JPH09504244A - 船の駆動装置 - Google Patents

船の駆動装置

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JPH09504244A
JPH09504244A JP7505073A JP50507395A JPH09504244A JP H09504244 A JPH09504244 A JP H09504244A JP 7505073 A JP7505073 A JP 7505073A JP 50507395 A JP50507395 A JP 50507395A JP H09504244 A JPH09504244 A JP H09504244A
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JP7505073A
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ヒューベルタス クイペルス,マルチナス
ローレンス ゲリング,ヤコブ
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ツイン テクノロジー ディヴェロップメント ベスローテン フェンノートシャップ
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    • B63H5/08Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers of more than one propeller
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、船のベッドプレート上に配置されたギアボックス(5)と共通軸の周りに互いに反対方向に回転する2つのスクリュープロペラ(75,76)を有する船の駆動装置に関する。これらのスクリュープロペラは2本の同心的に回転するプロペラシャフト(2,6)によって駆動され、内側のシャフト(2)は潤滑油供給源を備えた少なくとも2つのベアリング(14,17)で支持されている。内側シャフトのベアリング(14,17)の各々は、シャフトの回転方向で固定状態のギアボックス(5)に静止ブッシュ(15,21)によって接続された静止ベアリングから構成されている。内側シャフトベアリング(14,17)は、プロペラシャフト(2,6)に対向する2つの壁面上に、ベアリングギャップの位置で、ベアリング材料によってクラッドされており、一方、潤滑油は、静止ブッシュの壁中に配置され、かつギアボックスからベアリングギャップに延在している1つ以上のダクトを通してこれらのベアリングに供給される。これらのベアリングと、ベアリングおよびギアボックス間の静止ブッシュとは、2つの隣接する部品の軸方向が互いに小さい角度を形成するように相互に結合されている。これらのベアリングは動圧潤滑タイプのベアリングであり、これらのベアリングには、オイルが、ギアボックスの付近に配置されたオイルポンプによって、静止ブッシュ中に穿孔されたダクトを通して、各ベアリングのベアリング幅にわたって均一に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】 船の駆動装置 本発明は請求項1の前文に従って、船の駆動装置に関する。 このような駆動装置は、ヨーロッパ特許第0221536号によって知られて いる。この公知の駆動装置の場合において、潤滑油が内部のシャフトにある内腔 を通して内部のベアリングに供給される。内部のベアリングは静圧的に潤滑され たベアリングである。 この公知の駆動装置には、潤滑油の供給の際にベアリングの破裂の可能性が高 いという不利な点がある。なぜなら潤滑油が、静止した部分から回転している部 分にかけて高い圧力で供給されるからである。その結果としてかなりの油の漏出 があるからである。その他の不利な点としては、機械の運転効率が静圧ベアリン グに必要な圧送力によって悪影響を受ける点があげられる。 本発明の目的は、単純な方法で内部シャフトに信頼できるベアリングが得られ 、通常動作の間、たとえば船が航海中の時も、摩耗部品に簡単にアクセスできる 駆動装置を提供することにある。 その目的のために、この駆動装置は請求項1の特徴部分に従って設計されてい る。 潤滑油が静止ブッシュに組み込まれている導管を通して、内部ベアリングに供 給されるとの事実によって、オイルポンプと内部ベアリングの間には、回転シー ルがなく、このことによって、オイル供給の信頼性が向上している。2つ以上の 導管を供給することも簡単なことであり、それにより、更に動作の信頼性が増す ことになる。 ベアリングをオイルポンプにあまり依存させないようにすることによって装置 の動作の信頼性を改善するため、種々の部品の製造において維持されるべき許容 誤差を増加するために、更にオイルの圧送に必要な力を削減するために、内部ベ アリングは、動圧潤滑ベアリングの形であることが好ましい。 動圧潤滑ベアリングは、良好な緊急走行特性を有し、もしオイル供給が減った り、なされなかったとしても、良好な状態で機能し続けることが可能である。な ぜなら、適当な寸法のベアリングの場合には、オイル供給は、ベアリング中で発 生した熱の放散のためだけに必要であるからである。 ベアリングに部分的に高い荷重がかかることを避け、内部ベアリングを、内部 シャフトの外側と外部シャフトの内側の間で自由に位置決めできるようなベアリ ングを供給するために、静止ブッシュと内部ベアリングは、互いに軸方向にわず かなずれを許すカップリング手段によって、互いに結合されることが好ましい。 すくなくとも1つのブッシュがギアボックスとベアリングの間に位置するとい う事実によって、ベアリングは、軸方向に直角にわずかに動くことができ、ベア リングブッシュの方向が最適な方法で調整可能であり、一定の範囲以内で、内部 シャフトと外部シャフトの平均シャフト方向に従うことができ、その結果、発生 する荷重によって、ベアリングと内部シャフトおよびベアリングと外側のシャフ トの間のギャップ幅が変動可能である。したがって、荷重のかかったベアリング はベアリングにかかるシャフト荷重が内部シャフトによって外側シャフトに全部 伝達されるように調整される。 ギアボックス内のオイルが水で汚染されないように、そしてギアボックスがオ イルで満たされないようにするために、つまり、ギアボックス内で動力の余計な 損失を防ぐために、駆動装置は、便宜上前方静止ブッシュと内部シャフトと中空 の外側シャフトの間に、オイルシールを備えるように設計されている。 潤滑システムに外側から水が浸入することを防ぐために、プロペラシャフトベ アリングの潤滑システムを、過圧オイルで外側シャフトの上端の上まで満たすこ とが可能である。一方、これによって、ギアボックス中のオイルレベルを低く維 持でき、不要な撹拌損失がそこで生じることはない。 プロペラシャフトが非常に遅い回転速度で走行するときでさえ、後方内部ベア リングが十分に潤滑されることを保証するために、第2の導管が便宜上設けられ 、その導管は静止ブッシュと内部ベアリングを通って延びており、第2オイルポ ンプを後方内部ベアリングの後側の位置でオイル供給導管に接続している。 これは、高圧オイルが、ベアリングと内部シャフトの間及び、ベアリングと外 側シャフトの間の位置で導入され得ることを意味している。高圧オイルは、動圧 ベアリング中の圧力が、プロペラシャフトの非常に遅い回転の間、十分作用して いないときに、導管を通して第2ポンプによって圧送され得る。そして、静圧が ベアリングとシャフトのあいだで起こり、ベアリングとプロペラシャフトの間の 消耗が避けられる。 より弱い内部シャフトの偏向を通して生じる、後方ベアリングの最高荷重を減 少するために、後方内部ベアリングの内面と外面の軸方向は便宜上異なる。 静止ベアリングは回転せず、静止ベアリングに関する回転シャフトの偏向は変 化しないので、静止ベアリングの形を最適にすることが可能である。従って、ベ アリングの外面は、外側シャフトの内壁と平行に延びており、ベアリングの内面 は内部シャフトの外側と平行に延びている。 本発明は、駆動装置の実施の形態の図面を参照して詳しく説明される。 図1は、船尾に搭載されている本発明による駆動装置を示している。 図2は、図1の駆動装置のギアボックスの縦方向の断面図を示している。 図3は、図2のギアボックスのIII−III線に沿った断面図を示している 。 図4は、図1の駆動装置の後方内部ベアリングの縦方向の断面図を示している 。 図5は、図4のベアリングの拡大された、V−V線に沿った断面図を示してい る。 図6は、オイル供給導管の位置にあたる図4のAの詳細を示している。 図7は、オイル放出導管の位置にあたる図4のAの詳細を示している。 図8は、図4のBの詳細を示している。 図9は、他のギアボックスで図10のIX−IX線に沿った断面図を示してい る。 図10は、図9のX−X線に沿った断面図における図9のギアボックスを示し ている。 図11は、重力荷重されたプロペラシャフトの断面の概略図である。 図12は、ベアリングが正確な位置に固定されている場合における、後方内部 ベアリングを示している。 図13は、順応性のある位置にベアリングが固定されている場合における、後 方内部ベアリングを示している。 図14は、ベアリングがプロペラシャフトの間のギャップに適合している場合 における、後方内部ベアリングを示している。 図15は、同心のプロペラシャフトのベアリングの簡単な設計を示している。 図面において、同じ部分は同じ参照符号で示している。 記述において、公知の技術はさらに説明の必要なく、この分野で使用される部 品や構造もこれ以上の説明は必要としないことを前提としている。 図1は、船尾76を示しており、この船は、前方スクリュープロペラ76と後 方スクリュープロペラ77によって動き、これらのプロペラは回転軸78の周り を反対方向に回転する。 前方スクリュープロペラ76は、ハブ7に固定されている多くのプロペラブレ ード4を含んでいる。ハブ7は、外側シャフト6に、固定結合手段、例えば、で きれば埋め込まれたキーを備えた円錐形のクランピング結合(詳しくは示されて いない)によって固定されており、ハブ7は外側シャフト6にシャフトナット1 3で締められている。十分なクランプ力を可能とするために、ハブ7の位置の外 側シャフト6の壁の厚さは、ほぼハブ7のそれに等しい。 外側シャフト6は、船尾75のプロペラシャフトパイプ98中で、後方外側ベ アリング16と前方外側ベアリング18で支持されている。外側シャフト16と プロペラシャフトパイプのオイルシールは、前方に内部シール19によって与え られる。内部シール19のスライディングブッシュ99は締め付けリング20で 外側シャフト6に通常の方法で固定されている。水側では、プロペラシャフトパ イプ98が後方シール8によってシールされている。その後方シール8は、保護 キャップ9によって通常の方法で損傷を受けないよう保護されている。 外側ベアリング16と18は滑り軸受けであり、そこではブッシュ(図示され ていない)がプロペラシャフトパイプ98に固定されており、そのブッシュ中に は、オイル供給溝を有するブッシュのベアリング材が配置されている。回転のス ピードが遅い時でさえも十分な潤滑が確実に行われるように、後方ベアリングの 底側では、追加の導管によって付加的なオイル供給がなされる。もし、望ましく ない状況が起きた場合は、使用者に警告するために、後方ベアリングには温度を 測定する設備が設けられている。 後方スクリュープロペラ77は、ハブ3に固定されているプロペラブレード4 を含んでいる。ハブ3は、内部シャフト2に、固定結合、例えば、円錐結合およ び埋め込みキー(図示されていない)によって、固定されていて、ハブ3はシャ フトナット12によって内部シャフト2に締め付けられている。プロペラシャフ ト2の端部と、シャフトナット12とハブ3は、保護キャップ79で覆われてい る。 内部シャフト12は、外側シャフト6の内面100上にそれぞれ設けられてい る前方内部ベアリング17と後方ベアリング14に取り付けられている。内部ベ アリング14と17は、動圧的に潤滑された滑り軸受けで、その設計は外側ベア リング16と18と同じである。内部シャフト2と外側シャフト16の間のスペ ースは、水側で、ハブ3とハブ7に取り付けられているシャフトシール10によ ってシールされている。保護キャップ11はシャフトシール10の周りに固定さ れている。 内部ベアリング14と17に十分なベアリング力を与えるために、また安定し た潤滑オイルフィルムの生成を可能にするために、これらのベアリングは、後方 静止ブッシュ15と前方静止ブッシュ21で、ギアボックス5の中心部31に固 定されることによって回転の方向に早く支持されている。中心部31は、ハウジ ング25とサポート96によってギアボックス5のベッドプレート97(図2を 参照)に結合している。内部ベアリング14と17が作用する方法は後で述べる ことにする。 スクリュープロペラ76と77は、ドライブシャフト1によってエンジン(図 示されていない)の駆動力をギアボックス5に伝えることによって、反対の方向 に回転する。ドライブシャフト1によって与えられる回転は、ギアボックス5に おいて逆転される。ギアボックスの出力シャフトは入力シャフトと同じ回転軸7 8を有する。 スクリュープロペラ76と77の回転によって生成された推力は、スラストベ アリングに通常の方法で吸収される。後方プロペラ77によって生成された推力 は、エンジンとギアボックス5の間に位置しているスラストベアリング(図示さ れていない)に吸収される。ドライブシャフト1と内部シャフト2の間の結合は 、 それゆえ、それらのシャフトが回転方向と軸方向の両方において結合されるよう に方法で設計されている。前方プロペラ76によって生成された推力は外側シャ フト6にしっかりと固定されているスラストベアリングに吸収される。この目的 のために、保持リング22が、締め付けブッシュ23によって外側シャフト6に しっかりと固定される。保持リング22は、スラストパッド24によって軸方向 で拘束されており、そのスラストパッドはハウジング38に固定されている。 図2から分かるように、内部シャフト2がドライブシャフト1中に押込まれる 場合、外側の歯車のかみ合わせと内部のかみ合わせからなるかみ合い結合37に よって、ドライブシャフト1は内部シャフト2に結合される。プロペラシャフト 2は、軸方向においてリング36によって軸方向の動きを止められる。取り外す 際には、リング36を内側に押すことによって、内部シャフト2をかみ合い結合 37のかみ合わせから引っ張り出すことができる。 中間シャフト34は、1側で可撓性結合35によってドライブシャフト1と結 合していて、他方側で、かみ合い結合33によって前方クラウン歯車28に結合 している。ギアボックス5は、また後方クラウン歯車27を含み、一つ以上のピ ニオン26がクラウン歯車27と28の間に嵌め込まれている。ほぼ同じ数の歯 のクラウン歯車27と28を選ぶことにより、歯車の回転速度がほぼ同じになる が、回転の方向は反対になる。後方クラウン歯車27はかみ合い結合32によっ て外側シャフト6に固定されている。 クラウン歯車27と28は、かみ合い結合32と33の上を軸方向に自由に動 くことができる。歯の軸方向の力は、カバー80とハウジング38にそれぞれ固 定されているスラストパッド29と30に吸収される。 それぞれのピニオン26は、滑り軸受け43と滑り軸受け44中でシャフト8 1の回りを回転していて、これらのベアリングにおける圧縮は、歯車の力の荷重 のもとで、シャフト81がクラウン歯車27と28の回転の軸78に対して径方 向に依然としてあるのと同様の大きさである。この場合のベアリングの圧縮を決 定する寸法は、滑り軸受けの直径、ベアリング幅、そしてギャップ幅であり、こ れらは、それゆえに、荷重状況とクラウン歯車の直径に適合される。滑り軸受け 43と44は、ハウジング39の一部である中心部31に固定されている。この 場合において、それぞれのピニオン26は、カバー40を取り除くことによって 軸方向に取り外すことができる。前方静止ブッシュ21は、サポート47に保持 され、そのサポートは、その場所でブッシュを保持して、その回転を阻止する。 サポート47は中心部31に固定されている。 外側シャフト6の内側の空間は、完全に潤滑油で満たされている。この潤滑油 は、ギアボックス5で使用されている潤滑油から分離したものである。この目的 のために、オイルシール41が、外側シャフト6と前方静止ブッシュ21の間に 固定されていて、オイルシール42が前方静止ブッシュ21と内側シャフト2の 間に固定されている。オイルシール45とオイルシール46が、ギアボックス5 とスラストベアリングの中に潤滑油を維持するために取り付けられている。 図3は図2のIII−III線に沿った断面図の一部を示していて、この実施 例においては、3つのピニオン26が使用されているのが分かるであろう。その 内部において、前方静止ブッシュ21をサポート47に固定したものが示されて いる。 オイル循環ポンプ101も示されていて、そのポンプは導管49によって内部 ベアリング14と17にオイルを供給する。内部ベアリングから放出されたオイ ルは、導管48によってバッファータンク102、あるいはポンプ101の吸引 側へ通過する。ポンプ101は2つあって、1つは予備ポンプとして作用する。 図4は、内部シャフト2と外側シャフト6の内面100の間に嵌合されている 内部ベアリング14を示している。後方静止ブッシュ15もここに示されている 。 図5は、図4のV−V線に沿った断面図で、ベアリング支持リング50は外側 に、ベアリング面51を有し、内側にベアリング面52を有する。ベアリング支 持リング50の内側と外側の両方には、水平面において、オイル溝53が内面5 2に設けられ、オイル溝54が外面51に設けられている。オイルは、オイル供 給導管57を通ってその溝に供給される。溝の各対は、各々の供給導管を有して いる。 図6は、図4のAの詳細を示しており、オイル供給導管57からオイル溝53 と54へのオイル供給を示している。オイル溝54は、内腔59によって導管5 7と結合している。オイル溝53は内腔60によって結合している。ほとんど同 じ大きさの横断面を有するいくつかの内腔59と60は、供給導管の横断面と比 べると小さいが、ベアリングの長さに沿って設けられ、その内腔を通って、オイ ルが、ベアリングの長さに沿って均一に供給される。供給導管57は、ベアリン グ支持リング50の端部で閉じられている。オイル溝53と54は、ベアリング 支持リング50の各側に設けられ、それゆえ供給導管57も2つある。 後方の静止ブッシュ15上のベアリング支持リング50と、内部シャフト2と 外部シャフト6の間にある他のブッシュとの間の結合は、2つの円筒状の部品の 間の回転のみが阻止され、2つの円筒状の部品の軸の方向が小さな角度だけ変化 することができるように設計されている。後方内部ベアリング14は、従って、 最も有利な位置を確保でき、その結果、ベアリング面の最大荷重が避けられる。 軸の方向におけるこの順応性は、また、内部ベアリング、円筒状ブッシュ、恐ら くはギアボックス5のサポート47の間の結合にも存在する。この結合が、わず かに融通性のあるものであるために、静止ブッシュはまた、軸に対して直角方向 に動くことが可能である。これにより荷重が内部ベアリング14と17の内部シ ャフトによって外側シャフト6に十分伝達されるように、内部ベアリングが、2 つのプロペラシャフト間で位置決めされ得る。 2つの円筒状部品間の回転は結合ピン56によって阻止され、この場合、結合 ピンは内腔103を有するパイプとして設計され、静止ブッシュ15のオイル供 給導管55とベアリング支持リング50のオイル供給導管57の前方結合として 機能する。オイル供給導管55と57からの漏出は最小にされるべきなので、ピ ン56はシールリング58を備えている。 静止ブッシュ15とベアリング支持リング50は、スプリングワッシャー溝6 2に位置しているスプリングワッシャー61によって、いくらかの遊びをもって 軸方向で結合している。外側シャフト6の穴を通して溝62に、スプリングワッ シャー61をねじ63で押圧することによって、円筒状部品15と50を分離し 、取り外すことが可能である。これは、例えば、点検や保守に必要である。もし 、スプリングワッシャー62がスプリングワッシャー61より広く作られたなら ば、わずかに軸方向の遊びが出来て、互いにかみ合わされるその他の部品の間に 十分な遊びがあるので、結合されるべき2つの部品の軸方向は、互いに小さな角 を形 成する。 図7では図4のAの詳細が、オイル放出導管64の位置で、示されている。オ イルは、ベアリング支持リング50のオイル放出導管64と静止ブッシュ15の オイル放出導管65と内腔66を通して放出される。オイルは圧力なしで放出さ れるので、静止ブッシュ15の内側と外側の両方を流れることができる。 供給ラインの油圧は高くはなく、特にオイル溝の長さにわたって、オイル供給 を均一に分配できるよう作用する。プロペラシャフトシャフト2と6の回転を通 してベアリング力が、それぞれベアリング面52と51に関して生成されるので 、高い圧力は必要ではない。回転と荷重の影響下でこの2つのベアリング中に熱 が発生するので、オイルの適当な循環が確保されなければならない。限られた油 圧、例えば約5から10バールは、この場合必要であり、この圧力は、図3で述 べられているオイル循環ポンプ101によって供給される。 図示されているオイル放出は、他の方法で設計されることが可能である。例え ば、オイルが、ベアリング支持リング50の縦方向の内腔を通してのみ供給され 、軸78に対して直角にシャフト6、あるいは静止ブッシュ15を通る内腔を通 じて放出されるように、オイル導管が配置されることは考えられることである。 その結果、オイルがベアリングから流れ出ることができ、熱が、プロペラシャフ トパイプ98に放散され、そしてそこから、例えば、船の船体に放散される。 後方内部ベアリング14に対する上記の設計は、前方ベアリング17に対して 同じように使用され、前方ベアリング17は後方及び前方静止ブッシュの両方に 結合される。種々の円筒状部品間の結合は、もし円筒ブッシュが、軸方向におい て多くの短いブッシュに分離されても、円筒状ブッシュ15あるいは21の部品 を結合するために使用され得る。 図8は、後方内部ベアリング14の後部の下側において、図4のBの詳細を示 している。ここでは、シャフト2と6の回転速度が遅すぎて動圧潤滑を達成でき ない場合に、十分な潤滑を達成できるよう、付加的な手段が講じられている。こ のような状況は、例えば、プロペラシャフトの回転の途中で、例えば、駆動装置 のクールダウンの間に、起こり得る。そして、長く静止した期間のあと、ベアリ ング部材に非常に大きな荷重と腐食が起こる危険性がある。 このような付加的な手段は、オイル供給導管82によって形成され、この導管 は、先に記載されている方法で、高圧オイルポンプと結合される。このポンプは (図示されていない)、例えば短時間に60バールの高い圧力でオイルを供給す る。このオイルは、不十分な潤滑状態の間のみ供給される。オイル供給導管82 は、回転軸78に対してほぼ水平にそして直角に延圧する横向きの内腔83によ って、内部シャフト2と外側シャフト6の両方にオイルを供給する多数の供給導 管84と結合している。オイル供給導管82は、シールキャップ85でシールさ れている。 十分な潤滑があるかどうかのチェックを可能にするために、センサー(図示さ れていないが)が導管84の領域に設けられ、そのセンサーの配線はオイル供給 導管82と同様の導管を通してコントロールパネル(図示されていない)に通じ ている。 図9はオイル導管とギアボックス5の結合位置におけるギアボックス5のもう 一つの実施例を示している。図1の中心部31に対応する中心部は、前方中心部 67と後方中心部68からできており、これにより、ピニオンの取り付けが簡単 になっている。これらの中心部67と68はハウジング69に嵌合されている。 前方静止ブッシュ21は前側で円筒面70に加工されている。この円筒面70に 、オイルがプロペラシャフトパイプ98から出て、ギアボックス5に流れること を防ぐために、Oリング71が固定されている。上述のオイルシール41と42 も、この目的のために取り付けられている。 オイルの放出は、静止ブッシュの外側とプロペラシャフト6の内側の間の空間 を、導管48と連通させることによって達成される。この場合、溝72は位置的 に、静止ブッシュ21の外壁にある。 オイル供給導管49は、前方静止ブッシュ21の開口部74にあるパイプ73 から成る。開口部72は、静止ブッシュ21のオイル供給導管55と結合してい る。パイプ73は、開口部74に油蜜式に固定されていて、同時に、静止ブッシ ュ21の回転阻止の役目を果たしている。静止ブッシュ21は、パイプ73を取 り外し、ギアボックスからブッシュを引き出すことによって、保守のために簡単 に取り外しできる。 図10は、図8のX−Xに沿った断面図を示していて、ここではいくつかの供 給、放出導管があることが明らかであろう。 上記の具体例において、駆動装置はギアボックスとともに示され、そこでは、 2つのシャフトの反対方向の回転が、クラウン歯車を有する2重直角変速機が取 り付けされているギアボックスによって得られる。また、本発明による駆動装置 は、たとえば、1つあるいは2つの遊星歯車式ギアボックスのような、本発明の 本質に影響しないようなその他のタイプのギアボックスをもって設計することも 可能である。 図11は、プロペラシャフト2と6の変形を示しており、とりわけ、後方スク リューにかかる重力G1と前方スクリューにかかるG2と、支持力F1とF2の 影響下にある場合を示している。これらの変形は、それぞれの部品の荷重、剛性 、寸法をもとに、非常に正確に計算することができる。内部シャフト2と外部シ ャフト6のシャフト方向の間に、ベアリング14の位置では角度α1と、ベアリ ング17の位置では角度α2がある。これらの角度α1とα2はシャフトとベア リングの配置の大きさによって決まる。これらの角度の大きさのオーダーは、0 .06度から0.4度の間で変化する。内部ベアリング14と17の形がこれに 適合され、ベアリング面51の軸はベアリング面52の軸と角度α1あるいはα 2を作る。これは、ベアリングの全長にわたって、回転プロペラシャフトと静止 ベアリングの間に、動圧潤滑に必要な小さなギャップ幅を作ることを可能にして いる。 動圧潤滑のために、この間隙幅は、0.001×dから0.002×dであり 、dはシャフトの直径である。これは、500mmのシャフトの場合、ギャップ 幅は0.5mmから1.0mmになることを意味する。内部シャフト2と外部シ ャフト6の間の空間は、長さ1,000mm以上わたって曲げられた結果、上記 の角度により、約1mm変化する。良好なベアリング力のためにはベアリングの 縦方向の厚さを変えることが必要になる。 図12−14は、種々の現象下におけるベアリングの遊びを示している。図1 2において、ベアリングブッシュ88は、外部シャフト86と内部シャフト87 の間に位置しており、そのベアリングブッシュ88はベッドプレートにしっかり 固定されているので、ベアリングブッシュ88の軸方向は変化せず、内部シャフ ト87と外部シャフト86の方向に左右されない。図12から分かるように、ブ ッシュの端部に、ベアリングブッシュ88とプロペラシャフトの間に最高荷重が 現れ、その結果、そこで、ベアリングとシャフトの間の腐食の危険性がおこる。 図13において、ベアリングブッシュ88の軸方向は、わずかに変化すること ができるので、最高荷重はあきらかに減少し、腐食の危険性も削減される。 図14において、ベアリングブッシュ88の内面と外面の軸方向がプロペラシ ャフトの内壁と外壁の方向に適合されている。ここでは、ベアリングのベアリン グ力の最適な使用がなされていることが分かるであろう。そしてベアリング部材 におけるシャフトの腐食の危険性が最小限となる。 図15は、簡単な設計において共通軸の回りを反対方向に回転する2つのプロ ペラシャフトのベアリングを示している。この設計は、部品の寸法がより小さく 、通常のベアリングの許容誤差とギャップサイズと比べて、荷重による変形が小 さい状況に特に使用可能である。静止ブッシュ92は外部シャフト89と内部シ ャフト90の間に嵌合される。外部シャフトの内側の空間がオイルで満たされる とき、静止ブッシュとプロペラシャフトの間に、両方のシャフトの回転の影響で 、潤滑フィルムができる。しかし、大量の熱が回転の影響を受けて発生し、オイ ルの粘性が大幅に減少し、従って、ベアリングのベアリング力がとても減るので 、実際には、付加的手段を講じなければ、この動圧潤滑フィルムのベアリング力 はすぐに減少し、極端に低下することは明らかである。 そのような理由により、少なくとも1つの導管91が、静止ブッシュ92の中 に軸方向に穴開けされ、この導管によってオイルが外部シャフト90のそれぞれ のベアリングに循環ポンプによって圧力をかけて供給される。そのポンプは、静 止ブッシュ92の端部でブッシュの導管91と結合していることが望ましい。こ の場合、導管93と94によって示されるように、導管をそれぞれのベアリング への別々の導管とすることも可能である。その結果、使用中のオイルの流れをコ ントロール室(図示されていない)から調整、監視できる。また、流出の位置の 導管93と94に、同じ量のオイルがベアリングのすべての場所に届くことを保 証するとの制限をつけて供給導管の数を減少して動作させることも可能である。 オイルの流出は図15の矢印によって示されている。 オイルの流出のために、導管95が静止ブッシュ92に穴開けされる。この場 合、静止ブッシュ92の端部に戻りオイル流が放出される。この放出の最中に、 オイルの温度を測定することができ、それはオイルの流れを増やすべきか減らす べきかの指標となる。 もし、例えば、ベアリングの荷重が低いといった使用の状況が許すならば、オ イルの代わりにグリースを使用すれば、上記の設計はさらに簡単にできる。特に 、グリースが使用される時、それぞれのベアリングに1つ以上のグリース導管、 好ましくはそれぞれのベアリングに2つの導管とそれぞれ外側ベアリングに2つ の導管を使用することは、プロペラシャフトの良好な潤滑を得るために簡単な方 法である。グリースは、また、上記の方法で放出されるが、もし、無害のグリー スを使用する場合には、グリース放出の方向を逆にし、外側に向けることも可能 である。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年1月25日 【補正内容】 1. ギアボックス(5)と,回転軸(78)の回りに互いに逆方向に回転する 前方スクリュープロペラ(76)および後方スクリュープロペラ(77)とを有 し、前記前方スクリュープロペラ(76)は中空の外側シャフト(6;86;8 9)に固定されており、この外側シャフトは前方外側ベアリング(18)と後方 外側ベアリング(16)によって支持されており、これらベアリング(16,1 8)は船尾(78)に固定されており、前記後方スクリュープロペラ(77)は 内側シャフト(2;87;90)に固定されており、この内側シャフトは前方内 側ベアリング(17)と後方内側ベアリング(14)の円筒内面(52)によっ て支持されており、これら内側ベアリング(14,17)は外側シャフト(6; 86;89)の内面(100)に乗る円筒外面(51)を備えている構成を有す る船の駆動装置において、内側ベアリング(14,17)は、後方静止ブッシュ (15)によって互いに結合されており、前方静止ブッシュ(21)によって前 記ギアボックス(5)に結合されており、しかも、前記静止ブッシュ(15,2 1)と前記内側ベアリング(14,17)中を延在する第1の導管(55,91 )が、第1のオイル循環ポンプ(101)を前記内側ベアリング(14,17) の内面(52)および/または外面(51)に連結していることを特徴とする船 の駆動装置。 2. 前記内側ベアリング(14,17)が動圧潤滑型ベアリングであることを 特徴とする請求項1の船の駆動装置。 3.前記静止ブッシュ(15,21)と前記内側ベアリング(14,17)が、 相対的な軸方向の偏りを許す結合手段(56)によって、互いに結合されている ことを特徴とする請求項1の船の駆動装置。 4. 前記結合手段(56)の位置において、前記第1の導管(55,91)が 、前記静止ブッシュ(15,21)および/または前記内側ベアリング(14, 17)中に油密的に固定された円筒状ピン(56)の長さ方向の内孔(103) に よって部分的に形成されていることを特徴とする請求項3の船の駆動装置。 5. 前記結合手段(56)が前記円筒状ピン(56)からなることを特徴とす る請求項4の船の駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 向が互いに小さい角度を形成するように相互に結合され ている。これらのベアリングは動圧潤滑タイプのベアリ ングであり、これらのベアリングには、オイルが、ギア ボックスの付近に配置されたオイルポンプによって、静 止ブッシュ中に穿孔されたダクトを通して、各ベアリン グのベアリング幅にわたって均一に供給される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ギアボックス(5)と,回転軸(78)の回りに互いに逆方向に回転する 前方スクリュープロペラ(76)および後方スクリュープロペラ(77)とを有 し、前記前方スクリュープロペラ(76)は中空の外側シャフト(6;86;8 9)に固定されており、この外側シャフトは前方外側ベアリング(18)と後方 外側ベアリング(16)によって支持されており、これらベアリング(16,1 8)は船尾(78)に固定されており、前記後方スクリュープロペラ(77)は 内側シャフト(2;87;90)に固定されており、この内側シャフトは前方内 側ベアリング(17)と後方内側ベアリング(14)の円筒内面(52)によっ て支持されており、これら内側ベアリング(14,17)は外側シャフト(6; 86;89)の内面(100)に乗る円筒外面(51)を備えている構成を有す る船の駆動装置において、内側ベアリング(14,17)は、後方静止ブッシュ (15)によって互いに結合されており、前方静止ブッシュ(21)によって前 記ギアボックス(5)に結合されており、しかも、前記静止ブッシュ(15,2 1)と前記内側ベアリング(14,17)中を延在する第1の導管(55,91 )が、第1のオイル循環ポンプ(101)を前記内側ベアリング(14,17) の内面(52)および/または外面(51)に連結していることを特徴とする船 の駆動装置。 2. 前記内側ベアリング(14,17)が静圧潤滑型ベアリングであることを 特徴とする請求項1の船の駆動装置。 3.前記静止ブッシュ(15,21)と前記内側ベアリング(14,17)が、 相対的な軸方向の偏りを許す結合手段(56)によって、互いに結合されている ことを特徴とする請求項1の船の駆動装置。 4. 前記結合手段(56)の位置において、前記第1の導管(55,91)が 、前記静止ブッシュ(15,21)および/または前記内側ベアリング(14, 17)中に油密的に固定された円筒状ピン(56)の長さ方向の内孔(103) によって部分的に形成されていることを特徴とする請求項3の船の駆動装置。 5. 前記結合手段(56)が前記円筒状ピン(56)からなることを特徴とす る請求項4の船の駆動装置。 6. 前記前方静止ブッシュ(21)と前記中空外側シャフト(6;86;89 )との間に第1のオイルシール(41)が有り、前記前方静止ブッシュ(21) と前記内側シャフト(2;87;90)との間に第2のオイルシール(42)が あることを特徴とする前記請求項のいずれかの船の駆動装置。 7. 前記静止ブッシュ(15,21)および前記内側ベアリング(14,17 )中を通って延在する第2の導管(82)が設けられ、該導管は、第2のオイル ポンプを、前記後方内側ベアリング(14)の後部位置でオイル供給導管(83 ,84)に接続していることを特徴とする前記請求項のいずれかの船の駆動装置 。 8. 前記後方内側ベアリング(14)の前記円筒外面(51)および前記円筒 内面(52)が、異なる軸方向に延在していることを特徴とする請求項1の船の 駆動装置。
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