JPH09508190A - カム機構 - Google Patents

カム機構

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JPH09508190A JP7519428A JP51942895A JPH09508190A JP H09508190 A JPH09508190 A JP H09508190A JP 7519428 A JP7519428 A JP 7519428A JP 51942895 A JP51942895 A JP 51942895A JP H09508190 A JPH09508190 A JP H09508190A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、内燃機関エンジンのシリンダヘッドバルブ(13)の動きを制御するためのカム機構を提供する(図を参照)。カム機構は、カムシャフト(10)および駆動機構を備え、カムシャフト(10)はカムシャフトと共に回転する第1(11)および第2(12)カムを備え、第1(11)および第2(12)カムは異なるカムプロファイルを有し、また駆動機構は、第1(11)または第2(12)カムから制御されるシリンダヘッドバルブ(13)に駆動を中継することが実施できる。駆動機構は、第1(26、28)および第2(23、38)カムフォロワ手段を備え、第1(26、38)および第2(23、38)カムフォロワ手段はそれぞれ第1(11)および第2(12)カムならびに係合手段(30)と係合可能であり、係合手段(30)は第1(26、28)および第2(23、38)カムフォロワ手段をそれぞれ第1(11)および第2(12)カムと係合させる。駆動機構は、3種の作動状態を有する。第1作動状態においては、第1カムフォロワ手段(26、28)が第1カム(11)と係合し、バルブ手段は第1カムによって駆動される。第2作動状態においては、第2カムフォロワ手段(23、38)が第2カム(12)と係合し、バルブ手段(13)は第2カム(12)によって駆動される。また、第3作動状態においては、第1(26、28)および第2(23、38)カムフォロワ手段は第1(11)および第2(12)カムと係合されない。

Description

【発明の詳細な説明】 カム機構 本発明は、内燃機関エンジンのシリンダバルブ用のカム機構に関する。 カム機構は公知である。従来のカム機構においては、カムシャフトが数個のカ ムローブを具備し、また、エンジンのシリンダヘッドバルブはそれぞれカムシャ フトのカムローブのひとつによって駆動される。このような従来のエンジンでは 、シリンダヘッドバルブは、すべてのエンジン回転数および負荷の場合に、ひと つのカムプロファイルだけによって駆動される。これは不利であり、その理由は 、高回転数、高負荷作動に最適なカムプロファイルは、低回転数、低負荷作動に 対しては適切でなく、また、その逆も同じであるためである。 バルブを、二つの異なるカムプロファイル、すなわち、低エンジン回転数およ び低負荷では第1カムプロファイルによって、また高エンジン回転数および高負 荷では第2カムプロファイルによって駆動可能とするカム機構について、多数の 提案が提示されている。こうしたシステムの一例は、WO−A−91/1241 5に開示されている。この公開出願において開示されているカム機構は、第1お よび第2カムローブを搭載したカムシャフトを備え、第1および第2カムローブ はカムシャフトと一緒に回転し、また異なるカムプロファイルを有する。第1お よび第2フィンガーカムフォロワは、それぞれ第1および第2カムのプロファイ ルに従うように配置された第1および第2カムフォロワ手段を備える。第1およ び第2フィンガーカムフォロワは、支点手段の回りに揺動可能であり、支点手段 はロッカーシャフトの形式の固定支点および可動支点を備える。第1カムおよび 第1フィンガーカムフォロワの第1カムフォロワ手段は、結合して低回転数のエ ンジン用の第1短限カム機構を形成し、可動支点は低回転数においては第1位置 にあり、この場合は第2フィンガーカムフォロワは第2カムと係合していない。 高回転数においては、可動支点は所定の位置に移動され、この位置において第2 フィンガーカムフォロワによって第2カムフォロワが第2高リフトカムに接し、 制御されるバルブが高リフトのカムである第2カムの作用によって動かされる。 先行技術文献のWO−A−91/12415の一実施形態においては、2個の 並べて置かれたバルブがカム機構によって制御され、カム機構は2個のフィンガ ーカムフォロワを備え、この2個のフィンガーカムフォロワが第3のフィンガー カムフォロワを挟んでいる。2個の外側のフィンガーカムフォロワは、エンジン が低回転数の場合にそれぞれに対応するカムプロファイルと係合し、カムプロフ ァイルは両者とも低リフトプロファイルであるが、プロファイルは互いに異なる 。高回転数においては、第3の内側フィンガーカムフォロワが高リフトカムと係 合し、高リフトカムは他の2個のカムよりリフトが高いので、両バルブは高リフ トカムのリフトによって制御される。 先行技術WO−A−91/12415の請求の範囲により、低リフトカムは円 形ローブで置換することが可能であり、円形ローブは制御バルブにリフトを全く 伝達しないので、バルブは作動されない状態となる。 先行技術のシステムにおいては、各バルブは2個の異なるプロファイル、すな わち、低回転数作動用プロファイルおよび高回転数作動用プロファイルによって 制御することしかできない。従来のエンジンではすべてのエンジン回転数および 負荷に対してひとつのプロファイルが使用されていたので、これは従来のエンジ ンの状態についての改善である。しかし、カム機構の2種の作動状態だけでなく さらに多くの状態が可能となり、その結果、バルブの動きがエンジン状態の全範 囲にわたりエンジンの要求を一層よく充足できることが好ましい。 EP−A−0213758の図7から図9までに、3種の作動状態を有する1 対のバルブの制御用カム機構が開示されている。第1作動状態では、ひとつのバ ルブが低リフトカムと係合するフィンガーカムフォロワによって駆動されるが、 他のバルブは作動しない状態のままであり、これはバルブに接するフィンガーカ ムフォロワが円形の隆起された部分と係合するためである。第2作動状態では、 両バルブは低リフトカムによって駆動される。第3作動状態では、両バルブは高 リフトカムによって駆動される。このようにして、ひとつのバルブは、3種の作 動様式、すなわち、低リフト、高リフト、作動されない状態を有し、他方のバル ブは2種の作動様式しか有しない。 EP−A−0276533の図14および図15に開示されているカム機構で は、カムシャフトが低リフトカム、高リフトカムおよび環状隆起部分を有する。 1対のシリンダヘッドバルブが、3種の作動状態を有するカム機構によって駆動 される。第1作動状態では両バルブは作動されない状態であり、第2作動状態で は両バルブは低リフトカムによって駆動され、第3種の作動状態では両バルブは 高リフトカムによって駆動される。 EP−A−0213758およびEP−A−0276533の両者においては 、3個のフィンガーカムフォロワが具備され、ひとつは円形の隆起部分と係合し 、ひとつは低リフトカムと係合し、またひとつは高リフトカムと係合する。相互 接続機構によって、2個のフィンガーカムフォロワまたは3個全部のフィンガー カムフォロワが相互に結合可能となり、この方法により作動様式間の切換が実現 できる。相互接続機構は、フィンガーカムフォロワ間に伸びる止めピンを備える ので、精密な心合わせおよび正確な整合が必要となる。ひとつの制御されるバル ブまたは両方の制御されるバルブが作動されないときは、フィンガーカムフォロ ワは専用のスプリングによってそれぞれのカムまたは隆起部分と係合された状態 に保持され、したがって、バルブが作動されない状態では摩擦損失が発生する。 ハイドロリック・ラッシュアジャスタを、EP−A−0231759またはE P−A−0276533のいずれかのシステムに適合させることは困難である。 その理由は、フィンガーカムフォロワに装着されたハイドロリック・ラッシュア ジャスタに一定の油圧を供給することが難しいためであり、これが難しいのは油 圧の切換にはロッカアームにひとつの穴をあける必要があるためである。 米国特許第5099806号には、ロッカーシャフト上に3個のフィンガーカ ムフォロワを有するカム機構が開示されている。この機構では、第1フィンガー カムフォロワはカムシャフトの円形部分と係合し、第2フィンガーカムフォロワ は低リフトカムと係合し、第3フィンガーカムフォロワは高リフトカムと係合す る。第2および第3フィンガーカムフォロワは、係合手段によって固定され、第 1フィンガーカムフォロワと共に移動されることができる。第2および第3フィ ンガーカムフォロワが第1フィンガーカムフォロワに関して自由に動けるときは 、カム機構によって制御されるバルブは作動されない。第2フィンガーカムフォ ロ ワが第1フィンガーカムフォロワに固定され、第3カムフォロワが他の2個のフ ィンガーカムフォロワに関して自由に動けるときは、制御されるバルブは作動し 、バルブは低リフトカムによって駆動される。第3フィンガーカムフォロワが第 1フィンガーカムフォロワに固定されるときは、バルブは作動し高リフトカムに よって駆動される。係合手段は1対の緩み止め部材を備え、緩み止め部材は第2 および第3フィンガーカムフォロワのそれぞれに対してひとつ備えられ、ロッカ ーシャフトの穴の中の油圧の作用によって、スプリングの弾力に逆らってロッカ ーシャフトの半径方向に伸びることができる。 ハイドロリック・ラッシュアジャスタ装置を米国特許第5099806号に組 み込むことは困難であり、その理由は、フィンガーカムフォロワに装着されたハ イドロリック・ラッシュアジャスタに一定の油圧を供給することが難しいためで ある。一定の油圧供給が難しいのは、フィンガーカムフォロワ圧力選択のために ロッカーシャフトの穴が必要とされるためである。また、摩擦損失が、バルブが 作動されない状態で発生し、これは第1、第2、および第3フィンガーカムフォ ロワが、まだそれぞれのカムローブと接しているためである(これらの摩擦損失 はローラカムフォロワの使用によって減少されるが)。その上、係合手段は完全 に正確な整合および組立を行い、緩み止め部材と穴の盗みとのアラインメントが 必要であり、このアラインメントを磨耗に抗して保持する必要がある。 米国特許第4475489号には、各バルブについて低リフトカムおよび高リ フトカムを有するカムシャフトを備えるカム機構が開示されている。制御される シリンダヘッドバルブは、2本のロッカアームによって係合され、ロッカアーム はそれぞれ1対の可動支点のひとつに固定される。代案としては、可動支点の代 替として、制御されるシリンダヘッドバルブに2種の作動状態を準備することも でき、第1作動状態ではバルブは低リフトカムによって制御され、第2作動状態 ではバルブは高リフトカムによって制御される。2個の可動支点は、制御軸上の 2個の制御カムによって、伸張した位置と収縮した位置との間を動かされ、2個 の制御カムは支点の下面と係合する。制御カムは、制御軸に固定される。多シリ ンダエンジンの場合に、ひとつの制御軸が使用されると、すべての支点が同時に 動かされて、すべてのシリンダがカムの衝撃をバルブで調節するに至り、がたが た音を立てる。この問題を回避するためには、多数の別々の制御軸が必要になる 。バルブが作動されない状態は、このシステムでは全く提供されない。 米国特許第4475489号のシステムにハイドロリック・ラッシュアジャス タを備えることは困難であり、その理由は油圧用流体の必要な場所への供給を準 備することが困難であるためである。 本発明によって、内燃のシリンダヘッドバルブ手段の運動を制御するためのカ ム機構が提供され、カム機構は、 第1および第2カムを有するカムシャフトであって、第1および第2カムがカ ムシャフトと共に回転し互いに異なるカムプロファイルを有するカムシャフトと 、 第1または第2カムから制御されるシリンダヘッドバルブ手段に駆動を伝達す ることができる駆動機構であって、それぞれ第1および第2カムと係合可能な第 1および第2カムフォロワ手段ならびに第1および第2カムフォロワ手段をそれ ぞれのカムと係合させるための係合手段を備える駆動機構と、 を具備し、 駆動機構は3種の作動状態を有し、 第1作動状態においては、第1カムフォロワ手段が第1カムと係合し、バルブ 手段が第1カムによって駆動され、 第2作動状態においては、第2カムフォロワ手段が第1カムと係合し、バルブ 手段が第2カムによって駆動され、 第3作動状態においては、第1および第2カムフォロワ手段の両者が第1およ び第2カムと係合しない状態である。 このように、本発明によって、2個のカムのみを使用して3種の作動状態が提 供される。 シリンダヘッドバルブ手段は、第3作動状態においては作動されないことが好 ましい。 バルブが作動されない状態では、カムフォロワと摩擦表面との係合によって生 じる摩擦損失は低いかまたは全くない。 好ましくは、第1カムフォロワ手段は第1フィンガーカムフォロワを備え、 第2カムフォロワ手段は第2フィンガーカムフォロワを備え、 係合手段は、第1および第2可動支点手段を備え、第1および第2可動支点手 段上において第1および第2フィンガーカムフォロワがそれぞれ揺動可能である カム機構であって、 第1支点手段が、第1カムフォロワ手段が第1カムと係合する第1位置と第1 カムフォロワ手段が第1カムと係合しない第2位置との間で可動であり、また第 2支点手段が、第2カムフォロワ手段が第2カムと係合する第1位置と第2カム フォロワ手段が第2カムと係合しない第2位置との間で可動であり、さらに、 駆動機構が第1作動状態である間は、第1支点手段はその第1位置にあり、第 2支点手段はその第2位置にあり、 駆動機構が第2作動状態にある間は、第2支点手段はその第1位置にあり、ま た 駆動機構が第3作動状態にある間は、第1および第2支点手段の両者が、それ ぞれその第2位置にあることを特徴とするカム機構である。 駆動手段が第2作動状態にある間は、第1支点手段はその第1位置にあること が好ましい。 第1実施形態においては、第1および第2フィンガーカムフォロワが、スライ ダ部材にそれぞれのフィンガーカムフォロワの一端において枢動可能に固定され 、スライダ部材は正しい位置に固定された部材上または部材中に、エンジンシリ ンダヘッドに関して滑動可能に取り付けられて使用される。スライダは、エンジ ンシリンダヘッドに取り付けられたポストに接して滑動可能である。これは、緻 密に実装できる利点がある。代案としては、スライダを、直接またはロッカーカ バーを経由してシリンダヘッドに結合された管状部材によって形成されるスライ ダ中に取り付けることができる。 シリンダヘッドバルブ手段は、第1および第2シリンダヘッドバルブを備える ことが好ましい。第1および第2シリンダヘッドバルブは、第1作動状態におい ては両者とも第1カムによって駆動され、第2作動状態においては両者とも第2 カムによって駆動され、第3作動状態においては両者とも作動されないことが好 ましい。2個の異なるカムのうち選択された1個のカムによって2個のバルブ( 1個ではなく)を駆動することにより、設置の大きさおよび補助器具が減少す る。 第1実施形態の変形においては、第1フィンガーカムフォロワは、第1スライ ダ部材に第1フィンガーカムフォロワの一端において枢動可能に取り付けられ、 第2フィンガーカムフォロワは、第2スライダ部材に第2指形部材の一端におい て枢動可能に取り付けられる。第1および第2スライダ部材はポストに接して滑 動可能であり、第1スライダ部材はポストに接して第2スライダ部材の真下に位 置する。このことによって、第2カムフォロワ手段が第2カム部材と係合すると きに、第2スライダ部材が第1スライダ部材の頂部と接し、2個のスライダ部材 が共に動かされる。 シリンダヘッドバルブ手段が第1および第2シリンダヘッドバルブを備える場 合は、カム機構が第1作動状態にあるときは第1シリンダヘッドバルブが第1カ ムによって駆動され、また第2シリンダヘッドバルブは作動されないことが好ま しい。カム機構が第2作動状態にあるときは両シリンダヘッドバルブが第2カム によって駆動されることが好ましく、また、カム機構が第3作動状態にあるとき は両シリンダヘッドバルブが作動されないことが好ましい。 第1実施形態においては、前記スライダ部材すなわち各スライダ部材が遊び調 整手段を備え、遊び調整手段によってスライダ部材が制御されるシリンダヘッド バルブと結合されることが好ましい。前記スライダ部材すなわち各スライダ部材 は、その中に閉じられた穴を有し、ラッシュアジャスタが閉じられた穴の中にあ り、ハイドロリック・ラッシュアジャスタはシリンダヘッドバルブ手段の弁棒の 頂部に接する部分を有することが好ましい。 第2実施形態においては、第1および第2カムフォロワはフレーム部材に枢動 可能に取り付けられ、フレーム部材は軸に枢動可能に取り付けられ、遊び調整手 段を有し、遊び調整手段がシリンダヘッドバルブと係合する。 第2実施形態においては、フレーム部材は、フレーム部材の第1端において軸 に枢動可能に結合され、また第1端より間隔をおいたフレーム部材の第2端にお いてフィンガーカムフォロワに枢動可能に結合され、フィンガーカムフォロワは フレーム部材の第2端から第1端に向かって伸びる。 第2実施形態においては、フレーム部材は、フレーム部材を貫通する開口を備 え、フィンガーカムフォロワはフレームに枢動可能に結合され、開口内で枢動運 動をすることが好ましい。 フレーム部材は、カムシャフトの、第1および第2カムから間隔を置いた部分 に係合可能であり、カム機構が第3作動状態にあるときにフレーム部材がカムシ ャフトの前前記分と係合することが好ましい。 第3作動状態においてフレーム部材によって係合されるカムシャフトの部分は 、円形の軸断面とすることが可能であり、このために第3作動状態においてはバ ルブ手段が作動されない。代案として、第3作動状態においてフレーム部材によ って係合されるカムシャフトの部分は、低リフトカムプロファイルを有すること ができる。 第2実施形態の変形においては、第1フィンガーカムフォロワは、第1フレー ム部材に枢動可能に取り付けられ、また第2フィンガーカムフォロワは、第2フ レーム部材に枢動可能に取り付けられる。第1および第2フレーム部材が軸に枢 動可能に取り付けられ、第1フレーム部材は第2フレーム部材に比較して軸の回 りを枢動可能である。第1フレーム部材はシリンダヘッドバルブ手段の第1シリ ンダヘッドバルブと係合し、第2フレーム部材はシリンダヘッドバルブ手段の第 2シリンダヘッドバルブと係合する。 第1フレーム部材は、第1および第2カムから間隔を置いた、カムシャフトの 第1部分と係合可能であり、第2フレーム部材は、前記第1部分から間隔を置き 、また第1および第2カムから間隔をおいた、カムシャフトの部分と係合可能で あることが好ましい。第3作動状態においては、第1および第2フレーム部材は それぞれカムシャフトの第1および第2部分と係合することが好ましい。 第3実施形態においては、第1および第2フィンガーカムフォロワは、I字型 フレーム部材に枢動可能に取り付けられ、I字型フレーム部材の伸長した中央部 分の両側にそれぞれ1個のフィンガーカムフォロワが備えられる。I字型フレー ム部材はその第1端において軸に枢動可能に取り付けられ、2個の独立した遊び 調整手段をその他端に収容し、2個のシリンダヘッドバルブと係合する。 第1および第2可動支点手段は、それぞれフィンガーカムフォロワと接するた めの隣接部材、および隣接部材を動かすためのアクチュエータ手段を備え、アク チュエータ手段は各支点手段を他の支点手段と独立に動かすことができる。各隣 接部材は、エンジンのシリンダヘッドまたはシリンダヘッドに付属するハウジン グに備えられた穴の中を可動なピストンを備え、ピストンは穴の中に室を形成し 、またピストンは室内の圧力の変化に対応して可動であることが好ましい。カム 機構は、油圧流体を室に供給するための供給手段を備え、供給手段は室内の油圧 流体の圧力を第1レベルとそれより高い第2レベルとの間で切り換えるための切 換手段を含むことが好ましい。 第1および第2フィンガーカムフォロワは、それぞれ湾曲した下側外面を有し 、この外面が支点手段と接することが好ましい。 第1および第2フィンガーカムフォロワは、スプリング手段によって、支点手 段と係合されることが好ましい。 本発明の第2の態様においては、内燃エンジンのシリンダヘッドバルブの運動 を制御するためのカム機構が提供され、カム機構は、 カムを有するカムシャフトであって、カムはカムシャフト上に取り付けられカ ムシャフトと共に回転するカムシャフトと、 カムから制御されるシリンダヘッドバルブ手段に駆動を伝達することができる 駆動手段であって、カムと係合可能なカムフォロワ手段およびカムフォロワ手段 をカムと係合させるための係合手段を備える駆動機構と、 を具備し、 シリンダヘッドバルブ手段は、カムフォロワ手段が係合手段によってカムと係 合されたときに作動され、シリンダヘッドバルブ手段はカムによって駆動され、 また シリンダヘッドバルブ手段は、カムフォロワ手段が係合手段によってカムと係 合しない状態とされまた駆動機構がカムシャフトのいかなる部分とも全く接しな いときは、作動されない。 カムフォロワ手段はフィンガーカムフォロワ手段を備え、また係合手段は可動 支点手段を備え、可動支点手段上でフィンガーカムフォロワは揺動可能であり、 揺動可能な支点手段はフィンガーカムフォロワがカムと係合する第1位置とフィ ンガーカムフォロワがカムと係合しない第2位置との間で可動であることが好ま しい。 フィンガーカムフォロワはスライダ部材に枢動可能に取り付けられ、スライダ 部材はシリンダヘッドに関して正しい位置に固定された部材上または部材中に滑 動可能に取り付けられ、フィンガーカムフォロワがカムと係合するときにスライ ダ部材は正しい位置に固定された部材に関して滑動することが好ましい。 次に、本発明の好適な実施形態を、下記の図面を参照して説明する。 図1は、本発明によるカム機構の第1実施形態の立面図であり、作動して第1 作動状態と呼ばれる状態にあるカム機構を示す図である。 図2は、図1に示したカム機構の第1実施形態の立面図であり、作動して第2 作動状態と呼ばれる状態にあるカム機構を示す図である。 図3は、図1および図2に示したカム機構の第1の好適な実施形態の断面立面 図であり、作動して第3作動状態と呼ばれる状態にあるカム機構を示す図である 。 図4は、図1ないし図3に示したカム機構の第1実施形態の部分断面平面図で ある。 図5a、図6a、図7aは、それぞれカム機構の第1、第2、および第3作動 状態における第1の制御されるバルブの運動を示すグラフであり、図5b、図6 b、図7bは、それぞれカム機構の第1、第2、および第3作動状態における第 2の制御されるバルブの運動を示すグラフである。 図8は、本発明によるカム機構の第2実施形態を示す部分断面平面図である。 図9は、本発明によるカム機構の第3実施形態を示す部分断面平面図である。 図10は、本発明によるカム機構の第4実施形態を示す立面図であり、図1な いし図4に示したカム機構の実施形態の変形を示す図である。 図11および図12は、図10の実施形態の構成要素の部分断面平面図である 。 図13a、図14a、図15aは、それぞれ図10のカム機構の第1、第2、 および第3作動状態における第1の制御されるバルブの運動を示すグラフであり 、図13b、図14b、図15bは、それぞれ図10のカム機構の第1、第2、 および第3作動状態における第2の制御されるバルブの運動を示すグラフである 。 図16は、本発明によるカム機構の第5実施形態を示す平面図であり、図8に 示したカム機構の実施形態の変形を示す図である。 図17は、本発明によるカム機構の第6実施形態を示す平面図であり、図9に 示したカム機構の実施形態の変形を示す図である。 図18a、図19a、図20aは、それぞれ図16または図17のカム機構の 第1、第2、および第3作動状態における第1の制御されるバルブの運動を示す グラフであり、図18b、図19b、図20bは、それぞれ図16または図17 のカム機構の第1、第2、および第3作動状態における第2の制御されるバルブ の運動を示すグラフである。 図21は、本発明によるカム機構の第7実施形態を示す部分断面立面図であり 、カム機構は第3作動状態と呼ばれる状態にあり、図22のB−B′に沿った断 面を示す図である。 図22は、図21の実施形態の断面平面図であり、図21のA−A′に沿った 断面を示す図である。 図23は、本発明によるカム機構の第8実施形態を示す部分断面図であり、カ ム機構は第3作動状態と呼ばれる状態にあり、図24のD−D′に沿った断面を 示す図である。 図24は、図23の実施形態の断面平面図であり、図23のC−C′に沿った 断面を示す図である。 図3に戻ると、図3にはカムシャフト10が示してあり、カムシャフト10に は2個のカムローブ11および12が取り付けられている。カムシャフト10は 、適切なベルトまたはプーリ手段によってエンジンの作動クランク軸に結合され るので、カムシャフトはクランク軸の回転と時間関係の定まった関係で回転する 。 図3には、シリンダヘッドバルブ13が示してあり、シリンダヘッドバルブは 内燃エンジンの吸気弁または排気弁である。エンジンのシリンダヘッド14は、 図3には断面で示される。 ポスト15が、シリンダヘッド14の穴に固定して取り付けられる。ポスト1 5に接する滑動可能な補助具は、スライダ手段16である。スライダ手段16は 、図4の平面図にも示してある。シリンダヘッドバルブ13の弁棒の頂部は、ス ライダ16の穴に備えられたハイドロリック・ラッシュアジャスタ18のバケッ ト部材17と接する。シリンダヘッドバルブ13は、スプリング19によって、 ハ イドロリック・ラッシュアジャスタ18のバケット部材17と接する状態に保持 される。スプリング19は、シリンダヘッド14とバルブ13の弁棒に取り付け られたスプリング保持器20との間で作用する。止め輪40が、ポスト15に備 えられ、スライダ部材16の上方への運動を制約する。止め輪40は正しい位置 に置かれ、、スライダ部材16に関する基礎円位置を規定する(すなわち、フィ ンガーカムフォロワ23またはフィンガーカムフォロワ24がカムの基礎円部分 と係合するときのスライダ部材の位置。後記参照)。バルブが作動されない状態 においては、止め輪の設置によって、ラッシュアジャスタ18が接され反対に作 用する(後記参照)。 本発明のカム機構は、同時に2個のシリンダヘッドバルブを作動させるように 設計される。これを図4に示す。図4によって、ハイドロリック・ラッシュアジ ャスタ18が、やはりスライダ16の穴に備えられた対応する調整器21を有す ることが分かる。 2個のハイドロリック・ラッシュアジャスタ18および21の間に軸22が位 置し、軸22はスライダ16内に保持される。 2個のフィンガーカムフォロワ23および24は、軸22の回りを回転できる 。 2個のフィンガーカムフォロワ23および24は、互いに鏡像の関係にあるの で、以後、図3および図4の両者で見ることのできるフィンガーカムフォロワ2 4についてだけ詳細に述べる。 フィンガーカムフォロワ24は、貫通する穴を有する第1端部を備え、軸22 がこの穴を通る。フィンガーカムフォロワ24は、別の端にU字型部を備え、軸 25がフィンガーカムフォロワ24のU字型部の2個のアームの間に伸び、また ローラカムフォロワ26が軸25に取り付けられる。フィンガーカムフォロワ2 4のU字型部の下部は湾曲した外面27を具備する。フィンガーカムフォロワ2 4の外面は、上向きの溝28も具備する。 シリンダブロック14の頂部に、ハウジング29が備えられ、ハウジング29 内でピストン30は穴の中で伸長した上限位置と収縮した下限位置との間を移動 できる。フィンガーカムフォロワ24は、ピストン30と係合し、フィンガーカ ムフォロワ24の湾曲した下側外面27がピストン30の頂部と接する。スプリ ング31が、適切なナット32によってハウジング29に固着される。スプリン グ31は、フィンガーカムフォロワ24の溝28と係合し、フィンガーカムフォ ロワ24とハウジング29との間で作用し、フィンガーカムフォロワ24をピス トン30の頂部面と係合した状態に保持する。 第2ピストンが、ハウジング29内のピストン30から間隔を置いた位置に備 えられる。第2ピストンは、フィンガーカムフォロワ23の下部面によって係合 される。第2ピストンも、伸長した上限位置と収縮した下限位置との間を移動で きる。 ピストン30は、フィンガーカムフォロワ24に対する第1支点装置の一部で あり、第2ピストン(図示せず)はフィンガーカムフォロワ23に対する第2支 点装置の一部である。それぞれの支点装置は、ラッチ装置を有し、これによりそ れぞれピストンをその上限位置に保持する。ラッチ装置は、図を明瞭にするため に、図には示してない。適切なラッチ装置は、PCT特許公開WO91/124 15および英国特許出願GB−A−2272022に開示されている。 図3に、油孔33を示す。油孔33によって、油がピストン30の底面に供給 される。また、図3には油孔34も示してあるが、これによってフィンガーカム フォロワ23に接するピストン30の底面に給油される。 スライダ16のハイドロリック・ラッシュアジャスタ18および21には、そ れぞれスライダ部材16内の油流路35および36を経由して給油され、次に、 スライダ部材16がポスト15の軸方向に伸びる油流路によって給油され、また ポスト15はシリンダヘッド14内の油孔37によって給油される。 油孔33および34中の油圧は、電気機械バルブ(図示せず)によって制御さ れ、電気機械バルブは電子制御装置によって制御される。電気機械バルブは、油 孔33および34のそれぞれの油圧を、低油圧と高油圧との間で、独立に切り換 えることができる。 図3に、本発明のカム機構の第3作動状態を示す。この作動状態では、油孔3 3および34の両者の油圧は低く保持される。油圧は、ピストン30をスプリン グ31の弾力に抗して上方に強制的に動かすには不十分である。同様に、油孔3 4の油圧は、フィンガーカムフォロワ23に接するピストンを強制的に上方に動 かすには不十分である。 第3作動状態においては、第1フィンガーカムフォロワ24のローラカムフォ ロワ26は、第1カム11と係合しない。また、フィンガーカムフォロワ23の 第2ローラカムフォロワ38は、第2カム12と係合しない。カム11および1 2のいずれもフィンガーカムフォロワによって係合されないので、カム機構によ ってリフトは全く伝達されず、バルブ13は作動されないままである。第3作動 状態は、図7aおよび図7bに示した。 図7aに、カム機構が第3作動状態にあるときは、バルブ13にはリフトが全 く適用されないことを示す。同様に、図7bに、カム機構が第3作動状態にある ときには、制御される対のバルブのうちの別のバルブに対してリフトが全く適用 されないことを示す。 第3作動状態では、スライダ部材16は止め輪40と接する状態に保持される 。 油孔33の油圧が高油圧に切り換えられ、一方、油孔34の油圧が低く保持さ れると、カム機構は図1に示す第1作動状態をとる。図1においては、フィンガ ーカムフォロワ23は、明らかにスプリング39が押し込んでいる高さにある。 スプリング39は、ハウジング29とフィンガーカムフォロワ23との間に作用 し、フィンガーカムフォロワ23をピストン30に対応するピストン(図示せず )の頂部面と係合する状態に保持する。 油孔33の油圧は十分であり、ピストン30を隆起した位置にスプリング31 の弾力に逆らって移動させ、この位置でローラカムフォロワ26はカム11のプ ロファイルと係合する。ピストン30は、この位置でラッチ機構(図示せず)に よって固定される。フィンガーカムフォロワ24が、軸22の回りで実際に枢動 し、ローラカムフォロワ26がカム11と係合する位置となっていることが分か る。 図1に示す第1作動状態において、フィンガーカムフォロワ24がカム11の 作用によってピストン30回りを枢動する。これは、第1フィンガーカムフォロ ワ24の下部外面27の湾曲した特性によって可能となる。カム11の制御下に おけるフィンガーカムフォロワ24の枢動によって、スライダ16がスプリング 19の弾力に逆らってポスト15に接して上下に往復運動する。次に、これによ って、バルブ13の運動が引き起こされ、バルブが作動される。バルブ13は、 この作動状態では低リフトカム11のプロファイルに従う。 図5aに、カム機構が第2作動状態にあるときに、バルブ13に適用される低 い短限リフトを示す。図5bに、同じリフトが、対のバルブの他方に適用される 場合を示す。 本発明によるカム機構の第1実施形態の第2作動状態を、図2に示す。図2の 作動状態においては、油孔33および34の両者の油圧は高く保持されるので、 ローラカムフォロワ38に対する支点手段はラッチ手段によって支点手段の上限 位置に置かれる。ローラカムフォロワ38がカム12と係合し、一方、ローラカ ムフォロワ26は今まで通りカム11と係合する。フィンガーカムフォロワ24 がピストン30の回りを枢動し、またフィンガーカムフォロワ23がフィンガー カムフォロワ23と係合するピストンの回りを枢動する。 図2の作動状態においては、スライダ16は、カム12の作用によって、ポス ト15に接して上下する往復運動をさせられる。カム12は高リフトカムであり 、またカム12のプロファイルはカム11のプロファイルを完全に含むので、ス ライダ16の運動、したがってバルブ13の運動は高リフトカム12によって制 御される。 図6aに、カム機構が第2作動状態にあるときにバルブ13に適用される高い 長期間リフトを示す。図6bに、同じリフトが対のバルブの他方に適用された場 合を示す。 本発明によるカム機構は、シリンダ当たり4個のシリンダヘッドバルブを有す るエンジンの2個のバルブに対して使用することができると考えられる。 シリンダ当たり4バルブのエンジンの場合は、ひとつのカム機構がひとつのシ リンダの両方の吸入弁を制御することが可能であり、また別のカム機構がシリン ダの両方の排気弁を制御することが可能である。 カム機構が作動されないときは、両吸気弁、両排気弁の少なくとも一方が、作 動されない。これによって、空気または燃料のいかなる流れも阻止されるので、 シリンダが作動されない。これは、たとえば、4シリンダエンジンの2シリンダ 、あるいは6または8シリンダエンジンの4シリンダに対して、低負荷、低回転 数 の状態において実施できる。この目的は、残りの作動シリンダをさらに高度に、 したがってさらに効率的に作動させ、その結果、総合的エンジン効率を改善する ことである。 エンジンの中程度範囲状態においては、すなわち、中程度の回転数および負荷 の場合は、カム機構は図1に示す作動状態をとる。この作動状態においては、カ ム11のプロファイルによって、対のバルブが作動され、また制御され、カム1 1は低回転数、低負荷の少なくとも一方の作動に適しているカムである。 エンジン回転数、負荷の少なくとも一方が増加すると、電子制御装置によって カム機構が図2に示す状態とされ、この状態ではカム12のプロファイルによっ て、対のバルブが作動され、また制御される。カム12は、高リフトプロファイ ルを備え、またエンジンの高回転数、高負荷作動の少なくとも一方に適したカム である。 第1実施形態が、フィンガーカムフォロワ23および24の形式の2個のアー ムを必要とするだけであり、また実装が小型で経済的であるので、本質的に非常 に小型で経済的であることは、高く評価される。小型で経済的な実装を実現する ことは重要であり、これはいかなるエンジンのシリンダヘッドにおいても空間が 限定されているためである。また、小型で経済的な実装によって、弁機構の質量 が節約され、損失が削減されることになる。 本発明によるカム機構の第2実施形態を、図8に示す。図8において、フィン ガーカムフォロワ50および51はフィンガーカムフォロワ23および24と同 じであり、フィンガーカムフォロワ50および51はそれぞれローラカムフォロ ワ52および53を備える。 フィンガーカムフォロワ50および51の両者は、第1実施形態と同様な方法 で、軸54の回りを回転可能である。しかし、軸54はスライダ内には位置せず 、D字型フレーム部材55内に位置し、D字型フレーム部材55は軸56に枢動 可能に取り付けられる。フィンガーカムフォロワ50、51およびローラカムフ ォロワ52、53は、D字型フレーム部材55に関して、フレーム部材55の開 口部を通して枢動する。2個のハイドロリック・ラッシュアジャスタ57および 58が、フレーム部材55の穴に備えられ、それぞれシリンダヘッドバルブの弁 棒 の頂部に接する。D字型フレーム部材55は、2カ所の間隔を置いた点において 、フレーム部材55の上方に位置するカムシャフトの円形断面部分と接する。 カム機構の第2実施形態は、前記の第1実施形態と同じ方法で作動する。フィ ンガーカムフォロワ50および51は、それぞれ2個の可動支点のうちのひとつ と接し、カム機構の3種の作動位置が可能である。両支点が低位置にあるときは 、ローラカムフォロワ52および53はその上に位置するカムシャフトのカムと 係合しない状態で保持される。フレーム部材55は、カムの円形部分と接するが 、カムの円形部分はバルブに対してリフトを全く伝えないので、制御バルブは作 動されないままである。ハイドロリック・ラッシュアジャスタ57および58が 拡大しすぎることはないが、これはバルブが作動されないときはフレーム部材5 5がカムシャフトの円形部分と係合しているためである。バルブが作動されない 状態のときは、摩擦損失は大きくなく、これは回転するカムシャフトに逆らって フレーム部材に作用を強制する力は、ハイドロリック・ラッシュアジャスタの弱 いスプリングの弾力だけであるためである。シム形式の機械的遊び調整が使用さ れるときは、摩擦損失はほとんどゼロとなる。 フィンガーカムフォロワ51が支点機構によって持ち上げられると、支点機構 によって、ローラカムフォロワ53が低リフトカムと係合され、低リフトカムの 運動がローラカムフォロワ53およびフィンガーカムフォロワ51を経由してフ レーム55に伝達され、次に両方の制御されるエンジンバルブに伝達される。 フィンガーカムフォロワ51およびフィンガーカムフォロワ50の両者が、真 下の可動支点によって持ち上げられると、ローラカムフォロワ52が高リフトカ ムと係合する。高リフトカムのプロファイルは低リフトカムのプロファイルを含 むので、フレーム55が高リフトカムの運動に基づいて動かされ、2個の制御さ れるシリンダヘッドバルブの運動を引き起こす。 図8に示す第2実施形態は、前記の第1実施形態ほど小型で経済的ではなく、 またシリンダヘッドには取り付け用の相対的に大きい室が必要である。また、カ ム機構の質量は第1実施形態の質量より大きく、これは短所である。しかし、第 2実施形態は、ある環境においては第1実施形態に優先して使用され、それはス ライダと結合されたポスト15の取り付けが不可能な場合である。 図9に、本発明によるカム機構の第3実施形態を示す。図8の実施形態と同様 に、図9の実施形態では、カム機構は軸61の回りに回転可能なフレーム60を 備える。フレームは2個の穴62および63を有し、ハイドロリック・ラッシュ アジャスタがこれらの穴に収容されて使用され、次に油圧調整器が2個のシリン ダヘッドエンジンバルブの弁棒の頂部と係合する。 図9のフレーム60は、通常はI字型である。図9に示す実施形態のフィンガ ーカムフォロワ64および65は、前記の実施形態のように隣り合って配置され ておらず、離れて間隔をおいている。フィンガーカムフォロワ64および65は 、軸68の外側の端に取り付けられ、軸68はフレーム部材60貫通して伸びる 。I字型フレーム60の中央部は、フレームの上方に固定されたカムシャフト( 図示せず)の円形部分と係合可能である。 フィンガーカムフォロワ64および65は、それぞれローラカムフォロワ66 および67を備える。各フィンガーカムフォロワ64および65は、2個の可動 支点(図示せず)のうちのひとつに取り付けられる。 両方の可動支点が可動支点の低い位置にあるときは、ローラカムフォロワ66 またはローラカムフォロワ67のいずれもカムシャフトのカムと係合しない。フ レーム60はカムシャフトの円形断面部分と係合した状態であり、円形断面部分 はフレーム60にリフトを全く伝えないので、2個の制御されるシリンダヘッド エンジンバルブに運動は全く伝達されない。したがって、バルブは作動されない 。 フィンガーカムフォロワ65が真下の支点によって持ち上げられると、ローラ カムフォロワ67がカムシャフトの低リフトカム(図示せず)と係合するように なる。次に、低リフトカムシャフトの運動がローラカムフォロワ67およびフィ ンガーカムフォロワ65を経由して軸68、また次いでフレーム60に伝達され る。次に、運動は、穴62および63の中にあるハイドロリック・ラッシュアジ ャスタを通して2個のシリンダヘッドエンジンバルブに中継され、シリンダヘッ ドエンジンバルブがローラカムフォロワ67と係合している低リフトカムのプロ ファイルによって制御される。 次に、フィンガーカムフォロワ64の下の支点が持ち上げられると、ローラカ ムフォロワ66が高リフトカムと係合し、高リフトカムの運動がローラカムフォ ロワ66、フィンガーカムフォロワ64、軸68、およびフレーム60を経由し て2個の制御されるエンジンバルブに伝達される。高リフトカムのプロファイル は低リフトカムのプロファイルを完全に含むように選択されるので、その結果、 両支点が持ち上げられたときは、2個の制御されるシリンダヘッドバルブの運動 は高リフトカムだけによって制御される。 図9の実施形態は、カムシャフト上のカムが図1から8までの実施形態の場合 よりも更に間隔をおいて配置されるときに使用される。しかし、この配置は、図 1から4までの実施形態のように小型で経済的ではなく、質量が相対的に大きい 。 第3実施形態のカム機構がバルブが作動されない作動状態にあるときは、フィ ンガーカムフォロワ64がカムと係合されないので、摩擦損失は最小にまで減少 される。いくらかの摩擦損失は、フレーム部材60がカムシャフトと係合するた めに生じるが、バルブが作動されない状態では、フレーム部材の唯一の弾力はハ イドロリック・ラッシュアジャスタのスプリングにより加えられる小さなばね力 に起因するものである(シムを使用して機械遊び調整を実施するときは、この力 さえも存在しない)。バルブが作動されない状態においてフレーム部材60がカ ムシャフトと接することは、ハイドロリック・ラッシュアジャスタの過剰拡大を 防止するために必要である。 図10に、図1から図4までに示した実施形態を変形して、一層大きな柔軟性 を与えることのできる方法を示す。図10においては、大部分の構成要素は、図 1から図4までに前述した構成要素と同一であるので、同じ参照番号を使用する 。 図10に示す実施形態と図1ないし図4の実施形態との相違点は、図10の実 施形態では、2個のスライダ部材70および71を備えるのに対して、図1ない し図4の実施形態では1個のスライダ部材を備える点である。 2個のスライダ部材70および71は、両方とも同一のポスト15に接して滑 動可能であり、心合わせされた貫通孔を備える。スライダ部材70の部分断面平 面図を図11に示す。図11によって、フィンガーカムフォロワ23は軸72に よりスライダ部材70に枢動可能に結合されることが分かる。フィンガーカムフ ォロワ23は、スライダ部材70だけに結合され、他のスライダ部材71にはい かなる方法でも枢動可能に結合されない。 スライダ部材70は、ハイドロリック・ラッシュアジャスタ73を備え、これ により対のシリンダヘッドバルブの第1の制御されるシリンダヘッドバルブの頂 部と接する。ハイドロリック・ラッシュアジャスタには、油流路74を経由して 給油される。 図12に、下側スライダ部材71の部分断面平面図を示す。図12によって、 フィンガーカムフォロワ24は下側スライダ部材71に枢動可能に結合され、上 側スライダ部材70にはいかなる方法によっても枢動可能に結合されないことが 分かる。フィンガーカムフォロワ24は、下側スライダ部材71に軸75によっ て結合される。ハイドロリック・ラッシュアジャスタ76が、スライダ部材71 に備えられ、ハイドロリック・ラッシュアジャスタは油流路77によって給油さ れる。ハイドロリック・ラッシュアジャスタ76は、対のシリンダヘッドバルブ のうちの第2シリンダヘッドバルブの弁棒と接する。 実施形態では2個のスライダ部材を備えるので、機構の作動様式は図1ないし 図4に示した実施形態とは異なる。作動様式は、図13a、図13b,図14a 、図14b,図15a、および図15bに示す。 最初に、図13aおよび図13bについて述べると、これらの図は図10に示 した作動状態を示す。図10においては、可動支点30が持ち上げられ、これに よってローラカムフォロワ26がカム表面11と係合する。こうして、スライダ 部材71は、カム11の制御下に、ポスト15に接して往復運動する。カム11 は、低リフトカムである。この作動状態において、スライダ部材71によって制 御されるバルブの運動は、図13aによって分かる。 また図10の作動状態においては、他方の支点は、その支点の最も低い位置に 保持されるので、運動はカム12からスライダ部材70に全く伝達されない。そ の結果として、スライダ部材70によって制御されるバルブは、図13bに見ら れるように、作動されない状態のままである。 フィンガーカムフォロワ23に取り付けられたローラカムフォロワ38は、真 下に位置する可動支点手段によって、カム11と係合させられ、スライダ部材7 0はカム12の作用によって動かされる。スライダ部材70はスライダ部材71 より上に位置するので、スライダ部材70もスライダ部材71の運動によって移 動される。高リフトカム12のリフトは、低リフトカム11より大きく、また完 全にそれを含むので、両方のスライダ70および71は高リフトカム12のプロ ファイルに従い、その結果、両方の制御されるシリンダヘッドバルブは高リフト を与えられる。これは、両バルブのバルブ運動を示す図14aおよび図14bよ り明らかである。 ローラカムフォロワ26および38の両者が、それぞれのカムと接しないよう になると、いずれの制御されるバルブにも運動は全く伝達されず、この状態は図 15aおよび図15bに示す。 図8の実施形態の変形を図16に示す。大部分の構成要素は、両実施形態にお いて同じであるので、図16の説明は詳細には述べない。 図16の実施形態と図8の実施形態との重要な相違点は、図16の実施形態で は、2個のフレームの半分155aおよび155bを備えるフレーム部材を具備 することである。また、図8の実施形態の軸54は、2個の軸154aおよび1 54bによって置き換えられる。この方法によって、フレームの半分155bは フレームの半分155aと独立に運動できるので、対の制御されるバルブのそれ ぞれのバルブが互いに異なる運動を実施できる。しかし、架橋部材170がフレ ームの半分155aに固着され、フレーム部材70はフレームの半分155bの 頂部面と接できる。このようにして、フレームの半分155aがカムによってフ レームの半分155bより下方に移動させられると、架橋部材170がフレーム 部材の半分155bと接し、フレームの半分155aおよびフレームの半分15 5bの両者が一緒に移動する。 類似の方法によって、図9の実施形態の変形を図17に示す。この変形におい ては、図9の実施形態のI字型フレーム60が2個のフレームの半分160aお よび160bを備える分割フレームによって置き換えられる。軸68は、2個の 軸168aおよび168bによって置き換えられる。この方法によって、フレー ムの半分160bは、フレームの半分160aと独立に運動可能となるので、制 御される対のバルブのそれぞれが、互いに異なる運動を実施できる。しかし、架 橋部分169がフレームの半分160aに固着され、架橋部分169はフレーム の半分160bに接することができるので、フレームの半分160aがフレーム の半分160bより大きく転置されるときは、2個のフレームの半分は一緒に移 動する。 フレームの半分155aおよび155bは、カムシャフトの別々の部分と係合 する。両可動支点が可動支点の最も低い位置にあり、さらにローラカムフォロワ 152および153がそれぞれのカムと係合していないときは、ラッシュアジャ スタ157と接するシリンダヘッドバルブは、カムシャフトの、フレームの半分 155aが接する部分によって制御される。同様に、ハイドロリック・ラッシュ アジャスタ158と接するシリンダヘッドバルブは、カムシャフトの、フレーム 部分155bが接触する部分によって制御される。同様な方法によって、フレー ム部分160aおよび160bもカムシャフトの異なる2部分と接するので、制 御されるバルブは、カムシャフトの、2個のフレームの半分160aおよび16 0bと接する部分のプロファイルに従って制御される。 フレーム部材が接触するカムシャフト部分は、事実上、円形といえるので、制 御されるバルブはリフトを全く与えられない(前述の通り)。代案として、カム シャフトの、フレームの半分と接する部分がいくらかのリフトを有することがで き、また実際に互いに異なるリフトを有することができる。 図18a、図18b、図19a、図19b、図20a、および図20bに、図 16または図17のいずれかの実施形態のフレームの半分が異なるリフトを有す るカムシャフトの部分と接するときのその実施形態のバルブの運動を示す。 図18aおよび図18bに、低リフトカムが係合され(実施形態により、ロー ラカムフォロワ153またはローラカムフォロワ167のいずれかによって)、 一方、他のローラカムフォロワ(152または166のいずれか)は高リフトカ ムと係合しないまま保持されるときの作動状態を示す。図18aから、ひとつの 制御されるバルブは低リフトカムのプロファイルに従うことが分かる。図18b から、他方の制御されるバルブは、カムシャフトの、フレーム部材155aまた は160aが接する部分のリフトプロファイルによって制御されることが分かる 。 図19aおよび図19bに、高リフトカムが接触される状態を示す(ローラカ ムフォロワ152またはローラカムフォロワ166のいずれかによって)。この 場合は、両方の制御されるバルブが高リフトカムプロファイルに従い、バルブの 半分155aが架橋部材170によってバルブの半分155bと係合、またはフ レームの半分160aが架橋部材169によってフレーム部材160bと係合す る。 図20aおよび図20bの作動状態においては、いずれかのローラカムフォロ ワも、カムシャフトに備えられた低リフトカムおよび高リフトカムと係合せず、 また2個のフレームの半分はカムシャフトに接して走行し続ける。ひとつのバル ブは、カムシャフトの、フレーム部材155bおよび160bが接触する部分の プロファイルによって制御され(図20aに示すように)、一方、他の制御され るバルブは、カムシャフトの、フレーム部材155aまたは160aが接触する 部分のプロファイルによって制御される(図20bに示すように)。 さらに、図21および図22に、本発明によるカム機構の実施形態を示す。機 構の作動の原則は、前記の実施形態についての前述と同じであるが、実装が異な る。多数の構成要素も前記の構成要素と同じであり、同じ参照番号を付けられる 。図21および図22の実施形態と前記実施形態との相違点に集中して述べる。 図21においては、フィンガーカムフォロワ300および301がフィンガー カムフォロワ23および24と類似である点は、穴を有し、この穴を軸302が 貫通し、それぞれがU字型部分を備えることである。フィンガーカムフォロワ3 00のU字型部分のアームの間で、ローラカムフォロワ303が軸304に取り 付けられ、軸304はアームに固定される。フィンガーカムフォロワ301のU 字型部分のアームの間で、ローラカムフォロワ305が軸306に取り付けられ 、軸306はアームに固定される。フィンガーカムフォロワ300は、湾曲した 下部面300aを備え、下部面300aはピストン30の頂部と接し、またフィ ンガーカムフォロワ301は類似の面(図示せず)を備え、この面は別のピスト ン310の頂部と接する。スプリング31はフィンガーカムフォロワ300の頂 部の溝322の中に位置し、類似のスプリング(図示せず)がフィンガーカムフ ォロワ301の頂部の溝320中に位置する。スプリングはフィンガーカムフォ ロワ300および301をピストン30および310と接するように保持する。 2個のフィンガーカムフォロワ300および301は、対向する側に沿って接 するが、互いに自由に運動する。軸304および306は結合されていない。 図21および図22の実施形態と図1ないし図4の実施形態との主な相違点を 次に示す。図21および図22の実施形態においては、フィンガーカムフォロワ 300および301が軸302において枢動可能に取り付けられ、軸302はス ライダ部材307および308の間に架かる。スライダ部材307および308 はエンジンのシリンダヘッドにおいて管状部材309および310によって形成 される2個のシリンダ内部を滑動可能である。管状部材309および310は、 たとえば、エンジンのロッカーカバーの一部として形成され、または好ましくは シリンダヘッドと統合して形成される。管状部材309および310は、それぞ れひとつの端を部分的に閉鎖され出口通路(図示せず)を有するシリンダを形成 する。この通路によって、流体固着の形成を防止するために、各シリンダは管状 部材309および310の外部と連絡できる(代案としては、管状部材がそれぞ れ、管状部材を貫通して伸び、止め輪を有する開口を備え、止め輪はスライダ部 材を穴内に保つ止め具として作用する)。それぞれのシリンダには、スライダ部 材307または308のうちひとつが配置される。各スライダ部材307および 308は、閉鎖孔を有し、その中に18などのハイドロリック・ラッシュアジャ スタが位置する(図21参照)。各ハイドロリック・ラッシュアジャスタは制御 されるバルブの弁棒の頂部と接する(たとえば、ラッシュアジャスタ18はバル ブ13の頂部と接する)。ハイドロリック・ラッシュアジャスタは、スライダ部 材307または308内の油流路ならびに管状部材309および310内の油流 路を経由して給油される。たとえば、ラッシュアジャスタ18は、スライダ部材 307内の油流路311を経由して給油され、次に、スライダ部材307は管状 部材309内の油孔312によって給油される。 図21および図22の実施形態は、図1ないし図4の実施形態と同じ方法で作 動する。ローラカムフォロワ303および305の両方がカム11および12と 接していないときは、2個の制御されるバルブ(13だけ図示してある)は作動 されないままである。ローラカムフォロワ303がカム11と接し、一方、ロー ラカムフォロワ305が接しない状態であるときは、両方の制御されるバルブが カム11からローラカムフォロワ303、フィンガーカムフォロワ300、軸3 02、ならびにスライダ部材307および308(それぞれのラッシュアジャス タを有する)経由で低リフトをによって制御される。2個のローラカムフォロワ 303および305が両方の制御されるバルブよりも持ち上げられた位置にある ときは、両方の制御されるバルブはカム12の高リフトによって制御される。こ の場合は、カム12から、ローラカムフォロワ305、フィンガーカムフォロワ 301、ならびにスライダ部材307および308(それぞれのラッシュアジャ スタを有する)経由で高リフトが伝達される。管状部材309および310内の 部分的に端を閉じたシリンダがスライダ部材307および308に対する端部止 め具を形成し、作用を開始する基準をラッシュアジャスタに与える(代案として は、開口の止め輪を基準とすることができる)。 図23および図24の実施形態は、多くの点で前記の実施形態と類似であり、 同じ構成要素は同じ参照番号を与えられる。 図23および図24の実施形態のフィンガーカムフォロワ400および401 は、いずれも同じであり、いずれもU字型である。フィンガーカムフォロワ40 0および401は、両方とも、U字型のフレーム403に枢動可能に取り付けら れる。フレーム403は軸402に枢動可能に取り付けられ、軸402から制御 されるバルブ(たとえば、13)に向かって伸びるU字型フレームのアームを備 える。U字型フレーム403は、軸402に対して直角の方向に対照的に分割さ れ、2個の半分の部分403Aおよび403Bとなり、それぞれの半分の部分は 互いに独立に軸402の回りを枢動可能である。U字型フレーム403のひとつ のアーム404がフィンガーカムフォロワ400の2個のアームの間に挿入され 、また他方のアーム405がフィンガーカムフォロワ401のアームの間に挿入 される。軸406が、U字型部材のアーム404およびフィンガーカムフォロワ 400の2個のアームを貫通して伸び、これらすべてを結合して一体とする。軸 407は、U字型部材のアーム405およびフィンガーカムフォロワ401の2 個のアームを貫通して伸び、これらすべてを結合して一体とする。 ローラカムフォロワ408および409は、フィンガーカムフォロワ400の 外側面で、フィンガーカムフォロワ400に枢動可能に取り付けられ、2個の半 分の軸410および411がフィンガーカムフォロワ400のそれぞれのアーム にひとつずつ回転可能に取り付けられ、外側に伸びる。類似な様式で2個のロー ラカムフォロワ442および443が、フィンガーカムフォロワ401の外側面 で、フィンガーカムフォロワ401に回転可能に取り付けられ、2個の半分の軸 444および445がフィンガーカムフォロワ401のそれぞれのアームにひと つずつ回転可能に取り付けられ、外側に伸びる。 U字型フレーム403のアーム404および405は、それぞれ中央の切り取 り部を備え、切り取り部内でローラカムフォロワがアームを貫通する軸に取り付 けられる(ローラカムフォロワ412はアーム404の軸414に取り付けられ 、またローラカムフォロワ433はアーム405の軸415に取り付けられる) 。 アーム404は、軸402から最も離れているアームの端において、軸416 の回りを枢動可能である。軸416は、管状部材418の開かれた穴の中でスラ イダ部材417に滑動可能に取り付けられ、管状部材418はロッカーカバーの 一部または好ましくはシリンダヘッドの一部である。スライダ部材417には、 ラッシュアジャスタ18が備えられ、ラッシュアジャスタ18は制御されるバル ブ13の頂部と接する。軸416は、アーム404に備えられた溝穴470に滑 動可能に取り付けられる。溝穴470は、アーム404が軸402の回りを枢動 するときに、アーム404および軸416の相対的な運動を可能とするために必 要である。 アーム405は、軸402から最も離れているアーム404の端において、軸 419の回りを枢動可能である。軸419はスライダ部材420に取り付けられ 、スライダ部材420は、管状部材421の中に形成される開かれた穴の中で滑 動可能である。管状部材421はロッカーカバーの一部または好ましくはシリン ダヘッドの一部である。スライダ部材420内には、ラッシュアジャスタ(図示 せず)が備えられ、ラッシュアジャスタは制御されるバルブ(図示せず)の弁棒 の頂部と接する。軸419は、アーム405に備えられた溝穴471(図24参 照)に滑動可能に取り付けられる。溝穴471は、アーム405が軸402の回 りを枢動するときに、アーム405および軸419の相対的な運動を可能とする ために必要である。 フィンガーカムフォロワ400は、湾曲した下側面422を備え、下側面42 2はピストン30の頂部と接し、また下側面422によってフィンガーカムフォ ロワ400がピストン30の頂部回りで枢動することが可能となる。フィンガー カムフォロワ400は、スプリング31によってピストン30と接する状態に保 持され、スプリング31はフィンガーカムフォロワ400の上部面の溝423と 係合する。類似の様式で、別のフィンガーカムフォロワ401は湾曲した最も低 い面(図示せず)を備え、この面はピストン(図示せず)の頂部と接し、また、 フィンガーカムフォロワ401はスプリング(図示せず)によって別のピストン と係合する状態に保持され、このスプリングはフィンガーカムフォロワ401の 頂部面の溝(図示せず)と係合する。 シリンダヘッドの両方のピストンが最も低い位置にあるときは、フィンガーカ ムフォロワ400のローラカムフォロワ408および409ならびにフィンガー カムフォロワ401のローラカムフォロワ443および442は、すべてカムシ ャフト10のカムと係合していない。フレーム403のアーム404および40 5に取り付けられたローラカムフォロワ412および433は、カムシャフト1 0と係合する。ローラカムフォロワ412および433がカムシャフト10の円 形部分と係合するときは、スライダ部材417および420はそのまま保持され 、制御されるバルブ(たとえば、13)は作動されない。しかし、ローラカムフ ォロワ412および433がカムシャフト10のカムと係合するときは、アーム 404および405は運動をスライダ部材417および420に中継し、スライ ダ部材が滑動し、バルブに運動を起こさせる。U字型フレーム403は2個の半 分の部分(403Aおよび403B)に分割されるので、アーム404がアーム 405が係合するカムと異なるリフトのカムと係合可能であり、このようにして 、アーム404はアーム405に対して相対的に運動することが可能であり、そ の結果、アーム404および405は異なるリフトを2個の制御されるバルブに 伝達できる。 ピストン30が持ち上げているときは、フィンガーカムフォロワ400のロー ラカムフォロワ408および409はカムシャフト10の凹みのあるプロファイ ルと係合した状態とされる。別のビストンが低い位置のままであるときは、バル ブ13はローラカムフォロワ408および409によって係合されたカムのリフ トによって制御される。一方、ピストンによって制御されるバルブはローラカム フォロワ433の制御下に留まり、ローラカムフォロワ433はカムシャフト1 0の円形位置または低リフトカムに従う。 ピストン30が持ち上げられ、また別のピストンが持ち上げられているときは 、さらに別の様式の作動が惹起される。かみ合いクラッチ473が架橋装置とし て備えられ、この装置はフレーム部材403の2個の半分の部分403Aおよび 403Bの間で、2個の半分の部分が軸402と接する点において、作用してア ーム405がアーム404よりさらに下方に動くことを阻止する。。代案として 、架橋は、アーム405から405と交差して伸びてアーム404の頂部面と接 するバーによって準備することもできる。アーム405のローラカムフォロワ4 42および443が、アーム404のローラカムフォロワ408および409に よって係合されたカムより高リフトのカムと係合するときは、制御されるバルブ は両方とも、同じリフトが与えられる。このリフトは、ローラカムフォロワ44 2および443が係合する高リフトカムによって決定されるリフトである。 ラッシュアジャスタ18および別のラッシュアジャスタ(図示せず)は、両方 とも、管状部材418および421ならびにスライダ部材417および420を 経由して給油される。ラッシュアジャスタは、調整の基準としてローラカムフォ ロワ412および433とカムシャフト10とが接することを使用する。 ポストではなく(図1ないし図4参照)、シリンダ内部を滑動するスライダ部 材(図21ないし図24参照)を使用することは、往復装置の軽量化の可能性が さらに高められるという利点がある。また、シリンダを形成するための穴の機械 加工は、比較的簡単な機械加工作業であり、バルブ用の穴がシリンダヘッドに機 械加工されるときに、スライダと制御されるバルブとの即時心合わせを実施でき る。 前記のすべての実施形態には、非常に重要な利点がある。それは、3種の作動 状態が2個の可動支点だけを使用して提供されること、およびバルブが作動され ない作動状態においては、いずれのローラカムフォロワもそれぞれのカムと接し ないことである。したがって、バルブトレーンの摩擦は全く発生せず、これによ ってエンジン損失が減少する。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 第1カムによって駆動される。第2作動状態において は、第2カムフォロワ手段(23、38)が第2カム (12)と係合し、バルブ手段(13)は第2カム(1 2)によって駆動される。また、第3作動状態において は、第1(26、28)および第2(23、38)カム フォロワ手段は第1(11)および第2(12)カムと 係合されない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃エンジンのシリンダヘッドバルブの運動の制御用のカム機構であって、 前記カム機構は、 第1および第2カムを有するカムシャフトであって、前記第1および第2カム は前記カムシャフトとともに回転し異なるカムプロファイルを有するカムシャフ トと、 前記第1または第2カムから制御されるシリンダヘッドバルブ手段まで駆動を 中継することができる駆動機構であって、前記第1カムおよび前記第2カムとそ れぞれ係合可能な第1および第2カムフォロワ手段、ならびに前記第1および第 2カムフォロワ手段を対応するそれぞれのカムと係合させるための係合手段を備 える駆動機構と、を具備し、 駆動機構は3種の作動状態を有し、 第1作動状態においては、前記第1カムフォロワ手段が前記第1カムと係合さ れ、また前記バルブ手段は前記第1カムによって駆動され、 第2作動状態においては、前記第2カムフォロワ手段が前記第2カムと係合さ れ、また前記バルブ手段は前記第2カムによって駆動され、また 第3作動状態においては、前記第1および第2カムフォロワ手段が、両者とも 前記第1および第2カムと係合されないことを特徴とするカム機構。 2.請求の範囲1に記載のカム機構であって、前記バルブ手段が、前記第3作動 状態において作動されないことを特徴とするカム機構。 3.前記の請求の範囲のいずれかひとつに記載のカム機構であって、 前記第1カムフォロワ手段が第1フィンガーカムフォロワを備え、 前記第2カムフォロワ手段が第2フィンガーカムフォロワを備え、 前記係合手段が第1および第2可動支点手段を備え、前記第1および第2可動 支点上で前記第1および第2フィンガーカムフォロワがそれぞれ揺動可能であり 、そこにおいて 前記第1支点手段は、前記第1カムフォロワ手段が前記第1カムと係合される 第1位置と前記第1カムフォロワ手段が前記第1カムと係合されない第2位置と の間を移動可能であり、また、前記第2支点手段は、前記第2カムフォロワ手段 が前記第2カムと係合される第1位置と前記第2カムフォロワ手段が前記第2カ ムと係合されない第2位置との間を移動可能であり、またそこにおいて 前記駆動機構が前記第1作動状態にある間は、前記第1支点手段は前記第1支 点手段の第1位置にあり、また前記第2支点手段は前記第2支点手段の第2位置 にあり、 前記駆動機構が前記第2作動状態にある間は、前記第2支点手段は前記第2支 点手段の第1位置にあり、また 前記駆動機構が第3作動状態にある間は、前記第1および第2支点手段の両方 がそれぞれの第2位置にあることを特徴とするカム機構。 4.請求の範囲3に記載のカム機構であって、前記駆動機構が前記第2作動状態 にある間は、前記第1支点手段が前記第1支点手段の第1位置にあることを特徴 とするカム機構。 5.請求の範囲3または請求の範囲4に記載のカム機構であって、前記第1およ び第2フィンガーカムフォロワのひとつまたは両方がそれぞれの1端においてス ライダ部材に枢動可能に取り付けられ、スライダ部材はエンジンシリンダヘッド に関して正しい位置に固定された部材上または部材中に滑動可能に取り付けて使 用されることを特徴とするカム機構。 6.請求の範囲5に記載のカム機構であって、前記スライダ部材が前記シリンダ ヘッドに固定されたポストに接して滑動可能であることを特徴とするカム機構。 7.請求の範囲5に記載のカム機構であって、前記スライダ部材が前記シリンダ ヘッドに直接またはロッカーカバー経由で結合される管状部材内に形成されるシ リンダ内で滑動可能であることを特徴とするカム機構。 8.前記の請求の範囲のいずれかひとつに記載のカム機構であって、前記シリン ダヘッドバルブ手段が第1および第2シリンダヘッドバルブを備え、前記第1作 動状態においては前記第1および第2シリンダヘッドバルブが両方とも前記第1 カムによって駆動され、前記第2作動状態においては前記第1および第2シリン ダヘッドバルブが両方とも前記第2カムによって駆動され、また前記第3作動状 態においては前記第1および第2シリンダヘッドバルブが両方とも作動されない ことを特徴とするカム機構。 9.請求の範囲6に記載のカム機構であって、前記第1フィンガーカムフォロワ が第1スライダ部材上に前記第1フィンガーカムフォロワの1端において枢動可 能に取り付けられ、また前記第2フィンガーカムフォロワが第2スライダ部材上 に前記第2フィンガーカムフォロワの1端において枢動可能に取り付けられ、前 記第1および第2スライダ部材がポストに接して滑動可能であり、また前記第1 スライダ部材がポストに接して前記第2スライダ部材の真下に位置し、それによ って前記第2カムフォロワ手段が前記第2カム手段と係合しているときは前記第 2スライダ部材が前記第1スライダ部材の頂部と接し前記の2個のスライダ部材 を共に移動させることを特徴とするカム機構。 10.請求の範囲1、2または9のいずれかひとつに記載のカム機構であって、 前記シリンダヘッドバルブ手段が第1および第2シリンダヘッドバルブを備え、 そこにおいて、前記カム機構が前記第1作動状態にあるときは、第1シリンダヘ ッドバルブが前記第1カムによって駆動されまた前記第2シリンダバルブは作動 されず、前記カム機構が前記第2作動状態にあるときは、両方のシリンダヘッド バルブが前記第2カムによって駆動され、また前記カム機構が前記第3作動状態 にあるときは、両方のシリンダヘッドバルブが作動されないことを特徴とするカ ム機構。 11.請求の範囲5、6、7または9のいずれかひとつに記載のカム機構であっ て、前記スライダ部材すなわち各スライダ部材が遊び調整手段を備え、前記遊び 調整手段によって前記スライダ部材が前記の制御されるシリンダヘッドバルブ手 段に結合されることを特徴とするカム機構。 12.請求の範囲11に記載のカム機構であって、前記スライダ部材すなわち各 スライダ部材が前記スライダ部材内に閉じられた穴を備え、またラッシュアジャ スタ手段が閉じられた穴内に位置するハイドロリック・ラッシュアジャスタを備 え、前記油圧調整器が前記シリンダヘッドバルブの弁棒の頂部と接する部分を有 することを特徴とするカム機構。 13.請求の範囲3または請求の範囲4に記載のカム機構であって、前記第1お よび第2フィンガーカムフォロワがフレーム部材に枢動可能に取り付けられ、前 記フレーム部材が軸に枢動可能に取り付けられまた遊び調整手段を備え、前記遊 び調整手段は前記シリンダヘッドバルブ手段と係合することを特徴とするカム機 構。 14.請求の範囲13に記載のカム機構であって、前記フレーム部材が前記フレ ーム部材の第1端において軸に枢動可能に結合され、また前記第1端から間隔を おいた前記フレーム部材の第2端において前記フィンガーカムフォロワに枢動可 能に結合され、前記フィンガーカムフォロワは前記フレーム部材の前記第2端か ら前記第1端に向かって伸びることを特徴とするカム機構。 15.請求の範囲14に記載のカム機構であって、前記フレーム部材が貫通する 開口を有し、また前記フィンガーカムフォロワが前記開口内で枢動運動をするた めに前記フレームに枢動可能に結合されることを特徴とするカム機構。 16.請求の範囲14から15までのいずれかひとつに記載のカム機構であって 、前記フレーム部材が前記カムシャフトの前記第1および第2カムから間隔をお いた部分と係合可能であり、前記カム機構が前記第3作動状態にあるときは、前 記 フレーム部材が前記カムシャフトの前記部分と係合することを特徴とするカム機 構。 17.請求の範囲16に記載のカム機構であって、前記第3作動状態において前 記フレーム部材によって係合される前記カムシャフトの前記部分の軸方向断面が 円形であり、そのために前記第3作動状態においては前記バルブ手段が作動され ないことを特徴とするカム機構。 18.請求の範囲16に記載のカム機構であって、前記第3作動状態において、 前記カムシャフトの、前記フレーム部材が係合する前記部分が低リフトカムプロ ファイルを有することを特徴とするカム機構。 19.請求の範囲3に記載のカム機構であって、前記第1フィンガーカムフォロ ワが第1フレーム部材に枢動可能に取り付けられ、また前記第2フィンガーカム フォロワが第2可能部材に枢動可能に取り付けられ、前記第1および第2フレー ム部材が軸に枢動可能に取り付けられ、前記第1フレーム部材が第2フレーム部 材に比較して軸の回りを枢動することができ、前記第1フレーム部材が前記シリ ンダヘッドバルブ手段の第1シリンダヘッドバルブと係合し、また前記第2フレ ーム部材が前記シリンダヘッドバルブ手段の第2シリンダヘッドバルブと係合す ることを特徴とするカム機構。 20.請求の範囲19に記載のカム機構であって、前記第1フレーム部材が、前 記カムシャフトの、前記第1および第2カムから間隔をおいた第1部分と係合可 能であり、前記第2フレーム部材が、前記カムシャフトの、前記第1部分から間 隔をおき、また前記第1および第2カムから間隔をおいた第2部分と係合可能で あり、前記第3作動状態においては、前記第1および第2フレーム部材がそれぞ れ前記カムシャフトの前記第1および第2部分と係合することを特徴とするカム 機構。 21.請求の範囲3に記載のカム機構であって、前記第1および第2フィンガー カムフォロワがI字型フレーム部材に枢動可能に取り付けられ、前記I字型フレ ーム部材の細長い中央部分の各側面にはひとつのフィンガーカムフォロワが備え られ、前記I字型フレーム部材が前記I字型フレーム部材の第1端において軸に 枢動可能に取り付けられ、また2個のシリンダヘッドバルブと係合するための2 個の独立したラッシュアジャスタ手段を前記I字型フレーム部材の他端に収容す ることを特徴とするカム機構。 22.請求の範囲3から21までのいずれかひとつに記載のカム機構であって、 前記第1および第2可動支点手段がそれぞれフィンガーカムフォロワと接するた めの隣接部材および前記隣接部材を動かすためのアクチュエータ手段とを備え、 前記アクチュエータ手段が各支点手段を他の支点手段とは独立に移動させること が可能であることを特徴とするカム機構。 23.請求の範囲22に記載のカム機構であって、各隣接部材がエンジンのシリ ンダヘッドまたはシリンダヘッドに固定されたハウジング内に作られた穴の中で 可動なピストンを備え、前記ピストンが前記の穴の中で室を形成し、また前記ピ ストンが前記室内の圧力の変化に対応して可動であることを特徴とするカム機構 。 24.請求の範囲23に記載のカム機構であって、油圧用流体を前記室に供給す るための供給手段を備え、前記供給手段は前記室内の前記油圧流体の圧力を第1 レベルとそれより高い第2レベルとの間で切り換えるための切換手段を備えるこ とを特徴とするカム機構。 25.請求の範囲3から24までのいずれかひとつに記載のカム機構であって、 前記第1および第2フィンガーカムフォロワがそれぞれ支点手段と接する湾曲し た下側面を有することを特徴とするカム機構。 26.請求の範囲3から25までのいずれかひとつに記載のカム機構であって、 前記第1および第2フィンガーカムフォロワがスプリング手段によって前記支点 手段と係合した状態に保持されることを特徴とするカム機構。 27.前記内燃エンジンのシリンダヘッドバルブの運動を制御するためのカム機 構であって、前記カム機構は、 カムを備え、前記カムはカムシャフトに取り付けられ前記カムシャフトと共に 回転するカムシャフトと、 前記カムから前記制御されるシリンダヘッドバルブ手段まで駆動を中継するこ とができる駆動機構であって、前記カムと係合可能なカムフォロワ手段および前 記カムフォロワ手段を前記カムと係合させるための係合手段を備える駆動機構と 、を具備し、 前記カムフォロワ手段が前記係合手段によって前記カムと係合されるときは、 前記シリンダヘッドバルブ手段が作動され、前記シリンダヘッドバルブが前記カ ムによって駆動され、また 前記カムフォロワ手段が前記係合手段によって前記カムと係合されないときは 、前記シリンダヘッドバルブ手段は作動されず、また前記駆動手段は前記軸のい かなる部分とも全く接しないないことを特徴とするカム機構。 28.請求の範囲25に記載のカム機構であって、前記カムフォロワ手段がフィ ンガーカムフォロワを備え、また前記係合手段が可動支点手段を備え、前記可動 支点手段上で前記フィンガーカムフォロワが揺動され、前記支点手段は前記フィ ンガーカムフォロワが前記カムと係合する第1位置とフィンガーカムフォロワが 前記カムと係合しない第2位置との間を移動可能であることを特徴とするカム機 構。 29.請求の範囲26に記載のカム機構にであって、前記フィンガーカムフォロ ワがスライダ部材に枢動可能に取り付けられ、前記スライダ部材はシリンダヘッ ドに関して正確な位置に固定された部材上または部材中に滑動可能に取り付けら れ、前記フィンガーカムフォロワが前記カムと係合されるときに正確な位置に固 定された部材に関して前記スライダ部材が滑動することを特徴とするカム機構。 30.本質的に、添付図面を参照して前述し、また添付図面に示したカム機構。
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