JPH0949199A - ビニル壁紙裏打ち用難燃紙 - Google Patents
ビニル壁紙裏打ち用難燃紙Info
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- JPH0949199A JPH0949199A JP19966995A JP19966995A JPH0949199A JP H0949199 A JPH0949199 A JP H0949199A JP 19966995 A JP19966995 A JP 19966995A JP 19966995 A JP19966995 A JP 19966995A JP H0949199 A JPH0949199 A JP H0949199A
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- JP
- Japan
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- flame
- paper
- retardant
- weight
- retardant paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】繊維と無機物質からなるシートにグアニジン系
難燃剤を塗布または含浸せしめることにより難燃性を付
与した米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙裏打ち用
難燃紙であって、難燃剤量を低減して低コストで製造で
き、しかもピンホ−ルが少なく地合も良好で防炎効果の
ある難燃紙を提供する。 【構成】無機物質として、無機質粉体を難燃紙全重量当
り20重量%以上50重量%以下、および山皮を難燃紙
全重量当り2重量%以上10重量%以下含有せしめる。
難燃剤を塗布または含浸せしめることにより難燃性を付
与した米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙裏打ち用
難燃紙であって、難燃剤量を低減して低コストで製造で
き、しかもピンホ−ルが少なく地合も良好で防炎効果の
ある難燃紙を提供する。 【構成】無機物質として、無機質粉体を難燃紙全重量当
り20重量%以上50重量%以下、および山皮を難燃紙
全重量当り2重量%以上10重量%以下含有せしめる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビニル壁紙の裏打
ちに用いられる難燃紙に関し、特に無機物質担持量を多
くすることにより難燃性を付与するべく必要とする高価
な難燃剤量の低減を可能ならしめ、低コスト化したビニ
ル壁紙裏打ち用難燃紙に関する。
ちに用いられる難燃紙に関し、特に無機物質担持量を多
くすることにより難燃性を付与するべく必要とする高価
な難燃剤量の低減を可能ならしめ、低コスト化したビニ
ル壁紙裏打ち用難燃紙に関する。
【0002】
【従来の技術】難燃紙は壁装材料などとして広く用いら
れており、ビニル壁紙裏打ち用基材としても使用されて
いる。
れており、ビニル壁紙裏打ち用基材としても使用されて
いる。
【0003】難燃紙としては、紙に難燃剤を塗布あるい
は含浸したもの、あるいはセルロ−スパルプに難燃性の
有機物質や無機物質を湿式抄紙法により含有せしめたも
のが知られている。代表的なものとしては、難燃剤とし
てスルファミン酸グアニジンを紙に含浸処理した難燃紙
や、無機質粉体として水酸化アルミニウムをパルプと混
合抄紙した無機質シ−トがある。
は含浸したもの、あるいはセルロ−スパルプに難燃性の
有機物質や無機物質を湿式抄紙法により含有せしめたも
のが知られている。代表的なものとしては、難燃剤とし
てスルファミン酸グアニジンを紙に含浸処理した難燃紙
や、無機質粉体として水酸化アルミニウムをパルプと混
合抄紙した無機質シ−トがある。
【0004】壁紙裏打ち用基材として使用されている無
機質シ−トは、一般に米坪量が120〜130g/m2
であることに対して、難燃剤を含浸処理してなる難燃紙
は70〜80g/m2 と低米坪量のものが主として用い
られている。従って、難燃紙の場合には低米坪量の下に
強度を発現させる必要があるので、おのずから無機物質
の含有割合が制約を受ける。
機質シ−トは、一般に米坪量が120〜130g/m2
であることに対して、難燃剤を含浸処理してなる難燃紙
は70〜80g/m2 と低米坪量のものが主として用い
られている。従って、難燃紙の場合には低米坪量の下に
強度を発現させる必要があるので、おのずから無機物質
の含有割合が制約を受ける。
【0005】難燃紙は機械的強度を得るためにパルプの
叩解を行うが、機械的強度の一つである引裂強度を高く
するためには、パルプの叩解フリ−ネスを高くする必要
が生じ、機械的強度の一つである引張強さを高くするた
めには、パルプの叩解フリ−ネスを低く設定する必要が
生じる。
叩解を行うが、機械的強度の一つである引裂強度を高く
するためには、パルプの叩解フリ−ネスを高くする必要
が生じ、機械的強度の一つである引張強さを高くするた
めには、パルプの叩解フリ−ネスを低く設定する必要が
生じる。
【0006】濾水性の高いスラリ−を用いると、ワイヤ
−上に於ける水切れ性が良好となるが急速脱水による地
合の悪化や填料脱落により紙匹にピンホ−ルが発生する
等のトラブルを誘起する。一方、濾水性の低いスラリ−
を用いると、ワイヤ−上に於ける保水性が良好となる
が、抄紙速度の低下あるいはプレス工程での紙匹の砕け
トラブル等を招く。従って、難燃紙に要求される物性と
抄紙機の能力のバランスを考えてパルプの叩解フリ−ネ
スが設定される。一般的に濾水度は500〜550ml
(c.s.f.、以下同じ)位に設定されることが多い
が、特開平2−61200号公報、特開平2−2214
96号公報、特開平4−281099号公報に記載され
るが如く、殆どがその下限である500mlに設定され
る。
−上に於ける水切れ性が良好となるが急速脱水による地
合の悪化や填料脱落により紙匹にピンホ−ルが発生する
等のトラブルを誘起する。一方、濾水性の低いスラリ−
を用いると、ワイヤ−上に於ける保水性が良好となる
が、抄紙速度の低下あるいはプレス工程での紙匹の砕け
トラブル等を招く。従って、難燃紙に要求される物性と
抄紙機の能力のバランスを考えてパルプの叩解フリ−ネ
スが設定される。一般的に濾水度は500〜550ml
(c.s.f.、以下同じ)位に設定されることが多い
が、特開平2−61200号公報、特開平2−2214
96号公報、特開平4−281099号公報に記載され
るが如く、殆どがその下限である500mlに設定され
る。
【0007】このような理由から従来の難燃紙はパルプ
の叩解を進めて叩解フリ−ネスを低く設定し引張強さを
発現させる反面、引裂強度を確保すべく無機物質の配合
割合を10重量%程度に抑え、残りの有機物に対して高
価な難燃剤を21〜22重量%含浸処理している。
の叩解を進めて叩解フリ−ネスを低く設定し引張強さを
発現させる反面、引裂強度を確保すべく無機物質の配合
割合を10重量%程度に抑え、残りの有機物に対して高
価な難燃剤を21〜22重量%含浸処理している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の難燃紙は一般に、無機物質の配合割合を10重量%程
度に抑え、残りの有機物に対して高価な難燃剤を含浸処
理しているため、コストアップを招いている。かような
コストアップを避けるためには、シート中の有機物をい
かにして減少させるかという点が課題となる。この課題
を解決するためには、当然のことながらシート中の無機
物質を増量させればよいが、無機物質を増量すると、前
記した如く紙力の低下、急速脱水による地合不良、填料
の脱落による紙匹中のピンホールの増大を招く。
の難燃紙は一般に、無機物質の配合割合を10重量%程
度に抑え、残りの有機物に対して高価な難燃剤を含浸処
理しているため、コストアップを招いている。かような
コストアップを避けるためには、シート中の有機物をい
かにして減少させるかという点が課題となる。この課題
を解決するためには、当然のことながらシート中の無機
物質を増量させればよいが、無機物質を増量すると、前
記した如く紙力の低下、急速脱水による地合不良、填料
の脱落による紙匹中のピンホールの増大を招く。
【0009】そこで本発明の目的は、繊維と無機物質か
らなるシートに難燃剤を塗布または含浸せしめることに
より難燃性を付与したビニル壁紙裏打ち用難燃紙におい
て、従来の難燃紙よりも難燃化に必要とする高価な難燃
剤量を低減し、ビニル壁紙裏打ち紙のコストを低減し、
かつ紙力の低下や地合不良を改善し、紙匹中のピンホー
ルの発生を少なくすることにある。
らなるシートに難燃剤を塗布または含浸せしめることに
より難燃性を付与したビニル壁紙裏打ち用難燃紙におい
て、従来の難燃紙よりも難燃化に必要とする高価な難燃
剤量を低減し、ビニル壁紙裏打ち紙のコストを低減し、
かつ紙力の低下や地合不良を改善し、紙匹中のピンホー
ルの発生を少なくすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、繊維と無
機物質を混合抄紙したシ−トに、難燃剤を塗布または含
浸せしめてなる米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙
裏打ち用難燃紙において、難燃化に必要とする高価な難
燃剤量を低減すべく鋭意研究した結果、シ−ト中の有機
分を減少させることは当然ながら、更に繊維状の無機物
質である山皮を担持させると難燃性向上に有効であるこ
とを見い出した。
機物質を混合抄紙したシ−トに、難燃剤を塗布または含
浸せしめてなる米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙
裏打ち用難燃紙において、難燃化に必要とする高価な難
燃剤量を低減すべく鋭意研究した結果、シ−ト中の有機
分を減少させることは当然ながら、更に繊維状の無機物
質である山皮を担持させると難燃性向上に有効であるこ
とを見い出した。
【0011】すなわち本発明によるビニル壁紙裏打ち用
難燃紙は、繊維と無機物質からなるシ−トに難燃剤を塗
布または含浸せしめることにより難燃性を付与した米坪
量100g/m2 未満のビニル壁紙裏打ち用難燃紙であ
って、前記無機物質として、(1)無機質粉体を難燃紙
全重量当り20重量%以上50重量%以下、および
(2)山皮を難燃紙全重量当り2重量%以上10重量%
以下含有することを特徴とするものである。
難燃紙は、繊維と無機物質からなるシ−トに難燃剤を塗
布または含浸せしめることにより難燃性を付与した米坪
量100g/m2 未満のビニル壁紙裏打ち用難燃紙であ
って、前記無機物質として、(1)無機質粉体を難燃紙
全重量当り20重量%以上50重量%以下、および
(2)山皮を難燃紙全重量当り2重量%以上10重量%
以下含有することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の難燃紙の燃焼性を評価す
べくJIS−Z−2150に示す防炎試験に於ける難燃
紙の燃焼挙動を観察すると、燃焼炎の伝達が繊維状無機
物質である山皮の存在する場所において停止するので、
炭化長を短くすることが可能となる。特願平6−235
306号公報では繊維状無機物質としてガラス繊維を用
いているが、ガラス繊維を併用することにより燃焼炎の
伝達停止機能は認められるも、濾水性がより向上し、そ
の結果、急速脱水による地合の悪化や填料脱落によるピ
ンホ−ルの増大を招くので、パルプの叩解フリ−ネス、
紙の米坪範囲の異なる難燃紙には適用できない。
べくJIS−Z−2150に示す防炎試験に於ける難燃
紙の燃焼挙動を観察すると、燃焼炎の伝達が繊維状無機
物質である山皮の存在する場所において停止するので、
炭化長を短くすることが可能となる。特願平6−235
306号公報では繊維状無機物質としてガラス繊維を用
いているが、ガラス繊維を併用することにより燃焼炎の
伝達停止機能は認められるも、濾水性がより向上し、そ
の結果、急速脱水による地合の悪化や填料脱落によるピ
ンホ−ルの増大を招くので、パルプの叩解フリ−ネス、
紙の米坪範囲の異なる難燃紙には適用できない。
【0013】本発明では繊維状無機物質として山皮を用
いる。山皮は保水性に富み、濾水性を低下させる効果が
あるため、パルプの叩解フリ−ネスの高い、即ち濾水度
の高い原料で抄紙する場合でも地合の悪化、填料の脱落
を防止する機能が認められた。従って、山皮を併用する
ことにより防炎性能の向上と無機物質の配合割合の向上
を可能ならしむることができた。即ち、パルプ量が減り
山皮の燃焼炎伝達停止能力により必要とする防炎性能を
達成すべく配合する難燃剤量を従来より低減ならしむる
ことができた。
いる。山皮は保水性に富み、濾水性を低下させる効果が
あるため、パルプの叩解フリ−ネスの高い、即ち濾水度
の高い原料で抄紙する場合でも地合の悪化、填料の脱落
を防止する機能が認められた。従って、山皮を併用する
ことにより防炎性能の向上と無機物質の配合割合の向上
を可能ならしむることができた。即ち、パルプ量が減り
山皮の燃焼炎伝達停止能力により必要とする防炎性能を
達成すべく配合する難燃剤量を従来より低減ならしむる
ことができた。
【0014】なお、無機物質の担持量を増加すると紙力
が低下するが、紙力については引張強さは溶解性ビニロ
ンバインダ−等の紙力増強剤の併用、引裂強度について
はパルプの叩解度にて対応することができる。
が低下するが、紙力については引張強さは溶解性ビニロ
ンバインダ−等の紙力増強剤の併用、引裂強度について
はパルプの叩解度にて対応することができる。
【0015】原紙の繊維原料としては、針葉樹晒クラフ
トパルプ(NBKP)、針葉樹半晒クラフトパルプ(N
SBKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、広
葉樹半晒クラフトパルプ(LSBKP)、針葉樹晒サル
ファイトパルプ(NBSP)、広葉樹晒サルファイトパ
ルプ(LBSP)、メカニカルパルプ(MP)、サ−モ
メカニカルパルプ(TMP)その他の木材パルプ等があ
り、これら1種または2種以上のパルプを適宜選択して
用いることができる。また、ポリエステル繊維等の合成
繊維の1種または2種以上を上記の繊維原料中に配合す
ることにより、寸法安定性向上を図ってもよい。
トパルプ(NBKP)、針葉樹半晒クラフトパルプ(N
SBKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、広
葉樹半晒クラフトパルプ(LSBKP)、針葉樹晒サル
ファイトパルプ(NBSP)、広葉樹晒サルファイトパ
ルプ(LBSP)、メカニカルパルプ(MP)、サ−モ
メカニカルパルプ(TMP)その他の木材パルプ等があ
り、これら1種または2種以上のパルプを適宜選択して
用いることができる。また、ポリエステル繊維等の合成
繊維の1種または2種以上を上記の繊維原料中に配合す
ることにより、寸法安定性向上を図ってもよい。
【0016】本発明では、難燃紙全重量中に占める無機
質粉体の配合割合は20重量%以上50重量%以下とす
る。好ましくは20重量%以上40重量%以下である。
更に好ましくは20重量%以上35重量%以下である。
無機質粉体含有量が20重量%未満ではコスト低減効果
が低く、無機質粉体含有量が50重量%を超えて多く配
合すると、繊維分が少なくなるために、必要とする紙の
強度を得るために例えば高米坪品に限定する、山皮の配
合割合を限定する、あるいは難燃剤として高分子難燃剤
を塗布する等の対策を要する。使用する無機質粉体は通
常用いられている水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、タルク、クレ−、酸化チタン等
特に限定されない。
質粉体の配合割合は20重量%以上50重量%以下とす
る。好ましくは20重量%以上40重量%以下である。
更に好ましくは20重量%以上35重量%以下である。
無機質粉体含有量が20重量%未満ではコスト低減効果
が低く、無機質粉体含有量が50重量%を超えて多く配
合すると、繊維分が少なくなるために、必要とする紙の
強度を得るために例えば高米坪品に限定する、山皮の配
合割合を限定する、あるいは難燃剤として高分子難燃剤
を塗布する等の対策を要する。使用する無機質粉体は通
常用いられている水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、タルク、クレ−、酸化チタン等
特に限定されない。
【0017】本発明で配合する山皮は、難燃紙全重量中
2重量%以上10重量%以下とする。好ましくは3重量
%以上8重量%以下である。山皮の配合量が2重量%未
満では濾水性が殆ど変化しないので、無機質粉体の配合
割合を20重量%以上配合することを特徴とする本発明
の難燃紙では良好な地合、ピンホ−ルレベルを達成する
ことが困難となる。山皮を10重量%を超えて多く配合
しても、燃焼炎の伝達停止機能の向上は横這いとなる
上、山皮の保水性機能による揺変性のため、填料スラリ
−のハンドリング性が悪化する。あるいは抄紙時の濾水
性が大幅に低下する。使用する山皮には、中国産を主と
する長繊維タイプ、スペイン産を主とする短繊維タイプ
があるが、炎の伝達停止機能を重視する場合には長繊維
タイプ、保水性を重視する場合には短繊維タイプを使用
するとよい。
2重量%以上10重量%以下とする。好ましくは3重量
%以上8重量%以下である。山皮の配合量が2重量%未
満では濾水性が殆ど変化しないので、無機質粉体の配合
割合を20重量%以上配合することを特徴とする本発明
の難燃紙では良好な地合、ピンホ−ルレベルを達成する
ことが困難となる。山皮を10重量%を超えて多く配合
しても、燃焼炎の伝達停止機能の向上は横這いとなる
上、山皮の保水性機能による揺変性のため、填料スラリ
−のハンドリング性が悪化する。あるいは抄紙時の濾水
性が大幅に低下する。使用する山皮には、中国産を主と
する長繊維タイプ、スペイン産を主とする短繊維タイプ
があるが、炎の伝達停止機能を重視する場合には長繊維
タイプ、保水性を重視する場合には短繊維タイプを使用
するとよい。
【0018】本発明による米坪量100g/m2 未満の
ビニル壁紙裏打ち用難燃紙は、繊維原料と無機物質の混
合スラリ−に、歩留り助剤やバインダ−を適宜選択して
添加し、通常の湿式抄紙法によって容易に抄造すること
ができる。使用する抄紙機は円網、短網、長網、バ−チ
フォ−マ−、ロトフォ−マ−、ハイドロフォ−マ−など
のいずれでもよく、乾燥機はヤンキ−型、多筒型、スル
−型のいずれでもよい。
ビニル壁紙裏打ち用難燃紙は、繊維原料と無機物質の混
合スラリ−に、歩留り助剤やバインダ−を適宜選択して
添加し、通常の湿式抄紙法によって容易に抄造すること
ができる。使用する抄紙機は円網、短網、長網、バ−チ
フォ−マ−、ロトフォ−マ−、ハイドロフォ−マ−など
のいずれでもよく、乾燥機はヤンキ−型、多筒型、スル
−型のいずれでもよい。
【0019】歩留り助剤としては、例えばカチオン性高
分子としては、カチオン化澱粉、カチオン性ポリアクリ
ルアミド、ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン、カチオン変性グア−ガム、カチオ
ン変性ポリビニルアルコ−ル、その他のカチオン性高分
子などがあり、特に限定されない。アニオン性高分子と
しては、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、
酸化澱粉、その他のアニオン性高分子等があり、特に限
定されない。また、原紙強度を保つ目的で接着剤、例え
ば溶解性ビニロン繊維、ラテックスエマルジョン等を用
いてもよい。
分子としては、カチオン化澱粉、カチオン性ポリアクリ
ルアミド、ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン
エピクロルヒドリン、カチオン変性グア−ガム、カチオ
ン変性ポリビニルアルコ−ル、その他のカチオン性高分
子などがあり、特に限定されない。アニオン性高分子と
しては、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、
酸化澱粉、その他のアニオン性高分子等があり、特に限
定されない。また、原紙強度を保つ目的で接着剤、例え
ば溶解性ビニロン繊維、ラテックスエマルジョン等を用
いてもよい。
【0020】本発明のビニル壁紙裏打ち用難燃紙は、ビ
ニル壁紙施工時に糊が原紙の中に浸透してしまわないよ
うにするため、抄紙時に内添および/または外添サイズ
剤を添加することが好ましい。用いるサイズ剤として
は、アルキルケテンダイマ−、スチレンアクリル系、ス
チレンアミド系などの内添および/または外添サイズ剤
を適宜選択して使用することができる。
ニル壁紙施工時に糊が原紙の中に浸透してしまわないよ
うにするため、抄紙時に内添および/または外添サイズ
剤を添加することが好ましい。用いるサイズ剤として
は、アルキルケテンダイマ−、スチレンアクリル系、ス
チレンアミド系などの内添および/または外添サイズ剤
を適宜選択して使用することができる。
【0021】本発明のビニル壁紙裏打ち用難燃紙は、繊
維と無機質粉体および山皮を混合して湿式抄紙して得ら
れたシ−トに、さらにグアニジン系難燃剤を塗布または
含浸させることにより得られる。グアニジン系難燃剤と
しては例えば、スルファミン酸グアニジン、スルファミ
ン酸グアニジンメチロール化物、リン酸グアニジン、硫
酸グアニジン等を挙げることができる。難燃化処理に際
しては、通常用いられる難燃剤を通常用いられる含浸方
法、例えばサイズプレス機を用いて塗布あるいは含浸す
ればよい。
維と無機質粉体および山皮を混合して湿式抄紙して得ら
れたシ−トに、さらにグアニジン系難燃剤を塗布または
含浸させることにより得られる。グアニジン系難燃剤と
しては例えば、スルファミン酸グアニジン、スルファミ
ン酸グアニジンメチロール化物、リン酸グアニジン、硫
酸グアニジン等を挙げることができる。難燃化処理に際
しては、通常用いられる難燃剤を通常用いられる含浸方
法、例えばサイズプレス機を用いて塗布あるいは含浸す
ればよい。
【0022】
【実施例】実施例1〜4 針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)および広葉樹晒ク
ラフトパルプ(LBKP)を1:1に混合したものを離
解後、常法によりフリ−ネス550mlまで叩解したパ
ルプスラリ−を作製した。このパルプスラリ−に炭酸カ
ルシウム(「TP−121SDP」、短径0.5μm×
長径1.5μm、奥多摩工業社製)および山皮(「セピ
オレックス5」、短径0.2μm×長径5μm、龍森社
製)を投入し、十分に混合してパルプ繊維と炭酸カルシ
ウム、山皮の混合スラリ−を作製した。
ラフトパルプ(LBKP)を1:1に混合したものを離
解後、常法によりフリ−ネス550mlまで叩解したパ
ルプスラリ−を作製した。このパルプスラリ−に炭酸カ
ルシウム(「TP−121SDP」、短径0.5μm×
長径1.5μm、奥多摩工業社製)および山皮(「セピ
オレックス5」、短径0.2μm×長径5μm、龍森社
製)を投入し、十分に混合してパルプ繊維と炭酸カルシ
ウム、山皮の混合スラリ−を作製した。
【0023】この混合物に、更に有機繊維としてポリエ
ステル繊維(直径10μm、繊維長3mm、クラレ社
製)を全重量当り1%添加し、バインダー繊維として溶
解性ビニロン繊維(1.5d、繊維長3mm、クラレ社
製)を全重量当り1.0%添加した。上記繊維スラリー
に歩留り助剤としてカチオン性高分子化合物(ポリアミ
ドポリアミンエピクロルヒドリン、「エピノックス」、
ディック・ハーキュレス社製)0.6%、アニオン性高
分子化合物(ポリアクリルアミド、「パーコール17
3」、アライドコロイド社製)0.05%をそれぞれ繊
維分全重量に対して添加して紙料を調製し、フリ−ネス
を測定した後、実験室手抄きマシンを用いて坪量約60
g/m2 、密度0.6g/cm3 、難燃剤含浸後で炭酸
カルシウム配合割合が25%となるシートを作成した。
ステル繊維(直径10μm、繊維長3mm、クラレ社
製)を全重量当り1%添加し、バインダー繊維として溶
解性ビニロン繊維(1.5d、繊維長3mm、クラレ社
製)を全重量当り1.0%添加した。上記繊維スラリー
に歩留り助剤としてカチオン性高分子化合物(ポリアミ
ドポリアミンエピクロルヒドリン、「エピノックス」、
ディック・ハーキュレス社製)0.6%、アニオン性高
分子化合物(ポリアクリルアミド、「パーコール17
3」、アライドコロイド社製)0.05%をそれぞれ繊
維分全重量に対して添加して紙料を調製し、フリ−ネス
を測定した後、実験室手抄きマシンを用いて坪量約60
g/m2 、密度0.6g/cm3 、難燃剤含浸後で炭酸
カルシウム配合割合が25%となるシートを作成した。
【0024】このシ−トに難燃剤としてスルファミン酸
グアニジンを有機分に対して21%および20%含浸せ
しめた。難燃剤含浸液の組成はポリビニルアルコ−ル
(「ポバ−ル117」、クラレ社製):デンプン(「王
子エ−スA」、王子コ−ンスタ−チ社製):スルファミ
ン酸グアニジン系難燃剤(「SG−2」、大日本インキ
化学工業社製):アクリル系サイズ剤(「ハマコ−トS
900G」、ミサワセラミックケミカル社製)=6:1
0:80:4とした。
グアニジンを有機分に対して21%および20%含浸せ
しめた。難燃剤含浸液の組成はポリビニルアルコ−ル
(「ポバ−ル117」、クラレ社製):デンプン(「王
子エ−スA」、王子コ−ンスタ−チ社製):スルファミ
ン酸グアニジン系難燃剤(「SG−2」、大日本インキ
化学工業社製):アクリル系サイズ剤(「ハマコ−トS
900G」、ミサワセラミックケミカル社製)=6:1
0:80:4とした。
【0025】上記の方法により、紙全重量中に含まれる
山皮の配合割合が3%、難燃剤を対有機分21%の難燃
紙(実施例1)と山皮の配合割合が3%、難燃剤を対有
機分20%含浸せしめた難燃紙(実施例2)、および山
皮の配合割合が8%で難燃剤を対有機分21%含浸せし
めた難燃紙(実施例3)、山皮の配合割合が8%、難燃
剤を対有機分20%含浸せしめた難燃紙(実施例4)の
4種類を作製した。
山皮の配合割合が3%、難燃剤を対有機分21%の難燃
紙(実施例1)と山皮の配合割合が3%、難燃剤を対有
機分20%含浸せしめた難燃紙(実施例2)、および山
皮の配合割合が8%で難燃剤を対有機分21%含浸せし
めた難燃紙(実施例3)、山皮の配合割合が8%、難燃
剤を対有機分20%含浸せしめた難燃紙(実施例4)の
4種類を作製した。
【0026】これらの難燃紙について、ピンホ−ルレベ
ル、地合、防炎性能を評価し、さらに引張強さと引裂強
度の測定値から紙力を評価した。ピンホ−ルレベルはJ
IS−L−1004に示される綿織物試験方法の通気性
試験に準じて測定した。通気性が低いものはピンホ−ル
が少なく、通気性が高いものはピンホ−ルが多いと判断
し、通気性が5cc/cm2 /秒以下と低いものを○、
通気性が5cc/cm2 /秒を超えて高いものを×とし
た。地合は目視にて確認し、良好なものを○、不良なも
のを×で記した。防炎性能はJIS−Z−2150に示
される薄い材料の防炎性試験方法(45゜メッケルバ−
ナ−法)に準じて測定し、規定の防炎性能に合格したも
の○、規定の防炎性能に不合格であったものを×で記載
した。紙力についてはJIS−P−8113に示される
紙及び板紙の引張強さ試験方法およびJIS−P−81
16に示される紙及び板紙の引裂強度試験方法に準じて
測定し、裂断長が1.7km以上でかつ引裂強度が35
gf以上のものを○、裂断長が1.7km以上でも引裂
強度が35gf未満のものあるいは引裂強度が35gf
以上でも裂断長が1.7km未満のものは×で記載し
た。結果を表1に示す。
ル、地合、防炎性能を評価し、さらに引張強さと引裂強
度の測定値から紙力を評価した。ピンホ−ルレベルはJ
IS−L−1004に示される綿織物試験方法の通気性
試験に準じて測定した。通気性が低いものはピンホ−ル
が少なく、通気性が高いものはピンホ−ルが多いと判断
し、通気性が5cc/cm2 /秒以下と低いものを○、
通気性が5cc/cm2 /秒を超えて高いものを×とし
た。地合は目視にて確認し、良好なものを○、不良なも
のを×で記した。防炎性能はJIS−Z−2150に示
される薄い材料の防炎性試験方法(45゜メッケルバ−
ナ−法)に準じて測定し、規定の防炎性能に合格したも
の○、規定の防炎性能に不合格であったものを×で記載
した。紙力についてはJIS−P−8113に示される
紙及び板紙の引張強さ試験方法およびJIS−P−81
16に示される紙及び板紙の引裂強度試験方法に準じて
測定し、裂断長が1.7km以上でかつ引裂強度が35
gf以上のものを○、裂断長が1.7km以上でも引裂
強度が35gf未満のものあるいは引裂強度が35gf
以上でも裂断長が1.7km未満のものは×で記載し
た。結果を表1に示す。
【0027】実施例5 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を35%に
調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
【0028】実施例6 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を35%に
調整し、難燃剤の配合割合を有機分に対して20%に調
整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
調整し、難燃剤の配合割合を有機分に対して20%に調
整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
【0029】実施例7 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を35%、
山皮の配合割合を8%に調整した以外は実施例1と同様
の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレ
ベル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表1に示
す。
山皮の配合割合を8%に調整した以外は実施例1と同様
の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレ
ベル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表1に示
す。
【0030】実施例8 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を35%、
山皮の配合割合を8%に調整し、難燃剤の配合割合を有
機分に対して20%に調整した以外は実施例1と同様の
方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表1に示
す。
山皮の配合割合を8%に調整し、難燃剤の配合割合を有
機分に対して20%に調整した以外は実施例1と同様の
方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表1に示
す。
【0031】実施例9 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を40%に
調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
【0032】実施例10 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を40%に
調整し、難燃剤の配合割合を有機分に対して20%に調
整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
調整し、難燃剤の配合割合を有機分に対して20%に調
整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表1に示す。
【0033】比較例1 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を従来技術
における難燃紙のレベルの10%にし、山皮の配合割合
を0%に調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙
を作成した。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防
炎性能、紙力を評価した。その結果を表2に示す。
における難燃紙のレベルの10%にし、山皮の配合割合
を0%に調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙
を作成した。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防
炎性能、紙力を評価した。その結果を表2に示す。
【0034】比較例2 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を10%、
山皮の含有量を0%に調整し、難燃剤の配合割合を有機
分に対して20%に調整した以外は実施例1と同様の方
法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に示
す。
山皮の含有量を0%に調整し、難燃剤の配合割合を有機
分に対して20%に調整した以外は実施例1と同様の方
法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に示
す。
【0035】比較例3 紙全重量当たりの山皮の配合割合を1%に調整した以外
は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃
紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価し
た結果を表2に示す。
は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃
紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価し
た結果を表2に示す。
【0036】比較例4 紙全重量当たりの山皮の配合割合を1%に調整し、難燃
剤の配合割合を有機分に対して20%に調整した以外は
実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙
のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価した
結果を表2に示す。
剤の配合割合を有機分に対して20%に調整した以外は
実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙
のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価した
結果を表2に示す。
【0037】比較例5 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を40%、
山皮の配合割合を0%にした以外は実施例1と同様の方
法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に示
す。
山皮の配合割合を0%にした以外は実施例1と同様の方
法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に示
す。
【0038】比較例6 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を40%、
山皮の配合割合を0%に調整し、難燃剤の配合割合を有
機分に対して20%に調整した以外は実施例1と同様の
方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に示
す。
山皮の配合割合を0%に調整し、難燃剤の配合割合を有
機分に対して20%に調整した以外は実施例1と同様の
方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホールレベ
ル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に示
す。
【0039】比較例7 紙全重量当たりに配合する繊維状無機物質として山皮の
替わりにガラス繊維を3%に調整した以外は実施例1と
同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホー
ルレベル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2
に示す。
替わりにガラス繊維を3%に調整した以外は実施例1と
同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホー
ルレベル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2
に示す。
【0040】比較例8 紙全重量当たりに配合する繊維状無機物質として山皮の
替わりにガラス繊維を3%に調整し、難燃剤の配合割合
を有機分に対して20%に調整した以外は実施例1と同
様の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホール
レベル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に
示す。
替わりにガラス繊維を3%に調整し、難燃剤の配合割合
を有機分に対して20%に調整した以外は実施例1と同
様の方法で難燃紙を作成した。この難燃紙のピンホール
レベル、地合、防炎性能、紙力を評価した結果を表2に
示す。
【0041】比較例9 パルプの叩解フリ−ネスを従来用いられている500m
lに設定し、紙全重量当たり山皮を0%に調整した以外
は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃
紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価し
た結果を表2に示す。
lに設定し、紙全重量当たり山皮を0%に調整した以外
は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難燃
紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価し
た結果を表2に示す。
【0042】比較例10 紙全重量当たりの炭酸カルシウムの配合割合を55%に
調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表2に示す。
調整した以外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成し
た。この難燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、
紙力を評価した結果を表2に示す。
【0043】比較例11 紙全重量当たりの山皮の配合割合を12%に調整した以
外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難
燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価
した結果を表2に示す。
外は実施例1と同様の方法で難燃紙を作成した。この難
燃紙のピンホールレベル、地合、防炎性能、紙力を評価
した結果を表2に示す。
【0044】 。
【0045】 。
【0046】表1からわかるように、実施例1〜10に
みられる如く、難燃剤配合率が従来技術レベルである対
有機分21%であっても、無機物質配合率が高いため紙
中の難燃剤含有率は12.5%以下のレベルに留まる。
それでも防炎性は3級合格を達成でき、山皮の配合率を
高めれば2級も合格する。
みられる如く、難燃剤配合率が従来技術レベルである対
有機分21%であっても、無機物質配合率が高いため紙
中の難燃剤含有率は12.5%以下のレベルに留まる。
それでも防炎性は3級合格を達成でき、山皮の配合率を
高めれば2級も合格する。
【0047】一方、比較例1、2にみられる如く、従来
技術レベルの無機物質配合率では防炎性を発現するため
に要する難燃剤配合率は対紙15.6%以上であるの
で、ビニル壁紙裏打ち用難燃紙に要求される防炎3級以
上に合格するために要する難燃剤量は、実施例1〜10
に示すものと比較して2割以上多く配合する必要が生じ
る。
技術レベルの無機物質配合率では防炎性を発現するため
に要する難燃剤配合率は対紙15.6%以上であるの
で、ビニル壁紙裏打ち用難燃紙に要求される防炎3級以
上に合格するために要する難燃剤量は、実施例1〜10
に示すものと比較して2割以上多く配合する必要が生じ
る。
【0048】比較例3、4では無機質粉体配合量を適性
範囲に設定し、山皮を1%配合しているが、比較例1、
2に示す従来レベルのものよりは無機質粉体配合量が高
いので難燃剤配合量を低減することができるも、この山
皮配合レベルでは顕著な防炎性向上効果が認められな
い。
範囲に設定し、山皮を1%配合しているが、比較例1、
2に示す従来レベルのものよりは無機質粉体配合量が高
いので難燃剤配合量を低減することができるも、この山
皮配合レベルでは顕著な防炎性向上効果が認められな
い。
【0049】比較例5、6の様に無機分配合率を高く設
定しても、山皮を配合していないものは、濾水性が高く
なり、ピンホ−ルレベル、地合レベルの悪化を招く。
定しても、山皮を配合していないものは、濾水性が高く
なり、ピンホ−ルレベル、地合レベルの悪化を招く。
【0050】比較例7、8では山皮の代わりにガラス繊
維を併用しているが、ガラス繊維併用にて防炎性向上効
果は認められるも、濾水性が改善されないためピンホ−
ルレベル、地合レベルが悪い。
維を併用しているが、ガラス繊維併用にて防炎性向上効
果は認められるも、濾水性が改善されないためピンホ−
ルレベル、地合レベルが悪い。
【0051】比較例9の様に、無機質粉体の配合量を適
正量にして、山皮を配合せずに保水性をもたせるべくパ
ルプ繊維を従来と同レベルの叩解フリ−ネスに設定した
場合は、ピンホ−ルおよび地合レベルは良好なものとな
るが、紙力が低下し実用的でない。
正量にして、山皮を配合せずに保水性をもたせるべくパ
ルプ繊維を従来と同レベルの叩解フリ−ネスに設定した
場合は、ピンホ−ルおよび地合レベルは良好なものとな
るが、紙力が低下し実用的でない。
【0052】比較例10のように無機質粉体の配合量を
適性範囲を超えて多くすると、山皮を併用してもピンホ
ールおよび地合の改善効果が低く、また紙力が低過ぎて
壁紙加工困難となり実用的でない。
適性範囲を超えて多くすると、山皮を併用してもピンホ
ールおよび地合の改善効果が低く、また紙力が低過ぎて
壁紙加工困難となり実用的でない。
【0053】比較例11のように山皮を適性範囲を超え
て配合した場合には、ピンホールおよび地合レベルが向
上し、難燃剤配合量の更なる低減が可能となるが、山皮
の保水性効果のため抄紙時のハンドリング性が悪化す
る。
て配合した場合には、ピンホールおよび地合レベルが向
上し、難燃剤配合量の更なる低減が可能となるが、山皮
の保水性効果のため抄紙時のハンドリング性が悪化す
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したところからわかるように本
発明によれば、繊維と無機物質からなるシ−トにグアニ
ジン系難燃剤を塗布または含浸せしめることにより難燃
性を付与した米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙裏
打ち用難燃紙において、該無機物質として無機質粉体を
20重量%以上50重量%以下、山皮を2重量%以上1
0重量%以下含有することにより、ピンホ−ルが少なく
地合も良好な上に、少量の難燃剤量で防炎効果のあるビ
ニル壁紙裏打ち用難燃紙を提供することが出来る。
発明によれば、繊維と無機物質からなるシ−トにグアニ
ジン系難燃剤を塗布または含浸せしめることにより難燃
性を付与した米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙裏
打ち用難燃紙において、該無機物質として無機質粉体を
20重量%以上50重量%以下、山皮を2重量%以上1
0重量%以下含有することにより、ピンホ−ルが少なく
地合も良好な上に、少量の難燃剤量で防炎効果のあるビ
ニル壁紙裏打ち用難燃紙を提供することが出来る。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 美奈 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内 (72)発明者 椛山 佳明 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内 (72)発明者 山地 安之 東京都西多摩郡日の出町平井字欠下2番1 号 日鉄鉱業株式会社内 (72)発明者 吉田 健彦 東京都西多摩郡日の出町平井字欠下2番1 号 日鉄鉱業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維と無機物質からなるシ−トにグアニ
ジン系難燃剤を塗布または含浸せしめることにより難燃
性を付与した米坪量100g/m2 未満のビニル壁紙裏
打ち用難燃紙において、該無機物質として、(1)無機
質粉体を難燃紙全重量当り20重量%以上50重量%以
下、および(2)山皮を難燃紙全重量当り2重量%以上
10重量%以下、含有することを特徴とするビニル壁紙
裏打ち用難燃紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19966995A JPH0949199A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ビニル壁紙裏打ち用難燃紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19966995A JPH0949199A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ビニル壁紙裏打ち用難燃紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0949199A true JPH0949199A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16411659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19966995A Pending JPH0949199A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ビニル壁紙裏打ち用難燃紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0949199A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007270368A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 不燃シート又は不燃成形体 |
| JP2011208311A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Oji Paper Co Ltd | 化粧板用紙 |
| CN113944067A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-18 | 江西广源化工有限责任公司 | 一种低烟无卤阻燃纸及其制备方法 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19966995A patent/JPH0949199A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007270368A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Hokuetsu Paper Mills Ltd | 不燃シート又は不燃成形体 |
| JP2011208311A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Oji Paper Co Ltd | 化粧板用紙 |
| CN113944067A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-01-18 | 江西广源化工有限责任公司 | 一种低烟无卤阻燃纸及其制备方法 |
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