JPH09500345A - ウィンドワイパー装置の制御装置 - Google Patents

ウィンドワイパー装置の制御装置

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JPH09500345A JP7503209A JP50320995A JPH09500345A JP H09500345 A JPH09500345 A JP H09500345A JP 7503209 A JP7503209 A JP 7503209A JP 50320995 A JP50320995 A JP 50320995A JP H09500345 A JPH09500345 A JP H09500345A
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Abstract

(57)【要約】 提案されるウィンドワイパー制御装置は、ワイパーにより拭取られる領域(10a)に配置されたセンサ(12)を有し、ワイパーは各ストローク毎にセンサを拭取り通過する。制御装置はまた計数装置(15)を有し、この計数装置のカウンタはセンサ(12)により形成される信号を、各ストローク中にワイパーがセンサを拭取り通過するときに識別し、これらの信号(Es)を計数する。カウンタが所定値(Z)を越えると付加的なストロークが開始される。この値は、ワイパーの1ストローク中にセンサ(12)によって発生される信号の数よりも大きい。この装置はウィンドワイパー装置の簡単で安価な制御を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の名称] ウィンドワイパー装置の制御装置 [関連出願について] 本出願は、ドイツ実用新案登録第9309837号、出願日1993年2月7 日に関連するものであり、その内容は明らかに本出願の対象となるものである。 [発明の分野] 本発明は、ウィンドワイパー装置の制御装置に関し、即ち、ウィンドワイパー 装置を制御するための装置であって、窓の拭取り領域を拭取り通過する、少なく とも1つのワイパーに対する駆動モータと、拭取り領域に配置されたセンサ装置 と、駆動モータおよびセンサ装置と接続された信号処理装置と、センサ装置によ ってワイパーの拭取り通過中に形成された信号を識別するための手段とを有し、 前記センサ装置は、ワイパーによる拭取り過程中に少なくとも1回拭取り通過さ れ、窓の付着膜または濡れによって影響される信号を形成し、前記信号処理装置 は、センサ装置により形成された信号を駆動モータに対する制御信号に変換する 形式の装置に関する。 [従来の技術] この種の装置はドイツ連邦共和国特許公開第4141348号公報から公知で ある。既にそこでは、光電センサ装置によって検出された信号によりウィンドワ イパー装置の制御を行おうとしている。窓を確実に清掃するためにはワイパー装 置が必要であるから、センサ装置をウィンドワイパーにより拭取り通過すること によって信号が発生し、この信号がウィンドワイパーモータに対する制御信号に エラーを生じさせる。駆動モータを制御するためには、最後の拭取り過程の直後 から新たな拭取りサイクルの開始までの間に、すなわち拭取り中でないときにセ ンサ装置により形成された信号だけを使用しなければならない。濡れは徐々に、 常時発生する信号を窓の状態に相応する基準値を下回るまで減少させる。この基 準値を下回るとワイパーがトリガされる。基準値は常時新たに検出される。これ は、濡れにより惹起された信号を高い障害レベルからろ波するためである。個々 の水滴を大きさで検出することはできない。 さらにプログラム可能なインターバルスイッチが公知である。このワイパーで は運転者が濡れによって引き起こされた視界障害に依存してインターバルスイッ チを操作する。2回の操作間の時間が測定され、この時間が後でインターバル時 間として使用される。 [発明の開示] 従来の技術から出発して本発明の課題は、ウィンドワイパー装置の制御のため に検出される信号を使用するための簡単で安価な装置を提供することである。 この課題は、計数装置が設けられており、該計数装置のカウンタは、ワイパー の拭取り通過(スウィープ走行)により惹起される信号を識別するための手段と して、拭取り過程中にセンサ装置から送出される信号を計数し、カウンタの所定 値の超過によって更なる拭取り過程がトリガされ、前記所定値は、ワイパーの拭 取り過程中にセンサ装置により形成された信号の数よりも少なくとも大きく、計 数装置の値は初期値にリセット可能であるように構成して解決される。 ドイツ連邦共和国実用新案登録第9309837号には、光電センサ装置が記 載されており、このセンサ装置では複数の測定区間がクロック制御されて走査さ れ、クロック制御された被検出信号が後置接続された評価装置を介し時定数に依 存して調整される。このことにより一方では、外部の影響、例えば装置のビーム に重畳された外部光線を除去することができ、これによって濡れに依存する信号 だけが得られる。このことによって入力信号における障害レベルも何の影響も及 ぼさなくなるので、いずれの付着膜、いずれの濡れも水滴の大きさおよび水滴量 に対応して信号に対応付け ることができる。このことによって信号自体を濡れに対応してウィンドワイパー の制御に使用することができる。従来技術から公知の、ウィンドワイパーにより 惹起される信号をブロックするための時間窓の代わりに、全時間にわたって到来 する信号を評価することができる。到来する信号の振幅を評価する必要はなく、 信号の数ないし該当する水滴の数を計数するだけで十分である。同じように信号 を発生する抜取り通過は非常に簡単に次のようにして考慮することができる。す なわち、ウィンドワイパーモータを制御するための信号を、信号の数が拭取りに よって惹起されるセンサ装置の信号の数よりより確実に多いときに初めて送出す るのである。ここで計数装置は各パルスを計数し、これにより確実に濡れに属す る信号が拭取り過程をトリガする。 [図面の簡単な説明] 以下本発明を、添付図面に基づき実施例に即して説明する。 図1は、ウィンドワイパー装置を制御するための装置の概略的構成図である。 図2a、図2b、図2cは、モータ信号、入力信号およびカウンタ状態を時間 に対して示す線図である。 図3a、図3bは、モータ信号および感度を時間に対して示す線図である。 図4は、tv=0のときの時間に対する感度の線図である。 図5は、入力信号の時間に対する線図である。 図6〜8は、虫が衝突した際、水滴が衝突した際、および風の中を移動する水 滴が衝突した際の入力信号の値を時間に対するプロットした線図である。 図9は、バックグランドメモリを有する動作に対するフローチャートである。 図10は、センサ装置のブロック回路図である。 [有利な実施例の説明] 図1によれば、ウィンドワイパー装置を制御するための装置は駆動モータMを 有し、この駆動モータは少なくとも1つのワイパー、通常は2つのワイパー11 を窓の拭取り領域10aにわたって案内する。拭取り領域10aには、センサ装 置12が配置されている。このセンサ装置はドイツ連邦共和国実用新案登録第9 309837号から公知である。このセンサ装置については上記の公報を参照す ることができる。しかし必要な限りはセンサ装置の詳細について以下に説明する 。 センサ装置12は、ワイパーによる拭取り過程中に、縁部に固定配置された構 成では少なくとも1回、センサ装置がワイパーの拭取り領域の任意の箇所に配置 さ れている場合は2回、拭取り通過される。センサ装置は窓(ウィンドブレーカ) の付着膜(Belag)または濡れによって次のような影響を受ける。すなわち、そ れそれに影響によって水滴の大きさまたは水滴量に対応する信号Esが形成され る。駆動モータMおよびセンサ装置12と信号処理装置13が接続されており、 信号処理装置はセンサ装置12により形成された信号を駆動モータMに対する制 御信号Sに変換する。装置はまたスイッチ接点装置とすることもできる。このス イッチ接点装置は、場合により拭取り過程中のワイパーの少なくとも所定の1箇 所に対応づけることができる。通常、スイッチ接点装置14は、駆動モータMの モーター終端スイッチであり、このスイッチの作動の際にワイパー11は停止位 置にある。 センサ装置12からワイパー11による拭取り通過中に形成される信号を識別 するための手段として、カウンタZが計数装置15に設けられている。カウンタ はここで拭取り過程中にセンサ装置12により検出されたすべての信号を計数し 、これを所定値と比較する。この所定値を上回ると拭取り過程がトリガされる。 しかしこの所定値はセンサ装置12によりワイパーの拭取り通過中に形成される 信号の数よりも大きい。後続の拭取り過程のトリガの後、しかし遅くとも少なく とも1回の拭取りサイクルの後、計数装置15のこの値 は初期値にリセットされる。信号はスイッチ接点装置14も、ワイパーが例えば その停止位置にあると直ちに送出することができる。 センサ装置自体は実施例では光電的に動作する。ここでビーム送信器とビーム 受信器の共働によって少なくとも2つの測定区間を形成することができる。この 測定区間は交互にクロック発生器を介して制御される。評価装置16はクロック 制御される信号を検知し、到来する信号を、例えばドイツ連邦共和国実用新案登 録第9309837号に記載されたようにゼロに調整する。これにより、強い外 部ビーム自体を絞り込み、窓10の付着膜および濡れだけに依存する信号Esを 発生させることができる。重要なことは、センサ装置が、水滴の大きさおよび水 滴量に対応する信号を、センサの動作形式(光学的、容量的等)に依存しないで 形成できることである。小さな水滴は小さな信号を形成し、大きな水滴は大きな 信号を形成し、風の中を動いている場合には複数の信号を形成する。これにより 濡れの量と質を明瞭に識別することができる。従来の技術では、所定の基準値を 下回ると直ちに拭取りが行われる。しかしここでは利用できる信号領域内で応答 特性が新たな濡れの時間経過に対応して(analog)調整され、検知閾値Dは例え ば変化されない。調整装置は次のように個々のビーム源の測定されたビーム出力 を調整す る。すなわち、濡れていないセンサ作用領域では各測定区間が1つの検知信号の 区間を形成し、この区間の平均振幅値がほかの測定区間に配属された検知信号の 区間の平均振幅値と等しくなるように調整するのである。ここでフィルタ回路は 、クロック制御される検知信号を、個々の測定区間に配属された区間間の差を基 準にして、制御信号を形成するためにろ波する。これについての詳細はドイツ連 邦共和国実用新案登録9309837号を参照されたい。この参照によりこの公 報は本考案の対象とされる。 図10に示された構成では、2つのビーム源2.1および2.2の制御のための回路 装置はクロック発生器30である。クロック発生器は非反転出力側30.0と反転出 力側30.1に交互に電流パルスを発生する。この電流パルスは、出力側に接続され たビーム源のビーム発射をその持続時間の間、それそれ励起する。電流パルス発 生器30の一方の出力側は電流値を調整するために電流調整素子32を有してお り、この電流調整素子はその調整入力側(端子)47における調整信号Srによ って調整可能である。ビーム受信器16の入力箇所におけるこれら2つのビーム 源の反射ビームはこのビーム受信器によって電気出力信号S16に変換される。 この出力信号は、図3に示された構成に相応して、増幅器35およびハイパスフ ィルタまたはバンドパスフ ィルタ36を介し、検知信号SDとしてフィルタ回路36の出力側(端子)に達 する。フィルタ回路36の出力側には信号センタリング段ないし中央値設定段( Signal-zentrierstufe)48が接続されており、このセンタリング段はフィルタ 回路36の出力側における検知信号SDの変化を中央電圧(Mittenspannung)U zに印加する。図示の実施例では、信号センタリング段48は、2つの復調器出 力側49.1と49.2を備えた同期復調器(Demodulator)49を有する。これらの出 力側にはそれそれ1つのビーム源が配属されている。この配属は電流パルス発生 器30の制御クロックS30.0を介して行われる。この電流パルス発生器はまたビ ーム源のビーム発射も制御する。復調器出力側49.1と49.2には図示の実施例では 復調値ストア手段ないしキャパシタ(Speicher)50.1と50.2が後置接続されてい る。これらのストア手段は、同期復調器49により走査され、両方のビーム源に 割り当てられた、復調器信号SDの信号部分の平均(mittleren)振幅値を瞬時 ストアし、このようにして包絡線変調器を形成する。2つの検出値ストア手段の 瞬時平均振幅値から、後続の演算増幅器51で差値が形成され、中央値(Mitten wert)に印加(重畳)される。このように形成され、平滑化された検知信号SD mは評価装置41にも、大きな制御時定数Tvを有する制御回路52にも供給さ れる。この検知信号SDmは、フィルタ回路36の出力側における検知信号SD よりも格段にエラーが少ない。図示の実施例では、制御回路は時定数素子53と 比較器54を有し、比較器は基準信号Srefとの比較から電流調整素子32の 調整入力側47に対する調整信号Srを形成する。この調整信号Srにより、電 流調整素子により制御されるビーム源2.1のビーム出力は次のように変化される 。すなわち、検知振幅値の差が信号センタリング段48の出力側においてゼロに なるように変化される。制御速度、すなわち制御回路52の制御時定数Tvはこ こでは、これが検出すべき濡れ過程のもっとも緩慢な変化よりも何倍も大きいよ うに選定される。評価装置41は入力側で直接、2つの検出値メモリ50.1と50.2 の出力側と接続することもできる。これは例えば、評価回路を用いて濡れを測定 すべき場合である。制御時定数は切換シーケンス信号の振動(反復)期間(Schw ingungsperiode)よりも実質的に何倍も大きい。切換シーケンス信号はビーム受 信器に配属されたビーム源またはビーム源群を切り替える。これによってプレー トまたは璧のセンサ作用領域における緩慢な変化または無変化(これらは濡れに よるものではなく、また濡れに該当しない)が濡れの識別または測定の際に考慮 されず、老化、汚れ、または温度差による影響を容易に除去することができる。 これらは公知の装置では問題を引き起こすものである。 カウンタZにより求められた値は次に直接、D/A変換器19に供給すること ができる。D/A変換器19はそこから駆動モータMに対する制御信号Sを形成 する。一般的には、計数状態が平均的に高ければ、または拭取り過程の開始時に 高ければ、より頻繁に拭取りが行われる、と言うことができる。問題なしに全信 号を拭取り過程中に評価することができる。自動リセットにより、時間に依存し て、または制御電圧に依存して、またはワイパー位置に依存して、個々に発生す る信号も確実に検出することができる。実施例ではこのために、初期値Aと、こ れを上回ると拭取り過程がトリガされる値との整数間隔が、拭取り通過の数、す なわち1または2に相応する値に対して高められる。最初の信号は例えばタイマ を切り替えることができる。このタイマは初期値Aを所定時間の間、1だけ高め 、その際、タイマを介して供給され、新たに到来する各別の信号がタイマの計数 時間を新たにスタートさせる。信号を明瞭に検出することができれば、個々の事 象、例えば図6に示された虫の衝突は明瞭な個別信号を発生させる。一方、水滴 さらに風の中の水滴でさえ図7および図8のように比較的長い信号ないし多数の 信号を形成し、これらの信号はカウンタを相応に高く計数させ、これにより所定 値を上回る。不所望のトリガお よびこれに結びついた運転者の驚愕的瞬間が回避される。 調整手段18をセンサ装置12の応答特性を調整するために設けることができ る。この調整手段18もまたセンサ装置に直接設けることができ、拭取り過程の 開始後の所定時間tvの経過後に、センサ装置の応答特性をスイッチ接点装置1 4のモータ信号Msに依存して低減する。このことにより、それから存在する信 号が検知される値がシフトされる。したがって、個々に発生する信号内で、水滴 に相応する信号さえ評価のために変更する制御経過を形成することができる。利 用可能な信号内で検出閾値がシフトされる。このことにより、応答特性が低減さ れていれば、大きな水滴が信号の高さおよび/または信号の持続時間に基づいて 、入力信号となるが、一方、小さな水滴は何の作用も示さない。 このことは次の2つの手段により行うことができる。すなわち、応答特性およ びセンサ装置の感度を、感度の調整によって低減するのである。これにより信号 は増幅度が低いため小さな振幅を描出するか、又は、信号が時間的に短くなるよ う制御時定数を調整する。あるいは、信号を異なるディバイダ比ないし分割比( Teilerverhaeltnis)で検出することができる。すべての調整に共通に、調整手 段18は装置の応答特性を調 整するために、所定時間Tv経過後に応答特性を高感度の初期状態から応答特性 の感度の低い所定の中間状態へ調整し、次いで所定の時間t2内に最終状態に戻 し調整するのである。この最終状態は好ましくは初期状態に相応する。この限り において、終端スイッチの信号を省略することもできる。なお上記の調整で所定 時間tvは、ワイパー11かその停止位置を去った後の所定時間tv後、または制 御信号がワイパーに伝達された後の所定時間tv後とされる。この所定時間tvは 場合によりゼロであることもできる。 センサで検出された信号を制御時定数を介して調整することは基本的に次のよ うに行う。すなわち、信号の差値がゼロになるように調整し、この場合、制御時 定数が大きい場合には、小さい場合よりも差値は緩慢にゼロに近づくようにする 。調整素子18は1つの拭取り過程の間、濡れが存在しない時間間隔よりも制御 時定数を小さく調整する。すでにこれだけで、拭取り通過の後に自然に乾いた条 痕によって発生する変化を測定信号から除去することができる。制御時定数は信 号処理装置13によってモータ終端スイッチEの信号と、約10から30秒の時 間間隔に依存して調整される。感度は次のようにしてシフトされる。すなわち、 戻し調整した後は大きな水滴だけを識別するようにするのである。副次的作用と して、センサ装置12をワ イパー11が拭取り通過したことによって形成された信号が評価可能となる。な ぜなら、大雨のときには大きな拭取りパルスも形成されるからである。 択一的にまたは補充して、調整素子(Stellmittel)30を設けることができ る。この調整手段はスイッチ接点装置14の信号に依存して、ディバイダ比(除 数)を所定の時間t2内に1:1にまで低減する。これにより、調整素子30が ディバイダを1にセットするまでに、まず複数の信号Esがただ1つの信号にな る。このことによって、雨のため、または風の中を移動することにより複数の信 号を形成する比較的大きな水滴のため、開始時のディバイダが高くても、ディバ イダ(Teiler)が所定時間後にただ1つの信号しか導通されないように減少され るとすぐに、複数からなる1つの信号または1つの信号しか発生しなくなる。 以下、検出された結果を図2aから図5に基づいて詳細に説明する。図2aは まずモータ信号Msを示す。このモータ信号は時間で変化する。ウィンドワイパ ーモータが時点t1で投入接続されると直ちに、モータ信号Msが発生し、この 信号は拭取り時間twにわたって存在する。このモータ信号の発生により、カウ ンタZの値は初期値Aにセットされる。この初期値は図2cでは−2である。こ こで−2の数は、ワイパー11が拭取り領域10aのセンサ装置12を2回拭取 り 通過する場合に選択される。図2bでは同じように発生する信号が時間に関して プロットされている。最初の2つの信号20と21はここで、ワイパーがセンサ 装置を拭取り通過することによって発生する。ここで各信号は1つのパルスとな り、入力信号Esとして信号処理装置13に供給される。これら2つの信号だけ で計数装置15は値ゼロまでカウントアップする。この値は「所定値」に相当す る。さらに発生する2つの信号22はこの値をさらに高める。次に、カウンタZ の値に依存してD/A変換器19は制御信号Sを駆動モータに対して形成する。 この制御信号によりワイパーは再び投入接続され、これによりカウンタは初期値 −2にリセットされる。 この計数装置15は感度制御と共に用いることができる。このことは図3aか ら図5に示されている。実施例は感度の制御すなわち振幅の減少制御を示す。し かし制御時定数ないしディバイダ比の変化も同じように作用する。図3aにはモ ータ信号がプロットされている。この信号は時点t1で調整手段18を介して応 答特性を調整するために、感度Eを図3bに従って最大値Emaxから最小値E minに制御する。この最小値は図3bではまず所定の時間tvにわたって維持 される。拭取り過程に続く期間t2(この期間は実質的に10から30秒とする ことができる)で、感度E は徐々に再び値Emaxに移行する。 図4によれば、tv=0のときに応答特性をすでに拭取り過程中に徐々に再び 上昇させることができる。全期間中に、連続的に検出された各信号がメモリない しストア手段(Speicher)に供給される。このストア手段は所定値を上回る際に 拭取り過程をトリガする(始動させる)。このことによって雨が強い場合でも全 拭取り過程中に亘り信号が検出され、この信号によりウィンドワイパー装置の敏 感な制御が可能となる。場合により、ウィンドワイパー制御部を、例えば貨物自 動車の際を通過する際、またはトンネルから出る際に迅速に応答させるために、 拭取り過程の直後に発生する信号を直接、ウィンドワイパー装置の制御のため制 御ユニット15のストア手段に記憶することが付加的にできる。 結果が図5に示されている。前に説明したように、破線に従い感度、すなわち センサ装置全体の応答特性が制御されて変化する。信号(複数)により、検知閾 値を超えると直ちに制御が応答する。この場合に複数の信号を1つのストア手段 にストアすることもできる。これは、ソフトで一様なワイパー経過を得るためで ある。まず最初に図5の左側で雨が降る。この雨はピークP1で検知閾値を上回 るため、ワイパーをトリガする。その時点で車両使用者はワイパーを同じように 視 野障害のため操作しようとしたであろう。拭取り過程の開始時に、すなわち時点 t1でtv=0をもって感度が初期状態から中間状態へ低下制御される。これの結 果として、その後の水滴の振幅は小さくなる。しかし雨が強ければ、振幅はすぐ にまた検知閾値Dに達するだろう。感度は再び徐々に上昇し、再び最大感度Em axの最終状態に達することとなる。この最終状態は、水滴がビークP2として 検知閾値を上回らなければ、初期状態に相当する。新たに拭取り過程がトリガさ れると、感度は最小感度Eminの中間状態に降下する。ピーク間の時間または 感度低下間の時間は、制御部が次の拭取り間隔としてインターバル時間ti1を もって記録する。雨の間に変化する条件は次のようにして考慮することができる 。すなわち、第2のピークが検知閾値により早く到達すれば(これは例えば破線 で示されたP3)、インターバル時間ti2が得られることとなる。 計数装置15は第1のストアユニットないしキャパシタユニット(Speicherei nheit)とすることができる。このストアユニットは所定値Vを越えるとき、お よび/または場合により所定時間内で順次連続する所定数の拭取り過程が生じた 後、信号伝送手段を介して別の信号Swをバックグランドストア手段(ないしキ ャパシタ)25に伝送する。このバックグランドスト ア手段の内容は同じように制御信号の形成を、場合によりストアユニットのディ スチャージ(Entladen)の後にも制御する。 この種の装置の概略的動作経過は図9に示されている。信号Esがセンサ装置 により検出されると直ちに、ストアユニットとしての計数装置はSTARTによ りスタートされる。入力信号が読み出され、整数nが得られる。初期値A(この 初期値は例えば拭取り通過により引き起こされる信号を反映している)を減算し て、拭取り過程中に実際に到来する信号数Xが得られる。この値Xがゼロよりも 小さければ、このことにより基本的に拭取り過程を終了するか、または駆動モー タを全くスタートさせないことになる。Xがゼロよりも大きければ、拭取り過程 中に短時間で発生した信号の数に応じて、ウィンドワイパーのインターバル回路 が信号数に依存する時間間隔でトリガされるか、または信号数が大きい場合(例 えば13以上)は直ちにトリガされる。後者は例えば貨物自動車の際を通過した 場合で、連続拭取りがトリガされる。 同時に、値Xが所定の閾値Vより大きいか否かが検査される。このときここで 付加的にまたは択一的に、直接連続する拭取り過程の数を利用することもできる 。値V以上になると、バックグランドストア手段25の値が高められ、その場合 、有利には当該ストア手段の 内容全体より小さな値が選択される。これは、このバックグランドストア手段の フレキシブルな特性を得るためである。例えば、値を2だけ高めることができる 。引き続くステップでこの値は、信号がスイッチ接点装置から出力されると例え ば1だけ減分される。 引き続いて、Xがゼロであるか否かを検査するだけでなく、バックグランドス トア手段の値が再びゼロであるか否かが検査される。両方の条件が満たされて初 めて、駆動モータが停止される。 このバックグランドストア手段25により、拭取り運動を徐々に追従制御する ことができる。なぜなら自然でも、雨は突然降ったりやんだりせず、雨の後に制 御された後拭きが必要となるからである。しかし、先に作動するストアユニット 、ここでは計数装置は瞬時に水しぶきに応答することができる。 カウンタ(Z)が所定値、例えばその最大値に達するとき、制御ユニットは更 なる拭取り過程を必要とする相応の濡れの存在を知る。先行する拭取り過程が終 了する前にこの値に達したなら、この種の濡れが存在し、ワイパーは連続動作に 留まらなければならない。この値に予定よりも早く新たに到達する場合には、例 えば制御信号(S)が延長され、駆動モータ(M)は連続動作に留まる。このた めに、例えば制御電圧の印加される時間を相応に制御することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月17日 【補正内容】 (1)補正書(差替)第2頁10〜17行 (原明細書2頁目への挿入部分)の翻訳 (明細書翻訳文第2頁第19行と第20行の間に加入) 「ドイツ連邦共和国特許公開公報第3941905号から、センサ装置として 光開閉器ないし光電バリア(Lichtschranke)を使用する装置が公知である。こ の光開閉器はワイパーにより拭取り通過の影響を受けないので、ワイパー自体に よってのみでは信号が出力されない。発生した信号について質的に、それら信号 が本来の拭取り過程中にすなわちワイパーの運動中に発生したか、またはワイパ ーが静止状態にある時点で発生したか、が判定される。ワイパーが過度に早く、 または過度に遅く反応することを回避するために、本来の拭取り過程中に累積さ れた信号が拭取り過程を考慮に入れた係数1と乗算される。そのパルス幅に応じ て累積された信号が閾値に達すると、拭取り過程が開始され、累積された値が初 期値にリセットされる。ワイパーの拭取り通過自体により惹起される信号の問題 は発生しないが、この装置には雨滴を大きさに応じて検出することができず、光 開開器が汚れの影響を受けやすいという欠点がある。なぜならこの装置の“視野 回路”はワイパーによって一緒に清掃されないからである。」 (2)補正書(差替)第2a頁の変更部分(第5〜13行)の翻訳 (明細書翻訳文第3頁第5〜13行「この課題は、・解決される。」の差替文) 「この課題は、計数装置が設けられており、該計数装置のカウンタは、ワイパ ーの拭取り通過(スウィープ走行)により惹起される信号を識別するための手段 として、拭取り過程中にセンサ装置から送出される信号を計数し、該カウンタの 所定値の超過によって更なる拭取り過程がトリガされ、前記所定値は、ワイパー 自体がセンサ装置を拭取り通過したことによってのみ、センサ装置により形成さ れる信号の数よりも少なくとも大きく、計数装置の値は初期値にリセット可能で あるように構成して解決される。」 (3)補正書(差替)第5頁の変更部分の翻訳 原明細書第5頁27行「Wesentlich」の「Vorteilhaft」への変更の翻訳文 明細書翻訳文第7頁13行の「重要なことは」を「有利には」に変更する。 (4)原明細書(差替)第6頁15行「Fig」の次の余白を「10」とする補正。 明細書翻訳文第8頁11行 の「図10」(原明細書の翻訳文にて修正済−明白な誤記脱落のため) (5)請求の範囲の補正(別紙) 請求の範囲(第15頁の差替補正) 1. ウィンドワイパー装置を制御するための装置であって、 −窓(10)の拭取り領域(10a)を拭取り通過する、少なくとも1つのワイ パー(11)に対する駆動モータ(M)と、 −拭取り領域(10a)に配置されたセンサ装置(12)と、 −駆動モータ(M)およびセンサ装置(12)と接続された信号処理装置(13 )と、 −センサ装置(12)によってワイパー(11)の拭取り通過中に形成された信 号(Es)を識別するための手段とを有し、 前記センサ装置(12)は、ワイパー(11)による拭取り過程中に少なくと も1回拭取り通過され、窓(10)の付着膜または濡れによって影響される信号 を形成し、 前記信号処理装置(13)は、センサ装置(12)により形成された信号(E s)を駆動モータ(M)に対する制御信号(S)に変換する形式の装置において 、 計数装置(15)が設けられており、 該計数装置のカウンタ(Z)は、ワイパーの拭取り通過により惹起される信号 を識別するための手段として、拭取り過程中にセンサ装置(12)から送出され る信号(Es)を計数し、 該カウンタ(Z)の所定値の超過によって更なる拭取り過程がトリガされ、 前記所定値は、ワイパー自体がセンサ装置を拭取り通過したことによってのみ 、センサ装置(12)により形成される信号の数よりも少なくとも大きく、 該計数装置(15)の値は初期値にリセット可能であることを特徴とする、ウ ィンドワイパー装置を制御するための装置。 2. カウンタ(Z)が所定値に達した際、更なる拭取り過程がスタートされ、 先行する拭取り過程の終了前に該所定値に達した場合には、駆動モータ(M) を連続動作に留める制御信号(S)が形成される、請求の範囲第1項記載の装置 。(以下の請求項には変更なし。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P4411772.8 (32)優先日 1994年4月6日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AM,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,K Z,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO,NZ ,PL,RO,RU,SD,SI,SK,TJ,TT, UA,US,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ウィンドワイパー装置を制御するための装置であって、 −窓(10)の拭取り領域(10a)を拭取り通過する、少なくとも1つのワイ パー(11)に対する駆動モータ(M)と、 −拭取り領域(10a)に配置されたセンサ装置(12)と、 −駆動モータ(M)およびセンサ装置(12)と接続された信号処理装置(13 )と、 −センサ装置(12)によってワイパー(11)の拭取り通過中に形成された信 号(Es)を識別するための手段とを有し、 前記センサ装置(12)は、ワイパー(11)による拭取り過程中に少なくと も1回拭取り通過され、窓(10)の付着膜または濡れによって影響される信号 を形成し、 前記信号処理装置(13)は、センサ装置(12)により形成された信号(E s)を駆動モータ(M)に対する制御信号(S)に変換する形式の装置において 、 計数装置(15)が設けられており、 該計数装置のカウンタ(Z)は、ワイパーの拭取り通過により惹起される信号 を識別するための手段として、拭取り過程中にセンサ装置(12)から送出され た信号(Es)を計数し、 該カウンタ(Z)の所定値の超過によって更なる拭取り過程がトリガされ、 前記所定値は、ワイパーの拭取り過程中にセンサ装置(12)により形成され た信号の数よりも少なくとも大きく、 該計数装置(15)の値は初期値にリセット可能であることを特徴とする、ウ ィンドワイパー装置を制御するための装置。 2. カウンタ(Z)が所定値に達した際、更なる拭取り過程がスタートされ、 先行する拭取り過程の終了前に該所定値に達した場合には、駆動モータ(M) を連続動作に留める制御信号(S)が形成される、請求の範囲第1項記載の装置 。 3. 駆動モータ(M)のモータ終端スイッチが操作されるときにはワイパー( 11)がその停止位置にあり、前記モータ終端スイッチは該計数装置(15)の 値をリセットする、請求の範囲第1項記載の装置。 4. 光電センサ装置(12)が、複数のビーム送信器と少なくとも1つのビー ム受信器、または少なくとも1つのビーム送信器と複数のビーム受信器を有し、 これらは少なくとも2つの測定区間を形成し、かつクロック発生器を介して制 御され、 評価装置(16)がクロック制御される信号を検知 し、信号処理装置(13)に供給し、 個々のビーム源のビーム出力を調整するための調整装置(32)が設けられて おり、 センサの作用領域が濡れていないときは各測定区間は検知信号の一部分を形成 し、 当該検知信号の平均振幅値は、他の測定区間に割り当てられた、検知信号の一 部分の平均振幅値と等しく、 フィルタ回路が、個々の測定区間に割り当てられたそれぞれの部分を区別して 制御信号を形成するために、クロック制御される検知信号をろ波する、請求の範 囲第1項記載の装置。 5. 初期値(A)と、これを上回ると拭取り過程がトリガされる値との間隔は 整数であり、 当該整数間隔は、ワイパー(11)がセンサ装置(12)の拭取り通過の際に 形成する信号の数よりも少なくとも1だけ大きい、請求の範囲第1項記載の装置 。 6. 第1の信号はタイマ(17)をスタートさせ、該タイマは予調整可能な時 間に対する初期値を少なくとも1だけ高め、 各新たに到来する信号は同様にタイマを介して供給され、タイマ経過時間を新 たにスタートさせる、請求の範囲第5項記載の装置。 7. 該センサ装置(12)は、水滴の大きさおよび 数に対応する信号を形成し、 調整手段(18)が装置の応答特性を調整するために設けられており、 前記調整手段は、応答特性をワイパー(11)がスタートした後の所定時間後 (tv)に、高感度の応答特性を有する初期状態から低感度の応答特性を有する 所定の中間状態に調整し、次いで所定の時間内(t2)に高感度の応答特性を有 する最終状態へ戻し調整し、 該最終状態は好ましくは初期状態に相応する、請求の範囲第1項記載の装置。 8. 応答特性を調整するための該調整手段(18)は、信号(Es)が検知閾 値を上回る場合、初期状態に到達する前に応答特性を再び中間状態に低減し、 中間状態に最初に到達するときと、2回目に到達するときとの間の時間は、tv =0のときワイパーのインターバル時間(ti)である、請求の範囲第7項記載 の装置。 9. 応答特性を調整するための該調整手段(18)は、応答特性とセンサ装置 の感度を、信号の増幅度の減少によって調整し、および/または発生する信号( Es)が調整される制御時定数の減少によって調整する、請求の範囲第7項記載 の装置。 10. 応答特性を調整するための該調整手段(18)は調整素子(30)を有 し、 該調整素子(30)は、該調整素子がディバイダを1にセットするときまでに 当初の複数の信号(Es)がただ1つの信号になるよう、ディバイダ比を所定の 時間(t2)内に1:1まで低減する請求の範囲第7項記載の装置。 11. 該計数装置(15)は第1の記憶ユニットであり、 所定の別の値(V)を上回るとき、および/または、場合により所定の単位時 間内で順次連続する拭取り過程の数が所定数に達した後、信号伝達手段は別の信 号(Sw)をバックグランドストア手段(25)に伝達し、 当該バックグランドストア手段の内容も同じように制御信号の形成を、場合に よりストアユニットのディスチャージ後も制御する、請求の範囲第1項記載の装 置。 12. 前記別の値(V)または拭取り過程の数を上回ると直ちに、前記信号伝 達手段は制限された信号値(Y)を該バックグランドストア手段(25)に伝達 し、 前記制限された信号値は該バックグランドストア手段の最大記憶内容よりも小 さい、請求の範囲第11項記載の装置。 13. デジタルバックグランドストア手段(25) の値(w)は各実行された拭取り過程によって少なくとも所定の第3の値だけ完 全にディスチャージするまで低減される、請求の範囲第11項記載の装置。
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