JPH0946327A - フレーム同期信号の導出のための方法及び回路装置 - Google Patents

フレーム同期信号の導出のための方法及び回路装置

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JPH0946327A JP8159874A JP15987496A JPH0946327A JP H0946327 A JPH0946327 A JP H0946327A JP 8159874 A JP8159874 A JP 8159874A JP 15987496 A JP15987496 A JP 15987496A JP H0946327 A JPH0946327 A JP H0946327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の要求を充たす0符号の位置検出が行
われ、実現コストが従来の方法よりも僅かで済むよう
な、受信した搬送波周波数の信号からフレーム同期信号
を導出するための方法を提供すること。 【解決手段】 受信した信号を低い周波数領域に置き換
え、前記置き換えた信号をアナログ/デジタル変換さ
せ、該変換によって形成されたデジタル信号から短期出
力信号と長期出力信号を形成し、前記長期出力信号と短
期出力信号を比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した搬送波周
波数の信号からフレーム同期信号を導出するための方法
であって、前記信号はフレーム構造内にデジタル情報を
含み、各フレームの少なくとも1つのタイムスロット内
に他のタイムスロットよりも低減された振幅を有してい
る形式のフレーム同期信号の導出のための方法及び回路
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】COFDM方式によるデジタル伝送方法
においては、フレーム内で送信信号の分割が行われる。
このフレームも符号(シンボル)から構築されている。
受信機におけるフレーム同期のためには、いわゆる0符
号が設けられる。この0符号は符号期間中に存在する送
信出力がその他の符号期間よりも非常に弱いことからな
る。この出力差に対する典型的な値は16dBである。
この信号フォーマットは、例えばヨーロッパ遠距離通信
基準Pr ETS 300 401.DABシステム明
細書に記載されている。
【0003】0符号の時間的位置と受信機における同期
信号の導出は、従来の包絡線検出器によってアナログ面
で行われる。この場合不正確さはアナログ回路ではよく
あるように取り除かれず、補償調整が必要となる。
【0004】さらにデジタルフレーム同期方法がヨーロ
ッパ特許第4405752号明細書から公知である。こ
の方法ではデジタル回路の利点が活用される。しかしな
がら係数の切換可能なフィルタが含まれている。この種
のマッチングフィルタは、公知文献“Couch, Leon W: D
igital and analog communication system, 4th ed.,Ne
w York, Macmillan Publishing Company, 1993, S.547-
558, ISBN 0-02-325281-2”で説明されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高精
度な要求を充たすことのできるような0符号の位置検出
が行われ、実現コストが従来の方法よりも僅かで済むよ
うな、受信した搬送波周波数の信号からフレーム同期信
号を導出するための方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、受信した信号を低い周波数領域に置き換え、前記置
き換えた信号をアナログ/デジタル変換させ、該変換に
よって形成されたデジタル信号から短期出力信号と長期
出力信号を形成し、前記長期出力信号と短期出力信号を
比較するようにして解決される。
【0007】本発明の方法によれば、フレーム同期信号
の導出が僅かな実現コストで高精度に行われることが保
証される。受信した信号は本発明による方法の枠内では
中間周波数か又はベース帯域に置換され得る。
【0008】例えばDAB(デジタルオーディオブロー
ドキャスティング)等の種々のモードでの信号の場合に
は有利には、次のようにして実現コストの低減が図られ
る。すなわち、短期出力信号を比較の前に走査速度デシ
メーション処理を施し、引き続き平均化を行い、この場
合のデシメーションレートは受信した信号のそのつどの
モードに依存して設定され、前記平均化はサンプリング
値の一定の数に亘って行われるようにして低減が図られ
る。
【0009】受信した信号をアナログ/デジタル変換に
よって中間周波数帯に置換する際には有利には、デジタ
ル信号にI/Q復調処理が施され、復調されたデジタル
信号の同相分と直角分が長期出力信号と短期出力信号の
形成に用いられる。本発明によれば前記2つの成分のう
ちの1つの成分のみを用いることも可能である。
【0010】0符号の確実な検出を、受信信号の振幅が
大きく変動している場合にも可能にするために本発明の
別の有利な実施例によれば、比較のために短期出力信号
と長期出力信号の間の差分を閾値回路に供給し、該閾値
回路の出力信号を、差分における閾値を上回っている部
分に対応させ、前記閾値は、係数で重み付けされた長期
出力信号によって形成されており、前記閾値回路の出力
信号を最大値検出器に供給し、該最大値検出器は、閾値
回路の出力信号がそのつどの1つの最大値に達した場合
に、フレーム同期信号が送出する。
【0011】本発明の方法を実施するための有利な回路
装置によれば、プロセッサが設けられており、該プロセ
ッサにおいて信号の処理が前記方法の個々のステップに
対応して行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面に基づ
き詳細に説明する。
【0013】本実施例並びにこれの部分回路は、ブロッ
ク回路図で示される。しかしながらこれらのブロック回
路は、個々のブロックに相応する回路を用いた本発明の
実施に対する限定を意味するものではない。それどころ
か本発明は、特に有利には高集積回路を用いて実現可能
である。この場合ブロック回路図に示されている処理ス
テップを適切なプログラミングのもとで実施するデジタ
ル信号プロセッサが用いられる。
【0014】図1による実施例では、符号1の個所から
受信信号が供給され、受信部(チューナー)2に達す
る。この受信部2では信号が中間周波数帯域に置き換え
られる。それによって形成されるアナログ信号は、アナ
ログ/デジタル変換器3を用いてデジタル信号に変換さ
れる。引き続きデジタルI/Q復調が実施される。これ
によりデジタル同相分siとデジタル直角分sqが生じ
る。これらの成分信号siとsqは、さらなる処理のた
め、特に復調のために出力側6,7から取り出し可能で
ある。これに対しては本発明を用いて導出される同期信
号が必要とされる。
【0015】成分信号siとsq(これらはいわゆる複
号ベース帯域を形成する)は、瞬時出力形成部5に供給
される。この瞬時出力形成は、例えばテーブル、乗算器
又は直角分の絶対形成によって行われ得る。符号8にお
けるサンプリング値の所定の数D0に亘る瞬時出力値の
平均化によって短期出力信号p0が形成される。
【0016】DABシステムに存在するパラメータに対
しては、DABシステム特有のモードI,II,III
128,32,16に対する所定の数D0である。こ
の場合2.048MHzの複号ベース帯域の走査速度が
前提とされる。平均化により短期出力信号p0は低い周
波数領域を有する。そのため符号9において係数D0だ
けデシメーションされ得る。それにより以下の回路は値
D0だけ低減された走査速度で動作される。同じ情報内
容のために、デシメーション回路9の出力信号は図1か
ら図4においても符号p0が付される。この信号は、デ
ジタルフィルタ10と長期出力検出用回路11に供給さ
れる。前述したD0の値(128,32,16)は、3つ
の伝送モードにおける0符号の長さと同じものである。
それにより値D0だけ走査速度を低減された信号p0の
後続処理が伝送モードに依存することなく行われる。そ
のため以下に記載する数値D2は全ての伝送モードに対
して一定である。
【0017】デジタルフィルタ10は、マッチングフィ
ルの方式に従って、検出すべき0符号に適合する。理想
的な特性は、このデジタルフィルタがDABシステムの
場合にD2=21のサンプリング値に亘って平均化を行
う場合に得られる。この場合信号サンプリング値の有効
な平均化が正確に0符号をスイープする。一般的なケー
スでは以下の式が当てはまる。
【0018】D2=[T0Fc/D1] この場合前記T0は0符号の持続時間、Fcは複号ベー
ス帯域中の信号の走査速度である。デジタルフィルタに
適する回路については以下で図3と関連して記載する。
【0019】回路11は、非常に長い期間、例えばD1
=512のサンプリング値に亘って信号p0を用いて該
信号の長期出力を求める。デジタルフィルタ10と回路
11の出力信号p2ないしp1の差分形成によって、符
号12の個所では差分信号pが形成される。この信号は
閾値回路13に供給される。閾値THは、符号14の個
所で係数αTで重み付けされた、回路11の出力側から
の長期出力信号に相応する。有利には閾値αTのレベル
は長期出力信号の3/4のレベルで形成される。
【0020】閾値回路13の出力信号は、既に0符号の
位置に対する大まかな尺度となる。しかしながらそれと
共に生ぜしめられたウインド信号の幅は、受信信号のレ
ベルに依存し、そのため一般的には0符号の幅とは異な
る。それ故図1に示された実施例では最大値検出器15
が設けられる。この最大値検出器15には閾値THを上
回った場合に差分信号が供給される。これにより0符号
の微細な位置付けが可能となる。それによって形成され
る同期信号は出力側16から取り出される。
【0021】図2に示されている、図1における平均化
部8とデシメーション部9のブロック回路図では、符号
21の個所に供給される瞬時出力信号が再帰フィルタを
介して案内される。このフィルタは加算器22とサンプ
リング周期分の遅延部23からなる。さらに符号24で
はそのつどのD0のサンプリング値のうちの1つだけが
転送される。これは非再帰フィルタに供給される。この
フィルタは、減算器25と低減された走査速度のサンプ
リング周期分だけの遅延部26からなる。引き続き信号
は符号27の個所で係数α0で重み付けされ、出力側2
8からデジタルフィルタ10と回路11(図1)に供給
される。この係数α0は、伝送モードに依存しており、
モードIの場合は0.25、モードII及びIIIの場
合は1である。
【0022】図3によるデジタルフィルタでは入力側3
1に供給される信号p0がまず次のようなフィルタを介
して供給される。すなわち減算器32とサンプリング周
期D2分の遅延部33からなるフィルタを介して供給さ
れる。このフィルタには、加算器34とサンプリング周
期分の遅延部35からなる再帰フィルタが接続されてい
る。最終的には係数α2=4/D2での重み付けが符号
36の個所で行われる。出力側37から取り出される信
号は減算器12(図1)に供給される。
【0023】図4には長期出力信号検出用回路11(図
1)の詳細が示されている。信号p0は入力側41に供
給され、この信号は、加算器42とサンプリング周期分
の遅延部43からなる再帰フィルタを介してデシメーシ
ョン回路44まで転送される。このデシメーション回路
44ではそれぞれ各D1番目のサンプリング値のみが転
送される。非再帰フィルタ45,46の後では符号47
の個所において係数D1分のサンプリング値の引き上げ
が、入力値の繰り返しによって行われる。それに続いて
符号48の個所では、信号が符号49の個所から回路1
1を離れる前に、係数α1での信号の重み付けが行われ
る。この場合の有利な選定値は、D1=512でα1=
4/D1である。
【0024】係数α1とα2は、信号p1及びp2の補
償調整(基準化)に用いられる。このことは必要であ
る。なぜなら2つの分岐においては種々異なる数値(D
1、D2)に亘って累積が行われるからである。
【0025】図5に示されている、図1での最大値検出
器15は、2つのデジタル差分器51,52;53,54
からなる。これらの差分器にはそれぞれ1つの閾値ブロ
ック55,56が接続されている。閾値ブロック55
は、極性検出器として使用される。第2の閾値ブロック
56は、−2の入力信号の下で1つの閾値を有してい
る。入力側57には閾値回路13(図1)の出力信号が
供給される。出力側58からは次のような信号が取り出
される。すなわち0符号の終端と、第1の有効符号の開
始を表す信号が取り出される。受信機においてはシステ
ム特性によって0符号の期間が周知なので、0符号の位
置は終了通知によって正確に検出される。
【0026】図6は、例えば移動無線チャネル等で予測
される受信信号の振幅が示されている。この図からは受
信信号の振幅が非常に大きく変動しているのがわかる。
規則的な間隔で0符号が生じている。この0符号は本発
明による方法によって識別されそこから同期信号が導出
される。振幅単位は任意に選択される。この図では受信
信号の振幅変動が非常に大きいことが示されているのみ
である。
【0027】図7には閾値THと差分信号pの経過が示
されている。そのつどの閾値THを上回っている信号p
の成分から最大値検出器15(図1)において最大値が
検出される。この時点でフレーム同期信号が形成され
る。図7中には時間単位として再びサンプリング周期が
用いられ、振幅単位として任意の単位が用いられてい
る。この任意の単位はデジタル信号処理のもとでの数値
に応じて選択される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック回路図である。
【図2】平均化とデシメーション処理の組み合わせに対
して用いられる実施例の部分を示した図である。
【図3】図2による実施例に適したデジタルフィルタを
示した図である。
【図4】長期出力値を検出するための回路を示した図で
ある。
【図5】実施例中に含まれている最大値検出器の1つの
実施例を示した図である。
【図6】受信した信号の振幅経過を示した図である。
【図7】図1による実施例で生じた信号の経過を示した
図である。
【符号の説明】
1 入力側 2 受信部 3 A/D変換器 4 I/Q復調部 5 瞬時出力形成部 6,7 出力側 8 平均化部 9 デシメーション部 10 デジタルフィルタ 11 長期出力信号検出回路 12 減算器 13 閾値回路 15 最大値検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス シュテーペン ドイツ連邦共和国 ヒルデスハイム シュ ッツェンヴィーゼ 46

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した搬送波周波数の信号からフレー
    ム同期信号を導出するための方法であって、前記信号は
    フレーム構造内にデジタル情報を含み、各フレームの少
    なくとも1つのタイムスロット内に他のタイムスロット
    よりも低減された振幅を有している形式の、フレーム同
    期信号の導出のための方法において、 受信した信号を低い周波数領域に置き換え、 前記置き換えた信号をアナログ/デジタル変換し、 前記変換によって形成されたデジタル信号から短期出力
    信号と長期出力信号を形成し、 前記長期出力信号と短期出力信号を比較することを特徴
    とする、フレーム同期信号の導出のための方法。
  2. 【請求項2】 前記短期出力信号を比較の前に走査速度
    デシメーション処理を施してさらに平均化を行い、この
    場合のデシメーションレートは受信した信号のそのつど
    のモードに依存して設定可能であり、前記平均化はサン
    プリング値の一定の数に亘って行われる、請求項1記載
    のフレーム同期信号の導出のための方法。
  3. 【請求項3】 前記デジタル信号にI/Q復調処理を施
    し、復調されたデジタル信号の同相分と直角分を長期出
    力信号と短期出力信号の形成に用いる、請求項1又は2
    記載のフレーム同期信号の導出のための方法。
  4. 【請求項4】 前記比較のために短期出力信号と長期出
    力信号の間の差分を閾値回路に供給し、該閾値回路の出
    力信号を、差分における閾値を上回っている部分に対応
    させ、前記閾値は、係数で重み付けした長期出力信号に
    よって形成し、前記閾値回路の出力信号を最大値検出器
    に供給し、該最大値検出器は、閾値回路の出力信号がそ
    のつどの最大値に達した場合に、フレーム同期信号を送
    出する、請求項1〜3いずれか1項記載のフレーム同期
    信号の導出のための方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4いずれか1項記載の方法
    を実施するための回路装置において、 プロセッサが設けられており、該プロセッサにおいて信
    号の処理が前記方法の個々のステップに対応して行われ
    ることを特徴とする回路装置。
JP15987496A 1995-06-28 1996-06-20 フレーム同期信号の導出のための方法及び回路装置 Expired - Fee Related JP3811222B2 (ja)

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EP0751654A2 (de) 1997-01-02
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DE59611063D1 (de) 2004-09-30
EP0751654A3 (de) 2000-09-13

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