JPH0943737A - 露光方法及び写真プリンタ - Google Patents
露光方法及び写真プリンタInfo
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- JPH0943737A JPH0943737A JP19655595A JP19655595A JPH0943737A JP H0943737 A JPH0943737 A JP H0943737A JP 19655595 A JP19655595 A JP 19655595A JP 19655595 A JP19655595 A JP 19655595A JP H0943737 A JPH0943737 A JP H0943737A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- photosensitive material
- liquid crystal
- crystal panel
- frequency component
- Prior art date
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- Pending
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- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液晶パネルにおけるマスク部をプリント上で
目立たなくすると共に、プリントの画質を一定レベルに
維持する。 【解決手段】 液晶パネルのドット周波数(画素ピッ
チ)に基づいてデフォーカス量を算出し(204)、焦
点距離可変レンズ系においてデフォーカス量に基づくデ
フォーカスを行う(206)。また、画像のうち低周波
成分を抽出し(208)、この低周波成分を液晶パネル
に表示する(210)。これにより、低周波成分は印画
紙面に焦点がずれるように結像し、結像された画像をデ
フォーカス露光する(212)。その後、焦点距離可変
レンズ系を元に戻し(216)、画像のうち高周波成分
を抽出し(218)、この高周波成分を印画紙面に焦点
が合うように結像させ、結像した画像を印画紙に露光す
る(222)。
目立たなくすると共に、プリントの画質を一定レベルに
維持する。 【解決手段】 液晶パネルのドット周波数(画素ピッ
チ)に基づいてデフォーカス量を算出し(204)、焦
点距離可変レンズ系においてデフォーカス量に基づくデ
フォーカスを行う(206)。また、画像のうち低周波
成分を抽出し(208)、この低周波成分を液晶パネル
に表示する(210)。これにより、低周波成分は印画
紙面に焦点がずれるように結像し、結像された画像をデ
フォーカス露光する(212)。その後、焦点距離可変
レンズ系を元に戻し(216)、画像のうち高周波成分
を抽出し(218)、この高周波成分を印画紙面に焦点
が合うように結像させ、結像した画像を印画紙に露光す
る(222)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真プリンタ及び
露光方法に係り、より詳しくは、画像を液晶パネルに表
示し、焦点距離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によ
って液晶パネルに表示された画像を感光材料面に結像
し、結像した画像を感光材料に露光する露光部を備えた
写真プリンタ及びこの写真プリンタにおける露光方法に
関する。
露光方法に係り、より詳しくは、画像を液晶パネルに表
示し、焦点距離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によ
って液晶パネルに表示された画像を感光材料面に結像
し、結像した画像を感光材料に露光する露光部を備えた
写真プリンタ及びこの写真プリンタにおける露光方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より1本の現像済ネガフィルムにど
のような写真が撮影されているかを簡単に検索できるよ
うに、各コマをマトリックス状に並べて縮小プリントし
たインデックスプリントが知られている。このインデッ
クスプリントは、液晶パネルに画像を表示させて露光処
理する副露光部を備えた写真プリンタにおいて作製され
る。即ち、副露光部において、所定のスキャナで読み取
られたネガフィルムの各コマの画像データを所定の画像
メモリに記憶し、所定のタイミングで数コマ分の画像デ
ータを画像メモリから読み出して液晶パネルに表示し、
表示された数コマ分の画像を印画紙に露光することによ
り、数コマ分のインデックス画像を露光する。その後、
印画紙を所定距離搬送し次の数コマ分の画像を上記のよ
うにして印画紙に露光する一連の動作を繰り返すことに
より、現像済ネガフィルムに関するインデックスプリン
トが作製される。
のような写真が撮影されているかを簡単に検索できるよ
うに、各コマをマトリックス状に並べて縮小プリントし
たインデックスプリントが知られている。このインデッ
クスプリントは、液晶パネルに画像を表示させて露光処
理する副露光部を備えた写真プリンタにおいて作製され
る。即ち、副露光部において、所定のスキャナで読み取
られたネガフィルムの各コマの画像データを所定の画像
メモリに記憶し、所定のタイミングで数コマ分の画像デ
ータを画像メモリから読み出して液晶パネルに表示し、
表示された数コマ分の画像を印画紙に露光することによ
り、数コマ分のインデックス画像を露光する。その後、
印画紙を所定距離搬送し次の数コマ分の画像を上記のよ
うにして印画紙に露光する一連の動作を繰り返すことに
より、現像済ネガフィルムに関するインデックスプリン
トが作製される。
【0003】また、上記のようなインデックスプリント
の作製と同様に、所定の画像メモリに記憶したネガフィ
ルムの各コマの画像データの中からプリントすべきコマ
の画像データを読み出して液晶パネルに表示し、表示さ
れた画像を印画紙に露光し処理することにより本プリン
トを作製する、いわゆる液晶写真プリンタが提案されて
いる。
の作製と同様に、所定の画像メモリに記憶したネガフィ
ルムの各コマの画像データの中からプリントすべきコマ
の画像データを読み出して液晶パネルに表示し、表示さ
れた画像を印画紙に露光し処理することにより本プリン
トを作製する、いわゆる液晶写真プリンタが提案されて
いる。
【0004】ところで、一般的に液晶パネルに設けられ
た画像表示面31A(図3参照)における画素に相当す
る開口部31Bの総面積は、画像表示面31A全体の面
積の50%以下であるため、上記のように液晶パネルに
表示された画像を印画紙に露光することによりプリント
を作製した場合、図4(A)に示すプリント画像120
のように、画像表示面31Aのマスク部31Cの像が目
立つ場合があるという問題点があった。
た画像表示面31A(図3参照)における画素に相当す
る開口部31Bの総面積は、画像表示面31A全体の面
積の50%以下であるため、上記のように液晶パネルに
表示された画像を印画紙に露光することによりプリント
を作製した場合、図4(A)に示すプリント画像120
のように、画像表示面31Aのマスク部31Cの像が目
立つ場合があるという問題点があった。
【0005】これを解決する方法として、露光すべき画
像を印画紙面に焦点をぼかして(デフォーカスして)結
像し、この結像した画像を印画紙に露光することが考え
られる。
像を印画紙面に焦点をぼかして(デフォーカスして)結
像し、この結像した画像を印画紙に露光することが考え
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにデフォーカスして結像された画像に基づいて作製さ
れたプリント画像は、画像の高周波成分を再現できない
ことにより、図4(B)に示すプリント画像122のよ
うに、ぼやけてしまい、画質が劣化してしまうという不
都合が生じていた。
うにデフォーカスして結像された画像に基づいて作製さ
れたプリント画像は、画像の高周波成分を再現できない
ことにより、図4(B)に示すプリント画像122のよ
うに、ぼやけてしまい、画質が劣化してしまうという不
都合が生じていた。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して成されたも
のであり、液晶パネルにおけるマスク部をプリント上で
目立たなくすると共に、プリントの画質を一定レベルに
維持することができる写真プリンタ及び露光方法を提供
することを目的とする。
のであり、液晶パネルにおけるマスク部をプリント上で
目立たなくすると共に、プリントの画質を一定レベルに
維持することができる写真プリンタ及び露光方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、画像を液晶パネルに表示
し、焦点距離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によっ
て液晶パネルに表示された画像を感光材料面に結像し、
結像した画像を感光材料に露光する露光部を備えた写真
プリンタにおける露光方法であって、前記液晶パネルの
画素ピッチに基づいてデフォーカス量を決定し、決定し
たデフォーカス量に基づいて前記焦点距離可変レンズ系
によって感光材料面から焦点がずれるように、前記表示
された画像を結像し、前記焦点がずれるように結像した
画像を感光材料に露光すると共に、前記焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面に焦点が合うように、前記表
示された画像を感光材料面に結像して該画像を感光材料
に露光する、ことを特徴とする。
めに、請求項1記載の発明は、画像を液晶パネルに表示
し、焦点距離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によっ
て液晶パネルに表示された画像を感光材料面に結像し、
結像した画像を感光材料に露光する露光部を備えた写真
プリンタにおける露光方法であって、前記液晶パネルの
画素ピッチに基づいてデフォーカス量を決定し、決定し
たデフォーカス量に基づいて前記焦点距離可変レンズ系
によって感光材料面から焦点がずれるように、前記表示
された画像を結像し、前記焦点がずれるように結像した
画像を感光材料に露光すると共に、前記焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面に焦点が合うように、前記表
示された画像を感光材料面に結像して該画像を感光材料
に露光する、ことを特徴とする。
【0009】このように請求項1記載の発明では、焦点
がずれるように感光材料面に結像した画像を感光材料に
露光する所謂デフォーカス露光と、同じ画像を感光材料
面に焦点が合うように結像して該画像を感光材料に露光
する所謂合焦露光と、を合わせて実行する。これによ
り、マスク部をプリント上で目立たなくすることができ
る、というデフォーカス露光の利点を得ることができ
る。また、デフォーカス露光では画像の高周波成分がカ
ットされるという欠点があるが、合焦露光と合わせるこ
とにより、高周波成分のカットを防止し、プリントの画
質を一定レベルに維持することができる。
がずれるように感光材料面に結像した画像を感光材料に
露光する所謂デフォーカス露光と、同じ画像を感光材料
面に焦点が合うように結像して該画像を感光材料に露光
する所謂合焦露光と、を合わせて実行する。これによ
り、マスク部をプリント上で目立たなくすることができ
る、というデフォーカス露光の利点を得ることができ
る。また、デフォーカス露光では画像の高周波成分がカ
ットされるという欠点があるが、合焦露光と合わせるこ
とにより、高周波成分のカットを防止し、プリントの画
質を一定レベルに維持することができる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項2記載の発明は、画像を液晶パネルに表示し、焦点距
離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネ
ルに表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画
像を感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタで
あって、前記画像のうち所定の周波数よりも高い高周波
成分を抽出する抽出手段と、前記液晶パネルの画素ピッ
チに基づいてデフォーカス量を決定する決定手段と、前
記決定手段により決定したデフォーカス量に基づいて前
記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面から焦点が
ずれるように前記画像を結像させ、結像した画像を感光
材料に露光すると共に、前記焦点距離可変レンズ系によ
って感光材料面に焦点が合うように、前記抽出手段によ
り抽出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結像
した画像を感光材料に露光する露光制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
項2記載の発明は、画像を液晶パネルに表示し、焦点距
離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネ
ルに表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画
像を感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタで
あって、前記画像のうち所定の周波数よりも高い高周波
成分を抽出する抽出手段と、前記液晶パネルの画素ピッ
チに基づいてデフォーカス量を決定する決定手段と、前
記決定手段により決定したデフォーカス量に基づいて前
記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面から焦点が
ずれるように前記画像を結像させ、結像した画像を感光
材料に露光すると共に、前記焦点距離可変レンズ系によ
って感光材料面に焦点が合うように、前記抽出手段によ
り抽出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結像
した画像を感光材料に露光する露光制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0011】この請求項2記載の発明では、抽出手段に
より画像のうち高周波成分を抽出する。決定手段により
液晶パネルの画素ピッチ、即ちドット周波数に基づいて
デフォーカス量を決定する。そして、露光制御手段によ
って、デフォーカス量に基づいて焦点距離可変レンズ系
によって感光材料面から焦点がずれるように、液晶パネ
ルに表示された画像を感光材料面に結像させ、結像した
画像を感光材料に露光する。このとき、液晶パネルに表
示された画像は感光材料面から焦点がずれるように結像
されるので、該画像の高周波成分のほとんどがカットさ
れる。そこで、露光制御手段によって、焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面に焦点が合うように、前記抽
出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結像した
画像を感光材料に露光する。これにより、画像をデフォ
ーカス露光した際にカットされた高周波成分は、上記合
焦露光により補完されることになる。従って、マスク部
をプリント上で目立たなくすることができる、というデ
フォーカス露光の利点を得つつ、高周波成分と低周波成
分とを概ねバランス良く露光し、プリントの画質を一定
レベルに維持することができる。
より画像のうち高周波成分を抽出する。決定手段により
液晶パネルの画素ピッチ、即ちドット周波数に基づいて
デフォーカス量を決定する。そして、露光制御手段によ
って、デフォーカス量に基づいて焦点距離可変レンズ系
によって感光材料面から焦点がずれるように、液晶パネ
ルに表示された画像を感光材料面に結像させ、結像した
画像を感光材料に露光する。このとき、液晶パネルに表
示された画像は感光材料面から焦点がずれるように結像
されるので、該画像の高周波成分のほとんどがカットさ
れる。そこで、露光制御手段によって、焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面に焦点が合うように、前記抽
出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結像した
画像を感光材料に露光する。これにより、画像をデフォ
ーカス露光した際にカットされた高周波成分は、上記合
焦露光により補完されることになる。従って、マスク部
をプリント上で目立たなくすることができる、というデ
フォーカス露光の利点を得つつ、高周波成分と低周波成
分とを概ねバランス良く露光し、プリントの画質を一定
レベルに維持することができる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項3記載の発明は、画像を液晶パネルに表示し、焦点距
離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネ
ルに表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画
像を感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタで
あって、前記画像のうち所定の周波数よりも低い低周波
成分を抽出する第1の抽出手段と、前記画像のうち前記
低周波成分以外の高周波成分を抽出する第2の抽出手段
と、前記液晶パネルの画素ピッチに基づいてデフォーカ
ス量を決定する決定手段と、前記決定手段により決定し
たデフォーカス量に基づいて前記焦点距離可変レンズ系
によって感光材料面から焦点がずれるように、前記第1
の抽出手段により抽出された低周波成分を感光材料面に
結像させ、結像した画像を感光材料に露光すると共に、
前記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面に焦点が
合うように、前記第2の抽出手段により抽出された高周
波成分を感光材料面に結像させ、結像した画像を感光材
料に露光する露光制御手段と、を有することを特徴とす
る。
項3記載の発明は、画像を液晶パネルに表示し、焦点距
離が変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネ
ルに表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画
像を感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタで
あって、前記画像のうち所定の周波数よりも低い低周波
成分を抽出する第1の抽出手段と、前記画像のうち前記
低周波成分以外の高周波成分を抽出する第2の抽出手段
と、前記液晶パネルの画素ピッチに基づいてデフォーカ
ス量を決定する決定手段と、前記決定手段により決定し
たデフォーカス量に基づいて前記焦点距離可変レンズ系
によって感光材料面から焦点がずれるように、前記第1
の抽出手段により抽出された低周波成分を感光材料面に
結像させ、結像した画像を感光材料に露光すると共に、
前記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面に焦点が
合うように、前記第2の抽出手段により抽出された高周
波成分を感光材料面に結像させ、結像した画像を感光材
料に露光する露光制御手段と、を有することを特徴とす
る。
【0013】この請求項3記載の発明では、第1の抽出
手段により画像のうち低周波成分を抽出すると共に、第
2の抽出手段により画像のうち前記低周波成分以外の高
周波成分を抽出する。決定手段により液晶パネルの画素
ピッチ、即ちドット周波数に基づいてデフォーカス量を
決定する。そして、露光制御手段によって、デフォーカ
ス量に基づいて焦点距離可変レンズ系によって感光材料
面から焦点がずれるように、前記抽出された低周波成分
を感光材料面に結像させ、結像した画像を感光材料に露
光する。また、露光制御手段によって、焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面に焦点が合うように、前記抽
出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結像した
画像を感光材料に露光する。
手段により画像のうち低周波成分を抽出すると共に、第
2の抽出手段により画像のうち前記低周波成分以外の高
周波成分を抽出する。決定手段により液晶パネルの画素
ピッチ、即ちドット周波数に基づいてデフォーカス量を
決定する。そして、露光制御手段によって、デフォーカ
ス量に基づいて焦点距離可変レンズ系によって感光材料
面から焦点がずれるように、前記抽出された低周波成分
を感光材料面に結像させ、結像した画像を感光材料に露
光する。また、露光制御手段によって、焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面に焦点が合うように、前記抽
出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結像した
画像を感光材料に露光する。
【0014】このように請求項3記載の発明では、画像
を高周波成分と低周波成分とに厳密に分解した上で、高
周波成分をデフォーカス露光でなく合焦露光すると共
に、低周波成分をデフォーカス露光する。これにより、
高周波成分と低周波成分とのバランスをより原画像に近
い状態に維持し、よりバランス良く露光することができ
る。
を高周波成分と低周波成分とに厳密に分解した上で、高
周波成分をデフォーカス露光でなく合焦露光すると共
に、低周波成分をデフォーカス露光する。これにより、
高周波成分と低周波成分とのバランスをより原画像に近
い状態に維持し、よりバランス良く露光することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0016】図1、図2を用いて本形態におけるプリン
タプロセッサ10の構成を説明する。外部をケーシング
12により覆われたプリンタプロセッサ10は、本プリ
ント及び副プリントの印画紙への露光を行うプリンタ部
58と、露光された印画紙に対し現像・定着・水洗・乾
燥の各処理を行うプロセッサ部72と、を備えている。
タプロセッサ10の構成を説明する。外部をケーシング
12により覆われたプリンタプロセッサ10は、本プリ
ント及び副プリントの印画紙への露光を行うプリンタ部
58と、露光された印画紙に対し現像・定着・水洗・乾
燥の各処理を行うプロセッサ部72と、を備えている。
【0017】まず、プリンタ部58の構成を説明する。
プリンタプロセッサ10には、図1において左方にケー
シング12から突出する作業テーブル14が設置されて
おり、作業テーブル14の上面には、ネガフィルム16
をセットするネガキャリア18、及びオペレータがコマ
ンドやデータ等を入力するためのキーボード15が配置
されている。
プリンタプロセッサ10には、図1において左方にケー
シング12から突出する作業テーブル14が設置されて
おり、作業テーブル14の上面には、ネガフィルム16
をセットするネガキャリア18、及びオペレータがコマ
ンドやデータ等を入力するためのキーボード15が配置
されている。
【0018】作業テーブル14の下方には主露光用光源
部36が設置されている。主露光用光源部36には光源
38が設置されており、光源38から射出された光は、
色補正フィルタ(以下、Color-Correction Filter :C
Cフィルタと称す)40、拡散筒42を介して、ネガキ
ャリア18にセットされたネガフィルム16へと至る。
CCフィルタ40はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y
(イエロー)の3組のフィルタから構成され、各フィル
タはCCフィルタ制御部39による制御の下に作動し、
光源38から射出された光の光軸上を出没可能とされて
いる。
部36が設置されている。主露光用光源部36には光源
38が設置されており、光源38から射出された光は、
色補正フィルタ(以下、Color-Correction Filter :C
Cフィルタと称す)40、拡散筒42を介して、ネガキ
ャリア18にセットされたネガフィルム16へと至る。
CCフィルタ40はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y
(イエロー)の3組のフィルタから構成され、各フィル
タはCCフィルタ制御部39による制御の下に作動し、
光源38から射出された光の光軸上を出没可能とされて
いる。
【0019】ネガキャリア18の下流側(図1において
上側)には、アーム44が形成されており、アーム44
内には、主露光用光学系46及びインデックスプリント
等の副プリントの露光を行う副プリント部22が設けら
れている。
上側)には、アーム44が形成されており、アーム44
内には、主露光用光学系46及びインデックスプリント
等の副プリントの露光を行う副プリント部22が設けら
れている。
【0020】主露光用光学系46の最下部には、ハーフ
ミラー43が配置されており、ネガキャリア18にセッ
トされたネガフィルム16を透過した光が到達する。ハ
ーフミラー43を透過する光路の下流側には、露光する
画像の倍率を変更するための露光レンズ48、露光光を
遮断するためのブラックシャッタ50が順に配置されて
いる。ブラックシャッタ50の下流側には、露光光を略
直角方向に反射するミラー51が配置されており、ミラ
ー51により反射された露光光は露光室52にセットさ
れた印画紙54に照射され、これにより印画紙54の露
光が行われる。
ミラー43が配置されており、ネガキャリア18にセッ
トされたネガフィルム16を透過した光が到達する。ハ
ーフミラー43を透過する光路の下流側には、露光する
画像の倍率を変更するための露光レンズ48、露光光を
遮断するためのブラックシャッタ50が順に配置されて
いる。ブラックシャッタ50の下流側には、露光光を略
直角方向に反射するミラー51が配置されており、ミラ
ー51により反射された露光光は露光室52にセットさ
れた印画紙54に照射され、これにより印画紙54の露
光が行われる。
【0021】一方、ハーフミラー43で反射する光路の
下流側には、測光用の画像の倍率を変更するための測光
用レンズ45が配置されており、測光用レンズ45の下
流側には、ハーフミラー47が配置されている。ハーフ
ミラー47により光が反射される方向には、イメージセ
ンサ等で構成されたスキャナ108が配置されており、
スキャナ108にはスキャナ108で読み取ったネガフ
ィルム16の各コマの画像データに対し所定の画像処理
を行う画像信号処理部102が接続されている。
下流側には、測光用の画像の倍率を変更するための測光
用レンズ45が配置されており、測光用レンズ45の下
流側には、ハーフミラー47が配置されている。ハーフ
ミラー47により光が反射される方向には、イメージセ
ンサ等で構成されたスキャナ108が配置されており、
スキャナ108にはスキャナ108で読み取ったネガフ
ィルム16の各コマの画像データに対し所定の画像処理
を行う画像信号処理部102が接続されている。
【0022】画像信号処理部102には画像表示装置と
してのシミュレータ104が接続されており、シミュレ
ータ104には、ネガフィルム16の各コマの画像につ
いて、設定された条件に基づいて作製された場合のプリ
ントのシミュレーション画像が表示される。
してのシミュレータ104が接続されており、シミュレ
ータ104には、ネガフィルム16の各コマの画像につ
いて、設定された条件に基づいて作製された場合のプリ
ントのシミュレーション画像が表示される。
【0023】また、画像信号処理部102には、画像デ
ータを記憶するための画像メモリ106が接続されてお
り、画像信号処理部102はスキャナ108で読み取っ
たネガフィルム16の各コマの画像データを画像メモリ
106に記憶する。
ータを記憶するための画像メモリ106が接続されてお
り、画像信号処理部102はスキャナ108で読み取っ
たネガフィルム16の各コマの画像データを画像メモリ
106に記憶する。
【0024】ハーフミラー47を透過する光路の下流側
には、ネガフィルム16の各コマの画像濃度を測定する
ためのネガ濃度測定部56が設けられており、ネガ濃度
測定部56にはイメージセンサ等で構成されたスキャナ
56Bと、スキャナ56Bで読み取ったネガフィルム1
6の各コマの画像濃度を測定するネガ濃度測定器56A
と、が設置されている。
には、ネガフィルム16の各コマの画像濃度を測定する
ためのネガ濃度測定部56が設けられており、ネガ濃度
測定部56にはイメージセンサ等で構成されたスキャナ
56Bと、スキャナ56Bで読み取ったネガフィルム1
6の各コマの画像濃度を測定するネガ濃度測定器56A
と、が設置されている。
【0025】副プリント部22には、インデックスプリ
ントの露光用光源として、光の青色成分を射出する発光
ダイオード(以下、B−LEDと称す)25、赤色成分
を射出する発光ダイオード(以下、R−LEDと称す)
26、及び緑色成分を射出する発光ダイオード(以下、
G−LEDと称す)27が設けられており、これらは光
源制御部24により動作制御されている。B−LED2
5は露光光軸X上に配置されており、B−LED25か
ら射出された光の進行方向下流側には、ダイクロイック
ミラー28が配置され、R−LED26から射出される
赤色光の光軸、及びG−LED27から射出される緑色
光の光軸を露光光軸Xに一致させている。
ントの露光用光源として、光の青色成分を射出する発光
ダイオード(以下、B−LEDと称す)25、赤色成分
を射出する発光ダイオード(以下、R−LEDと称す)
26、及び緑色成分を射出する発光ダイオード(以下、
G−LEDと称す)27が設けられており、これらは光
源制御部24により動作制御されている。B−LED2
5は露光光軸X上に配置されており、B−LED25か
ら射出された光の進行方向下流側には、ダイクロイック
ミラー28が配置され、R−LED26から射出される
赤色光の光軸、及びG−LED27から射出される緑色
光の光軸を露光光軸Xに一致させている。
【0026】ダイクロイックミラー28よりも光の進行
方向下流側には、光路の末端(画像に影響しない位置)
にミラー30が配置されており、ミラー30による光の
反射方向には、光源から射出された光の光量を測定する
ための光源光量センサ29が配置されている。
方向下流側には、光路の末端(画像に影響しない位置)
にミラー30が配置されており、ミラー30による光の
反射方向には、光源から射出された光の光量を測定する
ための光源光量センサ29が配置されている。
【0027】ミラー30の配置位置よりも下流側には、
液晶パネル31が露光光軸Xに対し垂直な面上に配置さ
れている。液晶パネル31の画像表示面31A(図3参
照)には、電気的な手段によって白色、黒色及びそれら
の中間色を表示可能な多数の画素が規則的に配列されて
おり、更に、液晶パネル31は256段階の階調を表現
することが可能である。液晶パネル31には、液晶パネ
ル31への画像表示を駆動する液晶パネルドライバ32
が接続されており、液晶パネルドライバ32には、副プ
リント部22における各種処理状況を監視・制御する副
制御部23が接続されている。
液晶パネル31が露光光軸Xに対し垂直な面上に配置さ
れている。液晶パネル31の画像表示面31A(図3参
照)には、電気的な手段によって白色、黒色及びそれら
の中間色を表示可能な多数の画素が規則的に配列されて
おり、更に、液晶パネル31は256段階の階調を表現
することが可能である。液晶パネル31には、液晶パネ
ル31への画像表示を駆動する液晶パネルドライバ32
が接続されており、液晶パネルドライバ32には、副プ
リント部22における各種処理状況を監視・制御する副
制御部23が接続されている。
【0028】副制御部23は図示しないCPU、RA
M、ROM、入出力コントローラ等により構成され、入
出力コントローラを介して前述した画像メモリ106に
接続されている。副制御部23は、画像メモリ106に
記憶されたネガフィルム16の各コマの画像データを読
み出し、所定の規則に従ってコマ画像を配置した一件の
インデックス画像データを形成し、形成した一件のイン
デックス画像データのうちの所定の数コマ分、一例とし
て5コマ分(1列分)の画像データに対応する画像を液
晶パネルドライバ32によって液晶パネル31に表示さ
せる。また、上記1列分の画像データのうちR色、G
色、B色の各々の色成分のみの画像データに対応する画
像を液晶パネル31に表示させることもできる。
M、ROM、入出力コントローラ等により構成され、入
出力コントローラを介して前述した画像メモリ106に
接続されている。副制御部23は、画像メモリ106に
記憶されたネガフィルム16の各コマの画像データを読
み出し、所定の規則に従ってコマ画像を配置した一件の
インデックス画像データを形成し、形成した一件のイン
デックス画像データのうちの所定の数コマ分、一例とし
て5コマ分(1列分)の画像データに対応する画像を液
晶パネルドライバ32によって液晶パネル31に表示さ
せる。また、上記1列分の画像データのうちR色、G
色、B色の各々の色成分のみの画像データに対応する画
像を液晶パネル31に表示させることもできる。
【0029】液晶パネル31の配置位置よりも下流側に
は、光路の末端(画像に影響しない位置)にミラー34
が配置されており、ミラー34による光の反射方向に
は、液晶パネル31を透過した光の光量を測定するため
の透過光量センサ33が配置されている。
は、光路の末端(画像に影響しない位置)にミラー34
が配置されており、ミラー34による光の反射方向に
は、液晶パネル31を透過した光の光量を測定するため
の透過光量センサ33が配置されている。
【0030】ミラー34の配置位置よりも下流側には、
露光する副プリントの画像の倍率を変更するための露光
レンズ35が配置されており、露光レンズ35によって
液晶パネル31に表示され露光光によって投影されたイ
ンデックスプリントの画像が印画紙54上に所定の倍率
で結像される。なお、露光レンズ35は複数枚のレンズ
から構成されており、副制御部23は、これら複数枚の
レンズの相対的位置を変更することにより、液晶パネル
31と印画紙54との光学的距離を変更する機能を有し
ている。
露光する副プリントの画像の倍率を変更するための露光
レンズ35が配置されており、露光レンズ35によって
液晶パネル31に表示され露光光によって投影されたイ
ンデックスプリントの画像が印画紙54上に所定の倍率
で結像される。なお、露光レンズ35は複数枚のレンズ
から構成されており、副制御部23は、これら複数枚の
レンズの相対的位置を変更することにより、液晶パネル
31と印画紙54との光学的距離を変更する機能を有し
ている。
【0031】また、副制御部23には、さらに上述した
光源制御部24、光源光量センサ29及び透過光量セン
サ33が接続されており、副制御部23は、光源光量セ
ンサ29により測定されたR、G、B各色の光量値に基
づいて適性な光量の補正量を算出し、B−LED25、
R−LED26、G−LED27から射出される光の光
量を光源制御部24によって補正させる。同様に、副制
御部23は、透過光量センサ33により測定された透過
光量値に基づき、適性な透過光量となるように液晶パネ
ルドライバ32を制御して液晶パネル31に表示する画
像の濃度を調整する。
光源制御部24、光源光量センサ29及び透過光量セン
サ33が接続されており、副制御部23は、光源光量セ
ンサ29により測定されたR、G、B各色の光量値に基
づいて適性な光量の補正量を算出し、B−LED25、
R−LED26、G−LED27から射出される光の光
量を光源制御部24によって補正させる。同様に、副制
御部23は、透過光量センサ33により測定された透過
光量値に基づき、適性な透過光量となるように液晶パネ
ルドライバ32を制御して液晶パネル31に表示する画
像の濃度を調整する。
【0032】このような副制御部23と同様に、プリン
タプロセッサ10全体の制御・監視を行う主制御部20
が、露光室52の下方に設置されている。この主制御部
20は図示しないCPU、RAM、ROM、入出力コン
トローラ等により構成されている。主制御部20には、
上述したCCフィルタ制御部39、ネガ濃度測定器56
A、画像信号処理部102及び副制御部23が接続され
ており、これらの各構成機器の動作を監視・制御してい
る。
タプロセッサ10全体の制御・監視を行う主制御部20
が、露光室52の下方に設置されている。この主制御部
20は図示しないCPU、RAM、ROM、入出力コン
トローラ等により構成されている。主制御部20には、
上述したCCフィルタ制御部39、ネガ濃度測定器56
A、画像信号処理部102及び副制御部23が接続され
ており、これらの各構成機器の動作を監視・制御してい
る。
【0033】アーム44上方右側面とケーシング12の
上面との角部には、装着部60が設けられており、装着
部60には、印画紙54をリール62に層状に巻き取っ
て収容するペーパマガジン64が装着されるようになっ
ている。
上面との角部には、装着部60が設けられており、装着
部60には、印画紙54をリール62に層状に巻き取っ
て収容するペーパマガジン64が装着されるようになっ
ている。
【0034】装着部60近傍にはローラ対66が配置さ
れており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52
へ搬送する。印画紙54はアーム44の手前でローラ6
7に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。な
お、ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字
状に案内してストックしておく第1のストック部69が
設けられている。
れており、印画紙54を挟持して水平状態で露光室52
へ搬送する。印画紙54はアーム44の手前でローラ6
7に巻掛られ、90度方向転換されて垂下される。な
お、ローラ66とローラ67との間には印画紙を略U字
状に案内してストックしておく第1のストック部69が
設けられている。
【0035】露光室52の露光部下方にはローラ68
A、68B、68Cが配置され、露光室52においてネ
ガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙54が、ロ
ーラ68A、68B、68Cの各々により略90度ずつ
方向転換され、後述するプロセッサ部72へ搬送され
る。
A、68B、68Cが配置され、露光室52においてネ
ガフィルム16の画像が焼付けられた印画紙54が、ロ
ーラ68A、68B、68Cの各々により略90度ずつ
方向転換され、後述するプロセッサ部72へ搬送され
る。
【0036】なお、ローラ68Aの下流側には、カッタ
71が配置されており、このカッタ71は、露光処理が
終了した印画紙54の後端を切断する。カッタ71で切
断され露光室52内に残った印画紙54は再度ペーパマ
ガジン64へ巻き戻すことができる。また、ローラ68
Aとローラ68Bとの間には焼付処理された印画紙54
を略U字状に案内してストックしておく第2のストック
部73が設けられている。第2のストック部73では、
印画紙54をストックすることにより、プリンタ部58
とプロセッサ部72との処理時間の差を吸収する。
71が配置されており、このカッタ71は、露光処理が
終了した印画紙54の後端を切断する。カッタ71で切
断され露光室52内に残った印画紙54は再度ペーパマ
ガジン64へ巻き戻すことができる。また、ローラ68
Aとローラ68Bとの間には焼付処理された印画紙54
を略U字状に案内してストックしておく第2のストック
部73が設けられている。第2のストック部73では、
印画紙54をストックすることにより、プリンタ部58
とプロセッサ部72との処理時間の差を吸収する。
【0037】次に、プロセッサ部72の構成を説明す
る。プロセッサ部72には、発色現像処理液が貯留され
た発色現像処理槽74、漂白定着処理液が貯留された漂
白定着処理槽76、及び水洗処理液が貯留された複数の
リンス処理槽78が設けられており、印画紙54が発色
現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数のリン
ス処理槽78を順に搬送されることにより、現像・定着
・水洗処理が順次行われる。水洗処理された印画紙54
はリンス処理槽78に隣接する乾燥部80へ搬送され、
乾燥部80では、印画紙54をローラに巻付け高温の空
気にさらして乾燥させる。
る。プロセッサ部72には、発色現像処理液が貯留され
た発色現像処理槽74、漂白定着処理液が貯留された漂
白定着処理槽76、及び水洗処理液が貯留された複数の
リンス処理槽78が設けられており、印画紙54が発色
現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数のリン
ス処理槽78を順に搬送されることにより、現像・定着
・水洗処理が順次行われる。水洗処理された印画紙54
はリンス処理槽78に隣接する乾燥部80へ搬送され、
乾燥部80では、印画紙54をローラに巻付け高温の空
気にさらして乾燥させる。
【0038】印画紙54は、図示しない一対のローラに
挟持され、乾燥処理終了後に乾燥部80から一定速度で
排出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が設
けられており、カッタ部84には、印画紙54に付与さ
れたカットマークを検知するカットマークセンサ86
と、印画紙54の濃度を測定するためのペーパー濃度測
定部90と、印画紙54を切断するカッタ88と、が設
置されている。これらカットマークセンサ86、ペーパ
ー濃度測定部90、カッタ88はそれぞれ主制御部20
に接続されている。カッタ部84では、印画紙54がカ
ッタ88によって画像コマ毎にカットされ、写真プリン
トが完成する。
挟持され、乾燥処理終了後に乾燥部80から一定速度で
排出される。乾燥部80の下流側にはカッタ部84が設
けられており、カッタ部84には、印画紙54に付与さ
れたカットマークを検知するカットマークセンサ86
と、印画紙54の濃度を測定するためのペーパー濃度測
定部90と、印画紙54を切断するカッタ88と、が設
置されている。これらカットマークセンサ86、ペーパ
ー濃度測定部90、カッタ88はそれぞれ主制御部20
に接続されている。カッタ部84では、印画紙54がカ
ッタ88によって画像コマ毎にカットされ、写真プリン
トが完成する。
【0039】完成した写真プリントは、ソータ部92へ
排出され、ソータ部92において仕分けられると共に所
定の検定作業が行われる。この検定作業によって、所謂
ピンボケ等の不良プリントが抜き取られた後、正常な写
真プリントはネガフィルムと共に顧客へと返却される。
排出され、ソータ部92において仕分けられると共に所
定の検定作業が行われる。この検定作業によって、所謂
ピンボケ等の不良プリントが抜き取られた後、正常な写
真プリントはネガフィルムと共に顧客へと返却される。
【0040】ところで、本発明に関連して、副制御部2
3は、露光すべき画像データを画像メモリ106から読
み出した後、画像データのうち所定周波数以下の低周波
数成分を抽出して液晶パネル31に表示させる機能、及
び画像データのうち所定周波数以上の高周波数成分を抽
出して液晶パネル31に表示させる機能を有する。ま
た、副制御部23は、マスク部をプリント上で目立たな
くするためのデフォーカス露光を行う際の適正なデフォ
ーカス量d、即ち液晶パネル31と印画紙54との光学
的な距離における焦点距離からのずらし量(距離)dを
算出し、このデフォーカス量dに基づいて前記低周波成
分をデフォーカス露光すると共に、前記高周波成分を合
焦露光する機能を有する。
3は、露光すべき画像データを画像メモリ106から読
み出した後、画像データのうち所定周波数以下の低周波
数成分を抽出して液晶パネル31に表示させる機能、及
び画像データのうち所定周波数以上の高周波数成分を抽
出して液晶パネル31に表示させる機能を有する。ま
た、副制御部23は、マスク部をプリント上で目立たな
くするためのデフォーカス露光を行う際の適正なデフォ
ーカス量d、即ち液晶パネル31と印画紙54との光学
的な距離における焦点距離からのずらし量(距離)dを
算出し、このデフォーカス量dに基づいて前記低周波成
分をデフォーカス露光すると共に、前記高周波成分を合
焦露光する機能を有する。
【0041】次に、本実施形態における作用を説明す
る。まず、プリンタプロセッサ10のプリンタ部58に
おける本プリントの露光処理を説明する。ブラックシャ
ッタ50を閉じた状態で、プリントすべき画像を記録し
たネガフィルム16をネガキャリア18にセットし光源
38を点灯し、ネガフィルム16を透過した光により結
像されるネガフィルム16の画像の濃度をネガ濃度測定
部56により測定する。測定されたネガフィルム16の
画像の濃度に基づいて、主制御部20により適正な露光
条件(例えば、フィルタ部40の各フィルタの挿入量
等)が設定される。次に、ブラックシャッタ50が開か
れ、ネガフィルム16の画像が、前記設定された露光条
件に基づいて印画紙54に露光される。
る。まず、プリンタプロセッサ10のプリンタ部58に
おける本プリントの露光処理を説明する。ブラックシャ
ッタ50を閉じた状態で、プリントすべき画像を記録し
たネガフィルム16をネガキャリア18にセットし光源
38を点灯し、ネガフィルム16を透過した光により結
像されるネガフィルム16の画像の濃度をネガ濃度測定
部56により測定する。測定されたネガフィルム16の
画像の濃度に基づいて、主制御部20により適正な露光
条件(例えば、フィルタ部40の各フィルタの挿入量
等)が設定される。次に、ブラックシャッタ50が開か
れ、ネガフィルム16の画像が、前記設定された露光条
件に基づいて印画紙54に露光される。
【0042】次に、プリンタ部58における副プリント
の露光処理として、副プリント部22において本プリン
トと同様のコマ画像を露光する場合について説明する。
プリントすべき画像を記録したネガフィルム16をネガ
キャリア18にセットして光源38を点灯し、ネガフィ
ルム16を透過した光により結像されるネガフィルム1
6の画像をスキャナ108で読み取り、読み取った画像
データを画像信号処理部102によって画像メモリ10
6に記憶する。副制御部23により、画像メモリ106
から画像データを読み出し、該画像データの青色成分
(以下、青色画像と称す)が印画紙54に結像されるよ
うに、青色画像に対応する画像を液晶パネル31に表示
し、B−LED25を上記設定された露光条件に応じた
時間だけ点灯する。これにより、画像データの青色画像
を印画紙54に露光する。以後同様にして、画像データ
の赤色成分(赤色画像)、緑色成分(緑色画像)につい
ても、液晶パネル31に表示し、それぞれR−LED2
6、G−LED27を点灯して、画像データの赤色画
像、緑色画像を印画紙54に露光する。これにより、プ
リントすべき画像が印画紙54に露光される。
の露光処理として、副プリント部22において本プリン
トと同様のコマ画像を露光する場合について説明する。
プリントすべき画像を記録したネガフィルム16をネガ
キャリア18にセットして光源38を点灯し、ネガフィ
ルム16を透過した光により結像されるネガフィルム1
6の画像をスキャナ108で読み取り、読み取った画像
データを画像信号処理部102によって画像メモリ10
6に記憶する。副制御部23により、画像メモリ106
から画像データを読み出し、該画像データの青色成分
(以下、青色画像と称す)が印画紙54に結像されるよ
うに、青色画像に対応する画像を液晶パネル31に表示
し、B−LED25を上記設定された露光条件に応じた
時間だけ点灯する。これにより、画像データの青色画像
を印画紙54に露光する。以後同様にして、画像データ
の赤色成分(赤色画像)、緑色成分(緑色画像)につい
ても、液晶パネル31に表示し、それぞれR−LED2
6、G−LED27を点灯して、画像データの赤色画
像、緑色画像を印画紙54に露光する。これにより、プ
リントすべき画像が印画紙54に露光される。
【0043】次に、プロセッサ部72における処理を説
明する。上記のようにして、プリントすべき画像が印画
紙54に露光された後、印画紙54はプロセッサ部72
の発色現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数
のリンス処理槽78を順に搬送されることにより、印画
紙54に対して現像・定着・水洗処理が順次行われる。
水洗処理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され、高
温の空気により乾燥処理される。乾燥処理された印画紙
54は、カッタ部84へ搬送され、カッタ88によって
画像コマ毎にカットされ、写真プリントとなる。そし
て、写真プリントは、ソータ部90へ排出され、ソータ
部90において仕分けられる。
明する。上記のようにして、プリントすべき画像が印画
紙54に露光された後、印画紙54はプロセッサ部72
の発色現像処理槽74、漂白定着処理槽76、及び複数
のリンス処理槽78を順に搬送されることにより、印画
紙54に対して現像・定着・水洗処理が順次行われる。
水洗処理された印画紙54は乾燥部80へ搬送され、高
温の空気により乾燥処理される。乾燥処理された印画紙
54は、カッタ部84へ搬送され、カッタ88によって
画像コマ毎にカットされ、写真プリントとなる。そし
て、写真プリントは、ソータ部90へ排出され、ソータ
部90において仕分けられる。
【0044】さて、ここで、本発明に係る作用を説明す
る。オペレータがキーボード15によって、本発明に係
る画像の2段階露光処理の開始指示を行うと、副制御部
23によって図5に示す制御ルーチンが実行開始され
る。
る。オペレータがキーボード15によって、本発明に係
る画像の2段階露光処理の開始指示を行うと、副制御部
23によって図5に示す制御ルーチンが実行開始され
る。
【0045】ステップ202では、指示された露光すべ
き画像データを画像メモリ106から読み出し、次のス
テップ204では、デフォーカス量dを以下のようにし
て算出する。
き画像データを画像メモリ106から読み出し、次のス
テップ204では、デフォーカス量dを以下のようにし
て算出する。
【0046】ここで、デフォーカス量dの算出方法につ
いて説明する。なお、本実施形態では、液晶パネル31
に表示した画像を印画紙54に結像させるために、拡散
光で照明した物体の結像に関するインコヒーレント・フ
ィルタリングの原理を用いるものとする。
いて説明する。なお、本実施形態では、液晶パネル31
に表示した画像を印画紙54に結像させるために、拡散
光で照明した物体の結像に関するインコヒーレント・フ
ィルタリングの原理を用いるものとする。
【0047】まず、液晶パネル31の画像表示面31A
に仮想的な2次元座標系(X,Y)を定め、該画像表示
面31Aの画素ピッチ、即ちドット周波数をX軸方向、
Y軸方向共にμとする。このときインコヒーレント結像
系のOTF(Optical Transfer Function :光学的伝達
関数値)とドット周波数ωとは、図6に示す線図Aのよ
うな関係となる。即ち、OTFは、ω=0よりドット周
波数ωの増大と共に単調に減少し、カットオフ周波数ω
0 は、 ω0 =2sin θ/λ −−−(1) となる。ここで、sin θはレンズの開口数、λは使用波
長である。よって、レンズを絞ってsin θを小さくする
ことにより、高周波数をカットすることができる。
に仮想的な2次元座標系(X,Y)を定め、該画像表示
面31Aの画素ピッチ、即ちドット周波数をX軸方向、
Y軸方向共にμとする。このときインコヒーレント結像
系のOTF(Optical Transfer Function :光学的伝達
関数値)とドット周波数ωとは、図6に示す線図Aのよ
うな関係となる。即ち、OTFは、ω=0よりドット周
波数ωの増大と共に単調に減少し、カットオフ周波数ω
0 は、 ω0 =2sin θ/λ −−−(1) となる。ここで、sin θはレンズの開口数、λは使用波
長である。よって、レンズを絞ってsin θを小さくする
ことにより、高周波数をカットすることができる。
【0048】ここで、このレンズをデフォーカス量dだ
け焦点をはずしたとすると、OTFは、図6に示す線図
Bのように変化し、最初に0となる周波数ω1 までの領
域を用いてローパス・フィルターとして用いることがで
きる。
け焦点をはずしたとすると、OTFは、図6に示す線図
Bのように変化し、最初に0となる周波数ω1 までの領
域を用いてローパス・フィルターとして用いることがで
きる。
【0049】このとき周波数ω1 は、 ω1 =0.61/dsin θ −−−(2) となる。
【0050】ここで、画像表示面31Aのドット周波数
μと周波数ω1 との関係として ω1 ≦μ/2 −−−(3) を満足するようにデフォーカス量dを設定する。
μと周波数ω1 との関係として ω1 ≦μ/2 −−−(3) を満足するようにデフォーカス量dを設定する。
【0051】なお、画像表示面31AのX軸方向のドッ
ト周波数αとY軸方向のドット周波数βとが異なる場合
には、上記(3)式に代わり、 ω1 ≦(α、βの小さい方)/2 −−−(4) とするか、または、 ω1 ≦(αとβとの平均値)/2 −−−(5) とする。
ト周波数αとY軸方向のドット周波数βとが異なる場合
には、上記(3)式に代わり、 ω1 ≦(α、βの小さい方)/2 −−−(4) とするか、または、 ω1 ≦(αとβとの平均値)/2 −−−(5) とする。
【0052】次のステップ206では、露光レンズ35
を構成する複数枚のレンズの相対的位置を変更すること
により、液晶パネル31に表示された画像の結像位置を
印画紙54の表面からデフォーカス量dだけずらす。即
ち、デフォーカス量dだけ焦点をはずす。そして、次の
ステップ208では露光すべき画像の低周波成分を抽出
し、次のステップ210で前記抽出した低周波成分を液
晶パネル31に表示する。
を構成する複数枚のレンズの相対的位置を変更すること
により、液晶パネル31に表示された画像の結像位置を
印画紙54の表面からデフォーカス量dだけずらす。即
ち、デフォーカス量dだけ焦点をはずす。そして、次の
ステップ208では露光すべき画像の低周波成分を抽出
し、次のステップ210で前記抽出した低周波成分を液
晶パネル31に表示する。
【0053】ここで、画像の低周波成分の抽出方法の一
例として、フーリエ変換を用いた抽出方法について説明
する。
例として、フーリエ変換を用いた抽出方法について説明
する。
【0054】図7(A)に示す原画像130に対して予
め定めた2次元座標系における座標(m,n)での画素
値をf(m,n)とし、所定のフーリエ変換を行った後
の変換画像132の同一座標(m,n)における画素値
をg(m,n)とすると、g(m,n)は以下の(6)
式により表すことができる。
め定めた2次元座標系における座標(m,n)での画素
値をf(m,n)とし、所定のフーリエ変換を行った後
の変換画像132の同一座標(m,n)における画素値
をg(m,n)とすると、g(m,n)は以下の(6)
式により表すことができる。
【0055】
【数1】
【0056】この(6)式のh(s,t)は、インパル
ス応答を示し、以下の式(7)式で表される。
ス応答を示し、以下の式(7)式で表される。
【0057】
【数2】
【0058】ここで、H(ω1 ,ω2 )は、以下(8)
式のように図7(B)に示すフーリエ変換面での座標値
に応じて値が設定される。
式のように図7(B)に示すフーリエ変換面での座標値
に応じて値が設定される。
【0059】
【数3】
【0060】よって、図7(B)に示すフーリエ変換面
において原点から距離Rの範囲内(円134の内部)、
即ち所定の低周波数領域のみ、H(ω1 ,ω2 )が
「1」となり、変換画像132における画素値g(m,
n)が算出される。
において原点から距離Rの範囲内(円134の内部)、
即ち所定の低周波数領域のみ、H(ω1 ,ω2 )が
「1」となり、変換画像132における画素値g(m,
n)が算出される。
【0061】上記距離Rは、例えば図7(D)に示す液
晶パネル31の画像表示面31AにおけるX軸方向の画
素ピッチPx及びY軸方向の画素ピッチPyに基づいて
以下の(9)式により算出することができる。
晶パネル31の画像表示面31AにおけるX軸方向の画
素ピッチPx及びY軸方向の画素ピッチPyに基づいて
以下の(9)式により算出することができる。
【0062】
【数4】
【0063】なお、後述するステップ218での高周波
数成分の抽出では、上記と逆にH(ω1 ,ω2 )は、以
下(10)式のように設定される。即ち、所定の高周波
数領域のみ、H(ω1 ,ω2 )が「1」となり、変換画
像132における画素値g(m,n)が算出される。
数成分の抽出では、上記と逆にH(ω1 ,ω2 )は、以
下(10)式のように設定される。即ち、所定の高周波
数領域のみ、H(ω1 ,ω2 )が「1」となり、変換画
像132における画素値g(m,n)が算出される。
【0064】
【数5】
【0065】なお、上記のようにして抽出した高周波数
成分は撮影時にピントの合っている画像の主要部(例え
ば図7(A)の人物130Aや建物130B、及び輪郭
成分)に対応し、低周波数成分は空や山等の画像の背景
部分(例えば図7(A)の背景130C)に対応するこ
ととなる。
成分は撮影時にピントの合っている画像の主要部(例え
ば図7(A)の人物130Aや建物130B、及び輪郭
成分)に対応し、低周波数成分は空や山等の画像の背景
部分(例えば図7(A)の背景130C)に対応するこ
ととなる。
【0066】次のステップ212では、表示された低周
波成分を印画紙54に露光し、所定の露光時間経過後、
次のステップ214で液晶パネル31の表示を解除す
る。
波成分を印画紙54に露光し、所定の露光時間経過後、
次のステップ214で液晶パネル31の表示を解除す
る。
【0067】次のステップ216では、液晶パネル31
に表示された画像の結像位置が印画紙54の表面となる
ように、露光レンズ35を構成する複数枚のレンズの相
対的位置を元に戻す。即ち、露光レンズ35の焦点を合
わせる。次のステップ218では露光すべき画像の高周
波成分を抽出し、次のステップ220で前記抽出した高
周波成分を液晶パネル31に表示する。さらに、次のス
テップ222では、表示された高周波成分を印画紙54
に露光し、所定の露光時間経過後、次のステップ224
で液晶パネル31の表示を解除する。
に表示された画像の結像位置が印画紙54の表面となる
ように、露光レンズ35を構成する複数枚のレンズの相
対的位置を元に戻す。即ち、露光レンズ35の焦点を合
わせる。次のステップ218では露光すべき画像の高周
波成分を抽出し、次のステップ220で前記抽出した高
周波成分を液晶パネル31に表示する。さらに、次のス
テップ222では、表示された高周波成分を印画紙54
に露光し、所定の露光時間経過後、次のステップ224
で液晶パネル31の表示を解除する。
【0068】その後、ステップ226でプロセッサ部7
2において前記露光された印画紙54に対し、現像・定
着・水洗・乾燥の各処理を行い、写真プリントを作製す
る。
2において前記露光された印画紙54に対し、現像・定
着・水洗・乾燥の各処理を行い、写真プリントを作製す
る。
【0069】上記の実施形態によれば、高周波成分をデ
フォーカス露光でなく合焦露光すると共に低周波成分を
デフォーカス露光するので、マスク部をプリント上で目
立たなくすることができる、というデフォーカス露光の
利点を得つつ、高周波成分と低周波成分とをバランス良
く露光し、プリントの画質を一定レベルに維持すること
ができる。例えば、図4(C)に示すプリント画像12
4のような一定レベル以上の画質のプリントを得ること
ができる。
フォーカス露光でなく合焦露光すると共に低周波成分を
デフォーカス露光するので、マスク部をプリント上で目
立たなくすることができる、というデフォーカス露光の
利点を得つつ、高周波成分と低周波成分とをバランス良
く露光し、プリントの画質を一定レベルに維持すること
ができる。例えば、図4(C)に示すプリント画像12
4のような一定レベル以上の画質のプリントを得ること
ができる。
【0070】なお、上記実施形態では、画像を高周波成
分と低周波成分とに分け、高周波成分を合焦露光し低周
波成分をデフォーカス露光したが、画像を上記のように
分けることなく同じ画像に対し合焦露光とデフォーカス
露光とを合わせて実行しても良い。但し、デフォーカス
露光において高周波成分がカットされるため合焦露光時
に高周波成分を補完することが望ましい。
分と低周波成分とに分け、高周波成分を合焦露光し低周
波成分をデフォーカス露光したが、画像を上記のように
分けることなく同じ画像に対し合焦露光とデフォーカス
露光とを合わせて実行しても良い。但し、デフォーカス
露光において高周波成分がカットされるため合焦露光時
に高周波成分を補完することが望ましい。
【0071】また、上記実施形態では、デフォーカス量
dだけ焦点をはずすために、露光レンズ35によって液
晶パネル31と印画紙54との光学的距離を変更するこ
とを示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、液晶パネル31と印画紙54との物理的距離を変更
しても良く、また液晶パネル31と印画紙54との間に
ガラス板等を挿入することにより液晶パネル31と印画
紙54との光学的距離を変更しても良い。
dだけ焦点をはずすために、露光レンズ35によって液
晶パネル31と印画紙54との光学的距離を変更するこ
とを示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、液晶パネル31と印画紙54との物理的距離を変更
しても良く、また液晶パネル31と印画紙54との間に
ガラス板等を挿入することにより液晶パネル31と印画
紙54との光学的距離を変更しても良い。
【0072】また、上記実施形態では、低周波成分のデ
フォーカス露光と高周波成分の合焦露光とで、低周波成
分のデフォーカス露光を先に実行する例を示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、高周波成分の合
焦露光を先に実行しても良いし、複数の液晶画像の露光
系を備えている場合は低周波成分のデフォーカス露光と
高周波成分の合焦露光とを同時並行で実行しても良い。
フォーカス露光と高周波成分の合焦露光とで、低周波成
分のデフォーカス露光を先に実行する例を示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、高周波成分の合
焦露光を先に実行しても良いし、複数の液晶画像の露光
系を備えている場合は低周波成分のデフォーカス露光と
高周波成分の合焦露光とを同時並行で実行しても良い。
【0073】また、デフォーカスによると高周波成分が
カットされることから、デフォーカス露光時には周波数
分解を行わないで、合焦露光時にのみ高周波成分を抽出
し液晶パネルに表示して露光しても良い。即ち、図5に
示す制御ルーチンにおけるステップ208、210で低
周波成分の抽出と表示を行わず、その代わり周波数分解
を行っていない画像を液晶パネルに表示し、次のステッ
プ212で当該表示画像を露光する。そして、高周波成
分の抽出のみを行い、抽出した高周波成分を合焦露光す
る。これにより、周波数分解を行っていない画像をデフ
ォーカス露光した際にカットされた高周波成分は、合焦
露光により補完されるので、高周波成分と低周波成分と
を概ねバランス良く露光し、プリントの画質を一定レベ
ルに維持することができる。
カットされることから、デフォーカス露光時には周波数
分解を行わないで、合焦露光時にのみ高周波成分を抽出
し液晶パネルに表示して露光しても良い。即ち、図5に
示す制御ルーチンにおけるステップ208、210で低
周波成分の抽出と表示を行わず、その代わり周波数分解
を行っていない画像を液晶パネルに表示し、次のステッ
プ212で当該表示画像を露光する。そして、高周波成
分の抽出のみを行い、抽出した高周波成分を合焦露光す
る。これにより、周波数分解を行っていない画像をデフ
ォーカス露光した際にカットされた高周波成分は、合焦
露光により補完されるので、高周波成分と低周波成分と
を概ねバランス良く露光し、プリントの画質を一定レベ
ルに維持することができる。
【0074】また、上述した実施形態では、副プリント
部を備えたプリンタプロセッサに本発明を適用した例を
示したが、別個のインデックスプリンタとペーパープロ
セッサとで構成された写真プリントシステムや、画像メ
モリと該画像メモリに記憶された画像データを表示する
液晶パネルと該液晶パネルに表示された画像を露光可能
な露光系とを有する液晶写真プリンタ、にも適用するこ
ともできる。
部を備えたプリンタプロセッサに本発明を適用した例を
示したが、別個のインデックスプリンタとペーパープロ
セッサとで構成された写真プリントシステムや、画像メ
モリと該画像メモリに記憶された画像データを表示する
液晶パネルと該液晶パネルに表示された画像を露光可能
な露光系とを有する液晶写真プリンタ、にも適用するこ
ともできる。
【0075】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、所謂デフ
ォーカス露光と所謂合焦露光とを合わせて実行するの
で、マスク部をプリント上で目立たなくすることができ
る、というデフォーカス露光の利点を得ることができる
と共に、高周波成分のカットを防止しプリントの画質を
一定レベルに維持することができる、という効果が得ら
れる。
ォーカス露光と所謂合焦露光とを合わせて実行するの
で、マスク部をプリント上で目立たなくすることができ
る、というデフォーカス露光の利点を得ることができる
と共に、高周波成分のカットを防止しプリントの画質を
一定レベルに維持することができる、という効果が得ら
れる。
【0076】また、請求項2記載の発明によれば、画像
をデフォーカス露光した際にカットされた高周波成分
は、合焦露光により補完されるので、マスク部をプリン
ト上で目立たなくすることができるというデフォーカス
露光の利点を得つつ、高周波成分と低周波成分とを概ね
バランス良く露光し、プリントの画質を一定レベルに維
持することができる、という効果が得られる。
をデフォーカス露光した際にカットされた高周波成分
は、合焦露光により補完されるので、マスク部をプリン
ト上で目立たなくすることができるというデフォーカス
露光の利点を得つつ、高周波成分と低周波成分とを概ね
バランス良く露光し、プリントの画質を一定レベルに維
持することができる、という効果が得られる。
【0077】また、請求項3記載の発明によれば、画像
を高周波成分と低周波成分とに厳密に分解した上で、高
周波成分を合焦露光すると共に低周波成分をデフォーカ
ス露光するので、高周波成分と低周波成分とのバランス
をより原画像に近い状態に維持し、よりバランス良く露
光することができる、という効果が得られる。
を高周波成分と低周波成分とに厳密に分解した上で、高
周波成分を合焦露光すると共に低周波成分をデフォーカ
ス露光するので、高周波成分と低周波成分とのバランス
をより原画像に近い状態に維持し、よりバランス良く露
光することができる、という効果が得られる。
【図1】本実施形態のプリンタプロセッサの概略構成図
である。
である。
【図2】本実施形態のプリンタプロセッサにおけるプリ
ンタ部の構成を示すブロック図である。
ンタ部の構成を示すブロック図である。
【図3】液晶パネルの画像表示面の構造を示す図であ
る。
る。
【図4】(A)は通常の合焦露光により作製されたプリ
ントを示す図であり、(B)はデフォーカス露光により
作製されたプリントを示す図であり、(C)は合焦露光
とデフォーカス露光とを合わせて実行して作製されたプ
リントを示す図である。
ントを示す図であり、(B)はデフォーカス露光により
作製されたプリントを示す図であり、(C)は合焦露光
とデフォーカス露光とを合わせて実行して作製されたプ
リントを示す図である。
【図5】本実施形態に係る露光処理の制御ルーチンを示
す流図である。
す流図である。
【図6】インコヒーレント結像系のOTFと周波数ωと
の関係を示す線図である。
の関係を示す線図である。
【図7】(A)は低周波数成分や高周波数成分を抽出す
る対象としての原画像を示す図であり、(B)は(A)
に対応するフーリエ変換面を示す図であり、(C)は低
周波数成分のみを抽出した画像を示す図であり、(D)
は液晶パネルの画像表示面の画素ピッチの一例を示す図
である。
る対象としての原画像を示す図であり、(B)は(A)
に対応するフーリエ変換面を示す図であり、(C)は低
周波数成分のみを抽出した画像を示す図であり、(D)
は液晶パネルの画像表示面の画素ピッチの一例を示す図
である。
10 プリンタプロセッサ 22 副プリント部 23 副制御部 31 液晶パネル 35 露光レンズ(焦点距離可変レンズ系) 54 印画紙(感光材料) 58 プリンタ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】(A)は通常の合焦露光により作製されたプリ
ントをディスプレイ上に表示した中間調画像であり、
(B)はデフォーカス露光により作製されたプリントを
ディスプレイ上に表示した中間調画像であり、(C)は
合焦露光とデフォーカス露光とを合わせて実行して作製
されたプリントをディスプレイ上に表示した中間調画像
である。
ントをディスプレイ上に表示した中間調画像であり、
(B)はデフォーカス露光により作製されたプリントを
ディスプレイ上に表示した中間調画像であり、(C)は
合焦露光とデフォーカス露光とを合わせて実行して作製
されたプリントをディスプレイ上に表示した中間調画像
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 画像を液晶パネルに表示し、焦点距離が
変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネルに
表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画像を
感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタにおけ
る露光方法であって、 前記液晶パネルの画素ピッチに基づいてデフォーカス量
を決定し、 決定したデフォーカス量に基づいて前記焦点距離可変レ
ンズ系によって感光材料面から焦点がずれるように、前
記表示された画像を結像し、 前記焦点がずれるように結像した画像を感光材料に露光
すると共に、 前記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面に焦点が
合うように、前記表示された画像を感光材料面に結像し
て該画像を感光材料に露光する、 ことを特徴とする露光方法。 - 【請求項2】 画像を液晶パネルに表示し、焦点距離が
変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネルに
表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画像を
感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタであっ
て、 前記画像のうち所定の周波数よりも高い高周波成分を抽
出する抽出手段と、 前記液晶パネルの画素ピッチに基づいてデフォーカス量
を決定する決定手段と、 前記決定手段により決定したデフォーカス量に基づいて
前記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面から焦点
がずれるように前記画像を結像させ、結像した画像を感
光材料に露光すると共に、前記焦点距離可変レンズ系に
よって感光材料面に焦点が合うように、前記抽出手段に
より抽出された高周波成分を感光材料面に結像させ、結
像した画像を感光材料に露光する露光制御手段と、 を有する写真プリンタ。 - 【請求項3】 画像を液晶パネルに表示し、焦点距離が
変更可能な焦点距離可変レンズ系によって液晶パネルに
表示された画像を感光材料面に結像し、結像した画像を
感光材料に露光する露光部を備えた写真プリンタであっ
て、 前記画像のうち所定の周波数よりも低い低周波成分を抽
出する第1の抽出手段と、 前記画像のうち前記低周波成分以外の高周波成分を抽出
する第2の抽出手段と、 前記液晶パネルの画素ピッチに基づいてデフォーカス量
を決定する決定手段と、 前記決定手段により決定したデフォーカス量に基づいて
前記焦点距離可変レンズ系によって感光材料面から焦点
がずれるように、前記第1の抽出手段により抽出された
低周波成分を感光材料面に結像させ、結像した画像を感
光材料に露光すると共に、前記焦点距離可変レンズ系に
よって感光材料面に焦点が合うように、前記第2の抽出
手段により抽出された高周波成分を感光材料面に結像さ
せ、結像した画像を感光材料に露光する露光制御手段
と、 を有する写真プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19655595A JPH0943737A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 露光方法及び写真プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19655595A JPH0943737A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 露光方法及び写真プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943737A true JPH0943737A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16359689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19655595A Pending JPH0943737A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 露光方法及び写真プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0943737A (ja) |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19655595A patent/JPH0943737A/ja active Pending
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