50%品である。防曇性の試験結
果は目視により次の基準によって評価した。 a 防曇性良好 b 防曇性やや良好 c 防曇性不良
【0016】
【表2】
【0017】比較例1〜7 表3示したアクリル樹脂組成物溶液及びヘクトライトの
4%分散液を使用し、表4に示す割合の防曇剤組成物を
作成、該防曇剤組成物をコロナ放電処理したポリエチレ
ンフィルムにスプレーコート法により固型分で0.8g
/m2塗布し、熱風90℃で5分間乾燥、実施例の場合
と同様な試験方法によって防曇性を試験した。防曇性の
評価は実施例の場合と同様である。その結果を表3に示
す。
【0018】
【表3】
【0019】比較例8及び実施例11〜15 表1に示したAC−1のアクリル樹脂組成物溶液と表4
に示した各種の結晶三層構造で無制限層膨脹型クレー粘
土鉱物分散液とより防曇剤組成物を作成し、先の実施例
及び比較例と同様な方法によって防曇性及び透明性を測
定した。その結果を表4に示す。
【0020】
【表4】
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明では結晶三
層構造で無制限層膨脹型クレー粘土と、ガラス転移温度
40℃〜75℃のアクリル樹脂、及び、非イオン系界面
活性剤の3成分を主成分とした防曇組成物を基材フィル
ムに塗布した結果、表2に示されるように基材フィルム
に対して良好な持続性のある防曇性を有する塗膜を生じ
る防曇剤組成物を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防曇剤組成物を塗布したフィルムの防
曇性を調べるために使用したハウスの斜視図である。
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の要旨は、結晶
三層構造で無制限層膨脹型クレー粘土鉱物と、酸基含有
ビニル単量体を1〜10重量%及び水酸基含有ビニル単
量体を5〜30重量%を共重合体成分とし、ガラス転移
温度が40℃〜75℃のアクリル系樹脂、及び、非イオ
ン系界面活性剤の3成分を主成分とした液状分散液に分
散せしめた防曇組成物である。即ち、本願発明では無機
質コロイドゾルとして結晶三層構造で膨脹する格子を持
つ無制限層膨脹型クレー粘土を使用し、且つ樹脂成分と
して酸基含有ビニル単量体及び水酸基含有ビニル単量体
とアクリル酸エステルとの共重合体を含有し、ガラス転
移温度が40℃〜75℃のアクリル系樹脂を使用するこ
とによって従来から知られているコロイド状シリカ、コ
ロイド状アルミナに比べ、基材との密着性に優れている
ばかりでなく、界面活性剤との相溶性が良いので防曇剤
塗布液中で沈降しにくく、また、加水分解されにくい塗
膜を形成することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】次に本願発明について詳細に述べる。本発
明における結晶三層構造で膨脹格子をもつ無制限層膨脂
型クレー粘土鉱物にはトリオクタヘドラルやジオクタヘ
ドラル等が属し、スメクタイトとも称され、具体的には
モンモリロナイト鉱物群がこれに属する。この鉱物群に
属するものとしては、次のようなものがある。 モンモリロナイト (OH)4Si3(Al3・34Mg0・66)O20・Na0・66 バイデライト (OH)4(Si6 34Al1・ 66)Al4・ 34O20・Na0・ 66 ノントロナイト (OH)4(Si1 34Al0・ 66)Fe4O20・Na0・ 66 ヘクトライト (OH)4Si8(Mg5・34Li0・66)O20・Na0・66 サボナイト (OH)4(Si7・34Al0・66)Mg6O20・Na0・66 本発明ではこの結晶三層構造で膨脹格子をもつ無制限層
膨脂型クレー粘土鉱物の径が20〜30nmで厚さ0.
5〜2nmのタブレット状(薄板状)の粒子として使用
するのが好ましい。即ちこのような薄板状とすることに
より球状のような乱反射しないので透明性を有し、その
結果アクリル系重合体溶液に添加しうる量を増加するこ
とができる。無制限層膨脂型クレー粘土粒子の配合量は
アクリル系樹脂固形分100重量部に対して100〜4
00重量部であって、特に150〜250重量部程度が
好ましい。アクリル系樹脂固形分100重量部に対し1
00重量未満では合成樹脂フィルムに付与する防曇性が
充分でなく、また、400重量部以上を使用すると防曇
性は向上するが、合成樹脂フィルムの透明性が低下して
好ましくない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明におけるアクリル系樹脂は、アクリ
ル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルと、これ
らのアクリレ−トと共重合可能な酸基含有ビニル単量体
及び水酸基含有ビニル単量体との共重合体を含有する。
アクリル酸エステルモノマー及びメタクリル酸エステル
モノマーとしては、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアク
リレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
等である。これらのアクリレートと共重合可能な酸基
含有ビニル系単量体としてはアクリル酸、マレイン酸、
メタクリル酸等であり、水酸基含有ビニル単量体として
は2−ヒドロキシメタクリレート等である。これらモノ
マーの割合は、前者については1〜10重量%、後者に
ついては5〜30重量%である。その他のモノマーを共
重合体成分として添加してもよく、そのモノマーとして
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、アクリロニトリル、スチレン、酢酸ビニ
ル等があげられる。また、本発明で使用するアクリル
樹脂のガラス転移温度Tgは40℃〜75℃であること
が必要である。即ち、Tgが40℃未満のアクリル樹脂
は、密着性は優れているものの耐久性が劣り、経時とと
もに、防曇性が低下し、Tgが75℃を超えるものは、
密着性に劣り、又、防曇性そのものにも悪影響をあた
え、好ましくない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明における非イオン系界面活性剤は、
防曇剤組成物の分散性向上及び表面処理時のぬれ性の向
上、処理後の防曇性の向上等の効果をもたらす。使用し
うる非イオン系界面活性剤の種類としては、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキエチ
レンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル類、シュガーエステル類、フッ素系界
面活性剤等があげることができるが、これらの種類の非
イオン系界面活性剤に限定されるものではない。非イオ
ン系界面活性剤の添加量は、アクリル樹脂100重量部
に対して、2重量部以上、10重量部以下が好ましく、
2重量部以下では防曇剤組成物の基材に対するぬれ性、
防曇性が悪く、また、10重量部以上では塗膜成型後の
塗膜強度が低下し、その結果、防曇性が持続できない。
また、非イオン系界面活性剤と分散媒との混合比は水1
00重量部に対し0.5重量部以下の割合となる量で使
用することが好ましい。本発明における液状分散液の分
散媒としては特に限定されるものではないが、使用上の
容易性及び経済的な理由により水又は/及びアルコール
系溶剤が好ましい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】実施例1〜 表1に示したアクリル樹脂組成物の溶液ヘクトライト
の4%分散液及び界面活性剤としてシュガーエステル類
使用し、表2に示す割合の防曇剤組成物を作成、該防
曇剤組成物をコロナ放電処理したポリエチレンフィルム
にスプレーコート法により固型分で0.8g/m2塗布
し、熱風90℃で5分間乾燥した。このようにして得ら
れたポリエチレンフィルムを図1に示すようなビニルハ
ウスに張り時間経過による防曇性を調査した。その結果
を表2に示す。尚、表2中のヘクトライト4%分散液
は、径が20〜30nmで厚さ0.5〜2nmのタブレ
ット状のヘクトライト4重量部をイソプロパノール48
重量部及び水48重量部との分散媒中に分散させたもの
である。表4中の他のモンモリロナイト、バイデライ
ト、ノントロナイト、ヘクトライト、サボナイトの4%
分散液も同様に調整される。これらの鉱物粉の粒径は2
0〜30nmである。また、AC−1〜14の溶液は固
形量50%品である。防曇性の試験結果は目視により次
の基準によって評価した。 a 防曇性良好 b 防曇性やや良好 c 防曇性不良
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【表2】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】比較例8及び実施例1014 表1に示したAC−1のアクリル樹脂組成物溶液と表4
に示した各種の結晶三層構造で無制限層膨脹型クレー粘
土鉱物分散液及びシュガーエステル類とより防曇剤組成
物を作成し、先の実施例及び比較例と同様な方法によっ
て防曇性及び透明性を測定した。その結果を表4に示
す。なお、比較例8はタルク分散液を使用した場合であ
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 133/08 PGA C09D 133/08 PGA

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結晶三層構造で無制限層膨脹型クレー粘
    土鉱物と、ガラス転移温度40℃〜75℃のアクリル樹
    脂、及び、非イオン系界面活性剤の3成分を主成分とし
    水又は/及びアルコール系溶剤からなる液状分散液に分
    散せしめた防曇組成物。
  2. 【請求項2】 アクリル樹脂組成物が酸基含有ビニル単
    量体1〜10重量%、水酸基含有ビニル単量体が5〜3
    0重量%である請求項1記載の防曇組成物。
  3. 【請求項3】 無制限層膨脹型クレー粘土は径が20〜
    30nmで厚さ0.5〜2nmのタブレット形状である
    請求項1記載の防曇組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1の防曇組成物を熱可塑性樹脂フ
    ィルムへ塗布してなる農業用フィルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1025468A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Mitsui Petrochem Ind Ltd 防曇剤組成物
JP2002363546A (ja) * 2001-06-01 2002-12-18 Fumakilla Ltd 防曇剤及びその処理方法
JP2011179007A (ja) * 2011-04-18 2011-09-15 Fumakilla Ltd 防曇剤及びその処理方法

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