JPH0950163A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0950163A
JPH0950163A JP7246670A JP24667095A JPH0950163A JP H0950163 A JPH0950163 A JP H0950163A JP 7246670 A JP7246670 A JP 7246670A JP 24667095 A JP24667095 A JP 24667095A JP H0950163 A JPH0950163 A JP H0950163A
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Akira Sawada
彰 沢田
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Shinji Tamaki
真二 田牧
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のトナーを用いて画像を形成する電
子写真装置では、回収トナーの中に異種のトナーが混在
しているので、回収トナーをリサイクル使用する構成が
複雑となる。 【解決手段】 書込みを行なうときトナーの種類別にド
ット数を計数するカウント部36と、その計数値から混
合割合を算出する算出部37とで検出手段35を構成
し、その検出手段35の検出結果に基づき回収トナーの
搬送方向を決定する判断手段38と、その決定に基づき
回収トナーを振り分けるトナー振分手段39とを設け
る。そして、記録時、トナー振分手段39で回収トナー
を振り分けて第1現像器23へ戻してリサイクル使用
し、または戻さずに廃トナー容器41へと送り込んでそ
のまま廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばレーザ
複写機・レーザプリンタ・レーザファクシミリなど、帯
電・書込み・現像を行ない、複数種類のトナーを用いて
感光体上に画像を形成し、その画像を転写して用紙に記
録を行なう一方、転写後の感光体上の残留トナーをクリ
ーニング器で除去して回収する電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を用いた電子写真
装置では、画像転写後、約20%前後のトナーが用紙に
転写されずに像担持体上に残り、それをクリーニング器
で除去して回収し、そのまま廃棄していた。
【0003】しかし、近年、資源の有効利用および環境
破壊防止の観点から、前記回収トナーを現像器へ戻して
リサイクル使用することが求められている。
【0004】ところが、複数種類のトナーを用いる電子
写真装置、たとえば2色以上の色を持ついわゆるファン
クショナルカラーあるいはフルカラーのようなカラー電
子写真装置では、クリーニング器で除去して回収した回
収トナーの中に色の異なるトナーが混在しているので、
回収トナーをそのまま現像器へ戻してリサイクル使用す
ることが難しかった。
【0005】そのような状況にあって、従来、2色カラ
ー複写機の中には、感光体に互いに逆極性の電位を有す
る潜像を形成し、その潜像を互いに異なる極性に帯電し
た2色のトナーで現像し、その2色のトナーを転写前帯
電器で同極性とした後、転写器で用紙に転写し、転写後
感光体上に残留した2色のトナーのうち、前記転写前帯
電器で極性反転したトナーを摩擦帯電により元の極性に
帯電し、次いで2色のトナーを電気的に分離、回収して
それぞれの現像器内に戻すものがあった(実開昭58−
115764号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
そのような2色カラー複写機では、極性反転したトナー
を摩擦帯電により元の極性に帯電するので、構成が複雑
となる問題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、そのような複
数種類のトナーを用いる電子写真装置において、構成を
複雑とすることなく、クリーニング器で除去した回収ト
ナーのリサイクル使用を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、図1乃至図3の実施の形態に示すとおり、
帯電・書込み・現像を行ない、複数種類のトナーを用い
て感光体20上に画像を形成し、その画像を転写して用
紙Pに記録を行なう一方、転写後の感光体20上の残留
トナーをクリーニング器28で除去して回収する電子写
真装置において、回収されたトナーの混合割合を検出す
る検出手段35を設けてなる、ことを特徴とする。
【0009】そして、請求項1に記載の発明では、記録
を行なう場合、帯電・書込み・現像を行ない、複数種類
のトナーを用いて感光体20上に画像を形成し、その画
像を転写して用紙Pに記録を行なう一方、転写後の感光
体20上の残留トナーをクリーニング器28で除去して
回収する。この場合、回収されたトナーの混合割合を検
出手段35で検出する。
【0010】請求項2に記載の発明は、図1乃至図3の
実施の形態に示すとおり、請求項1に記載の電子写真装
置において、前記検出手段35の検出結果に基づき回収
トナーの搬送方向を決定する判断手段38と、その判断
手段38の決定に基づき回収トナーを振り分けるトナー
振分手段39と、を備えてなる、ことを特徴とする。
【0011】そして、請求項2に記載の発明では、記録
を行なう場合、検出手段35の検出結果に基づき回収ト
ナーの搬送方向を判断手段38で決定し、その決定に基
づきトナー振分手段39で回収トナーを振り分けて現像
器へ戻し、または戻さずにそのまま廃棄する。
【0012】請求項3に記載の発明は、図1乃至図3の
実施の形態に示すとおり、請求項1に記載の電子写真装
置において、ドット状の書込みを行なうときトナーの種
類別にそのドット数を計数するカウント部36と、その
計数値から前記混合割合を算出する算出部37とで、前
記検出手段35を構成してなる、ことを特徴とする。
【0013】そして、請求項3に記載の発明では、ドッ
ト状の書込みを行うとき、トナーの種類別にドット数を
カウント部36で計数し、その計数値から算出部37で
算出することにより、回収されたトナーの混合割合を検
出手段35で検出する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の電子写真装置において、書込みを行なうときトナーの
種類別の露光時間を計数するカウント部と、その計数値
から前記混合割合を算出する算出部とで、前記検出手段
35を構成してなる、ことを特徴とする。
【0015】そして、請求項4に記載の発明では、書込
みを行うとき、トナーの種類別の露光時間をカウント部
で計数し、その計数値から算出部で算出することによ
り、回収されたトナーの混合割合を検出手段35で検出
する。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の電子写真装置において、前記判断手段38で、前記検
出手段35の検出結果にトナーの種類別の回収率を加味
して搬送方向を決定してなる、ことを特徴とする。
【0017】そして、請求項5に記載の発明では、判断
手段38で決定するとき、検出手段35の検出結果にト
ナーの種類別の回収率を加味する。
【0018】請求項6に記載の発明は、図6乃至図9の
実施の形態に示すとおり、請求項2に記載の電子写真装
置において、前記トナー振分手段39に、正転時に回収
トナーを前記現像器側へと戻し、逆転時に廃トナー容器
41側へと送り込むコイルスプリング46のような回転
搬送手段を備え、その回転搬送手段を正転したとき回収
トナーを第1現像器23のような1の前記現像器へと戻
す第1の返送手段44を備える一方、前記回転搬送手段
を逆転するとき選択的に作動し、前記廃トナー容器41
側へと送り込む前記回収トナーを遮断するロータリーシ
ャッタ54のようなシャッタ部材を設け、そのシャッタ
部材で遮断した回収トナーを第2現像器26のような他
の前記現像器へと戻す第2の返送手段51を備えてな
る、ことを特徴とする。
【0019】そして、請求項6に記載の発明では、判断
手段38の決定に基づき回収トナーを1の現像器へと戻
すとき、回転搬送手段を正転し、第1の返送手段44を
作動する。また、他の現像器へと戻すとき、回転搬送手
段を逆転するとともにシャッタ部材を作動し、廃トナー
容器側へ送りこむ回収トナーを該シャッタ部材で遮断
し、第2の返送手段51を作動する。一方、回収トナー
を廃棄するとき、回転搬送手段を逆転し、シャッタ部材
を作動することなく廃トナー容器へ送り込む。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項2に記載
の電子写真装置において、前記トナー振分手段に、正転
時に回収トナーを前記現像器側へと戻し、逆転時に廃ト
ナー容器側へと送り込む回転搬送手段を備え、その回転
搬送手段を正転するとき回収トナーを1の現像器へと戻
す第1の返送手段と他の前記現像器へと戻す第2の返送
手段とを選択的に作動可能に備えてなる、ことを特徴と
する。
【0021】そして、請求項7に記載の発明では、判断
手段の決定に基づき回収トナーを1の現像器へと戻すと
き、回転搬送手段を正転し、第1の返送手段を作動す
る。また、他の現像器へと戻すとき、回転搬送手段を正
転し、第2の返送手段を作動する。一方、回収トナーを
廃棄するとき、回転搬送手段を逆転して廃トナー容器へ
と送り込む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図3は、請求項1に
記載の発明の一実施の形態で、2色カラー複写機の内部
機構全体の概略構成を示す。
【0023】この2色カラー複写機は、カラースキャナ
10を複写機本体11上部に設けてなる。
【0024】そのカラースキャナ10は、上面にコンタ
クトガラス12を設け、内部に光源13、ミラー14・
15・16、結像レンズ17、カラーCCD18等を設
ける。
【0025】前記複写機本体11は、内部ほぼ中央にド
ラム状の感光体20を設ける。その感光体20の回りに
は、矢示する駆動方向に第1帯電ローラ21、第1光書
込み器22、黒トナーの第1現像器23、第2帯電器2
4、第2光書込み器25、赤トナーの第2現像器26、
転写ローラ27、クリーニング器28を設ける。
【0026】ところで、第1光書込み器22および第2
光書込み器25は、半導体レーザまたはLEDあるいは
液晶光シャッタ等を備える。
【0027】しかして、この2色カラー複写機を用いて
カラー記録を行なうときは、図示しない原稿カバーを開
き、前記コンタクトガラス12上にカラー原稿を載せて
セットし、スタートボタンを押す。
【0028】そして、光源13からの光をコンタクトガ
ラス12を通してカラー原稿に当て、その反射光を複数
のミラー14・15・16で順次反射し、結像レンズ1
7を通してカラーCCD18に入れる。そうして、原稿
上の画像情報を読み取り、それを電気的な画像信号に変
換し、その画像信号を画像処理部で色変換処理を行な
い、カラー画像データを得る。
【0029】一方、感光体20は、矢示する時計方向に
回転駆動し、その際、第1帯電ローラ21によって表面
を一様に帯電し、その表面に前記カラー画像データに基
づき第1光書込み器22でドット状の光書き込みを行な
い、静電潜像を形成する。そして、第1現像器23位置
を通るとき黒トナーを付着して静電潜像を可視像化す
る。
【0030】続いて、感光体20は、第2帯電器24に
よって表面を再度一様に帯電し、その表面に前記カラー
画像データに基づき第2光書込み器25でドット状の光
書き込みを行ない、静電潜像を形成する。そして、第2
現像器26位置を通るとき赤トナーを付着して静電潜像
を可視像化する。
【0031】そうして、感光体20上に形成した2色の
可視像を、該感光体20の下側に搬送した用紙Pの上面
に転写ローラ27で転写する。
【0032】その転写後、用紙Pを分離して定着器29
へ搬送し、そこで転写画像を定着してから排紙ローラ対
30で外部へ排出する。
【0033】他方、画像転写後、感光体20上の残留ト
ナーを前記クリーニング器28でクリーニングブレード
33により除去して回収する。
【0034】その後、感光体20は、再度の光書き込み
に備え、図示しない除電器で除電する。
【0035】なお、モノクロ1色の原稿の場合、たとえ
ば黒画像の原稿のとき、前記第2帯電器24、第2光書
込み器25、第2現像器26等を作動しない。
【0036】ところで、図示する2色カラー複写機は、
図1に示すように、前記現像時に使用した黒トナーと赤
トナーの混合割合を検出する検出手段35を備える。
【0037】請求項3に記載の発明では、この検出手段
35を、図示するようにドット状の書込みを行なうとき
カラー別にそのドット数を計数するカウント部36と、
その計数値から黒トナーと赤トナーの混合割合を算出す
る算出部37とで構成してなる。
【0038】また、図示2色カラー複写機は、図1に示
すように、前記検出手段35の検出結果に基づき前記回
収トナーの搬送方向を決定する判断手段38と、その判
断手段38の決定に基づいて駆動するトナー振分手段3
9を備えてなる。
【0039】そして、検出手段35の算出部37を判断
手段38に電気的に接続して設けるとともに、その判断
手段38に接続してトナー振分手段39を前記クリーニ
ング器28に設けてなる。
【0040】そのクリーニング器28の器ケース40
は、前記感光体20の軸方向に横長の箱形状をなし、図
2に示すように、その長手方向一側にトナー返送口40
aを図中横向きに設けるとともに、他側にトナー排出口
40bを下向きに設けてなる。
【0041】そして、器ケース40のトナー排出口40
bに連結管45を介して廃トナー容器41を取り付ける
とともに、トナー返送口40aに黒トナー返送パイプ4
2の一端を取り付けてなる。
【0042】その黒トナー返送パイプ42の他端は、図
1および図3に示すように、前記第1現像器23に取り
付ける。そして、第1現像器23内と黒トナー返送パイ
プ42内と前記器ケース41内とを連通するとともに、
図示しないモータによって回転するオーガ43を該黒ト
ナー返送パイプ42内に収納してなる。そうして、これ
ら黒トナー返送パイプ42およびオーガ43は、回収ト
ナーを第1現像器23へと戻す第1の返送手段44を構
成してなる。
【0043】一方、前記器ケース40内には、図2に示
すように、回転搬送手段であるコイルスプリング46を
設ける。コイルスプリング46は、一端側をトナー返送
口40a内に入れるとともに、トナー排出口40b上を
横切って他端側を回転軸47の一端に取り付けてなる。
【0044】その回転軸47は、器ケース40で支持し
て回転自在に設けるとともに、器ケース40を貫通して
外部に他端を突出し、そこにギヤ48を取り付けてな
る。そのギヤ48は、駆動軸50上の駆動ギヤ49との
噛み合いを介して図示しない駆動モータからの正逆回転
を伝達する。
【0045】そして、上述したコイルスプリング46や
回転軸47やギヤ48や駆動ギヤ49や駆動軸50等で
前記トナー振分手段39を構成してなる。
【0046】しかして、カラー記録を行うとき、図1に
示すように、現像時に使用した黒トナーと赤トナーのド
ット数をカウント部36で計数し、その計数値を算出部
37に入力し、該算出部37で黒トナーと赤トナーの混
合割合を算出する。すなわち、たとえば黒トナーのドッ
ト数が100万個であり、赤トナーのドット数が10万
個であった場合には、2種類のトナーの比率は、10対
1であるから、赤トナーの混入率は10%であると算出
する。
【0047】それから、その検出手段35の検出結果に
基づき判断手段38で回収トナーの搬送方向を決定す
る。この場合、黒トナーと赤トナーとの混合割合が1対
1のとき、つまり回収トナーの内容として黒トナーに対
する赤トナーの比率が1のときには、十分に黒といえる
範囲である。そこで、たとえば回収トナーの内容として
黒トナーに対する赤トナーの比が1未満のときは、判断
手段38で第1現像器23に戻すと決定し、たとえば黒
トナーに対する赤トナーの比率が5のときには、黒とい
える範囲でないので、判断手段38で廃棄すると決定す
る。
【0048】そして、判断手段38で回収トナーを戻す
と決定したときは、トナー振分手段39を働かせてコイ
ルスプリング46を正転し、図2中右側へ回収トナーを
搬送する。
【0049】しかして、その回収トナーをトナー返送口
40aを通して黒トナー返送パイプ42内に入れ、オー
ガ43の回転により黒トナー返送パイプ42内を通して
第1現像器23へと戻し、リサイクル使用する。
【0050】一方、判断手段38で回収トナーを廃棄す
ると決定したときは、コイルスプリング46を逆転して
回収トナーを図2中左側へ搬送し、トナー排出口40b
を通して廃トナー容器41内へと送り込む。
【0051】なお、上述したように黒トナーと赤トナー
の混合割合を算出部37で算出する場合、判断手段38
の決定を遅らせるようにするとよい。このようにする
と、たとえば、ある時点で回収トナーの内容として黒ト
ナーに対する赤トナーの比率が5であったとして、回収
トナーを直ちに廃棄することなく、1未満になるまで比
率を監視することができる。そして、1未満になったと
き判断手段38で搬送方向を決定することにより、回収
トナーの廃棄量を少なくすることができる。
【0052】また、前記判断手段38の決定に基づきコ
イルスプリング46を逆転から正転へと切り換えるとき
は、コイルスプリング46を所定時間逆転してから正転
へと切り換えるとよい。このようにすると、回収トナー
を十分に廃トナー容器41側へと送り込んでから戻すこ
とができ、廃棄する回収トナーが第1現像器23内に入
ることを低減することができる。
【0053】さらに、図1乃至図3に示す実施の形態で
は、検出手段35は、カラー別にドット数を計数するカ
ウント部36と、その計数値から黒トナーと赤トナーの
混合割合を算出する算出部37とで構成した。しかし、
これに限るものでなく、請求項4に記載の発明では、検
出手段を、図示省略するが、書込みを行なうときカラー
別の露光時間を計数するカウント部と、その計数値から
前記混合割合を算出する算出部とで構成してなる。
【0054】ところで、たとえば第1現像器23と第2
現像器26で使用するトナーの違いによって転写率が異
なる。図4は、横軸にドット数をとり、縦軸に回収トナ
ー量をとってカラー別のドット数と回収トナー量との関
係を示すグラフである。この図から判るように、第1現
像器23のトナーの回収トナー量と第2現像器26のト
ナーの回収トナー量が異なるので、ドット数の計数値か
ら算出して推測した回収トナーの混合割合と実際上の混
合割合が違ってくることがある。また、たとえば第1現
像器23と第2現像器26の現像方式の違いによって地
汚れが異なる。図5は、横軸にドット数をとり、縦軸に
回収トナー量をとってカラー別のドット数と回収トナー
量との関係を示すグラフである。この図から判るよう
に、第1現像器23のトナーの回収トナー量と第2現像
器26のトナーの回収トナー量が異なるので、ドット数
の計数値から算出して推測した回収トナーの混合割合と
実際上の混合割合が違ってくることがある。
【0055】このため、前記検出手段35の検出結果に
基づきそのまま前記判断手段38で決定すると、回収ト
ナーの混合割合が不正確となることがある。
【0056】そこで、請求項5に記載の発明では、判断
手段38で、検出手段35の検出結果にカラー別の回収
率を加味して回収トナーの搬送方向を決定する構成とし
てなる。このようにすると、回収トナーの混合割合を正
確に算出することができる。
【0057】また、図示しないが、判断手段38で、検
出手段35の検出結果にパルス幅変調やパワー変調等の
変調に対する情報を加味して回収トナーを第1現像器2
3へ戻すか戻さずにそのまま廃棄するかを決定する構成
とすることもできる。
【0058】なお、図1乃至図3に示す実施の形態で
は、コイルスプリング46を正転したとき回収トナーを
第1の返送手段44で第1現像器23へと戻し、コイル
スプリング46を逆転したとき回収トナーを廃トナー容
器41内へと送り込んだ。しかし、これに限るものでな
く、図6乃至図9に示す構成としてもよい。
【0059】図6中符号51は、第2の返送手段であ
る。その第2の返送手段51は、赤トナー返送パイプ5
2およびオーガ53を備える。その赤トナー返送パイプ
52は、一端を前記連結管45に取り付け、他端を第2
現像器26に取り付ける。前記オーガ53は、赤トナー
返送パイプ52内に収納し、図示しないモータによって
回転自在に設ける。
【0060】また、図7に示すように、連結管45と廃
トナー容器41との間には、シャッタ部材であるロータ
リーシャッタ54を設ける。そのロータリーシャッタ5
4は、図8および図9に示すように、各々扇形の窓孔5
4aを有する薄い金属円板54b・54cを2枚重ね合
わせ、支軸55を中心として一方54bを他方54cに
対して回動自在に設け、図7に示すように、連結管45
の通路を塞いで設ける。そして、通常は、前記2つの窓
孔54aを合わせて「開」状態とし、連結管45内と廃
トナー容器41内とを連通してなる。
【0061】しかして、カラー記録を行うとき、検出手
段35の検出結果、たとえば回収トナーの内容として黒
トナーに対する赤トナーの比率が1未満のときは、判断
手段38で第1現像器23へ戻すと決定し、混合割合が
1以上100未満のときは判断手段38で廃棄すると決
定し、100以上のときは十分に赤といえる範囲なの
で、判断手段38で第2現像器26へ戻すと決定する。
【0062】そして、判断手段38で第1現像器23へ
戻すと決定したときは、上述したと同様に、第1の返送
手段44で第1現像器23へと戻し、リサイクル使用す
る。
【0063】判断手段38で廃棄すると決定したとき
は、コイルスプリング46を逆転する。そして、回収ト
ナーをトナー排出口40bから連結管45内に入れ、窓
孔53aを通して廃トナー容器41内へと送り込む。
【0064】判断手段38で第2現像器26へ戻すと決
定したときは、一方の金属円板54bを回動して窓孔5
4aをずらし、ロータリーシャッタ54を閉じて連結管
44内と廃トナー容器41内との連通を遮断する。そし
て、コイルスプリング45を逆転して回収トナーをトナ
ー排出口40bから連結管45内に入れ、そこに溜った
回収トナーを赤トナー返送パイプ52内に入れ、オーガ
53の回転により赤トナー返送パイプ52内を通して第
2現像器26へと戻し、リサイクル使用する。
【0065】なお、図6乃至図9の実施の形態では、ト
ナー振分手段39に、正転時に回収トナーを現像器側へ
と戻し、逆転時に廃トナー容器41側へと送り込む回転
搬送手段であるコイルスプリング46を備え、そのコイ
ルスプリング46を正転したとき回収トナーを1の前記
現像器である第1現像器23へと戻す第1の返送手段4
4を備える一方、前記コイルスプリング46を逆転する
とき選択的に作動し、廃トナー容器41側へと送り込む
回収トナーを遮断するロータリーシャッタ54を設け、
そのロータリーシャッタ54で遮断した回収トナーを第
2現像器26へと戻す第2の返送手段51を備える構成
とした。しかし、図示省略するが、トナー振分手段に、
正転時に回収トナーを現像器側へと戻し、逆転時に廃ト
ナー容器側へと送り込む回転搬送手段を備え、その回転
搬送手段を正転するとき回収トナーを1の現像器へと戻
す第1の返送手段と他の現像器へと戻す第2の返送手段
とを選択的に作動するような構成としてもよい。
【0066】ところで、上述したすべての実施の形態で
は、黒トナーと赤トナーを用いた2色カラー複写機につ
いて説明した。しかし、複数種類のトナーの組み合わせ
は、これに限るものではない。また、2色カラー複写機
に限らず、フルカラー複写機にも同様に適用することが
でき、この場合、たとえば検出手段の検出結果に基づき
黒トナーだけをリサイクル使用するようにすることもで
きる。さらに、2色カラー複写機やフルカラー複写機に
限らず、たとえば光沢のある記録画像を形成する黒トナ
ーの非磁性トナーと、光沢のない記録画像を形成する黒
トナーの磁性トナーとを併用する複写機にも同様に適用
することができる。さらにまた、複写機に限らず、プリ
ンタやファクシミリ等にも同様に適用することができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上のことから、請求項1に記載の発明
によれば、複数種類のトナーを用いる電子写真装置にお
いて、記録を行なう場合、回収されたトナーの混合割合
を検出手段で検出するので、その検出結果に基づき回収
トナーの処分を決定することができ、たとえば回収トナ
ーの少なくとも一部をリサイクル使用して資源の有効利
用を図るとともに自然環境の破壊を防止することができ
る。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、検出結果
に基づき回収トナーの搬送方向を判断手段で決定し、そ
の決定に基づきトナー振分手段で回収トナーを振り分け
て現像器へ戻しまたは戻さずにそのまま廃棄するので、
簡単な構成で回収トナーの処分を行なうことができる。
【0069】請求項3に記載の発明によれば、ドット状
の書込みを行うとき、トナーの種類別にドット数をカウ
ント部で計数し、その計数値から算出部で算出すること
により、請求項4に記載の発明によれば、トナーの種類
別の露光時間をカウント部で計数し、その計数値から算
出部で算出することにより、現像時に使用したトナーの
混合割合から推測して検出手段で検出するようにしたの
で、回収トナーの混合割合の検出を簡単に行なうことが
できる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、判断手段
で搬送方向を決定するとき、検出手段の検出結果にトナ
ーの種類別の回収率を加味するので、回収トナーの混合
割合を実際上に合わせて正確に算出することができる。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、トナー振
分手段で回収トナーを振り分け、その回収トナーを第1
の返送手段で1の現像器へと戻す一方、廃トナー容器側
へ送り込む回収トナーをシャッタ部材で遮断して第2の
返送手段で他の現像器へと戻すので、また、請求項7に
記載の発明によれば、トナー振分手段で回収トナーを振
り分け、その回収トナーを選択的に作動する第1の返送
手段で1の現像器へと戻す一方、第2の返送手段で他の
現像器へと戻すので、簡単な構成で複数種類のトナーを
それぞれの現像器に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施形態で、2色カ
ラー複写機の要部の概略構成図である。
【図2】そのトナー振分手段周辺部の拡大概略構成図で
ある。
【図3】前記2色カラー複写機の内部機構全体の概略構
成図である。
【図4】横軸にドット数をとり、縦軸に回収トナー量を
とって、カラー別に関係を示すグラフである。
【図5】横軸にドット数をとり、縦軸に回収トナー量を
とって、カラー別に関係を示すグラフである。
【図6】図2に示すトナー振分手段と異なるトナー振分
手段を備える2色カラー複写機の要部の概略構成図であ
る。
【図7】そのトナー振分手段周辺部の拡大概略構成図で
ある。
【図8】その周辺部に備えるロータリーシャッタの平面
図である。
【図9】その斜視図である。
【符号の説明】
20 感光体 23 第1現像器(1の現像器) 26 第2現像器(他の現像器) 28 クリーニング器 35 検出手段 36 カウント部 37 算出部 38 判断手段 39 トナー振分手段 41 廃トナー容器 44 第1の返送手段 46 コイルスプリング(回転搬送手段) 51 第2の返送手段 54 ロータリーシャッタ(シャッタ手段) P 用紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電・書込み・現像を行ない、複数種類
    のトナーを用いて感光体上に画像を形成し、その画像を
    転写して用紙に記録を行なう一方、転写後の感光体上の
    残留トナーをクリーニング器で除去して回収する電子写
    真装置において、回収されたトナーの混合割合を検出す
    る検出手段を設けてなる、電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段の検出結果に基づき回収ト
    ナーの搬送方向を決定する判断手段と、その判断手段の
    決定に基づき回収トナーを振り分けるトナー振分手段
    と、を備えてなる、請求項1に記載の電子写真装置。
  3. 【請求項3】 ドット状の書込みを行なうときトナーの
    種類別にそのドット数を計数するカウント部と、その計
    数値から前記混合割合を算出する算出部とで、前記検出
    手段を構成してなる、請求項1に記載の電子写真装置。
  4. 【請求項4】 書込みを行なうときトナーの種類別の露
    光時間を計数するカウント部と、その計数値から前記混
    合割合を算出する算出部とで、前記検出手段を構成して
    なる、請求項1に記載の電子写真装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段で、前記検出手段の検出結
    果にトナーの種類別の回収率を加味して搬送方向を決定
    してなる、請求項2に記載の電子写真装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー振分手段に、正転時に回収ト
    ナーを前記現像器側へと戻し、逆転時に廃トナー容器側
    へと送り込む回転搬送手段を備え、その回転搬送手段を
    正転したとき前記回収トナーを1の前記現像器へと戻す
    第1の返送手段を備える一方、前記回転搬送手段を逆転
    するとき選択的に作動し、前記廃トナー容器側へと送り
    込む回収トナーを遮断するシャッタ部材を設け、そのシ
    ャッタ部材で遮断した回収トナーを他の前記現像器へと
    戻す第2の返送手段を備えてなる、請求項2に記載の電
    子写真装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー振分手段に、正転時に回収ト
    ナーを前記現像器側へと戻し、逆転時に廃トナー容器側
    へと送り込む回転搬送手段を備え、その回転搬送手段を
    正転するとき回収トナーを1の前記現像器へと戻す第1
    の返送手段と他の前記現像器へと戻す第2の返送手段と
    を選択的に作動可能に備えてなる、請求項2に記載の電
    子写真装置。
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