JPH0944843A - 磁気記録カード及びその製造方法 - Google Patents
磁気記録カード及びその製造方法Info
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- JPH0944843A JPH0944843A JP7190745A JP19074595A JPH0944843A JP H0944843 A JPH0944843 A JP H0944843A JP 7190745 A JP7190745 A JP 7190745A JP 19074595 A JP19074595 A JP 19074595A JP H0944843 A JPH0944843 A JP H0944843A
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- magnetic
- card
- magnetic recording
- recording
- recording card
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、安価なコストで、記録されている
記録情報の消去や書き換えが容易に行い得ないようにす
るとともに、信号記録領域の摩耗の防止が図られるよう
にせんとするものである。 【解決手段】 非磁性のカード基体1aに磁性層1bを
有する磁気テープ6が被着されて信号記録領域3が形成
された磁気記録カードにおいて、この信号記録領域3が
凹部5と凸部4とからなる凹凸形状に形成されるととも
に、この凹部5の磁化方向と凸部4の磁化方向が反転し
てなる。そして、少なくとも凹部内に保護材料が充填さ
れてなる。
記録情報の消去や書き換えが容易に行い得ないようにす
るとともに、信号記録領域の摩耗の防止が図られるよう
にせんとするものである。 【解決手段】 非磁性のカード基体1aに磁性層1bを
有する磁気テープ6が被着されて信号記録領域3が形成
された磁気記録カードにおいて、この信号記録領域3が
凹部5と凸部4とからなる凹凸形状に形成されるととも
に、この凹部5の磁化方向と凸部4の磁化方向が反転し
てなる。そして、少なくとも凹部内に保護材料が充填さ
れてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる磁気記録
方式により記録された情報が得られる読み出し専用の磁
気記録カード及びその製造方法に関する。
方式により記録された情報が得られる読み出し専用の磁
気記録カード及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、銀行のキャッシュディスペンサー
用のカード、クレジットカード、IDカード等の磁気記
録カードが広く利用されている。
用のカード、クレジットカード、IDカード等の磁気記
録カードが広く利用されている。
【0003】これらの磁気記録カードは、カード基体に
磁性層が被着されて信号記録領域が形成されてなる。そ
して、いわゆる磁気記録方式によって、カード基体に形
成された信号記録領域に対して情報記録が行なわれ、磁
気ヘッドによって、この情報記録が読み取られるもので
ある。したがって、安価にかつ大量に記録情報が記録す
ることが可能なために応用範囲が広く、そのため汎用さ
れている。
磁性層が被着されて信号記録領域が形成されてなる。そ
して、いわゆる磁気記録方式によって、カード基体に形
成された信号記録領域に対して情報記録が行なわれ、磁
気ヘッドによって、この情報記録が読み取られるもので
ある。したがって、安価にかつ大量に記録情報が記録す
ることが可能なために応用範囲が広く、そのため汎用さ
れている。
【0004】これらの磁気記録カードは、現在一般的に
使用されているものは、機械に挿入して記録情報を得る
ことができる接触型のものであり、そこに記録された記
録情報が専ら読み出しに使用される読み出し専用の磁気
記録カードである。
使用されているものは、機械に挿入して記録情報を得る
ことができる接触型のものであり、そこに記録された記
録情報が専ら読み出しに使用される読み出し専用の磁気
記録カードである。
【0005】このような読み出し専用の磁気記録カード
においては、通常の磁気記録を用いており、保磁力(抗
磁力)Hcがさほど大きくないものが採用されている。
においては、通常の磁気記録を用いており、保磁力(抗
磁力)Hcがさほど大きくないものが採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気記録カ
ードは、個人情報を記録していたり、財産に関係する記
録情報等の重要な記録情報が記録されているために、本
来、容易に消去出来るものであったり、書き換えが可能
であったりしてはならない。
ードは、個人情報を記録していたり、財産に関係する記
録情報等の重要な記録情報が記録されているために、本
来、容易に消去出来るものであったり、書き換えが可能
であったりしてはならない。
【0007】しかしながら、上記接触型磁気記録カード
は、機械に挿入して記録情報を得るものであるから、使
用回数が多いと、磁気記録層が浮き出すようになって、
記録情報の強さが弱くなる問題点を有する。
は、機械に挿入して記録情報を得るものであるから、使
用回数が多いと、磁気記録層が浮き出すようになって、
記録情報の強さが弱くなる問題点を有する。
【0008】他方、読み出し専用の磁気記録カードは、
安価にかつ大量に記録情報が記録することが可能なため
に応用範囲が広く、そのため汎用されているものであ
る。
安価にかつ大量に記録情報が記録することが可能なため
に応用範囲が広く、そのため汎用されているものであ
る。
【0009】しかしながら、使用回数が多いことにより
記録情報の強さが弱くなった磁気記録カードについて、
消去や、書き換えが容易に出来なくするようにすると、
高コストとなり、汎用される理由が失われてしまう。
記録情報の強さが弱くなった磁気記録カードについて、
消去や、書き換えが容易に出来なくするようにすると、
高コストとなり、汎用される理由が失われてしまう。
【0010】しかも、上記磁気記録カードにおいて、現
在の技術では、安価なコストで、信号記録領域の摩耗を
防止することも困難である。
在の技術では、安価なコストで、信号記録領域の摩耗を
防止することも困難である。
【0011】そこで、本発明は、いわゆる読み出し専用
を目的とした磁気記録カードにおいて、安価なコスト
で、記録されている記録情報の消去や書き換えが容易に
行えず、しかも、信号記録領域の摩耗の防止が図られる
磁気記録カード及びその製造方法を提供することを目的
とする。
を目的とした磁気記録カードにおいて、安価なコスト
で、記録されている記録情報の消去や書き換えが容易に
行えず、しかも、信号記録領域の摩耗の防止が図られる
磁気記録カード及びその製造方法を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる磁気記録
カードは、上記目的を達成するために、非磁性のカード
基体に磁性層を有する磁気テープが被着されて信号記録
領域が形成された磁気記録カードにおいて、この信号記
録領域が凹部と凸部とからなる凹凸形状に形成されると
ともに、この凹部の磁化方向と凸部の磁化方向が反転し
てなることを特徴とする。
カードは、上記目的を達成するために、非磁性のカード
基体に磁性層を有する磁気テープが被着されて信号記録
領域が形成された磁気記録カードにおいて、この信号記
録領域が凹部と凸部とからなる凹凸形状に形成されると
ともに、この凹部の磁化方向と凸部の磁化方向が反転し
てなることを特徴とする。
【0013】そして、少なくとも凹部内に保護材料が充
填されてなることが好ましい。
填されてなることが好ましい。
【0014】他方、本発明にかかる磁気記録カードの製
造方法は、非磁性のカード基体に磁性層を有する磁気テ
ープが被着されて信号記録領域が形成され、この信号記
録領域が凹部と凸部とからなる凹凸形状に形成されると
ともに、この凹部の磁化方向と凸部の磁化方向が反転し
てなる磁気記録カードの製造方法であって、磁気ヘッド
に第1の記録電流を印可しながらこの磁気ヘッドを磁気
記録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カー
ドの凹部と凸部の磁性層をすべて同一の方向に磁化した
後、第1の記録電流とは逆極性の第2の記録電流を磁気
記録カードに印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記録カ
ードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カードの凸
部の磁性層のみを逆向きに磁化することを特徴とする。
造方法は、非磁性のカード基体に磁性層を有する磁気テ
ープが被着されて信号記録領域が形成され、この信号記
録領域が凹部と凸部とからなる凹凸形状に形成されると
ともに、この凹部の磁化方向と凸部の磁化方向が反転し
てなる磁気記録カードの製造方法であって、磁気ヘッド
に第1の記録電流を印可しながらこの磁気ヘッドを磁気
記録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カー
ドの凹部と凸部の磁性層をすべて同一の方向に磁化した
後、第1の記録電流とは逆極性の第2の記録電流を磁気
記録カードに印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記録カ
ードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カードの凸
部の磁性層のみを逆向きに磁化することを特徴とする。
【0015】そして、非磁性のカード基体が、その表面
にエンボス加工によりエンボス文字が施されるカード基
体であって、このエンボス加工の際に磁気テープに対し
てもエンボス加工することを特徴とする。
にエンボス加工によりエンボス文字が施されるカード基
体であって、このエンボス加工の際に磁気テープに対し
てもエンボス加工することを特徴とする。
【0016】また、非磁性のカード基体に凹部と凸部か
らなる凹凸形状がエンボス加工により形成された後に、
この凹部と凸部に磁気テープを倣うように接着させて信
号記録領域を形成することを特徴とする。
らなる凹凸形状がエンボス加工により形成された後に、
この凹部と凸部に磁気テープを倣うように接着させて信
号記録領域を形成することを特徴とする。
【0017】ここで、上記凹部から凸部への磁化の着磁
方法は、通常、表面に凹凸形状を有する磁性層に信号を
書き込む場合、その凹部と凸部の磁気ヘッドからの距離
の違いを利用して、記録信号を容易に逆極性として書き
込むことができる。
方法は、通常、表面に凹凸形状を有する磁性層に信号を
書き込む場合、その凹部と凸部の磁気ヘッドからの距離
の違いを利用して、記録信号を容易に逆極性として書き
込むことができる。
【0018】しかし、本発明では、磁気ヘッドに第1の
記録電流を印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記録カー
ドの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カードの凹部
と凸部の磁性層をすべて同一の方向に磁化した後、第1
の記録電流とは逆極性の第2の記録電流を磁気記録カー
ドに印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記録カードの信
号記録領域上を移動させ、磁気記録カードの凸部の磁性
層のみを逆向きに磁化する。
記録電流を印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記録カー
ドの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カードの凹部
と凸部の磁性層をすべて同一の方向に磁化した後、第1
の記録電流とは逆極性の第2の記録電流を磁気記録カー
ドに印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記録カードの信
号記録領域上を移動させ、磁気記録カードの凸部の磁性
層のみを逆向きに磁化する。
【0019】ここで、第2の記録電流を、第1の記録電
流に比しその電流値を小とすることが好ましい。また、
第1の記録電流を印可するときの磁気ヘッドの浮上量
を、第2の記録電流を印可するときの磁気ヘッドの浮上
量に比し小とすることが好ましい。
流に比しその電流値を小とすることが好ましい。また、
第1の記録電流を印可するときの磁気ヘッドの浮上量
を、第2の記録電流を印可するときの磁気ヘッドの浮上
量に比し小とすることが好ましい。
【0020】このような着磁方法は、通常の磁気記録と
異なり、記録される情報は、非磁性のカード基体の凹部
と凸部により表現されているために、誤って、記録され
ている記録情報が消去されたとしても、瞬時に記録情報
は再生されることになる。
異なり、記録される情報は、非磁性のカード基体の凹部
と凸部により表現されているために、誤って、記録され
ている記録情報が消去されたとしても、瞬時に記録情報
は再生されることになる。
【0021】また、読み出す前に上記の方法で記録情報
の着磁を行うことにより、従来の磁気記録カードで起こ
り得る記録情報の経時的な減少も回避することが可能で
ある。
の着磁を行うことにより、従来の磁気記録カードで起こ
り得る記録情報の経時的な減少も回避することが可能で
ある。
【0022】また、上記の方法は、通常の磁気記録とは
異なり、非磁性のカード基体そのものに記録情報が記録
されているため、記録情報の書き換えのためには、上記
非磁性のカード基体そのものを作り直さなくてはなら
ず、通常の磁気記録に比べて、書換が困難である。
異なり、非磁性のカード基体そのものに記録情報が記録
されているため、記録情報の書き換えのためには、上記
非磁性のカード基体そのものを作り直さなくてはなら
ず、通常の磁気記録に比べて、書換が困難である。
【0023】したがって、このように製造された本発明
に係る磁気記録カードよれば、信号記録領域の凸部の磁
化の方向に対して凹部の磁化の方向が反転していること
により、凹部より凸部に変化する際に、磁化の向きも変
化し、凹部から凸部に変化する箇所より漏れ磁界が発生
し、磁気情報が得られる。
に係る磁気記録カードよれば、信号記録領域の凸部の磁
化の方向に対して凹部の磁化の方向が反転していること
により、凹部より凸部に変化する際に、磁化の向きも変
化し、凹部から凸部に変化する箇所より漏れ磁界が発生
し、磁気情報が得られる。
【0024】また、凹部と凸部の磁気記録層の磁化方向
が反転していることにより、誤って消去することや、書
き換えが困難な磁気記録カードを提供することができ
る。
が反転していることにより、誤って消去することや、書
き換えが困難な磁気記録カードを提供することができ
る。
【0025】また、凹部に保護材料を充填することとし
た場合には、信号記録領域の表面を外的ショックから保
護することができる。したがって、機械へ挿入を繰り返
し、その使用回数が多くなったような場合においても、
摩耗により記録情報の強さを弱くするようなことを防ぐ
ことができる。
た場合には、信号記録領域の表面を外的ショックから保
護することができる。したがって、機械へ挿入を繰り返
し、その使用回数が多くなったような場合においても、
摩耗により記録情報の強さを弱くするようなことを防ぐ
ことができる。
【0026】また、この保護材料に遮光性材料を用いて
も良い。この場合には、容易に記録情報の内容を解読さ
れることはなくなる。
も良い。この場合には、容易に記録情報の内容を解読さ
れることはなくなる。
【0027】さらに、非磁性のカード基体が、その表面
にエンボス加工によりエンボス文字が施されるカード基
体であって、このエンボス加工の際に磁気テープに対し
てもエンボス加工する場合や、又、信号記録領域を磁性
層を有する磁気テープをそのテープ形状がプリフォーム
された凹部と凸部に倣うように接着するようにして形成
した場合には、従来磁気記録カードとほぼ同様の方法で
作製することができる。
にエンボス加工によりエンボス文字が施されるカード基
体であって、このエンボス加工の際に磁気テープに対し
てもエンボス加工する場合や、又、信号記録領域を磁性
層を有する磁気テープをそのテープ形状がプリフォーム
された凹部と凸部に倣うように接着するようにして形成
した場合には、従来磁気記録カードとほぼ同様の方法で
作製することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【0029】本発明を適用した磁気記録カードは、機械
に挿入して記録情報を得ることができる接触型の磁気記
録カードであり、かつ、記録された記録情報が専ら読み
出しに使用される読み出し専用のものである。ただし、
本発明は、読み出し専用の接触型磁気記録カード以外に
も適用可能である。
に挿入して記録情報を得ることができる接触型の磁気記
録カードであり、かつ、記録された記録情報が専ら読み
出しに使用される読み出し専用のものである。ただし、
本発明は、読み出し専用の接触型磁気記録カード以外に
も適用可能である。
【0030】第1の発明の実施の形態 磁気記録カード1は、図1に示すように、非磁性のカー
ド基体1aにストライプ状の信号記録領域3が形成され
ている。この信号記録領域3は、この非磁性のカード基
体1aに磁性層1bを有する磁気テープ6が接着されて
作製されてなる。この磁気記録カード1を以下の手順で
作製した。
ド基体1aにストライプ状の信号記録領域3が形成され
ている。この信号記録領域3は、この非磁性のカード基
体1aに磁性層1bを有する磁気テープ6が接着されて
作製されてなる。この磁気記録カード1を以下の手順で
作製した。
【0031】まず、作製の前提として、磁気記録カード
1の仕様等は、国際規格であるISO(International
Organization for Standardization)で定められてい
る。すなわち、書き込み密度は、ISO2894等で、
8.3b/mm(ビットパーミリメートル)(波長15
μm)と定められている。そのため、本発明の実施の形
態においても、この規格での最短波長である15μmの
書き込みを行った。
1の仕様等は、国際規格であるISO(International
Organization for Standardization)で定められてい
る。すなわち、書き込み密度は、ISO2894等で、
8.3b/mm(ビットパーミリメートル)(波長15
μm)と定められている。そのため、本発明の実施の形
態においても、この規格での最短波長である15μmの
書き込みを行った。
【0032】また、最大のピット10の長さは、60μ
mとなる。非磁性のカード基体1aとなる材料には従来
磁気記録カードに使用されているプラスティックを使用
した。
mとなる。非磁性のカード基体1aとなる材料には従来
磁気記録カードに使用されているプラスティックを使用
した。
【0033】また、磁気記録カード1の寸法は、ISO
2894に則って、縦54.0mm、横85.5mmと
した。
2894に則って、縦54.0mm、横85.5mmと
した。
【0034】一方、磁気テープ6は、上記磁気記録カー
ド1に一般的に使われている保磁力(抗磁力)Hcが5
5A/mのガンマーヘマタイト・γ−Fe2O3)を使用
した。上記磁気テープ6の寸法は長さ85.5mm、幅
6.5mmである。
ド1に一般的に使われている保磁力(抗磁力)Hcが5
5A/mのガンマーヘマタイト・γ−Fe2O3)を使用
した。上記磁気テープ6の寸法は長さ85.5mm、幅
6.5mmである。
【0035】本発明の実施の形態は、このような非磁性
のカード基体1aに磁気テープ6を接着させた。
のカード基体1aに磁気テープ6を接着させた。
【0036】その後、磁気記録カード1に予め、非磁性
のカード基体1aの作製時に、カードの所有者名、会員
番号、有効期限等を押印する等の方法と同様の方法を用
いて(いわゆるエンボス文字の形成法)、上記接着した
磁気テープ1に対して記録情報をエンボス加工でプリフ
ォームした。
のカード基体1aの作製時に、カードの所有者名、会員
番号、有効期限等を押印する等の方法と同様の方法を用
いて(いわゆるエンボス文字の形成法)、上記接着した
磁気テープ1に対して記録情報をエンボス加工でプリフ
ォームした。
【0037】この方法を用いることによって、従来の磁
気記録カードに比べて、作製工程を増やすことなく本発
明の磁気記録カード1を作製することが可能である。本
発明の実施の形態で採用した凸部4,凹部5の高さは
0.5mmである。
気記録カードに比べて、作製工程を増やすことなく本発
明の磁気記録カード1を作製することが可能である。本
発明の実施の形態で採用した凸部4,凹部5の高さは
0.5mmである。
【0038】そして次に、磁気記録カード1に対して、
上述した着磁方法を用いて、記録情報の記録を行った。
上述した着磁方法を用いて、記録情報の記録を行った。
【0039】すなわち、図2に示すように、磁気ヘッド
に第1の記録電流を印可しながらこの磁気ヘッドを磁気
記録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カー
ドの凹部5と凸部4の磁性層をすべて同一の方向に磁化
した後、第1の記録電流とは逆極性の第2の記録電流を
磁気記録カードに印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記
録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カード
の凸部4の磁性層のみを逆向きに磁化する(磁化の方向
を図2中矢印で示す。)。
に第1の記録電流を印可しながらこの磁気ヘッドを磁気
記録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カー
ドの凹部5と凸部4の磁性層をすべて同一の方向に磁化
した後、第1の記録電流とは逆極性の第2の記録電流を
磁気記録カードに印可しながらこの磁気ヘッドを磁気記
録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録カード
の凸部4の磁性層のみを逆向きに磁化する(磁化の方向
を図2中矢印で示す。)。
【0040】この際用いた磁気ヘッドはトラック幅3m
m、磁気ギャップ長5μmであった。この磁気ヘッドを
非磁性のカード基体1aに接触させて着磁を行なった。
この場合の記録電流は、第2の記録電流が第1の記録電
流に比しその電流値を小とするものである(第1の記録
電流は50mA、第2の記録電流はl0mA)。
m、磁気ギャップ長5μmであった。この磁気ヘッドを
非磁性のカード基体1aに接触させて着磁を行なった。
この場合の記録電流は、第2の記録電流が第1の記録電
流に比しその電流値を小とするものである(第1の記録
電流は50mA、第2の記録電流はl0mA)。
【0041】上記方法で着磁された本発明の実施の形態
の磁気記録カード1を上記磁気ヘッドを用いて、記録さ
れている情報の読み出しを行ったところ、信号処理をす
るには十分なS/N(信号と雑音の比)で再生信号を得
ることができた。
の磁気記録カード1を上記磁気ヘッドを用いて、記録さ
れている情報の読み出しを行ったところ、信号処理をす
るには十分なS/N(信号と雑音の比)で再生信号を得
ることができた。
【0042】本発明の実施の形態にかかる磁気記録カー
ド1の製造方法としては、前述した非磁性のカード基体
1aにエンボス加工するときと同時に磁気テープ6をエ
ンボス加工を行う方法とは異なり、記録情報がエンボス
加工された非磁性のカード基体1aにその凹部5と凸部
4の形状に倣うように接着するようにすることが良い。
その他の作製は、上記の場合と同様である。
ド1の製造方法としては、前述した非磁性のカード基体
1aにエンボス加工するときと同時に磁気テープ6をエ
ンボス加工を行う方法とは異なり、記録情報がエンボス
加工された非磁性のカード基体1aにその凹部5と凸部
4の形状に倣うように接着するようにすることが良い。
その他の作製は、上記の場合と同様である。
【0043】このように作製した場合には、従来の磁気
記録カードと略同様の方法で作製することが可能であ
る。
記録カードと略同様の方法で作製することが可能であ
る。
【0044】なお、このように作製された発明の実施の
形態の磁気記録カード1についても、第1の発明の実施
の形態と同様の磁気ヘッドと記録電流を用いた結果(第
1の記録電流は50mA、第2の記録電流はl0m
A)、上記第1の発明の実施の形態と同様に記録情報の
再生信号は信号処理をするのに十分なS/Nをもって得
られた。
形態の磁気記録カード1についても、第1の発明の実施
の形態と同様の磁気ヘッドと記録電流を用いた結果(第
1の記録電流は50mA、第2の記録電流はl0m
A)、上記第1の発明の実施の形態と同様に記録情報の
再生信号は信号処理をするのに十分なS/Nをもって得
られた。
【0045】第2の発明の実施の形態 磁気記録カード1は、図3に示すように、凹部5と凸部
4内に保護材料12が充填されてなるものである。すな
わち、第1の発明の実施の形態で作製した磁気記録カー
ド1に対して、磁気テープ6上の記録情報の凹部5と凸
部4の凹部5内に保護材料12の充填を行った。この磁
気記録カード1において、保護材料12には、非磁性の
カード基体1aと同様のプラスティックを用いた。ま
た、保護材料12のうちでも不透明なものを用いた。
4内に保護材料12が充填されてなるものである。すな
わち、第1の発明の実施の形態で作製した磁気記録カー
ド1に対して、磁気テープ6上の記録情報の凹部5と凸
部4の凹部5内に保護材料12の充填を行った。この磁
気記録カード1において、保護材料12には、非磁性の
カード基体1aと同様のプラスティックを用いた。ま
た、保護材料12のうちでも不透明なものを用いた。
【0046】この保護材料12の記録情報凹部5への充
填は、凹部5と凸部4のある磁気テープ上にプラスティ
ックを流し、非磁性のカード基体1aと同一平面になる
ようにヘラ状のもので余分なプラスティックを取り除い
た。
填は、凹部5と凸部4のある磁気テープ上にプラスティ
ックを流し、非磁性のカード基体1aと同一平面になる
ようにヘラ状のもので余分なプラスティックを取り除い
た。
【0047】このような方法を用いると、正確には、図
3に示すように、記録情報の凹部5だけではなく、凸部
4の上にも保護材料12が被着する。すなわち、凸部4
上に保護材料12であるプラスティックが被着した。し
かし、その被着厚は、1μm程度であるため、今回の記
録波長15μmに対しては、再生損失になるほどではな
い。
3に示すように、記録情報の凹部5だけではなく、凸部
4の上にも保護材料12が被着する。すなわち、凸部4
上に保護材料12であるプラスティックが被着した。し
かし、その被着厚は、1μm程度であるため、今回の記
録波長15μmに対しては、再生損失になるほどではな
い。
【0048】このようにして、上記凹部5と凸部4が形
成された磁気記録カードに保護材料12を充填すること
とした場合には、凹部5と凸部4を外的ショックから保
護することができる。したがって、機械へ挿入を繰り返
し、その使用回数が多くなったような場合においても、
摩耗により記録情報の強さを弱くするようなことを防ぐ
ことができる。
成された磁気記録カードに保護材料12を充填すること
とした場合には、凹部5と凸部4を外的ショックから保
護することができる。したがって、機械へ挿入を繰り返
し、その使用回数が多くなったような場合においても、
摩耗により記録情報の強さを弱くするようなことを防ぐ
ことができる。
【0049】また、この保護材料に遮光性材料を用いて
も良い。この場合は、容易に記録情報の内容を解読され
ることはなくなる。
も良い。この場合は、容易に記録情報の内容を解読され
ることはなくなる。
【0050】そして、上記方法で作製した保護材料が被
着された磁気記録カード1に対して、上記第1の発明の
実施の形態で使用した磁気ヘッドを用いて着磁を行っ
た。着磁の際の記録電流も第1の発明の実施の形態で用
いた第1の記録電流50mA、第2の記録電流l0mA
を採用した。その結果、記録情報の再生信号は信号処理
をするのに十分なS/Nをもって得られた。
着された磁気記録カード1に対して、上記第1の発明の
実施の形態で使用した磁気ヘッドを用いて着磁を行っ
た。着磁の際の記録電流も第1の発明の実施の形態で用
いた第1の記録電流50mA、第2の記録電流l0mA
を採用した。その結果、記録情報の再生信号は信号処理
をするのに十分なS/Nをもって得られた。
【0051】以上、本発明は上述の各発明の実施の形態
に限定されることなく、磁気記録カードおよび着磁に用
いた磁気ヘッドの構成等、種々の変形変更をなし得るこ
とはいうまでもない。
に限定されることなく、磁気記録カードおよび着磁に用
いた磁気ヘッドの構成等、種々の変形変更をなし得るこ
とはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】上述したように、本発明にかかる磁気記
録カードは、磁気記録層に凹部と凸部を形成することに
よってプリフォームされ、上記凹部と凸部の磁気記録層
の磁化方向が反転していることにより、誤って消去する
ことや、書き換えが困難にすることができる。
録カードは、磁気記録層に凹部と凸部を形成することに
よってプリフォームされ、上記凹部と凸部の磁気記録層
の磁化方向が反転していることにより、誤って消去する
ことや、書き換えが困難にすることができる。
【0053】そして、凹部と凸部が形成された磁気記録
カードに保護材料を充填することとした場合、凹部と凸
部上に磁気記録媒体である磁気テープが形成されてなる
場合には、機械へ挿入を繰り返し、その回数が多くなっ
たような場合においても、信号記録領域の摩耗により記
録情報の強さを弱くするようなことを防ぐことができ
る。
カードに保護材料を充填することとした場合、凹部と凸
部上に磁気記録媒体である磁気テープが形成されてなる
場合には、機械へ挿入を繰り返し、その回数が多くなっ
たような場合においても、信号記録領域の摩耗により記
録情報の強さを弱くするようなことを防ぐことができ
る。
【0054】したがって、汎用性のある安価な磁気記録
カードを、簡単に、誤消去の防止と、書き換えの困難
化、さらに信号記録領域の摩耗防止にすることができ、
精度の高い磁気記録カードを提供することができる。
カードを、簡単に、誤消去の防止と、書き換えの困難
化、さらに信号記録領域の摩耗防止にすることができ、
精度の高い磁気記録カードを提供することができる。
【0055】他方、本発明にかかる磁気記録カードの製
造方法としては、非磁性のカード基体が、その表面にエ
ンボス加工によりエンボス文字が施されるカード基体で
あって、このエンボス加工の際に磁気テープに対しても
エンボス加工する場合や、又、記録情報がエンボス加工
された非磁性のカード基体にその凹部と凸部の形状に倣
うようにした場合には、従来の磁気記録カードと略同様
の方法で作製することが可能である。
造方法としては、非磁性のカード基体が、その表面にエ
ンボス加工によりエンボス文字が施されるカード基体で
あって、このエンボス加工の際に磁気テープに対しても
エンボス加工する場合や、又、記録情報がエンボス加工
された非磁性のカード基体にその凹部と凸部の形状に倣
うようにした場合には、従来の磁気記録カードと略同様
の方法で作製することが可能である。
【図1】本発明の一の発明の実施の形態にかかる磁気記
録カードの全体構成を示す平面図である。
録カードの全体構成を示す平面図である。
【図2】上記磁気記録カードの信号記録領域を模式的に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】本発明の他の発明の実施の形態の信号記録領域
を模式的に示す断面図である。
を模式的に示す断面図である。
1 磁気記録カード 1a 非磁性のカード基体 1b 磁性層 3 信号記録領域 4 凸部 5 凹部 6 磁気テープ 12 保護材料(プラスティク)
Claims (5)
- 【請求項1】 非磁性のカード基体に磁性層を有する磁
気テープが被着されて信号記録領域が形成された磁気記
録カードにおいて、 この信号記録領域が凹部と凸部とからなる凹凸形状に形
成されるとともに、この凹部の磁化方向と凸部の磁化方
向が反転してなることを特徴とする磁気記録カード。 - 【請求項2】 少なくとも凹部内に保護材料が充填され
てなることを特徴とする請求項1記載の磁気記録カー
ド。 - 【請求項3】 非磁性のカード基体に磁性層を有する磁
気テープが被着されて信号記録領域が形成され、この信
号記録領域が凹部と凸部とからなる凹凸形状に形成され
るとともに、この凹部の磁化方向と凸部の磁化方向が反
転してなる磁気記録カードの製造方法であって、 磁気ヘッドに第1の記録電流を印可しながらこの磁気ヘ
ッドを磁気記録カードの信号記録領域上を移動させ、磁
気記録カードの凹部と凸部の磁性層をすべて同一の方向
に磁化した後、第1の記録電流とは逆極性の第2の記録
電流を磁気記録カードに印可しながらこの磁気ヘッドを
磁気記録カードの信号記録領域上を移動させ、磁気記録
カードの凸部の磁性層のみを逆向きに磁化することを特
徴とする磁気記録カードの製造方法。 - 【請求項4】 非磁性のカード基体が、その表面にエン
ボス加工によりエンボス文字が施されるカード基体であ
って、このエンボス加工の際に磁気テープに対してもエ
ンボス加工することを特徴とする請求項3記載の磁気記
録カードの製造方法。 - 【請求項5】 非磁性のカード基体に凹部と凸部からな
る凹凸形状がエンボス加工により形成された後に、この
凹部と凸部に磁気テープを倣うように接着させて信号記
録領域を形成することを特徴とする請求項3記載の磁気
記録カードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7190745A JPH0944843A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 磁気記録カード及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7190745A JPH0944843A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 磁気記録カード及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944843A true JPH0944843A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16263051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7190745A Withdrawn JPH0944843A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 磁気記録カード及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0944843A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000074041A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Fujitsu Limited | Support d'enregistrement magnetique, son procede de fabrication et appareil a disque magnetique |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP7190745A patent/JPH0944843A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000074041A1 (fr) * | 1999-05-28 | 2000-12-07 | Fujitsu Limited | Support d'enregistrement magnetique, son procede de fabrication et appareil a disque magnetique |
| EP1204097A4 (en) * | 1999-05-28 | 2003-07-16 | Fujitsu Ltd | MAGNETIC RECORDING MEDIUM, MANUFACTURING PROCESS AND MAGNETIC DISC APPARATUS |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |