JPH0941791A - ドアクローザー - Google Patents
ドアクローザーInfo
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- JPH0941791A JPH0941791A JP18962695A JP18962695A JPH0941791A JP H0941791 A JPH0941791 A JP H0941791A JP 18962695 A JP18962695 A JP 18962695A JP 18962695 A JP18962695 A JP 18962695A JP H0941791 A JPH0941791 A JP H0941791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きい抵抗トルクで、良好な調速効果が得ら
れ、簡便、かつ低コストの、動作性能の良好なドアクロ
ージングを可能とする。 【解決手段】 一方向クラッチを介して主軸(5)に接
続する副軸(9)には回転板(11)が設けられ、これ
と固定板(12)とによって高粘性摺動抵抗体を用いた
制動ディスク部(13)が構成され、主軸(5)と副軸
(9)は一方向クラッチ(10)により接続される。
れ、簡便、かつ低コストの、動作性能の良好なドアクロ
ージングを可能とする。 【解決手段】 一方向クラッチを介して主軸(5)に接
続する副軸(9)には回転板(11)が設けられ、これ
と固定板(12)とによって高粘性摺動抵抗体を用いた
制動ディスク部(13)が構成され、主軸(5)と副軸
(9)は一方向クラッチ(10)により接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドアクローザー
に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、大
きな抵抗トルクと良好な調速効果によって門扉を自動的
に閉める際の扉の逆回転を安全な速度に調整し、しかも
その速度調整を安定して行うことのできる、簡便な構造
のドアクローザーに関するものである。
に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、大
きな抵抗トルクと良好な調速効果によって門扉を自動的
に閉める際の扉の逆回転を安全な速度に調整し、しかも
その速度調整を安定して行うことのできる、簡便な構造
のドアクローザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等に配置される門扉に
は、利便性を向上させるためにドアクローザーが設けら
れてきている。このドアクローザーは、門扉を自動的に
閉めるものであり、扉を回転させて門扉を開けた後に手
を放すと、扉は自動的に元の状態に復帰する。このた
め、人手により門扉を閉めるという手間が省かれる。
は、利便性を向上させるためにドアクローザーが設けら
れてきている。このドアクローザーは、門扉を自動的に
閉めるものであり、扉を回転させて門扉を開けた後に手
を放すと、扉は自動的に元の状態に復帰する。このた
め、人手により門扉を閉めるという手間が省かれる。
【0003】たとえば図12の要部正面図および図13
の要部平面図に示したように、ドアクローザー(ア)に
ついては、門扉の下側のヒンジ部(イ)に取り付けられ
るものが知られている。このドアクローザー(ア)に
は、通常は、扉(ウ)の回転に伴って復元力が蓄積され
るコイルバネ等の弾性体が内蔵されており、門扉を開け
る時に扉(ウ)を回転させると、この弾性体に復元力が
蓄積され、扉(ウ)から手を放すとそれが放出され、こ
の復元力の放出に伴って扉(ウ)が逆回転するようにな
っている。
の要部平面図に示したように、ドアクローザー(ア)に
ついては、門扉の下側のヒンジ部(イ)に取り付けられ
るものが知られている。このドアクローザー(ア)に
は、通常は、扉(ウ)の回転に伴って復元力が蓄積され
るコイルバネ等の弾性体が内蔵されており、門扉を開け
る時に扉(ウ)を回転させると、この弾性体に復元力が
蓄積され、扉(ウ)から手を放すとそれが放出され、こ
の復元力の放出に伴って扉(ウ)が逆回転するようにな
っている。
【0004】このようなドアクローザー(ア)について
は、弾性体に蓄積された復元力の放出時に扉(ウ)が急
激に逆回転して門扉が閉められることのないように、油
圧を利用して、調速機能を持たせたものが提供されてい
る。
は、弾性体に蓄積された復元力の放出時に扉(ウ)が急
激に逆回転して門扉が閉められることのないように、油
圧を利用して、調速機能を持たせたものが提供されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドアクローザーの場合には、油圧による調速機構を採用
しているものであっても、閉扉時の回転速度を緩和させ
るには抵抗トルクがあまり大きくなく、調速効果も充分
でないという問題があり、しかも、油の漏れや火災が心
配されることからも、機構は複雑で、精度が要求され、
どうしても高コストになるという欠点があり、また、こ
の油圧による調速機能は、主として鉱物油等を絞られた
ポートに通すことにより発生する粘性抵抗を用いている
ため、たとえば、外気の温度変化によって油に粘性変化
が起こり、扉(ウ)の逆回転速度が一定しないという問
題がある。
ドアクローザーの場合には、油圧による調速機構を採用
しているものであっても、閉扉時の回転速度を緩和させ
るには抵抗トルクがあまり大きくなく、調速効果も充分
でないという問題があり、しかも、油の漏れや火災が心
配されることからも、機構は複雑で、精度が要求され、
どうしても高コストになるという欠点があり、また、こ
の油圧による調速機能は、主として鉱物油等を絞られた
ポートに通すことにより発生する粘性抵抗を用いている
ため、たとえば、外気の温度変化によって油に粘性変化
が起こり、扉(ウ)の逆回転速度が一定しないという問
題がある。
【0006】このため、より良好な制動性能を有する改
良されたドアクローザーの実現が望まれていた。このよ
うな事情に鑑みて、この発明の発明者らは、油圧式に代
わるものとして、高粘性のシリコーングリース等の粘性
抵抗体を用いたディスク制動機構を創案した。このもの
は大きな抵抗トルクと良好な調速効果を示すことが確認
されている。
良されたドアクローザーの実現が望まれていた。このよ
うな事情に鑑みて、この発明の発明者らは、油圧式に代
わるものとして、高粘性のシリコーングリース等の粘性
抵抗体を用いたディスク制動機構を創案した。このもの
は大きな抵抗トルクと良好な調速効果を示すことが確認
されている。
【0007】だが、その後の検討で、この制動性能につ
いては、より長期の安定性維持や構造の簡素化、低コス
ト化等の点においてさらに改善すべき点があることが明
らかになってきた。特に、この新しいドアクローザーに
ついては、その構造として、ドアの開閉と、ディスク制
動機構との関係を、どのように、簡便で、かつ的確な動
作として保証し、しかも長期に安定なものとして実現す
るのか、より具体的には、ドアを開けるのに容易で、し
かもドアの自動閉鎖を円滑、確実とするためには、ディ
スク制動機構とドアの開閉機構との接続構造をどのよう
に構成するのかが課題としてあった。
いては、より長期の安定性維持や構造の簡素化、低コス
ト化等の点においてさらに改善すべき点があることが明
らかになってきた。特に、この新しいドアクローザーに
ついては、その構造として、ドアの開閉と、ディスク制
動機構との関係を、どのように、簡便で、かつ的確な動
作として保証し、しかも長期に安定なものとして実現す
るのか、より具体的には、ドアを開けるのに容易で、し
かもドアの自動閉鎖を円滑、確実とするためには、ディ
スク制動機構とドアの開閉機構との接続構造をどのよう
に構成するのかが課題としてあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決すべきものとして、門扉を開ける時の扉の回転に
伴って正回転する主軸がケース体に挿入配置されるとと
もに、主軸の周りにはその一端が主軸に固定され、他端
は第1のケース体の内側面部に固定されているコイルバ
ネが配置され、扉の回転により主軸が正回転する時にコ
イルバネに弾発復元力が蓄積され、これが放出されるこ
とによって主軸とともに扉が逆回転して門扉が自動的に
閉まる門扉用ドアクローザーであって、ケース体内に
は、副軸と、その周りに配置された固定板、並びにこれ
と互い違いに配置されて副軸に取付けられた回転板、お
よび高粘性摺動抵抗体とによって構成される制動ディス
ク部が設けられるとともに、主軸は、一方向クラッチを
介してケース体内の副軸に接続され、主軸が逆回転する
時にその回転が一方向クラッチを介して伝達され、制動
ディスク部の抵抗トルクの発生により、閉扉時の扉回転
が制御緩和されることを特徴とするドアクローザー(請
求項1)を提供する。
を解決すべきものとして、門扉を開ける時の扉の回転に
伴って正回転する主軸がケース体に挿入配置されるとと
もに、主軸の周りにはその一端が主軸に固定され、他端
は第1のケース体の内側面部に固定されているコイルバ
ネが配置され、扉の回転により主軸が正回転する時にコ
イルバネに弾発復元力が蓄積され、これが放出されるこ
とによって主軸とともに扉が逆回転して門扉が自動的に
閉まる門扉用ドアクローザーであって、ケース体内に
は、副軸と、その周りに配置された固定板、並びにこれ
と互い違いに配置されて副軸に取付けられた回転板、お
よび高粘性摺動抵抗体とによって構成される制動ディス
ク部が設けられるとともに、主軸は、一方向クラッチを
介してケース体内の副軸に接続され、主軸が逆回転する
時にその回転が一方向クラッチを介して伝達され、制動
ディスク部の抵抗トルクの発生により、閉扉時の扉回転
が制御緩和されることを特徴とするドアクローザー(請
求項1)を提供する。
【0009】そしてまた、この発明は、主軸下端部が回
動自在に挿入され、かつ副軸が固定された筒体部と、そ
の内壁部に設けられたカム面と、このカム面に沿ってス
ライドし、主軸周面に当接するローラと、このローラを
付勢するバネとによって一方向クラッチが構成されてい
るドアクローザー(請求項2)や、主軸とともに回転す
るクラッチ部と副軸とともに回転するクラッチ部とがそ
の対向面の各々に、左右いずれかの同一回転方向のみで
噛合う歯形面を有し、いずれかのクラッチ部が押しバネ
によって軸方向に可動とされて一方向クラッチが構成さ
れているドアクローザー(請求項3)、ねじりバネが主
軸のまわりに配置され、その一端が、主軸、または副軸
に固定された円筒部の内壁面部に固定されて一方向クラ
ッチが構成されているドアクローザー(請求項4)等を
その態様として提供する。
動自在に挿入され、かつ副軸が固定された筒体部と、そ
の内壁部に設けられたカム面と、このカム面に沿ってス
ライドし、主軸周面に当接するローラと、このローラを
付勢するバネとによって一方向クラッチが構成されてい
るドアクローザー(請求項2)や、主軸とともに回転す
るクラッチ部と副軸とともに回転するクラッチ部とがそ
の対向面の各々に、左右いずれかの同一回転方向のみで
噛合う歯形面を有し、いずれかのクラッチ部が押しバネ
によって軸方向に可動とされて一方向クラッチが構成さ
れているドアクローザー(請求項3)、ねじりバネが主
軸のまわりに配置され、その一端が、主軸、または副軸
に固定された円筒部の内壁面部に固定されて一方向クラ
ッチが構成されているドアクローザー(請求項4)等を
その態様として提供する。
【0010】すなわち、この発明では、上記の通りの一
方向クラッチを介在させることによって主軸と副軸とを
接続することで、ドアの開閉機構と制動ディスク機構と
の間を簡便で、低コスト、しかも確実、円滑な動作を保
証する関係として実現している。
方向クラッチを介在させることによって主軸と副軸とを
接続することで、ドアの開閉機構と制動ディスク機構と
の間を簡便で、低コスト、しかも確実、円滑な動作を保
証する関係として実現している。
【0011】
【発明の実施の形態】そこで以下、実施例を示し、さら
に詳しくこの発明の実施の形態について説明する。
に詳しくこの発明の実施の形態について説明する。
【0012】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
のドアクローザーについてさらに詳しく説明する。図1
は、この発明のドアクローザーの一実施例を示した断面
図である。ドアクローザーには、門扉を自動的に閉める
際に扉を逆回転させるクロージング部(1)と、その時
の扉の回転速度を調整する調速部(2)とが一体的に設
けられている。これらのクロージング部(1)及び調速
部(2)にそれぞれ設けた略円筒状第1のケース体
(3)と第2のケース体(4)とは同軸上に連結されて
いる。
のドアクローザーについてさらに詳しく説明する。図1
は、この発明のドアクローザーの一実施例を示した断面
図である。ドアクローザーには、門扉を自動的に閉める
際に扉を逆回転させるクロージング部(1)と、その時
の扉の回転速度を調整する調速部(2)とが一体的に設
けられている。これらのクロージング部(1)及び調速
部(2)にそれぞれ設けた略円筒状第1のケース体
(3)と第2のケース体(4)とは同軸上に連結されて
いる。
【0013】クロージング部(1)のケース体(3)に
は、これを貫通する略円柱状の主軸(5)が挿入されて
おり、この主軸(5)を支持する支持部(6)にベアリ
ング(7)を設けている。主軸(5)は、門扉に設けた
扉の回転が伝達されるように、たとえば門扉のヒンジ部
などに接続することができる。主軸(5)の周りにはコ
イルバネ(8)が配置されている。コイルバネ(8)の
一端は主軸(5)に固定されており、他端はケース体
(3)の内側面部に固定されている。このため、門扉を
開ける時に扉の回転に伴って主軸(5)が回転すると、
コイルバネ(8)は主軸(5)に巻き付くようにねじら
れて伸び、これによって弾発復元力が蓄積する。この時
の主軸(5)の回転を正回転とする。一方、扉から手を
放すと、コイルバネ(8)に蓄積された弾発復元力が放
出され、主軸(5)とともに扉を逆回転させる。この逆
回転によって門扉は自動的に閉められる。
は、これを貫通する略円柱状の主軸(5)が挿入されて
おり、この主軸(5)を支持する支持部(6)にベアリ
ング(7)を設けている。主軸(5)は、門扉に設けた
扉の回転が伝達されるように、たとえば門扉のヒンジ部
などに接続することができる。主軸(5)の周りにはコ
イルバネ(8)が配置されている。コイルバネ(8)の
一端は主軸(5)に固定されており、他端はケース体
(3)の内側面部に固定されている。このため、門扉を
開ける時に扉の回転に伴って主軸(5)が回転すると、
コイルバネ(8)は主軸(5)に巻き付くようにねじら
れて伸び、これによって弾発復元力が蓄積する。この時
の主軸(5)の回転を正回転とする。一方、扉から手を
放すと、コイルバネ(8)に蓄積された弾発復元力が放
出され、主軸(5)とともに扉を逆回転させる。この逆
回転によって門扉は自動的に閉められる。
【0014】調速部(2)には、その中心部に副軸
(9)が回転自在に設けられている。副軸(9)は略角
柱状としている。そして、この副軸(9)は、主軸
(5)の先端に接続されており、その接続部には一方向
クラッチ(10)を介在させている。この一方向クラッ
チ(10)は、主軸(5)がコイルバネ(8)に蓄積さ
れた弾発復元力の放出により逆回転する時にその回転を
副軸(9)に伝達するものである。一方、門扉を開ける
時に主軸(5)が正回転する時にはその回転を副軸
(9)に伝達しない。
(9)が回転自在に設けられている。副軸(9)は略角
柱状としている。そして、この副軸(9)は、主軸
(5)の先端に接続されており、その接続部には一方向
クラッチ(10)を介在させている。この一方向クラッ
チ(10)は、主軸(5)がコイルバネ(8)に蓄積さ
れた弾発復元力の放出により逆回転する時にその回転を
副軸(9)に伝達するものである。一方、門扉を開ける
時に主軸(5)が正回転する時にはその回転を副軸
(9)に伝達しない。
【0015】また、副軸(9)には、これとともに回転
する回転板(11)が設けられている。そして、図1に
示したように、副軸(9)の周りには固定板(12)が
設けられている。この固定板(12)は、回転板(1
1)の間に挿入されており、これらの回転板(11)及
び固定板(12)は互い違いに重ねられて制動ディスク
部(13)を構成している。
する回転板(11)が設けられている。そして、図1に
示したように、副軸(9)の周りには固定板(12)が
設けられている。この固定板(12)は、回転板(1
1)の間に挿入されており、これらの回転板(11)及
び固定板(12)は互い違いに重ねられて制動ディスク
部(13)を構成している。
【0016】この制動ディスク部(13)の最上部には
固定ディスク補強板(14)が、また、最下部にはバネ
座兼用の固定ディスク補強板(15)が設けられてもい
る。図2は、この固定板(12)の一例を示した平面図
である。また、図3は、上記の回転板(11)の一例を
示した平面図である。固定板(12)には、その中央部
に副軸(9)の外形よりも十分に大きくした略円形の開
口部(121)が形成されている。また、外側部には外
側に突出する突起部(122)が一対設けられている。
固定ディスク補強板(14)が、また、最下部にはバネ
座兼用の固定ディスク補強板(15)が設けられてもい
る。図2は、この固定板(12)の一例を示した平面図
である。また、図3は、上記の回転板(11)の一例を
示した平面図である。固定板(12)には、その中央部
に副軸(9)の外形よりも十分に大きくした略円形の開
口部(121)が形成されている。また、外側部には外
側に突出する突起部(122)が一対設けられている。
【0017】ケース体(4)の内側面部に、上記した固
定板(12)の突起部(122)を挿入可能とした溝を
副軸(9)の長さ方向に沿って設け、固定板(12)を
回転板(11)の間に挿入する場合に、固定板(12)
の開口部(121)に副軸(9)を通すとともに、突起
部(122)をケース体(4)の溝に入れるようにす
る。こうすることによって、固定板(12)は、副軸
(9)が回転しても回転することはなく、ケース体
(4)に支持される。
定板(12)の突起部(122)を挿入可能とした溝を
副軸(9)の長さ方向に沿って設け、固定板(12)を
回転板(11)の間に挿入する場合に、固定板(12)
の開口部(121)に副軸(9)を通すとともに、突起
部(122)をケース体(4)の溝に入れるようにす
る。こうすることによって、固定板(12)は、副軸
(9)が回転しても回転することはなく、ケース体
(4)に支持される。
【0018】なお、固定板(12)の突起部(122)
には、下方に延びる垂下片を設けてもよい。この垂下片
によって、固定板(12)間に回転板(11)を挿入し
ても固定板(12)が安定な状態でケース体(4)に支
持される。垂下片の長さは、たとえば回転板(15)の
厚みと略等しくすることができる。回転板(11)は、
図3に例示したように、略円板形状を有しており、その
中心部には角穴(111)が形成されている。この角穴
(111)は、副軸(9)の外形形状に対応する形状と
している。角穴(111)に副軸(9)を通すことで回
転板(11)は副軸(9)に係合し、固定される。この
ため、回転板(11)は、副軸(9)とともに回転自在
となる。
には、下方に延びる垂下片を設けてもよい。この垂下片
によって、固定板(12)間に回転板(11)を挿入し
ても固定板(12)が安定な状態でケース体(4)に支
持される。垂下片の長さは、たとえば回転板(15)の
厚みと略等しくすることができる。回転板(11)は、
図3に例示したように、略円板形状を有しており、その
中心部には角穴(111)が形成されている。この角穴
(111)は、副軸(9)の外形形状に対応する形状と
している。角穴(111)に副軸(9)を通すことで回
転板(11)は副軸(9)に係合し、固定される。この
ため、回転板(11)は、副軸(9)とともに回転自在
となる。
【0019】角穴(111)の角部には、副軸(9)の
係合と動作を良好とするための湾曲部(R)を設けてお
くことが有効でもある。以上のような回転板(11)お
よび固定板(12)の形状、構造では、その基本におい
て、回転板(11)と固定板(12)との間にはクリア
ランス(空隙)が設けられており、このクリアランスに
は粘着性シリコーングリース等の高粘性摺動抵抗体が充
填されていることで共通している。
係合と動作を良好とするための湾曲部(R)を設けてお
くことが有効でもある。以上のような回転板(11)お
よび固定板(12)の形状、構造では、その基本におい
て、回転板(11)と固定板(12)との間にはクリア
ランス(空隙)が設けられており、このクリアランスに
は粘着性シリコーングリース等の高粘性摺動抵抗体が充
填されていることで共通している。
【0020】クリアランスは、高粘性摺動抵抗体による
境界膜の崩壊を防止し、かつ、その摺動抵抗の破壊を抑
えて、この発明のドアクローザーの抵抗トルクと調速性
能を顕著に良好なものとする。そして、以上の通りの例
では、たとえば図1に例示されているように、主軸
(5)と副軸(9)とは、一方向クラッチ(10)によ
り接続されるが、この接続構造についてさらに説明する
と、図1とともに図4(a)(b)からも明らかなよう
に、主軸(5)下端部が回動自在に挿入され、かつ副軸
(9)が固定された筒体部(101)と、その内壁部に
設けられたカム面(102)と、このカム面(102)
に沿ってスライドし、主軸(5)周面に当接するローラ
(103)と、このローラ(103)を付勢するバネ
(104)とによって一方向クラッチが構成されてい
る。
境界膜の崩壊を防止し、かつ、その摺動抵抗の破壊を抑
えて、この発明のドアクローザーの抵抗トルクと調速性
能を顕著に良好なものとする。そして、以上の通りの例
では、たとえば図1に例示されているように、主軸
(5)と副軸(9)とは、一方向クラッチ(10)によ
り接続されるが、この接続構造についてさらに説明する
と、図1とともに図4(a)(b)からも明らかなよう
に、主軸(5)下端部が回動自在に挿入され、かつ副軸
(9)が固定された筒体部(101)と、その内壁部に
設けられたカム面(102)と、このカム面(102)
に沿ってスライドし、主軸(5)周面に当接するローラ
(103)と、このローラ(103)を付勢するバネ
(104)とによって一方向クラッチが構成されてい
る。
【0021】このローラ(103)を用いた一方向クラ
ッチでは、図4(a)に示したように、クラッチの噛合
い時には、筒体(101)が主軸(5)に対して時計回
り方向に回転しようとすると、バネ(104)の作用
で、ローラ(103)はカム面(102)の噛合い位置
に進み、カム面(102)と主軸(5)とのくさび作用
で、主軸(5)と、筒体(101)、すなわち副軸
(9)とが同時に同じ方向に回転する。
ッチでは、図4(a)に示したように、クラッチの噛合
い時には、筒体(101)が主軸(5)に対して時計回
り方向に回転しようとすると、バネ(104)の作用
で、ローラ(103)はカム面(102)の噛合い位置
に進み、カム面(102)と主軸(5)とのくさび作用
で、主軸(5)と、筒体(101)、すなわち副軸
(9)とが同時に同じ方向に回転する。
【0022】一方、図4(b)に示したように、クラッ
チの空転時には、筒体(101)が反時計回りに回転す
るとすると、主軸(5)は、筒体(101)に対して相
対的に逆方向に回転することになり、ローラ(103)
はカム面(104)から離れ、主軸(5)は筒体(10
1)、すなわち副軸(9)に対して空転する関係にな
る。
チの空転時には、筒体(101)が反時計回りに回転す
るとすると、主軸(5)は、筒体(101)に対して相
対的に逆方向に回転することになり、ローラ(103)
はカム面(104)から離れ、主軸(5)は筒体(10
1)、すなわち副軸(9)に対して空転する関係にな
る。
【0023】このような一方向クラッチ機構の場合に
は、主軸(5)を噛合い方向に回しはじめてから実際に
噛込むまでの遅れ角度を小さくできるという特徴があ
る。つまり、門扉の開き角度が小さい時にも確実に副軸
を介しての制動ディスク部の作用が働くことになる。た
とえば遅れ角は1度以下にもできるという優れた性能が
得られる。
は、主軸(5)を噛合い方向に回しはじめてから実際に
噛込むまでの遅れ角度を小さくできるという特徴があ
る。つまり、門扉の開き角度が小さい時にも確実に副軸
を介しての制動ディスク部の作用が働くことになる。た
とえば遅れ角は1度以下にもできるという優れた性能が
得られる。
【0024】このことによって、簡便、かつ、低コスト
製造で、的確な動作、円滑な動作が可能な、信頼性の高
いドアクローザーが実現される。門扉、ドアの開閉動作
と密接な関係にある制動ディスク部の動作との関係は、
以上のように、一方向クラッチ(10)をどのように構
成するかに大きく左右されることになる。
製造で、的確な動作、円滑な動作が可能な、信頼性の高
いドアクローザーが実現される。門扉、ドアの開閉動作
と密接な関係にある制動ディスク部の動作との関係は、
以上のように、一方向クラッチ(10)をどのように構
成するかに大きく左右されることになる。
【0025】この発明では、この一方向クラッチして、
図1および図4とは異なるものも具体的に提案する。す
なわち、図5および図6は、別の一方向クラッチを例示
している。この場合には、主軸(5)とともに回転する
クラッチ部(105)と副軸(9)とともに回転するク
ラッチ部(106)とがその対向面の各々に、左右いず
れかの同一回転方向のみで噛合う歯形面(105H)
(106H)を有し、いずれかのクラッチ部(105)
(106)が押しバネによって軸方向に可動とされて一
方向クラッチが構成される。
図1および図4とは異なるものも具体的に提案する。す
なわち、図5および図6は、別の一方向クラッチを例示
している。この場合には、主軸(5)とともに回転する
クラッチ部(105)と副軸(9)とともに回転するク
ラッチ部(106)とがその対向面の各々に、左右いず
れかの同一回転方向のみで噛合う歯形面(105H)
(106H)を有し、いずれかのクラッチ部(105)
(106)が押しバネによって軸方向に可動とされて一
方向クラッチが構成される。
【0026】実際には、この例では、主軸(5)のクラ
ッチ部(105)は、ピン(51)によって主軸(5)
に固定されており、副軸(9)のクラッチ部(106)
が、押しバネ(91)によって上下可動とされている。
図6に示したように、門扉の開閉にともなう主軸(5)
の回転が方向Aの時はすべりが生じ、逆に方向Bの時に
はクラッチ部(105)(106)はその歯形面(10
5H)(106H)において噛み合い、主軸(5)とと
もに副軸(9)が回転することになる。
ッチ部(105)は、ピン(51)によって主軸(5)
に固定されており、副軸(9)のクラッチ部(106)
が、押しバネ(91)によって上下可動とされている。
図6に示したように、門扉の開閉にともなう主軸(5)
の回転が方向Aの時はすべりが生じ、逆に方向Bの時に
はクラッチ部(105)(106)はその歯形面(10
5H)(106H)において噛み合い、主軸(5)とと
もに副軸(9)が回転することになる。
【0027】そしてこの構造では、制動ディスク部(1
3)の押しバネがクラッチの押しバネ(91)と兼用で
き、クラッチ部(105)(106)は同一でもよく、
製作コストは安価であるという特徴を有している。図7
および図8は、さらに別の一方向クラッチの例を示した
ものである。この場合には、ねじりバネ(107)が主
軸(5)のまわりに配置され、その一端が、副軸(9)
に固定された円筒部(101)の内壁面部に固定され、
他端がフリーとされて一方向クラッチが構成されてい
る。
3)の押しバネがクラッチの押しバネ(91)と兼用で
き、クラッチ部(105)(106)は同一でもよく、
製作コストは安価であるという特徴を有している。図7
および図8は、さらに別の一方向クラッチの例を示した
ものである。この場合には、ねじりバネ(107)が主
軸(5)のまわりに配置され、その一端が、副軸(9)
に固定された円筒部(101)の内壁面部に固定され、
他端がフリーとされて一方向クラッチが構成されてい
る。
【0028】開扉の開閉方向をねじりバネ(107)の
巻方向と同一にすると、空回転となり、逆方向の場合に
は主軸は副軸とともに同じ方向に回転することになる。
この構造の場合には、軸を焼入れするなどの後加工が少
くなく、部品点数も少ないため、安価に製造できるとい
う特徴がある。たとえば以上のような一方向クラッチに
よってこの発明の優れた性能のドアクローザーが実現さ
れることになる。
巻方向と同一にすると、空回転となり、逆方向の場合に
は主軸は副軸とともに同じ方向に回転することになる。
この構造の場合には、軸を焼入れするなどの後加工が少
くなく、部品点数も少ないため、安価に製造できるとい
う特徴がある。たとえば以上のような一方向クラッチに
よってこの発明の優れた性能のドアクローザーが実現さ
れることになる。
【0029】なお、このような一方向クラッチを用いた
ドアクローザーでは、主軸(5)をピン(プリセットネ
ジ)で止めた状態で提供されると、このピンを抜いた状
態ではバネが戻り、施工、組立時に危険であると考えら
れることから、図9のように、一方向クラッチ(10)
に、1個または複数の取付ネジ穴を設け、ここにプリセ
ットネジを配設することが有効でもある。
ドアクローザーでは、主軸(5)をピン(プリセットネ
ジ)で止めた状態で提供されると、このピンを抜いた状
態ではバネが戻り、施工、組立時に危険であると考えら
れることから、図9のように、一方向クラッチ(10)
に、1個または複数の取付ネジ穴を設け、ここにプリセ
ットネジを配設することが有効でもある。
【0030】このことにより、 1)製造時に、コイルバネ(8)のねじり力を測定しな
がら締めつけることができ、また、一方向クラッチ(1
0)をプリセットネジ(108)で固定しているため、
締め付けができるとともに、逆戻りを防止することがで
きる。 2)施工時にバネ力を調整する際にもプリセットネジ
(108)をゆるめて主軸(5)を回すだけで簡単にで
きる。
がら締めつけることができ、また、一方向クラッチ(1
0)をプリセットネジ(108)で固定しているため、
締め付けができるとともに、逆戻りを防止することがで
きる。 2)施工時にバネ力を調整する際にもプリセットネジ
(108)をゆるめて主軸(5)を回すだけで簡単にで
きる。
【0031】3)主軸(5)そのものに多くの穴をあけ
る必要がなく、応力の集中を避けることができるので、
主軸(5)は小径にできる。これらのことが、一方向ク
ラッチ(10)のプリセットネジ(108)による仮固
定によって可能となる。もちろん、この発明のドアクロ
ーザーにおいては、その構造の細部について様々な態様
が可能である。たとえば、制動性能に大きな影響を及ぼ
す図1の回転板(11)と固定板(12)との関係につ
いても様々な工夫が考慮される。
る必要がなく、応力の集中を避けることができるので、
主軸(5)は小径にできる。これらのことが、一方向ク
ラッチ(10)のプリセットネジ(108)による仮固
定によって可能となる。もちろん、この発明のドアクロ
ーザーにおいては、その構造の細部について様々な態様
が可能である。たとえば、制動性能に大きな影響を及ぼ
す図1の回転板(11)と固定板(12)との関係につ
いても様々な工夫が考慮される。
【0032】一般に高粘性摺動抵抗体としてのシリコー
ングリース等には境膜潤滑性がないものがあるため、長
期間使用していると、たとえば鉄製の回転板(11)と
固定板(12)との間でかじりが発生して損傷が起こ
り、調速効果がなくなることがある。これに対し、回転
板(11)および/または固定板(12)に突起部を設
け、これによりクリアランスを設ける場合には、このか
じりがなく、制動ディスク部としての性能は長期に渡っ
て維持される。
ングリース等には境膜潤滑性がないものがあるため、長
期間使用していると、たとえば鉄製の回転板(11)と
固定板(12)との間でかじりが発生して損傷が起こ
り、調速効果がなくなることがある。これに対し、回転
板(11)および/または固定板(12)に突起部を設
け、これによりクリアランスを設ける場合には、このか
じりがなく、制動ディスク部としての性能は長期に渡っ
て維持される。
【0033】突起部は、板金プレス加工等によりピン体
や板状体として適宜に設けてもよく、さらにはたとえば
無給油のドライベアリングのコーティングによって形成
することもできる。一方、突起部によってクリアランス
を構成するだけでなく、溝部の形成によってクリアラン
スを設けてもよい。
や板状体として適宜に設けてもよく、さらにはたとえば
無給油のドライベアリングのコーティングによって形成
することもできる。一方、突起部によってクリアランス
を構成するだけでなく、溝部の形成によってクリアラン
スを設けてもよい。
【0034】すなわち、たとえば図10および図11に
例示したように、回転板(11)に溝部(112)を設
けてもよい。この溝部(112)は、固定板にあっても
よい。このような溝部(112)を設ける場合には、高
粘性摺動抵抗体がここに密封充填されるようにすること
ができる。そしてこの場合は、回転板(11)の凸部
が、固定板に直接的に密着することになるため、粘性体
による摺動抵抗と摩耗抵抗とによって抵抗トルクが発生
することになる。
例示したように、回転板(11)に溝部(112)を設
けてもよい。この溝部(112)は、固定板にあっても
よい。このような溝部(112)を設ける場合には、高
粘性摺動抵抗体がここに密封充填されるようにすること
ができる。そしてこの場合は、回転板(11)の凸部
が、固定板に直接的に密着することになるため、粘性体
による摺動抵抗と摩耗抵抗とによって抵抗トルクが発生
することになる。
【0035】密封充填構造であることにより、高粘性摺
動抵抗体(30)のはみ出し流出が抑えられ、ドアクロ
ーザーの作動性能はより長期に渡って確保されることに
なる。そして、充填している高粘性摺動体(30)が多
少目減りしても、上記の摺動凸部も多少摩耗してクリア
ランスが減少することから、急激に高粘性摺動体(3
0)の摺動抵抗が失われることもない。
動抵抗体(30)のはみ出し流出が抑えられ、ドアクロ
ーザーの作動性能はより長期に渡って確保されることに
なる。そして、充填している高粘性摺動体(30)が多
少目減りしても、上記の摺動凸部も多少摩耗してクリア
ランスが減少することから、急激に高粘性摺動体(3
0)の摺動抵抗が失われることもない。
【0036】高粘性摺動抵抗体(30)の目減りがあっ
ても、その抵抗特性が失われないようにするためには、
溝部(112)に充填したシリコーングリース等の高粘
性抵抗体(30)が目減りするのとほぼ同程度に摩耗す
る材料、たとえば潤滑剤含有ドライ軸受材によって固定
板(12)を形成するようにしてもよい。これにより、
目減り空間が生成されても、固定板(12)が摩耗して
いくため、回転板(11)の摺動凸部は摩耗せずに、密
封性を確保したまま、高粘性摺動抵抗体(30)の密着
度を確保することが可能となる。
ても、その抵抗特性が失われないようにするためには、
溝部(112)に充填したシリコーングリース等の高粘
性抵抗体(30)が目減りするのとほぼ同程度に摩耗す
る材料、たとえば潤滑剤含有ドライ軸受材によって固定
板(12)を形成するようにしてもよい。これにより、
目減り空間が生成されても、固定板(12)が摩耗して
いくため、回転板(11)の摺動凸部は摩耗せずに、密
封性を確保したまま、高粘性摺動抵抗体(30)の密着
度を確保することが可能となる。
【0037】密封充填方式を採用する場合、抵抗トルク
をより大きくし、小型、省スペースな構造で優れた調速
効果を得るために、回転板および固定板の少くともいず
れか一方に、攪拌用突起部を設けることも考慮される。
さらにまた、この発明のドアクローザーにおけるクリア
ランスについては、いわゆるグリース溜りの機能を持せ
ることも考慮される。
をより大きくし、小型、省スペースな構造で優れた調速
効果を得るために、回転板および固定板の少くともいず
れか一方に、攪拌用突起部を設けることも考慮される。
さらにまた、この発明のドアクローザーにおけるクリア
ランスについては、いわゆるグリース溜りの機能を持せ
ることも考慮される。
【0038】たとえばグリース溜りとしては、ポリアセ
タール製等の回転板(11)を貫通する円形穴を設けて
もよいし、長穴を回転方向に対して内側に傾斜させるよ
うにしてもよい。さらには、上下両面で、もしくは千鳥
に面取りした穴を設けてもよい。グリース等の高粘性摺
動抵抗体は、面取り部で Spreading効果を示し、非面取
り部においてWiping効果を示すことになる。
タール製等の回転板(11)を貫通する円形穴を設けて
もよいし、長穴を回転方向に対して内側に傾斜させるよ
うにしてもよい。さらには、上下両面で、もしくは千鳥
に面取りした穴を設けてもよい。グリース等の高粘性摺
動抵抗体は、面取り部で Spreading効果を示し、非面取
り部においてWiping効果を示すことになる。
【0039】グリース溜りの存在によって、抵抗流体の
補給が行われ、境界膜の寿命が延びることになる。ま
た、この発明のドアクローザーにおいては、図1に例示
した通り、副軸の下端部にディスク押圧力アジャストネ
ジ部(17)を設けることが有効でもある。すなわち、
副軸(9)の下方には、バネ座兼用固定ディスク補強板
(15)に当接してディスク押圧バネ(16)が配設さ
れ、このディスク押圧バネ(6)は、その押圧力が、最
下端部のディスクアジャスタ部(17)によって調整さ
れるようにしている。副軸(9)は、このネジ部(1
7)に、ベアリング(18)を介して接続されている。
補給が行われ、境界膜の寿命が延びることになる。ま
た、この発明のドアクローザーにおいては、図1に例示
した通り、副軸の下端部にディスク押圧力アジャストネ
ジ部(17)を設けることが有効でもある。すなわち、
副軸(9)の下方には、バネ座兼用固定ディスク補強板
(15)に当接してディスク押圧バネ(16)が配設さ
れ、このディスク押圧バネ(6)は、その押圧力が、最
下端部のディスクアジャスタ部(17)によって調整さ
れるようにしている。副軸(9)は、このネジ部(1
7)に、ベアリング(18)を介して接続されている。
【0040】このアジャストネジ部(17)で押圧力を
変えることで、抵抗トルクが可変となるため、使用者の
好みで閉扉速度をアジャストでき、扉の重量や幅(モー
メント)の違うものについても1種類のドアクローザー
で対応でき、さらには主軸(5)周囲のコイルバネ
(8)のクロージングバネの強さ、制動ディスク部の製
造のバラツキがあっても、容易にアジャストすることが
可能となる。
変えることで、抵抗トルクが可変となるため、使用者の
好みで閉扉速度をアジャストでき、扉の重量や幅(モー
メント)の違うものについても1種類のドアクローザー
で対応でき、さらには主軸(5)周囲のコイルバネ
(8)のクロージングバネの強さ、制動ディスク部の製
造のバラツキがあっても、容易にアジャストすることが
可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、一方向クラッ
チを用いるこの発明のドアクローザーによって、大きな
抵抗トルクと良好な調速効果で、安全、かつ安定したド
アクロージング時の速度の適正緩和を可能とするととも
に、構造が簡単で、低コストの、小さな遅れ角の性能安
定性の良好なドアクローザーが実現される。
チを用いるこの発明のドアクローザーによって、大きな
抵抗トルクと良好な調速効果で、安全、かつ安定したド
アクロージング時の速度の適正緩和を可能とするととも
に、構造が簡単で、低コストの、小さな遅れ角の性能安
定性の良好なドアクローザーが実現される。
【図1】この発明の実施例としての断面図である。
【図2】固定板を例示した平面図と断面図である。
【図3】回転板を例示した平面図と断面図である。
【図4】(a)(b)は、一方向クラッチの動作例を示
した要部平面図である。
した要部平面図である。
【図5】別の一方向クラッチの例を示した断面図であ
る。
る。
【図6】図5のクラッチの動作を示した断面図である。
【図7】さらに別の一方向クラッチを例示した断面図で
ある。
ある。
【図8】図7のクラッチの要部を示した正面図と断面図
である。
である。
【図9】一方向クラッチをプリセットネジで仮固定した
例を示した断面図である。
例を示した断面図である。
【図10】回転板に溝部を設けた例を示した平面図と断
面図である。
面図である。
【図11】図10に対応する構造断面図である。
【図12】従来のドアクローザーの要部正面図である。
【図13】図12に対応する要部平面図である。
1 クロージング部 2 調速部 3,4 ケース体 5 主軸 6 支持部 7 ベアリング 8 コイルバネ 9 副軸 10 一方向クラッチ 101 筒体部 102 カム面 103 ローラ 104 バネ 105 クラッチ部 106 クラッチ部 107 ねじりバネ 108 プリセットネジ 11 回転板 111 角穴 112 溝部 12 固定板 121 開口部 122 突起部 13 制動ディスク部 14 固定ディスク補強板 15 バネ座兼用固定ディスク補強板 16 ディスク押圧バネ 17 ディスクアジャストバネ部 18 ベアリング 30 高粘性摺動抵抗体 31 目減り空間
Claims (4)
- 【請求項1】 門扉を開ける時の扉の回転に伴って正回
転する主軸がケース体に挿入配置されるとともに、主軸
の周りにはその一端が主軸に固定され、他端は第1のケ
ース体の内側面部に固定されているコイルバネが配置さ
れ、扉の回転により主軸が正回転する時にコイルバネに
弾発復元力が蓄積され、これが放出されることによって
主軸とともに扉が逆回転して門扉が自動的に閉まる門扉
用ドアクローザーであって、ケース体内には、副軸と、
その周りに配置された固定板、並びにこれに互い違いに
配置されて副軸に取付けられた回転板、および高粘性摺
動抵抗体とによって構成される制動ディスク部が設けら
れるとともに、主軸は、一方向クラッチを介してケース
体内の副軸に接続され、主軸が逆回転する時にその回転
が一方向クラッチを介して伝達され、制動ディスク部の
抵抗トルクの発生により、閉扉時の扉回転が制動緩和さ
れることを特徴とするドアクローザー。 - 【請求項2】 主軸下端部が回動自在に挿入され、かつ
副軸が固定された筒体部と、その内壁部に設けられたカ
ム面と、このカム面に沿ってスライドし、主軸周面に当
接するローラと、このローラを付勢するバネとによって
一方向クラッチが構成されている請求項1のドアクロー
ザー。 - 【請求項3】 主軸とともに回転するクラッチ部と副軸
とともに回転するクラッチ部とがその対向面の各々に、
左右いずれかの同一回転方向のみで噛合う歯形面を有
し、いずれかのクラッチ部が押しバネによって軸方向に
可動とされて一方向クラッチが構成されている請求項1
のドアクローザー。 - 【請求項4】 ねじりバネが主軸のまわりに配置され、
その一端が、主軸、または副軸に固定された円筒部の内
壁面部に固定されて一方向クラッチが構成されている請
求項1のドアクローザー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18962695A JPH0941791A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | ドアクローザー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18962695A JPH0941791A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | ドアクローザー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941791A true JPH0941791A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16244450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18962695A Pending JPH0941791A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | ドアクローザー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941791A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015232367A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | オリジン電気株式会社 | 回転体のストッパ |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP18962695A patent/JPH0941791A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015232367A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | オリジン電気株式会社 | 回転体のストッパ |
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