JPH09501090A - 電気的に調整可能な切断ユニットを有するシェーバー - Google Patents

電気的に調整可能な切断ユニットを有するシェーバー

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JPH09501090A JP8500601A JP50060196A JPH09501090A JP H09501090 A JPH09501090 A JP H09501090A JP 8500601 A JP8500601 A JP 8500601A JP 50060196 A JP50060196 A JP 50060196A JP H09501090 A JPH09501090 A JP H09501090A
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ポーテル ピーター ドゥ
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フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも1個の毛捕捉開口(17)を有する外側切断部材(13、123)と、この外側切断部材(13、123)の内側で電動機(23、127)によって回転可能である内側切断部材(19、125)とを具える少なくとも1個の調整自在の切断ユニット(11、121)を有するシェーバー(1、105)である。電気制御ユニット(103、191)によって制御可能である電気アクチュエータ(91、179)によって切断ユニット(11、121)は調整自在である。第1実施例のシェーバー(1)では、シェービング作用中、アクチュエータ(91)によってホルダ(17)に対し相対的に外側切断部材(13、123)を位置させることができる。第2実施例のシェーバー(105)では、アクチュエータ(179)によって調整可能な値を有する原形復帰力に抗して、皮膚接触力の作用を受けて、ホルダ(111)に対して相対的に外側切断部材(123)を移動可能にする。両方の実施例において、電動機(23、127)の速度は制御ユニット(103、191)によって制御される。測定された皮膚接触力、測定された切断周波数、シェービング作用中に経過した時間、及び使用者によって望まれるシェービング性能とシェービングの快適さとの間のバランスの関数として、制御ユニット(103、191)によって切断ユニット(11、121)と電動機(23、127)の速度とを調整する。特別な実施例では、ファジィロジックに基づくアルゴリズムに従って、制御ユニット(103、191)によって切断ユニット(11、121)と、電動機の速度とを制御する。このシェーバー(1、105)はシェービング作用中、達成されるシェービング性能、即ち皮膚の平滑さ、及びシェービング速度と、体験されるシェービングの快適さ、即ち皮膚が刺激を受けるレベルとの間の最適のバランスをシェーバー(1、105)の使用者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 電気的に調整可能な切断ユニットを有するシェーバー 本発明は少なくとも1個の毛捕捉開口を有する外側切断部材と、この外側切断 部材に対し相対的に電動機によって駆動され得る内側切断部材とを具える調整可 能な少なくとも1個の切断ユニットを有するシェーバーに関するものである。 上記のようなシェーバーはヨーロッパ特許第231966号から既知である。この既 知のシェーバーはホルダ内に配置された3個の丸い切断ユニットを具える。この 切断ユニットの外側切断部材は共通板に取り外し得るように緊締されている。内 側切断部材は電動機によって駆動され得る別個の連結軸によってそれぞれ回転可 能であり、個々の連結軸に作用する弾性復帰力の作用を受けて内側切断部材は対 応する外側切断部材内に静止している。内方に突出する3個の突起を設けた摺動 する調整リングをホルダの周囲に沿って設けている。共通板に3個のステップカ ムを設け、このカムにより、弾性復帰力の作用を受けて、調整リングの3個の突 起上に共通板を静止させる。調整リングをシフトさせることによって、ホルダに 対し共通板を移動させ、外側切断部材がホルダから突出する高さを調整すること ができる。上記高さが比較的低いと、シェービングの快適さは比較的高く、即ち 皮膚が刺激を受ける程度が比較的低いが、一方、シェービング性能が比較的低く 、即ちシェービングのプロセスの速さが遅く、達成される皮膚の平滑さが比較的 悪い。上記高さが比較的大きいと、シェービングのプロセスの速さと達成される 皮膚の平滑さは比較的高いが、皮膚が刺激を受けるレベルも比較的高くなる。従 って、この既知のシェーバーの使用者は調整リングをシフトさせて、シェービン グの快適さとシェービング性能との間の希望するバランスを調整している。 この既知のシェーバーは1回のシェービング操作中、又は数回のシェービング 操作中、使用者が選択した切断ユニットの調整はそのままであり、或いは非常に 限定された回数だけ調整を変更し得るに過ぎない欠点がある。シェービングの快 適さとシェービング性能とは多数の条件によって定まる。その条件は、例えば皮 膚の単位面積当たりの毛の数、使用者がシェーバーを皮膚に押しつける力、シェ ービング作用中経過した時間である。しかも、これ等の条件は、1回のシェービ ング作用、又は数回のシェービング作用中、甚だしく変化するから、使用者が切 断ユニットの調整を選択しても、シェービング性能と、シェービング作用中体験 するシェービングの快適さとの間の最適のバランスをこの調整は使用者に提供し ない。 本発明の目的はシェービングの性能と、シェービング作用中使用者が体験する シェービングの快適さとの間のバランスを改善した上述の種類のシェーバーを得 るにある。 この目的を達成するため、本発明シェーバーは電気制御ユニットによって制御 され得る電気アクチュエータにより切断ユニットを調整自在にしたことを特徴と する。切断ユニットを電気アクチュエータによって調整自在とするから、シェー ビング作用中、切断ユニットの調整を自動的に変化させることができる。シェー ビング作用中、使用者が希望するシェービングの快適さを使用者は連続的に体験 し、この希望するシェービングの快適さに関連して可能最高のシェービング性能 が得られるように、制御ユニットの適切な設計によってアクチュエータを制御す ることができ、切断ユニットを調整することができる。 本発明の特別な実施例のシェーバーは切断ユニットをホルダ内に配置し、この ホルダに対し相対的にアクチュエータによって切断ユニットを移動可能に構成し たことを特徴とする。使用者の皮膚はシェービング中、切断ユニットの外側切断 部材上に、またホルダの上に静止する。シェービング性能と、使用者が体験する シェービングの快適さとは切断ユニットの周りの皮膚の変形によって定まり、皮 膚の変形はホルダに対する切断ユニットの調整位置によって定まる。アクチュエ ータが調整可能な制御ユニットによって制御可能であれば、切断ユニットの移動 がアクチュエータによって行われるシェービング作用中、使用者によって希望さ れるシェービングの快適さのレベルを維持することができ、この希望するシェー ビングの快適さに関連して最適のシェービング性能を得ることができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、アクチュエータによって切断ユニットを休 止位置に置き電動機をスイッチオフにした時、この切断ユニットがホルダ内に沈 み込むことを特徴とする。このようにして、シェーバーを使用していない時、切 断ユニットはホルダによって保護され、シェーバーを落としたり、シェーバーに 衝撃が加わった時に切断ユニットが損傷するのをできるだけ防ぐことができる。 本発明シェーバーの更に他の実施例は、ホルダに対し相対的にアクチュエータ によって外側切断部材を移動可能に構成すると共に、外側切断部材内に内側切断 部材を弾性変形素子の原形復帰力によって保持するよう構成したことを特徴とす る。この弾性的に変形する素子の使用によって、外側切断部材の移動中でも、内 側切断部材は外側切断部材に対する望ましい位置に留まり、外側切断部材がアク チュエータによって調整されるように、全体の切断素子が移動可能である。 本発明シェーバーの特殊な実施例は、アクチュエータによってホルダに対し相 対的に回転可能な調整部材と、この調整部材に連結され切断ユニットの外側切断 部材が緊締された支持体とを設け、調整部材の回転によって支持体を移動可能に したことを特徴とする。回転自在の調整部材を使用することによって、簡単な通 常の電動機をアクチュエータとして使用し、これにより調整部材を回転するよう に駆動することができる。本発明シェーバーの他の実施例では、支持体を少なく とも2個の切断ユニットのための共通支持体にし、アクチュエータを切断ユニッ トのための共通アクチュエータにし、シェーバーの簡単有効な構造が得られる。 本発明シェーバーの更に他の実施例では、回転自在の調整部材に設けたカム上に 他の弾性変形素子の作用を受けて支持体を静止させる。アクチュエータと支持体 との間に得られる伝動比を、カムに設けた輪郭によって決定すると共に、適正な 輪郭の適切な設計によって切断素子の正確な調整を達成する。 本発明シェーバーの他の実施例は、ホルダに対し相対的な切断ユニットの位置 を測定し得る位置センサを設け、電気制御ユニットの電気入力部を位置センサの 電気出力部に接続したことを特徴とする。上記位置センサを使用するから、位置 センサによって測定される切断ユニットの実際の位置と、制御ユニットによって 決定される切断ユニットの希望する位置との間の差を制御ユニットが検出するこ とができる。アクチュエータを適切に制御して、測定された位置を希望する位置 に等しくし、切断ユニットの正確な調整を達成する。 本発明シェーバーの他の実施例は、ホルダに対し相対的な調整部材の回転角を 測定し得るよう位置センサを構成したことを特徴とする。ホルダに対し調整部材 が回転した回転角はホルダに対する外側切断部材の位置を決定するから、切断ユ ニットの位置を上記位置センサによって簡単に実際的に測定することができる。 本発明シェーバーの特別な実施例は、切断ユニットをホルダ内に配置し、アク チュエータによって調整自在である原形復帰力に抗してホルダに対し相対的に切 断ユニットを移動可能にしたことを特徴とする。シェービング中、使用者がシェ ーバーに作用する力の作用を受けて、ホルダに対し切断ユニットを移動させる。 シェービング性能、及び使用者によって体験されるシェービングの快適さは切断 ユニットによって皮膚に加わる圧力によって定まり、この圧力は上記の原形復帰 力によって定まる。アクチュエータを適切な制御ユニットによって制御すること ができれば、使用者が希望するシェービングの快適さを、アクチュエータによる 原形復帰力の値の調整によってシェービング作用中維持することができ、この希 望するシェービングの快適さに関連して最適のシェービング性能を達成すること ができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、アクチュエータによって調整可能である機 械的剛さを有する弾性変形素子によって原形復帰力を発生させたことを特徴とす る。限定された距離のみにわたりホルダに対し切断ユニットを移動可能にする。 弾性変形素子を使用することにより、原形復帰力によって定まる切断ユニットに よって皮膚に作用する圧力は、切断ユニットがホルダに対し移動する距離により 、更に上記素子の機械的剛さの値により決定される。弾性変形素子の機械的剛さ を調整し得るから、切断ユニットの移動が限定されているにも拘らず、原形復帰 力の調整値を広範囲にすることができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、弾性変形素子を外側切断部材に連結し、こ の外側切断部材内に内側切断部材を保持するため原形復帰力を作用させる別個の 弾性変形素子を設けたことを特徴とする。弾性変形素子を外側切断部材に連結す ることは、皮膚に当てる外側切断部材に原形復帰力が直接作用することを意味し 、別個の弾性変形素子を使用することによって、外側切断部材の移動中、内側切 断部材が外側切断部材に対して希望する位置に留まることを意味する。 本発明シェーバーの特別な実施例は、弾性変形素子を機械的板ばねで構成し、 この板ばねを支持してアクチュエータによって移動し得る支持素子を設けたこと を特徴とする。板ばねの機械的剛さは板ばねの有効長さにより定まり、有効長さ は板ばねの弾性変形可能な部分の長さにほぼ等しく、支持素子の位置によって決 定される。従って機械的板ばねの有効長さと機械的剛さとはアクチュエータによ る支持素子の移動によって構造的に簡単に調整することができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、切断ユニットに協働する支持素子を移動可 能な支持体に設け、アクチュエータによってホルダに対し相対的に回転し得る調 整部材に支持体を連結し、この調整部材の回転によって支持体を移動可能にした ことを特徴とする。回転可能の調整部材を使用するから、アクチュエータを簡単 な通常の電動機にすることができ、これにより調整部材を駆動し回転することが できる。本発明の他の実施例では、少なくとも2個の切断ユニットを設け、上記 支持体をこれ等切断ユニットに協働する支持素子のための共通支持体にし、唯1 個のアクチュエータによって切断ユニットの原形復帰力を調整可能とし、シェー バーの簡単有効な構造を達成する。また本発明シェーバーの他の実施例では、回 転自在の調整部材に設けたカム上に支持体を静止させる。アクチュエータと支持 体との間の伝動比はカム上に設けた輪郭によって決定され、この輪郭を適切に設 計することによって、切断素子の正確な調整能力を達成する。 本発明シェーバーの更に他の実施例は、切断ユニットの原形復帰力を測定し得 るセンサを設け、このセンサの電気出力部に電気制御ユニットの電気入力部を接 続したことを特徴とする。このセンサを使用することによって、このセンサによ って測定される原形復帰力の実際の値と制御ユニットによって決定される原形復 帰力の希望する値との間の差を制御ユニットによって検出することができる。ア クチュエータを適切に制御して測定された原形復帰力を希望する原形復帰力に等 しく、切断ユニットの正確な調整を達成する。 本発明シェーバーの特別な実施例は、ホルダに対し相対的な調整部材の回転角 をセンサによって測定可能にし、ホルダに対する切断ユニットの位置を測定し得 る別個のセンサを設け、このセンサの電気出力部に制御ユニットの別個の電気入 力部を接続したことを特徴とする。板ばねの機械的剛さは支持素子の位置によっ て決定され、支持素子の位置は調整部材の回転角によって決定されるから、セン サによってこの機械的剛さを測定することができる。切断ユニットの原形復帰力 は板ばねの機械的剛さの値により、またホルダに対する切断ユニットの位置によ って決定されるから、上記センサと、別個のセンサと、制御ユニットとによって 、原形復帰力を実際に測定することができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、別個のセンサを歪計センサで構成し、外側 切断部材とホルダとの間に緊締されたばねの変形を歪計センサによって測定可能 にしたことを特徴とする。上記のばねの変形はホルダに対する外側切断部材の位 置によって決定されるから、上記別個のセンサによって外側切断部材の位置を簡 単に実際に測定することができる。 本発明シェーバーの更に他の実施例は電気制御ユニットによって電動機の速度 を制御可能に構成したことを特徴とする。皮膚の単位面積当たり比較的多数の毛 がある場合には希望するシェービング性能を達成するためには比較的高い電動機 の速度が必要であり、皮膚の単位面積当たり比較的毛の数が少ない場合には電動 機の速度が比較的低速でも同一のシェービング性能を達成することができる。内 側切断部材の速度が増大するにつれて、皮膚を刺激するレベルが高くなり、従っ てシェービングの快適さは電動機の速度によって定まるから、電気制御ユニット によって電動機の速度を適切に制御してシェービング性能とシェービングの快適 さとの間のバランスを一層向上させることができる。 本発明シェーバーの特別な実施例は、シェービング性能とシェービングの快適 さとの間の希望するバランスを設定し得る操作部材を設け、この操作部材の電気 出力部に電気制御ユニットの電気入力部を接続したことを特徴とする。上記操作 部材によって使用者が希望したシェービング性能、即ちシェービングプロセスの 速度、及び達成される皮膚の平滑さと、シェービングの快適さ、即ち受け入れら れる皮膚の刺激の程度との間のバランスをシェーバーの使用者が調整することが できる。シェービングプロセス中に、制御ユニットによって適切に切断ユニット を調整してこのバランスを達成することができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、シェービング作用中に経過した時間を測定 し得るタイマを設け、このタイマの電気出力部に電気制御ユニットの電気入力部 を接続したことを特徴とする。このタイマを使用することによって、シェービン グ作用中に経過した時間の関数として、制御ユニットは切断ユニットを制御する ことができる。使用者が体験するシェービング性能とシェービングの快適さとに 影響を及ぼす条件はシェービング作用中変化するから、シェービング作用中に経 過した時間の関数として切断ユニットを適切に制御して、シェービング性能とシ ェービングの快適さとの間のバランスを一層改善することができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、多数の先行するシェービング作用にわたる 平均シェービング時間を計算する計算ユニットを制御ユニットに設け、計算され た平均シェービング時間に関連してシェービング作用中に経過した時間を制御ユ ニットによって決定することを特徴とする。シェービング作用中に経過した時間 は平均シェービング時間に関連して決定されるから、シェービング作用が平均シ ェービング時間内に発生するならば、シェービング性能とシェービングの快適さ との間の最適なバランスを使用者のために達成するように、制御ユニットによっ て切断ユニットを制御することができる。従って、比較的長い平均シェービング 時間を有する使用者と、比較的短いシェービング時間を有する使用者との両方の 使用者に対し、シェービング性能とシェービングの快適さとの間の最適のバラン スを達成する。 本発明シェーバーの特殊な実施例は、単位時間当たり切断ユニットによって切 断する毛の数を測定し得る検出器を設け、この検出器の電気出力部に電気制御ユ ニットの電気入力部を接続したことを特徴とする。上記検出器を使用することに よって、皮膚の単位面積当たりの毛の数により定まる単位時間当たり切断ユニッ トによって切断された毛の数の関数として、シェービング作用中、切断ユニット を制御ユニットによって制御することができるようになる。使用者によって体験 されるシェービング性能とシェービングの快適さとは皮膚の単位面積当たりの毛 の数によって定まるから、単位時間当たり切断ユニットによって切断される毛の 数に応じて適切に切断ユニットを制御することによってシェービング性能とシェ ービングの快適さとの間のバランスを更に改善する。 本発明シェーバーの更に他の実施例は、切断ユニットによって生ずる音響信号 を検出し得るマイクロホンと、音響信号から切断周波数を瀘波し得る電気フィル タとを検出器に設けたことを特徴とする。マイクロホン、及びフィルタによって 測定された切断周波数は単位時間当たり切断ユニットによって実施された個々の 毛切断作用の数、即ち単位時間に切断ユニットが切断した毛の数である。このよ うにして構成された検出器は信頼性が高く、シェーバー内の限定された空間内に 組み入れるのに特に適している。 本発明シェーバーの他の実施例は、切断ユニットに作用する皮膚接触力を測定 し得る力センサを設け、この力センサの電気出力部に電気制御ユニットの電気入 力部を接続したことを特徴とする。この力センサの使用によって、使用者がシェ ーバーを皮膚に押しつける力によって定まる切断ユニットに加わる皮膚接触力の 関数として、シェービング作用中に、制御ユニットによって切断ユニットを制御 可能にする。使用者が体験するシェービング性能とシェービングの快適さとは上 記皮膚接触力によって定まるから、シェービング性能とシェービングの性能との 間のバランスは測定された皮膚接触力に従って適切に切断ユニットを制御するこ とによって更に改善される。 本発明シェーバーの特定の実施例は、弾性変形可能なブリッジに設けた歪計セ ンサで力センサを構成し、測定すべき力に平行な方向にブリッジ上に回転自在の 調整部材を静止させ、ブリッジが上記方向に有する機械的剛さに比較して小さい 上記方向の機械的剛さを調整部材に設けたことを特徴とする。切断ユニットの支 持体によって調整部材に作用する力を上記歪計センサによって測定することがで きる。この力は切断ユニットに作用する皮膚接触力によって定まるから、上記歪 計センサによって皮膚接触力を簡単に実際に測定することができる。 本発明シェーバーの他の実施例は、皮膚接触力を測定し得る力センサが切断ユ ニットの原形復帰力を測定し得るセンサであることを特徴とする。このように構 成すれば、この力センサは2つの機能を有し、従ってセンサの数を減らすことが できる。 本発明シェーバーの更に他の実施例は、電気アクチュエータを制御する手段を 電気制御ユニットに設け、力センサの電気出力部に接続された第1電気入力部と 、タイマの電気出力部に接続された第2電気入力部と、操作部材の電気出力部に 接続された第3電気入力部と、検出器の電気出力部に接続された第4電気入力部 と、ホルダから突出する切断ユニットの望ましい位置に対応する出力信号、又は 切断ユニットの原形復帰力の望ましい値に対応する出力信号を供給する電気出力 部と を設けたことを特徴とする。上述の4個の電気入力部を使用することにより、シ ェービング性能とシェービングの快適さとの間の使用者によって希望されるバラ ンス、シェービング作用中に経過した時間、皮膚の単位時間当たりの毛の数、及 び切断ユニットに作用する皮膚接触力とに応じてアクチュエータによって切断ユ ニットを制御することができ、従ってシェービング性能とシェービングの快適さ とをこのシェーバーの使用者の希望と性質とに高い程度まで適合させることがで きる。 本発明シェーバーの特殊な実施例は、測定された皮膚接触力が増大した時、ホ ルダから突出する望ましい位置、又は原形復帰力を減少させると共に、切断ユニ ットの周りの許容できる皮膚の変形が増大した時、前記ホルダから突出する望ま しい位置、又は原形復帰力を増大させる第1制御ルールに従って上記手段が出力 信号を決定し、第2制御ルールに従って上記手段が許容できる皮膚の変形を決定 することを特徴とする。切断ユニットの周りの皮膚の変形は皮膚接触力の値によ って、またホルダから上方の切断ユニットの位置、又は切断ユニットの原形復帰 力によって決定される。一定の皮膚接触力の許でホルダから上方の位置、又は原 形復帰力が増大する時、又はホルダから上方の一定の位置、又は一定の原形復帰 力の許で皮膚接触力が増大する時、皮膚の変形が増大する。許容できる皮膚の変 形は第2制御ルールによって決定されるから、許容される皮膚の変形、及び測定 された皮膚接触力の関数として第1制御ルールによって、切断ユニットの希望す る位置、又は原形復帰力に対応する出力信号を簡単に実際に決定することができ る。 本発明シェーバーの他の実施例では、第2制御ルールは、電動機の望ましい速 度が増大する時、許容できる皮膚の変形を減少させ、単位時間当たりの皮膚損傷 点の許容できる数が増大する時、許容できる皮膚の変形を増大させるルールであ り、第3制御ルールに従って単位時間当たりの皮膚損傷点の許容できる数を上記 手段が決定し、第4制御ルールに従って電動機の望ましい速度を上記手段が決定 することを特徴とする。単位時間当たりの皮膚の損傷点の数は切断ユニットの周 りの皮膚の変形と、電動機の速度による内側切断部材の速度とによって決定され る。電動機の速度が一定で切断ユニットの周りの皮膚の変形が大きくなった時、 又は切断ユニットの周りの皮膚の変形が一定で電動機の速度が増大する時、単位 時間当たりの皮膚損傷点の数が増大する。単位時間当たりの皮膚の損傷点の許容 できる数は第3制御ルールと、第4制御ルールによる電動機の望ましい速度とに よって決定されるから、単位時間当たりの皮膚損傷点の許容できる数と、電動機 の望ましい速度との関数として上記第2制御ルールによる簡単に実際的に許容さ れる皮膚の変形が決定される。 本発明シェーバーの更に他の実施例では、第3制御ルールは、シェービング作 用中に経過した時間が増大するにつれて単位時間当たりの皮膚の損傷点の許容で きる数を増大するルールであり、シェーバーの使用者が比較的高いシェービング の快適さを望むがシェービング性能は比較的低くともよいとする位置に操作部材 がある場合は単位時間当たりの皮膚の損傷点の許容できる数の増大は比較的小さ く、シェーバーの使用者が比較的低いシェービングの快適さでよいが比較的高い シェービング性能を望む位置に操作部材がある場合は単位時間当たりの皮膚の損 傷点の許容できる数の増大は比較的大きいことを特徴とする。切断ユニットはシ ェービングープロセスの経過時間が比較的短い最初の段階では主に長い毛を切断 する。最初の段階では皮膚の損傷点は僅かな数が許されることにより、この段階 で比較的長い毛が短くされる。これに反し、シェービングの終わりの段階では皮 膚の許容される損傷点が予定され、この段階で、毛を更に短くすることにより皮 膚の平滑さを達成する必要がある。使用者が比較的高いシェービング性能を希望 し、シェービングの快適さは比較的低くともよいとする場合には、第3制御ルー ルにより単位時間当たり比較的大量の皮膚損傷点が許容され、従って第2制御ル ールに従って、比較的大きな皮膚の変形が許され、第1制御ルールに従って、切 断ユニットはホルダから比較的高く突出し、原形復帰力が比較的大きい。使用者 がシェービング性能は比較的低くともよいから、シェービングの快適さは比較的 高いことを希望する場合には、第3制御ルールによって単位時間当たりの皮膚損 傷点の数は比較的少なく、従って第2制御ルールに従って比較的僅かな皮膚の変 形が許され、第1制御ルールに従って切断ユニットをホルダから比較的低く突出 させ、又は原形復帰力を比較的弱くする。 本発明シェーバーの特定の実施例は、第4制御ルールは、単位時間当たり切断 ユニットによって切断された毛の測定された数の増大につれて電動機の望ましい 速度を増大し、シェーバー作用中に経過した時間が増大した時、電動機の望まし い速度を減少させるルールであり、経過した時間が短ければ単位時間当たり切断 ユニットによって切断された毛の測定された数の増大につれて増大する電動機の 望ましい速度の増大は比較的小さく、経過した時間が長ければ比較的大きいこと を特徴とする。単位時間当たり切断ユニットによって切断される毛の数(毛の供 給)が比較的多ければ、発生する切断力の作用を受けて外側切断部材に対し内側 切断部材を移動させる。外側切断部材に対する内側切断部材の移動はシェービン グ性能を損なう。毛の供給が増大して電動機の速度が増大すると、外側切断部材 内の内側切断部材の位置は安定する。即ちこの位置は攪乱が少なく、シェービン グ性能が損なわれることは少ない。単位時間当たり切断ユニットによって切断さ れた毛の測定された数の増大に従う電動機の望ましい速度の増大は比較的大きい から、経過時間が比較的長い場合には、いわゆる部分シェービングを行う人、即 ち一部の皮膚が平滑になるまで髯剃りを行い次に髯剃りをしていない部分に移る 使用者の要求を考慮に入れる。 本発明シェーバーの他の実施例は、第4制御ルールに従って決定された電動機 の望ましい速度に対応する他の出力信号を供給する別個の電気出力部を上記手段 に設けたことを特徴とする。従って、シェービング性能と、シェービングの快適 さとの間の使用者の希望するバランス、シェービング作用中の経過した時間、皮 膚の単位面積当たりの毛の数、及び切断ユニットに作用する皮膚接触力の関数と して、制御ユニットにより、切断ユニットの調整と、電動機の速度との両方を制 御する。 本発明シェーバーの更に他の実施例は、電動機の速度を制御する制御手段を電 気制御ユニットに設け、タイマの電気出力部に接続された第1電気入力部と、検 出器の電気出力部に接続された第2電気入力部と、制御ルールによって決定され た電動機の望ましい速度に対応する出力信号を供給するための電気出力部とを設 けたことを特徴とする。上記手段による電動機の速度の制御は切断ユニットを調 整する必要があるアクチュエータのために使用する制御とは直接依存しない。従 って電動機の速度を制御する上記手段は上記アクチュエータを制御する代わりの 手段と組み合わせて適用する。 本発明シェーバーの特殊な実施例では、制御ルールは、単位時間当たり切断ユ ニットによって切断された毛の測定された数の増大につれて電動機の望ましい速 度を増大し、シェービング作用中の経過時間の増大につれて電動機の望ましい速 度を減少させるルールであり、経過時間が短い場合には、単位時間当たり切断ユ ニットによって切断された毛の測定された数の増大に従う電動機の望ましい速度 の増大は比較的小さく、経過時間が長い場合には比較的大きいことを特徴とする 。単位時間当たり切断ユニットによって切断される毛の数(毛の供給)が比較的 多い場合には、発生する切断力の作用を受けて外側切断部材に対し内側切断部材 が移動する。外側切断部材に対する内側切断部材の移動はシェービング性能を損 なう。毛の供給の増大につれて電動機の速度を増大することにより、外側切断部 材内の内側切断部材の位置は一層安定する。即ちこの位置は発生する切断力によ って乱されることはなく、シェービング性能が損なわれることが少ない。単位時 間に切断ユニットによって切断された毛の測定された数が増大するにつれて増大 する電動機の望ましい速度の増大は、経過した時間が比較的長ければ比較的大き いから、いわゆる部分シェービングを行う人、即ち一部の皮膚が平滑になるまで 髯剃りを行い次に髯剃りをしていない部分に移る使用者の要求を考慮に入れる。 本発明シェーバーの他の実施例は、ファジィロジックに基づくアルゴリズムに 従って制御ルールが出力信号を決定することを特徴とする。ファジィロジックに 基づくアルゴリズムによれば、各制御ルールに対する各入力量の範囲は多数の組 に再分割され、1個の組のメンバシップをメンバシップ機能に従って瞬時入力量 に割り当てる。制御ルールの出力量はメンバシップ機能に従って確かめられた入 力量のメンバシップの関数としてロジックルールに従って決定される。従って、 入力量の関数としてのシェーバーの状態は簡単に制御ルールに従うようになる。 更に、シェーバーの知識情報、又はシェーバーの作動への洞察力が変化し、又は 新たな入力量、又は出力量が望ましい場合には、シェーバーの望ましい状態を設 計の段階で簡単で融通性ある方法で変更することができる。 次に図面を参照して本発明を一層詳細に説明する。 図1Aは本発明シェーバーの第1実施例の正面図である。 図1Bは図1Aのシェーバーの側面図である。 図2は図1AのII-II線上の横断面図である。 図3Aは図1Aのシェーバーの共通閉板を示す。 図3Bは図1Aのシェーバーの共通支持体を示す。 図3Cは図1Aのシェーバーの共通板ばねを示す。 図3Dは図1Aのシェーバーの調整部材を示す。 図4は図2のIV-IV線上の横断面図である。 図5は本発明シェーバーの第2実施例を示す。 図6は図5のVI-VI線上の横断面図である。 図7Aは図5のシェーバーのホルダを示す。 図7Bは図5のシェーバーの共通閉板を示す。 図7Cは図5のシェーバーの共通板ばねを示す。 図7Dは図5のシェーバーの共通支持体を示す。 図7Eは図5のシェーバーの支持リングを示す。 図8は取り付けた状態の図7Bの閉板、図7Cの板ばね、図7Dの支持体、図 7Eの支持リングの平面図である。 図9は図6のIX-IX線上の横断面図である。 図10は図1A、又は図5のシェーバーの制御ユニットのブロック線図である 。 図11A〜図11Dは図10の制御ユニットのそれぞれ第1、第2、第3、及 び第4サブプロセッサのファジィロジックに基づく入力信号と出力信号とのメン バシップ機能を示す。 図12A〜図12Dは図10の制御ユニットのサブプロセッサの入力信号の関 数としてロジックルールに従って割り当てた出力信号の組を表す表である。 図1〜図4に示す本発明シェーバー1の第1実施例はシェーバーの使用者のた めの握り5を有するハウジング3を具える。ハウジング3が有するホルダ7には 3角形状に配置した3個の丸い開口9を設け、各開口9内に切断ユニット11を 位置させる。各切断ユニット11は外側切断部材13を具える。この外側切断部 材13に環状リム15を設け、この環状リム15には溝で形成した毛捕捉開口1 7を設ける。図2に示すように、切断ユニット11は更にカッター21のリムを 有する内側切断部材19を具え、外側切断部材13のリム15内にカッター21 を位置させる。ハウジング3内に配置した電動機23によって外側切断部材13 内で内側切断部材19を回転可能にする。この電動機23は歯車27を有する出 力軸25を具え、電動機フレーム29に取り付けられている。更に、電動機フレ ーム29内には、3個の歯車31が軸受を有し、これ等歯車は出力軸25の歯車 27に噛合している。それぞれの内側切断部材19のための中空駆動軸33に歯 車31がそれぞれ連結されている。図2に示す軸線方向Xに平行な方向に歯車3 1に対し相対的に駆動軸33は摺動することができる。歯車31と駆動軸33と の間に予め圧縮して伸びようとする機械的螺旋ばね35を取り付け、螺旋ばね3 5の原形復帰力の作用を受けて外側切断部材13内に内側切断部材19を保持す る。図2は唯1個の歯車31、1個の駆動軸33、1個の内側切断部材19、及 び1個の外側切断部材13を横断面で示している。 図2に明らかなように、3個の外側切断部材13のための共通閉板37、共通 支持体39、及び共通板ばね41はホルダ7内に位置する。共通閉板37、共通 支持体39、及び共通板ばね41を別個に図3A、3B、及び3Cに示す。中心 緊締ピン43に螺着できるブロックスタッド47と板ばね41との間に圧縮して 挿入し、常に伸びようとしている機械的ばね45の復帰力を受けて、ホルダ7の 中心緊締ピン43の周りに閉板37、支持体39、及び板ばね41を緊締する。 図3Bに示すように、支持体39は3個の支持リング49を具え、弾性ブリッ ジ53によって、支持体39の星形中心部51に3個の支持リング49を緊締す る。各弾性ブリッジ53には開口55を設ける。弾性ブリッジ53を使用するこ と、及び支持リング49の寸法を好適に選択することによって中心部51に対し 支持リング49を可撓性にする。図2には支持リング49の1個のみを横断面で 示す。図3Cに示すように、共通板ばね41は3対の可撓条片57を具え、各可 撓条片57は隆起端59を有する。図2に示す取付け状態では、板ばね41の隆 起端59は支持体39の開口55内にあると共に、各外側切断部材13は1対の 隆起端59と、図3Bに示す1個の支持リング49の突条61との上に静止する 。図2では隆起端59は見えていないが、1個のみの突条61が断面で見えてい る。図3Aに示す共通閉板37によって支持リング49に対する所定位置に外側 切断 部材13を保持する。共通閉板37に3個の閉リング63を設ける。図2には唯 1個の閉リング63を断面で示す。図2に示すように、外側切断部材13はフラ ンジ付きリム65を有し、このリム65によって、共通板ばね41の原形復帰力 の作用により、閉リング63上に外側切断部13を無負荷状態で圧着する。使用 者がその皮膚にシェーバー1を加えた時、皮膚は外側切断部材13に皮膚接触力 を作用させる。外側切断部材13は皮膚接触力の作用を受けてホルダ7に対し相 対的に個々に移動することができ、これにより皮膚接触力の値により定まる距離 にわたり、支持体39の中心部51に対し、相対的に支持リング49と板ばね4 1の条片57とが曲げられる。このように曲げられている間、軸線方向Xに平行 に歯車31に対し相対的に動く駆動軸33と共に、内側切断部材19は外側切断 部材13に従動する。 図3Aに示すように、閉板37の各閉リング63の周りに線状ばね67を設け る。唯1個のみの線状ばね67が図2に示されている。図2に示すように、取り 付けられた状態で線状ばね67はホルダ7に設けられた突起69に静止し、線状 ばね67は取り付けられた状態で閉板37に原形復帰力を作用させる。線状ばね 67の原形復帰力の作用を受けて、閉板37は支持体39に静止する。更に図3 Bに示すように、支持体39に3個の支持板71を設ける。線状ばね67の原形 復帰力の作用を受けて、支持体39は3個のカム75の3個のピン73を介して 支持板71に圧着する。このカム75は図3Dに示す調整部材77の一部である 。図2には唯1個の支持板71、1個のピン73、及び断面で1個のカム75を 示していることに注意すべきである。ハウジング3の一部である第1中間板81 に設けた孔79内で軸線方向xに平行に移動するようピン73は案内される。ハ ウジング3の一部であって、第1中間板81に平行に延在する第2中間板83に 調整部材77を支承する。図3Dに示すように、調整部材77は3個のアーム8 5を有し、カム75はアーム85の端部に配置されている。アーム85は図2に は現れていない。一方のカム75にその内側に歯付きリム87を設け、図4に示 すように、第2中間板83に取り付けた電気アクチュエータ91の出力軸に設け たピニオン89に歯付きリム87を噛合させる。各カム75はその上側に傾斜し た輪郭を有している。アクチュエータ91によって調整部材77をホルダ7に対 し 相対的に回転すると、ピン73を介してカム75上に静止している支持体39と 閉板37とは、線状ばね67の弾性変形を生ぜしめながらホルダ7に対し相対的 に軸線方向Xに平行に移動し、無負荷状態で外側切断部材13がホルダ7から突 出している図2に示す高さHが変化する。 図2、及び図4に示すように、条片状の弾性変形可能なブリッジ93を調整部 材77の各カム75の下に位置している。図2にはただ1個のブリッジ93を示 している。図4に示すように、カム75はブリッジ93の第1端95上に静止し ており、この第1端95はピン73の下に配置されている。ブリッジ93の第2 端97を第2中間板83に緊締する。ブリッジ93は軸線方向Xに平行に機械的 剛さを有するが、この剛さは調整部材77のアーム85の同一方向の機械的剛さ に比較して大きい。一般にも使用され既知の歪計センサ99を各ブリッジ93に 設ける。外側切断部材93に作用する皮膚接触力は共通支持体39、ピン73、 及びカム75を介してブリッジ93に伝わり、皮膚接触力の作用を受けてブリッ ジ93が弾性的に変形する。X方向に平行なブリッジ93の機械的剛さはアーム 85の機械的剛さに対し比較的大きいから、ブリッジ93の変形は単に皮膚接触 力の値によってほぼ決定されるため、歪計センサ99によって皮膚接触力を測定 することができる。 更に図4に示すように、例えば一般にも使用され既知のデジタル位置検出器の ような位置センサ101をカム75の1個の付近に設ける。これにより、ホルダ 7に対して相対的な調整部材77の回転角を測定することができる。カム75は 限定された形状をしているから、調整部材77の測定された回転角から高さHを 求めることができる。この高さHは無負荷状態で外側切断部材13がホルダ7か ら突出する高さである。 シェーバー1に電気制御ユニット103を設け、アクチュエータ91を制御す ることができる。即ち無負荷状態でホルダ7から外側切断部材13が突出する高 さH、及び電動機23の速度を次に説明するように制御することができる。シェ ーバー1のシェービング性能、即ちシェービングプロセスの速度と達成できる皮 膚の平滑さ、シェービングプロセス中に使用者が体験するシェービングの快適さ 、即ち皮膚が刺激を受けるレベルは上記の高さHと電動機23の速度とによって 定 まる。この高さHが比較的小さいと、外側切断部材13の周りの皮膚の変形は比 較的小さい。この状態では、外側切断部材13の毛捕捉開口17に皮膚は比較的 僅かな深さだけ入り込むだけであるから、シェービングの快適さは比較的大きく 、その代わりシェービング性能は比較的低い。上記高さHが比較的大きいと、外 側切断部材13の周りの皮膚の変形も比較的大きい。この状態では、毛捕捉開口 17に皮膚は比較的深く入り込むから、シェービング性能は比較的大きいが、使 用者が体験する快適さは比較的小さい。更に、電動機23の速度が比較的低速で ある場合よりも比較的高速である場合に皮膚が刺激を受けるレベルが一層高くな る。更に、シェービング性能と、シェービングの快適さとは多数の条件によって 定まる。その条件とは、毛の供給、即ち剃るべき皮膚の単位面積当たりの毛の数 、又は上述の皮膚接触力であって、シェービング作用中、又は多数のシェービン グ作用中、これ等の条件は変化する。高さHと、シェーバーの回転速度は制御ユ ニット103によって制御することができるから、高さHと速度、即ちシェービ ング性能、及びシェービングの快適さは、シェービング作用中に上記の条件を変 えることによって、シェービング作用中、可変にすることができる。このように して、達成されるシェービング性能と、体験されるシェービングの快適さとの間 に特に好適なバランスをシェービング作用にわたって達成する。 図5〜図9に示す本発明の第2実施例のシェーバー105はハウジング107 を具え、このハウジングにシェーバー105の使用者のための握り109を設け る。図7Aに詳細に示すホルダ111をハウジング107に設け、このホルダ1 11に3個の開口113を三角形状に設ける。図7Aに示すように、フレーム1 15を各開口113内に緊締し、回動軸117の周りにホルダ111に対し相対 的にフレーム115を回動し得るようにする。フレーム115をその側部119 によって2個づつ相互に隣接させ、フレーム115が相互に星形に配置されるよ うにする。側部119は相互に掛合し、従ってフレーム115は結合して枢着軸 線117の周りにのみ回動する。 図5、図6に示すように、切断ユニット121を各フレーム115内に配置し 、その内部に外側切断部材123と内側切断部材125とを設ける。これ等外側 切断部材123、及び内側切断部材125は上述のシェーバー1の外側切断部材 1 3と内側切断部材とに相当する。シェーバー1の伝動装置に相当する伝動装置を 介して電動機127によって内側切断部材125を駆動して回転させる。機械的 ばね131の原形復帰力に抗して軸線X方向に対し平行な方向に摺動し得る駆動 軸129に各内側切断部材125を結合する。図6では唯1個のフレーム115 、1個の外側切断部材123、1個の内側切断部材125、及び1個の駆動軸1 29を断面で示す。 図6、及び図8に示すように、3個の外側切断部材123のための共通閉板1 33、共通板ばね135、及び支持体137をホルダ111内に設け、共通閉板 133、共通板ばね135、及び支持体137を図7B、7C、及び7Dに個々 にそれぞれ示す。図6に示すように、ブロックスタッド139、及び閉リング1 41によってホルダ111の中心緊締ピン143の周りに閉板133と板ばね1 35とを緊締する。更に、図6に示すように、フレーム115の1個と、図7E に示す支持リング145との間に各外側切断部材123を閉じ込める。支持リン グ145の1個のみを図6に断面で示す。図6、及び図7Eに示すように、各支 持リング145は2個の支持アーム147と2個の支承部149とを具え、支持 アーム147上に、関連する外側切断部材123を静止させ、次に説明するよう に板ばね135の原形復帰力の作用を受けて、閉板133と板ばね135との間 にこれ等2個の支承部149をクランプする。図6は支持リング145の支承部 149の1個のみを示す。図7Cに示すように、板ばね135は3対の可撓性条 片151を有する。各可撓性条片151は板ばね135の平面内で曲げた端部1 53を有する。図7Bに示すように、閉板133はそれぞれ2個のテーパ座15 7を設けた3個のフォーク状アーム155を有する。図6、及び図8に示す取付 け状態では、閉板133の2個の異なるアーム155の2個の相互に対向する座 157に各支持リング145の支承部を設置する。次に、板ばね135の一部の それぞれ異なる対になっている2個の条片151の2個のそれぞれ相互に対向す る端部153によって支承部149を支持する。図6では唯1個の支承部149 と、1個の座157と、曲げた端部153を有する1個の条片151とを示す。 外側切断部材123に作用する皮膚接触力の作用を受けて、板ばね135の原 形復帰力に抗して、ホルダ111、及びフレーム115に対し相対的に外側切断 部材123と支持リング145とを個々に移動可能にする。更に、関連するフレ ーム115の枢着軸線117に平行に延び支承部149に貫通する図8に示す枢 着軸159の周りに、皮膚接触力の作用を受けてホルダ111に対し相対的に外 側切断部材123と支持リング145とを回動可能にする。 図7Bに更に示すように、閉板133は3個の可撓性フック161を具える。 唯1個のフック161を図6に示す。フック161によって上記共通支持体13 7を閉板133に連結し、板ばね135とフック161の端部との間に支持体1 37が移動できるようにする。図7Dに示すように、共通支持体137は3個の 支持板163と3対の支持素子165とを具え、支持素子165はそれぞれ支持 板163の付近に設けられている。図3Dに示す調整部材77に相当する図9の 調整部材171に属する3個のカム169に3個のピン167を介して3個の支 持板163を圧着する。図6には唯1個の支持板163、1個の支持素子165 、1個のピン167、1個のカム169を示す。ハウジング107の一部である 第1中間板175に設けた孔173内で軸線方向Xに平行に移動できるようピン 167をそれぞれ案内すると共に、ハウジング107の一部であって第1中間板 175に平行に延在する第2中間板177内に調整部材171を支承する。 図6に示す支持体137、及び支持素子165の最上位置においては、板ばね 135の可撓性条片151をそれぞれ支持素子165の1個によって支持する。 図6には唯1個の支持素子165を示す。図8から明らかなように、条片151 が曲げられている中心部付近で条片151を支持する。支持リング145と外側 切断部材123とを条片151の曲げた端部153によって支持するから、支持 体137の最上位置における条片151の原形復帰力は図8に示す条片151の 有効長さL1によって決定される。支持体137と支持素子165との最低位置 では、外側切断部材123が無負荷である状態と、比較的大きな皮膚接触力の作 用を受けて外側切断部材123がフレーム115内に実質的に沈んでいる状態と の両方の場合に、可撓性条片151は支持素子165によって支持されていない 。従って、支持体137の最低位置での条片151の原形復帰力は上述の有効長 さL1より長い図8の有効長さL。によって決定される。支持体137と支持素 子165とが最上位置と最低位置との間の中間位置にある時には、外側切断部材 1 23が無負荷であるか、又は比較的小さな皮膚接触力を受ける場合、条片151 の有効長さはL2に等しく、外側切断部材123が比較的大きな皮膚接触力を受 ける場合、有効長さはL1に等しい。支持体137が最上位置にある場合、条片 151の比較的小さい有効長さL1の結果として、条片151は比較的大きな機 械的剛さを有するから、条片151の原形復帰力も比較的大きい。支持体137 が最低位置にある場合、比較的大きな有効長さL2の結果として、条片151は 比較的小さい機械的剛さを有するから、条片151の原形復帰力は比較的小さい 。支持体137が中間位置にある場合であって、外側切断部材123が無負荷状 態であり、しかも皮膚接触力が比較的小さい場合には、条片151の原形復帰力 は比較的小さく、一方、皮膚接触力が比較的大きい場合には、条片151の原形 復帰力は比較的大きい。図9に示すように、シェーバー1の調整部材77の場合 と同様に、第2中間板177に取り付けた電気アクチュエータ179によってホ ルダ111に対し相対的に調整部材171を回転可能とする。アクチュエータ1 79によって調整部材171を回転することによって板ばね135の原形復帰力 の値を調整することができる。 図9に示すように、シェーバー1の位置センサ101に相当する位置センサ1 81を調整部材171のカム169の1個の付近に設ける。位置センサ181に よってホルダ111に対して相対的な調整部材171の回転角を測定することが できる。カム169は限定された形状をしているから、支持体137の支持素子 165は調整部材171の上記回転角の関数として、軸線方向Xに平行な方向に 限定された位置を有し、位置センサ181によって条片151の機械的剛さは間 接的に測定される。更に、図8はホルダ111内の3個の条片状ばね183を示 す。各条片状ばね183をフック185によってハウジング107に取り付け、 各条片状ばね183に2個の隆起端187を設け、この隆起端によって、ばね1 83をその原形復帰力によって板ばね135の条片151の曲げた端部153に 静止させる。一般に使用され既知の2個の歪計センサ189を各条片状ばね18 3に設ける。皮膚接触力の作用を受けて、外側切断部材123がホルダ111に 対し相対的に移動した時、条片151に休止している条片状ばね183は変形す る。条片状ばね183の変形は外側切断部材123の位置によって決定されるか ら、外側切断部材123の位置は歪計センサ189によって測定することができ る。条片151の機械的剛さと、外側切断部材123の位置とに追従する条片1 51の原形復帰力は、位置センサ181によって測定される条片151の機械的 剛さの値と、歪計センサ189によって測定される外側切断部材123の位置と から次に説明するように求めることができる。 更に、図5に示すように、シェーバー105に電気制御ユニット191を設け 、更に以下に説明をするように、アクチュエータ179を制御することができ、 即ち条片151の機械的剛さと、板ばね135の原形復帰力と、電動機127の 速度を電気制御ユニット191によって制御することができる。シェービング作 用中、シェーバー105のシェービング性能と、シェーバー105の使用者が体 験するシェービングの快適さとは板ばね135の原形復帰力と、電動機127の 速度とによって定まる。シェーバー1を参照して、シェービング性能とシェービ ングの快適さとがどのようにして電動機23の速度によって定まるかを説明した 。板ばね135の原形復帰力が比較的小さい時は、外側切断部材123に作用す る皮膚接触力の結果として、ホルダ111に対し比較的大きな距離にわたり、外 側切断部材123が移動する。従って、外側切断部材123は皮膚接触力の作用 を受けてホルダ111内に比較的深く沈み込み、外側切断部材123の周りの皮 膚の変形は比較的小さい。このような状態なので、外側切断部材123の毛捕捉 開口に皮膚は僅かな距離だけ貫入するに過ぎず、シェービングの快適さは比較的 高く、その代わりシェービング性能は比較的低い。板ばね135の原形復帰力が 比較的大きい時は、皮膚接触力の結果として、外側切断部材123はホルダ11 1に対し相対的に比較的僅かな距離を移動するに過ぎず、そのため皮膚接触力に 拘らず、外側切断部材123はホルダ111から比較的大きく突出し、外側切断 部材123の周りの皮膚の変形は比較的大きい。このような状態であるから、皮 膚は比較的深く外側切断部材123のひげ捕捉開口内に入り込み、シェービング 性能は比較的高くなるが、体験されるシェービングの快適さは比較的低い。シェ ーバー105のシェービング性能、及びシェービングの快適さは、シェーバー1 の場合のように、皮膚接触力の値、シェービング作用中の経過した時間のような 他の条件によって定まる。板ばね135の原形復帰力、及び電動機127の速度 は 制御ユニット191によって制御することができるから、上記原形復帰力、及び 速度、即ちシェービング性能、及びシェービングの快適さはシェービング作用中 、上記条件を変化させれば、シェービング作用中、調整することができる。従っ てシェーバー105のシェービング性能と、シェービング作用中、使用者によっ て体験するシェービングの快適さとの間の特に好適なバランスが達成される。 第1実施例のシェーバー1と第2実施例のシェーバー105との上述の説明か ら、シェービング性能と、シェービングの快適さとは、シェーバー1のホルダ7 から突出する外側切断部材13の高さの増減により、またシェーバー105の板 ばね135の原形復帰力の増減により質的に等しい影響を受けることは明らかで ある。従って、シェーバー1の制御ユニット103と、シェーバー105の制御 ユニット191とは基本的に同一である。それ故、図10に示すブロック線図は シェーバー1の制御ユニット103と、シェーバー105の制御ユニット191 とに関するものである。 図10に示すように、シェーバー1の外側切断部材13の望ましい高さHに相 当し、または制御ユニット103、191によって決定されるシェーバー105 の板ばね135の原形復帰力に相当する第1電気出力信号UH、又はUEを供給す るための第1電気出力部193を制御ユニット103、191は有する。更に制 御ユニット103、191は制御ユニット103、191によって決定される電 動機23、127の望ましい速度に相当する第2電気出力信号URを供給するた めの第2電気出力部195を具える。第1出力信号UH、UEはアクチュエータ9 1、179の電気供給ユニット197に供給される。図10に示すように、供給 ユニット197は比較器199を具え、外側切断部材13の測定された高さHと 、板ばね135の測定された機械的剛さとにそれぞれ相当し、位置センサ101 、181によってそれぞれ供給される出力信号Uφ.H、Uφ.Eに対して第1出力 信号UH、UEを比較器199によって比較する。更に、供給ユニット197は一 般に使用され既知の制御器201を具え、比較器199によって供給された差分 信号δUH=UH−Uφ.H、又はδUE=UE−Uφ.Eが零に等しくなるように制御 器201によってアクチュエータ91、179を駆動する。従って、外側切断部 材13の測定された高さH、又は板ばね135の測定された機械的剛 さはそれぞれ望ましい高さH、又は望ましい機械的剛さになる。第2出力信号UR は電動機23、127の電気供給ユニット203に供給される。また供給ユニ ット203は比較器205を具え、一般に使用され既知であり図2、図6に示さ れた電動器速度センサによって供給された出力信号URRに第2出力信号URを比 較器205によって比較する。この電動機速度センサは電動機23、127の出 力軸25の速度を測定する。更に供給ユニット203は一般に使用され既知であ る制御器209を具え、比較器205によって供給される差分信号δUR−URR が零に等しくなるように、即ち電動機23、127の測定された速度が望ましい 速度に等しくなるように、制御器209によって電動機23、127を制御する 。 更に図10に示すように、外側切断部材13、123に作用する測定された皮 膚接触力に相当する第1電気入力信号UFを受信するための第1電気入力部21 1と、シェービング作用中、経過した測定された時間に相当する第2電気入力信 号UTを受信するための第2電気入力部213と、シェービング性能と、使用者 が設定したシェービングの快適さとの間の希望する比に相当する第3電気入力信 号Usを受信する第3電気入力部215と、測定された切断周波数、即ち単位時 間当たり切断ユニット11、121によって切断される毛の数に相当する第4電 気入力信号UMを受信するための第4電気入力部217とを制御ユニット103 、191は有する。以下に説明するように、4個の入力信号UF、UT、Us、及 びUMに従うように制御ユニット103、191によってアクチュエータ91、 179と電動機23、127の速度とを制御する。従って、シェーバーのシェー ビング性能とシェービングの快適さが、使用者の希望と、使用者の性質と、使用 者がシェーバーを使用する方法とに適合される。このようにしてシェービング性 能と、シェービングの快適さとの間の最適のバランスが使用者のために得られる 。 第1電気入力信号UFはプロセッサ219によって供給される。第1実施例の シェーバー1では、入力信号UFは、3個の信号UF1、UF2、UF3の平均値に相 当しており、これ等の3個の信号はそれぞれ3個の歪計センサ99のうちの1個 によって測定された皮膚接触力に相当しており、その平均値はプロセッサ219 によって計算される。第2実施例のシェーバー105では、板ばね135の測定 された機械的剛さに相当する信号であって位置センサ181によって供給される 出力信号UφEの関数として、また3対の歪計センサ189のうちの1対によっ て測定された外側切断部材123の位置にそれぞれ相当する3個の信号UH1、UH2 、UH3の関数として、プロセッサ213によって計算された測定された平均皮 膚接触力に出力信号UFは相当する。従って、位置センサ181の出力信号UφE は、板ばね135の望ましい機械的剛さと測定された剛さとを比較する比較器1 99のための入力信号と、皮膚接触力を計算するプロセッサ219のための入力 信号とを形成する。これにより必要なセンサの数は限定される。図10では、第 2実施例のシェーバー105のプロセッサ219の入力信号UφE、UH1、UH2 、UH3は破線で示されている。 図1A、及び図5に示すスイッチボタン223によって使用者がシェーバー1 、105をスイッチオンにした瞬間から経過した時間を測定するタイマ221に よって第2電気入力信号UTは供給される。この目的のためタイマ221はスイ ッチボタン223に接続された電気入力部225を具える。入力信号UTは制御 ユニット103、191の計算ユニット227に供給される。計算ユニット22 7は記憶装置229を具え、多数の先行するシェービング作用、例えば10の全 シェービング時間を記憶する。計算ユニット227は上記の先行するシェービン グ作用の平均シェービング時間を計算する。計算ユニット227の出力信号U%T はシェービング作用中の経過時間(入力信号UT)と、計算された平均シェービ ング時間との商に対応する。 シェーバー1、105のハウジング3、107に設けた図1A、及び図5の操 作部材231によって第3電気入力信号Usを供給する。操作部材231によっ てシェーバー1、105の使用者はシェービング性能とシェービングの快適さと の間の望ましいバランスを設定することができる。この目的のため、使用者によ って任意多数の位置に動かすことができる摺動体233を操作部材231に設け る。 最後に、単位時間当たり切断ユニット11、121によって切断される毛の数 (切断周波数)を測定し得る検出器235によって第4電気入力信号UMを供給 する。この目的のため、例えば一般に使用され既知であるエレクトレットマイク ロホン237を検出器235に設け、図2、及び図6の第1中間板81、175 上に設置する。このマイクロホン237は毛捕捉開口17から供給される毛を切 断する作用中、切断ユニット11、121によって発生する音響に対応する音響 信号UNを供給する。検出器235の一般に使用され既知である電気フィルタ2 39に音響信号UNを供給する。音響信号UN、即ち単位時間当たり切断ユニット 11、121によって切断される毛の数からの切断周波数(入力信号UM)を電 気フィルタ239によって瀘波する。 図10に示すように、制御ユニット103、191は第1サブプロセッサ24 1を具え、第1入力信号UFの関数として適用できる第1電気出力信号UH、又は UEと、制御ユニット103、191の第2サブプロセッサ243によって供給 される信号であって外側切断部材13、123の周りの許容できる皮膚の変形に 対応する第1中間信号UDとを決定する。更に、第1入力部211と、第1サブ プロセッサ241との間に電気フィルタ245を接続し、この電気フィルタによ って入力信号UFの中の比較的短時間の変化を瀘波し、シェーバー1、105が 皮膚接触力の早い一時的な変化には直ちに反応しないようにする。シェーバー1 の場合には、皮膚接触力の値と、ホルダ7の上方に外側切断部材13が突出する 高さHとによって、またシェーバー105の場合には、皮膚接触力の値と、板ば ね135の原形復帰力の値とによって、外側切断部材13、123の周りの皮膚 の変形が決定される。一定の皮膚接触力が与えられていて、高さHが増大し、又 はばねの原形復帰力が増大すると、皮膚の変形は一層大きくなる。また一定の高 さHが与えられ、又は一定の原形復帰力が与えられていて、皮膚接触力が増大す ると、皮膚の変形は一層大きくなる。従って、皮膚接触力と許容される皮膚の変 形とが知られていれば、望ましい高さH(出力信号UH)、及び望ましい原形復 帰力(出力信号UE)を決定することができる。第1サブプロセッサ241は第 1制御ルールに従って出力信号UH、UEを決定する。従って、測定される皮膚接 触力(入力信号UF)が増大する時、第1制御ルールに従って、望ましい高さH (出力信号UH)、又は望ましい原形復帰力(出力信号UE)が減少するから皮膚 の変形はほぼ一定に留まる。また許容される皮膚の変形(中間信号UD)が増大 する時、第1制御ルールに従って、一定皮膚接触力(入力信号UF)の許で、望 ましい高さH(出力信号UH)、又は原形復帰力(出力信号UE)が増大 する。第1実施例のシェーバー1では、スイッチボタン223に接続される他の 電気入力部242を第1サブプロセッサ241に設ける。この入力部242は図 10に破線で示す。スイッチボタン223によってシェーバー1をスイッチオフ にした時、外側切断部材13がホルダ7内に完全に入り込む(H=0)位置に、 制御ユニット103とアクチュエータ91とによって外側切断部材13をもたら す。従って、シェーバー1のスイッチオフの状態では、切断ユニット11は損傷 を受けることがなく、更に、シェーバー1のスイッチオフの状態をシェーバー1 の使用者が直ぐ見分けることができる。 更に図10に示すように、単位時間当たり、許容される皮膚損傷点の数に対応 する信号であって第3サブプロセッサ247によって供給される第2中間信号U1 の関数として、また第4サブプロセッサ249によって供給される第2出力信 号URの関数として、第2サブプロセッサ243は許容できる皮膚の変形に対応 する第1中間信号UDを決定する。単位時間当たり、切断ユニット11、121 によって生ずる皮膚損傷点の数は、外側切断部材13、123の周りの皮膚の変 形によって、また電動器23、127の速度によって定まる内側切断部材19、 125の回転速度によって、シェーバー、105の両方について決定される。電 動機の速度が一定で、外側切断部材13、123の周りの皮膚の変形が増大した 時、又は皮膚の変形が一定で、電動機23、127の速度が増大した時、単位時 間当たり生ずる皮膚損傷点の数が増大する。従って、電動機23、127の速度 と、単位時間当たりの皮膚の損傷点の許容し得る数が知られている時、許容され る皮膚の変形(中間信号UD)を決定することができる。第2サブプロセッサ2 43は第2制御ルールに従って中間信号UDを決定する。従って、望ましい電動 機の速度(出力信号UR)が増大する時、第2制御ルールに従って、許容される 皮膚の変形(中間信号UD)は減少し、従って単位時間当たりの皮膚の損傷点の 数はほぼ一定に留まる。また、単位時間当たりの皮膚損傷点の許容される数(中 間信号U1)が増大する時、第2制御ルールに従って、一定の望ましい電動機の 速度(出力信号UR)の許で、許容される皮膚の変形(中間信号UD)が増大する 。 更に、図10に示すように、計算ユニット227の出力信号U%Tの関数とし て、また第3入力信号Usの関数として、単位時間当たりの皮膚損傷点の許容で きる数に対応する第2中間信号U1を第3サブプロセッサ247が決定する。単 位時間当たりの皮膚の損傷点の許容できる数は、シェービング性能とシェービン グの快適さとの間の使用者が希望するバランスによって決定される。このシェー ビングの快適さは単位時間当たりの皮膚損傷点の数によって定まるだけでなく、 シェービング作用中の皮膚損傷点の累積数にもよる。シェービング作用の初期の 段階で、単位時間当たりの皮膚の損傷点の比較的僅かな数のみが許容される場合 であって、しかも毛がなお比較的長く、即ち毛が最初に単に短くされるだけであ る場合には、毛を更に短くして希望するシェービング性能(平滑さ)を達成する 必要がある時は、シェービング作用の終わりの段階では、比較的多くの皮膚損傷 点を許容せざるを得ない。中間信号U1は第3制御ルールに従ってサブプロセッ サ247によって決定される。従って、シェービング作用中に経過した時間(信 号U%T)の増大につれて、第3制御ルールに従って、単位時間当たりの皮膚損傷 点の許容できる数(中間信号U1)は増大する。使用者が比較的高いシェービン グの快適さを希望し、比較的低いシェービング性能で満足する位置(C)に操作 部材231がある時は、単位時間当たり、許容される皮膚損傷点の数(中間信号 U1)の増大は比較的僅かであり、使用者が比較的低いシェービングの快適さで 満足し、比較的高いシェービング性能を希望する位置(P)に操作部材231が ある時は、許容される皮膚損傷点の数(中間信号U1)の増大は比較的大きい。 信号U%Tはシェービング作用中に経過した時間と以前の多数のシェービング作用 にわたる平均シェービング時間との商に相当するから、シェービング作用が平均 シェービング時間に行われる場合は、シェービング性能とシェービングの快適さ との間の最適のバランスが使用者に与えられるように、単位時間当たりの皮膚損 傷点の許容される数(中間信号U1)が第3サブプロセッサ247によって決定 される。このようにして比較的長い平均シェービング時間を有する使用者と、比 較的短い平均シェービング時間を有する両方の使用者に対し、シェービング性能 と、体験されたシェービングの快適さとの間の最適のバランスが達成される。 更に図10に示すように、計算ユニット227の出力信号U%Tと第4出力信号 UMとの関数として電動機23、127の望ましい速度に相当する第2出力信 号URを第4サブプロセッサ249が決定する。第4入力部217と第4サブプ ロセッサ249との間には他の電気フィルタ251を設け、入力信号UMの比較 的短期間の変化を瀘波し、シェーバー1、105が測定された切断周波数の早い 一時的な変動に直ちに反応しないようにする。測定された切断周波数(入力信号 UM)の増大につれて電動機の望ましい速度(出力信号UR)を増大させるという 第4制御ルールに従ってサブプロセッサ249によって電動機の望ましい速度を 決定する。切断周波数が比較的高い時は、内側切断部材19、125に作用する 切断力の作用を受けて外側切断部材13、123に対し相対的に内側切断部材1 9、125が移動する。比較的高い切断周波数では電動機の速度が比較的高いか ら、内側切断部材19、125は高い切断周波数で比較的高い機械的角運動量を 有する。従って、内側切断部材19、125の回転運動は比較的安定しており、 切断力の作用を受けての外側切断部材13、123に対する相対的な内側切断部 材19、125の移動はできるだけ制限される。更に、第4制御ルールによれば 、シェービング作用中、経過した時間が増大すると、電動機の望ましい速度は増 大する。経過した時間が短い時は、切断周波数の所定の増大時における電動機の 望ましい速度の増大は比較的小さく、経過時間が長い時は、電動機の望ましい速 度の増大は比較的大きい。これは、皮膚の比較的僅かな部分を髯剃りして平滑に し、次に皮膚の髯剃りしていない部分を髯剃りするような使用者の希望を考慮し ている。このような使用者の場合には、測定される切断周波数はシェービング作 用中に激しく変動する。 上述の4個の制御ルールに従って、入力信号UF、UT、US、UMの関数として 制御ユニット103、191によって出力信号UH、又はUE、及びURを決定す るが、各制御ルールはいわゆるファジィロジックに基づくアルゴリズムを具える 。これ等のアルゴリズムに従って、関連するサブプロセッサ241、243、2 47、249の入力信号、及び出力信号のおのおのの範囲を制御ユニット103 、191の各サブプロセッサ241、243、247、249のための多数の組 に分割する。図11A〜図11Dはそれぞれのサブプロセッサ241、243、 247、249の入力信号と出力信号とを再分割した組の実施例を示す。図11 Aに示すように、第1サブプロセッサ241の入力信号UFを組L(低位 )、及び組H(高位)に分割すると共に、中間信号UDを組L(低位)、組L/ M(低位から中位へ)、組M(中位)、組M/H(中間から高位へ)、及び組H (高位)に分割する。出力信号UH、又はUEを組1(最小高さ、又は最小原形復 帰力)から組9(最大高さH、又は最大原形復帰力)に再分割する。シェービン グ作用中発生する信号UF、及びUDのおのおのはメンバシップ機能に従ってサブ プロセッサ241によって関連する組の1個のメンバシップを連続的に割り当て られる。信号UF、UDのメンバシップ機能を図11Aに示す。シェービング作用 中、出力信号UH、又はUEが属する組は、メンバシップ機能に従って決定された 信号UF、及びUDの組の関数として、ロジックルールに従ってサブプロセッサ2 41によって決定される。図12Aは上記ロジックルールに従って出力信号UH 、又はUEに割り当てられた組を、信号UF、UDに割り当てられた組の関数とし てプロットした表である。図12Aは各信号UF、UDがメンバシップ機能に従っ て唯1個の組に属している状態に限って示している。しかし、信号UF、UDが2 個の組に属していてもよい。例えば、図11Aは信号UFが限界値UF1とUF3と の間にある時、信号UFが組Lと組Hとの両方の組に属していることを示してい る。また、これ等の状態では、ファジィロジックからそれ自体既知の方法で、出 力信号UH、又はUEが単数のどの組、又は複数のどの組に属するかをサブプロセ ッサ241が決定する。また出力信号UH、又はUEが2個の組に属している時、 フィジィロジックからそれ自身既知の通常の方法で出力信号UH、又はUEの値を サブプロセッサ241が決定する。 図11Bに示すように、第2サブプロセッサ243のための入力信号を形成す る中間信号U1を組L(低位)、組M(中位)、及び組H(高位)に分割すると 共に、第2サブプロセッサ243のための入力信号を形成している出力信号UR を組1(低速)、組2(中間速度)、組3(高速)に分割する。図11Bも上記 組の1個のメンバシップを信号U1、及びURに割り当てるメンバシップを示して いる。第2サブプロセッサ243の出力信号を形成する中間信号UDのメンバシ ップ機能は図11Aに示す中間信号UDのメンバシップ機能に類似する。図12 Bは第2サブプロセッサ243によって中間信号UDに割り当てられた組を、信 号U1、URに割り当てられた組に関連して示す表である。 図11Cに示すように、第3サブプロセッサ247のための入力信号を形成し ている信号U%Tを組B(最初の段階)と、組E(終わりの段階)とに分割すると 共に、第3サブプロセッサ247のための入力信号を形成している入力信号Us を組P(高シェービング機能)とC(シェービングの高快適さ)とに分割する。 また、図11Cは上記組の1個のメンバシップを信号U%T、Usに割り当てるメ ンバシップ機能を示している。これ等の組、及び第3サブプロセッサ247の出 力信号を形成している中間信号U1のメンバシップ機能は図11Bに示した組と 、中間信号U1のメンバシップ機能とに類似する。図12Cは第3サブプロセッ サ247によって中間信号U1に割り当てられた組を信号U%T、Usに関連して示 す表である。 最後に、図11Dは第4サブプロセッサ249のための入力信号である入力信 号UMを組L(低位)と組H(高位)とに分割する状態を示す。これ等の組と、 第4サブプロセッサ249のための入力信号を形成している信号U%Tのメンバシ ップ機能と、第4サブプロセッサ249の出力信号である出力信号URのメンバ シップ機能とは、図11C、図11Bに示すそれぞれの組と、信号U%T、URTの メンバシップ機能とに類似する。図12Dは第4サブプロセッサ249によって 出力信号URに割り当てられた組を信号U%T、UMの関数として与えた表である。 代案として、サブプロセッサ241、243、247、249の入力信号と出 力信号の範囲を上述の組より一層多くの組に再分割してもよく、再分割した組の 範囲を異なるように分布させてもよい。それにより、シェーバー1、105の望 ましい状態が一層改善されたものになる。ファジィロジックに基づく上述のアル ゴリズムの使用によってサブプロセッサ241、243、247、249の制御 ルールにおいて眼に見える簡単な方法でシェーバー1、105の望ましい状態を 構成することができる。更に、シェーバー1、105の作動に関する、又は使用 者の特徴に関する知識情報が変化すれば、シェーバー1、105の望ましい状態 を設計の段階で簡単で融通性ある方法で変更することができる。 上述の各シェーバー1、105は3個の外側切断部材と、この外側切断部材の 内側で回転可能な3個の内側切断部材とを設けている。しかし、1個の外側切断 部材と、この外側切断部材に対し振動する1個の内側切断部材とを有するシェー バーにも本発明を適用することができる。また本発明は異なる数の切断ユニット 、例えば唯1個、又は2個の切断ユニットを具えるシェーバーにも適用すること ができる。 第1実施例のシェーバー1では切断ユニット11の高さHが調整可能であり、 第2実施例のシェーバー105は切断ユニット121の原形復帰力が調整可能で ある。しかし、これと異なる方法で調整可能な切断ユニットを有し、シェービン グ性能と、シェービングの快適さとが切断ユニットの調整によって影響を受ける シェーバーにも本発明を適用することができる。従って、例えば、外側切断部材 が毛捕捉開口を有する可撓性箔であり、内側切断部材がこの可撓性箔に沿って振 動する一列のカッターであるシェーバーの場合に、制御ユニットによって制御さ れるアクチュエータによって外側切断部材に対する内側切断部材の接触力を調整 可能にすることができる。更に代案として、上述のシェーバー1、105のよう に回転自在の内側切断部材を設けたシェーバーにおいて、外側切断部材内の内側 切断部材の接触力を、制御ユニットによって制御されるアクチュエータによって 調整可能にしてもよい。 更に、可撓性条片151を支持素子165に絶えず圧着し、支持素子165を 可撓性条片151に沿って動かし得るようにした構造により切断ユニット121 の機械的剛さを調整可能にしてもよく、これにより条片151の機械的剛さを無 段階に調整することができる。可撓性条片151の代わりに、例えばばねのクラ ンプ点を移動させ、即ち変えることによって機械的剛さを変えることができる代 案の形式のばねを使用することもできる。 最後に、制御ユニット103、191に比較して異なる形式の制御ユニットを アクチュエータ91、197の制御に使用することができる。ファジィロジック による制御ルールに基づく制御ユニットの代わりに、例えば通常の数学式に基づ く制御ルールを使用してもよい。更に、例えば代わりの入力信号、又は異なる数 の入力信号を使用してもよく、また入力信号と出力信号との間の関係を異なるよ うに選択してもよい。更に、例えば、代案としてアクチュエータ91、179の 制御装置をシェーバー内に使用してもよく、電動機の速度を制御された一定値に してもよく、又は電動機に供給する電力の電圧、又は電流を一定にし、切断ユニ ットに加わる負荷により電動機速度が変わるようにしてもよい。その場合、図1 0の信号URは電動機の望ましい一定速度に対応するか、又は測定された実際の 電動機の速度に対応する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レーデル アンドリース セウニス オランダ国 9203 ゼットエヌ ドラハテ ン オリーモレンストラート 5 (72)発明者 ファン デル ボルスト アルベルタス ヨハネス コルネリス オランダ国 9203 ゼットエヌ ドラハテ ン オリーモレンストラート 5 (72)発明者 ドゥ ポーテル ピーター オランダ国 9203 ゼットエヌ ドラハテ ン オリーモレンストラート 5 【要約の続き】 波数、シェービング作用中に経過した時間、及び使用者 によって望まれるシェービング性能とシェービングの快 適さとの間のバランスの関数として、制御ユニット(1 03、191)によって切断ユニット(11、121) と電動機(23、127)の速度とを調整する。特別な 実施例では、ファジィロジックに基づくアルゴリズムに 従って、制御ユニット(103、191)によって切断 ユニット(11、121)と、電動機の速度とを制御す る。このシェーバー(1、105)はシェービング作用 中、達成されるシェービング性能、即ち皮膚の平滑さ、 及びシェービング速度と、体験されるシェービングの快 適さ、即ち皮膚が刺激を受けるレベルとの間の最適のバ ランスをシェーバー(1、105)の使用者に提供す る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1個の毛捕捉開口を有する外側切断部材と、この外側切断部材に 対し相対的に電動機によって駆動され得る内側切断部材とを具える調整可能な少 なくとも1個の切断ユニットを有するシェーバーにおいて、電気制御ユニットに よって制御され得る電気アクチュエータにより前記切断ユニットを調整自在にし たことを特徴とするシェーバー。 2.前記切断ユニットをホルダ内に配置し、このホルダに対し相対的に前記アク チュエータによって前記切断ユニットを移動可能に構成したことを特徴とする請 求項1に記載のシェーバー。 3.前記アクチュエータによって前記切断ユニットを休止位置に置き、前記電動 機をスイッチオフにした時、前記切断ユニットが前記ホルダ内に沈み込むことを 特徴とする請求項2に記載のシェーバー。 4.前記ホルダに対し相対的に前記アクチュエータによって前記外側切断部材を 移動可能に構成すると共に、前記外側切断部材内に前記内側切断部材を弾性変形 素子の原形復帰力によって保持するよう構成したことを特徴とする請求項2、又 は3に記載のシェーバー。 5.前記アクチュエータによって前記ホルダに対し相対的に回転可能な調整部材 と、この調整部材に連結され前記切断ユニットの外側切断部材が緊締さている支 持体とを設け、前記調整部材の回転によって前記支持体を移動可能にしたことを 特徴とする請求項4に記載のシェーバー。 6.前記ホルダに対し相対的な前記切断ユニットの位置を測定し得る位置センサ を設け、前記電気制御ユニットの電気入力部を前記位置センサの電気出力部に接 続したことを特徴とする請求項2、3、4、及び5のいずれか1項に記載のシェ ーバー。 7.前記ホルダに対し相対的な前記調整部材の回転角を測定し得るよう前記位置 センサを構成したことを特徴とする請求項5、及び6のいずれか1項に記載のシ ェーバー。 8.前記切断ユニットをホルダ内に配置し、前記アクチュエータによって調整自 在である原形復帰力に抗して前記ホルダに対し相対的に前記切断ユニットを移動 可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のシェーバー。 9.前記アクチュエータによって調整可能である機械的剛さを有する弾性変形素 子によって前記原形復帰力を発生させたことを特徴とする請求項8に記載のシェ ーバー。 10.前記弾性変形素子を前記外側切断部材に連結し、この外側切断部材内に前 記内側切断部材を保持するため原形復帰力を作用させる別個の弾性変形素子を設 けたことを特徴とする請求項9に記載のシェーバー。 11.前記弾性変形素子を機械的板ばねで構成し、この板ばねを支持して前記ア クチュエータによって移動し得る支持素子を設けたことを特徴とする請求項9、 又は10に記載のシェーバー。 12.前記切断ユニットに協働する前記支持素子を移動可能な支持体に設け、前 記アクチュエータによって前記ホルダに対し相対的に回転し得る調整部材に前記 支持体を連結し、この調整部材の回転によって前記支持体を移動可能にしたこと を特徴とする請求項11に記載のシェーバー。 13.前記切断ユニットの原形復帰力を測定し得るセンサを設け、このセンサの 電気出力部に前記電気制御ユニットの電気入力部を接続したことを特徴とする請 求項8、9、10、11、12のいずれか1項に記載のシェーバー。 14.前記ホルダに対し相対的な前記調整部材の回転角を前記センサによって測 定可能にし、前記ホルダに対する前記切断ユニットの位置を測定し得る別個のセ ンサを設け、このセンサの電気出力部に前記制御ユニットの別個の電気入力部を 接続したことを特徴とする請求項12、又は13に記載のシェーバー。 15.前記別個のセンサを歪計センサで構成し、前記外側切断部材と前記ホルダ との間に緊締されたばねの変形を前記歪計センサによって測定可能にしたことを 特徴とする請求項14に記載のシェーバー。 16.前記電気制御ユニットにって前記電動機の速度を制御可能に構成したこと を特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のシェーバー。 17.シェービング性能とシェービングの快適さとの間の希望するバランスを設 定し得る操作部材を設け、この操作部材の電気出力部に前記電気制御ユニット の電気入力部を接続したことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のシ ェーバー。 18.シェービング作用中に経過した時間を測定し得るタイマを設け、このタイ マの電気出力部に前記電気制御ユニットの電気入力部を接続したことを特徴とす る前記請求項のいずれか1項に記載のシェーバー。 19.多数の先行するシェービング作用にわたる平均シェービング時間を計算す る計算ユニットを前記制御ユニットに設け、計算された平均シェービング時間に 関連してシェービング作用中に経過した時間を前記制御ユニットによって決定す ることを特徴とする請求項18に記載のシェーバー。 20.単位時間当たり前記切断ユニットによって切断する毛の数を測定し得る検 出器を設け、この検出器の電気出力部に前記電気制御ユニットの電気入力部を接 続したことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のシェーバー。 21.前記切断ユニットによって生ずる音響信号を検出し得るマイクロホンと、 前記音響信号から切断周波数を瀘波し得る電気フィルタとを前記検出器に設けた ことを特徴とする請求項20に記載のシェーバー。 22.前記切断ユニットに作用する皮膚接触力を測定し得る力センサを設け、こ の力センサの電気出力部に前記電気制御ユニットの電気入力部を接続したことを 特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のシェーバー。 23.弾性変形可能なブリッジに設けた歪計センサで前記力センサを構成し、測 定すべき力に平行な方向に前記ブリッジ上に前記回転自在の調整部材を静止させ 、前記ブリッジが前記方向に有する機械的剛さに比較して小さい前記方向の機械 的剛さを前記調整部材に設けたことを特徴とする請求項5、12、22のいずれ か1項に記載のシェーバー。 24.皮膚接触力を測定し得る力センサが前記切断ユニットの原形復帰力を測定 し得るセンサであることを特徴とする請求項13、又は22に記載のシェーバー 。 25.前記電気アクチュエータを制御する手段を前記電気制御ユニットに設け、 前記力センサの電気出力部に接続された第1電気入力部と、前記タイマの電気出 力部に接続された第2電気入力部と、前記操作部材の電気出力部に接続され た第3電気入力部と、前記検出器の電気出力部に接続された第4電気入力部と、 前記ホルダから突出する前記切断ユニットの望ましい位置に対応する出力信号、 又は前記切断ユニットの原形復帰力の望ましい値に対応する出力信号を供給する 電気出力部とを設けたことを特徴とする請求項17、18、19、20、21、 22、23、24のいずれか1項に記載のシェーバー。 26.測定された皮膚接触力が増大した時、前記ホルダから突出する望ましい位 置、又は原形復帰力を減少させると共に、前記切断ユニットの周りの許容できる 皮膚の変形が増大した時、前記ホルダから突出する望ましい位置、又は原形復帰 力を増大させる第1制御ルールに従って前記手段が出力信号を決定し、第2制御 ルールに従って前記手段が許容できる皮膚の変形を決定することを特徴とする請 求項25に記載のシェーバー。 27.前記第2制御ルールは、前記電動機の望ましい速度が増大する時、許容で きる皮膚の変形を減少させ、単位時間当たりの皮膚損傷点の許容できる数が増大 する時、許容できる皮膚の変形を増大させるルールであり、第3制御ルールに従 って単位時間当たりの皮膚損傷点の許容できる数を前記手段が決定し、第4制御 ルールに従って電動機の望ましい速度を前記手段が決定することを特徴とする請 求項26に記載のシェーバー。 28.前記第3制御ルールは、シェービング作用中に経過した時間が増大するに つれて単位時間当たりの皮膚の損傷点の許容できる数を増大するルールであり、 シェーバーの使用者が比較的高いシェービングの快適さを望むがシェービング性 能は比較的低くともよいとする位置に操作部材がある場合は単位時間当たりの皮 膚の損傷点の許容できる数の増大は比較的小さく、シェーバーの使用者が比較的 低いシェービングの快適さでよいが比較的高いシェービング性能を望む位置に操 作部材がある場合は単位時間当たりの皮膚の損傷点の許容できる数の増大は比較 的大きいことを特徴とする請求項27に記載のシェーバー。 29.前記第4制御ルールは、単位時間当たり前記切断ユニットによって切断さ れた毛の測定された数の増大につれて前記電動機の望ましい速度を増大し、シェ ーバー作用中に経過した時間が増大した時、前記電動機の望ましい速度を減少さ せるルールであり、経過した時間が短ければ単位時間当たり前記切断ユニ ットによって切断された毛の測定された数の増大に従う電動機の望ましい速度の 増大は比較的小さく、経過した時間が長ければ比較的大きいことを特徴とする請 求項27に記載のシェーバー。 30.前記第4制御ルールに従って決定された電動機の望ましい速度に対応する 他の出力信号を供給する別個の電気出力部を前記手段に設けたことを特徴とする 請求項16、27、28、29のいずれか1項に記載のシェーバー。 31.電動機の速度を制御する制御手段を前記電気制御ユニットに設け、前記タ イマの電気出力部に接続された第1電気入力部と、前記検出器の電気出力部に接 続された第2電気入力部と、制御ルールによって決定された電動機の望ましい速 度に対応する出力信号を供給するための電気出力部とを設けたことを特徴とする 請求項16、18、19、20、21のいずれか1項に記載のシェーバー。 32.前記制御ルールは、単位時間当たり切断ユニットによって切断された毛の 測定された数の増大につれて電動機の望ましい速度を増大し、シェービング作用 中の経過時間の増大につれて電動機の望ましい速度を減少させるルールであり、 経過時間が短い場合には、単位時間当たり前記切断ユニットによって切断された 毛の測定された数の増大に従う電動機の望ましい速度の増大は比較的小さく、経 過時間が長い場合には比較的大きいことを特徴とする請求項31に記載のシェー バー。 33.ファジィロジックに基づくアルゴリズムに従って前記制御ルールが出力信 号を決定するとを特徴とする請求項26、27、28、29のいずれか1項に記 載のシェーバー。 34.ファジィロジックに基づくアルゴリズムに従って前記制御ルールが出力信 号を決定するとを特徴とする請求項31、又は32に記載のシェーバー。
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