JPH0942659A - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents
液体燃料燃焼装置Info
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- JPH0942659A JPH0942659A JP19642495A JP19642495A JPH0942659A JP H0942659 A JPH0942659 A JP H0942659A JP 19642495 A JP19642495 A JP 19642495A JP 19642495 A JP19642495 A JP 19642495A JP H0942659 A JPH0942659 A JP H0942659A
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Links
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Landscapes
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- Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体燃料燃焼装置において、着火時における
有害排気成分の排出、および燃焼停止後における蒸発燃
料成分の排出を低減する。 【解決手段】 燃料ポンプ65からの液体燃料が流れる
燃料通路66、63aと、グロープラグボス部62内の
燃料吸収体12との接続部に燃料遮断弁63を設置し、
この燃料遮断弁63を、燃料ポンプ65からの燃料供給
圧の上昇により開弁し、燃料供給圧の低下により閉弁さ
せるとともに、この燃料遮断弁63の弁機構部をグロー
プラグボス部62内の燃料吸収体12に隣接して配置す
る。燃料遮断弁63の閉弁により、燃焼作動停止後は上
記燃料通路66、63a内の燃料が蒸発して燃焼室4内
へ供給されるのを防止して、燃料着火時に燃料過多によ
る排気ガス有害成分の増大を防止できる。また、消火直
後には、燃焼余熱により蒸発する燃料蒸発成分の増大を
防止できる。
有害排気成分の排出、および燃焼停止後における蒸発燃
料成分の排出を低減する。 【解決手段】 燃料ポンプ65からの液体燃料が流れる
燃料通路66、63aと、グロープラグボス部62内の
燃料吸収体12との接続部に燃料遮断弁63を設置し、
この燃料遮断弁63を、燃料ポンプ65からの燃料供給
圧の上昇により開弁し、燃料供給圧の低下により閉弁さ
せるとともに、この燃料遮断弁63の弁機構部をグロー
プラグボス部62内の燃料吸収体12に隣接して配置す
る。燃料遮断弁63の閉弁により、燃焼作動停止後は上
記燃料通路66、63a内の燃料が蒸発して燃焼室4内
へ供給されるのを防止して、燃料着火時に燃料過多によ
る排気ガス有害成分の増大を防止できる。また、消火直
後には、燃焼余熱により蒸発する燃料蒸発成分の増大を
防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体燃料(軽油、灯
油等)を燃焼させる燃焼装置に関するもので、自動車、
特に電気自動車の暖房用として好適なものである。
油等)を燃焼させる燃焼装置に関するもので、自動車、
特に電気自動車の暖房用として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の暖房装置においては、特に
寒冷地では、車載バッテリの容量上の制限から電力消費
を僅少に抑えることが要求される。そのため、暖房装置
として、熱源を電力に依存せず、燃料の燃焼熱を利用し
て暖房を行う燃焼式暖房装置が電気自動車では有効であ
る。
寒冷地では、車載バッテリの容量上の制限から電力消費
を僅少に抑えることが要求される。そのため、暖房装置
として、熱源を電力に依存せず、燃料の燃焼熱を利用し
て暖房を行う燃焼式暖房装置が電気自動車では有効であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、燃焼式暖房装
置はその作動中に排気ガスから有害成分を排出するとと
もに、作動停止後においても、燃焼装置本体中に残存し
ている燃料が燃焼装置本体の余熱により蒸発して有害成
分が外部へ排出されるという問題があった。特に、電気
自動車は排気エミッションによる公害防止のために導入
されるものであるから、上記のごとき排気エミッション
の問題を持った燃焼式暖房装置を搭載することは、電気
自動車の導入目的に相容れないことである。
置はその作動中に排気ガスから有害成分を排出するとと
もに、作動停止後においても、燃焼装置本体中に残存し
ている燃料が燃焼装置本体の余熱により蒸発して有害成
分が外部へ排出されるという問題があった。特に、電気
自動車は排気エミッションによる公害防止のために導入
されるものであるから、上記のごとき排気エミッション
の問題を持った燃焼式暖房装置を搭載することは、電気
自動車の導入目的に相容れないことである。
【0004】それ故、燃焼式暖房装置を電気自動車に搭
載するためには、燃焼式暖房装置の作動中における排気
ガス有害成分および作動停止後における燃料蒸発成分の
排出を低減することが強く要求されている。本発明は上
記点に鑑みてなされたもので、排気ガス有害成分および
燃料蒸発成分の排出を比較的簡単な構成で、効果的に低
減できる液体燃料燃焼装置を提供することを目的とす
る。
載するためには、燃焼式暖房装置の作動中における排気
ガス有害成分および作動停止後における燃料蒸発成分の
排出を低減することが強く要求されている。本発明は上
記点に鑑みてなされたもので、排気ガス有害成分および
燃料蒸発成分の排出を比較的簡単な構成で、効果的に低
減できる液体燃料燃焼装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【発明の概要】本発明者は、液体燃料燃焼装置における
排気ガス有害成分および燃料蒸発成分の排出原因につい
て、種々実験検討して考察したところ、燃焼室(4)に
液体燃料を供給する燃料通路(66、63a)内に残存
している液体燃料が、燃焼装置の予熱時および消火直後
の高温時に蒸発して、燃料着火時には燃料過多による排
気ガス有害成分の増大を招き、また消火直後には燃焼余
熱により蒸発した燃料蒸発成分の排出が発生することが
判明した。
排気ガス有害成分および燃料蒸発成分の排出原因につい
て、種々実験検討して考察したところ、燃焼室(4)に
液体燃料を供給する燃料通路(66、63a)内に残存
している液体燃料が、燃焼装置の予熱時および消火直後
の高温時に蒸発して、燃料着火時には燃料過多による排
気ガス有害成分の増大を招き、また消火直後には燃焼余
熱により蒸発した燃料蒸発成分の排出が発生することが
判明した。
【0006】そこで、本発明では上記検討事項に着目し
て、上記燃料通路(66、63a)と、燃焼室(4)と
の接続部に、燃焼装置の燃焼作動中には開弁し、燃焼作
動停止時は閉弁する燃料遮断弁(63)を設置し、この
燃料遮断弁(63)により、燃焼作動停止後は上記燃料
通路(66、63a)内の燃料が蒸発して燃焼室(4)
内へ供給されるのを防止するようにしたものである。
て、上記燃料通路(66、63a)と、燃焼室(4)と
の接続部に、燃焼装置の燃焼作動中には開弁し、燃焼作
動停止時は閉弁する燃料遮断弁(63)を設置し、この
燃料遮断弁(63)により、燃焼作動停止後は上記燃料
通路(66、63a)内の燃料が蒸発して燃焼室(4)
内へ供給されるのを防止するようにしたものである。
【0007】さらに、請求項2記載の発明では、燃焼室
(4)に液体燃料を吸収し滞留させる燃料吸収体(1
2)が備えられており、燃料通路(66、63a)は、
前記燃料吸収体(12)に液体燃料を導入するように配
設されており、燃料遮断弁(63)は、前記燃料通路
(66、63a)のうち、前記燃料吸収体(12)に隣
接する部位に弁機構部(63e、63f)を有している
ことを特徴としている。
(4)に液体燃料を吸収し滞留させる燃料吸収体(1
2)が備えられており、燃料通路(66、63a)は、
前記燃料吸収体(12)に液体燃料を導入するように配
設されており、燃料遮断弁(63)は、前記燃料通路
(66、63a)のうち、前記燃料吸収体(12)に隣
接する部位に弁機構部(63e、63f)を有している
ことを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明では、燃料遮断
弁(63)は、常時閉弁状態にあり、前記燃料通路(6
6、63a)の燃料圧力が上昇することにより開弁する
ように構成されていることを特徴としている。また、請
求項4記載の発明では、燃料遮断弁(63)は、ばね手
段(63j)の付勢力により常時閉弁状態にあり、前記
燃料通路(66、63a)の燃料圧力が前記ばね手段
(63j)の付勢力に打ち勝つまで上昇すると開弁する
ように構成されていることを特徴としている。
弁(63)は、常時閉弁状態にあり、前記燃料通路(6
6、63a)の燃料圧力が上昇することにより開弁する
ように構成されていることを特徴としている。また、請
求項4記載の発明では、燃料遮断弁(63)は、ばね手
段(63j)の付勢力により常時閉弁状態にあり、前記
燃料通路(66、63a)の燃料圧力が前記ばね手段
(63j)の付勢力に打ち勝つまで上昇すると開弁する
ように構成されていることを特徴としている。
【0009】また、請求項5記載の発明では、燃焼室
(4)に燃料吸収体(12)が備えられており、前記燃
料通路(66、63a)は、前記燃料吸収体(12)に
液体燃料を導入するように配設されており、前記燃料遮
断弁(63)は、前記燃料通路(66、63a)の一部
(63a)を形成する弁ハウジング(63b、63c)
と、この弁ハウジング(63b、63c)において前記
燃料吸収体(12)に隣接するように形成された燃料吐
出口(63d)と、この燃料吐出口(63d)の端面に
形成されたシート面(63e)と、前記弁ハウジング
(63b、63c)に対して移動可能に配設され、前記
シート面(63e)を開閉する弁部(63g)と、この
弁部(63g)を所定のばね力にて前記シート面(63
e)側へ押圧するばね手段(63j)とを備えているこ
とを特徴としている。
(4)に燃料吸収体(12)が備えられており、前記燃
料通路(66、63a)は、前記燃料吸収体(12)に
液体燃料を導入するように配設されており、前記燃料遮
断弁(63)は、前記燃料通路(66、63a)の一部
(63a)を形成する弁ハウジング(63b、63c)
と、この弁ハウジング(63b、63c)において前記
燃料吸収体(12)に隣接するように形成された燃料吐
出口(63d)と、この燃料吐出口(63d)の端面に
形成されたシート面(63e)と、前記弁ハウジング
(63b、63c)に対して移動可能に配設され、前記
シート面(63e)を開閉する弁部(63g)と、この
弁部(63g)を所定のばね力にて前記シート面(63
e)側へ押圧するばね手段(63j)とを備えているこ
とを特徴としている。
【0010】さらに、請求項6記載の発明では、請求項
1ないし5のいずれか1つに記載の液体燃料燃焼装置を
用いる暖房装置であって、前記燃焼室(4)で燃焼した
燃焼ガスと暖房用媒体とを熱交換して暖房用媒体を加熱
する熱交換器(5)と、前記暖房用媒体を熱源として室
内を暖房するヒータユニット(2)とを備えることを特
徴としている。
1ないし5のいずれか1つに記載の液体燃料燃焼装置を
用いる暖房装置であって、前記燃焼室(4)で燃焼した
燃焼ガスと暖房用媒体とを熱交換して暖房用媒体を加熱
する熱交換器(5)と、前記暖房用媒体を熱源として室
内を暖房するヒータユニット(2)とを備えることを特
徴としている。
【0011】請求項1〜6記載の発明では、上記技術的
手段の採用により、燃焼作動停止中(消火直後および予
熱時)に、高温の燃焼室側の熱で蒸発した燃料成分が燃
焼器本体内に流入するのを燃料遮断弁により阻止するこ
とができ、この結果、燃料着火時に、燃料過多による排
気ガス有害成分の増加を効果的に抑制できるとともに、
燃焼作動停止後における蒸発燃料成分の排出も効果的に
低減できる。
手段の採用により、燃焼作動停止中(消火直後および予
熱時)に、高温の燃焼室側の熱で蒸発した燃料成分が燃
焼器本体内に流入するのを燃料遮断弁により阻止するこ
とができ、この結果、燃料着火時に、燃料過多による排
気ガス有害成分の増加を効果的に抑制できるとともに、
燃焼作動停止後における蒸発燃料成分の排出も効果的に
低減できる。
【0012】また、請求項2、5記載の発明では、燃料
遮断弁の弁機構部を燃料吸収体に隣接する部位に配設し
ているから、弁機構部下流側における燃料残存空間を僅
少にすることができ、上記効果をより一層向上できる。
また、請求項3〜5記載の発明では、燃料遮断弁の開閉
を、燃料圧の変化を利用した機械的な簡単な構造で行う
から、低コストで本発明装置を実施できる。
遮断弁の弁機構部を燃料吸収体に隣接する部位に配設し
ているから、弁機構部下流側における燃料残存空間を僅
少にすることができ、上記効果をより一層向上できる。
また、請求項3〜5記載の発明では、燃料遮断弁の開閉
を、燃料圧の変化を利用した機械的な簡単な構造で行う
から、低コストで本発明装置を実施できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1〜図4は本発明の一実施例を示
すもので、図1は電気自動車用暖房装置の全体システム
を示しており、1は本発明による液体燃料燃焼装置であ
り、燃焼ガスと水とを熱交換して温水(暖房用媒体)を
作り出すものである。2は車室内暖房用のヒータユニッ
トで、液体燃料燃焼装置1で加熱された温水と、送風機
2aの送風空気(車室内または車室外空気)とを熱交換
して、送風空気を加熱し、その加熱空気(温風)を車室
内へ吹出すものである。3は温水を液体燃料燃焼装置1
とヒータユニット2との間で循環させる水ポンプであ
る。
基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1〜図4は本発明の一実施例を示
すもので、図1は電気自動車用暖房装置の全体システム
を示しており、1は本発明による液体燃料燃焼装置であ
り、燃焼ガスと水とを熱交換して温水(暖房用媒体)を
作り出すものである。2は車室内暖房用のヒータユニッ
トで、液体燃料燃焼装置1で加熱された温水と、送風機
2aの送風空気(車室内または車室外空気)とを熱交換
して、送風空気を加熱し、その加熱空気(温風)を車室
内へ吹出すものである。3は温水を液体燃料燃焼装置1
とヒータユニット2との間で循環させる水ポンプであ
る。
【0014】上記液体燃料燃焼装置1および水ポンプ3
は、電気自動車の走行用モータ等が設置されるモータ室
に設置され、ヒータユニット2は電気自動車の車室内に
設置される。図2は上記液体燃料燃焼装置1の具体的構
造を示すもので、本装置は、大別して、燃焼室4、熱交
換器5、着火装置6、および燃焼空気用送風機7から構
成されている。
は、電気自動車の走行用モータ等が設置されるモータ室
に設置され、ヒータユニット2は電気自動車の車室内に
設置される。図2は上記液体燃料燃焼装置1の具体的構
造を示すもので、本装置は、大別して、燃焼室4、熱交
換器5、着火装置6、および燃焼空気用送風機7から構
成されている。
【0015】以下、上記各構成要素について具体的に説
明する。燃焼室4は水平方向に延びる円筒形状のもので
あって、燃焼空気と燃料蒸気とを混合する混合筒41
と、この混合筒41の下流側に接続された燃焼筒42と
を有している。混合筒41の中心部には、燃焼空気を供
給する空気供給パイプ43が同心状に配設されている。
この空気供給パイプ43の円周面には軸方向に延びる複
数のスリット44が設けられている。また、混合筒41
には、その円周方向に複数の空気供給穴41aが開けら
れている。また、混合筒41と燃焼筒42との間には、
混合筒41内での炎保持のための保炎用絞り板45が配
設されている。
明する。燃焼室4は水平方向に延びる円筒形状のもので
あって、燃焼空気と燃料蒸気とを混合する混合筒41
と、この混合筒41の下流側に接続された燃焼筒42と
を有している。混合筒41の中心部には、燃焼空気を供
給する空気供給パイプ43が同心状に配設されている。
この空気供給パイプ43の円周面には軸方向に延びる複
数のスリット44が設けられている。また、混合筒41
には、その円周方向に複数の空気供給穴41aが開けら
れている。また、混合筒41と燃焼筒42との間には、
混合筒41内での炎保持のための保炎用絞り板45が配
設されている。
【0016】着火装置6およびこれに接続される燃料供
給部は本発明の主要部をなすもので、図3に拡大図示す
るように、燃料着火用グロープラグ61を有し、このグ
ロープラグ61は円筒状のグロープラグボス部62と一
体の取付板62cにねじ止め固定されている。グロープ
ラグ61には円柱形状の中心支持棒61aの外周上に巻
回した電気抵抗体からなる加熱部61bが設けられてい
る。
給部は本発明の主要部をなすもので、図3に拡大図示す
るように、燃料着火用グロープラグ61を有し、このグ
ロープラグ61は円筒状のグロープラグボス部62と一
体の取付板62cにねじ止め固定されている。グロープ
ラグ61には円柱形状の中心支持棒61aの外周上に巻
回した電気抵抗体からなる加熱部61bが設けられてい
る。
【0017】この加熱部61bの表面はセラミック製の
耐熱部材で覆われており、この加熱部61bはグロープ
ラグボス部62内で同心状に上下方向に配置されてい
る。また、グロープラグボス部62の内周面には、燃料
吸収体(ウイック)12が配設されている。この燃料吸
収体12はステンレスのような耐熱金属を金網の塊状に
形成したもので、液体燃料(軽油、灯油等)を吸収、滞
留させて、液体燃料の蒸発を促進させるものである。
耐熱部材で覆われており、この加熱部61bはグロープ
ラグボス部62内で同心状に上下方向に配置されてい
る。また、グロープラグボス部62の内周面には、燃料
吸収体(ウイック)12が配設されている。この燃料吸
収体12はステンレスのような耐熱金属を金網の塊状に
形成したもので、液体燃料(軽油、灯油等)を吸収、滞
留させて、液体燃料の蒸発を促進させるものである。
【0018】グロープラグボス部62において、グロー
プラグ61の根元部には、上記燃料吸収体12に導入さ
れる液体燃料を断続する燃料遮断弁63が設けられてい
る。この燃料遮断弁63には、燃料タンク64から燃料
ポンプ65により燃料パイプ(燃料通路)66を介して
液体燃料が導入されるようになっている。 ここで、燃
料ポンプ65は、ソレノイドポンプのように電気的に作
動するポンプにて構成されており、本例では燃料タンク
64および燃料ポンプ65により燃料供給手段が構成さ
れている。
プラグ61の根元部には、上記燃料吸収体12に導入さ
れる液体燃料を断続する燃料遮断弁63が設けられてい
る。この燃料遮断弁63には、燃料タンク64から燃料
ポンプ65により燃料パイプ(燃料通路)66を介して
液体燃料が導入されるようになっている。 ここで、燃
料ポンプ65は、ソレノイドポンプのように電気的に作
動するポンプにて構成されており、本例では燃料タンク
64および燃料ポンプ65により燃料供給手段が構成さ
れている。
【0019】燃料遮断弁63には、燃料ポンプ65から
の燃料通路66に接続された燃料通路63aを形成する
弁ハウジング63b、63cが設けられている。この弁
ハウジング63b、63cは円筒状に成形され、溶接ま
たはネジ止めにより一体に接合されている。なお、燃料
遮断弁63の構成部品は、すべて耐食性に優れた金属、
例えばステンレス(SUS)にて形成されている。
の燃料通路66に接続された燃料通路63aを形成する
弁ハウジング63b、63cが設けられている。この弁
ハウジング63b、63cは円筒状に成形され、溶接ま
たはネジ止めにより一体に接合されている。なお、燃料
遮断弁63の構成部品は、すべて耐食性に優れた金属、
例えばステンレス(SUS)にて形成されている。
【0020】上記弁ハウジング63b、63cにおい
て、グロープラグボス部62内周面の燃料吸収体12に
隣接する部位(図3の右端部)には燃料吐出口63dが
設けられている。そして、この燃料吐出口63dの端面
にシート面63eが形成されている。一方、弁ハウジン
グ63b、63cの内部には、弁体63fが移動可能に
配設されており、この弁体63fの先端に前記シート面
63eよりさらに燃料吐出側に位置してシート面63e
に対向する弁部63gが一体形成されており、この弁部
63gにより、シート面63eを開閉するようになって
いる。従って、本例では、弁部63gとシート面63e
とにより、燃料遮断弁63の弁機構部が構成さている。
て、グロープラグボス部62内周面の燃料吸収体12に
隣接する部位(図3の右端部)には燃料吐出口63dが
設けられている。そして、この燃料吐出口63dの端面
にシート面63eが形成されている。一方、弁ハウジン
グ63b、63cの内部には、弁体63fが移動可能に
配設されており、この弁体63fの先端に前記シート面
63eよりさらに燃料吐出側に位置してシート面63e
に対向する弁部63gが一体形成されており、この弁部
63gにより、シート面63eを開閉するようになって
いる。従って、本例では、弁部63gとシート面63e
とにより、燃料遮断弁63の弁機構部が構成さている。
【0021】シート面63eを持つ弁ハウジング63c
と、弁体63fは、特に、シート面63eおよび弁部6
3gの磨耗、傷付き防止のため、本例では、その材質と
して焼き入れをしたSUS440Cを用い、他の部品は
SUS304を用いている。また、シート面63eと弁
部63gの具体的形状として、本例では、シート面63
eを直線的な円錐状傾斜面とし、かつ弁部63gは曲面
状の傾斜面とすることにより、シート面63eと弁部6
3gとを、その円周方向の全周において確実に当接させ
て燃料の流れを確実に遮断できるようにしている。
と、弁体63fは、特に、シート面63eおよび弁部6
3gの磨耗、傷付き防止のため、本例では、その材質と
して焼き入れをしたSUS440Cを用い、他の部品は
SUS304を用いている。また、シート面63eと弁
部63gの具体的形状として、本例では、シート面63
eを直線的な円錐状傾斜面とし、かつ弁部63gは曲面
状の傾斜面とすることにより、シート面63eと弁部6
3gとを、その円周方向の全周において確実に当接させ
て燃料の流れを確実に遮断できるようにしている。
【0022】弁ハウジング63b、63cの内部におい
て、弁体63fを安定的に移動させるために、弁体63
fの軸部63hに所定の軸方向寸法を持ったスリット付
き摺動部63iが一体に形成され、このスリット付き摺
動部63iの外周部が弁ハウジング63b、63cの内
周面を摺動しながら弁体63fが安定的に軸方向に移動
するようになっている。
て、弁体63fを安定的に移動させるために、弁体63
fの軸部63hに所定の軸方向寸法を持ったスリット付
き摺動部63iが一体に形成され、このスリット付き摺
動部63iの外周部が弁ハウジング63b、63cの内
周面を摺動しながら弁体63fが安定的に軸方向に移動
するようになっている。
【0023】ここで、スリット付き摺動部63iの外周
部と、弁ハウジング63b、63cの内周面との間のク
リアランスは、小さすぎると、弁体63fの開閉作動を
妨げるため、10μm程度の所定のクリアランスを設定
することが好ましい。また、液体燃料はこのスリット付
き摺動部63iに設けられた複数(図3(b)の図示例
では4個)のスリットを通って燃料吐出口63d側へ流
れる。
部と、弁ハウジング63b、63cの内周面との間のク
リアランスは、小さすぎると、弁体63fの開閉作動を
妨げるため、10μm程度の所定のクリアランスを設定
することが好ましい。また、液体燃料はこのスリット付
き摺動部63iに設けられた複数(図3(b)の図示例
では4個)のスリットを通って燃料吐出口63d側へ流
れる。
【0024】また、弁ハウジング63b内には、弁体6
3fを所定のばね力にて前記シート面63e側へ押圧す
るコイルスプリング(ばね手段)63jが設けられてい
る。このコイルスプリング63jを安定に支持するた
め、図4に示すように、弁体63fのスプリング台座6
3kと、弁ハウジング63cの端部に、それぞれコイル
スプリング63jの端部が嵌入されるリング状溝部63
m、63nが設けられている。
3fを所定のばね力にて前記シート面63e側へ押圧す
るコイルスプリング(ばね手段)63jが設けられてい
る。このコイルスプリング63jを安定に支持するた
め、図4に示すように、弁体63fのスプリング台座6
3kと、弁ハウジング63cの端部に、それぞれコイル
スプリング63jの端部が嵌入されるリング状溝部63
m、63nが設けられている。
【0025】コイルスプリング63jのばね定数は、燃
料ポンプ65の燃料吐出圧を受けて弁体63fが燃料吐
出方向(図3(a)の右方向)へ移動して、弁部63g
がシート面63eより開離するように、燃料吐出圧に対
応して設定する必要があるが、弁部63gのシート面6
3eへの着座(閉弁効果)を確実にするために、必要燃
費を確保できる範囲内においてコイルスプリング63j
のばね定数を可能な限り大きくすることが好ましい。
料ポンプ65の燃料吐出圧を受けて弁体63fが燃料吐
出方向(図3(a)の右方向)へ移動して、弁部63g
がシート面63eより開離するように、燃料吐出圧に対
応して設定する必要があるが、弁部63gのシート面6
3eへの着座(閉弁効果)を確実にするために、必要燃
費を確保できる範囲内においてコイルスプリング63j
のばね定数を可能な限り大きくすることが好ましい。
【0026】また、弁ハウジング63cの燃料吐出口6
3d側端部は、グロープラグボス部62の根元部に設け
られた円形の取付穴62aに嵌入されて溶接によりグロ
ープラグボス部62に接合されている。ここで、弁ハウ
ジング63cの燃料吐出口63d側端部と、グロープラ
グボス部62の内周面に内張りされた燃料吸収体12と
の間には、弁体63fの開閉作動を妨げないようにする
ための空間63pが設けられている。この空間63p
は、弁体63fの閉弁時に、その内部に残存する燃料量
を少なくするため、必要最小限に抑えるよう設計する。
3d側端部は、グロープラグボス部62の根元部に設け
られた円形の取付穴62aに嵌入されて溶接によりグロ
ープラグボス部62に接合されている。ここで、弁ハウ
ジング63cの燃料吐出口63d側端部と、グロープラ
グボス部62の内周面に内張りされた燃料吸収体12と
の間には、弁体63fの開閉作動を妨げないようにする
ための空間63pが設けられている。この空間63p
は、弁体63fの閉弁時に、その内部に残存する燃料量
を少なくするため、必要最小限に抑えるよう設計する。
【0027】燃焼空気用送風機(空気供給手段)7は、
燃焼室4の混合筒41部分の下方に配設されており、遠
心式送風ファン71と、その駆動用モータ72とを有し
ている。この送風機7は、空気取り入れ口73から吸入
した空気を送風ファン71により、前述した空気供給パ
イプ43の入口部側へ送風するものである。また、送風
機7により供給された燃焼空気の一部は分岐されて、空
気通路75を通って、混合筒41に開けられた空気穴4
1aより直接、混合筒41内へ流入するようになってい
る。
燃焼室4の混合筒41部分の下方に配設されており、遠
心式送風ファン71と、その駆動用モータ72とを有し
ている。この送風機7は、空気取り入れ口73から吸入
した空気を送風ファン71により、前述した空気供給パ
イプ43の入口部側へ送風するものである。また、送風
機7により供給された燃焼空気の一部は分岐されて、空
気通路75を通って、混合筒41に開けられた空気穴4
1aより直接、混合筒41内へ流入するようになってい
る。
【0028】さらに、送風機7により供給された燃焼空
気の一部は分岐されて、空気通路76を通って、グロー
プラグボス部62に開けられた複数の空気穴62bより
グロープラグボス部62内へ流入するようになってい
る。なお、送風機7により送風される燃焼空気は、その
80%程度を空気供給パイプ43へ供給し、そして空気
通路75と空気通路76へそれぞれ10%ずつ程度供給
するように配分される。
気の一部は分岐されて、空気通路76を通って、グロー
プラグボス部62に開けられた複数の空気穴62bより
グロープラグボス部62内へ流入するようになってい
る。なお、送風機7により送風される燃焼空気は、その
80%程度を空気供給パイプ43へ供給し、そして空気
通路75と空気通路76へそれぞれ10%ずつ程度供給
するように配分される。
【0029】燃焼室4の燃焼筒42を通過した燃焼ガス
は、燃焼筒42の下流端(図2の右端部)でUターンし
て、燃焼筒42の外周面側に円筒状に形成された排気通
路46を通って排気口47から外部へ排出されるように
なっている。燃焼ガスと水とを熱交換する熱交換器5
は、上記円筒状の排気通路46のさらに外周側に円筒状
に形成されており、図1に示す水ポンプ3の作動によ
り、図2右側端部に位置する温水入口33から温水を吸
入し、熱交換器5の温水入口部51に温水を供給する。
は、燃焼筒42の下流端(図2の右端部)でUターンし
て、燃焼筒42の外周面側に円筒状に形成された排気通
路46を通って排気口47から外部へ排出されるように
なっている。燃焼ガスと水とを熱交換する熱交換器5
は、上記円筒状の排気通路46のさらに外周側に円筒状
に形成されており、図1に示す水ポンプ3の作動によ
り、図2右側端部に位置する温水入口33から温水を吸
入し、熱交換器5の温水入口部51に温水を供給する。
【0030】熱交換器5内の温水通路52は図2の右側
端部の温水入口部51から温水が流入し、温水が図2の
右側から左側へ螺旋状に流れるようになっている。ま
た、熱交換器5は前記排気通路46内へ突出するように
配設された板状のフィン53を介して燃焼ガスと熱交換
して温水が加熱される。熱交換器5において、図1左側
端部の上方に温水出口54が配設されており、この温水
出口54から温水が外部へ流出し、図1の車室内暖房用
のヒータユニット2へ向かうようになっている。
端部の温水入口部51から温水が流入し、温水が図2の
右側から左側へ螺旋状に流れるようになっている。ま
た、熱交換器5は前記排気通路46内へ突出するように
配設された板状のフィン53を介して燃焼ガスと熱交換
して温水が加熱される。熱交換器5において、図1左側
端部の上方に温水出口54が配設されており、この温水
出口54から温水が外部へ流出し、図1の車室内暖房用
のヒータユニット2へ向かうようになっている。
【0031】9は混合筒41における炎の有無を検知す
るフレームセンサで、フォトダイオードよりなる。10
は熱交換器5の温水入口部51に配設された温水温度セ
ンサで、熱交換器5に流入する温水の温度を検出して燃
焼量(燃焼負荷)を制御するものであり、サーミスタよ
りなる。11は空焚き防止用(過熱防止用)サーモスタ
ットで、熱交換器8の外表面側に配設されて熱交換器8
の外表面温度を検知してスイッチを開閉するものであ
る。
るフレームセンサで、フォトダイオードよりなる。10
は熱交換器5の温水入口部51に配設された温水温度セ
ンサで、熱交換器5に流入する温水の温度を検出して燃
焼量(燃焼負荷)を制御するものであり、サーミスタよ
りなる。11は空焚き防止用(過熱防止用)サーモスタ
ットで、熱交換器8の外表面側に配設されて熱交換器8
の外表面温度を検知してスイッチを開閉するものであ
る。
【0032】なお、液体燃料を吸収、滞留させるための
燃料吸収体12は、前述したグロープラグボス部62の
内周壁面の他に、混合筒41の内周壁面にも配設されて
いる。図5は電気制御の概略構成を示すブロック図であ
り、13は電気制御装置、14は車両用暖房装置の運転
スイッチ、15は車室内暖房用ヒータユニット2の送風
機2aの作動オン/オフと送風機2aの速度切替用のヒ
ータファンスイッチである。16は運転表示灯である。
燃料吸収体12は、前述したグロープラグボス部62の
内周壁面の他に、混合筒41の内周壁面にも配設されて
いる。図5は電気制御の概略構成を示すブロック図であ
り、13は電気制御装置、14は車両用暖房装置の運転
スイッチ、15は車室内暖房用ヒータユニット2の送風
機2aの作動オン/オフと送風機2aの速度切替用のヒ
ータファンスイッチである。16は運転表示灯である。
【0033】次に、上記構成において作動を説明する。
運転スイッチ14が開放されて、燃焼装置1が停止し、
燃料ポンプ65が停止しているときは、燃料ポンプ65
の燃料吐出圧が燃料遮断弁63の弁体63fに作用して
いないので、弁体63fがコイルスプリング63jのば
ね力により図3の左方向へ移動して、弁部63gがシー
ト面63eに着座している。そのため、燃料遮断弁63
の燃料吐出口63dは閉塞状態にある。
運転スイッチ14が開放されて、燃焼装置1が停止し、
燃料ポンプ65が停止しているときは、燃料ポンプ65
の燃料吐出圧が燃料遮断弁63の弁体63fに作用して
いないので、弁体63fがコイルスプリング63jのば
ね力により図3の左方向へ移動して、弁部63gがシー
ト面63eに着座している。そのため、燃料遮断弁63
の燃料吐出口63dは閉塞状態にある。
【0034】次に、運転スイッチ14が投入されると、
電気制御装置13により運転表示灯16が点滅し、同時
にグロープラグ61および水ポンプ3に通電される。グ
ロープラグ61には、所定時間(例えば、20秒程度)
通電され、この間、グロープラグ61の予熱が行われ
る。このとき、燃料遮断弁63の燃料吐出口63dが、
グロープラグボス部62内周の燃料吸収体12に隣接し
た部位にて閉塞状態にあるので、グロープラグ61の予
熱によりその周囲が高温となっても、空間63p内の僅
少量の燃料が蒸発するのみである。
電気制御装置13により運転表示灯16が点滅し、同時
にグロープラグ61および水ポンプ3に通電される。グ
ロープラグ61には、所定時間(例えば、20秒程度)
通電され、この間、グロープラグ61の予熱が行われ
る。このとき、燃料遮断弁63の燃料吐出口63dが、
グロープラグボス部62内周の燃料吸収体12に隣接し
た部位にて閉塞状態にあるので、グロープラグ61の予
熱によりその周囲が高温となっても、空間63p内の僅
少量の燃料が蒸発するのみである。
【0035】上記グロープラグ61の予熱終了後に、燃
焼空気用送風機7に通電され、この送風機7が始動す
る。また、これとほぼ同時に、燃料ポンプ65に通電さ
れ、燃料の供給を開始する。これにより、燃料ポンプ6
5の燃料吐出圧が燃料遮断弁63の弁体63fに作用す
るので、弁体63fがコイルスプリング63jのばね力
に抗して、図3の右方向へ移動して、弁部63gがシー
ト面63eから開離する。そのため、燃料遮断弁63の
燃料吐出口63dが開放状態となり、グロープラグボス
部62内に燃料が供給され、燃料と空気の混合気がグロ
ープラグ61により着火され、燃焼を開始する。
焼空気用送風機7に通電され、この送風機7が始動す
る。また、これとほぼ同時に、燃料ポンプ65に通電さ
れ、燃料の供給を開始する。これにより、燃料ポンプ6
5の燃料吐出圧が燃料遮断弁63の弁体63fに作用す
るので、弁体63fがコイルスプリング63jのばね力
に抗して、図3の右方向へ移動して、弁部63gがシー
ト面63eから開離する。そのため、燃料遮断弁63の
燃料吐出口63dが開放状態となり、グロープラグボス
部62内に燃料が供給され、燃料と空気の混合気がグロ
ープラグ61により着火され、燃焼を開始する。
【0036】着火と同時に、フレームセンサ9が、燃焼
の炎を検知し、所定時間(例えば、35秒程度)経過後
にグロープラグ61への通電を遮断し、これ以後、定常
燃焼状態に入る。また、このとき暖房用送風機2aが始
動するとともに、運転表示灯16が連続点灯する。上記
定常燃焼状態においては、熱交換器5の温水入口部51
に配設された温水温度センサ10により検知される温水
温度に応じて、燃焼装置の燃焼量(燃焼負荷)のHI−
LOの自動切替が行われる。
の炎を検知し、所定時間(例えば、35秒程度)経過後
にグロープラグ61への通電を遮断し、これ以後、定常
燃焼状態に入る。また、このとき暖房用送風機2aが始
動するとともに、運転表示灯16が連続点灯する。上記
定常燃焼状態においては、熱交換器5の温水入口部51
に配設された温水温度センサ10により検知される温水
温度に応じて、燃焼装置の燃焼量(燃焼負荷)のHI−
LOの自動切替が行われる。
【0037】すなわち、温度センサ10の検知温度が上
限設定温度(例えば、80°C)に到達すると、燃料ポ
ンプ65および燃焼空気用送風機7がともに低速(L
O)運転となり、燃焼装置はLO燃焼量による燃焼作動
を行う。そして、このLO燃焼量による燃焼作動が継続
されて、温度センサ10の検知温度が下限設定温度(例
えば、70°C)まで低下すると、再び、燃料ポンプ6
5および燃焼空気用送風機7がともに高速(HI)運転
となり、燃焼装置はHI燃焼量による燃焼作動を行う。
限設定温度(例えば、80°C)に到達すると、燃料ポ
ンプ65および燃焼空気用送風機7がともに低速(L
O)運転となり、燃焼装置はLO燃焼量による燃焼作動
を行う。そして、このLO燃焼量による燃焼作動が継続
されて、温度センサ10の検知温度が下限設定温度(例
えば、70°C)まで低下すると、再び、燃料ポンプ6
5および燃焼空気用送風機7がともに高速(HI)運転
となり、燃焼装置はHI燃焼量による燃焼作動を行う。
【0038】このように、燃焼装置の燃焼量(燃焼負
荷)をHI−LOの2段階で自動切替することにより、
温水温度が所定範囲内に自動制御される。そして、ヒー
タユニット2においては、送風機2aの送風空気を水ポ
ンプ3により循環してくる温水と熱交換して加熱し、そ
の加熱空気を車室内へ吹き出して、車室内の暖房を行
う。
荷)をHI−LOの2段階で自動切替することにより、
温水温度が所定範囲内に自動制御される。そして、ヒー
タユニット2においては、送風機2aの送風空気を水ポ
ンプ3により循環してくる温水と熱交換して加熱し、そ
の加熱空気を車室内へ吹き出して、車室内の暖房を行
う。
【0039】暖房装置の運転停止のために、運転スイッ
チ14をオフすると、燃料ポンプ65が停止する。これ
より、燃料ポンプ65の燃料吐出圧が燃料遮断弁63の
弁体63fに作用しなくなるので、弁体63fがコイル
スプリング63jのばね力により図3の左方向へ移動し
て、弁部63gがシート面63eに着座する。そのた
め、燃料遮断弁63の燃料吐出口63dは再び、閉塞状
態に戻る。
チ14をオフすると、燃料ポンプ65が停止する。これ
より、燃料ポンプ65の燃料吐出圧が燃料遮断弁63の
弁体63fに作用しなくなるので、弁体63fがコイル
スプリング63jのばね力により図3の左方向へ移動し
て、弁部63gがシート面63eに着座する。そのた
め、燃料遮断弁63の燃料吐出口63dは再び、閉塞状
態に戻る。
【0040】また、運転スイッチ14をオフしてから、
所定時間(例えば、20秒間)の間、燃焼空気用送風機
7および水ポンプ3の作動を継続して掃気運転(ポスト
パージ)を行い、その後に燃焼空気用送風機7および水
ポンプ3の作動を停止する。なお、燃焼装置がLO燃焼
量による燃焼作動を行っても、ヒータユニット2側での
放熱量が小さいため、温度センサ10の検知温度が上限
設定温度に到達したときは、上記運転スイッチ14のオ
フ時と同様の掃気運転(ポストパージ)を行った後に、
LO燃焼量による燃焼作動を再開する。
所定時間(例えば、20秒間)の間、燃焼空気用送風機
7および水ポンプ3の作動を継続して掃気運転(ポスト
パージ)を行い、その後に燃焼空気用送風機7および水
ポンプ3の作動を停止する。なお、燃焼装置がLO燃焼
量による燃焼作動を行っても、ヒータユニット2側での
放熱量が小さいため、温度センサ10の検知温度が上限
設定温度に到達したときは、上記運転スイッチ14のオ
フ時と同様の掃気運転(ポストパージ)を行った後に、
LO燃焼量による燃焼作動を再開する。
【0041】暖房装置全体としての作動の概要は上述の
通りであるが、次に本発明の特徴をなす燃料遮断弁63
による作用効果について詳述する。燃料遮断弁63は上
述したように燃焼装置1の燃焼作動中には弁部63gと
シート面63eからなる弁機構部が開弁して燃料吐出口
63dを開放して液体燃料を着火装置6部分を通して燃
焼室4側へ供給する。
通りであるが、次に本発明の特徴をなす燃料遮断弁63
による作用効果について詳述する。燃料遮断弁63は上
述したように燃焼装置1の燃焼作動中には弁部63gと
シート面63eからなる弁機構部が開弁して燃料吐出口
63dを開放して液体燃料を着火装置6部分を通して燃
焼室4側へ供給する。
【0042】一方、燃焼装置1の燃焼停止中には液体燃
料供給圧の低下に伴って、上記弁機構部が閉弁して燃料
吐出口63dを閉塞する。ここで、重要なことは、上記
弁機構部がグロープラグボス部62内周の燃料吸収体1
2に隣接した部位に位置していることである。つまり、
上記弁機構部の閉弁により、燃料吐出口63dが一旦閉
塞した後においては、グロープラグ61の予熱、および
燃焼停止後の余熱により、燃料通路部分66、63aが
高温になっても、上記弁機構部が燃料吸収体12に隣接
しているので、空間63p内の僅少量の燃料が蒸発する
のみであって、燃料通路部分66、63a内に残留して
いる燃料が蒸発して、グロープラグボス部62内周の燃
料吸収体12に過度に吸収されることがない。
料供給圧の低下に伴って、上記弁機構部が閉弁して燃料
吐出口63dを閉塞する。ここで、重要なことは、上記
弁機構部がグロープラグボス部62内周の燃料吸収体1
2に隣接した部位に位置していることである。つまり、
上記弁機構部の閉弁により、燃料吐出口63dが一旦閉
塞した後においては、グロープラグ61の予熱、および
燃焼停止後の余熱により、燃料通路部分66、63aが
高温になっても、上記弁機構部が燃料吸収体12に隣接
しているので、空間63p内の僅少量の燃料が蒸発する
のみであって、燃料通路部分66、63a内に残留して
いる燃料が蒸発して、グロープラグボス部62内周の燃
料吸収体12に過度に吸収されることがない。
【0043】従って、燃料着火時に、燃料過多に起因す
る排気ガス中の有害成分(主に、炭化水素:HC)が増
加するのを効果的に抑止できる。同様に、燃焼停止後
に、燃料通路部分66、63a内に残留している燃料が
蒸発して、大気中に排出される燃料蒸発成分も大幅に低
減できる。因みに、図6に示すような弁構造(逆止弁と
して用いられている汎用の構造)を燃料遮断弁63とし
て使用したときには、シート面63e′を開閉するボー
ル状の弁部63g′の燃料下流側に、コイルスプリング
63j′を収容する比較的大きな空間63p′が形成さ
れてしまい、この空間63p′内に比較的多量の燃料が
残存するので、好ましくない。
る排気ガス中の有害成分(主に、炭化水素:HC)が増
加するのを効果的に抑止できる。同様に、燃焼停止後
に、燃料通路部分66、63a内に残留している燃料が
蒸発して、大気中に排出される燃料蒸発成分も大幅に低
減できる。因みに、図6に示すような弁構造(逆止弁と
して用いられている汎用の構造)を燃料遮断弁63とし
て使用したときには、シート面63e′を開閉するボー
ル状の弁部63g′の燃料下流側に、コイルスプリング
63j′を収容する比較的大きな空間63p′が形成さ
れてしまい、この空間63p′内に比較的多量の燃料が
残存するので、好ましくない。
【0044】なお、以上の説明から理解されるように、
特許請求の範囲における燃焼室4の範囲(定義)は燃焼
筒42、混合筒41により区画される空間の他に、グロ
ープラグボス部62の内周に区画される空間を含む全体
を意味している。次に、図7は本発明による効果を示す
実験データであり、縦軸は燃焼排気ガス中に含まれる総
炭化水素量(THC)であり、横軸は燃焼装置の運転開
始(ON)後の経過時間である。図7の実験データの測
定条件は、外気温度:0°C、使用燃料:灯油、燃焼装
置の暖房能力:5KWであり、実験の結果、破線で示す
従来装置(燃料遮断弁63なし)に比して、本発明装置
(燃料遮断弁63あり)では着火時における総炭化水素
量(THC)を1/2以下に大幅に減少できた。
特許請求の範囲における燃焼室4の範囲(定義)は燃焼
筒42、混合筒41により区画される空間の他に、グロ
ープラグボス部62の内周に区画される空間を含む全体
を意味している。次に、図7は本発明による効果を示す
実験データであり、縦軸は燃焼排気ガス中に含まれる総
炭化水素量(THC)であり、横軸は燃焼装置の運転開
始(ON)後の経過時間である。図7の実験データの測
定条件は、外気温度:0°C、使用燃料:灯油、燃焼装
置の暖房能力:5KWであり、実験の結果、破線で示す
従来装置(燃料遮断弁63なし)に比して、本発明装置
(燃料遮断弁63あり)では着火時における総炭化水素
量(THC)を1/2以下に大幅に減少できた。
【0045】また、燃焼停止直後における燃料蒸発成分
の排出量についても、本発明装置では以下のごとく大幅
に減少できた。実験の測定条件としては、燃焼停止から
5分以内に燃焼装置を測定用の密閉箱体内に収納し、こ
の密閉箱体内に燃焼装置を1時間の間放置した後に、密
閉箱体内に排出された燃料蒸発成分量を測定した。この
時、密閉箱体の周囲温度は41°Cである。
の排出量についても、本発明装置では以下のごとく大幅
に減少できた。実験の測定条件としては、燃焼停止から
5分以内に燃焼装置を測定用の密閉箱体内に収納し、こ
の密閉箱体内に燃焼装置を1時間の間放置した後に、密
閉箱体内に排出された燃料蒸発成分量を測定した。この
時、密閉箱体の周囲温度は41°Cである。
【0046】実験の結果、従来装置(燃料遮断弁63な
し)では、実験1回当たり0.0040gの排出量であ
ったのに対し、本発明装置(燃料遮断弁63あり)では
実験1回当たり0.0016gの排出量に大幅に減少で
きた。 (第2の実施形態)図8は第2の実施形態を示すもの
で、第1の実施形態では、図4に示すように、弁体63
fのスプリング台座63kに溝63mを形成して、この
溝63mにコイルスプリング63jの端部を嵌入するこ
とにより、コイルスプリング63jを支持するようにし
ているが、第2の実施形態ではスプリング台座63kに
コイルスプリング63jの内径より若干小さい小径部6
3qを形成し、この小径部63qでコイルスプリング6
3jの内径を案内することにより、コイルスプリング6
3jを平板状のスプリング台座63kにて安定に支持さ
せるようにしたものである。 (第3の実施形態)図9は第3の実施形態を示すもの
で、第1の実施形態では、図3(a)に示すように、弁
体63fのうち、燃料流れBの前方側部位にスリット付
き摺動部63iを、燃料流れBの後方側部位にコイルス
プリング63jを、それぞれ配設しているが、第3の実
施形態では、これとは逆に、燃料流れBの後方側部位に
スリット付き摺動部63iを、燃料流れBの前方側部位
にコイルスプリング63jを、それぞれ配設するように
したものである。このような配置形態でも第1の実施形
態と同じ作用効果を発揮できる。
し)では、実験1回当たり0.0040gの排出量であ
ったのに対し、本発明装置(燃料遮断弁63あり)では
実験1回当たり0.0016gの排出量に大幅に減少で
きた。 (第2の実施形態)図8は第2の実施形態を示すもの
で、第1の実施形態では、図4に示すように、弁体63
fのスプリング台座63kに溝63mを形成して、この
溝63mにコイルスプリング63jの端部を嵌入するこ
とにより、コイルスプリング63jを支持するようにし
ているが、第2の実施形態ではスプリング台座63kに
コイルスプリング63jの内径より若干小さい小径部6
3qを形成し、この小径部63qでコイルスプリング6
3jの内径を案内することにより、コイルスプリング6
3jを平板状のスプリング台座63kにて安定に支持さ
せるようにしたものである。 (第3の実施形態)図9は第3の実施形態を示すもの
で、第1の実施形態では、図3(a)に示すように、弁
体63fのうち、燃料流れBの前方側部位にスリット付
き摺動部63iを、燃料流れBの後方側部位にコイルス
プリング63jを、それぞれ配設しているが、第3の実
施形態では、これとは逆に、燃料流れBの後方側部位に
スリット付き摺動部63iを、燃料流れBの前方側部位
にコイルスプリング63jを、それぞれ配設するように
したものである。このような配置形態でも第1の実施形
態と同じ作用効果を発揮できる。
【0047】なお、本発明は上述した第1〜第3の実施
形態に限定されることなく、種々変形可能であり、例え
ば、第1の実施形態では、燃料遮断弁63のシート部を
構成するシート面63eを円錐状の傾斜面とし、弁部6
3gを曲面としているが、この両者63e、63gをと
もに円錐状の傾斜面としてもよい。また、シート面63
eを2つの傾斜角度の異なる傾斜面で形成し、この2つ
の傾斜面の接続角部が弁部63gの傾斜面に当接する構
成とすることもできる。
形態に限定されることなく、種々変形可能であり、例え
ば、第1の実施形態では、燃料遮断弁63のシート部を
構成するシート面63eを円錐状の傾斜面とし、弁部6
3gを曲面としているが、この両者63e、63gをと
もに円錐状の傾斜面としてもよい。また、シート面63
eを2つの傾斜角度の異なる傾斜面で形成し、この2つ
の傾斜面の接続角部が弁部63gの傾斜面に当接する構
成とすることもできる。
【0048】また、上述の実施形態では、熱交換器8に
おいて、燃焼ガスと水(熱媒体)とを熱交換して、水を
加熱するようにした温水式の構成としているが、熱交換
器8において水でなく、車室内暖房用の空気(熱媒体)
を燃焼ガスにより直接加熱する温気式の構成としてもよ
い。また、上述の実施例では、電気自動車用暖房装置に
ついて説明したが、本発明は空冷式エンジンを搭載した
自動車、あるいはバス車両等の暖房装置に適用してもよ
い。
おいて、燃焼ガスと水(熱媒体)とを熱交換して、水を
加熱するようにした温水式の構成としているが、熱交換
器8において水でなく、車室内暖房用の空気(熱媒体)
を燃焼ガスにより直接加熱する温気式の構成としてもよ
い。また、上述の実施例では、電気自動車用暖房装置に
ついて説明したが、本発明は空冷式エンジンを搭載した
自動車、あるいはバス車両等の暖房装置に適用してもよ
い。
【0049】また、本発明は、自動車用暖房装置に限ら
ず、種々な用途の液体燃料燃焼装置に広く適用可能であ
る。
ず、種々な用途の液体燃料燃焼装置に広く適用可能であ
る。
【図1】本発明装置を適用した電気自動車用暖房装置の
全体システム図である。
全体システム図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す液体燃料燃焼装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図3】(a)は図2の要部の拡大断面図、(b)は
(a)のA−A断面図である。
(a)のA−A断面図である。
【図4】図3(a)の一部拡大断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における電気制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態の作用効果を説明する
ための比較例としての弁構造の断面図である。
ための比較例としての弁構造の断面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の作用効果を説明する
ためのグラフである。
ためのグラフである。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す要部断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す要部断面図であ
る。
る。
4…燃焼室、5…熱交換器、6…着火装置、7…燃焼空
気用送風機、63…燃料遮断弁、63a…燃料通路、6
3b、63c…弁ハウジング、63d…燃料吐出口、6
3e…シート面、63g…弁部、63j…コイルスプリ
ング、64…燃料タンク、65…燃料タンク、
気用送風機、63…燃料遮断弁、63a…燃料通路、6
3b、63c…弁ハウジング、63d…燃料吐出口、6
3e…シート面、63g…弁部、63j…コイルスプリ
ング、64…燃料タンク、65…燃料タンク、
Claims (6)
- 【請求項1】 液体燃料と燃焼空気を混合し燃焼させる
燃焼室(4)と、 前記燃焼室(4)に液体燃料を供給する燃料供給手段
(64、65)と、 前記燃焼室(4)に燃焼空気を供給する空気供給手段
(7)と、 前記燃焼室(4)に供給された液体燃料と燃焼空気との
混合気を着火、燃焼させる着火手段(6)とを具備する
液体燃料燃焼装置において、 前記燃料供給手段(64、65)からの燃料が流れる燃
料通路(66、63a)と、前記燃焼室(4)との接続
部もしくはその近傍に燃料遮断弁(63)を設置し、 この燃料遮断弁(63)を、燃焼作動中は開弁し、燃焼
停止中は閉弁させることを特徴とする液体燃料燃焼装
置。 - 【請求項2】 前記燃焼室(4)には液体燃料を吸収し
滞留させる燃料吸収体(12)が備えられており、 前記燃料通路(66、63a)は、前記燃料吸収体(1
2)に液体燃料を導入するように配設されており、 前記燃料遮断弁(63)は、前記燃料通路(66、63
a)のうち、前記燃料吸収体(12)に隣接する部位に
弁機構部(63e、63f)を有していることを特徴と
する請求項1に記載の液体燃料燃焼装置。 - 【請求項3】 前記燃料遮断弁(63)は、常時閉弁状
態にあり、前記燃料通路(66、63a)の燃料圧力が
上昇することにより開弁するように構成されていること
を特徴とする請求項1または2に記載の液体燃料燃焼装
置。 - 【請求項4】 前記燃料遮断弁(63)は、ばね手段
(63j)の付勢力により常時閉弁状態にあり、前記燃
料通路(66、63a)の燃料圧力が前記ばね手段(6
3j)の付勢力に打ち勝つまで上昇すると開弁するよう
に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の液
体燃料燃焼装置。 - 【請求項5】 前記燃焼室(4)には燃料吸収体(1
2)が備えられており、 前記燃料通路(66、63a)は、前記燃料吸収体(1
2)に液体燃料を導入するように配設されており、 前記燃料遮断弁(63)は、 前記燃料通路(66、63a)の一部(63a)を形成
する弁ハウジング(63b、63c)と、 この弁ハウジング(63b、63c)において前記燃料
吸収体(12)に隣接するように形成された燃料吐出口
(63d)と、 この燃料吐出口(63d)の端面に形成されたシート面
(63e)と、 前記弁ハウジング(63b、63c)に対して移動可能
に配設され、前記シート面(63e)を開閉する弁部
(63g)と、 この弁部(63g)を所定のばね力にて前記シート面
(63e)側へ押圧するばね手段(63j)とを備えて
いることを特徴とする請求項1に記載の液体燃料燃焼装
置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1つに記載
の液体燃料燃焼装置を用いる暖房装置であって、 前記燃焼室(4)で燃焼した燃焼ガスと暖房用媒体とを
熱交換して暖房用媒体を加熱する熱交換器(5)と、 前記暖房用媒体を熱源として室内を暖房するヒータユニ
ット(2)とを備えることを特徴とする燃焼式暖房装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19642495A JPH0942659A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 液体燃料燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19642495A JPH0942659A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 液体燃料燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942659A true JPH0942659A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16357623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19642495A Pending JPH0942659A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 液体燃料燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942659A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1142929A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Honda Motor Co Ltd | 車両用燃焼式ヒータ |
| DE19545677B4 (de) * | 1995-12-07 | 2006-11-30 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Brennstoffbetriebenes Heizgerät, insbesondere Fahrzeug-Heizgerät mit atmosphärischem Verdampferbrenner |
| JP2012163325A (ja) * | 2006-04-03 | 2012-08-30 | Twk Engineering Entwicklungstechnik Ges Des Buergerlichen Rechts Thomas Winter Waldemar Karsten | 高温ガスを発生する方法、ディーゼル粒子フィルタ装置を制御する電子装置及びコンピュータプログラム製品 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19642495A patent/JPH0942659A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19545677B4 (de) * | 1995-12-07 | 2006-11-30 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Brennstoffbetriebenes Heizgerät, insbesondere Fahrzeug-Heizgerät mit atmosphärischem Verdampferbrenner |
| JPH1142929A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Honda Motor Co Ltd | 車両用燃焼式ヒータ |
| JP2012163325A (ja) * | 2006-04-03 | 2012-08-30 | Twk Engineering Entwicklungstechnik Ges Des Buergerlichen Rechts Thomas Winter Waldemar Karsten | 高温ガスを発生する方法、ディーゼル粒子フィルタ装置を制御する電子装置及びコンピュータプログラム製品 |
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