JPH0942976A - 光ファイバジャイロ - Google Patents
光ファイバジャイロInfo
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- JPH0942976A JPH0942976A JP7193359A JP19335995A JPH0942976A JP H0942976 A JPH0942976 A JP H0942976A JP 7193359 A JP7193359 A JP 7193359A JP 19335995 A JP19335995 A JP 19335995A JP H0942976 A JPH0942976 A JP H0942976A
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- optical fiber
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- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims abstract description 32
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の位相変調方式、セロダイン変調方式及
びディジタル変調方式の光ファイバジャイロの欠点を除
去することを目的とする。 【解決手段】 三角形状波形、即ち、デルタセロダイン
波形信号を使用して、干渉光の強さ信号Iに基準位相差
Δβを生成する。基準位相差Δβは、時間T/2毎に絶
対値が同じで符号が異なる一定値ΔβA 及びΔβB に変
化する。干渉光の強さ信号Iの位相xは=Δθ+Δβと
なる。また、2つの基準位相差ΔβA 、ΔβB に対応し
た干渉光の強さ信号Iの差ΔI=IA −IB はサグナッ
ク位相差Δθの正弦値として得られる。
びディジタル変調方式の光ファイバジャイロの欠点を除
去することを目的とする。 【解決手段】 三角形状波形、即ち、デルタセロダイン
波形信号を使用して、干渉光の強さ信号Iに基準位相差
Δβを生成する。基準位相差Δβは、時間T/2毎に絶
対値が同じで符号が異なる一定値ΔβA 及びΔβB に変
化する。干渉光の強さ信号Iの位相xは=Δθ+Δβと
なる。また、2つの基準位相差ΔβA 、ΔβB に対応し
た干渉光の強さ信号Iの差ΔI=IA −IB はサグナッ
ク位相差Δθの正弦値として得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば航空機、船
舶、自動車等の角速度計として使用して好適な光ファイ
バジャイロに関する。
舶、自動車等の角速度計として使用して好適な光ファイ
バジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバジャイロは角速度を計測する
装置として広く使用されており、小型で且つ高い信頼性
を有する長所がある。光ファイバジャイロは光のサグナ
ック効果(サニャック効果ともいう。)を利用して角速
度を計測するように構成されている。干渉型の光ファイ
バジャイロとして、例えば位相変調方式、セロダイン変
調方式及びディジタル変調方式があり、これらについて
説明する。
装置として広く使用されており、小型で且つ高い信頼性
を有する長所がある。光ファイバジャイロは光のサグナ
ック効果(サニャック効果ともいう。)を利用して角速
度を計測するように構成されている。干渉型の光ファイ
バジャイロとして、例えば位相変調方式、セロダイン変
調方式及びディジタル変調方式があり、これらについて
説明する。
【0003】先ず図9を参照して位相変調方式の光ファ
イバジャイロを説明する。光ファイバジャイロ装置は、
半導体レーザ、発光ダイオード等の発光器1と検出光を
電流に変換する受光器2と1本の光ファイバを複数回巻
いて形成された光ファイバループ3と偏光子4と光ファ
イバを伝播する光を合成し又は分岐する第1及び第2の
カプラ5、6と光ファイバループ3の一端に設けられた
位相変調器8とを有する。
イバジャイロを説明する。光ファイバジャイロ装置は、
半導体レーザ、発光ダイオード等の発光器1と検出光を
電流に変換する受光器2と1本の光ファイバを複数回巻
いて形成された光ファイバループ3と偏光子4と光ファ
イバを伝播する光を合成し又は分岐する第1及び第2の
カプラ5、6と光ファイバループ3の一端に設けられた
位相変調器8とを有する。
【0004】発光器1より出力された光は第1のカプラ
5及び偏光子4を経由し、第2のカプラ6によって2つ
の伝播光に分岐され、光ファイバループ3を互いに反対
方向に伝播する。即ち、一方は光ファイバループ3を右
周りに伝播し、他方は左周りに伝播する。
5及び偏光子4を経由し、第2のカプラ6によって2つ
の伝播光に分岐され、光ファイバループ3を互いに反対
方向に伝播する。即ち、一方は光ファイバループ3を右
周りに伝播し、他方は左周りに伝播する。
【0005】光ファイバループ3に外から角速度Ωが加
わると、サグナック効果によって、光ファイバループ3
内を互いに反対方向に伝播する光の間に位相差Δθが生
じる。斯かる位相差Δθはサグナック位相差と称され、
角速度Ωに比例し、次の式で表される。
わると、サグナック効果によって、光ファイバループ3
内を互いに反対方向に伝播する光の間に位相差Δθが生
じる。斯かる位相差Δθはサグナック位相差と称され、
角速度Ωに比例し、次の式で表される。
【0006】
【数1】Δθ=(2πDL/λc)Ω
【0007】ここに、Dは光ファイバループ3のループ
径、Lは光ファイバループ3の長さ、λは発光器1から
出力される光の波長、cは光速、Ωは光ファイバループ
3のループの中心軸線周りの角速度を表す。
径、Lは光ファイバループ3の長さ、λは発光器1から
出力される光の波長、cは光速、Ωは光ファイバループ
3のループの中心軸線周りの角速度を表す。
【0008】位相変調方式によると、光ファイバループ
3を右周りに伝播する光と左周りに伝播する光は位相変
調器8によってそれぞれ位相変調される。光ファイバル
ープ3を右周りに伝播する光EC と左周りに伝播する光
ECCは光ファイバループ3の両端にて次のように表され
る。
3を右周りに伝播する光と左周りに伝播する光は位相変
調器8によってそれぞれ位相変調される。光ファイバル
ープ3を右周りに伝播する光EC と左周りに伝播する光
ECCは光ファイバループ3の両端にて次のように表され
る。
【0009】
【数2】EC =E0 sin(ωt−Δθ/2+β0 ) ECC=E0 sin(ωt+Δθ/2+βT )
【0010】ここに、E0 は振幅、ωは光の周波数に対
する角周波数、tは時間、Δθ/2はサグナック効果に
より生じた位相差、β0 及びβT は位相変調器8によっ
て生成された位相差である。右周りに伝播する光EC の
位相差β0 は光ファイバループ3を右周りに伝播してか
ら光ファイバループ3の出口にて位相変調されて生成し
たものであり、左周りに伝播する光ECCの位相差βT は
光ファイバループ3の入口にて位相変調されてから光フ
ァイバループ3を左周りに伝播した光に生成されたもの
である。
する角周波数、tは時間、Δθ/2はサグナック効果に
より生じた位相差、β0 及びβT は位相変調器8によっ
て生成された位相差である。右周りに伝播する光EC の
位相差β0 は光ファイバループ3を右周りに伝播してか
ら光ファイバループ3の出口にて位相変調されて生成し
たものであり、左周りに伝播する光ECCの位相差βT は
光ファイバループ3の入口にて位相変調されてから光フ
ァイバループ3を左周りに伝播した光に生成されたもの
である。
【0011】斯かる2つの伝播光EC 、ECCは第2のカ
プラ6によって合成され、干渉光は第1のカプラ5を経
由して受光器2によって検出される。受光器2によって
検出される干渉光の強さIは次の式によって表される。
プラ6によって合成され、干渉光は第1のカプラ5を経
由して受光器2によって検出される。受光器2によって
検出される干渉光の強さIは次の式によって表される。
【0012】
【数3】 I=2E0 2〔1+cos(Δθ+βT −β0 )〕 =2E0 2〔1+cos(Δθ+Δβ)〕 =2E0 2(1+cosx)
【0013】但し、Δβ=βT −β0 、x=Δθ+Δβ
である。位相変調をしない方式(Δβ=0)では、受光
器2によって検出される干渉光の強さIは位相差Δθの
余弦値cosΔθの関数だから、入力角速度Ωが小さい
と、干渉光の強さIの変動量が小さく、正確な位相差Δ
θを得られない。位相変調方式(Δβ≠0)では、正弦
曲線の勾配が大きい領域に動作点があるから、入力角速
度Ωが小さいときでも正確な位相差Δθを得ることがで
きる。
である。位相変調をしない方式(Δβ=0)では、受光
器2によって検出される干渉光の強さIは位相差Δθの
余弦値cosΔθの関数だから、入力角速度Ωが小さい
と、干渉光の強さIの変動量が小さく、正確な位相差Δ
θを得られない。位相変調方式(Δβ≠0)では、正弦
曲線の勾配が大きい領域に動作点があるから、入力角速
度Ωが小さいときでも正確な位相差Δθを得ることがで
きる。
【0014】位相変調は角周波数ωm の基準周波数の正
弦波を使用して行われる。斯かる場合、位相差βT 及び
β0 は次の式によって表される。
弦波を使用して行われる。斯かる場合、位相差βT 及び
β0 は次の式によって表される。
【0015】
【数4】βT =βsin(ωm t+ωm ・τ/2) β0 =βsin(ωm t−ωm ・τ/2)
【0016】ここに、βは定数、τは光が光ファイバル
ープ3を伝播するのに要する時間である。この式より2
つの位相差βT 、β0 の差Δβ=βT −β0 を求めると
次のようになる。
ープ3を伝播するのに要する時間である。この式より2
つの位相差βT 、β0 の差Δβ=βT −β0 を求めると
次のようになる。
【0017】
【数5】 Δβ=βT −β0 =2βsin(ωm ・τ/2)・cosωm t =zcosωm t
【0018】ここにzは位相変調度と称され次の式によ
って表される。
って表される。
【0019】
【数6】z=2βsinωm τ/2
【0020】位相変調度zは位相変調器8に供給される
電圧信号の大きさによって変化する。位相差Δβを数3
の式に代入すると次の式が得られる。
電圧信号の大きさによって変化する。位相差Δβを数3
の式に代入すると次の式が得られる。
【0021】
【数7】I=2E0 2〔1+cosΔθ・{J0 (z)+
2Σk=1 J2k(z)cos2k・ωm t}−2sinΔ
θ・Σk=0 J2k+1(z)sin(2k+1)ωm t〕
2Σk=1 J2k(z)cos2k・ωm t}−2sinΔ
θ・Σk=0 J2k+1(z)sin(2k+1)ωm t〕
【0022】EO は光の強さに関係する定数、ωm は位
相変調器8によって付与された角周波数、zは位相変調
度、J0 、J1 、J2 、・・・はベッセル関数、tは時
間である。
相変調器8によって付与された角周波数、zは位相変調
度、J0 、J1 、J2 、・・・はベッセル関数、tは時
間である。
【0023】数7の式は次の数8の式のように表され
る。
る。
【0024】
【数8】I=I0 −I1 sinωm t+I2 cos2ω
m t−I3 sin3ωm t+I4cos4ωm t+・・
・
m t−I3 sin3ωm t+I4cos4ωm t+・・
・
【0025】但し、I0 、I1 、I2 、I3 、I4 は次
の数9の式によって表される。尚、I0 は直流成分、I
1 は1倍波成分、I2 は2倍波成分、I3 は3倍波成分
等と称される。
の数9の式によって表される。尚、I0 は直流成分、I
1 は1倍波成分、I2 は2倍波成分、I3 は3倍波成分
等と称される。
【0026】
【数9】I0 =2E0 2{1+J0 (z)cosΔθ} I1 =4E0 2J1 (z)sinΔθ I2 =4E0 2J2 (z)cosΔθ I3 =4E0 2J3 (z)sinΔθ I4 =4E0 2J4 (z)cosΔθ
【0027】位相変調方式の光ファイバジャイロ装置で
は、受光器2が受光する干渉光の強さIは数9の式に示
されるように、cosΔθの項ばかりでなくsinΔθ
の項を含むから、入力角速度Ωが小さくサグナック位相
差Δθの値が小さいときには、sinΔθの項を取り出
してサグナック位相差Δθを求めれば正確な値が得られ
る。
は、受光器2が受光する干渉光の強さIは数9の式に示
されるように、cosΔθの項ばかりでなくsinΔθ
の項を含むから、入力角速度Ωが小さくサグナック位相
差Δθの値が小さいときには、sinΔθの項を取り出
してサグナック位相差Δθを求めれば正確な値が得られ
る。
【0028】再び図9を参照する。光ファイバジャイロ
装置は更に電流電圧変換器7と信号発生器11と同期検
波器12と信号処理部13とを有する。電流電圧変換器
7は受光器2より出力された電流信号を電圧信号に変換
し、それを同期検波部12に出力する。信号発生器11
は角周波数ωm の基準信号を発生する信号発生部と斯か
る基準信号を倍周して角周波数2ωm 、3ωm 、4ωm
のパルス信号を生成する倍周器とを有する。
装置は更に電流電圧変換器7と信号発生器11と同期検
波器12と信号処理部13とを有する。電流電圧変換器
7は受光器2より出力された電流信号を電圧信号に変換
し、それを同期検波部12に出力する。信号発生器11
は角周波数ωm の基準信号を発生する信号発生部と斯か
る基準信号を倍周して角周波数2ωm 、3ωm 、4ωm
のパルス信号を生成する倍周器とを有する。
【0029】同期検波器12は信号発生器11より供給
された角周波数ωm 、2ωm 、3ω m 、4ωm の信号と
電流電圧変換器7より出力された電圧信号を入力する。
先ず、干渉光の強度信号Iより直流成分IO を除去す
る。次に、角周波数ωm 、2ω m 、3ωm 、4ωm の信
号によって干渉光の強度信号Iを同期検波し、1倍波成
分I1 、2倍波成分I2 、3倍波成分I3 及び4倍波成
分I4 等の信号成分を得る。
された角周波数ωm 、2ωm 、3ω m 、4ωm の信号と
電流電圧変換器7より出力された電圧信号を入力する。
先ず、干渉光の強度信号Iより直流成分IO を除去す
る。次に、角周波数ωm 、2ω m 、3ωm 、4ωm の信
号によって干渉光の強度信号Iを同期検波し、1倍波成
分I1 、2倍波成分I2 、3倍波成分I3 及び4倍波成
分I4 等の信号成分を得る。
【0030】これらの信号を使用してサグナック位相差
Δθを求めるためには、数9の式よりE0 、J
1 (z)、J2 (z)、J3 (z)、J4 (z)を消去
すればよい。例えば、J1 (z)=J2 (z)であれば
よい。J1 (z)=J2 (z)を満たす変調度zのうち
最大値を最適な変調度z0 とすると、z0 ≒2.63で
ある。従って、変調度z≒2.63となるように位相変
調器8によって位相変調すればよい。それによって、数
9の2式を使用してサグナック位相差Δθが求められ
る。これは信号処理部13によって演算される。
Δθを求めるためには、数9の式よりE0 、J
1 (z)、J2 (z)、J3 (z)、J4 (z)を消去
すればよい。例えば、J1 (z)=J2 (z)であれば
よい。J1 (z)=J2 (z)を満たす変調度zのうち
最大値を最適な変調度z0 とすると、z0 ≒2.63で
ある。従って、変調度z≒2.63となるように位相変
調器8によって位相変調すればよい。それによって、数
9の2式を使用してサグナック位相差Δθが求められ
る。これは信号処理部13によって演算される。
【0031】次に図10を参照して従来のセロダイン変
調方式の光ファイバジャイロを説明する。セロダイン変
調方式の光ファイバジャイロは位相変調方式の光ファイ
バジャイロを改良したもので、位相変調方式の光ファイ
バジャイロより広いダイナミックレンジを得ることがで
きるように構成されている。
調方式の光ファイバジャイロを説明する。セロダイン変
調方式の光ファイバジャイロは位相変調方式の光ファイ
バジャイロを改良したもので、位相変調方式の光ファイ
バジャイロより広いダイナミックレンジを得ることがで
きるように構成されている。
【0032】セロダイン変調方式の光ファイバジャイロ
では位相変調器8に加えて更にセロダイン変調器9が設
けられている。光ファイバループ3を右周りに伝播する
光E C と左周りに伝播する光ECCは位相変調器8による
位相変調に重畳して更にセロダイン変調される。光ファ
イバループ3を伝播した光は数2の式の代わりに次の数
10の式によって表される。
では位相変調器8に加えて更にセロダイン変調器9が設
けられている。光ファイバループ3を右周りに伝播する
光E C と左周りに伝播する光ECCは位相変調器8による
位相変調に重畳して更にセロダイン変調される。光ファ
イバループ3を伝播した光は数2の式の代わりに次の数
10の式によって表される。
【0033】
【数10】 EC =E0 sin(ωt−Δθ/2+β0 +αT ) ECC=E0 sin(ωt+Δθ/2+βT +α0 )
【0034】α0 、αT は光ファイバループ3を右周り
に伝播する光と左周りに伝播する光において、セロダイ
ン変調器9によって生成された位相差である。受光器2
によって検出される干渉光の強さIは次の式によって表
される。
に伝播する光と左周りに伝播する光において、セロダイ
ン変調器9によって生成された位相差である。受光器2
によって検出される干渉光の強さIは次の式によって表
される。
【0035】
【数11】 I=2E0 2〔1+cos(Δθ+βT −β0 +α0 −αT )〕 =2E0 2〔1+cos(Δθ+Δβ+Δα)〕
【0036】ここにΔβは位相変調器8によって生成さ
れた位相差、Δαはセロダイン変調器9によって生成さ
れた位相差である。Δαはセロダイン位相差と称され
る。
れた位相差、Δαはセロダイン変調器9によって生成さ
れた位相差である。Δαはセロダイン位相差と称され
る。
【0037】
【数12】Δβ=βT −β0 Δα=α0 −αT
【0038】数3の式と数11の式を比較すると明らか
なように、セロダイン変調方式では、干渉光の光の強さ
Iは数7の式にてΔθの代わりにΔθ+Δαを代入して
得られる。従って、受光器2によって出力される電流信
号の直流成分、1倍波成分、2倍波成分、3倍波成分等
は数9の式に対応して次の式によって表される。
なように、セロダイン変調方式では、干渉光の光の強さ
Iは数7の式にてΔθの代わりにΔθ+Δαを代入して
得られる。従って、受光器2によって出力される電流信
号の直流成分、1倍波成分、2倍波成分、3倍波成分等
は数9の式に対応して次の式によって表される。
【0039】
【数13】 I0 =2E0 2{1+J0 (z)cos(Δθ+Δα)} I1 =4E0 2J1 (z)sin(Δθ+Δα) I2 =4E0 2J2 (z)cos(Δθ+Δα) I3 =4E0 2J3 (z)sin(Δθ+Δα) I4 =4E0 2J4 (z)cos(Δθ+Δα)
【0040】図11に斯かるセロダイン変調によって生
成された位相差信号α0 、αT 及びセロダイン位相差Δ
αを示す。図11Aに示すように、位相差信号α0 、α
T は振幅2π、周期TS の鋸歯状波である。図11Bに
示すように、セロダイン位相差Δαは交互に値がαS と
αS −2πに変化する矩形波である。αS は鋸歯状波の
勾配2π/TS に比例し、次の式によって表される。
成された位相差信号α0 、αT 及びセロダイン位相差Δ
αを示す。図11Aに示すように、位相差信号α0 、α
T は振幅2π、周期TS の鋸歯状波である。図11Bに
示すように、セロダイン位相差Δαは交互に値がαS と
αS −2πに変化する矩形波である。αS は鋸歯状波の
勾配2π/TS に比例し、次の式によって表される。
【0041】
【数14】αS =2πτ/TS =2πfS τ
【0042】ここで、TS はセロダイン位相差Δαの周
期、fS (=1/TS )はセロダイン位相差Δαの周波
数、τは光ファイバループ3を光が伝播するのに要する
時間である。
期、fS (=1/TS )はセロダイン位相差Δαの周波
数、τは光ファイバループ3を光が伝播するのに要する
時間である。
【0043】セロダイン変調方式では、sin(Δθ+
Δα)=0となるように、セロダイン変調器9によって
伝播光は位相変調される。従って、セロダイン変調器9
を含むフィードバックループによる安定点ではΔα=−
Δθである。このとき図11Aに示す鋸歯状波の勾配2
π/TS はサグナック位相差Δθ(即ち角速度Ω)に比
例している。
Δα)=0となるように、セロダイン変調器9によって
伝播光は位相変調される。従って、セロダイン変調器9
を含むフィードバックループによる安定点ではΔα=−
Δθである。このとき図11Aに示す鋸歯状波の勾配2
π/TS はサグナック位相差Δθ(即ち角速度Ω)に比
例している。
【0044】Δα=αS =2πτ/TS とすると、正負
の符号を無視して、Δθ=2πτ/TS となる。これを
数1の式に代入すると、次の式が得られる。
の符号を無視して、Δθ=2πτ/TS となる。これを
数1の式に代入すると、次の式が得られる。
【0045】
【数15】Ω=λcτ/DLTS =λcτfS /DL
【0046】再び図10を参照する。光ファイバジャイ
ロは更に信号発生器11と同期検波器12と第1及び第
2の積分器15、16とカウンタ17とリセット回路1
8と2π基準器19とを有する。
ロは更に信号発生器11と同期検波器12と第1及び第
2の積分器15、16とカウンタ17とリセット回路1
8と2π基準器19とを有する。
【0047】同期検波器12は信号発生器11より出力
された角周波数ωm の基準信号を入力して数13の式の
1倍波成分I1 を同期検波する。従って、同期検波器1
2より第1の積分器15に1倍波信号I1 が供給され
る。第2の積分器16はセロダイン位相差Δαに比例し
た勾配にて増加する傾斜信号を生成する。
された角周波数ωm の基準信号を入力して数13の式の
1倍波成分I1 を同期検波する。従って、同期検波器1
2より第1の積分器15に1倍波信号I1 が供給され
る。第2の積分器16はセロダイン位相差Δαに比例し
た勾配にて増加する傾斜信号を生成する。
【0048】一方、2π基準器19によって生成された
2π信号はリセット回路18に供給される。リセット回
路18は2πリセット信号を生成し、積分器16の傾斜
信号の値が増加して2πになったらそれをリセットす
る。こうして、第2の積分器16からは図11Aに示す
如きセロダイン変調信号が生成され、斯かるセロダイン
変調信号はセロダイン変調器9に供給される。
2π信号はリセット回路18に供給される。リセット回
路18は2πリセット信号を生成し、積分器16の傾斜
信号の値が増加して2πになったらそれをリセットす
る。こうして、第2の積分器16からは図11Aに示す
如きセロダイン変調信号が生成され、斯かるセロダイン
変調信号はセロダイン変調器9に供給される。
【0049】上述のように、セロダイン変調方式では、
sin(Δθ+Δα)=0となるように位相変調され
る。このとき、同期検波器12の出力信号I1 はゼロと
なる。従って、このときカウンタ17によって図11A
に示す如きセロダイン位相波形の波数が計数され、周波
数fS が求められる。この周波数fS より数15の式に
よって角速度Ωが求められる。
sin(Δθ+Δα)=0となるように位相変調され
る。このとき、同期検波器12の出力信号I1 はゼロと
なる。従って、このときカウンタ17によって図11A
に示す如きセロダイン位相波形の波数が計数され、周波
数fS が求められる。この周波数fS より数15の式に
よって角速度Ωが求められる。
【0050】次に図12〜図14を参照して従来のディ
ジタル変調方式の光ファイバジャイロを説明する。ディ
ジタル変調方式では、位相変調器8によって光ファイバ
ループ3を伝播する光は位相変調され、それによって干
渉光の強さ信号Iに時間τ毎にΔβ1 =+π/2とΔβ
2 =−π/2に交互に変化する位相差Δβが生成され
る。従って、干渉光の強さ信号Iは、数3の式にΔβ=
±π/2を代入して、次のように表される。
ジタル変調方式の光ファイバジャイロを説明する。ディ
ジタル変調方式では、位相変調器8によって光ファイバ
ループ3を伝播する光は位相変調され、それによって干
渉光の強さ信号Iに時間τ毎にΔβ1 =+π/2とΔβ
2 =−π/2に交互に変化する位相差Δβが生成され
る。従って、干渉光の強さ信号Iは、数3の式にΔβ=
±π/2を代入して、次のように表される。
【0051】
【数16】 I1 =2E0 2{1+cos(Δθ+Δβ1 )} =2E0 2{1+cos(Δθ+π/2)} =2E0 2(1−sinΔθ) I2 =2E0 2{1+cos(Δθ+Δβ2 )} =2E0 2{1+cos(Δθ−π/2)} =2E0 2(1+sinΔθ)
【0052】これより、位相差がΔβ1 =+π/2のと
きとΔβ2 =−π/2のときの干渉光の強さIの差ΔI
=I1 −I2 を求める。
きとΔβ2 =−π/2のときの干渉光の強さIの差ΔI
=I1 −I2 を求める。
【0053】
【数17】 ΔI=I1 −I2 =2E0 2(1−sinΔθ)−2E0 2(1+sinΔθ) =−4E0 2sinΔθ
【0054】この式の右辺は位相変調器8によって生成
された位相差Δβを含まないから、サグナック位相差Δ
θを求めることができる。こうして、ディジタル変調方
式によると、位相変調器8によって干渉光Iに時間τ毎
に変化する位相差Δβ=±π/2を生成し、位相差がΔ
β1 =+π/2のときの光の強さI1 とΔβ2 =−π/
2のときの光の強さI2 の差ΔIを求め、これよりΔθ
の値を求める。
された位相差Δβを含まないから、サグナック位相差Δ
θを求めることができる。こうして、ディジタル変調方
式によると、位相変調器8によって干渉光Iに時間τ毎
に変化する位相差Δβ=±π/2を生成し、位相差がΔ
β1 =+π/2のときの光の強さI1 とΔβ2 =−π/
2のときの光の強さI2 の差ΔIを求め、これよりΔθ
の値を求める。
【0055】図13〜図14を参照してディジタル変調
方式を具体的に説明する。ディジタル変調方式による
と、右周りの光Ecwはその位相差β0 が例えば図13A
に示すように周期2τ且つ振幅π/4の周期的な矩形波
となるように位相変調され、左周りの光Eccw はその位
相差βT が例えば図13Bに示すように矩形波となるよ
うに位相変調される。左周りの光Eccw の位相差βT は
右周りの光Ecwの位相差の波形と同一の矩形波を有する
が、右周りの光Ecwの位相差に対して時間τだけ遅れて
いる。
方式を具体的に説明する。ディジタル変調方式による
と、右周りの光Ecwはその位相差β0 が例えば図13A
に示すように周期2τ且つ振幅π/4の周期的な矩形波
となるように位相変調され、左周りの光Eccw はその位
相差βT が例えば図13Bに示すように矩形波となるよ
うに位相変調される。左周りの光Eccw の位相差βT は
右周りの光Ecwの位相差の波形と同一の矩形波を有する
が、右周りの光Ecwの位相差に対して時間τだけ遅れて
いる。
【0056】こうして、右周りの光Ecwの位相差β0 と
左周りの光Eccw の位相差βT との差、即ち位相差Δβ
=β0 −βT は図13Cに示すように時間τ毎に交互に
+π/2と−π/2に変化する矩形波となる。
左周りの光Eccw の位相差βT との差、即ち位相差Δβ
=β0 −βT は図13Cに示すように時間τ毎に交互に
+π/2と−π/2に変化する矩形波となる。
【0057】図13Dは数3の式の位相x=Δθ+Δβ
の波形を表す。光ファイバジャイロに角速度Ωが働かな
いときは、Δθ=0だから図13Dの位相xの波形は図
13Cの位相差Δβに一致する。
の波形を表す。光ファイバジャイロに角速度Ωが働かな
いときは、Δθ=0だから図13Dの位相xの波形は図
13Cの位相差Δβに一致する。
【0058】次に、図14を参照して、数3の式又は数
16の式を使用して、位相差ΔβがΔβ1 =+π/2の
ときの干渉光の強さI1 、Δβ2 =−π/2のときの干
渉光の強さI2 を求める方法を示す。
16の式を使用して、位相差ΔβがΔβ1 =+π/2の
ときの干渉光の強さI1 、Δβ2 =−π/2のときの干
渉光の強さI2 を求める方法を示す。
【0059】図14Aは数3の式のグラフであり、位相
差xと光の強さIの関係を表すのによく用いられる。斯
かるグラフにて、横軸は位相x(=Δθ+Δβ)、縦軸
は干渉光の強さI(x)である。図14Aの下側に示さ
れた図14B及び図14Cは横軸(図14Aの縦軸方
向)が時間、縦軸(図14Aの横軸方向)が位相x(=
Δθ+Δβ)である。図14Aの右側に示された図14
D及び図14Eは横軸(図14Aの横軸方向)が時間、
縦軸(図14Aの縦軸方向)が干渉光の強さIである。
差xと光の強さIの関係を表すのによく用いられる。斯
かるグラフにて、横軸は位相x(=Δθ+Δβ)、縦軸
は干渉光の強さI(x)である。図14Aの下側に示さ
れた図14B及び図14Cは横軸(図14Aの縦軸方
向)が時間、縦軸(図14Aの横軸方向)が位相x(=
Δθ+Δβ)である。図14Aの右側に示された図14
D及び図14Eは横軸(図14Aの横軸方向)が時間、
縦軸(図14Aの縦軸方向)が干渉光の強さIである。
【0060】図14Bはサグナック位相差Δθ=0の場
合の位相x(=Δθ+Δβ)の波形を示し、図13Cの
波形に対応している。図14Dは斯かる場合の干渉光の
強さIを表す。同様に、図14Cはサグナック位相差Δ
θ≠0の場合の位相x(=Δθ+Δβ)の波形を示し、
図13Dの波形に対応している。図14Eは斯かる場合
の干渉光の強さIを表す。
合の位相x(=Δθ+Δβ)の波形を示し、図13Cの
波形に対応している。図14Dは斯かる場合の干渉光の
強さIを表す。同様に、図14Cはサグナック位相差Δ
θ≠0の場合の位相x(=Δθ+Δβ)の波形を示し、
図13Dの波形に対応している。図14Eは斯かる場合
の干渉光の強さIを表す。
【0061】サグナック位相差Δθ=0の場合には、図
14Bに示すように位相xの値が+π/2と−π/2と
に交互に変化しても、干渉光の強さIは図14Dに示す
ように(スパイク状の突起部を除いて)一定値となる。
しかしながら、サグナック位相差Δθ≠0の場合には、
図14Cに示すように位相xの値は時間τ毎に交互にΔ
θ−π/2とΔθ+π/2に変化し、このとき干渉光の
強さIは図14Eに示すように(スパイク状の突起部を
除いて)時間τ毎に交互に変化する。
14Bに示すように位相xの値が+π/2と−π/2と
に交互に変化しても、干渉光の強さIは図14Dに示す
ように(スパイク状の突起部を除いて)一定値となる。
しかしながら、サグナック位相差Δθ≠0の場合には、
図14Cに示すように位相xの値は時間τ毎に交互にΔ
θ−π/2とΔθ+π/2に変化し、このとき干渉光の
強さIは図14Eに示すように(スパイク状の突起部を
除いて)時間τ毎に交互に変化する。
【0062】図14Dにて干渉光の強さIの値が時間τ
毎にスパイク状の突起部を有するのは、図14Bの波形
にて示す位相xの値が−π/2と+π/2との間を変化
するときに、図14Aの正弦波の干渉光の強さIが増加
するからである。同様に、図14Eにて干渉光の強さI
の値が時間τ毎にスパイク状の突起部を有するのは、図
14Cの波形にて示す位相xの値がΔθ−π/2とΔθ
+π/2の間を変化するときに、図14Aの正弦波の干
渉光の強さIが増加するからである。
毎にスパイク状の突起部を有するのは、図14Bの波形
にて示す位相xの値が−π/2と+π/2との間を変化
するときに、図14Aの正弦波の干渉光の強さIが増加
するからである。同様に、図14Eにて干渉光の強さI
の値が時間τ毎にスパイク状の突起部を有するのは、図
14Cの波形にて示す位相xの値がΔθ−π/2とΔθ
+π/2の間を変化するときに、図14Aの正弦波の干
渉光の強さIが増加するからである。
【0063】図14Eの矩形波がハイレベルにあるのは
位相x=Δθ−π/2のときの干渉光の強さI2 を表
し、矩形波がロウレベルにあるのは位相x=Δθ+π/
2のときの干渉光の強さI1 を表す。従って、図14E
の矩形波のハイレベルとロウレベルの差は、干渉光の強
さの偏差ΔI=I2 −I1 に対応している。
位相x=Δθ−π/2のときの干渉光の強さI2 を表
し、矩形波がロウレベルにあるのは位相x=Δθ+π/
2のときの干渉光の強さI1 を表す。従って、図14E
の矩形波のハイレベルとロウレベルの差は、干渉光の強
さの偏差ΔI=I2 −I1 に対応している。
【0064】即ち、図14Eの矩形波のハイレベルとロ
ウレベルの差の大きさは数17の式の右辺を表す。こう
して、ディジタル変調方式では、図14Aの光の強さI
を示す正弦波より、図14Eの干渉光の強さIの矩形波
を生成し、斯かる矩形波のハイレベルとロウレベルの差
より数17の式によってΔθが求められる。
ウレベルの差の大きさは数17の式の右辺を表す。こう
して、ディジタル変調方式では、図14Aの光の強さI
を示す正弦波より、図14Eの干渉光の強さIの矩形波
を生成し、斯かる矩形波のハイレベルとロウレベルの差
より数17の式によってΔθが求められる。
【0065】再び図12を参照して説明する。本例の光
ファイバジャイロは更にタイミング信号発生器21と位
相変調信号発生部22とAD変換器23と信号処理部2
4とを有する。タイミング信号発生器21は周期τのタ
イミング信号を生成してそれを位相変調信号発生部22
及び信号処理部24に供給する。位相変調信号発生部2
2は図13A、図13B及び図13Cに示す如き位相差
β0 、βT 、Δβを生成するための位相変調器駆動信号
を生成する。
ファイバジャイロは更にタイミング信号発生器21と位
相変調信号発生部22とAD変換器23と信号処理部2
4とを有する。タイミング信号発生器21は周期τのタ
イミング信号を生成してそれを位相変調信号発生部22
及び信号処理部24に供給する。位相変調信号発生部2
2は図13A、図13B及び図13Cに示す如き位相差
β0 、βT 、Δβを生成するための位相変調器駆動信号
を生成する。
【0066】一方、A/D変換器23は電流電圧変換器
7からの電圧信号(図14D及び図14Eに示す。)を
入力して、干渉光の強さIを示すディジタル信号を生成
し、その値I1 及びI2 を信号処理部24に供給する。
信号処理部24はタイミング信号発生器21からのタイ
ミング信号に基づいて作動し、斯かる2つの値I1 、I
2 を交互に記憶し、数17の式の引き算をする。それに
よって得られたサグナック位相差Δθより数1の式に従
って角速度Ωが計算される。
7からの電圧信号(図14D及び図14Eに示す。)を
入力して、干渉光の強さIを示すディジタル信号を生成
し、その値I1 及びI2 を信号処理部24に供給する。
信号処理部24はタイミング信号発生器21からのタイ
ミング信号に基づいて作動し、斯かる2つの値I1 、I
2 を交互に記憶し、数17の式の引き算をする。それに
よって得られたサグナック位相差Δθより数1の式に従
って角速度Ωが計算される。
【0067】
【発明が解決しようとする課題】位相変調方式及びセロ
ダイン変調方式の光ファイバジャイロ装置では、同期検
波器12の入力信号Iは数9の式及び数13の式に示す
ように、正弦波成分ばかりでなく余弦波成分を含み、斯
かる余弦波成分のため、入力角速度Ωがゼロのときでも
入力信号Iは大きな値となる。従って、同期検波器12
の交流ゲインを大きくすることが困難となり、同期検波
器12のノイズが直接ジャイロ信号の誤差源となる欠点
があった。
ダイン変調方式の光ファイバジャイロ装置では、同期検
波器12の入力信号Iは数9の式及び数13の式に示す
ように、正弦波成分ばかりでなく余弦波成分を含み、斯
かる余弦波成分のため、入力角速度Ωがゼロのときでも
入力信号Iは大きな値となる。従って、同期検波器12
の交流ゲインを大きくすることが困難となり、同期検波
器12のノイズが直接ジャイロ信号の誤差源となる欠点
があった。
【0068】従来のディジタル変調方式の光ファイバジ
ャイロでは、位相変調に用いる矩形波信号β0 、βT の
周期は2τ(τは光が光ファイバループ3を伝播するの
に要する時間。)である。このため、通常の長さの光フ
ァイバループ3を使用する場合、斯かる周期2τに対応
する周波数はメガHzのオーダとなり、使用する全ての回
路が高周波回路となる。従って電気的ノイズ等の対策が
必要となり、低周波回路を使用する場合に比べて費用が
高くなる欠点があった。
ャイロでは、位相変調に用いる矩形波信号β0 、βT の
周期は2τ(τは光が光ファイバループ3を伝播するの
に要する時間。)である。このため、通常の長さの光フ
ァイバループ3を使用する場合、斯かる周期2τに対応
する周波数はメガHzのオーダとなり、使用する全ての回
路が高周波回路となる。従って電気的ノイズ等の対策が
必要となり、低周波回路を使用する場合に比べて費用が
高くなる欠点があった。
【0069】本発明は斯かる点に鑑み、従来の位相変調
方式、セロダイン変調方式及びディジタル変調方式の光
ファイバジャイロの欠点を除去することを目的とする。
方式、セロダイン変調方式及びディジタル変調方式の光
ファイバジャイロの欠点を除去することを目的とする。
【0070】
【課題を解決するための手段】本発明によると、例えば
図1に示すように、光源と、光ファイバループと、該光
ファイバループ内を互いに反対方向に伝搬する第1の伝
播光と第2の伝播光との間の位相を変化させる位相変調
器と、上記第1の伝播光と第2の伝播光の干渉光を検出
する受光器と、を有し、上記光ファイバループがループ
の中心軸線周りに角速度Ωにて回転するとき上記干渉光
の強さ信号Iに発生するサグナック位相差Δθより上記
角速度Ωを求めるように構成された光ファイバジャイロ
において、上記位相変調器によって上記干渉光の強さの
信号Iに時間T/2毎に互いに符号が反対で絶対値が等
しい2つの一定値ΔβA 及びΔβB に交互に変化する矩
形波信号の基準位相差Δβが生成され、上記基準位相差
Δβを生成するために上記位相変調器に供給される制御
電圧信号は、時間T/2毎に傾斜が正負に反転して折れ
曲がる三角形状波のデルタセロダイン波形信号であるこ
とを特徴とする。
図1に示すように、光源と、光ファイバループと、該光
ファイバループ内を互いに反対方向に伝搬する第1の伝
播光と第2の伝播光との間の位相を変化させる位相変調
器と、上記第1の伝播光と第2の伝播光の干渉光を検出
する受光器と、を有し、上記光ファイバループがループ
の中心軸線周りに角速度Ωにて回転するとき上記干渉光
の強さ信号Iに発生するサグナック位相差Δθより上記
角速度Ωを求めるように構成された光ファイバジャイロ
において、上記位相変調器によって上記干渉光の強さの
信号Iに時間T/2毎に互いに符号が反対で絶対値が等
しい2つの一定値ΔβA 及びΔβB に交互に変化する矩
形波信号の基準位相差Δβが生成され、上記基準位相差
Δβを生成するために上記位相変調器に供給される制御
電圧信号は、時間T/2毎に傾斜が正負に反転して折れ
曲がる三角形状波のデルタセロダイン波形信号であるこ
とを特徴とする。
【0071】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて 、上記基準位相差は、nを正の整数としてΔβA
=−(2n−1)π/2及びΔβB =+(2n−1)π
/2となることを特徴とする。他の例では、上記基準位
相差は、nを正の整数、δを|δ|<π/2を満たす任
意の定数としてΔβA =−〔(2n−1)π/2+δ〕
及びΔβB =+〔(2n−1)π/2+δ〕となること
を特徴とする。
いて 、上記基準位相差は、nを正の整数としてΔβA
=−(2n−1)π/2及びΔβB =+(2n−1)π
/2となることを特徴とする。他の例では、上記基準位
相差は、nを正の整数、δを|δ|<π/2を満たす任
意の定数としてΔβA =−〔(2n−1)π/2+δ〕
及びΔβB =+〔(2n−1)π/2+δ〕となること
を特徴とする。
【0072】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記2つの基準位相差ΔβA 、ΔβB に対応した
上記干渉光の強さIの2つの値IA 、IB の差ΔI=I
A −IB に基づいて入力角速度Ωを演算することを特徴
とする。
いて、上記2つの基準位相差ΔβA 、ΔβB に対応した
上記干渉光の強さIの2つの値IA 、IB の差ΔI=I
A −IB に基づいて入力角速度Ωを演算することを特徴
とする。
【0073】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記受光器から出力された上記干渉光の強さ信号
Iを入力して上記干渉光の強さの差信号ΔI=IA −I
B に対応した電圧信号V0 を生成する信号処理部と上記
デルタセロダイン波形信号を生成するデルタセロダイン
部とを有することを特徴とする。
いて、上記受光器から出力された上記干渉光の強さ信号
Iを入力して上記干渉光の強さの差信号ΔI=IA −I
B に対応した電圧信号V0 を生成する信号処理部と上記
デルタセロダイン波形信号を生成するデルタセロダイン
部とを有することを特徴とする。
【0074】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記信号処理部は上記干渉光の強さ信号Iより直
流成分を除去して時間T/2毎に交互にΔI/2に変化
する交番信号を生成する直流除去器と該直流除去器の出
力信号を交流増幅するための交流増幅器と該交流増幅器
の出力信号より直流電圧信号V0 を得るための同期検波
器とを含むことを特徴とする。
いて、上記信号処理部は上記干渉光の強さ信号Iより直
流成分を除去して時間T/2毎に交互にΔI/2に変化
する交番信号を生成する直流除去器と該直流除去器の出
力信号を交流増幅するための交流増幅器と該交流増幅器
の出力信号より直流電圧信号V0 を得るための同期検波
器とを含むことを特徴とする。
【0075】本発明によると、光ファイバジャイロにお
いて、上記デルタセロダイン部は基準電圧信号V* を時
間T/2毎に交互に正負の符号を変化させて積分するこ
とによって上記デルタセロダイン波形信号を生成するこ
とを特徴とする。
いて、上記デルタセロダイン部は基準電圧信号V* を時
間T/2毎に交互に正負の符号を変化させて積分するこ
とによって上記デルタセロダイン波形信号を生成するこ
とを特徴とする。
【0076】本発明によると、光源と、光ファイバルー
プと、該光ファイバループ内を互いに反対方向に伝搬す
る2つの伝播光の干渉光の強さ信号にセロダイン位相差
Δαを生成するためのセロダイン変調器と、上記干渉光
の強さの信号Iに時間T/2毎に互いに符号が反対で絶
対値が等しい2つの一定値ΔβA 及びΔβB に交互に変
化する矩形波信号の基準位相差Δβを生成するための位
相変調器と、上記干渉光を検出する受光器と、を有し、
上記光ファイバループがループの中心軸線周りに角速度
Ωにて回転するとき上記干渉光の強さ信号Iに発生する
サグナック位相差Δθより上記角速度Ωを求めるように
構成された光ファイバジャイロにおいて、上記セロダイ
ン位相差Δαはsin(Δθ+Δα)=0となるように
フィードバック制御され、上記基準位相差Δβを生成す
るために上記位相変調器に供給される制御電圧信号は、
時間T/2毎に傾斜が正負に反転して折れ曲がる三角形
状波のデルタセロダイン波形信号であることを特徴とす
る。
プと、該光ファイバループ内を互いに反対方向に伝搬す
る2つの伝播光の干渉光の強さ信号にセロダイン位相差
Δαを生成するためのセロダイン変調器と、上記干渉光
の強さの信号Iに時間T/2毎に互いに符号が反対で絶
対値が等しい2つの一定値ΔβA 及びΔβB に交互に変
化する矩形波信号の基準位相差Δβを生成するための位
相変調器と、上記干渉光を検出する受光器と、を有し、
上記光ファイバループがループの中心軸線周りに角速度
Ωにて回転するとき上記干渉光の強さ信号Iに発生する
サグナック位相差Δθより上記角速度Ωを求めるように
構成された光ファイバジャイロにおいて、上記セロダイ
ン位相差Δαはsin(Δθ+Δα)=0となるように
フィードバック制御され、上記基準位相差Δβを生成す
るために上記位相変調器に供給される制御電圧信号は、
時間T/2毎に傾斜が正負に反転して折れ曲がる三角形
状波のデルタセロダイン波形信号であることを特徴とす
る。
【0077】本発明によると、三角形状波形、即ち、デ
ルタセロダイン波形信号を使用して、干渉光の強さ信号
Iに基準位相差Δβを生成する。デルタセロダイン波形
信号は半周期T/2毎に折れ曲がる三角形状波である。
干渉光の強さ信号Iの位相xはx=Δθ+Δβとなる。
基準位相差Δβは、半周期T/2毎に絶対値が同じで符
号が異なる一定値ΔβA 及びΔβB に変化する。
ルタセロダイン波形信号を使用して、干渉光の強さ信号
Iに基準位相差Δβを生成する。デルタセロダイン波形
信号は半周期T/2毎に折れ曲がる三角形状波である。
干渉光の強さ信号Iの位相xはx=Δθ+Δβとなる。
基準位相差Δβは、半周期T/2毎に絶対値が同じで符
号が異なる一定値ΔβA 及びΔβB に変化する。
【0078】本発明の1つの好ましい例によると、基準
位相差Δβはnを整数として1周期TにてロウレベルΔ
βA =−(2n−1)π/2とハイレベルΔβB =+
(2n−1)π/2に変化する。斯かる場合、干渉光の
強さ信号Iの位相xはx=Δθ+Δβ=Δθ+〔±(2
n−1)π/2〕となる。また第1の位相差ΔβA にお
ける干渉光の強さ信号IA と第2の位相差ΔβB におけ
る干渉光の強さ信号IBの差ΔIはΔI=2I0 sin
Δθとなる。従って、斯かる差ΔIよりサグナック位相
差Δθが求められる。
位相差Δβはnを整数として1周期TにてロウレベルΔ
βA =−(2n−1)π/2とハイレベルΔβB =+
(2n−1)π/2に変化する。斯かる場合、干渉光の
強さ信号Iの位相xはx=Δθ+Δβ=Δθ+〔±(2
n−1)π/2〕となる。また第1の位相差ΔβA にお
ける干渉光の強さ信号IA と第2の位相差ΔβB におけ
る干渉光の強さ信号IBの差ΔIはΔI=2I0 sin
Δθとなる。従って、斯かる差ΔIよりサグナック位相
差Δθが求められる。
【0079】本発明の好ましい例によると、基準位相差
Δβは、nを整数、δを|δ|<π/2を満たす任意の
定数として、1周期T内でΔβA =−〔(2n−1)π
/2+δ〕とΔβB =+〔(2n−1)π/2+δ〕に
交互に変化する。即ち、この例では基準位相差Δβが正
確に±(2n−1)π/2になるように制御する必要が
ない。斯かる場合、干渉光の強さ信号Iの位相xはx=
Δθ+Δβ+δ=Δθ+{±〔(2n−1)π/2+
δ〕}となる。サグナック位相差Δθ=0のときは、2
つの干渉光の強さ信号IA 、IB の差ΔIはΔI=0と
なる。
Δβは、nを整数、δを|δ|<π/2を満たす任意の
定数として、1周期T内でΔβA =−〔(2n−1)π
/2+δ〕とΔβB =+〔(2n−1)π/2+δ〕に
交互に変化する。即ち、この例では基準位相差Δβが正
確に±(2n−1)π/2になるように制御する必要が
ない。斯かる場合、干渉光の強さ信号Iの位相xはx=
Δθ+Δβ+δ=Δθ+{±〔(2n−1)π/2+
δ〕}となる。サグナック位相差Δθ=0のときは、2
つの干渉光の強さ信号IA 、IB の差ΔIはΔI=0と
なる。
【0080】
【発明の実施の形態】図1に本発明による光ファイバジ
ャイロの構成例を示す。本例の光ファイバジャイロは、
光源である発光器1と受光した光を電流信号に変換する
受光器2と光ファイバループ3と偏光子4と2つのカプ
ラ5、6と電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換
器7と光ファイバループ3を伝播する光の位相を制御す
るための位相変調器8とを有し、更に、信号処理部3
1、デルタセロダイン部33、角度角速度演算部34及
び基準クロック35を有する。
ャイロの構成例を示す。本例の光ファイバジャイロは、
光源である発光器1と受光した光を電流信号に変換する
受光器2と光ファイバループ3と偏光子4と2つのカプ
ラ5、6と電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換
器7と光ファイバループ3を伝播する光の位相を制御す
るための位相変調器8とを有し、更に、信号処理部3
1、デルタセロダイン部33、角度角速度演算部34及
び基準クロック35を有する。
【0081】先ず本発明による光ファイバジャイロの概
念を説明する。本発明による光ファイバジャイロでは、
位相変調器8によって干渉光の強さ信号Iに基準位相差
Δβを生成させる。斯かる基準位相差Δβは周期Tの矩
形波形であり、半周期T/2毎に交互にΔβ=±(2n
−1)π/2に変化する。例えば、1周期Tの前半周期
TB =T/2ではハイレベルΔβB =+(2n−1)π
/2となり後半周期T A =T/2ではロウレベルΔβA
=−(2n−1)π/2となる。
念を説明する。本発明による光ファイバジャイロでは、
位相変調器8によって干渉光の強さ信号Iに基準位相差
Δβを生成させる。斯かる基準位相差Δβは周期Tの矩
形波形であり、半周期T/2毎に交互にΔβ=±(2n
−1)π/2に変化する。例えば、1周期Tの前半周期
TB =T/2ではハイレベルΔβB =+(2n−1)π
/2となり後半周期T A =T/2ではロウレベルΔβA
=−(2n−1)π/2となる。
【0082】尚、基準位相差Δβの周期Tは一定であ
り、斯かる周期Tは、伝播光が光ファイバループ3を伝
播するのに要する時間τより充分大きいものとする。例
えば、時間τの数10倍〜数100倍であってよい。
り、斯かる周期Tは、伝播光が光ファイバループ3を伝
播するのに要する時間τより充分大きいものとする。例
えば、時間τの数10倍〜数100倍であってよい。
【0083】nは正の整数であるが、以下では随時n=
1として説明する。数3の式に基準位相差Δβとして、
±π/2を代入する。基準位相差ΔβがロウレベルΔβ
A =−π/2のときの干渉光の強さ信号IをIA とし、
基準位相差ΔβがハイレベルΔβB =+π/2のときの
干渉光の強さ信号IをIB とする。数16の式と同様な
式が求められる。尚、定数2E0 2=I0 と置く。
1として説明する。数3の式に基準位相差Δβとして、
±π/2を代入する。基準位相差ΔβがロウレベルΔβ
A =−π/2のときの干渉光の強さ信号IをIA とし、
基準位相差ΔβがハイレベルΔβB =+π/2のときの
干渉光の強さ信号IをIB とする。数16の式と同様な
式が求められる。尚、定数2E0 2=I0 と置く。
【0084】
【数18】 IA =I0 〔1+cos(Δθ+ΔβA )〕 =I0 〔1+cos(Δθ−π/2)〕 =I0 (1+sinΔθ) IB =I0 〔1+cos(Δθ+ΔβB )〕 =I0 〔1+cos(Δθ+π/2)〕 =I0 (1−sinΔθ)
【0085】基準位相差ΔβがロウレベルΔβA のとき
は干渉光の強さ信号IはハイレベルIA となり、基準位
相差ΔβがハイレベルΔβB =+π/2のときは干渉光
の強さ信号IはロウレベルIB となる。2つの干渉光の
強さ信号IA 、IB の差ΔIを求めると、数17の式と
同様な式が求められる。
は干渉光の強さ信号IはハイレベルIA となり、基準位
相差ΔβがハイレベルΔβB =+π/2のときは干渉光
の強さ信号IはロウレベルIB となる。2つの干渉光の
強さ信号IA 、IB の差ΔIを求めると、数17の式と
同様な式が求められる。
【0086】
【数19】 ΔI=IA −IB =I0 (1+sinΔθ)−I0 (1−sinΔθ) =2I0 sinΔθ ΔI/2=I0 sinΔθ
【0087】図2を参照して説明する。図2は図14と
同様な図である。即ち、図2Aは数3の式のグラフであ
り、位相差xと干渉光の強さIの関係を表すのによく用
いられる。斯かるグラフにて、横軸は位相差x(=Δθ
+Δβ)、縦軸は干渉光の強さI(x)である。図2A
の下側に示された図2B及び図2Cは横軸(図2Aの縦
軸方向)が時間、縦軸(図2Aの横軸方向)が位相差x
(=Δθ+Δβ)である。図2Aの右側に示された図2
D及び図2Eは横軸(図2Aの横軸方向)が時間、縦軸
(図2Aの縦軸方向)が干渉光の強さIである。
同様な図である。即ち、図2Aは数3の式のグラフであ
り、位相差xと干渉光の強さIの関係を表すのによく用
いられる。斯かるグラフにて、横軸は位相差x(=Δθ
+Δβ)、縦軸は干渉光の強さI(x)である。図2A
の下側に示された図2B及び図2Cは横軸(図2Aの縦
軸方向)が時間、縦軸(図2Aの横軸方向)が位相差x
(=Δθ+Δβ)である。図2Aの右側に示された図2
D及び図2Eは横軸(図2Aの横軸方向)が時間、縦軸
(図2Aの縦軸方向)が干渉光の強さIである。
【0088】図2Aの曲線上の丸印A、Bはサグナック
位相差Δθ=0の場合の動作点を示し、丸印A’、B’
はサグナック位相差Δθ≠0の場合の動作点を示す。
位相差Δθ=0の場合の動作点を示し、丸印A’、B’
はサグナック位相差Δθ≠0の場合の動作点を示す。
【0089】図2Bはサグナック位相差Δθ=0の場合
の位相x(=Δθ+Δβ)の波形を示し、図2Cはサグ
ナック位相差Δθ≠0の場合の位相x(=Δθ+Δβ)
の波形を示す。図2Dはサグナック位相差Δθ=0の場
合の干渉光の強さIを表し、同様に、図2Eはサグナッ
ク位相差Δθ≠0の場合の干渉光の強さIを表す。
の位相x(=Δθ+Δβ)の波形を示し、図2Cはサグ
ナック位相差Δθ≠0の場合の位相x(=Δθ+Δβ)
の波形を示す。図2Dはサグナック位相差Δθ=0の場
合の干渉光の強さIを表し、同様に、図2Eはサグナッ
ク位相差Δθ≠0の場合の干渉光の強さIを表す。
【0090】図2B及び図2Dに示すように、サグナッ
ク位相差Δθ=0の場合には、位相x(=Δθ+Δβ=
Δβ)は上述のように半周期T/2毎に−π/2と+π
/2に変化する矩形波だから、干渉光の強さIは図2D
に示すように(スパイク状の突起部を除いて)一定値と
なる。
ク位相差Δθ=0の場合には、位相x(=Δθ+Δβ=
Δβ)は上述のように半周期T/2毎に−π/2と+π
/2に変化する矩形波だから、干渉光の強さIは図2D
に示すように(スパイク状の突起部を除いて)一定値と
なる。
【0091】しかしながら、図2C及び図2Eに示すよ
うに、サグナック位相差Δθ≠0の場合には、図2Cに
示すように位相xの値は半周期T/2毎にΔθ−π/2
とΔθ+π/2に変化し、このとき干渉光の強さIは図
2Eに示すように(スパイク状の突起部を除いて)半周
期T/2毎にハイレベルとロウレベルに変化する。
うに、サグナック位相差Δθ≠0の場合には、図2Cに
示すように位相xの値は半周期T/2毎にΔθ−π/2
とΔθ+π/2に変化し、このとき干渉光の強さIは図
2Eに示すように(スパイク状の突起部を除いて)半周
期T/2毎にハイレベルとロウレベルに変化する。
【0092】図2Eの矩形波のハイレベルは位相x=Δ
θ+ΔβA =Δθ−π/2のときの干渉光の強さIA を
表し、矩形波のロウレベルは位相x=Δθ+ΔβB =Δ
θ+π/2のときの干渉光の強さIB を表す。従って、
図2Eの矩形波のハイレベルとロウレベルの差は、偏差
ΔI=IA −IB に対応している。即ち、図2Eの矩形
波のハイレベルとロウレベルの差の大きさは数19の式
の右辺を表す。
θ+ΔβA =Δθ−π/2のときの干渉光の強さIA を
表し、矩形波のロウレベルは位相x=Δθ+ΔβB =Δ
θ+π/2のときの干渉光の強さIB を表す。従って、
図2Eの矩形波のハイレベルとロウレベルの差は、偏差
ΔI=IA −IB に対応している。即ち、図2Eの矩形
波のハイレベルとロウレベルの差の大きさは数19の式
の右辺を表す。
【0093】図2Dにて干渉光の強さIの値が時間T/
2毎にスパイク状の突起部を有するのは、図2Bにて示
す位相波形xの値がx=−π/2とx=+π/2との間
を変化するときに、図2Aの正弦波の上を動作点が、そ
れぞれ、AからBへ又はBからAへ移動し、干渉光の強
さIが増加するからである。同様に、図2Eにて干渉光
の強さIの値が時間T/2毎にスパイク状の突起部を有
するのは、図2Cにて示す位相波形xの値がx=Δθ−
π/2とx=Δθ+π/2との間を変化するときに、図
2Aの正弦波の上を動作点が、それぞれ、A’からB’
へ又はB’からA’へ移動し、干渉光の強さIが増加す
るからである。
2毎にスパイク状の突起部を有するのは、図2Bにて示
す位相波形xの値がx=−π/2とx=+π/2との間
を変化するときに、図2Aの正弦波の上を動作点が、そ
れぞれ、AからBへ又はBからAへ移動し、干渉光の強
さIが増加するからである。同様に、図2Eにて干渉光
の強さIの値が時間T/2毎にスパイク状の突起部を有
するのは、図2Cにて示す位相波形xの値がx=Δθ−
π/2とx=Δθ+π/2との間を変化するときに、図
2Aの正弦波の上を動作点が、それぞれ、A’からB’
へ又はB’からA’へ移動し、干渉光の強さIが増加す
るからである。
【0094】再び図1を参照する。基準クロック35は
周期T/2毎に符号が反転する切り換え信号VC を生成
し、それを信号処理部31及びデルタセロダイン部33
に供給する。信号処理部31は電流電圧変換器7の出力
信号VI を入力して振幅ΔI/2に対応した電圧信号V
0 を生成する。図4Aに信号処理部31の入力信号V I
に対応した干渉光の強さIの波形を示し、図4Bに出力
信号V0 に対応したΔI/2の波形を示す。斯かる電圧
信号V0 はデルタセロダイン部33及び角度角速度演算
部34に供給される。
周期T/2毎に符号が反転する切り換え信号VC を生成
し、それを信号処理部31及びデルタセロダイン部33
に供給する。信号処理部31は電流電圧変換器7の出力
信号VI を入力して振幅ΔI/2に対応した電圧信号V
0 を生成する。図4Aに信号処理部31の入力信号V I
に対応した干渉光の強さIの波形を示し、図4Bに出力
信号V0 に対応したΔI/2の波形を示す。斯かる電圧
信号V0 はデルタセロダイン部33及び角度角速度演算
部34に供給される。
【0095】角度角速度演算部34は電圧信号V0 を入
力してサグナック位相差Δθを求める。上述のように電
圧信号V0 は振幅ΔI/2の値を指示しているから、数
19の式を使用してサグナック位相差Δθが求められ
る。
力してサグナック位相差Δθを求める。上述のように電
圧信号V0 は振幅ΔI/2の値を指示しているから、数
19の式を使用してサグナック位相差Δθが求められ
る。
【0096】サグナック位相差Δθより数1の式を使用
して角速度Ωが求められる。また斯かる角速度Ωを積分
して旋回角度が得られる。角度角速度演算部34の構成
の詳細は説明しないが、数19の式を使用してサグナッ
ク位相差Δθを求めるための逆三角関数演算機能を有す
るものであればよい。
して角速度Ωが求められる。また斯かる角速度Ωを積分
して旋回角度が得られる。角度角速度演算部34の構成
の詳細は説明しないが、数19の式を使用してサグナッ
ク位相差Δθを求めるための逆三角関数演算機能を有す
るものであればよい。
【0097】デルタセロダイン部33は時間T/2毎に
折れ曲がった三角形波信号、即ち、デルタセロダイン波
信号VS を生成する。位相変調器8はデルタセロダイン
波信号VS によって光ファイバループ3を伝播する光を
位相制御する。それによって干渉光の強さ信号Iに位相
差Δβが生成される。
折れ曲がった三角形波信号、即ち、デルタセロダイン波
信号VS を生成する。位相変調器8はデルタセロダイン
波信号VS によって光ファイバループ3を伝播する光を
位相制御する。それによって干渉光の強さ信号Iに位相
差Δβが生成される。
【0098】図3及び図4を参照して本例による信号処
理部31の構成及び動作を説明する。図3に示すよう
に、信号処理部31は、直流除去器31−1と交流増幅
器31−2と同期検波器31−3とを有する。
理部31の構成及び動作を説明する。図3に示すよう
に、信号処理部31は、直流除去器31−1と交流増幅
器31−2と同期検波器31−3とを有する。
【0099】信号処理部31は、上述のように図4Aに
示す如き電流電圧変換器7の出力信号VI を入力して図
4Bに示す如き矩形波信号ΔI/2に相当する出力信号
V0を生成する。電流電圧変換器7の出力信号VI は図
2D又は図2Eに示す干渉光の強さ信号Iに相当してい
る。
示す如き電流電圧変換器7の出力信号VI を入力して図
4Bに示す如き矩形波信号ΔI/2に相当する出力信号
V0を生成する。電流電圧変換器7の出力信号VI は図
2D又は図2Eに示す干渉光の強さ信号Iに相当してい
る。
【0100】本例によると、干渉光の強さ信号Iは、図
4Aに示すように、周期Tの矩形波信号であり、時間T
/2毎に交互にハイレベルとロウレベルになる。即ち、
1周期Tの前半周期TA =T/2ではハイレベルIA と
なり、後半周期TB =T/2ではロウレベルIB とな
る。
4Aに示すように、周期Tの矩形波信号であり、時間T
/2毎に交互にハイレベルとロウレベルになる。即ち、
1周期Tの前半周期TA =T/2ではハイレベルIA と
なり、後半周期TB =T/2ではロウレベルIB とな
る。
【0101】数18の式より明らかなように、干渉光の
強さ信号の2つの値IA とIB の中間の値はI0 であ
る。従って図4Bに示すように、干渉光の強さ信号Iよ
り定数I0 を減算することによって、時間T/2毎に−
ΔI/2と+ΔI/2に変化する矩形波信号ΔI/2が
得られる。
強さ信号の2つの値IA とIB の中間の値はI0 であ
る。従って図4Bに示すように、干渉光の強さ信号Iよ
り定数I0 を減算することによって、時間T/2毎に−
ΔI/2と+ΔI/2に変化する矩形波信号ΔI/2が
得られる。
【0102】直流除去器31−1は電流電圧変換器7の
出力信号VI より直流成分I0 を除去する。図4Cは直
流除去器31−1の出力信号VI ’の波形を示す。電流
電圧信号変換器7より出力された干渉光の強さ信号Iの
波形は図2D又は図2Eに示したように実際には矩形波
のハイレベルとロウレベルとの切り換え時にてスパイク
状の突起を有する。従って直流除去器31−1の出力信
号VI ’の波形も、実際にはそれに対応したスパイク状
の突起を有する。図4Aに示した直流除去器31−1の
出力信号VI ’の波形では、説明の便宜のため、斯かる
スパイク状の突起は省略されている。
出力信号VI より直流成分I0 を除去する。図4Cは直
流除去器31−1の出力信号VI ’の波形を示す。電流
電圧信号変換器7より出力された干渉光の強さ信号Iの
波形は図2D又は図2Eに示したように実際には矩形波
のハイレベルとロウレベルとの切り換え時にてスパイク
状の突起を有する。従って直流除去器31−1の出力信
号VI ’の波形も、実際にはそれに対応したスパイク状
の突起を有する。図4Aに示した直流除去器31−1の
出力信号VI ’の波形では、説明の便宜のため、斯かる
スパイク状の突起は省略されている。
【0103】図4Cの矩形波信号VI ’を同期検波すれ
ば、振幅ΔI/2に比例した値が得られるが、本例では
より高い精度を達成するために、交流増幅器31−2を
通過させる。図4Dは交流増幅器31−2の出力信号V
I ”の波形を示す。交流増幅器31−2によって矩形波
信号VI ’は交流増幅され、図4Dに示す如き、周期T
の正弦波形VI ”が得られる。交流増幅器31−2はバ
ンドパスフィルタを有しており、それによって高周波に
富むスパイク状の突起が除去されるが、図4Dに示すよ
うに僅かな位相遅れTF が生ずる。
ば、振幅ΔI/2に比例した値が得られるが、本例では
より高い精度を達成するために、交流増幅器31−2を
通過させる。図4Dは交流増幅器31−2の出力信号V
I ”の波形を示す。交流増幅器31−2によって矩形波
信号VI ’は交流増幅され、図4Dに示す如き、周期T
の正弦波形VI ”が得られる。交流増幅器31−2はバ
ンドパスフィルタを有しており、それによって高周波に
富むスパイク状の突起が除去されるが、図4Dに示すよ
うに僅かな位相遅れTF が生ずる。
【0104】交流増幅器31−2の出力信号VI ”は同
期検波器31−3に供給され、周期T/2の切り換え信
号VC によって同期検波される。図4Eは同期検波器3
1−3の出力信号VI ’”の波形を示す。同期検波器3
1−3は例えば時間T/2毎に極性を反転させる機能を
有する回路であってよい。斯かる信号VI ’”の直流成
分V0 は振幅ΔI/2に比例する。
期検波器31−3に供給され、周期T/2の切り換え信
号VC によって同期検波される。図4Eは同期検波器3
1−3の出力信号VI ’”の波形を示す。同期検波器3
1−3は例えば時間T/2毎に極性を反転させる機能を
有する回路であってよい。斯かる信号VI ’”の直流成
分V0 は振幅ΔI/2に比例する。
【0105】こうして信号処理部31は振幅ΔI/2に
比例した直流電圧信号V0 を生成し、それを角度角速度
演算部34に供給する。本例の信号処理部31は上述の
ように交流増幅方式にて構成されているが、所要のゲイ
ンが得られるなら従来の如き同期検波器12によって構
成してもよい。
比例した直流電圧信号V0 を生成し、それを角度角速度
演算部34に供給する。本例の信号処理部31は上述の
ように交流増幅方式にて構成されているが、所要のゲイ
ンが得られるなら従来の如き同期検波器12によって構
成してもよい。
【0106】図5及び図6を参照して本例のデルタセロ
ダイン部33の構成及び動作を説明する。デルタセロダ
イン部33は、図5に示すように、切り換え器33−1
とデルタセロダイン積分器33−2とを有する。
ダイン部33の構成及び動作を説明する。デルタセロダ
イン部33は、図5に示すように、切り換え器33−1
とデルタセロダイン積分器33−2とを有する。
【0107】切り換え器33−1は、図6Aに示す如き
デルタセロダイン部33内の基準直流電圧信号V* と基
準クロック35より供給された周期T/2の切り換え信
号V C より、図6Bに示す如き、時間T/2毎に交互に
−V* 又は+V* となる矩形波信号±V* を生成する。
デルタセロダイン部33内の基準直流電圧信号V* と基
準クロック35より供給された周期T/2の切り換え信
号V C より、図6Bに示す如き、時間T/2毎に交互に
−V* 又は+V* となる矩形波信号±V* を生成する。
【0108】デルタセロダイン積分器33−2は、切り
換え器33−1の出力信号±V* を時間積分し、図6C
に示す如き、三角形波信号、即ち、デルタセロダイン波
形信号を生成する。デルタセロダイン波形信号の傾斜は
矩形波信号±V* に対応している。
換え器33−1の出力信号±V* を時間積分し、図6C
に示す如き、三角形波信号、即ち、デルタセロダイン波
形信号を生成する。デルタセロダイン波形信号の傾斜は
矩形波信号±V* に対応している。
【0109】次にデルタセロダイン波形の傾斜と基準位
相差Δβの関係について説明する。1周期Tの前半周期
TA =T/2の基準位相差ΔβをΔβA =−(2n−
1)π/2、後半周期TB =T/2の基準位相差Δβを
ΔβB =+(2n−1)π/2とする。
相差Δβの関係について説明する。1周期Tの前半周期
TA =T/2の基準位相差ΔβをΔβA =−(2n−
1)π/2、後半周期TB =T/2の基準位相差Δβを
ΔβB =+(2n−1)π/2とする。
【0110】位相変調器8の電圧位相変換係数をk、デ
ルタセロダイン積分器33−2の積分時間をTI とし、
前半周期TA =T/2におけるデルタセロダイン位相角
の傾斜をdΔβA /dt、後半周期TB =T/2におけ
るデルタセロダイン位相角の傾斜をdΔβB /dtとす
る。これらは次のように表される。
ルタセロダイン積分器33−2の積分時間をTI とし、
前半周期TA =T/2におけるデルタセロダイン位相角
の傾斜をdΔβA /dt、後半周期TB =T/2におけ
るデルタセロダイン位相角の傾斜をdΔβB /dtとす
る。これらは次のように表される。
【0111】
【数20】dΔβA /dt=−kV* /TI dΔβB /dt=+kV* /TI
【0112】デルタセロダイン位相差ΔβA 、Δβ
B は、デルタセロダイン位相角の傾斜に時間τを乗ずる
ことによって得られ、次のようになる。τは光が光ファ
イバループ3を伝播するのに要する時間である。
B は、デルタセロダイン位相角の傾斜に時間τを乗ずる
ことによって得られ、次のようになる。τは光が光ファ
イバループ3を伝播するのに要する時間である。
【0113】
【数21】ΔβA =−kV* τ/TI ΔβB =+kV* τ/TI
【0114】この式の右辺と基準位相差Δβ=±(2n
−1)π/2を等しいとおくと次の関係が成り立つ。
−1)π/2を等しいとおくと次の関係が成り立つ。
【0115】
【数22】 V* /TI =(1/kτ)(2n−1)π/2
【0116】図7を参照して本発明の他の例を説明す
る。以上の例では、基準位相差Δβとして±π/2を奇
数(2n−1)倍したものを使用している。しかしなが
ら、本発明によると、基準位相差Δβは必ずしもΔβ=
±(2n−1)π/2を満たす必要はない。
る。以上の例では、基準位相差Δβとして±π/2を奇
数(2n−1)倍したものを使用している。しかしなが
ら、本発明によると、基準位相差Δβは必ずしもΔβ=
±(2n−1)π/2を満たす必要はない。
【0117】所定の分解能を得るためには、位相x=Δ
θ+Δβ、即ち、動作点は正弦波曲線の勾配が十分大き
い領域にあればよい。基準位相差Δβとして±(2n−
1)π/2に近い「任意の位相」を使用した例を説明す
る。
θ+Δβ、即ち、動作点は正弦波曲線の勾配が十分大き
い領域にあればよい。基準位相差Δβとして±(2n−
1)π/2に近い「任意の位相」を使用した例を説明す
る。
【0118】
【数23】Δβ=±〔(2n−1)π/2+δ〕
【0119】δは|δ|<π/2を満たす任意の定数で
ある。ここで簡単化のためn=1とする。干渉光の強さ
信号Iは数18の式と同様に次の式によって表される。
ある。ここで簡単化のためn=1とする。干渉光の強さ
信号Iは数18の式と同様に次の式によって表される。
【0120】
【数24】 IA =I0 〔1+cos(Δθ+ΔβA )〕 =I0 〔1+cos(Δθ−π/2−δ)〕 =I0 〔1+sin(Δθ−δ)〕 IB =I0 〔1+cos(Δθ+ΔβB )〕 =I0 〔1+cos(Δθ+π/2+δ)〕 =I0 〔1−sin(Δθ+δ)〕
【0121】
【数25】 ΔI=IA −IB =I0 〔sin(Δθ−δ)+sin(Δθ+δ)〕 =2I0 sinΔθcosδ ΔI/2=I0 sinΔθcosδ
【0122】図7は基準位相差Δβとして「任意の位
相」を使用した例を示す。図7は図2と同様な図であ
り、図7Aの丸印A、Bはサグナック位相差Δθ=0の
場合を表し、図7Aの丸印A’、B’はサグナック位相
差Δθ≠0の場合を表す。図7Bはサグナック位相差Δ
θ=0の場合の位相x=Δβ=±(π/2+δ)を表
し、例えば2π/3に略等しい。図7Dは斯かる場合の
干渉光の強さ信号Iを表す。図7Cはサグナック位相差
Δθ≠0の場合の位相x=Δθ+Δβ=Δθ±(π/2
+δ)を表し、図7Eは斯かる場合の干渉光の強さ信号
Iを表す。
相」を使用した例を示す。図7は図2と同様な図であ
り、図7Aの丸印A、Bはサグナック位相差Δθ=0の
場合を表し、図7Aの丸印A’、B’はサグナック位相
差Δθ≠0の場合を表す。図7Bはサグナック位相差Δ
θ=0の場合の位相x=Δβ=±(π/2+δ)を表
し、例えば2π/3に略等しい。図7Dは斯かる場合の
干渉光の強さ信号Iを表す。図7Cはサグナック位相差
Δθ≠0の場合の位相x=Δθ+Δβ=Δθ±(π/2
+δ)を表し、図7Eは斯かる場合の干渉光の強さ信号
Iを表す。
【0123】こうして、干渉光の強さ信号Iの位相xの
動作点A’、B’が正弦波曲線の勾配が十分大きい領域
にある限り、本発明を適用することは可能である。δを
付加した「任意の位相」を使用する場合には、信号系の
ゲインを単に1/cosδ倍すればよい。例えば、信号
処理部31の交流ゲインを1/cosδ倍だけ増加すれ
ばよい。
動作点A’、B’が正弦波曲線の勾配が十分大きい領域
にある限り、本発明を適用することは可能である。δを
付加した「任意の位相」を使用する場合には、信号系の
ゲインを単に1/cosδ倍すればよい。例えば、信号
処理部31の交流ゲインを1/cosδ倍だけ増加すれ
ばよい。
【0124】次に図8を参照して本発明の光ファイバジ
ャイロの他の例を説明する。この例は図10を参照して
説明した従来のセロダイン変調方式の光ファイバジャイ
ロに位相変調信号として本例のデルタセロダイン波形信
号を使用したものである。図8に示す本例を図10に示
した従来例と比較すると、信号発生器11及び同期検波
器12の代わりに基準クロック35及び信号処理部31
が置き換えられ、更にデルタセロダイン部33が設けら
れている。
ャイロの他の例を説明する。この例は図10を参照して
説明した従来のセロダイン変調方式の光ファイバジャイ
ロに位相変調信号として本例のデルタセロダイン波形信
号を使用したものである。図8に示す本例を図10に示
した従来例と比較すると、信号発生器11及び同期検波
器12の代わりに基準クロック35及び信号処理部31
が置き換えられ、更にデルタセロダイン部33が設けら
れている。
【0125】本例の基準クロック35、信号処理部31
及びデルタセロダイン部33は図1〜図6を参照して説
明したものと同様である。位相変調器8は図6Cに示す
如きデルタセロダイン波形信号によって光ファイバルー
プ3を伝播する光を位相変調し、セロダイン変調器9は
図11Aに示す如き鋸歯状のセロダイン波形信号によっ
て光ファイバループ3を伝播する光を位相変調する。そ
れによって、干渉光の強さ信号Iにそれぞれ基準位相差
Δβ及びセロダイン位相差Δαが生成される。従って、
数18の式及び数19の式の代わりに次の式が成り立
つ。
及びデルタセロダイン部33は図1〜図6を参照して説
明したものと同様である。位相変調器8は図6Cに示す
如きデルタセロダイン波形信号によって光ファイバルー
プ3を伝播する光を位相変調し、セロダイン変調器9は
図11Aに示す如き鋸歯状のセロダイン波形信号によっ
て光ファイバループ3を伝播する光を位相変調する。そ
れによって、干渉光の強さ信号Iにそれぞれ基準位相差
Δβ及びセロダイン位相差Δαが生成される。従って、
数18の式及び数19の式の代わりに次の式が成り立
つ。
【0126】
【数26】 IA =I0 〔1+cos(Δθ+ΔβA +Δα)〕 =I0 〔1+cos(Δθ−π/2+Δα)〕 =I0 〔1+sin(θ+Δα)〕 IB =I0 〔1+cos(Δθ+ΔβB +Δα)〕 =I0 〔1+cos(Δθ+π/2+Δα)〕 =I0 〔1−sin(Δθ+Δα)〕
【0127】
【数27】 ΔI=IA −IB =I0 〔1+sin(Δθ+Δα)〕−I0 〔1−sin(Δ θ+Δα)〕 =2I0 sin(Δθ+Δα) ΔI/2=I0 sin(Δθ+Δα)
【0128】セロダインループの安定点ではsin(Δ
θ+Δα)=0であり、数15の式によって入力角速度
Ωが求められる。
θ+Δα)=0であり、数15の式によって入力角速度
Ωが求められる。
【0129】本例の光ファイバジャイロは従来の位相変
調方式及びセロダイン変調方式の光ファイバジャイロが
有する共通の欠点が回避される。数9の式又は数13の
式によって表されるように、従来の位相変調方式及びセ
ロダイン変調方式では電流電圧変換器の出力信号Iの各
倍波成分は余弦函数を含むから、入力角速度Ωがゼロの
ときでも出力信号Iが大きくなる。本例では電流電圧変
換器7の出力信号Iは数26の式によって表されるよう
に、余弦函数を含まないから、信号処理部31にて交流
増幅ゲインを容易に大きくすることができる利点があ
る。
調方式及びセロダイン変調方式の光ファイバジャイロが
有する共通の欠点が回避される。数9の式又は数13の
式によって表されるように、従来の位相変調方式及びセ
ロダイン変調方式では電流電圧変換器の出力信号Iの各
倍波成分は余弦函数を含むから、入力角速度Ωがゼロの
ときでも出力信号Iが大きくなる。本例では電流電圧変
換器7の出力信号Iは数26の式によって表されるよう
に、余弦函数を含まないから、信号処理部31にて交流
増幅ゲインを容易に大きくすることができる利点があ
る。
【0130】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0131】例えば、図1に本発明の光ファイバジャイ
ロの構成例をブロック図として示したが、これは単なる
例示であり、信号処理部31、デルタセロダイン部3
3、角度角速度演算部34等を適宜、CPU、記憶装
置、A/D変換器、D/A変換器等を組み合わせて構成
してよい。
ロの構成例をブロック図として示したが、これは単なる
例示であり、信号処理部31、デルタセロダイン部3
3、角度角速度演算部34等を適宜、CPU、記憶装
置、A/D変換器、D/A変換器等を組み合わせて構成
してよい。
【0132】また図1に示す例では、2つのカプラ5、
6、偏光子4、位相変調器8等を別個の要素として説明
したが、これらの要素の幾つかを1つの光集積回路によ
って置き換えてよい。
6、偏光子4、位相変調器8等を別個の要素として説明
したが、これらの要素の幾つかを1つの光集積回路によ
って置き換えてよい。
【0133】
【発明の効果】従来の位相変調方式の光ファイバジャイ
ロでは変調度制御のために2倍波及び4倍波検出用の同
期検波器と交流ゲインが比較的大きい倍波キャンセル回
路等を使用していたが、本発明の光ファイバジャイロで
は、それらを必要としないから、小型化及び低コスト化
が可能となる利点を有する。
ロでは変調度制御のために2倍波及び4倍波検出用の同
期検波器と交流ゲインが比較的大きい倍波キャンセル回
路等を使用していたが、本発明の光ファイバジャイロで
は、それらを必要としないから、小型化及び低コスト化
が可能となる利点を有する。
【0134】特に図8を参照して説明した本発明の第2
の例では、従来のセロダイン変調方式の光ファイバジャ
イロにおいて、位相変調器8に本例のデルタセロダイン
波信号を供給するだけで上述の利点が得られる。
の例では、従来のセロダイン変調方式の光ファイバジャ
イロにおいて、位相変調器8に本例のデルタセロダイン
波信号を供給するだけで上述の利点が得られる。
【0135】従来のディジタル変調方式の光ファイバジ
ャイロでは2τ(τは光ファイバループ3を光が伝播す
るのに要する時間。)を1周期とする位相差Δβを生成
するように構成されており、MHzのオーダーの変調周波
数を必要としたが、本発明による光ファイバジャイロで
はデルタセロダイン波信号の周期Tはτの数十倍〜数百
倍とすることができるので、数KHz〜数十KHzのオーダ
の低周波数領域の変調周波数を使用することができるた
め、製造費を安価にすることができる利点を有する。
ャイロでは2τ(τは光ファイバループ3を光が伝播す
るのに要する時間。)を1周期とする位相差Δβを生成
するように構成されており、MHzのオーダーの変調周波
数を必要としたが、本発明による光ファイバジャイロで
はデルタセロダイン波信号の周期Tはτの数十倍〜数百
倍とすることができるので、数KHz〜数十KHzのオーダ
の低周波数領域の変調周波数を使用することができるた
め、製造費を安価にすることができる利点を有する。
【0136】従来のディジタル変調方式の光ファイバジ
ャイロでは干渉光の強さ信号Iに基準位相差Δβ=±π
/2を生成するように構成されており、斯かる基準位相
差Δβが正確に±π/2に等しくないと誤差が生ずるた
め、斯かる基準位相差Δβ=±π/2の制御と管理に費
用がかかる欠点があったが、本発明による光ファイバジ
ャイロでは基準位相差ΔβはΔβ=±(2n−1)π/
2でなくてもよく、例えば、Δβ=±(2n−1)π/
2の近傍の広い範囲の値とすることができる利点を有す
る。
ャイロでは干渉光の強さ信号Iに基準位相差Δβ=±π
/2を生成するように構成されており、斯かる基準位相
差Δβが正確に±π/2に等しくないと誤差が生ずるた
め、斯かる基準位相差Δβ=±π/2の制御と管理に費
用がかかる欠点があったが、本発明による光ファイバジ
ャイロでは基準位相差ΔβはΔβ=±(2n−1)π/
2でなくてもよく、例えば、Δβ=±(2n−1)π/
2の近傍の広い範囲の値とすることができる利点を有す
る。
【0137】本発明によると従来の位相変調方式、セロ
ダイン変調方式及びディジタル変調方式の光ファイバジ
ャイロの欠点又は問題点を除去してより高い精度の光フ
ァイバジャイロを提供することができる利点を有する。
ダイン変調方式及びディジタル変調方式の光ファイバジ
ャイロの欠点又は問題点を除去してより高い精度の光フ
ァイバジャイロを提供することができる利点を有する。
【図1】本発明による光ファイバジャイロの構成例を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明による光ファイバジャイロにおける干渉
光の強さ信号と位相差の関係を示す図である。
光の強さ信号と位相差の関係を示す図である。
【図3】本発明による光ファイバジャイロの信号処理部
の構成例を示す図である。
の構成例を示す図である。
【図4】本発明による光ファイバジャイロの信号処理部
の動作を説明するための波形図である。
の動作を説明するための波形図である。
【図5】本発明による光ファイバジャイロのデルタセロ
ダイン部の構成例を示す図である。
ダイン部の構成例を示す図である。
【図6】本発明による光ファイバジャイロのデルタセロ
ダイン部の動作を説明するための波形図である。
ダイン部の動作を説明するための波形図である。
【図7】本発明による光ファイバジャイロにおける干渉
光の強さ信号と位相差の関係を示す図である。
光の強さ信号と位相差の関係を示す図である。
【図8】本発明による光ファイバジャイロ(セロダイン
変調方式)の第2の例の構成を示す説明図である。
変調方式)の第2の例の構成を示す説明図である。
【図9】従来の光ファイバジャイロ(位相変調方式)の
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図10】従来の光ファイバジャイロ(セロダイン変調
方式)の構成例を示す説明図である。
方式)の構成例を示す説明図である。
【図11】従来の光ファイバジャイロ(セロダイン変調
方式)の動作を説明するための波形図である。
方式)の動作を説明するための波形図である。
【図12】従来の光ファイバジャイロ(ディジタル変調
方式)の構成例を示す説明図である。
方式)の構成例を示す説明図である。
【図13】従来の光ファイバジャイロ(ディジタル変調
方式)の動作を説明するための波形図である。
方式)の動作を説明するための波形図である。
【図14】従来の光ファイバジャイロ(ディジタル変調
方式)における干渉光の強さ信号と位相差の関係を示す
図である。
方式)における干渉光の強さ信号と位相差の関係を示す
図である。
1 発光器 2 受光器 3 光ファイバループ 4 偏光子 5、6 カプラ 7 電流−電圧変換器 8 位相変調器 9 セロダイン変調器 11 信号発生器 12 同期検波器 13 信号処理部 15、16 積分器 17 カウンタ 18 リセット回路 19 2π基準器 21 タイミング信号発生器 22 位相変調信号発生部 23 A/D変換器 24 信号処理部 31 信号処理部 33 デルタセロダイン部 34 角度角速度演算部 35 基準クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北條 武 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内
Claims (8)
- 【請求項1】 光源と、光ファイバループと、該光ファ
イバループ内を互いに反対方向に伝搬する第1の伝播光
と第2の伝播光との間の位相を変化させる位相変調器
と、上記第1の伝播光と第2の伝播光の干渉光を検出す
る受光器と、を有し、上記光ファイバループがループの
中心軸線周りに角速度Ωにて回転するとき上記干渉光の
強さ信号Iに発生するサグナック位相差Δθより上記角
速度Ωを求めるように構成された光ファイバジャイロに
おいて、 上記位相変調器によって上記干渉光の強さの信号Iに時
間T/2毎に互いに符号が反対で絶対値が等しい2つの
一定値ΔβA 及びΔβB に交互に変化する矩形波信号の
基準位相差Δβが生成され、 上記基準位相差Δβを生成するために上記位相変調器に
供給される制御電圧信号は、時間T/2毎に傾斜が正負
に反転して折れ曲がる三角形状波のデルタセロダイン波
形信号であることを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバジャイロにお
いて、 上記基準位相差は、nを正の整数としてΔβA =−(2
n−1)π/2及びΔβB =+(2n−1)π/2とな
ることを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項3】 請求項1記載の光ファイバジャイロにお
いて、 上記基準位相差は、nを正の整数、δを|δ|<π/2
を満たす任意の定数としてΔβA =−〔(2n−1)π
/2+δ〕及びΔβB =+〔(2n−1)π/2+δ〕
となることを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の光ファイバジ
ャイロにおいて、 上記2つの基準位相差ΔβA 、ΔβB に対応した上記干
渉光の強さIの2つの値IA 、IB の差ΔI=IA −I
B に基づいて入力角速度Ωを演算することを特徴とする
光ファイバジャイロ。 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の光ファイ
バジャイロにおいて、 上記受光器から出力された上記干渉光の強さ信号Iを入
力して上記干渉光の強さの差信号ΔI=IA −IB に対
応した電圧信号V0 を生成する信号処理部と上記デルタ
セロダイン波形信号を生成するデルタセロダイン部とを
有することを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項6】 請求項5記載の光ファイバジャイロにお
いて、 上記信号処理部は上記干渉光の強さ信号Iより直流成分
を除去して時間T/2毎に交互にΔI/2に変化する交
番信号を生成する直流除去器と該直流除去器の出力信号
を交流増幅するための交流増幅器と該交流増幅器の出力
信号より直流電圧信号V0 を得るための同期検波器とを
含むことを特徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項7】 請求項5又は6記載の光ファイバジャイ
ロにおいて、 上記デルタセロダイン部は基準電圧信号V* を時間T/
2毎に交互に正負の符号を変化させて積分することによ
って上記デルタセロダイン波形信号を生成することを特
徴とする光ファイバジャイロ。 - 【請求項8】 光源と、光ファイバループと、該光ファ
イバループ内を互いに反対方向に伝搬する2つの伝播光
の干渉光の強さ信号にセロダイン位相差Δαを生成する
ためのセロダイン変調器と、上記干渉光の強さの信号I
に時間T/2毎に互いに符号が反対で絶対値が等しい2
つの一定値ΔβA 及びΔβB に交互に変化する矩形波信
号の基準位相差Δβを生成するための位相変調器と、上
記干渉光を検出する受光器と、を有し、上記光ファイバ
ループがループの中心軸線周りに角速度Ωにて回転する
とき上記干渉光の強さ信号Iに発生するサグナック位相
差Δθより上記角速度Ωを求めるように構成された光フ
ァイバジャイロにおいて、 上記セロダイン位相差Δαはsin(Δθ+Δα)=0
となるようにフィードバック制御され、上記基準位相差
Δβを生成するために上記位相変調器に供給される制御
電圧信号は、時間T/2毎に傾斜が正負に反転して折れ
曲がる三角形状波のデルタセロダイン波形信号であるこ
とを特徴とする光ファイバジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7193359A JPH0942976A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 光ファイバジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7193359A JPH0942976A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 光ファイバジャイロ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942976A true JPH0942976A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16306604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7193359A Pending JPH0942976A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 光ファイバジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942976A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999056080A1 (fr) * | 1998-04-27 | 1999-11-04 | Tokimec Inc. | Gyroscope a fibres optiques |
| JPWO2018070442A1 (ja) * | 2016-10-12 | 2019-07-25 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 光角度変調測定装置及び測定方法 |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP7193359A patent/JPH0942976A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999056080A1 (fr) * | 1998-04-27 | 1999-11-04 | Tokimec Inc. | Gyroscope a fibres optiques |
| JPWO2018070442A1 (ja) * | 2016-10-12 | 2019-07-25 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 光角度変調測定装置及び測定方法 |
| US11098998B2 (en) | 2016-10-12 | 2021-08-24 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Apparatus and method for optical angle modulation measurement by a delayed self-heterodyne method |
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