JPH0948201A - 自動車用ホイールの取り付け構造 - Google Patents

自動車用ホイールの取り付け構造

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JPH0948201A
JPH0948201A JP7316561A JP31656195A JPH0948201A JP H0948201 A JPH0948201 A JP H0948201A JP 7316561 A JP7316561 A JP 7316561A JP 31656195 A JP31656195 A JP 31656195A JP H0948201 A JPH0948201 A JP H0948201A
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spacer
wheel
spacers
wheel mounting
bolt
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JP7316561A
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Yoshiharu Mae
義治 前
Kazuaki Kubo
和明 久保
Takayoshi Miura
孝義 三浦
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Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペーサ及びその周辺部への空冷効果を高め
ることにより、熱膨張でスペーサや取付け用ボルトにか
かる負担を軽減するとともに、ホイールの加熱を緩和す
ること。 【構成】 自動車の車軸に連結するブレーキ機構の外側
に張り出して形成され、複数の取付け用ボルトを突設し
てなるホイール取付部22と、ホイール取付部22の複
数のボルト24ごとに、それぞれ分離して差し込むスペ
ーサ28と、この外側から前記ボルト24に差し込み、
各ボルト24の先端からナット30で締めつけることに
より、ホイール取付部22に固定するホイール26とを
備えている。各スペーサ28は、チタンまたはチタン合
金で形成することができる。また、各スペーサ28は羽
根状の突状部や溝を設けたり、各スペーサ28を細長い
連結部材で連結することもできる。さらに、各スペーサ
28の片側又は両側に断熱部材を介在させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ホイールを車
軸に取り付ける際に、ホイールの軸方向の取付け位置を
調整するためのスペーサを、取付け用ボルトごとに分離
して配置した自動車用ホイールの取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、タイヤサイズに応じて種々な
大きさのホイールが供給されている。このため、タイ
ヤ、ホイールのサイズ変更に際しては、ホイールの軸方
向の取り付け位置(以下、オフセットと称する)の調整
を行う必要がある。オフセットがずれていると、タイヤ
の接地点中心がずれて操縦性に影響したり、タイヤがフ
ェンダーや内側の駆動部材に接触することがあるためで
ある。
【0003】このオフセットの調整に際し、従来のホイ
ールの取り付け構造では、図12に示すように、ホイー
ル2と、自動車の車軸に連結したブレーキ機構の外側に
張り出して形成されたホイール取付部4との間に、1枚
の略リング板状のスペーサ6を挿入させ、これらを取付
け用のボルト8およびナット10で締めつけることによ
り固定していた。
【0004】また、ホイール取付部4の外側面は円形
で、ボルト8は、この外側面と同心な円周上で等間隔に
突設されるが、その数やピッチは、車種によって異なる
場合がある。したがって、従来のスペーサ6は、例えば
図13に示すように、ボルトの数やピッチが違っても対
応できる汎用タイプのものが使用されていた。すなわ
ち、従来のスペーサ6には、図13における最上部のボ
ルト穴を起点に、周回方向に4個のボルト穴10と、5
個のボルト穴11とが同時に形成されており、また各ボ
ルト穴10,11も、微妙なピッチの違いに対応するた
めに長穴形状を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のホイ
ールの取り付け構造において、ブレーキングによりブレ
ーキ機構で発生した摩擦熱により、互いに接触したホイ
ール取付部4,スペーサ6,ホイール2が熱せられて熱
膨張するが、これらがボルト8により固く締めつけられ
ているため、ホイール取付部4やホイール2には圧縮力
として、ボルト8には引張力として強い力がかかること
があった。とくに、ホイール取付部4とホイール2によ
り挟まれ、しかも比較的に肉薄なスペーサ6や、これら
の幅方向への膨張を引張力として一手に受けるボルト8
への負担が大きかった。
【0006】なお、一般に、スペーサ6の材質は、材料
費が安くて量産に適していることからアルミの鋳造材が
用いられることが多いが、アルミは比較的に熱膨張係数
が大きく、鋳造材は延性が小さいので、上記した大きな
負担がかかった場合には、その耐久性が問題となる。こ
の一方で、アルミは熱伝導性がよいため、ホイール4が
スペーサ6を介して加熱され、ホイール6の耐久性も問
題となる。
【0007】また、スペーサ6は回転体であるため、そ
の重量バランスを軸中心に均衡させ、走行中の一定速度
域での共振現象を防止する必要がある。しかし、汎用タ
イプのスペーサ6は、複数のボルトピッチに対応したも
のであり、未使用のボルト穴10が存在することによ
り、この重量バランスがとれていなかった。また、各ボ
ルト穴10,11が長穴形状を有しているため、取り付
け方によって偏心を起こし、重量バランスを崩すことも
あった。
【0008】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、スペーサ及びその周辺部の空冷効果を高めることに
より、熱膨張でスペーサや取付け用ボルトにかかる負担
を軽減するとともに、ホイールの加熱を緩和することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
自動車用ホイールの取り付け構造は、複数のボルトを突
設してなるホイール取付部とホイールとの間に、各ボル
トごとに分離してスペーサを配置したことを特徴とす
る。
【0010】各スペーサは、チタンまたはチタン合金か
らなることが好ましい。また、各スペーサは、一方に閉
じた2つの曲面により羽根状に形成された突状部を、前
記ホイール取付部と前記ホイールとの間に形成された空
間内に突出させて形成することが好ましい。
【0011】さらに、各スペーサには、ボルト側から外
側に延びた複数の溝を備えることが好ましい。各スペー
サの間には、スペーサ同士を互いに連結する細長い連結
部材を設けることが好ましい。
【0012】前記したスペーサに羽根状の突状部を設け
た場合、連結部材で各スペーサ間を連結すると、さらに
好ましい。さらに、各スペーサの片面側または両面側
に、たとえばカオ・ウール・ペーパーなどの断熱部材を
介在させると更に好ましい。
【0013】
【作用】本発明によれば、スペーサが、ボルトごとに分
離して配置されていることから、各スペーサ同士間に隙
間が形成される。このため、自動車のブレーキングによ
りブレーキ機構で発生し、ホイール取付部側から伝わる
摩擦熱が、ハブボルトに差し込まれたスペーサ部分で放
熱されやすくなる。すなわち、自動車の車輪が回転する
のにともなって、スペーサ間に形成された隙間に空気が
入り込んで、スペーサが冷やされ、これによりスペーサ
の熱膨張が抑えられる。
【0014】ここで、各スペーサは、チタンまたはチタ
ン合金からなることが好ましい。チタンは、従来からス
ペーサ材として使用されてきたアルミに比べ、熱膨張係
数が約1/3と小さく、スペーサの熱膨張、それ自体を
抑えられることができるからである。
【0015】また、各スペーサは、一方に閉じた2つの
曲面により羽根状に形成された突状部を、ホイール取付
部と前記ホイールとの間に形成された空間内に突出させ
て形成することが好ましい。スペーサに流線形状をもた
せ、空気の乱流を防止したり、スペーサの空気抵抗を小
さくして、空気の出入りをスムーズにするためである。
【0016】さらに、各スペーサには、ボルト側から外
側に延びた複数の溝を備えることが好ましい。スペーサ
の表面積を大きくして、空気との間の熱交換効率を高め
るためである。このスペーサを取り付けやすくするた
め、各スペーサの間には、スペーサ同士を互いに連結す
る細長い連結部材を設けることが好ましい。
【0017】この場合、前記した突状部付きスペーサの
ように、空気抵抗を減らすために取付け方向が決めら
れ、取付けが面倒なものにあっては、予め連結部材で連
結しておくとスペーサの方向出しが容易となり、とくに
便利である。各スペーサの片面側または両面側に、たと
えばカオ・ウール・ペーパーなどの断熱部材を介在させ
ると更に好ましい。これにより、ホイール(とくに熱伝
導率の高いアルミホイール)熱伝導を低く押さえること
ができ、ホイールが加熱されることによる強度低下を防
止できる。
【0018】なお、このような本発明のスペーサは、便
宜上「スペーサ」と指称しているが、いわゆるオフセッ
ト量調整を目的としなければならないという訳ではな
く、ブレーキ摩擦熱の放熱のみを目的として用いても構
わない。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る自動車用ホイールの取り
付け構造を、図面に示す実施例にもとづいて詳細に説明
する。第1実施例 一般に、自動車用ホイールは、リム部と称されるタイヤ
をはめ込む筒状部分と、リム部の外側の開口を塞ぐよう
に一体成形された略円盤状のディスク部とからなる。ま
た、この取り付けは、ディスク部内側の中心部分を、車
軸先端に連結されたブレーキ機構に当接させ、ハブボル
トと称される鋼鉄製のボルトで締めつけることにより行
う。
【0020】図1は、本発明に係る自動車用ホイールの
取り付け構造について、その要部を示す略縦断面であ
る。同図中の20は、自動車の車軸に連結したブレーキ
機構を構成する部材のうち、最も外側部分をなすブレー
キ側部を示している。具体的にいうと、ドラムブレーキ
の場合はブレーキドラムの外枠が、また、ディスクブレ
ーキの場合にはディスクが、このブレーキ側部20に該
当する。ブレーキ側部20の中心部からは、肉厚状のホ
イール取付部22が、外側に突出して形成されている。
ホイール取付部22は、図2に示すように外側面が円形
をなしている。
【0021】通常、このようなホイール取付部の外側面
には、その中心の周囲に4本ないし5本、場合によって
は6本のハブボルトが均等に配置され、その本数やピッ
チは車種によって異なっている。本実施例におけるハブ
ボルト24は、図2に示すように、ホイール取付部22
の外側面と同心に等間隔で5本配置されている。そし
て、これらのハブボルト24は、図1に示すように、そ
れぞれボルト先端を外側に向けて、前記ホイール取付部
22に突設されている。
【0022】図1中の26は、ホイールのディスク部を
示す。また、このディスク部26と、ホイール取付部2
2とに挟まれたハブボルト24の途中には、図1,2に
示すように、ハブボルト24ごとにスペーサ28が1つ
ずつ挿入されている。そして、ディスク部26の外側に
突出したハブボルト24の先端から、ナット30がねじ
込まれ、例えばインパクトレンチ等で固く締めつけられ
ている。このとき、上記スペーサ28が別体に形成さ
れ、しかもスペーサ28同士の距離がある程度離れてい
ることから、図1に示すように、ホイール取付部22と
ディスク部26との間に隙間が形成される。
【0023】ところで、自動車のブレーキ機構は、前記
したブレーキドラムやディスクに、パッド等を押し当て
て制動力を発生させるため、頻繁に使用していると、そ
の摩擦によりブレーキドラムやディスクの温度が数百度
にも達することがある。この摩擦熱は、前記ホイール取
付部22を介して、スペーサ28やディスク部26にも
伝わり、これらの部材も、場合によっては百度以上に熱
せられることがある。本実施例に示す各スペーサ28に
よれば、各スペーサ28間に形成される前記隙間によ
り、スペーサ28に伝わった熱を外気に逃がすことがで
きる。
【0024】各スペーサ28は、図3,4に示すよう
に、略リング板状に形成され、中心にハブボルト24が
挿入されるボルト穴32を有している。各スペーサ28
の大きさは、先に述べたように、ホイール取付部22と
ディスク部26との間に、空冷のために十分な隙間がで
きればよく、それ以外の限定はない。具体的に、各スペ
ーサ28の外径dは、20〜50mmφ程度が好まし
い。なぜなら、あまり小さな外径だと、単位面積あたり
大きな重圧がかかり、耐久性に問題を生じるおそれがあ
り、一方、あまり大きな外径だと、前記した有効な空冷
効果が得られないからである。また、各スペーサ28の
厚みtは、スペーサ取付け時の前記オフセットの調整量
で決まり、タイヤやホイールサイズに合わせて種々な厚
さのものが用意される。本実施例における各スペーサ2
8は、図4に示すように、外径dが35mmφで、厚み
tが5mmのものである。
【0025】また、スペーサ28の形状も、リング形以
外に、上記耐久性や空冷効果に問題をきたさない範囲
で、種々なものとすることができる。例えば、図5
(a)(b)のように円の片側または両側を直線で切り
取ったような形状のもの,同図(c)のように外周を波
型にしたもの,あるいは同図(d)(e)のように四角
形とすることができ、さらに、この他の多角形であって
もよい。この形状を決める際に、いわゆるホイールバラ
ンスと同様に重量配分を考慮すると、リング形や図5
(c)のように、どんな取り付け方がされても重心位置
が同じである軸対称なものが好ましい。しかし、その他
の形状でも、極端に非対称でない限りは、従来の汎用タ
イプのスペーサに比べると、重量配分の適正化に寄与す
ることができる。
【0026】この各スペーサ28は、熱膨張係数の小さ
い材質であることが好ましい。なぜなら、ホイール取付
部22が数百度にもなった場合、熱膨張による圧力が、
圧縮力としてスペーサ28にかかり易いからである。す
なわち、ホイール取付部22は、熱膨張しやすいとブレ
ーキの制動フィーリングに直接に影響するため、通常は
熱膨張係数が小さい材料で、円周方向に膨張しやすく設
計されている。また、ホイールは、熱容量が大きく常に
外気に触れているため、あまり膨張しない。これに対
し、スペーサ28は、ホイール取付部22とホイールの
ディスク部26とに挟まれてハブボルト24により固く
締め付けられており、しかも数ミリ程度と薄いため、膨
張したときの負担が大きく、かかる負担を軽減する必要
がある。また、ハブボルト24は、他の部材の幅方向へ
の膨張を引張力として一手に受けるため、スペーサ28
の熱膨張を小さくすることで、ハブボルト24への負担
も減らす必要もある。このため、本実施例における各ス
ペーサ28は、例えば、アルミ(Al)に比べて熱膨張
係数が約1/3であるチタン(Ti)を用いて形成され
ている。すなわち、各スペーサ28は純TiあるいはT
i合金製である。ただし、本発明では先に説明した空冷
効果が得られることを考慮すると、従来材料であるAl
等を用いることも可能である。
【0027】最後に、自動車用ホイールの車軸への取付
けについて説明する。まず、前記ホイール取付部22に
突設された前記各ハブボルト24に対し、その先端から
所定厚さの前記スペーサ28を1枚づつ差し込む。そし
て、前記ディスク部26に設けられたボルト穴を各ハブ
ボルト24に合わせ、ホイールを差し込む。そして、各
ハブボルト24の先端側からナット30を回し込んだ
後、インパクトレンチ等で各ナットを均等に増す締めす
ると、ホイールの取付けが終了する。
【0028】なお、以上に説明した本実施例の中で言及
した以外の事項は、とくに限定されるものでなく、本発
明の範囲内で種々に改変することができる。第2実施例 本実施例は、スペーサに、羽根状の突状部を設けた実施
例である。なお、ここに説明するスペーサ以外の構成
は、先に説明した第1実施例と同じであり、重複した構
成要素については、同一符号をもって説明を省略する。
【0029】図6には、羽根状の突状部を設けたスペー
サの正面図および平面図を示す。図から判るように、こ
のスペーサ40には、一方に閉じた2つの曲面により羽
根状に形成された突状部42を有している。この突状部
42の形状は、図示のものに限定されず、例えば左右対
称にすることもできる。また、この突状部42のほか
に、同様な形状のものを反対方向に設けてもよい。本実
施例に係るスペーサ40を用いれば、突状部42より、
空冷時の乱流を抑え、空冷効果を高めることができる。
また、突状部42の突き出し方向を、例えば渦巻き状に
揃えて各スペーサ40を配置させれば、スペーサの空気
抵抗を小さくし、さらに空冷効果を高めることも可能で
ある。
【0030】第3実施例 本実施例は、スペーサに、放熱しやすくするための溝を
設けた実施例である。なお、ここに説明するスペーサ以
外の構成も、先に説明した第1実施例と同じであり、重
複した構成要素については、同一符号をもって説明を省
略する。
【0031】図7には、溝を設けたスペーサの斜視図を
示す。このスペーサ50においては、スペーサ50の片
面に、全体で渦巻き状をなす複数の溝52を設けてい
る。また、各溝52は外側に広がっており、空気を取り
込みやすくしてある。この溝52の形状や位置は、図示
のものに限定されず、強度を損なわない範囲で、例えば
放射状にしたり、これらをスペーサ50の両面に設ける
こともできる。この溝52により、スペーサ50の表面
積を大きくして、空気との間で熱交換をしやすくして、
空冷効果を高めることができる。なお、本実施例におい
て、先に説明した第2実施例のような突状部42を設
け、空気の流れと放熱との両面から、さらに空冷効果を
上げることも可能である。
【0032】第4実施例 本実施例は、細長い連結部材により、スペーサ同士を互
いに連結した実施例である。なお、ここに説明するスペ
ーサ以外の構成も、先に説明した第1実施例と同じであ
り、重複した構成要素については、同一符号をもって説
明を省略する。
【0033】本実施例では、図8に示すように、第2実
施例に係る突状部42を備えたスペーサ40を、細長い
ワイヤ等の連結部材60で予め環状に連結してある。こ
のため、スペーサ40の取り付けが容易となる。ここ
で、スペーサ40は、図示のものに限定されず、実施例
1,3に係るものであってもよい。ただし、この突状部
42を備えたスペーサ40のように、取付け方向が決め
られ取付けが面倒なものにあっては、これらが予め連結
されているとスペーサ40の方向出しが容易であり、と
くに便利である。また、連結部材60のつなぎ方も、必
ずしも図示のものに限定されず、例えば環状に閉じた連
結部材の外側に各スペーサ40を等間隔にぶら下げた恰
好のものとすることもできる。
【0034】第5実施例 本実施例は、いままで説明した第1〜4実施例のスペー
サと、従来のスペーサとを併用させた実施例である。な
お、ここに説明するスペーサ以外の構成も、先に説明し
た第1実施例と同じであり、重複した構成要素について
は、同一符号をもって説明を省略する。また、従来のス
ペーサは、図11に示したのを用いた。
【0035】本実施例では、図9に示すように、ホイー
ル取付部22側に前記リング板状のスペーサ28が挿入
され、その外側に従来の略円盤状のスペーサ6が重ねて
挿入されている。とくに、オフセットの調整量が大きい
場合に、このようなホイールの取り付け方をすることが
できる。このように、ホイール取付部22側に前記リン
グ板状のスペーサ28を配置させたのは、熱膨張係数が
大きな従来のスペーサ6に熱が伝わる前に、リング板状
のスペーサ28部分で、ある程度の熱を放熱させること
ができるからである。熱膨張係数があまり変わらないよ
うであれば、両者を逆に配置してもよい。
【0036】第6実施例 本実施例は、熱を遮断するための断熱部材をスペーサに
隣接させた実施例である。ここでは、第1実施例と同様
な形状を有した断熱材付のスペーサを例に説明するが、
いままで説明した第2〜5実施例の形状の各スペーサに
断熱部材を付けた場合も同様である。なお、ここに説明
するスペーサ以外の構成も、先に説明した第1実施例と
同じであり、重複した構成要素については、同一符号を
もって説明を省略する。
【0037】図10に示すように、スペーサ70は、第
1実施例と同様な形状のスペーサ72の片面側に、薄い
断熱部材74を張りつけて構成されている。スペーサ本
体72は、第1実施例と同一なオフセット調整量を得る
ためには、断熱部材74の厚みを差し引いたものが用意
される。
【0038】断熱部材74としては、とくに制限はない
が、たとえばカオ・ウール・ペーパー(イソライト工業
(株)製)等のペーパー状のものを用いるとよい。なぜ
なら、カオ・ウール・ペーパーは、セラミックファイバ
ーを繊維化してペーパー状に成形しており薄くて殆ど変
形しないことから、その分、厚いスペーサ本体72を使
用できてスペーサ70の強度確保ができ、また、オフセ
ット調整に与える影響も少ないからである。なお、断熱
部材74の形状や個数は、図示のものに限定されない。
すなわち、断熱部材74をスペーサ本体72の両側に張
りつけてもよい。また、断熱部材74をスペーサ本体7
2と同径とする必要は必ずしもなく、たとえば断熱部材
74をスペーサ本体72より大きくしてもよいし、ま
た、その形状も円形に限定されない。さらには、スペー
サ70の変形や強度確保に問題が生じないようであれ
ば、このスペーサ70を断熱部材74のみで構成させて
もよい。スペーサ70の取付け時に、その周囲に冷却の
ための隙間が形成されることに変わりないからである。
この場合、断熱部材74の厚さは1mm程度あれば、こ
の目的を達成できる。
【0039】図11には、断熱材付きスペーサ70を用
いた自動車用ホイールの取り付け構造を示す。図から判
るように、スペーサ70は、断熱部材74をホイール2
6に隣接させるようにハブボルト24に挿入さている
が、この挿入方向は図示のものには限定されない。図示
のようにすると、放熱がスペーサ72周囲からも行え
て、その意味では好ましが、挿入方向が逆であってもホ
イール取付部22外側に空間が形成され、従来に比べ高
い放熱効果が得られるからである。また、断熱部材74
は各ハブボルト24ごとにある必要はなく、全ハブボル
ト24或いは数本単位ごとに一体化したものであっても
よい。
【0040】なお、以上に説明した第2〜6実施例にお
いても、その中で言及した以外の事項は、とくに限定さ
れるものでなく、本発明の範囲内で種々に改変すること
ができる。
【0041】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明を用いれ
ば、スペーサの空冷効果を高め、熱膨張でスペーサや取
付け用ボルトにかかる負担を軽減することができる。こ
れに加え、熱膨張係数の小さなスペーサ材を用いて、ス
ペーサの熱膨張自体を抑えて、さらなる負担軽減を図る
こともできる。
【0042】また、断熱部材により、ホイールへの熱伝
導を緩和して、ホイールの熱的負担を軽減することがで
きる。さらに、スペーサの重量配分の適正化を図ること
も可能となる。このように、本発明のスペーサは、いわ
ゆるオフセット量調整といったスペーサ本来の機能に加
え、ブレーキ熱の放熱部材としての機能も有している。
逆にいうと、オフセットのずれが問題とならない場合、
本発明によりブレーキ熱の放熱のみを目的とした放熱部
材を新たに提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る自動車用ホイールの取り
付け構造の要部を示す略断面図である。
【図2】図2は、スペーサ取付部でのスペーサ配置図で
ある。
【図3】図3は、スペーサの斜視図である。
【図4】図4は、スペーサの正面図および平面図であ
る。
【図5】図5は、スペーサの他の形状例を示す平面図で
ある。
【図6】図6は、羽根状の突状部を設けたスペーサの正
面図および平面図である。
【図7】図7は、溝を設けたスペーサの斜視図である。
【図8】図8は、スペーサの連結例を示す平面図であ
る。
【図9】図9は、本発明の第5実施例に係る自動車用ホ
イールの取り付け構造の要部を示す正面図である。
【図10】図10は、断熱部材付きスペーサの正面図お
よび平面図である。
【図11】図11は、本発明の第6実施例に係る自動車
用ホイールの取り付け構造の要部を示す正面図である。
【図12】図12は、従来の自動車用ホイールの取り付
け構造の要部を示す正面図である。
【図13】図13は、従来のスペーサ取付部でのスペー
サ配置図である。
【符号の説明】
20… ブレーキ側部 22… ホイール取付部 24… ハブボルト(取付け用ボルト) 26… ディスク部(ホイール) 28… スペーサ 30… ナット 32… ボルト穴 40… スペーサ(突状部付き) 42… 突状部 50… スペーサ(溝付き) 52… 溝 60… 連結部材 70… スペーサ(断熱部材付き) 72… スペーサ本体 74… 断熱部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車軸に連結するブレーキ機構の
    外側に張り出して形成され、複数の取付け用ボルトを突
    設してなるホイール取付部と、 前記ホイール取付部のボルトごとに、それぞれ分離して
    差し込む複数のスペーサと、 前記スペーサの外側から前記ボルトに差し込み、各ボル
    トの先端からナットで締めつけることにより、前記ホイ
    ール取付部に固定するホイールとを備えた自動車用ホイ
    ールの取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記各スペーサは、チタンまたはチタン
    合金からなる請求項1記載の自動車用ホイールの取り付
    け構造。
  3. 【請求項3】 前記各スペーサは、一方に閉じた2つの
    曲面により羽根状に形成された突状部を、前記ホイール
    取付部と前記ホイールとの間に形成された空間内に突出
    させてなる請求項1または請求項2に記載の自動車用ホ
    イールの取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記各スペーサには、ボルト側から外側
    に延びた複数の溝を備えた請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の自動車用ホイールの取り付け構造。
  5. 【請求項5】 自動車の車軸に連結するブレーキ機構の
    外側に張り出して形成され、複数の取付け用ボルトを突
    設してなるホイール取付部と、 細長い連結部材により互いに連結され、前記ホイール取
    付部のボルトごとに、それぞれ差し込む複数のスペーサ
    と、 前記スペーサの外側から前記ボルトに差し込み、各ボル
    トの先端からナットで締めつけることにより、前記ホイ
    ール取付部に固定するホイールとを備えた自動車用ホイ
    ールの取り付け構造。
  6. 【請求項6】 前記各スペーサは、一方に閉じた2つの
    曲面により羽根状に形成された突状部を、前記ホイール
    取付部と前記ホイールとの間に形成された空間内に突出
    させてなる請求項5に記載の自動車用ホイールの取り付
    け構造。
  7. 【請求項7】 前記各スペーサの片面側または両面側
    に、熱を遮断するための断熱部材を備えた請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の自動車用ホイールの取り付け構
    造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014508672A (ja) * 2011-02-17 2014-04-10 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 乗物の車輪
US9499008B2 (en) 2011-02-17 2016-11-22 Basf Se Vehicle wheel
KR20210096512A (ko) * 2020-01-28 2021-08-05 김용로 마찰음 방지구조를 갖는 차량용 허브 스페이서
KR20220003357A (ko) * 2020-07-01 2022-01-10 주식회사 포스코 차량용 휠

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