JPH0947885A - 摩擦圧接における寄り代検出方法およびその装置 - Google Patents
摩擦圧接における寄り代検出方法およびその装置Info
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- JPH0947885A JPH0947885A JP22251795A JP22251795A JPH0947885A JP H0947885 A JPH0947885 A JP H0947885A JP 22251795 A JP22251795 A JP 22251795A JP 22251795 A JP22251795 A JP 22251795A JP H0947885 A JPH0947885 A JP H0947885A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トータルとしての寄り代はもちろん、ワーク
個々の寄り代も検出できるようにする。 【解決手段】 測長器22の可動部22aに支持した光
センサ23を直線駆動装置25にて、位置決め固定され
た一方のワークW1 に沿って移動させ、摩擦圧接前に前
記一方のワークW1 の端面位置を測定すると共に、摩擦
圧接後にバリの谷位置を測定し、一方、他方のワークを
支持し回転させる把持装置3の軸頭9の移動量を測長器
20により測定し、これら測定値を演算器に入力して、
前記したワークW1 の端面位置とバリの谷位置とから該
一方のワークW1 の寄り代を、前記軸頭9の移動量から
トータルの寄り代をそれぞれ求め、さらに、前記トータ
ルの寄り代から前記ワークW1 の寄り代を減じて、他方
のワークW2 の寄り代を求める。
個々の寄り代も検出できるようにする。 【解決手段】 測長器22の可動部22aに支持した光
センサ23を直線駆動装置25にて、位置決め固定され
た一方のワークW1 に沿って移動させ、摩擦圧接前に前
記一方のワークW1 の端面位置を測定すると共に、摩擦
圧接後にバリの谷位置を測定し、一方、他方のワークを
支持し回転させる把持装置3の軸頭9の移動量を測長器
20により測定し、これら測定値を演算器に入力して、
前記したワークW1 の端面位置とバリの谷位置とから該
一方のワークW1 の寄り代を、前記軸頭9の移動量から
トータルの寄り代をそれぞれ求め、さらに、前記トータ
ルの寄り代から前記ワークW1 の寄り代を減じて、他方
のワークW2 の寄り代を求める。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、摩擦圧接において
ワークの寄り代を検出する方法およびその方法の実施に
用いる装置に関する。
ワークの寄り代を検出する方法およびその方法の実施に
用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】摩擦圧接法は、位置決め固定した一方の
ワークに他方のワークを回転させながら押付けて摩擦熱
を発生させ、高温の接合界面をアプセットにより半径外
方向へ押出してバリを発生させる接合法である。ところ
で、この摩擦圧接においては前記バリ中に接合界面の不
純物等が押出されて高い接合強度が得られるようになっ
ており、したがって、そのバリの発生量、換言すればワ
ークの寄り代をいかに制御するかが、接合の良否を判断
する大きな基準となっている。
ワークに他方のワークを回転させながら押付けて摩擦熱
を発生させ、高温の接合界面をアプセットにより半径外
方向へ押出してバリを発生させる接合法である。ところ
で、この摩擦圧接においては前記バリ中に接合界面の不
純物等が押出されて高い接合強度が得られるようになっ
ており、したがって、そのバリの発生量、換言すればワ
ークの寄り代をいかに制御するかが、接合の良否を判断
する大きな基準となっている。
【0003】そこで、従来一般には、位置固定のワーク
に対して移動する他方のワークを把持する把持装置の移
動量を測定することによって、寄り代を検出するように
していた。なお、一部では、アプセット加圧時の圧接装
置のひずみによる測定誤差を避けるため、事前にワーク
にアプセット加圧力を加えて、その時の把持装置の位置
を基準として寄り代を測定することも行われている(例
えば、特開昭56−167910号公報参照)。
に対して移動する他方のワークを把持する把持装置の移
動量を測定することによって、寄り代を検出するように
していた。なお、一部では、アプセット加圧時の圧接装
置のひずみによる測定誤差を避けるため、事前にワーク
にアプセット加圧力を加えて、その時の把持装置の位置
を基準として寄り代を測定することも行われている(例
えば、特開昭56−167910号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の寄り代検出方法によれば、接合すべき二つのワ
ークのトータルとしての寄り代は検出できるものの、ワ
ーク個々の寄り代は検出できず、接合良否の判断基準と
しての利用に、いま一つ信頼性が欠けるという問題があ
った。
た従来の寄り代検出方法によれば、接合すべき二つのワ
ークのトータルとしての寄り代は検出できるものの、ワ
ーク個々の寄り代は検出できず、接合良否の判断基準と
しての利用に、いま一つ信頼性が欠けるという問題があ
った。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その課題とするところは、トータルとして
の寄り代はもちろんのこと、ワーク個々の寄り代をも正
確に検出できるようにすることにある。
れたもので、その課題とするところは、トータルとして
の寄り代はもちろんのこと、ワーク個々の寄り代をも正
確に検出できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明にかゝる寄り代検出方法は、摩擦圧接前に前
記位置決め固定した一方のワークの端面位置を測定する
と共に、摩擦圧接後に前記バリの谷位置を測定して、前
記両測定値から該一方のワークの寄り代を求め、この一
方のワークの寄り代と前記他方のワークを支持する把持
装置の移動量を測定することにより求めたトータルの寄
り代とから該他方のワークの寄り代を求めるようにした
ことを特徴とする。
め、本発明にかゝる寄り代検出方法は、摩擦圧接前に前
記位置決め固定した一方のワークの端面位置を測定する
と共に、摩擦圧接後に前記バリの谷位置を測定して、前
記両測定値から該一方のワークの寄り代を求め、この一
方のワークの寄り代と前記他方のワークを支持する把持
装置の移動量を測定することにより求めたトータルの寄
り代とから該他方のワークの寄り代を求めるようにした
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明にかゝる寄り代検出装置は、
位置決め固定した一方のワークの端面位置および摩擦圧
接後におけるバリ位置を測定する第1の測定手段と、他
方のワークを把持し一方のワーク側へ直線移動させる把
持装置の移動量を測定する第2の測定手段と、前記第
1、第2の測定手段からの信号に基いて二つのワークの
寄り代を個別に演算する演算装置と、前記演算装置の演
算結果を表示する表示器とを備える構成としたことを特
徴とする。
位置決め固定した一方のワークの端面位置および摩擦圧
接後におけるバリ位置を測定する第1の測定手段と、他
方のワークを把持し一方のワーク側へ直線移動させる把
持装置の移動量を測定する第2の測定手段と、前記第
1、第2の測定手段からの信号に基いて二つのワークの
寄り代を個別に演算する演算装置と、前記演算装置の演
算結果を表示する表示器とを備える構成としたことを特
徴とする。
【0008】上記した寄り代検出装置において、その第
1の測定手段は、位置決め固定した一方のワークに沿っ
て移動可能な可動部を有する測長器と、該測長器の可動
部に支持された光センサと、前記測長器および前記光セ
ンサからの信号を処理して演算装置へ出力する信号処理
部とから成る構成とすることができる。
1の測定手段は、位置決め固定した一方のワークに沿っ
て移動可能な可動部を有する測長器と、該測長器の可動
部に支持された光センサと、前記測長器および前記光セ
ンサからの信号を処理して演算装置へ出力する信号処理
部とから成る構成とすることができる。
【0009】摩擦圧接により発生するバリは、接合界面
からカール状に巻きながらそれぞれのワークの後端側へ
向かって、二つの山と一つの谷とを有する形状となり、
したがって、そのバリの谷位置は接合面の位置にほゞ一
致することになる。本発明にかゝる寄り代検出方法およ
びその装置においては、第1の測定手段により摩擦圧接
前における一方のワークの端面位置と摩擦圧接後におけ
るバリの谷位置とを測定することで、これら測定値から
該一方のワークの寄り代を求めることができ、第2の測
定手段により測定した把持装置の移動量から求めたトー
タルの寄り代からこの一方のワークの寄り代を減算すれ
ば、他方のワークの寄り代が求まることになる。
からカール状に巻きながらそれぞれのワークの後端側へ
向かって、二つの山と一つの谷とを有する形状となり、
したがって、そのバリの谷位置は接合面の位置にほゞ一
致することになる。本発明にかゝる寄り代検出方法およ
びその装置においては、第1の測定手段により摩擦圧接
前における一方のワークの端面位置と摩擦圧接後におけ
るバリの谷位置とを測定することで、これら測定値から
該一方のワークの寄り代を求めることができ、第2の測
定手段により測定した把持装置の移動量から求めたトー
タルの寄り代からこの一方のワークの寄り代を減算すれ
ば、他方のワークの寄り代が求まることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明にかゝる寄り代検出装置を
含む摩擦圧接装置の全体構造を示したものである。同図
において、1は架台であり、架台1上には、接合すべき
一方のワークW1 を支持する第1の把持装置2が位置固
定的に配置されると共に、その他側に他方のワークW2
を位置決め固定する第2の把持装置3が可動的に配置さ
れている。第1の把持装置2は、架台1上に固定したベ
ース4と、このベース4上に固定した2つのチャック
5,6とから成っており、ワークW1 は、そのチャック
5,6により把持されるようになっている。なお、架台
1上の、前記ベース4の後方位置には、ワークW1 の後
退を規制するストッパ部材7が配置されている。
含む摩擦圧接装置の全体構造を示したものである。同図
において、1は架台であり、架台1上には、接合すべき
一方のワークW1 を支持する第1の把持装置2が位置固
定的に配置されると共に、その他側に他方のワークW2
を位置決め固定する第2の把持装置3が可動的に配置さ
れている。第1の把持装置2は、架台1上に固定したベ
ース4と、このベース4上に固定した2つのチャック
5,6とから成っており、ワークW1 は、そのチャック
5,6により把持されるようになっている。なお、架台
1上の、前記ベース4の後方位置には、ワークW1 の後
退を規制するストッパ部材7が配置されている。
【0012】一方、第2の把持装置3は、架台1上にス
ライド装置8を介して摺動自在に配設された軸頭9を備
えている。架台1内には、左右一対の軸受10a,10
bを用いてボールネジ11が回動自在に配設されてお
り、このボールネジ11には前記軸頭9の下面に一体に
設けた下部ナット12が螺合されている。ボールネジ1
1は、その一端が架台1の一端に固設したモータ13に
作動連結されており、モータ13の作動によりボールネ
ジ11が左回転または右回転することにより、前記下部
ナット12がこのボールネジ11上を螺進退し、軸頭9
が架台1上を左右方向へ摺動するようになる。
ライド装置8を介して摺動自在に配設された軸頭9を備
えている。架台1内には、左右一対の軸受10a,10
bを用いてボールネジ11が回動自在に配設されてお
り、このボールネジ11には前記軸頭9の下面に一体に
設けた下部ナット12が螺合されている。ボールネジ1
1は、その一端が架台1の一端に固設したモータ13に
作動連結されており、モータ13の作動によりボールネ
ジ11が左回転または右回転することにより、前記下部
ナット12がこのボールネジ11上を螺進退し、軸頭9
が架台1上を左右方向へ摺動するようになる。
【0013】上記主軸9の前端側には、ワークW2 を把
持するチャック14が回動自在に装着されている。チャ
ック14は、前記第1の把持装置2に位置決め固定され
たワークW1 に対して同心となるようにワークW2 を把
持でき、これにより、モータ13の作動で軸頭9を前進
させれば、ワークW2 の端面がワークW1 の端面に突合
わされるようになる。また、軸頭9の上面にはモータ1
5が固定されており、このモータ15には前記チャック
14がプーリ16a,16bおよびベルト17を介して
作動連結されている。モータ15が作動することにより
その回転がプーリ16a,16bおよびベルト17を介
してチャック14に伝達され、チャック14は高速で回
転するようになる。なお、軸頭9には、チャック14に
把持されたワークW2 の後退を規制するストッパ部材1
8とチャック14を急停止させるためのブレーキ装置1
9とが内装されている。
持するチャック14が回動自在に装着されている。チャ
ック14は、前記第1の把持装置2に位置決め固定され
たワークW1 に対して同心となるようにワークW2 を把
持でき、これにより、モータ13の作動で軸頭9を前進
させれば、ワークW2 の端面がワークW1 の端面に突合
わされるようになる。また、軸頭9の上面にはモータ1
5が固定されており、このモータ15には前記チャック
14がプーリ16a,16bおよびベルト17を介して
作動連結されている。モータ15が作動することにより
その回転がプーリ16a,16bおよびベルト17を介
してチャック14に伝達され、チャック14は高速で回
転するようになる。なお、軸頭9には、チャック14に
把持されたワークW2 の後退を規制するストッパ部材1
8とチャック14を急停止させるためのブレーキ装置1
9とが内装されている。
【0014】架台1と軸頭9との間には、第2の把持装
置3の移動量を測定するための測長器(第2の測定手
段)20が配設され、一方、第1の把持装置2側には、
第1の把持装置2に位置決め固定されたワークW1 の端
面位置と後述するバリ位置とを測定するための変位計2
1が配設されている。変位計21は、こゝでは測長器
(リニアゲージ)22と光センサ23とから成ってお
り、その光センサ23は測長器22の可動部22aに支
持されている。変位計21は、架台1上に立設した支柱
24の上端部に、その測長器22の可動部22aが前記
位置決め固定されたワークW1 に沿って移動可能となる
ように支持されている。光センサ23には、前記支柱2
4に取付けた直線駆動装置25が作動連結されており、
この直線駆動装置25の作動により光センサ23と測長
器22の可動部22aとは、前記位置決め固定されたワ
ークW1 に沿って一体に移動するようになる。光センサ
23としては、発光素子と受光素子とを組合せた反射型
のものが用いられ、その発光素子からの光は、前記第1
の把持装置2に位置決め固定されたワークW1 の軸心に
直交する線上を走るようになっている。
置3の移動量を測定するための測長器(第2の測定手
段)20が配設され、一方、第1の把持装置2側には、
第1の把持装置2に位置決め固定されたワークW1 の端
面位置と後述するバリ位置とを測定するための変位計2
1が配設されている。変位計21は、こゝでは測長器
(リニアゲージ)22と光センサ23とから成ってお
り、その光センサ23は測長器22の可動部22aに支
持されている。変位計21は、架台1上に立設した支柱
24の上端部に、その測長器22の可動部22aが前記
位置決め固定されたワークW1 に沿って移動可能となる
ように支持されている。光センサ23には、前記支柱2
4に取付けた直線駆動装置25が作動連結されており、
この直線駆動装置25の作動により光センサ23と測長
器22の可動部22aとは、前記位置決め固定されたワ
ークW1 に沿って一体に移動するようになる。光センサ
23としては、発光素子と受光素子とを組合せた反射型
のものが用いられ、その発光素子からの光は、前記第1
の把持装置2に位置決め固定されたワークW1 の軸心に
直交する線上を走るようになっている。
【0015】上記変位計21には、図2に示すように信
号処理装置26と、演算器27と表示器28とが順に接
続されている。信号処理装置26は、変位計21と共に
第1の測定手段を構成するもので、測長器22および光
センサ23のそれぞれから信号を取込む第1,第2のア
ンプ29,30と、光センサ23に接続された第2のア
ンプ30から信号(データ)を取込む設定器31および
換算器32とを備えている。設定器31は、第1のアン
プ29の出力タイミングを設定するためのもので、第2
のアンプ30のピーク出力をホールドすると共に、それ
らのホールド信号を第1のアンプ29へ送出する機能を
有している。また、換算器32は、第2のアンプ30の
ピーク出力から後述するバリBの高さを換算する機能を
有している。一方、演算器27には、前記信号処理装置
26内の第1のアンプ29からの信号とワークW2 を把
持する第2の把持装置3側の測長器20からの信号とが
入力されるようになっている。演算器27は、これら信
号に基いて後述する寄り代を演算し、かつその結果を表
示器28に送出する。なお、第2のアンプ30から第1
のアンプ29に対して、後述するアラーム信号が送出さ
れるようになっており、また、換算器32から表示器2
8に対してバリ高さに関するデータが送出されるように
なっている。
号処理装置26と、演算器27と表示器28とが順に接
続されている。信号処理装置26は、変位計21と共に
第1の測定手段を構成するもので、測長器22および光
センサ23のそれぞれから信号を取込む第1,第2のア
ンプ29,30と、光センサ23に接続された第2のア
ンプ30から信号(データ)を取込む設定器31および
換算器32とを備えている。設定器31は、第1のアン
プ29の出力タイミングを設定するためのもので、第2
のアンプ30のピーク出力をホールドすると共に、それ
らのホールド信号を第1のアンプ29へ送出する機能を
有している。また、換算器32は、第2のアンプ30の
ピーク出力から後述するバリBの高さを換算する機能を
有している。一方、演算器27には、前記信号処理装置
26内の第1のアンプ29からの信号とワークW2 を把
持する第2の把持装置3側の測長器20からの信号とが
入力されるようになっている。演算器27は、これら信
号に基いて後述する寄り代を演算し、かつその結果を表
示器28に送出する。なお、第2のアンプ30から第1
のアンプ29に対して、後述するアラーム信号が送出さ
れるようになっており、また、換算器32から表示器2
8に対してバリ高さに関するデータが送出されるように
なっている。
【0016】以下、上記した摩擦圧接装置を用いて行う
摩擦圧接方法および寄り代検出方法について図3のフロ
ーチャートも参照して説明する。
摩擦圧接方法および寄り代検出方法について図3のフロ
ーチャートも参照して説明する。
【0017】摩擦圧接に際しては、先ず圧接すべきワー
クW1 ,W2 を第1、第2の把持装置2,3にそれぞれ
位置決め固定し、その状態で、図2の(1) に示すように
直線駆動装置25の作動により変位計21内の光センサ
23をワークW1 側からワークW2 側へ移動させて、ワ
ークW1 の端面位置を測定する(ステップS1)。この
移動により、ワークW2 の端面位置で光センサ23に入
射される光(反射光)の強度が著しく減じ、第2のアン
プ30の出力が著しく小さくなる。この結果、第2のア
ンプ30から第1のアンプ29へアラーム信号aが出力
され、これに応じて第1のアンプ29は、前記測長器2
2から取込んでいる位置信号を演算器27へ送出する。
この位置信号は、第1の把持装置2に位置決め固定され
たワークW1 の端面位置および長さを特定する信号とな
る。
クW1 ,W2 を第1、第2の把持装置2,3にそれぞれ
位置決め固定し、その状態で、図2の(1) に示すように
直線駆動装置25の作動により変位計21内の光センサ
23をワークW1 側からワークW2 側へ移動させて、ワ
ークW1 の端面位置を測定する(ステップS1)。この
移動により、ワークW2 の端面位置で光センサ23に入
射される光(反射光)の強度が著しく減じ、第2のアン
プ30の出力が著しく小さくなる。この結果、第2のア
ンプ30から第1のアンプ29へアラーム信号aが出力
され、これに応じて第1のアンプ29は、前記測長器2
2から取込んでいる位置信号を演算器27へ送出する。
この位置信号は、第1の把持装置2に位置決め固定され
たワークW1 の端面位置および長さを特定する信号とな
る。
【0018】次に、モータ15の作動により第1の把持
装置3のチャック14を回転させると共に、モータ13
の作動により軸頭9を前進させ、図2の(2) に示すよう
に他方のワークW2 を高速で回転させながら一方のワー
クW1 に摩擦接触させる。この時の軸頭9の移動量は、
第2の把持装置3側の測長器20により測定され、その
信号が演算器27へ送出される(ステップS2)。この
移動量はワークW1 とW2 とのトータル寸法(長さ)を
表すものとなり、したがってこのトータル寸法と上記ワ
ークW1 の端面位置とから各ワークW1 ,W2 個々の寸
法が分かることになる。
装置3のチャック14を回転させると共に、モータ13
の作動により軸頭9を前進させ、図2の(2) に示すよう
に他方のワークW2 を高速で回転させながら一方のワー
クW1 に摩擦接触させる。この時の軸頭9の移動量は、
第2の把持装置3側の測長器20により測定され、その
信号が演算器27へ送出される(ステップS2)。この
移動量はワークW1 とW2 とのトータル寸法(長さ)を
表すものとなり、したがってこのトータル寸法と上記ワ
ークW1 の端面位置とから各ワークW1 ,W2 個々の寸
法が分かることになる。
【0019】上記ワークW1 とW2 との摩擦接触により
両者の接触界面が加熱され、その接触界面が所定の温度
まで加熱された段階で、モータ15を停止させると共に
ブレーキ19を作動させてワークW2 の回転を停止し、
これと同時に軸頭9をさらに所定距離だけ前進させてア
ップセットを行う。このアップセットにより、図2の
(3) に示すように両ワークW1 とW2 との接合界面は半
径外方向へ大きく押出されてバリBが発生し、圧接は終
了する。なお、このバリBは、図2に示すように接合界
面からカール状に巻きながらそれぞれのワークW1 ,W
2 の後端側へ向かい、二つの山B1 B2 と一つの谷B3
とを有する形状となる。したがって、そのバリの谷B3
の位置は接合面Cの位置にほゞ一致することになる。
両者の接触界面が加熱され、その接触界面が所定の温度
まで加熱された段階で、モータ15を停止させると共に
ブレーキ19を作動させてワークW2 の回転を停止し、
これと同時に軸頭9をさらに所定距離だけ前進させてア
ップセットを行う。このアップセットにより、図2の
(3) に示すように両ワークW1 とW2 との接合界面は半
径外方向へ大きく押出されてバリBが発生し、圧接は終
了する。なお、このバリBは、図2に示すように接合界
面からカール状に巻きながらそれぞれのワークW1 ,W
2 の後端側へ向かい、二つの山B1 B2 と一つの谷B3
とを有する形状となる。したがって、そのバリの谷B3
の位置は接合面Cの位置にほゞ一致することになる。
【0020】上記圧接終了後、直線駆動装置25の作動
により変位計21内の光センサ23を、再びワークW1
側からワークW2 側へ移動させる。この移動により、光
センサ23が、先ずワークW1 側のバリB1 (図2)を
照準し、そのバリB1 の山の頂点で光センサ23に入
射される光の強度が最大となり、第2のアンプ30の出
力もピークとなる。設定器31は、この第2のアンプ3
0のピーク出力をホールドし、そのホールド信号bを第
1のアンプ26に送出し、これに応じて第1のアンプ2
9は、前記測長器22から取込んでいる位置信号を演算
器27へ送出する(ステップS3)。一方、換算器32
は、前記第2のアンプ30のピーク出力をバリB1 の高
さに換算し(ステップS4)、その結果を表示器28に
送出し、これにより表示器28には該バリB1 の高さが
表示される(ステップS5)。
により変位計21内の光センサ23を、再びワークW1
側からワークW2 側へ移動させる。この移動により、光
センサ23が、先ずワークW1 側のバリB1 (図2)を
照準し、そのバリB1 の山の頂点で光センサ23に入
射される光の強度が最大となり、第2のアンプ30の出
力もピークとなる。設定器31は、この第2のアンプ3
0のピーク出力をホールドし、そのホールド信号bを第
1のアンプ26に送出し、これに応じて第1のアンプ2
9は、前記測長器22から取込んでいる位置信号を演算
器27へ送出する(ステップS3)。一方、換算器32
は、前記第2のアンプ30のピーク出力をバリB1 の高
さに換算し(ステップS4)、その結果を表示器28に
送出し、これにより表示器28には該バリB1 の高さが
表示される(ステップS5)。
【0021】光センサ23の移動がさらに進むと、谷
の位置で第2のアンプ30の出力が再びピークとなり、
設定器31がこの値をホールドして第1のアンプ29へ
ホールド信号cを送出し、第1のアンプ29は、その時
の位置信号を演算器27へ送出する(ステップS6)。
その後、光センサ23は、ワークW2 側のバリB2 の山
の頂点を照準し、第2のアンプ30の出力が再びピー
クとなり、設定器31がこの値をホールドして第1のア
ンプ29へホールド信号dを送出し、第1のアンプ29
は、その時の位置信号を演算器27へ送出する(ステッ
プS7)。この時、換算器32は、前記第2のアンプ3
0のピーク出力をバリB2 の高さに換算し(ステップS
8)、その結果を表示器28に送出し、これにより表示
器28には該バリB2 の高さが表示される(ステップS
9)。
の位置で第2のアンプ30の出力が再びピークとなり、
設定器31がこの値をホールドして第1のアンプ29へ
ホールド信号cを送出し、第1のアンプ29は、その時
の位置信号を演算器27へ送出する(ステップS6)。
その後、光センサ23は、ワークW2 側のバリB2 の山
の頂点を照準し、第2のアンプ30の出力が再びピー
クとなり、設定器31がこの値をホールドして第1のア
ンプ29へホールド信号dを送出し、第1のアンプ29
は、その時の位置信号を演算器27へ送出する(ステッ
プS7)。この時、換算器32は、前記第2のアンプ3
0のピーク出力をバリB2 の高さに換算し(ステップS
8)、その結果を表示器28に送出し、これにより表示
器28には該バリB2 の高さが表示される(ステップS
9)。
【0022】演算器27は、上記第1のアンプ29から
の一連の信号に基いて、2番目の入力が谷の位置であ
ることを確認し、最初に入力した一方のワークW1 の端
面位置とこの谷の位置との差から該ワークW1 の寄り
代を演算し、その値を表示器28に送出する。一方、演
算器27には、第2の把持装置3側の測長器20から軸
頭9の移動量に関するデータが送られてきており、演算
器27は、このデータに基いて摩擦圧接後のトータル寸
法を測定する(ステップS10)。そして、演算器27
はさらに、摩擦圧接前・後のトータル寸法の差からトー
タルの寄り代を演算し、かつこのトータルの寄り代から
前記ワークW1 の寄り代を減じて他方のワークW2 の寄
り代を求め(ステップS11)、それらの結果を表示器
28へ送出する(ステップS12)。
の一連の信号に基いて、2番目の入力が谷の位置であ
ることを確認し、最初に入力した一方のワークW1 の端
面位置とこの谷の位置との差から該ワークW1 の寄り
代を演算し、その値を表示器28に送出する。一方、演
算器27には、第2の把持装置3側の測長器20から軸
頭9の移動量に関するデータが送られてきており、演算
器27は、このデータに基いて摩擦圧接後のトータル寸
法を測定する(ステップS10)。そして、演算器27
はさらに、摩擦圧接前・後のトータル寸法の差からトー
タルの寄り代を演算し、かつこのトータルの寄り代から
前記ワークW1 の寄り代を減じて他方のワークW2 の寄
り代を求め(ステップS11)、それらの結果を表示器
28へ送出する(ステップS12)。
【0023】このようにして、表示器28には、トータ
ルの寄り代はもとより、ワークW1,W2 個々の寄り
代、並びに各ワークW1 ,W2 に対応したバリ高さが表
示されることになり、これらの表示から摩擦圧接条件の
適否を総合的に判断できるようになる。本実施の形態で
は特に、バリBの山または谷の位置を検出する手段とし
て非接触の光センサ23を用いているので、ワークW
1 ,W2 が高温のうちに寄り代を検出することができ、
次の摩擦圧接に速やかに結果を反映できる。
ルの寄り代はもとより、ワークW1,W2 個々の寄り
代、並びに各ワークW1 ,W2 に対応したバリ高さが表
示されることになり、これらの表示から摩擦圧接条件の
適否を総合的に判断できるようになる。本実施の形態で
は特に、バリBの山または谷の位置を検出する手段とし
て非接触の光センサ23を用いているので、ワークW
1 ,W2 が高温のうちに寄り代を検出することができ、
次の摩擦圧接に速やかに結果を反映できる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明にかゝる摩
擦圧接方法及び摩擦圧接装置によれば、トータルの寄り
代はもとよりワーク個々の寄り代を求めることができる
ので、摩擦圧接条件の適否を総合的に判断でき、その条
件設定、あるいは品質管理にきわめて有効に利用でき
る。
擦圧接方法及び摩擦圧接装置によれば、トータルの寄り
代はもとよりワーク個々の寄り代を求めることができる
ので、摩擦圧接条件の適否を総合的に判断でき、その条
件設定、あるいは品質管理にきわめて有効に利用でき
る。
【図1】本発明にかゝる寄り代検出装置を含む摩擦圧接
装置の全体構造を示す側面図である。
装置の全体構造を示す側面図である。
【図2】本寄り代検出装置の構造および本寄り代検出方
法を示す概略図である。
法を示す概略図である。
【図3】本寄り代検出方法の処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 架台 2 第1の把持装置 3 第2の把持装置 9 軸頭 20 測長器(第2の測定手段) 21 変位計(第1の測定手段) 22 測長器 23 光センサ 26 信号処理装置(第1の測定手段) 27 演算器 28 表示器 W1 一方のワーク W2 他方のワーク B バリ B3 バリの谷
Claims (3)
- 【請求項1】 位置決め固定した一方のワークに他方の
ワークを回転させながら押付けて摩擦熱を発生させ、高
温の接合界面をアプセットにより半径外方向へ押出して
バリを発生させる摩擦圧接において、摩擦圧接前に前記
位置決め固定した一方のワークの端面位置を測定すると
共に、摩擦圧接後に前記バリの谷位置を測定して、前記
両測定値から該一方のワークの寄り代を求め、この一方
のワークの寄り代と前記他方のワークを支持する把持装
置の移動量を測定することにより求めたトータルの寄り
代とから該他方のワークの寄り代を求めることを特徴と
する摩擦圧接における寄り代検出方法。 - 【請求項2】 位置決め固定した一方のワークの端面位
置および摩擦圧接後におけるバリ位置を測定する第1の
測定手段と、他方のワークを把持し一方のワーク側へ直
線移動させる把持装置の移動量を測定する第2の測定手
段と、前記第1、第2の測定手段からの信号に基いて二
つのワークの寄り代を個別に演算する演算装置と、前記
演算装置の演算結果を表示する表示器とを備えたことを
特徴とする摩擦圧接における寄り代検出装置。 - 【請求項3】 第1の測定手段が、位置決め固定した一
方のワークに沿って移動可能な可動部を有する測長器
と、該測長器の可動部に支持された光センサと、前記測
長器および前記光センサからの信号を処理して演算装置
へ出力する信号処理部とから成ることを特徴とする請求
項2に記載の摩擦圧接における寄り代検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22251795A JPH0947885A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 摩擦圧接における寄り代検出方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22251795A JPH0947885A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 摩擦圧接における寄り代検出方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0947885A true JPH0947885A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16783674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22251795A Pending JPH0947885A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 摩擦圧接における寄り代検出方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0947885A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014010081A1 (ja) | 2012-07-13 | 2014-01-16 | 日鍛バルブ株式会社 | 摩擦圧接方法及び摩擦圧接装置 |
| CN103658966A (zh) * | 2012-09-04 | 2014-03-26 | 株式会社F.泰克 | 摩擦搅拌接合装置 |
| CN110842347A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-28 | 哈尔滨工业大学 | 一种搅拌摩擦焊参数检测装置及方法 |
| US11298776B2 (en) | 2016-08-10 | 2022-04-12 | Nittan Valve Co., Ltd. | Friction welding method and friction welding apparatus |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP22251795A patent/JPH0947885A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014010081A1 (ja) | 2012-07-13 | 2014-01-16 | 日鍛バルブ株式会社 | 摩擦圧接方法及び摩擦圧接装置 |
| EP2873482A4 (en) * | 2012-07-13 | 2015-10-21 | Nittan Valva | FRICTION WELDING PROCESS AND FRICTION WELDING DEVICE |
| US9446490B2 (en) | 2012-07-13 | 2016-09-20 | Nittan Valve Co., Ltd. | Method of friction welding and apparatus of friction welding |
| CN103658966A (zh) * | 2012-09-04 | 2014-03-26 | 株式会社F.泰克 | 摩擦搅拌接合装置 |
| CN103658966B (zh) * | 2012-09-04 | 2016-01-20 | 株式会社F.泰克 | 摩擦搅拌接合装置 |
| US11298776B2 (en) | 2016-08-10 | 2022-04-12 | Nittan Valve Co., Ltd. | Friction welding method and friction welding apparatus |
| CN110842347A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-02-28 | 哈尔滨工业大学 | 一种搅拌摩擦焊参数检测装置及方法 |
| CN110842347B (zh) * | 2019-11-25 | 2021-02-09 | 哈尔滨工业大学 | 一种搅拌摩擦焊参数检测装置及方法 |
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