JPH0950035A - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネルの製造方法

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JPH0950035A
JPH0950035A JP20347995A JP20347995A JPH0950035A JP H0950035 A JPH0950035 A JP H0950035A JP 20347995 A JP20347995 A JP 20347995A JP 20347995 A JP20347995 A JP 20347995A JP H0950035 A JPH0950035 A JP H0950035A
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ink
substrate
liquid crystal
crystal panel
manufacturing
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Kengo Hiruta
健吾 昼田
Eisei Kin
永生 金
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HIRUTA KENTA
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HIRUTA KENTA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に壁体を高精度に形成することができる
液晶パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 液晶を包囲するシール材の平面形状をな
すインク通過部13を有する印刷原版11を基板2の表
面2aに装着し、印刷原版11を基板2の裏側から電磁
石15で吸着して基板表面2aに密接させる第1の工程
と、インクを印刷原版11に擦り付けることによりイン
ク通過部13を通じて基板表面2aに印刷する第2の工
程と、基板2に印刷したインクを固化させて前記シール
材とする第3の工程とを備えることを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルの製造
方法に係わり、特に、基板にシール材等の壁体を高精度
に形成することができる液晶パネルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように液晶パネル100は、
ガラス材料等の透明な絶縁材料により形成され、液晶1
を介して対向配置される基板2、3を有しており、この
基板2、3の間には、液晶を包囲する壁体であるシール
材5が形成されている。
【0003】そのシール材5の形成方法としては、一方
の基板2の表面2aにスクリーン印刷により付設する方
法が一般的であり、他方の基板3は、その後貼り合わせ
られる。上記スクリーン印刷は、形成すべきシール材5
の平面形状をなすインク通過部を有する印刷原版を用
い、その印刷原版を基板2の表面2aに装着した後、熱
硬化型樹脂等からなるインクを印刷原版に擦り付けるこ
とによりインク通過部を通じて基板表面2aに印刷し
て、シール材5を形成するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このシール
材5は、基板2、3間の間隙(ギャップ)を決定する要
素であり、この高精度化が液晶パネル100の品質向上
につながる。そこで、本発明者らが、シール材5の更な
る高精度化の検討を行なったところ、印刷原版を基板2
の表面2aに装着した際の、印刷原版の保持力の向上を
想起するに至った。しかし、印刷原版の一方の面には、
基板2が配置され、また、印刷原版の他方の面には、イ
ンクを印刷原版に擦り付ける機構が設けられなければな
らない。従って、従来のスクリーン印刷では、印刷原版
の保持力を向上することは困難であった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、基板に壁体を
高精度に形成することができる液晶パネルの製造方法を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液晶パネ
ルの製造方法では、形成すべき壁体の平面形状をなすイ
ンク通過部を有する印刷原版を基板の表面に装着し、印
刷原版を基板の裏側から磁力で吸着して基板表面に密接
させる第1の工程と、インクを印刷原版に擦り付けるこ
とによりインク通過部を通じて基板表面に印刷する第2
の工程と、基板に印刷したインクを固化させて壁体とす
る第3の工程とを備えることを前記課題の解決手段とし
た。従って、印刷原版を基板に吸着した状態で、印刷原
版に対するインクの擦り付けおよび基板へのインクの印
刷を行なうので、印刷原版と基板との間にずれが防止さ
れ、基板へのインクの乗りや、インクの印刷位置精度が
確保される。また、基板に印刷されたインクは、インク
通過部を型とする立体形状を形成するので、固化される
ことにより目的形状の壁体を高精度に形成することがで
きる。
【0007】請求項2記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項1記載の液晶パネルの製造方法であって、前
記第2の工程において、インクの擦り付けが印刷原版表
面を摺動するスクイージの往復動によりなされることを
前記課題の解決手段とした。従って、印刷原版に対する
スクイージの往復動により、基板へのインクの印刷が確
実になされる。また、印刷原版が基板に圧接状態で面接
触しているので、スクイージの往復動の際に印刷原版と
基板との間の面方向のずれが防止される。
【0008】請求項3記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項1または2記載の液晶パネルの製造方法であ
って、インクが基材と壁体の構成材料となる粒子とから
なり、粒子と基板の少なくとも一部が同材質であること
を前記課題の解決手段とした。従って、壁体と基板との
各種性質が近いので、壁体と基板との一体化が確実にな
されるとともに、壁体と基板とが全体的に略一様な電気
的、物理的性質を有することができる。
【0009】請求項4記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項3記載の液晶パネルの製造方法であって、第
3の工程は、インク中の粒子を基板と一体に焼成する工
程であることを前記課題の解決手段とした。従って、基
板に印刷したインクを焼くことにより、基材を蒸発させ
てインク中の粒子からなる壁体を焼成することができ
る。
【0010】請求項5記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項1ないし3のいずれかに記載の液晶パネルの
製造方法であって、第3の工程は、インクに遠赤外線を
照射する工程であることを前記課題の解決手段とした。
従って、遠赤外線の作用によって、インクの表層および
内部が均等に加熱・固化される。また、インクの加熱と
同時に基板も加熱されるので、インク内の成分と基板と
がインクの固化とともに一体化され、固化時間の短縮も
可能である。
【0011】請求項6記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項1ないし3のいずれかに記載の液晶パネルの
製造方法であって、インクは紫外線硬化性物質を含有
し、第3の工程は、インクに紫外線を照射して紫外線硬
化性物質を硬化させる工程であることを前記課題の解決
手段とした。従って、紫外線硬化物質の硬化によってイ
ンクが固化されるので、インクおよび基板の入熱が少な
く、入熱や冷却による歪みや変形等の心配が無い。
【0012】請求項7記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項1ないし6のいずれかに記載の液晶パネルの
製造方法であって、基板へのインクの印刷完了後に、基
板裏側の磁力による吸着力を弱め、印刷原版本体をその
裏側から磁力で吸着して基板から離脱する第4の工程を
備えることを前記課題の解決手段とした。従って、基板
へのインクの印刷の完了後に、基板裏側の磁力の発生源
で発生する磁力を弱めるか磁力の発生源を基板から遠ざ
けて印刷原版に対する吸着力を弱める。印刷原版の基板
からの離脱は、印刷原版裏面からの磁力による吸着なの
で、印刷原版の広い範囲にわたって吸着力が作用し、印
刷原版に歪み等を生じさせることなく安定に離脱を行な
うことができる。
【0013】請求項8記載の液晶パネルの製造方法で
は、請求項1ないし7のいずれかに記載の液晶パネルの
製造方法であって、壁体が液晶を包囲するシール材であ
ることを前記課題の解決手段とした。従って、請求項1
ないし7のいずれかに記載の液晶パネルの製造方法と同
様にして、シール材を形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液晶パネルの
製造方法の一実施形態を図を参照して説明する。尚、本
発明の液晶パネルの製造方法は、図4に示す基板2の表
面2aへのシール材5等の壁体の形成過程に特徴を有す
るので、その形成過程について説明する。
【0015】図1は、基板2の表面2aに印刷原版11
を設置吸着する工程(第1の工程)を示す図であり、基
板2は、ガラス製の板材であって平坦な表面2aを有し
ている。
【0016】一方、印刷原版11は、厚さ数μm程度の
薄板材であって、図3に示すように基板2の表面2aに
形成すべきシール材5の形状をなす図1に示す溝状のイ
ンク通過部13がその厚さ方向に貫通形成されている。
印刷原版11としては、(1)強磁性体粉を結合材中に
分散固定して形成された印刷原版11、あるいは(2)
強磁性体からなる薄板にインク通過部13を形成した印
刷原版11、などが使用可能である。
【0017】(1)強磁性体粉を結合材中に分散固定し
たものとしては、ナイロンやポリエステル等の合成繊
維、またはステンレス等の金属細線などで織ったメッシ
ュスクリーンの、印刷パターンをなすインク通過部13
以外の部分に、強磁性体粉を添加した樹脂層を形成した
ものなどが使用可能である。この場合、前記樹脂層の形
成方法としては、周知のフォトレジストに強磁性体粉末
を添加したものを前記スクリーンに塗布し、これを印刷
パターンの反転形状に露光した後、不要な部分を除去し
てインク通過部13を形成する方法が好適である。強磁
性体としては、鉄,コバルト,ニッケルまたはこれらの
合金、酸化物系磁性材料、化合物系磁性材料など、従来
周知の強磁性体はいずれも使用可能である。なお、樹脂
層のみにより十分な引っ張り強度を得ることができれ
ば、前記メッシュスクリーンを省いて、金属粉を添加し
た樹脂(いわゆるゴム磁石、プラスチック磁石を含む)
のみから印刷原版11を形成してもよい。その場合に
は、印刷原版11をエッチングまたは機械加工し、印刷
パターンをなす開口部(インク通過部)を形成する。ま
た、メッシュスクリーンを強磁性体で形成してもよい。
【0018】(2)強磁性金属薄板にインク通過部13
を形成したものとしては、軟鉄、コバルト合金、ニッケ
ル合金等の強磁性金属の薄板を打ち抜き、レーザー加
工、エッチングなどの手法により加工し、印刷パターン
をなすインク通過部13を形成したものが使用できる。
インク通過部13を形成した金属薄板に、補強用のメッ
シュスクリーンを張り合わせて使用しても良い。
【0019】図3に示すシール材5は、図2に示すよう
に印刷原版11のインク通過部13に充填されることに
より基板表面2aに印刷されるインク14を固化したも
のである。このインク14は、プロテイン等を含有し、
温度変化等によって流動状態から固化可能な基材14a
内に前記基板2と同質のガラス粒子14bを分散したも
のである。
【0020】以下、印刷原版11等を用いた、基板2の
表面2aへのシール材5の形成方法を説明する。第1の
工程では、図1に示すように、印刷原版11を基板2の
表面2aに装着し、印刷原版11を基板2の裏側から電
磁石15の磁力で吸着して基板表面2aに密接させる。
この際、電磁石15は、図示しない電流供給手段におい
て、電流を調整することにより印刷原版11の吸着力が
制御されている。
【0021】第2の工程では、図2に示すように、印刷
原版11の上面11a上を摩擦・摺動可能に設けられ、
待機位置に待機されたスクイージ16の摺動方向(図中
矢印A方向)前側にインク14を供給し、スクイージ1
6を駆動する。すると、インク14は、スクイージ16
により印刷原版11に擦り付けられ、インク通過部13
を通じて基板2に印刷される。この工程においては、ス
クイージ16は、印刷原版11の上面11aを往復駆動
され、このスクイージ16の往復駆動により、インク1
4はインク通過部13に高密に押し込められる。また、
本実施形態では、電磁石15の吸着力によって印刷原版
11の全面が基板表面2aに圧接状態にあって隙間等の
発生が防止されている。従って、面方向に十分な摩擦力
が生じ、スクイージ16が印刷原版11の上面11aを
摩擦しつつ往復動する際にも印刷原版11のずれを効果
的に防止できる。よって、基板表面2aへのインク14
の乗りや、インク14の印刷位置精度が確保される。ま
た、スクイージ16を、印刷原版11の上面11aに強
く押し付けても、印刷原版11がずれないので、インク
14を、インク通過部13により高密に押し込めること
ができる。よって、印刷原版11のインク通過部13を
型とする立体形状をより忠実に形成することができるの
で、目的形状の壁体を高精度に形成することができる。
【0022】第3の工程では、電磁石15の通電を解除
し、基板2から印刷原版11を離脱した後(図3参
照)、基板2に印刷したインク14を乾燥固化させる。
インク14の固化は、インク14の材料に対応して焼結
等によって行なってもよい。また、焼結の際、インク1
4にはプロテインが含有されているので、有機溶剤など
に比べてインク14印刷時の体積の収縮が少なく、目的
の形状が維持される。
【0023】また、第3の工程は、通電を解除し、印刷
原版11をその裏面から磁力で吸着して、基板2から離
脱する第4の工程を内包する。これによれば、印刷原版
11の広い範囲にわたって吸着力が作用し、印刷原版1
1に歪み等を生じさせることなく安定に離脱を行なうこ
とができる。また、この離脱作業にあっては、印刷原版
11をシール材5の高さ方向に沿って正確に移動するこ
とができるので、壁体形状に影響を与えることが無い。
前記電磁石15の通電解除は、電磁石15を基板2から
遠ざけることにかえてもよい。基板2から離脱後の印刷
原版11は、再度基板2への装着位置に移動し、以下、
繰り返しインク14の印刷に使用される。なお、前記電
磁石15にかえて永久磁石で印刷原版11を吸着するこ
とも可能である。この場合、印刷原版11の吸着力の調
整を、永久磁石を基板2に対して接近離間させることに
より行なう。
【0024】以上のように、本実施形態の方法によれ
ば、印刷原版11を電磁石15の吸着力で吸着して基板
2に圧接した状態で印刷原版11に対するインク14の
擦り付けおよび印刷を行なうので、印刷原版11の基板
2との密着性の確保と面方向へのずれ防止とがなされ、
基板2へのインク14の乗りや、インク14の印刷位置
精度が確保され、基板表面2aに目的形状のシール材5
を高精度かつ容易に形成することができる。これによ
り、図4に示す液晶パネル100の製造コストが低減さ
れるとともに、その製造能率が向上される。加えて、印
刷原版11におけるインク通過部13の設計が容易であ
るので、シール材5の形成間隔や形状、形成位置等の設
定の自由度が向上する。
【0025】尚、図4に示すように基板2の表面2a
に、液晶1を包囲するように形成されたシール材5は、
その周囲に熱硬化性接着剤(例えば熱硬化型エポキシ樹
脂)を付着されて、他方の基板3に接着される。しか
し、インク14に前記熱硬化性接着剤を含有させて、シ
ール材5自体に接着効果をもたせることにより、他方の
基板3への接着に際して、熱硬化性接着剤の付着を省略
する好適な構成としてもよい。
【0026】また、インク14に、紫外線硬化性物質を
含有させておき、そのインク14に紫外線を照射して硬
化させる構成としてもよい。この構成では、インク14
および基板2の入熱が少なく、入熱や冷却による歪みや
変形等の心配が無いので、シール材5等の壁体の形成精
度が一層向上する。
【0027】自然乾燥によって固化可能なインク14を
使用する場合には、インク14の乾燥に遠赤外線を利用
することも可能である。この方法の場合、インク14の
表層および内部が均等に加熱・固化されるので、インク
14よりなる壁体内部に応力の残留が少なく品質が安定
する。また、インク14の加熱と同時に基板2も加熱さ
れるので、インク14内の成分と基板2とがインク14
の固化とともに容易かつ確実に一体化され、固化時間の
短縮も可能である。
【0028】また、前述した強磁性材料の微粉末をイン
ク14に混合しておくことにより、インク通過部13内
に保持されたインク14をシート材5等の壁体に向けて
磁力で吸引し、インク通過部13からのインク14の排
出性向上を図ることなども可能である。インク通過部1
3内に凹凸を設ければ、多様な形状のシール材5等の壁
体を形成することもできる。ただし、インク通過部13
内の凹凸は、印刷原版11の離脱において印刷されたイ
ンク形状が破壊されない形状とする。
【0029】また、上記実施形態では、図4に示すよう
に基板2の表面2aに、液晶1を包囲するシール材5と
なる壁体を形成する場合を例にして説明したが、液晶パ
ネル100は、基板2、3の外面側に偏光板6、7を有
しており、この偏光板6、7と基板2、3との間には、
表示マスク又は緩衝材等の壁体8、9が設けられてい
る。よって、この壁体8、9を、上記同様の方法で基板
2、3に印刷形成することができることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載の液晶パネルの製造方法によれば、印刷原版を
基板に吸着した状態で、印刷原版に対するインクの擦り
付けおよび基板へのインクの印刷を行なうので、基板へ
のインクの乗りや、インクの印刷位置精度が確保され
る。また、基板に印刷されたインクは、インク通過部を
型とする立体形状を形成するので、固化されることによ
り目的形状の壁体を高精度に形成することができる。よ
って、基板表面の目的位置に目的形状の壁体を高精度か
つ容易に形成することができる。また、これにより、液
晶パネルの製造コストが低減するとともに、その製造能
率が向上する。加えて、印刷原版におけるインク通過部
の設計が容易であるので、壁体の形成間隔や形状、形成
位置等の設定の自由度が向上するといった優れた効果を
奏する。
【0031】請求項2記載の液晶パネルの製造方法によ
れば、第2の工程において、インクの擦り付けが印刷原
版表面を摺動するスクイージの往復動によりなされるの
で、インクが確実に基板に印刷され、壁体の形成精度が
一層向上する。また、印刷原版が基板に圧接状態で面接
触しているので、スクイージの往復動の際に印刷原版と
基板との間の面方向のずれが防止され、高い製造精度を
容易に得られる。
【0032】請求項3記載の液晶パネルの製造方法で
は、インクの粒子と基板との少なくとも一部が同材質で
あり、壁体と基板との各種性質が近いので、壁体と基板
との一体化が確実になされるとともに、壁体と基板とが
全体的に略均等な電気的、物理的性質を有する液晶パネ
ルを容易かつ低コストで製造することができる。
【0033】請求項4記載の液晶パネルの製造方法によ
れば、基板に印刷したインクを焼くことにより、インク
の基材を蒸発させてインク中の粒子からなる壁体を焼成
するので、基板と壁体との一体化が一層確実に図れると
ともに、液晶パネルの電気性質や物理的性質の均等性が
容易である。
【0034】請求項5記載の液晶パネルの製造方法によ
れば、遠赤外線の照射によってインクを固化するので、
インクの表層および内部が均等に加熱・固化され、壁体
内部に応力の残留が少なく品質が安定する。また、イン
クの加熱と同時に基板も加熱されるので、インク内の成
分と基板とがインクの固化とともに容易かつ確実に一体
化がなされる。また、固化時間の短縮も可能である。
【0035】請求項6記載の液晶パネルの製造方法によ
れば、紫外線硬化物質の硬化によってインクが固化され
るので、インクおよび基板の入熱が少なく、入熱や冷却
による歪みや変形等の心配が無く、壁体の形成精度が一
層向上する。
【0036】請求項7記載の液晶パネルの製造方法によ
れば、印刷原版をその裏面から磁力で吸着して基板から
離脱することにより、印刷原版の広い範囲にわたって吸
着力が作用して、印刷原版に歪み等を生じさせることな
く安定に離脱を行なうことができ、印刷の完了したイン
ク形状に影響を与えないので、壁体の形成精度が一層向
上するとともに、印刷原版を長期にわたって繰り返し使
用する場合においてもインクの印刷精度を確保すること
ができる。
【0037】請求項8記載の液晶パネルの製造方法によ
れば、請求項1ないし7のいずれかに記載の液晶パネル
の製造方法に示す効果により、基板表面の目的位置に目
的形状のシール材を高精度かつ容易に形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液晶パネルの製造方法の一実施
形態を示す図であって、基板表面に印刷原版を設置吸着
する工程(第1の工程)を示す図である。
【図2】 同実施形態における、インクのインク通過部
への擦り込み工程(第2の工程)を示す側断面図であ
る。
【図3】 同実施形態によって形成された液晶パネルの
シール材を示す斜視図である。
【図4】 液晶パネルを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1…液晶 2…基板 2a…表面 3…基板 5…シール材(壁体) 8、9…壁体 11…印刷原版 11a…上面(表面) 13…インク通過部 14…インク 14a…基材 14b…ガラス粒子(粒子) 16…スクイージ 100…液晶パネル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を介して対向配置され、その表面に
    壁体が形成される基板を備えた液晶パネルの製造方法で
    あって、 形成すべき壁体の平面形状をなすインク通過部を有する
    印刷原版を基板の表面に装着し、該印刷原版を基板の裏
    側から磁力で吸着して基板表面に密接させる第1の工程
    と、 インクを前記印刷原版に擦り付けることにより前記イン
    ク通過部を通じて基板表面に印刷する第2の工程と、 基板に印刷したインクを固化させて前記壁体とする第3
    の工程とを備えることを特徴とする液晶パネルの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶パネルの製造方法で
    あって、前記第2の工程において、インクの擦り付けが
    印刷原版表面を摺動するスクイージの往復動によりなさ
    れることを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の液晶パネルの製
    造方法であって、前記インクが基材と壁体の構成材料と
    なる粒子とからなり、該粒子と前記基板の少なくとも一
    部が同材質であることを特徴とする液晶パネルの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液晶パネルの製造方法で
    あって、前記第3の工程は、インク中の粒子を基板と一
    体に焼成する工程であることを特徴とする液晶パネルの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の液
    晶パネルの製造方法であって、前記第3の工程は、イン
    クに遠赤外線を照射する工程であることを特徴とする液
    晶パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の液
    晶パネルの製造方法であって、前記インクは紫外線硬化
    性物質を含有し、前記第3の工程は、インクに紫外線を
    照射して前記紫外線硬化性物質を硬化させる工程である
    ことを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の液
    晶パネルの製造方法であって、基板へのインクの印刷完
    了後に、基板裏側の磁力による吸着力を弱め、印刷原版
    本体をその裏側から磁力で吸着して基板から離脱する第
    4の工程を備えることを特徴とする液晶パネルの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の液
    晶パネルの製造方法であって、前記壁体が前記液晶を包
    囲するシール材であることを特徴とする液晶パネルの製
    造方法。
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