JPH0951222A - アンテナ - Google Patents
アンテナInfo
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- JPH0951222A JPH0951222A JP20237995A JP20237995A JPH0951222A JP H0951222 A JPH0951222 A JP H0951222A JP 20237995 A JP20237995 A JP 20237995A JP 20237995 A JP20237995 A JP 20237995A JP H0951222 A JPH0951222 A JP H0951222A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- metal wire
- wire
- wireless device
- radio
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線機に使用するアンテナに関し、小形・軽
量化に加え、特に待受け時の着呼特性の改善を図ること
を目的とする。 【解決手段】 一端が開放し、他端が無線機11の接地
面に接続するフレキシブルな金属線12と、金属線12
上の一点を給電点Fとして無線機11内の無線回路との
間に接続される給電線13とから構成する。
量化に加え、特に待受け時の着呼特性の改善を図ること
を目的とする。 【解決手段】 一端が開放し、他端が無線機11の接地
面に接続するフレキシブルな金属線12と、金属線12
上の一点を給電点Fとして無線機11内の無線回路との
間に接続される給電線13とから構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ、特に携帯
用の無線機に適用して好適なアンテナに関する。従来移
動通信は、海洋船舶や航空機、列車等との通信を中心に
発展してきたが、近年無線機の開発が進み、その小形
化、軽量化、低価格化が実現し、大衆向けの移動通信が
広く利用されるようになった。例えば、携帯電話、コー
ドレス電話(含むPHS)、トランシーバ等の携帯用無
線機が、その大衆向け移動通信の利用を飛躍的に増大さ
せている。
用の無線機に適用して好適なアンテナに関する。従来移
動通信は、海洋船舶や航空機、列車等との通信を中心に
発展してきたが、近年無線機の開発が進み、その小形
化、軽量化、低価格化が実現し、大衆向けの移動通信が
広く利用されるようになった。例えば、携帯電話、コー
ドレス電話(含むPHS)、トランシーバ等の携帯用無
線機が、その大衆向け移動通信の利用を飛躍的に増大さ
せている。
【0002】
【従来の技術】図9は一般的な無線機の概観図である。
本図において、1は無線機、特に携帯用の無線機であ
り、きわめて一般的な棒状のホイップアンテナ2を備え
ている。なおホイップアンテナ2は伸長時の状態を示し
ている。携帯用の無線機、例えば携帯電話には、図示す
る如く操作ボタンBやディスプレイDが配列されてい
る。
本図において、1は無線機、特に携帯用の無線機であ
り、きわめて一般的な棒状のホイップアンテナ2を備え
ている。なおホイップアンテナ2は伸長時の状態を示し
ている。携帯用の無線機、例えば携帯電話には、図示す
る如く操作ボタンBやディスプレイDが配列されてい
る。
【0003】図10は図9に示す無線機の内部の概観図
である。特に、ホイップアンテナ2の収納時の状態を示
している。無線機1の内部には、無線回路(送受信回
路)が内蔵されており、その側方にホイップアンテナ2
が収納されている。無線機1の内部には整合回路(M
C)3が設けられ、ホイップアンテナ2と無線回路との
間に接続される。
である。特に、ホイップアンテナ2の収納時の状態を示
している。無線機1の内部には、無線回路(送受信回
路)が内蔵されており、その側方にホイップアンテナ2
が収納されている。無線機1の内部には整合回路(M
C)3が設けられ、ホイップアンテナ2と無線回路との
間に接続される。
【0004】図11は図10における整合回路の一例を
示す図である。本図において、整合回路3はLC共振回
路によって構成されており、Cの一端は接地されてい
る。この接地(GND)は、図10において点線で示す
シールドケースに相当する装置グランドGNDである。
示す図である。本図において、整合回路3はLC共振回
路によって構成されており、Cの一端は接地されてい
る。この接地(GND)は、図10において点線で示す
シールドケースに相当する装置グランドGNDである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ホイップアンテナ2
は、送受信周波数に共振する長さ(例えばλ/2やλ/
4:λは送受信周波数の波長)を有する金属性の細長い
棒であり、例えば携帯電話の場合、800〜900MH
z帯の周波数が使用されるから、その長さは80〜16
0mm程度になる。
は、送受信周波数に共振する長さ(例えばλ/2やλ/
4:λは送受信周波数の波長)を有する金属性の細長い
棒であり、例えば携帯電話の場合、800〜900MH
z帯の周波数が使用されるから、その長さは80〜16
0mm程度になる。
【0006】このような細長い金属棒が無線機本体から
突出していると携帯性が損なわれるしまた危険でもあ
る。このために図10に示す如く、通話時以外には、ホ
イップアンテナ2を無線機1の内部に収納する構造を採
用している。 このために無線機本体はそのアンテナ収納用のスペ
ースを確保しておかなければならず、無線機1の小形・
軽量化が図れない、という第1の問題が生ずる。
突出していると携帯性が損なわれるしまた危険でもあ
る。このために図10に示す如く、通話時以外には、ホ
イップアンテナ2を無線機1の内部に収納する構造を採
用している。 このために無線機本体はそのアンテナ収納用のスペ
ースを確保しておかなければならず、無線機1の小形・
軽量化が図れない、という第1の問題が生ずる。
【0007】 アンテナ2を無線機本体内に収納した
とき、既述したシールドケースに隣接して置かれること
になり、待受け時における相手からの着呼特性が著しく
劣化するという第2の問題が生ずる。この問題はまた、
基地局あるいは他の移動局を中心とするサービスエリア
を著しく狭めてしまうという不利益をもたらす。 図10に示す如く、ホイップアンテナ2には必ず整
合回路3が付随し、このために無線機1の小形・軽量化
が図れない、という第3の問題が生ずる。
とき、既述したシールドケースに隣接して置かれること
になり、待受け時における相手からの着呼特性が著しく
劣化するという第2の問題が生ずる。この問題はまた、
基地局あるいは他の移動局を中心とするサービスエリア
を著しく狭めてしまうという不利益をもたらす。 図10に示す如く、ホイップアンテナ2には必ず整
合回路3が付随し、このために無線機1の小形・軽量化
が図れない、という第3の問題が生ずる。
【0008】したがって本発明は、待受け時の着呼特性
を改善すると共に無線機の一層の小形・軽量化を可能と
するアンテナを提供することを目的とするものである。
を改善すると共に無線機の一層の小形・軽量化を可能と
するアンテナを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のアンテナ
を備える無線機を示す図である。本図に示すとおり、本
発明によるアンテナは、フレキシブルな金属線12から
なる。いわば紐状のアンテナである。その一端は開放
し、その他端は無線機11の接地面GNDに接続する。
なお、この接地面は、無線機11本体内のシールドケー
ス14である。このシールドケース14は、通常、プラ
スチック製の無線機筐体の内面に施した金属蒸着層とし
て形成される。
を備える無線機を示す図である。本図に示すとおり、本
発明によるアンテナは、フレキシブルな金属線12から
なる。いわば紐状のアンテナである。その一端は開放
し、その他端は無線機11の接地面GNDに接続する。
なお、この接地面は、無線機11本体内のシールドケー
ス14である。このシールドケース14は、通常、プラ
スチック製の無線機筐体の内面に施した金属蒸着層とし
て形成される。
【0010】さらに本発明のアンテナは給電線13を備
える。この給電線13は、金属線12上の一点を給電点
Fとして、無線機11内の無線回路(送受信回路)と接
続する。なお給電線13や金属線12は、上記のプラス
チック製の筐体に設けた孔を通して筐体内に入り込む。
かくして従来におけるアンテナ収納スペースや整合回路
(MC)は不要となり、無線機1(従来)に比べ一層の
小形・軽量化が図れる。
える。この給電線13は、金属線12上の一点を給電点
Fとして、無線機11内の無線回路(送受信回路)と接
続する。なお給電線13や金属線12は、上記のプラス
チック製の筐体に設けた孔を通して筐体内に入り込む。
かくして従来におけるアンテナ収納スペースや整合回路
(MC)は不要となり、無線機1(従来)に比べ一層の
小形・軽量化が図れる。
【0011】また、アンテナ(金属線12)は常時無線
機本体の外部に露出することになり、待受け時の着呼特
性は従来に比べて一層改善される。図2は図1における
整合回路を説明するための図である。図1の構成におい
ては、図10に示した整合回路(MC)3に相当するも
のが見られない。周知のとおり、アンテナのインピーダ
ンスと無線回路とのインピーダンスが一致しないと、高
周波の反射が発生し、高周波エネルギーの伝搬が十分行
われない。このために整合回路(MC)3が設けられ
る。
機本体の外部に露出することになり、待受け時の着呼特
性は従来に比べて一層改善される。図2は図1における
整合回路を説明するための図である。図1の構成におい
ては、図10に示した整合回路(MC)3に相当するも
のが見られない。周知のとおり、アンテナのインピーダ
ンスと無線回路とのインピーダンスが一致しないと、高
周波の反射が発生し、高周波エネルギーの伝搬が十分行
われない。このために整合回路(MC)3が設けられ
る。
【0012】ところが本発明においては整合回路に相当
するものが存在しない。この整合回路に代えて給電線1
3が導入されたからである。図2を参照すると、例えば
λ/4長の金属線12の一端はオープンでありインピー
ダンスはほぼ無限大(∞)となる。逆に他端は接地面
(GND)にショートしており、そのインピーダンスは
ほぼ0Ωである。そしてこれら一端と他端の間における
電流分布は、図中の点線で表すごとく連続的に変化す
る。つまり、金属線12上のインピーダンスは、0Ωか
ら∞まで一様に連続的に変化する。
するものが存在しない。この整合回路に代えて給電線1
3が導入されたからである。図2を参照すると、例えば
λ/4長の金属線12の一端はオープンでありインピー
ダンスはほぼ無限大(∞)となる。逆に他端は接地面
(GND)にショートしており、そのインピーダンスは
ほぼ0Ωである。そしてこれら一端と他端の間における
電流分布は、図中の点線で表すごとく連続的に変化す
る。つまり、金属線12上のインピーダンスは、0Ωか
ら∞まで一様に連続的に変化する。
【0013】そうすると、金属線12上のある一点に
は、必ず、無線回路側のインピーダンスと一致するイン
ピーダンスが現れる。この一点を給電点(F)とすれ
ば、従来の整合回路は不要となり、従来のLC共振回路
を単なる金属線で置き換えた効果は大きい。上記給電点
Fは、アンテナ(12)のインピーダンスと、無線回路
側のインピーダンスとが完全に一致する点を選択するの
が理想的である。しかし、製造上の問題や各部品間のバ
ラツキで、完全な一致点を特定するのは困難である。し
たがって給電点Fが理想的な給電点からわずかにずれる
ことはあるが、性能上は問題ない。
は、必ず、無線回路側のインピーダンスと一致するイン
ピーダンスが現れる。この一点を給電点(F)とすれ
ば、従来の整合回路は不要となり、従来のLC共振回路
を単なる金属線で置き換えた効果は大きい。上記給電点
Fは、アンテナ(12)のインピーダンスと、無線回路
側のインピーダンスとが完全に一致する点を選択するの
が理想的である。しかし、製造上の問題や各部品間のバ
ラツキで、完全な一致点を特定するのは困難である。し
たがって給電点Fが理想的な給電点からわずかにずれる
ことはあるが、性能上は問題ない。
【0014】実際の製造においては、現物によって最適
な給電点を実測によって割り出し、その現物を含むロッ
トを一貫生産することになる。
な給電点を実測によって割り出し、その現物を含むロッ
トを一貫生産することになる。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は本発明に基づく第1の形態
を示す図である。第1の形態では、アンテナをなす金属
線12の一端またはその近傍に重り部材15を設ける。
フレキシブルな金属線12としてはきわめて細い金属細
線をより合わせたものが適当である。このようなフレキ
シブルな金属線12は、外部に対して邪魔にならないし
また危険も及ぼさない。しかし反面、ホイップアンテナ
のように直線性を維持することが難しい。そこで、この
金属線12が通常の携帯時において、カバンあるいはポ
ケットの外に露出させた状態に置かれることを考えて、
その金属線12の一端またはその近傍に重り部材15を
取り付けておくようにする。これによりアンテナはいつ
もピンと伸びた理想的な状態に維持され、待受け時にお
いても送受信特性をいつも最適な状態に保つことができ
る。
を示す図である。第1の形態では、アンテナをなす金属
線12の一端またはその近傍に重り部材15を設ける。
フレキシブルな金属線12としてはきわめて細い金属細
線をより合わせたものが適当である。このようなフレキ
シブルな金属線12は、外部に対して邪魔にならないし
また危険も及ぼさない。しかし反面、ホイップアンテナ
のように直線性を維持することが難しい。そこで、この
金属線12が通常の携帯時において、カバンあるいはポ
ケットの外に露出させた状態に置かれることを考えて、
その金属線12の一端またはその近傍に重り部材15を
取り付けておくようにする。これによりアンテナはいつ
もピンと伸びた理想的な状態に維持され、待受け時にお
いても送受信特性をいつも最適な状態に保つことができ
る。
【0016】図4は本発明に基づく第2の形態を示す図
である。一般に携帯用無線機は、送受話部(スピーカと
レシーバ)が無線機本体と一体になっているが、ある種
の無線機では、イヤホーンまたはマイクが信号線を介し
外付けになっている形式のものがある。図4の第2の形
態は、この種の無線機に本発明に係るアンテナを適用し
たものであり、イヤホーンまたはマイク16が、信号線
12′を介して、無線機11内の電気回路(音声処理回
路)に接続される。
である。一般に携帯用無線機は、送受話部(スピーカと
レシーバ)が無線機本体と一体になっているが、ある種
の無線機では、イヤホーンまたはマイクが信号線を介し
外付けになっている形式のものがある。図4の第2の形
態は、この種の無線機に本発明に係るアンテナを適用し
たものであり、イヤホーンまたはマイク16が、信号線
12′を介して、無線機11内の電気回路(音声処理回
路)に接続される。
【0017】このような場合、その信号線12′を金属
線12として兼用することができる。この信号線12′
のうち接地側の線の一部が給電点Fとなり、給電線13
に接続する。図5は本発明に基づく第3の形態を示す図
であり、特にアンテナ部分の構造について説明するもの
である。(A)はアンテナ部分の基本的構造、(B)は
図4の形式でのアンテナ部分の構造をそれぞれ示す。
線12として兼用することができる。この信号線12′
のうち接地側の線の一部が給電点Fとなり、給電線13
に接続する。図5は本発明に基づく第3の形態を示す図
であり、特にアンテナ部分の構造について説明するもの
である。(A)はアンテナ部分の基本的構造、(B)は
図4の形式でのアンテナ部分の構造をそれぞれ示す。
【0018】(A)において、金属線12は紐状導体1
7とこれを包囲する絶縁被覆18とからなる。(B)に
おいて、19は接地線、20は外被である。接地線19
は図4において給電線13に接続する側の信号線であ
る。外被20は、絶縁体およびその外周を覆う金属網も
しくは金属箔である。この金属網もしくは金属箔は接地
線19と電気的に接続される。この金属網または金属箔
の一部を給電点Fとして給電線13に接続する。
7とこれを包囲する絶縁被覆18とからなる。(B)に
おいて、19は接地線、20は外被である。接地線19
は図4において給電線13に接続する側の信号線であ
る。外被20は、絶縁体およびその外周を覆う金属網も
しくは金属箔である。この金属網もしくは金属箔は接地
線19と電気的に接続される。この金属網または金属箔
の一部を給電点Fとして給電線13に接続する。
【0019】外被20を設けないこともできるが(この
場合、接地線19の一部に給電点Fを設ける)、アンテ
ナとしての特性が落ちる。上記導体17、接地線19お
よび外被20をなす金属網または金属箔は相互にきわめ
て近い位置にあり高周波的にはこれら全体で1本のアン
テナとして働く。図6は本発明に基づく第4の形態を示
す図である。図4の構成においては金属線12の長さが
送受信周波数の波長に比べてかなり長くなる場合があ
る。あるいは可能性としては少ないが、図1や図3の構
成において金属線12をかなり長くしたいという要求が
生じることもあり得る。
場合、接地線19の一部に給電点Fを設ける)、アンテ
ナとしての特性が落ちる。上記導体17、接地線19お
よび外被20をなす金属網または金属箔は相互にきわめ
て近い位置にあり高周波的にはこれら全体で1本のアン
テナとして働く。図6は本発明に基づく第4の形態を示
す図である。図4の構成においては金属線12の長さが
送受信周波数の波長に比べてかなり長くなる場合があ
る。あるいは可能性としては少ないが、図1や図3の構
成において金属線12をかなり長くしたいという要求が
生じることもあり得る。
【0020】いずれにしても金属線12が長くなると、
その上に複数の波が分布することになり、これら複数の
波を合成した高周波によりアンテナでの送受信が行われ
る。そうすると、図8において説明するとおり、アンテ
ナの放射パターンに4つの割れが生じる場合がある。そ
してその割れの発生する方角と、通常の電波到来角θと
が一致してしまい極端にアンテナ特性が劣化(利得の低
下)してしまう。
その上に複数の波が分布することになり、これら複数の
波を合成した高周波によりアンテナでの送受信が行われ
る。そうすると、図8において説明するとおり、アンテ
ナの放射パターンに4つの割れが生じる場合がある。そ
してその割れの発生する方角と、通常の電波到来角θと
が一致してしまい極端にアンテナ特性が劣化(利得の低
下)してしまう。
【0021】図6の第4の形態では、金属線12の一部
に、らせん状に巻いたらせん構造部21を形成する。こ
のらせん構造部21をなす部分の全長は、λを送受信周
波数として、λ/2である。上記らせん構造部21は、
好ましくは、金属線12上に所定間隔をおいて複数形成
する。この所定間隔としてはλ/2が最適である。
に、らせん状に巻いたらせん構造部21を形成する。こ
のらせん構造部21をなす部分の全長は、λを送受信周
波数として、λ/2である。上記らせん構造部21は、
好ましくは、金属線12上に所定間隔をおいて複数形成
する。この所定間隔としてはλ/2が最適である。
【0022】なお、らせん構造部21としては一般の電
話等で用いるカールコードのようにしても良いし、ある
いは、らせんに巻いた部分を樹脂モールドで固定しても
良い。らせん構造部21の採用によって放射パターンが
どのように改善されるかについて、以下に説明する。図
7はらせん構造部を含むアンテナの等価回路図である。
この等価回路において、金属線上に現れる電圧分布を示
すと図中のの欄のようになる。
話等で用いるカールコードのようにしても良いし、ある
いは、らせんに巻いた部分を樹脂モールドで固定しても
良い。らせん構造部21の採用によって放射パターンが
どのように改善されるかについて、以下に説明する。図
7はらせん構造部を含むアンテナの等価回路図である。
この等価回路において、金属線上に現れる電圧分布を示
すと図中のの欄のようになる。
【0023】単に金属線を直線に張っただけであると、
その上に現れる電圧分布は図中のの欄に示すように、
正相(+)と逆相(−)とが交互に現れる。ところが
の欄においては、らせん構造部21で金属線が巻かれて
しまっているので、の欄で言えば逆相(−)の部分が
殆んど現れない(あるいは正相(+)の部分が殆んど現
れない)。結局、表に現れる電圧分布は、正相のみまた
は逆相のみの同相成分のみ(図では正相のみ)になる。
その上に現れる電圧分布は図中のの欄に示すように、
正相(+)と逆相(−)とが交互に現れる。ところが
の欄においては、らせん構造部21で金属線が巻かれて
しまっているので、の欄で言えば逆相(−)の部分が
殆んど現れない(あるいは正相(+)の部分が殆んど現
れない)。結局、表に現れる電圧分布は、正相のみまた
は逆相のみの同相成分のみ(図では正相のみ)になる。
【0024】図8はアンテナの放射パターンを表す図で
ある。本図の(A)は図7におけるの欄(一般)に対
応し、(B)は図7におけるの欄(本発明)に対応す
る。(A)には前述した放射パターンの4つ割れが示さ
れている。そしてそのうちの2つの割れがX方向(水平
向)に現れ、しかも電波到来角θの方向と一致してい
る。一般に電波到来角θは水平面からその上方約10°
の角度であり、このθ内から電波が入射(受信の場合)
されることが知られている。
ある。本図の(A)は図7におけるの欄(一般)に対
応し、(B)は図7におけるの欄(本発明)に対応す
る。(A)には前述した放射パターンの4つ割れが示さ
れている。そしてそのうちの2つの割れがX方向(水平
向)に現れ、しかも電波到来角θの方向と一致してい
る。一般に電波到来角θは水平面からその上方約10°
の角度であり、このθ内から電波が入射(受信の場合)
されることが知られている。
【0025】一方(B)についてみると、少なくともそ
の電波到来角θ内には、放射パターンの割れは現れず、
きわめて優れたアンテナ特性が得られる。図7のの欄
における金属線上の各点からの放射エネルギーをベクト
ル合成してプロットすると、図8の(A)の放射パター
ンが得られるが、図7のの欄におけるらせん構造部2
1を含む金属線上の各点からの放射エネルギーをベクト
ル合成してプロットすると、図8の(B)の放射パター
ンが得られることが計算でもあるいは実験的にも確認さ
れる。
の電波到来角θ内には、放射パターンの割れは現れず、
きわめて優れたアンテナ特性が得られる。図7のの欄
における金属線上の各点からの放射エネルギーをベクト
ル合成してプロットすると、図8の(A)の放射パター
ンが得られるが、図7のの欄におけるらせん構造部2
1を含む金属線上の各点からの放射エネルギーをベクト
ル合成してプロットすると、図8の(B)の放射パター
ンが得られることが計算でもあるいは実験的にも確認さ
れる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、常
に無線機本体外に置かれる紐状アンテナの採用および給
電線13の採用によって、無線機の小形化・軽量化が図
れる。また待受け時の着呼特性が著しく改善し、基地局
等のサービスエリアを広げることができる。
に無線機本体外に置かれる紐状アンテナの採用および給
電線13の採用によって、無線機の小形化・軽量化が図
れる。また待受け時の着呼特性が著しく改善し、基地局
等のサービスエリアを広げることができる。
【0027】さらにまたアンテナの出し入れも必要なく
操作が楽になる。
操作が楽になる。
【図1】本発明のアンテナを備える無線機を示す図であ
る。
る。
【図2】図1における整合回路を説明するための図であ
る。
る。
【図3】本発明に基づく第1の形態を示す図である。
【図4】本発明に基づく第2の形態を示す図である。
【図5】本発明に基づく第3の形態を示す図である。
【図6】本発明に基づく第4の形態を示す図である。
【図7】らせん構造部を含むアンテナの等価回路図であ
る。
る。
【図8】アンテナの放射パターンを表す図である。
【図9】一般的な無線機の概観図である。
【図10】図9に示す無線機の内部の概観図である。
【図11】図10における整合回路の一例を示す図であ
る。
る。
11…無線機 12…フレキシブルな金属線 12′…信号線 13…給電線 14…シールドケース 15…重り部材 16…イヤホーンまたはマイク 17…紐状導体 18…絶縁被覆 19…接地線 20…外被 21…らせん構造部
Claims (7)
- 【請求項1】 一端が開放し、他端が無線機(11)の
接地面に接続するフレキシブルな金属線(12)と、該
金属線(12)上の一点を給電点(F)として前記無線
機(11)内の無線回路との間に接続される給電線(1
3)とからなることを特徴とするアンテナ。 - 【請求項2】 前記無線機(11)内の無線回路のイン
ピーダンスと整合するインピーダンスを有する前記金属
線(12)上の一点を前記給電点(F)とする請求項1
に記載のアンテナ。 - 【請求項3】 開放される前記金属線(12)の一端ま
たはその近傍に重り部材(15)を設ける請求項1に記
載のアンテナ。 - 【請求項4】 前記金属線(12)の一部にらせん状に
巻いたらせん構造部(21)を形成する請求項1に記載
のアンテナ。 - 【請求項5】 前記金属線(12)に、所定間隔をおい
て複数の前記らせん構造部(21)を形成する請求項4
に記載のアンテナ。 - 【請求項6】 前記金属線(12)が、前記無線機(1
1)の外部に置かれるイヤホーンまたはマイクに接続す
る信号線である請求項5に記載のアンテナ。 - 【請求項7】 前記金属線(12)は、紐状導体(1
7)およびこれを包囲する絶縁被覆(18)からなる請
求項1に記載のアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20237995A JPH0951222A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20237995A JPH0951222A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951222A true JPH0951222A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16456529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20237995A Withdrawn JPH0951222A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951222A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044820A (ko) * | 2001-03-29 | 2001-06-05 | 김명숙 | 이동통신 단말기의 줄 안테나 |
| KR20030009067A (ko) * | 2001-07-20 | 2003-01-29 | 주식회사 액티패스 | 휴대용 무선통신 단말용 끈형 모노폴 안테나 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20237995A patent/JPH0951222A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010044820A (ko) * | 2001-03-29 | 2001-06-05 | 김명숙 | 이동통신 단말기의 줄 안테나 |
| KR20030009067A (ko) * | 2001-07-20 | 2003-01-29 | 주식회사 액티패스 | 휴대용 무선통신 단말용 끈형 모노폴 안테나 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |