JPH0989600A - 計器用指針 - Google Patents

計器用指針

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JPH0989600A
JPH0989600A JP24596195A JP24596195A JPH0989600A JP H0989600 A JPH0989600 A JP H0989600A JP 24596195 A JP24596195 A JP 24596195A JP 24596195 A JP24596195 A JP 24596195A JP H0989600 A JPH0989600 A JP H0989600A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指針全体の重心を指針袴の中心に簡単且つ精
度よく設定することができる計器用指針を提供するこ
と。 【解決手段】 キャップ5により覆われる基部3aから
該キャップ5の外側方に指示部3bを延出させ、該指示
部3bと共に前記キャップ5を計測量に応じて回転させ
て、該計測量に応じた指示値を前記指示部3bにより指
示させると共に、前記キャップ5の回転中心軸上に重心
が位置するように全体の重量バランスを調整するバラン
スウェイト5eを設けた計器用指針1において、前記バ
ランスウェイト5eを前記キャップ5に一体成形したこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計器用指針に係り、
特に、自動車等の車両の速度計や回転計等の計器に用い
られる指針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には、所定の計測量に基
づいて車両の走行速度、エンジンの回転数等を指針によ
り指示する計器が配設されている。図7に斜視図で示す
ように、これら計器の指針21は一般に、指針本体23
とキャップ25を備えている。
【0003】前記指針本体23は、図8に縦断面図で示
すように、略円板状の基部23aと、この基部23aの
外周部から基部23aの径方向に延出する指示値指示用
の指示部23bを備えており、前記キャップ25は、前
記基部23aの外周を覆う環状のフランジ25aと、こ
のフランジ25aの幅方向の一端を閉塞する略円板状の
天板25bとにより、他端が開放された中空の略円柱状
に形成され、この天板25bの中央からフランジ25a
の他端側に向けて指針袴25cが突設されている。
【0004】そして、前記指針21は、前記基部23a
の中央の通孔23cに指針袴25cを挿通して指針本体
23にキャップ25を被せた状態で、前記指示部23b
がフランジ25aの切欠部25dを通してキャップ25
の外方に突出し、この状態で、指針袴25cを内機(図
示せず)の指針軸9に圧入することで、不図示の計器に
対する組み付けがなされるように構成されている。
【0005】そして、前記指針21においては、この指
針21が前記指針軸9を介して内機により回転駆動され
る際の回転方向のバランスを取って、所望の指示値とは
異なる値を指示部23bが指示することのないように、
従来から、図8に示すように、キャップ25の内部にバ
ランスウェイト27を取り付けて、前記指針軸9上に指
針21の重心を略合致させている。
【0006】詳しくは、前記バランスウェイト27を、
通孔23cを挟んで指示部23bとは反対側の基部23
a部分と、キャップ25の天板25bとの隙間部分に配
設し、このバランスウェイト27の固定を、例えば、バ
ランスウェイト27に形成した取付孔(図示せず)に、
基部23aから突設したピン(図示せず)、或は、天板
25bから突設し基部23aを貫通させたピン(図示せ
ず)を圧入させたり、このピンを前記取付孔に挿通しバ
ランスウェイト27から突出した前記ピン部分を熱等に
より溶着することで行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の指針21では、指針本体23の基部23aやキ
ャップ25の天板25bに突設するピンや、これに応じ
てバランスウェイト27に形成する通孔の位置に誤差が
生じると、取り付けたバランスウェイト27が正規の位
置からずれてしまい、指針21全体のバランスに狂いが
生じてしまうという不具合があった。
【0008】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、指針全体の重心を指針袴の中心に簡単
且つ精度よく設定することができる計器用指針を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の計器用指針は、キャップにより覆われる基部か
ら該キャップの外側方に指示部を延出させ、該指示部と
共に前記キャップを計測量に応じて回転させて、該計測
量に応じた指示値を前記指示部により指示させると共
に、前記キャップの回転中心軸上に重心が位置するよう
に全体の重量バランスを調整するバランスウェイトを設
けた計器用指針において、前記バランスウェイトを前記
キャップに一体成形したことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記キャップは環状のフ
ランジとこのフランジの幅方向一端を閉塞する天板とを
有しており、前記フランジの内側に前記基部が配設され
ると共に該フランジを挿通して前記指示部が前記フラン
ジの外方に延出しており、前記バランスウェイトが、前
記フランジの内周の部分を厚肉とすることで一体成形さ
れているものとした。さらに、本発明は、前記キャップ
の部分をその周囲のキャップ部分から外方に突出させ、
該外方に突出させた前記キャップ部分で前記バランスウ
ェイトを構成するものとした。また、本発明は、前記バ
ランスウェイトを前記キャップよりも高比重材料により
該キャップと多重成形により一体に形成するものとし
た。さらに、本発明は、前記キャップを、前記基部及び
指示部を有する指針本体よりも高比重材料により形成
し、該キャップの部分により前記バランスウェイトを構
成するものとした。
【0011】本発明によれば、バランスウェイトがキャ
ップに一体成形されることから、キャップの製造時の寸
法精度を所定の必要値以上に保ち、後は、キャップで基
部を覆い且つ指示部をキャップの外方に延出させるだけ
で、指針に対してバランスウェイトを所定の位置に配置
することができ、従って、指針全体の重心をキャップの
回転中心に簡単且つ精度よく設定することが可能とな
る。
【0012】尚、キャップがフランジとその幅方向一端
を閉塞する天板を有している場合、フランジの内周の部
分を厚肉としてバランスウェイトを成形すれば、キャッ
プの外側から視認できない状態でバランスウェイトをキ
ャップに一体成形することが可能となる。また、周囲の
キャップ部分から外方に突出させたキャップ部分でバラ
ンスウェイトを構成する場合、その突出形状によって見
栄えを向上させ意匠上の商品価値を高めることが可能と
なる。さらに、キャップよりも高比重の材料でバランス
ウェイトをキャップと多重成形すれば、キャップ全体の
外形を大きくすることなく、しかも、キャップとバラン
スウェイトの位置決め及び組み付け工程を新たに設ける
ことなく、効率よく簡単に指針のバランス取りを実現す
ることが可能となる。また、前記基部及び指示部を有す
る指針本体よりも高比重材料により形成した前記キャッ
プの部分により、前記バランスウェイトを構成すること
で、バランスウェイトをキャップと一体化して部品数及
び組付工程数を減らし、部品及び製造コストの低減を図
ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。まず、図1乃至図3を参照して本発
明の第1実施形態に係る計器用指針を説明する。図1は
第1実施形態に係る計器用指針の斜視図、図2は同縦断
面図、図3は同底面図を示し、図中1で示す本実施形態
の指針は、指針本体3と、バランスウェイト兼用のキャ
ップ5を備えている。
【0014】前記指針本体3は、図2に示すように、一
部欠部3bを形成した略円板状の基部3aと、この基部
3aの外周部から基部3aの径方向に沿って延出する指
示値指示用の指示部3cを備えており、この基部3aの
略中心には、後述するキャップ5の指針袴5c挿通用の
通孔3dが形成されている。
【0015】前記キャップ5は、前記基部3aの外径に
対応する内径で環状のフランジ5aと、このフランジ5
aの幅方向の一端を閉塞する円板状の天板5bとによ
り、他端が開放された中空の略円柱状に形成され、この
天板5bの中央からフランジ5aの他端側に向けて前記
指針袴5cが突設されている。
【0016】前記フランジ5bの周方向における部分に
は、図3に示すように、前記指示部3cの挿通を可能と
する寸法で切欠部5dが形成され、前記指針袴5cを挟
んで前記切欠部5dとは反対側のフランジ5b部分に
は、指針本体3の欠部3bに対応する形状で指針袴5c
側に厚みを増したバランス部(バランスウェイトに相
当)5eがフランジ5bと一体に膨出形成されている。
【0017】このように構成された前記指針1は、前記
基部3aの中央の通孔3dに指針袴5cを挿通して指針
本体3にキャップ5を被せ、前記フランジ5aの切欠部
5dを通して指示部3cをキャップ5の外方に突出させ
た状態で、指針袴5cを内機(図示せず)の指針軸9に
圧入することにより、不図示の計器に対して組み付けら
れる。そして、前記バランス部5eは、上述のように指
針本体3をキャップ5に組み付けた状態で、指針1全体
の重心が指針袴5cの中心軸上に位置する厚みで構成さ
れている。
【0018】以上に説明した本実施形態の指針1によれ
ば、キャップ5に一体に形成したバランス部5eが指針
1のバランスウェイトとして機能するため、指針本体3
とキャップ5を組み付けて一体化するだけで、従来のよ
うに、指針本体の基部やキャップの天板に突設したピン
を用いてバランスウェイトの組み付けを別途行う必要が
なくなる。
【0019】このため、従来のような、前記ピンの突設
位置や、このピンを圧入、或は、挿入するバランスウェ
イトの通孔の位置誤差によるバランスウェイトの位置ず
れが発生せず、よって、キャップ5の製造精度を所定の
必要値に保ち、後は、キャップ5と指針本体3を組み付
けるだけで、指針1全体の重心を指針袴5cの中心に簡
単且つ精度よく設定することができる。また、本実施形
態の指針1によれば、バランス部5eがフランジ5aの
内周壁を一部厚肉にして形成されるため、キャップ5の
外側から視認できない状態でバランス部5eをフランジ
5aに一体成形することができる。
【0020】次に、図4乃至図6を参照して本発明の第
2実施形態に係る計器用指針を説明する。図4は第2実
施形態に係る計器用指針の斜視図、図5は同縦断面図、
図6は同底面図を示し、図中11で示す本実施形態の指
針は、指針本体13と、バランスウェイト兼用のキャッ
プ15を備えている。
【0021】前記指針本体13は、図5に示すように、
略円板状の基部13aと、この基部13aの外周部から
基部13aの径方向に沿って延出する指示値指示用の指
示部13cを備えており、この基部13aの略中心に
は、後述するキャップ15の指針袴15c挿通用の通孔
13dが形成されている。
【0022】前記キャップ15は、略環状のフランジ1
5aと、このフランジ15aの幅方向の一端を閉塞する
天板15bとにより、他端が開放された中空の略円柱状
に形成されている。
【0023】前記フランジ15aは、図4に示すよう
に、前記基部13aの外径に対応する内径の小径部15
fと、この小径部15fより大径の大径部15gからな
る。
【0024】前記小径部15fでフランジ15aの周方
向における略中間箇所には、前記指示部13cの挿通を
可能とする寸法で切欠部15dが形成され、この切欠部
15dから前記周方向に180°位相をずらしたフラン
ジ15a部分に前記大径部15gが形成され、この大径
部15gは、図5に示すように、前記キャップ15の幅
方向における高さが前記小径部15fよりも大きく、こ
の小径部15fよりも前記天板15b側に一部突出する
寸法で形成されている。
【0025】前記天板15bは、図4に示すように、フ
ランジ15aの周方向における前記切欠部15dと前記
大径部15gの両側縁どうしを結んだ平面視形状の中央
部15hと、この中央部15hの両側で前記小径部15
fの輪郭に対応する略半月形の一対の側部15j,15
jからなる。
【0026】前記中央部15hは、図5に示すように、
前記各側部15j,15jに対して、切欠部15d側か
ら大径部15gに至るにつれて次第にフランジ15aの
幅方向の前記一端から離れる向きに傾斜しており、大径
部15gと小径部15fの間の段差部分、及び、中央部
15hと各側部15j,15jの間の段差部分に、図4
に示すように、略L字状の側壁部15k,15kがそれ
ぞれ形成されている。
【0027】そして、前記両側壁部15k,15k、中
央部15h、並びに、大径部15gにより、図6に示す
ように、指針11を平面視した状態で指針本体13の指
示部13bと略一体の意匠を構成するバランス部(バラ
ンスウェイト、外方に突出させたキャップ部分に相当)
15eが、図4に示すように、他のキャップ15部分か
ら外方に突出するように形成されている。尚、前記指針
袴15cは、図5に示すように、前記中央部15hから
フランジ15aの他端側に向けて突設されている。
【0028】このように構成された前記指針11は、前
記基部13aの中央の通孔13dに指針袴15cを挿通
して指針本体13にキャップ15を被せ、前記フランジ
15aの切欠部15dを通して指示部13cをキャップ
15の外方に突出させた状態で、指針袴15cを内機
(図示せず)の指針軸9に圧入することにより、不図示
の計器に対して組み付けられる。そして、前記他のキャ
ップ15部分から突出するバランス部15eは、上述の
ように指針本体13をキャップ15に組み付けた状態
で、指針11全体の重心が指針袴15cの中心軸上に位
置する重量となる大きさで構成されている。
【0029】このような構成による本実施形態の指針1
1によれば、キャップ15の外側からバランス部15e
が見える点を除いて、第1実施形態の指針1と同様の作
用効果を得ることができる。また、本実施形態の指針1
1によれば、バランス部15eが指針11を平面視した
状態で指示部13bと略一体の意匠を構成するため、バ
ランス部15eを他のキャップ15部分から外方に突出
させても視覚上違和感がなく、却って、キャップ15に
も指示部13bと同様の指示値の指示機能を持たせ、指
示値の指示機能という指針11本来の機能をより一層向
上させることができ、且つ、意匠性が高まることから、
見栄えを向上させて指針11としての商品価値を高める
ことができる。
【0030】尚、上述の第2実施形態特有の作用効果を
より顕著にするため、天板15bのうち前記中央部15
hを両側の側部15j,15jとは異なる色に着色して
もよく、また、中央部15hと同じ色に前記指示部13
bを着色するようにしてもよい。
【0031】また、両実施形態を通じて、指針本体3,
13とキャップ5,15を組み付ける代わりに、指針本
体3,13とキャップ5,15のうちどちらか一方を上
下の型枠により先に成形し、同じ下枠上に違う上枠を被
せて、指針本体3,13とキャップ5,15のうち残り
の他方を多重成形しても構わない。さらに、第2実施形
態において、図5及び図6中に引用符号Aで示すバラン
ス部15eの内部空間、即ち、キャップ15の内部空間
から前記他のキャップ15部分の内部空間を除いた残り
の内部空間を埋めて厚肉に形成しても構わない。
【0032】そして、上述の多重成形を用いて指針本体
3,13とキャップ5,15を成形する場合、バランス
部5の肉厚やバランス部15eの大きさは、これらバラ
ンス部5e,15eの成形に用いる材料と、他のキャッ
プ5,15部分や指針本体3,13の成形に用いる材料
とを、互いの比重差が好適となるように適宜選定するこ
とで、任意に調整することができ、また、第2実施形態
においてバランス部15eの内部空間Aを埋めて厚肉に
形成する場合には、その内部空間Aの肉厚も同様に任意
に調整することができる。しかも、このようにすれば、
指針1,11自体の無用な大型化を避け、しかも、キャ
ップ5,15とバランス部5e,15eの位置決め及び
組み付け工程を新たに設けることなく、効率よく簡単に
指針1,11のバランス取りを実現することができる。
また、前記キャップ5,15を指針本体3,13よりも
高比重材料により形成し、上述した第1及び第2実施形
態のように、該キャップ5,15の部分によりバランス
部5e,15eを構成してもよく、そのようにすること
で、バランス部5e,15eをキャップ5,15と一体
化して部品数及び組付工程数を減らし、部品及び製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0033】尚、上述した多重成形で指針1,11を製
造する場合、具体的な材料を例示すると、前記他のキャ
ップ5,15部分や指針本体3,13を、例えば、ポリ
カーボネートやポリアセタール等の樹脂材料で成形する
ならば、前記バランス部5e,15eや、このバランス
部15eの内部空間Aを埋める部分の成形に用いる樹脂
としては、ポリカーボネートやポリアセタール等よりも
比重が高い、例えば、不飽和ポリエステル等の高比重樹
脂材料を用いることができる。
【0034】そして、前記バランス部5e,15eや、
このバランス部15eの内部空間Aを埋める部分の比重
を高くするために、上述した不飽和ポリエステル等の高
比重樹脂材料を用いた場合には、例えば、特開平6−2
6891号公報に開示された指針とその製造方法のよう
に、金属粉末を混入した樹脂を用い、その混入量(含有
量)を調整する場合に比べて、樹脂に対する金属粉末の
混入量調整工程等の煩雑な工程が製造時に増えることも
防止することができる。
【0035】さらに、上述した両実施形態では、キャッ
プ5,15の天板5b,15bから指針袴5c,15c
が突設されている場合を例に取って説明したが、本発明
は、指針本体3,13の基部3a,13aから指針袴が
突設された構成の指針にも適用できることは言うまでも
ない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の計器用指針
によれば、キャップにより覆われる基部から該キャップ
の外側方に指示部を延出させ、該指示部と共に前記キャ
ップを計測量に応じて回転させて、該計測量に応じた指
示値を前記指示部により指示させると共に、前記キャッ
プの回転中心軸上に重心が位置するように全体の重量バ
ランスを調整するバランスウェイトを設けた計器用指針
において、前記バランスウェイトを前記キャップに一体
成形する構成とした。このため、キャップの製造時の寸
法精度を所定の必要値以上に保ち、後は、キャップで基
部を覆い且つ指示部をキャップの外方に延出させるだけ
で、指針に対してバランスウェイトを所定の位置に配置
することができ、従って、指針全体の重心をキャップの
回転中心に簡単且つ精度よく設定することができる。
【0037】また、本発明によれば、前記キャップは環
状のフランジとこのフランジの幅方向一端を閉塞する天
板とを有しており、前記フランジの内側に前記基部が配
設されると共に該フランジを挿通して前記指示部が前記
フランジの外方に延出しており、前記バランスウェイト
が、前記フランジの内周の部分を厚肉とすることで一体
成形されているものとした。このため、周囲のキャップ
部分から外方に突出させたキャップ部分でバランスウェ
イトを構成する場合、その突出形状によって見栄えを向
上させ意匠上の商品価値を高めることができる。
【0038】さらに、本発明によれば、前記キャップの
部分をその周囲のキャップ部分から外方に突出させ、該
外方に突出させた前記キャップ部分で前記バランスウェ
イトを構成したので、周囲のキャップ部分から外方に突
出させたキャップ部分の突出形状によって見栄えを向上
させ意匠上の商品価値を高めることができる。また、本
発明によれば、前記バランスウェイトを前記キャップよ
りも高比重材料により該キャップと多重成形により一体
に形成する構成としたので、キャップ全体の外形を大き
くすることなく、しかも、キャップとバランスウェイト
の位置決め及び組み付け工程を新たに設けることなく、
効率よく簡単に指針のバランス取りを実現することがで
きる。さらに、本発明によれば、前記キャップを、前記
基部及び指示部を有する指針本体よりも高比重材料によ
り形成し、該キャップの部分により前記バランスウェイ
トを構成したので、バランスウェイトをキャップと一体
化して部品数及び組付工程数を減らし、部品及び製造コ
ストの低減を図ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る計器用指針の斜視
図である。
【図2】図1の計器用指針の縦断面図である。
【図3】図1の計器用指針の底面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る計器用指針の斜視
図である。
【図5】図4の計器用指針の縦断面図である。
【図6】図4の計器用指針の底面図である。
【図7】従来例に係る計器用指針の斜視図である。
【図8】図7の計器用指針の縦断面図である。
【符号の説明】
1,11 計器用指針 3a,13a 基部 3b,13b 指示部 5,15 キャップ 5a,15a フランジ 5b,15b 天板 5e,15e バランス部(バランスウェイト、外方に
突出させたキャップ部分)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップにより覆われる基部から該キャ
    ップの外側方に指示部を延出させ、該指示部と共に前記
    キャップを計測量に応じて回転させて、該計測量に応じ
    た指示値を前記指示部により指示させると共に、前記キ
    ャップの回転中心軸上に重心が位置するように全体の重
    量バランスを調整するバランスウェイトを設けた計器用
    指針において、 前記バランスウェイトを前記キャップに一体成形した、 ことを特徴とする計器用指針。
  2. 【請求項2】 前記キャップは環状のフランジとこのフ
    ランジの幅方向一端を閉塞する天板とを有しており、前
    記フランジの内側に前記基部が配設されると共に該フラ
    ンジを挿通して前記指示部が前記フランジの外方に延出
    しており、前記バランスウェイトが、前記フランジの内
    周の部分を厚肉とすることで一体成形されている請求項
    1記載の計器用指針。
  3. 【請求項3】 前記キャップの部分をその周囲のキャッ
    プ部分から外方に突出させ、該外方に突出させた前記キ
    ャップ部分で前記バランスウェイトを構成した請求項1
    又は2記載の計器用指針。
  4. 【請求項4】 前記バランスウェイトを前記キャップよ
    りも高比重材料により該キャップと多重成形により一体
    に形成するようにした請求項1、2又は3記載の計器用
    指針。
  5. 【請求項5】 前記キャップを、前記基部及び指示部を
    有する指針本体よりも高比重材料により形成し、該キャ
    ップの部分により前記バランスウェイトを構成するよう
    にした請求項1、2、3又は4記載の計器用指針。
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