JPH09502869A - 押し出し成形され予備湿潤処理されたオオバコを含有するインスタント・シリアル - Google Patents

押し出し成形され予備湿潤処理されたオオバコを含有するインスタント・シリアル

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Abstract

(57)【要約】 オオバコ含有インスタント・シリアルが記載される。このシリアルは、押し出し成形され、予備湿潤、即ち、他のシリアル成分との混合の前での水との混合、されたオオバコを含有している。前記予備湿潤オオバコは、他の成分と混合した時、オオバコがこのような方法で処理されていない類似のシリアルよりも優れた味覚特性を有するインスタント・シリアルを提供する。本発明のシリアルは、これらを消費する個人の血清コレステロール・レベルを低下させるのに特に有効である。好ましいシリアルは、麦、コーン又はオート粉などの成分を含有している。シリアルの好適な形態としては、フレーク、パフ、ナゲット、シュレッド、バッド状製品がある。

Description

【発明の詳細な説明】 押し出し成形され予備湿潤処理されたオオバコを 含有するインスタント・シリアル発明の分野 本発明はインスタント・シリアルに関する。詳しくは、本発明は、オオバコを 含有するこのようなシリアルに関する。シリアル製品に含まれているこのオオバ コは、シリアル製品と混合される前に処理されており、既に押し出し成形されて その後、予備湿潤処理されているものである。このように前処理されたオオバコ を含有するインスタント・シリアルは、このように処理されていないオオバコを 含有するシリアル製品よりも優れた味覚特性を有している。背景と従来技術 オオバコは、バルク緩下剤(bulk luxatives)に広く使用されている公知の粘液 質原料である。オオバコの原料は、ある種の亜熱帯地方に生息するPlanta go genusの植物種子である。これらの種子は、濃い茶色で、つるつるし て、船形であり、光沢がある。当業者においては、オオバコの活性成分は、主と して種子の外皮に位置するオオバコ種子ガム質部にあると考えられて いるので、今日の技術においては粉砕された種子外皮をオオバコ源として使用し ている。しかし、殻を除去されたオオバコ種子だけでなく、全種子もオオバコ源 として知られている。 しかしながら、その粘液性のため、オオバコは、水和した時、ヌルヌルあるい はベトベトした質感、食感になる。このヌルヌルした食感は不快であるため、こ のオオバコの望ましくない質感、食感とを覆い隠すために、オオバコ含有摂取組 成物中には種々の添加物が配合されてきた。又、オオバコは、熱と湿気中におい て明らかに好ましくない臭いを発し、これによって、その食品における利用が更 に限られたものになっているのが現状である。 オオバコ又はオオバコの外皮を添加すれば、摂取組成物には望ましくない臭い と感触とが付与されるにも拘らず、オオバコ本来の消化制御特性や、あるいは、 オオバコの「満腹感」効果を利用するため、これまで様々なオオバコ含有食品が 提案されてきた。例えば、米国特許第3,574,634号及び第4,348, 379号参照。 更に、例えば、米国特許第3,148,114号において、Plantago オオバコの種子の粉砕外皮などの全オオバコ外皮が、経口摂取されることによ って血中コレステロールを低下させることが提案されている。 更に、例えば1%以下など少量のオオバコを、アイスクリーム、プディング等の 食品において濃化剤として使用することも知られて久しい。 最後に、米国特許第4,849,222号には、オオバコ種子ガム質、又はオ オバコ種子ガムソース、と非吸収性摂取不能ポリオール・ポリエステルとの混合 物からなる、ヒトと下等動物の血中コレステロール・レベルを低下させるための 薬用組成物が開示されている。 しかしながら、上述したように、オオバコの外皮の粘液性によって、加工が非 常に困難であり、オオバコを含有する味の良いインスタント食品を開発するこれ までの試みによっては、特に風味と感触または食感とに関して、満足できる製品 を得ることができなかった。 その繊維が、薬品との関連または併用なしで、味覚的に許容できる特性(accep table organoleptic properties)を備えた状態で、通常の食事の一部として、あ るいは、通常の食事の別の態様として消費されることが可能なように、オオバコ を食品に混合することが試みられてきた。オオバコの食品への混合に関する特許 文献の具体例としては、現在米国特許第5,223,298号及び第5,227 ,248号がある。これらの特許は、共に、オオバコを含有したインスタント・ シリアルを教示している。 オオバコを含有したシリアルの他の具体例は、モスコビッツ(Moskowit z)の米国特許第4,766,004号、リンゲ(Ringe)の米国特許第5 ,024,996号、リンゲ(Ringe)等の米国特許第5,026,689 号に記載されている。又、オオバコを含有するその他の食品は、共にオオバコを 混入したクッキーを教示している米国特許第5,095,008号及び第5,9 50,140号、電子レンジ調理可能なマフィンを教示している米国特許第5, 015,486号、更に、マジパン等のアーモンドペースト含有組成物を教示し ている米国特許第5,024,996号などがある。インスタント・シリアルは 、消費者がこのような製品から高食物繊維を取得することから、オオバコ等の材 料を混入するのに理想的な食品である。又、本出願人によって出願され譲渡され ている出願番号No.X(パン),Y(パスタ)及びZ(スナックバー)には、 パン、パスタ及びスナックバーを含む新規な食品が教示されている。 優れた味覚特性を有するオオバコを含有するインスタント・シリアル及びその 他の製品を作ることが可能であることがわかった。これらの製品は、シリアル製 品との混合の前に、押し出し成形され予備湿潤処理されたオオバコを含有してい る。これを行う方法と、この方法によ って得られるシリアル製品とが本発明の課題である。更に、このシリアル製品を 血清コレステロールを低下させるために使用することも、本発明の別の特徴構成 である。 以下の記載において本発明をより詳細に説明する。図面の簡単な説明 図1は本発明のシリアル製品が製造可能な製造方法のブロック図である、 図2は本発明の更に別のシリアル製品を製造する別の製造方法のブロック図で ある、 図3は本発明によってシリアルを製造するための別の図を示す。好適実施例の詳細な説明 以下のコントロールと具体例において、押し出し成形オオバコ、オオバコ押し 出し成形製品などが記載される。オオバコ押し出し成形製品は、好ましくは純度 98%のオオバコであって、ここで「オオバコ」という総称的に使用される時、 これは文字どおりの意味である。この材料は、60%の最低トルク、少なくとも 240°Fの温度、250rpmの目標スクリュー速度などを含む一連の条件で 作動する押し出し成形機にオオバコを投入する ことによって作った。オオバコは、16.5kg/分±5%の供給速度で押し出 し成形機に供給される。押し出し成形機中には、使用されたオオバコに対して、 15.5〜17.5重量%の範囲の水分が存在していた。オオバコをダイスを通 過させて押し出し成形し、その後、150±30°Fの温度で乾燥させた。その 結果、得られた製品を最高37°Fの温度にまで冷却したところ、この製品は最 終的に6−10%の寸分含有率を有していた。コントロール1 コーン・ベースのオオバコ含有シリアル製品を、以下のようにして作った。 オオバコ開始材料として、押し出し成形、殺菌オオバコ外皮を使用した。これら の外皮は、周知の殺菌手法によって殺菌し、少量のクエン酸(約1.5重量%) を添加した。次に、オオバコを前述したように押し出し成形し、オオバコ押し出 し成形製品を作った。この押し出し成形オオバコを下記のシリアル組成物に使用 した。 成分 重量百分率 コーン・ミール 31.39027 オート粉 30.49079 スクロース 13.62999 オオバコ(上述のもの) 11.98241 オート・ブラン 10.32575 粉塩 0.93593 kaomel、植物油、フレーク 0.99953 重炭酸ナトリウム 0.22717 アナットー粉7.5% 0.1817 上記組成物を工業用ミキサーで混合し、次に、約0.047”のダイスを有す る標準タイプの押し出し成形機で押し出し成形した。 上記押し出し成形中、所望の軟度が達成されるまで、流量計を介して水を添加 した。これは、生地製品を周期的にサンプリングして観察することによって決定 した。この時点で、許容可能な生地製品が得られ、水流をその許容可能な最低レ ベルに維持した。その結果得られた製品を、つぎに、砂糖と塩でコーティングし た(最終混合物:シリアル製品96.44354%、砂糖3.33418%、塩 0.22228%)。前記コーテ ィングをシリアルに噴霧し、次にこれを乾燥させた。 後述の例3において、このシリアルを「製品1」と称する。コントロール2 第2のシリアル製品を作った。今回は押し出し成形オオバコを使用せず、コン トロール1の押し出し成形オオバコと同量の生の外皮オオバコ(純度98%)を 使用した。このシリアル製品のその他の成分は、すべて製品1と同じであった。 この新たなシリアルを、後述の例3において「製品2」と称する。コントロール3 この例においては、純度98%の生オオバコを粉砕したが、押し出し成形をし なかった。すべての成分量は、コントロール1と同じであり、シリアルの押し出 し成形も同様に行った。これによって製品3を得た。例 1 この例においては、コントロール1と同様に、押し出し成形オオバコを使用し たが、ここでは押し出し成形後において、13.2ポンドのオオバコを、予備湿 潤工程 において13.2ポンドの水と混合した。押し出し成形オオバコの混合物を、コ ントロール1のシリアル成分と混合し、この混合物を一晩調質(temper) した。この調質混合物に対して、「コントロール1」の製品と同様に、押し出し 成形、コーティング及び乾燥を行った。これを製品4と称する。例 2 この例においては、オオバコにクエン酸を含ませなかった以外は、例1と同じ シリアル製品を作った。その他のすべての点において、このシリアルは例1のシ リアルと同様であった。この製品を製品5と称する。例 3 前記製品1−5を、味覚検査官のパネルに提供した。各検査官には、同僚の製 品1−5を与え、これらの製品の好みをランキングするように依頼した。その結 果は、以下の通りであった。 検査官A 製品4及び5 (最良) 製品2及び3 製品1(最悪) 検査官B 製品4(最良) 製品5 製品1 製品3 製品2(最悪) 検査官C 製品4(最良) 製品5 製品3 製品2 製品1(最悪) 検査官D 製品4(最良) 製品5 製品3 製品2 製品1(最悪) 検査官E 製品4(最良) 製品5 製品3,2及び1 検査官F 製品5(最良) 製品3 製品4 製品2 製品1(最悪) 質感、外観、色、風味に関して、検査官の間で、予備湿潤処理したオオバコを 使用して作ったシリアルに対する明確な好みが見られた。パネルによって好まれ た特性としては、その色、サクサクした歯ごたえがあった。例 4 以下の成分からオート・シリアルを作った。 これらの成分をシリアルベースとして使用した。前記粉成分(オート粉、麦ス ターチ、CaCO3)と水とを混合し、ミキサーに投入して、120°Fにまで 暖めた。つぎに、残りの成分を添加し、この混合物を10分間混合し、ジャケッ ト容器で加熱した。ジャケット圧は、75分間で、1インチ当り40ポンドとし 、ミキサーの回転速度は80rpmとした。調理の最後の10分間において、ク エン酸を添加した10.5ポンドの純度98%のオオバコを添加した。このオオ バコは、5.65ポンドの水で予備湿潤処理をしておいた。このオオバコ含有混 合物を、次に、熱間造粒加工し、ボーラ(Bohler) モールドを通過させて0形状にし、これらのシリアル片を、次に、8%の水分含 有率にまで乾燥させた。そして、その結果得られたシリアル製品の種々の栄養成 分を分析した。1食分(1オンス)には、280mgのナトリウムと、2gの脂 肪と、1gの砂糖と、全体で5gの食物繊維と、1gの不溶解性食物繊維とが含 有されていた。この食物繊維全体の内、4gが溶解性繊維であり、〜3.0がオ オバコに由来するものであった。例 5 以下の組成でオート・パフ・シリアルを作った。 これらすべての成分を、コントロール1と例4において記載したのと同じ要領 で水を添加しながら、ブロンコ混合物(Blonco mixture)に混合 し、15分間混合した後、この混合物を調理した。つぎに、この調理された生地 をダイス(穴220”、ピン.143”、カットオフ1/6)を通して押し出し 成形し、12%の水分含有率にまで乾燥させた。そして、この製品を一晩調質し た。例 6 以下を混合してナゲット・シリアルを作った。 1. 全粒小麦粉 7.3ポンド 2. スポンジ 6.6ポンド 3. 塩スラリ 2.8ポンド 4. 麦芽大麦粉 1.2ポンド 5. ナツメヤシ・ペースト 1.2ポンド 6. 水 0.8ポンド 7. 塩 0.069ポンド 上記「塩スラリ」は、2.9ポンドの水を0.096ポンドの塩と混合して作 った。 上記「スポンジ」は、120°Fの5.6ポンドの水と、4.1ポンドの全粒 小麦粉と、0.360ポンドの砂糖と、0.698ポンドのイースト・スラリと を混合して作った。前記イースト菌・スラリは、120°Fの0.616ポンド の水を0.080ポンドのイーストと混合して作った。前記砂糖と水を3分間混 合し、その後、前記イースト・スラリを添加し、5分間混合した。その結果、得 られたスポンジを使用前に1.5時間靜置した。 前記成分「4」〜「7」を混合した。次に、成分「2」と「3」とを添加し、 この混合物をブレンダーで2分間混合した。次に、全粒小麦粉をゆっくりと添加 し、ナゲット生地(約20.2ポンド)を得た。 全粒小麦粉を他の成分と混合した後、予備湿潤処理したオオバコ(3.4ポン ド)を添加した。これは、同量の水とオオバコ(夫々10ポンド)を混合するこ とによ って準備しておいた。この予備湿潤処理オオバコの添加後、生地フック(dou gh hook)を使用して、製品をミキサーで4分間混合した。 上記生地を、室温で1時間プルーフ(proof)し、その後、これを焼いて パン山にした。これらのパン山を、1時間、冷却、調質し、その後、これらを大 きな片に分け、200°Fで20分間乾燥した。次に、これらを一定の大きさに 切って、325°Fで3分間トーストした。その結果、得られたナゲットは、ナ ゲット・シリアルとして望ましい硬い感触と、良好な麦芽大麦の風味を有してい た。例 7 本発明のオオバコ添加スナックバーのコレステロール低下効果を、次の実験に よって確認した。 6カ月間にわたって、オオバコ添加製品の250名の高コレステロール個人の 血清コレステロール・レベルに対する効果を調べるため、介入実験(interventio n study)を行った。この実験のために選ばれた個人は、そのコレステロール・レ ベルにおいて僅かな異常を有するものであった。一般に、この研究は、プラズマ LDL−コレステロール・レベルが130〜220mg/dlで、かつ、 そのトリグリセリド・レベルが300mg/dl以下の個人を対象とした。最初 に8週間の食餌指導および安定化期間を設け、脂質基準を確認した。 上記介入実験のプロトコルにより、この実験に参加した個人を4つのグループ に分けた。そして、これらのグループに、異なった量のオオバコ添加食品を与え 、投与量依存高コレステロール効果があるか否かを調べた。参加者は、下記のオ オバコ添加食品から選択できるようにした。即ち、インスタント・シリアル、パ ン、スナックバー、そしてパスタから選択可能とした。これらの製品は、すべて前 述した同時係属出願によって作られたものである。 グループAには、毎日、プラシーボ(placebo)製品を3食与え、オオ バコ製品は全く与えなかった。 グループBには、毎日、前記テスト製品を2食と、前記プラシーボ製品を1食 与えた。 グループCには、毎日、前記テスト製品を1食と、前記プラシーボ製品を2食 与えた。 グループDには、毎日、前記テスト製品を3食与え、プラシーボ製品を与えな かった。 前記実験中、血液サンプルを採取し、血清コレステロール・レベルを測定する ことによって、血清コレステロ ール・レベルを定期的にテストした。 コレステロール・レベルは、前記実験期間中、基本線から低下し、オオバコ添 加製品の低コレステロール化効果を示した。この実験は、更に、血清コレステロ ールの低下は、消費されたオオバコ製品の量に比例することを示した。 上述の例は、押し出し成形したオオバコを予備湿潤処理、即ち、他の成分と混 合する前に水と混合し、その後、恐らく調質されたシリアル製品は、オオバコが 予備湿潤処理されていない調合品よりも優れた味覚特性を有していることを示す ものである。従って、本発明の最も広い実施例は、押し出し成形され、予備湿潤 処理されたオオバコを有するインスタント・シリアルである。これらのインスタ ント・シリアルは、少なくとも1種類のシリアル成分と、少なくとも2重量%の 予備湿潤処理済み押し出し成形オオバコとを有する。 ここで使用されている「穀物成分」という用語は、例えば前述した特許公報に よって例示される公知のバルク・シリアル成分すべてをいう。それに含まれる成 分としては、コーン、オート、全粒小麦、大麦、ライ麦などの全グレーン製品や 、上述した穀類の胚芽および/又はブラン等の穀物成分、これらの穀物の粉、こ れらの粉から得 られるスターチ等がある。穀物の食用成分すべてが、前記シリアル成分と穀物成 分との範囲に含まれる。添加可能なその他の生成分としては、大豆、エンドウ、 インゲン豆などの豆科植物製品や、ブラン以外の繊維源(プルーン繊維、グァー ル、ビート繊維、柑橘類の果肉)や、その他の製品がある。アマラント、キノア 、テフ、ソバ粉などの他の穀物も使用可能である。 前記予備湿潤処理オオバコは、種々のオオバコ含有原料を使用して様々な形状 に作ることができる。前記例が示すように、オオバコ外皮を使用することができ る。同様に、オオバコを種々の成分と混合して、50%〜100%のオオバコを 含有する組成物を作ることができる。前述したように、本発明の一好適実施例に おいては、純度98%のオオバコが使用される。オオバコは、更に、クエン酸な どの保存料と混合してもよい。従って、ここで「オオバコ含有組成物」という用 語を使用する場合、これは、約50〜約100重量%のオオバコと、オプション としてクエン酸などの保存量とを含むすべての組成物を指すものである。 本発明のインスタント・シリアルは、フレーク、パフ、シュレッド(shre ds)、バッド(buds)、ナゲット、ビスケット等の朝食用シリアルとして 標準的な どのような形状のものであってもよい。これらの製品は、例えば、砂糖ベース材 または他のコーティング(例えば、果汁濃縮物)や、その他の材料でコーティン グしてもよい。他種類の穀物や、干し葡萄、クランベリ、その他の乾燥果実、ナ ッツ、マシュマロ等の菓子などの、従来からあるインスタント・シリアル用の添 加物を使用することも可能である。 本発明の重要成分は、予備湿潤処理されたオオバコである。この予備湿潤処理 オオバコは、他の成分との混合の前に、オオバコを水と混合し、この混合物を調 質することによって作られる。水とオオバコとの混合の割合は、約0.75:1 〜1.25:1(重量)であり、1:1の比率が特に好ましい。 予備湿潤処理オオバコの調質時間は様々である。予備湿潤処理されないオオバ コに対して、予備湿潤処理したオオバコが有する重要な特性は、その吸湿性が低 下することと、その自由に流れる性質が維持されることである。もしも予備湿潤 処理オオバコを約24−48時間以上調質させると、この自由に流れる性質が失 われてしまう。更に、このような長時間によれば、微生物の発育が促進される可 能性がある。従って、インスタント・シリアル用の予備湿潤処理オオバコは、約 24−48時間以上調 質してはならない。約12時間以下の時間調質させることが特に好ましい。又、 湿潤処理の直後にオオバコを使用することが特に好ましい。上述の調質時間に関 するパラメータは、予備湿潤処理したオオバコを他の成分と混合する場合に当て はまる。前述した例1と同様に、予備湿潤処理したオオバコを他の成分と混合し て、その結果得られる混合物を更に処理する前に、12時間調質することも可能 である。 インスタント・シリアルに加える予備湿潤処理オオバコの量は様々であるが、 2〜50重量%が好ましい範囲であり、2〜30重量%がより好ましい。特に好 適なインスタント・シリアルにおいて、予備湿潤処理オオバコの量は、約6〜約 19重量%であり、約11〜約14%の範囲が特に好ましい。 本発明の前記インスタント・シリアルを製造する工程も、本発明の一部を構成 するものである。これらの工程は、上述したように、押し出し成形したオオバコ を水と混合し、これを調質させることが要件である。調質時間の後、ここで予備 湿潤処理オオバコと称されているオオバコを、選択されたシリアル成分と混合し てシリアル製品を形成する。次に、このシリアル製品を、処理して最終製品、即 ち、インスタント・シリアルを製造する。こ の製品の処理には、種々の工程による構成が可能である。例えば、製品を押し出 し成形して乾燥し、その後オプションとして、例3において記載したように、コ ーティング剤でコーティングしてもよい。更に、オプションとして、波状または その他の素地状にフレークし、パフ化または膨張させ、切断してビスケットにし て、乾燥などを行なってもよい。更に、必要な場合、あるいは望ましい場合には 、前記シリアル製品を、その他の後工程の前に調理してもよい。調理工程は、前 記穀物成分が、オート等の場合のように、調理によってその消化性および/又は 嗜好性が改善される場合に使用可能である。 上述したシリアル製品を更に別の成分と組み合わせて、必ずしもインスタント ・シリアルではない別の製品を作ってもよい。前記シリアル製品を、例えば、他 の成分と組み合わせて、パンケーキ、ワッフル、スコーン、マフィン等のインス タントパン及びその他類似の材料用のミックスとしたり、その他の穀物ベースの 製品とすることも可能である。これらの製品を作る方法は、公知の標準式方法に 従ったものであるので、ここでは詳述を避ける。 ここに記載したインスタント・シリアル及びその他の材料は、従来からオオバ コ含有製品が使用されてきたあらゆる方法で使用可能である。例えば、これらの 製品は、 緩下剤などの食事制限剤や、食事における繊維源として使用されてきた。しかし 、これらは、特に、前に挙げた参考文献の記載から理解されるように、血清コレ ステロールの低下に有効である。従って、本発明の更に別の態様は、前述のシリ アル製品の消化を通じて患者の血清コレステロール・レベルを低下させる方法で ある。 本発明のその他の側面は当業者にとって明らかであろう。従って、これらにつ いては記載しない。 ここに使用した用語および表現は、記載の表現であって、限定の表現ではなく 、これらの用語および表現を使用することにおいて、図示または記載した特徴構 成及びそれらの一部の均等物を除外する意図はなく、本発明の範囲内において様 々な改変が可能であると理解される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. インスタント・シリアル製品であって、以下を有する、 (i)少なくとも1種類のシリアル成分、そして (ii)少なくとも2乾燥重量%の押し出し成形された予備湿潤処理オオ バコ。 2. 請求項1のインスタント・シリアル製品であって、前記シリアル成分は食 用コーン製品である。 3. 請求項2のインスタント・シリアル製品であって、前記食用コーン製品は 、全コーン、コーン・ミール、コーン粉、コーン・グリッツ、コーン・ブラン、 又はコーン胚芽である。 4. 請求項1のインスタント・シリアル製品であって、前記押し出し成形され た予備湿潤処理オオバコは、乾燥重量で約6%〜約19%の量含有されている。 5. 請求項4のインスタント・シリアル製品であって、前記押し出し成形され た予備湿潤処理オオバコは、乾燥重量で約11%〜約14%の量含有されている 。 6. 請求項1のインスタント・シリアル製品であって、前記シリアル成分は食 用オート製品である。 7. 請求項6のインスタント・シリアル製品であって、前記オート製品は、オ ート・ミール、オート粉、オー ト・ブラン、全オート、オート繊維、ロールオート、スチールカット・オート、 オート繊維、又はオート胚芽である。 8. 請求項1のインスタント・シリアル製品であって、フレーク、パフ、ナゲ ット、シュレッド、バッド又はビスケット状である。 9. 請求項8のインスタント・シリアル製品であって、ナゲット状である。 10.押し出し成形した予備湿潤処理オオバコ含有組成物。 11.請求項10の押し出し成形された予備湿潤処理オオバコ含有組成物であっ て、更に、クエン酸を有する。 12.インスタント・シリアルの製造方法であって、以下の工程を有する、 (i)押し出し成形されたオオバコを水と混合して予備湿潤処理オオバコ を形成する工程、 (ii)前記予備湿潤処理オオバコを、少なくとも1種類のバルク・シリ アル成分と混合してシリアル混合物を形成する工程、 (iii)前記シリアル混合物を12時間を越えない時間調質する工程、 そして (iv)前記シリアル混合物を、インスタント・ シリアル製品に成形する工程。 13.請求項12の方法であって、前記形成工程は、前記シリアル混合物を押し 出し成形して押し出し成形製品を成形する工程と、この押し出し成形製品を乾燥 する工程とを有する。 14.請求項12の方法であって、更に、前記成形工程の前に前記シリアル製品 を調理する工程を有する。 15.請求項12の方法によって作られたインスタント・シリアル製品。 16.請求項13の方法によって作られたインスタント・シリアル製品。 17.請求項14の方法によって作られたインスタント・シリアル製品。 18.患者の血清コレステロールを低下させる方法であって、請求項1のインス タント・シリアル製品を、前記患者の血清コレステロールを低下させるのに十分 な量、前記患者に与える方法。 19.食品に混入するのに適したオオバコ製品を作る方法であって、以下の工程 を有する、 (i)オオバコ含有組成物を押し出し成形する工程、 (ii)前記押し出し成形オオバコ含有組成物を 水と混合する工程、そして (iii)前記オオバコ含有組成物と水との混合物を12時間以下の時間 、調質する工程。 20.請求項1の方法であって、前記オオバコに対して前記水は、それが混合さ れるオオバコの量に対して約75重量%〜約125重量%の範囲の量で混合され る。 21.請求項19の方法であって、更に、前記押し出し成形オオバコ含有組成物 と水との混合物を、調質の前に、シリアル成分と混合する工程を有する。
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