JPH09500103A - シクロヘキサペプチジルアミノアルキルエーテル - Google Patents

シクロヘキサペプチジルアミノアルキルエーテル

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JPH09500103A JP6524565A JP52456594A JPH09500103A JP H09500103 A JPH09500103 A JP H09500103A JP 6524565 A JP6524565 A JP 6524565A JP 52456594 A JP52456594 A JP 52456594A JP H09500103 A JPH09500103 A JP H09500103A
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Abstract

(57)【要約】 式(I) 〔式中R1はアミノアルキル基であり、(a)はアシル基である〕を有する化合物とその塩。この化合物は抗生活性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 シクロヘキサペプチジルアミノアルキルエーテル発明の背景 本発明は、優れた特性の組み合わせを有する抗生化合物に係わる。エキノカン ジンB(echinocandinB)及び関連する発酵代謝物は、in vi tro 試験時に抗真菌特性を示すことが知られている。しかし、これら化合物の 或るものはin vivoで試験すると有毒であり、また或るものはヒト赤血球 に対して溶解活性を示し、これらのことが該化合物を治療用には望ましくないも のとする。ヒトの治療により有用な化合物として幾つかの誘導体が報告されてい る。これらの誘導体のほとんどは、ヒドロキシオルニチン残基のα−アミノ−窒 素の位置の親油性側鎖類似体かまたはヘミアミナール位(hemiaminal position)のエーテルである。数種のアミノアルキルエーテルが製造 されたが、これらはベルギー特許第859,067号(1978)及び同第85 1,310号(1977)の主題となっている。 本発明によれば、アミノアルキルエーテルがエキノカンジンBに由来するもの でなく、1個の核アミノ酸がトレオ ニンである替わりにグルタミンであるシクロヘキサペプチド化合物に由来するも のである場合、この化合物はin vivoで優れた抗生活性を有することが発 見された。そのうえ、上記化合物は実質的に無毒で、かつヒト血球に対して非溶 解性であり、従ってこの化合物は、これまで多くの化合物によって、たとえそれ が活性であったとしても行なえなかったヒトの治療に適合可能である。 本発明の化合物は、シクロペプチド核中のオルニチンの5位のアミノアルキル エーテル、及び前記オルニチンのN2位のアシル誘導体であり、式(I) によって表わされ得る(配列番号1)。 上記及び後出式中、 RIは −CH2CH(NH2)CH2I、 −Cn2nNRIIIII、 −(CH21〜3CH(NH2)RIV、または −Cn2nNHRV であり、その際nは2〜6であり、 R2であり、前記式中RaはC1〜C10アルキルまたは(CH2qNRbcであり、そ の際Rb及びRcは互いに独立にH、もしくはC1〜C10アルキルであるか、また はRb及びRcは一緒になって を構成し、前記式中RdはC1〜C16アルキル、フェニル、またはベンジルであり 、 RIは −OH、 −NH2、 −NHC(=NH)NH2、または −NHC(=NH)(CH20〜3H であり、 RIIは −H、 −C1〜C4アルキル、または −ベンジル であり、 RIIIは −H、 −C1〜C4アルキル、または −ベンジル であり、あるいは RIIとRIIIとは一緒になって−(CH24−、または−(CH25−を構成し 、 RIVは −C1〜C4アルキル、または −CONH2 であり、 RVは −C(=NH)NH2、 −C(=NH)(CH20〜3H、 −(CH22〜4NH2、 −(CH22〜4OH、 −CO(CH21〜3NH2、 −(CH22〜4NHC(=NH)NH2、 −(CH22〜4NHC(=NH)(CH20〜3H、または であり、 pは整数1または2であり、 qは整数2〜4である。 “アルキル”という語は分枝鎖基も、環鎖基も、直鎖基も包含するものとする 。 上記化合物の塩も本発明の範囲内である。この塩には酸付加塩及び第四アンモ ニウム塩が含まれる。これらの塩はアミノアルキル基のアミノ官能基において形 成される。“化合物I”という語を用いる時は塩を包含するものとする。 酸付加塩として医薬に許容可能な塩は、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、マ レイン酸、クエン酸、酢酸、酒石酸、琥珀酸、蓚酸、リンゴ酸、グルタミン酸、 サリチル酸、乳酸、グルコン酸、重炭酸等、及びJournal of Pha rmaceutical Science 66 ,p.2, 1977に列挙さ れた医薬に許容可能な塩に関連する他の酸などの酸に由来する塩である。 本発明の範囲内に有る化合物で、有効性が高く、及び/または毒性が低く、か つその他の不利な副反応も僅かであるというきわめて望ましい特性の組み合わせ を有するものは総て、シクロペプチドの4,5−ジヒドロキシオルニチン部分の 5−ヒドロキシ位のアミノアルキルエーテルである。アミノ基を置換したり、ア ルキル部分に他の置換基を保有させたりすることは可能であるが、基の塩基性ア ミノ特性を維持することが重要である。 オルニチン窒素上のアシル置換基は、少なくとも2個のフェニル基から成る芳 香環鎖である点、及びパラ位の置換基によって更に延長される点で天然産物及び 既知の化合物と相違する。 幾つかの化合物をエキノカンジンまたはニューモカンジ ン(pneumocandin)と呼称し得る。環状ペプチドの1個のアミノ酸 が第二のトレオニンである替わりにグルタミンであり、かつオルニチン窒素上の 側鎖が10,12−ジメチルミリストイルである化合物がSchwartz等,J. Antibiot. 45 , No.12, pp.1853−1866 , 1992によってニューモカンジンと呼称されており、J. M. Bal kovec等, Tetrahedron Let. 33,pp.4529− 4532, 1992にも言及がみられる。即ち、核が4,5−ジヒドロキシオ ルニチン、トレオニン、4−ヒドロキシプロリン、3,4−ジヒドロキシ−ホモ チロシン、3−ヒドロキシグルタミン及び3−ヒドロキシプロリンであり、側鎖 が10,12−ジメチルミリストイルである天然産物をニューモカンジンB。と 呼称する。オルニチンの5−ヒドロキシに位置する置換基と、側鎖アシルとにお いて相違する本発明の化合物はニューモカンジンB。の誘導体と呼称し得る。 本発明の化合物は白色の固体であり、メタノール、エタノール、ジメチルホル ムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)等といった様々な有機 溶媒に溶解し、 また水にも溶解する。 抗生特性は、Candida albicansCandida trop icalis 等、Aspergillus fumigatus及び他のAsp ergillus 属種などの、病原真菌感染を惹起する真菌に対して用い得る。 加えて、本発明の化合物は免疫低下患者に蔓延する、これまで普通致命的であっ たPneumocystis carinii感染を抑制または緩和することへ の使用に適合する。 本発明の化合物を際立たせる構造上の特徴は、シクロペプチド核の5−ヒドロ キシオルニチン上のアミノアルキル基と、核アミノ酸のグルタミンから生じるカ ルボキサミド基と、側鎖のアシル基との組み合わせである。所望の特性の組み合 わせのために、核のアミノ酸は変化させない。アミノアルキル基は、アミノアル キルが常に塩基性アミノ基を有することを条件に変更可能である。このような変 更はシクロペプチドの基幹を成す必須のアミノ酸には影響しない。 本発明の化合物は、式(A) によって表わされる天然産物の誘導体(配列番号1)をアミノアルカノール(即 ちアルカノールアミン)または置換アミノアルカノールR1OHでアミノアルキ ル化することによって製造し得、前記式中R1はアミノアルキル基または置換ア ミノアルキル基であり、そのアミノは置換されてもされなくてもよい。アミノが 置換アミノ基である場合、置換基は塩基性アミノ基を中和しないものである。ア ミノアルキル化は非プロトン性極性溶媒中で強酸の存在下に行ない、反応混合物 から生成物を、好ましくは逆相高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用い ることによって単離する。 アミノアルキルエーテルの核と出発物質の核とは同じで あり、なぜならペプチド核のアミノ酸を変更しないからである。即ち、生成物と 出発物質との両方が同じ配列番号を有する。 R1OHは置換してもしなくてもよい。置換しない場合は、後段に詳述するよ うに反応を生起させる前にアミノ基上に保護基を配置してもよく、かつ前記保護 基はエーテル化完了後に除去する。R1が置換アミノ基を有する場合は置換アミ ノアルコールを反応物とし得、あるいは他の場合には非置換アミノアルコールを 用い、後からアミノ基上に置換基を配置し得る。 アミノアルコールは通常酸付加塩の形態で、約20〜200当量の量で用いる 。 反応は強酸の存在下に生起させる。強有機酸の例に樟脳スルホン酸、p−トル エンスルホン酸、メタンスルホン酸が有り、無機酸には塩酸や臭化水素酸などが 有る。塩酸及び樟脳スルホン酸が好ましい。約1当量の酸を用いる。 反応を生起させるのに溶媒を用いる。適当な溶媒は非プロトン性溶媒であり、 ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(DMF)、1−メ チル−2−ピロリジノン、ヘキサメチルリン酸トリアミド(HMPA)、 ジオキサン、またはこれらの組み合わせを含む。ジメチルスルホキシド及びジメ チルホルムアミドが好ましい。 アミノアルコールが第一級アミノ基を有する場合、この基をアミノアルコール 使用前に保護し得る。通常の保護基を用いる。カルボベンジルオキシ基(CBz )が好ましい基である。カルボベンジルオキシ基でのアミノ基の保護の場合には 、カルボベンジルオキシ基をR1OHのアミノ基上に通常の手段で配置し、この ように保護したR1OHと、エーテル化するべきシクロペプチドと、保護しない R1OHを用いるエーテル化でも用いる強酸とを、保護しないアミノアルコール を用いる反応においてと同じ溶媒に共に加え、反応が実質的に完了するまで攪拌 する。反応の進行はHPLCで監視し得る。反応完了後、反応混合物を中和し、 水で稀釈し、その後HPLCで精製してN−ベンジルオキシカルボニルアミノア ルキルエーテル中間体を得る。 所望のアミノアルキルエーテルを得るには、保護したエーテルを酢酸中でパラ ジウム−炭の存在下に気球圧(balloon pressure)の下で、好 ましくは0.1%のトリフルオロ酢酸を含有する30→40%水性アセトニトリ ル溶媒系を用いる分析HPLCによって監視しな がら、1時間から数時間水素化する。その後生成物を、まず触媒を除去してから 濾液を凍結乾燥することによって回収し、それによって所望の生成物をトリフル オロ酢酸塩として得る。このトリフルオロ酢酸塩は、その最少量水溶液をアニオ ン交換カラムに通すことによって塩酸塩に変換可能である。 アミノを置換アミノ基とする時、置換基が既にアミノアルコール上に有るので ない場合はエーテル生成後に置換基をアミノ基上に、当該基に適した、当業者の 知識の範囲内の方法で配置し得る。 エーテル生成物を反応混合物から単離し、逆相カラムの使用を含むHPLC技 術を用いて好ましく精製する。HPLCから得られた溶出物を後段に詳述するよ うに濃縮及び凍結乾燥する。溶離は様々な濃度のアセトニトリル/水を用いて行 ない、その際アセトニトリル量を約15%から始めて次第に増加させてゆく。溶 離剤には通常0.1%のトリフルオロ酢酸(TFA)または酢酸を含有させ、単 離時の生成物は塩の形態で見出される。 本発明の化合物は、Candida属種を含めた多くの真菌の制御に用い得る 。抗真菌特性は、1%デキストロー ス含有酵母窒素塩基培地(YNBD; Difco)において行なうミクロブイ ヨン(microbroth)稀釈アッセイでの、幾つかのCandida属生 物に対する最低殺菌濃度(MFC)の測定によって例証し得る。 アッセイ実施のため、化合物Iを10%ジメチルスルホキシド(DMSO)に 溶解させ、かつ2560μg/mlに稀釈する。次に、化合物をYNBDで25 6μg/mlに稀釈する。得られた懸濁液0.15mlを、(各ウェルが0.1 5mlのYNBDを収容する)96ウェルプレートの最上行に分配し、その結果 薬物濃度は128μg/mlとなる。上記最上行から2倍ずつに稀釈してゆくと 、最終的な薬物濃度は128μg/mlから0.06μg/mlまでとなる。 サブローデキストロース寒天上に維持した酵母培養物をYNブイヨン(Dif co)に移し、(250rpmで)振盪しながら35℃で一晩インキュベートす る。インキュベーション後、各培養物を滅菌水で稀釈して最終濃度を1〜5×1 06コロニー形成単位(CFU)/mlとする。 ウェル1個につき1.5μlを放出してウェル1個当たりの最終接種量を1. 5〜7.5×103細胞とするよう、 MIC−2000(Dynatech)を用いて、96ウエルマイクロプレート への接種を行なう。マイクロプレートを35℃で24時間インキュベートする。 最低抑制濃度(MIC)を、目視できる増殖を生起させない最低薬物濃度として 記録する。 MIC記録後、プレートを振盪して細胞を再懸濁させる。 その後、96ウェルマイクロプレートのウェルから得た1.5μl試料を、サブ ローデキストロース寒天を収容する単一ウェルトレイに移す。このように接種を 行なったトレイを35℃で24時間インキュベートした後、該トレイから最低殺 菌濃度(MFC)を読み取る。MFCは、増殖を生起させない、もしくは1接種 当たり4個未満のコロニーしか生じさせない最低薬物濃度と定義する。 本発明の化合物の真菌に対するin vivo有効性は、次のように行なう実 験によって認め得る。 Candida albicans MY 1055の一晩SDA培養物から 得た増殖物を滅菌食塩液中に懸濁させ、得られた細胞懸濁液の細胞濃度を血球計 計数によって測定し、かつ3.75×105細胞/mlに調節する。この懸濁液 0.2mlをマウスの尾静脈に、最終接種量が7. 5×104細胞/マウスとなるようにI.V.投与する。 次に、上述のようにして予めCandida albicans(MY 10 55)に感染させた体重18〜20gの雌のDBA/2マウスに、様々な濃度の 化合物I(R1=−CH2CH2NH2)の水溶液を連続4日間毎日2回(b.i. d.)腹腔内(I.P.)投与することによってアッセイを行なう。対照として のC.albicans攻撃マウスには蒸留水をI.P.投与する。7日後、マ ウスを二酸化炭素ガスによって殺し、腎臓対を無菌状態で取り出し、5mlの滅 菌食塩液を収容した滅菌ポリエチレン袋に入れる。腎臓を袋内でホモジナイズし 、滅菌食塩液で段階的に稀釈し、アリコートをSDAプレートの表面に展延する 。プレートを35℃で48時間インキュベートし、酵母コロニーを計数して腎臓 1g当たりのコロニー形成単位(CFU)を決定する。 抗生活性を有する幾つかのエキノカンジン化合物を含めた幾種かの薬物がもた らす、有害でかつ場合によっては致命的である副反応に赤血球溶解が有るが、こ の反応を、本発明の核を有する化合物は惹起せず、このことは本発明の化合物の もう一つの利点である。 本発明の化合物は、免疫低下患者のPneumocystis carini 感染を抑制または緩和するのにも有用である。本発明の化合物が有する治療ま たは抗感染効力は免疫抑制ラットでの試験において実証し得、この試験ではSp rague−Dawleyラット(体重約250g)を飲用水中のデキサメタゾ ン(2.0mg/l)で免疫抑制し、このラットに低タンパク質の食事を7週間 与え続けてPneumocystis属肺炎潜伏感染からの発症を誘発する。薬 物治療前に2匹のラットを殺してPneumocystis carinii肺 炎(PCP)の存在を確認する。5匹のラット(体重約150g)に、0.25 mlの賦形剤(蒸留水)中の化合物Iを毎日2回ずつ4日間皮下(sc)注射す る。賦形剤対照も行なう。治療期間中、総ての動物に飲用水中のデキサメタゾン と低タンパク質の食事とを与え続ける。治療完了時点で総ての動物を殺し、肺を 取り出して処理し、嚢胞の存在に関する染色スライドの顕微鏡検査によって疾患 の程度を決定する。治療しなかった対照即ち溶媒対照の肺に生じた嚢胞の数に比 較すると、治療ラットの肺のスライドでは嚢胞の発生予防または減少が認められ る。 本発明の化合物を医薬に許容可能なキャリヤと、通常の医薬配合技術に従い配 合して新規な医薬組成物を調製すれば、優れた特性を最も有効に利用できる。 上記新規な組成物は活性化合物を、少なくとも治療に有効な抗真菌または抗 neumocystis 属(antipneumocystis)量で含有する 。この組成物は通常、化合物I、または成分のうちの1種を少なくとも1重量% 含有する。使用前に稀釈するのに適した濃縮組成物は90重量%以上を含有し得 る。組成物には、経口投与、局所投与、(腹腔内、皮下、筋肉内及び静脈内投与 を含めた)非経口投与、鼻腔内投与及び坐剤としての投与、または通気に適した 組成物が含まれる。組成物は、化合物Iを所望の媒質に適した成分と十分混合す ることによって事前包装可能である。経口投与用に調製した組成物は液体組成物 または固体組成物であり得る。液体製剤の場合は治療薬を水、グリコール、油、 アルコール等のような液体キャリヤと配合し得、カプセル剤及び錠剤などの固体 製剤の場合には、通常結合剤、崩壊剤等と共にステアリン酸カルシウムなどの滑 沢剤を伴う澱粉、砂糖、カオリン、エチルセルロース、炭酸カルシウム及び炭酸 ナトリウム、リン酸カル シウム、タルク、ラクトースといった固体キャリヤと配合し得る。投与が容易な ことから、錠剤及びカプセル剤が最も有利な経口投与形態である。投与が容易と なり、かつ投与量が均一となるように組成物を(後段に定義する)単位投与形態 に調製すれば特に有利である。単位投与形態の組成物は本発明の一特徴を成し、 注射用の場合は油性賦形剤、または0.85%の塩化ナトリウムもしくは5%の デキストロースを含有する水などの水性賦形剤を媒質とする懸濁液、溶液または 乳濁液などの形態とし得、かつ懸濁化剤、安定剤及び/または分散剤などの製剤 用薬剤を含有させ得る。緩衝剤、及び食塩液またはグルコースなどの添加物を添 加することによって溶液を等張性とすることができる。静脈内点滴投与のために 化合物をアルコール/プロピレングリコールまたはポリエチレングリコールに溶 解させることも可能である。これらの組成物はまた、好ましくは防腐剤を添加し てアンプルまたは多回投与容器に収容した単位投与形態で提供し得る。あるいは 他の場合には、活性成分を、投与前に適当な賦形剤で液体に戻すべく粉末状とし 得る。 本明細書及び請求の範囲の項目中に用いた“単位投与形 態”という語は、医薬用キャリヤとの関連で所望の治療効果を上げるべく算出し た所定量の活性成分を各々含有する、物理的に別個の単位を意味する。このよう な単位投与形態の例には、錠剤、カプセル剤、丸剤、分包散剤、カシェ剤を用い る製剤、計量してアンプルまたは多投与容器に収容された単位等が有る。本発明 の単位投与形態は通常、本発明の化合物の一つを10〜200mg含有する。 化合物が抗真菌用である場合は任意の投与方法を用い得る。真菌感染の治療で はしばしば経口投与が好ましい。 化合物をPneumocystis属感染の制御に用いる場合は、肺及び気管 支を直接治療することが望ましい。この理由から吸入法が好ましい。吸入による 投与のためには、本発明の化合物をエアゾル剤型噴霧剤の形態で加圧包装容器ま たは噴霧器から放出すると都合が好い。吸入のために好ましい放出系は計測投与 量吸入(MDI)エアゾル剤であり、このエアゾル剤は、化合物Iをフルオロカ ーボンや炭化水素といった適当な噴射剤に加えた懸濁液として調製し得る。 以下の実施例は、化合物Iの製造法並びに化合物Iの治療用途への適用に有用 な化合物Iの組成物を例示するもの であるが、これらを制限的なものと看做してはならない。 実施例1 無水ジメチルスルホキシド中の出発材料である化合物A(式中R2=p−φ− φ−φ−OC511−n)、塩酸エタノールアミン(36当量)及び1,4−ジ オキサン中の4.0MのHCl(1当量)の溶液を25℃で2.5日間撹拌する 。反応混合物のHPLC分析(RP−C18、CH3CN/H2O(0.1%CF3 COOH)、UV@210及び277nm)によってより極性の大きい生成物 への変換が検知される。混合物を水で5倍に希釈する。CH3CN/H2O(0. 1%のCH3COOH)で溶離する、この溶液の分取5%の段階勾配RP18− HPLCは、277nmで紫外線モニターされる。生成物含有画分をあわせ、凍 結乾燥し、上記のアミノエチルエーテルをHCl/CH3COOHの混合塩とし て得る。混合塩を水に溶解し、この溶液をAG2−X8(Cl-)イオン交換カ ラム(BioRad)に装填する。2倍のカラム量の水で溶離し、溶離液を凍結 乾燥して生成物の化合物Ia(配列番号1)を塩酸塩として得る:C6078Cl N918、分子量=1248.8。 実施例2 類似の方法で、無水ジメチルスルホキシド中の、化合物A(式中R2=p,p ′−φ−φ−OC817)、塩酸エタノールアミン(36当量)及び1,4−ジ オキサン中の4. 0MのHClの溶液(1当量)を25℃で2.5日間撹拌する。反応混合物のH PLC分析(RP−C18、CH3CN/H2O(0.1%CF3COOH)、U V@210及び277nm)によってより極性の大きい生成物への変換が検知さ れたら、混合物を水で5倍に希釈する。CH3CN/H2O(0.1%の酢酸)で 溶離する、この溶液の分取5%の段階勾配RP18−HPLCは、277nmで 紫外線モニターされる。生成物含有画分を合わせ、凍結乾燥し、上記の化合物I bをHCl/CH3COOHの混合塩として得る。混合塩を水に溶解し、溶液を AG2−X8(Cl-)イオン交換カラム(BioRad)に装填して塩酸塩を 得る。2倍のカラム量の水で溶離し、溶離液を凍結乾燥して生成物の化合物Ib (配列番号1)を塩酸塩として得る:C5780ClN918、分子量=1214 .8。 実施例3 実施例1及び2に記載したのと類似の方法で、化合物A(式中R2)、過剰な塩酸エタノールアミン(36当量)及び1,4−ジオキサン中の4. 0MのHClをすべて無水ジメチルスルホキシド中で約2.5日間又はHPLC 分析によってより極性の大きい生成物への変換が検知されるまで撹拌する。生じ た溶液を水で希釈し、CH3CN/H2O(0.1%のCH3COOH)で溶離し 、277nmでモニタリングする分取5%の段階勾配RP18−HPLCを実施 する。 生成物含有画分を合わせ、凍結乾燥してアミノエチルエーテルをHCl/CH3 COOHの混合塩として得る。前に記載したようにイオン交換カラムAG2−X 8(Cl-)を使用して混合塩を塩酸塩に変換する:C6390Cl21018、分 子量=1346.4。 実施例4 前記実施例と類似の方法で操作し、化合物Id、C66100131118、分 子量=1442.0を得る。 実施例 前記実施例に記載したのと類似の方法で操作し、以下の化合物を製造する: 実施例13 実施例1の化合物を各500mgずつ含む1000個の堅いゼラチンカプセル を以下の配合から製造する: 化合物 グラム 実施例1の化合物 500 澱粉 250 ラクトース 750 タルク 250 ステアリン酸カルシウム 10 ブレンドすることによって成分の均一な混合物を製造し、2ピースの固いゼラ チンカプセルに装填するのに使用する。 実施例14 以下の配合を有するエアロゾル組成物を製造してもよい: 1キャニスター 実施例1の化合物 24mg レシチンNF濃縮液 1.2mg トリクロロフルオロメタン、NF 4.026g ジクロロジフルオロメタン、NF 12.15g 実施例15 実施例2の化合物を各500mgずつ含む1000個の打錠錠剤を以下の配合 から製造する: 化合物 グラム 実施例2の化合物 500 澱粉 750 含水の第二リン酸カルシウム 5000 ステアリン酸カルシウム 2.5 微粉末の成分をよく混合し、10%の澱粉糊とともに顆 粒化する。顆粒化物を乾燥し、錠剤に打錠する。 出発材料の製造 米国特許第5,021,341号、1991年6月4日に記載のとおり主要炭 素源としてのマンニトールを補強した栄養培地でarboricola A TCC20868をまず培養してpneumocandin B0を得ることに よって出発材料の化合物Aを得てもよい。まずExperentia 34,1 670(1978)、米国特許第4,293,482号又はEPA 0 451 957号 1991年10月16日に記載したようにPseudomunda ceae 又はActinoplanac eae の科の微生物を培養することによって脱アシル化酵素を得、実質的な脱ア シル化が起こるまでpneumocandin B0を該酵素と栄養培地で反応 させることによってpneumocandin B0を化合物Aに変換し、その 後脱アシル化したシクロペプチドを回収し、慣用の手順を使用して脱アシル化シ クロペプチドを適切な活性エステルR2COXと混合することで該シクロペプチ ドをアシル化して所望のアシル基を有する化合物Iを得てもよい。 活性エステルR1COXは以下の例で示されるとおり当業者に既知の方法によ って製造し得る。どんな活性エステルでもよいが、ここでは化合物はペンタフル オロフェニルエステルで示されている。アルコキシテルフェニル側鎖の製造 : テルフェニルカルボン酸エステルを以下の特定の例で示された以下の反応順序 によって製造してもよい: A:ペンチルオキシ置換テルフェニルカルボン酸の製造 パートA4−(4−n−ペンチルオキシフェニル)ブロ モベンゼン ジメチルスルホキシド400ml中の4−(4−ブロモフェニル)フェノール (化合物(a))25.5gの撹拌溶液に、2.5NのNaOHを40.9ml 、次に臭化n−ペンチルを12.7ml添加し、生じた混合物を70℃で18時 間加熱し、混合物中に化合物(b)を得た。混合物を酢酸エチル1000mlと 水500mlとに分配し、水とブラインで洗浄し乾燥した後で有機層から化合物 (b)30.9gを白い固体として得た。1 H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ0.93(t、J=7.2Hz 、3H)、1.41(m、4H)、1.79(m、2H)、3.97(t、J= 6.6Hz、2H)、6.94(d、J=8.8Hz、2H)、7.39(d、 J=8.6Hz、2H)、7.45(d、J=8.8Hz、2H)、7.51( d、J=8.6Hz、2H)。パートB4−(4−n−ペンチルオキシフェニル)フェ ニルボロン酸 無水テトラヒドロフラン20ml中の化合物(b)1. 0gの撹拌懸濁液に−78℃で窒素下でヘキサン中の2.5Mのn−ブチルリチ ウム1.32mlを添加した。15分後、ホウ酸トリイソプロピル0.760m lを添加し、−78℃で15分間、次いで25℃で40分間撹拌を継続した。混 合物を酸性化し、エーテルと水とに分配し、反応混合物中にボロン酸化合物(c )を得た。水及びブラインで洗浄し、乾燥することで化合物を回収し、4−(4 −n−ペンチルオキシフェニル)フェニルボロン酸750mgを以下の1H N MRを有する白い固体として得た。1 H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ0.89(t、J=7.2Hz 、3H)、1.38(m、4H)、1.72(m、2H)、3.99(t、J= 6.5Hz、2H)、6.99(d、J=8.8Hz、2H)、7.57(d、 J=8.2Hz、2H)、7.60(d、J=8.8Hz、2H)、7.83( d、J=8.2Hz、2H)。パートC4″−(n−ペンチルオキシ)−[1,1′: 4′,1″−テルフェニル]−4−カルボン酸 ペンタフルオロフェニル 11mlのエタノール及び30mlのトルエン中のボ ロン酸1.0g及び4−ヨード安息香酸0.0874mlの撹拌混合物に2Mの 炭酸ナトリウム水溶液5.3ml、次いでテトラキス(トリフェニルホスフィン )パラジウム204mgを添加し、反応混合物を還流下(100℃)で18時間 加熱した。その後、混合物を冷却し、酸性化して酢酸エチルと水とに分配した。 有機層を水及びブラインで洗浄し、脱水し、次いでセライト床を通してろ過し、 溶剤の除去及びフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーによる精製後に4″− (n−ペンチルオキシ)−[1,1′4′,1″−テルフェニル]−4−カルボ ン酸を得た。1 H NMR(400MHz、DMSO−d6)δ0.89(t、3H)、1.3 7(m、4H)、1.72(m、2H)、3.98(t、2H)、7.01(d 、2H)。 酢酸エチル中の4″−(n−ペンチルオキシ)−[1,1′:4′,1″−テ ルフェニル]−4−カルボン酸(10.5ミリモル)及びジシクロヘキシルカル ボジイミド(10.5ミリモル)の混合物に0℃でペンタフルオロフェノール( 11.5ミリモル)を添加する。混合物を25℃で18時間撹拌して沈殿物を得 る。混合物をろ過する。ろ液を水及びブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで脱 水す る。溶剤を真空下で除去後、4″−(n−ペンチルオキシ)−[1,1′:4′ ,1″−テルフェニル]−4−カルボン酸ペンタフルオロフェニル、C302353、分子量=526.5を得る。アルコキシビフェニル側鎖の製造 ビフェニルカルボン酸エステルを以下に例示の反応順序によって得てもよい:オクチルオキシビフェニルカルボン酸の製造 臭化n−オクチル(0.102モル)を4−(4−ヒドロキシフェニル)安息 香酸(0.102モル)と2.5Nの水酸化ナトリウム(0.102モル)の溶 液に添加し、 混合物を70℃で18時間撹拌する。反応混合物を冷却し、次いでpH3に酸性 化し、酢酸エチルと水とに分配する。有機層を水及びブラインで洗浄し、次いで 溶剤を除去して4′−n−オクチルオキシ[1,1′−ビフェニル]−4−イル カルボン酸C21233、分子量=326.4を得る。ペンタフルオロフェニルエステルの製造 ペンタフルオロフェノール(11.5ミリモル)を酢酸エチル中の4′−n− オクチルオキシ[1,1′−ビフェニル]−4−イルカルボン酸10.5ミリモ ル及びジシクロヘキシルカルボジイミド10.5ミリモルの混合物に添加する。 混合物を25℃で18時間撹拌すると沈殿物が形成される。反応混合物をろ過し 、ろ液を水及びブラインで洗浄し、溶剤を真空下で除去して4′−n−オクチル オキシ[1,1′−ビフェニル]−4−イルカルボン酸ペンタフルオロフェニル 、C272553、分子量=492.5を得る。アミノエチルオキシビフェニル側鎖の製造 4′−(2−[4−シクロヘキシルメチルピペリジン−1−イル]エトキシ)− [1,1′−ビフェニル]−4−イ ルカルボン酸ペンタフルオロフェニルエステルの製造 パートA4−シクロヘキシルメチルピペリジンの製造 PtO2(約50重量%)を含む氷酢酸に4−ベンジルピペリジンを溶解する 。Paar水素添加器を使用し、反応容器をH2でフラッシュし、3atmに加 圧する。芳香族環を還元するのに十分な時間混合物を震盪し、3モル当量のH2 の消費によって判定して完全に飽和な生成物にする。黒い固体をろ過し、酢酸を 減圧下で蒸発によって除去し、酢酸塩として生成物を得る。パートB1−(2−ヒドロキシエチル)−4−シクロヘ キシルメチルピペリジンの製造 パートAからの生成物(1.0eq)を等モル量のジイソプロピルエチルアミ ンを含むジクロロメタンに溶解する。酸化エチレン(10eq)を添加し、出発 材料が消費されるまで混合物を撹拌する。溶剤を真空下で除去し、カラムクロマ トグラフィーによって精製することによって所望の 生成物を得る。パートC4′−(2−[4−シクロヘキシルメチルピペ リジン−1−イル]エトキシ)−[1,1′− ビフェニル]−4−イルカルボン酸の製造 4′−ヒドロキシ−[1,1′−ビフェニル−4−イルカルボン酸メチルエス テル(1.0eq)をジクロロメタンに溶解し、トリフェニルホスフィン(1. 3eq)とパートBからのヒドロキシエチル化合物(1.0eq)を添加する。 次にアゾカルボン酸ジエチル(1.3eq)を添加し、出発材料が消費されるま で混合物を撹拌する。混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄する。有機層 をMgSO4で脱水し、ろ過する。溶剤を真空下で除去し、残留物をエタノール に溶解する。過剰な3Nの水酸化ナトリウムを添加し、混合物を数時間撹拌する 。反応物を2NのHCIで中和し、酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル層をMg SO4で脱水し、ろ過し、溶剤を減圧下で蒸発する。所望の生成物をカラムクロ マトグラフィーによって実質的に純粋な形で得る。パートDペンタフルオロフェニルエステルの製造 カルボン酸(1.0eq)及びジシクロヘキシルカルボ ジイミド(1.0eq)を酢酸エチルに溶解し、溶液を0℃に冷却する。ペンタ フルオロフェノール(1.05eq)を添加し、次いで氷浴を除去し、反応物を 周囲温度で18〜24時間撹拌する。等量のエーテルを添加し、混合物をろ過し 、溶剤を真空下で除去する。生成物(分子量=587.64)は十分純粋である ので核のアシル化にそのまま使用する。4′−(2−[4−ウンデシルピペラジン−1−イル]エトキシ)[1,1′− ビフェニル]−4−イルカルボン酸ペンタフルオロフェニルエステルの製造 パートA4−ウンデシルピペラジンの製造 過剰なピペラジン(5eq)及び1−ブロモウンデカン(1.0eq)をジク ロロメタンに溶解し、一晩反応させる。混合物を重炭酸ナトリウム水で抽出し、 有機層を硫酸ナトリウムで脱水する。混合物をろ過し、溶剤を真空下で除去し、 残留物をカラムクロマトグラフイーで精製する。パートB1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ウンデシ ルピペラジンの製造 上記の置換ピペラジン(1.0eq)をn−プロパノールに溶解し、ブロモエ タノール(1.0eq)をジイソプロピルエチルアミン(1.1eq)とともに 添加する。数時間後、溶剤を真空下で除去し、残留物をジクロロメタンに溶解す る。有機層を水、次いで重炭酸ナトリウム水で洗浄する。有機層をMgSO4で 脱水し、ろ過する。溶剤を真空下で除去し、次いでカラムクロマトグラフィーで 精製する。パートCカルボン酸の製造 手順はパートCの記載と本質的に同じであるが、但し前記からのヒドロキシエ チルピペラジンをヒドロキシエチルピペリジンの代わりに使う。パートDペンタフルオロフェニルエステルの製造 手順はパートDと類似であるが、但しピペラジニル置換ビフェニルカルボン酸 を使用する。生成物(分子量=646.75)は十分純粋であるので核のアシル 化にそのまま使用する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KR,KZ,LK,L V,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO,RU ,SD,SI,SK,TT,UA,US,UZ (72)発明者 ブーフアード,フランシス・アイリーン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07076、スコツチ・プレーンズ、クーパ ー・ロード・1521 (72)発明者 ドロピンスキー,ジエームズ・エフ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08854、ピスカタウエイ、ハンプシヤー・ コート・307

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式 〔式中 R1は −CH2CH(NH2)CH2I、 −Cn2nNRIIIII、 −(CH213CH(NH2)RIV、または −Cn2nNHRV であり、その際nは2〜6であり、 R2であり、前記式中RaはC1〜C10アルキル、または(CH2qNRbcであり、 その際Rb及びRcは互いに独立にH、もしくはC1−C10アルキルであるか、ま たはRb及びRcは一緒になって を構成し、前記式中RdはC1〜C16アルキル、フェニル、またはベンジルであり 、 RIは −OH、 −NH2、 −NHC(=NH)NH2、または −NHC(=NH)(CH203H であり、 RIIは −H、 −C1〜C4アルキル、または −ベンジル であり、 RNIIIは −H、 −C1〜C4アルキル、または −ベンジル であり、あるいは RIIとRIIIとは一緒になって−(CH24−または−(CH25−を構成し、 RIVは −C1〜C4アルキル、または −CONH2 であり、 RVは −C(=NH)NH2、 −C(=NH)(CH203H、 −(CH22〜4NH2、 −(CH22〜4OH、 −CO(CH21〜3NH2、 −(CH22〜4NHC(=NH)NH2、 −(CH22〜4NHC(=NH)(CH20〜3H、または であり、 pは整数1または2であり、 qは整数2〜4である〕を有する化合物(配列番号1)とその医薬に許容可能な 塩。 2.式 を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物。 3.式 を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物。 4.式 を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物。 5.式 を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物。 6.医薬に許容可能なキャリヤ中に存在する抗微生物量の請求項1の化合物を含 有する抗生組成物。 7.単位投与形態において請求項1の化合物を10〜200mgの量で含有する ことを特徴とする請求項6に記載の組成物。 8.ヒト以外の動物の真菌感染を治療する方法であって、治療を必要とする被検 者に治療量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。 9.ヒト以外の動物のPneumocystis carinii感染を治療す る方法であって、治療量の請求項1の化合物を投与することを含む方法。 10.Pneumocystis cariniiに感染したヒト以外の動物で ある免疫低下患者の肺に形成された嚢胞を減少させる方法であって、有効量の請 求項1の化合物を投与することを含む方法。
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