JPH0946862A - グロメット用スペーサーおよび該スペーサーを用いたグロメットの防水構造 - Google Patents
グロメット用スペーサーおよび該スペーサーを用いたグロメットの防水構造Info
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- JPH0946862A JPH0946862A JP7198815A JP19881595A JPH0946862A JP H0946862 A JPH0946862 A JP H0946862A JP 7198815 A JP7198815 A JP 7198815A JP 19881595 A JP19881595 A JP 19881595A JP H0946862 A JPH0946862 A JP H0946862A
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Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤハーネスを構成する電線群を拡散する
スペーサーを所定位置に位置決め保持出来るようにす
る。 【解決手段】 グロメット10の電線挿通部10c内に
電線wの挿通方向と直交する方向に配置するスペーサー
17を設け、スペーサー17の外周縁に沿って線挿入凹
部17aを形成すると共に、スペーサー17の外周の一
部から周方向に延長されて、各電線挿入凹部17aの入
口を塞ぐように外周に1周巻き付ける可撓性のバンド部
17bと、バンド部17bの先端をバンド部17bの基
部の付近でスペーサー17の外周にロックするロック部
17c,17eとを設けて、一部の電線挿入凹部17a
にはあふれる程度に電線wを挿入して、これらあふれた
電線wを押し付けてバンド部17bを巻き付けてバンド
部17bで締め付けている。
スペーサーを所定位置に位置決め保持出来るようにす
る。 【解決手段】 グロメット10の電線挿通部10c内に
電線wの挿通方向と直交する方向に配置するスペーサー
17を設け、スペーサー17の外周縁に沿って線挿入凹
部17aを形成すると共に、スペーサー17の外周の一
部から周方向に延長されて、各電線挿入凹部17aの入
口を塞ぐように外周に1周巻き付ける可撓性のバンド部
17bと、バンド部17bの先端をバンド部17bの基
部の付近でスペーサー17の外周にロックするロック部
17c,17eとを設けて、一部の電線挿入凹部17a
にはあふれる程度に電線wを挿入して、これらあふれた
電線wを押し付けてバンド部17bを巻き付けてバンド
部17bで締め付けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車体パネル
等の貫通穴にワイヤハーネスを挿通した状態で装着する
グロメットの内部に取り付けるスペーサーおよび該スペ
ーサーを用いた防水構造に関し、詳しくは、グロメット
内部に2液硬化性のシール剤を充填して防水を図るもの
で、上記スペーサーによりワイヤハーネスを構成する電
線群を拡散して、電線の隙間にシール剤を確実に充填で
きるようにするものである。
等の貫通穴にワイヤハーネスを挿通した状態で装着する
グロメットの内部に取り付けるスペーサーおよび該スペ
ーサーを用いた防水構造に関し、詳しくは、グロメット
内部に2液硬化性のシール剤を充填して防水を図るもの
で、上記スペーサーによりワイヤハーネスを構成する電
線群を拡散して、電線の隙間にシール剤を確実に充填で
きるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ワイヤハーネスでは、車体のパネ
ル等の貫通穴を貫通させてワイヤハーネスを配線する場
合、拡径した車体装着部と該車体装着部の縮径側に連続
させた円筒形状の電線挿通部を有するゴム製のグロメッ
トにワイヤハーネスを挿通させ、この状態でグロメット
を貫通穴に装着し、上記電線挿通部をワイヤハーネスに
密着させて防水を図っている。
ル等の貫通穴を貫通させてワイヤハーネスを配線する場
合、拡径した車体装着部と該車体装着部の縮径側に連続
させた円筒形状の電線挿通部を有するゴム製のグロメッ
トにワイヤハーネスを挿通させ、この状態でグロメット
を貫通穴に装着し、上記電線挿通部をワイヤハーネスに
密着させて防水を図っている。
【0003】しかし、浸水が発生しやすい箇所に取り付
けられるグロメットには、電線挿通部とワイヤハーネス
の電線との隙間及び電線群の隙間から浸水が発生するた
め、グロメットにワイヤハーネスを挿通させた後に、グ
ロメット内に2液硬化性シール剤を充填し、防水機能を
高めている。
けられるグロメットには、電線挿通部とワイヤハーネス
の電線との隙間及び電線群の隙間から浸水が発生するた
め、グロメットにワイヤハーネスを挿通させた後に、グ
ロメット内に2液硬化性シール剤を充填し、防水機能を
高めている。
【0004】上記シール剤を充填する際、シール剤は粘
性を有するため電線群の隙間には充填されにくく、特
に、電線挿通部をワイヤハーネスに密着させているた
め、電線群が圧縮された状態で、拡径部側から注入する
シール剤が電線挿通部の先端側まで充填されにくい問題
がある。
性を有するため電線群の隙間には充填されにくく、特
に、電線挿通部をワイヤハーネスに密着させているた
め、電線群が圧縮された状態で、拡径部側から注入する
シール剤が電線挿通部の先端側まで充填されにくい問題
がある。
【0005】この問題を解決するため、従来、特開平6
−223661号では、図5(A)(B)に示すグロメ
ット1が提供されている。該グロメット1は、ワイヤハ
ーネスW/Hの各電線wを電線拡径用スペーサー2に通
した状態で、グロメット1にワイヤハーネスW/Hを挿
通し、スペーサー2をグロメット1の電線挿通部1cに
直交方向に配置した状態で、シール剤5を充填してい
る。
−223661号では、図5(A)(B)に示すグロメ
ット1が提供されている。該グロメット1は、ワイヤハ
ーネスW/Hの各電線wを電線拡径用スペーサー2に通
した状態で、グロメット1にワイヤハーネスW/Hを挿
通し、スペーサー2をグロメット1の電線挿通部1cに
直交方向に配置した状態で、シール剤5を充填してい
る。
【0006】上記スペーサー2は、電線wの挿通方向と
直交方向に配置する一対の櫛歯状挿入板2a,2bを電
線挿通方向の連結板2cにより一周縁側で連結した形状
で、櫛歯状挿入板2a,2bの各櫛歯2dの隙間に他周
縁側の開口より電線wを挿入して、電線間を強制的に拡
散させ、電線間に隙間を形成している。ワイヤハーネス
W/Hに対する上記スペーサー2の取り付けは、図6に
示すように、ワイヤハーネス結束時になされており、組
み立て図板6上に治具7を介してスペーサー2を設置
し、ワイヤハーネスW/Hを構成する複数の電線wを各
櫛歯2dの間にそれぞれ挿通させながら布線して、ワイ
ヤハーネスW/Hを結束している。
直交方向に配置する一対の櫛歯状挿入板2a,2bを電
線挿通方向の連結板2cにより一周縁側で連結した形状
で、櫛歯状挿入板2a,2bの各櫛歯2dの隙間に他周
縁側の開口より電線wを挿入して、電線間を強制的に拡
散させ、電線間に隙間を形成している。ワイヤハーネス
W/Hに対する上記スペーサー2の取り付けは、図6に
示すように、ワイヤハーネス結束時になされており、組
み立て図板6上に治具7を介してスペーサー2を設置
し、ワイヤハーネスW/Hを構成する複数の電線wを各
櫛歯2dの間にそれぞれ挿通させながら布線して、ワイ
ヤハーネスW/Hを結束している。
【0007】しかしながら、スペーサー2を用いてワイ
ヤハーネスW/Hの電線群を拡散して隙間を形成するた
めには、上記のように、ワイヤハーネスW/Hの結束時
から、組み立て図板6上に治具7を介してスペーサー2
を取り付け、該スペーサー2の一対の櫛歯状挿入板2
a,2bの櫛歯2dの隙間に電線wを通さなければなら
ず、作業手数が非常にかかる欠点がある。
ヤハーネスW/Hの電線群を拡散して隙間を形成するた
めには、上記のように、ワイヤハーネスW/Hの結束時
から、組み立て図板6上に治具7を介してスペーサー2
を取り付け、該スペーサー2の一対の櫛歯状挿入板2
a,2bの櫛歯2dの隙間に電線wを通さなければなら
ず、作業手数が非常にかかる欠点がある。
【0008】また、上記スペーサー2では、ワイヤハー
ネスW/Hを構成する電線量が少ない場合、図7に示す
ように、連結板2c側に電線wが片寄り、開口側では電
線wが無い状態となる。即ち、スペーサー2の一方側に
電線wが片寄る。この状態でスペーサー2を取り付けた
ワイヤハーネスW/Hをグロメット1に挿入し、シール
剤を充填すると、電線wが混んでいる側にはシール剤が
流れにくく、電線wが存在しない部分にシール剤が流れ
やすくなり、電線間にシール剤が十分に充填できない。
しかも、電線wが存在しない部分に流れるシール剤は、
両側の開口側から連結板2cまでの距離が短い部分Zで
は電線wが存在しない部分Rが少ないため、シール剤は
電線間にかなり浸透しやすいが、中央部の開口側から連
結板2cまでの距離が長い部分Yでは電線wが存在しな
い部分Rが多くなり、シール剤は電線間に浸透しにく
く、電線間に均等にシール剤が充填できない欠点があ
る。
ネスW/Hを構成する電線量が少ない場合、図7に示す
ように、連結板2c側に電線wが片寄り、開口側では電
線wが無い状態となる。即ち、スペーサー2の一方側に
電線wが片寄る。この状態でスペーサー2を取り付けた
ワイヤハーネスW/Hをグロメット1に挿入し、シール
剤を充填すると、電線wが混んでいる側にはシール剤が
流れにくく、電線wが存在しない部分にシール剤が流れ
やすくなり、電線間にシール剤が十分に充填できない。
しかも、電線wが存在しない部分に流れるシール剤は、
両側の開口側から連結板2cまでの距離が短い部分Zで
は電線wが存在しない部分Rが少ないため、シール剤は
電線間にかなり浸透しやすいが、中央部の開口側から連
結板2cまでの距離が長い部分Yでは電線wが存在しな
い部分Rが多くなり、シール剤は電線間に浸透しにく
く、電線間に均等にシール剤が充填できない欠点があ
る。
【0009】このため、図8及び図9に示すように、車
体パネルの貫通穴に係合する係止溝10aを備えた拡径
した車体装着部10bと、該車体装着部10bの縮径端
と連続し円筒形状の電線挿通部10cとを備えているゴ
ム製のグロメット10の電線挿通部10cには、車体装
着部10bとの連結側に大径としたスペーサー取り付け
部10eを設け、該スペーサー取り付け部10eにワイ
ヤハーネスW/Hを構成する複数の電線wの挿通方向X
と直交する方向に別体のスペーサー12を配置し、その
状態で2液硬化性のシール剤15を充填するようにした
ものが提供されている。
体パネルの貫通穴に係合する係止溝10aを備えた拡径
した車体装着部10bと、該車体装着部10bの縮径端
と連続し円筒形状の電線挿通部10cとを備えているゴ
ム製のグロメット10の電線挿通部10cには、車体装
着部10bとの連結側に大径としたスペーサー取り付け
部10eを設け、該スペーサー取り付け部10eにワイ
ヤハーネスW/Hを構成する複数の電線wの挿通方向X
と直交する方向に別体のスペーサー12を配置し、その
状態で2液硬化性のシール剤15を充填するようにした
ものが提供されている。
【0010】上記スペーサー12は、図10(A)
(B)に示すように、略円板形状で、該スペーサー12
の外周全体に一定角度をあけて放射状の電線挿入凹部1
2a,…,12aが形成されている。該スペーサー12
は、その各電線挿入凹部12aに電線wを分配し、スペ
ーサー12により電線群を拡径させて、電線間に隙間を
設けると共に、図8に示したように、両側方のテープ巻
き14A,14B側に向けて電線間の隙間を漸次狭くし
たワイヤハーネスW/Hを、上記グロメット10の電線
挿通部10cに挿通した状態で、上記シール剤15を上
記隙間より電線間及び電線挿通部10cとの間に充填し
ている。
(B)に示すように、略円板形状で、該スペーサー12
の外周全体に一定角度をあけて放射状の電線挿入凹部1
2a,…,12aが形成されている。該スペーサー12
は、その各電線挿入凹部12aに電線wを分配し、スペ
ーサー12により電線群を拡径させて、電線間に隙間を
設けると共に、図8に示したように、両側方のテープ巻
き14A,14B側に向けて電線間の隙間を漸次狭くし
たワイヤハーネスW/Hを、上記グロメット10の電線
挿通部10cに挿通した状態で、上記シール剤15を上
記隙間より電線間及び電線挿通部10cとの間に充填し
ている。
【0011】上記従来技術であれば、ワイヤハーネスW
/Hを構成する電線量に拘わりなく、電線wを片寄った
状態とせずに、中心より周方向に均等に拡散でき、しか
も電線間にシール剤15を確実に充填して防水性能の向
上を図ることができる。
/Hを構成する電線量に拘わりなく、電線wを片寄った
状態とせずに、中心より周方向に均等に拡散でき、しか
も電線間にシール剤15を確実に充填して防水性能の向
上を図ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ス
ペーサー12は、ワイヤハーネスW/Hの電線wの弾力
で直交方向に保持されているだけであるから、挿通作業
時等にワイヤハーネスW/Hの挿通方向Xに移動して位
置がずれるおそれがあり、特に電線挿通部10c側にず
れると、電線挿通部10cにシール剤15が十分に充填
されないという問題がある。また、電線wの弾力が弱い
とスペーサー12が挿通方向Xに倒れるおそれもあり、
スペーサー12が倒れると電線群を拡散させることがで
きないから、電線間にシール剤15が均等に充填できな
いという問題がある。
ペーサー12は、ワイヤハーネスW/Hの電線wの弾力
で直交方向に保持されているだけであるから、挿通作業
時等にワイヤハーネスW/Hの挿通方向Xに移動して位
置がずれるおそれがあり、特に電線挿通部10c側にず
れると、電線挿通部10cにシール剤15が十分に充填
されないという問題がある。また、電線wの弾力が弱い
とスペーサー12が挿通方向Xに倒れるおそれもあり、
スペーサー12が倒れると電線群を拡散させることがで
きないから、電線間にシール剤15が均等に充填できな
いという問題がある。
【0013】本発明は上記問題を解消するためになされ
たもので、ワイヤハーネスを構成する電線群を拡散する
スペーサーの無用な移動及び倒れを未然に防止して、電
線の隙間にシール剤を確実に充填できるグロメットの防
水構造を提供することを目的とするものである。
たもので、ワイヤハーネスを構成する電線群を拡散する
スペーサーの無用な移動及び倒れを未然に防止して、電
線の隙間にシール剤を確実に充填できるグロメットの防
水構造を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1で、筒状の電線挿通部を有する
グロメットに、複数の電線からなるワイヤハーネスを挿
通し、上記電線挿通部にシール剤を充填して電線間及び
電線と電線挿通部内周面との隙間をシールするグロメッ
トに用いるスペーサーであって、上記電線挿通部内に電
線の挿通方向と直交する方向に配置する平板状で、その
外周縁に沿って複数の電線挿入凹部を設けていると共
に、スペーサーの外周の一部から周方向に延長され、各
電線挿入凹部の入口を塞ぐように外周に巻き付ける可撓
性のバンド部と、外周縁に沿って一周したバンド部の先
端をロックするロック部とを備え、上記電線挿入凹部に
分配して挿入される電線を押さえ付けるようにして上記
バンド部を巻き付けて、先端を上記ロック部にロックし
て、上記電線に対して締め付け固定されることを特徴と
するグロメット用スペーサーを提供している。
に、本発明は、請求項1で、筒状の電線挿通部を有する
グロメットに、複数の電線からなるワイヤハーネスを挿
通し、上記電線挿通部にシール剤を充填して電線間及び
電線と電線挿通部内周面との隙間をシールするグロメッ
トに用いるスペーサーであって、上記電線挿通部内に電
線の挿通方向と直交する方向に配置する平板状で、その
外周縁に沿って複数の電線挿入凹部を設けていると共
に、スペーサーの外周の一部から周方向に延長され、各
電線挿入凹部の入口を塞ぐように外周に巻き付ける可撓
性のバンド部と、外周縁に沿って一周したバンド部の先
端をロックするロック部とを備え、上記電線挿入凹部に
分配して挿入される電線を押さえ付けるようにして上記
バンド部を巻き付けて、先端を上記ロック部にロックし
て、上記電線に対して締め付け固定されることを特徴と
するグロメット用スペーサーを提供している。
【0015】上記ロック部としては、スペーサーのバン
ド部の先端にロック爪部を設けると共に、バンド突出側
と反対側の1つのの電線挿入凹部の内縁に、上記ロック
爪部を係止するロック突起部を設けている。あるいは、
上記ロック部として、スペーサーのバンド部に鋸歯状部
を設けると共に、バンド突出側と反対側のスペーサーの
外周にバンドロック部を設けて、バンド部の先端をバン
ドロック部の挿通穴に挿通させ、該挿通穴内の係止爪に
バンド部の鋸歯状部を係止させてロックするようにして
いる。
ド部の先端にロック爪部を設けると共に、バンド突出側
と反対側の1つのの電線挿入凹部の内縁に、上記ロック
爪部を係止するロック突起部を設けている。あるいは、
上記ロック部として、スペーサーのバンド部に鋸歯状部
を設けると共に、バンド突出側と反対側のスペーサーの
外周にバンドロック部を設けて、バンド部の先端をバン
ドロック部の挿通穴に挿通させ、該挿通穴内の係止爪に
バンド部の鋸歯状部を係止させてロックするようにして
いる。
【0016】本発明は、さらに、請求項2で、筒状の電
線挿通部を有するグロメットに、複数の電線からなるワ
イヤハーネスを挿通し、上記電線挿通部にシール剤を充
填して電線間及び電線と電線挿通部内周面との隙間をシ
ールする防水構造として、上記請求項1に記載のスペー
サーを上記電線挿通部内に電線の挿通方向と直交する方
向に配置し、該スペーサーの電線挿入凹部に電線を分配
して挿入し、一部の電線挿入凹部には、該電線挿入凹部
からあふれる程度に電線を挿入して、各電線挿入凹部の
入口を塞ぐと共に上記あふれた電線を押さえつけるよう
にバンド部を巻き付けると共に該バンド部の先端を上記
ロック部にロックして、該スペーサーにより電線群を拡
径させて電線間に隙間を設けると共に、該スペーサーの
長さ方向の両側方で電線群をテープで巻き付け、巻き側
に向けて電線間の隙間を漸次狭くしたワイヤハーネス
を、上記グロメットの電線挿通部に挿通した状態で、上
記シール剤を上記隙間より電線間及び電線と電線挿通部
の間に充填していることを特徴とするスペーサーを用い
たグロメットの防水構造を提供している。
線挿通部を有するグロメットに、複数の電線からなるワ
イヤハーネスを挿通し、上記電線挿通部にシール剤を充
填して電線間及び電線と電線挿通部内周面との隙間をシ
ールする防水構造として、上記請求項1に記載のスペー
サーを上記電線挿通部内に電線の挿通方向と直交する方
向に配置し、該スペーサーの電線挿入凹部に電線を分配
して挿入し、一部の電線挿入凹部には、該電線挿入凹部
からあふれる程度に電線を挿入して、各電線挿入凹部の
入口を塞ぐと共に上記あふれた電線を押さえつけるよう
にバンド部を巻き付けると共に該バンド部の先端を上記
ロック部にロックして、該スペーサーにより電線群を拡
径させて電線間に隙間を設けると共に、該スペーサーの
長さ方向の両側方で電線群をテープで巻き付け、巻き側
に向けて電線間の隙間を漸次狭くしたワイヤハーネス
を、上記グロメットの電線挿通部に挿通した状態で、上
記シール剤を上記隙間より電線間及び電線と電線挿通部
の間に充填していることを特徴とするスペーサーを用い
たグロメットの防水構造を提供している。
【0017】上記のように、本発明では、スペーサーの
電線挿入凹部に電線を分配して挿入し、一部の電線挿入
凹部には、あふれる程度に電線を挿入した後、各電線挿
入凹部の入口を塞ぐと共に、あふれた電線の外周にもま
たがるようにバンド部を巻き付け、バンド部の先端をロ
ック部にロックしてワイヤハーネスにスペーサーを取り
付けている。これにより、電線群を径方向に拡径させて
電線群の中央に電線が挿通されない空間が形成されると
共に、各電線挿入凹部で電線群が周方向に拡散され、電
線の間に強制的に隙間が形成される。この状態でスペー
サーと共にワイヤハーネスをグロメットに挿通する。こ
のとき、スペーサーのバンド部は電線挿入凹部からあふ
れた電線の外周にもまたがってスペーサーの外周に締め
付けられているため、バンド部に張力が与えられて、あ
ふれた電線の外周を圧迫するので、この圧迫力で保持さ
れてスペーサーが挿通方向に移動しなくなり、位置ずれ
が発生しない。また、バンド部は、あふれた電線の外周
にも巻き付けられているから、スペーサーが挿通方向に
倒れることもない。
電線挿入凹部に電線を分配して挿入し、一部の電線挿入
凹部には、あふれる程度に電線を挿入した後、各電線挿
入凹部の入口を塞ぐと共に、あふれた電線の外周にもま
たがるようにバンド部を巻き付け、バンド部の先端をロ
ック部にロックしてワイヤハーネスにスペーサーを取り
付けている。これにより、電線群を径方向に拡径させて
電線群の中央に電線が挿通されない空間が形成されると
共に、各電線挿入凹部で電線群が周方向に拡散され、電
線の間に強制的に隙間が形成される。この状態でスペー
サーと共にワイヤハーネスをグロメットに挿通する。こ
のとき、スペーサーのバンド部は電線挿入凹部からあふ
れた電線の外周にもまたがってスペーサーの外周に締め
付けられているため、バンド部に張力が与えられて、あ
ふれた電線の外周を圧迫するので、この圧迫力で保持さ
れてスペーサーが挿通方向に移動しなくなり、位置ずれ
が発生しない。また、バンド部は、あふれた電線の外周
にも巻き付けられているから、スペーサーが挿通方向に
倒れることもない。
【0018】上記のようにワイヤハーネスにスペーサー
を取り付け、グロメットに通して、電線挿通部の所定の
位置にスペーサーが直交方向に配置された状態でシール
剤を注入すると、上記空間及び隙間を通してシール剤が
電線間にスムーズに充填される。特に、スペーサー配置
部では、スペーサー側に向かって隙間が次第に広くなっ
ていくために、電線間にシール剤がスムーズの浸透して
いく。その結果、電線の間及び電線と電線挿通部の内周
面との間が硬化したシール剤により確実にシールされ、
防水性能が高まる。
を取り付け、グロメットに通して、電線挿通部の所定の
位置にスペーサーが直交方向に配置された状態でシール
剤を注入すると、上記空間及び隙間を通してシール剤が
電線間にスムーズに充填される。特に、スペーサー配置
部では、スペーサー側に向かって隙間が次第に広くなっ
ていくために、電線間にシール剤がスムーズの浸透して
いく。その結果、電線の間及び電線と電線挿通部の内周
面との間が硬化したシール剤により確実にシールされ、
防水性能が高まる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。図1、図2(A)及び図3
に示すように、合成樹脂製のスペーサー17は、平板状
でなり、外周全体には、一定角度(例えば45度)をあ
けて放射状に複数個(例えば8個)の楕円状電線挿入凹
部17a,…,17aを形成している。
に基づいて詳細に説明する。図1、図2(A)及び図3
に示すように、合成樹脂製のスペーサー17は、平板状
でなり、外周全体には、一定角度(例えば45度)をあ
けて放射状に複数個(例えば8個)の楕円状電線挿入凹
部17a,…,17aを形成している。
【0020】上記スペーサー17の外周には、スペーサ
ー17の一部からスペーサー17と同幅で周方向に延長
される可撓性のバンド部17bを一体成形している。該
バンド部17bの先端には、略U字状に折り返したロッ
ク爪部17cを設けている。
ー17の一部からスペーサー17と同幅で周方向に延長
される可撓性のバンド部17bを一体成形している。該
バンド部17bの先端には、略U字状に折り返したロッ
ク爪部17cを設けている。
【0021】上記バンド部17bは、延長方向から各電
線挿入凹部17aの入口を塞ぐようにスペーサー17の
外周に巻き付けて、上記ロック爪部17cは、バンド部
17bの基部17dの付近のバンド部突出側とは反対側
の電線挿入凹部17aの内縁に形成したロック突起部1
7eに係止してロックするようにしている。該バンド部
17bは、スペーサー17の外周に巻き付けて、ロック
爪部17cをロック突起部17eに係止した状態でゆる
みが無い長さに設定される。なお、ロック突起部17e
を形成した電線挿入凹部17aには電線wを挿入しな
い。
線挿入凹部17aの入口を塞ぐようにスペーサー17の
外周に巻き付けて、上記ロック爪部17cは、バンド部
17bの基部17dの付近のバンド部突出側とは反対側
の電線挿入凹部17aの内縁に形成したロック突起部1
7eに係止してロックするようにしている。該バンド部
17bは、スペーサー17の外周に巻き付けて、ロック
爪部17cをロック突起部17eに係止した状態でゆる
みが無い長さに設定される。なお、ロック突起部17e
を形成した電線挿入凹部17aには電線wを挿入しな
い。
【0022】上記スペーサー17は、ワイヤハーネス組
み立て図板上で予め結束されたワイヤハーネスW/Hに
対して取り付けており、該ワイヤハーネスW/Hに対し
て、図4(A)に示すように、グロメット取り付け位置
の電線群を押し広げて2つに分け、押し広げた状態で形
成される内部空間に、上記スペーサー17を電線の長さ
方向と直交する方向より挿入する。ワイヤハーネスW/
Hに対するスペーサー17の挿入位置は、グロメット1
0にワイヤハーネスW/Hを挿入した時に、スペーサー
17がスペーサー取り付け部10eに位置するようにし
ている。
み立て図板上で予め結束されたワイヤハーネスW/Hに
対して取り付けており、該ワイヤハーネスW/Hに対し
て、図4(A)に示すように、グロメット取り付け位置
の電線群を押し広げて2つに分け、押し広げた状態で形
成される内部空間に、上記スペーサー17を電線の長さ
方向と直交する方向より挿入する。ワイヤハーネスW/
Hに対するスペーサー17の挿入位置は、グロメット1
0にワイヤハーネスW/Hを挿入した時に、スペーサー
17がスペーサー取り付け部10eに位置するようにし
ている。
【0023】ついで、図4(B)に示すように、作業者
がスペーサー17の外周全体に電線群を略均等に位置さ
せ、該状態で電線群を握持して電線wを押圧すると、ス
ペーサー17の各電線挿入凹部17aに均等に電線wが
挿入される。このとき、一部の電線挿入凹部17a、例
えば、図2(A)では、左側と左斜め下側と下側の3個
の電線挿入凹部17aには、各電線挿入凹部17aから
電線wがあふれる程度に挿入する。
がスペーサー17の外周全体に電線群を略均等に位置さ
せ、該状態で電線群を握持して電線wを押圧すると、ス
ペーサー17の各電線挿入凹部17aに均等に電線wが
挿入される。このとき、一部の電線挿入凹部17a、例
えば、図2(A)では、左側と左斜め下側と下側の3個
の電線挿入凹部17aには、各電線挿入凹部17aから
電線wがあふれる程度に挿入する。
【0024】その後、各電線挿入凹部17aの入口を塞
ぐように、あふれた電線wの外周にもまたがって、スペ
ーサー17の外周にバンド部17bを巻き付け、バンド
部17bの先端のロック爪部17cを電線挿入凹部17
aのロック突起部17eに係止する。このとき、バンド
部17bは、電線挿入凹部17aからあふれた電線wの
外周にもまたがってスペーサー17の外周に巻き付けら
れているから、バンド部17bに張力が与えられる。
ぐように、あふれた電線wの外周にもまたがって、スペ
ーサー17の外周にバンド部17bを巻き付け、バンド
部17bの先端のロック爪部17cを電線挿入凹部17
aのロック突起部17eに係止する。このとき、バンド
部17bは、電線挿入凹部17aからあふれた電線wの
外周にもまたがってスペーサー17の外周に巻き付けら
れているから、バンド部17bに張力が与えられる。
【0025】ついで、図4(C)に示すように、スペー
サー17の取り付け位置の両側に位置する電線群に粘着
テープ14A,14Bをテープ巻きし、スペーサー17
の両側をテープ14A,14Bで結束して電線wをスペ
ーサー17を介して両側に引っ張ることにより、スペー
サー17を電線wの挿通方向に対して直交する方向に保
持する。上記一方の粘着テープ14Aは、グロメット1
0への挿通状態で電線挿通部10cの先端に沿った外位
置となる箇所に巻き付けている。よって、グロメット1
0を取り付ける際、粘着テープ14Aを目印として、グ
ロメット10をワイヤハーネスW/Hに対して所要位置
に容易に位置決めできるようにしている。
サー17の取り付け位置の両側に位置する電線群に粘着
テープ14A,14Bをテープ巻きし、スペーサー17
の両側をテープ14A,14Bで結束して電線wをスペ
ーサー17を介して両側に引っ張ることにより、スペー
サー17を電線wの挿通方向に対して直交する方向に保
持する。上記一方の粘着テープ14Aは、グロメット1
0への挿通状態で電線挿通部10cの先端に沿った外位
置となる箇所に巻き付けている。よって、グロメット1
0を取り付ける際、粘着テープ14Aを目印として、グ
ロメット10をワイヤハーネスW/Hに対して所要位置
に容易に位置決めできるようにしている。
【0026】上記スペーサー17を取り付けたワイヤハ
ーネスW/Hは、スペーサー17を各電線挿入凹部17
aにより電線群を周方向に拡散させて各電線wの間に隙
間を形成する。また、各電線挿入凹部17aにより電線
群の中央部分に電線wが挿通されない空間が形成されて
いる。さらに、ワイヤハーネスW/Hは、スペーサー1
7の取り付け部分より両側外方のテープ巻き側に向けて
上記各隙間が漸次狭くなり、電線群が縮径した状態で結
束される。
ーネスW/Hは、スペーサー17を各電線挿入凹部17
aにより電線群を周方向に拡散させて各電線wの間に隙
間を形成する。また、各電線挿入凹部17aにより電線
群の中央部分に電線wが挿通されない空間が形成されて
いる。さらに、ワイヤハーネスW/Hは、スペーサー1
7の取り付け部分より両側外方のテープ巻き側に向けて
上記各隙間が漸次狭くなり、電線群が縮径した状態で結
束される。
【0027】上記のようにスペーサー17を取り付ける
際、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線wの量が少な
くても、電線wは各電線挿入凹部17aにより周方向の
全体にわたって拡散され、かつ、径方向にも拡散され、
周方向の一方側に片寄ったり、径方向に片寄ったりする
ことはなく、周方向及び径方向のいずれの方向にも略均
等に隙間が形成される。
際、ワイヤハーネスW/Hを構成する電線wの量が少な
くても、電線wは各電線挿入凹部17aにより周方向の
全体にわたって拡散され、かつ、径方向にも拡散され、
周方向の一方側に片寄ったり、径方向に片寄ったりする
ことはなく、周方向及び径方向のいずれの方向にも略均
等に隙間が形成される。
【0028】上記スペーサー17を取り付けたワイヤハ
ーネスW/Hをグロメット10に挿通する。その場合、
まず、グロメット10の電線挿通部10cをグロメット
拡げ機により拡径してワイヤハーネスW/Hを挿通す
る。この時、ワイヤハーネスW/Hは、グロメット10
の電線挿通部10cの先端開口より一方の粘着テープ1
4Aが露出した状態で位置決めする。これにより、スペ
ーサー17は、電線挿通部10cのスペーサー取り付け
部10eで、電線wの挿通方向Xと直交する方向に配置
される。
ーネスW/Hをグロメット10に挿通する。その場合、
まず、グロメット10の電線挿通部10cをグロメット
拡げ機により拡径してワイヤハーネスW/Hを挿通す
る。この時、ワイヤハーネスW/Hは、グロメット10
の電線挿通部10cの先端開口より一方の粘着テープ1
4Aが露出した状態で位置決めする。これにより、スペ
ーサー17は、電線挿通部10cのスペーサー取り付け
部10eで、電線wの挿通方向Xと直交する方向に配置
される。
【0029】上記スペーサー17をワイヤハーネスW/
Hとともにグロメット10に挿通させる際、スペーサー
17の外周に巻き付けたバンド部17bには張力が与え
られて、あふれた電線wの外周を圧迫するから、この圧
迫力で保持されて挿通方向の移動しないので、位置ずれ
が発生しない。また、バンド部17bは、あふれた電線
wの外周にも巻き付けているから、スペーサー17が挿
通方向に倒れることもない。
Hとともにグロメット10に挿通させる際、スペーサー
17の外周に巻き付けたバンド部17bには張力が与え
られて、あふれた電線wの外周を圧迫するから、この圧
迫力で保持されて挿通方向の移動しないので、位置ずれ
が発生しない。また、バンド部17bは、あふれた電線
wの外周にも巻き付けているから、スペーサー17が挿
通方向に倒れることもない。
【0030】ついで、グロメット拡げ機をグロメット1
0より外して、該グロメット10の車体装着部10bを
上向きに配置して、該車体装着部10bの開口より電線
挿通部10c内に2液硬化性のシール剤15を注入す
る。該シール剤15として粘性が低く、流動性の良いも
のを用いている。上記グロメット拡げ機を取り外した状
態では、スペーサー17の外径をスペーサー取り付け部
10eの内径より大きく形成しているため、スペーサー
17は電線挿通部10内に圧接された状態に取り付けら
れている。
0より外して、該グロメット10の車体装着部10bを
上向きに配置して、該車体装着部10bの開口より電線
挿通部10c内に2液硬化性のシール剤15を注入す
る。該シール剤15として粘性が低く、流動性の良いも
のを用いている。上記グロメット拡げ機を取り外した状
態では、スペーサー17の外径をスペーサー取り付け部
10eの内径より大きく形成しているため、スペーサー
17は電線挿通部10内に圧接された状態に取り付けら
れている。
【0031】この状態で、上記のようにシール剤15の
注入を行うと、上記のように電線群の中央にはスペーサ
ー17の各電線挿入凹部17aにより電線wが配線され
ない空間が形成されていると共に、電線群の間のスペー
サー17に向かって次第に広くなる隙間が形成されてい
るため、該空間を通して流動性よくシール剤15が充填
される。該シール剤15は、スペーサー取り付け部10
eから電線挿通部10cの開口の外部までの区間の全域
に充填される。
注入を行うと、上記のように電線群の中央にはスペーサ
ー17の各電線挿入凹部17aにより電線wが配線され
ない空間が形成されていると共に、電線群の間のスペー
サー17に向かって次第に広くなる隙間が形成されてい
るため、該空間を通して流動性よくシール剤15が充填
される。該シール剤15は、スペーサー取り付け部10
eから電線挿通部10cの開口の外部までの区間の全域
に充填される。
【0032】上記のようにして、電線wの間及び電線挿
通部10cの内周面との間が硬化したシール剤15によ
り確実にシールされるから、防水性が向上する。
通部10cの内周面との間が硬化したシール剤15によ
り確実にシールされるから、防水性が向上する。
【0033】上記実施形態では、スペーサー17のバン
ド部17bの先端のロック爪部17cを電線挿入凹部1
7aのロック突起部17eに係止することにより、バン
ド部17bをワンタッチでロックすることができる。
ド部17bの先端のロック爪部17cを電線挿入凹部1
7aのロック突起部17eに係止することにより、バン
ド部17bをワンタッチでロックすることができる。
【0034】また、図2(B)に示すように、スペーサ
ー17の外周にバンドロック部17fを一体成形すると
共に、バンド部17bに鋸歯状部17gを形成して、バ
ンド部17bの先端をバンドロック部17fの挿通穴1
7hに挿通させ、挿通穴17h内の係止爪17iにバン
ド部17bの鋸歯状部17gを係止させると、バンド部
17bをワンタッチでロックできると共に、バンド部1
7bの長さを調節できるので、電線量の増減にも容易に
対応できるようになる。
ー17の外周にバンドロック部17fを一体成形すると
共に、バンド部17bに鋸歯状部17gを形成して、バ
ンド部17bの先端をバンドロック部17fの挿通穴1
7hに挿通させ、挿通穴17h内の係止爪17iにバン
ド部17bの鋸歯状部17gを係止させると、バンド部
17bをワンタッチでロックできると共に、バンド部1
7bの長さを調節できるので、電線量の増減にも容易に
対応できるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のグロメット用スペーサーを用いると、スペーサーの
電線挿入凹部に電線が分配して挿入され、かつ、一部の
電線挿入凹部にあふれる程度に電線を挿入した後、各電
線挿入凹部の入口を塞ぐと共に、あふれた電線の外周を
押さえつけるようにバンド部を巻き付けて、バンド部の
先端をロック部にロックしてワイヤハーネスにスペーサ
ーを締め付け固定しているため、バンド部に張力が与え
られて、あふれた電線の外周を圧迫するので、この圧迫
力で保持されて挿通方向に移動しなくなり、位置ずれが
発生しなくなる。また、バンド部は、あふれた電線の外
周にも巻き付けられているから、スペーサーが挿通方向
に倒れることもなくなる。
明のグロメット用スペーサーを用いると、スペーサーの
電線挿入凹部に電線が分配して挿入され、かつ、一部の
電線挿入凹部にあふれる程度に電線を挿入した後、各電
線挿入凹部の入口を塞ぐと共に、あふれた電線の外周を
押さえつけるようにバンド部を巻き付けて、バンド部の
先端をロック部にロックしてワイヤハーネスにスペーサ
ーを締め付け固定しているため、バンド部に張力が与え
られて、あふれた電線の外周を圧迫するので、この圧迫
力で保持されて挿通方向に移動しなくなり、位置ずれが
発生しなくなる。また、バンド部は、あふれた電線の外
周にも巻き付けられているから、スペーサーが挿通方向
に倒れることもなくなる。
【0036】したがって、グロメット内において、電線
挿通部の所定の位置にスペーサーが直交方向に配置され
た状態に確実に保持でき、この状態でシール剤を注入す
ると、空間及び隙間を通してシール剤が電線間にスムー
ズに充填され、その結果、電線の間及び電線と電線挿通
部の内周面との間が硬化したシール剤により確実にシー
ルでき、防水性能を高めることができる。
挿通部の所定の位置にスペーサーが直交方向に配置され
た状態に確実に保持でき、この状態でシール剤を注入す
ると、空間及び隙間を通してシール剤が電線間にスムー
ズに充填され、その結果、電線の間及び電線と電線挿通
部の内周面との間が硬化したシール剤により確実にシー
ルでき、防水性能を高めることができる。
【図1】 本発明のスペーサーの斜視図である。
【図2】 (A)はバンド部をロックしたスペーサー
の正面図、(B)はロック部の変形例の断面図である。
の正面図、(B)はロック部の変形例の断面図である。
【図3】 スペーサーの取り付け状態の斜視図であ
る。
る。
【図4】 (A)(B)(C)はワイヤハーネスにス
ペーサーを取り付ける作業工程を示す斜視図である。
ペーサーを取り付ける作業工程を示す斜視図である。
【図5】 (A)(B)は従来のグロメットの防水構
造を示す図面である。
造を示す図面である。
【図6】 従来のスペーサーを用いてワイヤハーネス
を形成する状態を示す斜視図である。
を形成する状態を示す斜視図である。
【図7】 従来のスペーサーの問題点を示す図面であ
る。
る。
【図8】 グロメットの防水構造を示す断面図であ
る。
る。
【図9】 (A)はグロメットの斜視図、(B)はグ
ロメットの断面図である。
ロメットの断面図である。
【図10】 (A)は従来のスペーサーの斜視図、
(B)はスペーサーの正面図である。
(B)はスペーサーの正面図である。
W/H ワイヤハーネス w 電線 10 グロメット 10a 電線挿通部 15 シール剤 17 スペーサー 17a 電線挿入凹部 17b バンド部 17c ロック爪部 17d 基部 17e ロック突起部 17f バンドロック部 17g 鋸歯状部 17h 挿通穴 17i 係止爪
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状の電線挿通部を有するグロメット
に、複数の電線からなるワイヤハーネスを挿通し、上記
電線挿通部にシール剤を充填して電線間及び電線と電線
挿通部内周面との隙間をシールするグロメットに用いる
スペーサーであって、 上記電線挿通部内に電線の挿通方向と直交する方向に配
置する平板状で、その外周縁に沿って複数の電線挿入凹
部を設けていると共に、スペーサーの外周の一部から周
方向に延長され、各電線挿入凹部の入口を塞ぐように外
周に巻き付ける可撓性のバンド部と、外周縁に沿って一
周したバンド部の先端をロックするロック部とを備え、 上記電線挿入凹部に分配して挿入される電線を押さえ付
けるようにして上記バンド部を巻き付けて、先端を上記
ロック部にロックして、上記電線に対して締め付け固定
されることを特徴とするグロメット用スペーサー。 - 【請求項2】 筒状の電線挿通部を有するグロメット
に、複数の電線からなるワイヤハーネスを挿通し、上記
電線挿通部にシール剤を充填して電線間及び電線と電線
挿通部内周面との隙間をシールする防水構造であって、 請求項1に記載のスペーサーを上記電線挿通部内に電線
の挿通方向と直交する方向に配置し、該スペーサーの電
線挿入凹部に電線を分配して挿入し、一部の電線挿入凹
部には、該電線挿入凹部からあふれる程度に電線を挿入
して、各電線挿入凹部の入口を塞ぐと共に上記あふれた
電線を押さえつけるようにバンド部を巻き付けると共に
該バンド部の先端を上記ロック部にロックして、該スペ
ーサーにより電線群を拡径させて電線間に隙間を設ける
と共に、該スペーサーの長さ方向の両側方で電線群をテ
ープで巻き付け、巻き側に向けて電線間の隙間を漸次狭
くしたワイヤハーネスを、上記グロメットの電線挿通部
に挿通した状態で、上記シール剤を上記隙間より電線間
及び電線と電線挿通部の間に充填していることを特徴と
するスペーサーを用いたグロメットの防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198815A JPH0946862A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | グロメット用スペーサーおよび該スペーサーを用いたグロメットの防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198815A JPH0946862A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | グロメット用スペーサーおよび該スペーサーを用いたグロメットの防水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0946862A true JPH0946862A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16397379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7198815A Pending JPH0946862A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | グロメット用スペーサーおよび該スペーサーを用いたグロメットの防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0946862A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007228772A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Iwa Denki Koji Kk | 電線通線用器具及び電線通線方法 |
-
1995
- 1995-08-03 JP JP7198815A patent/JPH0946862A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007228772A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Iwa Denki Koji Kk | 電線通線用器具及び電線通線方法 |
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