JPH0948177A - 熱転写受像体 - Google Patents
熱転写受像体Info
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- JPH0948177A JPH0948177A JP7219822A JP21982295A JPH0948177A JP H0948177 A JPH0948177 A JP H0948177A JP 7219822 A JP7219822 A JP 7219822A JP 21982295 A JP21982295 A JP 21982295A JP H0948177 A JPH0948177 A JP H0948177A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 昇華型熱転写記録方法に使用する熱転写受像
体について、耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性を低下さ
せずに転写感度を向上させる。 【解決手段】 基材2とその上に形成された染料受容層
3とからなる熱転写受像体1において、染料受容層3に
ナフタレン系化合物を含有させる。
体について、耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性を低下さ
せずに転写感度を向上させる。 【解決手段】 基材2とその上に形成された染料受容層
3とからなる熱転写受像体1において、染料受容層3に
ナフタレン系化合物を含有させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇華型熱転写記録
に適した熱転写受像体に関する。さらに詳しくは、熱転
写受像体の染料受容層にナフタレン系化合物を含有させ
ることにより、その染料受容層に形成される画像の転写
感度、並びに耐皮脂性、耐可塑剤性、耐光性等の保存性
を向上させた熱転写受像体に関する。
に適した熱転写受像体に関する。さらに詳しくは、熱転
写受像体の染料受容層にナフタレン系化合物を含有させ
ることにより、その染料受容層に形成される画像の転写
感度、並びに耐皮脂性、耐可塑剤性、耐光性等の保存性
を向上させた熱転写受像体に関する。
【0002】
【従来の技術】昇華性又は熱拡散性の染料を含有するイ
ンク層がリボン基材上に形成されているインクリボン
と、染料受容層がシート状又はフィルム状の基材上に形
成されている熱転写受像体とを重ね合わせ、そのインク
リボンのインク層をサーマルヘッド等により画像情報に
応じて加熱し、インク層から熱転写受像体の染料受容層
に染料を移行させて画像を形成する昇華型熱転写記録方
法が知られている。この方法によれば、連続的な階調の
フルカラー画像を形成することができるので、ビデオ画
像をハードコピーする場合等に特に適した方法として注
目されている。
ンク層がリボン基材上に形成されているインクリボン
と、染料受容層がシート状又はフィルム状の基材上に形
成されている熱転写受像体とを重ね合わせ、そのインク
リボンのインク層をサーマルヘッド等により画像情報に
応じて加熱し、インク層から熱転写受像体の染料受容層
に染料を移行させて画像を形成する昇華型熱転写記録方
法が知られている。この方法によれば、連続的な階調の
フルカラー画像を形成することができるので、ビデオ画
像をハードコピーする場合等に特に適した方法として注
目されている。
【0003】図1は、昇華型熱転写記録に使用される一
般的な熱転写受像体1の断面図である。同図に示したよ
うに、熱転写受像体1は、シート状もしくはフィルム状
の基材2とその上に形成された染料受容層3とからなる
積層構造を有する。ここで、染料受容層3は、熱転写記
録時にインクリボンから移行してくる染料を受容し、そ
れにより形成された画像を保持する層である。このよう
な染料受容層3は、従来よりポリエステルやセルロース
エステル等の染着性樹脂から形成されている。
般的な熱転写受像体1の断面図である。同図に示したよ
うに、熱転写受像体1は、シート状もしくはフィルム状
の基材2とその上に形成された染料受容層3とからなる
積層構造を有する。ここで、染料受容層3は、熱転写記
録時にインクリボンから移行してくる染料を受容し、そ
れにより形成された画像を保持する層である。このよう
な染料受容層3は、従来よりポリエステルやセルロース
エステル等の染着性樹脂から形成されている。
【0004】ところで、図1に示したような熱転写受像
体には、近年、高速化プリンターに対応できるように、
次のような性質が要求されている。
体には、近年、高速化プリンターに対応できるように、
次のような性質が要求されている。
【0005】(1)染色性が高く、高濃度(高感度)な
画像が得られること。
画像が得られること。
【0006】(2)耐光性が良好なこと。即ち、長時間
の光照射により画像の退色や変色が生じないこと。
の光照射により画像の退色や変色が生じないこと。
【0007】(3)耐皮脂性が良好なこと。即ち、手、
指等の人体の一部に画像が接触した場合に画像を形成す
る染料が皮脂により凝集や退色を起こさないこと。
指等の人体の一部に画像が接触した場合に画像を形成す
る染料が皮脂により凝集や退色を起こさないこと。
【0008】(4)耐暗退色性が良好なこと。
【0009】従来、これらの要求に応えるために、熱転
写受像体の染料受容層中に、ジシクロヘキシルフタレー
トなどのフタル酸ジエステル類を添加することが行なわ
れている。
写受像体の染料受容層中に、ジシクロヘキシルフタレー
トなどのフタル酸ジエステル類を添加することが行なわ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フタル
酸ジエステル類を染料受容層に添加した場合、耐光性、
耐皮脂性及び暗退色性については実用上満足できる程度
の添加効果を得ることができたが、転写感度の点で不十
分であるという問題があった。
酸ジエステル類を染料受容層に添加した場合、耐光性、
耐皮脂性及び暗退色性については実用上満足できる程度
の添加効果を得ることができたが、転写感度の点で不十
分であるという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来技術の問題を解
決しようとするものであり、フタル酸ジエステル類が添
加された染料受容層を有する熱転写受像体と少なくとも
同じ程度の耐光性、耐暗退色性及び耐皮脂性を示し、且
つそれ以上の転写感度を示す熱転写受像体を提供するこ
とを目的とする。
決しようとするものであり、フタル酸ジエステル類が添
加された染料受容層を有する熱転写受像体と少なくとも
同じ程度の耐光性、耐暗退色性及び耐皮脂性を示し、且
つそれ以上の転写感度を示す熱転写受像体を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、熱転写受像
体の染料受容層に、フタル酸ジエステル類に代えてナフ
タレン系化合物を添加することにより上述の目的を達成
できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
体の染料受容層に、フタル酸ジエステル類に代えてナフ
タレン系化合物を添加することにより上述の目的を達成
できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0013】即ち、本発明は、基材とその上に形成され
た染料受容層とからなる熱転写受像体において、該染料
受容層がナフタレン系化合物を含有することを特徴とす
る熱転写受像体を提供する。
た染料受容層とからなる熱転写受像体において、該染料
受容層がナフタレン系化合物を含有することを特徴とす
る熱転写受像体を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明の熱転写受像体は、図1に示した熱
転写受像体と同様に、基本的に基材と染料受容層との積
層構造を有する。ここで、染料受容層は、熱転写受像体
の転写感度、耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性を向上さ
せるため、ナフタレン系化合物が染料染着性樹脂に分散
したものから構成されている。
転写受像体と同様に、基本的に基材と染料受容層との積
層構造を有する。ここで、染料受容層は、熱転写受像体
の転写感度、耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性を向上さ
せるため、ナフタレン系化合物が染料染着性樹脂に分散
したものから構成されている。
【0016】本発明において使用できるナフタレン系化
合物としては、式(1)のナフタレン、式(2)のアル
キルナフタレン、式(3a)又は(3b)のジアルキル
ナフタレン、式(4)のナフタレンモノカルボン酸エス
テル、式(5a)又は(5b)のナフタレンジカルボン
酸ジエステル、式(6)のカルボン酸ナフチル、式(7
a)又は(7b)のジカルボン酸ナフチル等を挙げるこ
とができる。
合物としては、式(1)のナフタレン、式(2)のアル
キルナフタレン、式(3a)又は(3b)のジアルキル
ナフタレン、式(4)のナフタレンモノカルボン酸エス
テル、式(5a)又は(5b)のナフタレンジカルボン
酸ジエステル、式(6)のカルボン酸ナフチル、式(7
a)又は(7b)のジカルボン酸ナフチル等を挙げるこ
とができる。
【0017】
【化1】 これらの式中、R1及びR2は同一又は異なるアルキル基
であり、好ましくは炭素数12までの直鎖又は分岐アル
キル基である。
であり、好ましくは炭素数12までの直鎖又は分岐アル
キル基である。
【0018】なお、これらのナフタレン系化合物として
は、その分子量が大きすぎるとブリードアウトするの
で、好ましくは1200以下、より好ましくは140〜
600の低分子化合物を使用する。
は、その分子量が大きすぎるとブリードアウトするの
で、好ましくは1200以下、より好ましくは140〜
600の低分子化合物を使用する。
【0019】このようなナフタレン系化合物の具体例と
しては、式(2)のアルキルナフタレンとしては1−n
−ドデシルナフタレン、式(3a)のジアルキルナフタ
レンとしては1,4−ジブチルナフタレン、式(3b)
のジアルキルナフタレンとしては2,6−ジブチルナフ
タレン、式(4)のナフタレンモノカルボン酸エステル
としては1−メトキシカルボニルナフタレン、式(5
a)のナフタレンジカルボン酸ジエステルとしては2,
3−ジメトキシカルボニルナフタレン、式(5b)のナ
フタレンジカルボン酸ジエステルとしては2,6−ジメ
トキシカルボニルナフタレン、式(6)のカルボン酸ナ
フチルとしては1−アセトキシナフタレン、式(7a)
のジカルボン酸ナフチルとしては2,3−ジアセトキシ
ナフタレン、式(7b)のジカルボン酸ナフチルとして
は2,6−ジアセトキシナフタレンを挙げることができ
る。これらの中でも特に1−n−ドデシルナフタレンが
好ましい。
しては、式(2)のアルキルナフタレンとしては1−n
−ドデシルナフタレン、式(3a)のジアルキルナフタ
レンとしては1,4−ジブチルナフタレン、式(3b)
のジアルキルナフタレンとしては2,6−ジブチルナフ
タレン、式(4)のナフタレンモノカルボン酸エステル
としては1−メトキシカルボニルナフタレン、式(5
a)のナフタレンジカルボン酸ジエステルとしては2,
3−ジメトキシカルボニルナフタレン、式(5b)のナ
フタレンジカルボン酸ジエステルとしては2,6−ジメ
トキシカルボニルナフタレン、式(6)のカルボン酸ナ
フチルとしては1−アセトキシナフタレン、式(7a)
のジカルボン酸ナフチルとしては2,3−ジアセトキシ
ナフタレン、式(7b)のジカルボン酸ナフチルとして
は2,6−ジアセトキシナフタレンを挙げることができ
る。これらの中でも特に1−n−ドデシルナフタレンが
好ましい。
【0020】なお、染料受容層中におけるナフタレン系
化合物の含有量は、染料受容層を構成する樹脂の種類や
ナフタレン系化合物の種類などにより異なるが、好まし
くは0.2〜40重量%、より好ましくは1〜25重量
%とする。
化合物の含有量は、染料受容層を構成する樹脂の種類や
ナフタレン系化合物の種類などにより異なるが、好まし
くは0.2〜40重量%、より好ましくは1〜25重量
%とする。
【0021】本発明において、染料受容層を構成する染
料染着性樹脂としては、従来の昇華熱転写用の熱転写受
像体において用いられている染料染着性樹脂と同様のも
のを使用することができ、例えば、エステル結合を有す
る樹脂(ポリエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリ
カーボネート、ポリ酢酸ビニル、スチレンアクリレー
ト、ビニルトルエンアクリレート、ポリビニル芳香族カ
ルボン酸エステル等)、ポリビニルブチラール樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、ポリカプ
ロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル
又はその共重合体等を挙げることができる。中でも、ポ
リエステル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂が好まし
い。
料染着性樹脂としては、従来の昇華熱転写用の熱転写受
像体において用いられている染料染着性樹脂と同様のも
のを使用することができ、例えば、エステル結合を有す
る樹脂(ポリエステル、ポリアクリル酸エステル、ポリ
カーボネート、ポリ酢酸ビニル、スチレンアクリレー
ト、ビニルトルエンアクリレート、ポリビニル芳香族カ
ルボン酸エステル等)、ポリビニルブチラール樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、ポリカプ
ロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル
又はその共重合体等を挙げることができる。中でも、ポ
リエステル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂が好まし
い。
【0022】本発明の熱転写受像体の染料受容層には、
上述の樹脂の他に種々の添加剤を加えることができる。
例えば、染料受容層の白色度を向上させて画像の鮮明度
を高め、また画像表面に筆記性を付与し、さらにまた熱
転写により形成された画像の再転写を防止するために、
蛍光増白剤(蛍光染料)や白色顔料を含有させることが
できる。このような蛍光増白剤としては、チバガイギ社
製のユビテックスOB等の市販品を使用することができ
る。また、白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、
カオリン、クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等を
含有させることができる。これらは単独で又は複数種を
併せて使用することができる。
上述の樹脂の他に種々の添加剤を加えることができる。
例えば、染料受容層の白色度を向上させて画像の鮮明度
を高め、また画像表面に筆記性を付与し、さらにまた熱
転写により形成された画像の再転写を防止するために、
蛍光増白剤(蛍光染料)や白色顔料を含有させることが
できる。このような蛍光増白剤としては、チバガイギ社
製のユビテックスOB等の市販品を使用することができ
る。また、白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、
カオリン、クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等を
含有させることができる。これらは単独で又は複数種を
併せて使用することができる。
【0023】また、染料受容層には、画像の耐光性をよ
り向上させるために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防
止剤、表面改質剤等も一種又は複数種を使用することが
できる。
り向上させるために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防
止剤、表面改質剤等も一種又は複数種を使用することが
できる。
【0024】また、染料受容層には、熱転写時のインク
リボンとの離型性を向上させるために離型剤を含有させ
ることができる。離型剤としては、ポリエチレンワック
ス、アミドワックス、テフロンパウダー等の固形ワック
ス類、フッ素系、リン酸エステル系の界面活性剤、シリ
コーンオイル、高融点シリコーンワックス等を使用する
ことができる。なかでも、離型性、耐久性の点からシリ
コーンオイルを使用することが好ましい。
リボンとの離型性を向上させるために離型剤を含有させ
ることができる。離型剤としては、ポリエチレンワック
ス、アミドワックス、テフロンパウダー等の固形ワック
ス類、フッ素系、リン酸エステル系の界面活性剤、シリ
コーンオイル、高融点シリコーンワックス等を使用する
ことができる。なかでも、離型性、耐久性の点からシリ
コーンオイルを使用することが好ましい。
【0025】この場合、シリコーンオイルとしては、油
状のものも反応(硬化)型のものも、適宜選択して使用
することができる。ここで、反応(硬化)型シリコーン
オイルとしては、アルコール変性シリコーンオイルとイ
ソシアネートとの反応硬化物、エポキシ変性シリコーン
オイル(エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイ
ル)とカルボキシ変性シリコーンオイル(カルボキシ・
ポリエーテル変性シリコーンオイル)との反応硬化物、
アミノ変性シリコーンオイル(アミノ・ポリエーテル変
性シリコーンオイル)とカルボキシ変性シリコーンオイ
ル(カルボキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル)
との反応硬化物等を使用することができる。
状のものも反応(硬化)型のものも、適宜選択して使用
することができる。ここで、反応(硬化)型シリコーン
オイルとしては、アルコール変性シリコーンオイルとイ
ソシアネートとの反応硬化物、エポキシ変性シリコーン
オイル(エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイ
ル)とカルボキシ変性シリコーンオイル(カルボキシ・
ポリエーテル変性シリコーンオイル)との反応硬化物、
アミノ変性シリコーンオイル(アミノ・ポリエーテル変
性シリコーンオイル)とカルボキシ変性シリコーンオイ
ル(カルボキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル)
との反応硬化物等を使用することができる。
【0026】さらに、染料受容層には、皮膜特性を向上
させるために、種々の硬化剤を含有させることができ
る。このような硬化剤としては、例えば、エポキシ系硬
化剤、イソシアネート系硬化剤等を使用することがで
き、なかでも、無黄変タイプの多官能イソシアネート化
合物が好ましい。このような多官能イソシアネート化合
物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、ビウレット等の脂肪族ポリイソシアネート
や、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシレンジ
イソシアネート(XDI)等の芳香族ポリイソシアネー
トをあげることができる。これらは、単独で使用しても
よく複数種を併用してもよい。
させるために、種々の硬化剤を含有させることができ
る。このような硬化剤としては、例えば、エポキシ系硬
化剤、イソシアネート系硬化剤等を使用することがで
き、なかでも、無黄変タイプの多官能イソシアネート化
合物が好ましい。このような多官能イソシアネート化合
物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、ビウレット等の脂肪族ポリイソシアネート
や、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシレンジ
イソシアネート(XDI)等の芳香族ポリイソシアネー
トをあげることができる。これらは、単独で使用しても
よく複数種を併用してもよい。
【0027】また、染料受容層には、熱転写受像体の加
工工程あるいはプリンター内での走行時における静電気
の発生を抑制するために、帯電防止剤を含有させること
ができる。帯電防止剤としては、陽イオン型界面活性剤
(第4級アンモニウム塩、ポリアミン等)、陰イオン型
界面活性剤(アルキルベンゼンスルホネート、アルキル
硫酸エステルナトリウム塩等)、両性イオン型界面活性
剤、非イオン型界面活性剤等の種々の界面活性剤を使用
することができる。なお、このような帯電防止剤は、染
料受容層内に含有させる他、染料受容層の表面にコーテ
ィング等により塗布してもよい。
工工程あるいはプリンター内での走行時における静電気
の発生を抑制するために、帯電防止剤を含有させること
ができる。帯電防止剤としては、陽イオン型界面活性剤
(第4級アンモニウム塩、ポリアミン等)、陰イオン型
界面活性剤(アルキルベンゼンスルホネート、アルキル
硫酸エステルナトリウム塩等)、両性イオン型界面活性
剤、非イオン型界面活性剤等の種々の界面活性剤を使用
することができる。なお、このような帯電防止剤は、染
料受容層内に含有させる他、染料受容層の表面にコーテ
ィング等により塗布してもよい。
【0028】本発明の熱転写受像体に使用するシート状
又はフィルム状の基材としては、従来の昇華熱転写記録
用熱転写受像体に用いられているものと同様の基材を使
用することができ、例えば、上質紙、コート紙、合成紙
等の紙類、ポリエステル、ポリイミド、ポリプロピレン
などの種々のプラスチック類、あるいはこれらの複合体
等を使用することができる。
又はフィルム状の基材としては、従来の昇華熱転写記録
用熱転写受像体に用いられているものと同様の基材を使
用することができ、例えば、上質紙、コート紙、合成紙
等の紙類、ポリエステル、ポリイミド、ポリプロピレン
などの種々のプラスチック類、あるいはこれらの複合体
等を使用することができる。
【0029】また、基材の染料受容層と反対側の面に
は、印画紙のプリンター内での走行性を向上させ、また
印画紙の重送を防止するために、アクリル樹脂、シリコ
ーン樹脂等からなるバックコート層を形成してもよい。
は、印画紙のプリンター内での走行性を向上させ、また
印画紙の重送を防止するために、アクリル樹脂、シリコ
ーン樹脂等からなるバックコート層を形成してもよい。
【0030】本発明の熱転写受像体は、染料染着性樹脂
とナフタレン系化合物とを溶媒に分散又は溶解させた染
料受容層形成用組成物を、シート状又はフィルム状の基
材上に塗布し、乾燥させることにより製造することがで
きる。
とナフタレン系化合物とを溶媒に分散又は溶解させた染
料受容層形成用組成物を、シート状又はフィルム状の基
材上に塗布し、乾燥させることにより製造することがで
きる。
【0031】本発明の熱転写受像体への画像の形成は、
例えば、一般的な昇華型熱転写記録用インクリボンと市
販のビデオプリンター等を併用し、この熱転写受像体に
昇華型熱転写記録を行うことにより形成することができ
る。
例えば、一般的な昇華型熱転写記録用インクリボンと市
販のビデオプリンター等を併用し、この熱転写受像体に
昇華型熱転写記録を行うことにより形成することができ
る。
【0032】以上説明したように、本発明の熱転写受像
体においては、染料受容層にナフタレン系化合物が添加
されているので、昇華型熱転写記録方法によって染料受
容層に形成された画像の転写感度、耐光性、耐皮脂性及
び耐暗退色性を向上させることができる。
体においては、染料受容層にナフタレン系化合物が添加
されているので、昇華型熱転写記録方法によって染料受
容層に形成された画像の転写感度、耐光性、耐皮脂性及
び耐暗退色性を向上させることができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
【0034】実施例1〜11及び比較例1 基材として、150μm厚の合成紙(王子油化社製、F
PG−150)を用意した。一方、表1の各成分の合計
が、メチルエチルケトン/トルエン(1/1重量比)の
混合溶媒で20%溶液となるように染料受容層形成用塗
料を調製し、これを基材の表面に乾燥膜厚が3〜6μm
となるように塗布し、50℃で24時間エージングを行
うことにより熱転写受像体を作成した。
PG−150)を用意した。一方、表1の各成分の合計
が、メチルエチルケトン/トルエン(1/1重量比)の
混合溶媒で20%溶液となるように染料受容層形成用塗
料を調製し、これを基材の表面に乾燥膜厚が3〜6μm
となるように塗布し、50℃で24時間エージングを行
うことにより熱転写受像体を作成した。
【0035】
【表1】 (重量部) 実施例 比較例 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1 ポリエステル(*1) 100 ← ← ← 100 ← ← ← ← ← ←セルロースエステル (*2) 100 1-n-ト゛テ゛シルナフタレン 0.2 10 20 40 20 2,6-シ゛フ゛チルナフタレン 20 1-メトキシカルホ゛ニルナフタレン 20 1,4-シ゛メトキシカルホ゛ニルナフタレン 20 1-アセトキシナフタレン 20 1,6-シ゛アセトキシナフタレン 20 ナフタレン 20シ゛シクロヘキシルフタレート 20イソシアネート 化合物(*3) 3 ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ←シリコーンオイル(*4) 0.5 ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← ← (*1)バイロン#200、東洋紡社製 (*2)CAB500、E.コダック社製 (*3)タケネートD110N、武田薬品工業社製 (*4)SF8427、東レダウコーニング社製
【0036】(評価)作製した熱転写受像体に対し、イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の
昇華型熱転写インクリボン(VPM−30STM、ソニ
ー社製)を使用し、マチレス社製標準試験プリンター
(印画パルス幅5msec/line)で単色階調印画
を行った。そして、熱転写受像体の転写感度並びに得ら
れた画像の耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性を次のよう
に試験し、評価した。得られた結果を表2に示す。
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の
昇華型熱転写インクリボン(VPM−30STM、ソニ
ー社製)を使用し、マチレス社製標準試験プリンター
(印画パルス幅5msec/line)で単色階調印画
を行った。そして、熱転写受像体の転写感度並びに得ら
れた画像の耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性を次のよう
に試験し、評価した。得られた結果を表2に示す。
【0037】(1)転写感度試験 得られた熱転写受像体の転写感度を、形成された画像の
光学濃度(OD)をマクベス反射濃度計(TR−92
4)を用いて測定することにより評価した。得られた結
果を表2に示す。なお、実用的な転写感度は、光学濃度
が2.0以上となることが望まれる。
光学濃度(OD)をマクベス反射濃度計(TR−92
4)を用いて測定することにより評価した。得られた結
果を表2に示す。なお、実用的な転写感度は、光学濃度
が2.0以上となることが望まれる。
【0038】(2)耐光性試験 熱転写受像体に形成した画像を、キセノンフェードメー
ター(スガ試験機社製)で72時間に亘って90000
kJ/m2(30℃、65%RH)の光を照射し、この
場合の照射前後の光学濃度をマクベス反射濃度計(TR
−924)を使用して測定し、染料残存率を数式(a)
にしたがって算出し、以下の評価基準に従って評価し
た。
ター(スガ試験機社製)で72時間に亘って90000
kJ/m2(30℃、65%RH)の光を照射し、この
場合の照射前後の光学濃度をマクベス反射濃度計(TR
−924)を使用して測定し、染料残存率を数式(a)
にしたがって算出し、以下の評価基準に従って評価し
た。
【0039】
【数1】 染料残存率(%)=(照射後のOD/照射前のOD)×100 (a)
【0040】(耐光性評価基準) ランク 状態 ◎: 85%≦染料残存率 ○: 70%≦染料残存率<85% △: 50%≦染料残存率<70% ×: 50%>染料残存率
【0041】(3)耐皮脂性試験 熱転写受像体に形成した画像の上にサラダ油(日清製油
社製)を1滴滴下し、35℃で10分間放置した後に拭
き取り、サラダ油滴下前と拭き取り後との画像の光学濃
度を、耐光性試験の場合と同様に測定して染料残存率を
算出し、以下の耐皮脂性評価基準に従って評価した。
社製)を1滴滴下し、35℃で10分間放置した後に拭
き取り、サラダ油滴下前と拭き取り後との画像の光学濃
度を、耐光性試験の場合と同様に測定して染料残存率を
算出し、以下の耐皮脂性評価基準に従って評価した。
【0042】(耐皮脂評価基準) ランク 状態 ◎: 85%≦染料残存率 ○: 70%≦染料残存率<85% △: 50%≦染料残存率<70% ×: 50%>染料残存率
【0043】(4)耐暗退色性試験 画像が形成された熱転写受像体を恒温槽(60℃、85
%RH)に14日間保存し、保存前後の画像の光学濃度
を、耐光性試験の場合と同様に測定して染料残存率を算
出し、以下の耐暗退色性評価基準に従って評価した。
%RH)に14日間保存し、保存前後の画像の光学濃度
を、耐光性試験の場合と同様に測定して染料残存率を算
出し、以下の耐暗退色性評価基準に従って評価した。
【0044】(耐暗退色性評価基準) ランク 状態 ◎: 85%≦染料残存率 ○: 70%≦染料残存率<85% △: 50%≦染料残存率<70% ×: 50%>染料残存率
【0045】
【表2】 転写感度 耐光性 耐皮脂性 耐暗退色性 Y M C Y M C Y M C Y M C 実施例1 2.3 2.1 2.1 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 2 2.5 2.3 2.2 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 3 2.5 2.3 2.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 4 2.5 2.3 2.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 5 2.5 2.4 2.4 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 6 2.5 2.2 2.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 7 2.3 2.2 2.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 8 2.4 2.1 2.2 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 9 2.3 2.1 2.2 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 10 2.4 2.2 2.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 11 2.5 2.4 2.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎比較例1 1.4 1.1 1.3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
【0046】表2から、実施例1〜11の熱転写受像体
は、ナフタレン系化合物を用いていない従来の熱転写受
像体(比較例1)に対し、同等程度の耐光性、耐皮脂性
及び耐暗退色性を示していることがわかる。しかも、転
写感度については、比較例の熱転写受像体に比べ大きく
改善されていることがわかる。
は、ナフタレン系化合物を用いていない従来の熱転写受
像体(比較例1)に対し、同等程度の耐光性、耐皮脂性
及び耐暗退色性を示していることがわかる。しかも、転
写感度については、比較例の熱転写受像体に比べ大きく
改善されていることがわかる。
【0047】
【発明の効果】本発明の熱転写受像体によれば、優れた
転写感度で画像を形成することができ、しかも得られた
画像の耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性も実用上問題の
ない程度に優れたものとなる。
転写感度で画像を形成することができ、しかも得られた
画像の耐光性、耐皮脂性及び耐暗退色性も実用上問題の
ない程度に優れたものとなる。
【図1】一般的な熱転写受像体の断面図である。
1 熱転写受像体 2 基材 3 染料受容層
Claims (3)
- 【請求項1】 基材とその上に形成された染料受容層と
からなる熱転写受像体において、該染料受容層がナフタ
レン系化合物を含有することを特徴とする熱転写受像
体。 - 【請求項2】 ナフタレン系化合物が、ナフタレン、ア
ルキルナフタレン、ジアルキルナフタレン、ナフタレン
モノカルボン酸エステル、ナフタレンジカルボン酸ジエ
ステル、カルボン酸ナフチル又はジカルボン酸ナフチル
である請求項1記載の熱転写受像体。 - 【請求項3】 該染料受容層中におけるナフタレン系化
合物の含有量が、0.2〜40重量%である請求項1又
は2記載の熱転写受像体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219822A JPH0948177A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 熱転写受像体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219822A JPH0948177A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 熱転写受像体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948177A true JPH0948177A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16741589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7219822A Pending JPH0948177A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 熱転写受像体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948177A (ja) |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7219822A patent/JPH0948177A/ja active Pending
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