JPH09501406A - ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)の製造 - Google Patents

ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)の製造

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JPH09501406A
JPH09501406A JP7500657A JP50065795A JPH09501406A JP H09501406 A JPH09501406 A JP H09501406A JP 7500657 A JP7500657 A JP 7500657A JP 50065795 A JP50065795 A JP 50065795A JP H09501406 A JPH09501406 A JP H09501406A
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イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本明細書中で開示されているのは、選ばれた新規な部分的にフッ素化された(ジ)クロロエチルエーテルの元素状フッ素によるフッ素化と、引き続く対応するペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)への脱ハロゲン化によってペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)を作るための方法である。ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)は、成形樹脂及びエラストマーのためのモノマーとして有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)の製造 発明の分野 本発明は、塩素置換されたエトキシ基を含む特定の部分的にフッ素化された化 合物を元素状フッ素によってフッ素化し、そしてその反応の生成物を脱ハロゲン 化して所望の生成物を生成させる、ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)を 作るための方法に関する。この合成における新規な中間体もまた開示される。 技術的背景 ペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)(本明細書中では時々PAVEと略 称する)は、商業的に入手できる多数のポリマー、特に成形樹脂として有用な全 フッ素化熱可塑性プラスチック、並びに耐熱性かつ耐溶媒性シール、及びその他 の用途のために有用なエラストマー中にモノマー状単位として存在する。これら のエーテルは、幾つかの方法、例えば適切なフッ化アシルの熱分解によって作る ことができる。しかしながら、これらの方法は、しばしば、欠点、例えばただの 並の収率、望ましくない異性体の副生成物、及び/又は環境上有害である副生成 物を有する。それ故、これらの化合物のための改善された合成方法は興味あるも のである。 発明の要約 本発明は、式 R1CHX3OCX12CX1 22 の第一化合物を元素状フッ素によってフッ素化して式 R2CF2OCFX2CF22 の第二化合物を生成させること、及び前記第二化合物を脱ハロゲン化して式 R2CF2OCF=CF2 [これらの式中、 R1は、水素、フッ素化アルキル基、又はアルキレン部分の間に一個以上のエ ーテル酸素原子を含むフッ素化アルキル基であり、 各々のX1及びX3は、独立に、水素又はフッ素であり、 前記第一化合物においては、各々のX2は、独立に、塩素、臭素、ヨウ素、又 はフッ素であるが、X2の少なくとも一つは塩素であるという条件があり、 前記第二化合物においては、各々のX2は、独立に、塩素又はフッ素であるが 、X2の少なくとも一つは塩素であるという条件があり、そして R2は、フッ素、ペルフルオロアルキル、又はアルキレン部分の間に一個以上 のエーテル酸素原子を含むペルフルオロアルキルである] のペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)を生成させることを含んで成る、ペ ルフルオロ(アルキルビニルエーテル)の製造方法に関する。 本発明はまた、式 R1CHX3OCX12CX1 22 [式中、 R1は、水素、フッ素化アルキル基、又はアルキレン部分の間に一個以上のエ ーテル酸素原子を含むフッ素化アルキル基であり、 各々のX1及びX3は、独立に、水素又はフッ素であり、そして 各々のX2は、独立に、塩素、臭素、ヨウ素、又はフッ素であるが、X2の少な くとも一つは塩素であるという条件がある] の化合物に関する。 発明の詳細 本明細書中で述べられるPAVEを製造する方法のための出発物質は、R1C HX3OCX12CX1 22[式中、R1、X1、X2及びX3は上で述べた通りであ る]である。好ましい出発物質においては、R1は、ペルフルオロアルキル、H (CF2n−[ここで、nは1〜20である]、水素、又はアルキレン部分の間 に一個以上のエーテル酸素原子を含むペルフルオロアルキルである。更に好まし い実施態様においては、R1は、F(CF2n−[ここで、nは1〜20である ]、水素、又はC37O[CF(CF3)CF2O]yCF(CF3)−[ここで、 yは0又は1〜8の整数である]である。他の好ましい実施態様においては、各 々のX1はフッ素であり、及び/又は各々のX2は塩素であり、及び/又はX3は 水素である。すべての場合において、R1が1〜30個の炭素原子を含む(そう ではないと特定する場合を除いて)ならばそれがまた好ましい。 アルキレン部分の間に一個以上のエーテル酸素原子を含む(全)フッ素化アル キル基とは、(全)フッ素化アルキル基の炭素原子の間が一個以上のエーテル酸 素原子によって“中断”されているアルキル基を意味する。実際に、エーテル酸 素原子は、アルキル基を一個以上のアルキレン基を含む基に“分割する”。典型 的なエーテル含有(ペル)フルオロアルキル基は、C37O[CF(CF3)C F2O]yCF(CF3)−[こ こで、yは0又は1〜8の整数である]である。 化合物R1CHX3OCX12CX1 22中の各々の変数のために上でリストし た好ましい実施態様のすべてを使用する時には、PAVEの合成は、以下の反応 順序を使用して行うことができる: 反応3及び4は請求の範囲第1項の二つのステップであり、一方反応(1)及 び(2)は反応(3)のための出発物質をどのようにして得ることができるかを 示す。反応(1)のための出発のアルコールの多くは商業的に入手できる。反応 2は、反応1において生成されたトリフルオロビニルエーテルの二重結合の単な る塩素化である。フッ素化反応のための出発物質として他の化合物を含めるよう にする、この合成における変形例は、当業者には明らかであろう。これらの反応 の多くは、実施例においてもまた例示される。 反応(2)、即ちハロゲン化反応は、好都合には−10〜+50℃、好ましく は0〜30℃で実施することができる。このハロゲン化の温度は、ハロゲンによ る水素の置換を回避するように十分に低く保持しなければならない。X2の一つ が塩素ではない化合物を得るためには、ClF、BrCl又はIClを使用する ことができる。ハロゲン化において塩素が使用されれば、それが好ましい。溶媒 の使用は必要に応じてであり、このような溶媒は塩素に対して不活性であり、例 えば1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン及び四塩化炭素 である。この反応は、好ましくは不活性雰囲気例えば窒素下で行われ、そして反 応物を混合するために撹拌される。生成物は、十分に揮発性の場合には、蒸留に よって精製することができる。技能者に知られているその他の変形例もまた使用 することができる。 反応(3)、即ちフッ素化は、すべての水素原子がフッ素によって置換される ように、しかし出発物質の炭素骨格が邪魔されずそして塩素原子がフッ素によっ て置換されないように十分に温和な条件下で実施しなければならない。通常は、 X2の一つが臭素又はヨウ素である場合には、これらのハロゲン原子はフッ素に よって置換されるであろう。このような方法は、一般に、技能者には知られてい る。これは、約−30℃〜約+50℃、好ましくは−20〜+10℃、更に好ま しくは−10−0℃の温度で行うことができる。フッ素に対して実質的に不活性 な溶媒、例えばKrytox(R)−GpL(E.I.du Pont de N emours and Company,Wilmington,Delawa re,USAから入手できるフッ素化液体)又はペルフルオロ(2−ブチルテト ラヒドロフラン)を使用しなければならない。フッ素と基体との反応を適度にす るためには、フッ素及び不活性ガス例えば窒素の混合物、例えば25容量%のフ ッ素及び75容量%の窒素を好ましくは使用しなければならない。反応物を効果 的に混合するために十分な撹拌を使用しなければならない。好ましい実施態様に おいては、反応成分を紫外光で照射する。反応は紫外線が反応混合物に到達する ような装置中で行わなければならない。紫外線への暴露は反応をより急速に進行 させると信じられる。無機フッ化物、例えばNaFを、副生成物であるHFを吸 収するために添加することができる。十分に揮発性の場合には、生成物は蒸留に よって精製することができる。 脱ハロゲン化反応、即ち反応(4)は、金属又は金属含有還元剤を使用して実 施する。このような反応は技能者には知られている。このような反応を述べてい る参照文献は、米国特許第4,533,741号、第4,908,461号及び M.Hudlicky、“有機フッ素化合物の化学”、Ellis Norwo od、ニューヨーク、ニューヨーク、483〜484頁(1992)を含む。有 用な金属は亜鉛、マグネシウム及び銅を含み、そして有用な金属含有還元剤はT iCl4/LiAlH4を含む。反応条件は、一個の塩素原子及び一個のフッ素原 子を除去してPAVEを生成させる時よりも二個の塩素原子を除去してPAVE を生成させる時の方が一般的により温和であろう。反応条件はまた、どの金属又 は金属性還元剤を使用するのかに依存して変わるであろう。例えば、亜鉛を使用 して二個の塩素原子を除去する時には、有用な温度範囲は約40℃〜約160℃ 、好ましくは80〜140℃であり、一方TiCl4/LiAlH4を使用する時 には、有用な温度範囲は約0℃〜約+30℃、好ましくは5〜25℃である。す べてのこれらの脱ハロゲン化反応のためには、非プロトン性極性溶媒が望ましく 、その選択は使用される予定の試薬に依存する。有用な溶媒は、N,N−ジメチ ルホルムアミド、無水酢酸、p−ジオキサン、及びテトラヒドロフランを含む。 反応物を効果的に混合するために撹拌を用いるべきであり、そして反応を不活性 雰囲気例えば窒素下で行うならばそれが好ましい。十分に揮発性の場合には、生 成物であるPAVEは蒸留によって精製することができる。 式R1CHX3OCX12CX1 22[式中、R1、X1、X2及びX3は上で定義 された通りである]の化合物もまた本明細書中で開示される。 R1、X1、X2及びX3のための好ましい基及び/又は構造は、本明細書中で開示 された方法のために上で定義された通りである。この新規な化合物は、PAVE の製造における中間体として有用である。 実験1 1,1−ジヒドロペンタフルオロプロピル トリフルオロビニルエーテルの製造 C25CH2−OH+NaH/TFE→C25CH2−O−CF=CF2 NaH(60%オイル懸濁液、48g、1.2モル)をガラス丸底フラスコ中 の無水1,4−ジオキサン(600mL)中に懸濁させた。外部冷却によってポ ットを15〜20℃で保持しながら、ペンタフルオロプロパノールをゆっくりと 添加した。添加後に、混合物を周囲温度で1〜2時間撹拌した。このペンタフル オロプロパノール塩溶液を、次に、1リットルのオートクレーブ中に移し、密封 し、そして100℃で20時間加熱した。オートクレーブを冷却し、排気し、そ してテトラフルオロエチレン(TFE)で2.1MPaに加圧した。TFE圧力 を2.1MPaで維持しながら、反応を30〜35℃で40時間進行せしめた。 生成物混合物を氷水中に投入し、そして有機層を分離し、水で2回洗浄し、次 に蒸留して、透明な無色の液体、bp.87〜88℃として所望の生成物(12 8g、62%収率)を生成させた。1H NMR(300MHz,CDCl3): δ4.36(t,J=12.4Hz);19F NMR(188.24MHz,C FCl3):−84.2(3F)、−125.1(t,J=12.4Hz,2F )、−120.8、−121.1、−121.3、−121.6(4d,1F) 、−126.6、−127.1、−127.2、−127.7(4s,1F)、 −137. 8、−138.1、−138.3、−138.7(4s,1F)。小量の1,1 −ジヒドロペンタフルオロプロピル2−ヒドロテトラフルオロエチルエーテル( C25CH2OCF2CF2H)もまたこの反応から得られた。 実験2 1,1−ジヒドロペンタフルオロプロピル 2−クロロジフルオロビニルエーテルの製造 C25CH2−OH+NaH/CF2=CFCl→ C25CH2−O−CF=CFCl ペンタフルオロプロパノールのナトリウム塩溶液を、実験1中で述べたものに 従って1,4−ジオキサン(500mL)中のNaH(60%オイル懸濁液、4 2.8g、1.07モル)及びC25CF2OH(120g、0.8モル)から 製造した。この塩溶液を1リットルのオートクレーブ中に移し、そして100℃ で16時間加熱した。冷却しそして排気した後で、クロロトリフルオロエチレン (CTFE)を反応器中に仕込んだ。プロセスの間CTFE圧力を482kPa に維持しながら、反応を40℃で30時間進行せしめた。後処理及び蒸留の後で 、所望の生成物が、透明な無色の液体、bp.91〜93℃、収量90g(45 .6%)として得られた。この生成物はE/Z異性体混合物(モル比;1.38 :1.00)である。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ4.38( m);19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−84.0(E)、 −84.1(Z)[2s,3F合計]、−124.8(m,2F合計)、[−1 07.0(d,J=41Hz)(E)、−129.7(d,J=41Hz)(E )、−122.0(d,J=12 0Hz)(Z)、−135.3(d,J=120Hz)(Z)](2F合計)。 C527ClOに対する元素分析計算値;C:24.36、H:0.82、C l:14.38;測定値;C:23.92、H:0.78、Cl:14.15。 実施例3 1,1−ジヒドロペンタフルオロプロピル 2−ヒドロジフルオロビニルエーテルの製造 C25CH2−OH+NaH/CF2=CFH→ C25CH2−O−CF=CFH この化合物は、無水1,4−ジオキサン(500mL)中のペンタフルオロプ ロパノール(120g、0.8モル)、NaH(60%オイル懸濁液、42.8 g、1.07モル)及びトリフルオロエチレン(140g、1.71モル)から 実験1中で述べたものと類似のやり方で製造した。所望の生成物を、透明な無色 の液体、bp.68〜71℃、収量70g(41.3%)として単離した。この 生成物はE/Z異性体混合物(モル比;2:1)である。1 H NMR(300MHZ,CDCl3):δ[6.70(dd,J=72Hz ,4.2Hz)(E)、6.50(dd,J=72Hz,14.8Hz)(Z)] (1H合計)、[4.46(t,J=12.3Hz)(E)、4.32(t,J= 12.3Hz)(Z)](2H合計);19F NMR(188.24MHz,CF Cl3):−84.1(s,br,3F)、[−125.0(t,J=12.3Hz )(E)、−124.6(t,J=12.3Hz)(Z)](2F合計)、[−1 31.9(d,J=121.6Hz)(E)、−106.7(t,J=14.8Hz ) (Z)](1F合計)、[−196.3(dd,J=121.7Hz,72.8H z)、−189.5(dd,J=15.9Hz,72.1Hz)](1F合計)。 C537Oに対する元素分析計算値;C:28.30、H:1.43;測定値 ;C:27.70、H:1.19。MS;m/e:212。 実験4 1,1−ジヒドロトリフルオロエチル トリフルオロビニルエーテルの製造 CF3CH2−OH+NaH/TFE→CF3CH2−O−CF=CF2 この化合物は、2.1MPaのTFE圧力下で無水1,4−ジオキサン(50 0mL)中のNaH(60%オイル懸濁液、48g、1.2モル)及びトリフル オロエタノール(100g、1.0モル)から実験1の手順に従って製造した。 後処理の後で、標題の化合物を、透明な無色の液体、bp.43〜44℃、収量 44gとして得た。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ4.26(m );19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−75.4(t,J= 7.9Hz,3F)、−121.0、−121.3、−121.5、−121. 8(4s,1F)、−127.0、−127.5、−127.6、−128.0 (4d,J=1.7Hz,1F)、−137.6、−137.9、−138.2 、−138.5(4s,1F)。 実験5 1,1−ジヒドロトリフルオロエチル 2−クロロジフルオロビニルエーテルの製造 CF3CH2−OH+NaH/CF2=CFCl→ CF3CH2−O−CF=CFCl この化合物は、無水1,4−ジオキサン(500mL)中のNaH(60%オ イル懸濁液、42.8g、1.07モル)及びトリフルオロエタノール(80g 、0.8モル)及びクロロトリフルオロエチレン(160g)から実験2の手順 に従って製造した。後処理の後で、生成物を蒸留によって精製した。標題の化合 物を、透明な無色の液体、bp.75℃、収量62g(40%)として単離した 。この生成物はE/Z異性体混合物(モル比;1.33:1.00)であった。1 H NMR(300MHz,CDCl3):δ4.32(m);19F NMR( 188.24MHz,CFCl3):[−75.0(t,J=7.8Hz)(E )、−75.3(t,J=7.8Hz)(Z)](3F合計)、[−106.9 (d,J=40.8Hz)(E)、−129.9(d,J=40.8Hz)(E )、−121.8(d,J=119.4Hz)(Z)、−135.5(d,J= 119.4Hz)(Z)](2F合計)。C425ClOに対する元素分析計 算値;C:24.45、H:1.03、Cl:18.04、F:48.34;測 定値;C:24.36、H:1.03、Cl:17.62、F:48.18。[ M]に関する質量分析スペクトル;計算値:195.9640;測定値:195 .9677。 実験6 1,1−ジヒドロトリフルオロエチル 2−ヒドロジフルオロビニルエーテルの製造 CF3CH2−OH+NaH/CF2=CFH→ CF3CH2−O−CF=CFH この化合物は、無水1,4−ジオキサン(500mL)中のNaH(6 0%オイル懸濁液、42.8g、1.07モル)、トリフルオロエタノール(8 0g、0.8モル)及びトリフルオロエチレン(160g)から実験3中で述べ たものと類似のやり方で製造した。反応は40℃で30時間進行した。後処理の 後で、透明な無色の液体、bp.54〜56℃、収量50gが得られた。この化 合物の構造はそのNMRスペクトルによって確認した。この生成物はE/Z異性 体混合物(モル比;2.4:1)であった。1 H NMR(300MHz,CDCl3):δ[6.70(dd,J=72Hz ,4.0Hz)(E)、6.50(dd,J=72Hz,14.8Hz)(Z)] (1H合計)、[4.34(m)(E),4.23(m)(Z)](2H合計);19 F NMR(188.24MHz,CFCl3):[−75.4(t,J=7.9 Hz)(E)、−74.9(t,J=8.0Hz)(Z)](3F合計)、[−1 31.7(d,J=121.6Hz)(E)、−106.4(t,J=14.8Hz )(Z)](1F合計)、[−196.4(dd,J=121.7(Hz,72. 8Hz)、−189.7(dd,J=15.9Hz,72Hz)](1F合計)。 C435Oに対する元素分析計算値;C:29.63、H:1.87、F:5 8.63;測定値;C:28.99、H:1.75、F:58.69。[M]に 関する質量分析スペクトル;計算値:162.0042;測定値:162.01 15。 実験7 1,1−ジヒドロ−2,5−ビス(トリフルオロメチル)− 3,6−ジオキサ−2,4,4,5,7,7,8,8,9,9,9− ウンデカフルオロノニルビニルエーテルの製造 C37O−CF(CF3)CF2O−CF(CF3)−CH2OH→ C37O−CF(CF3)CF2O−CF(CF3)− CH2OCH=CH2 この化合物は、米国特許第4,568,773号に従ってヘキサフルオロプロ ピレンオキシドトリマーから製造した。アルコール基体(96.4g、0.2モ ル)、酢酸ビニル(86g、1.0モル)及び酢酸水銀(0.5g)を激しく撹 拌しながら0℃で混合した。濃硫酸(25〜50μL)を添加し、そして反応を 0〜10℃で6〜8時間進行せしめた。炭酸カリウム(3g)を添加して反応を 終結させ、そして生成物混合物を分別蒸留し、そして2.7kPaで30〜10 0℃で沸騰する生成物を収集した。水酸化カリウム(12g)を添加して、留出 物中に存在する残りの酢酸ビニルを破壊した。第二の蒸留は、透明な無色の液体 、bp.148〜152℃として所望のビニルエーテル30gを与えた。1 H NMR(300MHz,CDCl3):δ6.46(m,1H)、4.28( dm,J=15Hz,1H)、4.20(m,3H);19FNMR(188.24 MHz,CFCl3):−80.7(m,br,3F)、−82.1(m,3F) 、−83.4(m,3F)、−79.3〜−85.3(m,4F)、−130.3( s,2F)、−134.2(m,1F)、−145.8(m,1F);MS:m/ e:508。 実験8 1,1,5−トリヒドロオクタフルオロペンチル トリフルオロビニルエーテルの製造 H(CF24−CH2−OH+NaH/TFE→ H(CF24CH2−O−CF=CF2 このアルコールナトリウム塩を、1リットルの反応器中の無水エーテル溶媒( 600mL)中のNaH(60%オイル懸濁液、32g)0.8モル)及び2, 2,3,3,4,4,5,5−オクタフルオロペンタン−1−オール(139. 2g、0.6モル)から製造した。反応器を冷却し、排気し、そしてTFEを反 応器中に仕込んだ。プロセスの間TFE圧力を2.4MPaに維持しながら、反 応を50℃で24時間進行せしめた。後処理及び蒸留の後で、標題の化合物を、 透明な液体、8.0kPaでのbp.56〜57℃、収量115g(61.4% )として得た。1 H NMR(300MHz,CDCl3):δ6.05(tt,J=54.6Hz ,5.4Hz,1H)、4.39(t,J=12.6Hz,2H);19F NMR (188.24MHz,CFCl3):−121.4(br,2F)、−125.7 (s,2F)、−130.4(s,2F)、−137.7(d,J=55Hz,2 F)、−121.2(m,1F)、−127.0(m,1F)、−138.3(m ,1F)。 実験9 1,1,3−トリヒドロテトラフルオロプロピル トリフルオロビニルエーテルの製造 H(CF22−CH2−OH+NaH/TFE→ H(CF22CH2−O−CF=CF2 実験8中で述べたようにして、2.4MPaのTFEの下で無水エーテル溶媒 (200mL)中のNaH(60%オイル懸濁液、20g、0.5モル)及び2 ,2,3,3−テトラフルオロペンタン−1−オール(52.8g、0.4モル )からこの化合物を製造した。1 H NMR(300MHz,CDCl3):δ5.94(tt,J=53.5Hz ,8.4Hz,1H)、4.33(dt,J=1.2Hz,J=12.0Hz,2H );19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−121.1、−121. 3、−121.5、−121.7(4s,1F)、−125.6(t,J=12.0 Hz,2F)、−127.3、−127.6、−127.7、−128.0(4s, 1F)、−137.4、−137.7、−137.8、−138.0(4s,1F) 、−139.0(d,J=53.5Hz,2F)。 実施例1 1,1−ジヒドロペンタフルオロプロピル 1,2−ジクロロトリフルオロエチルエーテルの製造 C25CH2−O−CF=CF2+Cl2→ C25CH2−O−CFCl−CF2Cl 実験1からの純粋なビニルエーテル(75g、0.326モル)を、10〜1 5℃で塩素ガスによって塩素化した。反応をガスクロマトグラフィーによって監 視し、そして出発物質の転換が完了した時に停止した。生成物を蒸留によって精 製すると、透明な無色の液体、bp.95〜96℃、収量86g(88%)とし て標題の化合物が得られた。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ4. 44(m);19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−69.6( d,J=6.2Hz、2F)、−74.8(s,br,1F)、−84.2(s ,3F)、−123.9(t,J=11.8Hz,2F)。C52Cl28Oに 対する元素分析計算値;C:19.95、H:0.67、Cl:23.56、F :50.50;測定値;C:19.95、H:0.65、Cl: 22.97、F:50.60。質量分析スペクトルm/e;215[M−CF2 Cl]、281[M−F]、265[M−Cl]。 実施例2 1,1−ジヒドロトリフルオロエチル 1,2−ジクロロトリフルオロエチルエーテルの製造 CF3CH2−O−CF=CF2+Cl2→ CF3CH2−O−CFCl−CF2Cl 実験4からの純粋なビニルエーテル(25g、0.139モル)を、10〜1 5℃で塩素ガスによって塩素化した。反応をガスクロマトグラフィーによって監 視し、そして出発物質の転換が完了した時に停止した。生成物を蒸留によって精 製すると、透明な無色の液体、bp.82〜84℃、収量28g(80%)とし て標題の化合物が得られた。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ4. 38(m);19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−69.6( d,J=5.3Hz、2F)、−74.1(s,br,1F)、−74.4(m ,3F)。C42Cl26Oに対する元素分析計算値;C:19.14、H:0 .80、Cl:28.25;測定値;C:19.27、H:0.80、Cl:2 7.77。質量分析スペクトルm/e;215[M−Cl]。 実施例3 1,1,5−トリヒドロオクタフルオロペンチル 1,2−ジクロロトリフルオロエチルエーテルの製造 H(CF24CH2−O−CF=CF2+Cl2→ H(CF24CH2−O−CFCl−CF2Cl 実験8からの純粋なビニルエーテル(50g、0.16モル)を、1 0〜15℃で塩素ガスによって塩素化した。反応をガスクロマトグラフィーによ って監視し、そして出発物質の転換が完了した時に停止した。生成物を蒸留によ って精製すると、透明な無色の液体、bp.108〜110℃/6.7kPa、 収量34g(56%)として標題の化合物が得られた。1H NMR(300M Hz,CDCl3):δ6.06(tt,J=52Hz,4.8Hz,1H)、 4.48(m,2H);19F NMR(188.24MHz,CFCl3):− 69.6(d,J=5.8Hz、2F)、−74.6(s,br,1F)、−1 20.1(t,J=11.6Hz,2F)、−125.5(s,2F)、−13 0.3(d,J=3.0Hz,2F)、−137.6(dt,J=52Hz,2 .7Hz,2F)。C73Cl211Oに対する元素分析計算値;C:21.9 5、H:0.79、Cl:18.51;測定値;C:21.91、H:0.59 、Cl:18.03。質量分析スペクトルm/e;347[M−Cl]。 実施例4 1,1−ジヒドロトリフルオロエチル 1,2−ジクロロ−2−ヒドロジフルオロエチルエーテルの製造 CF3CH2−O−CF=CFH+Cl2→ CF3CH2−O−CFCl−CFHCl 実験6からの純粋なビニルエーテル(50g、0.16モル)を、実施例2及 び3中で述べたようにして、10〜15℃で塩素ガスによって塩素化した。生成 物を蒸留によって精製すると、透明な無色の液体、bp.71〜73℃/2.9 kPa、収量60g(83.4%)として標題の化合物が得られた。この生成物 は二つのジアステレオマーの混合物 (比率1.53:1.00)であった。1H NMR(300MHz,CDCl3 ):δ6.20(dm,J=48Hz,1H)、4.37(m,2H);19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−74.4(m,4F,CF3+O CFCl)、[−146.2、−147.3(2dd,J=17.3Hz,48 .3Hz;J=15.3Hz,J=48.4Hz)](1F合計)。C43Cl25Oに対する元素分析計算値;C:20.62、H:1.30、Cl:30. 44、F:40.78;測定値;C:20.76、H:1.19、Cl:30. 26、F:41.02。質量分析スペクトルm/e;232[M]、213[M −F]、197[M−Cl]。 実施例5 1,1−ジヒドロ−2,5−ビス(トリフルオロメチル)−3,6−ジ オキサ−2,4,4,5,7,7,8,8,9,9,9−ウンデカフル オロノニル1,2−ジクロロエチルエーテルの製造 C37O−CF(CF3)CF2O−CF(CF3)−CH2OH=CH2 +Cl2→C37O−CF(CF3)CF2O−CF(CF3)−CH2O CHCl−CH2Cl 実験7からの純粋なビニルエーテル(17g、0.0315モル)を、実施例 1中で述べたようにして、10〜15℃で塩素ガスによって塩素化した。後処理 及び蒸留の後で、無色の液体、bp.91〜93℃/1.3kPa、収量16g (88%)として標題の化合物を単離した。1H NMR(300MHz,CD Cl3):δ5.58(m,1H)、4.43(t,J=11.4Hz,1H) 、4.08(m,1H)、3.82(m,2H);19F NMR(188.24 MHz,CFCl3): −80.6(s,br,3F)、−82.0(t,J=8.0Hz,3F)、− 83.2(2s,3F)、−79.2〜−85.2(m,4F)、−130.2 (d,J=0.5Hz,2F)、−134.3(2m,1F)、−145.6( m,1F)。C115Cl2173に対する元素分析計算値;C:22.82、 H:0.87、Cl:12.25、F:55.78;測定値;C:22.84、 H:0.74、Cl:12.15、F:55.87。質量分析スペクトルm/e ;577[M−H]。 実施例6〜8に関しては、1H NMRスペクトルは、溶媒としてCDCl3及 び内部標準としてMe4Siを使用して300MHzでGEQEプラス機器で記 録した。19F NMRスペクトルは、188.24MHzでNIC 1180E 機器及び283.1MHzでGEQEプラスによって測定したが、内部標準とし ても役立ったCFCl3からのppmアップフィールド(upfield)で報告する。質 量スペクトルは、VG micromass 7070H機器によって測定した 。GCは、60〜250℃で作動する25mx0.2mmのHP1橋かけされた メチルシリコンキャピラリーカラムを有するHewlett Packard 5890を使用して行った。フッ素による作業のための一般的手順 フッ素は、勿論、強い酸化剤及び非常に腐食性の物質である。この元素による 作業のためには、十分に換気された領域中に銅又はモネルから作られた適切な真 空ラインを建設しなければならない。反応それ自体はテフロン容器中で実施した 。フッ素によって水素を置換する一般的手順 (実施例6〜8) 窒素で希釈された25%〜30%(容量)のF2の混合物をこの仕事において 使用した。反応を開始する前に、ガス混合物を二次容器中で製造した。適切な基 体を、放出されたHFを吸収するために約5gの粉末のNaFも含むペルフルオ ロ−2−ブチル−THF(3M CompanyからのFC−75)又はKry tox(R)−GPL 100(Du Pont Companyからのフッ素化 オイル)のどちらかの中に溶かした。反応混合物を、−10℃に冷却し、ビブロ ミキサーの助けによって撹拌し、そして450Wの中圧力水銀ランプによって照 射した。反応をGC/MSによって監視しそして完了させた。CH2O基の第一 水素は急速に置換されるが、第二水素はもっと長い時間を必要とすることが質量 スペクトルから明らかであった。通常は、置換されるべき第二水素のために大過 剰のフッ素を使用したが、このフッ素は直列につながれた第二反応器のために理 論的には使用することができた。実際には、未反応フッ素を、それをソーダ石灰 トラップを通して流すことによってトラップした。反応器の限界のために、基体 及び生成物の両方のかなりの部分が窒素の連続的な流れによって運び去られたこ とが明らかであった。これは、幾らか人為的に、反応収量に影響を与えた。報告 される収量は、単離された生成物のものである。反応が終了した後で、混合物を 水の中に注ぎ、中性まで重炭酸塩で洗浄し、有機層を分離しそしてMgSO4の 上で乾燥した。次に、生成物を大気圧又は減圧下で蒸留した。 実施例6 ペルフルオロプロピル1,2−ジクロロ トリフルオロエチルエーテルの製造 Krytox(R)中の実施例1からのジクロロ誘導体(10g)の冷たい溶液 (−10℃)を製造した。NaF(5g)を添加し、そして反応を上で述べたよ うに実施した。粗製生成物は、溶媒及び単一の生成物だけを含んでいた。それは 78〜80℃で蒸留されそして所望の生成物であることが分かった;収量5.0 g(45%)。1H NMRにおいては、プロトンが検出できなかった。19F NMR:−71.5(s,br,2F,CF2Cl)、−77.5(狭いm,1 F,CFCl)、−82(t,J=7Hz,3F)、−85.5(m,2F,C F2O)、−130.7(狭いm,2F,CF3CF2CF2O);質量分析スペク トルm/e;300.9476[(M−Cl)]、(計算値:300.9477 );168.9773(CF3CF2CF2+(計算値:168.9888);1 50.9251、(CFClCF2Cl)+(計算値:150.9329)。C510Cl2Oに対する元素分析計算値;C:17.82、F:56.38;測定 値;C:17.57、F:56.38。 実施例7 ペルフルオロペンチル1,2−ジクロロ トリフルオロエチルエーテルの製造 Krytox(R)中の実施例3からのジクロロ誘導体(10g)の冷 たい溶液(−10℃)を製造した。フッ化ナトリウム(5g)を添加し、そして 反応を上で述べたように実施した。粗製生成物は、溶媒及び単一の生成物だけを 含んでいた。それは11kPaで92〜98℃で蒸留されそして所望の生成物で あることが分かった;収量7.25g(70%)。1H NMRにおいては、プ ロトンが検出できなかった。19F NMR:−71.27(狭いm,2F,CF2 Cl)、−77.17(狭いm,1F,CFCl)、−81.3(狭いm,3 F)、−84.75(m,2F,CF2O)、−123.55及び−126.1 7(2つの狭いm,各々2F(CF3CF2CF2 CF2CF2O)、−126. 79(狭いm,2F,CF3CF2CF2O);質量分析スペクトルm/e;40 0.9407[(M−Cl)]、(計算値:400.9414);350.94 56[(M−CF2Cl)+]、(計算値:350.9446);150.869 3(CFClCF2Cl)+(計算値:150.9329);84.9684(C F2Cl)+、(計算値:84.9657)。C714Cl2Oに対する元素分析計 算値;C:19.24、F:60.87;測定値;C:19.03、F:61. 35。 実施例8 ペルフルオロ−2,5−ビス(トリフルオロメチル)−3,6−ジオキ サノニル1,2−ジクロロトリフルオロエチルエーテルの製造 FC−75中の実施例5からのジクロロ誘導体(12g)の冷たい溶液(−1 0℃)を製造した。フッ化ナトリウム(5g)を添加し、そして反応を上で述べ たように実施した。粗製生成物は、溶媒及び4:1の比の二つの生成物だけを含 んでいた。溶媒がまず留出し、16kPaで80〜100℃で生成物が続いた。 所望の物質を含む留分を再び回転(spinning)バンドカラムで蒸留した 。第一留分(99〜105℃/16kPa)は二つの生成物の混合物であること が分かったが、後の留分(118℃/15kPa)は純粋な主な誘導体であるこ とが分かった。この主な生成物、即ちジクロロ化合物は、58%の収率で得られ た。1H NMRにおいては、プロトンが検出できなかった。19F NMR:− 71.47(狭いm,2F,CF2Cl)、−77.3(狭いm,1F,CFC l)、−79.9〜−85.7(3CF3及び3CF2O基に関する多重項、15 F)、−130.3(s,br,CF3CF2CF2O,2F)、−145.4〜 −146.1(m,二つのCFCF3,2F);質量分析スペクトルm/e 3 35[(C37OCF(CF3)CF2+]、285[(C37OCFCF3+ ]、217[(CF2OCFClCF2Cl)+]、151[(CFClCF2Cl)+ ]。 C1122Cl23に対する元素分析計算値;C:19.75、F:62.48、 Cl:10.60;測定値;C:19.54、F:61.62、Cl:10.3 4。15%収率で得られた小量生成物は精製することができなかったが、m/e 85[(CF2CF2Cl)+]、135[(CF2CF2Cl)+]、201[( CF2OCF2CF2Cl)+]、379[((ClCF2CF2OCF2CF(CF3 )OCF2CF)−F)+]にピークを示すその質量分析スペクトルを基にして化 合物Aであると信じられる。 実施例9 ペルフルオロ(プロピルビニル)エーテルの製造 CF3CF2CF2−O−CFCl−CF2Cl→ CF3CF2CF2−O−CF=CF2 亜鉛粉末(3.27g、0.05モル)をN,N−ジメチルホルムアミド(D MF)(20mL)中に懸濁させ、臭素(0.1mL)によって活性化し、そし て50℃で加熱した。実施例6からのジクロロエーテル出発物質(8.43g、 0.025モル)をゆっくりと添加した。50℃で6時間撹拌した後で、反応混 合物からの揮発性生成物を蒸留しそして収集した。透明な無色の液体、bp.3 3℃、収量3.6g(54%)が得られた。この非常に純粋な生成物は、その19 F NMRスペクトルによってそして本物のサンプルと比較して所望のペルフル オロ(プロピルビニル)エーテル生成物であることが分かった。 実施例10 ペルフルオロ(ペンチルビニル)エーテルの製造 CF3−(CF23CF2−O−CFCl−CF2Cl→ CF3−(CF23CF2−O−CF=CF2 亜鉛粉末(1.31g、0.02モル)をN,N−ジメチルホルムアミド(D MF)(10mL)中に懸濁させ、臭素(0.1mL)によって活性化し、そし て50℃で加熱した。実施例7からのジクロロエーテル出発物質(4.37g、 0.01モル)をゆっくりと添加した。添加の後で、ポット温度を80〜85℃ に上げた。反応を3時間進行せしめ、そして揮発性生成物を蒸留しそして収集す ると、透明な無色の液体、bp.36℃/24kPa、収量2.5g(68.3 %)として純粋な標題の生成物が得られた。この生成物の構造は、その19F N MRスペクトル(188.24MHz、CFCl3)によって証明された: −81.4(t,J=9.8Hz,3F)、−85.3(s,br,2F)、− 113.3、−113.5、−113.6、−113.9(4s,1F)、−1 21.5、−121.6、−121.8、−121.9(4s,1F)、−12 3.6(m,2F)、−125.9(d,J=9.8Hz,2F)、−126. 8(m,2F)、−135.3、−135.5、−135.7、−135.9( 4t,J=8.8Hz,1F)。 [M−CF=CF2]に関する質量;計算値:284.9774;測定値:28 4.9825。 実施例11 ペルフルオロ[2,5−ビス(トリフルオロメチル) −3,6−ジオキサデシルビニル]エーテルの製造 C37O−CF(CF3)CF2O−CF(CF3)− CF2OCFCl−CF2Cl→ C37O−CF(CF3)CF2O−CF(CF3)− CF2O CF=CF2 亜鉛粉末(0.72g、0.011モル)をN,N−ジメチルホルムアミド( DMF)(5mL)及び無水1,4−ジオキサン(2.5mL)の混合溶媒中に 懸濁させ、臭素(0.1mL)によって活性化し、そして50℃で加熱した。実 施例8からのジクロロエーテル出発物質(2.5g、3.74ミリモル)をゆっ くりと添加した。添加の後で、反応混合物を120〜130℃で8時間加熱した 。冷却の後で、ボトム生成物層を分離しそして蒸留すると、透明な無色の液体、 bp.85℃/11kPa、収量1.1gとして純粋な標題の生成物が得られた 。この生成物の構造は、その19F NMRスペクトル(188.24MHz、C FCl3)によって証明された: −80.6(m,6F)、−82.1(m,3F)、−79.8〜−86.1( m,6F)、−113.6、−113.8、−113.9、−114.1(4m ,1F)、−121.9、−122.3、−122.4、−122.7(4s, br,1F)、−130.3(s,2F)、−135.8、−136.1、−1 36.2、−136.5(4m,1F)、−145.6(m,2F);。 C11223に対する元素分析計算値;C:22.08、F:69.90;測定 値;C:21.79、F:69.90。[M]に関する質量;計算値:597. 9496;測定値:597.9499。 実施例12 1,1−ジヒドロペンタフルオロプロピル 2−ヨード−1−クロロトリフルオロエチルエーテルの製造 C25CH2−O−CF=CF2+ICl→ C25CH2−O−CFCl−CF2I 実験1からの純粋なビニルエーテル(30.5g、0.133モル)を、アイ スバス中の0〜5℃に冷却されたフラスコ中に入れた。一塩化ヨウ素を添加し、 そして混合物を0〜5℃で撹拌すると、溶液の暗い茶色は次第に消えた。茶色が 残るようになるまで、更に一塩化ヨウ素(全部で21g、0.129モル)を添 加した。この混合物を一晩撹拌し、そして小量の銅粉末の存在下で蒸留した。薄 いピンクの液体、23kPaでのbp.90℃、収量37g(72.3%)とし て標題の化合物が得られた。1H NMR(300MHz,CDCl3):δ4. 24(m);19F NMR(188.24MHz,CFCl3):−71.3( s,1F)、−83.9(s,3F)、−123.7(t,J=10.6Hz, 2F)。C52ClF8IOに対する元素分析計算値;C:15.30、H:0 .51、Cl:9.03、F:38.73;測定値;C:15.24、H:<0 .5、Cl:8.66、F:38.15。質量分析m/e;[M]:392。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI // C07B 61/00 300 7419−4H C07B 61/00 300

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 式R1CHX3OCX12CX1 22の第一化合物を元素状フッ素によって フッ素化して式R2CF2OCFX2CF22の第二化合物を生成させること、及 び前記第二化合物を脱ハロゲン化して式R2CF2OCF=CF2 [これらの式中、 R1は、水素、フッ素化アルキル基、又はアルキレン部分の間に一個以上のエ ーテル酸素原子を含むフッ素化アルキル基であり、 各々のX1及びX3は、独立に、水素又はフッ素であり、 前記第一化合物においては、各々のX2は、独立に、塩素、臭素、ヨウ素、又 はフッ素であるが、X2の少なくとも一つは塩素であるという条件があり、 前記第二化合物においては、各々のX2は、独立に、塩素又はフッ素であるが 、X2の少なくとも一つは塩素であるという条件があり、そして R2は、フッ素、ペルフルオロアルキル、又はアルキレン部分の間に一個以上 のエーテル酸素原子を含むペルフルオロアルキルである] のペルフルオロ(アルキルビニルエーテル)を生成させることを含んで成る、ペ ルフルオロ(アルキルビニルエーテル)の製造方法。 2. R1が、ペルフルオロアルキル、H(CF2n−[ここで、nは1〜20 である]、水素、又はアルキレン部分の間に一個以上のエーテル酸素原子を含む ペルフルオロアルキルである、請求の範囲第1項に記載の方法。 3. R1が、F(CF2n−[ここで、nは1〜20である]、水素、 又はC37O[CF(CF3)CF2O]yCF(CF3)−[ここで、yは0又は 1〜8の整数である]である、請求の範囲第2項に記載の方法。 4. 各々のX1がフッ素であり、各々のX2が塩素であり、そしてX3が水素で ある、請求の範囲第1項に記載の方法。 5. 各々のX2が塩素である、請求の範囲第1項に記載の方法。 6. 各々のX1がフッ素であり、各々のX2が塩素であり、そしてX3が水素で ある、請求の範囲第2項に記載の方法。 7. 前記フッ素化を約−30℃〜約+50℃で実施する、請求の範囲第1項に 記載の方法。 8. 前記フッ素化を溶媒を使用して実施する、請求の範囲第1項に記載の方法 。 9. 前記元素状フッ素及び不活性ガスの混合物を使用する、請求の範囲第1項 に記載の方法。 10. 撹拌を使用する、請求の範囲第1項に記載の方法。 11. 前記フッ素化を、溶媒、前記元素状フッ素及び不活性ガスの混合物、並 びに撹拌を使用して約−30℃〜約+50℃で実施する、請求の範囲第1項に記 載の方法。 12. 前記脱ハロゲン化を金属又は金属還元剤によって実施する、請求の範囲 第1項に記載の方法。 13. 前記脱ハロゲン化を、亜鉛、TiCl4/LiAlH4、マグネシウム又 は銅によって実施する、請求の範囲第1項に記載の方法。 14. 前記フッ素化を、溶媒、前記元素状フッ素及び不活性ガスの混合物、並 びに撹拌を使用して約−30℃〜約+50℃で実施する、請求の範囲第6項に記 載の方法。 15. 式R1CHX3OCX12CX1 22 [式中、 R1は、水素、フッ素化アルキル基、又はアルキレン部分の間に一個以上のエ ーテル酸素原子を含むフッ素化アルキル基であり、 各々のX1及びX3は、独立に、水素又はフッ素であり、そして 各々のX2は、独立に、塩素、臭素、ヨウ素、又はフッ素であるが、X2の少な くとも一つは塩素であるという条件がある] の化合物。 16. R1が、ペルフルオロアルキル、H(CF2n−[ここで、nは1〜2 0である]、水素、又はアルキレン部分の間に一個以上のエーテル酸素原子を含 むペルフルオロアルキルである、請求の範囲第15項に記載の化合物。 17. R1が、F(CF2n−[ここで、nは1〜20である]、水素、又は C37O[CF(CF3)CF2O]yCF(CF3)−[ここで、yは0又は1〜 8の整数である]である、請求の範囲第16項に記載の化合物。 18. 各々のX1がフッ素であり、各々のX2が塩素であり、そしてX3が水素 である、請求の範囲第15項に記載の化合物。 19. 各々のX2が塩素である、請求の範囲第15項に記載の化合物。 20. 各々のX1がフッ素であり、各々のX2が塩素であり、そしてX3が水素 である、請求の範囲第16項に記載の化合物。 21. 前記第一化合物をR1CH2OCF=CF2のCl2による塩素化によって 製造する、請求の範囲第5項に記載の方法。 22. 前記フッ素化を紫外線にさらされている間に実施する、請求の 範囲第6項に記載の方法。
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