JPH0943213A - 試料気化室 - Google Patents
試料気化室Info
- Publication number
- JPH0943213A JPH0943213A JP19389995A JP19389995A JPH0943213A JP H0943213 A JPH0943213 A JP H0943213A JP 19389995 A JP19389995 A JP 19389995A JP 19389995 A JP19389995 A JP 19389995A JP H0943213 A JPH0943213 A JP H0943213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- vaporization chamber
- glass
- glass insert
- sample vaporization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造でPTV法による注入が行える試
料気化室を提供する。 【解決手段】 試料気化室10内のガラスインサート2
0の内壁面をすりガラス23にすることにより、すりガ
ラス面23で液体試料を保持するようにしてPTVによ
る注入を行う。
料気化室を提供する。 【解決手段】 試料気化室10内のガラスインサート2
0の内壁面をすりガラス23にすることにより、すりガ
ラス面23で液体試料を保持するようにしてPTVによ
る注入を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスクロマトグラ
フ装置の試料気化室に関し、さらに詳しくは試料気化室
内に液体のまま注入したサンプルを気化室内で気化させ
ることにより分析を行うガスクロマトグラフ装置の試料
気化室に関する。
フ装置の試料気化室に関し、さらに詳しくは試料気化室
内に液体のまま注入したサンプルを気化室内で気化させ
ることにより分析を行うガスクロマトグラフ装置の試料
気化室に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来からガスクロマトグラフ装
置に用いられている試料気化室の概略図である。図にお
いて、11は気化室本体であり、キャリアガス導入口1
1a、パージ口11b、カラム接続口11cが設けられ
ているとともに、その上部には、セプタム12が取り付
けられている。気化室本体の周囲にはヒータ13が巻か
れてあり、このヒータ13は温度制御部14により制御
されている。
置に用いられている試料気化室の概略図である。図にお
いて、11は気化室本体であり、キャリアガス導入口1
1a、パージ口11b、カラム接続口11cが設けられ
ているとともに、その上部には、セプタム12が取り付
けられている。気化室本体の周囲にはヒータ13が巻か
れてあり、このヒータ13は温度制御部14により制御
されている。
【0003】気化室本体11の底部にあるカラム接続口
11cには、キャピラリカラム15が接続され、このキ
ャピラリカラムの他端は検出器16に接続されている。
11cには、キャピラリカラム15が接続され、このキ
ャピラリカラムの他端は検出器16に接続されている。
【0004】気化室本体11の内部には筒状のガラスイ
ンサート20が設置されており、この内部で試料が気化
されるようにしてある。
ンサート20が設置されており、この内部で試料が気化
されるようにしてある。
【0005】キャピラリカラムに大量のサンプルを導入
することができる注入法としてPTV(Programmed Tem
perature Vaporizor)法がある。PTVは、サンプルを
液体のままで試料気化室に注入する方法であり、しかも
スプリット/スプリットレス注入のようにサンプルを気
化室内で一瞬のうちに気化するようなことがなく、その
ためカラムへのサンプルの注入量をスプリット/スプリ
ットレス注入よりはるかに多くすることができる注入法
である。
することができる注入法としてPTV(Programmed Tem
perature Vaporizor)法がある。PTVは、サンプルを
液体のままで試料気化室に注入する方法であり、しかも
スプリット/スプリットレス注入のようにサンプルを気
化室内で一瞬のうちに気化するようなことがなく、その
ためカラムへのサンプルの注入量をスプリット/スプリ
ットレス注入よりはるかに多くすることができる注入法
である。
【0006】PTVでは、サンプル液体を試料気化室の
ガラスインサート内で保持する必要があるため、図3に
示すように、従来は気化室本体11内にあるガラスイン
サート20の筒内に充填物21を詰めておくか、図4に
示すようにガラスインサート内にサンプル液体が溜まる
ようにカップ22を設けるなどインサート形状を特殊な
ものにすることがなされている。
ガラスインサート内で保持する必要があるため、図3に
示すように、従来は気化室本体11内にあるガラスイン
サート20の筒内に充填物21を詰めておくか、図4に
示すようにガラスインサート内にサンプル液体が溜まる
ようにカップ22を設けるなどインサート形状を特殊な
ものにすることがなされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】サンプルの種類によっ
ては、たとえば農薬などのように吸着や熱分解を起こし
やすいものがある。このようなサンプルの分析をPTV
により行う場合、図3に示したような充填物を使用した
ガラスインサートを用いたときは、この充填物の所で熱
分解されやすくなってしまうという問題があった。すな
わち、液体サンプルが活性な充填物と結合し、脱離しに
くい状態となったまま加熱されることにより、熱分解さ
れてしまうことがあった。
ては、たとえば農薬などのように吸着や熱分解を起こし
やすいものがある。このようなサンプルの分析をPTV
により行う場合、図3に示したような充填物を使用した
ガラスインサートを用いたときは、この充填物の所で熱
分解されやすくなってしまうという問題があった。すな
わち、液体サンプルが活性な充填物と結合し、脱離しに
くい状態となったまま加熱されることにより、熱分解さ
れてしまうことがあった。
【0008】一方、充填物を用いていない図4のもので
は、サンプル液体が熱分解されることはないが、ガラス
インサートが特殊形状のため、加工が困難なものとな
り、高価なガラスインサートとなった。また、洗浄の際
などに取扱いに注意しなければならないという問題もあ
った。
は、サンプル液体が熱分解されることはないが、ガラス
インサートが特殊形状のため、加工が困難なものとな
り、高価なガラスインサートとなった。また、洗浄の際
などに取扱いに注意しなければならないという問題もあ
った。
【0009】本発明は以上のような問題を解決し、PT
Vを行うのに適した簡単な構造のガラスインサートを用
いた試料気化室を提供することを目的とする。
Vを行うのに適した簡単な構造のガラスインサートを用
いた試料気化室を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた本発明の試料気化室は、ガスクロマトグラフ
装置の試料気化室において、試料気化室内に取り付ける
ガラスインサートの内壁面をすりガラスにしたことを特
徴とする。以下、この試料気化室について実施の形態を
用いて説明する。
になされた本発明の試料気化室は、ガスクロマトグラフ
装置の試料気化室において、試料気化室内に取り付ける
ガラスインサートの内壁面をすりガラスにしたことを特
徴とする。以下、この試料気化室について実施の形態を
用いて説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を用いて
説明する。図1は本発明の一実施例を示す試料気化室に
用いられるガラスインサートの断面図である。このガラ
スインサートは図5に示した従来例と同様の直管形状の
ガラスインサート22において、その内壁面がすりガラ
ス面23となるように加工してある。なお、その他の試
料気化室の構成については、図5の従来例と同様である
ので、同符号を用いることによりその説明を省略する。
説明する。図1は本発明の一実施例を示す試料気化室に
用いられるガラスインサートの断面図である。このガラ
スインサートは図5に示した従来例と同様の直管形状の
ガラスインサート22において、その内壁面がすりガラ
ス面23となるように加工してある。なお、その他の試
料気化室の構成については、図5の従来例と同様である
ので、同符号を用いることによりその説明を省略する。
【0012】本発明の試料気化室10では、試料気化室
の中に設けられるガラスインサート22の内壁面がすり
ガラス23にしてあるので、セプタム12を突き刺すこ
とにより導入されたマイクロシリンジのニードルから噴
出されたサンプル液体は、ガラスインサート22の内壁
面に付着すると、そのすりガラス面23に保持される。
すなわち、すりガラス処理がなされていない滑らかなガ
ラス面であれば液体試料は自重によりすぐに下方に流れ
てしまうのであるが、すりガラス処理がなされているこ
とにより、液体試料は流れずに留まることになる。
の中に設けられるガラスインサート22の内壁面がすり
ガラス23にしてあるので、セプタム12を突き刺すこ
とにより導入されたマイクロシリンジのニードルから噴
出されたサンプル液体は、ガラスインサート22の内壁
面に付着すると、そのすりガラス面23に保持される。
すなわち、すりガラス処理がなされていない滑らかなガ
ラス面であれば液体試料は自重によりすぐに下方に流れ
てしまうのであるが、すりガラス処理がなされているこ
とにより、液体試料は流れずに留まることになる。
【0013】以下に、PTV法による試料注入動作の説
明をする。まず、セプタム12にニードルを突き刺して
ニードル先端がガラスインサート22内にくるようにす
る。このニードルはニードル側面に針孔があるものがよ
り望ましい。そして、ニードルからサンプル液体を噴出
することにより、ガラスインサート22のすりガラス面
23にサンプル液体が付着するようにする。このとき、
ニードルを回転するようにすれば、内壁面全周にわたっ
てサンプル液体を付着できる。
明をする。まず、セプタム12にニードルを突き刺して
ニードル先端がガラスインサート22内にくるようにす
る。このニードルはニードル側面に針孔があるものがよ
り望ましい。そして、ニードルからサンプル液体を噴出
することにより、ガラスインサート22のすりガラス面
23にサンプル液体が付着するようにする。このとき、
ニードルを回転するようにすれば、内壁面全周にわたっ
てサンプル液体を付着できる。
【0014】続いて、キャリアガス導入口11aからキ
ャリアガスをしばらく流すことにより、溶媒成分を蒸発
させ、カラム内に全量を導入するか、もしくは、スプリ
ット口11dから排出する。
ャリアガスをしばらく流すことにより、溶媒成分を蒸発
させ、カラム内に全量を導入するか、もしくは、スプリ
ット口11dから排出する。
【0015】その後、予め温度制御部14に設定されて
いる所定のプログラムにより、ヒータの加熱を行うこと
により、すりガラス面23に付着していたサンプル液体
は気化され、キャピラリカラム15に導入されて成分分
離され、検出器16にて検出される。
いる所定のプログラムにより、ヒータの加熱を行うこと
により、すりガラス面23に付着していたサンプル液体
は気化され、キャピラリカラム15に導入されて成分分
離され、検出器16にて検出される。
【0016】すりガラス面23に付着させることができ
る液体試料は5μl程度であり、図4に示すようなカッ
プを有するガラスインサートによるものに比べれば小量
であるが、スプリット/スプリットレス注入によるもの
に比べればはるかに多量の試料注入が行え、高感度な測
定が行える。また、図3のような充填物が存在しないの
で、熱分解が生じにくく、安定な分析が行える。
る液体試料は5μl程度であり、図4に示すようなカッ
プを有するガラスインサートによるものに比べれば小量
であるが、スプリット/スプリットレス注入によるもの
に比べればはるかに多量の試料注入が行え、高感度な測
定が行える。また、図3のような充填物が存在しないの
で、熱分解が生じにくく、安定な分析が行える。
【0017】本実施例では、ガラスインサートは直線管
形状としたが、図2に示すように管の一部分を絞り込ん
で細径部を形成することにより、サンプルを均一に壁面
を濡らすことができる。すなわち、ニードルから噴出さ
れたサンプル液体は一旦この細径部に溜まることによ
り、細径部の下側では全内周にわたってサンプル液体が
付着することになるので、ニードルを回転することなく
均一に付着させることができる。
形状としたが、図2に示すように管の一部分を絞り込ん
で細径部を形成することにより、サンプルを均一に壁面
を濡らすことができる。すなわち、ニードルから噴出さ
れたサンプル液体は一旦この細径部に溜まることによ
り、細径部の下側では全内周にわたってサンプル液体が
付着することになるので、ニードルを回転することなく
均一に付着させることができる。
【0018】この実施態様を以下にまとめておく。 (1)ガスクロマトグラフ装置において、試料気化室内
に取り付けるガラスインサートの一部を細径にするとと
もに内壁面をすりガラスにしたことを特徴とする試料気
化室。
に取り付けるガラスインサートの一部を細径にするとと
もに内壁面をすりガラスにしたことを特徴とする試料気
化室。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の試料気化室
では、ガラスインサートの内壁面をすりガラスにしたの
で、単純な構造であるにもかかわらず、液体サンプルを
ガラスインサート内面に保持することができ、PTV法
による注入で分析をすることができる。
では、ガラスインサートの内壁面をすりガラスにしたの
で、単純な構造であるにもかかわらず、液体サンプルを
ガラスインサート内面に保持することができ、PTV法
による注入で分析をすることができる。
【図1】本発明の一実施例である試料気化室のガラスイ
ンサートの断面を示す図。
ンサートの断面を示す図。
【図2】本発明の他の一実施例である試料気化室のガラ
スインサートの断面を示す図。
スインサートの断面を示す図。
【図3】従来からのガラスインサートを示す図。
【図4】従来からのガラスインサートを示す図。
【図5】従来からの試料気化室の概略断面図。
10:試料気化室 11:気化室本体 13:ヒータ 14:温度制御部 15:キャピラリカラム 20:ガラスインサート 23:すりガラス面 25:細径部
Claims (1)
- 【請求項1】ガスクロマトグラフ装置の試料気化室にお
いて、試料気化室内に取り付けるガラスインサートの内
壁面をすりガラスにしたことを特徴とする試料気化室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19389995A JPH0943213A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 試料気化室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19389995A JPH0943213A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 試料気化室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943213A true JPH0943213A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16315600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19389995A Pending JPH0943213A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 試料気化室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0943213A (ja) |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19389995A patent/JPH0943213A/ja active Pending
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