JPH0941731A - エアーテントの膜構造 - Google Patents
エアーテントの膜構造Info
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- JPH0941731A JPH0941731A JP21676195A JP21676195A JPH0941731A JP H0941731 A JPH0941731 A JP H0941731A JP 21676195 A JP21676195 A JP 21676195A JP 21676195 A JP21676195 A JP 21676195A JP H0941731 A JPH0941731 A JP H0941731A
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- Japan
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- air
- air chamber
- tent
- film
- blower
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暗転や融雪などを可能とする。
【解決手段】 エアーテント4を形成する光透過性の膜
4aと膜4bとの間には、平面視円形の、透明な2枚の
膜4c、4dが配置され、空気室14aが形成されてい
る。空気室14aの周辺部には、空気室14aに連通す
る複数の給気口20aが設けられ、一方、エアーテント
4の中心部開口側の空気室14aの周辺部には、空気室
14aに連通する複数の排気口20bが形成されてい
る。給気口20aには送風管22aが、排気口20bに
は送風管22bがそれぞれ接続されている。暗転を行う
場合には遮光性のビーズが送風管22aから空気室14
a内に送り込まれ、空気室14a内に充填される。その
結果、外光は遮断され、エアーテント4の下は暗転状態
となる。
4aと膜4bとの間には、平面視円形の、透明な2枚の
膜4c、4dが配置され、空気室14aが形成されてい
る。空気室14aの周辺部には、空気室14aに連通す
る複数の給気口20aが設けられ、一方、エアーテント
4の中心部開口側の空気室14aの周辺部には、空気室
14aに連通する複数の排気口20bが形成されてい
る。給気口20aには送風管22aが、排気口20bに
は送風管22bがそれぞれ接続されている。暗転を行う
場合には遮光性のビーズが送風管22aから空気室14
a内に送り込まれ、空気室14a内に充填される。その
結果、外光は遮断され、エアーテント4の下は暗転状態
となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアーテントの膜
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアーテントは、柱を用いることなく大
空間を形成する手段として、競技場や野球場などに採用
されている。エアーテントはその構造により2つのタイ
プに分けられる。第1のタイプのエアーテントでは、天
膜を張り、内側から空気を送り込んで、天膜を膨張さ
せ、一定の内圧を維持してドーム状の形態を形成させ
る。第2のタイプのエアーテントでは、外側と内側の2
枚の膜によって空気室を形成し、その空気室内に空気を
送り込んで膨張させ、一定の内圧を維持して所定形状の
構造体を形成する。後者のエアーテントはここでは、空
気充填式膜構造のエアーテントと呼ぶ。
空間を形成する手段として、競技場や野球場などに採用
されている。エアーテントはその構造により2つのタイ
プに分けられる。第1のタイプのエアーテントでは、天
膜を張り、内側から空気を送り込んで、天膜を膨張さ
せ、一定の内圧を維持してドーム状の形態を形成させ
る。第2のタイプのエアーテントでは、外側と内側の2
枚の膜によって空気室を形成し、その空気室内に空気を
送り込んで膨張させ、一定の内圧を維持して所定形状の
構造体を形成する。後者のエアーテントはここでは、空
気充填式膜構造のエアーテントと呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなエアーテン
トを備えた施設で、昼間に各種のイベントを行う場合に
は、ステージ照明の効果を出すために暗転が必要とな
る。普通の体育館などであれば採光窓に暗膜を引き暗転
状態の空間をつくることが可能である。しかし、エアー
テントではドーム状の屋根全体から採光しているため、
暗膜で被うことは極めて困難であり、現在までのところ
エアーテントでの暗転は実現されていない。
トを備えた施設で、昼間に各種のイベントを行う場合に
は、ステージ照明の効果を出すために暗転が必要とな
る。普通の体育館などであれば採光窓に暗膜を引き暗転
状態の空間をつくることが可能である。しかし、エアー
テントではドーム状の屋根全体から採光しているため、
暗膜で被うことは極めて困難であり、現在までのところ
エアーテントでの暗転は実現されていない。
【0004】また、エアーテントを降雪地に構築する場
合、エアーテント上に雪が積もるため、なんらかの対策
が必要である。1つの対策法は、積もった雪の荷重に耐
えられる強度をエアーテントに持たせることであるが、
そのようなエアーテントを構築するには多大の費用がか
かり、経済的でない。従って、融雪設備を設置してエア
ーテント上に積もった雪を解かすことが現実的な対策と
なる。融雪の方法としては、温水を撒いて雪を解かすこ
とが考えられるが、エアーテントの場合には、温水の荷
重が問題となり、エアーテントには適した方法とはいえ
ない。一方、エアーテントを温風で温めて融雪する方法
は、温水を用いる場合のように荷重がかからないので、
エアーテントの融雪に適している。しかし、温風を用い
るとしても、融雪のためには100〜200w/m2 ・
cm程度の熱量が必要であり、そして、巨大なエアーテン
トでは屋根の面積は10,000m2 程度にもなるの
で、例えば、空気充填式膜構造のエアーテントの場合、
空気室全体に温風を吹き込む構成とすると、融雪設備は
極めて大がかりなものとなってしまう。
合、エアーテント上に雪が積もるため、なんらかの対策
が必要である。1つの対策法は、積もった雪の荷重に耐
えられる強度をエアーテントに持たせることであるが、
そのようなエアーテントを構築するには多大の費用がか
かり、経済的でない。従って、融雪設備を設置してエア
ーテント上に積もった雪を解かすことが現実的な対策と
なる。融雪の方法としては、温水を撒いて雪を解かすこ
とが考えられるが、エアーテントの場合には、温水の荷
重が問題となり、エアーテントには適した方法とはいえ
ない。一方、エアーテントを温風で温めて融雪する方法
は、温水を用いる場合のように荷重がかからないので、
エアーテントの融雪に適している。しかし、温風を用い
るとしても、融雪のためには100〜200w/m2 ・
cm程度の熱量が必要であり、そして、巨大なエアーテン
トでは屋根の面積は10,000m2 程度にもなるの
で、例えば、空気充填式膜構造のエアーテントの場合、
空気室全体に温風を吹き込む構成とすると、融雪設備は
極めて大がかりなものとなってしまう。
【0005】そこで本発明の目的は、暗転や、小規模の
設備による効果的な除雪を可能とするエアーテントの膜
構造を提供することにある。
設備による効果的な除雪を可能とするエアーテントの膜
構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、屋根を成す膜の内側に空気を送り込み、所定
の空気圧を維持して形成したエアーテントの膜構造にお
いて、前記膜の内側に他の膜を配設して前記膜と前記他
の膜との間に形成した空気室と、前記空気室の給気口
と、前記空気室の排気口とを備えることを特徴とする。
するため、屋根を成す膜の内側に空気を送り込み、所定
の空気圧を維持して形成したエアーテントの膜構造にお
いて、前記膜の内側に他の膜を配設して前記膜と前記他
の膜との間に形成した空気室と、前記空気室の給気口
と、前記空気室の排気口とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明はまた、屋根を成す膜の内側に空気
を送り込み、所定の空気圧を維持して形成したエアーテ
ントの膜構造において、前記膜の内側に他の2枚の膜を
配設して前記2枚の膜の間に形成した空気室と、前記空
気室の給気口と、前記空気室の排気口とを備えることを
特徴とする。
を送り込み、所定の空気圧を維持して形成したエアーテ
ントの膜構造において、前記膜の内側に他の2枚の膜を
配設して前記2枚の膜の間に形成した空気室と、前記空
気室の給気口と、前記空気室の排気口とを備えることを
特徴とする。
【0008】本発明はまた、前記他の膜または他の2枚
の膜のさらに内側に、さらに別の膜が配設され、最も外
側に位置する膜と前記別の膜とにより空気室が形成さ
れ、この空気室に空気を充填して所定の内圧を維持し、
前記エアーテントが形成されていることを特徴とする。
の膜のさらに内側に、さらに別の膜が配設され、最も外
側に位置する膜と前記別の膜とにより空気室が形成さ
れ、この空気室に空気を充填して所定の内圧を維持し、
前記エアーテントが形成されていることを特徴とする。
【0009】本発明はまた、前記空気室が、側部を互い
に接する複数の副空気室に分割され、前記給気口と前記
排気口とは前記副空気室のそれぞれに設けられているこ
とを特徴とする。本発明はまた、前記膜および他の膜が
いずれも光を透過することを特徴とする。本発明はま
た、前記膜、前記他の2枚の膜がいずれも光を透過する
ことを特徴とする。本発明はまた、前記膜、前記他の2
枚の膜、前記別の膜がいずれも光を透過することを特徴
とする。
に接する複数の副空気室に分割され、前記給気口と前記
排気口とは前記副空気室のそれぞれに設けられているこ
とを特徴とする。本発明はまた、前記膜および他の膜が
いずれも光を透過することを特徴とする。本発明はま
た、前記膜、前記他の2枚の膜がいずれも光を透過する
ことを特徴とする。本発明はまた、前記膜、前記他の2
枚の膜、前記別の膜がいずれも光を透過することを特徴
とする。
【0010】本発明によれば、1枚または2枚の膜を新
たに配設して空気室が形成されているので、この空気室
内に不透過性材料、例えば光を透過しない粒状体を空気
と共に送り込み、空気室内をこの粒状体で満たせば、外
光は遮断され、エアーテント下の空間は暗転状態とな
る。また、空気室内に温風を供給すれば、エアーテント
上に積もった雪を解かして排除することができる。さら
に、上記遮光性の粒状体の代りに、例えば繊維の塊など
の吸音体を用いれば、エアーテントの内外を音響的に絶
縁することができ、音楽イベントを催すときなどに有効
である。また、上記遮光性の粒状体の代りに着色体、例
えば着色されたビーズなどを用いれば、エアーテント自
体を着色することができ、またエアーテントの透過光を
着色することができるので、色彩や光による演出を行う
ことができる。
たに配設して空気室が形成されているので、この空気室
内に不透過性材料、例えば光を透過しない粒状体を空気
と共に送り込み、空気室内をこの粒状体で満たせば、外
光は遮断され、エアーテント下の空間は暗転状態とな
る。また、空気室内に温風を供給すれば、エアーテント
上に積もった雪を解かして排除することができる。さら
に、上記遮光性の粒状体の代りに、例えば繊維の塊など
の吸音体を用いれば、エアーテントの内外を音響的に絶
縁することができ、音楽イベントを催すときなどに有効
である。また、上記遮光性の粒状体の代りに着色体、例
えば着色されたビーズなどを用いれば、エアーテント自
体を着色することができ、またエアーテントの透過光を
着色することができるので、色彩や光による演出を行う
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。第1の実施例として、本発明に係わる膜構造を備
えたエアーテントにより暗転を実現するエアーテントの
暗転装置について説明する。まず、本発明の膜構造を備
えたエアーテントについて、図11の断面図、および図
12の部分断面斜視図を参照して概要を説明する。図1
1に示すように、このエアーテント4は空気充填式膜構
造のエアーテントであり、本実施例では競技場2の屋根
を構成している。グランド6の周囲には、8本の組柱8
(図では、2本のみが示されている)が、略等間隔で立
設され、その上にリングトラス10がグランド6を囲ん
で配設されている。リングトラス10の外側は、所定の
骨組みによって支持された天膜12により屋根が形成さ
れている。なお、天膜12は、ここでは光が透過しない
素材により作製されているものとする。
する。第1の実施例として、本発明に係わる膜構造を備
えたエアーテントにより暗転を実現するエアーテントの
暗転装置について説明する。まず、本発明の膜構造を備
えたエアーテントについて、図11の断面図、および図
12の部分断面斜視図を参照して概要を説明する。図1
1に示すように、このエアーテント4は空気充填式膜構
造のエアーテントであり、本実施例では競技場2の屋根
を構成している。グランド6の周囲には、8本の組柱8
(図では、2本のみが示されている)が、略等間隔で立
設され、その上にリングトラス10がグランド6を囲ん
で配設されている。リングトラス10の外側は、所定の
骨組みによって支持された天膜12により屋根が形成さ
れている。なお、天膜12は、ここでは光が透過しない
素材により作製されているものとする。
【0012】エアーテント4は上から見て環状であり、
本実施例では中心部に開口3が形成されている。エアー
テント4は、例えばテフロン製の外側の膜4aと、例え
ば同じくテフロン製の内側の膜4bとから成り、膜4a
と膜4bとの間に空気室14が形成されている。この空
気室14内には、送風機5によって、送風管7を通じて
空気室14周辺部に設けた給気口から、空気が送り込ま
れて充填され、その結果、空気室14内は適切な内圧P
となってエアーテント4は膨張し、図11、図12に示
すような形状を形成する。膜4a、4bにより形成され
た空気室14は、完全に気密を保つことは実際上不可能
である。従って、空気室14から漏洩した空気を補うた
め、送風機5により空気室14内に常時、適切な量の空
気が送り込まれ、エアーテント4の上記形状が維持され
る。なお、膜4a、4bはいずれも塗料などによる着色
は行われておらず、光はこれらの膜を透過するので、常
時はエアーテント4を通じて採光される。
本実施例では中心部に開口3が形成されている。エアー
テント4は、例えばテフロン製の外側の膜4aと、例え
ば同じくテフロン製の内側の膜4bとから成り、膜4a
と膜4bとの間に空気室14が形成されている。この空
気室14内には、送風機5によって、送風管7を通じて
空気室14周辺部に設けた給気口から、空気が送り込ま
れて充填され、その結果、空気室14内は適切な内圧P
となってエアーテント4は膨張し、図11、図12に示
すような形状を形成する。膜4a、4bにより形成され
た空気室14は、完全に気密を保つことは実際上不可能
である。従って、空気室14から漏洩した空気を補うた
め、送風機5により空気室14内に常時、適切な量の空
気が送り込まれ、エアーテント4の上記形状が維持され
る。なお、膜4a、4bはいずれも塗料などによる着色
は行われておらず、光はこれらの膜を透過するので、常
時はエアーテント4を通じて採光される。
【0013】エアーテント4の開口3の部分には、図1
2に示すように、引っ張りリング16a、16bが配置
されている。引っ張りリング16bは引っ張りリング1
6aの上方に、引っ張りリング16aに対して同心円を
形成して配置され、2つの引っ張りリング16a、16
bは鋼管による束材16cにより連結されている。引っ
張りリング16aとリングトラス10の内周端とは、放
射状に所定の角度間隔で配置した50本程度のケーブル
18aによって接続され、適切なケーブル張力により引
っ張りリング16aを引っ張っている。膜4bはこれら
のケーブル18aにより支持されている。引っ張りリン
グ16bとリングトラス10の内周端も、放射状に所定
の角度間隔で配置した50本程度のケーブル18bによ
って接続され、適切なケーブル張力が与えられている。
これらのケーブル18bにより、膜4aが上方に必要以
上に膨張することが防止されている。
2に示すように、引っ張りリング16a、16bが配置
されている。引っ張りリング16bは引っ張りリング1
6aの上方に、引っ張りリング16aに対して同心円を
形成して配置され、2つの引っ張りリング16a、16
bは鋼管による束材16cにより連結されている。引っ
張りリング16aとリングトラス10の内周端とは、放
射状に所定の角度間隔で配置した50本程度のケーブル
18aによって接続され、適切なケーブル張力により引
っ張りリング16aを引っ張っている。膜4bはこれら
のケーブル18aにより支持されている。引っ張りリン
グ16bとリングトラス10の内周端も、放射状に所定
の角度間隔で配置した50本程度のケーブル18bによ
って接続され、適切なケーブル張力が与えられている。
これらのケーブル18bにより、膜4aが上方に必要以
上に膨張することが防止されている。
【0014】次に、図1を参照して、本発明に直接係わ
るエアーテント4周辺について詳しく説明する。図1
は、図11のAの部分を拡大して示した部分断面図であ
る。エアーテント4を形成する膜4aと膜4bとの間に
は、平面視環状の、透明な例えば合成樹脂製のフィルム
をつなぎ合わせて成る2枚の膜4c、4dが、図1に示
すように配設され、膜4c、4dの間に空気室14aが
形成されている。空気室14aの周辺部の所定箇所に
は、空気室14a内に連通する複数の給気口20aが設
けられている。一方、エアーテント4の開口3側の空気
室14aの周辺部の所定箇所には、空気室14aに連通
する複数の排気口20bが形成されている。そして、給
気口20aには送風管22aが、排気口20bにはエア
ーテント4の内側或は外側に配設された送風管22bが
それぞれ接続されている。尚、空気室14aにより空気
室14は上下に分割されるが、この上下に分割された空
気室14の部分に前記送風機5から空気がそれぞれ供給
され、エアーテント4の形状が維持される。
るエアーテント4周辺について詳しく説明する。図1
は、図11のAの部分を拡大して示した部分断面図であ
る。エアーテント4を形成する膜4aと膜4bとの間に
は、平面視環状の、透明な例えば合成樹脂製のフィルム
をつなぎ合わせて成る2枚の膜4c、4dが、図1に示
すように配設され、膜4c、4dの間に空気室14aが
形成されている。空気室14aの周辺部の所定箇所に
は、空気室14a内に連通する複数の給気口20aが設
けられている。一方、エアーテント4の開口3側の空気
室14aの周辺部の所定箇所には、空気室14aに連通
する複数の排気口20bが形成されている。そして、給
気口20aには送風管22aが、排気口20bにはエア
ーテント4の内側或は外側に配設された送風管22bが
それぞれ接続されている。尚、空気室14aにより空気
室14は上下に分割されるが、この上下に分割された空
気室14の部分に前記送風機5から空気がそれぞれ供給
され、エアーテント4の形状が維持される。
【0015】一方、図11に示したグランド6周辺の所
定箇所には、図2に示すビーズ供給設備24が設置され
ている。このビーズ供給設備24は、ビーズタンク2
6、送風機28、ダンパ30、32などによって構成さ
れている。ビーズタンク26には、不透過性材料である
黒色のビーズ40が無数に収容されている。このビーズ
40としては、黒く着色した中空のプラスチックの玉
や、黒く着色した発泡スチロールの玉などを用いること
ができる。また、ビーズ40の大きさは、直径を5〜1
0mm程度とすればよい。ビーズタンク26の排出口2
6bは、ダンパ32を介して所定の配管34により送風
機28の吸入口28aに接続されている。一方、ビーズ
タンク26の供給口26aは配管36およびダンパ30
を介して上記送風管22bに接続されている。また、送
風機28の吐出口28bは上記送風管22aに接続され
ている。なお、不透過性材料はビーズ40に限らず他の
材料を用いることができ、要するに、空気の流動により
移動可能で不透過性を有する小形で軽量な材料であれば
よい。
定箇所には、図2に示すビーズ供給設備24が設置され
ている。このビーズ供給設備24は、ビーズタンク2
6、送風機28、ダンパ30、32などによって構成さ
れている。ビーズタンク26には、不透過性材料である
黒色のビーズ40が無数に収容されている。このビーズ
40としては、黒く着色した中空のプラスチックの玉
や、黒く着色した発泡スチロールの玉などを用いること
ができる。また、ビーズ40の大きさは、直径を5〜1
0mm程度とすればよい。ビーズタンク26の排出口2
6bは、ダンパ32を介して所定の配管34により送風
機28の吸入口28aに接続されている。一方、ビーズ
タンク26の供給口26aは配管36およびダンパ30
を介して上記送風管22bに接続されている。また、送
風機28の吐出口28bは上記送風管22aに接続され
ている。なお、不透過性材料はビーズ40に限らず他の
材料を用いることができ、要するに、空気の流動により
移動可能で不透過性を有する小形で軽量な材料であれば
よい。
【0016】ダンパ30、32はそれぞれ、ビーズ40
および空気の通路を閉塞する電動式の羽根30a、32
aを備えている。これらの羽根30a、32aには、図
3に示すように、ビーズ40の粒径より小さい無数の孔
300が開設されている。従って、羽根30a、32a
がビーズ40および空気の通路を閉塞している状態(す
なわち、ダンパの閉塞状態)では、空気のみがダンパ3
0、32部を通過でき、一方、羽根30a、32aがビ
ーズ40および空気の通路を閉塞していない状態(すな
わち、ダンパの開放状態)では、ビーズ40および空気
の両方がダンパ30、32部を通過でき、ダンパ30、
32は切り換え可能なフィルタとして機能する。
および空気の通路を閉塞する電動式の羽根30a、32
aを備えている。これらの羽根30a、32aには、図
3に示すように、ビーズ40の粒径より小さい無数の孔
300が開設されている。従って、羽根30a、32a
がビーズ40および空気の通路を閉塞している状態(す
なわち、ダンパの閉塞状態)では、空気のみがダンパ3
0、32部を通過でき、一方、羽根30a、32aがビ
ーズ40および空気の通路を閉塞していない状態(すな
わち、ダンパの開放状態)では、ビーズ40および空気
の両方がダンパ30、32部を通過でき、ダンパ30、
32は切り換え可能なフィルタとして機能する。
【0017】このような構成において、競技場2で各種
のイベントを行う場合、ステージ照明の効果を出すため
に暗転を行うときは、電動式のダンパ32は、所定の通
電を行って開放状態とし、一方、電動式のダンパ30
は、所定の通電を行って閉塞状態とする。
のイベントを行う場合、ステージ照明の効果を出すため
に暗転を行うときは、電動式のダンパ32は、所定の通
電を行って開放状態とし、一方、電動式のダンパ30
は、所定の通電を行って閉塞状態とする。
【0018】この状態で、送風機28を起動すると、空
気は、送風管22a内を送風機からエアーテント4の空
気室14aに向かって移動し、そして空気室14aを透
過して送風管22bからダンパ30に至る。ここで、ダ
ンパ30は閉塞状態となっているが、空気は通過できる
ので、ダンパ30に到着した空気は、配管36を通じて
ビーズタンク26内に入る。その結果、ビーズタンク2
6内に収容されたビーズ40は押し出され、配管34を
通じてダンパ32に至る。ダンパ32は上述のように開
放状態となっているので、ビーズ40はダンパ32を通
過し、送風機28、送風管22aを通じ、給気口20a
から空気室14a内に入る。
気は、送風管22a内を送風機からエアーテント4の空
気室14aに向かって移動し、そして空気室14aを透
過して送風管22bからダンパ30に至る。ここで、ダ
ンパ30は閉塞状態となっているが、空気は通過できる
ので、ダンパ30に到着した空気は、配管36を通じて
ビーズタンク26内に入る。その結果、ビーズタンク2
6内に収容されたビーズ40は押し出され、配管34を
通じてダンパ32に至る。ダンパ32は上述のように開
放状態となっているので、ビーズ40はダンパ32を通
過し、送風機28、送風管22aを通じ、給気口20a
から空気室14a内に入る。
【0019】この状態では、空気室14a内にはまだビ
ーズは蓄積されていないので、ビーズ40は排気口20
bから排出され、ダンパ30が閉塞状態となっているの
で、送風管22b内に蓄積する。このようにしてビーズ
タンク26から排出されたビーズ40は、送風管22b
内にしだいに蓄積し、送風管がビーズ40で満たされる
と、その後は、エアーテント4の空気室14a内に蓄積
し、最終的に、図4に示すように、空気室14aはビー
ズ40で満たされる。この状態で送風機28は停止させ
る。そして、ビーズ40は黒色のプラスチックから成
り、光を透過しないので、このとき外光は遮断され、競
技場2の内部は暗転となる。
ーズは蓄積されていないので、ビーズ40は排気口20
bから排出され、ダンパ30が閉塞状態となっているの
で、送風管22b内に蓄積する。このようにしてビーズ
タンク26から排出されたビーズ40は、送風管22b
内にしだいに蓄積し、送風管がビーズ40で満たされる
と、その後は、エアーテント4の空気室14a内に蓄積
し、最終的に、図4に示すように、空気室14aはビー
ズ40で満たされる。この状態で送風機28は停止させ
る。そして、ビーズ40は黒色のプラスチックから成
り、光を透過しないので、このとき外光は遮断され、競
技場2の内部は暗転となる。
【0020】逆に暗転を解消する場合には、電動式のダ
ンパ32は、所定の通電を行って上述の場合とは逆に閉
塞状態とし、一方、電動式のダンパ30は、所定の通電
を行って上述の場合とは逆に開放状態とする。この状態
で、送風機28を起動すると、空気室14a内に蓄積し
ているビーズ40は、送風機28からの空気によって押
し出され、開放状態のダンパ30を通過してビーズタン
ク26内に入る。ビーズタンク26内にビーズが蓄積し
ておらず、排出口26bから排出されたとしても、ダン
パ32は閉塞状態となっているので、ダンパ32で阻止
され、それ以上は移動しない。従って、ビーズタンク2
6内にしだいにビーズ40が蓄積し、エアーテント4の
空気室14aからビーズ40は完全に排除される。その
結果、外光はエアーテント4を透過して内部に侵入し暗
転が解消される。
ンパ32は、所定の通電を行って上述の場合とは逆に閉
塞状態とし、一方、電動式のダンパ30は、所定の通電
を行って上述の場合とは逆に開放状態とする。この状態
で、送風機28を起動すると、空気室14a内に蓄積し
ているビーズ40は、送風機28からの空気によって押
し出され、開放状態のダンパ30を通過してビーズタン
ク26内に入る。ビーズタンク26内にビーズが蓄積し
ておらず、排出口26bから排出されたとしても、ダン
パ32は閉塞状態となっているので、ダンパ32で阻止
され、それ以上は移動しない。従って、ビーズタンク2
6内にしだいにビーズ40が蓄積し、エアーテント4の
空気室14aからビーズ40は完全に排除される。その
結果、外光はエアーテント4を透過して内部に侵入し暗
転が解消される。
【0021】このように、本実施例では、光を透過しな
いビーズ40をエアーテント4内に形成した空気室14
a内に充填することにより、容易に暗転を実現すること
ができる。
いビーズ40をエアーテント4内に形成した空気室14
a内に充填することにより、容易に暗転を実現すること
ができる。
【0022】次に第2の実施例について説明する。この
実施例が上記実施例と異なるのは、一枚の膜を追加する
のみで、ビーズを充填する空気室を形成している点であ
る。図5は図1に対応する断面図である。この実施例の
エアーテント4’では膜4aと膜4bとの間に、平面視
円形の、透明な例えば合成樹脂製のフィルムをつなぎ合
わせて成る1枚の膜4eが、図5に示すように配設さ
れ、膜4aと膜4eとの間に空気室14bが形成されて
いる。空気室14bの周辺部の所定箇所には、空気室1
4b内に連通する複数の給気口20aが設けられてい
る。エアーテント4の開口3側の空気室14bの周辺部
の所定箇所にはまた、空気室14bに連通する複数の排
気口20bが形成されている。そして、給気口20aに
は送風管22aが、排気口20bには送風管22bがそ
れぞれ接続されている。なお、空気室14bに送風機5
からの空気を送り込むための管体や弁を設けるなどは任
意である。
実施例が上記実施例と異なるのは、一枚の膜を追加する
のみで、ビーズを充填する空気室を形成している点であ
る。図5は図1に対応する断面図である。この実施例の
エアーテント4’では膜4aと膜4bとの間に、平面視
円形の、透明な例えば合成樹脂製のフィルムをつなぎ合
わせて成る1枚の膜4eが、図5に示すように配設さ
れ、膜4aと膜4eとの間に空気室14bが形成されて
いる。空気室14bの周辺部の所定箇所には、空気室1
4b内に連通する複数の給気口20aが設けられてい
る。エアーテント4の開口3側の空気室14bの周辺部
の所定箇所にはまた、空気室14bに連通する複数の排
気口20bが形成されている。そして、給気口20aに
は送風管22aが、排気口20bには送風管22bがそ
れぞれ接続されている。なお、空気室14bに送風機5
からの空気を送り込むための管体や弁を設けるなどは任
意である。
【0023】本実施例ではビーズ供給設備としては、上
記ビーズ供給設備24をそのまま用いるので、その説明
はここでは省略する。なお、送風管22a、22bは、
上記実施例の場合と同様、それぞれ送風機28の吐出口
28bおよびダンパ30に接続されている。エアーテン
ト4下を暗転状態にする場合の動作は、上記実施例の場
合と同じであり、ビーズタンク26に収容されたビーズ
40が送風機28により、空気室14b内に送り込ま
れ、空気室14b内に充填される。その結果、外光は充
填されたビーズ40により遮断され、暗転状態となる。
暗転を解消する場合には、上述の場合と同様にして、送
風機28からの空気により空気室14b内のビーズ40
を押し出し、ビーズタンク26内に収容する。これによ
り外光はエアーテント4を通過して内部に至り、暗転が
解消される。
記ビーズ供給設備24をそのまま用いるので、その説明
はここでは省略する。なお、送風管22a、22bは、
上記実施例の場合と同様、それぞれ送風機28の吐出口
28bおよびダンパ30に接続されている。エアーテン
ト4下を暗転状態にする場合の動作は、上記実施例の場
合と同じであり、ビーズタンク26に収容されたビーズ
40が送風機28により、空気室14b内に送り込ま
れ、空気室14b内に充填される。その結果、外光は充
填されたビーズ40により遮断され、暗転状態となる。
暗転を解消する場合には、上述の場合と同様にして、送
風機28からの空気により空気室14b内のビーズ40
を押し出し、ビーズタンク26内に収容する。これによ
り外光はエアーテント4を通過して内部に至り、暗転が
解消される。
【0024】なお、この実施例では、エアーテントが空
気充填式膜構造のエアーテントであるとしたが、上述し
た第1のタイプのエアーテントの場合にも、所定材料の
膜から成る天膜の下に膜4c、4dに相当する2枚の膜
または膜4eに相当する1枚の膜をさらに配設し、図1
または図5に示したような空気室14aあるいは空気室
14bを形成することができるので、本発明を適用して
同様にエアーテントにおける暗転を実現することができ
る。なお、本発明に係わる膜4c、4d、4eとして
は、種々の高分子化合物のフィルムやシートを用いるこ
とができ、また種々の高分子化合物の繊維を織って布と
したもの、あるいはこれらを貼り合わせたものを用いて
もよい。
気充填式膜構造のエアーテントであるとしたが、上述し
た第1のタイプのエアーテントの場合にも、所定材料の
膜から成る天膜の下に膜4c、4dに相当する2枚の膜
または膜4eに相当する1枚の膜をさらに配設し、図1
または図5に示したような空気室14aあるいは空気室
14bを形成することができるので、本発明を適用して
同様にエアーテントにおける暗転を実現することができ
る。なお、本発明に係わる膜4c、4d、4eとして
は、種々の高分子化合物のフィルムやシートを用いるこ
とができ、また種々の高分子化合物の繊維を織って布と
したもの、あるいはこれらを貼り合わせたものを用いて
もよい。
【0025】上記第1、第2の実施例では、光を透過し
ないビーズ40を空気室14aあるいは空気室14b内
に充填して、エアーテント4、4’下の空間を暗転させ
たが、ビーズ40として、空気の流動により移動可能で
着色された小形で軽量な着色体、例えば着色したビーズ
を用いれば、エアーテント4、4’をそのビーズの色に
着色することができる。また、光を透過する着色したビ
ーズを用いれば、エアーテント自体の着色と同時に、エ
アーテントを透過して入射する外光をも着色することが
できる。従って、各種イベントにおいて色彩や着色され
た光による演出を行うことができる。さらに、ビーズ4
0の代りに、空気の流動により移動可能で吸音性を有す
る小形で軽量な吸音体、例えば繊維の塊などを用いれ
ば、エアーテント下の空間と外部とを音響的に遮断する
ことができ、外部の騒音がエアーテントの内側に侵入す
ることを防止でき、また内部の騒音が外部に漏洩しない
ようにできる。
ないビーズ40を空気室14aあるいは空気室14b内
に充填して、エアーテント4、4’下の空間を暗転させ
たが、ビーズ40として、空気の流動により移動可能で
着色された小形で軽量な着色体、例えば着色したビーズ
を用いれば、エアーテント4、4’をそのビーズの色に
着色することができる。また、光を透過する着色したビ
ーズを用いれば、エアーテント自体の着色と同時に、エ
アーテントを透過して入射する外光をも着色することが
できる。従って、各種イベントにおいて色彩や着色され
た光による演出を行うことができる。さらに、ビーズ4
0の代りに、空気の流動により移動可能で吸音性を有す
る小形で軽量な吸音体、例えば繊維の塊などを用いれ
ば、エアーテント下の空間と外部とを音響的に遮断する
ことができ、外部の騒音がエアーテントの内側に侵入す
ることを防止でき、また内部の騒音が外部に漏洩しない
ようにできる。
【0026】また、上記実施例では、エアーテント全体
に及ぶ1つの空気室14aなどを形成したが、空気室1
4aを分割して用いることも可能である。図6の平面図
はその一例を示すもので、図1のエアーテント4におい
て、膜4c、4dが、半径方向に伸びる6本の直線L1
〜L6に沿って互いに縫い合わされており、その結果、
空気室14aは、空気室14a−1〜14a−6の6つ
の空気室に分割されている。そして、これらの各空気室
ごとに第1の実施例の場合と同様、給気口20aと排気
口20bが設けられ、それぞれに送風管22a、22b
が接続されている。従って、このエアーテントでは、各
空気室14a−1〜14a−6ごとに、例えば異なる色
のビーズなどを充填することができ、色彩や光によるよ
り効果的な演出を行うことができる。
に及ぶ1つの空気室14aなどを形成したが、空気室1
4aを分割して用いることも可能である。図6の平面図
はその一例を示すもので、図1のエアーテント4におい
て、膜4c、4dが、半径方向に伸びる6本の直線L1
〜L6に沿って互いに縫い合わされており、その結果、
空気室14aは、空気室14a−1〜14a−6の6つ
の空気室に分割されている。そして、これらの各空気室
ごとに第1の実施例の場合と同様、給気口20aと排気
口20bが設けられ、それぞれに送風管22a、22b
が接続されている。従って、このエアーテントでは、各
空気室14a−1〜14a−6ごとに、例えば異なる色
のビーズなどを充填することができ、色彩や光によるよ
り効果的な演出を行うことができる。
【0027】次に、図7及び図8を参照して、不透過性
材料や着色体、吸音体などのような小形で軽量な無数の
材料を空気室14aに充填し、また、空気室14aから
排除するための別実施例について説明する。この吸音体
供給設備70は、材料タンク72と、二つの送風機74
A、74Bと、ダンパ76、78などによって構成され
ている。空気室14aの複数の給気口20aには送風管
22Xが接続され、空気室14aの複数の排気口20b
には送風管22Yがそれぞれ接続され、送風管22Xの
他端は材料タンク72の排出口72Aに接続され、送風
管22Yの他端は材料タンク72の供給口72Bに接続
されている。
材料や着色体、吸音体などのような小形で軽量な無数の
材料を空気室14aに充填し、また、空気室14aから
排除するための別実施例について説明する。この吸音体
供給設備70は、材料タンク72と、二つの送風機74
A、74Bと、ダンパ76、78などによって構成され
ている。空気室14aの複数の給気口20aには送風管
22Xが接続され、空気室14aの複数の排気口20b
には送風管22Yがそれぞれ接続され、送風管22Xの
他端は材料タンク72の排出口72Aに接続され、送風
管22Yの他端は材料タンク72の供給口72Bに接続
されている。
【0028】前記一方の送風機74Aは送風管22Xに
介設され、送風機74Aの上流箇所と下流箇所にそれぞ
れ開閉弁75A、75Aが配設され、材料タンク72と
送風機74Aとの間の送風管22X箇所にダンパ76が
設けられている。また、前記送風機74Aが介設された
箇所に、送風機74Aを迂回するようにバイパス路80
が設けられ、バイパス路80の両端には開閉弁80A、
80Aが設けられている。
介設され、送風機74Aの上流箇所と下流箇所にそれぞ
れ開閉弁75A、75Aが配設され、材料タンク72と
送風機74Aとの間の送風管22X箇所にダンパ76が
設けられている。また、前記送風機74Aが介設された
箇所に、送風機74Aを迂回するようにバイパス路80
が設けられ、バイパス路80の両端には開閉弁80A、
80Aが設けられている。
【0029】前記他方の送風機74Bは送風管22Yに
介設され、送風機74Bの上流箇所と下流箇所にそれぞ
れ開閉弁75B、75Bが配設され、空気室14aの排
気口20bと送風機74Bとの間の送風管22Y箇所に
ダンパ78が設けられている。また、前記送風機74B
が介設された箇所に、送風機74Bを迂回するようにバ
イパス路82が設けられ、バイパス路82の両端には開
閉弁82A、82Aが設けられている。なお、ダンパ7
6、78は前記ダンパ30、32と同一構造である。
介設され、送風機74Bの上流箇所と下流箇所にそれぞ
れ開閉弁75B、75Bが配設され、空気室14aの排
気口20bと送風機74Bとの間の送風管22Y箇所に
ダンパ78が設けられている。また、前記送風機74B
が介設された箇所に、送風機74Bを迂回するようにバ
イパス路82が設けられ、バイパス路82の両端には開
閉弁82A、82Aが設けられている。なお、ダンパ7
6、78は前記ダンパ30、32と同一構造である。
【0030】そして、空気室14aに小形で軽量な無数
の材料を充填する場合には、図7に示すように、ダンパ
76、開閉弁75B、75B、80A、80Aを開と
し、ダンパ78、開閉弁75A、75A、82A、82
Aを閉として送風機74Bのみを駆動し、材料タンク7
2内の材料を送風機74Aを通過させることなく空気室
14aに充填するようにし、また、空気室14aから材
料を排除する場合には、図8に示すように、ダンパ7
8、開閉弁75A、75A、82A、82Aを開とし、
ダンパ76、開閉弁75B、75B、80A、80Aを
閉として、送風機74Aのみを駆動し、空気室14aか
ら材料を送風機74Bを通過させることなく排除するよ
うにしたものである。
の材料を充填する場合には、図7に示すように、ダンパ
76、開閉弁75B、75B、80A、80Aを開と
し、ダンパ78、開閉弁75A、75A、82A、82
Aを閉として送風機74Bのみを駆動し、材料タンク7
2内の材料を送風機74Aを通過させることなく空気室
14aに充填するようにし、また、空気室14aから材
料を排除する場合には、図8に示すように、ダンパ7
8、開閉弁75A、75A、82A、82Aを開とし、
ダンパ76、開閉弁75B、75B、80A、80Aを
閉として、送風機74Aのみを駆動し、空気室14aか
ら材料を送風機74Bを通過させることなく排除するよ
うにしたものである。
【0031】次に第3の実施例について説明する。この
実施例は、本発明に係わる膜構造を備えたエアーテント
において融雪を行うエアーテントの融雪装置であり、ま
ず、図9を参照して、本発明に直接係わるエアーテント
4”周辺について詳しく説明する。このエアーテント
4”は、図11に示した競技場2でエアーテント4と置
き換えて用いるものであり、図9は、図11のAの部分
を拡大して示した断面図である。エアーテント4”を形
成する膜4aと膜4bとの間には、平面視環状の、例え
ば合成樹脂製のフィルムをつなぎ合わせて成る第3の膜
4fが、図9に示すように配設され、膜4aと共に空気
室14cを形成している。空気室14cの周辺部の所定
箇所には、複数の給気口20aが設けられており、送風
管22aはこの給気口20aから空気室14c内に挿入
され、その先端が空気室14c内に所定の距離だけ侵入
した状態で固定されいている。空気室14cの周辺部に
はまた、所定箇所に複数の排気口20bが形成され、排
気口20bには送風管22bが接続されている。なお、
空気室14cに送風機5からの空気を送り込むための管
体や弁を設けるなどは任意である。
実施例は、本発明に係わる膜構造を備えたエアーテント
において融雪を行うエアーテントの融雪装置であり、ま
ず、図9を参照して、本発明に直接係わるエアーテント
4”周辺について詳しく説明する。このエアーテント
4”は、図11に示した競技場2でエアーテント4と置
き換えて用いるものであり、図9は、図11のAの部分
を拡大して示した断面図である。エアーテント4”を形
成する膜4aと膜4bとの間には、平面視環状の、例え
ば合成樹脂製のフィルムをつなぎ合わせて成る第3の膜
4fが、図9に示すように配設され、膜4aと共に空気
室14cを形成している。空気室14cの周辺部の所定
箇所には、複数の給気口20aが設けられており、送風
管22aはこの給気口20aから空気室14c内に挿入
され、その先端が空気室14c内に所定の距離だけ侵入
した状態で固定されいている。空気室14cの周辺部に
はまた、所定箇所に複数の排気口20bが形成され、排
気口20bには送風管22bが接続されている。なお、
空気室14cに送風機5からの空気を送り込むための管
体や弁を設けるなどは任意である。
【0032】一方、図11に示したグランド6周辺の所
定箇所には、上記ビーズ供給設備24の代りに図10に
示す温風供給設備25が設置されている。この温風供給
設備25は、給湯装置46、ポンプ48、温水コイル装
置50、ならびに送風機52によって構成されている。
給湯装置46は、ボイラ部46aとタンク部46bとか
ら成り、ボイラ部46aでは例えば重油が燃焼され、タ
ンク部46bに収容された水が加温される。一方、温水
コイル装置50は、コイル状配管50eを備え、そのコ
イル状配管50e内に温水を流通させることにより、周
囲の空気を加温する構成となっている。コイル状配管5
0eの一端は給水口50aに接続され、他端は排水口5
0bに接続されている。
定箇所には、上記ビーズ供給設備24の代りに図10に
示す温風供給設備25が設置されている。この温風供給
設備25は、給湯装置46、ポンプ48、温水コイル装
置50、ならびに送風機52によって構成されている。
給湯装置46は、ボイラ部46aとタンク部46bとか
ら成り、ボイラ部46aでは例えば重油が燃焼され、タ
ンク部46bに収容された水が加温される。一方、温水
コイル装置50は、コイル状配管50eを備え、そのコ
イル状配管50e内に温水を流通させることにより、周
囲の空気を加温する構成となっている。コイル状配管5
0eの一端は給水口50aに接続され、他端は排水口5
0bに接続されている。
【0033】給湯装置46のタンク部46bで生成され
た温水は、ポンプ48により配管54を通じて取り出さ
れ、配管60を通じて温水コイル装置50の給水口50
aに供給される。供給された温水は、温水コイル装置5
0内のコイル状配管50e内を流通し、周囲の空気を加
温した後、排水口50bより配管56を通じて給湯装置
46のタンク部46bに戻る。
た温水は、ポンプ48により配管54を通じて取り出さ
れ、配管60を通じて温水コイル装置50の給水口50
aに供給される。供給された温水は、温水コイル装置5
0内のコイル状配管50e内を流通し、周囲の空気を加
温した後、排水口50bより配管56を通じて給湯装置
46のタンク部46bに戻る。
【0034】温水コイル装置50内には、送風機52に
より、配管58を通じて給気口50cより空気が送り込
まれ、この空気は、温水コイル装置50内のコイル状配
管50e近傍を通過する際、流通する温水により高温と
なっているコイル状配管50eにより加温され、温風と
して排気口50dより排出される。
より、配管58を通じて給気口50cより空気が送り込
まれ、この空気は、温水コイル装置50内のコイル状配
管50e近傍を通過する際、流通する温水により高温と
なっているコイル状配管50eにより加温され、温風と
して排気口50dより排出される。
【0035】温水コイル装置50から排出された温風は
送風管22aを通じてエアーテント4”の空気室14c
内に導入される。そして、温風は空気室14c内を流通
するが、その際、膜4a上に積もった雪を加温する。そ
の結果、積もった雪は融解し、膜4a上から排除され
る。その後、雪に熱を奪われて、温度が低下した温風
は、排気口20bを通じて空気室14c外に排出され、
送風管22bにより、温風供給設備25の送風機52の
吸入口52aに戻される。送風機52に戻った温風は再
度、温水コイル装置50で加温され、再び空気室14c
に供給される。
送風管22aを通じてエアーテント4”の空気室14c
内に導入される。そして、温風は空気室14c内を流通
するが、その際、膜4a上に積もった雪を加温する。そ
の結果、積もった雪は融解し、膜4a上から排除され
る。その後、雪に熱を奪われて、温度が低下した温風
は、排気口20bを通じて空気室14c外に排出され、
送風管22bにより、温風供給設備25の送風機52の
吸入口52aに戻される。送風機52に戻った温風は再
度、温水コイル装置50で加温され、再び空気室14c
に供給される。
【0036】このように本実施例では、融雪のための温
風は、空気室14全体に供給するのではなく、その一部
を成す空気室14cにのみ供給する。従って、供給すべ
き総熱量は、空気室14全体に温風を送り込む場合に比
べて大幅に減少し、そのため、温風供給設備25は小規
模のものでよい。
風は、空気室14全体に供給するのではなく、その一部
を成す空気室14cにのみ供給する。従って、供給すべ
き総熱量は、空気室14全体に温風を送り込む場合に比
べて大幅に減少し、そのため、温風供給設備25は小規
模のものでよい。
【0037】なお、本発明に係わる膜4fとしては、種
々の高分子化合物のフィルムやシートを用いることがで
き、また種々の高分子化合物の繊維を織って布としたも
の、あるいはこれらを貼り合わせたものを用いてもよ
い。
々の高分子化合物のフィルムやシートを用いることがで
き、また種々の高分子化合物の繊維を織って布としたも
の、あるいはこれらを貼り合わせたものを用いてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるエアー
テントの膜構造では、1枚または2枚の膜を新たに配設
して空気室が形成されているので、この空気室内に、例
えば光を透過しない粒状体を空気と共に送り込み、空気
室内をこの粒状体で満たせば、外光は遮断され、エアー
テント下の空間は暗転状態となる。また、空気室内に温
風を供給すれば、屋根を成すエアーテントの膜の上に積
もった雪を解かして排除することができる。さらに、上
記遮光性の粒状体の代りに、例えば繊維の塊などの吸音
体を用いれば、エアーテントの内外を音響的に絶縁する
ことができ、例えば、音楽関係のイベントを催すときな
どに有効である。また、上記遮光性の粒状体の代りに、
着色されたビーズなどを用いれば、エアーテント自体を
着色することができ、またエアーテントの透過光を着色
することができるので、色彩や光による演出を行うこと
ができる。
テントの膜構造では、1枚または2枚の膜を新たに配設
して空気室が形成されているので、この空気室内に、例
えば光を透過しない粒状体を空気と共に送り込み、空気
室内をこの粒状体で満たせば、外光は遮断され、エアー
テント下の空間は暗転状態となる。また、空気室内に温
風を供給すれば、屋根を成すエアーテントの膜の上に積
もった雪を解かして排除することができる。さらに、上
記遮光性の粒状体の代りに、例えば繊維の塊などの吸音
体を用いれば、エアーテントの内外を音響的に絶縁する
ことができ、例えば、音楽関係のイベントを催すときな
どに有効である。また、上記遮光性の粒状体の代りに、
着色されたビーズなどを用いれば、エアーテント自体を
着色することができ、またエアーテントの透過光を着色
することができるので、色彩や光による演出を行うこと
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わるエアーテントを
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係わるビーズ供給設備
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図3】図2のビーズ供給設備のダンパを構成する羽根
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】図1のエアーテントにビーズを充填した状態を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係わるエアーテントを
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図6】第1の実施例に係わるエアーテントの空気室を
分割した状態を示す平面図である。
分割した状態を示す平面図である。
【図7】本発明の別実施例に係わる材料供給設備を示す
構成図である。
構成図である。
【図8】本発明の別実施例に係わる材料供給設備を示す
構成図である。
構成図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係わるエアーテントを
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図10】本発明の第3の実施例に係わる温風供給設備
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図11】本発明の膜構造を有するエアーテントを装備
する競技場の一例を示す断面側面図である。
する競技場の一例を示す断面側面図である。
【図12】図11の競技場を構成するエアーテントを示
す部分断面斜視図である。
す部分断面斜視図である。
4、4’、4” エアーテント 4a、4b、4c、4d、4e、4f 膜 5、28、52 送風機 7、22a、22b 送風管 14、14a、14b、14c、14a−1〜14a−
6 空気室 20a、50c 給気口 20b、50d 排気口 24 ビーズ供給設備 25 温風供給設備 26 ビーズタンク 26a 供給口 26b 排出口 28a、52a 吸入口 28b 吐出口 30、32 ダンパ 40 ビーズ 46 給湯装置 48 ポンプ 50 温水コイル装置
6 空気室 20a、50c 給気口 20b、50d 排気口 24 ビーズ供給設備 25 温風供給設備 26 ビーズタンク 26a 供給口 26b 排出口 28a、52a 吸入口 28b 吐出口 30、32 ダンパ 40 ビーズ 46 給湯装置 48 ポンプ 50 温水コイル装置
Claims (7)
- 【請求項1】 屋根を成す膜の内側に空気を送り込み、
所定の空気圧を維持して形成したエアーテントの膜構造
において、 前記膜の内側に他の膜を配設して前記膜と前記他の膜と
の間に形成した空気室と、 前記空気室の給気口と、 前記空気室の排気口と、 を備えることを特徴とするエアーテントの膜構造。 - 【請求項2】 屋根を成す膜の内側に空気を送り込み、
所定の空気圧を維持して形成したエアーテントの膜構造
において、 前記膜の内側に他の2枚の膜を配設して前記2枚の膜の
間に形成した空気室と、 前記空気室の給気口と、 前記空気室の排気口と、 を備えることを特徴とするエアーテントの膜構造。 - 【請求項3】 前記他の膜または前記他の2枚の膜の内
側に、さらに別の膜が配設され、最も外側に位置する膜
と前記別の膜とにより空気室が形成され、この空気室に
空気を充填して所定の内圧を維持し、前記エアーテント
が形成されている請求項1、2のいずれかに記載のエア
ーテントの膜構造。 - 【請求項4】 前記空気室は側部が互いに接する複数の
副空気室に分割され、前記給気口と前記排気口とは前記
副空気室のそれぞれに設けられている請求項1、2、3
のいずれかに記載のエアーテントの膜構造。 - 【請求項5】 前記膜および他の膜は共に光を透過する
請求項1記載のエアーテントの膜構造。 - 【請求項6】 前記膜および前記他の2枚の膜はいずれ
も光を透過する請求項2記載のエアーテントの膜構造。 - 【請求項7】 前記膜、前記他の膜、前記さらに別の膜
はいずれも光を透過する請求項3記載のエアーテントの
膜構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21676195A JPH0941731A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | エアーテントの膜構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21676195A JPH0941731A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | エアーテントの膜構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941731A true JPH0941731A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16693502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21676195A Pending JPH0941731A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | エアーテントの膜構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941731A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101715680B1 (ko) * | 2016-09-28 | 2017-03-13 | 주식회사 에이원스페이스 | 보강형 골조 및 에어패널을 이용한 건축용 조립식 구조물 |
| KR101715679B1 (ko) * | 2016-09-28 | 2017-03-13 | 주식회사 에이원스페이스 | 보강형 골조와 이중 에어쿠션이 적용된 막 구조물 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP21676195A patent/JPH0941731A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101715680B1 (ko) * | 2016-09-28 | 2017-03-13 | 주식회사 에이원스페이스 | 보강형 골조 및 에어패널을 이용한 건축용 조립식 구조물 |
| KR101715679B1 (ko) * | 2016-09-28 | 2017-03-13 | 주식회사 에이원스페이스 | 보강형 골조와 이중 에어쿠션이 적용된 막 구조물 |
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