【発明の詳細な説明】
ピリジルイミダゾール誘導体およびその製造方法 発明の分野
本発明は新規な置換されたピリジルイミダゾール誘導体、その製造方法および
それを有効成分として含む医薬組成物に関する。従来技術の説明
アンギオテンシン(angiotensin)IIの作用を阻害できる多様なピ
リジルイミダゾール誘導体がアンギオテンシンIIによって誘発される高血圧の治
療に使用されてきた。アンギオテンシンIIは、レニンの作用によって血漿α−グ
ロビン中のアンギオテンシノゲンから形成されるアンギオテンシンIから、アン
ギオテンシン転換酵素によって生産される。細胞膜中の特定水溶体と相互作用す
る強力な血管収縮剤のアンギオテンシンIIはヒトをはじめ多くの哺乳動物で高血
圧を誘発することと報告されてきた。
血圧上昇を防ぐために、目標細胞中の水溶体に対するアンギオテンシンIIの作
用を阻害する拮抗物質を探すための多い研究が進行してきた。その結果、色々な
イミダゾール誘導体が開発された(A.T.Chiu et al.,Eur. J.Pharm.
,157.13(1981);P.C.Wong et al
.,J.Pharmacol.Exp.Ther.,247,1(1988);
P.C.Wong et al.,Hypertension,13,489(
1989)等の文献参照)。
例えば、カリニらは,文献[D.J.Carini et al.,J.Me d.Chem.
,34,2525(1990)]で下記式(A)のイミダゾール
誘導体を報告した:
また、ヨーロッパ特許EP第400,974号には下記式(B)のイミダゾー
ル誘導体が開示されている:
ここで、−A′−B′−C′−D′−は1ないし3個のN原子を含む6−員ヘ
テロ環,例えば−C(R7)=C(R7)−C(R7)=N−を示し、この際、R7
はそれぞれ独立的に水素原子、または置換されたアルキルまたはアリール基、ま
たはヘテロ環(例えばC(CH3)=CH−C(CH3)=N−)である。
しかし、アンギオテンシンIIの作用を効果的に阻害できるイミダゾール誘導体
を継続開発すべき必要性がある。発明の概要
したがって、本発明の目的は、向上されたアンギオテンシンII活性抑制能力を
持つ下記式(I)の新規な置換されたピリジルイミダゾール誘導体およびその薬
理学的に許容可能な塩を提供することである:
前記式で、
Aは直鎖、分枝鎖または環状C1−C6アルキル基,OR,またはNR2R3であ
り、ここで、R1,R2およびR3はそれぞれ独立的に水素、または直鎖、分枝鎖
または環形C1−C6アルキル基であり;
Bは水素、または直鎖、分枝鎖または環形C1−C6アルキル基であり;
Dは水素、ハロゲン、または直鎖、分枝鎖または環形C1−C6アルキル基、ま
たは
(ここで、Zは水素,R1,NO2,(CH2)pOR5,(CH2)pNR2R3また
はハロゲンであり、nは0または1ないし3の整数であり、R1,R2およびR3
は前記定義した通りであり、pは0または1ないし3の整数であり、R5は水素
,C1−C6アルキル基またはC1−C4アルキルで置換されたフェニル基である)
であり;
(ここで、XおよびYは独立的にOまたはSであり、mは1ないし4の整数であ
り、nは前記定義した通りであり、R4は直鎖、分枝鎖または環形C1−C4アル
キル基である)である。
本発明のまた他の目的は前記誘導体の製造方法およびそれを活性成分として含
む医薬組成物を提供することである。図面の説明
図1はメルク(Merck)化合物(図1A)および実施例8で製造された本
発明の化合物(図1B)の酵素分解試験の結果を示すHPLC図である。発明の詳細な説明
本発明の式(I)化合物は置換体Wが下記の構造を有することを特徴とする。
前記式で、R4,X,Y,nおよびmは前記定義したような意味を有する。
式(I)化合物中で好ましい化合物は、Aが直鎖、分枝鎖または環形C2−C4
アルキル基またはOR1(ここで、R1は直鎖、分枝鎖または環形C1−C4アルキ
ル基である)であり;Bが水素、または直鎖、分枝鎖または環形C1−C4アルキ
ル基であり;DがH,F,Br,Cl,または直鎖、分枝鎖または環形C1−C6
アルキル基、または
(ここで、Zは水素,R1,NO2,(CH2)pOR5,F,BrまたはClであ
り、nは0,1または2であり、R1は前記定義した通りであり、pは0,1ま
たは2であり、R5は水素,C1−C4アルキル基またはC1−C4アルキ
ルで置換されたフェニル基である)であり;Wが
(ここで、XおよびYは独立的にOまたはSであり、mは1ないし3の整数であ
り、nは前記定義した通りであり、R4は直鎖、分枝鎖または環形C1−C4アル
キル基である)のものである。
本発明の式(I)のピリジルイミダゾール誘導体は、置換基によって、いくつ
かの方法で製造することができる。例えば、式(I−1)の化合物は下記のよう
に製造できる:
前記式で、
A,BおよびWは前記定義した通りであり、
置換基Dは
(ここでZは水素,R1,NO2,(CH2)pOR5,(CH2)pNR2R3または
ハロゲンであり、n,p,R1,R2およびR3は前記定義した通りであり、R5は
水素またはC1−C4アルキルで置換されたフェニル基である)である。
A.nがOの式(I−1)化合物の製造
式(II)のアミノピリジン化合物を、窒酸−硫酸、窒酸−無水酢酸または
窒酸ナトリウム−硫酸のような酸を使用して式(III)のニトロ化合物に転換さ
せ、次いで、これをFe−HClまたはPd−Hのような通常的な還元剤で式(
IV)の化合物に還元させる。次いで、化合物(IV)をA−COOHのカルボン酸
またはA−COOR1のエステル(この際、AおよびR1は前記定義した通りであ
る)で縮合反応させ式(V)のピリジルイミダゾール誘導体を収得する:
前記式で、AおよびBは前記定義した通りであり、Gはハロゲンである。
前記式(V)のピリジルイミダゾール誘導体を、酸化剤を使用して式(VI)の
N−酸化物の化合物に酸化させる。酸化剤の代表的な例としては、過酸化水素、
m−クロロペル安息香酸、オキソンなどがある。式(VI)のN−酸化物を、無水
酢酸の存在下で還流させ式(VII)の化合物の酢酸塩を収得し、次いで、前記酢
酸塩を水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムおよびこれらの混合
物のような塩基で加水分解して式(VII)のイミダゾール化合物を収得する:
前記式で、
A,BおよびGは前記定義した通りである。
次いで、化合物(VII)のイミダゾール環中の窒素原子を保護基で保護させ式
(VIII)の化合物を収得する。窒素保護基は3,4−ジメトキシベンジルまたは
2−オキソ−2−フェニルエチル基のような通常的なものであり得る。次いで、
化合物(VIII)をテトラキストリフェニルホスフィンパラジウムまたは酢酸パラ
ジウムのようなパラジウム化合物の存在の下に式(IX)の化合物と反応させ式(
X)の化合物を収得する:
前記式で、
Eは−(CH=CH)q−B(OH)2または−(CH=CH)q−SnR3であ
り;
qは0または1であり;
P1は保護基であり;
A,B,D,G,ZおよびR3は前記定義した通りである。
前記反応でqが1の場合、オレフィン誘導体が収得されるが、化合物(X)の
オレフィン基を通常の水素化方法によって式(I)の化合物に還元させる。
次いで、化合物(X)を脱保護させ式(XI)の化合物を収得する:
前記式で、A,BおよびDは前記定義した通りである。
例えば、式(X)の化合物で、保護基P1が2−オキソ−2−フェニルエチル
基の場合には亜鉛の粉末を使用して脱保護させ、P1が3,4−ジメトキシベン
ジル基の場合は濃い硫酸または三フッ化酢酸を脱保護剤として使用できる。次い
で、化合物(XI)を水素化ナトリウム、炭酸カリウムなどのような塩基の存在
下で下記式(XII)の化合物と反応させ式(XIII)の化合物を収得する:
前記式で、
A,BおよびDは前記定義した通りであり、
P2はトリフェニルメチルまたは1−エトキシエチル基のような保護基であり
、
Mはハロゲン、トシレートまたはメシレートのような離脱基である。
化合物(XIII)をジメチルスルホキシド−塩化オキサリル、三酸化クロムま
たは二酸化マンガンのような通常の酸化剤で酸化させ式(XIV)の化合物を収得
し、次いで、これを酸触媒の存在下でR4XHまたはHXCH2(CH2)mYHと
反応させ、本発明の化合物(I−1)を収得する:
前記式で、A,B,D,P2,R4,X,Yおよびmは前記定義した通りである
。
前記酸触媒の代表的な例は塩酸、硫酸およびp−トルエンスルホン酸である。
前記反応物R4XHまたはHXCH2(CH2)mYHを溶媒として使用でき、場合
によっては、ベンゼンおよびトルエンのような他の溶媒を使用することもできる
。前記反応は20℃ないし溶媒の沸点の範囲の温度で実施し、この際、保護基P2
が同時に除かれる。
前記化合物(XI)のまた他の製法は、化合物(V)を、化合物(VIII)から
化合物(X)への転換段階でのように反応させ、式(XV)の化合物を収得し、
次いでこれを、化合物(V)から化合物(VII)への転換段階でのように反応さ
せることである:
前記式で、A,BおよびDは前記定義した通りである。
化合物(XIV)のまた他の製法は、化合物(XV)を二酸化セレンまたは三酸
化クロムのような酸化剤で酸化させ式(XVI)の化合物を収得し、次いで、これ
を、化合物(XI)から化合物(XIII)への転換段階でのように反応させるこ
とである:
前記式で、A,BおよびDは前記定義した通りである。
化合物(XIII)のまた他の製法は、化合物(XV)を化合物(XI)から化
合物(XII)への反応段階でのように反応させ式(XVIII)の化合物を製造し、
次いで、これを、化合物(V)から化合物(VII)への反応段階でのように反応
させることである:
前記式で、A,B,DおよびP2は前記定義した通りである。
化合物(XV)の他の製法は、化合物(III)を、化合物(VIII)から化合物
(X)への反応段階でのように反応させ式(XVII)の化合物を製造し、次いで
、これを、化合物(III)から化合物(V)への反応段階でのように反応させる
ことである:
前記式で、BおよびDは前記定義した通りである。
B.nが1の場合の式(I−1)の化合物の製造
先ず、化合物(XIII)のOH基を通常の方法によってハロゲン、トシレ
ートまたはメシレートのような離脱基Mで置換した後、次いで、化合物(XIII
)をシアン化ナトリウムまたはシアン化カリウムと反応させ式(XIX)の化合物
を製造し、これを水素化ジイソブチルアルミニウムで還元させ式(XX)の化合
物を製造する。次いで、化合物(XX)を、化合物(XIV)から化合物(I−1
)への反応段階でのように反応させ化合物(I−1)を収得する:
前記式で、A,B,DおよびP2はそれぞれ前記定義した通りである。
C.nが2の式(I−1)の化合物の製造方法
化合物(XIV)をエトキシカルボニメチルトリフェニルホスホランと反応
させ式(XXI)の化合物を収得し、これを通常の水添反応によって水素化させ
式(XXII)の化合物を収得する。次いで、化合物(XXII)を水素化ジイソブ
チルアルミニウムで式(XXIII)の化合物へ還元し、これを、化合物(XIV)
から化合物(I−1)への反応段階でのように反応させ化合物(I−1)を製造
する:
前記式で、A,B,DおよびP2は前記定義した通りであり、RはC1−C4ア
ルキル基である。
D.nが3の式(I−1)の化合物の製造方法
化合物(XXII)を水素化硼素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウム
のような還元剤で式(XXIV)の化合物へ還元した後、これを、化合物(XIII
)から化合物(XX)への反応段階でのように反応させ式(XXV)の化合物を
製造する。次いで、化合物(XXV)を、化合物(XIV)から化合物(I−1)
へ、の反応段階でのように反応させ化合物(I−1)を製造する。
前記式で、A,B,DおよびP2は前記定義した通りである。
本発明はまた通常の方法で製造できる、式(I)の化合物の薬理学的に許容可
能な塩を提供することであるが、その中でナトリウムまたはカリウム塩が好まし
い。
新規な置換されたピリジルイミダゾール誘導体およびその薬理学的に許容可能
な塩はアンギオテンシンIIに対した拮抗作用による抗高血効果を有し、したがっ
て、高血圧のみでなく急性または慢性心不全症および各種腎臓機能障害疾患の治
療にも有用である。
本発明の化合物は、偏頭痛およびレイノド病(Raynaud′s dise
asc)の治療、眼球の内圧増加によって誘発される各種眼球疾患の治療、およ
び動脈硬化進行の防止に有用である。前記化合物は、単独で使用するか、または
他の高血圧治療剤、例えば利尿剤、アンギオテンシン転換酵素阻害剤、カルシウ
ム−通路遮断剤、カリウム−通路遮断剤などと共に併用できる。
したがって、本発明はまた、活性成分としての式(I)の化合物およびその薬
剤学的に許容可能な塩、および薬理学的に許容可能な担体を含む医薬組成物を提
供する。
本発明の医薬組成物は経口または注射で投与できる。単位容量形態の本発明の
組成物は0.1〜1000mg、さらに好ましくは1〜500mgの活性成分を含有
することができ、患者の年齢および体重、および症病の症状および重症度などに
より、成人の場合、一日に4回、さらに好ましくは1または2回投与できる。本
発明の組成物は充填剤、凝集防市剤、結合剤、潤滑剤および香味剤のような通常
的な補助剤を含むことができる。製剤は通常的な方法によって行うことができる
。
例示的な本発明の式(I)化合物は次の通りである:
I−1. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イ
ミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−2. 2−ブチル−5−ジエトキシメチル−6−フェニル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イ
ミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−3. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−6−フェ
ニル−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イル
メチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−4. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−6−フェニ
ル−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−5. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(4−ヒドロキシメチル
フェニル−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフ
ェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−6. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(4−ベンジルオキシメ
チルフェニル−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−
ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−7. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−メトキシフェニル
−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−8. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(4−メトキシフェニル
−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−9. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−ニトロフェニル−
1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4
−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−10. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−アミノフェニル
−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−11. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−フェニルエチル
−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−12. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−ベンジル−3−[2′
−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−
イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−13. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−2−イル
)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−14. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−3−イル
)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−15. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−4−イル
)
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ
ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−16. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキソピリジン
−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−17. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキソピリジン
−3−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−18. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキソピリジン
−4−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−19. 2−ブチル−5−ジエトキシメチル−6−(ピリジン−2−イル
)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−20. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−6−(
ピリジン−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフ
ェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−21. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−6−(ピ
リジン−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェ
ニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−22. 2−ブチル−5−ジエトキシメチル−6−(ピリジン−3−イル
)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−23. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−6−(
ピリジン−3−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフ
ェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−24. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−6−(ピ
リジン−3−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェ
ニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−25. 2−ブチル−5−ジエトキシメチル−6−(ピリジン−4−イル
)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−26. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−6−(
ピリジン−4−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフ
ェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−27. 2−ブチル−5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−6−(ピ
リジン−4−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェ
ニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−28. 2−エトキシ−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−3−[2
′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H
−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−29. 2−エトキシ−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−2−イ
ル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イル
メチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−30. 2−エトキシ−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキソピリジ
ン−4−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル
−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−31. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−3−[2′−(1H−テト
ラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,
5−b]ピリジン;
I−32. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−ブロモ−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イ
ミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−33. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−7−メチル
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ
ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−34. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−2−イル
)−7−メチル−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル
−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;
I−35. 2−ブチル−5−メチル−6−フェニル−7−ジメトキシメチル
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチ
ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;および
I−36. 2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−[2−(エトキシカル
ボニル)−エチル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル
)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン。
下記の実施例は、本発明をさらに特定に例示するためのもので、本発明の範囲
を制限するものではない。実施例で使用された%は別に言及しない限りv/v基
準である。
実施例1:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]
−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:6−アミノ−3−ブロモ−2−ピコリンの製造
6−アミノピコリン32.4g(0.30モル)を濃い硫酸28gと水
120mlとの混合液に溶解させ、生成された溶液を氷水で冷却した。前記溶液に
臭素52.8g(0.33モル)を0℃で30分間滴加した。反応溶液を常温で
20分間撹拌し、冷NaOH水溶液で中和した。生成物を濾過し、塩化メチレン
および酢酸エチルを溶出剤として使用するカラムクロマトグラフィーで精製して
標題化合物31g(収率55%)を収得した。
段階2:3−ブロモ−5−ニトロ−6−アミノ−2−ピコリンの製造
段階1で収得した化合物20g(0.107モル)を濃い硫酸110ml
に溶解し、ここに窒酸9.4ml(0.12モル)を0℃で30分間滴加した。反
応溶液を0℃で1時間、そして室温で1時間さらに撹拌した。生成物を冷40%
NaOH水溶液で中和させ、濾過して黄色固体を収得した。前記固体を蒸留水(
100ml×3)で洗浄し、60℃の真空オブンで24時間乾燥して標題化合物2
3.8g(収率96%)を収得した。
段階3:3−ブロモ−5,6−ジアミノ−2−ピコリンの製造
段階2で収得した化合物7.7g(0.0332モル)をエタノール2
7mlと水7mlとの混合物に溶解させ、生成された溶液に鉄粉20g(0.36モ
ル)および濃い塩酸0.33mlを加えた。生成物を撹拌しながら1時間還流させ
、セライト(Cellite)を通じて濾過して残留鉄粉を除き、エタノール(
50ml×3)で洗浄した。濾液を減圧濃縮し、酢酸エチルに溶解した。生成物を
シリカゲルに通過させ、減圧濃縮して標題化合物6.6g(収率98%)を収得
した。
段階4:3−ブロモ−2−ブチル−5−メチル−1H−イミダゾ[4,5−b]
ピリジンの製造
段階3で収得した化合物9.0g(0.0446モル)および吉草酸5
.5g(0.058モル)をポリリン酸30mlと混合し、110℃で3時間撹拌
した。反応溶液を、冷水50mlとTHF50mlとの混合液に溶解した後、激烈に
撹拌しながら冷40%NaOH水溶液でpH8に中和させ、酢酸エチル(50ml
×3)で抽出した。次いで、有機層をNa2SO4の上で乾燥し、減圧濃縮して、
ヘキサン−塩酸メチレンから再結晶して標題化合物9.8g(収率82%)を収
得した。
段階5:6−ブロモ−2−ブチル−5−メチル−1H−イミダゾ[4,5−b]
ピリジン−4−オキシドの製造
段階4で収得した化合物7.8g(0.0291モル)を塩化メチレン
50mlに溶解した後、生成された溶液に85%mクロロペル安息香酸8.8g(
0.0436モル)を加えた。生成物を室温で16時間撹拌し、濾過して固体を
得、これをエチルエーテル(12ml×3)で洗浄して標題化合物8.0g(収率
97%)を収得した。
段階6:6−ブロモ−2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾ[4
,5−b]ピリジンの製造
段階5で収得した化合物8.0g(0.02817モル)を無水酢酸2
0mlに溶解した。生成された溶液を120℃で1時間撹拌させ、減圧濃縮して無
水酢酸を除いた。次いで、残留物をメタノール30mlと3N LiOH40mlと
の混合物に溶解した。生成された溶液を1時間還流し、減圧濃縮してメタノール
を除き、1N HClで中和し、酢酸エチル(50ml×3)で抽出した。有機層
をNa2SO4で乾燥した。残留物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=1:2)で精製して標題化合物5.3g(収率66%)を
収得した。
段階7:6−ブロモ−2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−3−(2−オキソ−
2−フェニルエチル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリンンの製造
段階6で収得した化合物10g(0.0352モル)、2−ブロモアセ
トフェノン7.59g(0.0387モル)およびK2CO39.8g(0.07
04モル)をジメチルホルムアミド50mlに溶解した。反応溶液を室温で3時間
撹拌し、酢酸エチル200mlで希釈し、水(100ml×3)で洗浄した。有機層
をNa2SO4上で乾燥して、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル,塩化メチ
レン:酢酸エチル=1:1)で精製して標題化合物6.96g(収率64%)を
収得した。
段階8:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−3−(2−オキソ−2−フェニル
エチル)−6−フェニル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製
造
段階7で収得した化合物4.8g(0.01197モル)、フェニル硼
酸3.75g(0.03591モル)、酢酸パラジウム0.2g(0.0012
モル)、トリフェニルホスフィン0.46g(0.0024モル)およびトリエ
チルアミン8.9ml(0.0838モル)をジメチルホルムアミド20mlに溶解
した。反応溶液を120℃で3時間撹拌し、酢酸エチル100mlで希釈し、水(
50ml×3)で洗浄した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、減圧濃縮した。残留
物をカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中の5%MeOH)で精製して標題
化合物4.57g(収率96%)を収得した。
段階9:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−フェニル−3H−イミダゾ
[4,5−h]ピリジンの製造
段階8で収得した化合物4g(0.010モル)を酢酸40mlとメタノ
ール40mlとの混合液に溶解し、生成された溶液に、亜鉛粉13.1g(0.0
002モル)を加えた。
生成物を超音波処理下に4時間撹拌し、濾過し、酢酸(50ml×3)で洗浄し
た。濾液に、エチレンジアミン四酢酸の飽和水溶液50mlを加え、次いで、生成
物を10分間撹拌した。酢酸エチル100mlを加え、溶液を濾過した後、10%
NaHCO3水溶液100mlで洗浄した。打機層をNa2SO4上で乾燥して減圧
濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2→10%MeOH/
CH2Cl2)で精製して標題化合物2.4g(収率86%)を収得した。
段階10:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テ
トラゾール−5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ヒド
ロキシメチル−6−フェニル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジ
ンの製造
段階9で収得した化合物2.1g(0.0075モル)および臭化2
′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェ
ニル−4−イルメチル3.6g(0.009モル)をジメチルホルムアミド20
mlに溶解し、ここに、K2CO32.1g(0.015モル)を加えた。生成物を
室温で5時間撹拌し、酢酸エチル100mlで希釈して、水(50ml×3)で洗浄
した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー
(5%MeOH/CH2Cl2)で精製して標題化合物2.85g(収率65%)
を収得した。
段階11:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テ
トラゾール−5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ホル
ミル−6−フェニル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階10で収得した化合物0.6g(0.001モル)をCH2Cl2
10mlに溶解し、生成された溶液に、活性化されたMnO21.76g(0.0
2モル)を加えた。生成物を16時間室温で撹拌し、5%MeOH/CH2Cl2
(10ml×4)で洗浄しながらセライトを通過させて濾過した。濾液を減圧濃縮
して標題化合物0.52g(収率87%)を収得した。
段階12:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]
−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階11で収得した化合物0.1g(0.000169モル)および
ギ酸トリメチル0.36g(0.00338モル)をメタノール5mlに溶かし、
生成された溶液に、3%無水HCl/MeOH0.5mlを加えた。生成物を2時
間加熱還流した後冷却した。反応溶液にNaHCO3飽和水溶液5mlを加えた。
生成物を減圧下で濃縮してメタノールを除き、次いで酢酸エチル(5ml×4)で
抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、減圧濃縮した。残留物をヘキサン−
塩化メチレンから再結晶して白色固体形態の標題化合物75mg(収率79.4%
)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.84(t,3H),1.33(m,2H),1.72(m,2H),2.74(t,2H),3.16(
s.3H),5.14(s,1H),5.46(s,2H),6.75(d,2H),6.88(d,2H),7.15(m,1H),7.23〜7.44(
m,7H),7.77(d,1H),7.87(s,1H).
実施例2:2−ブチル−5−ジエトキシメチル−6−フェニル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]
−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階11で収得した化合物0.1g(0.000169モ
ル)をエタノール5mlに溶解し、生成された溶液に、3%無水HCl/EtOH
0.5mlを加えた。生成物を4時間還流し、実施例1の段階12でのような方
法で精製して標題化合物を95mg(収率96%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.84(t,3H),0.92(t,6H),1.32(m,2H),1.72(s,1H),2.74(
t,2H),3.28(m,2H),3.54(m,2H),5.31(s,1H),5.51(s,2H),6.75(d,2H),6.91(d,2H),
7.24〜7.43(m,7H),7.76(d,1H),7.87(s,1H).
実施例3:2−ブチル−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−6−フェニ
ル−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階11で収得した化合物0.1g(0.000169モ
ル)およびエチレングリコール0.032g(0.000507モル)をベンゼ
ン5mlに溶解し、生成された溶液に、p−トルエンスルホン酸0.01mgを加え
た。生成物を6時間還流し、ここに、NaHCO3飽和水溶液1mlおよび水5ml
を加えた。反応溶液を酢酸エチル(5ml×3)で抽出し、有機層をNa2SO4上
で乾燥して減圧濃縮した。生成物をヘキサン−塩化メチレンから再結晶して標題
化合物80mg(収率85%)を収得した。1
H NMR(300Hz,CDCl3)δ 0.79(t,3H)1.25(m,2H),1.65(m,2H),2.64(t,2H),3.68(m,
2H),4.00(m,2H),5.27(s,2H),5.82(s,1H),6.81(m,4H),7.19〜7.37(m,7H),7.63(d,
1H),7.78(s,1H).
実施例4:2−ブチル−5−(1,3−ジオキサン−2−イル)−6−フェニル
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4
−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階11で収得したアルデヒド化合物0.1g(0.00
0169モル)および1,3−プロパンジオール0.039g(0.0005モ
ル)を使用して実施例3と同一な手続きを繰返して標題化合物0.085g(収
率96%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.80(t,3H),1.26(m,2H),1.69(m,2H),2.66(t,2H),3.57(
m,2H),3.76(t,2H),4.02(m,2H),5.37(s,2H),5.41(s,1H),6.72(d,2H),6.86(d,2H),
7.19〜7.44(m,7H),7.75(d,1H),7.89(s,1H).
実施例5:2−ブチル−5−(1,3−ジチオラン−2−イル)−6−フェニ
ル−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階11で収得したアルデヒド化合物0.1g(0.00
0169モル)および1,2−エタンジチオール0.024g(0.00025
モ
ル)をベンゼン5mlに溶解させ、生成された溶液に、p−トルエンスルホン酸0
.01mgを加えた。生成物を6時間還流し、NaHCO3水溶液で中和し、酢酸
エチル(5ml×3)で抽出した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、減圧濃縮し、
減圧(1mmHg,80℃)下で5時間蒸発させ、残留1,2−エタンジチオール
を除いた。生成物をヘキサン−塩化メチレンから再結晶して標題化合物80mg(
収率84%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.70(t,3H),1.16(m,2H),1.54(m,2H),2.56(t,2H),3.03(
m,2H),3.49(m,2H),5.16(s,2H),5.64(s,1H),6.80(d,2H),6.92(d,2H),7.09〜7.47(
m,9H),7.65(s,1H).
実施例6:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(4−メトキシフェニル−
1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフ
ェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
の製造
実施例1の段階7で収得した化合物1g(0.00249モル)およ
び4−メトキシフェニル硼酸0.76g(0.00498モル)を使用して実施
例1の段階8ないし段階12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.18g(
収率12%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.92(t,3H),1.36(m,2H),1.72(m,2H),2.89(t,2H),3.31(
s,6H),3.87(s,3H),5.29(s,1H),5.65(s,1H),7.03(d,2H),7.06(d,2H),7.15(d,2H),
7.34(d,2H),7.43〜7.59(m,4H),7.81(s,1H).
実施例7:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−ブロモ−3−[2′−(1
H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3
H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階6で収得した化合物0.3g(0.00106モル)
を使用して実施例1の段階10ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物
0.044gを収得した。1
H NMR(200MHz,CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m,2H),1.7(m,2H),2.85(t,2H),3.5(s,6H
),5.6(s,2H),5.8(s,1H),7.15(m,4H),7.6(m,4H),8.2(s,1H).
実施例8:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−2−イル)
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4
−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(ピリジン−2−イル)−3
−(2−オキソ−2−フェニルエチル)−3H−イミダゾ[4,5−b
]ピリジンの製造
実施例1の段階7で収得した化合物1g(0.00249モル)をトル
エン10mlに溶解させ、生成された溶液に、2−トリブチルスズピリジン1g(
0.00274モル)およびテトラキストリフェニルホスフィンパラジウム0.
058g(0.00005モル)を加えた。生成物を24時間加熱還流し、反応
が完結した後室温に冷却した。反応溶液を酢酸エチル100mlで抽出し、水10
0mlで洗浄した。有機層をMgSO4上で乾燥し、濾過し、減圧濃縮して、残留
物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製して標題化合物0.705
g(収率71%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(ピリジノ−2−イル)−3
−(2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イル
メチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物0.7g(0.00175モル)を使用し
て実施例1の段階9ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.02g
を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.84(t,3H),1.33(m,2H),1.70(m,2H),2.76(t,2H),3.16(
s,3H),5.20(s,1H),5.56(s,2H),6.82(d,2H),
6.98(d,2H),7.15〜8.5(m,9H).
実施例9:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(フルオロフェニル−1−
イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニ
ル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製
造
実施例1の段階7で収得した化合物0.5g(0.00124モル)
および4−フルオロフェニル硼酸を使用して実施例1の段階8ないし12と同一
な手続きを繰返して標題化合物0.042gを収得した。1
H NMR(200MHz,CD3OD)δ 0.95(t,3H),1.4(m,2H),1.8(m,2H),2.95(t,2H),3.3(s,6
H),5.25(s,1H),5.5(s,2H),7.0(d.1H),7.2(m,5H),7.4(m,6H),7.7(s,1H).
実施例10:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−3−[2′−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミ
ダジョ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾ[4,5−b]ピ
リジンの製造
実施例1の段階6で収得した6−ブロモ−2−ブチル−5−ヒドロキシ
メチル−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン0.25g(0.00088モ
ル)をエタノール10mlに溶解させ、生成された溶液に10%パラジウム/活性
炭0.03gを加えた。生成物を水素化装置を用いて約3atmの水素下で3時
間室温で反応させた。反応液を10%メタノール/酢酸エチル溶液(10ml×3
)で洗浄しながらセライトを通じて濾過し、減圧濃縮して標題化合物0.167
g(収率93%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−3−[2′−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4
,
5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物0.15g(0.00073モル)を使用
して実施例1の段階10ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.1
16gを収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.85(t,3H),1.30(m,2H),1.69(m,2H),2.65(t,2H),3.36(
s,6H),5.41(d,3H),6.88(d,2H),6.98(d,2H),7.33〜7.68(m,5H).7.91(d.1H).
実施例11:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−7−メチル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル
]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチルピリジンの製造
2−アミノ−4.6−ジメチルピリジン6.0g(0.04911モル
)を濃い硫酸20mlに溶解させた。反応溶液を氷槽中で0℃に冷却させ、ここに
濃い硫酸5mlで希釈させた濃い窒酸2.3ml(0.04911モル)を10分に
わたって滴加した。生成物を0℃で30分間撹拌した後、氷水に徐々に加えて反
応を終結させた。反応溶液を20%水酸化ナトリウム水溶液でpH7〜8に中和
させ、酢酸エチル(100ml×3)で抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上
で乾燥させ減圧濃縮した。残留物をメタノールー酢酸エチルから再結晶して黄色
固体の標題化合物4.26g(収率52%)を収得した。
段階2:2,3−ジアミノ−4,6−ジメチルピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物4.2g(0.2515モル)をエタノー
ル50mlに溶解し、生成された溶液に10%パラジウム/活性炭0.42gを加
えた。生成物を、水素化装置を用いて水素圧力3〜4atm下で3時間反応させ
た。反応液をセライトを通じて濾過し、セライト層を10%メタノール/酢酸エ
チル溶液(20ml×3)で洗浄した.前記濾液を減圧濃縮して標題化合物3.2
g(収率93%)を収得した。
段階3:2−ブチル−5,7−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジ
ンの製造
前記段階2で収得したジアミン化合物2.5g(0.01825モル)
を使用して実施例1の段階4と同一な手続きを繰返した。生成物をカラムクロマ
トグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製して標題化合物3.0g
(収率81%)を収得した。
段階4:2−ブチル−5,7−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジ
ン−4−オキシドの製造
前記段階3で収得した化合物3.0g(0.01478モル)を使用し
て実施例1の段階5と同一な手続きを繰返して標題化合物2.97g(収率92
%)を白色固体として収得した。
段階5:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−7−メチル−1H−イミダゾ[4
,5−b]ピリジンの製造
前記段階4で収得した化合物2.8g(0.01278モル)を使用し
て実施例1の段階6と同一な手続きを繰返した。生成物をカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル)で精製して標題化合物1.87g(収率67%)を白色固体
として収得した。
段階6:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−7−メチル−3−[2′−(1H
−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−
イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階5で収得した化合物1.2g(0.00548モル)を使用し
て実施例1の段階10ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.57
gを収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.86(t,3H),1.30(m,2H),1.65(m,2H),2.53(t,2H),2.58(
s,3H),3.27(s,6H),5.42(s,2H),5.68(s,1H),
6.94(d,2H),7.05(d,2H),7.2〜7.6(m,4H).7.94(m,1H).
実施例12:2−エチル−5−ジメトキシメチル−7−メチル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル
]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−エチル−5−ヒドロキシメチル−7−メチル−1H−イミダゾ[4
,5−b]ピリジンの製造
実施例11の段階2で収得した化合物3.0g(0.02190モル)
およびプロピオン酸2.1ml(0.002847モル)を使用して実施例1の段
階4ないし6と同一な手続きを繰返した。生成物をカラムクロマトグラフィー(
10%メタノール/酢酸エチル)で精製して標題化合物1.50g(収率60%
)を薄い黄色の固体として収得した。
段階2:2−エチル−5−ジメトキシメチル−7−メチル−3−[2′−(1H
−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イ
ミダジョ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物1.2g(0.00628モル)を使用し
て実施例1の段階10ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物1.02
g(収率83%)を白色固体として収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 1.22(t,3H),2.62(s,3H),2.70(m,2H),3.31(s,6H),5.43(
s,2H),5.80(s,1H),6.98〜7.60(m,8H),7.95(d,1H).
実施例13:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−[2−(エトキシカルボ
ニル)−エチル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール
−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−3−(2−オキソ−2−フェニル
エチル)−6−スチリル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製
造
実施例1の段階7で収得した化合物5.08g(0.0127モル)を
ジメチルホルムアミド(DMF)12mlに溶解させ、生成された溶液に、スチリ
ル硼酸5.64g(0.0381モル)、酢酸パラジウム0.29g(0.00
127モル)、トリフェニルホスフィン0.67g(0.00254モル)およ
びトリエチルアミン13ml(0.0889モル)を加えた。生成物を120℃で
1時間撹拌し、冷却して、酢酸エチル300mlで抽出し、水300mlで洗浄した
。有機層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧濃縮して、カラムクロマト
グラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:9)で精製して標題化合物4.5
8g(収率85%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−スチリル−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物2.12g(0.005モル)を酢酸30
mlとメタノール30mlとの混合物に溶解させ、実施例1の段階9と類似に亜鉛粉
6.5g(0.1モル)と反応させて標題化合物0.765g(収率50%)を
収得した。
段階3:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テト
ラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イルメチル]−5−ヒドロキシ
メチル−6−スチリル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階2で収得した化合物0.7g(0.00229モル)をDMF
5mlに溶解させ、K2CO30.63g(0.00458モル)および臭化2′−
[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−
4−イルメチル1.16g(0.00298モル)を実施例1の段階10と類似
に反応させて標題化合物0.91g(収率65%)を収得した。
段階4:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テト
ラゾール−5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル]−5−ヒドロキ
シメチル−6−ホルミル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製
造
前記段階3で収得した化合物0.91g(0.00148モル)を塩化
メチレン10mlに溶解させ、ドライアイスとアセトンの混合物で温度を−78℃
に維持させながら、反応溶液が薄い青色を示すまでオゾン気体に通過させた。酸
素気体を通過させて残余オゾンを除いた。生成物に、硫化メチル1.1ml(0.
0148モル)を添加した。生成された溶液を室温に昇温させて1時間程度撹拌
した。生成物を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル
)で精製して標題化合物0.4g(収率50%)を収得した。
段階5.2−ブチル−6−[2−(エトキシカルボニル)−ビニル−1−イル]
−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−
5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ヒドロキシメチル−
3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階4で収得した化合物0.1g(0.00018モル)をベンゼ
ン5mlに溶解させ、生成されら溶液に、(カルボエトキシメチレン)トリフェニ
ルホスホラン0.081g(0.00022モル、95%)を加えた。生成物を
室温で1時間撹拌し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製して標題化合物0.103g(収
率94%)を収得した。
段階6:2−ブチル−6−[2−(エトキシカルボニル)−エチル−1−イル]
−3−{1′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−
5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ヒドロキシメチル−
3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階5で収得した化合物0.1g(0.00016モル)をエタノ
ール5mlに溶解させ、生成された溶液に10%Pd/C 0.01gを加えた。
生成物を水素(50psi)雰囲気下で1時間室温で撹拌した。反応溶液を3cm
厚さのセライトを通過させて、濾液を減圧濃縮した。生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製して標題化合物0
.088g(収率90%)を収得した。
段階7:2−ブチル−6−[2−(エトキシカルボニル)−エチル−1−イル]
−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−
5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ホルミル−3H−イ
ミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階6で収得した化合物0.088g(0.00014モル)を塩
化メチレン5mlに溶解させ、生成された溶液にMnO20.24g(2.8モル
)を加えた。生成物を室温で24時間撹拌させ、3cm厚さのセライトを通過させ
て、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:
酢酸エチル=1:1)で精製して標題化合物0.077g(収率93%)を収得
した。
段階8:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−[2−(エトキシカルボニル
)−エチル−1−イル]−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イ
ル]−ビフェニル−4−イルメチル」−3H−イミダゾ[4,5−b]
ピリジンの製造
前記段階7で収得したアルデヒド化合物0.077g(0.00012
モル)をメタノール3mlに溶解させ、生成された溶液に3%無水HCl/メタノ
ール0.5mlを加えた。生成物を3時間還流させて、実施例1の段階12と類似
に精製して標題化合物0.064g(収率92%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 1.82(t,3H),1.26(s,5H),1.65(m,2H),2.57(m,4H),
3.12(t,2H).3.38(s,6H).4.15(q,2H),5.37(s,2H),5.41(s,1H),6.88(q,4H),7.30(m
,2H),7.65(m,2H),7.93(d,1H).
実施例14:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(チオフェン−2−イル
)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル
−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製
造
実施例1の段階7で収得した化合物0.3g(0.00075モル
)および2−チオフェニル硼酸0.24g(0.00188モル)を使用して実
施例1の段階8ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.070gを
収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.83(t,3H),1.30(m,2H),1.71(m,2H),2.72(t,2H),3.19(
s,6H),5.31(s,1H),5.44(s,2H),6.73(d,2H),6.89(d,2H),7.06〜7.41(m,6H),7.73(
d,1H).
実施例15:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−フェニルエチル−
1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジンの製造
段階1:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テト
ラゾール−5−イル]−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ヒドロキ
シメチル−6−(2−フェニルエチル−1−イル)−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジンの製造
実施例13の段階3で収得した化合物0.2g(0.00032モル)
をエタノール5mlに溶解させ、生成された溶液に10%Pd/C 0.02gを
加えた。生成物を水素(50psi)下で16時間撹拌させ、セライドを通過さ
せ、減圧濃縮して標題化合物0.17g(収率85%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−フェニルエチル−1−
イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル
−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物0.15g(0.00024モル)を使用
して実施例1の段階12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.12g(収率
85%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.73(t,3H),1.20(m,2H),1.60(m,2H),2.56(t,2H),2.86(
m,2H),3.04(m,2H),5.24(s,2H),5.33(s,1H),6.67(d,2H),6.80(d,2H),7.04〜7.30(
m,10H),7.60(d,1H),7.76(s,1H).
実施例16:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(4−メチルフェニル−
1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジンの製造
実施例1の段階7で収得した化合物0.54g(0.00135モ
ル)および4−メチルフェニル硼酸0.55g(0.00405モル)を使用し
て実施例1の段階8ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.122
g(収率19%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CDCl3)δ 0.90(t,3H),1.40(m,2H),1.75(m,2H),2.43(s,3H),2.78(
t,2H),3.30(s,6H),5.28(s,1H),5.50(s,2H),6.95(m,4H),7.30(m,4H),7.43(m,3H),
7.65(s,1H),7.93(d,1H).
実施例17:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−[4−(ベンジルオキシ
メチル)−フェニル−1−イル]−3−「2′−(1H−テトラゾ
ール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダ
ゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階7で収得した化合物0.001g(0.00249
モル)および4−(ベンジルオキシメチル)フェニル硼酸1.5g(0.006
23モル)を使用して実施例1の段階8ないし12と同一な手続きを繰返して標
題化合物0.25g(収率15%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CD3OD)δ 0.95(t,3H),1.4(m,2H),1.75(m,2H),2.9(t,2H),3.35(s,
6H),4.65(s,2H),4.69(s,2H),5.3(s,1H),5.7(s,2H),7.1(d,2H),7.18(d,2H),7.4(m
,6H),7.62(m,2H),7.85(s,1H)
実施例18:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(4−ヒドロキシメチル
−フェニル−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5
−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,
5−b]ピリジンの製造
実施例17で収得した化合物0.05g(0.074モル)をメタ
ノール3mlに溶解させ、生成された溶液にPd/C 0.005gを加えた。水
素化装置を使用して生成物を水素(40psi)下で18時間反応させ、セライ
トに通過させ濾過してパラジウムを除いた。次いで、濾液を減圧濃縮し、カラム
クロマトグラフィー(10%メタノール/ジクロロメタン)で精製して標題化合
物0.035g(収率80%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m,2H),1.75(m,2H),2.88(t,2H),3.3(s,6
H),4.7(s,2H),5.3(s,1H),5.54(s,2H),7.1(s,4H),7.4(m,7H),7.62(d.1H),7.8(s,1
H).
実施例19:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−ニトロフェニル−
1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジンの製造
段階1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(2−ニトロフェニル−1−
イル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階9で収得した2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−
フェニル−3−イミダゾ[4,5−b]ピリジン1g(0.00356モル)を
濃い硫酸4mlに溶解させ、0℃で、生成された溶液に、窒酸0.32ml(61%
、0.00427モル)を加えた。反応溶液を10分間撹拌させ、アンモニア水
で中和させて、酢酸エチル(30ml×2)で抽出した。残留物をNa2SO4上で
乾燥させて減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で
精製して標題化合物0.6g(収率52%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−ニトロフェニル−1−
イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル
−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物0.5g(0.00153モル)を使用し
て実施例1の段階10ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.39
g(収率41%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CD3OD)δ 0.91(t,3H),1.40(m,2H),1.72(m,2H),2.90(t,2H),3.29(
s,6H),5.27(d,1H),5.64(s,2H),7.12〜8.37m,13H).
実施例20:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−メトキシフェニル
−1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−
ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピ
リジンの製造
段階1:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−3−(2−オキソ−2−フェニル
エチル)−6−(2−メトキシフェニル−1−イル)−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階7で収得した化合物1.2g(0.003モル)および
2−メトキシフェニル硼酸1.37g(0.009モル)を使用して実施例1の
段階8と同一な手続きを繰返して標題化合物0.86g(収率67%)を収得し
た。
段階2:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−メトキシフェニル−1
−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニ
ル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物0.5g(0.00117モル)を使用し
て実施例1の段階9ないし12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.27g
(収率39%)を収得した。1
H NMR(300MHz,CD3OD)δ 0.92(t,3H),1.40(m,2H),1.72(m,3H),2.89(t,2H),3.31(
s,6H),3.87(s,3H),5.29(s,1H),5.65(s,2H),7.03〜7.55(m,12H),7.81(s,1H).
実施例21:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン
−2−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−
ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピ
リジンの製造
段階1:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2
−イル)−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラ
ゾール−5−イル]ビフェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジンの製造
実施例8の段階4で収得した化合物0.1g(0.00016モル)を
ジクロロメタン2mlに溶解させ、生成された溶液に3−クロロペルオキシ安息香
0.033g(0.00019モル)を加えた。生成物を室温で16時間撹拌さ
せ、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(5%メタノール/ジク
ロロメタン)で精製して標題化合物0.068g(収率66%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン−2
−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニ
ル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物0.068g(0.00011モル)を3
%HCl/MeOH(無水)3mlに溶解させ、30分間室温で撹拌させた。生成
された溶液にNaHCO3飽和水溶液を加えた。生成物を酢酸エチルで抽出し、
MgSO4上で乾燥させた。有機相を減圧濃縮させ、カラムクロマトグラフィー
(40%メタノール/ジクロロメタン)で精製して標題化合物0.051g(収
率81%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CD3OD)δ 0.85(t,3H),1.3(m,2H),1.7(m,2H),2.85(t,2H),3.3(s,6
H),5.5(s,1H),5.6(s,2H),7.05(s,4H),7.5(m,7H),7.9(s.1H),8.35(d,1H).
実施例22:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−3−イル)
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階7で収得した化合物0.4g(0.00063モル
)を実施例8の段階1と類似に3−トリブチルスズピリジンと反応させた。生成
物を実施例8の段階4および5と同一な方法で反応させ標題化合物0.06g(
収率17%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.92(t,3H),1.42(m,2H),1.78(m,2H),2.72(t,2H),3.30(
s,6H),5.18(s,1H),5.38(s,2H),6.98(dd,4H),7.28(s,1H),7.49(m,4H),7.75(d,1H)
,7.90(d,1H),8.45(s,1H),8.68(d,1H).
実施例23:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(ピリジン−4−イル)
−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
実施例1の段階7で収得した化合物0.4g(0.00063モル
)および4−トリブチルスズピリジンを使用して実施例8の段階4および5と同
一な手続きを使用して標題化合物0.18g(収率51%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.95(t,3H),1.42(m,2H),1.81(m,2H),2.82(t,3H),3.38(
s,6H),5.20(s,1H),5.55(s,2H),7.02(s,4H),7.26(m,2H),7.39(m,1H),7.51(m,2H),
7.7(s,1H),7.92(d,1H),8.39(d,2H).
実施例24:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン
−3−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−
ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピ
リジンの製造
実施例22で収得した化合物0.1g(0.00015モル)を使
用して実施例21と同一な手続きを使用して標題化合物0.078g(収率85
%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CD3OD)δ 0.85(t,3H),1.3(m,2H),1.65(m,2H),2.85(m,2H),3.3(s,
6H),5.3(s,1H),5.6(s,2H),7.05(d,4H),7.5(m,5H),7.9(m,2H),8.3(d,1H),8.45(s,
1H).
実施例25:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(1−オキシ−ピリジン
−4−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−
ビフェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピ
リジンの製造
実施例23で収得した化合物0.05g(0.00008モル)を
使用して実施例21と同一な手続きを繰返して標題化合物0.028g(収率6
1%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3+CD3OD)δ 0.9(t,3H),1.4(m.2H),1.75(m,2H),2.8(t,2H),3
.35(s,6H),5.3(s,1H),5.52(s,2H),7.08(s,4H),7.5(m,6H),7.85(s,1H),8.3(d,2H)
.
実施例26:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−アミノフェニル−
1−イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジンの製造
段階1:2−ブチル−5−メチル−6−フェニル−1H−イミダゾ[4,5−b
]ピリジンの製造
実施例1の段階4で収得した6−ブロモ−2−ブチル−5−メチル−1
H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン6.0g(0.0224モル)を使用して
実施例1の段階8と同一な方法で反応させ標題化合物5.64g(収率95%)
を収得した。
段階2:2−ブチル−5−メチル−6−(2−ニトロフェニル−1−イル)−1
H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物3.0g(0.01132モル)を硫酸2
0mlに溶解させ、氷水槽中で0℃に冷却させた。生成された溶液に窒酸0.79
ml(0.01358モル)を撹拌しなから徐々に滴加した。生成物を30分間反
応させ、氷水150mlに徐々に加えて反応を終結させた。反応物を6N水酸化ナ
トリウムで中和させ、酢酸エチル(100ml×2)で抽出した。有機層を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧濃縮し、ヘキサン:酢酸エチル(1:3)から
再結晶して標題化合物1.5g(収率43%)を収得した。
段階3:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−(2−ニトロフェニル−1−
イル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階2で収得した化合物1.5g(0.00483モル)を使用し
て実施例1の段階5および6と同一な手続きを繰返して標題化合物0.72gを
収得した。
段階4:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−ニトロフェニル−1−
イル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階3で収得した化合物0.7g(0.00214モル)を使用し
て実施例1の段階11および12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.38
gを収得した。
段階5:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル−1H−テトラ
ゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ジメトキシ
メチル−6−(2−ニトロフェニル−1−イル)−1H−イミダゾ[4
,5−b]ピリジンの製造
前記段階4で収得した化合物0.32g(0.00086モル)を使用
して実施例1の段階10と同一な手続きを繰返して標題化合物0.43g(収率
75%)を収得した。
段階6:2−ブチル−3−{2′−[1−(1−エトキシエチル−1H−テトラ
ゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル}−5−ジメトキシ
メチル−6−(2−アミノフェニル−1−イル)−1H−イミダゾ[4
,5−b]ピリジンの製造
前記段階5で収得した化合物0.2g(0.00029モル)を使用し
て実施例11の段階2と同一な手続きを繰返して標題化合物0.17g(収率9
1%)を収得した。
段階7:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−(2−アミノフェニル−1−
イル)−3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−
4−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階6で収得した化合物0.15g(0.00023モル)をメタ
ノール5mlに溶解させ、生成された溶液に3%無水HCl/MeOH 1mlを加
えた。生成物を1時間還流させ、実施例1の段階12と同一な方法で精製して白
色固形態の標題化合物0.12g(収率92%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.87(t,3H),1.35(m,2H),1.70(m,2H),2.70(t,2H),3.30(
s,6H),5.35(s,1H),5.50(s,2H),6.55〜7.57(m.12H),7.8(m,1H).
実施例27:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−ベンジル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル
]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−ブチル−5−メチリル−6−スチル−1H−イミダゾ[4,5−b
]ピリジンの製造
実施例1の段階4で収得した化合物4.0g(0.0133モル)およ
びスチリル硼酸3.0g(0.0203モル)を使用して実施例1の段階8と同
一な手続きを繰返して標題化合物4.0g(収率93%)を収得した。
段階2:2−ブチル−5−メチル−6−ホルミル−1H−イミダゾ[4,5−b
]ピリジンの製造
前記段階1で収得した化合物4.0g(0.0124モル)をジオキサ
ン60mlと蒸留水20mlとの混合物に溶解させ、生成された溶液に、四酸化オス
ミウム0.25ml(0.00012モル)および過ヨウ素酸ナトリウム6.63
g(0.0166モル)を加えた。生成物を室温で20時間撹拌させ、減圧濃縮
した。残留物を塩化メチレン250mlで希釈して、水(250ml×2)で洗浄し
た。有機層をNaSO4上で乾燥させ、残留物を減圧濃縮してカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチル)で精製して標題化合物2.16g(収率70%)を収得
した。
段階3:2−ブチル−5−メチル−6−ホルミル−3−(トルエン−4−スルホ
ニル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階2で収得した化合物2.0g(0.00803モル)を塩化ジ
メチレン20mlに溶解させ、生成された溶液に、トリエチルアミン1.7ml(0
012モル)および塩化4−トルエンスルホニル1.84g(0.00964モ
ル)を加えた。生成物を室温で16時間撹拌し、減圧濃縮した。残留物をカラム
クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製して標題化合物2
.73g(収率84%)を収得した。
段階4:2−ブチル−5−メチル−6−[(ヒドロキシ)(フェニル)メチル]
−3−(トルエン−4−スルホニル)−1H−イミダゾ「4,5−b]
ピリジンの製造
前記段階3で収得した化合物2.5g(0.00619モル)をテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、3M臭化フェニルマグネシウム6.2ml(0.
0062モル)を徐々に加えながら10分間撹拌した。反応溶液に水100mlを
添加し、次いで、酢酸エチル100mlで希釈した。有機層を無水Na2SO4上で
乾燥して減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル=1:1)で精製して標題化合物2.76g(収率99%)を収得した。
段階5:2−ブチル−5−メチル−6−[(クロロ)(フェニル)メチル]−3
−(トルエン−4−スルホニル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジンの製造
前記段階4で収得した化合物2.0g(0.00444モル)、塩化メ
タンスルホリル0.7ml(0.00888モル)、トリエチルアミン1.92ml
(0.0133モル)を使用して段階3と同一な方法で標題化合物1.91g(
収率92%)を収得した。
段階6:2−ブチル−5−メチル−6−ベンジル−3−(トルエン−4−スルホ
ニル)−1H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階5で収得した化合物1.5g(0.0032モル)をトルエン
20mlに溶解させ、生成された溶液に、水素化トリブチルスズ1.8ml(0.0
064モル)およびAlBN 0.087g(0.00064モル)を添加した
。生成物を30分間還流させて、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフ
ィ−(ヘキサン→ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製して標題化合物1.1
5g(収率83%)を収得した。
段階7:2−ブチル−5−メチル−6−ベンジル−1H−イミダゾ[4,5−b
]ピリジンの製造
前記段階6で収得した化合物1.0g(0.0023モル)をメタノー
ル10mlに溶解させ、生成された溶液に、1N水酸化ナトリウム水溶液6.4ml
(0.0064モル)を加えた。生成物を30分間室温で撹拌させ、減圧濃縮し
た。1N HCl水溶液で中和させ、酢酸エチル50mlで希釈した。有機層を無
水Na2SO4上で乾燥し、減圧濃縮した。残留物をカラムクロマトグラフィー(
酢酸エチル→10%MeOH/CH2Cl2)で精製して標題化合物0.51g(
収率80%)を収得した。
段階8:2−ブチル−5−メチル−6−ベンジル−1H−イミダゾ[4,5−b
]ピリジン−4−オキシドの製造
前記段階7で収得した化合物0.5g(0.00179モル)を使用し
て実施例1の段階5と同一な手続きを繰返して標題化合物0.53g(収率10
0%)を収得した。
段階9:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−ベンジル−1H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階8で収得した化合物0.53g(0.00179モル)を使用
して実施例1の段階6と同一な手続きを繰返して標題化合物0.42g(収率8
0%)を収得した。
段階10:2−ブチル−5−ホルミル−6−ベンジル−1H−イミダゾ「4,5
−b]ピリジンの製造
前記段階9で収得した化合物0.42g(0.00142モル)を使
用して実施例1の段階11と同一な手続きを繰返して標題化合物0.31g(収
率75%)を収得した。
段階11:2−ブチル−5−ホルミル−6−ベンジル−3−{2′−[1−(1
−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビフェニル
−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階10で収得した化合物0.31g(0.00106モル)
を使用して実施例1の段階10と同一な手続きを繰返して標題化合物0.38g
(収率60%)を収得した。
段階12:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−ベンジル−3−[2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメチル]
−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階11で収得した化合物0.38g(0.00063モル)を
使用して実施例1の段階12と同一な手続きを繰返して標題化合物0.36g(
収率100%)を収得した。1
H NMR(200MHz,DMSO-d6)δ 0.90(t,3H),1.35(m,2H),1.70(m,2H),2.88(m,2H)4.35
(s,2H),5.53(d,3H),7.15(m,4H),7.28(m,5H)7.63(m,5H).
実施例28:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−7−メチル−
3−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4
−イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−アミノ−4,6−ジメチル−5−ブロモピリジンの製造
水69mlと硫酸16.1g(0.164モル)との混合溶液に2−アミ
ノ−4,6−ジメチルピリジン20g(0.164モル)を加え、生成された溶
液を0℃に冷却し、ここに、臭素8.45ml(0.164モル)を0℃で徐々に
加えた。生成物溶液を30分間撹拌し、水酸化ナトリウム水溶液でpHを9〜1
0程度に調節し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄し、無水Na2
SO4上で乾燥して減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製して標題化合物18.25g(収率55%)およびジブロモ化合物5.
4g(収率11.8%)を収得した。
段階2:2−アミノ−3−ニトロ−4,6−ジメチル−5−ブロモピリジンの製
造
硫酸51mlを0℃に冷却させ、ここに前記段階1で収得した化合物16
85g(0.08383モル)を0℃で徐々に加えた。生成された溶液に60%
窒酸9g(0.0857モル)を0℃で徐々に加えた。生成物を0℃で1時間撹
拌し、次いで1時間さらに室温で撹拌し、氷に加えて、0℃で水酸化ナトリウム
水溶液でpHを約6に調節した。生成物を濾過し、水で洗浄した後空気中で乾燥
した。
段階3:2,3−ジアミノ−4,6−ジメチル−5−ブロモピリジンの製造
前記段階2で収得した化合物にエタノール70ml、蒸留水10ml、濃い
塩酸0.75mlおよび鉄粉46.35g(0.83モル)を加え、生成物を30
分間還流させ、セライトを通じて濾過し、熱エタノールで洗浄した後、減圧濃縮
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物15
.08g(収率82%)を収得した。
段階4:6−ブロモ−2−ブチル−5,7−ジメチル−1H−イミダゾ[4,5
−b]ピリジンの製造
前記段階3で収得した化合物14.72g(0.068148モル)に
吉草酸10ml(0.1モル)およびポリリン酸130gを加え、反応溶液を11
0℃で約1時間撹拌した後氷に加え、水酸化ナトリウム水溶液でpHを約8に調
節した。生成物を酢酸エチル400mlで抽出し、次いで、有機層を重炭酸ナトリ
ウム水溶液200mlで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させて、減圧濃縮し
た。残留物を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶して標題化合物16.26g(収
率84.6%)を収得した。
段階5:2−ブチル−5,7−ジメチル−6−フェニル−1H−イミダゾ[4,
5−b]ピリジンの製造
前記段階4で収得した化合物5.14g(0.01823モル)をジメ
トキシエタン100mlと蒸留水20mlとの混合物に溶解させ、ここにフェニル硼
酸4.4g(0.03609モル)、Pd(PPh3)40.72g(0.000
623モル)およびK3PO4・nH2O 19gを加えた。生成物を16時間還
流し、酢酸エチル200mlで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物4
.23g(収率83%)を収得した。
段階6:2−ブチル−5,7−ジメチル−6−フェニル−1H−イミダゾ[4,
5−b]ピリジン−4−オキシドの製造
前記段階5で収得した化合物3.23g(0.01158モル)を塩化
メチレン50mlに溶解させ、生成された溶液に50%3−クロロペルオキシ安息
香酸4.79g(0.01389モル)を加えた。生成物を室温で30分間撹拌
し、減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して標
題化合物2.84g(収率83%)を収得した。
段階7:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−フェニル−7−メチル−1H
−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階6で収得した化合物2.52g(0.00854モル)に無水
酢酸10mlを加え、生成された溶液を1.5時間120℃で撹拌した後、減圧濃
縮し、ここに4N水酸化ナトリウム水溶液13mlおよびメタノール20mlを加え
た。反応物を約30分間還流させ、4N塩酸水溶液で中和させた。生成物を重炭
酸ナトリウム水溶液で弱アルカリ性に調節し、酢酸エチルで抽出した。有機層を
無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。残留物を減圧濃縮して標題化合物と2−ブチ
ル−5−メチル−6−フェニル−7−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾ[4,
5−b]ピリジンとの混合物2.19gを収得した。
段階8:2−ブチル−5−ヒドロキシメチル−6−フェニル−7−メチル−3−
{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イ
ル]−ビフェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]
ピリジンの製造
前記段階7で収得した混合物2.19gにジメチルホルムアミド12ml
および炭酸カリウム3.54g(0.02562モル)を加え、生成された溶液
に、臭化2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル
]−ビフェニル−4−イルメチル2.34g(0.006モル)を加えた。生成
物を室温で1.5時間撹拌し、酢酸エチル100mlおよび水50mlで抽出した。
有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。残留物を減圧濃縮し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物0.698g(収率18%)を収
得した。
段階9:2−ブチル−5−ホミル−6−フェニル−7−メチル−3−{2′−
[1(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル]−ビ
フェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
の製造
前記段階8で収得した化合物0.1849g(0.000308モル)
を塩化メチレン5mlに溶解させ、生成された溶液に二酸化マンガン0.57g(
0.00656モル)を加えた。生成物を室温で16時間撹拌させ、セライトを
通じて濾過した。濾液を減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して標題化合物0.1376g(収率74.6%)を収得した。
段階10:2−ブチル−5−ジメトキシメチル−6−フェニル−7−メチル−3
−[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イ
ルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階9で収得した化合物0.181g(0.000302モル)
をメタノール1mlに溶解させ、生成された溶液に3%塩化水素−メタノール溶液
2mlを加えた。生成物を2時間還流させ、反応物に炭酸ナトリウムを加えた。生
成された溶液を約5分間撹拌し、濾過して減圧濃縮した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製して標題化合物0.160g(収率92%)を収
得した。1
H NMR(CD3OD)δ 0.87(t,3H),1.32(m,2H),1.62(m,2H),2.29(s,3H).2,82(t,2H),3
.18(s,6H),4.97(s,1H),5.62(s,2H),7.08(q,4H),7.22(m,2H),7.39〜7.60(m,7H).
実施例29:2−ブチル−5−メチル−6−フェニル−7−ジメトキシメチル−
3−[2′−1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−
イルメチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
段階1:2−ブチル−5−メチル−6−フェニル−7−ヒドロキシメチル−3−
{2′−[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イ
ル)−ビフェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]
ピリジンの製造
実施例28の段階1ないし8と同一な手続きを繰返した後、生成物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して実施例28の段階8で収得した化
合物のジアステレオマーの標題化合物1.40g(収率37%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.90(t,3H),1.08(t,3H),1.40(m,2H),1.65(d,3H),1.75(
m,2H),2.35(s.3H),2.75(t,2H),3.20-3.50(m,2H),4.80(s,2H),5.50(s,2H),5.88(q
,1H),7.15(m,6H), 7.45(m,6H),7.85(dd,1H)
段階2:2−ブチル−5−メチル−6−フェニル−7−ホルミル−3−{2′−
[1−(1−エトキシエチル)−1H−テトラゾール−5−イル)−ビ
フェニル−4−イルメチル}−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン
の製造
前記段階1で収得した化合物1.40g(0.0023モル)を塩化メ
チレン7mlとジメチルスルホキシド7mlとの混合物に溶解させ、生成された溶液
にトリエチルアミン1.92ml(0.0138モル)を加えた後、三酸化硫ピリ
ジン(SO3Py)1.46g(0.0092モル)を徐々に加えた。反応物を
室温で6時間撹拌し、生成された溶液に水20mlを加えて反応を終結させた。生
成された溶液を酢酸エチル(30ml×2)で抽出した。有機層を塩化ナトリウム
飽和溶液30mlで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過した後減圧濃
縮して標題化合物1.34g(収率96%)を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.90(t,3H),1.08(t,3H),1.40(m,2H),1.65(d,3H),1.75(
m,2H),2.42(s,3H),2.85(t,2H),3.20-3.50(m,2H),5.52(s,2H),5.90(q,1H),7.10(m
,4H),7.30-7.55(m,8H),7.88(dd,1H),10.10(s,1H)
段階3:2−ブチル−5−メチル−6−フェニル−7−ジメトキシメチル−3−
[2′−(1H−テトラゾール−5−イル)−ビフェニル−4−イルメ
チル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジンの製造
前記段階2で収得した化合物1.34g(0.0022モル)を実施例
28の段階10と同一な手続きで反応させ標題化合物1.11g(収率88%)
を収得した。1
H NMR(200MHz,CDCl3)δ 0.85(t,3H),1.33(m,2H),1.55(m,2H),2.30(s,3H),2.90(
t,2H),5.05(s,1H),5.60(s,2H),7.08(m,4H),7.20(m,2H),7.40-7.60(m,7H).活性試験
本発明の化合物の、アンギオテンシンII水溶体に対する結合力、心臓高血圧に
対する血圧降下効果および薬効持続性効果を測定するため下記のように本発明の
化合物を試験した。ロサルタン(Losartan;Dup 753)、および
メルク社に許与されたEP第400,974号の化合物に開示された、5,7−
ジメチル−2−エチル−3−[2′−(テトラゾール−5−イル)−ビフェン−
4−イル)メチル−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン(本明細書でメルク
化合物と称する)を対照化合物として使用した。
1.アンギオテンシンII水溶体に対する結合力分析
文献[Chiu,A.T.et al.,Eur.J.Pharm.,1 57
,13(1981)]に開示された方法によって、放射性同位元素で標識さ
れたリガンドをアンギオテンシンII水溶体と反応させた後、反応物をガラス繊維
で濾過して未反応リガンドを除いた。フィルターを洗浄した後、下記に詳細に記
述したように、残存する同位元素の量を測定してリガンドの結合活性を決定した
。
(i)アンギオデンシンII水溶体の分離
250〜350gのスプラグ−ドーリラット(Sprague−D
awley rat)およびウィスタ−ラット(Wistar rat)(韓国
化学研究所)を試験したが、全ての試験過程は特別な言及がない限り4℃で試験
した。スプラグ−ドーリラットから副腎(ウィスタ−ラットの場合は肝)を摘出
しで皮質と髄質を分離した。摘出された副腎皮質と髄質をスクロース緩衝液(0
.
2M スクロース、1mM EDTA、10mM トリス、pH7.2)で洗浄
し、テフロン棒およびブリンクマン(Brinkmann)ホモジナイザーを用
いて同一な緩衝液中で均質化させた。均質物を3,000×gで10分間遠心分
離して沈殿物を除去し、12、000×gで13分間さらに遠心分離した。最終
上澄液を102,000×gで1時間遠心分離して沈殿物を収得し、これをトリ
ス緩衝液(50mM トリス、5mM MgCl2,pH7.2)で洗浄した後
、102.000×gで1時間さらに遠心分離した。生成された沈殿物を直ぐに
次の段階で使用するか、または−70℃で貯蔵した。
前記沈殿物を前記トリス緩衝液に懸濁させた。バイオ−ラット(Bio−Ra
d)DC蛋白質分析キットを使用して蛋白質含量を測定し、蛋白質の濃度を0.
2〜0.3mg/ml(スプラグ−ドーリラット:副腎皮質)、1.5〜2.0mg/
ml(スプラグ−ドーリラット:副腎髄質)、1.5〜2.0mg/ml(ウィスタ−
ラット:肝)の量に調整した。懸濁液に牛血清アルブミン(BSA)を25wt
%の濃度になるように加え、生成物を直ぐに次の段階で使用するか、または−7
0℃で貯蔵した。
(ii)アンギオテンシンII水溶体の結合容量の測定
緩衝液(50mM トリス(pH7.2)、5mM MgCl2
,0.25% BSA)に、50μl(リカンド基準)の[3H]アンギオテン
シンII(NEN.NET−446)および色々な濃度の試験化合物10ulづつ
を入れて最終容量を0.5mlに調整した。ここに前記水溶体懸濁液100μlを
添加し、生成物溶液を25℃の水槽で撹拌しながら60分間反応させた後、分析
用の冷緩衝液3mlを加えて反応を終了させた。ワットマン(Whatman)ガ
ラス繊維GF/Cと共にブランデル細胞収穫システム(Brandel cel
harvester system)を使用して、生成物から、水溶体に結合
された同位元素を分離した。フィルターを洗浄した後、フィルターの放射能を、
液体シンチルレーション計数機(liquid scintillation
counter)で測定した。試験化合物の結合阻害度(%)は下記のように計
算した:
結合阻害度(%)=[{(T−B)−(S−B}}/(T−B)]×100
ここで、T:試験化合物で処理されない反応生成物のcpm
S:試験化合物で処理された反応生成物のcpm
B:空試験のcpm
その結果は表1に示した。
2.腎性高血圧に対する血圧降下効果
(i)腎性高血圧の誘発
腎性高血圧を誘発させるために、4週齢の雄性のスプラグ−ドーリ
ラット(韓国化学研究所)の左側腎動脈を結紮した。エーテルでラットを麻酔さ
せて左側腹部上の手術部位の毛を剃って消毒した後縦に約1cm程度切開した。腹
部大動脈付近の腎動脈を周囲組織および静脈から用心深く分離した後縫合糸(4
/0滅菌絹縫合糸)で腎動脈を完全に結紮した。手術部位の筋肉層および皮膚を
縫合糸(4/0滅菌絹縫合糸)で縫合した。感染防止のために手術部位を消毒し
た後、セファゾリンナトリウムを200〜250mg/kg/日の量で2日間筋肉内
注射した。結紮6〜8日後、収縮期血圧が180mmHg以上のラットを腎性高血
圧試験用として選択した。血圧は麻酔されていない状態下で動物の尾からタイル
・カッフ(tail−cuff)法[Gerold,M.,et al.,Ar zncimittrel−Forsch
,18,1285(1968))参照]
によって決定した。
(ii)化合物の血圧降下効果
各々の試験化合物を腎性高血圧ラットに静脈または経口に投与し
た。カテターを通じて直接法[Chiu,A.T.et al.,J.Phar macol.Exp.Ther.
,250、867(1989)参照)によって
ラットの血圧を測定した。ラットをケタミン塩酸塩(125mg/kg.i.p.)
で麻酔させ、カテターを食塩水で充填させ頸動脈と頸静脈に挿入した。手術部位
は金属クリップで縫合した。ラットらを少なくとも3時間以上休息させた後、頸
動脈に挿入されたカテターをイソテク圧力変換器(isotec pressu
re tansducer)に連結して生理反応測定器(physlograp
h;Linearcordcr WR3310)でラットの血圧および心搏動数
を測定した。血圧が安定された後、試験化合物を静脈または経口に投与した。静
脈投与時、投与容量および洗浄容量はそれぞれ1.0ml/kgおよび0.2mlであ
った。試験化合物投与後24時間まで一定間隔で血圧および心搏動数を測定して
、対照化合物ロサルタンを投与した場合と比較した。
試験化合物は、静脈注射時は0.05N KOHに溶解させ、経口投与時はツ
イーン(Tween)80に懸濁させた。その結果は下記表1に示した。
前記表1に示したように、実施例1ないし28で製造した化合物は1ないし3
mgの低い濃度で、対照化合物3mgより優れているか少なくとも同等の効果を示し
た。
(iii)血圧降下効果
前記(ii)と同一な条件下で、本発明の化合物、ロサルタン(D
up 753)およびメルク化合物を10、3、1、0.3および0.1mg/kg
づつラットに経口投与して血圧降下効果を測定した。その結果は下記表2に示し
た。
前記表2に示したように、前記試験した本発明の化合物はロサルタン(Dup
753)よりは優れ、メルク化合物とは少なくとも同等な血圧降下効果を示し
、特に実施例28の化合物はメルク化合物より著しく優れた効果を示した。
3.非麻酔犬での血圧降下効果
(i)時間経過による血圧の変化
多数の犬を飼育室で自由に摂取させ、健康状態が良好な7−12kg
の犬を雌雄の区別なしで選択した。
試験用犬をペントバルビタルナトリウム30mg/kgを静脈注射して麻酔させた
後、左側大腿動脈と大腿静脈を用心深く分離した。特殊に制作してヘパリン(1
000IU/ml)処理された生理食塩水で充填されたシリコンカテターを血管に
挿入した。手術が終わった後、犬を固定させてグラス(Grass)P23XL
圧力変換機に連結されたグルド(Gould)2000生理反応測定器で血圧を
連続的に測定し、心電度/心搏動増幅機(ECG/Biotacho ampl
ifier)で心搏動数を測定した。犬は手術後最小限2日経過した後試験した
。
血漿でのレニンの活性を改善するために、試験開始(試験化合物投与)18時
間前、静脈注射の場合は2時間前に、10mg/kgのフロセミドを筋肉注射した。
フロセミドを注射した後、飼料と水を供給しなかった。試験化合物はツイーン8
0に懸濁させて20mg/kgの容量で経口投与した。各試験化合物を投与した後8
時間の間血圧と心搏動数を測定した。その結果は下記表3に示した。
前記表3に示したように、本発明の化合物の最大血圧降下効果は投与8時間後
まで継続される反面、対照化合物は投与2時間後まで効果が持続し、その以後は
減少した。
(ii)犬での最大血圧降下効果
本発明の化合物および対照化合物の最大血圧降下効果は、前記(
i)と同じ方法を使用して相違した投与量で決定し、その結果は下記表4に示し
た。
4.活性の持続
(i)腎性高血圧ラットでの活性の持続
前記2(i)の腎性高血圧ラットを使用して本発明(実施例28)
および対照(メルク)化合物を試験した。各化合物を1mgまたは3mg/kgづつ経
口投与し、時間経過による血圧降下効果を測定して化合物の活性持続性を測定し
た。その結果は下記表5に示した。
表5で示したように、1mg/kgの量で投与した360分後に、実施例28化合
物によって減少された血圧は−47%を示した反面、メルク化合物の場合は、3
mg/kgの量で投与した240分後に、−40%を示したが、これは本発明化合物
がメルク化合物より著しく長い活性持続性を有することを立証する。
(ii)フロセミド投与犬での活性の持続性
前記3(i)でのような方式で、フロセミドを投与した犬に実施
例8の化合物およびメルク化合物を経口投与した後、時間経過による血圧降下効
果を測定した。その結果を表6に示した:
表6に示したように、本発明の化合物の最大血圧降下効果は、投与8時間後ま
で継続される反面、メルク化合物は投与後2−3時間まで最大効果が持続され、
その以後には減少された。
5.代謝物分析
体内での試験化合物の代謝物を検出するために酵素分解試験を行った。
本発明の化合物(実施例8)と対照化合物(メルク)のそれぞれに雄ラットの
肝ミクロソームおよびNADPHシステムを加え、混合物を37℃で1時間培養
した。生成物をメタノールまたはジクロロメタンで抽出した後、有機層を蒸発さ
せて残留物を収得した。高速液体クロマトグラフィーを用いて残留物を分析した
。
図1はメルク化合物および実施例8の化合物の酵素分析試験結果を示すHPL
C図である。
図1Aに示したように、メルク化合物は、滞留時間10分でのピークに相応す
る、酵素分解による代謝物を有する。反面、図1Bに示したように、実施例8の
化合物は酵素分解による代謝物がない。そのような結果は、本発明の化合物がメ
ルク化合物と対照的に酵素分解に対して優れた安全性を有することを証明する。
本発明は本願に含まれた特定態様と関連して記述したが、多様な変更および変
化がなされることができ、これらも下記請求範囲に規定したような本発明の範囲
に入ることを認識しなければならない。
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(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
A61K 31/505 9454−4C A61K 31/505
(31)優先権主張番号 94/17900
(32)優先日 1994年7月25日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(31)優先権主張番号 95/1286
(32)優先日 1995年1月25日
(33)優先権主張国 韓国(KR)
(81)指定国 EP(DE,ES,FR,GB,
IT,NL,SE),AU,CA,JP,US
(72)発明者 リー サング ヒー
大韓民国 302−171 デジョン ソーグ
ガルマ−ドング 292−11
(72)発明者 キム ヘー リヨング
大韓民国 305−345 デジョン ユソング
−グ シンソング−ドング 155
(72)発明者 ソー ジー ヒー
大韓民国 305−333 デジョン ユソング
−グ オウン−ドング ハンビット アパ
ートメント 116−802
(72)発明者 キム ナック ジョング
大韓民国 305−345 デジョン ユソング
−グ シンソング−ドング ハンウル ア
パートメント 102−701
(72)発明者 キム ソン ジュ
大韓民国 301−053 デジョン ジュング
−グ ソンホアー3−ドング 339−53
(72)発明者 チャー オク ジャ
大韓民国 305−340 デジョン ユソング
−グ ドリョング−ドング 431−6 ヒ
ョンデー アパートメント 101−704
(72)発明者 シン ヨッング アー
大韓民国 360−150 チュングチョングブ
ク−ド チュングジュ スーゴク−ドング
81−12
(72)発明者 シン ホア ソップ
大韓民国 301−080 デジョン ジュング
−グ ジュングチョン−ドング 16−1
ヒョンデー アパートメント 105−1106
(72)発明者 リー スング ホー
大韓民国 302−181 デジョン ソーグ
ネ−ドング コーロング アパートメント
5−208
(72)発明者 ジョング イー スク
大韓民国 302−171 デジョン ソーグ
ガルマ−ドング ドングサン アパートメ
ント 11−203
(72)発明者 リー ボョング ホー
大韓民国 305−333 デジョン ユソング
−グ オウン−ドング 99 ハンビット
アパートメント 116−804
(72)発明者 ソー ホー ウォン
大韓民国 301−150 デジョン ジュング
−グ テピョング−ドング 319 ジュゴ
ング アパートメント 211−409