JPH0949868A - 電池切れ検出装置、これを有する電源回路およびこの電源回路を有する携帯用機器 - Google Patents

電池切れ検出装置、これを有する電源回路およびこの電源回路を有する携帯用機器

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JPH0949868A
JPH0949868A JP8156123A JP15612396A JPH0949868A JP H0949868 A JPH0949868 A JP H0949868A JP 8156123 A JP8156123 A JP 8156123A JP 15612396 A JP15612396 A JP 15612396A JP H0949868 A JPH0949868 A JP H0949868A
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voltage
battery
circuit
power supply
constant voltage
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JP8156123A
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Kazu Isahai
和 砂盃
Yoshiaki Suenaga
良明 末永
Hiroyuki Maeda
浩之 前田
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電池の使用限界に近い範囲までその使用範囲を
拡大して電池切れを検出することができるような電池切
れ検出装置を提供することにある。 【解決手段】この発明は、電池の使用限界電圧まで一定
電圧を発生する定電圧発生回路と、動作電力を電池の電
力消耗に応じて低下する電力供給ラインから受けて前記
定電圧発生回路からの定電圧をA/D変換するA/D変
換回路と、このA/D変換回路から得られるA/D変換
値を受けて前記一定電圧を変換したデジタルデータ値が
所定値以上変動したときに電池切れとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電池切れ検出装
置、これを有する電源回路およびこの電源回路を有する
携帯用機器に関し、詳しくは、乾電池1本乃至数本で駆
動されるポータブル磁気テーププレーヤや、ポータブル
CDプレーヤなどの携帯用音響機器、カメラなどの電池
駆動の携帯用機器の電源回路において、電池の使用限界
まで電池の使用範囲を拡大することができるような電池
切れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘッドホーンステレオやDCC、
DATなどのポータブル磁気テーププレーヤ、MD、C
Dなどのポータブルディスクプレーヤは、乾電池で駆動
され、その本数は、1本から2本程度である。したがっ
て、この種の装置に内蔵されるオーディオ回路の電源電
圧は、1.2Vあるいは2.4V程度でしかない。ま
た、コンパクトカメラなどでは、測光や自動焦点合わせ
装置あるいはこれを駆動するモータなどが電池の電力で
駆動される。このような電池駆動の装置にあっては、通
常、マイクロコントローラとLCD表示装置(LCD)
等が内蔵されている。そして、電池の電圧を検出して、
これにより電池の電力が所定値以下であることの判定を
行い、電池交換時期あるいは電池が終了(エンド)に近
い旨、あるいはまた電池切れメッセージなどをLCDに
より表示する。そして電池切れのときには電力供給を遮
断している。なお、この明細書で電池切れとは、装置の
電源電圧が所定値以下になったために、電源を遮断して
装置の動作を停止させて電池交換してから装置を使用す
るような状態に至ったことを意味する。
【0003】図5は、従来のこの種の装置の電池切れ検
出装置を有する電源回路を中心としたブロック図であ
る。1は、電池であって、電池1からの電力は、一次側
入力である電力入力ライン2を経て3端子レギュレータ
3(以下レギュレータ3)に送出され、ここで定電圧に
制御された電力が二次側出力として電源ライン4(Vc
c)に送出される。電源ライン4には、通常、制御用
の、いわゆるマイコンと呼ばれるコントロール回路5と
オーディオ信号増幅回路等の信号処理回路6とがそれぞ
れ負荷として接続されている。そして、電池1が接続さ
れている電力入力ライン2とグランドGND間には、電
池1の電圧を検出するために電圧検出回路7として抵抗
R1と抵抗R2との分圧回路が設けられ、電圧検出回路7
による分圧電圧を検出電して、コントロール回路5がこ
の検出電圧を受ける。なお、8は、電池切れや装置の動
作状態を表示するLCD(液晶表示装置)である。
【0004】コントロール回路5は、通常、レギュレー
タ3の出力が一定であることに着目して、この出力(そ
の分圧電圧)を基準として基準電圧比較回路を多数並列
に有する電圧比較形のA/D変換回路(A/D)5aに
より前記の検出電圧をA/D変換する。これは、例え
ば、4ビットのデジタル値を2回発生して8ビットのデ
ジタル値に検出電圧を変換し、このデジタル値をコント
ロール回路5がその内部で受けて所定の基準値と比較す
ることで電池交換する時期か、あるいは電池がエンドに
近いか否かを判定し、その旨のメッセージをLCD8に
表示する。また、さらに電池切れと判定したときには、
電池切れの処理(電池切れの表示の後に電力の遮断)が
行われる。ここでは、電圧検出回路7は、電池に並列に
設けられている。そのため、常時電流が流れ、電力を消
費するので、実際には、電力消費を低減するためにこの
回路にスイッチ回路等が直列に挿入されて定期的に電圧
検出回路7を動作状態させる制御が行われるのが、一般
的であるが、そのような制御回路はここでは省略してあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は、この場合の電
池交換あるいは電池がエンドに近い旨の警告メッセージ
表示から電池切れ表示または電力遮断を行うまでの電池
2本の場合の出力電圧との関係をグラフとして示したも
のである。電池切れ表示あるいは電源断の処理を行う時
点は、通常、基準となるレギュレータ3の出力が一定値
を維持する限界点Lに設定される。なお、図中、グラフ
Aは、電池の電圧を示す。グラフBはレギュレータ3の
出力電圧、Cは、A/D5aによりデジタル置に変換さ
れた後の検出電圧である。そして、AR(アラーム)と
して示す電圧値V1が前記の基準値であって、電池交換
あるいは電池がエンドに近い旨の警告をメッセージ表示
する開始時点であり、点Eが電池切れの処理をする基準
電圧値V2である。図6に示すように、電池交換時期あ
るいは電池がエンドに近い旨の警告期間Tの終了時点、
すなわち、電源を断にして装置の動作を停止させる時点
Eは、レギュレータ3の出力電圧が一定でなくなる限界
点Lあるいはその直前に設定されている。その理由は、
この出力電圧が一定値から低下すると、A/D変換の基
準値が変化するためにA/D変換値に信頼性がなくなる
からである。そして、前記のポイントEを越えた時点
で、通常、装置の動作を停止させる処理がコントロール
回路5によりなされる。
【0006】しかし、実際に使用できる電池の寿命は、
さらに長い。前記の電池切れ検出装置では、レギュレー
タの出力をA/D変換の基準電圧に利用しているので、
これが一定に保持された範囲で電圧を検出する。したが
って、電池使用の限界側に検出点が設定できない。その
結果、逆にこの種の電池切れ検出装置では、本来の電池
切れに至るかなり手前で、電池交換時期あるいは電池が
エンドに近い旨の警告を発生する。これにより電池交換
がなされるので電池が本来の電池切れからみて無駄使い
になる傾向にある。この発明の目的は、このような従来
技術の問題点を解決するものであって、電池の使用限界
に近い範囲までその使用範囲を拡大して電池切れを検出
することができるような電池切れ検出装置を提供するこ
とにある。この発明の他の目的は、電池の使用限界に近
い範囲までその電力を使用することができる電源回路を
提供することにある。さらに、この発明の他の目的は、
電池の使用限界に近い範囲までその電力を使用すること
ができる携帯用機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の電池切れ検出装置、電源回路あるい
は携帯用機器の特徴は、電池の電力消耗に応じて電池切
れを検出する電池切れ検出装置において、前記電池の使
用限界電圧まで一定電圧を発生する定電圧発生回路と、
前記電力消耗に応じて低下する電力供給ラインから動作
電力を受けて前記定電圧発生回路からの定電圧をA/D
変換するA/Dと、このA/Dから得られるA/D変換
値を受けて前記一定電圧を変換したデジタルデータ値が
所定値以上変動したときに電池切れとするものである。
具体的には、電池の使用限界電圧まで所定の定電圧を入
力信号として受け、前記レギュレータ回路の出力電圧を
基準電圧(A/D内部の1LSBあたりの電圧を決定す
るための電圧、例えば、A/Dの電源)として受け、こ
の基準電圧(電源電圧)と前記入力信号とに応じた変換
値を発生するA/Dと、装置が動作可能な範囲にあって
かつ前記電池の使用限界側に近い電圧値まで低下したと
きの前記レギュレータ回路の電圧に対応して得られる前
記変換値を基準値として有し、前記変換値がこの基準値
を越えたときに電池切れの検出をする電池切れ検出手段
とを有するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】このように、A/Dの内部の1L
SBあたりの電圧を決定する電圧、例えば、このA/D
を入力信号と電圧比較する電圧比較形としてA/D内部
の電源(基準電圧)をレギュレータ回路の出力から受け
て、基準電圧側(内部電源側)を変動値とし、入力信号
側を固定値とすることで、基準電圧値側(A/D内部の
電源側)の変動に応じたA/D変換値を得ることができ
る。複数の電圧比較回路を有する電圧比較形のA/Dで
は、それぞれがアナログの入力信号を受けて、それぞれ
の比較基準値に応じてアナログ信号を“0”あるいは
“1”に2値化して、1ビット変換値を発生する。そこ
で、比較基準電圧(内部電源電圧)が小さくなったとき
には、それに応じて入力信号の電圧との関係で1ビット
変換値の値が“0”から“1”に変化するものが発生す
る。その結果、A/D変換値は、それぞれの比較基準電
圧の低下、言い換えれば内部電源電圧の低下に応じて上
昇する。
【0009】このようなことから、A/Dの基準電圧に
変動する電圧を与えることにより電池交換あるいは電池
がエンドに近い旨の警告を開始する点をA/D変換値と
して得ることができ、これにより警告時点の検出をする
ことができる。さらにまた、レギュレータの出力が電池
の使用限界付近まで低下したときにはそれに応じたA/
D変換値を検出値として得ることができ、これにより電
池切れ検出ができる。
【0010】
【実施例】図1の本願発明の電池切れ検出装置と図5に
示す従来の電池切れ検出装置との基本的な構成の相違
は、A/Dの入力側に定電圧を入力し、レギュレータ3
がレギュレーションができなくなった後もA/Dの基準
電圧(内部電源電圧)の変動に応じて、すなわち、レギ
ュレータの出力側(二次側)の電圧変動に応じてA/D
変換値を取り出すことで、レギュレータの出力電圧の変
動をA/D変換値として得るようにした点である。これ
により、使用限界値に近いところまでの電池の電力低下
をA/D変換値として得ることができる。なお、図5の
構成と同一のものは同一の符号で示し、その説明を割愛
する。10は、コントロール回路であって、1チップマ
イクロコンピュータ等で構成される。その内部には、M
CU11とROMを主体とするメモリ12、そしてA/
Dコンバータ(A/D)13とが設けられている。A/
D13は、図5のA/D5aと同様に多数の基準電圧比
較回路13a,13b,…,13nを並列に有する電圧
比較形のA/Dである。この基準電圧比較回路13a,
13b,…,13nのそれぞれの基準電圧入力側は、抵
抗分圧回路130を介して分圧された電圧をそれぞれ受
ける。ただし、基準電圧比較回路13aの比較入力側
は、直接、レギュレータ3の二次側出力ライン4(Vc
c)の電圧を受ける。
【0011】抵抗分圧回路130は、抵抗Ra,…Rn
の直列回路からなり、この回路がレギュレータ3の二次
側出力ライン4(電圧Vcc)とグランドGNDとに挿入
されている。そして、二次側出力ライン4の電圧Vccを
グランドGNDとの間で各抵抗により分圧する。その結
果、基準電圧比較回路13aの基準入力電圧は、電圧V
ccとなり、以降の基準電圧比較回路13b,…,13n
の基準入力の電圧は、それぞれの抵抗値により分圧され
た電圧になる。それぞれの基準電圧比較回路13a,1
3b,…,13nは、入力定電圧Vzを一方に受け、基
準電圧Vccを抵抗Ra,…Rnにより抵抗分圧して発生
させた前記の分圧電圧を比較基準電圧として受けて、こ
れと入力電圧Vzとを比較することで“0”,“1”の
信号を発生する。そして、メモリ12には、電池切れ検
出プログラム12aと、電池切れ表示プログラム12
b、電源断プログラム12c、初期設定プログラム12
d、その他の制御プログラム12e等が格納されてい
る。
【0012】15は、定電圧発生回路であって、電池1
の出力である電力入力ライン2とグランドGNDとの間
に挿入されている。この定電圧発生回路15は、抵抗R
3とツェナーダイオードZD、スイッチ回路を構成する
トランジスタQとの直列回路で構成される。ツェナーダ
イオードZDの端子は、コントロール回路10の入力端
子10aに接続され、この端子に定電圧Vzを印加す
る。また、トランジスタQのベースは、コントロール回
路10の出力端子10bに接続され、この端子から制御
信号を受ける。この制御信号は、MCU11から直接あ
るいはバッファアンプ(図示せず)等を介して端子10
bに送出される。そして、この制御信号を受けてトラン
ジスタQがONされたときには、ツェナーダイオードZ
Dの端子に定電圧Vzが発生し、この定電圧Vzは、入
力端子10aを経てA/D13の入力信号になる。A/
D13は、レギュレータ3の出力電圧Vccを基準電圧と
して各基準電圧比較回路13a,13b,…,13nの
比較基準電圧として加える。これにより入力信号(一定
電圧)に対応するA/D変換値を得る。
【0013】ここでは、A/D変換の対象となる入力側
の信号を電圧固定にしているので、基準側が変動したと
きのみ入力信号に対して異なるA/D変換値が得られ、
これにより電圧をレギュレートするレギュレータ3の電
圧変動が検出される。すなわち、基準電圧比較回路13
a,13b,…,13nがそれぞれの比較基準値に応じ
て入力されたアナログ入力信号を“0”あるいは“1”
に2値化して、1ビット変換値をそれぞれが発生する。
そこで、レギュレータ3の出力電圧が低下して、それぞ
れの比較基準電圧が小さくなったときには、それに応じ
て入力信号と比較電圧との関係で1ビット変換値が
“0”から“1”に変化するものが発生する。その結
果、A/D変換値は、比較基準電圧の低下に応じて、言
い換えれば、A/Dの内部電源の電圧低下に応じて上昇
する。よって、定電圧Vzと電圧Vccに従うA/D変換
により得られるデジタル値の変換データは、電池の電圧
低下を表す。電池2本の場合についての出力電圧(特性
グラフA)とこのA/D変換値(特性グラフD)との関
係を図3に示す。電池1の電圧がレギュレータ3の一定
出力電圧を維持する出力電圧(図6の電池切れ点L,こ
れは図3の点Lと同じ。)の付近を越え、さらに電池1
あるいはレギュレータ3の出力を受けてこの装置が動作
可能な範囲でかつ電池1の使用限界側に近い点Pの電圧
値V3に至る範囲まで基準電圧比較形の簡単なA/Dに
より定電圧Vz(図はVz=1.7Vの例である。)に
対するA/D変換値を得ることが可能になる。なお、図
3における点Pは、A/D変換値を表すグラフDにおけ
る基準値Rf2に対応していて、これが装置内の回路が動
作可能でかつ電池1の使用限界点に近いところにほぼ一
致している。そこで、この例では、A/D変換値が基準
値Rf2を越えたときに電池切れが検出される。
【0014】16は、電池1とレギュレータ3との間に
挿入されたアナログスイッチ等で構成されるパワースイ
ッチ回路であって、コントロール回路10の出力端子1
0cにその制御端子が接続され、この端子10cからの
制御信号を受ける。この制御信号もMCU11から直接
あるいはバッファアンプ(図示せず)等を介して端子1
0cに送出される。17は、操作スイッチが操作されて
いる間だけONするスタートアップスイッチである。コ
ントロール回路10は、スタートアップスイッチ17が
ONになり、電源電圧Vccがコントロール回路10に供
給された時点で初期設定プログラム12dを最初に起動
する。MCU11は、このプログラムの実行により、端
子10cにHIGHレベル(以下“H”)の制御信号を
発生してパワースイッチ回路16をONさせる。さら
に、装置内部の各回路に初期設定の制御信号を送出す
る。これにより装置内部の各回路には、レギュレータ3
により発生する一定電圧の電力が供給される。
【0015】電池切れ検出プログラム12aは、比較基
準データとして、図3に示すA/D変換値Rf1,Rf2を
基準値として有する定期割り込み処理プログラムであっ
て、図2に示すように、一定時間経過(例えば16mse
c)ごとにMCU11が実行する。MCU11は、この
プログラムの実行により端子10bに“H”の制御信号
を発生する(ステップ100)。これによりトランジス
タQがONになる。そして、一定時間時間待ちをして
(ステップ101)、A/D13によりA/D変換され
たデータをMCU11がA/D13から読込む(ステッ
プ102)。その後、MCU11は、端子10bの電圧
をLOWレベル(以下“L”)にする(ステップ10
3)。そして、A/D変換値が基準値Rf1以上か否かの
判定をする(ステップ104)。この判定の結果、NO
になると、バッテリー正常表示のメッセージをLCD8
に送出して(ステップ105)、この処理を終了する。
一方、先のステップ104の判定の結果、YESになる
と、バッテリー交換あるいは電池がエンドに近い旨の警
告表示のメッセージをLCD8に送出して(ステップ1
06)、次に、A/D変換値が基準値Rf2以上か否かの
判定をする(ステップ107)。この判定の結果、NO
になると、この処理を終了する。そして、このステップ
107の判定の結果、YESになると、前記ステップ1
07と同じ判定を所定時間置いて何回か繰り返し、減少
した電源電圧について時間監視をし、同じ判定結果が一
定期間以上続いたときに電池切れが検出されたとして端
子10cの制御信号を“L”にして電池1からの電力供
給をカット(電池電力断)する(ステップ108)。な
お、このとき電源電圧が上昇してA/D変換値が基準値
Rf2以下になれば、前記の電池電力断の処理はしないよ
うにしてもよい。
【0016】ここで、判定のための基準値Rf2の値は、
先に説明したように、図3における点Pの位置のグラフ
Dの電圧値に対応している。そこで、この点Pの位置ま
で電池1の電力を活用することができる。すなわち、電
圧正常時のA/D変換値は、A/D内部での一定電圧同
士の比較となるので一定値に維持される。そして、レギ
ュレータ3の出力が一定電圧値より低下し始めると、基
準側の電圧値が低下するが、入力側が一定であるのでA
/D変換値が上昇する(グラフD参照)。この初期の上
昇点の電圧に当たるのが先の判定のための基準値Rf1で
ある。この発明は、基準値Rf1に対応する変換値の時点
から電池交換時期あるいは電池がエンドに近い旨の警告
を開始する。この時点は、従来の電池1の電池切れの表
示あるいは電源遮断時点と同じかこれに近い。そして、
ここでのこのA/D変換値による電池電圧の検出は、レ
ギュレータ3の出力に対するものであって、これが点P
に至る電池使用限界まで行われる。ただし、点Pは、装
置の動作可能な範囲にある。この点Pに近い、グラフD
の上昇点の終了点の電圧に当たるのが先の基準値Rf2で
ある。
【0017】この場合に、点Pの位置の近傍までA/D
変換値を得ても、A/D13による変換値は、ツェナー
ダイオードZDによる電圧が一定値に保持されているの
で信頼性を損なうことはない。この実施例では、A/D
変換の基準側の電圧を二次側であるレギュレータ3の出
力より得ているので、信号処理回路6やコントロール回
路10に加わる電圧そのものが検出電圧になっている。
この点で、これらの動作限界値まで検出が可能になる。
図4は、レギュレータ3を削除し、定電圧回路15を電
源入力ライン2の出力とグランドGNDとの間に挿入し
て、定電圧発生回路15の抵抗R3とトランジスタQと
を1つのMOSFET18に置き換えたものである。こ
の回路では、削除された図1の抵抗R3の抵抗値がMO
SFET18がONしたときの抵抗値に対応している。
その動作は、図1の実施例と同様である。このように、
ONさせたMOSFETが抵抗になるので、図1の実施
例では、ゲートとソースあるいはゲートとドレインとを
接続したダイオード接続のMOSFETに抵抗R3を置
換えることもできる。
【0018】以上説明してきたが、実施例のA/D13
は、一例であって、逐次比較型,積分型,チョッパ型等
のA/D変換器もしくは簡単な電圧比較回路でもよい。
この発明における前記の定電圧回路は、電池切れの電池
電圧まで基準電圧を発生するものであればよいので、レ
ギュレータ側の出力が変動してもこの変動を条件として
基準電圧を発生できる回路であればレギュレータ出力側
に接続されていてもよい。さらに、実施例におけるコン
トロール回路の内部構成としては、MCUに換えてMP
U,CPU等の制御回路が用いられてもよいし、ゲート
アレイで構成されていてもよい。また、定電圧発生回路
は、実施例の回路に限定されるものではなく、スイッチ
としてのトランジスタQやMOSFET18はなくても
よい。ただし、トランジスタQやMOSFET18を削
除した場合には消費電流が増加する。さらに、電池切れ
検出の対象となる電池としては、マンガン電池、アルカ
リ電池、リチウムイオン2次電池等、いわゆる乾電池を
用いるものである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、A/Dの内部の1LSBあたりの電圧を決定する電
圧、例えば、このA/Dを入力信号と電圧比較する電圧
比較形としてA/D内部の電源(基準電圧)をレギュレ
ータ回路の出力から受けて、基準電圧側(内部電源側)
を変動値とし、入力信号側を固定値とすることで、基準
電圧値側(A/D内部の電源側)の変動に応じたA/D
変換値を得るようにしているので、電池交換あるいは電
池がエンドに近い旨の警告を開始する点をA/D変換値
として得ることができ、これにより警告時点の検出をす
ることができる。さらにまた、レギュレータの出力が電
池の使用限界付近まで低下したときにはそれに応じたA
/D変換値を検出値として得ることができ、これにより
電池切れ検出ができる。その結果、装置の電源遮断ある
いは電池切れのメッセージ表示までの範囲を従来よりも
本来の電池寿命に近いところまで延ばして電池切れ検出
ができ、電池の寿命限界に近いところまで電池の使用が
可能になる。例えば、ポータブルCDでは、電池1回の
交換で演奏時間が長くできるようになる。交換の頻度も
低下して有効な電池利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の電池切れ検出装置を適用し
た一実施例の電源回路を中心とした回路図である。
【図2】図2は、電池切れ検出処理のフローチャートで
ある。
【図3】図3は、電池交換の警告メッセージ表示から電
池切れ表示または電力遮断を行うまでの電池の出力電圧
との関係を示したグラフ図である。
【図4】図4は、この発明の他の実施例の電池切れ検出
装置の回路図である。
【図5】図5は、従来の電池切れ検出装置を有する電源
回路を中心としたブロック図である。
【図6】図6は、従来の電源回路における、電池交換の
警告メッセージ表示から電池切れ表示または電力遮断を
行うまでのタイミングと電池の出力電圧との関係を示し
たグラフ図である。
【符号の説明】
1…電池、2…電力入力ライン、3…3端子レギュレー
タ、4…電源ライン、5,10…コントロール回路、5
a,13…A/Dコンバータ(A/D)、6…信号処理
回路、7…電圧検出回路、8…LCD、11…MCU、
12…メモリ、12a…電池切れ検出プログラム、12
b…電池切れ表示プログラム、12c…電源断プログラ
ム、12d…初期設定プログラム、14…基準電圧発生
回路、15…定電圧発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 7/00 302 H02J 7/00 302D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯用機器の電源として取り付けられた電
    池が電力消費されて前記電池の電圧が低下していくとき
    の使用限界電圧を検出する電池切れ検出装置において、 前記電池の電圧に応じて変動する電源電圧で動作するA
    /D変換回路と、 前記A/D変換回路の入力に接続された前記使用限界電
    圧まで一定電圧を発生する定電圧発生回路と、 前記A/D変換回路の動作および前記携帯機器の動作を
    制御する制御回路と、を備え、 前記電源電圧が低下して前記A/D変換回路の1LSB
    ビット当たりの電圧が小さくなることにより前記一定電
    圧を変換したデジタルデータ値が相対的に上昇し、前記
    制御回路で予め設定された所定のデジタル値よりも前記
    変換されたデジタルデータ値が大きくなったときを動作
    限界電圧として電池切れ動作を行う電池切れ検出装置。
  2. 【請求項2】電池の電力消耗に応じて電池切れを検出す
    る電池切れ検出装置において、 前記電池の使用限界電圧まで一定電圧を発生する定電圧
    発生回路と、前記電力消耗に応じて低下する電力供給ラ
    インから動作電力を受けて前記定電圧発生回路からの定
    電圧をA/D変換するA/D変換回路と、このA/D変
    換回路から得られるA/D変換値を受けて前記一定電圧
    を変換したデジタルデータ値が所定値以上変動したとき
    に電池切れとする電池切れ検出装置。
  3. 【請求項3】携帯用機器の電源として取り付けられた電
    池が電力消費されて前記電池の電圧が低下していくとき
    の使用限界電圧を検出する電池切れ検出装置を有する電
    源回路において、 前記電池の電圧に応じて変動する電源電圧で動作するA
    /D変換回路と、 前記A/D変換回路の入力に接続された前記使用限界電
    圧まで一定電圧を発生する定電圧発生回路と、 前記A/D変換回路の動作および前記携帯機器の動作を
    制御する制御回路と、を備え、 前記電源電圧が低下して前記A/D変換回路の1LSB
    当たりの電圧が小さくなることにより前記一定電圧を変
    換したデジタルデータ値が相対的に上昇し、前記制御回
    路で予め設定された所定のデジタル値よりも前記変換さ
    れたデジタルデータ値が大きくなったときを動作限界電
    圧として電池切れ動作を行う電源回路。
  4. 【請求項4】電源として取り付けられた電池が電力消費
    されて前記電池の電圧が低下していくときの使用限界電
    圧を検出する電池切れ検出装置を有する携帯用機器にお
    いて、 前記電池の電圧に応じて変動する電源電圧で動作するA
    /D変換回路と、 前記A/D変換回路の入力に接続された前記使用限界電
    圧まで一定電圧を発生する定電圧発生回路と、 前記A/D変換回路の動作および前記携帯機器の動作を
    制御する制御回路と、を備え、 前記電源電圧が低下して前記A/D変換回路の1LSB
    当たりの電圧が小さくなることにより前記一定電圧を変
    換したデジタルデータ値が相対的に上昇し、前記制御回
    路で予め設定された所定のデジタル値よりも前記変換さ
    れたデジタルデータ値が大きくなったときを動作限界電
    圧として電池切れ動作を行う電源回路を有する携帯用機
    器。
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