JPH0943006A - 計器用指針 - Google Patents
計器用指針Info
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- JPH0943006A JPH0943006A JP19768595A JP19768595A JPH0943006A JP H0943006 A JPH0943006 A JP H0943006A JP 19768595 A JP19768595 A JP 19768595A JP 19768595 A JP19768595 A JP 19768595A JP H0943006 A JPH0943006 A JP H0943006A
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- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャップの径を変えずにばらつきのないバラ
ンス調整を可能にできる計器用指針を提供すること。 【解決手段】 キャップ5の回転中心である指針袴3c
の中心P3が、キャップ5の構造上の中心である基部3
aの中心P1よりも、指示部3bの延在方向に沿ってこ
の指示部3b寄りに位置をずらした箇所となるように、
基板3a上での指針袴3cの突設位置を設定し、前記基
部3aの中心P1と、バランスウェイト7の重心である
基部3aのピン3dの中心P5との間隔L3よりも、前
記指針袴3cの中心P3とピン3dの中心P5との間隔
L1の方が上回る構成とした。
ンス調整を可能にできる計器用指針を提供すること。 【解決手段】 キャップ5の回転中心である指針袴3c
の中心P3が、キャップ5の構造上の中心である基部3
aの中心P1よりも、指示部3bの延在方向に沿ってこ
の指示部3b寄りに位置をずらした箇所となるように、
基板3a上での指針袴3cの突設位置を設定し、前記基
部3aの中心P1と、バランスウェイト7の重心である
基部3aのピン3dの中心P5との間隔L3よりも、前
記指針袴3cの中心P3とピン3dの中心P5との間隔
L1の方が上回る構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計器用指針に係り、
特に、自動車等の車両の速度計や回転計等の計器に用い
られる指針に関するものである。
特に、自動車等の車両の速度計や回転計等の計器に用い
られる指針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には、所定の計測量に基
づいて車両の走行速度、エンジンの回転数等を指針によ
り指示する計器が配設されている。図5に底面図で示す
ように、これら計器の指針11は一般に、指針本体13
とキャップ15を備えており、前記指針本体13が、内
機(図示せず)の指針軸19に取着される指針袴13c
を中央に突設した略円板状の基部13aと、この基部1
3aから径方向に延出する指示値指示用の指示部13b
で構成され、前記キャップ15が、前記基部13aを覆
うように一端が開放された中空の略円柱状に形成され、
前記指示部13bがキャップ15の環状のフランジ部1
5aから外方に突出するように構成されている。尚、図
中13eは、指示部13bの裏面にホットスタンプ等で
形成された着色膜を示す。
づいて車両の走行速度、エンジンの回転数等を指針によ
り指示する計器が配設されている。図5に底面図で示す
ように、これら計器の指針11は一般に、指針本体13
とキャップ15を備えており、前記指針本体13が、内
機(図示せず)の指針軸19に取着される指針袴13c
を中央に突設した略円板状の基部13aと、この基部1
3aから径方向に延出する指示値指示用の指示部13b
で構成され、前記キャップ15が、前記基部13aを覆
うように一端が開放された中空の略円柱状に形成され、
前記指示部13bがキャップ15の環状のフランジ部1
5aから外方に突出するように構成されている。尚、図
中13eは、指示部13bの裏面にホットスタンプ等で
形成された着色膜を示す。
【0003】そして、前記指針11においては、この指
針11が前記指針軸19を介して内機により回転駆動さ
れる際のバランスを取り、前記指針軸19上に指針11
の重心が略合致するようにするために、従来から、キャ
ップ15の内部にバランスウェイト17を取り付けてい
る。
針11が前記指針軸19を介して内機により回転駆動さ
れる際のバランスを取り、前記指針軸19上に指針11
の重心が略合致するようにするために、従来から、キャ
ップ15の内部にバランスウェイト17を取り付けてい
る。
【0004】上述した図5に示す従来の指針11は、バ
ランスウェイト17を、基部13aの周方向においてキ
ャップ15のフランジ部15aに沿うように所定長さ延
在させて、前記周方向の両端部を、図6に断面図で示す
ように、基部13aから突設したピン13dの頭部の溶
着により指針本体13に固定しており、バランスウェイ
ト17を上述の形状とすることで、キャップ15の外径
を大きくせずにバランスウェイト17を大型化して十分
なバランス効果を得ることを狙っている。これをより一
層顕著にしたのが、例えば、実開平6−40897号公
報に開示された指針のバランスウェイト保持構造であ
り、このバランスウェイト保持構造では、バランスウェ
イトの指針軸に沿った厚みを従来よりも増す構成として
いる。
ランスウェイト17を、基部13aの周方向においてキ
ャップ15のフランジ部15aに沿うように所定長さ延
在させて、前記周方向の両端部を、図6に断面図で示す
ように、基部13aから突設したピン13dの頭部の溶
着により指針本体13に固定しており、バランスウェイ
ト17を上述の形状とすることで、キャップ15の外径
を大きくせずにバランスウェイト17を大型化して十分
なバランス効果を得ることを狙っている。これをより一
層顕著にしたのが、例えば、実開平6−40897号公
報に開示された指針のバランスウェイト保持構造であ
り、このバランスウェイト保持構造では、バランスウェ
イトの指針軸に沿った厚みを従来よりも増す構成として
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の構成ではいずれも、バランスウェイト17が図5中矢
印Xで示す指示部13bの延在方向と、これに直交する
図5中矢印Yで示す方向の両方向にそれぞれ長く延在す
ることから、指針11全体のバランスがこれら両方向
X,Yにおいてばらつき易く、結局、回転ムラ等の不都
合を招いてしまうという不具合がある。また、バランス
ウェイト17をあまり大型化して重量をかせぐ構成とす
ると、指針11の回転時における応答性が劣化し、それ
を補うために内機のトルクを大きくしてやらなければな
らなくなってしまう。
の構成ではいずれも、バランスウェイト17が図5中矢
印Xで示す指示部13bの延在方向と、これに直交する
図5中矢印Yで示す方向の両方向にそれぞれ長く延在す
ることから、指針11全体のバランスがこれら両方向
X,Yにおいてばらつき易く、結局、回転ムラ等の不都
合を招いてしまうという不具合がある。また、バランス
ウェイト17をあまり大型化して重量をかせぐ構成とす
ると、指針11の回転時における応答性が劣化し、それ
を補うために内機のトルクを大きくしてやらなければな
らなくなってしまう。
【0006】かといって、バランスウェイト17を極力
小型化し、重量も小さくしようとすると、指針11の回
転時に作用するバランスウェイト17の回転モーメント
が減少してしまうので、十分なバランス効果を得るため
には、重量が減った分に応じてバランスウェイト17を
指針袴11cから離間させて、図5中P7で示すバラン
スウェイト17の重心位置と、指針11の回転中心であ
る指針袴11cの中心P9との間隔L7を大きく取る必
要があり、そのように構成すると、キャップ15の外径
の大型化を招くという不具合が新たに生じてしまう。
小型化し、重量も小さくしようとすると、指針11の回
転時に作用するバランスウェイト17の回転モーメント
が減少してしまうので、十分なバランス効果を得るため
には、重量が減った分に応じてバランスウェイト17を
指針袴11cから離間させて、図5中P7で示すバラン
スウェイト17の重心位置と、指針11の回転中心であ
る指針袴11cの中心P9との間隔L7を大きく取る必
要があり、そのように構成すると、キャップ15の外径
の大型化を招くという不具合が新たに生じてしまう。
【0007】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、キャップの径を変えずにばらつきのな
いバランス調整を可能にできる計器用指針を提供するこ
とにある。
本発明の目的は、キャップの径を変えずにばらつきのな
いバランス調整を可能にできる計器用指針を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の計器用指針は、円形のキャップの周面から該キ
ャップの径方向外方に指示部を延出させ、前記キャップ
を前記指示部と共に計測量に応じて回転させて、該計測
量に応じた指示値を前記指示部により指示させると共
に、前記キャップ内に配設したバランスウェイトによ
り、該キャップと前記指示部の回転時のバランスを取る
ようにした計器用指針において、前記キャップの中心
を、該キャップの回転中心から偏心させたことを特徴と
する。
本発明の計器用指針は、円形のキャップの周面から該キ
ャップの径方向外方に指示部を延出させ、前記キャップ
を前記指示部と共に計測量に応じて回転させて、該計測
量に応じた指示値を前記指示部により指示させると共
に、前記キャップ内に配設したバランスウェイトによ
り、該キャップと前記指示部の回転時のバランスを取る
ようにした計器用指針において、前記キャップの中心
を、該キャップの回転中心から偏心させたことを特徴と
する。
【0009】また、本発明は、前記バランスウェイト
が、前記キャップの回転中心よりも前記指示部の延出方
向に沿って該指示部から離間する方向に位置をずらした
前記キャップ内箇所に配設されており、前記キャップの
中心が、該キャップの回転中心から前記指示部の延出方
向に沿って該指示部寄りにずれているものとした。
が、前記キャップの回転中心よりも前記指示部の延出方
向に沿って該指示部から離間する方向に位置をずらした
前記キャップ内箇所に配設されており、前記キャップの
中心が、該キャップの回転中心から前記指示部の延出方
向に沿って該指示部寄りにずれているものとした。
【0010】本発明によれば、キャップの中心を、該キ
ャップの回転中心から偏心させることで、キャップの中
心からバランスウェイトの重心までの間隔と、キャップ
の回転中心からバランスウェイトの重心までの間隔を異
ならせることが可能となり、この間隔の相違により、キ
ャップの径や、バランスウェイトの形状、重量を変えず
に、このバランスウェイトによる指針全体のバランスの
調整度合いを変更することが可能となる。
ャップの回転中心から偏心させることで、キャップの中
心からバランスウェイトの重心までの間隔と、キャップ
の回転中心からバランスウェイトの重心までの間隔を異
ならせることが可能となり、この間隔の相違により、キ
ャップの径や、バランスウェイトの形状、重量を変えず
に、このバランスウェイトによる指針全体のバランスの
調整度合いを変更することが可能となる。
【0011】そして、バランスウェイトが、キャップの
回転中心よりも指示部の延出方向に沿って該指示部から
離間する方向に位置をずらしたキャップ内箇所に配設さ
れている場合、キャップの中心を、該キャップの回転中
心から指示部の延出方向に沿って指示部寄りにずらす
と、キャップの中心からバランスウェイトの重心までの
間隔よりも、キャップの回転中心からバランスウェイト
の重心までの間隔の方が上回る。従って、キャップの中
心を該キャップの回転中心に合致させる構造に比べて、
指針の回転時に作用するバランスウェイトの回転モーメ
ントが増大し、従って、キャップの径やバランスウェイ
トの形状、重量を大型化する必要がなくなる。
回転中心よりも指示部の延出方向に沿って該指示部から
離間する方向に位置をずらしたキャップ内箇所に配設さ
れている場合、キャップの中心を、該キャップの回転中
心から指示部の延出方向に沿って指示部寄りにずらす
と、キャップの中心からバランスウェイトの重心までの
間隔よりも、キャップの回転中心からバランスウェイト
の重心までの間隔の方が上回る。従って、キャップの中
心を該キャップの回転中心に合致させる構造に比べて、
指針の回転時に作用するバランスウェイトの回転モーメ
ントが増大し、従って、キャップの径やバランスウェイ
トの形状、重量を大型化する必要がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の一実
施形態に係る計器用指針の底面図で、図中1で示す本実
施形態の指針は、指針本体3、キャップ5、及び、バラ
ンスウェイト7を備えている。
図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の一実
施形態に係る計器用指針の底面図で、図中1で示す本実
施形態の指針は、指針本体3、キャップ5、及び、バラ
ンスウェイト7を備えている。
【0013】前記指針本体3は、略円板状の基部3a
と、この基部3aの周面から基部3aの径方向に沿って
延出する指示値指示用の指示部3bと、基部3aの中心
P1から指示部3b寄りに位置をずらした基部3aの裏
面箇所から突設された指針袴3cとを有しており、前記
基部3aで前記指針袴3cから前記指示部3bの延出方
向に沿って指示部3bとは反対側に位置をずらした基部
3aの裏面周縁箇所には、前記バランスウェイト取付用
のピン3dが突設されている。即ち、本実施形態では、
指針袴3cの中心P3とピン3dの中心P5との間隔L
1が、基部3aの中心P1とピン3dの中心P5との間
隔L3を上回る寸法となるように構成されている。尚、
図中3eは、指示部3bの裏面にホットスタンプ等で形
成された着色膜を示す。
と、この基部3aの周面から基部3aの径方向に沿って
延出する指示値指示用の指示部3bと、基部3aの中心
P1から指示部3b寄りに位置をずらした基部3aの裏
面箇所から突設された指針袴3cとを有しており、前記
基部3aで前記指針袴3cから前記指示部3bの延出方
向に沿って指示部3bとは反対側に位置をずらした基部
3aの裏面周縁箇所には、前記バランスウェイト取付用
のピン3dが突設されている。即ち、本実施形態では、
指針袴3cの中心P3とピン3dの中心P5との間隔L
1が、基部3aの中心P1とピン3dの中心P5との間
隔L3を上回る寸法となるように構成されている。尚、
図中3eは、指示部3bの裏面にホットスタンプ等で形
成された着色膜を示す。
【0014】前記キャップ5は、前記基部3aの外径に
対応する内径で環状のフランジ5a(キャップ周面に相
当)と、このフランジ5aの幅方向の一端を閉塞する円
板状の天板5bとにより、図2に断面図で示すように、
断面略コ字状に形成され、前記基部3aをフランジ部5
aの内側に収容して基部3aの表面を前記天板5bの内
面に当接させた状態で、基部3aの中心P1に天板5b
の中心、即ち、キャップ5の中心が合致し、前記指針袴
3cがキャップ5の開放端から外方に突出すると共に、
前記ピン3dの先端がキャップ5の内側に位置するよう
に構成されている。
対応する内径で環状のフランジ5a(キャップ周面に相
当)と、このフランジ5aの幅方向の一端を閉塞する円
板状の天板5bとにより、図2に断面図で示すように、
断面略コ字状に形成され、前記基部3aをフランジ部5
aの内側に収容して基部3aの表面を前記天板5bの内
面に当接させた状態で、基部3aの中心P1に天板5b
の中心、即ち、キャップ5の中心が合致し、前記指針袴
3cがキャップ5の開放端から外方に突出すると共に、
前記ピン3dの先端がキャップ5の内側に位置するよう
に構成されている。
【0015】前記バランスウェイト7は、図1及び図2
に示すように、略円柱状を呈し、その軸方向の長さは、
図2に示すように、前記ピン3dの突設長さよりも短い
寸法で形成されており、バランスウェイト7の軸心に
は、図1に示すように、通孔7aが貫設されている。前
記通孔7aは、前記ピン3dの外径と同じか若干大きい
内径で形成されており、前記バランスウェイト7は、図
2に示すように、前記基部3aを上述のようにキャップ
5の内部に収容して指針本体3の基部3aの表面をキャ
ップ5の内面に当接させると共に、前記ピン3dを通孔
7aに挿し込み嵌装して、バランスウェイト7の一端を
基部3aの裏面に当接させることにより、バランスウェ
イト7の外周面がフランジ5aの内周面に干渉すること
なくキャップ5内に収容できる外径及び高さで形成され
ている。
に示すように、略円柱状を呈し、その軸方向の長さは、
図2に示すように、前記ピン3dの突設長さよりも短い
寸法で形成されており、バランスウェイト7の軸心に
は、図1に示すように、通孔7aが貫設されている。前
記通孔7aは、前記ピン3dの外径と同じか若干大きい
内径で形成されており、前記バランスウェイト7は、図
2に示すように、前記基部3aを上述のようにキャップ
5の内部に収容して指針本体3の基部3aの表面をキャ
ップ5の内面に当接させると共に、前記ピン3dを通孔
7aに挿し込み嵌装して、バランスウェイト7の一端を
基部3aの裏面に当接させることにより、バランスウェ
イト7の外周面がフランジ5aの内周面に干渉すること
なくキャップ5内に収容できる外径及び高さで形成され
ている。
【0016】次に、作用について説明する。前記指針1
は、指針本体3の基部3aをキャップ5内に収容した状
態で、前記指針袴3cに不図示の内機の指針軸9を圧入
し、この内機により指針軸9を、この指針1により表示
する事象の状態を測定した量に応じた角度で回転駆動さ
せることにより、指針本体3とキャップ5が、キャップ
5の中心と合致する基部3aの中心P1から偏心した、
指針袴3cの中心P3を回転中心として一体に回転され
る。そして、この指針1の回転により、例えば文字板
(図示せず)上の前記測定した量に応じた目盛箇所等が
前記指示部3cにより指示される。尚、バランスウェイ
ト7の重心は、このバランスウェイト7が略円柱状を呈
しており、その軸心上に通孔7aを貫設した形状である
ことから、この通孔7aを挿通する前記ピン3dの中心
P5上に位置する。
は、指針本体3の基部3aをキャップ5内に収容した状
態で、前記指針袴3cに不図示の内機の指針軸9を圧入
し、この内機により指針軸9を、この指針1により表示
する事象の状態を測定した量に応じた角度で回転駆動さ
せることにより、指針本体3とキャップ5が、キャップ
5の中心と合致する基部3aの中心P1から偏心した、
指針袴3cの中心P3を回転中心として一体に回転され
る。そして、この指針1の回転により、例えば文字板
(図示せず)上の前記測定した量に応じた目盛箇所等が
前記指示部3cにより指示される。尚、バランスウェイ
ト7の重心は、このバランスウェイト7が略円柱状を呈
しており、その軸心上に通孔7aを貫設した形状である
ことから、この通孔7aを挿通する前記ピン3dの中心
P5上に位置する。
【0017】このような構成の前記指針1では、キャッ
プ5の構造上の中心である指針本体3の基部3aの中心
P1と、バランスウェイト7の重心であるピン3dの中
心P5との間隔L3よりも、キャップ5の回転中心であ
る指針袴3cの中心P3とピン3dの中心P5との間隔
L1の方が上回る。このため、指針袴3cを基部3aの
中心P1上に突設してキャップ5の回転中心をこの中心
P1上に合致させる構造に比べて、指針1の回転時に発
生するバランスウェイト7の回転モーメントが増大す
る。換言すれば、同じ回転モーメントを同じ重量のバラ
ンスウェイト7を用いて発生させるのに際し、キャップ
5の回転中心を基部3aの中心P1上に合致させる構造
に比べて、この中心P1上からキャップ5の回転中心を
ずらす方が、基部3aの外径、ひいては、キャップ5の
外径が小さくなる。
プ5の構造上の中心である指針本体3の基部3aの中心
P1と、バランスウェイト7の重心であるピン3dの中
心P5との間隔L3よりも、キャップ5の回転中心であ
る指針袴3cの中心P3とピン3dの中心P5との間隔
L1の方が上回る。このため、指針袴3cを基部3aの
中心P1上に突設してキャップ5の回転中心をこの中心
P1上に合致させる構造に比べて、指針1の回転時に発
生するバランスウェイト7の回転モーメントが増大す
る。換言すれば、同じ回転モーメントを同じ重量のバラ
ンスウェイト7を用いて発生させるのに際し、キャップ
5の回転中心を基部3aの中心P1上に合致させる構造
に比べて、この中心P1上からキャップ5の回転中心を
ずらす方が、基部3aの外径、ひいては、キャップ5の
外径が小さくなる。
【0018】このように本実施形態の指針1によれば、
キャップ5の回転中心である指針袴3cの中心P3が、
キャップ5の構造上の中心である基部3aの中心P1よ
りも、指示部3bの延在方向に沿ってこの指示部3b寄
りに位置をずらした箇所となるように、基部3a上での
指針袴3cの突設位置を設定した。このため、キャップ
5の回転中心からバランスウェイト7の重心までの距離
を大きく取って、指針1の回転時にバランスウェイト7
によって大きい回転モーメントを発生させるために、キ
ャップ5の外径を大きくする必要をなくすことができ
る。同様に、バランスウェイト7の重量を大きくして、
指針1の回転時にバランスウェイト7によって大きい回
転モーメントを発生させるために、バランスウェイト7
の外径を大きくする必要をなくし、これにより、指示部
3bの延在方向やこれと直交する方向における指針1全
体のバランスを取り易くして、ばらつきのないバランス
調整を行えるようにすることができる。
キャップ5の回転中心である指針袴3cの中心P3が、
キャップ5の構造上の中心である基部3aの中心P1よ
りも、指示部3bの延在方向に沿ってこの指示部3b寄
りに位置をずらした箇所となるように、基部3a上での
指針袴3cの突設位置を設定した。このため、キャップ
5の回転中心からバランスウェイト7の重心までの距離
を大きく取って、指針1の回転時にバランスウェイト7
によって大きい回転モーメントを発生させるために、キ
ャップ5の外径を大きくする必要をなくすことができ
る。同様に、バランスウェイト7の重量を大きくして、
指針1の回転時にバランスウェイト7によって大きい回
転モーメントを発生させるために、バランスウェイト7
の外径を大きくする必要をなくし、これにより、指示部
3bの延在方向やこれと直交する方向における指針1全
体のバランスを取り易くして、ばらつきのないバランス
調整を行えるようにすることができる。
【0019】尚、バランスウェイト7の形状は、本実施
形態で示した略円柱状に限らず、平板状や角柱状等、任
意であり、指示部3bの裏面に着色膜3eを形成するか
否かも任意である。また、キャップ5の回転中心である
指針袴3cの中心P3の基部3a上での位置は、バラン
スウェイト7の基部3a上での位置や、バランスウェイ
ト7の重心位置、及び、バランスウェイト7を含む指針
1全体のバランス等に応じて、本実施形態で示した位置
に限らず任意の位置に設定することが可能である。
形態で示した略円柱状に限らず、平板状や角柱状等、任
意であり、指示部3bの裏面に着色膜3eを形成するか
否かも任意である。また、キャップ5の回転中心である
指針袴3cの中心P3の基部3a上での位置は、バラン
スウェイト7の基部3a上での位置や、バランスウェイ
ト7の重心位置、及び、バランスウェイト7を含む指針
1全体のバランス等に応じて、本実施形態で示した位置
に限らず任意の位置に設定することが可能である。
【0020】さらに、本実施形態では、指針袴3cとバ
ランスウェイト7の取付用のピン3dとをそれぞれ指針
本体3の基部3aに突設する構成について説明したが、
図3に断面図で示すように、指針袴5cとバランスウェ
イト7の取付用のピン5dとをキャップ5の天板5bか
らそれぞれ突設し、これら指針袴5c及びピン5dを、
指針本体3の対応する基部3a部分の通孔3f,3gに
嵌挿させる構成としてもよい。或は、指針袴とバランス
ウェイト7の取付用のピンのうち一方を指針本体3に一
体に設け、他方をキャップ5に一体に設ける構成として
もよく、加えて、指針袴は指針本体3及びキャップ5の
いずれとも別体に設ける構成としてもよい。
ランスウェイト7の取付用のピン3dとをそれぞれ指針
本体3の基部3aに突設する構成について説明したが、
図3に断面図で示すように、指針袴5cとバランスウェ
イト7の取付用のピン5dとをキャップ5の天板5bか
らそれぞれ突設し、これら指針袴5c及びピン5dを、
指針本体3の対応する基部3a部分の通孔3f,3gに
嵌挿させる構成としてもよい。或は、指針袴とバランス
ウェイト7の取付用のピンのうち一方を指針本体3に一
体に設け、他方をキャップ5に一体に設ける構成として
もよく、加えて、指針袴は指針本体3及びキャップ5の
いずれとも別体に設ける構成としてもよい。
【0021】また、本発明は、間接、透過照明式の指針
であるか、自発光式の指針であるかを問わず、換言すれ
ば、指針本体3、キャップ5、並びに、バランスウェイ
ト7が透光性部材と遮光性部材のどちらで形成されてい
るか、或は、これらがどんな材質の部材で形成されてい
るかを問わず、さらに、バランスウェイト7の取付用の
ピンが指針本体3に設けられているか、キャップ5に一
体に設けられているか、それとも、指針本体3及びキャ
ップ5のいずれとも別体に設けられているかを問わず、
これに関連して、バランスウェイト7を指針本体3に固
定するか、或は、キャップ5に固定するかを問わず、種
々の計器用指針に広く適用できることは言うまでもな
い。
であるか、自発光式の指針であるかを問わず、換言すれ
ば、指針本体3、キャップ5、並びに、バランスウェイ
ト7が透光性部材と遮光性部材のどちらで形成されてい
るか、或は、これらがどんな材質の部材で形成されてい
るかを問わず、さらに、バランスウェイト7の取付用の
ピンが指針本体3に設けられているか、キャップ5に一
体に設けられているか、それとも、指針本体3及びキャ
ップ5のいずれとも別体に設けられているかを問わず、
これに関連して、バランスウェイト7を指針本体3に固
定するか、或は、キャップ5に固定するかを問わず、種
々の計器用指針に広く適用できることは言うまでもな
い。
【0022】従って、例えば本実施形態のように、指針
1を互いに別体の指針本体3とキャップ5との組み付け
により構成する必要はなく、自動二輪車の指針等として
用いることができるような、図4に断面図で示す、指示
部1B、キャップ1C、並びに、指針袴1Dを一体に形
成した指針1Aにも本発明は適用可能である。尚、図4
中1Eはバランスウェイト7取付用のピン、P11は平
面視円形に形成された前記キャップ1Cの構造上での中
心、P13は指針袴1Dの中心、P15はピン1Eの中
心をそれぞれ示し、指針1Aの回転中心である指針袴1
Dの中心P13は、キャップ1Cの中心P11よりも指
示部1B寄りに位置がずれている。従って、この指針1
Aにおいても、指針袴1Dの中心P13からバランスウ
ェイト7の重心であるピン1Eの中心P15までの間隔
L13の方が、キャップ1Cの中心P11からピン1E
の中心P15までの間隔L11よりも大きくなり、これ
により、キャップ1Cの径の割には大きい回転モーメン
トを得ることが可能となる。このような一体型の指針1
Aを形成する場合、指針1Aの材質、特に、透光性部材
を用いるか、或は、遮光性部材を用いるかは任意であ
る。
1を互いに別体の指針本体3とキャップ5との組み付け
により構成する必要はなく、自動二輪車の指針等として
用いることができるような、図4に断面図で示す、指示
部1B、キャップ1C、並びに、指針袴1Dを一体に形
成した指針1Aにも本発明は適用可能である。尚、図4
中1Eはバランスウェイト7取付用のピン、P11は平
面視円形に形成された前記キャップ1Cの構造上での中
心、P13は指針袴1Dの中心、P15はピン1Eの中
心をそれぞれ示し、指針1Aの回転中心である指針袴1
Dの中心P13は、キャップ1Cの中心P11よりも指
示部1B寄りに位置がずれている。従って、この指針1
Aにおいても、指針袴1Dの中心P13からバランスウ
ェイト7の重心であるピン1Eの中心P15までの間隔
L13の方が、キャップ1Cの中心P11からピン1E
の中心P15までの間隔L11よりも大きくなり、これ
により、キャップ1Cの径の割には大きい回転モーメン
トを得ることが可能となる。このような一体型の指針1
Aを形成する場合、指針1Aの材質、特に、透光性部材
を用いるか、或は、遮光性部材を用いるかは任意であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の計器用指針
によれば、円形のキャップの周面から該キャップの径方
向外方に指示部を延出させ、前記キャップを前記指示部
と共に計測量に応じて回転させて、該計測量に応じた指
示値を前記指示部により指示させると共に、前記キャッ
プ内に配設したバランスウェイトにより、該キャップと
前記指示部の回転時のバランスを取るようにした計器用
指針において、前記キャップの中心を、該キャップの回
転中心から偏心させる構成とした。このため、キャップ
の中心からバランスウェイトの重心までの間隔と、キャ
ップの回転中心からバランスウェイトの重心までの間隔
を異ならせることが可能となり、この間隔の相違によ
り、キャップの径や、バランスウェイトの形状、重量を
変えずに、このバランスウェイトによる指針全体のバラ
ンスの調整度合いを変更することができる。
によれば、円形のキャップの周面から該キャップの径方
向外方に指示部を延出させ、前記キャップを前記指示部
と共に計測量に応じて回転させて、該計測量に応じた指
示値を前記指示部により指示させると共に、前記キャッ
プ内に配設したバランスウェイトにより、該キャップと
前記指示部の回転時のバランスを取るようにした計器用
指針において、前記キャップの中心を、該キャップの回
転中心から偏心させる構成とした。このため、キャップ
の中心からバランスウェイトの重心までの間隔と、キャ
ップの回転中心からバランスウェイトの重心までの間隔
を異ならせることが可能となり、この間隔の相違によ
り、キャップの径や、バランスウェイトの形状、重量を
変えずに、このバランスウェイトによる指針全体のバラ
ンスの調整度合いを変更することができる。
【0024】また、本発明によれば、前記バランスウェ
イトが、前記キャップの回転中心よりも前記指示部の延
出方向に沿って該指示部から離間する方向に位置をずら
した前記キャップ内箇所に配設されており、これに合わ
せて、前記キャップの中心を、該キャップの回転中心か
ら前記指示部の延出方向に沿って該指示部寄りにずらす
構成とした。このため、キャップの中心からバランスウ
ェイトの重心までの間隔よりも、キャップの回転中心か
らバランスウェイトの重心までの間隔の方を上回らせ
て、キャップの中心を該キャップの回転中心に合致させ
る構造に比べて、指針の回転時に作用するバランスウェ
イトの回転モーメントを増大させることができ、従っ
て、キャップの径やバランスウェイトの形状、重量を大
型化する必要をなくし、しかも、ばらつきのない指針の
バランス調整を行うことができるできる等の効果を奏す
る。
イトが、前記キャップの回転中心よりも前記指示部の延
出方向に沿って該指示部から離間する方向に位置をずら
した前記キャップ内箇所に配設されており、これに合わ
せて、前記キャップの中心を、該キャップの回転中心か
ら前記指示部の延出方向に沿って該指示部寄りにずらす
構成とした。このため、キャップの中心からバランスウ
ェイトの重心までの間隔よりも、キャップの回転中心か
らバランスウェイトの重心までの間隔の方を上回らせ
て、キャップの中心を該キャップの回転中心に合致させ
る構造に比べて、指針の回転時に作用するバランスウェ
イトの回転モーメントを増大させることができ、従っ
て、キャップの径やバランスウェイトの形状、重量を大
型化する必要をなくし、しかも、ばらつきのない指針の
バランス調整を行うことができるできる等の効果を奏す
る。
【図1】本発明の一実施形態に係る計器用指針の底面図
である。
である。
【図2】図1の計器用指針の縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る計器用指針の縦断
面図である。
面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施形態に係る計器用指針
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図5】従来例に係る計器用指針の底面図である。
【図6】図5の計器用指針の縦断面図である。
1,1A 計器用指針 1B,3b 指示部 1C キャップ 5 キャップ 5a フランジ(キャップ周面) 7 バランスウェイト P1 指針基部中心(キャップ中心) P3,P13 指針袴中心(キャップ回転中心) P11 キャップ中心
Claims (2)
- 【請求項1】 円形のキャップの周面から該キャップの
径方向外方に指示部を延出させ、前記キャップを前記指
示部と共に計測量に応じて回転させて、該計測量に応じ
た指示値を前記指示部により指示させると共に、前記キ
ャップ内に配設したバランスウェイトにより、該キャッ
プと前記指示部の回転時のバランスを取るようにした計
器用指針において、 前記キャップの中心を、該キャップの回転中心から偏心
させた、 ことを特徴とする計器用指針。 - 【請求項2】 前記バランスウェイトが、前記キャップ
の回転中心よりも前記指示部の延出方向に沿って該指示
部から離間する方向に位置をずらした前記キャップ内箇
所に配設されており、前記キャップの回転中心は、該キ
ャップの中心から前記指示部の延出方向に沿って該指示
部寄りにずれている請求項1記載の計器用指針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19768595A JPH0943006A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 計器用指針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19768595A JPH0943006A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 計器用指針 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943006A true JPH0943006A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16378651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19768595A Withdrawn JPH0943006A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 計器用指針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0943006A (ja) |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP19768595A patent/JPH0943006A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |