JPH08197854A - 印画紙 - Google Patents
印画紙Info
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- JPH08197854A JPH08197854A JP7026318A JP2631895A JPH08197854A JP H08197854 A JPH08197854 A JP H08197854A JP 7026318 A JP7026318 A JP 7026318A JP 2631895 A JP2631895 A JP 2631895A JP H08197854 A JPH08197854 A JP H08197854A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 昇華型熱転写記録方法に使用する印画紙につ
いて、耐光性、耐暗退色性、耐皮脂性、耐可塑剤性等の
保存特性に優れた画像を形成することのできる印画紙を
得る。 【構成】 シート状基材と染料受容層とからなる印画紙
において、染料受容層に主成分としてフェノキシエチル
メタクリレート系ユニットを有する重合体を含有させ
る。
いて、耐光性、耐暗退色性、耐皮脂性、耐可塑剤性等の
保存特性に優れた画像を形成することのできる印画紙を
得る。 【構成】 シート状基材と染料受容層とからなる印画紙
において、染料受容層に主成分としてフェノキシエチル
メタクリレート系ユニットを有する重合体を含有させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇華型熱転写記録に適
した印画紙に関する。さらに詳しくは、印画紙の染料受
容層にフェノキシエチルメタクリレート系ユニットを有
する重合体を含有させることにより、その染料受容層に
形成される画像の耐皮脂性、耐可塑剤性、耐光性等の保
存性を向上させた印画紙に関する。
した印画紙に関する。さらに詳しくは、印画紙の染料受
容層にフェノキシエチルメタクリレート系ユニットを有
する重合体を含有させることにより、その染料受容層に
形成される画像の耐皮脂性、耐可塑剤性、耐光性等の保
存性を向上させた印画紙に関する。
【0002】
【従来の技術】昇華性又は熱拡散性の染料からなるイン
ク層を有するインクリボンと、染料受容層を有する印画
紙とを重ね合わせ、そのインクリボンのインク層をサー
マルヘッド等により画像情報に応じて加熱し、インク層
から印画紙の染料受容層に染料を移行させて画像を形成
する昇華型熱転写記録方法が知られている。この方法に
よれば、連続的な階調のフルカラー画像を形成すること
ができるので、ビデオ画像をハードコピーする方法とし
て注目されている。
ク層を有するインクリボンと、染料受容層を有する印画
紙とを重ね合わせ、そのインクリボンのインク層をサー
マルヘッド等により画像情報に応じて加熱し、インク層
から印画紙の染料受容層に染料を移行させて画像を形成
する昇華型熱転写記録方法が知られている。この方法に
よれば、連続的な階調のフルカラー画像を形成すること
ができるので、ビデオ画像をハードコピーする方法とし
て注目されている。
【0003】図1は、昇華型熱転写記録に使用される一
般的な印画紙1の断面図である。同図に示したように、
印画紙1はシート状基材2と染料受容層3との積層構造
をなしている。ここで、染料受容層3は、熱転写記録時
にインクリボンから移行してくる染料を受容し、それに
より形成された画像を保持する層である。このような染
料受容層3は、従来よりポリエステル、セルロースエス
テル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の染着性樹
脂から形成されている。
般的な印画紙1の断面図である。同図に示したように、
印画紙1はシート状基材2と染料受容層3との積層構造
をなしている。ここで、染料受容層3は、熱転写記録時
にインクリボンから移行してくる染料を受容し、それに
より形成された画像を保持する層である。このような染
料受容層3は、従来よりポリエステル、セルロースエス
テル、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル等の染着性樹
脂から形成されている。
【0004】ところで、図1に示したような印画紙に
は、近年、高速化プリンターに対応できるように、次の
ような性質が要求されている。 (i) 高感度で染色性が高く、高濃度で光沢のある鮮明な
画像を形成できること、 (ii)画像の保存安定性がよいこと、即ち、(a) 耐指紋性
や耐皮脂性に優れていること、具体的には、手、指等の
人体の一部等に画像が接触した場合に、画像を形成する
染料が凝集や退色を起こさないこと、(b) 耐可塑剤性に
優れていること、具体的には、可塑剤を含むプラスチッ
ク消しゴムあるいはその消し屑に画像が接触した場合
に、画像を形成する染料が凝集や退色を起こさないこ
と、(c) 光に暴露した場合に画像の退色や変色が起こら
ないように高い耐光性を有すること、(d) 耐暗退色性に
も優れていること。
は、近年、高速化プリンターに対応できるように、次の
ような性質が要求されている。 (i) 高感度で染色性が高く、高濃度で光沢のある鮮明な
画像を形成できること、 (ii)画像の保存安定性がよいこと、即ち、(a) 耐指紋性
や耐皮脂性に優れていること、具体的には、手、指等の
人体の一部等に画像が接触した場合に、画像を形成する
染料が凝集や退色を起こさないこと、(b) 耐可塑剤性に
優れていること、具体的には、可塑剤を含むプラスチッ
ク消しゴムあるいはその消し屑に画像が接触した場合
に、画像を形成する染料が凝集や退色を起こさないこ
と、(c) 光に暴露した場合に画像の退色や変色が起こら
ないように高い耐光性を有すること、(d) 耐暗退色性に
も優れていること。
【0005】このような要求に応えるために、印画紙の
構成に対して種々の提案がなされている。例えば、上記
(i) の要求に対しては、染料受容層の主成分としてポリ
ビニルアセタール系樹脂を使用することが提案されてい
る(特開平4−10339号公報)。
構成に対して種々の提案がなされている。例えば、上記
(i) の要求に対しては、染料受容層の主成分としてポリ
ビニルアセタール系樹脂を使用することが提案されてい
る(特開平4−10339号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、染料受
容層をポリエステル等の染着性樹脂から形成した従来の
印画紙では、そこに形成された画像の耐光性、耐暗退色
性、耐皮脂性、耐可塑剤性が十分でなく、したがって画
像の保存性が低いという問題があった。また、染料受容
層の主成分としてポリビニルアセタール系樹脂を使用し
た印画紙においても、保存性に関しては十分とはいえ
ず、さらに向上させることが望まれていた。
容層をポリエステル等の染着性樹脂から形成した従来の
印画紙では、そこに形成された画像の耐光性、耐暗退色
性、耐皮脂性、耐可塑剤性が十分でなく、したがって画
像の保存性が低いという問題があった。また、染料受容
層の主成分としてポリビニルアセタール系樹脂を使用し
た印画紙においても、保存性に関しては十分とはいえ
ず、さらに向上させることが望まれていた。
【0007】このような保存性の問題に対しては、染料
受容層にUV吸収剤、酸化防止剤等の保存性向上剤を添
加することがなされているが、十分な効果は得られてい
ない。また、耐皮脂性や耐可塑剤性を向上させるため
に、画像が形成された印画紙の上にカバーフィルムをラ
ミネートすることもなされている。しかし、従来の熱転
写記録の画像形成工程に加えてラミネート工程を追加す
ることが必要となるという問題があり、またカバーフィ
ルムのラミネート後の外観や厚みについても問題をきた
している。
受容層にUV吸収剤、酸化防止剤等の保存性向上剤を添
加することがなされているが、十分な効果は得られてい
ない。また、耐皮脂性や耐可塑剤性を向上させるため
に、画像が形成された印画紙の上にカバーフィルムをラ
ミネートすることもなされている。しかし、従来の熱転
写記録の画像形成工程に加えてラミネート工程を追加す
ることが必要となるという問題があり、またカバーフィ
ルムのラミネート後の外観や厚みについても問題をきた
している。
【0008】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
しようとするものであり、耐光性、耐暗退色性、耐皮脂
性、耐可塑剤性等の保存特性に優れた画像を形成するこ
とのできる印画紙を提供することを目的とする。
しようとするものであり、耐光性、耐暗退色性、耐皮脂
性、耐可塑剤性等の保存特性に優れた画像を形成するこ
とのできる印画紙を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、印画紙の染
料受容層を構成する樹脂として、フェノキシエチルメタ
クリレート系ユニットを有する重合体を使用することに
より、その印画紙に形成される画像の保存特性を大きく
向上させられることを見出し、本発明を完成させるに至
った。
料受容層を構成する樹脂として、フェノキシエチルメタ
クリレート系ユニットを有する重合体を使用することに
より、その印画紙に形成される画像の保存特性を大きく
向上させられることを見出し、本発明を完成させるに至
った。
【0010】即ち、本発明は、シート状基材と染料受容
層とからなる印画紙において、該染料受容層が、フェノ
キシエチルメタクリレート系ユニットを有する重合体を
含有することを特徴とする印画紙を提供する。
層とからなる印画紙において、該染料受容層が、フェノ
キシエチルメタクリレート系ユニットを有する重合体を
含有することを特徴とする印画紙を提供する。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明の印画紙は、図1に示した印画紙と
同様に、基本的にシート状基材と染料受容層との積層構
造を有するが、染料受容層がフェノキシエチルメタクリ
レート系ユニットを主成分として有する重合体から形成
されていることを特徴としている。ここでフェノキシエ
チルメタクリレート系ユニットは、基本構造として次式
(1)の構造を有するものである。
同様に、基本的にシート状基材と染料受容層との積層構
造を有するが、染料受容層がフェノキシエチルメタクリ
レート系ユニットを主成分として有する重合体から形成
されていることを特徴としている。ここでフェノキシエ
チルメタクリレート系ユニットは、基本構造として次式
(1)の構造を有するものである。
【0013】
【化1】 本発明において、フェノキシエチルメタクリレート系ユ
ニットを主成分として有する重合体としては、式(1)
のユニットの他に、式(1)の誘導体ユニット又は類縁
体ユニットを有する重合体も使用することができ、例え
ば、次式(2)のユニットを有する重合体等を使用する
ことができる。
ニットを主成分として有する重合体としては、式(1)
のユニットの他に、式(1)の誘導体ユニット又は類縁
体ユニットを有する重合体も使用することができ、例え
ば、次式(2)のユニットを有する重合体等を使用する
ことができる。
【0014】
【化2】 また、フェノキシエチルメタクリレート系ユニットを有
する重合体は、その分子量が1万〜100万程度である
ものが好ましい。分子量が大き過ぎると染料受容層形成
時に使用する塗液(フェノキシエチルメタクリレート系
ユニットを有する重合体を含有する塗料)が高粘度とな
り、反対に小さ過ぎると塗膜特性が悪化するので好まし
くない。
する重合体は、その分子量が1万〜100万程度である
ものが好ましい。分子量が大き過ぎると染料受容層形成
時に使用する塗液(フェノキシエチルメタクリレート系
ユニットを有する重合体を含有する塗料)が高粘度とな
り、反対に小さ過ぎると塗膜特性が悪化するので好まし
くない。
【0015】なお、以上のような、フェノキシエチルメ
タクリレート系ユニットを主成分として有する重合体と
しては、市販品を使用することができる。
タクリレート系ユニットを主成分として有する重合体と
しては、市販品を使用することができる。
【0016】本発明の印画紙の染料受容層には、必要に
応じて、フェノキシエチルメタクリレート系ユニットを
主成分として有する重合体の他に、この重合体と相溶性
の樹脂を含有させることができる。このような樹脂とし
ては、例えば、エステル結合を有する樹脂(ポリエステ
ル、ポリアクリル酸エステル、ポリカーボネート、ポリ
酢酸ビニル、スチレンアクリレート、ビニルトルエンア
クリレート、ポリビニル芳香族カルボン酸エステル
等)、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、
ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩
化ビニル又はその共重合体等をあげることができる。
応じて、フェノキシエチルメタクリレート系ユニットを
主成分として有する重合体の他に、この重合体と相溶性
の樹脂を含有させることができる。このような樹脂とし
ては、例えば、エステル結合を有する樹脂(ポリエステ
ル、ポリアクリル酸エステル、ポリカーボネート、ポリ
酢酸ビニル、スチレンアクリレート、ビニルトルエンア
クリレート、ポリビニル芳香族カルボン酸エステル
等)、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、
ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩
化ビニル又はその共重合体等をあげることができる。
【0017】このような樹脂を、フェノキシエチルメタ
クリレート系ユニットを有する重合体と共に染料受容層
に含有させる場合、フェノキシエチルメタクリレート系
ユニットを有する重合体が、染料受容層の40重量%以
上となるようにすることが好ましい。フェノキシエチル
メタクリレート系ユニットを有する重合体の含有割合が
少な過ぎると本発明の効果を得ることができない。
クリレート系ユニットを有する重合体と共に染料受容層
に含有させる場合、フェノキシエチルメタクリレート系
ユニットを有する重合体が、染料受容層の40重量%以
上となるようにすることが好ましい。フェノキシエチル
メタクリレート系ユニットを有する重合体の含有割合が
少な過ぎると本発明の効果を得ることができない。
【0018】本発明の印画紙の染料受容層には、上述の
樹脂の他に種々の添加剤を加えることができる。例え
ば、染料受容層の白色度を向上させて画像の鮮明度を高
め、また画像表面に筆記性を付与し、さらにまた熱転写
により形成された画像の再転写を防止するために、蛍光
増白剤(蛍光染料)や白色顔料を含有させることができ
る。このような蛍光増白剤としては、チバガイギ社製の
ユビテックスOB等の市販品を使用することができる。
また、白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、カオ
リン、クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等を含有
させることができる。これらは単独で又は複数種を併せ
て使用することができる。
樹脂の他に種々の添加剤を加えることができる。例え
ば、染料受容層の白色度を向上させて画像の鮮明度を高
め、また画像表面に筆記性を付与し、さらにまた熱転写
により形成された画像の再転写を防止するために、蛍光
増白剤(蛍光染料)や白色顔料を含有させることができ
る。このような蛍光増白剤としては、チバガイギ社製の
ユビテックスOB等の市販品を使用することができる。
また、白色顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、カオ
リン、クレー、炭酸カルシウム、微粉末シリカ等を含有
させることができる。これらは単独で又は複数種を併せ
て使用することができる。
【0019】また、染料受容層には、画像の耐光性をよ
り向上させるために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防
止剤、表面改質剤等も一種又は複数種を使用することが
できる。
り向上させるために、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防
止剤、表面改質剤等も一種又は複数種を使用することが
できる。
【0020】また、染料受容層には、熱転写時のインク
リボンとの離型性を向上させるために離型剤を含有させ
ることができる。離型剤としては、ポリエチレンワック
ス、アミドワックス、テフロンパウダー等の固形ワック
ス類、フッ素系、リン酸エステル系の界面活性剤、シリ
コーンオイル、高融点シリコーンワックス等を使用する
ことができる。なかでも、離型性、耐久性の点からシリ
コーンオイルを使用することが好ましい。
リボンとの離型性を向上させるために離型剤を含有させ
ることができる。離型剤としては、ポリエチレンワック
ス、アミドワックス、テフロンパウダー等の固形ワック
ス類、フッ素系、リン酸エステル系の界面活性剤、シリ
コーンオイル、高融点シリコーンワックス等を使用する
ことができる。なかでも、離型性、耐久性の点からシリ
コーンオイルを使用することが好ましい。
【0021】この場合、シリコーンオイルとしては、油
状のものも反応(硬化)型のものも、適宜選択して使用
することができる。ここで、反応(硬化)型シリコーン
オイルとしては、アルコール変性シリコーンオイルとイ
ソシアネートとの反応硬化物、エポキシ変性シリコーン
オイル(エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイ
ル)とカルボキシ変性シリコーンオイル(カルボキシ・
ポリエーテル変性シリコーンオイル)との反応硬化物、
アミノ変性シリコーンオイル(アミノ・ポリエーテル変
性シリコーンオイル)とカルボキシ変性シリコーンオイ
ル(カルボキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル)
との反応硬化物等を使用することができる。
状のものも反応(硬化)型のものも、適宜選択して使用
することができる。ここで、反応(硬化)型シリコーン
オイルとしては、アルコール変性シリコーンオイルとイ
ソシアネートとの反応硬化物、エポキシ変性シリコーン
オイル(エポキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイ
ル)とカルボキシ変性シリコーンオイル(カルボキシ・
ポリエーテル変性シリコーンオイル)との反応硬化物、
アミノ変性シリコーンオイル(アミノ・ポリエーテル変
性シリコーンオイル)とカルボキシ変性シリコーンオイ
ル(カルボキシ・ポリエーテル変性シリコーンオイル)
との反応硬化物等を使用することができる。
【0022】さらに、染料受容層には、皮膜特性を向上
させるために、種々の硬化剤を含有させることができ
る。このような硬化剤としては、例えば、エポキシ系硬
化剤、イソシアネート系硬化剤等を使用することがで
き、なかでも、無黄変タイプの多官能イソシアネート化
合物が好ましい。このような多官能イソシアネート化合
物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、ビウレット等の脂肪族ポリイソシアネート
や、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシレンジ
イソシアネート(XDI)等の芳香族ポリイソシアネー
トをあげることができる。これらは、単独で使用しても
よく複数種を併用してもよい。
させるために、種々の硬化剤を含有させることができ
る。このような硬化剤としては、例えば、エポキシ系硬
化剤、イソシアネート系硬化剤等を使用することがで
き、なかでも、無黄変タイプの多官能イソシアネート化
合物が好ましい。このような多官能イソシアネート化合
物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、ビウレット等の脂肪族ポリイソシアネート
や、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシレンジ
イソシアネート(XDI)等の芳香族ポリイソシアネー
トをあげることができる。これらは、単独で使用しても
よく複数種を併用してもよい。
【0023】また、染料受容層には、印画紙の加工工程
あるいはプリンター内での走行時における静電気の発生
を抑制するために、帯電防止剤を含有させることができ
る。帯電防止剤としては、陽イオン型界面活性剤(第4
級アンモニウム塩、ポリアミン等)、陰イオン型界面活
性剤(アルキルベンゼンスルホネート、アルキル硫酸エ
ステルナトリウム塩等)、両性イオン型界面活性剤、非
イオン型界面活性剤等の種々の界面活性剤を使用するこ
とができる。なお、このような帯電防止剤は、染料受容
層内に含有させる他、染料受容層の表面にコーティング
等により塗布してもよい。
あるいはプリンター内での走行時における静電気の発生
を抑制するために、帯電防止剤を含有させることができ
る。帯電防止剤としては、陽イオン型界面活性剤(第4
級アンモニウム塩、ポリアミン等)、陰イオン型界面活
性剤(アルキルベンゼンスルホネート、アルキル硫酸エ
ステルナトリウム塩等)、両性イオン型界面活性剤、非
イオン型界面活性剤等の種々の界面活性剤を使用するこ
とができる。なお、このような帯電防止剤は、染料受容
層内に含有させる他、染料受容層の表面にコーティング
等により塗布してもよい。
【0024】染料受容層の形成方法としては、染料受容
層を形成する各成分を、必要に応じて溶剤と共に均一に
混合して塗料を調製し、その塗料をシート状基材に塗布
するか、あるいは各成分の熱溶融物をシート状基材上に
塗布し、キュアリングを行うことにより形成することが
できる。
層を形成する各成分を、必要に応じて溶剤と共に均一に
混合して塗料を調製し、その塗料をシート状基材に塗布
するか、あるいは各成分の熱溶融物をシート状基材上に
塗布し、キュアリングを行うことにより形成することが
できる。
【0025】一方、本発明において、シート状基材とし
ては、上質紙、コート紙、合成紙等の紙類、種々のプラ
スチックシート、あるいはこれらの複合シート等を使用
することができる。
ては、上質紙、コート紙、合成紙等の紙類、種々のプラ
スチックシート、あるいはこれらの複合シート等を使用
することができる。
【0026】また、シート状基材の染料受容層と反対側
の面には、印画紙のプリンター内での走行性を向上さ
せ、また印画紙の重送を防止するために、アクリル樹
脂、シリコーン樹脂等からなるバックコート層を形成し
てもよい。
の面には、印画紙のプリンター内での走行性を向上さ
せ、また印画紙の重送を防止するために、アクリル樹
脂、シリコーン樹脂等からなるバックコート層を形成し
てもよい。
【0027】本発明の印画紙に対する画像形成方法には
特に制限はなく、例えば、昇華型熱転写記録用インクリ
ボンを使用し、市販のビデオプリンター等により、昇華
型熱転写記録を行うことができる。
特に制限はなく、例えば、昇華型熱転写記録用インクリ
ボンを使用し、市販のビデオプリンター等により、昇華
型熱転写記録を行うことができる。
【0028】
【作用】本発明の印画紙においては、染料受容層が、フ
ェノキシエチルメタクリレート系ユニットを有する重合
体からなるので、昇華型熱転写記録方法によって染料受
容層に形成された画像の耐光性、耐暗退色性、耐皮脂
性、耐可塑剤性等の保存特性が著しく向上する。また、
耐水性も非常に向上したものとなる。さらに、高感度に
画像を形成することも可能となる。
ェノキシエチルメタクリレート系ユニットを有する重合
体からなるので、昇華型熱転写記録方法によって染料受
容層に形成された画像の耐光性、耐暗退色性、耐皮脂
性、耐可塑剤性等の保存特性が著しく向上する。また、
耐水性も非常に向上したものとなる。さらに、高感度に
画像を形成することも可能となる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
明する。
【0030】実施例1、2、比較例1、2 シート状基材として、150μm厚の合成紙(王子油化
(株)製、FPG−150)を用意した。一方、表1の
各成分の合計が、メチルエチルケトン/トルエン(1/
1重量比)の混合溶媒で20%溶液となるように染料受
容層形成用塗料を調製し、これをシート状基材の表面に
乾燥膜厚が3〜6μmとなるように塗布し、50℃で4
8時間キュアリングを行うことにより印画紙を作成し
た。
(株)製、FPG−150)を用意した。一方、表1の
各成分の合計が、メチルエチルケトン/トルエン(1/
1重量比)の混合溶媒で20%溶液となるように染料受
容層形成用塗料を調製し、これをシート状基材の表面に
乾燥膜厚が3〜6μmとなるように塗布し、50℃で4
8時間キュアリングを行うことにより印画紙を作成し
た。
【0031】
【表1】 (重量部) 実施例 比較例 1 2 1 2 フェノキシエチルメタクリレート 樹脂(*1) 100 100 − −ホ゜リエステル 樹脂(*2) − − 100 −セルロースアセテートフ゛チレート 樹脂(*3) − − − 100イソシアネート 化合物(*4) 5 − 5 5 〃 (*5) − 5 − − シリコーンオイル(*6) 5 5 5 5 (*1)サイエンティフィックポリマープロダクツ社製(MW=10万) (*2)バイロン#200、東洋紡社製 (*3)CAB500、E.コダック社製 (*4)タケネートD110N、武田薬品工業(株)製 (*5)タケネートD160N、武田薬品工業(株)製 (*6)SF8427、東レダウコーニング社製 (評価)作製した印画紙に対し、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)の各色の昇華型熱転写インク
リボン(UP−7000、ソニー(株)製)を使用し、
マチレス(株)製標準試験プリンター(印画パルス幅5
msec/line)で12階調のステアステップ印画
と黒ベタ印画を行った。そして、得られた画像の耐光
性、耐暗退色性、耐皮脂性を次のように評価し、その結
果を表2に示した。 (i) 耐光性 印画紙に形成した画像を、キセノンフェードメーター
(スガ試験機製)で90000KJ/m2照射し(30
℃、65%RH)、この場合の照射前後の光学濃度をマ
クベス反射濃度計(TR−924)を使用して測定し、
染料残存率を次の式にしたがって算出した。
ンタ(M)、シアン(C)の各色の昇華型熱転写インク
リボン(UP−7000、ソニー(株)製)を使用し、
マチレス(株)製標準試験プリンター(印画パルス幅5
msec/line)で12階調のステアステップ印画
と黒ベタ印画を行った。そして、得られた画像の耐光
性、耐暗退色性、耐皮脂性を次のように評価し、その結
果を表2に示した。 (i) 耐光性 印画紙に形成した画像を、キセノンフェードメーター
(スガ試験機製)で90000KJ/m2照射し(30
℃、65%RH)、この場合の照射前後の光学濃度をマ
クベス反射濃度計(TR−924)を使用して測定し、
染料残存率を次の式にしたがって算出した。
【0032】染料残存率(%)=(照射後の光学濃度/
照射前の光学濃度)×100 (ii)耐暗退色性 画像を形成した印画紙を恒温槽(60℃、85%RH)
に14日間保存し、この場合の保存前後の画像の光学濃
度を、上記と同様に測定し、染料残存率を求めた。 (iii) 耐皮脂性 印画紙に形成した画像の上に人工皮脂を1滴滴下し、3
5℃で10分間放置した後ふきとり、この場合の人工皮
脂滴下前と人工皮脂ふきとり後の画像の光学濃度を上記
と同様に測定し、染料残存率を求めた。
照射前の光学濃度)×100 (ii)耐暗退色性 画像を形成した印画紙を恒温槽(60℃、85%RH)
に14日間保存し、この場合の保存前後の画像の光学濃
度を、上記と同様に測定し、染料残存率を求めた。 (iii) 耐皮脂性 印画紙に形成した画像の上に人工皮脂を1滴滴下し、3
5℃で10分間放置した後ふきとり、この場合の人工皮
脂滴下前と人工皮脂ふきとり後の画像の光学濃度を上記
と同様に測定し、染料残存率を求めた。
【0033】
【表2】 耐光性 耐暗退色性 耐皮脂性 (染料残存率%) (染料残存率%) (染料残存率%) Y M C Y M C Y M C 実施例1 84 75 83 89 82 83 91 95 93 実施例2 80 74 79 95 83 81 93 98 96 比較例1 61 52 72 73 72 81 68 71 70 比較例2 81 74 61 85 79 65 45 51 46 表2から、本発明の実施例の印画紙は、フェノキシエチ
ルメタクリレート樹脂を含有しない比較例の印画紙に比
べて耐光性、耐暗退色性、耐皮脂性のすべての評価項目
において染料残存率が高く、画像保存性に優れているこ
とがわかる。
ルメタクリレート樹脂を含有しない比較例の印画紙に比
べて耐光性、耐暗退色性、耐皮脂性のすべての評価項目
において染料残存率が高く、画像保存性に優れているこ
とがわかる。
【0034】
【発明の効果】本発明の印画紙によれば、耐光性、耐暗
退色性、耐皮脂性、耐可塑剤性等の保存特性に優れた画
像を形成することが可能となる。
退色性、耐皮脂性、耐可塑剤性等の保存特性に優れた画
像を形成することが可能となる。
【図1】一般的な印画紙の断面図である。
1 印画紙 2 シート状基材 3 染料受容層
Claims (3)
- 【請求項1】 シート状基材と染料受容層とからなる印
画紙において、該染料受容層が、フェノキシエチルメタ
クリレート系ユニットを有する重合体を含有することを
特徴とする印画紙。 - 【請求項2】 染料受容層が、フェノキシエチルメタク
リレート系ユニットを有する重合体と相溶性の樹脂を含
有する請求項1記載の印画紙。 - 【請求項3】 フェノキシエチルメタクリレート系ユニ
ットを有する重合体が、染料受容層の40重量%以上含
有される請求項1又は2記載の印画紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7026318A JPH08197854A (ja) | 1995-01-21 | 1995-01-21 | 印画紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7026318A JPH08197854A (ja) | 1995-01-21 | 1995-01-21 | 印画紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197854A true JPH08197854A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12190050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7026318A Pending JPH08197854A (ja) | 1995-01-21 | 1995-01-21 | 印画紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197854A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013067102A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Sony Corp | 被熱転写シート |
-
1995
- 1995-01-21 JP JP7026318A patent/JPH08197854A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013067102A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Sony Corp | 被熱転写シート |
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