JPH09503607A - ロール・モーメントに対する感受性を低下させた定浮上量スライダ - Google Patents

ロール・モーメントに対する感受性を低下させた定浮上量スライダ

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JPH09503607A JP7510934A JP51093494A JPH09503607A JP H09503607 A JPH09503607 A JP H09503607A JP 7510934 A JP7510934 A JP 7510934A JP 51093494 A JP51093494 A JP 51093494A JP H09503607 A JPH09503607 A JP H09503607A
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ハリス,ジョン・エフ
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クワンタム・ペリフェラルズ・コロラド・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 浮上量の制御がなされるようにし、外部から加わるロール・モーメントに対する感受性を低下させた、改良したスライダ(18)である。このスライダは2本のレール(100、112)を備え、一方のレール(100)は、トランスバース・プレッシャ・コンタライゼーションの機能を果たすトランスバース・コンタ面(102、104)またはエッジ・ブレンドを備えたものであり、他方のレール(112)は、広いエア・ベアリング面を有し、このエア・ベアリング面をスライダ・ボディの側縁部に形成して、レール(100、112)の間隔を可及的に広げるようにした。2本のレールの組合せによって、より剛性の大きなスライダが得られている。

Description

【発明の詳細な説明】 ロール・モーメントに対する感受性を 低下させた定浮上量スライダ 発明の背景 本発明は、広くは2本レール形スライダに関し、より詳しくは、回転形アクチ ュエータを備えたディスク装置において、コンピュータ用記録装置のトランスデ ューサを支持するための、剛性を増大させたスライダ構造に関する。 今日では技術の発達によりあらゆる部品の小型化が進められている。回転する 記録媒体を備えたコンピュータ用大容量記録装置においては、媒体とスライダと の両方の小型化が急速に進行している。数年前までは5.25インチ・ディスク と100%スライダとが一般的に用いられていた。今日では3.5インチ・ディ スクが普通であり、1インチ・ディスクが一般的になる兆しも見え始めている。 スライダも同様に小型化されている。今日では50%スライダ(即ち、長さ及び 幅が100%スライダの半分のスライダ)が一般的になりつつあり、35%スラ イダが一般的になる兆しも見え始めている。 このように部品が小型化されるにつれて、それら小型化された製品の製造誤差 を許容範囲内に維持することが難しくなってきており、そのため、実際に製造さ れた製品の性能が大きくばらつくことがある。更に、製品の小型化が進むにつれ て問題が発生したり、既知の問題が更に重大なものとなることもある。例えば、 媒体上を「浮上走行」するスライダを設計する際には、適当な浮上走行限界範囲 を定める必要がある。この限界範囲は、様々な製造誤差と種々の性能のばらつき との全てを考慮に入れた、最大浮上量と最小浮上量との間の範囲を示すものであ る。この限界範囲を超えて浮上走行すると、トランスデューサが媒体から信号を ピックアップできない等の、重大なエラーが生じるおそれがある。逆に浮上量が 小さすぎると、スライダがクラッシュするおそれがある。 スライダがディスク上を横切って移動して行くときに、その位置によって浮上 量が変化するが、その主たる原因の1つは、ディスクに対する相対走行速度が、 内径部(ID)よりも外径部(OD)の方が大きいということであり、もう1つ は、スライダが回転形の駆動機構によって媒体上を横切るように移動される際に ヨー角が変化するということである。そして、小型化が進むほど、IDからOD へ移動して行く際のヨー角の増大は顕著になる。ディスクに対する相対走行速度 が増大することと、ヨー角が増大することとによって、浮上量の問題がより重大 になるため、より優れた構造が必要とされており、また製造誤差に関する許容度 もより大きくすることも必要とされている。 浮上量を一定に維持するための従来の解決方法の1つに、トランスバース・プ レッシャライゼーション・コンタ(transverse pressurization contour:TPC )レールを、スライダの幅方向に対称的に配列して形成するという方法がある。 この方法では、2本のレールを備えるようにし、それらレールの各々を同じよう に加工形成する。即ち各レールを、そのエア・ベアリング面の両側に、夫々にコ ンタ面(contour)を設けた形状とし、運動する媒体が発生する空気圧に反応する ようにしている。理想的なものであれば、TPCスライダは、ヨー角が変化して も一定の浮上量を維持して浮上走行する。しかしながら実際には、TPCスライ ダには、製造上のばらつきのためにその浮上量が目標範囲即ち設計者が設定した 許容範囲をはるかに超えて大きく変動するという不都合が付随している。 また、TPCを採用している場合には、スライダの寸法が小型化するにつれて 2本のレールの間隔が次第に狭まるため、剛性の問題、並びに外部から加わるロ ール・モーメントに関する問題が重大なものとなる。ロール・モーメントは外部 から加わることもあれば、内部的に発生することもある。外部から加わるロール ・モーメントの原因には例えば、撓み支持部材(フレクシャ)の曲がり、スライ ダに接続した配線の位置ずれ、荷重点の位置の不正等があり、一方、内部的に発 生するロール・モーメントがどのようなものになるかは、スライダそれ自体の形 状によって決まる。 尚、TPCを採用する場合には、スライダの全幅に亙って多数の面を正確に成 形する必要があり、これが歩留まりに関する大きな問題となっている。例えばフ ォトリソグラフィー技法に、化学エッチング、反応性イオンエッチング、イオン ミリング等の技法を組合わせて、TPC構造中の様々な幅寸法を夫々に所定寸法 に仕上げて行く際に、製造工程で発生する欠陥の数が累積し、それによってスラ イダの歩留まりが低下する。 発明の概要 本発明の主たる目的の1つは、より剛性の大きなスライダを提供することにあ る。 本発明の別の1つの目的は、従来の様々な問題を克服し、外部から加わるロー ル・モーメントに対する感受性を低下させたスライダを提供することにある。 本発明の更なる1つの目的は、製造誤差に対する感受性を低下させたスライダ を提供することにある。 本発明の特徴の1つは、以上の特性を有し、設計者が定めた浮上量のばらつき の限界範囲内で動作するスライダを提供することにある。 本発明の利点の1つは、歩留まりの高いスライダを提供することにある。 先に説明したスライダの短所を克服して、以上の目的、特徴、及び利点を達成 するために、また本発明の用途に適合するために、本明細書において実施例とし て説明し、また広い概念として説明するのは、第1レールをスライダのボディの 一方の側縁部の近傍に形成し、第2レールを第1レールから可及的に離隔させて スライダのボディの他方の側縁部に形成したスライダを提供するということであ る。第1レールは、エア・ベアリング面に隣接したTPCまたはエッジ・ブレン ド(edge blend)を備えたものとすればよく、この第1レールが、スライダの浮上 量特性を主として決定する機能を果たす。第2レールは、外部から加わるロール ・モーメントの影響を可及的に低下させる機能を果たす。これらレールの組合せ による相乗作用によって、より剛性の大きなスライダが得られる。 図面の簡単な説明 本発明が如何なるものであるかは、添付の請求の範囲に明記した通りである。 添付図面と共に以下の説明を参照することにより、本発明の上述の目的、特徴、 及び利点、並びにその他の目的、特徴、及び利点を更に明瞭に理解することがで きる。図面については以下の通りである。 図1は、回転する媒体の表面にスライダを位置決めするために回転形アクチュ エータを使用しているコンピュータ用大容量記録装置の簡単化した平面図、 図2は、回転している媒体上を浮上走行しているスライダの一部破断した簡単 化した平面図であり、サスペンション・アームが媒体の内径部から外径部へ揺動 して行くにつれて次第に発生するヨー角を説明する図、 図3は、本発明にかかるスライダの幅方向の形状を示した正面図であり、2本 のレールと、様々な面の間の相対距離とを説明する図、 図4は、スライダの上面図であり、横断方向に並んだこのスライダの様々な部 分を説明する図、そして、 図5は、ここに説明する本発明にかかる2本レール形スライダの好適実施例の 浮上量特性を表したグラフである。 具体的な実施例の詳細な説明 図1について説明すると、同図に示したのは、回転アーム形アクチュエータを 使用したディスク装置10である。この回転形ディスク装置10は、例えば大容 量記録システムの一部を成すものである。このディスク装置10は、回転する媒 体12を含んでおり、この媒体12は、例えば光ディスクや磁気ディスク等であ る。この媒体12上を横切らせるために、サスペンション・アーム・アセンブリ 14を使用しており、このサスペンション・アーム・アセンブリ14は、揺動可 能に取付けられていて、媒体12の内径部(ID)と外径部(OD)との間の移 動を行わせることができるようにしたものである。このサスペンション・アーム ・アセンブリ14は公知のものであり、スライダ18が連結した少なくとも1本 のサスペンション・アーム16を備えている。サスペンション・アーム16は、 スライダ18へ力を印加し、この力は、スライダ18が媒体上を浮上走行してい るときに、スライダ18を媒体12へ向けて押付けるように作用する。この力は グラム荷重として表され、スライダ18の浮上量を制御する役割を果たす。 好適実施例においては、スライダ18は、扁平形状のボディに前縁から後縁ま で延在する2本のエア・ベアリング面レールを設けたものである。加工前の素材 の状態でのこのスライダの全体寸法(高さ、幅、及び長さ)は共通寸法であり、 即ち、産業界で定められている寸法である。現在採用されている形状倍率には、 100%、70%、及び50%がある。50%スライダとは、高さ、長さ、幅の いずれもが100%スライダの半分であるスライダのことである。このようにス ライダの初期寸法は予め定められているが、加工され成形されることによって、 そのスライダが個々のメーカーに独特の性質を備えたものとなる。 スライダ18の後縁には、媒体12との間で磁界を形成するトランスデューサ 20が取付けられている。このトランスデューサには、公知の任意のタイプのも のを使用することができ、このトランスデューサが、媒体12に記録される情報 の読み書き動作を実行する。スライダ18及びトランスデューサ20は、何本も のトラックから情報を読みとるために、媒体12を横断する経路22に沿って、 略々径方向に移動され、図にはそれらトラックのうちの1本を参照番号24を付 して示した。 図2は、ディスク12上を浮上走行しているスライダ18を、誇張して示した 図である。スライダ18がIDからODへ移動して行くに従って、スライダ18 の前後方向軸心40の方向が、媒体12の回転方向42に発生する空気流の方向 から次第にずれて行く。この角度差をヨー角(偏角)という。好適実施例におい ては、このヨー角が、IDにおいて殆どゼロになり、ODにおいて20°または それ以下の値になるようにしてある。従って好適実施例においては、ヨー角は、 スライダがODへ近付くにつれてその支配力が増大する要因となっている。スラ イダ18が媒体のIDの近付くと、スライダ18に対向した部分の媒体速度が、 浮上量を決定する主たる要因になる。 図2には更に、ロール・モーメント50のトルクも併せて示した。ロール・モ ーメントは、スライダ18に加わるトルクである。ロール・モーメントの大きさ は、各レールに作用する力の大きさに、中心から各レールまでの距離を乗じた積 として算出される。ロール・モーメントは、例えば撓み支持部材の曲がりやピボ ット・スプリングの位置の不正等の製造工程で生じる欠陥や、外部で起こる事象 等によって発生され、ロール・モーメントが発生すると、その結果、スライダが ロールする傾向が生じる。好適実施例に設けられている2本のレールは、それら レールの間隔が広いため、発生するロールが比較的小さい。 ロール剛性は、サスペンション機構から加わる荷重の大きさにも影響され、エ ア・ベアリング面どうしの間隔にも影響される。即ち、サスペンション・アーム から加わるグラム荷重が大きいほど、スライダの剛性は大きくなる。しかしなが ら、グラム荷重が大きいほどスライダの摩耗量も増大し、なぜならば、その大容 量記録システムが使用されていないときには、スライダは媒体上に着地している からである。従って、ロール剛性を大きくするには、レール間隔をを更に広げる という方法によることが望ましい。 スライダの外側レールには、その後縁に、トランスデューサが取付けられてい る。信号の完全性を確保するためには、この外側レールの後縁における浮上量を できる限り一定に保つことが重要である。内側レールは一般的に、外側レールよ りも更に高く浮上するようにするが、これはディスクとの間のクラッシュを避け るためである。以下の図3に関する説明から明らかなように、本発明の好適実施 例ではこれらの特性が確実に得られる。 図3に示したのは、スライダ18の幅方向の形状の詳細図である。スライダの 幅は1.6ミリであり、この幅寸法は、産業界における50%スライダの共通寸 法である。スライダ18は、前縁120と後縁(不図示)とを有する略々平面視 矩形の形状ないしは扁平形状のボディを備える。前縁から後縁まで延在するよう にして外側レール100が形成されており、この外側レール100はエア・ベア リング面を提供する第1レールである。このレール100の両側に、僅かに奥へ 引っ込んだコンタ面102及び104が形成されている。好適実施例においては これらコンタ面102、104のレール100からの引っ込み量を約1.3μm にしてある。このエア・ベアリング・レールとそれらコンタ面との組合せによっ て、浮上量が制御されるようにしている。更に詳しく説明すると、スライダがデ ィスクの外径部へ向かって移動すると、それにつれてヨー角が大するため、外側 コンタ面102の下の圧力が次第に増大し、この圧力が、外側レール100に対 して効果的に押圧力を作用させるように働く。内側コンタ面104の下へ流れ込 む偏流は膨張流となるため、そこに周囲圧力より低い負圧を発生させる。これら 2つのコンタ面の総合的な作用として、スライダが内径部から外径部へ移動して 行く際に、より優れた浮上量の制御が行われる。 コンタ面102の幅は、0.083mmである。またコンタ面104の幅は、 0.210mmである。これらコンタ面は、一般的にはフォトグラフィー技法に よって形成するが、ただしその他の適宜な加工技法を用いてもよい。 コンタ面102に隣接して肩部106を形成してあり、この肩部106の側縁 部がスライダの側縁108となっている。肩部106は、一般的にはソーカット によって形成する。肩部106の幅は0.025mmであり、その深さはTPC コンタ面102、104よりはるかに深い。肩部106の機能は、エア・ベアリ ング面(ABS)の形成位置の精度を高めることにある。肩部106の幅は、可 及的に狭くすべきである。肩部106に発生する、スライダを支持する空力学的 支持力は非常に小さなものである。 コンタ面104の向こう側には、周囲圧力を導く凹部であるスロット110を 形成してある。このスロット110の、レール100、112からの深さは、ス ライダの浮上特性に対して全くないしは殆ど影響を及ぼさないように充分深くし てある。好適実施例においては、スロット110の幅は0.814mmである。 スロット110の幅を大きくするほど、スライダ18はより大きなロール安定性 を有するものとなる。 スロット110に隣接する位置に第2レール112を形成してあり、この第2 レール112は内側レールであって、エア・ベアリング面を形成している。内側 レール112は、テーパ部を備えただけの単純な形状のレール(テーパード・レ ール)であり、エッチングに類する加工を施したものではない。そのため、この 内側レール112の部分には、製造上のばらつきや製造欠陥は殆ど存在しない。 このことは、スライダ18の全体としての歩留まりを高めるのに役立っている。 レール112は、レール100よりも幾分幅を広くしてある。エア・ベアリング 面に発生する空気流の速度は、ODにおける速度よりもIDにおける速度の方が 小さいため、レール112の幅をより広くすることによって、その分大きな浮上 力が得られるようにしている。理想的には、レール112を形成する位置は、レ ール100から可及的に離隔した位置にするのがよい。そのように間隔を大きく とることによって、スライダ18のロール・モーメントに耐える能力が高まり、 スライダ18の剛性が向上する。 レール112に隣接させて肩部114を形成してあり、この肩部114は、ス ライダの他方の側縁116に連なっている。この肩部114もソーカットによっ て形成されており、肩部106と同じ機能を果たしている。理想的には、この肩 部114をなくして、内側レール112が、じかに側縁116に連なるようにす るのがよく、そうすれば、内側レール112を外側レール100から最大限に離 隔させることができる。 図4は、スライダ18の上面図である。既述の如く、レール100及び112 は、前縁120から後縁122まで縦断して延在している。外側レール100は 前部テーパ部124を備えており、内側レール112も同様に傾斜角を付けたテ ーパ部126を備えている。それら各テーパ部の延在長さは0.196mmであ り、その傾斜角は38分である。各テーパ部の機能は、浮上力を発生するという ことである。媒体が空気流を発生させると、それによってスライダ18の各エア ・ベアリング面に対する圧力が発生し、その圧力が浮上力となる。スライダ18 は、このスライダの背面に位置を定めた枢着点128においてサスペンション・ アームに連結されている。サスペンション・アームからの押圧力は、この枢着点 128に加わり、それによってスライダ18の上面に所定の大きさの力が作用す る。この力の作用により、スライダ18は、媒体12の表面の近くを浮上走行す る。枢着点128の位置は、中心を外して外側レール100の方へ寄せてあり、 これによって、2本のレールの速度差に起因するスライダ18の内部的ロール・ モーメントのうちの幾分かを相殺するようにしている。 外側レール100の後縁に、トランスデューサ130を取付けてある。このト ランスデューサ130は、媒体12との間に磁気回路を形成し、読み書き動作を 実行する。 図2から図4までを全て参照することによって、このスライダ18を備えた回 転形ディスク装置10の動作を容易に理解することができる。始動時にはスライ ダ18は媒体12の表面に接触して静止している。媒体12が回転を始めると、 前縁のテーパ部124及び126が媒体12に対する初期エア・ベアリングを発 生する。ここで、スライダが、ID上を浮上走行しているものとすれば、スライ ダが向いている方向と、媒体12の回転によって発生している空気流の方向とは 略々同一方向に揃っている。始動時にはレール100及び112が発生するスラ イダ18に対する浮上力は最大になっているが、それと同時にサスペンション・ アーム14が枢着点128を介してスライダ18へ下向きの力を加えている。ス ライダ18がODへ移動して行くにつれて、ヨー角が次第に増大する。そしてス ライダ18の浮上量が、主として外側レール100とコンタ面102及び104 とによって決定されるようになる。更に詳しく説明すると、外側コンタ面102 には正のヨー角によって大きな圧力が発生する。一方、内側コンタ面104には 負圧が発生する。そして、内側コンタ面の幅を外側コンタ面より広くしてあるた め、ディスク上における外側レール100の後縁の浮上量を略々一定に維持しよ うとする平衡状態が確立される。 スライダ18をIDからODへ移動させて行くと、最初のうちは、内側レール 112の浮上量は次第に増大して行くが、ヨー角がかなり大きくなったならば、 内側レール112の全面の圧力が低下し始める。そのため浮上量曲線は山形を呈 し、浮上している内側レール112は、IDとODとでは媒体12の表面近くに あり、媒体12の中央付近ではある程度高くなっている。これに対して、外側レ ール100は、ヨー角が増大してもそれによって大して影響を受けない。しかも スライダのトランスデューサ130の位置における浮上量特性は、主として外側 レールによって決定ざれる。外側レール100の後縁に取付けられているトラン スデューサ130は、ディスク12からの距離が十分に一定と見なし得る範囲内 に維持され、従って設計者が定める通常の限界範囲内に維持される。トランスデ ューサ130は、非常に変動の少ない一定した信号を発生することができ、その ため情報の読み書きのエラーも非常に少なくなっている。 図5は、外側レール100の浮上量特性を示している。図から分かるように、 スライダ18の外側レール100の浮上量は山形を呈しており、媒体の中央付近 で最大浮上量となり、ID及びODの近くでは浮上量がそれより小さくなる。こ の山形は、設計者が定める許容範囲内に充分に収まるものである。内側レール1 12は外側レールよりも大きな浮上量で浮上走行しており、媒体を横切って移動 することによって内側レールが受ける影響は、外側レールと同様の傾向を呈して いる。更に、この構成では、設計者が定める限界範囲内でスライダが浮上走行す るようにしつつ、しかも製造誤差をより緩やかに設定することができる。 添付の請求の範囲の目的は、本発明の概念及び範囲に属する別実施態様及び変 更実施態様の全てを包含することにある。例えば、TPCコンタ面102及び1 04の代わりに、成形された側縁として機能するエッジ・ブレンド使用すること も可能である。また別実施例として、内側レールの幅を外側レールの幅と略々等 しくしたり、それよりも狭くすることも考えられ、そのようなものも本発明の概 念に含まれる。更に別の実施例として、内側レールにエッチングやミリング等に よって幅の狭い肩部を形成するようにしてもよく、それによってエア・ベアリン グ面の幅を更に精密に制御することができるため、製造上の融通性を高めること ができる。この肩部と内側レールとの間に形成される幅が約10μmの段部は、 浮上量を更に抑制することは殆どなく、より大きなレールの画成を可能にする。 この段部の角度は、これまで知られていたものよりもはるかに大きい。尚、本発 明の教示は3本レール形スライダにも適用可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転する媒体に対してデータの読み書きを実行するためのスライダにおい て、 前記媒体の運動方向に対して前後に位置する前縁と後縁とによって定められる 長さを有する略々平面視矩形のボディを備え、 前記ボディは、互いに略々平行に前記前縁から前記後縁まで縦断して延在する 第1エア・ベアリング面及び第2エア・ベアリング面を画成しており、前記第1 エア・ベアリング面は前記ボディの一方の側縁の近傍に位置し、前記第2エア・ ベアリング面は実質的に平面形状であって前記ボディの他方の側縁に位置してお り、これらによって前記エア・ベアリング面と前記第2エア・ベアリング面との 間隔が広く取られており、 前記ボディ上の前記第1エア・ベアリング面の外側縁と前記ボディの前記一方 の側縁との間の位置に、前記前縁から前記後縁まで縦断して延在する平面形状の 外側コンタ面を画成する手段を備え、該外側コンタ面は前記第1エア・ベアリン グ面よりも奥へ引っ込んでおり、 前記ボディ上の前記第1エア・ベアリング面の内側縁の位置に、前記前縁から 前記後縁まで縦断して延在する平面形状の内側コンタ面を画成する手段を備え、 該内側コンタ面は前記第1エア・ベアリング面よりも奥へ引っ込んでおり、 前記ボディ上の平面形状の前記外側コンタ面と前記ボディの前記一方の側縁と の間の位置に、前記前縁から前記後縁まで縦断して延在する肩部を画成する手段 を備え、該肩部は平面形状の前記外側コンタ面よりも奥へ引っ込んでいる、 ことを特徴とするスライダ。 2.前記第1エア・ベアリング面と、前記内側部分(内側コンタ面)と、前記 外側部分(外側コンタ面)とが、第1レールを画成しており、該第1レールが、 前記ボディの幅の約3分の1を占めていることを特徴とする請求項1記載のスラ イダ。 3.前記第2エア・ベアリング面が、第2レールを画成していることを特徴と する請求項2記載のスライダ。 4.前記第1レールの幅が、前記ボディの幅の20〜40%の範囲内にあるこ とを特徴とする請求項2記載のスライダ。 5.前記外側コンタ面の幅が、前記内側コンタ面の幅より実質的に狭いことを 特徴とする請求項4記載のスライダ。 6.前記第2エア・ベアリング面の幅が、前記ボディの幅の約8分の1である ことを特徴とする請求項3記載のスライダ。 7.前記第2エア・ベアリング面の幅が、前記ボディの幅の10〜20%の範 囲内にあることを特徴とする請求項6記載のスライダ。 8.前記第1レールと前記第2レールとの各々が前部にテーパ付部分を備えて おり、 前記第1レールの後縁に取付けられたトランスデューサを更に備え、 前記第1レール及び前記第2レールより実質的に奥に引っ込んだ周囲圧力スロ ットを更に備え、該周囲圧力スロットの幅が、前記ボディの幅の約50%を占め ていることを特徴とする請求項3記載のスライダ。 9.サスペンション・アームに連結され、回転する媒体上を浮上走行し、前記 サスペンション・アームから荷重が加えられ、円弧面内を移動して前記回転する 媒体上を横切るようにしたスライダにおいて、 前記媒体に対向して前縁から後縁まで縦断して延在する第1前後方向延在部と 第2前後方向延在部とを有する、扁平形状のボディを備え、 前記第1前後方向延在部は、前記ボディの一方の側縁部の近傍に位置し、トラ ンスデューサの浮上量を制御しており、 前記第2前後方向延在部は、前記ボディの他方の側縁部に位置し、該スライダ へ外部から加わるロール・モーメントの影響を軽減しており、 前記ボディ上の前記第1前後方向延在部の外側縁と前記ボディの前記一方の側 縁との間の位置に、前記前縁から前記後縁まで縦断して延在する平面形状の外側 コンタ面を画成する手段を備え、該外側コンタ面は前記第1前後方向延在部より も奥へ引っ込んでおり、 前記ボディ上の前記第1前後方向延在部の内側縁の位置に、前記前縁から前記 後縁まで縦断して延在する平面形状の内側コンタ面を画成する手段を備え、該内 側コンタ面は前記第1前後方向延在部よりも奥へ引っ込んでおり、 前記ボディ上の平面形状の前記外側コンタ面と前記ボディの前記一方の側縁と の間の位置に、前記前縁から前記後縁まで縦断して延在する肩部を画成する手段 を備え、該肩部は平面形状の前記外側コンタ面よりも奥へ引っ込んでいる、 ことを特徴とするスライダ。 10.前記第1前後方向延在部をトランスバース・プレッシャライゼーション ・コンタとエッジ・ブレンドとのいずれかを備えた外側レールとし、前記第2前 後方向延在部をテーパード・フラット・レールとして前記スライダの加工工程に おける欠陥の発生を低減させたことを特徴とする請求項9記載のスライダ。 11.前記スライダが、前記媒体の内径部においては該媒体の回転方向と略々 同一方向に浮上走行し、前記媒体の外径部においては約20°のヨー角で浮上走 行し、前記レールの組合せによって、前記スライダが前記媒体を横切って前記内 径部から前記外径部へ移動する際に、該スライダが略々一定の浮上量で浮上走行 し得るようにしたことを特徴とする請求項9記載のスライダ。
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