JPH09510312A - 生産工程の制御における改良 - Google Patents
生産工程の制御における改良Info
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- JPH09510312A JPH09510312A JP8520619A JP52061996A JPH09510312A JP H09510312 A JPH09510312 A JP H09510312A JP 8520619 A JP8520619 A JP 8520619A JP 52061996 A JP52061996 A JP 52061996A JP H09510312 A JPH09510312 A JP H09510312A
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Abstract
(57)【要約】
工場施設において、個々の作業場は自立型読取装置を備える。個々の作業者は、メモリを含む集積回路を備えたICカードを所持し、そのICカードには作業者を識別する情報が記憶されている。製造された製品は、夫々、その製品を識別する情報を記憶したメモリを備えた同様の個別IDカードを有している。読取装置は、IDカードに記憶された情報を読み取り、また、情報を書き込むことができる。個々の読取装置は、IDカードを収容する複数のアクセススロットを備える。これにより、読取装置に挿入されたIDカード間の情報交換が可能となる。各作業場の読取装置には作業カードが設けられ、作業者が実行すべき作業を表示する。勤務交代時には、コンピュータ等が作業カードに記憶されたデータに基づいて、個々の作業場で働いた作業者、及び、製品についての分析が行われる。
Description
【発明の詳細な説明】
生産工程の制御における改良
本発明は、生産工程の制御方法及び制御システム、並びに、その方法又はシス
テムに使用される読取装置及び個別記憶装置に関する。
製造工程等の生産工程においては、関連する情報を収集したいという要求があ
る。例えば、作業者の出勤に関する情報や、生産中の製品に関する情報が要求さ
れる。幾つかの高性能製造施設においては、個々の作業場毎にコンピュータが設
置され、それらがネットワーク構成その他の方法で接続され、必要な情報が全て
メインコンピュータ又は制御コンピュータに供給されるように構成されている。
しかし、そのようなネットワーク構成のコンピュータシステムは高価である。ま
た、既存の製造施設にそのようなシステムを設置するには、高額の設備投資が必
要となる。
本発明の目的は、高価なネットワーク構成のコンピュータシステムを必要とし
ない、生産工程の制御方法及び制御システムを提供することにある。
本発明の第1の観点によれば、製造工程の制御方法において、個人について、
対応する個人を識別する情報を記憶するためのプログラムされた第1の個別記憶
装置を設けるステップと、製造工程により処理される製品について、製品を識別
する情報を記憶するプログラムされた第2の個別記憶装置を設けるステップと、
第1及び第2の記憶装置内の情報を読み出す少なくとも1つの自立型読取装置を
設けるステップと、を備え、前記方法はさらに、読取装置により、
個人、及び、選択された場所及び/又は時間における製造工程に関連する製品に
ついての第1及び第2の記憶装置を読み出すステップを備え、当該読み出しステ
ップにおいて、前記読取装置は、個人、及び、選択された場所及び/又は時間に
おける製造工程に関連する製品を識別する情報を収集するように構成する。
例えば、製造工程における個々の製品が、プログラムされた第2の個別記憶装
置を有するならば、特定の作業場における読取装置は、例えば、その作業場で働
く個人、及び、その作業場を通過した個々の製品に関する情報を収集する。
好適には、前記方法は、読取装置に製造工程の各工程を識別するための情報を
記憶するステップを備える。
好適には、個々の読取装置は、収集された情報の出力を可能とする出力手段を
備える。例えば、出力手段は第1、第2及び/又は他の記憶装置に情報を書き込
むように構成される。
好適には、個々の作業場に、少なくとも1つの読取装置が関連付けられる。個
々の読取装置により収集された情報は、選択された記憶装置に出力され、その記
憶装置は好適にはコンピュータによって読取可能に構成される。このようにして
、個々の作業場で収集された情報はコンピュータに供給され、その後照合され、
利用される。
好適には、前記方法は、読取装置により、情報の入力を要求するステップを備
える。
例えば、各々の読取装置は、定期的に情報の要求を示す聴覚的又は視覚的な警
告を発するように構成される。
前記方法は、各々の読取装置を、入力手段によりさらに情報の受け取り可能と
するステップを備える。入力手段は、例えば、押しボタン、キーパッド、キーボ
ード、センサ、及び/又はバーコードリーダにより構成される。
一つの好適な実施例では、個人作業者が読取装置の設置された特定の作業場に
いる。個人作業者は、自分が作業場にいる間に読取装置に挿入され、保持される
、関連するプログラムされた第1の個別記憶装置を有する。読取装置は、記憶装
置を読み取って個人作業者を識別する情報を収集する。読取装置は、定期的に、
例えば、音を発して個人作業者がキー又はボタンを押すことを要求することによ
り、個人作業者が当該作業場における継続した出勤を表明することを要求する警
告信号を出力する。
更に、又は、代わりに、前記方法は、各々の読取装置により、データ又は情報
を出力するステップを備える。
例えば、各々の読取装置は、選択された記憶装置から選択された情報を表示す
る。特定の作業場における製造工程及び製品の識別が、例えば有用に表示される
。製造工程又は製品に対してとられるべき作業に関する指示が有用に表示される
。
従って、作業場の個人作業者は、必要な作業を行うのを補助する情報及びデー
タを与えられる。
好適には、前記方法は、各々の読取装置に、製造工程又は作業を識別する情報
を供給するステップを備える。
好適な実施例においては、作業記録カード又は作業順序カード等の予めプログ
ラムされた記憶装置が各々の読取装置に設けられ、その記憶装置は読取装置によ
り、作業者により行われるべき連続的な作業を表示する。
前記方法は、あらゆる工程、例えば、製造工程、製品処理工程、試験工程等の
制御に使用することができる。好適には、プログラムされた第2の記憶装置は、
それぞれ、製造工程において製造され又は処理される製品を識別する。各々の読
取装置は、作業場における作業者の出勤に関する情報、及び、その作業場を通過
する製品を識別する情報を収集する。さらに、他のプログラムされた記憶装置が
、製造工程の個々の工程を識別する情報を記憶するように構成することもできる
。
好適な実施例では、各々の読取装置はリアルタイムに記録を行うことが可能で
ある。
読取装置がリアルタイム処理可能であるので、作業者の出勤に関する正しい情
報を収集することができる。しかし、好適には、前記方法は、個人作業者の行動
に関する情報を収集するように構成することもできる。
第2の記憶装置が個々の製品を識別するので、特定の製品が作業
場に到着した時間及び作業場を離れる時間を、対応する読取装置により収集し、
又は、記憶装置に記憶することができる。従って、作業者が個々の製品を処理す
る速度を決定することができる。同様に、読取装置は、特定の工程又は作業を完
了するために要する時間に関する情報を収集するように構成することもできる。
各々の読取装置は、品質管理処理、製造工程の作業順序、使用される材料又は
部品、又は/及び、他のあらゆる関連情報を識別する情報を記憶することができ
る。例えば、そのような情報を記憶するための追加の記憶装置を設けることがで
きる。これら追加の記憶装置は、ある特定種類の情報専用とすることも、複数の
種類の情報を記憶できるようにすることもできる。必要であれば、各々の読取装
置は、第1、第2、及び、追加の記憶装置のいずれからも、第1、第2、及び、
追加の記憶装置に情報を書き込むことが可能とする。
本発明の更に他の観点によれば、製造工程を制御するシステムにおいて、各々
が製造工程に要求される個人を識別する情報を記憶する複数の第1記憶装置と、
各々が製造工程の対象となる製品を識別する情報を記憶する複数の第2記憶装置
と、前記第1及び第2の記憶装置の情報を読み取り、記憶する少なくとも1つの
自立型読取装置と、前記読取装置により記憶された情報へのアクセスを可能とす
る出力手段と、を備える。
好適な実施例では、各々の第1記憶装置は個人に関連付けられ、各々の第2記
憶装置は個々の製品に関連付けられる。好適には、前記読取装置は、個人、選択
された場所及び/又は時間における製造工程に関連する作業工程及び製品を識別
する情報を収集するように
構成される。
例えば、製造工程における個々の製品は第2のプログラムされた記憶装置を有
し、特定の作業場の読取装置は、作業場で働く個人及び作業場を通過する個々の
製品を識別する情報を収集する。
好適には、出力手段は、第1及び第2記憶装置、又は/及び、他の記憶装置に
情報を書き込むように構成される。
好適には、個々の作業場に、少なくとも1つの読取装置が関連付けられる。個
々の読取装置により収集された情報は記憶装置に出力される。好適には、前記シ
ステムは、記憶装置から情報を読み取るコンピュータを備える。
好適には、各々の読取装置は、情報を要求する聴覚的又は視覚的警告を定期的
に発する警告手段を備える。
好適には、各々の読取装置は、例えば、押しボタン、キーパッド、キーボード
、センサ、又は/及び、バーコードリーダ等の、情報を入力するための入力手段
を備える。
好適な実施例では、各々の読取装置は、リアルタイムで記録を行う。
好適な実施例では、第1、第2、及び、他の記憶装置は、情報を記憶するカー
ド又はディスクを含む。好適には、各々の記憶装置は、プログラム可能であり、
読取装置により読み取り可能とする。特に
好適な実施例では、各々の記憶装置は、メモリ及び処理回路を有する集積回路を
備えたカードとする。
好適な実施例では、各々の読取装置は、記憶装置を収納する複数のスロットを
備える。これにより、同時に複数の記憶装置を読取装置に挿入し、読み取ること
が可能となる。読取装置はディスプレイを備えるように構成することもできる。
好適には、各々の読取装置は、クロック回路などのタイミング手段を備える。
本発明は更に、情報を収集する自立型読取装置に及ぶ。その読取装置は、処理
回路、メモリ、タイミング回路、及び、1以上のアクセススロットを備え、前記
処理回路は、前記アクセススロットに挿入された記憶装置に記憶された情報を読
み出し、前記メモリに書き込むように構成される。
本発明は、上述した工程又はシステムに使用される記憶装置に及ぶ。
本発明の更に他の観点によれば、個人、製造工程又は製品を識別する情報を記
憶する記憶装置が提供され、その記憶装置は、メモリ手段及び処理回路を有する
集積回路を備えたカードにより構成される。
本発明の実施例は、以下の図面を参照して説明される。添付図面において、
図1は、生産工程を制御するシステムにおいて使用される自立型読取装置の斜
視図であり、
図2は、図1に示す読取装置のブロック図であり、
図3は、本発明にかかる製品製造工程を使用する工場施設を示す略図であり、
図4Aは個人作業者IDカードの平面図であり、図4Bは作業記録IDカード
の平面図であり、
図5は、自立型読取装置からの指示によって、作業者が製品に対して行う処理
の簡略フローチャートであり、
図6は、自立型読取装置により記録された情報に基づいて作成される使用者生
産レポートの一例を示す図である。
以下、製品の製造工程に関して本発明を詳細に説明する。但し、本発明は、例
えば、試験や製品の処理などのあらゆる生産工程の制御に適用可能である。更に
、以下の実施例では、個々の製品に関する情報が収集され、利用される。更には
、特定の処理工程に関する情報も記憶し、収集できるように構成される。
製造工程制御システムは、図面に示される複数の読取装置2を備える。後に図
3に基づいて説明されるように、夫々の読取装置2は製造工程の特定の作業場に
設置される。
製造工程に関係する全ての作業者は個人作業者IDカードを有しており、その
個人作業者IDカードは、作業者を識別する情報がプログラムされた記憶装置を
構成する。好適には、記憶装置は、作業者の階級又は技能レベルに関する情報も
記憶するように構成される。IDカードは、例えば、バーコードカード又は磁気
カードにより構
成することができる。しかし、IDカードは、メモリ及び処理回路の双方を有す
る集積回路(IC)カードにより構成し、作業者に関する多くのカテゴリーの情
報を記録可能とすることが好ましい。必要であれば、IDカードは再度のプログ
ラムが可能とする。後に、図4Aを参照してそのようなIDカードについて説明
する。
読取装置2は、メインコントロール部又はマイクロプロセッサ12、これに関
連する外部メモリ14、及び、タイミング回路16を備える。読取装置2は、多
数のアクセススロット4を備える。従って、作業者は、作業場に到着すると、自
己のIDカードをいずれかのアクセススロット4に挿入する。読取装置2は、I
Dカードの識別情報を読み取り、作業者の身元及び技能レベルを、IDカードが
読取装置2に挿入された時刻とともに記憶する。好適には、IDカードは読取装
置2内に保持される。
読取装置2は、ディスプレイ6及びキーパッド8を備える。好適には、読取装
置2のマイクロプロセッサ12は定期的にスピーカ18から音声による警告を発
する。この警告は、作業者がキーパッド8の特定のボタン又はボタンの組み合わ
せを押すことにより解除される。これにより、作業者の出勤に関する情報を読取
装置2のメモリ14に記憶することが可能となる。
図2に示されるように、読取装置2は、適当な入出力インターフェースを介し
てマイクロプロセッサ12と通信する多数の異なる入力装置及び出力装置を備え
るように構成することができる。アクセススロット4はIDカードとの接触部2
0を備える。更に、読取装置2は、必要に応じて、1又は複数のバーコードリー
ダ22、セン
サ24及びLED26を備える。更に、読取装置2は、適当なインターフェース
30及び従来のパラレル/シリアルインターフェースコネクタのためのソケット
28を備えて構成することができる。読取装置2は、主電源に接続されるか、又
は、専用の電源32を備えるように構成することができる。
従って、読取装置2は、作業者の出勤時刻及び機械の使用に関する情報を記録
し、蓄積することができる。
同様に、製造された各々の製品は個別製品IDカードを添付される。例えば製
品が作業場に届くと、作業者は添付の製品IDカードを読取装置2のいずれかの
アクセススロット4に挿入する。製品IDカードは、その製品が当該作業場を離
れるまで読取装置2内に保持され、その作業場を離れる時に読取装置2から取り
出される。従って、読取装置2は、ある作業場に到着した製品に関する情報、及
び、その製品がその作業場にあった時間に関する情報を収集することができる。
また、読取装置2は、その作業場に製品が全く存在しない時間を示すデータを記
録することも可能である。
添付の製品IDカードにより記憶される、製品についての情報は、当然、必要
に応じて選択可能である。予めプログラムされた情報は、1又は複数の製品識別
コードなどの識別データ、製品シリアル番号及び作業順序番号を含むように構成
することが可能である。更に、原材料供給業者、将来の取引き業者に関する情報
、その他のデータを記憶することも可能である。個々の作業場では、読取装置2
が、その作業場で製品に対して行った工程に関する情報、所要時間、品質情報な
どを製品IDカードに記憶する。例えば、作業場の個々の
作業者は、運ばれてくる個々の製品の品質検査を行い、その結果を読取装置2を
使用して添付の製品IDカードに記録することが必要になる。
個々の読取装置2は自立型装置であり、アクセススロット4内のカードから情
報を読み取るのみでなく、適宜情報を書き込む能力も有する。よって、個々の読
取装置2に記憶されたデータを収集するためには、データを読取装置2のメモリ
14からカードに書き込むことのみが必要となる。この書き込み動作は種々の方
法により行うことができる。
第1の手順では、読取装置2は、アクセススロット4に挿入された個々の作業
者IDカード又は製品IDカードに、当該読取装置2の識別情報及び当該読取装
置によって収集された情報を書き込む。その後、作業者IDカード又は製品ID
カードは、コンピュータ内部又はコンピュータに接続されたカードリーダに挿入
され、データがコンピュータにより読み出され、分析される。この制御コンピュ
ータのためのカードリーダは、あらゆるタイプの適当な装置により構成すること
ができる。更に、又は、その代わりに、出力カードを使用し、特定の読取装置2
により収集された全てのデータを所定時間周期、例えば、勤務交代時間毎に出力
カードに書き込むように構成することもできる。この場合も、出力カードはコン
ピュータ又は携帯用カードリーダにより読取可能に構成する。
必要であれば、種々のカードと読取装置2内のメモリ14との間の情報の転送
を可能とし、これにより、要求される特定の情報を収集し、その後分析するよう
に構成することも可能である。
個々のカードは、パスワードにより保護される。
高性能のコンピュータネットワークを使用することなく、製造工程や作業者の
出勤、その他に関する情報を収集し、コンピュータに入力して分析することが可
能となることが好ましい。収集されたデータは、異なるソフトウェアシステムに
より使用され、必要なあらゆる情報とともに管理される。このシステムにより、
製造工程における各製品の処理経緯を辿ることが可能になるので、本システムは
例えば、品質保証処理などに使用することができる。
通常、上述のように交代勤務又は作業日の時間内は、個々の読取装置2は作業
者及び個々の製品に関するデータを継続的に記録する。製品データは、日時、個
々の製品の処理及び品質状態を含む。その後、データは交代勤務又は作業日の終
わりに収集される。読取装置2は複数のスロットを有する装置であるので、実際
の生産工程における品質管理処理のように、データは当然、付加的、及び/又は
、択一的に収集され、チェックされる。
収集されたデータ、及び、それについての分析は、当然、特定の状況に適合す
るように編集される。例えば、個々の作業者についての出勤データが収集される
のみでなく、個々の作業者が特定の作業を行う時刻を監視することも可能である
。同様に、特定の作業場又は作業者により製造される不良品の数を監視すること
もできる。システムは、更に、作業者の行動についてある種の制御を行うことも
できる。例えば、技能レベルが不適当な作業者が特定の作業場に参加した場合に
警告音を発するように読取装置2を構成することも可
能である。
製品に関しては、その品質状態、及び、その製品に対して行われた特定の処理
の時間に関するデータを収集することも可能である。更に、制御コンピュータは
、製品IDカードから、製造された単位製品の数、及び、不良品の数についての
情報を収集することもできる。従って、総累積製造時間、歩留り率、廃却品又は
不良品の数に関する情報を得ることもできる。
上述のシステムの主要な利益は、作業場の処理に適用する際の柔軟性にある。
このシステムは、ネットワークを必要としないが故に設置が容易であり、更に、
手動又は半自動の処理により個人及び製品情報の記録時間を節約する。更に、手
入力されたデータを受け取るのではなく、カードからデータを直接読み取る中央
コンピュータを導入することにより、エラーが減少する。
図3は、本発明の装置及び製造工程を実現する工業施設の略平面図である。図
3に示す施設は、事務所エリア100、及び、これに隣接する工場エリア102
を備える。事務所エリア100には自立型中央コンピュータ104が設置され、
IDカードのデータを収集、分析し、作業記録カード及び個々の作業者IDカー
ドに情報を記録する。
工場エリア102では、製造作業が行われる。未加工の材料は矢印Aで示され
るように工場エリア102に搬入され、適当な部品制作エリア106及び116
に供給される。好適には、部品制作エリア106及び116に付随して、搬入さ
れた未加工材料を保管する
保管エリア110が設けられる。部品制作エリア106には複数の作業場108
があり、それら作業場108の各々は自立型読取装置2を備える。個別に配置さ
れた作業場108には、例えば射出成形装置が設置される。
同様に、部品制作エリア116内では、保管エリア110から必要に応じて複
数の作業場112の夫々に未加工の材料が供給される。個々の作業場112は独
立して動作し、夫々適当な自立型読取装置2を備える。部品制作エリア116で
は、例えば、作業場の夫々はプレスにより構成される。
既に説明したように、図3において符号114で示される個々の作業者は個人
IDカードを有し、その作業者が作業を行って未加工の材料から部品を制作する
際に、個人IDカードを関連する作業場の読取装置2に挿入する。必要であれば
、作業者が作業場108、112で装置を操作して部品を制作する時に、その作
業場において読取装置2により、その部品自身を識別する部品IDカードを作成
するように構成してもよい。
部品制作エリア106及び116で制作された部品は、必要に応じて組立エリ
ア120へ送られる。個別部品IDカードが作成されていれば、それらは部品に
付属している。組立エリア120には多数の作業場122が設置され、夫々の作
業場122で作業者114が1又は2以上の部品について所定の作業を行う。各
々の作業場122は読取装置2を備える。個々の作業場122ではほぼ同一の作
業場が行われるように構成することができる。しかし、通常、1又は2以上の部
品は多数の異なる作業場122へ送られ、そこで制作
された部品に対して種々の制作工程が施される。個々の製品に対して多数の作業
工程が行われる場合には、矢印Bで示すように、製品を作業場122を通じて順
に移動するのが便利である。
製品の製造が始まる組立エリア120の第1の作業場122では、製品IDカ
ードが製品と関連付けられ、その製品自身を識別するようにされる。従って、第
1の作業場122の読取装置2は、製品の識別とその第1の工程に関する情報を
提供するように構成される。その代わりに、また、特に最終製品が1つの主要な
部品により構成される場合には、製品IDカードはその主要な部品のIDカード
としてもよい。
更には、選択により、組立エリア120が、個々に識別される連読した製品I
Dカードを有するように構成することもできる。その識別は、事前に中央コンピ
ュータ104により行われる。そのような、事前にプログラムされたIDカード
は、第1の作業場122において個々の製品と関連付けられる。上述のように、
その後、個々の製品IDカードは、その製造及び後処理において製品に付属して
移動する。部品IDカードは、それが使用される場合には、同様に作成され、必
要ならば製品と共に移動してその出所を明確にする。その代わりに、製品が製造
される第1の作業場122では、製品の製造に使用された部品の部品IDカード
から製品IDカードに情報を書き込むように構成することもできる。これは、そ
の作業場の読取装置2により行うことができる。従って、この場合、例えばコン
ピュータ104によるデータ分析及び在庫管理のために、部品IDカードは回収
され、事務所エリアに戻される。
組立エリア120で製造された製品は集合エリア130に集められ、矢印Cに
示すように発送のための包装が施される。
上述のように、個々の作業場108、112及び122に設けられた読取装置
2は情報収集のために使用される。しかし、読取装置2は、作業者に実行すべき
作業を告知し、指示し、また、その作業を統制するために使用することも可能で
ある。
図4Aは、個人作業者IDカード40の一例を示す平面図である。このカード
40は、付属メモリを有する集積回路42が設けられたICカードである。図示
の例では、個人作業者IDカード40には作業者の名前及び識別番号がプリント
されている。また、個人作業者IDカードに作業者の写真44を付することによ
り、工場設備に出入りする作業者の通常の身分証明カードとして使用することが
できる。
図4Bは作業記録カード46を示し、そのカードもメモリを含む集積回路を備
えたICカードである。製品IDカード及び部品IDカードは、例えば、プリン
トされた説明以外は作業記録カード46と同様の外観を有する。
作業記録カード46は、読取装置2により、個々の作業場において個々の作業
者が行う作業を識別し、統制するために利用することができる。これを実行する
一つの方法が図5に示されており、図5は作業場において個々の作業者により行
われる工程のフローチャートである。
各々の作業記録カード46は、例えば中央コンピュータ104により適当にプ
ログラムされており、特定の作業場において、製造され、又は処理される部品、
製品の1又は複数の工程における作業を制御する。図5に示すように、適当な初
期化工程の後、作業記録カード46は適当な作業場の自立型読取装置2に挿入さ
れる。好適には、作業記録カード46の挿入は読取装置2により促される。図5
のフローチャートの処理50では、読取装置2に促されて作業者が作業記録カー
ド46を挿入する。その後、作業記録カード46が読取装置2により、読取装置
2内のメモリ及び作業記録カード46に時刻を記録させる。処理52では、作業
記録カード46が読取装置2を動作させて、個別の作業者にIDカードを挿入す
るよう指示する。処理54では、作業者の識別情報を含む詳細な情報が作業者I
Dカード46から読み出される。既に述べたように、読取装置2は、その後の処
理に進む前に作業者の技能レベル又は認可をチェックする。このチェックにより
全てが整っていると判断された場合には、Cで示される製造工程が開始する。
部品又は製品の更なる処理が行われる前に、制作された部品の品質検査が必要
となる。処理56に示されるように、作業者がこれを行う。即ち、Bに示される
ように、作業者は目視による簡単な検査を行うか、又は、より厳密な品質管理処
理を行う。そのような検査が不要であるか又は終了したならば、作業者は処理5
8において、処理された製品に添付された製品IDカードを挿入する。もし、こ
れが製品の製造における最初の処理工程であるならば、作業者は新しい製品ID
カードを取得し、挿入しなければならない。それから、読み取り装置2が制御さ
れて製品情報を読み取り、例えば、製品IDカードに個別製品番号があるかどう
かを確認する。それから、読
取装置2は処理60において、作業者により実行されるべき個別の処理工程を表
示する。表示される処理工程は処理を開始すべきとの単純な命令であってもよく
、また、実行されるべき個々の作業を連続的に示す命令であってもよい。個々の
作業が連続的に表示される場合には、作業者がその作業の終了を告知した後に、
次の作業を表示するように構成してもよい。
読取装置2が数個の作業を連続的に行わせる場合には、読取装置2は処理62
において、それら全ての作業が行われたか否か、及び適当な時間内に行われたか
否かをチェックするようにしてもよい。作業者が適当な時間又は順序で指示に応
じなかった場合には、読取装置2は、処理64に示すように、製品が不良である
として拒絶することもできる。全ての作業が満足に行われた場合には、読取装置
2は処理66において、ボタンを押すなどの方法により作業の終了を知らせるよ
う要求する。それから、読取装置2は製品IDカードに処理作業の時間及び他の
詳細情報を書き込み、同様に作業者IDカードに時間情報を書き込む。製品はそ
の後、製品IDカードとともに後続の作業場に移動され、作業記録カードは次の
製品のために、作業者を同一の処理作業に就かせる。
上述のように、交代勤務の終了時に、又はある作業場を離れる時に、作業者は
自分の個人作業者IDカードを、それが挿入されている読取装置2から取り出す
。好適には、作業者及び作業場でその作業者により行われた作業の識別情報は、
作業記録カードに記録される。例えば交代勤務の終了時に、作業記録カードは読
取装置2から取り出され、中央コンピュータ104により分析される。図6は、
ある交代勤務においてある読取装置2に保持された一枚の作業記録カー
ドから作成されるレポートの一例を示す。明らかに、他の又は代替の情報を記憶
することもでき、必要であれば、続いてその分析が行われる。
本出願の開示の範囲内において、上述した本発明についての変形及び変更が可
能である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),UA(AZ,BY,KZ,RU,TJ,TM),A
L,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR,BY
,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,
FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,K
P,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,LV
,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,
PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S
K,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ
,VN
(72)発明者 チャン,マイケル,ピン,プイ
ホンコン,ニュー テリトリーズ,ツェン
ワン,キャッスル ピーク ロード,ベ
ルヴェディア ガーデン,フェーズ 1,
タワー 3,フラット エイッチ,33ティ
ーエイッチ フロア
(72)発明者 ウォン,テリー,マン,シュン
ホンコン,ニュー テリトリーズ,ツェン
ワン,キャッスル ピーク ロード,ベ
ルヴェディア ガーデン,ブロック 5,
フラット イー,5ティーエイッチ フロ
ア
(72)発明者 シン,ケニス,フ,クェン
ホンコン,コウルン,コウルン ベイ,リ
ッチランド ガーデンズ,ブロック 10,
12エイ
(72)発明者 ホ,チェウ,ファイ
ホンコン,ニュー テリトリーズ,シャテ
ィン,シャティン ハイツ,ブロック イ
ー−1,1−2ティーエイッチ フロア
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.製造工程の制御方法において、 個人について、対応する個人を識別する情報を記憶するためのプログラムされ た第1の個別記憶装置を設けるステップと、 製造工程により処理される製品について、製品を識別する情報を記憶するプロ グラムされた第2の個別記憶装置を設けるステップと、 第1及び第2の記憶装置内の情報を読み出す少なくとも1つの自立型読取装置 を設けるステップと、を備え、前記方法は更に、 読取装置により、個人、及び、選択された場所及び/又は時間における製造工 程に関連する製品についての第1及び第2の記憶装置を読み出すステップを備え 、当該読み出しステップにおいて、前記読取装置は、個人、及び、選択された場 所及び/又は時間における製造工程に関連する製品を識別する情報を収集するこ とを特徴とする製造工程の制御方法。 2.前記読取装置に、製造工程の各工程を識別するための情報を記憶するステッ プを備えることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.前記読取装置により収集された情報を出力するステップを備えることを特徴 とする請求項1又は2に記載の方法。 4.個々の作業場に、少なくとも1つの読取装置が関連付けられていることを特 徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。 5.読取装置により、情報の入力を要求するステップを備えることを特徴とする 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。 6.各々の読取装置が、定期的に情報の要求を示す聴覚的又は視覚的な警告を発 するように構成されていることを特徴とする請求項5記載の方法。 7.入力装置により、各々の読取装置がさらに情報を受け取るステップを備える ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。 8.個人作業者が読取装置の設置された特定の作業場にいる場合に、当該個人作 業者に関連するプログラムされた第1の個別記憶装置が読取装置に挿入され、保 持され、読取装置が記憶装置を読み取って個人作業者を識別する情報を収集し、 読取装置が定期的に、個人作業者が当該作業場における継続した出勤を表明する ことを要求する警告信号を出力することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか に記載の方法。 9.各々の読取装置に、製造工程又は作業を識別する情報を供給するステップを 備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の方法。 10.品質管理処理を識別する情報を供給するステップを備える請求項1乃至9 のいずれかに記載の方法。 11.製造工程の作業順序を識別する情報を供給するステップを備えることを特 徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の方法。 12.使用される材料及び/又は部品を識別する情報を供給するステップを備え ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の方法。 13.製造工程又は作業、品質管理処理、製造工程の作業順序、使用される材料 又は/及び部品を識別する情報を記憶するための、他のプログラムされた記憶装 置を備えたことを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載の方法。 14.各々の読取装置は、リアルタイムに記録を行うことを特徴とする請求項1 乃至13のいずれかに記載の方法。 15.製造工程を制御するシステムにおいて、 各々が製造工程に要求される個人を識別する情報を記憶する複数の第1記憶装 置と、 各々が製造工程の対象となる製品を識別する情報を記憶する複数の第2記憶装 置と、 前記第1及び第2の記憶装置の情報を読み取り、記憶する少なくとも1つの自 立型読取装置と、 前記読取装置により記憶された情報へアクセスする出力手段と、を備えること を特徴とする製造工程の制御システム。 16.前記読取装置は、個人、及び、選択された場所及び/又は時間における製 造工程に関連する製品を識別する情報を収集するように構成されることを特徴と する請求項15記載のシステム。 17.前記出力手段は、第1及び第2記憶装置、又は/及び他の記 憶装置に情報を書き込むように構成されることを特徴とする請求項15又は16 記載のシステム。 18.個々の作業場に、少なくとも1つの読取装置が関連付けられていることを 特徴とする請求項15乃至17のいずれかに記載のシステム。 19.前記記憶装置から情報を読み取るコンピュータを備えることを特徴とする 請求項15乃至18のいずれかに記載のシステム。 20.各々の読取装置は、情報を要求する聴覚的又は視覚的警告を定期的に発す る警告手段を備えることを特徴とする請求項15乃至19のいずれかに記載のシ ステム。 21.各々の読取装置は、情報を入力するための入力手段を備えることを特徴と する請求項15乃至20のいずれかに記載のシステム。 22.各々の読取装置は、リアルタイムで記録を行うことを特徴とする請求項1 5乃至21のいずれかに記載のシステム。 23.各々の読取装置により読取可能な第1、第2及び他の記憶装置は、情報を 記憶するカード又はディスクを含むことを特徴とする請求項15乃至22のいず れかに記載のシステム。 24.前記記憶装置は、プログラム可能であり、読取装置により読み取り可能で あることを特徴とする請求項23記載のシステム。 25.各々の記憶装置は、メモリ及び処理回路を有する集積回路を備えたカード であることを特徴とする請求項24記載のシステム。 26.各々の読取装置は、記憶装置を収納する複数のスロットを備えることを特 徴とする請求項15乃至25のいずれかに記載のシステム。 27.各々の読取装置は、タイミング手段を備えることを特徴とする請求項15 乃至26のいずれかに記載のシステム。 28.情報を収集する自立型読取装置において、処理回路、メモリ、タイミング 回路、及び、1以上のアクセススロットを備え、前記処理回路は、前記アクセス スロットに挿入された記憶装置に記憶された情報を読み出し、前記メモリに書き 込むことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (3)
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- 1996-01-08 EP EP96900118A patent/EP0749615A1/en not_active Withdrawn
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