JPH0942826A - 冷凍・冷蔵庫 - Google Patents

冷凍・冷蔵庫

Info

Publication number
JPH0942826A
JPH0942826A JP19476695A JP19476695A JPH0942826A JP H0942826 A JPH0942826 A JP H0942826A JP 19476695 A JP19476695 A JP 19476695A JP 19476695 A JP19476695 A JP 19476695A JP H0942826 A JPH0942826 A JP H0942826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
adjacent
panel
refrigerator
panels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19476695A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Hayashi
正秀 林
Koushi Terasaki
公師 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP19476695A priority Critical patent/JPH0942826A/ja
Publication of JPH0942826A publication Critical patent/JPH0942826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍・冷蔵庫の製作にあたり、現場における
床の断熱防水の施工作業の工程を少なくする。床の断熱
防水施工作業を、簡単で手間のかゝらないものとし、工
期の短縮化を図る。庫内床部分の断熱性能および防水・
防湿性能の向上を図る。 【解決手段】 冷凍・冷蔵庫内の床下地1 上に、発泡合
成樹脂よりなる断熱材5と、断熱材5 の両面を被覆する
可撓性防水シート6,6 とよりなる所要数の断熱パネル2
が床下地1 の全面にわたって敷設されている。隣り合う
断熱パネル2,2 の隣接側縁部の上面同士および下面同士
の間に防水テープ7,7 がそれぞれ渡されて接合されてい
る。床下地1 の周縁部に配置された断熱パネル2 の端面
と、庫側壁パネル4 の内面との間隙にシール材8 が充填
されている。断熱パネル2 、防水テープ7 およびシール
材8 のすべての上から表面コンクリート層3 が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍・冷蔵庫に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば大型プレハブ冷凍・冷蔵庫
においては、庫内で台車やフォークリフトを用いて荷役
するさいには、床下地の上に断熱材層が設けられ、断熱
材層の上にさらにコンクリートが打設されて、床に表面
コンクリート層が形成される場合が多い。そして、床の
断熱材層はウレタン樹脂のいわゆる現場発泡により形成
するか、または発泡ウレタン樹脂あるいは発泡ポリスチ
レン樹脂製の断熱ボードを敷き込むことにより形成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷凍・冷蔵庫によれば、いずれにしても庫内の床下地と
断熱材層との間、および断熱材層とコンクリート層との
間に、防水・防湿工事を別途行なう必要があり、床下地
の下部防湿シートの敷設工程、その上の断熱材層の形成
工程、さらに上部防水シートの敷設工程、および表面コ
ンクリート打設工程の合計4つの工程を現場において実
施するため、工程数が多く、施工作業が非常に面倒で、
手間がかゝり、工期を長く要して、冷凍・冷蔵庫の建設
コストが高くつくという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、冷凍・冷蔵庫の製作にあたり、現場における
床の断熱防水の施工作業の工程が非常に少なくてすみ、
従って施工作業が簡単で、手間がかゝらず、工期の短縮
化を図り得て、建設コストが安くつき、しかも断熱性能
の低下がなく、かつシール作業をきわめて簡単に、作業
性良く実施することができて、防水・防湿性能の向上を
図り得る、冷凍・冷蔵庫を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、まず請求項1記載の発明は、冷凍・
冷蔵庫内の床下地上に、発泡合成樹脂よりなる断熱材
と、断熱材の両面を被覆している可撓性防水シートとよ
りなる所要数の断熱パネルが床下地の全面にわたって敷
設され、相互に隣り合う断熱パネルの隣接側縁部の上面
同士および下面同士の間に防水テープがそれぞれ渡され
てこれら隣接パネル側縁部の上面および下面に接合さ
れ、床下地の周縁部に配置された断熱パネルの端面と、
冷凍・冷蔵庫の側壁パネルの内面との間隙にシール材が
充填され、断熱パネル、防水テープおよびシール材のす
べての上から表面コンクリート層が設けられていること
を特徴としている。
【0006】なお、相互に隣り合う断熱パネルの隣接側
縁部の下面同士の間に防水テープが渡されて同下面に接
合される代わりに、隣り合う断熱パネルの隣接側縁部の
端面同士の間隙にシール材が充填されていても良い。
【0007】つぎに、請求項3記載の発明は、冷凍・冷
蔵庫内の床下地上に所要数の断熱パネルが床下地の全面
にわたってかつ上下方向に複数段に敷設され、断熱パネ
ルのうち少なくとも最上段の断熱パネルと最下段の断熱
パネルとが、発泡合成樹脂よりなる断熱材およびこれの
少なくとも片面に被覆された可撓性防水シートによって
構成されたものであり、最上段の各断熱パネルの可撓性
防水シートが同パネルの上面側にかつ最下段の各断熱パ
ネルの可撓性防水シートが同パネルの下面側にそれぞれ
配置されており、相互に隣り合う最上段の断熱パネルの
隣接側縁部の上面同士の間に防水テープが渡されてこれ
ら隣接パネル側縁部の上面に接合され、かつ相互に隣り
合う最下段の断熱パネルの隣接側縁部の下面同士の間に
防水テープが渡されてこれら隣接パネル側縁部の下面に
接合され、床下地の周縁部に配置された断熱パネルの端
面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネルの内面との間隙にシー
ル材が充填され、断熱パネル、防水テープおよびシール
材のすべての上から表面コンクリート層が設けられてい
ることを特徴としている。
【0008】上記において、冷凍・冷蔵庫内の床下地
は、通常、コンクリート製もしくはモルタル製であり、
場合によっては木造下地の場合もある。
【0009】この床下地上に敷設される断熱パネルは、
断熱材と、これの両面に予め被覆された可撓性を有する
防水シートとよりなるものである。
【0010】上記断熱材としては、発泡ポリウレタン樹
脂、発泡ポリスチロール樹脂などの発泡合成樹脂を使用
する。断熱材として例えば発泡ポリウレタン樹脂を使用
する場合、その密度は30〜45kg/m3 程度であ
り、熱伝導率は0.018kcal/m2 ・hr・℃程
度である。
【0011】また可撓性を有する防水シートとしては、
アルミニウム箔、ポリエチレンシート、ポリコート紙、
アスファルトフェルトなどを使用する。
【0012】この防水シートは可撓性ないしは軟質のも
のでなければならず、これによって断熱パネルの下面が
床下地表面の凹凸になじんで、凹凸を吸収することがで
きるものである。可撓性防水シートの厚みは、例えば1
0μm〜1mm程度である。
【0013】ここで、防水シートとして、上記の厚みよ
り厚いアルミニウム板などを使用した場合には、断熱パ
ネルの表面がかたくなるため、パネルの表面が床の凹凸
になじまず、レベル調整に時間を要し、結局、断熱防水
施工作業に時間がかゝるので、好ましくない。
【0014】断熱パネルの全厚みは25〜75mm程度
であり、これ以上厚い断熱層を庫内の床に形成する場合
には、断熱パネルを2〜3段重ねて使用すれば良い。断
熱パネルの大きさは、通常、幅900mm×長さ180
0mm程度のものが標準であり、この断熱パネルが床下
地の広さに応じて所要数、床下地の全面にわたって敷設
される。
【0015】こうして断熱パネルが床下地に所要数敷設
される結果、相互に隣り合う断熱パネル同士の継ぎ目部
分において防水処理を施す必要がある。このため、隣接
パネルの側縁部の上面同士および下面同士の間に防水テ
ープがそれぞれ渡されて接合される。
【0016】ここで、防水テープとしては、例えばポリ
エチレン等合成樹脂製フィルムの片面に接着剤を塗布し
たテープを使用するのが好ましいが、いわゆるブチルテ
ープと呼ばれる防湿テープを使用する場合もある。
【0017】従って、この明細書において、防水テープ
とは、防水テープの他に防湿テープを含んで意味するも
のとする。
【0018】一方、冷凍・冷蔵庫の側壁パネルは、所定
間隔をおいて平行に配置せられた2枚のアルミニウム製
の表面板の間に、発泡ポリウレタンまたは発泡フエノー
ル樹脂等の断熱材が充填せられてなるものであり、側壁
パネルの側縁部には塩化ビニル樹脂等の合成樹脂製の枠
部材が被せ止められている。
【0019】そして、床下地の周縁部に配置された断熱
パネルの端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネルの内面との
間隙もシールする必要があり、このシール材としては、
例えばシリコーンゴム、ポリウレタンゴム、ブチルゴ
ム、ネオプレンゴム等の弾性シール材を使用する。
【0020】上記断熱パネル、防水テープおよびシール
材のすべての上からコンクリートが打設されて、冷凍・
冷蔵庫の床の表面コンクリート層が形成される。
【0021】ここで、表面コンクリート層の厚みは任意
であるが、庫内で台車やフォークリフトを用いて荷役す
るさいの耐圧強度、あるいはまた断熱パネルに与える荷
重の大きさ等を考慮すると、100〜150mm程度と
するのが、好ましい。
【0022】また、上記請求項3記載の発明では、冷凍
・冷蔵庫の床に、例えば75mmを越える厚みを有する
断熱層を形成する場合に、断熱パネルが上下方向に複数
段積み重ねられた状態に敷設される。
【0023】この場合、各段の断熱パネルは、通常、そ
れぞれの上下両面に可撓性防水シートが予め被覆されて
いる。
【0024】しかしながら、断熱パネルのうち少なくと
も最上段の断熱パネルと最下段の断熱パネルとが、発泡
合成樹脂よりなる断熱材およびこれの少なくとも片面に
被覆された可撓性防水シートによって構成されておれば
良い。従ってこの場合には、中段の断熱パネルとして
は、発泡合成樹脂よりなる断熱ボードにより構成される
こともあり得る。
【0025】そして、最上段の各断熱パネルの可撓性防
水シートが同パネルの上面側にかつ最下段の各断熱パネ
ルの可撓性防水シートが同パネルの下面側に、それぞれ
配置されており、相互に隣り合う最上段の断熱パネルの
隣接側縁部の上面同士の間に防水テープが渡されてこれ
ら隣接パネル側縁部の上面に接合され、かつ相互に隣り
合う最下段の断熱パネルの隣接側縁部の下面同士の間に
防水テープが渡されてこれら隣接パネル側縁部の下面に
接合されている。
【0026】なお、上下に積み重ねられた断熱パネルの
重合面同士では、断熱材に可撓性防水シートが被覆され
ている場合には、可撓性防水シート同士が当接せしめら
れ、断熱材に可撓性防水シートが被覆されていない場合
には、断熱材同士が直接当接せしめられる。
【0027】また、冷凍・冷蔵庫の床下地の周縁部に配
置されかつ上下方向に複数段積み重ねられた断熱パネル
のうち、最上段の断熱パネルの端面と、冷凍・冷蔵庫の
側壁パネルの内面との間隙には、シール材が充填される
が、中段または下段の断熱パネルと側壁パネルの内面と
の間隙には、シール材が充填される場合と、シール材の
代わりにポリウレタン樹脂を現場において注入発泡によ
り充填する場合とがある。
【0028】冷凍・冷蔵庫の床において、厚みの厚い断
熱層を必要とする場合には、断熱パネルは、2〜4段に
積み重ねて使用されるものである。
【0029】そして、上下方向に複数段積み重ねられた
断熱パネル、防水テープおよびシール材のすべての上か
らコンクリートが打設されて、表面コンクリート層が形
成される。
【0030】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態
を、図面を参照して説明する。
【0031】図1を参照すると、この発明による冷凍・
冷蔵庫は、庫内の床下地(1) 上に、発泡ポリウレタン樹
脂よりなる断熱材(5) と、断熱材(5) の両面を被覆して
いるアルミニウム箔よりなる可撓性防水シート(6)(6)と
よりなる所要数の断熱パネル(2) が床下地(1) の全面に
わたって敷設されている。
【0032】図2に示すように、相互に隣り合う断熱パ
ネル(2)(2)の隣接側縁部の上面同士および下面同士の間
に、ポリエチレンフィルムの片面に接着剤が塗布されて
なる防水テープ(7)(7)がそれぞれ渡されてこれら隣接パ
ネル側縁部の上面および下面に接合されている。
【0033】一方、冷凍・冷蔵庫の側壁パネル(4) は、
所定間隔をおいて平行に配置せられた2枚のアルミニウ
ム製表面板(11)(11)の間に、発泡ポリウレタン製の断熱
材(12)が充填せられてなり、側壁パネル(4) の側縁部に
は塩化ビニル樹脂製の枠部材(13)が被せ止められている
ものである。そして、図1に示すように、冷凍・冷蔵庫
の側壁パネル(4) の内面と、床下地(1) の周縁部に配置
された断熱パネル(2)の端面との間隙にシリコーンゴム
製のシール材(8) が充填されている。
【0034】さらに、これら断熱パネル(2) 、防水テー
プ(7) およびシール材(8) のすべての上から表面コンク
リート層(3) が設けられているものである。
【0035】なお、図3に示すように、相互に隣り合う
断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の下面同士の間に防水テ
ープ(7) が渡されて同下面に接合される代わりに、隣り
合う断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の端面同士の間隙に
シール材(8) が充填されていても良い。
【0036】ところで、冷凍・冷蔵庫の床の断熱層の厚
みがかなり厚いものである場合には、図4に示すよう
に、断熱パネル(2) を2段に積み重ねて使用すれば良
く、冷凍・冷蔵庫内の床下地(1) 上に、所要数の断熱パ
ネル(2) が床下地(1) の全面にわたってかつ上下2段に
敷設される。
【0037】そして、相互に隣り合う上段の断熱パネル
(2)(2)の隣接側縁部の上面同士の間に上記防水テープ
(7)(7)が渡されてこれら隣接パネル側縁部の上面に接合
され、かつ相互に隣り合う下段の断熱パネル(2)(2)の隣
接側縁部の下面同士の間に上記防水テープ(7)(7)が渡さ
れてこれら隣接パネル側縁部の下面に接合されている。
【0038】また、床下地(1) の周縁部に配置された上
段の断熱パネル(2) の端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネ
ル(4) の内面との間隙にシール材(8) が充填されている
のに対し、下段の断熱パネル(2) と側壁パネル(4) の内
面との間隙には、シール材(8) の代わりに発泡ポリウレ
タン樹脂よりなる充填材(9) が、現場において注入発泡
により充填されている。
【0039】さらに、断熱パネル(2) 、防水テープ(7)
、シール材(8) 、および充填材(9)のすべての上から表
面コンクリート層(3) が設けられている。
【0040】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0041】図1と図2は、この発明の第1実施例を示
すものである。
【0042】同図において、この発明による大型プレハ
ブ冷凍・冷蔵庫は、例えば工場内の敷地(G) に立設され
るもので、敷地(G) よりも低くなるようにコンクリート
製の床下地(1) が形成され、該床下地(1) 上に全面にわ
たって、所要数の断熱パネル(2) が敷設されている。
【0043】ここで、各断熱パネル(2) は、発泡ポリウ
レタン樹脂よりなる断熱材(5) と、断熱材(5) の両面を
被覆しているアルミニウム箔よりなる可撓性防水シート
(6)(6)とよりなるものである。
【0044】そして、相互に隣り合う断熱パネル(2)(2)
の隣接側縁部の上面同士および下面同士の間に、ポリエ
チレンフィルムの片面に接着剤が塗布されてなる防水テ
ープ(7)(7)がそれぞれ渡されてこれら隣接パネル側縁部
の上面および下面に接合され、隣接パネル(2)(2)の側縁
部同士の間の目地が、防水テープ(7)(7)によってシール
されている。
【0045】一方、冷凍・冷蔵庫の側壁パネル(4) は、
所定間隔をおいて平行に配置せられた金属板製の表面板
(11)(11)の間に、発泡ポリウレタン樹脂よりなる断熱材
(12)が注入発泡により充填せられたものであり、側壁パ
ネル(4) の側縁部には塩化ビニル樹脂製の枠部材(13)が
被せ止められている。
【0046】そして、床下地(1) の周縁部に配置された
断熱パネル(2) の端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネル
(4) の内面との間隙に、シリコーンゴム製のシール材
(8) が充填されている。
【0047】さらに、これら断熱パネル(2) 、防水テー
プ(7) およびシール材(8) のすべての上から表面コンク
リート層(3) が設けられている。
【0048】こうして、表面コンクリート層(3) が設け
られたのちは、敷地(G) と、冷凍・冷蔵庫内の表面コン
クリート層(3) の上面のレベルが同一となされ、庫内で
台車やフォークリフトを用いての荷役が可能となる。
【0049】上記第1実施例の冷凍・冷蔵庫によれば、
庫内の床下地(1) に敷設される断熱パネル(2) が、発泡
ポリウレタン樹脂よりなる断熱材(5) の両面に、アルミ
ニウム箔よりなる可撓性防水シート(6)(6)が予め被覆さ
れたものであるから、冷凍・冷蔵庫の建設現場における
床の断熱防水の施工作業の工程が、従来、4工程を必要
としたものが、2工程ですむことになり、従って施工作
業が簡単で、手間がかゝらず、また断熱パネル(2) の断
熱材(5) の両面に被覆された防水シート(6)(6)が、アル
ミニウム箔よりなる軟質でかつ可撓性を有するものであ
るから、防水シート(6)(6)は床下地(1) 表面の凹凸に良
くなじんで、凹凸を吸収するため、断熱パネル(2) の敷
設のさいレベル調整を行なう必要がなく、工期の短縮化
を図り得る。
【0050】こうして、両面に可撓性防水シート(6)(6)
が被覆された断熱材(5) よりなる断熱パネル(2) が、床
下地(1) にその全面にわたって敷設されているので、冷
凍・冷蔵庫の床における断熱性能の低下がなく、かつシ
ール作業をきわめて簡単に、作業性良く実施することが
できて、防水・防湿性能が向上する。
【0051】なお、図3の変形例に示すように、相互に
隣り合う断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の下面同士の間
に防水テープ(7) が渡されて同下面に接合される代わり
に、隣り合う断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の端面同士
の間隙に、シリコーンゴム製のシール材(8) が充填され
ていても良い。
【0052】つぎに、図4は、この発明の第2実施例を
示すものである。ここで、上記第1実施例の場合と異な
る点は、冷凍・冷蔵庫の床の断熱層の厚みが、例えば7
5mmを越える程度に厚いものであって、断熱パネル
(2) が上下2段に積み重ねられて敷設されている点にあ
る。
【0053】その他、各断熱パネル(2) が、発泡ポリウ
レタン樹脂よりなる断熱材(5) の両面にアルミニウム箔
よりなる可撓性防水シート(6)(6)が被覆されてなるもの
である点は、上記第1実施例の場合と同様であるが、上
下2段の断熱パネル(2) の上下両外側の面において、隣
り合う断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の上面同士、ある
いはまた下面同士の間に防水テープ(7)(7)が渡されて接
合されているものである。
【0054】また、床下地(1) の周縁部に配置された上
段の断熱パネル(2) の端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネ
ル(4) の内面との間隙にシール材(8) が充填されている
のに対し、下段の断熱パネル(2) の端面と、側壁パネル
(4) の内面との間隙には、シール材(8) の代わりにポリ
ウレタン樹脂よりなる充填材(9) が、現場における注入
発泡により充填されている。
【0055】そして、上下2段の断熱パネル(2) 、防水
テープ(7) 、シール材(8) 、および充填材(9) のすべて
の上からコンクリートが打設されて、表面コンクリート
層(3) が形成されている。
【0056】なお、図示の大型プレハブ冷凍・冷蔵庫の
床下地(1) に敷設される断熱パネル(2) の枚数は、勿論
任意であり、複数であれば良い。
【0057】
【発明の効果】この発明は、上述のように、まず請求項
1記載の発明によれば、冷凍・冷蔵庫内の床下地上に、
発泡合成樹脂よりなる断熱材と、断熱材の両面を被覆し
ている可撓性防水シートとよりなる所要数の断熱パネル
が床下地の全面にわたって敷設され、相互に隣り合う断
熱パネルの隣接側縁部の上面同士および下面同士の間に
防水テープがそれぞれ渡されてこれら隣接パネル側縁部
の上面および下面に接合され、床下地の周縁部に配置さ
れた断熱パネルの端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネルの
内面との間隙にシール材が充填され、断熱パネル、防水
テープおよびシール材のすべての上から表面コンクリー
ト層が設けられているもので、この発明によれば、庫内
の床下地に敷設される断熱パネルが、発泡合成樹脂より
なる断熱材の両面に、可撓性防水シートが予め被覆され
たものであるから、現場における床の断熱防水の施工作
業の工程が、従来、4工程を必要としたものが、可撓性
防水シート付き断熱パネルの敷設と、表面コンクリート
層の打設の2工程ですむことになり、従って施工作業が
簡単で、手間がかゝらず、また断熱材両面の被覆シート
が、軟質でかつ可撓性を有する防水シートよりなるもの
であるから、防水シートが床下地表面の凹凸に良くなじ
んで、凹凸を吸収するため、断熱パネルの敷設のさいレ
ベル調整を行なう必要がなく、冷凍・冷蔵庫の製作工期
の短縮化を図り得る。
【0058】こうして、両面に可撓性防水シートが被覆
された断熱材よりなる断熱パネルが、床下地の全面にわ
たって敷設されているので、冷凍・冷蔵庫は、その床に
おいて断熱性能の低下がなく、かつシール作業をきわめ
て簡単に、作業性良く実施することができて、防水・防
湿性能が充分すぐれているという効果を奏する。
【0059】なお、上記における相互に隣り合う断熱パ
ネルの隣接側縁部の下面同士の間に防水テープが渡され
て同下面に接合される代わりに、隣り合う断熱パネルの
隣接側縁部の端面同士の間隙にシール材が充填されるこ
とによっても、断熱パネルの隣接側縁部の端面同士を充
分にシールすることができて、断熱防水性能を発揮し得
るものである。
【0060】また、請求項3記載の発明によれば、断熱
パネルが上下方向に複数段に積み重ねて使用されている
ので、冷凍・冷蔵庫の床に、所望の厚みを有する厚い断
熱層を形成することができる。そして、複数段の断熱パ
ネルのうち少なくとも最上段と最下段の断熱パネルの上
下両外側の面に、可撓性防水シートが予め被覆されてい
るので、冷凍・冷蔵庫の製作にあたり、現場における床
の断熱防水の施工作業の工程が、やはり可撓性防水シー
ト付き断熱パネルの敷設と、表面コンクリート層の打設
の2工程ですみ、従って施工作業が簡単で、手間がかゝ
らない。
【0061】また、最上段と最下段の断熱パネルの上下
両外側面の被覆シートが、軟質でかつ可撓性を有する防
水シートよりなるものであるから、防水シートが床下地
表面の凹凸に良くなじんで、凹凸を吸収するため、断熱
パネルの敷設のさいレベル調整を行なう必要がなく、工
期の短縮化を図り得て、建設コストが安くつき、しかも
断熱性能の低下がなく、かつシール作業をきわめて簡単
に、作業性良く実施することができて、防水・防湿性能
が充分すぐれているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す冷凍・冷蔵庫の部
分断面図である。
【図2】図1の冷凍・冷蔵庫の断熱パネルの継ぎ目部分
の例を示す拡大断面図である。
【図3】図2の変形例を示す断熱パネルの継ぎ目部分の
部分拡大断面図である。
【図4】この発明の第2実施例を示す冷凍・冷蔵庫の部
分断面図である。
【符号の説明】
1 床下地 2 断熱パネル 3 表面コンクリート層 4 側壁パネル 5 断熱材 6 可撓性防水シート 7 防水テープ 8 シール材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍・冷蔵庫内の床下地(1) 上に、発泡
    合成樹脂よりなる断熱材(5) と、断熱材(5) の両面を被
    覆している可撓性防水シート(6)(6)とよりなる所要数の
    断熱パネル(2) が床下地(1) の全面にわたって敷設さ
    れ、相互に隣り合う断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の上
    面同士および下面同士の間に防水テープ(7)(7)がそれぞ
    れ渡されてこれら隣接パネル側縁部の上面および下面に
    接合され、床下地(1) の周縁部に配置された断熱パネル
    (2) の端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネル(4) の内面と
    の間隙にシール材(8) が充填され、断熱パネル(2) 、防
    水テープ(7) およびシール材(8) のすべての上から表面
    コンクリート層(3) が設けられている、冷凍・冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 相互に隣り合う断熱パネル(2)(2)の隣接
    側縁部の下面同士の間に防水テープ(7) が渡されて同下
    面に接合される代わりに、隣り合う断熱パネル(2)(2)の
    隣接側縁部の端面同士の間隙にシール材(8) が充填され
    ている、請求項1記載の冷凍・冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷凍・冷蔵庫内の床下地(1) 上に所要数
    の断熱パネル(2) が床下地(1) の全面にわたってかつ上
    下方向に複数段に敷設され、断熱パネル(2)のうち少な
    くとも最上段の断熱パネル(2) と最下段の断熱パネル
    (2) とが、発泡合成樹脂よりなる断熱材(5) およびこれ
    の少なくとも片面に被覆された可撓性防水シート(6) に
    よって構成されたものであり、最上段の各断熱パネル
    (2) の可撓性防水シート(6) が同パネル(2) の上面側に
    かつ最下段の各断熱パネル(2) の可撓性防水シート(6)
    が同パネル(2) の下面側にそれぞれ配置されており、相
    互に隣り合う最上段の断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の
    上面同士の間に防水テープ(7)(7)が渡されてこれら隣接
    パネル側縁部の上面に接合され、かつ相互に隣り合う最
    下段の断熱パネル(2)(2)の隣接側縁部の下面同士の間に
    防水テープ(7)(7)が渡されてこれら隣接パネル側縁部の
    下面に接合され、床下地(1) の周縁部に配置された断熱
    パネル(2) の端面と、冷凍・冷蔵庫の側壁パネル(4) の
    内面との間隙にシール材(8) が充填され、断熱パネル
    (2) 、防水テープ(7) およびシール材(8)のすべての上
    から表面コンクリート層(3) が設けられている、冷凍・
    冷蔵庫。
JP19476695A 1995-07-31 1995-07-31 冷凍・冷蔵庫 Pending JPH0942826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19476695A JPH0942826A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 冷凍・冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19476695A JPH0942826A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 冷凍・冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0942826A true JPH0942826A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16329892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19476695A Pending JPH0942826A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 冷凍・冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0942826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215842A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Asahi Fiber Glass Co Ltd 断熱材および断熱構造
JP2017110772A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 ホシザキ株式会社 断熱パネル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215842A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Asahi Fiber Glass Co Ltd 断熱材および断熱構造
JP2017110772A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 ホシザキ株式会社 断熱パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3159943A (en) Composite building siding
CA2532690C (en) Flexible thermally insulative and waterproof barrier
US4869037A (en) Wall construction
PL334467A1 (en) Fluid storage tank in particular a shipborne one
US10889981B2 (en) Foundation waterproofing and insulation form system and method
US4226071A (en) Method for the preparation of low temperature structure
JP3750530B2 (ja) 真空断熱材および断熱パネル
US20120124927A1 (en) Foam injected wall panel
DK2734680T3 (en) Insulation plate
JPH0942826A (ja) 冷凍・冷蔵庫
JP7350260B2 (ja) 断熱防水屋根構造体およびこの施工方法
CN211775159U (zh) 屋面板防水结构
IE20110032A1 (en) An insulation panel
US4450192A (en) Construction barrier board
JPH09100584A (ja) I型ビーム等を用いた建築物の断熱兼気密構造の施工方法
JPH0420096Y2 (ja)
JP3790605B2 (ja) 断熱胴縁
RU2836747C1 (ru) Изотермический резервуар мембранного типа с непрерывным вспомогательным барьером и способ его изготовления
BE1022375B1 (nl) Set van bouwelementen en opvulmateriaal voor de naad tussen bouwelementen
JP2533534Y2 (ja) 屋上パラペットの廻り部材
KR102816995B1 (ko) 진공 단열재가 매립된 저온 창고용 패널 및 이의 제조 방법
JP3599170B2 (ja) 高断熱構造及びそれで用いる断熱パネル
JPS60622Y2 (ja) 冷凍庫の屋根連結部
JP7387287B2 (ja) 断熱構造体、及び板状断熱材
JP2008156910A (ja) 建築用部材及び建築構造物