JPH0949531A - 粘性抵抗発生機構 - Google Patents

粘性抵抗発生機構

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JPH0949531A
JPH0949531A JP7202059A JP20205995A JPH0949531A JP H0949531 A JPH0949531 A JP H0949531A JP 7202059 A JP7202059 A JP 7202059A JP 20205995 A JP20205995 A JP 20205995A JP H0949531 A JPH0949531 A JP H0949531A
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box
viscous resistance
flywheel
shaped slider
slider
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JP7202059A
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Tsunezo Yamamoto
恒三 山本
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Original Assignee
Exedy Corp
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/16Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material
    • F16F15/161Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using a fluid or pasty material characterised by the fluid damping devices, e.g. passages, orifices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘性抵抗発生機構において捩じり角度の変化
に応じて所望の特性を得られる状態を維持しつつ、部品
点数を減らす。 【解決手段】 粘性抵抗発生機構9は、第1フライホイ
ール4と箱型スライダ30とドリブンプレート6とを備
えている。第1フライホイール4は径方向内側が開いた
円弧状流体充填室40を有している。箱型スライダ30
は、円弧状流体充填室40内に円周方向に移動自在に配
置され、流体充填室40の内壁との間に隙間S1 を確保
し、径方向内側に円弧状に延びる開口が形成されてい
る。ドリブンプレート6は、前記開口から箱型スライダ
30内に円周方向移動自在に挿入され箱型スライダ30
の内壁との間にチョークCを確保する係合突起6cを有
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘性抵抗発生機
構、特に、捩じり振動が入力されると粘性抵抗を発生す
るための粘性抵抗発生機構に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車のエンジン及びトランス
ミッションから構成される動力伝達系において、動力の
入力側と出力側との間の捩じり振動を吸収するために、
クラッチ装置のフライホイールを分割して間に捩じり振
動減衰装置を設けたフライホイール組立体が用いられて
いる。フライホイール組立体は、収容スペースを有しエ
ンジン側に連結される第1フライホイールと、これと同
心に配置されクラッチ側に連結される第2フライホイー
ルと、第1フライホイール側の収容スペース内に設けら
れた捩じり振動減衰装置とから構成される。捩じり振動
減衰装置は、第1フライホイールと第2フライホイール
とを円周方向に連結する弾性部材と、流体を収容する流
体充填室を備えた粘性抵抗発生機構とから構成される。
【0003】粘性抵抗発生機構は、第1フライホイール
に固定された環状のハウジングを有している。このハウ
ジング内には、円周方向に分割された複数の流体充填室
がある。この流体充填室内には、ドリブンプレートの外
周縁が内周側から挿入されている。さらに、ドリブンプ
レートの外周には流体充填室内に延びる突起が形成され
ている。この流体充填室内においては、箱型のスライダ
が配置されている。箱型のスライダは径方向内側が開口
しており、ドリブンプレートの突起が内部に挿入されて
いる。このような状態でスライダはドリブンプレートの
突起に対して円周方向に所定角度相対移動可能である。
【0004】第1フライホイールとドリブンプレートと
の相対角度の小さな範囲ではスライダは第1フライホイ
ールと一体回転し、このときドリブンプレートの突起と
スライダとの間の第1チョークを流体が流れ小さな粘性
抵抗が生じる。相対捩じり角度が大きくなるとスライダ
はドリブンプレートの突起と当接し以後はドリブンプレ
ートと一体回転する。この結果、ハウジングの突起とド
リブンプレートとの間の第2チョークに流体が流れ大き
な粘性抵抗が生じる。相対捩じり角度がある角度以上大
きくなった状態で微少振動が入力されると、スライダが
ドリブンプレートの突起から離れて突起に対して相対回
転することにより、小さな粘性抵抗が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のフライホイ
ール組立体における粘性抵抗発生機構では、大きな粘性
抵抗を発生させる場所をシールするためには、環状のハ
ウジング部材を組み立てて形成する必要がある。そのた
め、部品点数が多い。本発明の目的は、粘性抵抗発生機
構において捩じり角度の変化に応じて所望の特性を得ら
れる状態を維持しつつ、部品点数を減らすことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の粘性抵
抗発生機構は捩じり振動が入力されると粘性抵抗を発生
するための機構であり、第1回転部材と箱型スライダと
第2回転部材とを備えている。第1回転部材は径方向内
側が開いた円弧状流体充填室を有する。箱型スライダは
流体充填室内に円周方向に移動自在に配置され、流体充
填室の内壁との間に第1隙間を確保し、径方向内側に円
弧状に延びる開口が形成されている。第2回転部材は、
開口からスライダ内に円周方向に移動自在に挿入され箱
型スライダの内壁との間に第1隙間より狭い第2隙間を
確保する挿入部を有している。第2回転部材は、第1回
転部材と所定角度範囲内で相対回転自在に配置されてい
る。
【0007】たとえば第1回転部材に捩じり振動が入力
されると、第1回転部材と第2回転部材は周期的な相対
回転を行う。このとき捩じり角度とトルクとの関係にお
いて発生するヒステリシスにより捩じり振動が減衰され
る。捩じり角度の小さな範囲では箱型スライダは第2回
転部材と一体回転し、第1回転部材に対して相対回転す
る。このとき、第1隙間を流体が流れ小さな粘性抵抗が
生じる。捩じり角度がさらに大きくなると、箱型スライ
ダが流体充填室の壁に当接し、次に第2回転部材と箱型
スライダとが相対回転する。このとき第2隙間を流体が
流れ大きな粘性抵抗が生じる。
【0008】第1回転部材と第2回転部材との相対捩じ
り角度がある程度大きくなった状態で微少捩じり振動が
入力されると、第2回転部材の挿入部が箱型スライダを
連れて第1回転部材に相対回転する。その結果、第1隙
間に流体が流れ、小さな粘性抵抗が生じる。この粘性抵
抗発生機構では、大きな粘性抵抗を発生するための隙間
が箱型スライダの内部に確保されているため、従来のよ
うに弧状流体充填室全体を覆うようなハウジングは必要
とされない。すなわち、部品点数が減る。
【0009】請求項2に記載の粘性抵抗発生機構では、
箱型スライダは、第2回転部材に嵌合し箱型スライダ内
をシールするシール部を有している。このように、箱型
スライダ自らが第2回転部材に嵌合し大きな粘性抵抗が
生じる空間をシールしているため、部品点数が減る。請
求項3に記載の粘性抵抗発生機構では、第2回転部材は
円板状プレートであり、その両面には円周方向に延びる
溝が形成されている。また、箱型スライダのシール部は
両溝に円周方向に移動自在に嵌合する1対の突起からな
る。箱型スライダは内部をシールしながら第2回転部材
に対して相対回転可能である。
【0010】請求項4に記載の粘性抵抗発生機構では、
箱型スライダは軸方向に分割可能な1対の部材を固定し
てなる。箱型スライダは、第2回転部材の両軸方向から
1対の部材が接近し、1対の突起が溝内に嵌合するよう
にしながら互いに固定される。請求項5に記載の粘性抵
抗発生機構では、第1隙間は、箱型スライダの外周面及
び両側面と流体充填室の内壁との間に形成される。ここ
では、箱型スライダの両側面と流体充填室の内壁との間
にも第1隙間が確保されているため、微少捩じり振動の
際にはより小さな粘性抵抗が生じる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態が採
用されたフライホイール組立体1を示している。このフ
ライホイール組立体1は、エンジン側(図1の左側)に
配置されたエンジンからトランスミッション側(図1の
右側)に配置されたトランスミッションにトルクを伝達
するための装置である。
【0012】フライホイール組立体1は、主に、第1フ
ライホイール4と、第2フライホイール5と、ドリブン
プレート6と、複数のコイルスプリング7と、粘性抵抗
発生機構9とを備えている。第1フライホイール4はエ
ンジンのクランクシャフトの端部にボルト13によって
固定される。また、第2フライホイール5はトランスミ
ッション側の側面に摩擦面を有しており、摩擦面側に図
示しないクラッチディスク組立体及びクラッチカバー組
立体が設けられる。
【0013】第1フライホイール4は概ね円板状の部材
であり、中心部においてトランスミッション側に突出す
る内周側筒状部4aを有している。また、第1フライホ
イール4の外周側にはトランスミッション側に延びるリ
ム部4eが形成されている。内周側筒状部4aとリム部
4eとの間には環状凹部が形成され、この凹部内にドリ
ブンプレート6,コイルスプリング7及び粘性抵抗発生
機構9等が収容される。内周側筒状部4aの外周には転
がり軸受20が装着されている。転がり軸受20は両側
方にシール部材が装着された潤滑剤密封型である。転が
り軸受20は、インナーレースのエンジン側が第1フラ
イホイール4に当接し、トランスミッション側が第1フ
ライホイール4に固定された固定用プレート21に当接
している。第1フライホイール4の外周部にはリングギ
ア14が固定されている。
【0014】第2フライホイール5は概ね円板状の部材
であり、内周側にエンジン側に延びる内周側筒状部5a
が形成されている。内周側筒状部5aは内周部が転がり
軸受20により支持されている。転がり軸受20のアウ
ターレースは、エンジン側端面が内周側筒状部5aに形
成されたフランジ部5dに当接し、トランスミッション
側端面が第2フライホイール5に固定されたスナップリ
ング50に当接している。また、第2フライホイール5
の内周部には、第1フライホイール4側とトランスミッ
ション側とを連通する孔5cが形成されている。
【0015】シールプレート10は円板状の部材であ
り、外周部が複数のボルト15により第1フライホイー
ル4のストッパー部4c(後述)に固定されている。シ
ールプレート10の内周部は第2フライホイール5の内
周側筒状部5aの外周付近まで延びている。このシール
プレート10と第1フライホイール4と第2フライホイ
ール5の内周側筒状部5aとにより形成される空間内に
は粘性流体が充填されている。リム部4eとシールプレ
ート10の外周部との間にはシール部材16が配置さ
れ、シールプレート10の内周部と第2フライホイール
5の内周側筒状部5aの外周部との間にはシール部材1
7が配置されている。
【0016】ドリブンプレート6は、円板状に形成され
た鋳造部材であり、第1フライホイール4とシールプレ
ート10との間に配置されている。ドリブンプレート6
の内周部には波型の係合歯部6bが形成されており、係
合歯部6bは第2フライホイール5の内周側筒状部5a
に形成された係合歯部5bに係合している(図3)。こ
れにより、ドリブンプレート6は第2フライホイール5
と一体回転する。ドリブンプレート6には、径方向中間
部に複数の窓孔6aが形成されている。窓孔6aは円周
方向に延びており、この窓孔6a内にコイルスプリング
7が収容される。コイルスプリング7はスプリングシー
ト25を介して窓孔6aの円周方向両端面に当接してい
る。スプリングシート25は内周側端部のみが窓孔6a
の円周方向両端面に当接している。すなわち、コイルス
プリング7は偏当たり状態で窓孔6a内に配置されてい
る。またコイルスプリング7のスプリングシート25
は、第1フライホイール4及びシールプレート10に形
成された突部(図示せず)に当接している。
【0017】ドリブンプレート6の外周部両面には、環
状溝6dが形成されている。また、ドリブンプレート6
の外周面には径方向外方に延びる複数の係合突起6cが
形成されている。次に、粘性抵抗発生機構9について説
明する。第1フライホイール4のリム部4eの内周側に
は、径方向内側に突出する複数のストッパー部4cが形
成されている。このストッパー部4c同士の間に円弧状
流体充填室40が形成されている。なお、ストッパー部
4cとドリブンプレート6の外周面との間には隙間S1
が形成されている。円弧状流体充填室40内には、図4
に示すような箱型スライダ30が配置されている。箱型
スライダ30は1対の部材30A,30Bを軸方向から
当接させてなる部材である。この実施形態では両部材3
0A,30Bは互いに固定されていないが、第1フライ
ホイール4とシールプレート10との間に挟まれ互いに
密着している。箱型スライダ30の内周側には、円周方
向に延びる1対の係合突起30aが形成されている。係
合突起30aは、ドリブンプレート6に形成された環状
溝6d内に挿入されている。このようにして、箱型スラ
イダ30はドリブンプレート6の外周に嵌合して自らの
内部をシールしている。また、この状態ではドリブンプ
レート6の外周部が箱型スライダ30内に挿入され、ま
た係合突起6cが箱型スライダ30内に配置されてい
る。
【0018】図3に示すように、円弧状流体充填室40
は、箱型スライダ30により第1分室40aと第2分室
40bとに分割されている。第1分室40aと第2分室
40bとは箱型スライダ30の外周壁と第1フライホイ
ール4のリム部4eの内周面との間の大きな隙間S1 に
よって連通している。また、隣接する弧状流体充填室4
0間は、図1から明らかなように、ストッパー部4cの
内周面とドリブンプレート6の外周面との間及びドリブ
ンプレート6の外周部両側面と第1フライホイール4及
びシールプレート10の間の大きな隙間S2 によって連
通している。
【0019】箱型スライダ30内はドリブンプレート6
の係合突起6cによって第3分室41aと第4分室41
bとに分割されている。第3分室41aと第4分室41
bとは、図2に示すように、係合突起6cの外周面及び
両側面と箱型スライダ30の内側面との間の小さな隙間
すなわちチョークCによって連通可能である。次に上述
の実施形態の動作について説明する。
【0020】エンジン側のクランクシャフトから第1フ
ライホイール4にトルクが入力されると、第1フライホ
イール4及びシールプレート10からコイルスプリング
7及びドリブンプレート6を介して第2フライホイール
5にトルクが出力される。このとき、エンジン側から捩
じり振動が伝わると、第1フライホイール4と第2フラ
イホイール5とが周期的に相対回転を行う。このとき、
コイルスプリング7が圧縮された状態で伸縮を繰り返
し、粘性抵抗発生機構9により粘性抵抗が生じること
で、捩じり角度と捩じりトルクとの関係においてヒステ
リシスが発生する。
【0021】アイドル停車時や加減速を含む走行時のよ
うに第1フライホイールと第2フライホイール5との変
動捩じり角度が小さな範囲で捩じり振動する場合には、
箱型スライダ30はドリブンプレート6と一体回転し、
第1フライホイール4及びシールプレート10に相対回
転する。このとき、第1分室40aと第2分室40bと
の間では箱型スライダ30の外周面とリム部4eの内周
面との間の大きな隙間S1 を流れる。また、圧縮される
側の分室からはドリブンプレート6の外周面及び両側面
と第1フライホイール4及びシールプレート10との隙
間S2 間を通って隣の円弧状流体充填室40内に流れ込
む。ここでは、流体が通過する隙間の流路断面積はどの
場所でも大きいために、発生する粘性抵抗は小さい。特
に、この粘性抵抗は最小限度であることが好ましい。こ
のようにして、捩じり角度の小さな範囲では、低ヒステ
リシストルク(小さい粘性抵抗)の特性が得られる。
【0022】アクセル操作時の低周波振動や、その他の
過大な振動が入力されると、第1フライホイール4とド
リブンプレート6との相対捩じり角度が大きくなる。す
なわち、箱型スライダ30の円周方向端部が第1フライ
ホイール4のストッパー部4cに当接し、次に係合突起
6cと箱型スライダ30との間で相対回転が生じる。こ
のとき、第3分室41a及び第4分室41b間で一方か
ら他方に粘性流体がチョークCを通過して流れる。これ
により大きな粘性抵抗が生じる。このようにして高ヒス
テリシストルク(大きい粘性抵抗)の特性により大きな
捩じり角度を有する振動を減衰する。
【0023】第1フライホイール4とドリブンプレート
6とが一定角度捩じれた状態でたとえばエンジン燃焼変
動による微少振動が伝達されたとする。すると、箱型ス
ライダ30はドリブンプレート6と一体回転し、このと
きには小さな粘性抵抗しか発生しない。このようにして
低ヒステリシストルクの特性により燃焼変動時の微少捩
じり振動を効果的に減衰できる。
【0024】この粘性抵抗発生機構9では、大きな粘性
抵抗を発生するためのチョークC隙間が箱型スライダ3
0の内部に確保されているため、従来のように弧状流体
充填室全体を覆うようなハウジングは必要とされない。
ハウジングを省略できるので部品点数が減っている。ま
た、構造が簡単になっている。さらに、箱型スライダ3
0は、その係合突起30aがドリブンプレート6の環状
溝6dに挿入されその内部をシールしている。そのた
め、別個のシール部材を設ける必要がなく、部品点数が
増えない。 〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、箱型スライダ30を構成する
両部材30A,30Bは互いに固定されておらず第1フ
ライホイール4とシールプレート10とに挟まれて全体
が密着している。この両部材30A,30Bを互いに固
定すると、図5に示すように、箱型スライダ30の両側
面と第1フライホイール4及びシールプレート10との
間に大きな隙間S3 を確保できる。これにより、捩じり
特性の1段目において発生する粘性抵抗をさらに小さく
できる。これにより、微少捩じり振動の減衰に効果が向
上する。
【0025】両部材30A及び30Bの固定方法は特に
限定されない。嵌め込み式であってもよいし、ボルトで
固定されてもよい。 (b)本発明に係る粘性抵抗発生機構は、前記実施形態
のフライホイール組立体に限定されない。トルクコンバ
ータ・ロックアップクラッチ、クラッチディスク組立体
等の他のダンパー機構にも採用可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る粘性抵抗発生機構では、大
きな粘性抵抗を発生するための隙間が箱型スライダの内
部に確保されているため、従来のように弧状流体充填室
全体を覆うようなハウジングは必要とされない。すなわ
ち、部品点数が減る。箱型スライダが第2回転部材に嵌
合し箱型スライダ内をシールするシール部を有している
と、部品点数が減る。
【0027】第1隙間が箱型スライダの外周面及び両側
面と流体充填室の内壁との間に形成されると、微少捩じ
り振動の際にはより小さな粘性抵抗が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用されたフライホイー
ル組立体の縦断面概略図。
【図2】図1における粘性抵抗発生機構の拡大断面図。
【図3】フライホイール組立体の部分平面図。
【図4】箱型スライダとドリブンプレートとの係合状態
を示す斜視図。
【図5】他の実施態様における図2に相当する図。
【符号の説明】
1 フライホイール組立体 4 第1フライホイール 5 第2フライホイール 6 ドリブンプレート 9 粘性抵抗発生機構 40 円弧状流体充填室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】捩じり振動が入力されると粘性抵抗を発生
    するための粘性抵抗発生機構であって、 径方向内側が開いた円弧状流体充填室を有する第1回転
    部材と、 前記流体充填室内に円周方向に移動自在に配置され、前
    記流体充填室の内壁との間に第1隙間を確保し、径方向
    内側に円弧状に延びる開口が形成された箱型スライダ
    と、 前記開口から前記スライダ内に円周方向に移動自在に挿
    入され前記箱型スライダの内壁との間に前記第1隙間よ
    り狭い第2隙間を確保する挿入部を有し、前記第1回転
    部材と所定角度範囲内で相対回転自在に配置された第2
    回転部材と、を備えた粘性抵抗発生機構。
  2. 【請求項2】前記箱型スライダは、前記第2回転部材に
    嵌合し前記箱型スライダ内をシールするシール部を有し
    ている、請求項1に記載の粘性抵抗発生機構。
  3. 【請求項3】前記第2回転部材は円板状プレートであ
    り、その両面には円周方向に延びる溝が形成されてお
    り、 前記箱型スライダのシール部は、前記両溝に円周方向に
    移動自在に嵌合する一対の突起からなる、請求項2に記
    載の粘性抵抗発生機構。
  4. 【請求項4】前記箱型スライダは、軸方向に分割可能な
    一対の部材を固定してなる、請求項3に記載の粘性抵抗
    発生機構。
  5. 【請求項5】前記第1隙間は、前記箱型スライダの外周
    面及び両側面と前記流体充填室の内壁との間に形成され
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の粘性抵抗発生機
    構。
JP7202059A 1995-08-08 1995-08-08 粘性抵抗発生機構 Pending JPH0949531A (ja)

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