JPH0946165A - 複合電子部品 - Google Patents

複合電子部品

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JPH0946165A
JPH0946165A JP19227695A JP19227695A JPH0946165A JP H0946165 A JPH0946165 A JP H0946165A JP 19227695 A JP19227695 A JP 19227695A JP 19227695 A JP19227695 A JP 19227695A JP H0946165 A JPH0946165 A JP H0946165A
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JP
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electrode
piezoelectric element
capacitance
main surface
capacitor element
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JP19227695A
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Yuichi Kubo
裕一 久保
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、主要部分の汎用性に優れ、且つ圧
電素子の接合位置が安定し、しかも、耐衝撃性に優れ、
且つ小型化された複合電子部品を提供する。 【解決手段】本発明は、矩形状の圧電基板11の両主面
に振動電極12、13を夫々形成した圧電素子1と、矩
形状の誘電体基板21の一方主面に長手方向の端部にま
で延出する2つの第1容量電極22、23、他方主面に
一方主面側の第1容量電極と対向する第2容量電極2
4、25を形成したコンデンサ素子2とから成り、前記
コンデンサ素子2の一方主面に、段差部20a、20b
を有するキャビティー凹部20を形成し、該キャビティ
ー凹部20に圧電素子1を配置して成る複合電子部品で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えばピアス型発
振回路の一部である圧電共振素子(以下、圧電素子とい
う)と該圧電素子に接続される入出力用容量成分を具備
する1つのコンデンサ素子とから成る複合電子部品に関
する。
【0002】
【従来技術】従来より、上述の複合電子部品は、主に圧
電素子、2つの容量成分を有するコンデンサ素子とから
構成されていた。
【0003】この圧電素子は、矩形状の圧電基板と、該
基板の両主面に形成した振動電極と、該振動電極から各
々の長手方向の端部に延出された引出電極とを有してお
り、また、コンデンサ素子は、矩形状の誘電体基板と、
該基板の一方主面に長手方向の端部にまで延出する2つ
の第1容量電極と、該基板の他方主面に第1容量電極と
対向するように形成された第2容量電極とを有してい
る。
【0004】前記圧電素子とコンデン素子との接合構造
は、例えば、リード型複合型電子部品においては、一対
のリード端子の先端に夫々の素子の端部を保持する保持
部を形成し、この保持部で両素子の端部を保持し・導電
性接着材を介して接合していた。尚、コンデンサの第2
容量電極には、アースリード端子の先端部が当接し、導
電性接着材を介して接合されていた。
【0005】また、例えば、表面実装型複合型電子部品
においては、キャビティー部が形成されたケース体と、
圧電素子、コンデンサ素子から成り、圧電素子をキャビ
ティー部に収納した状態で、ケース体のキャビティー部
側の面とコンデンサ素子の一方主面とが当接するよう
に、圧電素子でコンデンサ素子を封止していた。尚、こ
の封止にあたり、コンデンサ素子の第1容量電極と圧電
素子の引出電極との間に導電性接着材が介在するように
していた。
【0006】上述の2つ複合型電子部品においては、プ
リント配線基板への接合形態に応じて、異なる形状の圧
電素子、コンデンサ素子を夫々準備していなくては成ら
ず、汎用性の低さからコストを引き上げていた。
【0007】また、両素子の汎用性を向上させるため、
圧電素子をダンプ部材が混入された導電性接着材を介し
てコンデンサの一方主面に、即ち、圧電素子の引出電極
とコンデンサの第1容量電極とが接合するように、素子
の厚み方向に重畳配置することも提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、単に圧電素子をコンデンサ素子の一方主面に重畳配
置した場合、圧電素子とコンデンサ素子との接合位置が
安定せず、その後、コンデンサ素子の両端に一対のリー
ド端子を接合する際、または、圧電素子を被覆するケー
ス体をコンデンサ素子の一方主面に被着する際に、安定
して接合または被着させることができなかった。
【0009】また、このような複合電子部品をリード型
とする場合、圧電素子がコンデンサ素子の表面に突出す
るように接合されているため、例えば圧電素子の周囲に
振動空間領域を確保して樹脂被覆をしたとしても、外部
からの衝撃に対して圧電素子が破損してしまうという問
題点があった。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みて案出され
たものであり、その目的は、プリント配線基板への接合
形態の違いがあっても、汎用性に優れ、且つ圧電素子の
接合位置が安定し、しかも、耐衝撃性に優れ、且つ小型
化された複合電子部品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、矩形状の
圧電基板の両主面に振動電極を形成するとともに、長手
方向の端部に前記振動電極と接続する引出電極を形成し
た圧電素子と、矩形状の誘電体基板の一方主面に長手方
向の端部にまで延出する2つの第1容量電極を、他方主
面の中央部分に一方主面側の第1容量電極と対向して容
量成分を発生する第2容量電極を設けたコンデンサ素子
とから成る複合電子部品において、前記コンデンサ素子
の誘電体基板の他方主面の端部に、前記第1容量電極と
対向する2つの端子電極を形成するとともに、一方主面
に、圧電素子と実質的に同一の形状を有し、且つ内側に
前記第1の容量電極の一部が延出されているキャビティ
ー凹部を形成し、前記キャビティー凹部内に、圧電素子
を該圧電素子の引出電極が第1の容量電極と接続される
ようにして収容したことを特徴とする複合電子部品。
【0012】そして、第2の発明は、第1の発明の複合
電子部品をリード型に対応させるものであり、前記コン
デンサ素子の誘電体基板の両端部に、各第1の容量電極
と各端子電極とを接続する1対のリード端子を取着し、
且つ前記第2の容量電極にアースリード端子を接合させ
た。
【0013】そして、第3の発明は、第1の発明の複合
電子部品を表面実装型にリード型に対応させるものであ
り、前記コンデンサ素子の誘電体基板の端面に、第1の
容量電極と端子電極とを接続する端面電極を形成し、且
つ該誘電体基板の上面に、該誘電体基板のキャビティー
凹部内に収容されている圧電素子を気密封止するための
封止部材を取着した。
【0014】
【作用】第1の発明によれば、コンデンサ素子の一方側
主面に、圧電素子を主面形状と実質的に同一のキャビテ
ィー部を設け、その内部に圧電素子を導電性接着材を介
して配置しているため、圧電素子の接合位置がずれるこ
とが一切ない。
【0015】また、コンデンサ素子の厚み方向に、圧電
素子が埋設されたようになるため、複合した状態の素子
の厚みが減少して、小型化の複合電子部品となる。
【0016】さらに、少なくとも圧電素子の4隅の角部
稜線が、コンデンサ素子によって保護されるようになる
ため、外部からの衝撃が加わっても圧電素子の破損を低
減できる。
【0017】また、上述の圧電素子とコンデンサ素子と
の複合体を、プリント配線基板への接合形態の一つであ
るリード型に対応させる場合、単に、コンデンサ素子の
一方主面側の第1容量電極及び他方主面側の端子電極を
囲む一対のリード端子を接合し、第2容量電極にアース
リード端子を接合する。
【0018】また、上述の圧電素子とコンデンサ素子と
の複合体を、プリント配線基板への接合形態の一つであ
る表面実装型に対応させる場合、単に、コンデンサ素子
の長手方向の端面に、主面側の第1容量電極と他方主面
側の端子電極とを接続する端面電極を形成するととも
に、一方主面側に接合した圧電素子を封止する部材、例
えばケース体を取着する。
【0019】即ち、圧電素子とコンデンサ素子とから成
る複合体は、リード型及び表面実装型に簡単に対応させ
ることができるため、その汎用性が向上して、低コスト
化が可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複合電子部品を図
面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明に係る複合電子部品の複合
体部分の分解斜視図であり、図2は、その断面図であ
り、図3はリード型に対応させた場合の樹脂被覆を省略
した状態の斜視図であり、図4は樹脂被覆を省略した状
態の上面側の平面図であり、図5は表面実装型に対応さ
せた場合の外観斜視図であり、図6はその断面図であ
る。
【0022】図1〜図2において、複合体10は、圧電
素子1、コンデンサ素子2とから構成されている。
【0023】圧電素子1は、所定振動モードとなるよう
に分極処理された短冊状の圧電セラミック基板(以下、
圧電基板という)11と、該圧電基板11の両主面に互
いに対向しあう振動電極12、13とから構成されてい
る。尚、圧電基板11の一方主面の長手方向一方端部に
は、振動電極12と接続する引出電極14が、圧電基板
11の他方主面の長手方向他方端部には、振動電極13
と接続する引出電極15が夫々形成されている。さら
に、必要に応じて、引出電極14、15は、その端部の
一つ主面側のみならず、両主面及び端面の3つの面に形
成しても構わない。
【0024】振動電極12、13、引出電極14、15
は、例えばCr、Agなどを主成分とした薄膜手法によ
って、また、Agなどの主成分とする厚膜手法によって
夫々形成される。
【0025】コンデンサ素子2は、2つの容量成分、即
ち、発振回路において圧電素子1の両端はアース電位と
の間に配置される入出力負荷容量成分を有するものであ
り、所定誘電率を有する誘電体セラミックからなる誘電
体基板21と、該誘電体基板21の両主面に形成した第
1容量電極22、23、第2容量電極24、端子電極2
2a、23aとから構成されている。
【0026】誘電体基板21の一方主面の中央部分に
は、少なくとも長手方向の両側にに段差部20aを有す
るキャビティー凹部20が形成されている。
【0027】誘電体基板21の一方主面には、2つの第
1の容量電極22、23形成されている。例えば、第1
の容量電極22は、誘電体基板21の一方主面の長手方
向一方端部からキャビティー凹部20の段差部20aに
まで到達する範囲に形成され、第1の容量電極23は、
誘電体基板21の一方主面の長手方向他方端部からキャ
ビティー凹部20の段差部20bにまで到達する範囲に
形成されている。
【0028】誘電体基板21の他方主面には2種類の電
極が形成されている。誘電体基板21の他方主面の中央
部寄りには、第1の容量電極22、23の両者に跨がっ
て上述の入出力負荷容量を発生する2つの第2容量電極
24が形成されている。また、誘電体基板21の長手方
向の両端部には、夫々第1の容量電極22、23に対向
する端子電極22a、23aが形成されている。尚、端
子電極22a、23aは最終的に第1の容量電極22、
23と接続するため、その間には、容量は発生しない。
【0029】このような構造により、この第1の容量電
極22と第2容量電極24との間、及び第1の容量電極
23と第2容量電極24との間で、誘電体基板21の厚
み、所定対向面積、誘電率などによって、所定容量値の
2つの容量成分が発生することになる。
【0030】第1の容量電極22、23、第2の容量電
極24、端子電極22a、23aは、例えばCr、Ag
などを主成分とした薄膜手法によって、また、Agなど
の主成分とする厚膜手法によって夫々形成される。
【0031】上述の構造の圧電素子1とコンデンサ素子
2とにおいて、圧電素子1はコンデンサ素子2のキャビ
ティー凹部20に収容される。
【0032】キャビティー凹部20の平面形状は、圧電
素子1の主面平面形状と実質的に同じ、またはキャビテ
ィー凹部20の長手方向の寸法が圧電素子1の長手方向
の寸法より若干大きくなっている。また、コンデンサ素
子2の一方主面から弾性表面波部20a、20bの深さ
は、圧電素子1の厚み寸法と実質的に同じであることが
望ましい。尚、段差部20a、20b間の寸法は、圧電
素子1の両振動電極12、13の対向領域に比較して充
分に広い寸法となっている。
【0033】このうよなコンデンサ素子2のキャビティ
ー凹部20に、圧電素子1が導電性フィラーを混合して
樹脂接着材や半田等からなる導電性接着材を介して、収
容配置されている。具体的には、上述の導電性接着材
は、圧電素子1の両端部と段差部20a、20bとの間
で介在されるが、圧電素子1の押しつけにより、圧電素
子1の両端部とキャビティー凹部20との間の間隙から
せりあがることになる。
【0034】尚、必要に応じて、圧電素子1を配置側か
ら導電性接着材を供給する。
【0035】これにより、圧電素子1は、振動空間領域
が確保されて、コンデンサ素子2に強固に接合されると
ともに、圧電素子1の端部に延出した引出電極14と段
差部20aに延出した第1容量電極22とが、圧電素子
1の端部に延出した引出電極15と段差部20bに延出
した第1容量電極23とが安定して接続することにな
る。
【0036】これにより、圧電素子1とコンデンサ素子
2との複合体10が完成することになる。第2容量電極
24、25は、コンデンサ素子2の他方主面の中央部寄
りに分割した2つの電極の構造ではなく、第1容量電極
22、23に夫々対向するように一連の容量電極として
も構わない。
【0037】次に、上述の複合体10をリード型に対応
させた場合を、図3、図4に示す。
【0038】この時、リード端子として、先端にコンデ
ンサ素子2の保持部32、42を有する一対のリード端
子3、4、先端にコンデンサ素子2の第2容量電極24
に接続する接続部52を有するアースリード端子5を用
い、さらに、外装樹脂(図では省略している)で外装処
理を行う。
【0039】1対のリード端子3、4は、リード部3
1、41と先端側に形成された保持部32、42とを有
する。具体的には、U字状保持部32、42は、互いに
U字状を成し、このU字状保持部32、42の開口が対
向しており、開口部分の幅は少なくともコンデンサ素子
2の端部の厚みよりも若干大きい寸法となっており、ま
た、リード端子3、4の間隔は、初期状態においてはコ
ンデンサ素子2の長手方向の寸法に比較して若干小さく
なっている。
【0040】このような1対のリード端子3、4には、
コンデンサ素子2が半田などの導電性接着材を介して強
固に機械的接合されている。具体的には、U字状保持部
32を構成する2つの側壁が、コンデンサ素子2の一方
端面の両主面に形成された第1の容量電極22と端子電
極22aとに対向し、その間に導電性接着材が充填され
ることになり、U字状保持部42を構成する2つの側壁
が、コンデンサ素子2の他方端面の両主面に形成された
第1の容量電極23と端子電極23aとに対向し、その
間に導電性接着材が充填されることになる。これによ
り、機械的な接合のみならず、一対のリード端子3、4
と、圧電素子の振動電極12、13と接続する第1の容
量電極22、23と安定した電気的な接続が達成され
る。
【0041】アースリード端子5は、一対のリード端子
3、4間に、コンデンサ素子の他方主面に接続するよう
に配置され、リード部51と接続部52とを有する。
【0042】そして、アースリード端子5の先端部の接
続部52は、コンデンサ素子2の他方主面に形成した第
2容量電極24に当接して、半田などの導電性接着材な
どを介して電気的に接続される。この導電性接着材が接
続部52部分で充分に溜まるようにするため、接続部5
2を湾曲させることが有効である。
【0043】このように、コンデンサ素子2に対して、
一対のリード端子3、4、アースリード端子5を機械的
接合及び電気的な接続を施したのち、圧電素子1の表面
側にも振動可能空間を確保するようにして、コンデンサ
素子2の周囲に外装樹脂を形成することにり、リード型
複合電子部品が完成する。
【0044】次に、上述の複合体10を表面実装に対応
させた場合を、図5、図6に示す。
【0045】この時、コンデンサ素子2そのものを、プ
リント配線基板上に対向する底面側の基板として用い
る。この時、コンデンサ素子2の他方主面の両端に形成
した端子電極22a、23aが表面実装型複合電子部品
の底面側端子電極とするため、コンデンサ素子2の長手
方向の一方端面に、第1容量電極22と端子電極22a
とを接続するための端面電極を形成し、長手方向の他方
端面に、第1容量電極23と端子電極23aとを接続す
るための端面電極を形成する。
【0046】そして、コンデンサ素子2の一方主面に、
圧電素子1を被うように封止部材、例えば樹脂やセラミ
ックなどから成る筺体状ケース6を取着する。具体的に
は、筺体状ケース6とコンデンサ素子2の主面との接合
は、絶縁性樹脂接着材やガラス封止材を用いて接合を行
う。
【0047】以上のように、本発明の圧電素子1とコン
デンサ素子2とを接合した複合体によれば、コンデンサ
素子2のキャビティー凹部20に圧電素子1を収納・配
置するにあたり、圧電素子1の接合位置がずれることが
一切なく、安定的に、且つ簡単に圧電素子1をコンデン
サ素子2に配置することができる。
【0048】また、コンデンサ素子2の厚み方向に、圧
電素子1が埋設されているため、全体として、素子の厚
みが減少することになり、小型化の複合電子部品とな
る。
【0049】さらに、少なくとも圧電素子1の4隅の角
部稜線が、コンデンサ素子2によって保護されるように
なるため、外部からの衝撃が加わっても圧電素子1の破
損を低減できる。その効果を最大限引き出すには、キャ
ビティー凹部20の深さを圧電素子1の厚みと同一また
はそれ以上に深さにすることである。
【0050】また、コンデンサ素子2にリード端子3、
4、5を接合するだけで、リード型複合電子部品に対応
させることができ、リード型、表面実装型の両方に対応
させることが非常に簡単となり、圧電素子1とコンデン
サ素子2との複合体10の汎用性が向上し、結果とし
て、いずれの型の複合電子部品であっても、低コストが
達成できる。
【0051】このため、リード端子3、4、5やケース
体6は、何れの場合であってもコンデンサ素子2のみに
対して設ければよいため、組立工程が非常に簡略化され
ることになる。
【0052】次に、複合電子部品10の圧電素子1とコ
ンデンサ素子2との複合体の製造方法を説明する。
【0053】まず、圧電素子1について説明すると、複
数の圧電素子1が抽出できる大きさの分極処理した所定
圧電セラミック基板を形成する。次に、各々素子となる
領域の一方主面に、振動電極12及びその引出電極14
を形成し、各々素子となる領域の他方主面に、振動電極
13及びその引出電極15を形成する。具体的には、A
g系導電性ペーストを所定領域に印刷を行い、焼きつけ
したり、また、Ag材料の蒸着などをおこなったりす
る。その後、各素子領域に沿って、ダイヤモンドソーな
どによって切断処理することにより大型圧電セラミック
基板から所定構造の圧電素子1が複数抽出できる。
【0054】次に、コンデンサ素子2について説明する
と、複数のコンデンサ素子2が抽出できる大きさの所定
誘電体基板を形成する。具体的には、誘電体セラミック
材料をプレス成型して、個々の誘電体基板21となる一
方主面に段差部20a、20bを有するキャビティー凹
部20が、各素子2の領域を区画するように分割用溝が
形成され、これを焼成処理することによって大型誘電体
基板が形成される。
【0055】そして、大型誘電体基板の各々素子2とな
る領域の一方主面に、第1容量電極22、23を形成
し、各々素子2となる領域の他方主面に、第2の容量電
極24及び端子電極22a、23aを形成する。具体的
には、Ag系導電性ペーストを所定領域に印刷を行い、
焼きつけしたり、また、Ag材料の蒸着などを行ったり
する。
【0056】このようにして、複数の圧電素子1と複数
のコンデンサ素子2が抽出できる1つの大型誘電体基板
により、圧電素子1とコンデンサ素子2との組立を行
う。
【0057】次に、大型誘電体基板の各領域のキャビテ
ィー凹部20の段差部20a、20bに導電性接着材を
供給し、その後、夫々のキャビティー凹部20に圧電素
子1を収納・配置する。
【0058】その後、必要に応じて、誘電体基板に収納
配置した圧電素子1の両端部分に、さらに、導電性接着
材を供給して、導電性接着材を硬化させる。
【0059】このように、誘電体基板の複数の領域に、
夫々形成されたキャビティー凹部20内に、圧電素子1
を配置した状態で、誘電体基板を分割処理を行う。
【0060】この分割処理にあたり、リード型複合電子
部品とする場合には、誘電体基板に縦横に形成された分
割溝に沿って分割処理すればよい。
【0061】そして、リード端子3、4、アースリード
端子5を夫々コンデンサ素子2に導電性接着材を介して
接合を行う。
【0062】最後に、コンデンサ素子2の一方主面に収
納・配置された圧電素子1の振動空間を確保するよう
に、コンデンサ素子2の周囲を樹脂などでモールドを行
う。
【0063】また、表面実装型複合電子部品とする場合
には、誘電体基板に縦横に形成された分割溝の内、コン
デンサ素子2の長手方向の端面が現れる一方方向の分割
溝のみを分割して短冊状の誘電体基板として、その後、
短冊状の誘電体基板の分割端面に導電性材料により端子
電極を形成した後、残りの分割溝に沿って分割処理し
て、個々のコンデンサ素子2(圧電素子1が収納配置さ
れている)にとする。
【0064】そして、その後、コンデンサ素子2の一方
主面に、ケース体6を絶縁性樹脂接着材、ガラス封止材
を介して接合を行う。
【0065】尚、表面実装型においは、必要に応じて、
ケース体6から露出する第1の容量電極22、23と接
続する端面電極、端子電極22a、23aの表面及び第
2の容量電極24の表面に、半田などのメッキ処理を行
う。
【0066】以上の組立において、圧電素子1とコンデ
ンサ素子2との複合体を、大型の誘電体基板上で行うこ
とができるため、その取り扱いが容易となり、また、大
量的に且つ一括的な処理が可能となる。
【0067】また、リード型、表面実装型であっても、
組立工程の前半工程は、共通的な工程となるため、この
組立工程の汎用性が向上することになる。
【0068】尚、コンデンサ素子2の他方主面におい
て、第2容量電極を第1容量電極に対向するように分割
して形成しても構わない。この場合、例えばリード型に
おいては、アースリード端子5の接続部で第2容量電極
の両者を同時に接続するように、また、表面実装型で
は、プリント配線基板上のアース電位の配線パターンが
両者に接続するように実装する必要がある。
【0069】また、リード型、表面実装型であっても、
コンデンサ素子2の両端部の両主面に配置されている第
1容量電極22、23及び端子電極22a、23aの電
気的な接続を行っても構わないため、例えば、大型誘電
体基板の各素子領域の長手方向の分割溝上に貫通穴を形
成し、両主面に電極を形成する際、同時にこの貫通穴の
内壁にも電極を形成して、大型誘電体基板の状態で第1
容量電極22、23と端子電極22a、23aとを電気
的に接続させておいても構わない。このようにすれば、
特に、表面実装型とする場合において、1次分割処理、
2次分割処理を行う必要もなく、圧電素子1を被覆する
ようにケース体6を取着した後、全体を分割処理を行う
だけで、表面実装型複合電子部品は達成され、また、リ
ード型であっても支障なく大型誘電体基板を用いること
ができるため、一層誘電体基板の汎用性が向上すること
になる。
【0070】また、表面実装型において、圧電素子1を
被覆する手段として、筺体状のケース体6を用いている
が、振動領域を確保して、圧電素子1の一方側を覆う例
えば外装樹脂を用いても構わない。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、圧電素
子がコンデンサ素子の一方側主面に、る埋設されている
ため、圧電素子の接合位置が規制され、接合位置がずれ
ることが一切なく、また、複合した状態の素子の厚みが
減少して、小型化の複合電子部品となる。さらに、外部
からの衝撃が加わっても圧電素子の破損を低減できる。
【0072】また、上述の圧電素子とコンデンサ素子と
の複合体を、プリント配線基板への接合形態の一つであ
るリード型に対応させる場合であっても、表面実装型に
対応させる場合であっても、コンデンサ素子側のみの付
加作業、付加構造によって簡単に対応できるため、その
汎用性が向上して、低コスト化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合電子部品に用いる複合体の分
解斜視図である。
【図2】図1の複合体の断面図である。
【図3】本発明のリード型の複合電子部品の斜視図であ
る。
【図4】本発明にリード型の複合電子部品の断面図であ
る。
【図5】本発明の表面実装型の複合電子部品の斜視図で
ある。
【図6】本発明の表面実装型の複合電子部品の断面図で
ある。
【符号の説明】
10・・・・・・複合体 1・・・・・・・圧電素子 11・・・・・・圧電基板 12、13・・・振動電極 14、15・・・引出電極 2・・・・・・・コンデンサ素子 20・・・・キャビティー凹部 20a、20b・・・段差部 21・・・・・・誘電体基板 22、23・・・第1容量電極 22a、23a・・端子電極 24・・・第2容量電極 3、4・・・・・リード端子 31、41・・・リード部 32、42・・・・・保持部 5・・・・・・・アースリード端子 51・・・・・・リード部 52・・・・・・接続部 6・・・・・・・・ケース体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の圧電基板の両主面に振動電極を
    形成するとともに、長手方向の端部に前記振動電極と接
    続する引出電極を形成した圧電素子と、 矩形状の誘電体基板の一方主面に長手方向の端部にまで
    延出する2つの第1容量電極を、他方主面の中央部分に
    前記一方主面側の第1容量電極と対向して容量成分を発
    生する第2容量電極を設けたコンデンサ素子とから成る
    複合電子部品において、 前記コンデンサ素子の誘電体基板の他方主面の端部に、
    前記第1容量電極と対向する2つの端子電極を形成する
    とともに、一方主面に、圧電素子と実質的に同一の形状
    を有し、且つ内側に前記第1の容量電極の一部が延出さ
    れているキャビティー凹部を形成し、前記キャビティー
    凹部内に、圧電素子を該圧電素子の引出電極が第1の容
    量電極と接続されるようにして収容したことを特徴とす
    る複合電子部品。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサ素子の誘電体基板の両端
    部に、各第1の容量電極と各端子電極とを接続する1対
    のリード端子を取着し、且つ前記第2の容量電極にアー
    スリード端子を接合させたことを特徴とする請求項1記
    載の複合電子部品。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサ素子の誘電体基板の端面
    に、第1の容量電極と端子電極とを接続する端面電極を
    形成し、且つ該誘電体基板の上面に、該誘電体基板のキ
    ャビティー凹部内に収容されている圧電素子を気密封止
    するための封止部材を取着したことを特徴とする請求項
    1記載の複合電子部品。
JP19227695A 1995-07-27 1995-07-27 複合電子部品 Pending JPH0946165A (ja)

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